JP2002108717A - コンテンツ再生制限機構付きディスクシステムおよび媒体 - Google Patents

コンテンツ再生制限機構付きディスクシステムおよび媒体

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JP2002108717A JP2000301766A JP2000301766A JP2002108717A JP 2002108717 A JP2002108717 A JP 2002108717A JP 2000301766 A JP2000301766 A JP 2000301766A JP 2000301766 A JP2000301766 A JP 2000301766A JP 2002108717 A JP2002108717 A JP 2002108717A
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Nagaki Soeda
修材 添田
Yoshihide Kikuchi
芳秀 菊地
Koichi Funaya
幸一 舩矢
Osamu Otsuka
修 大塚
Kantaro Ota
貫太郎 太田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ある期間が経過するとコンテンツの再生がで
きなくなるコンテンツ再生制限機構付きディスクシステ
ムおよび媒体を提供する。 【解決手段】 正規のサーバから受け取ったコンテンツ
が格納されるコンテンツ格納部101と、サーバの電力
から充電されるコンデンサ105と、このコンデンサ1
05によりバックアップされコンテンツの再生に必要な
情報がサーバから格納される揮発性メモリ104と、正
規の再生装置またはサーバから電力供給を受けたときに
コンテンツ格納部101,揮発性メモリ104を読み書
き制御する制御部102とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の時間が経過
したときに記憶装置に格納されたコンテンツの読み出し
情報を消去することにより、コンテンツの再生を制限す
るコンテンツ再生制限機構付きディスクシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】第一の従来技術として、DVD−ROM
などにコンテンツを格納する方法が知られている。この
場合、媒体上に暗号化されたコンテンツとコンテンツの
暗号復号キーが格納されている。再生装置は、媒体上に
格納されたコンテンツ用暗号復号キーを読み出し、コン
テンツの暗号を復号した後でコンテンツを再生してい
る。
【0003】一方、第二の従来技術として、DVD−R
OMなどにコンテンツを格納するが、コンテンツの暗号
復号キーは、再生装置が電話によりセンターから入手す
る方法も知られている。
【0004】さらに、第三の従来技術として、特開平1
1−175406に開示された技術があった。これは、
補助記憶装置の内部に電池と接続検出部を設け、不正な
取り外しを検出したときに、データを消去するというも
のであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この第
一の従来技術による方法では、媒体上に書かれた情報は
時間が経っても変化しないため、いつまでも視聴が可能
となっている。このため、DVD−ROMでコンテンツ
を一定期間レンタルする場合、一定期間が経ったら店に
DVD−ROMを返却しなければならないという問題が
あった。
【0006】一方、第二の従来技術による方法では、コ
ンテンツを再生するたびに再生装置が電話でコンテンツ
キーを入手する必要があり、大変煩わしかった。
【0007】さらに、第三の従来技術による方法は、不
正な取り外しにおける情報の保護が実現できても、レン
タルのように、ある期間までコンテンツが有効に読み出
せて、それ以降にコンテンツの再生ができなくなる機能
を実現できなかった。
【0008】本発明は、上記従来例の問題点を解消する
ためになされたものであり、ある期間が経過するとコン
テンツの再生ができなくなるコンテンツ再生制限機構付
きディスクシステムおよび媒体の提供を目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明のコン
テンツ再生制限機構付きディスクシステムは、正規のサ
ーバから受け取ったコンテンツが格納されるコンテンツ
格納部と、前記サーバの電力から充電されるコンデンサ
と、このコンデンサによりバックアップされ前記コンテ
ンツの再生に必要な情報が前記サーバから格納される揮
発性メモリと、正規の再生装置または前記サーバから電
力供給を受けたときに前記コンテンツ格納部,前記揮発
性メモリを読み書き制御する制御部とを備えている。
【0010】また、本発明のコンテンツ再生制限機構付
きディスクシステムは、正規のサーバから受け取ったコ
ンテンツが格納されるコンテンツ格納部と、電池と、こ
の電池によりバックアップされ前記コンテンツのレンタ
ル時間情報に対応した値が前記サーバから設定されるタ
イマと、前記電池によりバックアップされ前記コンテン
ツの再生に必要な情報が前記サーバから格納され前記タ
イマ出力に対応して消去される揮発性メモリと、正規の
再生装置または前記サーバから電力供給を受けたときに
前記コンテンツ格納部,前記タイマ,前記揮発性メモリ
を読み書き制御する制御部とを備えている。
【0011】また、本発明のコンテンツ再生制限機構付
きディスクシステムは、正規のサーバから受け取ったコ
ンテンツが格納されるコンテンツ格納部と、前記サーバ
の電力から充電されるコンデンサと、このコンデンサに
よりバックアップされ前記コンテンツのレンタル時間情
報に対応した値が前記サーバから設定されるタイマと、
前記コンデンサによりバックアップされ前記コンテンツ
の再生に必要な情報が前記サーバから格納され前記タイ
マ出力に対応して消去される揮発性メモリと、正規の再
生装置または前記サーバから電力供給を受けたときに前
記コンテンツ格納部,前記タイマ,前記揮発性メモリを
読み書き制御する制御部とを備えている。
【0012】また、前記コンテンツ格納部に格納された
コンテンツが暗号化されており、前記コンテンツの再生
に必要な情報が前記コンテンツの暗号復号キーを含んで
いる。
【0013】また、前記コンテンツの再生に必要な情報
が前記コンテンツ格納部の読み出し制御手順を含んでい
る。
【0014】また、本発明のコンテンツ再生制限機能付
きディスクシステムは、コンテンツの再生に必要な情報
を格納した前記揮発性メモリの電源ラインにスイッチを
備え、不正アクセスを行うと前記スイッチがオープンと
なり、前記揮発性メモリに保持されている情報を消去す
る機構を備えている。これによって再生情報を格納した
揮発性メモリが不正に操作され、又は不正に再生情報が
読み出される等を回避できる。
【0015】また、本発明のコンテンツ再生制限機構付
きディスクシステムは、暗号化されたコンテンツおよび
このコンテンツの暗号復号キーが正規のサーバから格納
されるデータ格納部と、電池と、この電池によりバック
アップされ前記コンテンツのレンタル時間情報に対応し
た値が前記サーバから設定されるタイマと、正規の再生
装置または前記サーバから電力供給を受けたときに前記
データ格納部,前記タイマを読み書き制御し且つ前記デ
ータ格納部に格納された暗号復号キーを前記タイマの出
力に対応して消去する制御部とを備えている。
【0016】また、本発明のコンテンツ再生制限機構付
きディスクシステムは、暗号化されたコンテンツおよび
このコンテンツの暗号復号キーが正規のサーバから格納
されるデータ格納部と、前記サーバの電力から充電され
るコンデンサと、このコンデンサによりバックアップさ
れ前記コンテンツのレンタル時間情報に対応した値が前
記サーバから設定されるタイマと、正規の再生装置また
は前記サーバから電力供給を受けたときに前記データ格
納部,前記タイマを読み書き制御し且つ前記データ格納
部に格納された暗号復号キーを前記タイマの出力に対応
して消去する制御部とを備えている。
【0017】また、前記サーバまたは前記再生装置と接
続する外部インタフェースの外形または前記制御部によ
り、前記サーバまたは前記再生装置との接続を確認して
いる。
【0018】また、本発明のコンテンツ再生制限機構付
き媒体は、コンテンツが正規のサーバにより書き込み格
納され正規の再生装置により読み出されるコンテンツ格
納部と、前記サーバの電力から充電されるコンデンサ
と、このコンデンサによりバックアップされ前記コンテ
ンツの再生に必要な情報が前記サーバから格納される揮
発性メモリと、正規の再生装置または前記サーバから電
力供給を受けたときに前記揮発性メモリを読み書き制御
する制御部とを備えている。
【0019】また、本発明のコンテンツ再生制限機構付
き媒体は、コンテンツが正規のサーバにより書き込み格
納され正規の再生装置により読み出されるコンテンツ格
納部と、電池と、この電池によりバックアップされ前記
コンテンツのレンタル時間情報に対応した値が前記サー
バから設定されるタイマと、前記電池によりバックアッ
プされ前記コンテンツの再生に必要な情報が前記サーバ
から格納され前記タイマ出力に対応して消去される揮発
性メモリと、正規の再生装置または前記サーバから電力
供給を受けたときに前記タイマ,前記揮発性メモリを読
み書き制御する制御部とを備えている。
【0020】また、本発明のコンテンツ再生制限機構付
き媒体は、コンテンツが正規のサーバにより書き込み格
納され正規の再生装置により読み出されるコンテンツ格
納部と、前記サーバの電力から充電されるコンデンサ
と、このコンデンサによりバックアップされ前記コンテ
ンツのレンタル時間情報に対応した値が前記サーバから
設定されるタイマと、前記コンデンサによりバックアッ
プされ前記コンテンツの再生に必要な情報が前記サーバ
から格納され前記タイマ出力に対応して消去される揮発
性メモリと、正規の再生装置または前記サーバから電力
供給を受けたときに前記タイマ,前記揮発性メモリを読
み書き制御する制御部とを備えている。
【0021】また、前記コンテンツ格納部に格納された
コンテンツが暗号化されており、前記コンテンツの再生
に必要な情報が前記コンテンツの暗号復号キーを含んで
いる。
【0022】また、前記コンテンツの再生に必要な情報
が前記コンテンツ格納部の読み出し制御手順を含んでい
る。
【0023】また、本発明のコンテンツ再生制限機能付
き媒体は、コンテンツの再生に必要な情報を格納した揮
発性メモリの電源ラインにスイッチを備え、不正アクセ
スを行うと前記スイッチがオープンとなり、前記揮発性
メモリに保持されている情報を消去する機構を備えてい
る。これによって再生情報を格納した揮発性メモリが不
正に操作され、又は不正に再生情報が読み出される等を
回避できる。
【0024】また、本発明のコンテンツ再生制限機構付
き媒体は、暗号化されたコンテンツおよびこのコンテン
ツの暗号復号キーが正規のサーバから格納されるデータ
格納部と、電池と、この電池によりバックアップされ前
記コンテンツのレンタル時間情報に対応した値が前記サ
ーバから設定されるタイマと、前記再生装置または前記
サーバから電力供給を受けたときに前記データ格納部,
前記タイマを読み書き制御する制御部とを備え、前記デ
ータ格納部に格納された暗号復号キーが前記タイマの出
力に対応して前記再生装置により消去される。
【0025】また、本発明のコンテンツ再生制限機構付
き媒体は、暗号化されたコンテンツおよびこのコンテン
ツの暗号復号キーが正規のサーバから格納されるデータ
格納部と、前記サーバの電力から充電されるコンデンサ
と、このコンデンサによりバックアップされ前記コンテ
ンツのレンタル時間情報に対応した値が前記サーバから
設定されるタイマと、前記再生装置または前記サーバか
ら電力供給を受けたときに前記データ格納部,前記タイ
マを読み書き制御する制御部とを備え、前記データ格納
部に格納された暗号復号キーが前記タイマの出力に対応
して前記再生装置により消去される。
【0026】また、前記サーバまたは前記再生装置と接
続する外部インタフェースの外形または前記制御部によ
り、前記サーバまたは前記再生装置との接続を確認して
いる。
【0027】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。図1は、本発明のコンテンツ再生制限機
構付きディスクシステムの実施形態1を示すブロック図
である。図1を参照すると、本実施形態のコンテンツ再
生制限機構付きディスクシステは、コンテンツ格納部1
01,制御部102,外部インタフェース103,揮発
性メモリ104,コンデンサ105を備える。
【0028】コンテンツ格納部101は、制御部102
により読み書き制御され、正規のサーバから受け取った
コンテンツが格納される部分で、ディスク媒体や不揮発
性メモリなどが用いられる。
【0029】制御部102は、正規の再生装置またはサ
ーバから電力供給を受けたときにコンテンツ格納部10
1,揮発性メモリ104を読み書き制御する。また、制
御部102は、コンテンツ再生制限機構付きディスクシ
ステムに接続された機器が正規のものであるかどうかを
確認する機能を持つこともある。
【0030】外部インタフェース103は、正規のサー
バまたは再生装置と接続するインタフェースであり、電
力の供給を受け、コンテンツと、コンテンツの再生に必
要な情報とを外部入力または外部出力する。また、正規
のサーバとの接続が確認されたとき、正規のサーバの電
力からコンデンサ105を充電する。
【0031】揮発性メモリ104は、コンデンサ105
でバックアップされており、制御部102により読み書
き制御され、コンテンツの再生に必要な情報が格納され
る。コンテンツの再生に必要な情報としては、コンテン
ツの暗号を復号するための暗号復号キーや、制御部10
2のコンテンツ読み出し制御用の制御データなどがあ
る。
【0032】コンデンサ105は、外部インタフェース
103と接続され、正規のサーバとの接続が確認された
とき、外部インタフェース103を通じて、正規のサー
バの電力から充電され、揮発性メモリ104をバックア
ップする。
【0033】次に、本実施形態のコンテンツ再生制限機
構付きディスクシステムの動作について、図面を参照し
て説明する。ここでは、コンテンツの再生に必要な情報
として暗号復号キーを用いる場合について説明する。
【0034】図2は、本実施形態のコンテンツ再生制限
機構付きディスクシステムがコンテンツ書き込み用のサ
ーバに接続された時の構成を示すブロック図である。ま
た、図3は、本実施形態のコンテンツ再生制限機構付き
ディスクシステムがコンテンツ書き込み用のサーバに接
続された時の動作を示すフローチャートである。
【0035】まず、サーバ106には、暗号化されたコ
ンテンツとそのコンテンツの暗号を復号するための暗号
復号キーとが格納されている。このサーバ106とコン
テンツ再生制限機構付きディスクシステムは外部インタ
フェース103で接続される(ステップS1)。このと
き、コンテンツ再生制限機構付きディスクシステムは、
接続された機器が正規のサーバであるかをチェックする
(ステップS2)。チェックの方法としては、外部イン
タフェース103の外形が合っていれば良しとする最も
簡単なチェック方法から、制御部102がコンテンツ再
生制限機構付きディスクシステムとサーバとの間で認証
を行うチェック方法まで様々な方法がある。これら外部
インタフェース103または制御部102の確認部のチ
ェックにより、接続されたサーバが正規のサーバでない
と判断されると、充電は行われず終了する。
【0036】外部インタフェース103または制御部1
02の確認部のチェックにより、サーバが正規のサーバ
であることが確認されると、サーバの電力が外部インタ
フェース103を通じてコンデンサ105に供給され、
充電が行われる(ステップS3)。このとき、外部イン
タフェース103の外形チェックのみで確認する場合、
接続された途端にサーバの電力が外部インタフェース1
03を通じてコンデンサ105に供給され、充電が行わ
れる。その他の場合、制御部102の確認部が外部イン
タフェース103に対してコンデンサ105へ電力を供
給するよう指示を出し、充電が行われる。
【0037】続いて、制御部102は、外部インタフェ
ース103を通じてコンテンツ(ここでは暗号化された
コンテンツ)をサーバ106から受け取り、コンテンツ
格納部101に格納する(ステップS4)。同様に、制
御部102は外部インタフェース103を通じてコンテ
ンツの再生に必要な情報(ここでは暗号復号キー)をサ
ーバ106から受け取り、揮発性メモリ104に格納す
る(ステップS5)。
【0038】サーバ106でコンテンツが書き込まれた
コンテンツ再生制限機構付きディスクシステムは、ユー
ザの持つ再生装置に接続されてコンテンツが再生され
る。
【0039】図4は、本実施形態のコンテンツ再生制限
機構付きディスクシステムが再生装置に接続された時の
構成を示すブロック図である。図5は、本実施形態のコ
ンテンツ再生制限機構付きディスクシステムが再生装置
に接続された時の動作を示すフローチャートである。
【0040】まず、コンテンツ再生制限機構付きディス
クシステムを再生装置に接続する(ステップS11)。
すると、コンテンツ再生制限機構付きディスクシステム
では、接続された装置が正規の再生装置かどうかをチェ
ックする(ステップS12)。チェックの方法はサーバ
をチェックしたのと同様な方法を用いることができる。
正規の再生装置であることが確認されると、制御部10
2は揮発性メモリ104に格納されていた暗号復号キー
を読み出し、外部インタフェース103を通じて暗号復
号部107に渡す(ステップS13)。その後、制御部
102はコンテンツ記録部101から暗号化されたコン
テンツを読み出し、外部インタフェース103を通じて
暗号復号部107に送る(ステップS14)。再生装置
側では暗号復号部107で暗号を復号した後、再生部1
08で再生する(ステップS15)。
【0041】本実施形態のコンテンツ再生制限機構付き
ディスクシステムは、接続された相手が正規のサーバで
ない場合、外部インタフェース103からコンデンサ1
05への電力供給を行わない。これにより、ユーザの手
元にあるコンテンツ再生制限機構付きディスクシステム
のコンデンサ105に貯えられた電力は減りつづけ、あ
る期間が経つと揮発性メモリ104に格納されたデータ
をバックアップできる電圧を下回る。そうなると、揮発
性メモリ104に格納されたデータ、すなわち暗号復号
キーが失われる。コンテンツ格納部101には暗号化さ
れたコンテンツが格納されているが、それを復号するた
めの暗号復号キーが失われてしまうため、再生装置に接
続してもコンテンツを再生することができない。このよ
うにして、ある期間が経過するとコンテンツの再生が不
可能になる。なお、ある期間とは、コンデンサの容量と
揮発性メモリをバックアップする時に流れる電流の量に
よって決まり、コンデンサの容量に選ぶことで、ある程
度消えるまでの期間を制御することができる。
【0042】上記の動作説明では、サーバ106から暗
号化されたコンテンツと暗号復号キーの2つをコンテン
ツ再生制限機構付きディスクシステムに格納するとした
が、一旦、暗号化されたコンテンツが格納されれば、後
で、暗号復号キーだけをサーバ106から受け取って揮
発性メモリ104に格納しても構わない。また、説明
上、制御部102と揮発性メモリ104とを別のブロッ
クにしたが、制御部102の内部に揮発性メモリ104
を持たせることも考えられる。こうすることにより、制
御部102と揮発性メモリ104間のバスを外部に出さ
ずにすみ、揮発性メモリのデータをコピーされることが
起きにくくなる。
【0043】本実施形態のコンテンツ再生制限機構付き
ディスクシステムは、コンテンツの再生に必要な情報と
して、制御部102のコンテンツ読み出し制御用の制御
データを用いることもできる。この場合の動作につい
て、次に説明する。この説明には、構成は同じであるの
で図1,2を参照する。
【0044】制御部102の動作は、コンテンツ格納部
101から読み出す動作と、それ以外の動作とに大きく
分けることができる。このうち、コンテンツ格納部10
1から読み出す動作以外の動作に関わる制御アルゴリズ
ムを制御部102の内部の不揮発性メモリに格納してお
く。
【0045】コンテンツ再生制限機構付きディスクシス
テムは、サーバ106と接続すると、まず、サーバ10
6が正規のサーバかどうかをチェックする。正規のサー
バであることが確認されると、外部インタフェース10
3を通じてコンデンサ105を充電する。その後、コン
テンツ格納部101から読み出すための読み出し制御ア
ルゴリズムをサーバ106から受け取り、揮発性メモリ
104に格納する。
【0046】制御部102は、コンテンツ格納部101
からの読み出しが必要になったら揮発性メモリ104の
制御アルゴリズムを参照し、コンテンツ格納部101か
らコンテンツを読み出す。しかしながら、再度サーバに
接続しないかぎりコンデンサ105に貯えられた電力が
減りつづけ、ある期間が経つと揮発性メモリ104に格
納された読み出し制御アルゴリズムが消えてしまう。コ
ンテンツ格納部101にはコンテンツが格納されている
が、それを読み出すための読み出し制御アルゴリズムが
失われてしまうため、再生装置に接続してもコンテンツ
を再生することができない。このようにして、ある期間
が経過するとコンテンツの再生が不可能になる。
【0047】コンテンツの再生に必要な情報として読み
出し制御アルゴリズムを用いる場合、コンテンツ格納部
101に格納されるコンテンツは、暗号化されていなく
ても構わない。この場合、コンテンツ再生制限機構付き
ディスクシステムの中にMPEG(Moving Pi
cture Experts Group)デコーダ部
を内蔵させ、コンテンツデータそのものが外部に流れな
いようにすることで、暗号化されていないコンテンツデ
ータが外部に流れるのを防ぐことができる。なお、コン
テンツの再生に必要な情報としては、読み出し制御アル
ゴリズム以外にも、ディスクのフォーマットパラメータ
などの読み出し制御パラメータも利用できる。
【0048】図6は、本発明のコンテンツ再生制限機構
付きディスクシステムの実施形態2をを示すブロック図
である。本実施形態のコンテンツ再生制限機構付きディ
スクシステムは、図6を参照すると、本実施形態のコン
テンツ再生制限機構付きディスクシステは、コンテンツ
格納部101,制御部102,外部インタフェース10
3,揮発性メモリ104,タイマ109,電池110を
備える。
【0049】コンテンツ格納部101は、制御部102
により読み書き制御され、正規のサーバから受け取った
コンテンツが格納される部分で、ディスク媒体や不揮発
性メモリなどが用いられる。
【0050】制御部102は、正規の再生装置またはサ
ーバから電力供給を受けたときにコンテンツ格納部10
1,揮発性メモリ104,タイマ109を読み書き制御
する。また、制御部102は、コンテンツ再生制限機構
付きディスクシステムに接続された機器が正規のもので
あるかどうかを確認する機能を持つこともある。
【0051】外部インタフェース103は、正規のサー
バまたは再生装置と接続するインタフェースであり、電
力の供給を受け、コンテンツと、コンテンツの再生に必
要な情報とを外部入力または外部出力する。
【0052】揮発性メモリ104は、電池110でバッ
クアップされており、制御部102により読み書き制御
され、コンテンツの再生に必要な情報が格納される。コ
ンテンツの再生に必要な情報としては、コンテンツの暗
号を復号するための暗号復号キーや、制御部102のコ
ンテンツ読み出し制御用の制御データなどがある。
【0053】タイマ109は、電池110から電源を供
給されてタイマ動作する。また、タイマ109は、制御
部102により読み書き制御され、コンテンツの再生に
必要な情報が読めなくなるまでのレンタル時間情報を制
御部102から受け取る。さらに、タイマ109は、揮
発メモリ104と接続されており、タイマ109の出力
値が所定の値になると、揮発メモリ104に格納された
コンテンツの再生に必要な情報を消去するように働く。
これにより、コンテンツが再生できなくまるまでの時間
を正確にコントロールすることが可能である。
【0054】次に、本実施形態のコンテンツ再生制限機
構付きディスクシステムの動作について、図面を参照し
て説明する。
【0055】図7は、、本実施形態のコンテンツ再生制
限機構付きディスクシステムがコンテンツ書き込み用の
サーバに接続された時の構成を示すブロック図である。
また、図8は、本実施形態のコンテンツ再生制限機構付
きディスクシステムがサーバからレンタル時間情報を得
るための動作を示すフローチャートである。
【0056】まず、サーバ106には、コンテンツのレ
ンタル時間情報が格納されている。このサーバ106と
コンテンツ再生制限機構付きディスクシステムは外部イ
ンタフェース103で接続される(ステップS21)。
このとき、コンテンツ再生制限機構付きディスクシステ
ムは、接続された機器が正規のサーバであるかをチェッ
クする(ステップS22)。チェックの詳細に付いて
は、既に説明してあるので省略する。
【0057】正規のサーバであることが確認されると、
制御部102は、外部インタフェース103を通じて、
サーバ106からレンタル時間情報を受け取る(ステッ
プS23)。レンタル時間情報は、例えば、2日間や4
8時間などの時間でもよいし、1728000などのタ
イマのカウント値でもよい。時間情報で受け取った場合
は、制御部102にてタイマ109にセットする値に換
算する。そして、換算された値をタイマ109に書き込
む(ステップS24)。さらに、制御部102は、外部
インタフェース103を通じて、サーバ106からコン
テンツとコンテンツの再生に必要な情報とを受け取り、
コンテンツをコンテンツ格納部101に格納し、コンテ
ンツの再生に必要な情報を揮発性メモリ104に格納す
る(ステップS25)。その後、制御部102は、タイ
マ109に指示してカウントダウンを開始させる(ステ
ップS26)。
【0058】タイマ109が動作を始めると、内部のカ
ウンタが0になるかチェックする(ステップS27)。
カウンタが0になると、タイマ109は、不揮発性メモ
リ104に指示を出し、不揮発性メモリ104に格納さ
れたコンテンツの再生に必要な情報を消去する(ステッ
プS28)。消去方法としては、タイマの109の内部
に揮発性メモリ104の一定領域に0を書き込む回路を
設けてもよいし、電池110から揮発性メモリ104に
供給している電源ライン上に設けたスイッチを切断する
ような機構を設けることも可能である。
【0059】上記の動作説明上、制御部102、揮発性
メモリ104、タイマ109を別々のブロックにした
が、制御部102の内部に揮発性メモリ104とタイマ
109を持たせることも考えられる。こうすることによ
り、タイマ109から揮発性メモリ104へ出される消
去指示を改変される恐れが少なくなり、消去動作がより
確実になる。
【0060】図9は、本実施形態のコンテンツ再生制限
機構付きディスクシステムの変形例を示すブロック図で
ある。図9を参照すると、この変形例のコンテンツ再生
制限機構付きディスクシステムは、図6のコンテンツ再
生制限機構付きディスクシステムにおける電池110を
コンデンサ105で代用し、揮発性メモリ104,タイ
マ109をバックアップする。コンデンサ105が制御
部102の許可に基づき外部インタフェース103を通
してサーバ(図示しない)から電力の供給を受けること
以外は、図6のコンテンツ再生制限機構付きディスクシ
ステムの説明と同様である。
【0061】この変形例では、通常、タイマ105に設
定する時間よりも長い時間バックアップ可能なようにコ
ンデンサ105の容量を選択する。これにより、タイマ
105に間違って長い値を設定した場合でも、電池11
0でバックアップされるよりも短い時間でコンテンツが
再生できなくなるため、いつまでもコンテンツが再生で
きるという事故が起きにくい。
【0062】以上説明してきた実施形態1,2およびそ
の変形例のコンテンツ再生制限機構付きディスクシステ
ムの説明では、コンテンツ格納部101を不揮発性の媒
体として説明してきたが、このコンテンツ格納部101
を揮発性メモリで構成し、電池やコンデンサでバックア
ップする変形例も可能である。
【0063】たとえば、図10は、図1に示した実施形
態1のコンテンツ再生制限機構付きディスクシステムの
変形例を示すブロック図である。図10を参照すると、
この変形例のコンテンツ再生制限機構付きディスクシス
テムは、コンテンツ格納部101に揮発性メモリを使用
し、コンデンサ105が、コンテンツ格納部101の電
力もバックアップしている。このため、コンデンサ10
5の電荷が無くなると、揮発性メモリ104に格納され
たコンテンツの再生に必要な情報が消えるだけでなく、
コンテンツそのものも消えるので、適切な充電が行われ
なければ、所定の時間が経過するとコンテンツの再生が
不可能となる。なお、説明上、コンテンツ格納部101
と揮発性メモリ104を分けて記述したが、これらコン
テンツ格納部101,揮発性メモリ104は、同じデバ
イスであっても構わない。
【0064】図11は、本発明のコンテンツ再生制限機
構付きディスクシステムの実施形態3を示すブロック図
である。図11を参照すると、この実施形態のコンテン
ツ再生制限機構付きディスクシステムは、データ格納部
115,制御部102,外部インタフェース103,タ
イマ109,電池110とを備える。
【0065】データ格納部115は、制御部102によ
り読み書き制御され、暗号化されたコンテンツと、それ
を復号するための暗号復号キーとが格納される部分で、
ディスク媒体や不揮発性メモリなどが用いられる。
【0066】制御部102は、正規の再生装置またはサ
ーバから電力供給を受けたときにデータ格納部115,
タイマ109を読み書き制御し、タイマ109の出力に
対応して、データ格納部115に格納された暗号復号キ
ーを消去する。また、制御部102は、コンテンツ再生
制限機構付きディスクシステムに接続された機器が正規
のものであるかどうかを確認する機能を持つこともあ
る。
【0067】外部インタフェース103は、正規のサー
バまたは再生装置と接続するインタフェースであり、電
力の供給を受け、コンテンツと、暗号復号キーとを外部
入力または外部出力する。
【0068】タイマ109は、電池110でバックアッ
プされており、外部からの電力供給が無い場合でもタイ
マ動作する。また、タイマ109は、制御部102によ
り読み書き制御され、コンテンツが読めなくなるまでの
レンタル時間情報を受け取り、タイマ値を出力する。
【0069】次に、本実施形態のコンテンツ再生制限機
構付きディスクシステムの動作について、図面を参照し
て説明する。
【0070】図12は、本実施形態のコンテンツ再生制
限機構付きディスクシステムがコンテンツ書き込み用の
サーバに接続された時の動作を示すフローチャートであ
る。
【0071】まず、サーバ(図示しない)には、暗号化
されたコンテンツとそのコンテンツの暗号を復号するた
めの暗号復号キーが格納され、このサーバとコンテンツ
再生制限機構付きディスクシステムは外部インタフェー
ス103で接続される(ステップS29)。このとき、
コンテンツ再生制限機構付きディスクシステムは、接続
された機器が正規のサーバであるかをチェックする(ス
テップS30)。チェックの方法については、既に説明
した方法と同様なので、ここでは省略する。
【0072】チェックによりサーバが正規のサーバであ
ることが確認されると、制御部102は、外部インタフ
ェース103を通じて暗号化されたコンテンツをサーバ
から受け取り、データ格納部115に格納する(ステッ
プS31)。同様に、制御部102は外部インタフェー
ス103を通じて暗号復号キーをサーバから受け取り、
データ格納部115に格納する(ステップS32)。そ
の後、制御部102はコンテンツが読めなくなるまでの
有効期限となる時間情報をサーバから受け取り、有効期
限をタイマ109にセットし、カウントを開始させる
(ステップS33)。なお、ステップS31〜S33の
順序はどのような順序でも構わない。
【0073】一旦、サーバから有効期限情報を受け取っ
てタイマ109に書き込みタイマ109が動作を開始す
ると、タイマ109は電池110でバックアップされて
いるため、サーバから切り離されてもカウントを続け
る。タイマ109がカウントダウン型であればカウント
が0になったとき、あるいは、カウントアップ型であれ
ばカウントが有効期限を示す値になったとき、タイマは
動作を停止し、有効期限が来たことを保持する。
【0074】図13は、本実施形態のコンテンツ再生制
限機構付きディスクシステムがユーザの持つ再生装置に
接続されたときの最初の動作を示すフローチャートであ
る。
【0075】まず、コンテンツ再生制限機構付きディス
クシステムを再生装置に接続する(ステップS34)。
このとき、コンテンツ再生制限機構付きディスクシステ
ムは再生装置から主電源の供給を受ける。続いて、コン
テンツ再生制限機構付きディスクシステム内の制御部1
02は、タイマ109の値が有効期限を過ぎているかど
うかをチェックする(ステップS35)。もし過ぎてい
れば、制御部102は、データ格納部115に格納され
た暗号復号キーを消去する。もし過ぎていなければ、そ
のまま終了し、コンテンツ再生動作に移る。コンテンツ
再生動作については、既に説明した動作(ステップS1
1〜S15)と同じなので、ここでは省略する。
【0076】なお、上記の説明では、タイマ109をバ
ックアップする電源として電池を用いたが、コンデンサ
を用いることも可能である。コンデンサへの充電はサー
バや再生装置から行われる。
【0077】このようにして、有効期限が過ぎた場合、
外部から主電源が供給されるとすぐにデータ格納部に格
納された暗号復号キーを消去するので、有効期限が過ぎ
ると暗号復号キーを不正に取り出すことができなくな
る。
【0078】図16は本発明のコンテンツ再生制限機構
付きディスクシステムの実施形態4を示すブロック図で
ある。この実施形態のコンテンツ再生制限機構付きディ
スクシステムは、図1のコンデンサ105をバックアッ
プ電源回路120に替えた構成であり、それ以外は同一
である。即ち、コンテンツ格納部101はコンテンツが
格納される部分で、ディスク媒体や不揮発性メモリなど
が用いられる。このコンテンツはコンテンツ格納部10
1から制御部102によって読み出され、外部インタフ
ェース103を通じて外部に送られる。揮発性メモリ1
04はバックアップ電源回路120でバックアップされ
ており、コンテンツの再生に必要な情報が格納される。
コンテンツの再生に必要な情報としては、コンテンツの
暗号を復号するための暗号復号キーや、コンテンツ格納
部101から読み出す制御部102を制御するための制
御データなどがある。揮発性メモリ104は制御部10
2と接続され、コンテンツの再生に必要な情報は制御部
102を通じて揮発性メモリ104に対して読み書きさ
れる。バックアップ電源回路120は外部インタフェー
ス103とも接続されている。外部インタフェース10
3を通じて外部から供給される電源がバックアップ電源
回路120へ供給され、充電が行われる。印刷回路板1
21は制御部102、外部インタフェース103から構
成され、ディスクエンクロージャ構造体122はコンテ
ンツ格納部101、揮発性メモリ104、バックアップ
電源回路120から構成され、印刷回路板121とディ
スクエンクロージャ構造体122とを組み合わせてひと
つのシステムを構成しており、このシステムはケース1
23に封入されている。
【0079】次に、図17にバックアップ電源回路構成
例を示す。外部に正規のサーバが接続されているとき、
ダイオード202には外部インタフェース201を通じ
て順方向電流が流れ、スイッチ205を介して揮発性メ
モリ206に供給される。同時にコンデンサ204が充
電される。外部インタフェース201、揮発性メモリ2
06は、それぞれ図1における外部インタフェース10
3、揮発性メモリ104のことである。次に外部に正規
のサーバが接続されていないとき、コンデンサ204は
揮発性メモリ206のバックアップ用電源として作用す
るが、コンデンサ204に貯えられた電荷は減りつづ
け、ある期間が経つと揮発性メモリ206に格納された
データをバックアップできる電圧を下回る。つまり、揮
発性メモリ206に格納されたデータが失われるため、
再生装置に接続してもコンテンツを再生することができ
なくなる。ここで印刷回路板121とディスクエンクロ
ージャ構造体122とを分離する、又はディスクエンク
ロージャ構造体122の蓋を開ける、又はケース123
を開ける等の不正なアクセスを行うとスイッチ205が
オープンとなる機構を設ける。印刷回路板121とディ
スクエンクロージャ構造体122とを分離するとスイッ
チ205がオープンとなる機構としては、印刷回路板1
21とディスクエンクロージャ構造体122との接続用
ネジが取り外されるとオープンとなる機構、或いは印刷
回路板121とディスクエンクロージャ構造体122と
の間に接触型のコネクタを設置する機構等がある。また
ディスクエンクロージャ構造体122の蓋を開けるとス
イッチ205がオープンとなる機構としては、ディスク
エンクロージャ構造体122のベースと蓋との間にコネ
クタを設置する機構等がある。さらに、ケース123を
開けることによりスイッチ205がオープンとなる機構
としては、ケース123の嵌合部にコネクタ機構を採用
する等により実現できる。
【0080】これらの機構を採用することで、不正なア
クセスが発生すると瞬時にスイッチ205がオープンと
なり、当然揮発性メモリ206は格納しているデータを
保持することができなくなり、以降本ディスクシステム
を元通りに組み立て直したとしても使用することはでき
なくなる。つまりコンテンツの不正使用を防ぐことがで
きる。特にディスクシステムの一部を分離したり、開け
たりすると自動的に揮発性メモリの情報を消去する機構
を設けることで、コンデンサ204に不正に電源を供
給、又は充電する等することによる揮発性メモリ206
に格納されている再生情報データの不正利用、漏洩を防
止することができる。
【0081】図18は揮発性メモリのバックアップをコ
ンデンサの代わりに電池にて行う場合のバックアップ電
源回路構成である。外部に正規のサーバが接続されてい
るとき、ダイオード302には外部インタフェース30
1を通じて順方向電流が流れ、スイッチ305を介して
揮発性メモリ306とタイマ307に供給される。外部
に正規のサーバが接続されていないときは、電池304
が揮発性メモリ306とタイマ307のバックアップ用
電源として作用する。タイマ307は制御部308と接
続されており、制御部308からからコンテンツが読め
なくなるまでの時間情報を受け取る。さらにタイマ30
7は揮発性メモリ306とも接続されており、タイマ3
07のカウンタが所定の値になると揮発性メモリ306
に格納されたコンテンツの再生に必要な情報を消去する
ように働く。これにより、コンテンツが再生できなくま
るまでの時間を正確にコントロールすることが可能であ
る。外部インタフェース301、揮発性メモリ306、
制御部308は、それぞれ図1における外部インタフェ
ース103、揮発性メモリ104、制御部102に相当
する。本回路構成においても上記実施例と同様、印刷回
路板121とディスクエンクロージャ構造体122とを
分離する、又はディスクエンクロージャ構造体122の
蓋を開ける、又はケース123を開ける等の不正なアク
セスをすると、スイッチ306がオープンとなる機構を
採用することにより、不正なアクセスが発生すると揮発
性メモリ306は格納しているデータを保持することが
できなくなり、以降本ディスクシステムを元通りに組み
立て直したとしても使用することはできなくなる。つま
りコンテンツの不正使用を防ぐことができ、また揮発性
メモリ306に格納されている再生情報データの漏洩を
防止することができる。
【0082】本実施形態4の機構は前述の実施形態1,
2及びその変形例のような揮発性メモリにより情報を格
納する構成のシステムに対して当然に適用でき、この機
構を設けることによって、より一層コンテンツの不正使
用を防止する効果がある。
【0083】今まで説明してきた実施形態1,2,3,
4およびその変形例のコンテンツ再生制限機構付きディ
スクシステムの説明では、制御部102によりコンテン
ツ格納部101またはデータ格納部の読み書き制御を行
うとしていたが、コンテンツ格納部101またはデータ
格納部の読み書き制御を正規のサーバや再生装置側の媒
体読み書き部で行い、媒体読み書き部を持たないコンテ
ンツ再生制限機構付き媒体とする変形例も可能である。
【0084】たとえば、図14は、図1に示した実施形
態1の変形例であるコンテンツ再生制限機構付き媒体お
よびサーバの機能構成を示すブロック図である。
【0085】コンテンツ格納部101は、制御部102
から独立しており、コンテンツ再生制限機構付き媒体
は、媒体読み書き部を持たない。逆に、サーバが、媒体
読み書き部111を持ち、コンテンツ格納部101の読
み書き制御を行う。
【0086】コンテンツとコンテンツの再生に必要な情
報は、サーバ側コンテンツ情報格納部113に格納され
ており、サーバ側制御部112は、サーバ側コンテンツ
情報格納部113からコンテンツを読み出し、媒体読み
書き部111を通してコンテンツ再生制限機構付き媒体
のコンテンツ格納部101に書き込む。一方、コンテン
ツの再生に必要な情報は、サーバ側制御部112がサー
バ側コンテンツ情報格納部113から読み出し、コンテ
ンツ再生制限機構付き媒体の外部インタフェース103
を通して制御部102に渡す。制御部102ではそれを
揮発性メモリ104に格納する。コンデンサ105の充
電の仕組みについては、今まで説明してきたことと同様
なので省略する。
【0087】また、図15は、図1に示した実施形態1
の変形例であるコンテンツ再生制限機構付き媒体および
再生装置の機能構成を示すブロック図である。
【0088】再生装置側制御部114は、読み出し制限
機能付き媒体の揮発性メモリ104に格納されたコンテ
ンツの再生に必要な情報を制御部102,外部インタフ
ェース103を通して受け取る。コンテンツの再生に必
要な情報が、コンテンツの暗号復号キーである場合、そ
れを暗号復号部107に送る。また、コンテンツの再生
に必要な情報が媒体読み書き部111の制御データであ
る場合、再生装置側制御部114はそれを媒体読み書き
部111に送る。その後、再生装置はコンテンツ再生制
限機構付き媒体のコンテンツ格納部101からコンテン
ツを読み出し、暗号復号部107で暗号を復号した後、
再生部108で再生する。
【0089】しかし、コンデンサ105によりバックア
ップされる期間が過ぎていれば、たとえ、偽の媒体がコ
ンテンツをコピーして格納していても、コンテンツの再
生に必要な情報が消えているため、コンテンツを再生で
きないという利点がある。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第一に、ある期間が経過するとコンテンツの再生に必要
な情報が消えてしまうため、コンテンツの再生が不可能
になる。従って、レンタルシステムに適用した場合、コ
ンテンツ媒体を返却しなくてもよいレンタルシステムの
構築が可能となるという効果が得られる。
【0091】第二に、タイマを備えた場合、コンテンツ
の再生に必要な情報が消えるまでの期間を正確に設定す
ることができるという効果が得られる。
【0092】第三に、正規のサーバと確認したときにコ
ンデンサを充電するので、偽のサーバによりコンテンツ
の再生に必要な情報が消えるまでの期間を不正に延長す
ることを防ぐことができるという効果が得られる。
【0093】第四に、コンテンツが一旦格納された場
合、手渡し時、コンテンツの再生に必要な情報のみサー
バから受け取ればよいので、作業時間が大幅に減るとい
う効果も得られる。
【0094】第五に、コンテンツの再生に必要な情報と
して媒体読み書き制御データを用いると、ある期間の経
過後にデータが失われるとコンテンツを読み出すことも
できなくなるため、不正に読み出される危険性が大幅に
減るという効果も得られる。
【0095】第六に、内部の電池(あるいはコンデン
サ)でバックアップするのはタイマだけとし、有効期限
が過ぎた場合、外部から主電源が供給されると直ぐに、
データ格納部に格納された暗号復号キーを消去すること
もでき、内部の電池やコンデンサの容量を小さくでき、
コストを削減できるという効果も得られる。
【0096】第七に、ディスクシステムに不正にアクセ
スした場合、不正アクセス発生とほぼ同時に揮発性メモ
リのバックアップ電源回路を遮断し、揮発メモリに格納
されている再生情報を消去することで、コンテンツの不
正使用と再生情報自体の漏洩を防ぐことができる。
【0097】第八に、媒体読み書き部をサーバや再生装
置側に持たせ、コンテンツ再生制限機構付き媒体の構成
を簡略化することもでき、コストを大幅に削減すること
が可能となる効果もある。
【0098】第九に、再生装置の媒体読み書き部の制御
データをコンテンツ再生制限機構付き媒体から受け取る
ことができるため、正規のコンテンツ再生制限機構付き
媒体以外ではコンテンツを読み出すこともできず、コン
テンツを不正に再生される危険性を大幅に減らすことが
できるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のコンテンツ再生制限機構付きディス
クシステムの実施形態1を示すブロック図である。
【図2】 図1のコンテンツ再生制限機構付きディスク
システムがコンテンツ書き込み用のサーバに接続された
時の構成を示すブロック図である。
【図3】 図1のコンテンツ再生制限機構付きディスク
システムがコンテンツ書き込み用のサーバに接続された
時の動作を示すフローチャートである。
【図4】 図1のコンテンツ再生制限機構付きディスク
システムからコンテンツを再生するときの構成を示すブ
ロック図である。
【図5】 図1のコンテンツ再生制限機構付きディスク
システムからコンテンツを再生するときの動作を示すフ
ローチャートである。
【図6】 本発明のコンテンツ再生制限機構付きディス
クシステムの実施形態2を示すブロック図である。
【図7】 図6のコンテンツ再生制限機構付きディスク
システムがコンテンツ書き込み用のサーバに接続された
時の構成を示すブロック図である。
【図8】 図6のコンテンツ再生制限機構付きディスク
システムがサーバからレンタル時間情報を得るための動
作を示すフローチャートである。
【図9】 図6のコンテンツ再生制限機構付きディスク
システムの変形例を示すブロック図である。
【図10】 図1のコンテンツ再生制限機構付きディス
クシステムの変形例を示すブロック図である。
【図11】 本発明のコンテンツ再生制限機構付きディ
スクシステムの実施形態3を示すブロック図である。
【図12】 図11のコンテンツ再生制限機構付きディ
スクシステムがコンテンツ書き込み用のサーバに接続さ
れた時の動作を示すフローチャートである。
【図13】 図11のコンテンツ再生制限機構付きディ
スクシステムがユーザの持つ再生装置に接続されたとき
の最初の動作を示すフローチャートである。
【図14】 図1に示した実施形態1の変形例であるコ
ンテンツ再生制限機構付き媒体およびサーバの機能構成
を示すブロック図である。
【図15】 図1に示した実施形態1の変形例であるコ
ンテンツ再生制限機構付き媒体および再生装置の機能構
成を示すブロック図である。
【図16】 本発明のコンテンツ再生制限機構付きディ
スクシステムの実施形態4を示すブロック図である。
【図17】 本発明のバックアップ電源回路を示す回路
構成図である。
【図18】 本発明のバックアップ電源回路の別の形態
を示す回路構成図である。
【符号の説明】
101 コンテンツ格納部 102,308 制御部 103,201,301 外部インタフェース 104,206,306 揮発性メモリ 105,204 コンデンサ 106 サーバ 107 暗号復号部 108 再生部 109,307 タイマ 110,304 電池 111 媒体読み書き部 112 サーバ側制御部 113 サーバ側コンテンツ情報格納部 114 再生装置側制御部 115 データ格納部 120 バックアップ電源回路 121 印刷回路盤 122 ディスクエンクロージャ構造体 123 ケース 202,302,303 ダイオード 203 抵抗 205,305 スイッチ S1〜S36 ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/10 H04N 5/85 Z H04N 5/85 G06F 1/00 331E (72)発明者 舩矢 幸一 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 大塚 修 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 太田 貫太郎 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 Fターム(参考) 5B011 DA06 DA13 EA02 EB07 JB02 KK02 MA04 5B017 AA07 BA07 BB10 CA16 5B065 BA04 BA05 CA06 CC08 PA04 PA11 PA16 ZA14 5C052 AA02 AA17 AB04 CC01 CC20 DD04 5D044 AB05 AB07 BC01 BC08 CC04 DE47 EF05 FG18 GK12 HL11

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正規のサーバから受け取ったコンテンツ
    が格納されるコンテンツ格納部と、前記サーバの電力か
    ら充電されるコンデンサと、このコンデンサによりバッ
    クアップされ前記コンテンツの再生に必要な情報が前記
    サーバから格納される揮発性メモリと、正規の再生装置
    または前記サーバから電力供給を受けたときに前記コン
    テンツ格納部,前記揮発性メモリを読み書き制御する制
    御部とを備える、コンテンツ再生制限機構付きディスク
    システム。
  2. 【請求項2】 正規のサーバから受け取ったコンテンツ
    が格納されるコンテンツ格納部と、電池と、この電池に
    よりバックアップされ前記コンテンツのレンタル時間情
    報に対応した値が前記サーバから設定されるタイマと、
    前記電池によりバックアップされ前記コンテンツの再生
    に必要な情報が前記サーバから格納され前記タイマ出力
    に対応して消去される揮発性メモリと、正規の再生装置
    または前記サーバから電力供給を受けたときに前記コン
    テンツ格納部,前記タイマ,前記揮発性メモリを読み書
    き制御する制御部とを備える、コンテンツ再生制限機構
    付きディスクシステム。
  3. 【請求項3】 正規のサーバから受け取ったコンテンツ
    が格納されるコンテンツ格納部と、前記サーバの電力か
    ら充電されるコンデンサと、このコンデンサによりバッ
    クアップされ前記コンテンツのレンタル時間情報に対応
    した値が前記サーバから設定されるタイマと、前記コン
    デンサによりバックアップされ前記コンテンツの再生に
    必要な情報が前記サーバから格納され前記タイマ出力に
    対応して消去される揮発性メモリと、正規の再生装置ま
    たは前記サーバから電力供給を受けたときに前記コンテ
    ンツ格納部,前記タイマ,前記揮発性メモリを読み書き
    制御する制御部とを備える、コンテンツ再生制限機構付
    きディスクシステム。
  4. 【請求項4】 前記コンテンツ格納部に格納されたコン
    テンツが暗号化されており、前記コンテンツの再生に必
    要な情報が前記コンテンツの暗号復号キーを含む、請求
    項1乃至3記載の、コンテンツ再生制限機構付きディス
    クシステム。
  5. 【請求項5】 前記コンテンツの再生に必要な情報が前
    記コンテンツ格納部の読み出し制御手順を含む、請求項
    1乃至3記載の、コンテンツ再生制限機構付きディスク
    システム。
  6. 【請求項6】 前記揮発性メモリの電源ラインにスイッ
    チを備え、不正アクセスを行うと前記スイッチがオープ
    ンとなり、前記揮発性メモリに保持されている情報を消
    去する機構を含む、請求項1乃至5記載のコンテンツ再
    生制限機構付きディスクシステム。
  7. 【請求項7】 暗号化されたコンテンツおよびこのコン
    テンツの暗号復号キーが正規のサーバから格納されるデ
    ータ格納部と、電池と、この電池によりバックアップさ
    れ前記コンテンツのレンタル時間情報に対応した値が前
    記サーバから設定されるタイマと、正規の再生装置また
    は前記サーバから電力供給を受けたときに前記データ格
    納部,前記タイマを読み書き制御し且つ前記データ格納
    部に格納された暗号復号キーを前記タイマの出力に対応
    して消去する制御部とを備える、コンテンツ再生制限機
    構付きディスクシステム。
  8. 【請求項8】 暗号化されたコンテンツおよびこのコン
    テンツの暗号復号キーが正規のサーバから格納されるデ
    ータ格納部と、前記サーバの電力から充電されるコンデ
    ンサと、このコンデンサによりバックアップされ前記コ
    ンテンツのレンタル時間情報に対応した値が前記サーバ
    から設定されるタイマと、正規の再生装置または前記サ
    ーバから電力供給を受けたときに前記データ格納部,前
    記タイマを読み書き制御し且つ前記データ格納部に格納
    された暗号復号キーを前記タイマの出力に対応して消去
    する制御部とを備える、コンテンツ再生制限機構付きデ
    ィスクシステム。
  9. 【請求項9】 前記サーバまたは前記再生装置と接続す
    る外部インタフェースの外形または前記制御部により、
    前記サーバまたは前記再生装置との接続を確認する、請
    求項1乃至8記載の、コンテンツ再生制限機構付きディ
    スクシステム。
  10. 【請求項10】 コンテンツが正規のサーバにより書き
    込み格納され正規の再生装置により読み出されるコンテ
    ンツ格納部と、前記サーバの電力から充電されるコンデ
    ンサと、このコンデンサによりバックアップされ前記コ
    ンテンツの再生に必要な情報が前記サーバから格納され
    る揮発性メモリと、正規の再生装置または前記サーバか
    ら電力供給を受けたときに前記揮発性メモリを読み書き
    制御する制御部とを備える、コンテンツ再生制限機構付
    き媒体。
  11. 【請求項11】 コンテンツが正規のサーバにより書き
    込み格納され正規の再生装置により読み出されるコンテ
    ンツ格納部と、電池と、この電池によりバックアップさ
    れ前記コンテンツのレンタル時間情報に対応した値が前
    記サーバから設定されるタイマと、前記電池によりバッ
    クアップされ前記コンテンツの再生に必要な情報が前記
    サーバから格納され前記タイマ出力に対応して消去され
    る揮発性メモリと、正規の再生装置または前記サーバか
    ら電力供給を受けたときに前記タイマ,前記揮発性メモ
    リを読み書き制御する制御部とを備える、コンテンツ再
    生制限機構付き媒体。
  12. 【請求項12】 コンテンツが正規のサーバにより書き
    込み格納され正規の再生装置により読み出されるコンテ
    ンツ格納部と、前記サーバの電力から充電されるコンデ
    ンサと、このコンデンサによりバックアップされ前記コ
    ンテンツのレンタル時間情報に対応した値が前記サーバ
    から設定されるタイマと、前記コンデンサによりバック
    アップされ前記コンテンツの再生に必要な情報が前記サ
    ーバから格納され前記タイマ出力に対応して消去される
    揮発性メモリと、正規の再生装置または前記サーバから
    電力供給を受けたときに前記タイマ,前記揮発性メモリ
    を読み書き制御する制御部とを備える、コンテンツ再生
    制限機構付き媒体。
  13. 【請求項13】 前記コンテンツ格納部に格納されたコ
    ンテンツが暗号化されており、前記コンテンツの再生に
    必要な情報が前記コンテンツの暗号復号キーを含む、請
    求項10乃至12記載の、コンテンツ再生制限機構付き
    媒体。
  14. 【請求項14】 前記コンテンツの再生に必要な情報が
    前記コンテンツ格納部の読み出し制御手順を含む、請求
    項10乃至12記載の、コンテンツ再生制限機構付き媒
    体。
  15. 【請求項15】 前記揮発性メモリの電源ラインにスイ
    ッチを備え、不正アクセスを行うと前記スイッチがオー
    プンとなり、前記揮発性メモリに保持されている情報を
    消去する機構を含む、請求項10乃至14記載のコンテ
    ンツ再生制限機構付き媒体。
  16. 【請求項16】 暗号化されたコンテンツおよびこのコ
    ンテンツの暗号復号キーが正規のサーバにより書き込み
    格納され正規の再生装置により読み出されるデータ格納
    部と、電池と、この電池によりバックアップされ前記コ
    ンテンツのレンタル時間情報に対応した値が前記サーバ
    から設定されるタイマと、前記再生装置または前記サー
    バから電力供給を受けたときに前記タイマを読み書き制
    御する制御部とを備え、前記データ格納部に格納された
    暗号復号キーが前記タイマの出力に対応して前記再生装
    置により消去されることを特徴とする、コンテンツ再生
    制限機構付きディスクシステム。
  17. 【請求項17】 暗号化されたコンテンツおよびこのコ
    ンテンツの暗号復号キーが正規のサーバにより書き込み
    格納され正規の再生装置により読み出されるデータ格納
    部と、前記サーバの電力から充電されるコンデンサと、
    このコンデンサによりバックアップされ前記コンテンツ
    のレンタル時間情報に対応した値が前記サーバから設定
    されるタイマと、前記再生装置または前記サーバから電
    力供給を受けたときに前記タイマを読み書き制御する制
    御部とを備え、前記データ格納部に格納された暗号復号
    キーが前記タイマの出力に対応して前記再生装置により
    消去されることを特徴とする、コンテンツ再生制限機構
    付きディスクシステム。
  18. 【請求項18】 前記サーバまたは前記再生装置と接続
    する外部インタフェースの外形または前記制御部によ
    り、前記サーバまたは前記再生装置との接続を確認す
    る、請求項10乃至15記載の、コンテンツ再生制限機
    構付き媒体。
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