JP2002109278A - 代行依頼システム - Google Patents

代行依頼システム

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JP2002109278A
JP2002109278A JP2000338268A JP2000338268A JP2002109278A JP 2002109278 A JP2002109278 A JP 2002109278A JP 2000338268 A JP2000338268 A JP 2000338268A JP 2000338268 A JP2000338268 A JP 2000338268A JP 2002109278 A JP2002109278 A JP 2002109278A
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JP2000338268A
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Shiro Nakatsuji
史郎 中辻
Kazunari Sugimitsu
一成 杉光
Ryuji Kawasaki
隆二 川崎
Tatsuya Saito
達也 斉藤
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Kanazawa Institute of Technology (KIT)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 依頼内容に対して最適な代行能力を発揮し得
る代行者を自動的に選択することができる代行依頼シス
テムを提供することを課題とする。 【解決手段】 本発明にかかる代行依頼システムは、依
頼者の所定の手続を代行者に依頼するための代行依頼シ
ステムであって、代行者を特定するための情報および当
該代行者の代行能力に関する情報を格納する代行者情報
DB11と、代行者情報DB11にて格納された代行者
の代行能力に関する情報に基づいて、依頼者の手続の代
行を行なう代行者を選択する代行者選択手段としての制
御部14とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、依頼内容に対して
最適な代行能力を発揮し得る代行者を自動的に選択する
ための、代行依頼システムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、法律上の手続を的確に遂行するに
は、法律上の知識やその他の専門的な能力が必要とされ
るため、各手続分野毎に、弁護士、弁理士、司法書士、
税理士などの専門の代行者が存在している。例えば、特
許庁に対して工業所有権に関する出願などの手続を行な
う場合には、弁理士がこの手続の代行を行う。これら各
種手続を代行者に依頼する場合、依頼者の最大の関心事
は、代行者が依頼内容に対して最適な代行能力を発揮で
きるか否かにある。この代行能力を判断するため、従
来、依頼者は、口コミなどにて代行者の評判などを聞
き、評判の高い代行者に直接依頼を行なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように口コミなどで集めた代行者の情報だけでは、依頼
者は、代行者が依頼内容に対して最適な代行能力を発揮
できるか否かを判断するのは困難であり、必ずしも最適
な代行者に代行を依頼することができなかった。例え
ば、工業所有権に関する出願などの手続の代理を行う弁
理士に特許出願手続の代行を依頼する場合には、当該依
頼した弁理士が出願依頼内容に対して最適な出願代行能
力を発揮し得るか者である否か、すなわち、広くて強く
価値のある権利を迅速に取得することができる質の高い
明細書を作成する能力を有しているか否かが問題にな
る。しかし、質の高い明細書を作成できるか否かは、弁
理士の有する知的所有権制度に関する知識・経験、技術
的な知識・経験、特に出願依頼内容に含まれる発明の技
術分野における知識・経験に依存するところが大であ
り、これらを依頼者が正確に把握することは困難である
ため、必ずしも出願依頼内容に対応した最適な弁理士に
出願代行を依頼することができなかった。
【0004】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、依頼内容に対して最適な代行能力を発揮し得る代行
者を自動的に選択することができる代行依頼システムを
提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、請求項1に記載の代行依頼システムは、依頼者
の所定の手続を代行者に依頼するための代行依頼システ
ムであって、前記代行者を特定するための情報および当
該代行者の代行能力に関する情報を格納する代行者情報
格納手段と、前記代行者情報格納手段にて格納された代
行者の代行能力に関する情報に基づいて、前記依頼者の
手続の代行を行なう代行者を選択する代行者選択手段と
を備えることを特徴とする。
【0006】このシステムによれば、代行者を特定する
ための情報および当該代行者の代行能力に関する情報が
代行者情報格納手段に格納され、この代行者の代行能力
に関する情報に基づいて、依頼者の手続の代行を行なう
代行者が代行者選択手段にて選択される。したがって、
従来のように口コミなどにて代行者の選定を行なってい
た場合に比べて、代行者の能力に基づいた客観的な選定
を行なうことができ、依頼内容に対して最適な代行能力
を発揮し得る代行者を自動的に選択することができる。
特に、これらの処理が自動的に行なわれるので、代行者
を正確かつ迅速に選定することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る代行者選定シ
ステムの実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明す
る。なお、以下の実施の形態においては、本発明を、特
許法に関する手続き(特許出願手続、意見および補正手
続、審判手続、あるいは、審決取消訴訟に関する手続)
の代行を行なう弁理士を選定する場合に適用した例につ
いて説明するが、本発明はこれに限定されるものではな
く、例えば、弁護士、税理士、司法書士など、あらゆる
代行業における代行者を選定する場合に適用することが
できる。
【0008】(代行者選定システムの全体構成)最初
に、本実施の形態に係る代行者選定システムの全体構成
について説明する。図1は、本実施の形態にかかる代行
者選定システムの全体構成を示す図である。同図に示す
ように、本実施の形態にかかる代行者選定システム(以
下、本システム)は、代行情報処理装置であるサーバ装
置1と、依頼者にて使用される情報端末装置であるクラ
イアント装置2、および、代行者にて使用される情報端
末装置であるクライアント装置3とを、インターネット
4を介して通信可能に接続して構成されている。
【0009】本システムは、サーバ装置1における代行
者選定処理に特徴があり、具体的には、依頼者の出願依
頼内容に対して最適な出願代行能力を発揮し得る弁理
士、すなわち、出願依頼内容に基づいて質の高い明細書
を作成し得る弁理士を自動的に選択するよう構成してい
る。また、付随的特徴として、依頼およびその受託を行
なうために必要となるデータの送受を行なう。
【0010】(サーバ装置1の構成)次に、図1に示し
たサーバ装置1の構成について説明する。図2は、図1
に示したサーバ装置1の構成を示すブロック図である。
同図に示すように、本システムのサーバ装置1は、依頼
者情報DB(DB=データベース)10、代行者情報D
B11、依頼内容情報DB12、通信制御IF(IF=
インターフェース)13、および、制御部14を備えて
構成されており、これら各部は任意の通信路を介して通
信可能に接続されている。さらに、このサーバ装置1
は、ルータなどの図示しない通信装置および専用線を介
して、インターネット4に通信可能に接続されている。
【0011】これらサーバ装置1の各構成要素のうち、
依頼者情報DB10は、依頼者に関する情報(依頼者情
報)を格納する依頼者情報格納手段である。具体的に
は、依頼者とは、特許法に関する手続の代行を弁理士に
依頼する者であり、この依頼者情報は、各依頼者を一意
に識別するための依頼者ID、各依頼者の氏名や社名、
各依頼者やその会社の住所、および、各依頼者の電子メ
ールアドレスなどを相互に関連付けて構成される。
【0012】また、代行者情報DB11は、代行者に関
する情報(代行者情報)を格納する代行者情報格納手段
である。具体的には、代行者とは、依頼者の特許法に関
する手続の代行を行なう弁理士であり、この代行者情報
は、各代行者を一意に識別するための代行者ID、各代
行者の氏名や事務所名、各代行者やその事務所の住所、
各代行者の電子メールアドレス、依頼者における代行者
選定作業を補助するための選定補助情報(例えば、代行
者の自己PR情報、過去の代行実績情報、代行者が過去
に作成した明細書、特許事務所の案内資料など)、およ
び、各代行者が発揮し得る代行能力値(代行者が依頼内
容に対して最適な代行能力を発揮できるか否かの判定基
準となる数値)を算定するための代行実力データなどを
相互に関連付けて構成される。
【0013】ここで、代行者ID、各代行者の氏名や事
務所名、各代行者やその事務所の住所、および、各代行
者の電子メールアドレスは、代行者を特定するための情
報の一例であり、また、選定補助情報および代行実力デ
ータは、代行者の代行能力に関する情報の一例である。
なお、代行者情報としては、上記の情報以外にも、各代
行者が発揮し得る代行能力値を算定などするために参考
になり得る任意の情報を格納することができる。
【0014】ここで、依頼者情報を構成する代行実力デ
ータについて具体的に説明する。図3は、図2に示した
代行者情報DB11にて格納される代行実力データのデ
ータ構成を示す図である。同図に示すように、代行実力
データは、レベル1(A、B、…)から、レベル2(A
1、A2…、B1、B2、…)へ、さらにレベル3(A
11、A12、A13、…、A21、A22、A23、
…、B11、B12、B13…)へ細分化され、レベル
3には評価(評価点)が付与されて構成される。このレ
ベル1、レベル2およびレベル3は、代行者によって行
われ得る代行分野を任意の分類法に従ってそれぞれ大分
類、中分類、小分類として細分化したものであって、後
述するように、各区分には、それぞれの分野を段階的に
識別するための分野識別情報が付与される。
【0015】また、評価点は、レベル3の各小分類の分
野に関して依頼を代行した場合に当該代行者が発揮し得
るであろう能力を数値化したものであり、高い数値を示
すほどに最適な代行能力を発揮することを期待できる。
また、この評価点の付与方法としては、代行者自らが付
与する方法や、サーバ装置1若しくは本システム外の第
三者機関において、代行者の経歴、過去の代行実績、所
定の試験結果、過去に各代行者に代行依頼を行なった依
頼者からのアンケート調査などに基づいて付与する方法
などが考えられる。
【0016】本実施の形態においては、依頼者の出願依
頼内容として想定される発明の技術分野を細分化して分
野識別情報を与える。例えば、大分類(レベル1)とし
ては、電気系(A)、化学系(B)、機械系(C)、生
物系(D)、…と細分化しつつ分野識別情報を与え、電
気系(A)の中分類(レベル2)としては、通信(A
1)、計算機(A2)、制御(A3)、半導体(A
4)、…と細分化しつつ分野識別情報を与え、通信(A
1)の小分類(レベル3)としては、アンテナ(A1
1)、交換機(A12)、無線(A13)、…と細分化
しつつ分野識別情報を与える。なお、この分野識別情報
は、いわゆるIPCなどの一般的な分類コードを用いる
こともできる。そして、小分類(レベル3)に付与され
る評価点は、該小分類の発明に関する明細書を作成した
場合に想定される明細書の質の高さを表す数値であり、
当該弁理士が過去に作成した当該分野の明細書などに基
づいて付与される。
【0017】なお、代行実力データは、必ずしも3段階
のレベルにて細分化する必要はなく、細分化するレベル
数は任意に変更することができる。また、必ずしもレベ
ル3の各小分類に対応付けて評価点を付与する必要はな
く、レベル2の各中分類や、レベル1の各大分類にもそ
れぞれ評価点を付与することができる。
【0018】また、図2において依頼内容情報DB12
は、依頼者の依頼内容やその依頼の結果に関する情報
(依頼内容情報)を格納する依頼内容情報格納手段であ
る。具体的には、この依頼内容情報は、各依頼内容を一
意に識別するための依頼内容ID、該依頼を行った依頼
者の依頼者ID、該依頼内容に対応する分野識別情報、
該依頼者が作成した依頼書データ、および、該依頼を代
行することが依頼者によって選定された代行者の代行者
IDを相互に関連付けて構成されている。
【0019】ここで、依頼内容情報を構成する分野識別
情報について説明する。この分野識別情報とは、依頼内
容に対応する代行分野を識別する情報であり、本実施の
形態においては、依頼者の出願依頼内容に含まれる発明
の技術分野を表した分野識別情報であって、上記した代
行実力データのレベル1、レベル2、およびレベル3に
含まれる分野識別情報に対応する。また、この分野識別
情報は、依頼書作成データに含まれる分野識別情報(依
頼者自らが選択した分野識別情報)であり、依頼者にお
いては、レベル1、レベル2、またはレベル3のいずれ
かのレベルから発明の技術分野を最も的確に表した分野
識別情報を選択して依頼書データを作成する。
【0020】なお、この分野識別情報は、必ずしも一つ
である必要はなく、依頼者においては、同一のレベル内
や異なるレベル間で複数の分野識別情報を選択すること
もできる。また、この分野識別情報は、必ずしも、依頼
者自らが選択したものを採用する必要はなく、サーバ装
置1若しくは本システム外の第三者機関において、依頼
書データの内容や依頼者との質疑応答に基づいて選択さ
れた分野識別情報を採用することもできる。
【0021】また、図2において、通信制御IF13
は、サーバ装置1とインターネット(またはルータなど
の通信装置)4との間における通信制御を行う。また、
制御部14は、サーバ装置1の各部を制御して各種の処
理を行う。具体的には、(1)依頼者情報を依頼者情報
DB10に格納する処理、(2)代行者情報を代行者情
報DB11に格納する処理、(3)依頼者が作成した依
頼書データをクライアント装置2から受信する処理、
(4)依頼書データを依頼内容DB12に格納する処
理、(5)依頼内容に対応する分野識別情報に基づいて
各代行者が発揮し得る代行能力値を算定し、当該依頼の
代行を行う候補となる代行者を選択する代行者選択処
理、(6)代行者の選択結果をクライアント装置2に送
信する処理、(7)依頼者において上記候補者のなかか
ら選定された代行者のデータをクライアント装置2から
受信する処理、(8)依頼者において選定された代行者
のクライアント装置3に依頼書データを送信する処理、
(9)代行者が作成した受諾書データをクライアント装
置3から受信する処理、(10)クライアント装置3か
ら受信した受諾書データを依頼内容DB12に格納する
処理、および、(11)クライアント装置3から受信し
た受諾書データを依頼者のクライアント装置2に送信す
る処理を行なう。この意味において、制御部14は、依
頼者の手続の代行を行なう代行者を選択する代行者選択
手段を構成する。なお、各処理の詳細については、後述
する。
【0022】さて、これまでにサーバ装置1の構成につ
いて説明したが、図示の各構成要素は機能概念的なもの
であり、必ずしも物理的に図示の如く構成されているこ
とを要しない。例えば、サーバ装置1の各サーバが備え
る処理機能、特に制御部14にて行なわれる各処理機能
については、その全部または任意の一部を、CPU(C
entral Processing Unit)およ
び当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現す
ることができ、あるいは、ワイヤードロジックによるハ
ードウェアとして実現することも可能である。なお、プ
ログラムは、図示しない本記録媒体に記憶されており、
必要に応じてサーバ装置1に機械的に読み取られる。さ
らに、サーバ装置1の分散・統合の具合的形態は図示の
ものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷な
どに応じた任意の単位で、機能的または物理的に分散・
統合して構成することができる。なお、実際のサーバ装
置1の構成機能としては、さらにファイアウォールサー
バやDNS(Domain NameSystem)サ
ーバの機能を付加することができるが、これらについて
は公知の構成を適用することができるので、その説明を
省略する。
【0023】(依頼者のクライアント装置2の構成)次
に、図1に示したクライアント装置2の構成について説
明する。図4は、図1に示したクライアント装置2の構
成を示すブロック図である。同図に示すように、本シス
テムのクライアント装置2は、概略的には、制御部2
0、ROM21、RAM22、HD23、入力装置2
4、出力装置25、入出力制御IF26、および、通信
制御IF27を備えて構成されており、これら各部がバ
スを介してデータ通信可能に接続されている。このクラ
イアント装置2は、例えば、パーソナルコンピュータや
ワークステーション、家庭用ゲーム機、インターネット
TV、PDA(Personal Digital A
ssistant)、あるいは、携帯電話やPHS(P
ersonal Handy Phone Syste
m)の如き移動体通信端末によって実現することができ
る。
【0024】このクライアント装置2の制御部20は、
Webブラウザ20aを備えて構成されている。このW
ebブラウザ20aは、基本的には、Webデータを解
釈して、後述するモニタに表示させる表示制御(ブラウ
ズ処理)を行うものである。また、この制御部20は、
その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPU
にて解釈実行されるプログラムにて実現することができ
る。すなわち、ROM21またはHD23には、OS
(Operating System)と協動してCP
Uに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプ
ログラムが記憶されている。このコンピュータプログラ
ムは、RAM22にロードされることによって実行さ
れ、CPUと協動して制御部20を構成する。しかしな
がら、このコンピュータプログラムは、クライアント装
置2に対して任意のインターネット4を介して接続され
たアプリケーションプログラムサーバに記憶されてもよ
く、必要に応じてその全部または一部をダウンロードす
ることも可能である。このあるいは、各制御部20の全
部または任意の一部を、ワイヤードロジックなどによる
ハードウェアとして実現することも可能である。
【0025】また、入力装置24としては、キーボー
ド、マウス、および、マイクなどを用いることができ
る。また、後述するモニタも、マウスと協働してポイン
ティングディバイス機能を実現する。また、出力装置2
5としては、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピ
ーカを用いることができる。
【0026】このように構成されたクライアント装置2
は、モデム、TA、ルータなどの通信装置と電話回線を
介して、あるいは、専用線を介して、インターネット4
に接続されており、所定の通信規約(例えば、TCP/
IPインターネットプロトコル)に従ってサーバ装置1
にアクセスすることができる。そして、本システムのク
ライアント装置2は、(1)依頼者が作成した依頼書デ
ータをサーバ装置1に送信する処理、(2)サーバ装置
1から代行者選択結果を受信する処理、受信した代行者
選択結果から所定の代行者を選定して選定結果をサーバ
装置1に送信する処理、および、(3)選定した代行者
のクライアント装置3からサーバ装置1を介して受諾書
データを受信する処理を行なう。なお、各処理の詳細に
ついては、後述する。
【0027】(代行者のクライアント装置3の構成)次
に、図1に示したクライアント装置3の構成について説
明する。本システムのクライアント装置3は、概略的に
は、制御部30、ROM31、RAM32、HD33、
入力装置34、出力装置35、入出力制御IF36、お
よび、通信制御IF37を備えて構成されている。ま
た、制御部30は、Webブラウザ30aを備えて構成
されている。ただし、これら各部は、上述した依頼者の
クライアント装置2における同一名称の各部と同様に構
成することができるため、その説明および図示を省略す
る。そして、本システムのクライアント装置3は、
(1)依頼者が作成した依頼書データをサーバ装置1か
ら受信する処理、および、(2)代行者が作成した受諾
書データをサーバ装置1に送信する処理を行なう。な
お、各処理の詳細については、後述する。
【0028】(ネットワークの構成)なお、これらサー
バ装置1とクライアント装置2、3とを接続するネット
ワークとしては、上述したインターネット4に限られ
ず、任意のネットワークを利用することができる。例え
ば、限定されたエリア内でLAN、WANあるいはパソ
コン通信網を用いて、本システムを構築することができ
る。また、その他にも、地上波、CATV、CS、B
S、あるいは、ISDB(IntegratedSer
vices Digital Broadcastin
g)を用いて、各種データを送受信することができる。
すなわち、ネットワークには、有線ネットワークのみな
らず、これら無線・通信ネットワークを含めることがで
きる。
【0029】(代行者選定システムの全体処理)次に、
図1に示した代行者選定システムの処理の概要を説明す
る。図5、6は、図1に示した代行者選定システムにて
行われる処理の概要を示すフローチャートである。な
お、ここでは前提として、既に、サーバ装置1におい
て、依頼者情報を依頼者情報DB10に格納する処理、
および代行者情報を代行者情報DB11に格納する処理
が任意の方法にて行われているものとして説明する。
【0030】同図に示すように、まず、依頼者のクライ
アント装置2は、依頼者の作成した依頼書データをサー
バ装置1に送信する(ステップS501)。具体的に
は、代行依頼内容を詳細に記載した依頼書データに依頼
者IDを付与してデータを送信する。ここで、代行依頼
内容としては、例えば、特許出願の手続の代行依頼時に
は、出願したい発明の説明文や説明図、出願人や発明者
の氏名や住所などのいわゆる書式的事項などが含まれ
る。また、ここで付与される依頼者IDは、本システム
に当該依頼者を登録する際などの任意のタイミングにお
いて、本システム側において、所定方法にて自動的にま
たは手動的に付与される。
【0031】そして、サーバ装置1は、クライアント装
置2から依頼書データを受信して依頼書データを依頼内
容DB12に格納する(ステップS502)。具体的に
は、受信した依頼書データに依頼内容IDを発行し、こ
の依頼内容ID、該依頼を行った依頼者の依頼者ID、
該依頼内容に対応する分野識別情報、該依頼者が作成し
た依頼書データを相互に関連づけて格納する。ここで、
依頼者IDおよび分野識別情報は、上述のように依頼書
データから取得することができる。
【0032】また、サーバ装置1は、依頼内容DB12
に格納された分野識別情報および代行者情報DB11に
格納された代行実力データに基づいて、各代行者が発揮
し得る代行能力値を算定し、当該依頼の代行を行う候補
となる代行者を選択する(ステップS503)。なお、
この代行者選択処理については、詳細に後述する。そし
て、サーバ装置1は、代行者の選択結果をクライアント
装置2に送信する(ステップS504)。具体的には、
依頼内容IDとともに、代行者選択処理において高い代
行能力値が算定された上位数名(例えば、上位3名)の
代行者に関して、代行者情報DB11に格納された代行
者情報をおよび算定された代行能力値を代行者選択結果
として送信する。なお、必ずしも、上位数名の代行者に
関する代行者選択結果を送信する必要はなく、最高の代
行能力値が算定された代行者のみに関する代行者選択結
果を送信することもできる。
【0033】そして、クライアント装置2は、サーバ装
置1から依頼内容IDおよび代行者選択結果を受信して
(ステップS505)、受信した代行者選択結果を出力
装置25に表示する(ステップS506)。具体的に
は、代行者選択結果に含まれる代行候補者それぞれにつ
いて、代行者情報(代行者の氏名や事務所名、代行者や
その事務所の住所、代行者の電子メールアドレス、選定
補助情報である代行者の自己PR情報や過去の代行実績
情報など)および代行能力値を表示する。このサーバ装
置1からの送信データは例えばHTMLにて記述されて
おり、Webブラウザ20aにてそのタグ情報等の解釈
を行なうことによって、出力装置25に表示する(以
下、データの表示について同様である)。そして、依頼
者は、表示内容を参照して、代行を依頼する一人の候補
者を選定し、選定した候補者に関する表示内容を入力装
置24に選択する(ステップS507)。そして、クラ
イアント装置2は、候補者の選択が行われた場合には
(ステップS507肯定)、選択された候補者を識別す
るデータ(代行者ID)を依頼内容IDとともにサーバ
装置1に送信する(ステップS508)。
【0034】そして、サーバ装置1は、選択された候補
者の代行者IDおよび依頼内容IDをクライアント装置
2から受信し、受信した代行者IDを依頼内容情報DB
12に格納する(ステップS509)。具体的には、依
頼内容IDに関連づけて、該依頼を代行することが依頼
者によって選定された代行者として代行者IDを格納す
る。そして、サーバ装置1は、依頼者において選択され
た候補者(代行者)のクライアント装置2に依頼書デー
タおよび依頼者情報を送信する(ステップS510)。
具体的には、依頼内容情報DB12に格納されている依
頼書データ、および当該依頼書データと関連づけて格納
されている依頼者IDに関する依頼者情報(依頼者情報
DB10に格納されている情報)を、当該依頼書データ
と関連づけて格納されている代行者IDに該当する代行
者のクライアント装置3に対して送信する。
【0035】そして、クライアント装置3は、依頼書デ
ータおよび依頼者情報を受信する(ステップS51
2)。そして、代行者は、受信した依頼書に対する受諾
書を作成し、クライアント装置3は、代行者によって作
成された受諾書のデータをサーバ装置1に送信する。
(ステップS513)。
【0036】そして、サーバ装置1は、クライアント装
置3から受諾書のデータを受信し、受信した受諾書デー
タを依頼内容情報DB12に格納する(ステップS51
3)。また、サーバ装置1は、この受諾書データを依頼
者のクライアント装置2に送信し(ステップS51
4)、クライアント装置2は、サーバ装置1から受諾書
データを受信する(ステップS515)。この受託書デ
ータは、クライアント装置2の出力装置25にて表示さ
れ、これによって依頼者は、自己の依頼が受託された旨
を把握することができる。なお、代行者に依頼書データ
が送付された時、当該代行者が何らかの理由によってこ
の依頼を受けることができない場合には、この代行者
は、クライアント装置3を介して、受託不能の旨をサー
バ装置1に送信する。するとサーバ装置1は、クライア
ント装置2に代行不能の旨を送信すると共に、この代行
者を除外して、ステップS503における候補者選択を
再度行ない、以降、上記と同様の処理を繰り返す。
【0037】(サーバ装置1の代行者選択処理)次に、
サーバ装置1により行われる代行者選択処理(ステップ
S503)について図3を参照して具体的に説明する。
この代行者選択処理は、依頼内容DB12に格納された
分野識別情報および代行者情報DB11に格納された代
行実力データに基づいて各代行者が発揮し得る代行能力
値を算定することによって行われる。以下、依頼内容D
B12に格納された分野識別情報の態様(依頼書データ
に含まれた分野識別情報の態様)に従って、代行能力値
を算定する手順を説明する。
【0038】(1)依頼内容DB12にレベル3の分野
識別情報が格納されている場合(その1) 依頼内容DB12に格納されている分野識別情報(レベ
ル3の小分類)に対応する、代行実力データ内の分野識
別情報に、評価点が付与されている場合、この評価点に
レベル3の重み付けを行って算出された値が代行能力値
となる。例えば、分野識別情報がA11である場合に
は、評価点「5」に、レベル3の重み付け(例えば、
「4」)を行うことにより、代行能力値「20(=5×
4)」を算出する。
【0039】(2)依頼内容DB12にレベル3の分野
識別情報が格納されている場合(その2) 依頼内容DB12に格納されている分野識別情報(レベ
ル3の小分類)に対応する、代行実力データ内の分野識
別情報に、評価点が付与されていない場合、該小分類を
含んだ中分類(レベル2)の平均の評価点にレベル2の
重み付けを行って算出された値が代行能力値となる。例
えば、該当する分野識別情報がA13である場合には、
このA13に評価点が付与されていない(図3において
0)ため、その中分類であるA1に含まれる全ての小分
類(A11、A12、…)の平均点を算出する。そし
て、この平均点(例えば、「4」)に、レベル2の重み
付け(例えば、「3」)を行うことにより、代行能力値
「12(=4×3)」を算出する。
【0040】(3)依頼内容DB12にレベル3の分野
識別情報が格納されている場合(その3) 依頼内容DB12に格納されている分野識別情報(レベ
ル3の小分類)に対応する、代行実力データ内の分野識
別情報に、評価点が付与されていない場合であり、か
つ、該小分類を含んだ中分類(レベル2)のいずれの小
分類にも評価点が付与されていない場合、該中分類を含
んだ大分類(レベル1)の平均の評価点にレベル1の重
み付けを行って算出された値が代行能力値となる。例え
ば、該当する分野識別情報がA21である場合には、こ
のA21や、その中分類であるA2に評価点が付与され
ていない(図3において0)ため、この中分類(A1、
A2、…)に含まれる小分類(A11、A12、…、A
21、A22、…)の平均点を算出する。そして、この
平均点(例えば、「4」)に、レベル1の重み付け(例
えば、「2」)を行うことにより、代行能力値「8(=
4×2)」を算出する。
【0041】(4)依頼内容DB12にレベル3の分野
識別情報が格納されている場合(その4) 依頼内容DB12に格納されている分野識別情報(レベ
ル3の小分類)に対応する、代行実力データ内の分野識
別情報に、評価点が付与されていない場合であり、か
つ、該小分類を含んだ中分類(レベル2)のいずれの小
分類にも評価点が付与されていない場合であり、かつ、
該中分類を含んだ大分類(レベル1)のいずれの小分類
にも評価点が付与されていない場合、全ての小分類(レ
ベル3)の平均の評価点にレベル無しの重み付けを行っ
て算出された値が代行能力値となる。例えば、該当する
分野識別情報がC11である場合には、このC11や、
その中分類であるC2や、その大分類であるCに評価点
が付与されていない(図3において0)ため、全ての小
分類(A11、A12、…、A21、A22、…B1
1、B12、…、B21、B22、…)の平均点を算出
する。そして、この平均点(例えば、「3」)に、レベ
ル無しの重み付け(例えば、「1」)を行うことによ
り、代行能力値「3(=3×1)」を算出する。
【0042】(5)依頼内容DB12にレベル2の分野
識別情報が格納されている場合(その1) 依頼内容DB12に格納されている分野識別情報(レベ
ル2の中分類)に対応する、代行実力データ内の分野識
別情報(レベル2の中分類)に含まれる小分類の平均の
評価点に、レベル2の重み付けを行って算出された値が
代行能力値となる。例えば、該当する分野識別情報がA
1である場合には、A1に含まれる小分類(A11、A
12、…)の平均点を算出し、この平均点(例えば、
「4」)にレベル2の重み付け(例えば、「3」)を行
って算出される「12」が代行能力値となる。
【0043】(6)依頼内容DB12にレベル2の分野
識別情報が格納されている場合(その2) 依頼内容DB12に格納されている分野識別情報(レベ
ル2の中分類)に対応する、代行実力データ内の分野識
別情報(レベル2の中分類)に含まれるいずれの小分類
にも評価点が付与されていない場合には、該中分類を含
んだ大分類(レベル1)の平均の評価点にレベル1の重
み付けを行って算出された値が代行能力値となる。例え
ば、該当する分野識別情報がA2である場合には、A
1、A2、…に含まれる小分類(A11、A12、…、
A21、A22、…)の平均点を算出し、この平均点
(例えば、「4」)にレベル1の重み付け(例えば、
「2」)を行って算出される「8」が代行能力値とな
る。
【0044】(7)依頼内容DB12にレベル2の分野
識別情報が格納されている場合(その3) 依頼内容DB12に格納されている分野識別情報(レベ
ル2の中分類)に対応する、代行実力データ内の分野識
別情報(レベル2の中分類)を含んだ大分類(レベル
1)のいずれの小分類にも評価点が付与されていない場
合には、全ての小分類(レベル3)の平均の評価点にレ
ベル無しの重み付けを行って算出された値が代行能力値
となる。例えば、該当する分野識別情報がC1であり、
C1を含む大分類Cのいずれの小分類(C11、C1
2、…、C21、C22、…)にも評価点が与えられて
いない場合には、全ての小分類(A11、A12、…、
A21、A22、…B11、B12、…、B21、B2
2、…)の平均点を算出し、この平均点(例えば、
「3」)にレベル無しの重み付け(例えば、「1」)を
行って算出される「3」が代行能力値となる。
【0045】(8)依頼内容DB12にレベル1の分野
識別情報が格納されている場合(その1) 依頼内容DB12に格納されている分野識別情報(レベ
ル1の大分類)に対応する、代行実力データ内の分野識
別情報(レベル1の大分類)に含まれる小分類の平均の
評価点にレベル1の重み付けを行って算出された値が代
行能力値となる。例えば、該当する分野識別情報がAで
ある場合には、A1、A2、…に含まれる小分類(A1
1、A12、…、A21、A22、…)の平均点を算出
し、この平均点(例えば、「4」)にレベル1の重み付
け(例えば、「2」)を行って算出される「8」が代行
能力値となる。
【0046】(9)依頼内容DB12にレベル1の分野
識別情報が格納されている場合(その2) 依頼内容DB12に格納されている分野識別情報(レベ
ル1の大分類)に対応する、代行実力データ内の分野識
別情報(レベル1の大分類)に含まれるいずれの小分類
にも評価点が付与されていない場合には、全ての小分類
(レベル3)の平均の評価点にレベル無しの重み付けを
行って算出された値が代行能力値となる。例えば、該当
する分野識別情報がCであり、大分類Cのいずれの小分
類(C11、C12、…、C21、C22、…)にも評
価点が与えられていない場合には、全ての小分類(A1
1、A12、…、A21、A22、…B11、B12、
…、B21、B22、…)の平均点を算出し、この平均
点(例えば、「3」)にレベル無しの重み付け(例え
ば、「1」)を行って算出される「3」が代行能力値と
なる。
【0047】なお、レベル2の各中分類やレベル1の各
大分類にも評価点を付与することができるが、この場合
には、上記(1)〜(9)の算定において、それぞれ平
均点を算出することなく、この各大分類又は各中分類に
与えられた評価点を平均点として用いることができる。
【0048】さて、これまで説明したきたことから明ら
かなように、本発明は、上記のシステム単位としてのみ
でなく、このシステムにおいて用いられる代行情報処理
装置(サーバ装置1)、情報端末装置(クライアント装
置2、3)、代行依頼方法、および、記録媒体としても
把握することができる。すなわち、本発明は代行情報処
理装置に関するものであり、この代行情報処理装置は、
依頼者の所定の手続を代行者に依頼するための代行情報
処理装置であって、代行者を特定するための情報および
当該代行者の代行能力に関する情報を格納する代行者情
報格納手段と、代行者情報格納手段にて格納された代行
者の代行能力に関する情報に基づいて、依頼者の手続の
代行を行なう代行者を選択する代行者選択手段とを備え
ることを特徴とする。この代行情報処理装置によれば、
代行者を特定するための情報および当該代行者の代行能
力に関する情報が代行者情報格納手段に格納され、この
代行者の代行能力に関する情報に基づいて、依頼者の手
続の代行を行なう代行者が代行者選択手段にて選択され
る。したがって、従来のように口コミなどにて代行者の
選定を行なっていた場合に比べて、代行者の能力に基づ
いた客観的な選定を行なうことができ、依頼内容に対し
て最適な代行能力を発揮し得る代行者を自動的に選択す
ることができる。特に、これらの処理が自動的に行なわ
れるので、代行者を正確かつ迅速に選定することができ
る。
【0049】また、本発明は情報端末装置(例えば、ク
ライアント装置2)に関するものであり、この情報端末
装置は、手続を代行者に依頼するための情報端末装置で
あって、依頼内容を特定するための情報を入力するため
の入力手段(例えば、入力装置24)と、この入力手段
にて入力された情報を所定の代行情報処理装置に対して
ネットワークを介して送信する送信手段(例えば、通信
制御インターフェース27)とを備える。この情報端末
装置によれば、入力手段を介して入力した依頼内容を送
信手段を介して代行情報処理装置に送信することがで
き、ネットワークによる代行依頼を行なうことができ
る。
【0050】また、本発明は情報端末装置(例えば、ク
ライアント装置2)に関するものであり、この情報端末
装置は、所定の代行情報処理装置からネットワークを介
して送信された、依頼の代行を行なう複数の代行者に関
する情報を受信する受信手段(例えば、通信制御インタ
ーフェース27)と、この受信手段にて受信された複数
の代行者に関する情報を出力する出力手段(例えば、出
力装置25)と、この出力手段にて出力された複数の代
行者のうち、代行を依頼する代行者を選択するための選
択手段(例えば、入力装置24)と、この選択手段にて
選択された代行者を特定するための情報を上記代行情報
処理装置に対してネットワークを介して送信する送信手
段(例えば、通信制御インターフェース27)とを備え
る。この情報端末装置によれば、受信手段にて受信され
た代行者に関する情報が出力手段にて出力され、代行を
依頼する代行者を選択手段にて選択することができ、こ
の選択された代行者を特定する情報が送信手段にて代行
情報処理装置に送信される。したがって、代行情報処理
装置から送信された複数の代行者のうち、依頼を代行す
る代行者を容易に選択してネットワークにて依頼するこ
とができる。
【0051】また、本発明は情報端末装置(例えば、ク
ライアント装置3)に関するものであり、この情報端末
装置は、依頼者からの手続の依頼を受け付けるための情
報端末装置であって、手続を依頼する旨およびその依頼
内容をネットワークを介して所定の代行情報処理装置か
ら受信する受信手段(例えば、通信制御インターフェー
ス37)と、この受信手段にて受信された依頼内容を出
力する出力手段(例えば、出力装置35)とを備える。
この情報端末装置によれば、依頼者からの依頼を受信し
て、出力することができ、依頼をネットワークを介して
受け付けることができる。
【0052】また、本発明は代行依頼方法に関するもの
であり、この代行依頼方法は、依頼者の所定の手続を代
行者に依頼するための代行依頼方法であって、代行者を
特定するための情報および当該代行者の代行能力に関す
る情報を所定の代行情報処理装置に格納する代行者情報
格納手順と、この代行者情報格納手順において格納され
た代行者の代行能力に関する情報に基づいて、依頼者の
手続の代行を行なう代行者を選択する代行者選択手順と
を備えることを特徴とする。この代行依頼方法によれ
ば、代行者を特定するための情報および当該代行者の代
行能力に関する情報が代行情報処理装置に格納され、こ
の代行者の代行能力に関する情報に基づいて、依頼者の
手続の代行を行なう代行者が代行者選択手段にて選択さ
れる。したがって、従来のように口コミなどにて代行者
の選定を行なっていた場合に比べて、代行者の能力に基
づいた客観的な選定を行なうことができ、依頼内容に対
して最適な代行能力を発揮し得る代行者を自動的に選択
することができる。特に、これらの処理が自動的に行な
われるので、代行者を
【0053】また、本システム、代行情報処理装置、あ
るいは、代行依頼方法において、上記代行者の代行能力
に関する情報としては、各代行者の代行する分野毎に区
分された当該代行者の代行能力の評価点が格納されてお
り、代行者選択手段は、代表者情報格納手段にて格納さ
れた各代表者の依頼内容に対応する分野の評価点に基づ
いて、代表者を選定する。この場合、依頼分野に応じた
各代行者の能力に基づいて代行者選定が行なわれるの
で、この依頼分野に最適な代行能力を有する代行者を選
定することができる。
【0054】また、本システム、代行情報処理装置、あ
るいは、代行依頼方法において、上記分野は複数レベル
に区分されており、代行者選択手段は、各分野の評価
と、各分野に付与された所定の重み付けとに基づいて、
代表者を選定する。この場合、重み付けを適切に設定す
ることにより、一層適切な代行者選定を行なうことがで
きる。例えば、詳細な分野には大きな重み付けを行なう
ことにより、詳細な依頼内容に合致した能力を有する代
行者の評価が高くなるため、依頼分野に一層合致した代
行能力を有する代行者を選定することができる。
【0055】また、本発明は記録媒体に関するものであ
り、この記録媒体は、上記代行依頼方法をコンピュータ
に実行させるためのプログラムを記録したことを特徴と
する。この記録媒体によれば、当該記録媒体に記録され
たプログラムをコンピュータに読み取らせて実行するこ
とによって、代行依頼方法をコンピュータを利用して実
現することができ、この方法と同様の効果を得ることが
できる。ここで、「コンピュータ読み取り可能な記録媒
体」とは、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気デ
ィスク、ROM、EPROM、EEPROM、CD−R
OM、DVDなどの任意の「可搬用の物理媒体」や、各
種コンピュータシステムに内蔵されるROM、RAM、
HDなどの任意の「固定用の物理媒体」、あるいは、L
AN、WAN、インターネットに代表されるネットワー
クを介してプログラムを送信する場合の通信回線や搬送
波のように、短期にプログラムを保持する「通信媒体」
を含むものとする。また、「プログラム」とは、任意の
言語や記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、
ソースコードやバイナリコードなどの形式を問わない。
なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるも
のに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分
散構成されるものや、OS(Operating Sy
stem)に代表される別個のプログラムと協働してそ
の機能を達成するものをも含む。なお、実施の形態に示
した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な
構成、読み取り手順、あるいは、読み取り後のインスト
ール手順などについては、周知の構成や手順を用いるこ
とができる。
【0056】さて、これまで本発明の実施の形態につい
て説明したが、本発明は、上述した実施の形態以外に
も、上記特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内
において種々の異なる実施の形態にて実施されてよいも
のである。また、実施形態において説明した各処理のう
ち、自動的に行なわれるものとして説明した処理の全部
または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動
的に行なわれるものとして説明した処理の全部または一
部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、
上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体
的名称、各種の登録データや検索条件などのパラメータ
を含む情報については、特記する場合を除いて任意に変
更することができる。
【0057】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、代行者を特定するための情報および当該代行者の代
行能力に関する情報が代行者情報格納手段に格納され、
この代行者の代行能力に関する情報に基づいて、依頼者
の手続の代行を行なう代行者が代行者選択手段にて選択
される。したがって、従来のように口コミなどにて代行
者の選定を行なっていた場合に比べて、代行者の能力に
基づいた客観的な選定を行なうことができ、依頼内容に
対して最適な代行能力を発揮し得る代行者を自動的に選
択することができる。特に、これらの処理が自動的に行
なわれるので、代行者を正確かつ迅速に選定することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかる代行者選定システムの全
体構成を示す図である。
【図2】図1に示したサーバ装置の構成を示すブロック
図である。
【図3】図2に示した代行者情報DBにて格納される代
行実力データのデータ構成を示す図である。
【図4】図1に示したクライアント装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図5】図1に示した代行者選定システムにて行われる
処理の概要を示すフローチャートである。
【図6】図1に示した代行者選定システムにて行われる
処理の概要を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 サーバ装置 10 依頼者情報DB 11 代行者情報DB 12 依頼内容情報DB 13 通信制御インターフェース 14 制御部 2、3 クライアント装置 20、30 制御部 21、31 ROM 22、32 RAM 23、33 HD 24、34 入力装置 25、35 出力装置 26、36 入出力制御IF 27、37 通信制御IF 4 インターネット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 依頼者の所定の手続を代行者に依頼する
    ための代行依頼システムであって、 前記代行者を特定するための情報および当該代行者の代
    行能力に関する情報を格納する代行者情報格納手段と、 前記代行者情報格納手段にて格納された代行者の代行能
    力に関する情報に基づいて、前記依頼者の手続の代行を
    行なう代行者を選択する代行者選択手段と、 を備えることを特徴とする代行依頼システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008043305A1 (fr) * 2006-10-10 2008-04-17 Huawei Technologies Co., Ltd. Méthode de sélection d'un courtier de services, et système permettant la sélection d'un courtier de services
JP2015156092A (ja) * 2014-02-20 2015-08-27 株式会社日本総合研究所 商品購入システム
JP2020135335A (ja) * 2019-02-19 2020-08-31 株式会社秋月事務所 役務提供支援装置および役務提供支援システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2008043305A1 (fr) * 2006-10-10 2008-04-17 Huawei Technologies Co., Ltd. Méthode de sélection d'un courtier de services, et système permettant la sélection d'un courtier de services
JP2015156092A (ja) * 2014-02-20 2015-08-27 株式会社日本総合研究所 商品購入システム
JP2020135335A (ja) * 2019-02-19 2020-08-31 株式会社秋月事務所 役務提供支援装置および役務提供支援システム

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