JP2002111581A - 送信電力制御装置 - Google Patents

送信電力制御装置

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JP2002111581A
JP2002111581A JP2000301622A JP2000301622A JP2002111581A JP 2002111581 A JP2002111581 A JP 2002111581A JP 2000301622 A JP2000301622 A JP 2000301622A JP 2000301622 A JP2000301622 A JP 2000301622A JP 2002111581 A JP2002111581 A JP 2002111581A
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JP
Japan
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transmission power
target
signal
frame error
error rate
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JP2000301622A
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English (en)
Inventor
Masahiro Nishino
雅弘 西野
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 SIRの低下による送信電力の増加にも関わ
らず、SIRが改善されないという悪循環に陥ることの
ない送信電力制御装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 自無線エリア内に在圏する移動局からの
送信信号を受信する受信部1と、受信信号の復号を行な
うチャネル復号部2と、受信信号の信号対干渉波電力比
を算出する信号対干渉波電力比観測部3と、チャネル毎
の優先順位を決定すると共に目標フレームエラー率を算
出する目標フレームエラー率演算部6と、フレームエラ
ー率と目標フレームエラー率との比較によって目標信号
対干渉電力比を算出する目標信号対干渉電力比演算部5
と、信号対干渉波電力比と目標信号対干渉電力比との比
較により対応する移動局の送信電力制御ビットを生成す
る送信電力制御ビット生成部4とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、符号分割多元接続
(Code Division Multiple A
ccess:以下、単にCDMAと略記する)方式に基
づく移動通信システムにおける送信電力制御装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】現在、移動体通信システムにおける多元
接続方式として、CDMA方式が注目を集めている。
【0003】CDMA方式では、複数の移動局に同一周
波数帯域が割り当てられる。同一周波数帯域を複数の移
動局が同時に使用するために、スペクトル拡散通信方式
が用いられている。スペクトル拡散通信方式では、各移
動局毎に特定されている、擬似ランダム連続符号(以下
PN符号と記す)でベースバンド信号を拡散する。ベー
スバンド信号を拡散することで十分広い帯域にわたっ
て、スペクトルが広がることになり、この信号を用い
て、同一周波数帯域の中で複数のチャネルで同時に通信
を行うことができる。
【0004】このようなスペクトル拡散通信方式におけ
る基地局は、同時に複数の移動局からの信号を受信す
る。その中で、ある移動局に対しては、特定されたPN
符号で拡散された信号のみが所望の信号であり、その他
の信号は、その移動局の上りリンクではすべて干渉信号
となる。
【0005】この所望の信号と干渉信号の比を信号対干
渉電力比(Signal to Interferen
ce Power Ratio:以下、SIRと略記す
る)と定義して、その大小によって通信品質を表すよう
にしている。
【0006】また基地局側は、各移動局の受信信号のS
IRを測定して、その移動局の希望とするSIRの基準
(目標信号対干渉電力比:以下、目標SIRと略記す
る)と比較して、その差に応じた送信電力制御命令(=
送信電力制御ビット;以下、TPC(Transmis
sion Power Control)ビットと略記
する)を移動局に送信する。移動局は、この送信電力制
御命令に基づいて、送信電力を調整して送信を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の技術には、以下に記すような解決すべき課
題が残されていた。
【0008】即ち、基地局では、各移動局から送信され
る信号を用いて、チャネル復号部から得られる巡回冗長
検査(Cyclic Redundancy Chec
k;以下、単にCRCと略記する)結果からフレームエ
ラー率(Frame Error Rate;以下、単
にFERと略記する)を算出し、これを移動局毎の固定
の目標FER値と比較することで目標SIR値を決定す
る(アウターループ)。また、各移動局から送信された
信号から、受信SIRを算出し、前記目標SIRと比較
して、その大小に応じてTPCビットを生成し、これを
移動局に送信することにより、上りリンクの送信電力を
制御している。
【0009】このような場合、移動局数が増大すると、
すべての移動局に対して干渉電力が増大する。その結
果、各移動局からの受信信号のSIRは低下し、基地局
から送信電力の増加を要求する移動局が多くなる。
【0010】送信電力増加を要求した移動局は送信電力
を増加させると、他の移動局にとってはより一層、SI
Rの低下を招く。この悪循環を繰り返し、ときには送信
電力を増加したにも関わらず、通信品質は一向に改善さ
れることなく、むしろ劣化をもたらすことすら起こり得
る、という解決すべき課題が残されていた。
【0011】本発明は、以上の点を考慮してなされたも
のであり、SIRの低下による送信電力の増加にも関わ
らず、SIRが改善されないという悪循環に陥ることの
ない送信電力制御装置を提供しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、第1の本発明においては、自無線エリア内に在圏す
る複数の移動局から送信される送信信号の各々の送信電
力を、当該基地局の要求する目標信号対干渉電力比に近
づけるように制御する送信電力制御装置を、以下の各構
成要素によって構成した。
【0013】すなわち前記自無線エリア内に在圏する移
動局からの送信信号を受信する受信部と、前記受信部か
らの出力信号の復号を行なうチャネル復号部と、前記受
信部で受信された受信信号の信号対干渉波電力比を算出
する信号対干渉波電力比観測部と、前記チャネル復号部
からの出力を受け、チャネル毎の優先順位を決定すると
共に目標フレームエラー率を算出する目標フレームエラ
ー率演算部と、前記チャネル復号部からの信号を基に算
出される受信信号のフレームエラー率と前記目標フレー
ムエラー率演算部から得られる目標フレームエラー率と
の比較によって目標信号対干渉電力比を算出する目標信
号対干渉電力比演算部と、前記信号対干渉電力比観測部
から得られる受信信号の信号対干渉波電力比と目標信号
対干渉電力比演算部から得られる目標信号対干渉電力比
との比較により対応する移動局の送信電力制御ビットを
生成する送信電力制御ビット生成部とを備えたことを特
徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】(A)第1の実施形態 以下、本発明による送信電力制御装置の第1の実施形態
を図面を参照しながら詳述する。
【0015】(A−1)第1の実施形態の構成 図1は、第1の実施形態の送信電力制御装置の構成を示
すブロック図である。以下、図1に従って、第1の実施
形態の構成について説明する。
【0016】図より、受信部1A,〜,1Nと、チャネ
ル復号部2A,〜,2Nと、SIR観測部3A,〜,3
Nと、TPCビット生成部4A,〜,4Nと、目標SI
R演算部5A,〜,5N及び目標FER演算部6とを備
える。ここで、Nは同時に接続している移動局の数を表
す。
【0017】受信部1A,〜,1Nは、当該基地局がカ
バーする無線エリア内にいる、すなわち自無線エリア内
に在圏する各移動局からそれぞれ受信した受信信号を逆
拡散・合成を行う。
【0018】チャネル復号部2A,〜,2Nは、受信部
1A,〜,1Nからの出力を各々受け、これをそれぞれ
フレーム単位に構成してデータを取り出す。その際に、
伝送速度情報、データ種別情報などの情報、エラー判定
に用いるCRCもそれぞれ算出する。
【0019】SIR観測部3は、受信部1A,〜,1N
からそれぞれ逆拡散された相関信号、および伝搬路推定
結果を受け、対応する移動局の上りリンクの受信SIR
を算出する。
【0020】TPCビット生成部4A,〜,4Nは、S
IR観測部3からの出力である上りリンクの受信SIR
値、および目標SIR演算部5A,〜,5Nからの出力
である上りリンクの目標SIR値をそれぞれ受け、その
大小に従ってTPCビットを生成し、図示しない送信部
に送出する。
【0021】目標SIR演算部5A,〜,5Nは、チャ
ネル復号部2A,〜,2Nからの出力であるCRC結果
を受け、これから受信FERをを算出し、目標FER演
算部6からの出力である目標FERとそれぞれ比較し、
その大小に応じて目標SIR値を決定する。
【0022】目標FER演算部6は、チャネル復号部2
A,〜,2Nからの出力である伝送速度情報、データ種
別情報などの情報から各移動局毎の優先順位を決定す
る。また、下りリンクの制御情報を監視し、下りリンク
の総送信電力が予め定められたしきい値を越えた場合
に、決定した優先順位に基づいて上りリンクの目標FE
Rを決定する。
【0023】図2に目標FER演算部6の内部構成を示
す。
【0024】目標FER演算部6は、チャネル復号部2
A,〜,2Nからの出力である伝送速度情報とデータ種
別情報と、その呼の優先順位を決定する優先順位設定部
62と、下りリンクの送信電力状況を監視する下りリン
ク状態監視部61と、優先順位設定部62の出力および
下りリンク状態監視部61の出力と、目標FER値を算
出する重み付けFER演算部63とから構成される。
【0025】(A−2)第1の実施形態の動作 以下、この第1の実施形態の送信電力制御装置の動作を
説明する。
【0026】初めに、受信部1A,〜,1Nにおいて、
各移動局MSA 〜MSN から送信されてくる信号とPN
符合との相関を取って逆拡散する。この時、伝搬路をと
おってきた際に受けたフェージングの影響を取り除くた
めに伝搬路推定を行う。このようにして得られた相関値
cor1〜corNと、伝搬路推定値ce1〜ceN
は、それぞれSIR観測部3に入力される。また、受信
部1A,〜,1Nにて逆拡散後の信号は、チャネル復号
部2A,〜,2Nにそれぞれ入力される。
【0027】チャネル復号部2A,〜,2Nでは、受信
部で逆拡散された信号をフレーム単位に構成して復調処
理を行う。この時に伝送速度情報やデータ種別情報を判
別し、これを目標FER演算部6に入力する。また、受
信したデータに誤りがあるかどうかを検出するCRCを
計算し、これをそれぞれ目標SIR演算部5A,〜,5
Nに入力する。
【0028】SIR観測部3では、対応する移動局の上
りリンクのSIRを、受信部1A,〜,1Nからの出力
である相関値cor1〜corNおよび伝搬路推定値c
e1〜ceNからそれぞれ算出する。算出された各移動
局からの上りリンクの受信SIRはそれぞれ、TPCビ
ット生成部4A,〜,4Nに入力される。
【0029】TPCビット生成部4A,〜,4Nでは、
SIR観測部3からそれぞれ入力された受信SIR値と
目標SIR演算部5A,〜,5Nから入力された目標S
IR値をそれぞれ比較し、 (目標SIR)>(受信SIR) ならば送信電力増加要求を、 (目標SIR)≦(受信SIR) ならば送信電力減少要求を表すTPCビットを生成し、
図示しない送信部および目標FER演算部6に入力す
る。
【0030】目標SIR演算部5A,〜,5Nでは、チ
ャネル復号部2A,〜,2Nで算出したCRCより、フ
レームエラー率(Frame Error Rate;
以下、単にFERと略記する)を算出し(これを受信F
ERと呼ぶこととする)、目標FER演算部6からの出
力である目標FERと比較する。
【0031】(目標FER)>(受信FER) ならば、目標SIRを予め定めた幅だけ増加させ、 (目標FER)≦(受信FER) ならば、目標SIRを予め定めた幅だけ減少させる。
【0032】目標FER演算部6では、チャネル復号部
2A,〜,2Nから得られる伝送速度情報、データ種別
情報から、対応する移動局の優先順位を決定する。ま
た、下りリンクの総送信電力を監視し、下りリンクでの
送信電力制御用に定められたしきい値を越えた場合に、
チャネル復号部2A,〜,2Nから得られた伝送速度情
報、データ種別情報から決定された優先順位に従って、
下りの送信電力を配分すべく目標FERを決定する。決
定した目標FERは、それぞれ目標SIR演算部5A,
〜,5Nに入力する。
【0033】以下に動作を詳細に示す。
【0034】移動局から送信された信号は、それぞれ移
動局に対応した受信部1A,〜,1Nにて、PN符号と
の相関演算を行うことで逆拡散される。この時、伝搬路
のフェージングによる影響を取り除くため、伝搬路推定
を行う。SIR演算部3では、この受信部1A,〜,1
Nで得られた相関値と伝搬路推定値とから、受信信号の
SIR値(受信SIR)SIRr1〜SIRrNを演算
する。
【0035】一方、受信部で逆拡散された信号は、チャ
ネル復号部2A,〜,2Nにて復号され、この時にチャ
ネルの誤りを検出するCRCも取り出される。さらに、
データの種別、伝送速度情報なども検出される。
【0036】ここでそれぞれ検出されたCRCは、フレ
ームエラー率を算出するために、目標SIR演算部5
A,〜,5Nに入力される。また、検出されたデータ種
別情報、伝送速度情報は、優先順位の決定に用いるため
に目標FER演算部6に入力される。
【0037】SIR演算部3で算出された受信SIR
SIRr1〜SIRrNは、それぞれTPCビット生成
部4A,〜,4Nに入力される。
【0038】TPCビット生成部4A,〜,4Nでは、
通常の閉ループ制御と同様の処理を行う。即ち、TPC
ビット生成部4A,〜,4Nでは、SIR演算部3から
入力された受信SIR(SIRr1〜SIRrN)と、
目標SIR演算部5A,〜,5Nから入力された目標S
IR(SIRt1〜SIRtN)をそれぞれ比較し、そ
の大小に従って、TPCビットを生成する。
【0039】即ち、 SIRri>SIRti TPCbit=UP SIRri≦SIRti TPCbit=DOWN (i=1〜N) のようにTPCビットを生成し、送信部(図示していな
い)に送る。ここでUPは増加を、DOWNは減少を意
味するものとする。
【0040】送信部では、入力されたTPCビットを移
動局に送り、移動局側でTPCビットを取り出して、自
局の送信電力の増減を行う。
【0041】目標SIR演算部5A,〜,5Nでは、チ
ャネル復号部2A,〜,2Nで検出したCRCを受け取
り、その間のフレームエラー率FERr1〜FERrN
を算出する。また、目標FER演算部6で算出された目
標FER(FERt1〜FERtN)も入力され、これ
らをそれぞれ比較して、目標SIR(SIRt1〜SI
RtN)を算出する。
【0042】即ち、 FERri>FERti SIRti=SIRti+δ FERri≦FERti SIRti=SIRti−δ (i=1〜N) ここで、δは予め決められた増減幅である。
【0043】目標FER演算部6内の優先順位設定部6
2では、チャネル復号部2A,〜,2Nからの入力であ
る伝送速度情報、データ種別情報から、対応する移動局
の優先順位w1〜wN(1以上)を算出する。
【0044】算出方法は、例えば「伝送速度情報の高い
ものほど優先順位を高く設定する」や、「動画像を送信
しているユーザの優先順位は高く、音声通信のユーザは
低く設定する」、「移動局を使用しているユーザのサー
ビス内容に応じて優先順位を設定する」などが挙げられ
る。
【0045】目標FER演算部6内の下りリンク状態監
視部61では、下りリンクの総送信電力Pafを観測
し、予め設定されたしきい値Thfと比較され、 Paf>Thf の場合、上りリンクの目標FER更新命令を重み付けF
ER演算部63に出力する。重み付けFER演算部63
では、優先順位設定部62で設定された重みw1〜wN
から、以下のように目標FERの更新を行う。
【0046】FERti(new)=FERti(ol
d)+wi・Δ(UPの移動局に対応) FERti(new)=FERti(old)+(1−
wi)/wi・Δ(DOWNの移動局に対応) ここで、Δは予め決められたFER増減幅である。
【0047】このように、優先順位に従って目標FER
を更新していくことで、上りリンクの干渉電力増大に伴
うSIR劣化の悪循環に陥ることなく、優先順位に従っ
て、通信品質を維持できる。
【0048】(A−3)第1の実施形態の効果 受信部1A,〜,1Nと、チャネル復号部2A,〜,2
Nと、SIR演算部3と、TPCビット生成部4A,
〜,4Nと、目標SIR演算部5A,〜,5Nと、目標
FER演算部6を備えることにより、以下の効果を得
る。
【0049】即ち、通話中の移動局のデータ種別情報、
伝送速度情報などにより優先順位を付加し、この優先順
位に従って目標FERを変更することで、SIRが悪く
なって送信電力を増加したにもかかわらずSIRが改善
されないという状況に陥らなくすることが可能である。
【0050】また、下りリンクの情報を用いて制御を行
なっているので、下りリンクでの制御状況が分かるた
め、個別に制御することも可能となる。さらに下りリン
クと一部回路を共有することができ、回路規模を小さく
することが可能である。
【0051】なお、第1の実施形態において、呼の優先
順位を特に設定しない場合には、全ての呼の優先順位に
対応した重み係数を等しく設定することにより、いずれ
の移動局の送信電力も平等に配分することができるのは
いうまでも無い。
【0052】(B)第2の実施形態 次に、本発明による送信電力制御装置の第2の実施形態
を図面を参照しながら詳述する。
【0053】(B−1)第2の実施形態の構成 図3は、第2の実施形態の送信電力制御装置の構成を示
すブロック図である。図より、受信部1A,〜,1N、
チャネル復号部2A,〜,2N、SIR観測部3、TP
Cビット生成部4A,〜,4N、目標SIR演算部5
A,〜,5N、目標FER演算部6を備える。ここで、
Nは同時に接続している移動局の数を表す。
【0054】受信部1A,〜,1Nは、基地局がカバー
する無線エリア内にいる各移動局から受信した信号を逆
拡散・合成を行う。
【0055】チャネル復号部2A,〜,2Nは、受信部
1A,〜,1Nからの出力各々受け、これをそれぞれフ
レーム単位に構成してデータを取り出す。その際、伝送
速度情報及びデータ種別情報などの情報、エラー判定に
用いるCRCもそれぞれ算出する。
【0056】SIR観測部3は、受信部1A,〜,1N
からそれぞれ逆拡散された相関信号、および伝搬路推定
結果を受け、対応した移動局の上りリンクの受信SIR
を算出する。
【0057】TPCビット生成部4A,〜,4Nは、S
IR観測部3からの出力である上りリンクの受信SIR
値、および目標SIR演算部5A,〜,5Nからの出力
である上りリンクの目標SIR値をそれぞれ受け、その
大小に従ってTPCビットを生成し、送信部(図示して
いない)に送出する。
【0058】目標SIR演算部5A,〜,5Nは、チャ
ネル復号部2A,〜,2Nからの出力であるCRC結果
を受け、これから受信FERをを算出し、目標FER演
算部6からの出力である目標FERとそれぞれ比較し、
その大小に応じて目標SIR値を決定する。
【0059】目標FER演算部6は、チャネル復号部2
A,〜,2Nからの出力である伝送速度情報、データ種
別情報などの情報から各移動局毎の優先順位を決定す
る。
【0060】また、決定した優先順位とTPCビット生
成部4A,〜,4Nからの出力であるTPCビットをそ
れぞれ受け、優先順位に従って目標FER値を算出す
る。
【0061】図4に目標FER演算部6の内部構成を示
す。目標FER演算部6は、チャネル復号部2A,〜,
2Nからの出力である伝送速度情報、データ種別情報か
ら、その呼の優先順位を決定する優先順位設定部62
と、TPCビット生成部4A,〜,4Nからの出力であ
るTPCビットを集計し、送信電力増加・減少の判定を
行なう全TPCビット判定部64と、優先順位設定部6
2の出力および全TPCビット判定部64の出力と、目
標FER値を算出する重み付けFER演算部63とから
構成される。
【0062】(B−2)第2の実施形態の動作 図3を用いて第2の実施形態の動作について説明する。
【0063】初めに、受信部1A,〜,1Nにおいて、
各移動局MS1 〜MSN から送信されてくる信号とP
N符合との相関を取って逆拡散する。この時、伝搬路を
とおってきた際に受けたフェージングの影響を取り除く
ために伝搬路推定を行う。このようにして得られた相関
値cor1〜corNと、伝搬路推定値ce1〜ceN
は、それぞれSIR観測部3に入力される。また、受信
部1A,〜,1Nにて逆拡散後の信号は、チャネル復号
部2A,〜,2Nにそれぞれ入力される。
【0064】チャネル復号部2A,〜,2Nでは、受信
部で逆拡散された信号をフレーム単位に構成して復調処
理を行う。この時に伝送速度情報やデータ種別情報を判
別し、これを目標FER演算部6に入力する。また、受
信したデータに誤りがあるかどうかを検出するCRCを
計算し、これをそれぞれ目標SIR演算部5A,〜,5
Nに入力する。
【0065】SIR観測部3では、対応する移動局の上
りリンクのSIRを、受信部1A,〜,1Nからの出力
である相関値cor1〜corNおよび伝搬路推定値c
e1〜ceNからそれぞれ算出する。算出された各移動
局からの上りリンクの受信SIRはそれぞれ、TPCビ
ット生成部4A,〜,4Nに入力される。
【0066】TPCビット生成部4A,〜,4Nでは、
SIR観測部3からそれぞれ入力された受信SIR値と
目標SIR演算部5A,〜,5Nから入力された目標S
IR値をそれぞれ比較し、 (目標SIR)>(受信SIR) ならば送信電力増加要求を、 (目標SIR)≦(受信SIR) ならば、送信電力減少要求を表すTPCビットを生成
し、送信部(図には示していない)および目標FER演
算部6に入力する。
【0067】目標SIR演算部5A,〜,5Nでは、チ
ャネル復号部2A,〜,2Nで算出したCRCより、フ
レームエラー率(Frame Error Rate;
FER)を算出し(これを受信FERと呼ぶこととす
る)、目標FER演算部6からの出力である目標FER
と比較する。
【0068】(目標FER)>(受信FER) ならば、目標SIRを予め定めた幅だけ増加させ、 (目標FER)≦(受信FER) ならば、目標SIRを予め定めた幅だけ減少させる。
【0069】目標FER演算部6では、チャネル復号部
2A,〜,2Nから得られる伝送速度情報、データ種別
情報から、対応する移動局の優先順位を決定する。
【0070】また、TPCビット生成4からの出力であ
るTPCビットについて、予め決められたフレーム区間
に渡り、送信電力増加(UP)/減少(DOWN)の数
をカウントする。このようにして得られた、移動局に対
応した優先順位、TPC UP/DOWNビット数とか
ら、目標FERを決定し、それぞれ目標SIR演算部5
A,〜,5Nに入力する。
【0071】以下に動作を詳細に示す。
【0072】移動局から送信された信号は、それぞれ移
動局に対応した受信部1A,〜,1Nにて、PN符号と
の相関演算を行うことで逆拡散される。この時、伝搬路
のフェージングによる影響を取り除くため、伝搬路推定
を行う。SIR演算部3では、この受信部1A,〜,1
Nで得られた相関値と伝搬路推定値とから、受信信号の
SIR値(以下、受信SIR)SIRr1〜SIRrN
を演算する。
【0073】一方、受信部で逆拡散された信号は、チャ
ネル復号部2A,〜,2Nにて復号され、この時にチャ
ネルの誤りを検出するCRCも取り出される。さらに、
データの種別、伝送速度情報なども検出される。
【0074】ここでそれぞれ検出されたCRCは、フレ
ームエラー率を算出するために、目標SIR演算部5
A,〜,5Nに入力される。また、検出されたデータ種
別情報、伝送速度情報は、優先順位の決定に用いるため
に目標FER演算部6に入力される。
【0075】SIR演算部3で算出された受信SIR
SIRr1〜SIRrNは、それぞれTPCビット生成
部4A,〜,4Nに入力される。
【0076】TPCビット生成部4A,〜,4Nでは、
通常の閉ループ制御と同様の処理を行う。即ち、TPC
ビット生成部4A,〜,4Nでは、SIR演算部3から
入力された受信SIR SIRr1〜SIRrNと、目
標SIR演算部5A,〜,5Nから入力された目標SI
R SIRt1〜SIRtNをそれぞれ比較し、その大
小に従って、TPCビットを生成する。
【0077】即ち、 SIRri>SIRti TPCbit=UP SIRri≦SIRti TPCbit=DOWN (i=1〜N) のようにTPCビットを生成し、送信部(図示していな
い)に送る。
【0078】送信部では、入力されたTPCビットを移
動局に送り、移動局側でTPCビットを取り出して、自
局の送信電力の増減を行う。
【0079】TPCビット生成部4A,〜,4Nで生成
されたTPCビットはまた、目標FER演算部6にも入
力される。
【0080】目標SIR演算部5A,〜,5Nでは、チ
ャネル復号部2A,〜,2Nで検出したCRCを受け取
り、その間のフレームエラー率FERr1〜FERrN
を算出する。また、目標FER演算部6で算出された目
標FER FERt1〜FERtNも入力され、これら
をそれぞれ比較して、目標SIR SIRt1〜SIR
tNを算出する。即ち、 FERri>FERti SIRti=SIRti+δ FERri≦FERti SIRti=SIRti−δ (i=1〜N) ここで、δは予め決められた増減幅である。
【0081】目標FER演算部6内の優先順位設定部6
2では、チャネル復号部2A,〜,2Nからの入力であ
る伝送速度情報、データ種別情報から、対応する移動局
の優先順位w1〜wN(1以上)を算出する。
【0082】算出方法は、例えば「伝送速度情報の高い
ものほど優先順位を高く設定する」や、「動画像を送信
しているユーザの優先順位は高く、音声通信のユーザは
低く設定する」、「移動局を使用しているユーザのサー
ビス内容に応じて優先順位を設定する」などが挙げられ
る。
【0083】目標FER演算部6内の全TPCビット判
定部64では、TPCビット生成部4A,〜,4Nから
の出力を受け、基地局が管理している移動局へのTPC
ビットを移動局毎にまた、UP,DOWNごとに数フレ
ーム区間分加算し、その結果を重み付けFER演算部6
3に入力する。
【0084】重み付けFER演算部63では、優先順位
設定部62で設定された重みw1〜wN及び全TPCビ
ット判定部64で得られたTPC UP/DOWN数を
比較し、全ての移動局に対して、 UPのTPCビット数>DOWNのTPCビット数 になった場合、以下のように目標FERの更新を行な
う。
【0085】FERti(new)=FERti(ol
d)+wi・Δ(UPの移動局に対応) FERti(new)=FERti(old)+(1−
wi)/wi・Δ(DOWNの移動局に対応) ここで、Δは予め決められたFER増減幅である。
【0086】このように、優先順位に従って目標FER
を更新していくことで、上りリンクの干渉電力増大に伴
うSIR劣化の悪循環に陥ることなく、優先順位に従っ
て、通信品質を維持できる。
【0087】(B−3)第2の実施形態の効果 受信部1A,〜,1Nと、チャネル復号部2A,〜,2
Nと、SIR演算部3と、TPCビット生成部4A,
〜,4Nと、目標SIR演算部5A,〜,5Nと、目標
FER演算部6を備えることにより、以下の効果を得
る。
【0088】即ち、通話中の移動局のデータ種別情報、
伝送速度情報などにより優先順位を付加し、この優先順
位に従って目標FERを変更することで、SIRが悪く
なって送信電力を増加したにもかかわらずSIRが改善
されないという状況に陥らなくすることが可能である。
【0089】上述してきたように、第2の実施形態にお
いて、呼の優先順位を特に設定しない場合には、全ての
呼の優先順位に対応した重み係数を等しく設定すること
により、いずれの移動局の送信電力も平等に配分するこ
とができるのは言うまでもない。
【0090】(C)第3の実施形態 次に、本発明による送信電力制御装置の第3の実施形態
を図面を参照しながら詳述する。
【0091】(C−1)第3の実施形態の構成 図5は、第3の実施形態の送信電力制御装置の構成を示
すブロック図である。また、第3の実施形態と第2の実
施形態との差異は目標FER演算部6の内部構成のみな
ので、これを図3に示し、この部分についてのみ説明す
る。
【0092】第2の実施形態の目標FER演算部6内の
全TPCビット判定部64に換えて、TPCビット比率
演算部65を、さらにしきい値判定部66を備える。
【0093】TPCビット比率演算部65は、TPCビ
ット生成部4A,〜,4Nから、基地局がカバーする無
線エリア内の各移動局へ送信部(図示していない)を介
して送信するTPCビットを分岐して受け、全チャネル
の全TPCビットに対するUPを示すTPCビットの割
合を算出し、しきい値判定部66に入力すると同時に、
UPを示すTPCビットを算出する際にカウントしたチ
ャネルごとのTPC数を重み付けFER演算部63に入
力する。
【0094】TPCビット比率演算部65で算出された
UPを示すTPCビットの割合Rate_upはしきい
値判定部66に入力され、予め設定されたしきい値Th
_rateと比較される。
【0095】Rate_up > Th_rate となった場合、以下のようにして目標FERを更新す
る。
【0096】FERti(new)=FERti(ol
d)+wi・Δ(UPの移動局に対応) FERti(new)=FERti(old)+(1−
wi)/wi・Δ(DOWNの移動局に対応) ここで、Δは予め決められたFER増減幅である。
【0097】その他の構成はすべて第2の実施形態と同
様である。
【0098】(C−2)第3の実施形態の動作 第2の実施形態との差異のみについて説明する。
【0099】第2の実施形態では、目標FER演算部6
内の全TPCビット判定部64において、チャネル毎に
数フレーム区間分のTPCビットのUP/DOWN数を
カウントし、(UPのTPCビット数)>(DOWNの
TPCビット数)の場合に目標FERを優先順位に従っ
て変更していた。
【0100】第3の実施形態では、TPCビット比率演
算部65において、全チャネルのTPCビットのうち、
UPを示すTPCビットの割合Rate_upを算出
し、その結果をしきい値判定部66に入力し、ここで予
め設定されたしきい値Th_rateと比較し、 Rate_up > Th_rate の場合、以下のように目標FERを更新する。
【0101】FERti(new)=FERti(ol
d)+wi・Δ(UPの移動局に対応) FERti(new)=FERti(old)+(1−
wi)/wi・Δ(DOWNの移動局に対応) ここで、Δは予め決められたFER増減幅である。
【0102】他の動作は全て第2の実施形態と同様であ
る。
【0103】(C−3)第3の実施形態の効果 第2の実施形態の全TPCビット判定部64に換えて、
TPCビット比率演算部65、およびしきい値判定部6
6を備えることにより、第2の実施形態の効果に加えて
以下の効果を得る。
【0104】即ち、しきい値Th_rateを調節する
ことで、SIRの劣化の移動局数が少ない場合でも、優
先順位に応じて目標FERを変えることができる。
【0105】なお、上記第2、第3の実施形態において
は、呼の優先順位を特に設定しない場合には、全ての呼
の優先順位に対応した重み係数を1にすることにより、
いずれの移動局の送信電力要求にも平等に送信電力を配
分することができるのは言うまでも無いことである。
【0106】
【発明の効果】以上のように、本発明の送信電力制御装
置によれば、移動局のデータ種別情報、伝送速度情報な
どにより優先順位を付加し、この優先順位に従って目標
FERを変更するようにしたので、SIRが悪くなって
送信電力を増加したにもかかわらずSIRが改善されな
いという悪循環に陥ることのない送信電力制御装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の概略構成を示すブロック図で
ある。
【図2】図1に示す目標FER演算部の内部構成を示す
ブロック図である。
【図3】第2の実施形態の概略構成を示すブロック図で
ある。
【図4】図3に示す目標FER演算部の内部構成を示す
ブロック図である。
【図5】第3の実施形態の概略構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1A,〜,1N…受信部、2A,〜,2N…チャネル復
号部、3A,〜,3N…SIR観測部、4A,〜,4N
…TPCビット生成部、5A,〜,5N…目標SIR演
算部、6…目標FER演算部、61…下りリンク状態監
視部、62…優先順位設定部、63…重み付けFER演
算部、64…全TPCビット判定部、65…TPCビッ
ト比率演算部、66…しきい値判定部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自無線エリア内に在圏する複数の移動局
    から送信される送信信号の各々の送信電力を、当該基地
    局の要求する目標信号対干渉電力比に近づけるように制
    御する送信電力制御装置において、 前記自無線エリア内に在圏する移動局からの送信信号を
    受信する受信部と、 前記受信部からの出力信号の復号を行なうチャネル復号
    部と、 前記受信部で受信された受信信号の信号対干渉波電力比
    を算出する信号対干渉波電力比観測部と、 前記チャネル復号部からの出力を受け、チャネル毎の優
    先順位を決定すると共に目標フレームエラー率を算出す
    る目標フレームエラー率演算部と、 前記チャネル復号部からの信号を基に算出される受信信
    号のフレームエラー率と前記目標フレームエラー率演算
    部から得られる目標フレームエラー率との比較によって
    目標信号対干渉電力比を算出する目標信号対干渉電力比
    演算部と、 前記信号対干渉電力比観測部から得られる受信信号の信
    号対干渉波電力比と目標信号対干渉電力比演算部から得
    られる目標信号対干渉電力比との比較により対応する移
    動局の送信電力制御ビットを生成する送信電力制御ビッ
    ト生成部と、を備えたことを特徴とする送信電力制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記目標フレームエラー率演算部は、下
    りリンクの総送信電力を監視し、下りリンクの総送信電
    力が予め決められたしきい値を越えたときに、優先順位
    に応じて目標フレームエラー率を更新することを特徴と
    する請求項1に記載の送信電力制御装置。
  3. 【請求項3】 前記目標フレームエラー率演算部は、送
    信電力制御ビット生成部からの出力のチャネル毎の送信
    電力制御ビットの増加数と減少数とを比較し、増加数の
    方が大きいときに優先順位に応じて目標フレームエラー
    率を更新することを特徴とする請求項1に記載の送信電
    力制御装置。
  4. 【請求項4】 前記目標フレームエラー率演算部は、チ
    ャネル復号部で生成され出力されるデータ種別情報及び
    伝送速度情報からチャネルの優先順位を決定することを
    特徴とする請求項1または請求項2に記載の送信電力制
    御装置。
  5. 【請求項5】 前記目標フレームエラー率演算部は、送
    信電力制御ビット生成部が出力するチャネル毎の送信電
    力制御ビットの増加数と減少数とを算出し、全送信電力
    制御ビットに占める増加数の割合を算出して、予め設定
    したしきい値と比較し、増加ビットの割合がしきい値よ
    りも大きい場合に、優先順位に応じて目標フレームエラ
    ー率を更新することを特徴とする請求項1に記載の送信
    電力制御装置。
  6. 【請求項6】 前記目標フレームエラー率演算部は、前
    記チャネル復号部が出力するデータ種別情報及び伝送速
    度情報から、チャネルの優先順位を決定することを特徴
    とする請求項1または請求項3または請求項5に記載の
    送信電力制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008503923A (ja) * 2004-06-18 2008-02-07 クゥアルコム・インコーポレイテッド 消去技術を用いた電力制御
CN112882575A (zh) * 2021-02-24 2021-06-01 宜春职业技术学院(宜春市技术工人学校) 一种全景舞蹈动作建模方法及舞蹈教学辅助系统

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