JP2002116220A - 風力発電機の風車の建設立地地点を選定するための歪式風向風速計 - Google Patents

風力発電機の風車の建設立地地点を選定するための歪式風向風速計

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Norihisa Inoue
典久 井上
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  • Wind Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、風力発電機の風車の建設
候補地点を同時に多数の地点で観測するのに適した歪式
風向風速計を提供することにある。 【解決手段】 この課題は、3枚の弾性的な受風板
(4.1〜4.3)が、互いに直交するように固定部材
(3)の各側面に対して垂直に1枚ずつ固定されている
こと、及び、歪ゲージ(5.1a〜d,5.2a〜d,
5.3a〜d)が、風の風向と風速を検出するブリッジ
回路(7.1〜7.3)としてこれらの各受風板(4.
1〜4.3)上に4つずつ貼付されていることによって
解決される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、風力発電機の風車
の建設立地地点を選定するための歪式風向風速計に関す
る。
【0002】
【従来の技術】風力発電機の風車の建設立地地点の選定
にあたっては、まずその地域の風況特性を明らかにし、
その特性に基づいて風力発電機の風車の建設立地地点の
絞込みを行なうことが必要である。すなわち、年平均風
速の分布と風向の卓越状況やそれらと地形条件との関連
等を評価する必要がある。この目的のために、各種の風
況シュミレーションを用いて最適な建設立地地点を絞り
込む方式がある。しかし、現時点では、十分な精度を備
えた実用的なモデルが確立されておらず、その絞込み結
果と実測値との間に大きな乖離が生じることが多かっ
た。しかも、解析に多大な費用を要し、解析時間も長時
間を要した。
【0003】したがって、現時点ではこのような解析を
行なう代わりに、風力発電機の風車の建設候補地点にそ
れに対応した風向風速計を設置して、定量的に又は相対
的な比較により最適な建設立地地点を絞り込む方がより
信頼性が高いといえる。
【0004】しかしながら、公知の少ない数の風向風速
計で観測する方式では風況特性を概略的にしか観測でき
ず、正確な風況データを得ることはできなかった。しか
も、日本の地形は複雑であるために、或る建設候補地点
で観測した結果が良好でも、そこから数十メートル離れ
た隣接地点の風況特性は全く異なる場合が多いので、風
車を若干数設置したいときでもそれらの建設候補地点の
存在する範囲内に風向風速計を多数設置する必要があ
り、このような少ない建設候補地点による観測は適さな
い。
【0005】そこで、従来の風向風速計をそのままそれ
らの建設候補地点に多数設置しようとすると、観測経費
が増大する。
【0006】また、風力発電機の風車の建設候補地点で
風況特性を観測する風向風速計は、その使用目的の理由
から特別な仕様にする必要もある。すなわち: ・風力発電機の風車用のヨーギアやヨーモーターシャフ
ト等の構成要素の破断が、地形に起因した風の吹き上げ
や吹き降ろし(風の垂直成分)の風圧によって起こるこ
とのない建設立地地点を選定する必要があるため、風向
風速計を風の水平方向のほかに風の垂直成分も正確に測
定可能な構造にする。 ・信頼性の高い観測の観点から風向風速計を多数設置す
る必要があるため、観測経費の都合上その風向風速計の
構造を単純にする。 ・風向風速計を長期間稼動させる必要があるため、各風
向風速計の消費電力を小さくする。
【0007】一方、従来の発電式風車型風向風速計,光
電式風車型風向風速計(図1(b))や三杯型風速計
(図1(b))においては、プロペラ等の回転機構の存
在のためにその構造が複雑で電力消費も大きく、観測経
費もかかるので、同時に多数の観測候補地点にこれらの
風向風速計をそれぞれ設置するのには適さない。さら
に、これらの発電式風車型風向風速計等は、風の水平成
分を観測するのには適しているものの、上述した風の垂
直成分を正確に観測することはできない。
【0008】すなわち、風の水平方向しか測定できない
発電式風車型風向風速計や光電式風車型風向風速計で
は、例えば風力発電に寄与せず、しかも風車の構成要素
を破断する可能性のある風の垂直成分が非常に大きくて
実際の風力発電には向かないときでも、風力発電に必要
な風の水平成分の大きさが観測可能な範囲内であれば、
その建設候補地点は風力発電機の風車が設置可能な地点
であると誤って判断されてしまうおそれがあった。そし
て、受風部分が凹状をなしているために風の水平成分の
ほかに風の垂直成分をも拾ってその風の水平成分に加算
してしまう三杯型風速計では、例えば風の水平成分が小
さくて実際の風力発電には向かないときでも、有害な風
の垂直成分が大きいと、その風の垂直成分が風力発電に
適した風の水平成分とみなされて測定され、同様にその
建設候補地点は風力発電機の風車が設置可能な地点であ
ると誤って判断されてしまうおそれがあった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上述
した問題点のない、風力発電機の風車の建設候補地点を
同時に多数の地点で観測するのに適した歪式風向風速計
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この課題は、3枚の弾性
的な受風板が、互いに直交するように固定部材3の各側
面に対して垂直に1枚ずつ固定されていること、及び、
歪ゲージが、風の風向と風速を検出するブリッジ回路と
してこれらの各受風板上に4つずつ貼付されていること
によって解決される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて詳しく説明する。
【0012】図2(a)は、本発明の歪式風向風速計の
好適な1つの実施の形態である。この歪式風向風速計
は、データロガー1,フレーム2,固定部材3,受風板
4.1〜4.3,及び歪ゲージ5.1a〜d〜5.3a
〜dから構成されている。
【0013】データロガー1は、これらの受風板4.1
〜4.3等を固定すると共に、観測データを記録するユ
ニットとして機能し、風向と風速を測定する変換器及び
その観測データを無線通信で伝送する送信器も具備して
いる。これらの3枚の受風板4.1〜4.3を所定の配
置に固定する固定部材3が、フレーム2を介してこのデ
ータロガー1に支持されている。そして、これらの受風
板4.1〜4.3は、図2(b)中に示された空間座標
のX軸(南北方向),Y軸(東西方向),Z軸(垂直方
向)の方向の風をそれぞれ受けるように、互いに直交す
る配置で固定部材3の各側面に対して垂直に1枚ずつ固
定されている。このとき、これらの受風板4.1〜4.
3は、歪ゲージ5.1a〜d,5.2a〜d,5.3a
〜dによる電気信号から風向と風速を正確に測定できる
ように、塑性変形の生じない厚みと高さと幅にする必要
がある。そして、各受風板4.1〜4.3の間隔は、相
互干渉しないように適当に離れた配置に固定する必要が
ある。これらの受風板の材質には、例えば弾性的な燐青
銅が使用され得る。この図2(a)では、受風板4.1
〜4.3の歪量が大きいその一方の端部だけを固定部材
3に固定した片持ち梁方式として形成されているが、そ
の受風板の歪量が大きくなるように受風板の材質を適宜
選択すれば、受風板の両端を固定部材に固定し、その受
風板の中央部分で歪量を測定することも可能である。
【0014】3組の歪ゲージ5.1a〜d,5.2a〜
d,及び5.3a〜dは、それぞれ4つの歪ゲージから
構成され、図1(a)中に示されているように各受風板
4.1〜4.3の両面の最も大きく撓む領域内にあとで
詳しく説明する所定の配置で1組ずつ貼付されている。
そして、これらの各歪ゲージ5.1a〜d,5.2a〜
d,5.3a〜dは、あとで詳しく説明する回路中のブ
リッジ回路として作動する。これらの歪ゲージとして
は、例えばストレンゲージが使用され得る。
【0015】したがって、これらの3組の歪ゲージ5.
1a〜d,5.2a〜d,5.3a〜dから得られた電
気信号を同じくあとで詳しく説明する回路で演算処理す
れば、風力発電機の風車の所望の建設立地地点における
風向と風速を正確に算出することができる。すなわち、
各組の歪ゲージ5.1a〜d,5.2a〜d,5.3a
〜dから得られた歪量に比例した電気信号の値が、風速
の水平成分と垂直成分として式(1),(2)から算出
され、これらの水平成分と垂直成分を式(3)でさらに
合成することによって、3次元の合成風速が算出され
る。さらに、風向の水平方向が式(4)から算出され、
風の吹き上げと吹き下ろし方向が、風の垂直方向として
式(5)から算出される。
【0016】 水平成分 U=k1√(Vx 2 +Vy 2 ) (1) 垂直成分 W=k2・Vz (2) 合成風速 V=√(U 2+W 2) (3) 水平方向 θ1=k3・tan -1(Vy /Vx ) (4) 垂直方向 θ2=tan -1(W/U) (5) k1,k2,k3は、較正係数 図3は、上記の式(1)〜(5)に代入されるべき風圧
のX軸方向の成分Vx,風圧のY軸方向の成分,及び風
圧のZ軸方向の成分Vz を実際に算出する回路のブロッ
ク図である。この回路では、直流電源6で給電されてい
るブリッジ回路7.1,7.2,7.3が、それぞれ図
1(a)中の3組の歪ゲージ5.1a〜d,5.2a〜
d,5.3a〜dの各々に対応している。このとき、風
圧に応じて各ブリッジ回路から出力された電圧が各歪ア
ンプ8.1〜8.3で増幅される。そして、この各増幅
された電圧が、実際の風圧の二乗に比例する出力電圧値
X,Y,Zとして後続する計算部で計算されることによ
って、上記の式(1)〜(5)が算出される。すなわ
ち:出力電圧値X,Y,Zは歪ゲージの特性により風圧
の二乗に比例するので、これらの出力電圧値X,Y,Z
は、Kを比例係数として、
【0017】 X=KVx 2 , Y=KVy 2 , Z=KVZ 2 (6) と表され、これから、
【0018】 Vx =√(X/K), Vy =√(Y/K), VZ =√(Z/K)(7) が導き出される。
【0019】したがって、これらの式(6),(7)を
用いることによって、以下に説明する各種の風の風向と
風速が算出される: (I)風向測定 出力電圧値X,Yの極性が、極性判別部9,10で判別
される。その結果、その時の風の水平方向の大まかな方
向が分かる。例えば、出力電圧値X,Yが共に正(+)
であれば、その時の風向は北東を指していることが分か
る(図4)。
【0020】さらに詳しい方角は、出力電圧値X,Yの
極性が除算部15によって除算されることによって算出
される。すなわち、実際の風向は、式(7)を利用し
て、
【0021】 風向=Vy /Vx =√(Y/X) (8) から最終的に算出される。
【0022】さらに、垂直方向も考慮したその時の風の
3次元的な方向(真の方向)は、式(5)へ式 (7) の
計算結果を代入することによって算出される。 (II)水平風速測定 風の水平成分は、出力電圧値X,Yが1/2乗化部18
によって1/2乗されることによって算出される。すな
わち、実際の風向は、式(7)をベクトル合成する式:
【0023】 水平風速=√(Vx 2 +Vy 2 )=√(X/K+Y/K)=K′√(X+Y) (9) から最終的に算出される。ここで、構成係数K′は、歪
式風向風速計の構造に基づいて設定される定数である。 (III)垂直風速測定 風の垂直成分は、出力電圧値Zが1/2乗化部18によ
って1/2乗されることによって算出される。すなわ
ち、実際の風向は、式(7)を利用して、
【0024】 垂直風速=VZ =K′√(Z) (10) から最終的に算出される。
【0025】さらに、水平風速と垂直風速を合成した真
の風速(総合風速)は、式(3)へ式 (7) の計算結果
を代入することによって算出される。
【0026】こうして任意の観測候補地点に設置された
各歪式風向風速計のデータロガー1で算出された観測デ
ータは、そのデータロガー1内にある送信器によって無
線で観測データの受信所に送信できる。
【0027】図5(a),(c)は、それぞれブリッジ
回路7.1〜7.3を構成する歪ゲージ5.1a〜d,
5.2a〜d,5.3a〜dの詳しい配置関係を示す。
なお、これらの各受風板に貼付される歪ゲージの配置関
係は各実施態様ごとに同一なので、受風板4.1に貼付
された歪ゲージ5.1a〜dに対してのみ説明する。
【0028】図5(a)中に示した配置態様では、全て
の歪ゲージの感知方向が受風板の長手方向に沿うよう
に、歪ゲージ5.1a,歪ゲージ5.1cが受風板4.
1の一方の面であるa面上に貼付され、歪ゲージ5.1
b,歪ゲージ5.1dがこの受風板4.1の他方の面で
あるb面上に貼付されている。図5(b)は、この図5
(a)中に示した歪ゲージに対応したブリッジ回路7.
1を示す。この場合、矢印方向の風圧Pがこの受風板に
加わると、歪ゲージ5.1a,歪ゲージ5.1cの抵抗
値が大きくなる一方で、歪ゲージ5.1b,歪ゲージ
5.1dの抵抗値は小さくなる。その結果、C−B間の
電圧は小さくなり、C−D間の電圧は大きくなる。この
ときのB−D間の電位差eが出力電圧値Xとして出力さ
れる。この配置態様では、4つの歪ゲージ全てが出力電
圧値に関与するので、測定感度が高いという利点があ
る。
【0029】図5(c)中に示した配置態様では、歪ゲ
ージ5.1a,歪ゲージ5.1bが受風板4.1の一方
の面であるa面上に貼付され、歪ゲージ5.1c,歪ゲ
ージ5.1dがこの受風板4.1の他方の面であるb面
上に貼付されている。図5(d)は、この図5(c)中
に示した歪ゲージに対応したブリッジ回路7.1を示
す。この場合、歪ゲージ5.1aと歪ゲージ5.1c
は、先の実施態様と同様にその歪ゲージの感知方向が受
風板の長手方向に沿うように貼付されている一方で、歪
ゲージ5.1bと歪ゲージ5.1dは、その感知方向が
この受風板の長手方向に対して直角に向くように配置さ
れている。その結果、これらの歪ゲージ5.1bと歪ゲ
ージ5.1が、温度補償用の歪ゲージとして作用する。
したがって、例えば、観測候補地点の日当たり状態の違
いからa面とb面との間に温度差が生じたときでも、こ
れらの歪ゲージ5.1bと歪ゲージ5.1dの温度特性
が互いに相殺するので、その温度差による測定誤差を排
除することができるという利点がある。ただし、歪ゲー
ジ5.1bと歪ゲージ5.1dは出力電圧値に関与しな
いので、測定感度は図5(a)中に示した配置態様と比
較して1/2に低下する。
【0030】なお、ここで示した歪ゲージの配置態様
は、4つの歪ゲージを使用した4ゲージ方式を採用して
いるが、図6中に示したように、ブリッジ回路において
歪ゲージを1つ又は2つにして残りを固定抵抗Rにした
1ゲージ方式(a)又は2ゲージ方式(b)にすること
もできる。
【0031】
【発明の効果】以上により、本発明の歪式風向風速計
は、従来の発電式風車型風向風速計等のようなプロペラ
等の可動部がないために、風の風速と風向の変化に対す
る追従性が従来よりも優れた観測を単純な構造で実現で
きる。したがって、この歪式風向風速計を同時に多数使
用することが可能であり、ひいては風の水平成分のほか
に風の垂直成分による風圧の影響を、広範囲にわたって
多数点在しうる風車の建設候補地点で同時にかつ正確に
観測することができる。
【0032】その結果、風力発電機の風車のヨーギアや
ヨーモーターシャフト等の構成要素を破断しうる風の垂
直成分の風圧が風車に作用しない風車の建設立地地点を
的確に選定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の風車型風向風速計(a)と三杯型風速
計(b)を示す。
【図2】 本発明の歪式風向風速計の好適な1つの実施
の形態(a)、及び空間座標(b)を示す。
【図3】 本発明の歪式風向風速計で風圧のX軸方向の
成分Vx ,風圧のY軸方向の成分,及び風圧のZ軸方向
の成分Vz を実際に算出する回路のブロック図である。
【図4】 歪ゲージの出力電圧の極性と風向との対応関
係を示す。
【図5】 ブリッジ回路7.1〜7.3を構成する歪ゲ
ージ5.1a〜d,5.2a〜d,5.3a〜dの詳し
い配置関係を示す本発明の歪ゲージの配置態様(a),
(c)、並びにこの図5(a)中に示した歪ゲージに対
応したブリッジ回路7.1(b)及びこの図5(c)中
に示した歪ゲージに対応したブリッジ回路7.1(d)
を示す。
【図6】 ブリッジ回路において歪ゲージを1つ又は2
つにして残りを固定抵抗Rにした1ゲージ方式(a)又
は2ゲージ方式(b)にしたその他の歪ゲージの接続態
様を示す。
【符号の説明】
1 データロガー 2 フレーム 3 固定部材 4. 1 受風板 4. 2 受風板 4. 3 受風板 5.1a,b,c,d 歪ゲージ 5.2a,b,c,d 歪ゲージ 5.3a,b,c,d 歪ゲージ 6 直流電源 7.1 ブリッジ回路 7.2 ブリッジ回路 7.3 ブリッジ回路 8.1 歪アンプ 8.2 歪アンプ 8.3 歪アンプ 9 極性判別部 10 極性判別部 11 絶対値検出部 12 絶対値検出部 13 絶対値検出部 14 極性判別部 15 除算部 16 加算部 17 1/2乗化部 18 1/2乗化部 Vx 風のX軸方向の成分 Vy 風のY軸方向の成分 Vz 風のZ軸方向の成分 R 固定抵抗

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 風力発電機の風車の建設立地地点を選定
    するための歪式風向風速計において、 3枚の弾性的な受風板(4.1〜4.3)が、互いに直
    交するように固定部材(3)の各側面に対して垂直に1
    枚ずつ固定されていること、及び、歪ゲージ(5.1a
    〜d,5.2a〜d,5.3a〜d)が、風の風向と風
    速を検出するブリッジ回路(7.1〜7.3)としてこ
    れらの各受風板(4.1〜4.3)上に4つずつ貼付さ
    れていることを特徴とする歪式風向風速計。
  2. 【請求項2】 全ての歪ゲージ(5.1a〜d)の感
    知方向が受風板(4.1)の長手方向に沿わせた配置状
    態で、互いに並列接続関係にある1つの歪ゲージ(5.
    1a)と1つの歪ゲージ(5.1c)が、受風板(4.
    1)の一方の面上に貼付され、同じく互いに並列接続関
    係にある1つの歪ゲージ(5.1b)と1つの歪ゲージ
    (5.1d)が、この受風板(4.1)の他方の面上に
    貼付されていることを特徴とする請求項1に記載の歪式
    風向風速計。
  3. 【請求項3】 1つの歪ゲージ(5.1a)と1つの
    歪ゲージ(5.1c)の感知方向が受風板(4.1)の
    長手方向に沿わせ、かつ1つの歪ゲージ(5.1b)と
    1つの歪ゲージ(5.1d)の感知方向がこの受風板
    (4.1)の長手方向に対して直角に指向させた配置状
    態で、互いに直列接続関係にあるこの歪ゲージ(5.1
    a)とこの歪ゲージ(5.1b)が、この受風板(4.
    1)の一方の面上に貼付され、同じく互いに直列接続関
    係にあるこの歪ゲージ(5.1c)とこの歪ゲージ
    (5.1d)が、この受風板(4.1)の他方の面上に
    貼付されていることを特徴とする請求項1に記載の歪式
    風向風速計。
  4. 【請求項4】 ブリッジ回路(7.1〜7.3)は、
    風の風圧の二乗に比例する出力電圧値: X=KVx 2 , Y=KVy 2 , Z=KVZ 2 を出力することを特徴とする請求項1に記載の歪式風向
    風速計。
  5. 【請求項5】 回路が、出力電圧値(X,Y,Z)を
    用いて演算処理することによって観測データ: 水平成分 U=k1√(Vx 2 +Vy 2 ) 垂直成分 W=k2・Vz 合成風速 V=√(U 2+W 2) 水平方向 θ1=k3・tan -1(Vy /Vx ) 垂直方向 θ2=tan -1(W/U) を算出することを特徴とする請求項1又は4に記載の歪
    式風向風速計。
  6. 【請求項6】 観測データは、データロガー(1)内
    にある送信器によって無線で観測データの受信所に送信
    されることを特徴とする請求項1又は5に記載の歪式風
    向風速計。
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