JP2002109837A - 光ディスク記録装置および光ディスク記録方法 - Google Patents

光ディスク記録装置および光ディスク記録方法

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JP2002109837A
JP2002109837A JP2000302394A JP2000302394A JP2002109837A JP 2002109837 A JP2002109837 A JP 2002109837A JP 2000302394 A JP2000302394 A JP 2000302394A JP 2000302394 A JP2000302394 A JP 2000302394A JP 2002109837 A JP2002109837 A JP 2002109837A
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Akira Sakurai
彰 桜井
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 短い時間で記録内容の検証を可能にすると共
に、ディスクの記録不能となる領域を最小限に抑え、不
良ディスクとなることを避けることが可能な追記形光デ
ィスクの記録装置の実現を課題とする。 【解決手段】 ディジタルデータを光ディスクに記録す
る第1のピックアップと、この第1のピックアップによ
る光ディスクへの記録の直後に記録されたディジタル情
報を再生する第2のピックアップと、第2のピックアッ
プで読み出されたデータの誤りをエラー検出記号で判定
する回路26、27と、読み出されたデータを書き込み
データと照合して記録されたデータの誤りを検出する読
み出し/照合制御用プロセッサ25と、この過程でエラ
ーが検出された場合、第1のピックアップによる記録を
中止させて修復処理を行わせる書き込み制御用プロセッ
サ21とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク記録装
置および光ディスク記録方法に関し、特にエラーを検出
した際の修復が容易な光ディスク記録装置および光ディ
スク記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図8に、従来のCD−R/RW(Compac
t Disc Recordable/Rewritable)光ディスクの記録装置
の回路構成例を示す。図8において、符号1はディジタ
ル信号処理回路、符号2はピックアップ、符号3はRF
(高周波)アンプ、符号4はFS(Focus Servo )回
路、符号5はTS(Track Servo )回路、符号6はEF
M(Eight of Fourteen Modulation)デコーダ、符号7
はEFMエンコーダ、符号8はライトストラテジイ回
路、符号9はSS(Seek Servo or Sled Servo)回路、
符号10はスライダ、符号11はCLV(Constant Lin
ear Velocity)制御回路、符号12はスピンドルモー
タ、符号13はシステム制御回路であり、符号101は
RAM、符号102はデインクリープインターポレーシ
ョン回路、符号103はSYNCディテクタデスクラン
ブル回路、符号104はCIRC(CloseInterleave Re
ed-solomon Code)回路、符号105はEDC(Error D
etectingCode)/ECC(Error Correcting Code )回
路である。詳細の説明は割愛するが、本装置ではピック
アップ2が検出したRF信号からRFアンプ3で再生R
F信号を検出すると共に、フォーカスエラー信号および
トラッキングエラー信号をFS回路4、TS回路5で得
て、SS回路9でピックアップ2の制御にフィードバッ
クする。光ディスクに記録されるマーク列には、周波数
帯域を狭くし、クロック情報を多くし、かつ直流成分を
少なくすることができるEFM変調方式が採用される。
【0003】ところで、追記型光ディスクにおいては書
き込み後、読み出して照合処理をする場合と照合処理を
しない場合がある。特にCD−R(Compact Disc Recor
dable )においては一回の書き込み情報量が多く、照合
処理もユーザーに委ねられている。また1枚のディスク
に一気に書き込むことも多い。従って、書き込みに失敗
し、不良ディスクとなってしまうこともある。このよう
な問題を解決するため、特開平10−64167号公報
によれば、書き込みと並行して照合処理を行うようにし
ているが、書き込み失敗した場合の処理が記述されてい
ない。また書き込み直後の読み出し確認にしか言及して
いない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のごとく、従来の
追記形光ディスクの光ディスク記録装置および光ディス
ク記録方法によれば、書き込み後、読み出して照合処理
をするものがあるが、その後の修正処理の方法が確立さ
れていないという問題があった。本発明は比較的簡単な
方法でこの問題を解決して、書き込みと並行して照合処
理およびエラー検出処理を行い、書き込みに失敗した場
合に直ちに書き込みを中止して修復処理を行うことによ
り、短い時間で記録内容の検証を可能にすると共に、デ
ィスクの記録不能となる領域を最小限に抑え、不良ディ
スクとなることを避け、資源を有効に利用することが可
能な追記形光ディスクの記録装置および記録方法の実現
を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明は、光ディスクにディジタルデータを記録す
る光ディスク記録装置において、ディジタルデータを光
ディスクに記録する第1のピックアップと、この第1の
ピックアップによる光ディスクへの記録の直後に記録さ
れたディジタル情報を再生する第2のピックアップと、
前記第1のピックアップおよび前記第2のピックアップ
の記録再生動作を制御する制御手段と、前記第2のピッ
クアップで読み出されたデータの誤りをエラー検出記号
から判定するとともに、前記読み出されたデータを書き
込みデータと照合して記録されたデータの誤りを検出す
る誤り検出手段と、この誤り検出手段でエラーが検出さ
れた場合、前記制御手段を介して前記第1のピックアッ
プによる記録を中止させて修復処理を行わせるデータ修
復手段とを具備することを特徴とする。これにより、比
較的簡単な方法で、書き込みと並行して照合処理および
エラー検出処理を行い、書き込みの失敗が発見された場
合には直ちに修復処理を行うことが可能で記録不能とな
る領域を最小限に抑えることができる光ディスク記録装
置を実現することができる。
【0006】また、光ディスクにディジタルデータを記
録する光ディスク記録方法において、第1のピックアッ
プによって光ディスクへディジタルデータを記録する記
録過程と、この第1のピックアップによる光ディスクへ
の記録の直後に記録されたディジタル情報を第2のピッ
クアップによって再生する再生過程と、前記第2のピッ
クアップで読み出されたデータの誤りをエラー検出記号
から判定するとともに前記読み出されたデータを書き込
みデータと照合して記録されたデータの誤りを検出する
誤り検出過程と、この誤り検出過程でエラーが検出され
た場合、前記記録過程での第1のピックアップによる記
録を中止させて修復処理を行わせるデータ修復過程とを
具備することを特徴とする。これにより、書き込みと並
行して照合処理およびエラー検出処理を行い、書き込み
の失敗が発見された場合には、比較的簡単な処理で、直
ちに修復処理を行うことが可能で記録不能となる領域を
最小限に抑えることができる光ディスク記録方法を実現
することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる光ディスク
記録装置と光ディスク記録方法を添付図面を参照にして
詳細に説明する。
【0008】図1に本発明の一実施の形態による光ディ
スク記録装置の回路構成を示す。図1において、符号1
はディジタル信号処理回路、符号2−1はピックアップ
1、符号2−2はピックアップ2、符号3−1、3−2
はRF(高周波)アンプ、符号4−1、4−2はFS
(Focus Servo )回路、符号5−1、5−2はTS(Tr
ack Servo )回路、符号6−1、6−2はEFM(Eigh
t of Fourteen Modulation)デコーダ、符号7はEFM
エンコーダ、符号8はライトストラテジイ回路、符号9
はSS(Seek Servo or Sled Servo)回路、符号10は
スライダ、符号11はCLV(Constant Linear Veloci
ty)制御回路、符号12はスピンドルモータ、符号13
はシステム制御回路であり、符号101はRAM、符号
102はデインクリープインターポレーション回路、符
号103はSYNCディテクタデスクランブル回路、符
号104はCIRC(Close Interleave Reed-solomonC
ode)回路、符号105はEDC(Error Detecting Cod
e)/ECC(Error Correcting Code )回路である。
便利のため、図8と同一の機能には同一符号を付した。
【0009】図1で、ピックアップ1(2−1)は書き
込み用であり、EFMエンコーダ7と書き込みレーザ制
御であるライトストラテジイ8が加わつている。回転お
よびスライド(スレッド)制御はピックアップ1(2−
1)およびピックアップ2(2−2)を同一のスライダ
(またはスイングアーム等)に搭載するのでどちらか一
方のピックアップで制御すればよい。この例では、ピッ
クアップ2(2−2)で行なうことになる。
【0010】ピックアップ1(2−1)とピックアップ
2(2−2)との間隔は書き込みから、1セクタ以内で
遅れて読み出せる間隔が望ましい。CDの場合、1セク
タ(オーディオデータ1/75秒に相当)の距離は約1
7mmであり(標準線速度約1.3m/secとすると
1300mm/75=17.3mm、channe1r
ate=4321800bits/sec、3T=0.
89μmから計算すると17.1mm)、エラー検出
後、停止に至るまでのオーバヘッドを考慮して15mm
以内が望ましい。
【0011】ディジタル信号処理回路1での書き込み制
御機能の例を図2のブロック図に沿って示す。ドライブ
I/Fから書き込み制御用プロセッサ21にデータが送
られると、切換器22を通して書き込みデータ28とし
てバッファに保存される。保存が完了すると書き込みデ
ータ28にEDC(Error Detecting Code)/ECC
(Error Correcting Code )データ付加23、CIRC
(Close Interleave Reed-solomon Code)データ付加2
4が行われ、EFM(Eight of Fourteen Modulation)
エンコーダ7にデータが供給されて、ピックアップ1
(2−1)による書き込みが行なわれる。
【0012】ピックアップ2(2−2)は書き込み開始
を受けて照合のための読取を開始する。セクタの先頭を
検出したらデータを読み込み、CIRCチェック27、
EDC/ECCチェック26を経て読み出しデータ29
として貯えられる。読み出し/照合制御用プロセッサ2
5はCIRC、EDC/ECCでの致命的なエラーを検
出した場合、または、読み出しデータと該当する書き込
みデータを比較してエラーが検出された場合に、エラー
ステータスをドライブI/Fから送出するとともに、書
き込み制御用プロセッサ21に処理の中止をする信号を
送る。
【0013】書き込みデータバッファ28は3つのデー
タバッファからなっており、書き込み制御用プロセッサ
21からの書き込み、EDC/ECCへのデータの供
給、照合用データの供給の3つを同時に行なえるようリ
ング構造となっており、結線は切換器22により制御さ
れる。ピックアップの間隔が1セクタ以内に納められな
いときは、その分、書き込みバッファ28の数を増やせ
ば、そのセクタ数分ずれて処理することができる。
【0014】ファイルシステムは一般に階層構造になっ
ており、修復処理は上位のアドレス情報を変更する必要
がある。書換え形光ディスクの場合は、同じ場所に書き
かえられる場合には変更しなくてもよい。しかし、追記
形光ディスクの場合は先に上位の情報が書きこまれてし
まうと、エラーが発生した場合に整合性が取れなくな
り、使用不能になったり、もしくはその書きこみをすべ
て破棄してしまうことになる。そこで書きこみを行う際
に上位の情報を後から書きこむようにし、下位の情報の
変更を反映した正しい情報修正を行って書きこむように
する。空き容量を管理し、書きこみに失敗したファイ
ル、ディレクトリ等を空き容量があれば、再度書きこみ
を行い、上位のアドレス情報を修正して書きこむ。ま
た、空き容量が不足する場合には、失敗したファイル、
ディレクトリのアドレス情報を削除して上位の情報を書
きこむ。
【0015】以上のようにピックアップ1によりデータ
が書き込まれ、ピックアップ2により書き込み直後のデ
ータを読み出し、書き込みバッファと照合される。読み
出し時のエラー検出と、書き込みバッファとの比較によ
るエラー検出により、エラーが検出された場合は書き込
みは中止され、HOST側にエラー情報を送る。HOS
T側ではエラー検出を受けると書き込み処理を中止し、
修復処理を行い、これにより、書きこみを継続してい
く。このように処理することにより、正しい情報を構成
することが可能となり、書きこみに成功した情報は有効
に活用することができる。具体例としてCD系について
述べたが、それに限定されるものでないことは明らかで
ある。
【0016】IS0 9660に従ったフォーマットで
書き込む場合、図3に示すように、パステーブル31、
ルートディレクトリ32、サブディレクトリ33、ファ
イル34の階層構造になっている。CD−Rの場合、フ
ァイル34、サブディレクトリ33、ルートディレクト
リ32およびパステーブル31の順に書き込むことによ
り、先に書かれる情報に変更が生じても後に書きこむ情
報を変更することにより、正しい階層構造をそのまま維
持することが可能である。
【0017】ただし、CDはギャップのない物理フォー
マットであり、書きこみを分割して隣接したデータを書
くことができないので、ルートディレクトリ(ルートデ
ィレクトリを分割して書く場合はその先頭部分)の後ろ
の3セクタ分をあらかじめ空けておく。 (1)空き容量に余裕があるときは、ファイルの書きこ
みが失敗した場合、失敗したセクタから3セクタの位置
から再度書き込みを行い、ディレクトリの情報を変更す
る。子ディレクトリの書きこみが失敗した場合、失敗し
たセクタから3セクタの位置から再度書きこみを行い、
親ディレクトリの情報を変更することにより書き込みが
正しく行われることになる。 (2)空き容量に余裕がないときには、ファイルの書き
こみが失敗した場合、ディレクトリから削除する。子デ
ィレクトリの書きこみが失敗した場合、親ディレクトリ
から削除することにより、失敗した書きこみを除いた情
報の書き込みが正しく行われたことになる。 (3)基本記述子、パステーブルおよびルートディレク
トリを最後に書き込む。図4に書き込んだデータの構造
を示す。(a)は従来の方法、(b)は本発明により正
常に書き込みをした場合、(c)は本発明によりエラー
が発生し修復処理を行って書き込みをした場合である。
【0018】次に、CD−DA(Compact Disc-Digital
Audio)に従ったフォーマットで書き込む場合は、図5
に示すように曲データ42をTOC(Top Of Contents
)41が曲の開始時間、演奏時間等を指定して管理す
る構造になっている。曲データ42、TOC41の順に
書き込むことにより先に書かれる曲データ情報に変更が
生じても、後に書きこむTOC情報を変更することによ
り、正しい階層構造を維持することが可能である。 (1)空き容量に余裕があるときは、曲データ42の書
きこみが失敗した場合、再度書きこみを行い、TOC4
1の情報を変更することにより書き込みが正しく行われ
たことになる。 (2)空き容量に余裕がないときは、曲データ42の書
きこみが失敗した場合、TOC情報からこの部分を削除
することにより、失敗した書きこみ部分を除いた情報の
書き込みが正しく行われたことになる。図6に書き込ん
だデータの構造を示す。(a)は正常に書きこみが行わ
れた場合、(b)は空き容量に余裕があり、再書き込み
を行った場合、(c)は空き容量に余裕がなく失敗した
曲を削除した場合である。
【0019】ISO 9660フォーマットのCD−R
Wの場合、CDはギャップがない物理フォーマットなの
で、失敗した場合は同じ場所に再度書き込みを行なうと
前のデータおよび後続のデータに上書きするおそれがあ
る。したがって、最後に成功したデータの後に3セクタ
の間隔をおき、そこから再書き込みを行いディレクトリ
を編集して書き込む。また、デイレクトリは、曲後3セ
クタの間隔を空けて書き込んでおく(ルートのみ、後ろ
3セクタで基本記述子、パステーブルとともに書く)。
このようにすることで同じ位置にディレクトリを書きこ
むことができ、上位の情報を修正せずにすみ、修復処理
をより簡潔に行うことができる。図7に書き込みデータ
の構造の例を示す。(a)は従来の方法、(b)は本発
明の方法による構造である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1の
発明は、光ディスクにディジタルデータを記録する光デ
ィスク記録装置において、ディジタルデータを光ディス
クに記録する第1のピックアップと、この第1のピック
アップによる光ディスクへの記録の直後に記録されたデ
ィジタル情報を再生する第2のピックアップと、第1の
ピックアップおよび第2のピックアップの記録再生動作
を制御する制御手段と、第2のピックアップで読み出さ
れたデータの誤りをエラー検出記号から判定するととも
に、読み出されたデータを書き込みデータと照合して記
録されたデータの誤りを検出する誤り検出手段と、この
誤り検出手段でエラーが検出された場合、制御手段を介
して第1のピックアップによる記録を中止させて修復処
理を行わせるデータ修復手段とを具備することを特徴と
する。これにより、記録と並行して記録の検証が行える
ので、記録後読み出して入力信号と比較する場合と比較
して大幅に検証時間を短縮することができ、さらにエラ
ー発生の場合には書き込みを中止して修復が行えるの
で、エラー発生後の再書込みに必要な時間も短縮するこ
とができる光ディスク記録装置を実現することができ
る。
【0021】また、本発明の請求項2の発明は、光ディ
スクは追記型の光ディスクであり、制御手段は第1のピ
ックアップを制御して上位のアドレスを管理する情報ほ
ど後に記録し、データ修復手段は上位のアドレスを管理
する情報ほど後に修復処理を行わせることを特徴とす
る。これにより、追記型でも容易に正しい情報構造を再
形成することができるので、光ディスク上の使用不能と
なる領域を最小限に抑えることができ、光ディスクの記
憶容量を有効に利用することが可能な光ディスク記録装
置を実現することができる。
【0022】さらにまた、本発明の請求項3の発明は、
光ディスクがCDR(Compact DiscRecordable )であ
り、記録フォーマットがISO 9660(JIS X
0606)フォーマットである場合に、第1のピック
アップによってファイル、サブディレクトリ(子ディレ
クトリ、親ディレクトリ)、ルートディレクトリ、パス
テーブルの順にデータが記録され、データ修復手段は、
エラーがあった場合に記録を中止し、この順に修復処理
を行うことを特徴とする。これにより、記録フォーマッ
トがISO 9660フォーマットであっても、内周に
ルートディレクトリを後から書き込んで修復できるの
で、光ディスク上の使用不能となる領域を最小限に抑え
ることができ、光ディスクの記憶容量を有効に利用する
ことが可能な光ディスク記録装置を実現することができ
る。
【0023】さらにまた、本発明の請求項4の発明は、
光ディスクがCDRであり、記録フォーマットがCD−
DA(Compact Disc-Digital Audio)フォーマットの記
録である場合に、TOC(Top Of Contents )のみ最後
に書き込んで記録し、エラーがあった場合には記録を中
止し修復処理を行うことを特徴とする。これにより、記
録フォーマットがCD−DAフォーマットの場合に、失
敗した記録を無視して正しい情報を構築することができ
るので、光ディスクが使用できなくなることを回避する
ことができる光ディスク記録装置を実現することができ
る。
【0024】さらにまた、本発明の請求項5の発明は、
光ディスクがCD−RW(CompactDisc Rewritable )
でIS09660(JIS X0606)フォーマット
で記録されている場合に、ルートディレクトリの後に3
セクタ空け、その後に基本記述子、パステーブルをとも
に書き込み、さらにディレクトリはその前後に3セクタ
の間隔を空けて書き、ファイルの書きこみでエラーがあ
った場合に最後に成功したデータの後に3セクタの間隔
を空けて書き込みを行うことを特徴とする。これによ
り、光ディスクがCD−RWでIS09660フォーマ
ットで記録されている場合に、修復時に同一箇所にディ
レクトリを書き込むことが可能になるので、修復処理が
簡潔で容易な光ディスク記録装置を実現することができ
る。
【0025】本発明の請求項6の発明は、光ディスクに
ディジタルデータを記録する光ディスク記録方法におい
て、第1のピックアップによって光ディスクへディジタ
ルデータを記録する記録過程と、この第1のピックアッ
プによる光ディスクへの記録の直後に記録されたディジ
タル情報を第2のピックアップによって再生する再生過
程と、第2のピックアップで読み出されたデータの誤り
をエラー検出記号から判定するとともに読み出されたデ
ータを書き込みデータと照合して記録されたデータの誤
りを検出する誤り検出過程と、この誤り検出過程でエラ
ーが検出された場合、記録過程での第1のピックアップ
による記録を中止させて修復処理を行わせるデータ修復
過程とを具備することを特徴とする。これにより、記録
と並行して記録の検証が行えるので、記録後読み出して
入力信号と比較する場合と比較して大幅に時間を短縮す
ることができ、さらにエラー発生の場合は、書き込みを
中止して修復が行えるので、エラー発生後の再書込みの
時間も短縮することができる光ディスク記録方法を実現
することができる。
【0026】また、本発明の請求項7の発明は、光ディ
スクは追記型の光ディスクであり、記録過程では上位の
アドレスを管理する情報ほど後に記録するようにし、デ
ータ修復過程では上位のアドレスを管理する情報ほど後
に修復処理を行わせることを特徴とする。これにより、
追記型でも容易に正しい情報構造を再形成することがで
きるので、光ディスク上の使用不能となる領域を最小限
に抑えることができ、光ディスクの記憶容量を有効に利
用することが可能な光ディスク記録方法を実現すること
ができる。
【0027】さらにまた、本発明の請求項8の発明は、
光ディスクがCDR(Compact DiscRecordable )であ
り、記録フォーマットがISO 9660(JIS X
0606)である場合に、記録過程では第1のピック
アップによってファイル、サブディレクトリ(子ディレ
クトリ、親ディレクトリ)、ルートディレクトリ、パス
テーブルの順にデータが記録され、データ修復過程で
は、エラーがあった場合に記録を中止し、この順に修復
処理を行うことを特徴とする。これにより、記録フォー
マットがISO 9660フォーマットであっても、内
周にルートディレクトリを後から書き込んで修復できる
ので、光ディスク上の使用不能となる領域を最小限に抑
えることができ、光ディスクの記憶容量を有効に利用す
ることが可能な光ディスク記録方法を実現することがで
きる。
【0028】さらにまた、本発明の請求項9の発明は、
光ディスクがCDRであり、記録フォーマットがCD−
DA(Compact Disc-Digital Audio)フォーマットの記
録である場合に、記録過程ではTOC(Top Of Content
s )のみ最後に書き込んで記録し、データ修復過程で
は、エラーがあった場合には記録を中止し修復処理を行
うことを特徴とする。これにより、記録フォーマットが
CD−DAフォーマットの場合に、失敗した記録を無視
して正しい情報を構築することができるので、光ディス
クが使用できなくなることを回避することができる光デ
ィスク記録方法を実現することができる。
【0029】さらにまた、本発明の請求項10の発明
は、光ディスクがCD−RW(Compact Disc Rewritabl
e )でIS09660(JIS X0606)フォーマ
ットで記録されている場合に、記録過程ではルートディ
レクトリの後に3セクタ空け、その後に基本記述子、パ
ステーブルをともに書き込み、さらにディレクトリはそ
の前後に3セクタの間隔を空けて書き、データ修復過程
では、ファイルの書きこみでエラーがあった場合に最後
に成功したデータの後に3セクタの間隔を空けて書き込
みを行うことを特徴とする。これにより、光ディスクが
CD−RWでIS09660フォーマットで記録されて
いる場合に、修復時に同一箇所にディレクトリを書き込
むことが可能になるので、修復処理が簡潔で容易な光デ
ィスク記録方法を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光ディスク記録装置の回路構成を
示すブロック図。
【図2】図1の光ディスク記録装置のディジタル信号処
理回路での書き込み制御機能を示すブロック図。
【図3】IS0 9660フォーマットのCD−Rでの
書き込み順序を示す説明図。
【図4】IS0 9660フォーマットのCD−Rでの
データの構造を示す構成図。
【図5】CD−DAに従ったフォーマットでのデータの
書き込み順序を示す説明図。
【図6】CD−DAに従ったフォーマットでのデータの
構造を示す構成図。
【図7】ISO 9660フォーマットのCD−RWで
のデータの構造を示す構成図。
【図8】従来の光ディスクの記録装置の回路構成を示す
ブロック図。
【符号の説明】
1 ディジタル信号処理回路 2 ピックアップ 2−1 ピックアップ1 2−2 ピックアップ2 3、3−1、3−2 RF(高周波)アンプ 4、4−1、4−2 FS(Focus Servo )回路 5、5−1、5−2 TS(Track Servo )回路 6、6−1、6−2 EFM(Eight of Fourteen Mo
dulation)デコーダ 7 EFMエンコーダ 8 ライトストラテジイ回路 9 SS(Seek Servo or Sled Servo)回路 10 スライダ 11 CLV(Constant Linear Velocity)制御回路 12 スピンドルモータ 13 システム制御回路 21 書き込み制御用プロセッサ 22 切換器 23 EDC(Error Detecting Code)/ECC(Er
ror Correcting Code)データ付加機能 24 CIRC(Close Interleave Reed-solomon Co
de)データ付加機能 25 読み出し/照合制御用プロセッサ 26 EDC/ECCチェック機能 27 CIRCチェック機能 28 書き込みデータ 29 読み出しデータ 31 パステーブル 32 ルートディレクトリ 33 サブディレクトリ 34 ファイル 41 TOC(Top Of Contents ) 42 曲データ 101 RAM 102 デインクリープインターポレーション回路 103 SYNCディテクタデスクランブル回路 104 CIRC(Close Interleave Reed-solomon
Code)回路 105 EDC(Error Detecting Code)/ECC
(Error Correcting Code )回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/18 572 G11B 20/18 572F 574 574A

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクにディジタルデータを記録す
    る光ディスク記録装置において、 ディジタルデータを光ディスクに記録する第1のピック
    アップと、 この第1のピックアップによる光ディスクへの記録の直
    後に記録されたディジタル情報を再生する第2のピック
    アップと、 前記第1のピックアップおよび前記第2のピックアップ
    の記録再生動作を制御する制御手段と、 前記第2のピックアップで読み出されたデータの誤りを
    エラー検出記号から判定するとともに、前記読み出され
    たデータを書き込みデータと照合して記録されたデータ
    の誤りを検出する誤り検出手段と、 この誤り検出手段でエラーが検出された場合、前記制御
    手段を介して前記第1のピックアップによる記録を中止
    させて修復処理を行わせるデータ修復手段とを具備する
    ことを特徴とする光ディスク記録装置。
  2. 【請求項2】 前記光ディスクは追記型の光ディスクで
    あり、前記制御手段は前記第1のピックアップを制御し
    て上位のアドレスを管理する情報ほど後に記録し、前記
    データ修復手段は上位のアドレスを管理する情報ほど後
    に修復処理を行わせることを特徴とする請求項1に記載
    の光ディスク記録装置。
  3. 【請求項3】 前記光ディスクがCDR(Compact Disc
    Recordable )であり、記録フォーマットがISO 9
    660(JIS X 0606)である場合に、前記第
    1のピックアップによってファイル、サブディレクトリ
    (子ディレクトリ、親ディレクトリ)、ルートディレク
    トリ、パステーブルの順にデータが記録され、前記デー
    タ修復手段は、エラーがあった場合に記録を中止し、こ
    の順に修復処理を行うことを特徴とする請求項2に記載
    の光ディスク記録装置。
  4. 【請求項4】 前記光ディスクがCDRであり、記録フ
    ォーマットがCD−DA(Compact Disc-Digital Audi
    o)フォーマットの記録である場合に、TOC(Top Of
    Contents )のみ最後に書き込んで記録し、エラーがあ
    った場合には記録を中止し修復処理を行うことを特徴と
    する請求項2に記載の光ディスク記録装置。
  5. 【請求項5】 光ディスクがCD−RW(Compact Disc
    Rewritable )でIS09660(JIS X060
    6)フォーマットで記録されている場合に、ルートディ
    レクトリの後に3セクタ空け、その後に基本記述子、パ
    ステーブルをともに書き込み、さらにディレクトリはそ
    の前後に3セクタの間隔を空けて書き、ファイルの書き
    こみでエラーがあった場合に最後に成功したデータの後
    に3セクタの間隔を空けて書き込みを行うことを特徴と
    する請求項1に記載の光ディスク記録装置。
  6. 【請求項6】 光ディスクにディジタルデータを記録す
    る光ディスク記録方法において、 第1のピックアップによって光ディスクへディジタルデ
    ータを記録する記録過程と、 この第1のピックアップによる光ディスクへの記録の直
    後に記録されたディジタル情報を第2のピックアップに
    よって再生する再生過程と、 前記第2のピックアップで読み出されたデータの誤りを
    エラー検出記号から判定するとともに前記読み出された
    データを書き込みデータと照合して記録されたデータの
    誤りを検出する誤り検出過程と、 この誤り検出過程でエラーが検出された場合、前記記録
    過程での第1のピックアップによる記録を中止させて修
    復処理を行わせるデータ修復過程とを具備することを特
    徴とする光ディスク記録方法。
  7. 【請求項7】 前記光ディスクは追記型の光ディスクで
    あり、前記記録過程では上位のアドレスを管理する情報
    ほど後に記録し、前記データ修復過程では上位のアドレ
    スを管理する情報ほど後に修復処理を行わせることを特
    徴とする請求項6に記載の光ディスク記録方法。
  8. 【請求項8】 前記光ディスクがCDR(Compact Disc
    Recordable )であり、記録フォーマットがISO 9
    660(JIS X 0606)である場合に、前記記
    録過程では前記第1のピックアップによってファイル、
    サブディレクトリ(子ディレクトリ、親ディレクト
    リ)、ルートディレクトリ、パステーブルの順にデータ
    が記録され、前記データ修復過程では、エラーがあった
    場合に記録を中止し、この順に修復処理を行うことを特
    徴とする請求項7に記載の光ディスク記録方法。
  9. 【請求項9】 前記光ディスクがCDRであり、記録フ
    ォーマットがCD−DA(Compact Disc-Digital Audi
    o)フォーマットの記録である場合に、前記記録過程で
    はTOC(Top Of Contents )のみ最後に書き込んで記
    録し、前記データ修復過程では、エラーがあった場合に
    は記録を中止し修復処理を行うことを特徴とする請求項
    7に記載の光ディスク記録装置。
  10. 【請求項10】 光ディスクがCD−RW(Compact Di
    sc Rewritable )でIS09660(JIS X060
    6)フォーマットで記録されている場合に、前記記録過
    程ではルートディレクトリの後に3セクタ空け、その後
    に基本記述子、パステーブルをともに書き込み、さらに
    ディレクトリはその前後に3セクタの間隔を空けて書
    き、前記データ修復過程では、ファイルの書きこみでエ
    ラーがあった場合に最後に成功したデータの後に3セク
    タの間隔を空けて書き込みを行うことを特徴とする請求
    項6に記載の光ディスク記録方法。
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