JP2002109209A - 情報処理装置、ネットワークシステム、運営管理システム、運営管理方法、及び記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置、ネットワークシステム、運営管理システム、運営管理方法、及び記憶媒体

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JP2002109209A
JP2002109209A JP2000303193A JP2000303193A JP2002109209A JP 2002109209 A JP2002109209 A JP 2002109209A JP 2000303193 A JP2000303193 A JP 2000303193A JP 2000303193 A JP2000303193 A JP 2000303193A JP 2002109209 A JP2002109209 A JP 2002109209A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 確定拠出年金制度等における情報授受及びそ
の管理を効率的且つ容易に行うことが可能な運営管理シ
ステムを提供する。 【解決手段】 運営管理側140は、運用指示側(確定
拠出年金制度に加入している事業主の従業員等)130
(X)からの運用指示に基づいて、商品提供側110
(X)及び資産管理側120(X)のそれぞれでの入出
力情報の連携をとる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、確定拠出
年金制度に対応するための装置或はシステムに用いられ
る、情報処理装置、ネットワークシステム、運営管理シ
ステム、運営管理方法、及びそれを実施するための処理
ステップをコンピュータが読出可能に格納した記憶媒体
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日において、日本企業における退職金
制度は、退職一時金(退職金)と企業年金を併用したパ
ターンが一般的である。退職一時金とは、その財源を企
業内で確保し、従業員の退職時に給付するものであり、
一方の企業年金とは、企業が掛金を拠出(積み立てるこ
と)し、外部に運用を委託するものである。企業年金に
は、適格退職金及び厚生年金基金等があるが、何れも、
将来の年金給付金が予め決まっている確定給付型の年金
である。
【0003】しかしながら、経済構造の変化、少子高齢
化の進行により我が国年金制度に大きな課題が生じてお
り、また異常低金利による企業年金の積立て不足の問
題、さらには、産業構造の変化に伴う離転職の進行や中
小企業及び自営業者等に対する年金制度の手当て等の重
要な課題が発生してきている。
【0004】加えて、1998年6月に企業会計審議会
から、「退職給付に係わる会計基準に関する意見書」が
公表され、2001年から、この新基準に準拠した退職
給付会計の導入が予定された。
【0005】しかしながら、上記新基準に準拠した退職
給付会計は、退職給付に関する負債額が明らかとなり企
業の財務内容の透明性が増すというメリットがある反
面、「隠れ債務」が表面化してしまうという問題があっ
た。
【0006】そこで、2001年から確定拠出年金制度
の導入が予定された。確定拠出年金制度とは、事業主若
しくは加入者が将来の年金を積み立て(拠出)、自らが
運用する年金プランである。すなわち、確定拠出年金制
度とは、将来受け取る額が決まっている確定給付型では
なく、積立額を決めておき、その運用次第で給付額が左
右される確定拠出型の年金制度であり、従来の確定給付
型の企業年金による事業主の負担を軽減するとともに、
企業従業員の離転職に対応するためのポータビリティー
を備える年金制度である。
【0007】また、確定拠出年金制度は、以下に説明す
るような(1)企業型年金と(2)個人型年金に分けら
れる。
【0008】(1)企業型年金 企業型年金では、事業主が実施の主体となり、事業主の
従業員等が対象となる。事業主の従業員については、原
則として、規約に定められた従業員が加入する。企業型
年金では、実施の主体となった事業主に拠出が義務づけ
られている。
【0009】企業型年金での運用については、先ず、従
業員(加入者)は、事業主が選任した運営管理機関が選
定し提示した運用メニュー(商品メニュー)から所望す
る商品を選び、その商品での運用を、従業員本人が直接
運営管理機関に対して指示(運用指示)する。ここでの
商品としては、預貯金、公社債、投資信託、保険、株式
等がある。運営管理機関は、従業員からの運用指示に従
って、事業主が選任した資産管理機関(掛金を確定拠出
年金の資産として管理する機関)に対して、該当する金
融機関(郵便局、農協、生命保険会社、証券会社、信用
金庫、銀行等の年金資産を運用する機関)との契約(貯
蓄契約、預金契約、保険契約、売買契約等)の締結を指
示する。資産管理機関は、運営管理機関からの指示に従
って、該当する金融機関との契約を行う。
【0010】(2)個人型年金 個人型年金では、国民年金基金連合会が実施の主体とな
り、国民年金へ加入した自営業者や、企業年金等の制度
が導入されていない事業主の従業員等が対象となる。自
営業者等の場合は、自分で国民年金基金連合会へ拠出し
(払い込み)、事業主の従業員の場合は、給与から天引
きして事業主が本人の代わりに国民年金基金連合会へ拠
出する。
【0011】上述した(1)企業型年金では、年金資産
と事業主資産を分離して保全するために資産管理機関が
置かれるが、個人型年金では、国民年金基金連合会への
掛金の拠出と同時に資産が分離されるため資産管理機関
は置かれない。ただし、実際の資産の管理等の業務を信
託銀行等に委託することがある。
【0012】個人型年金での運用については、上述した
(1)企業型年金と基本的に同様であるが、加入者は、
国民年金基金連合会が委託した運営管理機関に対して運
用指示を行う。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、確定拠
出年金制度にあたって、次のような問題点が発生するこ
とが考えられる。
【0014】例えば、企業型年金では、上述したよう
に、資産管理機関と金融機関との間で、加入者からの運
用指示に基づいた契約等のためのやりとりが発生する。
しかしながら、実際には、資産管理機関及び金融機関は
それぞれ複数存在し、これらの機関のそれぞれが、運用
指示毎の該当する相手側の機関と契約締結等を行うとす
れば、非常に煩雑な作業が必要となり、これは非常に非
効率的である。また、それぞれの機関が個別に、上記の
問題を解決するためのシステム開発等を行うとしても、
その分の費用がかかってしまい、さらにそれぞれの機関
が個別に同様のシステム開発やそのテスト等を行うこと
になるため、これも非常に非効率的である。
【0015】そこで、本発明は、上記の欠点を除去する
ために成されたもので、確定拠出年金制度における情報
授受及びその管理を効率的且つ容易に行うことが可能
な、情報処理装置、ネットワークシステム、運営管理シ
ステム、運営管理方法、及びそれを実施するための処理
ステップをコンピュータが読出可能に格納した記憶媒体
を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】斯かる目的下において、
第1の発明は、金融商品を提供する商品提供側と、当該
商品提供側での任意の金融商品の運用を指示する運用指
示側と、当該運用指示側での運用指示により発生する資
金及び/又は資産を管理する資産管理側との情報授受が
可能な情報処理装置であって、上記運用指示側からの運
用指示に基づいて、上記商品提供側及び上記資産管理側
のそれぞれでの入出力情報を管理する管理手段を備える
ことを特徴とする。
【0017】第2の発明は、上記第1の発明において、
上記運用指示側からの運用指示を上記資産管理側及び上
記商品提供側へ送信し、上記管理手段は上記商品提供側
での上記運用指示に対する運用結果を受信して記録し、
上記資産管理側及び上記運用指示側へ送信する送信手段
を備え、上記管理手段は、複数の上記運用指示側からの
複数の運用指示を所定の条件に基づいて分類して運用指
示群として管理し、上記送信手段は、上記管理手段で管
理された運用指示群を上記商品提供側へ送信し、上記商
品提供側からの上記運用指示群に基づいた約定処理結果
を上記資産管理側及び上記複数の運用指示側ごとに振り
分けて管理することを特徴とする。
【0018】第3の発明は、上記第2の発明において、
上記所定の条件は、上記運用指示側が属する組織毎、及
び上記運用指示により示される金融商品の種類毎の少な
くとも何れかの条件を含むことを特徴とする。
【0019】第4の発明は、複数の機器がネットワーク
を介して互いに通信可能に接続されてなるネットワーク
システムであって、上記複数の機器のうち少なくとも1
つの機器は、請求項1〜3の何れかに記載の情報処理装
置の機能を有することを特徴とする。
【0020】第5の発明は、金融商品を提供する複数の
商品提供側と、上記商品提供側での任意の金融商品の運
用を指示する複数の運用指示側と、上記運用指示側での
運用指示により発生する資金を管理する複数の資産管理
側と、上記複数の運用指示側からの運用指示に基づい
て、上記複数の商品提供側及び上記複数の資産管理側の
それぞれでの入出力情報を管理する運営管理側とを含む
運営管理システムであることを特徴とする。
【0021】第6の発明は、上記第5の発明において、
上記運営管理側は、上記複数の運用指示側からの運用指
示を所定の条件に基づき分類して運用指示群として上記
複数の商品提供側の該当する商品提供側及び上記複数の
資産管理側の該当する資産管理側へ送信し、上記商品提
供側は、上記運営管理側から送信されてきた運用指示群
に基づいた約定処理を実行し、当該約定処理結果を上記
運営管理側へ送信し、上記運営管理側は、上記商品提供
側から送信されてきた上記約定処理結果を上記複数の運
用指示側へ振り分けて管理することを特徴とする。
【0022】第7の発明は、上記第6の発明において、
上記所定の条件は、上記運用指示側が属する組織毎、及
び上記運用指示により示される金融商品の種類毎の少な
くとも何れかの条件を含むことを特徴とする。
【0023】第8の発明は、上記第5の発明において、
上記複数の商品提供側はそれぞれ、約定管理手段によっ
て、上記運営管理側から送信されてくる運用指示に基づ
いた約定処理の内容を上記金融商品のそれぞれに振り分
け、保管することを特徴とする。
【0024】第9の発明は、金融商品を提供する複数の
商品提供側と、当該商品提供側での任意の金融商品の運
用を指示する複数の運用指示側と、当該運用指示側での
運用指示により発生する資金を管理する複数の資産管理
側との間での運用の指示に関する情報及び/又は資産に
関する情報を運営管理側で管理するための運営管理方法
であって、上記運営管理側が、上記運用指示側からの運
用指示に基づいて、上記商品提供側及び上記資産管理側
のそれぞれでの入出力情報を管理する管理ステップを含
むことを特徴とする。
【0025】第10の発明は、上記第9の発明におい
て、上記運営管理側が、複数の上記運用指示側からの複
数の運用指示を所定の条件に基づき分類して運用指示群
として複数の上記商品提供側の該当する商品提供側へ送
信する第1の送信ステップと、上記商品提供側が、上記
運営管理側から送信されてきた運用指示群に基づいた約
定処理を実行し、当該約定処理結果を上記運営管理側へ
送信する第2の送信ステップと、上記運営管理側が、上
記商品提供側から送信されてきた当該約定処理結果を資
産管理側へ送信する第3の送信ステップと、上記運営管
理側が、上記商品提供側から送信されてきた上記約定処
理結果を上記複数の運用指示側ごとに振り分けて管理す
る管理ステップを含むことを特徴とする。
【0026】第11の発明は、上記第9の発明におい
て、上記所定の条件は、上記運用指示側が属する組織
毎、及び上記運用指示により示される金融商品の種類毎
の少なくとも何れかの条件を含むことを特徴とする。
【0027】第12の発明は、上記第9の発明におい
て、上記運営管理側が、上記複数の商品提供側のそれぞ
れに対して、上記運用指示に基づいた約定処理の内容を
上記金融商品のそれぞれに振り分け、保管するための手
段を予め提供する提供ステップを含むことを特徴とす
る。
【0028】第13の発明は、請求項1〜7の何れかに
記載の情報処理装置の機能、又は請求項4記載のネット
ワークシステムの機能、又は請求項5〜8の何れかに記
載の運営管理システムの機能をコンピュータに実現させ
るためのプログラムをコンピュータ読出可能な記憶媒体
へ記録したことを特徴とする。
【0029】第14の発明は、請求項9〜12の何れか
に記載の運営管理方法の処理ステップをコンピュータに
実行させるためのプログラムをコンピュータ読取可能な
記憶媒体へ記録したことを特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0031】[第1の実施の形態]本発明は、例えば、図
1に示すような、確定拠出年金制度における情報授受及
びその管理を行うためのシステム100に適用される。
本実施の形態でのシステム100は、企業型年金に対応
したものであり、特に、運営管理機関140が、商品提
供機関110(1),110(2),…,110
(X),…と、資産管理機関120(1),120
(2),…,120(X),…との間の情報授受等を一
元管理するようになされている。
【0032】<システム100の構成>図2は、本実施
の形態でのシステム100の主なる構成を簡略化して示
したものである。システム100は、上記図2に示すよ
うに、商品提供機関110(1),110(2),…,
110(X),…と、資産管理機関120(1),12
0(2),…,120(X),…と、事業主側130
(1),130(2),…,130(X),…とがそれ
ぞれ、WAN(ワイドエリアネットワーク)等のネット
ワーク150を介して、運営管理機関140へアクセス
可能なように接続された構成としている。
【0033】商品提供機関110(1),110
(2),…,110(X),…、資産管理機関120
(1),120(2),…,120(X),…、事業主
側130(1),130(2),…,130(X),
…、及び運営管理機関140はそれぞれ、例えば、図3
に示すような構成を有するコンピュータ200の機能を
有し、このコンピュータ200内のCPU201によ
り、後述するような本実施の形態での動作が実施され
る。
【0034】コンピュータ200は、上記図3に示すよ
うに、CPU201と、ROM202と、RAM203
と、キーボード(KB)209のキーボードコントロー
ラ(KBC)205と、表示部としてのCRTディスプ
レイ(CRT)210のCRTコントローラ(CRT
C)206と、ハードディスク(HD)211及びフロ
ッピー(登録商標)ディスク(FD)212のディスク
コントローラ(DKC)207と、ネットワークインタ
ーフェースカード(NIC)208とが、システムバス
204を介して互いに通信可能に接続された構成として
いる。そして、システムバス204が、上記図2に示し
たネットワーク150と接続される。
【0035】CPU201は、ROM202或いはHD
211に記憶されたソフトウェア、或いはFD212よ
り供給されるソフトウェアを実行することで、システム
バス204に接続された各構成部を総括的に制御する。
すなわち、CPU201は、所定の処理シーケンスに従
った処理プログラムを、ROM202、或いはHD21
1、或いはFD212から読み出して実行することで、
本実施の形態での動作を実現するための制御を行う。
【0036】RAM203は、CPU201の主メモリ
或いはワークエリア等として機能する。KBC205
は、KB209や図示していないポインティングデバイ
ス等からの指示入力を制御する。CRTC206は、C
RT210の表示を制御する。DKC207は、ブート
プログラム、種々のアプリケーション、編集ファイル、
ユーザファイル、ネットワーク管理プログラム、及び本
実施の形態における上記処理プログラム等を記憶するH
D211及びFD212とのアクセスを制御する。NI
C208は、ネットワーク150上の商品提供機関11
0(1),110(2),…,110(X),…、或は
資産管理機関120(1),120(2),…,120
(X),…、或は事業主側130(1),130
(2),…,130(X),…、或は運営管理機関14
0等と、双方向にデータをやりとりする。
【0037】商品提供機関110(1),110
(2),…,110(X),…は、郵便局、農協、生命
保険会社、損害保険会社、証券会社、信用金庫、銀行等
の金融商品(以下、単に「商品」と言う)を扱う金融機
関である。資産管理機関120(1),120(2),
…,120(X),…は、掛金を確定拠出年金の資産と
して管理する信託銀行等の機関である。事業主側130
(1),130(2),…,130(X),…は、確定
拠出年金制度を導入している事業主である。
【0038】運営管理機関140は、システム100の
サーバとして機能し、商品提供機関110(1),11
0(2),…,110(X),…と、資産管理機関12
0(1),120(2),…,120(X),…との間
の情報授受を一元管理するようになされている。
【0039】具体的には、運営管理機関140は、上記
図2に示すように、上記図1の“外部接続システム”に
対応する情報受信機能141及び情報送信機能142
と、上記図1の“口座システム”に対応する情報管理機
能143とを含んでいる。情報受信機能141は、商品
提供機関110(1),110(2),…,110
(X),…、資産管理機関120(1),120
(2),…,120(X),…、及び事業主側130
(1),130(2),…,130(X),…からの様
々な情報をネットワーク150を介して受信する。情報
送信機能142は、商品提供機関110(1),110
(2),…,110(X),…、資産管理機関120
(1),120(2),…,120(X),…、及び事
業主側130(1),130(2),…,130
(X),…へ様々な情報をネットワークを介して送信す
る。情報管理機能143は、情報受信機能141の受信
情報及び情報送信機能142の送信情報や、加入者の口
座の残高等を、データベース146によって管理(記録
管理)する。
【0040】また、運営管理機関140は、コールセン
タ(電話応対センタ)144や、Webサーバ機能14
5等をも含んでいる。
【0041】上述のような構成により、運営管理機関1
40は、例えば、事業主側130(X)の加入者からの
任意の商品の運用指示を受け入れ、当該運用指示を該当
する商品提供機関110(X)及び資産管理機関120
(X)へ伝達し、商品提供機関110(X)から運用結
果を受け入れ、当該結果に従って、事業主側130
(X)の加入者の口座の残高を更新する等の処理を実施
する。また、運営管理機関140は、事業主側130
(1),130(2),…,130(X),…の複数の
加入者からの運用指示を、日毎、事業主毎、商品毎等に
取りまとめて、それを商品提供機関110(X)へ伝達
(商品の発注)する。さらに、運営管理機関140は、
商品提供機関110(X)からの運用結果、すなわち上
記取りまとめての発注に対する結果を、該当する加入者
ごとにそれぞれ振り分けて管理する。
【0042】<システム100の動作>ここでは、シス
テム100の主なる動作を、その一例として、(1)定
時拠出時、(2)スイッチング時(売却)、(3)スイ
ッチング時(購入)、(4)収益分配、及び(5)残高
リコンサイルの5つのパターンに分けて説明する。
【0043】尚、ここでは説明の簡単のため、商品提供
機関110(1),110(2),…,110(X),
…、資産管理機関120(1),120(2),…,1
20(X),…、及び事業主側130(1),130
(2),…,130(X),…において、任意の商品提
供機関110(X)、任意の資産管理機関120
(X)、任意の事業主側130(X)、及びその加入者
(従業員)Aに着目する。
【0044】(1)定時拠出時 図4は、定時拠出時のシステム100の動作(情報及び
資金の流れ等を含む)を示したものである。
【0045】先ず、事業主側130(X)の加入者A
は、運営管理機関140に対して、事前に毎拠出ごとの
所望する商品の運用を指示する(上記図4中の点線[1]
参照)。例えば、投信信託の購入を指示する。事業主側
130(X)は、加入者ごとの拠出額を、運営管理機関
140へ通知する(拠出承認指示(上記図4中の[2-2]
参照))。事業主側130(X)は、事業主側130
(X)が運用管理機関140へ拠出承認指示を行い、且
つ事業主側130(X)の取引銀行301へ拠出金の振
込(資産管理機関120(X)に対する振込)の指示を
行う(上記図4中の[4]参照)。
【0046】運営管理機関140は、事業主側130
(X)の指示に従って、該当する資産管理機関120
(X)へ入金予定を通知する(上記図4中の[3]参
照)。ここでの入金予定の通知とは、後述する取引銀行
301からの拠出金振込の予告である。
【0047】取引銀行301は、事業主側130(X)
からの振込指示に従って、資産管理機関120に対し
て、拠出金の振込を行う(上記図4中の[5]参照)。資
産管理機関120(X)は、取引銀行301による事業
主側130(X)からの入金を確認した後、運営管理機
関140に対して、入金確認を通知する(上記図4中の
[6]参照)。
【0048】運営管理機関140は、資産管理機関12
0(X)からの入金確認の通知を受けると、加入者Aか
らの事前の運用指示に従って、該当する商品提供機関1
10(X)へ当該運用指示を通知する。これと同時に、
運営管理機関140は、当該運用指示を資産管理機関1
20(X)にも通知する(上記図4中の[7]参照)。
【0049】商品提供機関110(X)は、運営管理機
関140からの運用指示を受けると、運用指示に従い約
定する旨を資産管理機関120(X)及び運営管理機関
140へ連絡(約定受注連絡)する(上記図4中の[8]
参照)。そして、商品提供機関110(X)は、運営管
理機関140からの運用指示に従った処理を実行した結
果(取引結果)を、資産管理機関120(X)及び運営
管理機関140へ報告する(上記図4中の[9]参照)。
このようにして、商品提供機関110(X)、資産管理
機関120(X)、及び運営管理機関140の三者間
で、約定及びその結果を確認する。
【0050】運営管理機関140は、商品提供機関11
0(X)からの取引報告を受け、上記三者間で確認した
約定結果を複数の加入者に配分し、自らが管理する加入
者Aの記録を更新するとともに、商品ごとの取引報告を
事業主側130(X)へ通知する。
【0051】そして、資産管理機関120(X)は、先
に取引銀行301から振り込まれた拠出金を(上記図4
中の[5]参照)、商品提供機関110(X)へ送金する
(上記図4中の[10]参照)。
【0052】尚、上記図4中の[7]で示した商品提供機
関110(X)への運用指示(商品の発注)について、
運営管理機関140は、各加入者からの運用指示毎に当
該運用指示を商品提供機関110(X)へ通知するので
はなく、複数の加入者からの運用指示をまとめて商品提
供機関110(X)へ通知するようにしてもよい。例え
ば、運営管理機関140において、情報管理機能143
は、事業主側130(1),130(2),…,130
(X),…のそれぞれの加入者A,B,…からの運用指
示を受けると、これらをデータベース146へ一旦保存
し、データベース146内の複数の運用指示情報を、日
毎、事業主毎、商品毎でまとめ、これらのまとめた運用
指示情報をそれぞれ1つの注文として、該当する商品提
供機関110(X)へ通知する。
【0053】(2)スイッチング時(売却) 図5は、スイッチング時(売却)のシステム100の動
作(情報及び資金の流れ等を含む)を示したものであ
る。尚、ここでの“スイッチング”とは、資産の預け換
えのことを示す。また、原則として加入者のスイッチン
グの依頼は制限されず、何時でも又は所定の時間帯にお
いて行えるようになされている。
【0054】先ず、事業主側130(X)の加入者A
は、運営管理機関140に対して、所望する商品の運用
を指示する(上記図5中の[1]参照)。ここでの運用指
示は、例えば、商品提供機関110(X)(商品提供機
関A)での投資信託(以下、「A投信」と言う)を売却
し、商品提供機関110(X+n)(商品提供機関B)
での投資信託(以下、「B投信」と言う)を購入する、
という指示であるものとする。
【0055】尚、B投信の購入については、“(3)ス
イッチング時(購入)”にて説明する。また、加入者A
の運用指示は、書面により、又はコールセンタ144を
介して、或はWebサーバ145を介してなされるもの
であってもよい。
【0056】運営管理機関140は、加入者Aからの運
用指示を受けると、当該運用指示により示される「A投
信の売却」の指示に従って、該当する商品提供機関11
0(X)へ当該指示(A投信の売却指示)を通知する。
これと同時に、運営管理機関140は、当該指示(A投
信の売却指示)を資産管理機関120(X)にも通知す
る(上記図5中の[2]参照)。
【0057】商品提供機関110(X)は、運営管理機
関140からの運用指示を受けると、運用指示に従い約
定する旨を資産管理機関120(X)及び運営管理機関
140へ連絡(約定受注連絡)する(上記図5中の[3]
参照)。そして、商品提供機関110(X)は、運営管
理機関140からの運用指示に従った処理(売却処理)
を実行した結果(取引結果)を、資産管理機関120
(X)及び運営管理機関140へ報告する(上記図5中
の[4]参照)。また、商品提供機関110(X)は、A
投信の売却代金を資産管理機関120(X)へ送金する
(上記図5中の[5]参照)。
【0058】(3)スイッチング時(購入) 図6は、スイッチング時(購入)のシステム100の動
作(情報及び資金の流れ等を含む)を示したものであ
る。(2)スイッチング時(売却)にて説明したように
して、加入者Aの運用指示によるA投信の売却が実行さ
れると、次のようにして、加入者Aの運用指示によるB
投信の購入が実行される。
【0059】運営管理機関140は、商品提供機関11
0(X)から取引結果(スイッチングによる売却)の報
告を受けた(上記図5中の[4]参照)翌営業日以降に、
購入受渡日が売却受渡日の翌日となるようにして、加入
者Aからの運用指示(上記図5中の[1]参照)により示
される「B投信の購入」の指示に従って、該当する商品
提供機関110(X+n)へ当該指示(B投信の購入指
示)を通知する。この通知のタイミングの判断は、運営
管理機関140において、上記図2に示したCPU20
1によって自動的に実施されるようになされている。こ
れと同時に、運営管理機関140は、当該指示(B投信
の購入指示)を資産管理機関120(X)にも通知する
(上記図6中の[6]参照)。
【0060】 尚、本実施の形態では、その一例とし
て、運営管理機関140が、商品提供機関110(X)
から取引結果の報告を受けた翌営業日以降に、購入受渡
日が売却受渡日の翌日となるようにして、加入者Aから
の運用指示により示される「B投信の購入」の指示に従
い該当する商品提供機関110(X+n)へ当該指示を
通知するように構成したが、これに限られることはな
く、例えば、購入受渡日が売却受渡日と同日となるよう
にして、該当する商品提供機関110(X+n)への指
示通知を行うようにしてもよい。
【0061】商品提供機関110(X+n)は、運営管
理機関140からの運用指示を受けると、運用指示に従
い約定する旨を資産管理機関120(X)及び運営管理
機関140へ連絡(約定受注連絡)する(上記図6中の
[7]参照)。そして、商品提供機関110(X+n)
は、運営管理機関140からの運用指示に従った処理
(購入処理)を実行した結果(取引結果)を、資産管理
機関120(X)及び運営管理機関140へ報告する
(上記図6中の[8]参照)。
【0062】運営管理機関140は、商品提供機関11
0(X+n)からの取引報告を、加入者Aへ通知する
(上記図6中の[10]参照)。尚、ここでの通知は、例え
ば、半年に1回まとめて行うようにしてもよい。
【0063】資産管理機関120(X)は、商品提供機
関110(X+n)からの取引報告に従って、B投信の
購入代金を商品提供機関110(X+n)へ送金する
(上記図6中の[9]参照)。
【0064】(4)収益分配 図7は、収益分配時のシステム100の動作を示したも
のである。
【0065】先ず、商品提供機関110(X)は、提供
している各種商品についての情報を運営管理機関140
へ登録する(上記図7中の[1]参照)。
【0066】商品提供機関110(X)は、決算日前の
営業日の夜間に権利付残高確定処理を行う(上記図7中
の[2]参照)。また、商品提供機関110(X)は、決
算日の夜間に再投資追加設定データの作成処理を行い
(上記図7中の[3]参照)、この結果(再投資追加設定
データ)を、決算日の翌日の営業日に運営管理機関14
0及び資産管理機関120(X)へ送信する(上記図7
中の[5]参照)。
【0067】運営管理機関140は、決算日の夜間に権
利付残高確定処理を行う(上記図7中の[4]参照)。ま
た、運営管理機関140は、決算日の翌日の営業日に商
品提供機関110(X)から送信されてきた再投資追加
設定データを取り込む(上記図7中の[6]参照)。
【0068】運営管理機関140は、決算日の翌日の営
業日の夜間に、権利付残高照合、再投資口数加算、及び
投資口数配分の各処理を行う(上記図7中の[7]〜[9]参
照)。
【0069】 運営管理機関140は、「プラン脱会者
一覧表」のデータを作成し(上記図6中の[10]参照)、
それを事業主側130(X)へ送信する(上記図7中の
[11]参照)。
【0070】商品提供機関110(X)は、「再投資の
お知らせ」のデータを作成し(上記図6中の[12]参
照)、それを資産管理機関120(X)へ送信する(上
記図7中の[13]参照)。
【0071】尚、上述したように、複数の加入者からの
運用指示を、日毎、事業主毎、商品毎に取りまとめて1
つの注文として商品提供機関110(X)へ通知するよ
うに構成した場合、収益分配は、当該注文の結果の資産
に対して発生することになる。すなわち、複数の加入者
に対する収益分配がまとめて発生することになる。この
場合、運営管理機関140は、収益分配を該当する複数
の加入者へ振り分ける。このとき、収益分配が割り切れ
ない場合には、任意のルール(任意の優先度順等)に従
って、該当する複数の加入者へ振り分けるようにしても
よい。また、 この振り分けが該当する複数の加入者の
口座へ反映された結果等については、コールセンタ14
4での問い合わせ、或はWebサーバ145にて参照可
能なようにしてもよい。
【0072】(5)残高リコンサイル 図8は、残高リコンサイル時のシステム100の動作を
示したものである。運営管理機関140は、データベー
ス146にて保存管理している加入者毎の口座の残高
を、次のようにして定期的にチェックする。
【0073】運営管理機関140は、商品提供機関11
0(X)にて管理されている商品毎の残高の情報と、資
産管理機関120(X)にて管理されている商品毎の全
体の残高の情報とを取り込み(上記図8中の[1]及び[3]
参照)、これらの情報と、データベース146にて保存
管理している加入者毎の口座の残高の合計額の情報とを
照合する。すなわち、運営管理機関140は、商品提供
機関並びに資産管理機関の商品毎の残高と、加入者毎の
口座の商品毎の残高の合計とを照合する。この結果、そ
れぞれの残高が合致していない場合、運営管理機関14
0は、その旨を等商品提供機関110(X)及び資産管
理機関120(X)に通知する。この通知を受けた管理
者等は、その原因(計算ミスや、違法行為等)を追求
し、これに対処する。
【0074】上述のような処理(1)〜(5)におい
て、運営管理機関140は、自側で作成したデータや、
商品提供機関110(X)から送信されてくるデータ
を、データベース146によって保存管理する。データ
ベース146は、2つのデータベース146a,146
bを含み、データベース146aはマスタデータベース
として用いられ、データベース146bはリアルタイム
に更新されるデータベースとして用いられる。また、デ
ータベース146b内のデータについては、コールセン
タ144での問い合わせ、或はWebサーバ145にて
参照可能なようになされている。
【0075】[第2の実施の形態]第1の実施の形態で説
明したように、システム100では、運営管理機関14
0が、事業主側130(X)の加入者Aからの運用指示
に従って、商品提供機関110(X)及び資産管理機関
120(X)と互いに通信することで、商品提供機関1
10(X)と資産管理機関120(X)との間の情報授
受を一元管理する。
【0076】本実施の形態では、運営管理機関140
が、商品提供機関110(X)及び資産管理機関120
(X)と互いに通信することを、より効率よく行えるよ
うにするために、例えば、図9に示すような構成とす
る。上記図9に示すように、運営管理機関140、商品
提供機関110(X)、及び資産管理機関120(X)
はそれぞれ、データ連携機能301、302、及び30
3を備えている。データ連携機能301、302、及び
303は、インターフェースを統一してデータのやり取
りを可能とする機能であり、これにより、運営管理機関
140、商品提供機関110(X)、及び資産管理機関
120(X)がそれぞれ保持している様々な情報を効率
的に互いに授受することができる。
【0077】尚、上記図9のデータ連携機能301、3
02、及び303は、上記図1の“外部接続システム”
に相当する。
【0078】[第3の実施の形態]本実施の形態では、第
1の実施の形態でのシステム100において、例えば、
図10に示すように、商品提供機関110(X)へ約定
管理システム400を設ける。約定管理システム400
は、後述するような約定管理機能を実施するためのソフ
トウェアを商品提供機関110(X)の端末装置(上記
図3に示したコンピュータ200)へインストールする
ことで実現されるようになされている。
【0079】具体的には、約定管理システム400は、
図11に示すように、外部接続システム(上記図1の
“外部接続システム”や、上記図9のデータ連携機能3
02に相当)を介してデータ授受するようになされてお
り、共通機能410及び商品別機能420を含んでい
る。
【0080】商品別機能420としては、ここでは一例
として、投信用の機能(投信サブシステム)421、定
期預金用の機能(定期預金サブシステム)422、及び
金融債用の機能(金融債サブシステム)423を挙げて
いる。例えば、投信サブシステム421及び定期預金サ
ブシステム422での対象商品及び取引としては、次の
ようなものが考えられる。
【0081】投信サブシステム421: 商品 公社債投信 株式投信 取引 購入 解約(特別解約、買取除く) 収益分配金再投資 収益分配金支払 償還
【0082】定期預金サブシステム422: 商品 スーパー定期型(邦貨建) 自由金利型(邦貨建) 変動金利型(邦貨建) スーパー定期型(外貨建) 自由金利型(外貨建) 変動金利型(外貨建) 貯蓄預金 普通預金 取引 預入 解約 満期 利息支払
【0083】図12は、上記図11の約定管理システム
400の共通機能410の内部構成を示したものであ
る。
【0084】共通機能410において、注文管理部50
1は、運営管理機関140からの運用指示(どの口座
で、どの商品を買う又は売る等の事業主毎、商品毎の運
用指示)を取り込む。このとき、注文管理部501内の
データベース(注文約定管理データベース)には、上記
取込情報と、済データ(後述する約定結果管理部504
からの約定結果情報)とが格納され、この格納情報は、
アウトプットできるようになされている。これにより、
どの商品が注文を受けた段階(取り込まれた段階)であ
るか、処理済みのものであるかが認識できる。
【0085】売買データ作成部502は、注文管理部5
01の取込情報から、商品毎に適した約定データ(商品
毎の注文書)を作成し、これを商品別機能420へ供給
する。
【0086】約定結果管理部504は、商品別機能42
0からの約定結果情報(売買データ作成部502が商品
別機能420へ供給した約定データに対して商品別機能
420が行った約定処理の結果情報)を取り込み管理す
ると共に、上述した注文管理部501内のデータベース
(注文約定管理データベース)へ格納する。
【0087】情報交換部505は、運営管理機関140
等への情報送信を行う。例えば、情報交換部505は、
次のような情報を、必要に応じて所定の期間毎に、運営
管理機関140へ送信する。 ・残高(月1等) ・時価(商品の値段)連絡(毎日等) ・利率連絡(利率が変わる毎等) ・償還報告(商品の満期の通知等)
【0088】図13は、上記図11の約定管理システム
400において、商品別機能420の一例として、投信
用の機能(投信サブシステム)421の内部構成を示し
たものである。
【0089】投信サブシステム421において、注文取
込機能601は、上記図12に示した共通機能410の
売買データ作成部502からの約定データを取り込み、
その取り引きの明細を作成する。
【0090】約定処理機能602は、所定の商品の運用
指示(注文)に関する処理を実行し、また、決算及び再
投資処理等をも実行する。約定処理機能602での処理
結果情報は、取引明細用のデータベース603、或は残
高用のデータベース604へ格納される。したがって、
これらのデータベース603,604は、履歴情報のデ
ータベースとして機能する。
【0091】その他の機能605は、例えば、アウトプ
ット用或は照会用のデータを作成等する。帳票作成機能
606は、委託会社連絡用データを作成する。この委託
会社連絡用データは、投資信託を運用している証券投資
信託委託会社等への通知用のデータである。
【0092】帳票作成機能607は、資産管理機関12
0(X)への結果報告のためのデータを作成する。各種
データ作成機能607にて作成データは、共通機能を介
して資産管理機関120(X)へ与えられるが、運営管
理機関140へも与えられる。尚、資産管理機関120
(X)に対する上記作成データは、運営管理機関140
を介して与えられるようにしてもよい。
【0093】単価登録機能608は、予め外部入力(ユ
ーザからの入力等)された単価(基準価格)を管理する
と共に、分配金(年1回の運用の結果により発生した分
配金)が発生した際に外部入力された当該分配金を管理
する。単価登録機能608での管理情報は、上述した約
定処理機能602の再投資処理等で使用される。
【0094】顧客口座管理機能609は、顧客(事業主
側130(X))の口座を管理し、RK属性管理機能6
10は、運営管理機関140の属性情報(会社名や住所
等の情報)を管理し、トラスティ属性管理機能611
は、資産管理機関120(X)の属性情報(会社名や住
所等の情報)を管理し、ファンド属性管理機能612
は、ファンド固有の情報や、商品毎の商品についての情
報等を管理する。
【0095】図14は、上記図11の約定管理システム
400において、商品別機能420の一例として、定期
預金用の機能(定期預金サブシステム)422の内部構
成を示したものである。
【0096】定期預金サブシステム422において、業
務運用機能701は、上記図12に示した共通機能41
0の売買データ作成部502からの約定データを取り込
む。約定処理機能702は、業務運用機能701により
取り込まれた約定データに含まれる預入及び払出のデー
タをそれぞれ処理する。
【0097】情報登録機能703は、口座情報、商品情
報(商品名等の情報)、利率情報、優遇利率情報(金利
を事業主毎に決めた情報等)、及び金融機関情報等の各
種入力情報を登録する。情報登録機能703での登録情
報は、管理テーブル704にて管理され、参照可能なよ
うになされている。
【0098】明細管理機能705は、運用指示のあった
タイミングによって異なる条件となるような当該商品に
ついての管理を行う。例えば、同じ5年の定期預金で
も、今日運用指示を出した場合と、明日運用指示を出し
た場合とでは、利率が異なり、別管理する必要がある場
合がある。このような状況を管理するのが、明細管理機
能705である。
【0099】尚、第1〜第3の実施の形態では、システ
ム100を企業型年金に対応したものとしたが、これに
限られることはなく、個人型年金にも対応可能である。
個人型年金の場合、資産管理機関120(1),120
(2),…,120(X),…が国民年金基金連合会若
しくは国民年金基金連合会から委託を受けた金融機関等
に相当し、また事業主130は国民年金基金連合会に相
当し、システム100の構成及び動作については企業型
年金の場合と同様である。
【0100】また、第1〜第3の実施の形態では、シス
テム100を、確定拠出年金制度の対応システムとした
が、これに限られることはない。例えば、確定拠出型の
私的年金制度や、個人が運用指示できるファンド、或い
は現行の確定給付型の年金制度のネットワーク等に適用
可能である。
【0101】また、本発明の目的は、第1〜第3の実施
の形態のサーバ及び端末の機能を実現するソフトウェア
のプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或
いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュ
ータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプ
ログラムコードを読みだして実行することによって、達
成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体か
ら読み出されたプログラムコード自体が第1〜第3の実
施の形態の機能を実現することとなり、そのプログラム
コードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することとな
る。プログラムコードを供給するための記憶媒体として
は、ROM、フロッピーディスク、ハードディスク、光
ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、
磁気テープ、不揮発性のメモリカード等を用いることが
できる。また、コンピュータが読みだしたプログラムコ
ードを実行することにより、第1〜第3の実施の形態の
機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの
指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS等が
実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって第
1〜第3の実施の形態の機能が実現される場合も含まれ
ることは言うまでもない。さらに、記憶媒体から読み出
されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された
拡張機能ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユ
ニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラ
ムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡
張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は
全部を行い、その処理によって第1〜第3の実施の形態
の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもな
い。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、運
営管理側(運営管理機関)が、運用指示側(確定拠出年
金制度に加入している事業主の従業員等)からの運用指
示に基づいて、商品提供側(金融機関等の商品提供機
関)及び資産管理側(資金管理機関)のそれぞれでの入
出力情報の連携をとるように構成した。これにより、商
品提供側及び資産管理側は、運営管理側と通信するだけ
で、運用指示側が通知した運用指示に基づいた処理を実
行することができる。例えば、確定拠出年金制度の導入
にあたり、商品提供側及び資産管理側は、今までつなが
りのない機関(参加機関)との情報授受が必要となって
も、運営管理側と接続するだけで、当該情報授受を効率
的に行えるようになる。また、当該情報授受のための新
たなシステム開発やそのテスト等の負荷を軽減すること
ができ、その分コスト削減をも図ることができる。これ
は、商品提供側及び資産管理側が、互いに複数の機関と
の情報授受が必要となる場合に非常に有効であり、運用
指示側にとってはコストの削減ともなる。
【0103】また、運営管理側が、運用指示側からの運
用指示を、運用指示側が属する組織(事業主等)毎、対
象となる金融商品毎、などのような所定の条件に従って
まとめて商品提供側へ送信し、商品提供側での当該運用
指示に従った約定処理の結果を運用指示側へ振り分けて
通知するように構成した場合、情報伝達の効率化を図る
ことができる。
【0104】また、商品提供側が、運営管理側から予め
提供された約定処理手段(ソフトウェア等)を用いて、
運用指示に従った約定処理を実行するように構成した場
合、商品提供側は、運営管理側と商品提供側との間のイ
ンターフェースを考慮して独自でシステム開発等を行う
必要はなく、容易に運営管理側との通信及び約定処理を
行うことができ、開発費のコスト削減を図ることもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態において、本発明を適用した
確定拠出年金制度に対応したシステムの全体構成を説明
するための図である。
【図2】上記システムの主なる構成を示すブロック図で
ある。
【図3】上記システムの商品提供機関、資産管理機関、
事業主側、及び運営管理機関で使用される端末装置の構
成を示すブロック図である。
【図4】上記システムの定時拠出時の動作を説明するた
めの図である。
【図5】上記システムのスイッチング時(売却)の動作
を説明するための図である。
【図6】上記システムのスイッチング時(購入)の動作
を説明するための図である。
【図7】上記システムの収益分配時の動作を説明するた
めの図である。
【図8】上記システムの残高リコンサイル時の動作を説
明するための図である。
【図9】第2の実施の形態における上記システムの構成
を説明するための図である。
【図10】第3の実施の形態における上記システムの構
成を説明するための図である。
【図11】上記システムの商品提供機関の約定管理シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図12】上記約定管理システムの共通機能の構成を示
すブロック図である。
【図13】上記約定管理システムの商品別機能の一例
(投資信託)の構成を示すブロック図である。
【図14】上記約定管理システムの商品別機能の一例
(定期預金)の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 確定拠出型年金制度対応システム 110(1),110(2),…,110(X),…
商品提供機関 120(1),120(2),…,120(X),…
資産提供機関 130(1),130(2),…,130(X),…
事業主側 140 運営管理機関 141 情報受信機能 142 情報送信機能 143 情報管理機能 144 コールセンタ 145 Webサーバ 146 データベース 150 ネットワーク
フロントページの続き Fターム(参考) 5B049 BB46 BB47 CC02 CC08 CC21 DD01 DD05 EE01 FF03 FF04 FF09 GG04 GG07 5B055 BB20 CB08 CC04 CC10 CC13 EE02 EE05 EE21 EE27 FA01 FB03 LL11 PA02 PA34 PA38

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金融商品を提供する商品提供側と、当該
    商品提供側での任意の金融商品の運用を指示する運用指
    示側と、当該運用指示側での運用指示により発生する資
    金及び/又は資産を管理する資産管理側との情報授受が
    可能な情報処理装置であって、 上記運用指示側からの運用指示に基づいて、上記商品提
    供側及び上記資産管理側のそれぞれでの入出力情報を管
    理する管理手段を備えることを特徴とする情報処理装
    置。
  2. 【請求項2】 上記運用指示側からの運用指示を上記資
    産管理側及び/又は商品提供側へ送信し、上記商品提供
    側での上記運用指示に対する運用結果を受信して記録
    し、上記資産管理側及び運用指示側へ送信する送信手段
    を備え、 上記管理手段は、複数の上記運用指示側からの複数の運
    用指示を所定の条件に基づいて分類して運用指示群とし
    て管理し、 上記送信手段は、上記管理手段で管理された運用指示群
    を上記商品提供側へ送信し、上記商品提供側からの上記
    運用指示群に基づいた約定処理結果を受信し、上記管理
    手段が上記資産管理側及び上記複数の運用指示側ごとに
    振り分けて管理することを特徴とする請求項1記載の情
    報処理装置。
  3. 【請求項3】 上記所定の条件は、上記運用指示側が属
    する組織毎、及び上記運用指示により示される金融商品
    の種類毎の少なくとも何れかの条件を含むことを特徴と
    する請求項2記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 複数の機器がネットワークを介して互い
    に通信可能に接続されてなるネットワークシステムであ
    って、 上記複数の機器のうち少なくとも1つの機器は、請求項
    1〜3の何れかに記載の情報処理装置の機能を有するこ
    とを特徴とするネットワークシステム。
  5. 【請求項5】 金融商品を提供する複数の商品提供側
    と、 上記商品提供側での任意の金融商品の運用を指示する複
    数の運用指示側と、 上記運用指示側での運用指示により発生する資金及び/
    又は資産を管理する複数の資産管理側と、 上記複数の運用指示側からの運用指示に基づいて、上記
    複数の商品提供側及び上記複数の資産管理側のそれぞれ
    での入出力情報を管理する運営管理側とを含むことを特
    徴とする運営管理システム。
  6. 【請求項6】 上記運営管理側は、上記複数の運用指示
    側からの運用指示を所定の条件に基づき分類して運用指
    示群として上記複数の商品提供側の該当する商品提供側
    及び上記複数の資産管理側の該当する資産管理側へ送信
    し、 上記商品提供側は、上記運営管理側から送信されてきた
    運用指示群に基づいた約定処理を実行し、当該約定処理
    結果を上記運営管理側へ送信し、 上記運営管理側は、上記商品提供側から送信されてきた
    上記約定処理結果を上記複数の運用指示側ごとに振り分
    けて管理することを特徴とする請求項5記載の運営管理
    システム。
  7. 【請求項7】 上記所定の条件は、上記運用指示側が属
    する組織毎、及び上記運用指示により示される金融商品
    の種類毎の少なくとも何れかの条件を含むことを特徴と
    する請求項6記載の運営管理システム。
  8. 【請求項8】 上記複数の商品提供側はそれぞれ、上記
    運営管理側から予め提供された約定管理手段によって、
    上記運営管理側から送信されてくる運用指示に基づいた
    約定処理の内容を上記金融商品のそれぞれに振り分け、
    保管することを特徴とする請求項5記載の運営管理シス
    テム。
  9. 【請求項9】 金融商品を提供する複数の商品提供側
    と、当該商品提供側での任意の金融商品の運用を指示す
    る複数の運用指示側と、当該運用指示側での運用指示に
    より発生する資金及び/又は資産を管理する複数の資産
    管理側との間での運用の指示に関する情報及び/又は資
    産に関する情報を運営管理側で管理するための運営管理
    方法であって、 上記運営管理側が、上記運用指示側からの運用指示に基
    づいて、上記商品提供側及び上記資産管理側のそれぞれ
    での入出力情報を管理する管理ステップを含むことを特
    徴とする運営管理方法。
  10. 【請求項10】 上記運営管理側が、複数の上記運用指
    示側からの複数の運用指示を所定の条件に基づき分類し
    て運用指示群として複数の上記商品提供側の該当する商
    品提供側及び資産管理側へ送信する第1の送信ステップ
    と、 上記商品提供側が、上記運営管理側から送信されてきた
    運用指示群に基づいた約定処理を実行し、当該約定処理
    結果を上記運営管理側へ送信する第2の送信ステップ
    と、 上記運営管理側が、上記商品提供側から送信されてきた
    当該約定処理結果を資産管理側へ送信する第3の送信ス
    テップと、 上記運営管理側が、上記商品提供側から送信されてきた
    上記約定処理結果を上記複数の運用指示側ごとに振り分
    けて管理する管理ステップを含むことを特徴とする請求
    項9記載の運営管理方法。
  11. 【請求項11】 上記所定の条件は、上記運用指示側が
    属する組織毎、及び上記運用指示により示される金融商
    品の種類毎の少なくとも何れかの条件を含むことを特徴
    とする請求項9記載の運営管理方法。
  12. 【請求項12】 上記運営管理側が、上記複数の商品提
    供側のそれぞれに対して、上記運用指示に基づいた約定
    処理の内容を上記金融商品のそれぞれに振り分け、保管
    するための手段を予め提供する提供ステップを含むこと
    を特徴とする請求項9記載の運営管理方法。
  13. 【請求項13】 請求項1〜3の何れかに記載の情報処
    理装置の機能、又は請求項4記載のネットワークシステ
    ムの機能、又は請求項5〜8の何れかに記載の運営管理
    システムの機能をコンピュータに実現させるためのプロ
    グラムを記録したコンピュータ読出可能な記憶媒体。
  14. 【請求項14】 請求項9〜12の何れかに記載の運営
    管理方法の処理ステップをコンピュータに実行させるた
    めのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記憶
    媒体。
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