JP2002112654A - 搾乳機 - Google Patents

搾乳機

Info

Publication number
JP2002112654A
JP2002112654A JP2001177604A JP2001177604A JP2002112654A JP 2002112654 A JP2002112654 A JP 2002112654A JP 2001177604 A JP2001177604 A JP 2001177604A JP 2001177604 A JP2001177604 A JP 2001177604A JP 2002112654 A JP2002112654 A JP 2002112654A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inlet
vacuum
milk
milking machine
breast
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001177604A
Other languages
English (en)
Inventor
Bruce Mckendry
マッケンドリィ ブルース
Wallace Charles Seaman
チャールズ シーマン ウォーランス
Sung Lee
リー サン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US09/591,981 external-priority patent/US6964651B1/en
Priority claimed from US09/715,990 external-priority patent/US6974439B1/en
Priority claimed from US09/876,891 external-priority patent/US6706012B2/en
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JP2002112654A publication Critical patent/JP2002112654A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M1/00Suction or pumping devices for medical purposes; Devices for carrying-off, for treatment of, or for carrying-over, body-liquids; Drainage systems
    • A61M1/06Milking pumps
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M1/00Suction or pumping devices for medical purposes; Devices for carrying-off, for treatment of, or for carrying-over, body-liquids; Drainage systems
    • A61M1/06Milking pumps
    • A61M1/062Pump accessories
    • A61M1/064Suction cups
    • A61M1/066Inserts therefor
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M1/00Suction or pumping devices for medical purposes; Devices for carrying-off, for treatment of, or for carrying-over, body-liquids; Drainage systems
    • A61M1/06Milking pumps
    • A61M1/069Means for improving milking yield
    • A61M1/0697Means for improving milking yield having means for massaging the breast
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M1/00Suction or pumping devices for medical purposes; Devices for carrying-off, for treatment of, or for carrying-over, body-liquids; Drainage systems
    • A61M1/71Suction drainage systems
    • A61M1/78Means for preventing overflow or contamination of the pumping systems
    • A61M1/784Means for preventing overflow or contamination of the pumping systems by filtering, sterilising or disinfecting the exhaust air, e.g. swellable filter valves
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M1/00Suction or pumping devices for medical purposes; Devices for carrying-off, for treatment of, or for carrying-over, body-liquids; Drainage systems
    • A61M1/80Suction pumps
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M1/00Suction or pumping devices for medical purposes; Devices for carrying-off, for treatment of, or for carrying-over, body-liquids; Drainage systems
    • A61M1/80Suction pumps
    • A61M1/82Membrane pumps, e.g. bulbs
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B45/00Pumps or pumping installations having flexible working members and specially adapted for elastic fluids
    • F04B45/04Pumps or pumping installations having flexible working members and specially adapted for elastic fluids having plate-like flexible members, e.g. diaphragms
    • F04B45/041Pumps or pumping installations having flexible working members and specially adapted for elastic fluids having plate-like flexible members, e.g. diaphragms double acting plate-like flexible pumping member
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M1/00Suction or pumping devices for medical purposes; Devices for carrying-off, for treatment of, or for carrying-over, body-liquids; Drainage systems
    • A61M1/71Suction drainage systems
    • A61M1/74Suction control
    • A61M1/75Intermittent or pulsating suction

Abstract

(57)【要約】 【課題】 乳房から乳を搾乳するための新規で改良され
た搾乳機を提供すること。 【解決手段】 1つ乃至複数の乳房から搾乳する装置
は、ポンプと、少なくとも1つ、好適には2つの絞り器
とを備える。絞り器はそれぞれ、乳に嵌められるカップ
と、ポンプで生成された真空が接続され得るカップ出口
とを有する。カップは、真空を確立するために乳房の周
囲でつぶれる可撓性ライナーを有する。真空度を上げる
ために、そして乳の生産を刺激するために、ライナーの
外側に脈動圧力が与えられる。ポンプが停止すること無
しに適切で安定な脈動圧力を維持するため、放圧された
管路を介して圧力が与えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は乳を搾り出す装置に
関し、より詳細には、便利で快適に使用できる搾乳機
(breast pump)に関する。
【0002】
【従来の技術】乳房から乳を搾り出す搾乳機は周知であ
る。周知の搾乳機の一つは、 Whittlestone による米国
特許第4,607,596 号に開示されている。 Whittlestone
特許は、真空圧力と脈動圧力とを乳房に加えて搾乳する
ためのポンプに接続された2つの乳収集器(milk colle
ctor)を備えた搾乳機を開示している。脈動圧力は、正
圧力と負圧力との間を複動する。脈動圧力は、乳房を穏
かにマッサージすると共に乳房を押圧して乳の生産を刺
激する。真空は、乳収集器を乳房に固定し、乳を吸引し
て乳収集器に集める。実際には、脈動圧力は、乳房の部
分で真空度が周期的に増大するが、これにより乳の生産
が更に刺激される。しかしながら、Whittlestone特許で
は、脈動している間圧力が放圧されないので、高度に気
密にされた装置内の小さいモータが停止してしまう程に
圧力が累積してしまう。加えて、この圧力の累積により
圧力振幅が小さくなってしまうが、これも望ましくな
い。従って、脈動圧力と共に乳を吸引するための真空を
用い、そして動作中に放圧を制御できる搾乳機が必要と
されている。
【0003】Whittlestoneの装置では、2つの乳収集器
からの乳は第1の収集容器に共通に吸い込まれ、次い
で、第2の収集容器に吸い込まれる。乳は、真空管路を
通って吸い込まれるが、これは洗浄を困難にする。従っ
て、Whittlestoneの装置よりも衛生的で洗浄が容易な搾
乳機が必要である。Whittlestone特許は、ハウジング
と、比較的柔らかな内側リング又はドーナツ状部材と、
可撓性ライナーとを備えた乳房カップ(breast cup)を
開示している。
【0004】ライナーはカップの出口周囲を包み、真空
と乳とが通るカップの出口に栓が挿入される。吸引側で
は、ライナーは、ハウジングの外で単に折り重ねられて
いるだけでる。この設計には限界がある。ライナーは、
正確に位置合わせされないし、吸引側に確実に固定され
ないので、水分やその他の汚染物質がライナーの内側に
入ることがあり、望ましくない。出口においては、乳首
が栓に触れたり、乳房の周囲でライナーがつぶれたりす
ることがあるが、これにより不快になることがあり、乳
首の先端が擦り傷を負うといった不必要な外傷を引き起
こす。そのため、ハウジングにライナーをより適切に固
定するカップを備えた搾乳機が必要である。また、少な
くとも乳首の終端部を脈動圧力による不快さから守る搾
乳機カップも必要である。
【0005】Whittlestone特許に開示される搾乳機は、
電気モータにより動作するダイアフラムポンプである。
モータ・シャフトの回転は、やや大きめで扱い難い連結
機構により、前後運動に変換される。これにより、搾乳
機の大きさだけでなく、その重量もが増える。その上、
洗浄プロセスのための高真空が必要であったり、装置に
リークがある場合に適切な真空及び圧力を保持するとい
った理由により、モータはかなり大きくなければならな
い。搾乳機の使用者にとっては便利な収容性と携帯性と
が望ましいから、これらは問題である。
【0006】従って、周知の装置よりも軽量で小さい搾
乳機が必要である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
の一つは、乳房から乳を搾乳するための新規で改良され
た搾乳機を提供することである。本発明の他の目的は、
使用するのにより便利で快適な、新規で改良された搾乳
機を提供することである。
【0008】本発明の別の目的は、乳を集めるために真
空と脈動圧力との両方を用いる新規で改良された搾乳機
であって、乳を集めるとき、真空を安定かつ予め定めら
れたように増加させるために脈動圧力を制御する搾乳機
を提供することである。本発明の更に他の目的は、より
快適で、洗浄するのが容易で、そして分解、組み立てを
現場で行うのが容易な、新規で改良された搾乳機を提供
することである。
【0009】本発明の更に別の目的は、比較的軽量で、
小型で、そして携帯可能な新規で改良された搾乳機を提
供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】片方又は両方の乳房から
乳を搾乳する搾乳機は、少なくとも1つの乳収集器と1
つのポンプとを有する。搾乳機は、両方の乳房が同時に
搾乳され得るように、第1及び第2の収集器(搾り器と
も言う)を備えるのが好適である。各々の搾り器は、乳
房の上に嵌るカップ・アッセンブリと、加圧された脈動
空気が供給される脈動ポートと、真空源が接続される真
空ポートとを有する。脈動空気及び真空は、ポンプによ
り生成される。使用中、脈動空気は、乳房を穏かにマッ
サージすると共に優しく圧縮し、乳の生産を刺激する。
一方、真空は、収集器内のライナーを乳房上に固定する
と共に、乳房から乳を搾乳する。特に、脈動圧力は、乳
房における真空を増大させる。
【0011】真空と脈動空気圧との両方は、装置の様々
な部品を適切に封止し、加圧空気用の放圧通気孔を各々
の搾り器に設けることで、かなり良く制御される。真空
調節手段も設けられる。また、収集器は、真空と圧力と
を伝えるキャップ及びマニホルドと、マニホルド上にプ
レスばめ(press fit)されるのが好適なカップ・アッセ
ンブリと、マニホルドの底部に固定される収集容器と、
もし必要なら、マニホルドと収集容器との間の一方向逆
止め弁とを有する。真空調整手段を通った後、真空は、
キャップ及びマニホルドと、収集容器と、カップ・アッ
センブリとを伝い、それにより乳が真空経路を経てポン
プに殆ど又は全く入らずに吸引される。必要に応じて、
真空ポンプと真空経路とを更に分離するため、フィルタ
を設けても良い。
【0012】カップ・アッセンブリは、ベル・ハウジン
グと、比較的柔軟なドーナツ型のパッドと、好適にはシ
リコーン、ニトリル、又は医療用素材に求められる要求
を満足するその他の素材から成る可撓性ライナーとを有
する。ライナーは、ロック式の取り付け(locking type
of attachment)によりカップ・アッセンブリの入口側
に固定され、もう一方のロック・プレスばめ構成(lock
ing press fit configuration )によりそれが固定され
る部位であるベル・ハウジングの底部又は下端周囲に延
びている。
【0013】カップ・アッセンブリの底部は、マニホル
ドの受口に嵌入する。受口は、カップ・アッセンブリの
中に所望の距離だけ伸びる中空ボスを有する。ボス内の
中空部は、搾乳中の乳首の拡張用の部分を増大させて、
予想される乳首領域との不快な接触を避けている。ま
た、ボスは、使用中に乳首の端部周囲でライナーがつぶ
れるのを防ぎ、乳が流れるようにカップ・アッセンブリ
のスロート(throat)を開いた状態に維持する。
【0014】収集器は、収集容器を取り外して乳を格納
又は使用し、キャップを取り外し、そしてカップ・アッ
センブリを取り外すことにより容易に分解することがで
き、自動皿洗い機等で洗浄することができる。カップ・
アッセンブリは必要に応じてライナーを取り外さないで
洗浄することができ、または、ライナーは取り外して別
に洗浄したり交換したりすることができる。組み立てら
れた状態でカップ・アッセンブリを洗浄するときは、ラ
イナーとベル・ハウジングとの間の空間に水が入るのを
防ぐため、カップ・アッセンブリの空気脈動ポート上に
洗浄キャップをかぶせても良い。必要に応じ、この目的
のためにキャップに代えて弁を用いても良い。
【0015】マニホルド、キャップ、及び弁も洗浄する
ことができる。洗浄後、カップ・アッセンブリをマニホ
ルドに再挿入し、キャップをマニホルドとカップ・アッ
センブリとに再取り付けし、逆止め弁と共に或いは用い
ずに別の収集容器をマニホルドの底部に固定することに
より、カップアッセンブリを容易に組み立てることがで
きる。
【0016】ポンプは、チャンバ内に可動ダイアフラム
を有する。ダイアフラムは、ステッパモータ等の比較的
小型の線形アクチュエータ装置によって前後に振動され
る。モータは、最終の対象物を軸方向に動かす自己充足
の装置であるのが好ましい。モータは、回転せずに軸方
向に前後に動くシャフトを有して良い。モータのシャフ
トは直接的或いは殆ど直接的にダイアフラムに連結され
て、これにより複雑で扱い難い連結要素が省略され、ポ
ンプの大きさ及び重量が小さくなる。
【0017】
【発明の実施の形態】添付図面と関連して行われる本発
明の実施の形態の説明を参照することにより、本発明の
上記及びその他の特徴並びにそれらを得る方法がより明
らかとなり、そして発明自身が最も良く理解されよう。
図1を参照するに、一つ或いは二つの乳房から同時に搾
乳する装置10が提供される。装置10は、第1の収集
器又は搾り器12、及び第2の搾り器14を備えてい
る。一般的には両方の搾り器が使用され得る。しかし、
必要に応じて、使用しない方の搾り器から真空管路を分
離して、ポンプの使用しない真空孔をキャップ(不図
示)で覆うことにより、片方の搾り器だけでも使用され
得る。
【0018】ポンプ16は、真空管路18、20、及び
空気圧管路22、24を介して、両方の搾り器12、1
4に接続される。真空並びに脈動圧管路は、適当な方法
で配置され得る。図1では、真空ホース18a、20a
及び圧力ホース22a、24aが、ポンプ16とコネク
タ17とに接続される。真空ホース18b、20b及び
圧力ホース22b、24bは、コネクタ17の他端と、
必要ならアダプタ23(図2、3参照)を用いて搾り器
12、14とに接続される。コネクタ17は、管路1
8、20、22及び24用の開口と、真空管路18、2
0を互いに接続するスロート(throat)19とを有し、
図12に示す如く搾り器12、14で共通の真空を作り
出す。スロート19に螺入されたニードルバルブ21に
より、大気を装置内に所望に逃がして真空を容易に調節
することができる。必要に応じて、真空や圧力の伝達を
ハウジングを通じて容易にするため、コネクタ17はハ
ウジングに固定され得る。
【0019】ポンプ16は、乳房を嵌合する真空を生成
し、乳房から乳を吸引するのに寄与する。また、後述す
るように、ポンプは、乳首の全て乃至一部、及び乳輪の
周囲において、加圧と放圧とを繰り返す圧力を生成す
る。ポンプ16は、線間電圧、電池、手動等により動力
が供給され得る。図2、3、及び5に、搾り器12、1
4を更に詳細に示す。
【0020】各々の搾り器は、マニホルド26と、乳房
の上に嵌るカップ・アッセンブリ28と、キャップ30
と、フィルタ31(図5参照)と、ワイプ・ワッシャ
(wipewasher )やOリング等の封止部材33aと、収
集容器34とを有する。真空系を更に良く封止するた
め、ガスケット33b、33cも有する。必須ではない
が、弁36も備え得る。収集容器は、袋やプラスチック
状材料等から成る瓶でよく、図示の如く、カップ・アッ
センブリに対して鈍角に向けることができる。
【0021】マニホルド26は、好適には螺刻された開
口38を有し、それによりプラスチック製乳瓶等の収集
容器をマニホルド26に弁36と共に螺合することがで
きる。弁36は、好適にはダックビル弁等の一方向逆止
め弁である。弁36を用いる場合は、弁36が開口38
を封止するので、ガスケット33cは不要である。マニ
ホルド26内の通気孔37は、弁36を使用する場合に
収集容器34を大気圧に維持するので有用である。しか
しながら、弁36を省くことも可能で、その場合は通気
孔37も必要無い。
【0022】真空は、キャップ30内のポート42を介
して搾り器に加えられ、マニホルドの上部の出口開口4
4からマニホルド26内の真空経路が吸引される。真空
は、内部オリフィス46を介して、真空経路の中途部に
ある開口38まで吸引される。この開口38は、ポート
42やカップ・アッセンブリ28よりも下方にある。真
空により弁36が閉じられるが、これと通気孔37とに
より、収集容器34内で真空度が実質的に上昇するのが
防がれる。
【0023】真空は、チャネル50を介して、開口38
からマニフォルド真空入口40まで吸引される。真空入
口40は、カップ・アッセンブリ28内の乳放出ポート
48と連通するカップ・アッセンブリ開口を形成する。
乳が乳房から吸い出されるとき、真空により形成される
力により乳がチャネル50を通過するが、大部分の乳は
重力により弁36内に落ち、乳はオリフィス46に入ら
ない。収集容器34の後段の真空経路に乳が引き込まれ
ないので、洗浄がより容易になる。弁36内に乳が十分
集まると、乳の重みにより弁が開き、収集容器34内に
乳が放出される。乳は落下するので、真空経路は汚染さ
れない。このようにして、真空経路18、20(図1参
照)が汚染されることなく、乳が収集される。
【0024】カップ・アッセンブリ28は、乳放出ポー
ト48の他に乳吸込口52を有する。カップ・アッセン
ブリ28の構成要素は、ベル・ハウジング54と、ドー
ナツ状パッド56と、可撓性ライナー58とを含み、こ
れらは図4にて分解されて示されている。また、カップ
・アッセンブリ28は、圧力経路の一部を形成する気圧
脈動ポート60を有する。空気圧脈動ポート60によ
り、ケース・ベル・ハウジング54とライナー58との
間の空間62に加圧空気が入ることが可能になる。 カ
ップ・アッセンブリ28は、図示の如くハウジング54
内にドーナツ状パッド56を入れることにより組み立て
られ、それ以上の取り付けを必要としない。パッド56
は、ハウジング54内にぴったり収まる大きさの発泡素
材から成るのが好ましい。しかしながら、パッド56
は、リング内の開口に指を入れてリングを引き出すこと
により、容易に取り外すことができる。
【0025】ライナー58は、その端部63をハウジン
グ54に形成された溝64(図2、3及び4参照)に固
定することで、カップ・アッセンブリ28に組みつけら
れる。端部63及び溝64は、ロック・プレスばめ式
(locking press fit type)で取り付けられるような形
状を有する。また、熱や化学結合によりライナーをハウ
ジング54に取り付けても良い。
【0026】ライナー58は、溝64から始まり、パッ
ド64の周囲を覆ってハウジング54内に入り、該ハウ
ジング54の底部66まで延びる。ライナー58の終端
部68は、プレスばめ式(press fit fashion )に取り
付けるため、その近くの溝70に差し込まれる。ライナ
ー58は、図2に示す形状も含めて適切な形状で良い。
図2に示す形状では、乳吸込口52近くの比較的狭い部
分72と、部分72とカップ・アッセンブリ28の乳放
出ポート48との間の幅広の部分74とが含まれる。こ
の形状では、乳首自身には小さい圧力を与えながら、乳
房の乳輪領域の周りでは大きな圧力が与えられる。圧力
入口60(図4参照)に洗浄キャップ75をかぶせれ
ば、ライナーをケースの両端で封止したことにより、ラ
イナーを取り外すこと無しにアッセンブリを洗浄するこ
とができる。
【0027】図5に示す如く、カップ・アッセンブリ2
8は、マニホルド26内の円形の溝76に圧入され得
る。溝76は、外側壁78と内側ボス80とにより形成
される。ボス80は、必要に応じて外側に延長して良
く、円形、三角形、四角形、長方形、楕円形、六角形等
の適切な形状で良い。ボス80は中空で外気圧によりラ
イナー58がつぶれるのを防ぐ。そのため、図6に示す
如く、ボス80は、ライナーがつぶれるときの圧力で生
じる締め付け動作からボス内にある乳首のどの部分をも
保護する。搾乳のときの乳房の拡張に対してより多くの
余裕があるので、かすり傷が防がれる。ボス80により
カップ・アッセンブリのスロート(throat)が開いた状
態に維持されるので、乳の流れが妨げられない。
【0028】キャップ30(図2、3、及び5参照)
は、真空経路のためのポート42の他に、圧力入口84
からポート60に延びる空気圧/脈動チャネル82を含
む。キャップ30は、マニホルドの開口44とカップ・
アッセンブリ空気圧/脈動ポート60との上にプレスば
めすることができる。取り付けられると、キャップ30
は、更にマニホルド内のカップ・アッセンブリを固定す
る。しかし、洗浄のために、キャップとマニホルドの双
方とも工具無しで取り外すことができる。
【0029】フィルタ31を使用すると、乳の脂肪成分
や固形成分が真空経路やポンプに入るのが防がれる。フ
ィルタ31は、乾燥した状態でも、乳が触れた場合に起
こり得る濡れた状態でも、空気の流れを透過するのが好
ましい。従って、乳及び/又は水によりフィルタが濡れ
ても、フィルタが空気に対して透過性を維持しているの
で、空気はなおもフィルタを通過することができる。こ
のようなフィルタの例としては、Pall Corp により製造
されたVersapor R1200 (部品番号 66393) がある。
【0030】再び図1を参照する。ポンプ16は、ねじ
108等により互いに固定された2つの半分の部分10
4、106を有し、それらによりチャンバ110が形成
される。ねじ108は、また、可動ダイアフラム112
を適所に固定する。ダイアフラム112により、チャン
バ110が2つの半空間110a、110bに分割され
る。
【0031】ダイアフラム112は、モータ114によ
り前後に振動される。乳房で1分当たり約41〜65回
脈動(1回の脈動はダイアフラムの一往復で得られる)
すると適切な結果が生じると信じられ、また、一分当た
り52回の脈動で良好な結果が生じると信じられてい
る。モータは、ボルト116等によりハウジングに固定
され得る。
【0032】モータ114は、シャフト118を備え、
線形アクチュエータの一形態であるステッパモータであ
る。シャフト118は、回転せずに、軸方向に動いてモ
ータ114に出入する。シャフト118は、螺刻されて
いて、ナットの様な螺刻されたリング120を回転する
ことにより動かされる。リング120が回転すると、シ
ャフト118が直線運動する。このように、シャフト1
18は、大きくて複雑な連結機構無しに、実質的に直接
ダイアフラム112を前後に動かすことができる。
【0033】シャフト118の末端部は、末端キャップ
124の開口122によりガイドすることができる。末
端キャップ124は、ボルト126により固定される。
ポンプ16は、また、チャンバ110内のダイアフラム
112の両側に真空排出孔128、130を有してい
る。真空管路18、20は、真空排出孔128、130
に接続される。ダック・ビル弁等の逆止め弁136、1
38により真空とポンピング動作とが制御され、そし
て、ダイアフラム112の動きにより半空間110a、
110b内に生成された圧力が、排気弁140、142
により放圧される。しかしながら、ダイアフラムにより
生成された圧力の一部は、圧力管路22、24を介して
収集器12、14に伝達される。この圧力はライナー5
8を乳房に押し付け(図6参照)、これにより乳の出が
更に刺激される。真空は殆ど連続するが、圧力管路2
2、24の通気孔143を介して圧力がすぐさま抜かれ
る等の理由により、圧力は脈動する。実際、ダイアフラ
ムが圧力管路22、24から離れると、空気が吸引され
て部分的な真空が生成され得る。図7は、適度に放圧さ
れてライナーに与えられた真空の脈動圧力の効果を示
す。ポンプ16は、真空VSYS を生成する。脈動圧力が
無いと、真空はVSYS で殆ど安定する。しかし、脈動圧
力がライナーの外側に与えられると、真空は周期的にV
PEAKまで増加する。そのような周期的な増加は、脈動圧
力が与えられないときに生じる不快さやVSYS を低減し
て、乳の生産を刺激する。
【0034】使用中に最小値VSYS が0.5インチHg
(0.5”mercury )に維持され、最大値VPEAKが5イ
ンチHg(5”mercury )を超えないのが好ましい。最
大値VPEAKは3.0〜4.1インチHg(3.0”〜
4.1”mercury )であるのが好ましい。しかしなが
ら、VSYS とVPEAKとの差の最大値は、1〜4.5イン
チHg(1”〜4.5”mercury )であるのが好まし
い。通気孔143は、望ましいVPEAKが得られる大きさ
であり、そして、過負荷により装置が停止するのを防
ぐ。もし通気孔が小さすぎると、VPEAKが高くなり過ぎ
て停止してしまう可能性がある。もし通気孔が大きすぎ
ると、VPEAKが低くなり過ぎる。
【0035】この装置は、大きなモータ連結機構が無い
ので、軽量、携帯可能、そして小型である。このように
動力伝達機構を単純化することにより、磨耗も減少され
る。比較的小型で適度に静かな自己充足の駆動系を成す
ものであれば、モータ114はどのような装置でも良
い。実際、図8に示すように、モータは、螺刻された回
転シャフト146を備えた通常のモータ144でも構わ
ない。この実施形態では、固定リング148がダイアフ
ラムに取り付けられる。リング148も螺刻されている
ので、シャフト146が時計周り及び半時計回りに回転
すると、ダイアフラム112が前後に動く。
【0036】モータは、図9に示される制御系150等
の任意の適切な方式により制御され得る。特定用途向け
集積回路等はMPU(Micro Processing Unit )とRO
M(Read Only Memory)とを有し、これらはモータ・ド
ライバ156に所望のモータ回転数及び回転方向を設定
させるようにプログラムされる。ダイアフラムの往復運
動のタイミングだけでなく、回転数もこのようにして制
御され得る。
【0037】ダイアフラム112は、図1に示される柔
軟な起伏部が周設された平らで硬い中間部を特徴とする
もの等、適切な構成で良い。別の設計が図10と11と
に示され、そこでは、起伏部162により結合された複
数のリング160をダイアフラム158が有している。
使用に際しては、ポンプ16に動力が印加され、搾り器
12、14が乳房を覆って配置される。ポンプ16によ
り生成される真空VSYS は、搾り器12、14を乳房上
に固定すると共に、乳房から乳を吸引するのを支援す
る。脈動圧力は、乳房をマッサージ及び圧縮して乳の生
産を刺激し、乳の収集に必要な真空の量を低減する。空
気圧管路は、放圧されて、装置に過負荷を与えること無
しに強い脈動を得ることができる。これにより、乳房の
不快さが低減される。工具無しで、装置を容易に分解、
洗浄、再組み立てできる。
【0038】今やこの発明の多くの利点が明らかであろ
う。脈動圧力により、圧力管路内に圧力が過度に累積し
て装置に過負荷を与えること無しに、乳の生産が刺激さ
れる。真空管路に乳が入らないので、洗浄がより便利と
なる。その上、工具無しで、洗浄のために収集器全体を
分解したり、再組み立てすることができる。搾り器内の
ボスにより、乳首の端部が刺激から保護されて快適であ
る。その上、ポンプ全体が小さくて、軽量で、そして比
較的静かである。
【0039】上記では、具体的な装置及び応用と共に本
発明の原理を説明したが、この説明は例示により行われ
たものであり、本発明の範囲を限定するものとして行わ
れたのではないと理解されたい。例えば、本発明の様々
な面を、人間は勿論乳を出す動物に使用することができ
る。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、搾乳機は、乳を集める
とき、真空を安定かつ予め定められたように増加させる
ために脈動圧力を制御することができる。その上、搾乳
機は、従来例よりも衛生的で、現場で容易に分解組み立
てをすることができる。更に、搾乳機は、従来例よりも
比較的軽量で、小型で、そして携帯可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理により装置の部分破断斜視図で
ある。
【図2】 図1の装置に使用される乳収集器の断面図で
ある。
【図3】 図2の乳収集器を図2の線3−3に沿って切
断した上面図である。
【図4】 図2の収集器に使用されるカップ・アッセン
ブリの分解図である。
【図5】 図2の収集器の分解図である。
【図6】 ライナーがつぶれた状態での図2の収集器の
断面図である。
【図7】 図2のライナーにおいて真空に与えられる脈
動圧力の効果を示すグラフである。
【図8】 図1の装置に使用されるポンプの代替実施形
態の断面図である。
【図9】 図1の装置用の制御系のブロック図である。
【図10】 図1の装置のポンプに使用されるダイアフ
ラムの代替実施形態の図(その1)である。
【図11】 図1の装置のポンプに使用されるダイアフ
ラムの代替実施形態の図(その2)である。
【図12】 図1の装置に使用されるコネクタの断面図
である。
【符号の説明】
10・・・装置、 12・・・第1の搾り器、 14・・・第2の搾り器、 16・・・ポンプ、 17・・・コネクタ、 18、20・・・真空管路、 18a、18b、20a、20b・・・真空ホース、 19・・・スロート(throat)、 21・・・ニードルバルブ、 22、24・・・空気圧管路、 22a、22b、24a、24b・・・圧力ホース 23・・・アダプタ、 26・・・マニフォルド、 28・・・カップ・アッセンブリ、 30・・・キャップ、 31・・・フィルタ、 33a・・・封止部材、 33b、33c・・・ガスケット、 34・・・収集容器、 36・・・弁、 37・・・通気孔、 38・・・開口、 40・・・真空入口、 42・・・ポート、 44・・・出口開口、 46・・・内部オリフィス、 48・・・乳放出ポート、 50・・・チャネル、 52・・・乳吸入孔、 54・・・ベル・ハウジング、 56・・・パッド、 58・・・ライナー、 60・・・空気圧脈動ポート、 62・・・空間、 63・・・端部、 64、70、76・・・溝、 66・・・底部、 68・・・ライナーの終端部、 72・・・狭い部分、 74・・・幅広の部分、 75・・・洗浄キャップ、 78・・・外側壁、 80・・・ボス、 82・・・空気圧/脈動チャネル、 84・・・圧力入口、 104、106・・・半分の部分、 108・・・ねじ、 110・・・チャンバ、 110a、110b・・・半空間、 112、158・・・ダイアフラム、 114・・・モータ、 116、126・・・ボルト、 118、146・・・シャフト、 120・・・リング、 122・・・開口、 124・・・末端キャップ、 128、130・・・真空排出孔、 136、138・・・逆止め弁、 140、142・・・排気弁、 143・・・通気孔、 144・・・通常のモータ、 148・・・固定リング、 150・・・制御系、 156・・・モータ・ドライバ、 160・・・リング、 162・・・起伏部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 サン リー アメリカ カリフォルニア 95624,エル ク グローヴ オーケイ ウェイ 9535

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乳房から乳を搾乳する搾乳機であって、 入口と、真空源に接続された出口と、前記入口と出口と
    の間にある中途部とを有する真空経路を備えたマニホル
    ドと、 前記真空経路の前記中途部に動作可能に接続された収集
    容器と、 乳房用の入口と、前記マニホルド内の真空経路の入口に
    動作可能に接続された出口とを有するハウジングと、該
    ハウジングに固定されて該ハウジング内において脈動圧
    力経路と脈動圧力源とに連通する空間を形成し、脈動サ
    イクルの正の部分及び負の部分で前記脈動圧力経路内の
    圧力により各々内側に押圧及び外側に引かれるライナー
    と、前記ライナー内を通る真空経路とを備えたカップ・
    アッセンブリと、 前記脈動圧力経路に設けられ、前記脈動サイクルの正の
    部分及び負の部分の期間において圧力の放圧を制御する
    通気孔とを備えた乳収集ユニットを有する搾乳機。
  2. 【請求項2】 前記カップ・アッセンブリが、前記ハウ
    ジング内の入口端にパッドを備えたことを特徴とする請
    求項1に記載の搾乳機。
  3. 【請求項3】 前記脈動圧力経路内の圧力が、1分当た
    り41〜約65回脈動することを特徴とする請求項1又
    は請求項2に記載の搾乳機。
  4. 【請求項4】 前記真空経路内の真空が前記脈動サイク
    ルを通じて約0.5〜5インチHg変動することを特徴
    とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の搾
    乳機。
  5. 【請求項5】 搾乳のときの乳房の拡張用の部分を増大
    させる中空ボスを備えたことを特徴とする請求項1乃至
    請求項4のいずれか一項に記載の搾乳機。
  6. 【請求項6】 乾燥しているとき又は濡れているときに
    空気を実質的に透過し、且つ、液体と乳内の脂肪成分及
    び固体成分とを透過しないフィルタを、前記真空源と前
    記出口との間に備えたことを特徴とする請求項1乃至請
    求項5のいずれか一項に記載の搾乳機。
  7. 【請求項7】 前記乳収集ユニットが取り外し可能なキ
    ャップを有し、前記マニホルドと前記キャップとの両方
    により前記カップ・アッセンブリが前記乳収集ユニット
    に固定されることを特徴とする請求項1乃至請求項6の
    いずれか一項に記載の搾乳機。
  8. 【請求項8】 前記ハウジングとライナーとの間の空間
    に連通する圧力ポートが前記カップ・アッセンブリに設
    けられ、 前記圧力経路が前記キャップを通り前記圧力ポートに至
    り、 前記真空経路が前記キャップと前記マニホルドとを通り
    前記カップ・アッセンブリまで至ることを特徴とする請
    求項7に記載の搾乳機。
  9. 【請求項9】 前記真空源と前記脈動圧力源とが、チャ
    ンバ内の可動ダイアフラムと、前記ダイアフラムを貫通
    するシャフトと、前記ダイアフラムを軸方向に動かし、
    また前記シャフトの軸の周りに回転するモータとを備え
    た空気ポンプを有することを特徴とする請求項1乃至請
    求項8のいずれか一項に記載の搾乳機。
  10. 【請求項10】 前記真空源と前記脈動圧力源とが、チ
    ャンバ内の可動ダイアフラムと、少なくとも一つの排出
    ポートと、前記ダイアフラムを貫通するシャフトと、前
    記ダイアフラムを軸方向に動かし、また前記シャフトの
    軸の周りに回転するモータと備えた空気ポンプを有する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか一項
    に記載の搾乳機。
  11. 【請求項11】 前記真空源と前記脈動圧力源とが、チ
    ャンバ内の可動ダイアフラムと、少なくとも一つの排出
    ポートと、軸方向に動くシャフトを有するモータとを備
    えた空気ポンプを有し、 前記シャフトが、前記ダイアフラムに接続されて該ダイ
    アフラムを前後に振動させることを特徴とする請求項1
    乃至請求項8のいずれか一項に記載の搾乳機。
  12. 【請求項12】 前記真空源と前記脈動圧力源とが、チ
    ャンバ内の可動ダイアフラムと、少なくとも一つの排出
    ポートと、回転シャフトを有する空気ポンプを備え、前
    記シャフトが前記ダイアフラムに螺嵌されて該シャフト
    の正方向及び逆方向の回転により前記ダイアフラムが前
    記チャンバ内で前後に動くことを特徴とする請求項1乃
    至請求項8のいずれか一項に記載の搾乳機。
  13. 【請求項13】 乳房から乳を搾乳する搾乳機であっ
    て、 入口と、真空源に接続された出口と、前記入口と出口と
    の間にある中途部とを有する真空経路を備えたマニホル
    ドと、 前記真空経路の前記中途部に動作可能に接続された収集
    容器と、 乳房用の入口と、前記マニホルド内の真空経路の入口に
    動作可能に接続された出口とを有するハウジングと、該
    ハウジングに固定されて該ハウジング内において脈動圧
    力経路と脈動圧力源とに連通する空間を形成し、脈動サ
    イクルの正の部分及び負の部分で前記脈動圧力経路内の
    圧力により各々内側に押圧及び外側に引かれるライナー
    と、前記ライナー内を通る真空経路とを備えたカップ・
    アッセンブリと、 前記脈動圧力経路に設けられ、前記脈動サイクルの正の
    部分及び負の部分の期間において圧力の放圧を制御する
    通気孔とを備えた乳収集ユニットを有し、 前記脈動経路内の圧力が1分間に41〜約65回脈動す
    る搾乳機。
  14. 【請求項14】 乳入口と乳出口と空気脈動ポートとを
    有する中空ハウジングと、 前記入口内に位置するパッドと、 プレスばめ式により前記入口と出口とに固定され、該入
    口から出口まで延びて、前記空気脈動ポートと連通する
    空間を前記ハウジングとの間の空間に形成するライナー
    と、 搾乳のときの乳房の拡張用の部分を増大させる中空ボス
    とを有するカップ・アッセンブリ。
  15. 【請求項15】 乳房から乳を搾乳する搾乳機であっ
    て、 入口と、出口と、該入口と出口との間にある中途部とを
    有する真空経路を備えたマニホルドと、 前記入口に接続された真空源と、 前記出口に接続され、前記乳房に固定されるように適合
    された乳房カップと、 前記真空経路に動作可能に接続された収集入口を有する
    乳収集器と、 前記真空源と前記入口との間に設けられた、乾燥してい
    るとき又は濡れているときに空気を実質的に透過し、且
    つ、液体を実質的に透過しないフィルタとを備えた搾乳
    機。
  16. 【請求項16】 乳房から乳を搾乳する搾乳機であっ
    て、 入口と、出口と、該入口と出口との間にある中途部とを
    有し、使用中に該中途部が前記入口及び出口よりも下方
    にある真空経路を備えたマニホルドと、 前記入口に接続された真空源と、 前記出口に接続され、前記乳房に固定されるように適合
    された乳房カップと、 前記真空経路の中途部に動作可能に接続された収集入口
    を有する乳収集器と、 前記真空源と前記入口との間に設けられた、乾燥してい
    るとき又は濡れているときに空気を実質的に透過し、且
    つ、液体を実質的に透過しないフィルタと、 前記真空経路と前記乳収集器との間に設けられた逆止め
    弁とを備え、 前記源によって前記乳房から吸引された乳が、重力によ
    って前記逆止め弁を通り前記乳収集器内に落ち、実質的
    に前記真空入口を通って吸込まれない搾乳機。
JP2001177604A 2000-06-12 2001-06-12 搾乳機 Withdrawn JP2002112654A (ja)

Applications Claiming Priority (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/591,981 US6964651B1 (en) 1999-06-23 2000-06-12 Apparatus for expressing milk
US09/715,990 US6974439B1 (en) 1999-06-23 2000-11-17 Apparatus for expressing milk
US09/876,891 US6706012B2 (en) 2000-06-12 2001-06-07 Apparatus for expressing milk
US09/876891 2001-06-07
US09/715990 2001-06-07
US09/591981 2001-06-07

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002112654A true JP2002112654A (ja) 2002-04-16

Family

ID=27416627

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001177604A Withdrawn JP2002112654A (ja) 2000-06-12 2001-06-12 搾乳機

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20040158199A1 (ja)
EP (1) EP1163915A3 (ja)
JP (1) JP2002112654A (ja)
NZ (1) NZ512318A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005502397A (ja) * 2001-06-22 2005-01-27 メデラ ホールディング アクチェンゲゼルシャフト 多圧力及び膨張可能なチャンバー構造を有する乳房シールド、関連した搾乳器及び方法
JP2008534101A (ja) * 2005-03-31 2008-08-28 サムスン・アイラン・ザディク 哺乳瓶用通気性乳首
JP2011177131A (ja) * 2010-03-02 2011-09-15 Orion Machinery Co Ltd ティートカップ用のライナープラグ
JP2012522614A (ja) * 2009-04-07 2012-09-27 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 搾乳器インサート
JP2012532723A (ja) * 2009-07-14 2012-12-20 ジャッケル インターナショナル リミティド 乳房取り付け装置
JP2013039445A (ja) * 2007-04-11 2013-02-28 Medela Holding Ag 圧力制御システム付搾乳器
JP2015500694A (ja) * 2011-12-12 2015-01-08 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 搾乳器用乳房シールド
JP2016508803A (ja) * 2013-03-05 2016-03-24 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 容易に組み立て可能な搾乳器の乳房インターフェース
JPWO2017082400A1 (ja) * 2015-11-13 2018-08-30 ピジョン株式会社 搾乳器
JP2022084649A (ja) * 2014-08-11 2022-06-07 ウィロー・イノベイションズ・インコーポレイテッド 胸部ポンピングと乳児の授乳との同期化

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002336347A (ja) * 2001-05-18 2002-11-26 Univ Nihon 搾乳器
AU2002367300B2 (en) * 2001-12-27 2008-08-14 Playtex Products, Inc. Breast pump system
US6932790B2 (en) * 2003-07-23 2005-08-23 L. Jason Clute Adapter for human breast pumps
WO2006117710A1 (en) * 2005-04-29 2006-11-09 Koninklijke Philips Electronics N.V. Light source with glass housing
US8187227B2 (en) 2006-11-01 2012-05-29 Medela Holding Ag Self returning contamination barrier
AU2008246934A1 (en) 2007-05-07 2008-11-13 Carmeli Adahan Suction system
CN102149415B (zh) * 2008-09-09 2016-10-26 皇家飞利浦电子股份有限公司 吸奶器系统
US8109901B2 (en) * 2008-11-07 2012-02-07 Simplisse, Inc. Breast pump
US20150065994A1 (en) * 2013-08-29 2015-03-05 Positive Care Ltd. Posterior breast massage unit
ES2672339T3 (es) * 2013-10-14 2018-06-13 Vesucta Aps Un dispositivo extractor de leche
US10568996B2 (en) 2014-06-05 2020-02-25 Koninklijke Philips N.V. Breast pump
RU2727245C1 (ru) 2015-09-29 2020-07-21 Конинклейке Филипс Н.В. Молокоотсос
US11147905B2 (en) 2017-01-11 2021-10-19 Momi Brands, Inc. Breast pump
US10016548B1 (en) 2017-01-11 2018-07-10 Carr Lane Quackenbush Breast pump
US11413381B2 (en) 2017-01-11 2022-08-16 Momtech Inc. Breast pump
US11116880B2 (en) 2019-10-29 2021-09-14 Momi Brands, Inc. Manual breast pump
CN106983921B (zh) * 2017-03-22 2019-11-12 余姚市人民医院 一种可促进乳汁分泌的吸奶器
CN109939281A (zh) * 2019-04-23 2019-06-28 小白熊(上海)母婴用品有限公司 一种吸奶器
KR102339586B1 (ko) * 2019-09-27 2021-12-17 주식회사 해님 유축기 및 그에 사용되는 브레스트쉴드

Family Cites Families (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL73732C (ja) * 1948-10-08
US3786801A (en) * 1969-02-24 1974-01-22 Diagnostic Inc Method and apparatus for aiding in the detection of breast cancer
DE2720856A1 (de) * 1977-05-09 1978-11-23 Fritz Happel Verfahren und vorrichtung zum maschinellen melken
US4263912A (en) * 1977-06-08 1981-04-28 Adams Frank H Milking apparatus and method
US4323067A (en) * 1977-06-20 1982-04-06 Adams Frank H Combination breast pump and gavage feeding apparatus and method
US4607596A (en) 1983-05-11 1986-08-26 Whittlestone Walter G Milking methods and apparatus
US4772262A (en) * 1985-04-16 1988-09-20 Natural Technologies, Inc. Portable electric breast pump
US5007899A (en) * 1988-02-29 1991-04-16 Isg/Ag Drive unit adapted for use with manual piston pump
US4892517A (en) * 1988-04-11 1990-01-09 Spalding & Evenflo Companies, Inc. Breast pump
US5233996A (en) * 1988-05-20 1993-08-10 Boc Health Care, Inc. Patient interfacing system and method to prevent water contamination
US4892571A (en) * 1988-08-18 1990-01-09 Elliott Robert H Equipment and method to remove particulate and dissolved particles from steam
US4964851A (en) * 1989-03-23 1990-10-23 Isg/Ag Battery-powered breastpump
US5071403A (en) * 1989-11-14 1991-12-10 Isg/Ag Method and apparatus for protecting the pump of a breast pump from fouling by milk
US5358476A (en) * 1990-08-17 1994-10-25 Aurora Search Ltd. Breast pump adapter for filling infant nursers having disposable liners and methods of operation
US5218924A (en) * 1992-03-19 1993-06-15 Dec International, Inc. Milking system with variable pressure source
US5542921A (en) * 1994-11-04 1996-08-06 Gerber Products Company Electric breast pump
US5514166A (en) * 1995-01-20 1996-05-07 Medela, Inc. Device and method for supporting a breast shield and related pump equipment
GB9502995D0 (en) * 1995-02-16 1995-04-05 Cannon Rubber Ltd Breast pump insert
GB2299027B (en) * 1995-03-24 1999-02-17 Cannon Rubber Ltd Diaphragm breast pump
US6257847B1 (en) * 1995-08-03 2001-07-10 Medela, Inc. Diaphragm pump and pump for double-breast pumping
US5776098A (en) * 1995-08-03 1998-07-07 Medela, Incorporated Diaphragm pump and pump mounted in a carrying case useful in breast pumping
US5843029A (en) * 1995-10-16 1998-12-01 Gerber/Baby Care Manual breast pump
US5798266A (en) * 1996-08-27 1998-08-25 K-Quay Enterprises, Llc Methods and kits for obtaining and assaying mammary fluid samples for breast diseases, including cancer
US6290671B1 (en) * 1996-10-03 2001-09-18 Trimed Ag Regulating device for a breast pump
US6127656A (en) * 1997-09-10 2000-10-03 Cooper Industries, Inc. Portable electric desoldering tool
WO1999044650A1 (en) * 1998-03-06 1999-09-10 Ameda Ag Medical Equipment Breast pump
US6387072B1 (en) * 1998-12-10 2002-05-14 Medela Holding Ag Breastpump with universal hood base and interchangeable suction hoods
US6706012B2 (en) * 2000-06-12 2004-03-16 L. Jason Clute Apparatus for expressing milk

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005502397A (ja) * 2001-06-22 2005-01-27 メデラ ホールディング アクチェンゲゼルシャフト 多圧力及び膨張可能なチャンバー構造を有する乳房シールド、関連した搾乳器及び方法
JP2008534101A (ja) * 2005-03-31 2008-08-28 サムスン・アイラン・ザディク 哺乳瓶用通気性乳首
JP4745384B2 (ja) * 2005-03-31 2011-08-10 サムスン・アイラン・ザディク 哺乳瓶用通気性乳首
JP2013039445A (ja) * 2007-04-11 2013-02-28 Medela Holding Ag 圧力制御システム付搾乳器
JP2012522614A (ja) * 2009-04-07 2012-09-27 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 搾乳器インサート
JP2012532723A (ja) * 2009-07-14 2012-12-20 ジャッケル インターナショナル リミティド 乳房取り付け装置
JP2011177131A (ja) * 2010-03-02 2011-09-15 Orion Machinery Co Ltd ティートカップ用のライナープラグ
JP2015500694A (ja) * 2011-12-12 2015-01-08 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 搾乳器用乳房シールド
JP2016508803A (ja) * 2013-03-05 2016-03-24 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 容易に組み立て可能な搾乳器の乳房インターフェース
JP2022084649A (ja) * 2014-08-11 2022-06-07 ウィロー・イノベイションズ・インコーポレイテッド 胸部ポンピングと乳児の授乳との同期化
JPWO2017082400A1 (ja) * 2015-11-13 2018-08-30 ピジョン株式会社 搾乳器

Also Published As

Publication number Publication date
NZ512318A (en) 2003-01-31
US20040158199A1 (en) 2004-08-12
EP1163915A3 (en) 2003-08-27
EP1163915A2 (en) 2001-12-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002112654A (ja) 搾乳機
US6706012B2 (en) Apparatus for expressing milk
JP4024860B2 (ja) ダブル搾乳可能な搾乳ポンプ
EP1593402B1 (en) Express kits and cup liners for human milking apparatus
JP4394836B2 (ja) 汎用フードベースを備えた搾乳ポンプ及び交換可能な吸引フード
US4607596A (en) Milking methods and apparatus
US10806837B2 (en) Breast pump
US11147905B2 (en) Breast pump
US20110071466A1 (en) Highly efficient breastpump and system for expressing breastmilk
US20040087898A1 (en) Breast pump assembly
JP6403575B2 (ja) 搾乳器
JP2010523283A (ja) 特に乳房シールド圧力制御システム付搾乳器用の最小負圧制御方法及び装置
WO1999051882A9 (en) Diaphragm pump and pump for double-breast pumping
WO1998022160A1 (en) Breast pump
EP1909863A1 (en) Wound closure and drainage system
WO2002102437B1 (en) System for a portable hands-free breast pump and method of using the same
US1644257A (en) Breast pump
JP2008509697A (ja) 搾乳カップライナ
US6974439B1 (en) Apparatus for expressing milk
KR101209394B1 (ko) 전동식 모유 착유기
KR20020041201A (ko) 모유 착유기
US6964651B1 (en) Apparatus for expressing milk
KR100463742B1 (ko) 모유 착유기
KR200219781Y1 (ko) 모유 착유기
SU1804752A1 (ru) Дoильhый aппapat

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080902