JP2002111305A - 周波数可変複合フィルタ - Google Patents

周波数可変複合フィルタ

Info

Publication number
JP2002111305A
JP2002111305A JP2000295702A JP2000295702A JP2002111305A JP 2002111305 A JP2002111305 A JP 2002111305A JP 2000295702 A JP2000295702 A JP 2000295702A JP 2000295702 A JP2000295702 A JP 2000295702A JP 2002111305 A JP2002111305 A JP 2002111305A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
variable
filter
resonator
ground electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000295702A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kuroki
博 黒木
Naoki Tsukamoto
直樹 塚本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2000295702A priority Critical patent/JP2002111305A/ja
Publication of JP2002111305A publication Critical patent/JP2002111305A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Filters And Equalizers (AREA)
  • Transceivers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】量産性に優れ且つ消費電流のない周波数可変複
合フィルタを提供する。 【解決手段】高周波フィルタ7と、この高周波フィルタ
の入力端9a又は出力端9bと並列に接続された第1の
容量成分6を通じてアース電位との間に接続された共振
器1と、その共振器に並列に第2の容量成分3を介して
カソードが接続され且つアノードがアースされた可変容
量ダイオード2と、その可変容量ダイオードのカソード
に外部から制御電圧を印加可能に接続された制御電圧端
子8とを備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高周波フィルタ
を含む周波数可変複合フィルタに属し、例えばマイクロ
波無線通信機器のアンテナ共用器などに用いられるフィ
ルタ、特に周波数調整が容易な周波数可変複合フィルタ
に属する。
【0002】
【従来の技術】近年の移動体通信の発達により、マイク
ロ波無線通信機器における通過帯域及び阻止帯域ともに
広い幅が要請され、それに伴って通過帯域と阻止帯域と
の間隔が狭くなっている。このため送信時及び受信時に
おける挿入損失が大きくなる傾向にある。そこでこの挿
入損失を抑制するために、送信側及び受信側の両回路に
おいて通過帯域及び阻止帯域をいずれも低域側と高域側
とに2分割し、スイッチ回路により切換可能とする技術
が種々提案されている(特開平6−85712号、特開
平11−122139号など)。
【0003】このようなフィルタを実現するにあたり、
図6のようなハーフバンド特性を有する周波数可変フィ
ルタを用いることがあり、その回路構成としては、図7
のように可変容量ダイオードを共振系に用い、制御電圧
をオン/オフ(図6で破線がオン、実線がオフ)するこ
とにより共振器に接続された容量値を変化させること
で、共振器の周波数を可変させるものが一般的である。
【0004】図7において、同軸共振器101、101
は共振器間結合容量106で帯域幅を形成し、入出力コ
ンデンサ107、107で外部との整合をとる。各同軸
共振器101には、並列に容量を形成する帯域可変用コ
ンデンサ103と可変容量ダイオード102が接続さ
れ、可変容量ダイオード102はそのカソードがチョー
クコイル104を介して制御電圧端子108に接続され
る。この構成では、電圧オフ時に可変容量ダイオード1
02に電圧がかからないので0Vの時の端子間容量が発
生し、これとコンデンサ103との合成容量と共振器1
01とで所定共振周波数の共振系を形成する。そして、
電圧オン時には可変容量ダイオード102の端子間容量
が減少するので、可変容量ダイオード102の容量とコ
ンデンサ103との合成容量が減少し、共振周波数が上
がる。こうして前記図6に示すフィルタ特性が得られ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、可変容量ダイ
オードの端子間容量は、電圧オンの時もオフの時も素子
毎にばらつきを有する。このため素子毎に通過帯域幅及
び阻止帯域幅がずれてしまい、量産時の歩留まりが悪
い。例えば、制御電圧0Vのときの可変容量ダイオード
の容量値が8pF、電圧3Vのときの容量値が3pF、
各電圧の時の容量値が±7%ばらつくとすると、周波数
は30MHz±3.5MHzの範囲をばらつく。さらに
制御電圧のばらつきが±0.2Vあるとすると、それに
起因して周波数のばらつきが±2MHz増加する。従っ
て、合計のばらつきが±5.5MHzとなり、オン時と
オフ時とで周波数を30MHz可変させるハーフバンド
フィルタにおいてかなり大きなばらつきとなっていた。
【0006】又、上記特開平11−122139号公報
では、可変容量ダイオードに代えてPINダイオードの
アノードがチョークコイル104を介して制御電圧端子
108に接続された構成も提案されている。この方式の
場合、制御電圧オン時には共振系に容量成分が無く、電
源オフ時に発生する端子間容量についてはコンデンサ1
03の容量値を調整することにより、周波数のばらつき
を抑えられる。
【0007】しかし、PINダイオードを使ったこの方
式は、PINダイオードに電流を流して周波数を可変す
るために消費電流が発生し、例えば携帯電話のアンテナ
共用器に用いた場合に電池が早く消耗し、待ち受け可能
時間が短くなる。一方、挿入損失を抑制する上述のフィ
ルタについては、同軸共振器101、102、入出力コ
ンデンサ107、帯域可変用コンデンサ103、可変容
量ダイオード102等も用いられるので、部品点数が増
えてフィルタ自体の大型化を招くおそれがある。それ
故、この発明の課題は、量産性に優れ、消費電流がな
く、部品点数を減らしてコンパクトに形成できる周波数
可変複合フィルタを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明の周波数可変複合フィルタは、高周波フィ
ルタと、この高周波フィルタの入力端又は出力端と並列
に接続された第1の容量成分を通じてアース電位との間
に接続された共振器と、その共振器に並列に第2の容量
成分を介してカソードが接続され且つアノードがアース
された可変容量ダイオードと、その可変容量ダイオード
のカソードに外部から制御電圧を印加可能に接続された
制御電圧端子とを備えたことを特徴とする。
【0009】本発明によれば、高周波フィルタに加え
て、トラップ回路となる共振器を備え、この共振器と並
列に第2の容量成分及び可変容量ダイオードが接続され
ているので、制御電圧オンにより可変容量ダイオードに
逆方向電圧が加わって可変容量ダイオードの容量が減少
し、それに伴って第2の容量成分との合成容量が減少
し、トラップ周波数が高周波側に移動する。逆にオフ時
にはオン時よりもトラップ周波数が低周波側に移動する
だけでなく、高周波フィルタと別にトラップ回路を備え
ているので、阻止帯域幅が低周波側に広くなり、これに
より、制御電圧オフ時のトラップ周波数がフィルタ特性
に影響しない低周波側に位置させることができる。その
結果、制御電圧オン時のトラップ周波数のみを可変容量
ダイオードのバラツキを考慮して第2の容量成分を調整
すれば良く、周波数が安定して製品歩留まりが著しく向
上した周波数可変複合フィルタを提供することができ
る。しかも、本発明の回路構成では、可変容量ダイオー
ドに電圧を加えるだけで消費電流が発生せず、例えば、
携帯電話のアンテナ共用器に本発明が用いられた場合、
待ち受け時間中に電池が消耗することもない。
【0010】前記共振器は、積層された複数の誘電体層
を含む誘電体ブロックの主面に形成されて前記アース電
位となるアース電極と、それら誘電体層の層間に前記ア
ース電極と対向し一端が前記アース電極に接続したスト
リップラインとで構成され、前記第2の容量成分は、前
記アース電極が形成された領域とは異なり且つ前記スト
リップラインと対向する領域にキャビティを形成すると
ともに、そのキャビティ底面に形成された容量電極パタ
ーンと前記ストリップラインとの対向部分で構成されて
いてもよい。
【0011】あるいは前記共振器は、積層された複数の
誘電体層を含む誘電体ブロックの主面に形成されて前記
アース電位となるアース電極と、それら誘電体層の層間
に前記アース電極と対向し一端が前記アース電極に接続
したストリップラインとで構成され、前記第2の容量成
分は、前記誘電体ブロックの主面であって前記アース電
極が形成された領域とは異なり且つ前記ストリップライ
ンと対向する領域に形成された容量電極パターンと前記
ストリップラインとの対向部分で構成されていてもよ
い。これらの構成によれば、容量電極パターンが誘電体
ブロックに露出して形成されているので、これらのパタ
ーンを容易にトリミングすることができ、これにより、
可変容量ダイオードの容量と第2の容量成分との合成容
量が前記第2の容量成分のみで調整され、その結果、可
変容量ダイオードのバラツキを容易に吸収することがで
きる。しかも、前記アース電極が形成された領域とは異
なる領域で、かつ前記ストリップラインと対向する領域
にキャビティを形成し、該キャビティ底面に容量電極パ
ターンを形成したので、誘電体ブロック主面に可変容量
ダイオードを接続するのに比べて低背化が図られ、ま
た、可変容量ダイオードの破損、アース電極との短絡等
の品質上の問題も無く良好な周波数可変複合フィルタが
提供できる。
【0012】前記高周波フィルタは、前記誘電体層の層
間に前記アース電極と対向するように形成された複数の
フィルタ用ストリップラインで構成されているとよい。
これにより、上記可変容量ダイオードを有した共振器と
高周波フィルタとを一体的に形成することができ、部品
点数の少ない周波数可変複合フィルタを提供することが
できるからである。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明の周波数可変複合フィル
タの実施形態を図面と共に説明する。図2は実施形態の
周波数可変複合フィルタの等価回路図である。図2にお
いて、高周波フィルタ7の入力端9aに結合コンデンサ
であるコンデンサ6を介して共振器1が接続され、共振
器1の他端はアースされている。コンデンサ6と共振器
1との間には、共振器1と並列に帯域可変用のコンデン
サ3及び可変容量ダイオード2が接続され、可変容量ダ
イオード2のアノードはアースされている。可変容量ダ
イオード2のカソードは、チョークコイル4及びアース
用のコンデンサ5を介して制御電圧端子8に接続されて
いる。
【0014】この複合フィルタは、図1に示したよう
に、制御電圧オフ時(図中の実線)には全ての通過帯域
でほとんど減衰せず、且つ阻止帯域は低域側半分を含む
広い低周波帯で減衰する。そして、電圧オン時(図中の
破線)には通過帯域の高域側半分でほとんど減衰せず、
阻止帯域の高域側半分で減衰する。このため、例えばこ
の複合フィルタを受信回路に適用すると、待ち受け時は
制御電圧をオフとして全ての通過帯域で通過させていず
れの信号をも受信可能とする。また、図略の送信回路よ
り低域側の周波数帯域を利用して送信するときは、受信
回路はそのまま使用可能である。一方、高域側の周波数
帯域を利用して送信するときは、受信回路において上記
制御電圧をオンとして高域側の阻止帯域で阻止すると共
に、高域側の通過帯域で通過させる。
【0015】これらの送受信操作中、制御電源は可変容
量ダイオード2にかかる制御電圧をオン/オフするだけ
であるし、消費電流が発生しない。又、図1に示すよう
にオフ時の阻止帯域は低域側半分だけでなく、それより
も広い低周波帯で減衰するので、周波数調整はオン時の
容量可変ダイオード2の素子間ばらつきのみを考慮して
コンデンサ3の容量調整のみを行えばよい。従って、容
量可変ダイオード2のばらつきに左右されずに容量可変
ダイオード2の容量部分とコンデンサ3との合成容量を
調整でき、周波数調整が容易であり、量産しやすい。
【0016】図3は本発明の周波数可変複合フィルタを
示す要部破断斜視図、図4は同じく平面図である。本発
明の周波数可変複合フィルタAは、図2の回路図に記載
された電子部品の全て、即ち、共振器1、容量可変ダイ
オード2、コンデンサ3、・・・高周波フィルタ7・・
・等が誘電体ブロック20の内部又は外部に形成してい
る。この誘電体ブロック20は、誘電体層200が複数
積層されてなり、その両主面にアース電極20a、20
cが、その一側面にアース電極20bが形成されてい
る。高周波フィルタ7は、誘電体層200間の層間の一
方側(図4では下側)に設けられ、アース電極20a、
20cのそれぞれに対向するフィルタ用ストリップライ
ン27a、27bが互いに同一層で平面視対称位置に配
設されており、フィルタ用ストリップライン27a、2
7bの一方端がアース電極20bに接続されてなる積層
フィルタ27となる。また、誘電体層200の層間の他
方側(図4では上側)には一部がアース電極20aに対
向し、その一端がアース電極20bに接続されたストリ
ップライン21が形成されている。また、ストリップラ
イン21の開放された他方端の一部と対向する誘電体ブ
ロック20主面から誘電体層200の積層方向に、その
周辺よりも窪んだキャビティ33が形成されており、そ
の底面にはストリップライン21の一部と対向するよう
に凸形状の容量電極パターン23aが形成され、更にそ
の近くでストリップライン21と直交する方向の位置に
アース電極パターン23bが形成されている。そして、
これらの容量電極パターン23a、アース電極パターン
23bを跨いでそれらと接続するように可変容量ダイオ
ード22が搭載されている。
【0017】キャビティ33の底面には他に容量電極パ
ターン23aの凸形状の四角形状部と対角位置に制御電
圧端子パターン28、容量電極パターン23aの隣り合
う位置にアース電極パターン32も形成され、容量電極
パターン23a及び制御電圧端子パターン28を跨いで
それらと接続するようにチップインダクタ24が、制御
電圧端子パターン28及びアース電極パターン32を跨
いでそれらと接続するようにチップコンデンサ25が各
々搭載されている。アース電極パターン23b及びアー
ス電極パターン32は、ビア導体23c、32aを介し
て誘電体ブロック20の上面に形成されたアース電極2
0aと接続している。又、制御電圧端子パターン28
は、誘電体ブロック20の端面まで延びて、後述の制御
電圧を印加する制御電圧端子8となる。29は誘電体層
200のストリップライン21、27aの下側の誘電体
層200の層間に形成され、双方に直交する方向で対向
する入力用ライン、29’はストリップライン27bの
上側層で直交する出力用ラインである。
【0018】図3及び図4の構造において、誘電体ブロ
ック20のアース電極20a、20b、20cとストリ
ップライン21とで所定の容量成分と誘導成分とが形成
されて共振系を構成し、図2の回路図上で共振器1とし
て機能する。誘電体ブロック20におけるストリップラ
イン21と入力用ライン29との対向部分で所定の容量
成分26が発生し、図2の回路図上でコンデンサ6とし
て機能する。また、ストリップライン21と容量電極パ
ターン23aとの対向部分でも所定の容量成分23が発
生し、コンデンサ3として機能する。尚、図2の回路図
上でコンデンサ5及びチョークコイル4として機能する
のが、チップコンデンサ25及びチップインダクタ24
である。
【0019】以上のように容量電極パターン23aが誘
電体ブロック20の表面に露出する位置に形成されてい
るので、このパターンをレーザーなどでトリミングする
ことによって、容量成分23の容量が減少し、コンデン
サ23と可変容量ダイオード22の容量部分との合成容
量が調整でき、可変容量ダイオード22の端子間容量の
ばらつきが吸収され、量産時に周波数が安定した精度の
よい複合フィルタとなる。又、高周波フィルタ7が誘電
体ブロック20内に積層フィルタ27として形成してい
るので、部品点数が少なくてすむ。更に、キャビティ3
3底面にアース電極パターン32を形成しているので、
共振器と上方の配線との干渉が生じず、安定した高周波
特性が得られる。尚、上記の実施形態では、高周波フィ
ルタとして誘電体積層フィルタを用いたが、これに代え
てSAWフィルタを誘電体ブロック20に実装しても良
い。
【0020】図5は、本発明の他の実施の形態を説明す
る図であり、アース電極パターン23b、アース電極パ
ターン32をアース電極20aで兼用し、また、キャビ
ティ33を省略して形成されたものである。特に、容量
電極パターン23aを誘電体ブロック20の主面であっ
て、アース電極20aが形成された領域とは異なり、且
つストリップライン21と対向する領域に形成してお
り、容量電極パターン23aはアース電極20aとから
全周囲が開放された島電極となっている。また、制御電
圧端子パターン28も容量電極パターン23aと同一平
面状に形成され、アース電極20aとから全周囲が開放
された島電極となっている。また、制御電圧端子パター
ン28は、図示しないビアホール導体を介して誘電体層
200の層間に形成した引き出し電極28aにより誘電
体ブロック20の端面まで延びて、制御電圧を印加する
制御電圧端子8となる。このような構成にしても、前記
実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
【0021】
【発明の効果】この発明によれば、高周波フィルタと別
に、共振器を備え、その共振器と並列に制御電圧のオン
・オフによって合成容量の変わる容量成分及び可変容量
ダイオードを接続したことにより、オン・オフによって
帯域が変わるだけでなくオフ時の阻止帯域幅がオン時に
比べて低周波側に広くなった。このため、制御電圧オン
の状態のみ周波数調整すればよいので、製品歩留まりが
向上し、量産性が良くなる。また、周波数可変に可変容
量ダイオードを用いたので、消費電流が発生せず電池寿
命が延びる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の周波数可変複合フィルタの周波数特
性を示すグラフである。
【図2】この発明の実施形態の周波数可変複合フィルタ
の等価回路図である。
【図3】上記周波数可変複合フィルタの要部破断斜視図
である。
【図4】同じく平面図である。
【図5】この発明の他の実施形態の周波数可変複合フィ
ルタの平面図である。
【図6】従来の周波数可変フィルタの周波数特性を示す
グラフである。
【図7】従来の周波数可変フィルタの等価回路図であ
る。
【符号の説明】
1、21 共振器(ストリップライン) 2、22 可変容量ダイオード 3、23 第2の容量成分(コンデンサ) 4、24 チョークコイル(チップインダクタ) 5、25 アース用コンデンサ(チップコンデンサ) 6、26 第1の容量成分(結合コンデンサ) 7、27 高周波フィルタ(積層フィルタ) 8、28 制御電圧端子(制御電圧端子パターン)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J006 HD07 JA04 LA14 LA25 MA09 5J024 AA02 CA09 CA20 DA03 DA25 DA33 EA03 KA02 5K011 BA03 BA04 DA02 DA21 JA01 KA13 KA18

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高周波フィルタと、この高周波フィルタの
    入力端又は出力端と並列に接続された第1の容量成分を
    通じてアース電位との間に接続された共振器と、その共
    振器に並列に第2の容量成分を介してカソードが接続さ
    れ且つアノードがアースされた可変容量ダイオードと、
    その可変容量ダイオードのカソードに外部から制御電圧
    を印加可能に接続された制御電圧端子とを備えたことを
    特徴とする周波数可変複合フィルタ。
  2. 【請求項2】前記共振器は、積層された複数の誘電体層
    を含む誘電体ブロックの主面に形成されて前記アース電
    位となるアース電極と、それら誘電体層の層間に前記ア
    ース電極と対向し一端が前記アース電極に接続したスト
    リップラインとで構成され、 前記第2の容量成分は、前記アース電極が形成された領
    域とは異なり且つ前記ストリップラインと対向する領域
    にキャビティを形成するとともに、そのキャビティ底面
    に形成された容量電極パターンと前記ストリップライン
    との対向部分で構成されている請求項1に記載の周波数
    可変複合フィルタ。
  3. 【請求項3】前記共振器は、積層された複数の誘電体層
    を含む誘電体ブロックの主面に形成されて前記アース電
    位となるアース電極と、それら誘電体層の層間に前記ア
    ース電極と対向し一端が前記アース電極に接続したスト
    リップラインとで構成され、 前記第2の容量成分は、前記誘電体ブロックの前記アー
    ス電極が形成された領域とは異なり且つ前記ストリップ
    ラインと対向する領域に形成された容量電極パターンと
    前記ストリップラインとの対向部分で構成されている請
    求項1に記載の周波数可変複合フィルタ。
  4. 【請求項4】前記高周波フィルタは、前記誘電体層の層
    間に前記アース電極と対向するように形成された複数の
    フィルタ用ストリップラインで構成されている請求項1
    又は2に記載の周波数可変複合フィルタ。
JP2000295702A 2000-09-28 2000-09-28 周波数可変複合フィルタ Pending JP2002111305A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000295702A JP2002111305A (ja) 2000-09-28 2000-09-28 周波数可変複合フィルタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000295702A JP2002111305A (ja) 2000-09-28 2000-09-28 周波数可変複合フィルタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002111305A true JP2002111305A (ja) 2002-04-12

Family

ID=18778084

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000295702A Pending JP2002111305A (ja) 2000-09-28 2000-09-28 周波数可変複合フィルタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002111305A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030088817A (ko) * 2002-05-15 2003-11-20 엘지이노텍 주식회사 다중모드 필터장치 및 이를 이용한 신호 송수신 장치
JP2005123740A (ja) * 2003-10-14 2005-05-12 Fujitsu Media Device Kk 高周波スイッチモジュール
WO2007145127A1 (ja) * 2006-06-15 2007-12-21 Koichi Hirama 複合共振回路

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030088817A (ko) * 2002-05-15 2003-11-20 엘지이노텍 주식회사 다중모드 필터장치 및 이를 이용한 신호 송수신 장치
JP2005123740A (ja) * 2003-10-14 2005-05-12 Fujitsu Media Device Kk 高周波スイッチモジュール
WO2007145127A1 (ja) * 2006-06-15 2007-12-21 Koichi Hirama 複合共振回路
US8179209B2 (en) 2006-06-15 2012-05-15 Koichi Hirama Complex resonance circuit

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5479141A (en) Laminated dielectric resonator and dielectric filter
EP0336255B1 (en) Surface mount filter with integral transmission line connection
US6985712B2 (en) RF device and communication apparatus using the same
JP3684285B2 (ja) 同調型スロットアンテナ
US6570442B2 (en) Radio frequency signal output module having radio-frequency power amplifier and isolator element
JPH07154110A (ja) 伝送路共振器、及びこれを用いた無線周波数フィルタ
EP0566145A2 (en) High-frequency low-pass filter
US20070001786A1 (en) Multilayer band pass filter
US6522220B2 (en) Frequency variable filter, antenna duplexer, and communication apparatus incorporating the same
CN100433323C (zh) 高频开关组件
US7239214B2 (en) Two-port non-reciprocal circuit device and communication apparatus
EP0909023B1 (en) Filter working on a plurality of frequency bands
KR100372154B1 (ko) 듀플렉서 및 통신기 장치
US6885261B2 (en) Dielectric filter, antenna sharing device, and communication device having a voltage controlled reactance element for tuning the center frequency
KR20000028933A (ko) 안테나 공용기 및 통신기 장치
US6177850B1 (en) Two frequency filter comprising an inductance device, a resonator, and a switching device
JP2002111305A (ja) 周波数可変複合フィルタ
JPH11243304A (ja) アンテナ共用器
JP3694067B2 (ja) 表面実装部品化したアンテナスイッチ
KR100332878B1 (ko) 듀플렉서 유전체 필터
JP2000091807A (ja) 誘電体バンドパス・フィルタ
JP2003078440A (ja) 高周波スイッチ回路
JPH0846403A (ja) 誘電体フィルタ用基板及び誘電体フィルタ
JPH09294002A (ja) 誘電体フィルタ
KR20030072813A (ko) 일체형 이중밴드 유전체 듀플렉서