JP2002111362A - 複数のアンテナを有する通信システムにおける信号処理方法及び信号処理装置 - Google Patents

複数のアンテナを有する通信システムにおける信号処理方法及び信号処理装置

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JP2002111362A
JP2002111362A JP2001263322A JP2001263322A JP2002111362A JP 2002111362 A JP2002111362 A JP 2002111362A JP 2001263322 A JP2001263322 A JP 2001263322A JP 2001263322 A JP2001263322 A JP 2001263322A JP 2002111362 A JP2002111362 A JP 2002111362A
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ryy
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rxx
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    • H01Q3/26Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system varying the relative phase or relative amplitude of energisation between two or more active radiating elements; varying the distribution of energy across a radiating aperture
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    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/08Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station
    • H04B7/0837Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station using pre-detection combining
    • H04B7/0842Weighted combining
    • H04B7/0848Joint weighting
    • H04B7/0854Joint weighting using error minimizing algorithms, e.g. minimum mean squared error [MMSE], "cross-correlation" or matrix inversion

Abstract

(57)【要約】 【課題】 適応アレイアンテナで実時間に適応アルゴリ
ズムを適用するに適し、通話品質を向上させ、費用を節
減できる適応アレイアンテナシステムにおける信号処理
方法及びその装置を提供する。 【解決手段】 本発明の信号処理方法は、複数のアンテ
ナが備えられた通信システムにおいて、前記複数のアン
テナに受信された信号から特定の信号を主に含む受信信
号と、この特定信号以外の信号を主に含む受信信号を抽
出する工程と、前記抽出した受信信号それぞれの自己相
関行列を演算する工程と、前記演算した自己相関行列の
うち、少なくともある一つの行列を対角成分と非対角成
分とに分け、この各々の成分を有する行列に分離する工
程と、前記分離した自己相関行列を用いて、前記特定の
信号に関連した加重値を算出する工程と、前記特定信号
に関連した送信又は受信信号に前記加重値を適用して、
この適用した信号を出力する工程とを包含することを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信システムに係
り、特にコード分割多重接続(CMDA)システムにお
ける適応アルゴリズムを用いた適応アレイアンテナシス
テムにおける信号処理方法及びこれのための装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、無線通信を行うとき、受信する
信号には所望の信号(以下、”願信号”)と干渉信号と
が共に存在し、通常、一つの願信号に対して多数の干渉
信号が存在する。かかる干渉信号による通信歪曲の程度
は、願信号電力対全ての干渉信号電力との和によって決
定されるので、願信号のレベルが干渉信号各々のレベル
より著しく高い場合にも、干渉信号の数が多いとその全
体電力が大きくなり、通信歪曲が発生する。
【0003】図1は従来技術によるアレイアンテナシス
テムのビーム形成方法を示す図面である。図1を参考す
ると、CDMA無線連結方式(CMDA type r
adio link)を使用する一般的なアレイアンテ
ナシステムでは、アレイアンテナに受信された超高周波
の信号を基底帯域信号に変換する周波数下向変換器10
1と、前記基底帯域信号をデジタル信号に変換するアナ
ログデジタル変換器102と、前記デジタル信号を逆拡
散させる第1乗算器103と、積分器104と、所望の
信号の利得を高めるためにウェートベクタを掛け合わせ
る第2乗算器105と、前記所望の信号の空間処理のた
めのビーム形成器106と、前記ウェートベクタが掛け
合わせられた信号を合成して出力するアレイ出力器10
7とから構成されている。
【0004】この種の構成によって従来技術に係るアレ
イアンテナのビーム形成方法は次の通りである。
【0005】前記周波数下向け変換器101は各アレイ
アンテナ素子を介して受信した信号を基底帯域のアナロ
グ信号に変換させる。そして、このアナログ信号はアナ
ログデジタル変換器102によって各々のデジタル信号
に変換する。
【0006】前記第1乗算器103及び積分器104は
このデジタル信号を逆拡散して所望の信号のみを抽出す
る。前記第2乗算器105はこの抽出した信号にウェー
トベクタを適用する。このウェートベクターが適用され
た信号はアレイ出力器107により合成され、復調器
(図示せず)へ入力される。
【0007】このとき、前記ウェートベクタはビーム形
成器106により提供されるが、ビーム形成器106
は、前記アナログデジタル変換器102の出力信号と前
記積分器104の出力信号とからウェートベクタを更新
する。
【0008】前記アナログデジタル変換器102の出力
信号は、CMDAシステムで既に知っているコードに逆
拡散する前の高速の信号であり、前記積分器104の出
力信号は、既に知っているコードに逆拡散した後の低速
の信号である。
【0009】この種の信号を用いて、従来技術では逆拡
散前の信号をサンプリングした信号の自己相関行列と、
逆拡散後の信号をサンプリングした信号の自己相関行列
とを計算し、その各々の行列を用いて、空間処理のため
のウェートベクタを計算する。
【0010】しかし、かかる従来技術における適応アレ
イアンテナのための適応アルゴリズムは、一般的な固有
ベクトルの問題を一つの行列のみが存在する固有ベクト
ルの問題に変えなければならなかった。この過程で“ポ
ジティブデフィニート(positive defin
ite)”行列という特性を用いて、一般的な固有ベク
トルの問題を構成する二つの行列のうち、一つの行列を
再び二つに行列分離しなければならなかったし、分離し
た行列に対して逆行列を計算しなければならない不具合
があった。また、その計算量が多すぎて、実時間適応ア
レイアルゴリズムとしては適当ではない問題点があっ
た。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は上記
のような従来技術の問題点を解決するために、適応アレ
イアンテナで実時間に適応アルゴリズムを適用するに適
するようにした適応アレイアンテナシステムにおける信
号処理方法を提供するためのものである。
【0012】また、本発明は適応アレイアンテナシステ
ムでの通話品質を向上させるに適したような信号処理方
法及びこれのための装置を提供するためのものである。
【0013】また、本発明は簡単であり且つ費用を節減
できるような適応アレイアンテナシステムにおける信号
処理方法及びこれのための装置を提供するためのもので
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の信号処理方法
は、複数のアンテナが備えられた通信システムにおい
て、前記複数のアンテナに受信された信号から特定の信
号を主に含む受信信号と、この特定信号以外の信号を主
に含む受信信号を抽出する工程と、前記抽出した受信信
号それぞれの自己相関行列を演算する工程と、前記演算
した自己相関行列のうち、少なくともある一つの行列を
対角成分と非対角成分とに分け、この各々の成分を有す
る行列に分離する工程と、前記分離した自己相関行列を
用いて、前記特定の信号に関連した加重値を算出する工
程と、前記特定信号に関連した送信又は受信信号に前記
加重値を適用して、この適用した信号を出力する工程と
を包含することを特徴とし、そのことにより上記目的が
達成される。
【0015】前記通信システムはCMDA方式の無線通
信システムであり、前記特定信号を主に含む受信信号
は、前記受信した信号を特定のコードで逆拡散した後の
受信信号であることをさらなる特徴としてもよい。
【0016】前記特定信号以外の信号を主に含む受信信
号は、前記受信した信号を特定コードで逆拡散する前の
受信信号であることをさらなる特徴としてもよい。
【0017】前記受信信号のベクタは、このベクタ元素
の数が前記アンテナの数と同じであるか少ないベクタで
あることをさらなる特徴としてもよい。
【0018】前記自己相関行列は、行又は列の数が前記
受信信号ベクタの元素の数と同一であることをさらなる
特徴としてもよい。
【0019】前記算出した加重値は、元素の数が前記自
己相関行列の行又は列の数と同じベクタであることをさ
らなる特徴としてもよい。
【0020】前記加重値の算出工程は、前記特定の信号
を主に含む受信信号の自己相関行列と前記加重値ベクタ
との掛け合わせが、前記特定信号以外の信号を主に含む
受信信号の自己相関行列と前記加重値ベクタとの掛け合
わせに比べて最大となる前記加重値ベクタを求めること
をさらなる特徴としてもよい。
【0021】前記分離した行列は前記特定信号以外の信
号を主に含む受信信号の自己相関行列であることをさら
なる特徴としてもよい。
【0022】前記特定信号以外の信号を主に含む受信信
号のベクタを、前記特定の信号を主に含む受信信号の
ベクタを、前記の自己相関行列をRxx、前記
自己相関行列をRyy、前記Rxxの対角成分の行列を
RxxD、前記Rxxの非対角成分の行列をRxxO、前
記RxxDの逆行列が(RxxD-1、一般的な固有ベク
トル問題のRyy=λRxxの最大の固有ベクトル
をλとする時、前記加重値は、
【0023】
【数5】 式により算出されることをさらなる特徴としてもよい。
【0024】前記特定信号以外の信号を主に含む受信信
号のベクタを、前記特定信号を主に含む受信信号のベ
クタを、前記の自己相関行列をRxx、前記の自
己相関行列をRyy、前記Rxxの対角成分の行列をR
xxD、前記Rxxの非対角成分の行列をRxxO、前記
RxxDの逆行列が(RxxD-1、一般的な固有ベクト
ル問題のRyy=λRxxの最大の固有ベクトルを
λとする時、前記加重値は、スナップシャットインデ
クスkと、その後のスナップシャットインデクス(k+
1)とに対して
【0025】
【数6】 式により更新されることをさらなる特徴としてもよい。
【0026】前記一般的な固有ベクトル問題のRyy
=λRxxの最大固有ベクトルのλはハーミション
(Hermitian:エルミート)演算子Hに対し
て、
【0027】
【数7】 式により算出されることをさらなる特徴としてもよい。
【0028】前記分離される行列は前記特定の信号を主
に含む受信信号の自己相関行列であることをさらなる特
徴としてもよい。
【0029】前記特定信号以外の信号を主に含む受信信
号のベクタを、前記特定の信号を主に含む受信信号の
ベクタを、前記の自己相関行列をRxx、前記
自己相関行列をRyy、前記Ryyの対角成分の行列を
RyyD、前記Ryyの非対角成分の行列をRyyO、前
記RyyDの逆行列が(RyyD-1、一般的な固有ベク
トル問題のRyy=λRxxの最大の固有ベクトル
をλとする時、前記ウェートベクタは、(λRxx
−RyyO )(RyyD-1式により算出されること
をさらなる特徴としてもよい。
【0030】前記特定信号以外の信号を主に含む受信信
号のベクタを、前記特定の信号を主に含む受信信号の
ベクタを、前記の自己相関行列をRxx、前記
自己相関行列をRyy、前記Ryyの対角成分の行列を
RyyD、前記Ryyの非対角成分の行列をRyyO、前
記RyyDの逆行列が(RyyD-1、一般的な固有ベク
トル問題のRyy=λRxxの最大の固有ベクトル
をλとする時、前記加重値は、スナップシャットイン
デクスkと、その後のスナップシャットインデクス(k
+1)とに対して、 (k+1)=λRxx(k)(RyyD-1−Ry
O (k)(RyyD-1 式により算出されることをさらなる特徴としてもよい。
【0031】前記一般的な固有ベクトル問題のRyy
=λRxxの最大固有ベクトルのλはハーミション演
算子Hに対して、
【0032】
【数8】 式により算出されることをさらなる特徴としてもよい。
【0033】以上のような目的を達成するための本発明
の第1特徴によれば、複数のアンテナが備えられた通信
システムにおいて、前記複数のアンテナに受信された信
号から特定の信号を主に含む受信信号と、この特定信号
以外の信号を主に含む受信信号を抽出する工程と、前記
抽出した受信信号それぞれの自己相関行列を演算する工
程と、前記演算した自己相関行列のうち、少なくともあ
る一つの行列を対角成分と非対角成分とに分け、この各
々の成分を有する行列に分離する工程と、前記分離した
自己相関行列を用いて、前記特定の信号に関連した加重
値を算出する工程と、前記特定信号に関連した送信又は
受信信号に前記加重値を適用して、この適用した信号を
出力する工程とを備えて成されたことを特徴とする。
【0034】以上のような目的を達成するための本発明
の第2特徴によれば、好ましくは、前記通信システムは
CMDA方式の無線通信システムであり、前記特定信号
を主に含む受信信号は、前記受信した信号を特定のコー
ドで逆拡散した後の受信信号である。ここで、前記特定
信号以外の信号を主に含む受信信号は、前記受信した信
号を特定コードで逆拡散する前の受信信号である。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい一実施形
態による構成及び作用を添付の図面を参照して説明す
る。
【0036】(第1実施形態)図2は本発明の一例によ
る適応アルゴリズム流れ図である。
【0037】既に説明したように、従来の適応アレイア
ンテナを用いたCDMAシステムで、ビーム形成器10
6は、ウェートベクタ(weight vector)
を更新するために、逆拡散前の高速信号と、既に知って
いるチャネルコードを用いて逆拡散した後の低速の信号
とを共に用いる。
【0038】また、前記逆拡散前の信号をサンプリング
した信号の自己相関行列と、逆拡散後の信号をサンプリ
ングした信号の自己相関行列とを計算し、この各々の行
列を用いて、空間処理のためのウェートベクタを計算す
る。
【0039】逆拡散する前の、各アンテナから受信した
信号のベクタをとし、各アンテナで受信した信号を既
に知っているコードに逆拡散した後の信号のベクタを
と定義する(S20)。このとき、ベクタの自己相関
行列をRxxとし、ベクタの自己相関行列をRyyと
すると、各アンテナ素子に掛けるべきである複素利得か
ら構成されたウェートベクタを求める式は、次の式1
のように、一般的な固有ベクトルの問題となる(S2
1)。
【0040】Ryy=λRxx (式1) そして、前記自己相関行列RxxとRyyは、各々次の
式2と式3によって推定される。
【0041】 Rxx(k)=fRxx(k−1)+(k) H(k) (式2) Ryy(k)=fRyy(k−1)+(k) H(k) (式3) 前記式2と式3で、fは0から1の値を有する忘却ファ
クター(forgetting factor)であ
り、Hはハーミション演算子である。
【0042】前記式1で従来はウェートベクタを求める
ために、行列分離及び逆行列の計算を行ったが、本発明
では前記自己相関行列Rxxを各々Rxxの対角部分と
非対角部分とを有する各々の対角行列と非対角行列とに
分けて、次の式4のように表す(S22)。
【0043】 Ryy=λ(RxxD+RxxO (式4) このとき、RxxDはRxxの対角行列、即ち、Rxx
の対角部分のみを取り、残り部分は全て0である行列で
あり、RxxOはRxxの対角部分を除いた部分を取
り、対角部分は全て0である非対角行列を各々表す。
【0044】また、前記受信信号のベクタは、このベ
クタ元素(vector element)の数が前記
アンテナ素子(又はアレイ)の数と同じか少ないベクタ
である。前記自己相関行列(Rxx又はRyy)は、行
又は列の数が前記受信信号ベクタの元素の数と同一で
ある。
【0045】前記式4は次の式5に書き直すことができ
る。
【0046】 Ryy−λRxxO =λRxxD (式5) 前記式5の両辺に前記RxxDの逆行列を掛け合わせて
次のように整理する。本発明でもRxxDの逆行列を求
めるべきであり、RxxDは対角行列であるので、次の
ように簡単に得られる(S23)。
【0047】例えば、RxxDを式6のように書き直せ
ると仮定しよう。対角行列の性質を用いると、式6の対
角行列の逆行列を式7のように簡単に求めることができ
る。
【0048】
【数9】
【0049】
【数10】 前記式7によって前記式5は次のように整理することが
できる。
【0050】 (Ryy−λRxxO)(RxxD-1 =λ (式8) 前記式8で最大の固有ベクトルλは次のように求められ
る(S24)。
【0051】
【数11】 従って、ウェートベクタは次の式10のように表すこ
とができる。
【0052】
【数12】 前記式10のように、算出するウェートベクタの元素の
数は、前記自己相関行列(Rxx又はRyy)の行又は
列の数と同じである。
【0053】移動通信状況で適応アレイアンテナに使用
するウェートベクタは更新し続けるべきであり、移動
体を追跡できなければならないので、今までのウェート
ベクタを求める方法は、前記式10によって次の式1
1のように要約することができる(S25)。
【0054】
【数13】 このとき、kは適応アレイアンテナに入射する信号を観
測して、新たなウェートベクタを計算する時間を表すイ
ンデクスであって、本発明の信号処理によれば、毎スナ
ップシャットごとに新たに入射する信号値に適当なウェ
ートベクタを算出することにより、毎スナップシャット
ごとに入射した信号値に適応するアレイアンテナを提供
できる。
【0055】即ち、初期の仮ウェートベクターを設定
し、前記式11のように更新し続けることにより、収斂
(converge)したウェートベクタを求めること
ができ、各信号源の移動を追跡して、適応アレイアンテ
ナのビームパターンを提供することができる。
【0056】この求められたウェートベクタをベクタ
と複素内積を取り、アレイアンテナの出力zを図2の式
12のように求めることができる(S26)。
【0057】z= H (式12) また、本発明は、図3に示すように、各アンテナを通じ
て受信した信号を既に知っているコードに逆拡散した後
の信号ベクタの自己相関行列Ryyを、対角行列と非
対角行列とに分けて、ウェートベクタを計算するまた他
の方法を提供する。
【0058】(第2実施形態)図3は本発明の他の例に
よる適応アルゴリズム流れ図である。
【0059】図3を参照すると、まず、逆拡散する前
の、各アンテナから受信した信号のベクタをとし、各
アンテナで受信した信号を既に知っているコードに逆拡
散した後の信号のベクタをと定義する(S30)。こ
のとき、ベクタの自己相関行列をRxxとし、ベクタ
の自己相関行列をRyyとすると、各アンテナ素子に
掛けるべきである複素利得から構成されたウェートベク
を求める式は、式1のように、一般的な固有ベクト
ルの問題となる(S31)。
【0060】この時も、前記各々の自己相関行列Rxx
とRyyは、前記図2における式2と式3によって推定
される。
【0061】前記式1で従来はウェートベクタを求める
ために、行列分離及び逆行列の計算を行ったが、本発明
のまた他の例では、前記自己相関行列Ryyを各々Ry
yの対角部分と非対角部分とからなる各々の対角行列と
非対角行列とに分けて、次の式13のように表す(S3
2)。
【0062】 (RyyD+RyyO=λRxx (式13) このとき、RyyDはRyyの対角行列、即ち、Ryy
の対角部分のみを取り、残り部分は全て0である行列で
あり、RyyOはRyyの対角部分を除いた部分を取
り、対角部分は全て0である非対角行列を各々表す。
【0063】また、前記受信信号のベクタは、このベ
クタ元素の数が前記アンテナ素子(又はアレイ)の数と
同じか少ないベクタである。前記自己相関行列(Rxx
又はRyy)は、行又は列の数が前記受信信号ベクタ
の元素の数と同一である。
【0064】前記式13は次の式14に書き直すことが
できる。
【0065】 RyyD =λRxx−λRyyO (式14) 前記式14の両辺に前記RyyDの逆行列を掛け合わせ
て次のように整理すると、ウェートベクタは式15の
ように表す(S33)。
【0066】 =(λRxx−RyyO )(RyyD-1 (式15) 前記式15で最大固有ベクトルλは、図2と同様に、前
記式9を用いて求められる。また、前記式15に示すよ
うに、算出するウェートベクターの元素の数は、前記自
己相関行列(Rxx又はRyy)の行又は列の数と同じ
である。
【0067】移動通信状況で適応アレイアンテナに使用
するウェートベクターは更新し続けるべきであり、移
動体を追跡できなければならないので、今までのウェー
トベクターを求める方法は、前記式15と前記式9に
よって算出された最大固有ベクトルλから次の式16の
ように表すことができる。
【0068】 (k+1)=λRxx(k)(RyyD-1−Ryyo(k)(R yyD-1 (式16) このとき、kは適応アレイアンテナに入射する信号を観
測して、新たなウェートベクタを計算する時間を表すイ
ンデクスであって、本発明の信号処理によれば、毎スナ
ップシャットごとに新たに入射する信号値に適当なウェ
ートベクタを算出することにより、毎スナップシャット
ごとに入射した信号値に適応するアレイアンテナシステ
ムを提供できる。
【0069】即ち、初期の仮ウェートベクターを設定
し、前記式16のように更新し続けることにより、収斂
したウェートベクタを求めることができ、各信号源の移
動を追跡して、適応アレイアンテナのビームパターンを
提供することができる。
【0070】この求められたウェートベクタをベクタ
と複素内積を取り、アレイアンテナの出力zを図2の式
12のように求めることができる。
【0071】本発明によれば、適応アレイアンテナで実
時間に適応アルゴリズムを適用するに適し、且つ適応ア
レイアンテナシステムでの通話品質を向上させると共
に、費用を節減できるような適応アレイアンテナシステ
ムにおける信号処理方法及びこれのための装置が提供さ
れる。
【0072】本発明は、複数のアンテナが備えられた通
信システムで、前記複数のアンテナに受信された信号か
ら特定の信号を主に含む受信信号と、この特定信号以外
の信号を主に含む受信信号を抽出する工程と、前記抽出
した受信信号それぞれの自己相関行列を演算する工程
と、前記演算した自己相関行列のうち、少なくともある
一つの行列を対角成分と非対角成分とに分け、この各々
の成分を有する行列に分離する工程と、前記分離した自
己相関行列を用いて、前記特定の信号に関連した加重値
を算出する工程と、前記特定信号に関連した送信又は受
信信号に前記加重値を適用して、この適用した信号を出
力する工程とを備えて成されたことを特徴とする。
【0073】尚、前記通信システムはCMDA方式の無
線通信システムであり、前記特定信号を主に含む受信信
号は、前記受信した信号を特定のコードで逆拡散した後
の受信信号である。ここで、前記特定信号以外の信号を
主に含む受信信号は、前記受信した信号を特定コードで
逆拡散する前の受信信号である。
【0074】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明はCMD
Aシステムのための適応アレイアンテナを実現するに必
ず必要なビーム形成のためのアルゴリズムを簡単に行う
ことにより、ビーム形成アルゴリズムの実行による計算
量を減らせる効果がある。
【0075】また、移動通信環境で移動体を追跡しなけ
ればならないビーム形成器の長所を十分に活用するため
に、適応アレイアンテナのビームパターンを実時間で生
成することができる。
【0076】さらに、前記実時間的に更新されるビーム
パターン(ウェートベクタ)を適用できるから、通信の
品質が向上する。
【0077】また、ビーム形成器を実現するにおいても
簡単なアルゴリズムを適用できるから、DSPの数を減
らすことができ、費用節減の効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術によるアレイアンテナシステムを示
す図面。
【図2】 本発明の一例による適応アルゴリズムの流れ
図を示す図面。
【図3】 本発明の他の例による適応アルゴリズムの流
れ図を示す図面。
【符号の説明】
101 周波数下向き変換器 102 アナログデジタル変換器 103 第1の乗算器 104 積分器 105 第2の乗算器 106 ビーム形成器

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のアンテナが備えられた通信システ
    ムにおいて、 前記複数のアンテナに受信された信号から特定の信号を
    主に含む受信信号と、 この特定信号以外の信号を主に含む受信信号を抽出する
    工程と、 前記抽出した受信信号それぞれの自己相関行列を演算す
    る工程と、 前記演算した自己相関行列のうち、少なくともある一つ
    の行列を対角成分と非対角成分とに分け、この各々の成
    分を有する行列に分離する工程と、 前記分離した自己相関行列を用いて、前記特定の信号に
    関連した加重値を算出する工程と、 前記特定信号に関連した送信又は受信信号に前記加重値
    を適用して、この適用した信号を出力する工程と、を包
    含することを特徴とする信号処理方法。
  2. 【請求項2】 前記通信システムはCMDA方式の無線
    通信システムであり、前記特定信号を主に含む受信信号
    は、前記受信した信号を特定のコードで逆拡散した後の
    受信信号であることを特徴とする請求項1記載の信号処
    理方法。
  3. 【請求項3】 前記特定信号以外の信号を主に含む受信
    信号は、前記受信した信号を特定コードで逆拡散する前
    の受信信号であることを特徴とする請求項2記載の信号
    処理方法。
  4. 【請求項4】 前記受信信号のベクタは、このベクタ元
    素の数が前記アンテナの数と同じであるか少ないベクタ
    であることを特徴とする請求項1記載の信号処理方法。
  5. 【請求項5】 前記自己相関行列は、行又は列の数が前
    記受信信号ベクタの元素の数と同一であることを特徴と
    する請求項4記載の信号処理方法。
  6. 【請求項6】 前記算出した加重値は、元素の数が前記
    自己相関行列の行又は列の数と同じベクタであることを
    特徴とする請求項1記載の信号処理方法。
  7. 【請求項7】 前記加重値の算出工程は、前記特定の信
    号を主に含む受信信号の自己相関行列と前記加重値ベク
    タとの掛け合わせが、前記特定信号以外の信号を主に含
    む受信信号の自己相関行列と前記加重値ベクタとの掛け
    合わせに比べて最大となる前記加重値ベクタを求めるこ
    とを特徴とする請求項1記載の信号処理方法。
  8. 【請求項8】 前記分離した行列は前記特定信号以外の
    信号を主に含む受信信号の自己相関行列であることを特
    徴とする請求項7記載の信号処理方法。
  9. 【請求項9】 前記特定信号以外の信号を主に含む受信
    信号のベクタを、前記特定の信号を主に含む受信信号
    のベクタを、前記の自己相関行列をRxx、前記
    の自己相関行列をRyy、前記Rxxの対角成分の行列
    をRxxD、前記Rxxの非対角成分の行列をRxxO
    前記RxxDの逆行列が(RxxD- 1、一般的な固有ベ
    クトル問題のRyy=λRxxの最大の固有ベクト
    ルをλとする時、前記加重値は、 【数1】 式により算出されることを特徴とする請求項8記載の信
    号処理方法。
  10. 【請求項10】 前記特定信号以外の信号を主に含む受
    信信号のベクタを、前記特定信号を主に含む受信信号
    のベクタを、前記の自己相関行列をRxx、前記
    の自己相関行列をRyy、前記Rxxの対角成分の行列
    をRxxD、前記Rxxの非対角成分の行列をRxxO
    前記RxxDの逆行列が(RxxD- 1、一般的な固有ベ
    クトル問題のRyy=λRxxの最大の固有ベクト
    ルをλとする時、前記加重値は、スナップシャットイ
    ンデクスkと、その後のスナップシャットインデクス
    (k+1)とに対して 【数2】 式により更新されることを特徴とする請求項8記載の信
    号処理方法。
  11. 【請求項11】 前記一般的な固有ベクトル問題のRy
    =λRxxの最大固有ベクトルのλはハーミショ
    ン演算子Hに対して、 【数3】 式により算出されることを特徴とする請求項9又は10
    記載の信号処理方法。
  12. 【請求項12】 前記分離される行列は前記特定の信号
    を主に含む受信信号の自己相関行列であることを特徴と
    する請求項7記載の信号処理方法。
  13. 【請求項13】 前記特定信号以外の信号を主に含む受
    信信号のベクタを、前記特定の信号を主に含む受信信
    号のベクタを、前記の自己相関行列をRxx、前記
    の自己相関行列をRyy、前記Ryyの対角成分の行
    列をRyyD、前記Ryyの非対角成分の行列をRy
    O、前記RyyDの逆行列が(RyyD-1、一般的な
    固有ベクトル問題のRyy=λRxxの最大の固有
    ベクトルをλとする時、前記ウェートベクタは、
    (λRxx−RyyO )(RyyD-1式により算出
    されることを特徴とする請求項12記載の信号処理方
    法。
  14. 【請求項14】 前記特定信号以外の信号を主に含む受
    信信号のベクタを、前記特定の信号を主に含む受信信
    号のベクタを、前記の自己相関行列をRxx、前記
    の自己相関行列をRyy、前記Ryyの対角成分の行
    列をRyyD、前記Ryyの非対角成分の行列をRy
    O、前記RyyDの逆行列が(RyyD-1、一般的な
    固有ベクトル問題のRyy=λRxxの最大の固有
    ベクトルをλとする時、前記加重値は、スナップシャ
    ットインデクスkと、その後のスナップシャットインデ
    クス(k+1)とに対して、 (k+1)=λRxx(k)(RyyD-1−Ry
    O (k)(RyyD-1 式により算出されることを特徴とする請求項12記載の
    信号処理方法。
  15. 【請求項15】 前記一般的な固有ベクトル問題のRy
    =λRxxの最大固有ベクトルのλはハーミショ
    ン演算子Hに対して、 【数4】 式により算出されることを特徴とする請求項13又は1
    4記載の信号処理方法。
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