JP2002108185A - 情報提供装置、情報提供システム及び情報提供方法 - Google Patents

情報提供装置、情報提供システム及び情報提供方法

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JP2002108185A
JP2002108185A JP2000300315A JP2000300315A JP2002108185A JP 2002108185 A JP2002108185 A JP 2002108185A JP 2000300315 A JP2000300315 A JP 2000300315A JP 2000300315 A JP2000300315 A JP 2000300315A JP 2002108185 A JP2002108185 A JP 2002108185A
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JP2000300315A
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Akihiro Kawamura
明宏 川村
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    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09BEDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
    • G09B7/00Electrically-operated teaching apparatus or devices working with questions and answers
    • G09B7/02Electrically-operated teaching apparatus or devices working with questions and answers of the type wherein the student is expected to construct an answer to the question which is presented or wherein the machine gives an answer to the question presented by a student

Abstract

(57)【要約】 【課題】 それぞれで決められた時間内に文字を処理す
ることが必要な複数の課題のうちからユーザが克服でき
る可能性があると推定される課題の情報を提供する情報
提供装置、情報提供システム及び情報提供方法を提供す
る。 【解決手段】 情報提供装置1では、記憶部3には試験
という課題5の問題文の文字数データが記憶されてお
り、測定部7がユーザ2の文字を読む能力を測定して、
検索部9が測定結果から試験の決められた試験時間内で
読むことに割り当てることのできる時間に読み終える試
験のデータを検索する。検索結果は、出力部11として
の表示部13がユーザ2に対して試験名という形式で出
力される。そして、ユーザ2は、数多くの試験の中から
合格の可能性があると推定される試験についての情報を
得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報提供装置、情
報提供システム及び情報提供方法に関し、特にそれぞれ
で決められた時間内に文字を処理することが必要な複数
の課題のうちからユーザが克服できる課題の情報を提供
する情報提供装置、情報提供システム及び情報提供方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、年功序列などの従前の社会構造が
崩れつつあり、能力主義などの新たな価値観が台頭し、
転換期を迎えている。
【0003】このような社会構造の変化から資格試験に
関心を寄せる人も増加している。さらに、労働省も、雇
用保険に5年間加入しているなどの条件を満たす場合に
は、資格試験対策講座の費用を国が一部負担して優遇す
るなどの措置を取っており、資格取得を奨励しているよ
うな感じもある。
【0004】このように、資格試験への関心が高くなっ
て奨励がある状況では、資格の数も、国家資格のように
公から認められた資格、民間の団体から認められた資格
にかかわらず、増えていくことが予想され、難易度の異
なる様々な資格が存在することになると考えられる。
【0005】現段階においては、資格試験の情報は書籍
で出回っており、関心を持った個々人がその書籍から情
報を得て、資格試験合格という課題に向けて努力し、克
服した人のみが資格を取得できている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、資格試験で
の合否は、試験日の試験時間という決められた時間内に
問題を解き、合格点以上を取るか否かで決まる。したが
って、例えば文字を読むという基礎能力が絶対的に足り
ない状態で試験に臨めば、どんなに知識がある人でも合
格できないことになる。
【0007】すなわち、試験日における基礎能力がその
資格試験に見合わないならば、その資格試験に合格する
ことはできないので、目標とする資格試験を変更して合
格を目指すか、基礎能力を向上させて当初の希望する資
格試験に見合うようにする必要がある。
【0008】しかしながら、従来は、単に書籍に資格試
験の情報が掲載されているのみで、個々人の基礎能力で
克服可能な資格試験の情報を提示できるものではなかっ
た。
【0009】このことは、決められた時間内に文字を処
理することが必要な課題を克服できるかという観点で見
れば、資格試験や入学試験のような試験に限らず、現在
から試験日までに試験対策講座のテキストを消化できる
か、さらには図書館からの貸し出し期限付きの蔵書を期
限内に読み終えるか、を判断する場合にも適用できる。
【0010】そこで、本発明の目的は、新たに、それぞ
れで決められた時間内に文字を処理することが必要な複
数の課題のうちからユーザが克服できる課題の情報を提
供する情報提供装置、情報提供システム及び情報提供方
法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1にかかる発明は、それぞれで決められた
時間内に文字を処理することが必要な複数の課題のうち
からユーザが克服できる可能性があると推定される課題
の情報を提供する情報提供装置であって、前記各課題で
必要な文字数のデータを記憶した記憶手段と、前記ユー
ザの前記文字を処理する所定の基礎能力を測定する測定
手段と、前記記憶手段の記憶したデータのうちから前記
測定手段が測定した基礎能力で前記決められた時間内に
処理可能なデータを検索する検索手段と、前記検索手段
が検索したデータに対応する課題の情報を出力する出力
手段とを備えたものである。
【0012】したがって、複数の課題のそれぞれで必要
な文字数のデータが記憶され、そのデータのうちからユ
ーザが決められた時間内に文字を処理することが可能な
データが検索されて出力されるので、ユーザは、出力結
果から自分の能力に見合うと推定される課題の提示を受
けることになる。
【0013】請求項2にかかる発明は、請求項1におい
て、前記出力手段は、表示手段であるものである。
【0014】したがって、ディスプレイのような表示手
段で表示することで、ユーザは、視覚的に情報提示を受
ける。
【0015】請求項3にかかる発明は、請求項1又は2
において、前記基礎能力は、文字を読む能力であるもの
である。
【0016】したがって、コミュニケーションに必要と
される、読む、書く、聞く、話す、覚えるといった基礎
能力のうちの読む能力についての課題の情報が出力され
てユーザに提示される。
【0017】請求項4にかかる発明は、請求項1から3
のいずれかにおいて、前記課題は、試験時間内に行われ
る試験であるものである。
【0018】なお、ここでの試験には、資格試験、入学
試験その他種々の試験が含まれる。
【0019】したがって、ユーザにとってその後の将来
に大きくかかわる試験の中から各々の能力に見合うと推
定される試験の情報が提示される。
【0020】請求項5にかかる発明は、請求項1から3
のいずれかにおいて、前記課題は、試験日までに開設さ
れる試験対策講座であるものである。
【0021】したがって、ユーザにとってその後の将来
に大きくかかわる試験への準備である試験対策講座の中
から各々の能力に見合うと推定される講座の情報が提示
される。
【0022】請求項6にかかる発明は、請求項3におい
て、前記課題は、図書館から貸出し期限付きの蔵書であ
るものである。
【0023】したがって、ユーザが、期限的に読み終え
ないような蔵書を借りてしまい読まずに返却したりする
ことも少なくなり、また、読み終えるために期限を超過
して借りてしまうことも少なくなる。
【0024】請求項7にかかる発明は、請求項1から6
のいずれかにおいて、前記ユーザに対して前記文字を処
理する所定の基礎能力を訓練する訓練手段を備え、前記
測定手段は、前記訓練手段が訓練を行った後の前記ユー
ザの文字を処理する基礎能力を測定し、前記検索手段
は、前記記憶手段の記憶したデータのうちから前記測定
手段が測定した訓練後の基礎能力で前記決められた時間
内に処理可能なデータを検索し、前記出力手段は、前記
訓練後に検索されたデータに対応する課題の情報を出力
するものである。
【0025】したがって、負荷を与えて基礎能力の訓練
を行い、訓練後に向上した基礎能力を測定して、記憶さ
れているデータのうちから訓練後のユーザが決められた
時間内に文字を処理することが可能なデータが検索され
て出力されるので、ユーザは、出力結果から訓練で向上
した自分の能力に見合うと推定される課題の情報の提示
を受けることになる。
【0026】請求項8にかかる発明は、情報通信ネット
ワークと、前記情報通信ネットワークに接続された請求
項1から7のいずれかの情報提供装置の各手段と、前記
情報通信ネットワークに接続されて前記課題の情報を出
力する端末とを備えたものである。
【0027】したがって、情報通信ネットワークを利用
することにより、課題の種類を多様にできるとともに、
各種類における課題の数も多くでき、多くのユーザにと
って真に必要な課題の情報を提示できる。
【0028】請求項9にかかる発明は、それぞれで決め
られた時間内に文字を処理することが必要な複数の課題
のうちからユーザが克服できる可能性があると推定され
る課題の情報を提供する情報提供方法であって、前記各
課題で必要な文字数のデータを記憶しておき、前記ユー
ザの前記文字を処理する所定の基礎能力を測定し、前記
記憶したデータのうちから前記測定した基礎能力で前記
決められた時間内に処理可能なデータを検索し、前記検
索したデータに対応する課題の情報を出力するものであ
る。
【0029】したがって、請求項1と同様に、複数の課
題のそれぞれで必要な文字数のデータが記憶され、その
データのうちからユーザが決められた時間内に文字を処
理することが可能なデータが検索されて出力されるの
で、ユーザは、出力結果から自分の能力に見合うと推定
される課題の提示を受けることになる。
【0030】請求項10にかかる発明は、前記ユーザに
対して前記文字を処理する所定の基礎能力を訓練し、前
記訓練を行った後の前記ユーザの文字を処理する基礎能
力を測定し、前記記憶したデータのうちから前記測定し
た訓練後の基礎能力で前記決められた時間内に処理可能
なデータを検索し、前記訓練後に検索されたデータに対
応する課題の情報を出力するものである。
【0031】したがって、請求項7と同様に、負荷を与
えることによる基礎能力の訓練を行い、訓練後に向上し
た基礎能力を測定して、記憶されているデータのうちか
ら訓練後のユーザが決められた時間内に文字を処理する
ことが可能なデータが検索されて出力されるので、ユー
ザは、出力結果から訓練で向上した自分の能力に見合う
と推定される課題の提示を受けることになる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を、図面に基づき説明する。
【0033】図1は、本発明の実施の形態にかかる情報
提供装置を示した概略ブロック図である。
【0034】情報提供装置1は、それぞれで決められた
時間内に文字を処理することが必要な複数の課題のうち
からユーザ2が克服できる可能性があると推定される課
題の情報を提供する装置であり、記憶部3と、測定部7
と、検索部9と、出力部11とを備える。
【0035】記憶部3は、各課題5で必要な文字数のデ
ータを記憶している。測定部7は、ユーザの文字を処理
する所定の基礎能力、具体的には例えば文字を読む能力
を測定する。検索部9は、記憶部3に記憶されたデータ
のうちから測定部7が測定した基礎能力で各課題で決め
られた時間内に処理可能なデータを検索する。出力部1
1は、検索されたデータに対応する課題の情報をユーザ
2に対して出力する。ここでの出力の形式は、ディスプ
レイなどの表示部13による画面表示としているが、プ
リンタなどの印字によるものでもよい。
【0036】図2は、課題が一例としての試験時間内に
行われる試験の場合を説明するための図である。
【0037】試験には資格試験や入学試験などがあり、
この試験は試験時間T1のように決められた所定の時間
内に行なわれるのが通常である。そして、現在の試験
は、文字による問題文を受験者に読ませ、それに対して
書いて答える形式のものが多い。
【0038】そこで、基礎能力としての例えば文字を読
む能力に着目すると、試験時間T1の時間内で問題文を
読むことに割り当てることが可能な時間T2は、ある程
度決められてしまう。これは、読む時間以外に、考える
時間、解答を書く時間などが必要なためである。したが
って、試験という課題に対して、文字を処理する基礎能
力としての読む能力で処理できる時間が決められた時間
T2であり、試験という課題を克服して合格するには、
受験者は、試験当日に問題文を時間T2内に読み終える
というのが一つの目安になる。
【0039】なお、上記内容は、説明の便宜上、読む能
力にウエイトを置いているが、その他の文字を処理する
能力、書く能力、問題文の語彙を把握して記憶して処理
する能力にウエイトを置いたものでもよく、それらが複
合したものを文字を処理する能力として捉え、試験時間
T1を決められた時間として捉えるように、より試験の
現実に沿ったものの方が好ましい。
【0040】また、試験は、上記のように問題文を読ま
せて、解答を書いて答える以外の形式もあるので、例え
ば答え方が書く方式であるか否かを問わず例えば英語の
検定試験のようにヒアリング形式で問題を把握させる場
合には聞き取り能力を基礎能力とし、問題の出題の仕方
が読ませる方式であるか否かを問わず面接のように話す
能力を基礎能力としてもよい。
【0041】さらに、試験は、1科目とは限らず、複数
の科目の場合が多いので、各科目ごとに文字を処理する
能力を複合化して試験時間T1を決められた時間として
捉え、さらに試験合格という課題を克服するという観点
から全科目での合否を捉えることが好ましい。
【0042】そして、情報提供装置1は、試験という数
多くの課題の中から、現段階のユーザ2が合格できる可
能性のあると推定される資格試験名など課題の情報を提
供する。
【0043】なお、現実の試験は、当日受けてみなけれ
ば合否は判明しないので、ここでの試験とは、過去の試
験問題の問題文の文字数と模範解答の文字数とを利用し
たものや、本番の試験を想定した模試での問題文の文字
数と模範解答の文字数を利用したものとすればよい。
【0044】図3は、課題が他の例としての現在から試
験日までに開設される試験対策講座の場合を説明するた
めの図である。
【0045】図2では、試験日当日の試験を課題とした
が、試験に合格するには努力して準備を行う必要があ
り、その準備の一つとして試験対策講座がある。
【0046】この試験対策講座においても、現在から試
験当日までの講座受講可能期間T3という限られた期間
内で、日々の生活での講座受講以外に必要な時間などを
除き、その講座で用いられるテキストを基礎能力の一つ
としての読むことに割り当てることの可能な時間T4が
ある程度決められてくる。したがって、試験対策講座
も、試験の場合と同様に考えることができる。
【0047】そして、情報提供装置1は、試験対策講座
という多くの課題の中から、現段階のユーザが試験日ま
でに消化して終了させる可能性のある講座名の情報を提
供する。
【0048】なお、試験対策講座の場合は、その講座で
用いられるテキストの文字数と模範解答の文字数を利用
すればよい。
【0049】また、試験合格の準備として、試験対策講
座を活用する場合を説明したが、市販の問題集を活用す
るといった場合にも、その問題集に割ける時間を割り出
し、同様にして、試験日までに消化して終える可能性の
ある問題集名の情報を提供するようにしてもよい。
【0050】図4は、課題がさらに他の例としての図書
館から貸出し期限付きの蔵書の場合を説明するための図
である。
【0051】学校の図書館や国会図書館などの各種の図
書館では、通常、貸出し期限を設定して蔵書を貸し出し
ている。この場合も、ユーザから見れば、借りた日から
返却日までの貸出し期間T5のうち、読書に割くことの
可能な時間T6がある程度決められてくる。したがっ
て、この場合も、上記試験や試験対策講座の場合と同様
に考えることができる。
【0052】そして、情報提供装置1は、蔵書という多
くの課題の中から、現段階のユーザが返却日までに読み
終える可能性のある蔵書名の情報を提供できる。その結
果、ユーザは、読み終えて返却というサイクルで図書館
を利用でき、このような図書館の利用が行なわれること
で、図書館側も、貸し出し期限の管理を行い易い。
【0053】なお、ここでの課題は、本を読むことであ
るので、基礎能力としては文字を読む能力に限れば十分
であるが、その文字の種類については限定されず、洋書
でも和書でもよい。
【0054】図5は、図1の情報提供装置の動作を説明
するためのフローチャートである。
【0055】以下、図2で説明したように課題が試験
で、基礎能力を読む能力とした場合の情報提供装置1の
動作を説明する。
【0056】ステップST1において、過去の試験の問
題の文字数が試験ごと(科目ごと)にデータ化されて記
憶される。この文字数データは、記憶部3に記憶され
る。
【0057】例えば、現行の弁理士試験の多肢試験であ
れば、必須5科目について、図6に示すように文字数デ
ータが記憶される。すなわち、特許法について、平成1
2年度の問題の文字数が20,000文字、平成11年
度の問題の文字数が18,000文字など各年度の問題
の文字数、さらには過去の問題の平均の文字数がデータ
化されて記憶される。
【0058】同様に、実用新案法、意匠法、商標法、条
約類についても、問題の文字数がデータされて記憶され
る。
【0059】ステップST2において、ユーザの文字を
読む能力が測定される。以下、測定手法について説明す
る。
【0060】まずは測定部7の画面17に「スペースキ
ーを押すと文章がでてくるので読み始めて下さい。そし
て、読み終えたら再びスペースキーを押して下さい。」
というメッセージが表示される。ユーザが指示にしたが
ってスペースキーを押すと、画面17に図7に示すよう
な「我輩は猫である。・・・・・。」という文章が表示
され、読み終えた後に再度スペースキーを押すと、図8
に示すような測定結果を示す画面17が表示されて、測
定が行なわれる。
【0061】ステップST3において、データ化して記
憶された文字数データの中から、測定した能力で各試験
ごとの時間T2内で読み終えて文字を処理できるデータ
が検索される。この検索は、検索部9が、測定部7から
受け取った測定データを基にして記憶部3に記憶された
文字数データを検索することで行なわれる。
【0062】弁理士試験の多肢試験を例として説明す
る。このユーザは、読書スピードが分速600文字なの
で、3時間の試験時間で、3×60×600=108,
000文字が最高に読める文字数となる。そこで、図6
の5科目すべての文字数は、過去の平均で、88,00
0文字であり、このユーザは、試験時間内に問題文を読
み終えることができる。したがって、このユーザは、問
題に答える知識を得るように努力すれば、試験時間内に
問題文を把握しながら読み終える可能性があることにな
る。
【0063】これに対して、図8に示したように、通常
400文字/分の半分の読書スピードしかない人が、弁
理士試験の多肢試験を受験した場合を想定すると、この
人の読書スピードは200文字なので、3時間の試験時
間で、3×60×200=36,000文字が最高に読
める文字数となる。したがって、この人は、試験時間内
に問題文を読み終えることができず、合格の可能性が極
めて低いものになってしまう。
【0064】ステップST4において、出力部11とし
ての表示部13が、検索されたデータに対応する課題、
すなわち資格試験名などの情報をユーザ2に出力表示す
る。すなわち、上記の説明により、このユーザの場合に
は、弁理士試験の多肢試験は、文字を読む基礎能力は足
りているので、努力により合格できる可能性があると推
定される。
【0065】このようにして、ユーザ2は、出力結果か
ら自分の能力に見合う資格試験などの提示を受けること
になるので、克服できる可能性が十分にあることを認識
しながら試験合格のための努力を意欲的に行うことがで
きる。
【0066】その結果、現状で自分の能力に見合わない
資格試験を選択して、克服の可能性が不可能に近いほど
厳しいにもかかわらず努力をし、克服できないという結
果が出てはじめて試験の難しさを認識するといった状態
を回避でき、試験の難易度に見合う能力を身につけるな
どの事前の対処も可能になる。
【0067】図9は、本発明の実施の形態にかかる他の
情報提供装置の概略ブロック図である。
【0068】図1と異なる部分は、情報提供装置14
が、訓練部15を備えていることである。訓練部15
は、ユーザ2に対して、文字を処理する基礎能力を向上
させる訓練を行うものである。
【0069】図10は、図9の情報提供装置の動作を説
明するためのフローチャートである。
【0070】ステップS1は、図5のステップST1と
同じであるため説明を省略する。
【0071】ステップS2において、訓練部15による
訓練が行なわれる。この訓練は、ユーザ2に対して負荷
を加えることで行なわれる。
【0072】以下に、鋭意研究を重ねた結果得られた訓
練手法の一例を説明する。ある文章を画面上で負荷がか
かるスピードでスクロールさせ、そのスピードについて
いけるように努力させながらユーザ2に文章を読ませ
る。
【0073】この際のスピードは、訓練前の測定データ
を基礎にして設定され、ついていくことが無理かもしれ
ないと思われるような設定である。
【0074】次に、同じ文章を画面上で相当に大きな負
荷がかかるスピードでスクロールさせ、そのスピードに
ついていけるようにユーザ2に努力させる。この際のス
ピードは、ついていくことがほぼ無理であると思われる
ようなスピードに設定される。
【0075】次に、同じ文章を画面上で1回目と2回目
との中間のスピードでスクロールさせ、このスピードで
ついていけるようにユーザ2に努力させる。このスピー
ドは、1回目に比べて早くて負荷が大きいはずである
が、2回目に高速を体験しているため、意外に楽に感じ
るスピードになっている。
【0076】すなわち、文章をスクロールさせてユーザ
2に見せている時間は、1回目、2回目、3回目が、そ
れぞれ長時間、短時間、中間時間であり、3つのスピー
ドの関係は、それぞれが低速、高速、中速である。
【0077】なお、訓練は、上記に限らず、視野を広げ
る訓練などを行ってもよく、種々の訓練を組み合わせて
行ってもよい。
【0078】ステップS3からステップS5は、図5の
ステップST2からステップST4と同様であるため説
明を省略する。
【0079】このように、負荷を与えることによる読む
能力の訓練を行い、訓練後に向上した能力を測定して、
記憶されているデータのうちから訓練後のユーザが決め
られた時間内に文字を処理することが可能なデータが検
索されて出力される。
【0080】したがって、ユーザは、出力結果から訓練
で向上した自分の能力に見合う資格試験名の提示を受け
ることになるので、訓練により選択の幅が広がった資格
試験名の中から選択して、希望を満たすことで合格によ
る満足の度合いが大きな資格取得に向かってより意欲的
に努力できる。
【0081】図11は、本発明の実施の形態にかかる情
報提供システムの概略ブロック図である。
【0082】この情報提供システム19では、情報通信
ネットワーク21が使われている。情報通信ネットワー
ク21には、サーバ23とユーザ端末25が接続されて
いる。
【0083】サーバ23には、情報提供装置1(14)
の記憶部3と検索部9とが備えられている。
【0084】ユーザ端末25には、情報提供装置1(1
4)の測定部7と訓練部15と出力部11とが備えられ
ている。
【0085】このように情報通信ネットワーク21を使
うことで、課題の種類を多様にできるとともに、各種類
における課題の数も多くでき、多くのユーザにとって真
に必要な課題の情報を提示できる。その結果、情報提供
のニーズが高まり、時を経るごとに充実したシステムを
構築できる。
【0086】なお、本発明は上記した実施の形態に限定
されるものではなく、特許請求の範囲に記載した技術思
想の範囲内において種々の変更が可能なのはいうまでも
ない。
【0087】
【発明の効果】請求項1及び9の発明によれば、複数の
課題のそれぞれで必要な文字数のデータが記憶され、そ
のデータのうちからユーザが決められた時間内に文字を
処理することが可能なデータが検索されて出力されて、
ユーザは、出力結果から自分の能力に見合うと推定され
る課題の提示を受けることになるので、その課題を克服
できる可能性が十分にあることを認識しながら課題を克
服するための努力を意欲的に行うことができる。その結
果、現状で自分の能力に見合わない課題を選択して、克
服の可能性が不可能に近いほど厳しい課題に対して努力
をし、克服できないという結果が出てはじめて課題を認
識するといった状態を回避でき、課題に見合う能力を身
につけるなどの事前の対処も可能になる。
【0088】請求項2の発明によれば、ユーザは、認識
する上で80パーセント近くを占める視覚によって提示
された情報を認識できるので、情報の把握を正確で早く
容易に行うことができる。
【0089】請求項3の発明によれば、コミュニケーシ
ョンに必要な読む、書く、聞く、話す、覚えるのような
基礎能力のうちの読む能力についての課題の情報が出力
されてユーザに提示される。文字についての課題が、問
題文などの文字による文章を読んで答えることが多いの
で、読む能力で課題を克服できるかを判断して、克服で
きる可能性のあると推定される課題の情報を提示するこ
とは、ユーザにとって大きな判断材料の情報を得ること
になる。
【0090】請求項4の発明によれば、ユーザにとって
その後の将来に大きくかかわる試験の中から自分の能力
に見合う試験の情報が提示されるので、ユーザは、合格
という克服の見込みのある試験を選んで、その試験に向
けた努力を意欲的に行うことができる。
【0091】請求項5の発明によれば、ユーザにとって
その後の将来に大きくかかわる試験への準備である試験
対策講座の中から自分の能力に見合う講座の情報が提示
されるので、ユーザは、試験合格に必要な準備として克
服の見込みのある講座を選んで、その講座を消化してつ
いていきながら終了するという努力を意欲的に行うこと
ができる。
【0092】請求項6の発明によれば、ユーザにとって
期限的に読み終えないような蔵書を借りてしまって、読
まずに返却したりすることも少なくなり、また、読み終
えるために期限を超過して借りてしまうことも少なくな
り、ユーザは、読み終えて返却というサイクルで図書館
を利用できる。さらに、このような図書館の利用が行な
われることで、図書館側も、貸し出し期限の管理を行い
易い。
【0093】請求項7及び10の発明によれば、負荷を
与えることによる基礎能力の訓練を行い、訓練後に向上
した基礎能力を測定して、記憶されているデータのうち
から訓練後のユーザが決められた時間内に文字を処理す
ることが可能なデータが検索されて出力されるので、ユ
ーザは、出力結果から訓練で向上した自分の能力に見合
うと推定される課題の提示を受けることになるので、訓
練により選択の幅が広がった課題の中からを選択して、
克服による満足の度合いが大きな課題に対してより意欲
的に努力できる。
【0094】請求項8の発明によれば、情報通信ネット
ワークを利用することにより、課題の種類を多様にでき
るとともに、各種類における課題の数も多くでき、多く
のユーザにとって真に必要な課題の情報を提示できるの
で、情報提供のニーズがより高まり、時を経るごとに充
実したシステムを構築できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる情報提供装置を示
した概略ブロック図である。
【図2】課題が一例としての試験時間内に行われる試験
の場合を説明するための図である。
【図3】課題が他の例としての現在から試験日までに開
設される試験対策講座の場合を説明するための図であ
る。
【図4】課題がさらに他の例としての図書館から貸出し
期限付きの蔵書の場合を説明するための図である。
【図5】図1の情報提供装置の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図6】図1の記憶部に記憶された文字数データの一例
の状態を示した図である。
【図7】図1の測定部でユーザの文字を読む能力を測定
するための測定画面の図である。
【図8】ユーザの文字を読む能力の測定結果を表示する
画面の図である。
【図9】本発明の実施の形態にかかる他の情報提供装置
の概略ブロック図である
【図10】図9の情報提供装置の動作を説明するための
フローチャートである。
【図11】本発明の実施の形態にかかる情報提供システ
ムの概略ブロック図である。
【符号の説明】
1、14 情報提供装置 3 記憶部 5 課題 7 測定部 9 検索部 11 出力部 13 表示部 15 訓練部 19 情報提供システム 21 情報通信ネットワーク 25 ユーザ端末
【手続補正書】
【提出日】平成13年11月14日(2001.11.
14)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1にかかる発明は、それぞれで決められた
時間内に所定の基礎能力を用いて文字を処理することが
必要な複数の課題のうちからユーザが克服できる可能性
があると推定される課題の情報を提供する情報提供装置
であって、前記各課題における前記ユーザにより処理が
必要とされる文字の数を表すデータを前記各課題に対応
させて記憶した記憶手段と、前記ユーザの単位時間当た
りに文字を読む、書く、聞く、話す若しくは覚える又は
これらを組み合わせた基礎能力を測定する測定手段と、
前記記憶手段の記憶したデータのうちから前記測定手段
が測定した基礎能力を用いて前記ユーザが前記各決めら
れた時間内に前記各課題の文字を処理可能な文字数に該
当するデータを検索する検索手段と、前記検索手段が検
索したデータに対応する課題の情報を出力する出力手段
とを備えたものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】したがって、複数の課題のそれぞれにおけ
るユーザにより処理が必要とされる文字の数を表すデー
タが各課題に対応して記憶され、そのデータのうちから
ユーザが決められた時間内に各課題の文字を処理する
ことが可能な文字数に該当するデータが検索されて対応
する課題の情報が出力されるので、ユーザは、出力結果
から自分の能力に見合うと推定される課題の提示を受け
ることになる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】請求項5にかかる発明は、請求項におい
て、前記課題は、決められた時間内にその講座で用いら
れるテキストを読むことである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】したがって、ユーザに対して各々の能力に
見合うと推定される講座の情報が提示される。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】請求項6にかかる発明は、請求項3におい
て、前記課題は、決められた貸出期限内に図書館から借
りた蔵書を読むことである。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】請求項7にかかる発明は、請求項におい
て、前記ユーザに対して単位時間当たりに文字を読む、
書く、聞く、話す若しくは覚える又はこれらを組み合わ
せた基礎能力を訓練する訓練手段を備え、前記測定手段
は、前記訓練手段が訓練を行った後の前記ユーザの単位
時間当たりに文字を読む、書く、聞く、話す若しくは覚
える又はこれらを組み合わせた基礎能力を測定し、前記
検索手段は、前記記憶手段の記憶したデータのうちから
前記測定手段が測定した訓練後の基礎能力を用いて前記
ユーザが前記各決められた時間内に前記各課題の文字を
処理可能な文字数に該当するデータを検索し、前記出力
手段は、前記訓練後に検索されたデータに対応する課題
の情報を出力するものである。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】したがって、負荷を与えて基礎能力の訓練
を行い、訓練後に向上した基礎能力を測定して、記憶さ
れているデータのうちから訓練後のユーザが決められ
た時間内に各課題の文字を処理することが可能な文字数
に該当するデータが検索されて対応する課題の情報が
力されるので、ユーザは、出力結果から訓練で向上した
自分の能力に見合うと推定される課題の情報の提示を受
けることになる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】請求項9にかかる発明は、それぞれで決め
られた時間内に所定の基礎能力を用いて文字を処理する
ことが必要な複数の課題のうちからユーザが克服できる
可能性があると推定される課題の情報を提供する情報提
供方法であって、前記各課題における前記ユーザにより
処理が必要とされる文字の数を表すデータを記憶手段に
よって前記各課題に対応させて記憶しておき、前記ユー
ザの単位時間当たりに文字を読む、書く、聞く、話す若
しくは覚える又はこれらを組み合わせた基礎能力を測定
手段によって測定し、前記記憶手段によって記憶したデ
ータのうちから前記測定手段によって測定した基礎能力
を用いて前記ユーザが前記各決められた時間内に前記各
課題の文字を処理可能な文字数に該当するデータを検索
手段によって検索し、前記検索手段によって検索したデ
ータに対応する課題の情報を出力手段によって出力する
ものである。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】したがって、請求項1と同様に、複数の課
題のそれぞれにおけるユーザにより処理が必要とされる
文字の数を表すデータが各課題に対応して記憶され、そ
のデータのうちからユーザが決められた時間内に各課
題の文字を処理することが可能な文字数に該当するデー
タが検索されて対応する課題の情報が出力されるので、
ユーザは、出力結果から自分の能力に見合うと推定され
る課題の提示を受けることになる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】請求項10にかかる発明は、請求項9にお
いて、前記ユーザに対して単位時間当たりに文字を読
む、書く、聞く、話す若しくは覚える又はこれらを組み
合わせた基礎能力を訓練手段によって訓練し、前記訓練
手段によって訓練を行った後の前記ユーザの単位時間当
たりに文字を読む、書く、聞く、話す若しくは覚える又
はこれらを組み合わせた基礎能力を前記測定手段によっ
測定し、前記記憶手段によって記憶したデータのうち
から前記測定手段によって測定した訓練後の基礎能力
用いて前記ユーザが前記各決められた時間内に前記各課
題の文字を処理可能な文字数に該当するデータを前記検
索手段によって検索し、前記検索手段によって訓練後に
検索されたデータに対応する課題の情報を出力するもの
である。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】したがって、請求項7と同様に、負荷を与
えることによる基礎能力の訓練を行い、訓練後に向上し
た基礎能力を測定して、記憶されているデータのうちか
ら訓練後のユーザが決められた時間内に各課題の文字
を処理することが可能な文字数に該当するデータが検索
されて対応する課題の情報が出力されるので、ユーザ
は、出力結果から訓練で向上した自分の能力に見合うと
推定される課題の提示を受けることになる。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0058
【補正方法】変更
【補正内容】
【0058】同様に、実用新案法、意匠法、商標法、条
約類についても、問題の文字数がデータされて記憶さ
れる。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0087
【補正方法】変更
【補正内容】
【0087】
【発明の効果】請求項1及び9の発明によれば、複数の
課題のそれぞれにおけるユーザにより処理が必要とされ
る文字の数を表すデータが各課題に対応して記憶され、
そのデータのうちからユーザが決められた時間内に
課題の文字を処理することが可能な文字数に該当する
ータが検索されて対応する課題の情報が出力されて、ユ
ーザは、出力結果から自分の能力に見合うと推定される
課題の提示を受けることになるので、その課題を克服で
きる可能性が十分にあることを認識しながら課題を克服
するための努力を意欲的に行うことができる。その結
果、現状で自分の能力に見合わない課題を選択して、克
服の可能性が不可能に近いほど厳しい課題に対して努力
をし、克服できないという結果が出てはじめて課題を認
識するといった状態を回避でき、課題に見合う能力を身
につけるなどの事前の対処も可能になる。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0091
【補正方法】変更
【補正内容】
【0091】請求項5の発明によれば、ユーザに対して
自分の能力に見合う講座の情報が提示されるので、ユー
ザはその講座を消化してついていきながら終了すると
いう努力を意欲的に行うことができる。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0093
【補正方法】変更
【補正内容】
【0093】請求項7及び10の発明によれば、負荷を
与えることによる基礎能力の訓練を行い、訓練後に向上
した基礎能力を測定して、記憶されているデータのうち
から訓練後のユーザが決められた時間内に各課題の
字を処理することが可能な文字数に該当するデータが検
索されて対応する課題の情報が出力されるので、ユーザ
は、出力結果から訓練で向上した自分の能力に見合うと
推定される課題の提示を受けることになるので、訓練に
より選択の幅が広がった課題の中から選択して、克服に
よる満足の度合いが大きな課題に対してより意欲的に努
力できる。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれで決められた時間内に文字を処
    理することが必要な複数の課題のうちからユーザが克服
    できる可能性があると推定される課題の情報を提供する
    情報提供装置であって、 前記各課題で必要な文字数のデータを記憶した記憶手段
    と、 前記ユーザの前記文字を処理する所定の基礎能力を測定
    する測定手段と、 前記記憶手段の記憶したデータのうちから前記測定手段
    が測定した基礎能力で前記決められた時間内に処理可能
    なデータを検索する検索手段と、 前記検索手段が検索したデータに対応する課題の情報を
    出力する出力手段とを備えた、情報提供装置。
  2. 【請求項2】 前記出力手段は、表示手段である、請求
    項1記載の情報提供装置。
  3. 【請求項3】 前記基礎能力は、文字を読む能力であ
    る、請求項1又は2記載の情報提供装置。
  4. 【請求項4】 前記課題は、試験時間内に行われる試験
    である、請求項1から3のいずれかに記載の情報提供装
    置。
  5. 【請求項5】 前記課題は、試験日までに開設される試
    験対策講座である、請求項1から3のいずれかに記載の
    情報提供装置。
  6. 【請求項6】 前記課題は、図書館から貸出し期限付き
    の蔵書である、請求項3記載の情報提供装置。
  7. 【請求項7】 前記ユーザに対して前記文字を処理する
    所定の基礎能力を訓練する訓練手段を備え、 前記測定手段は、前記訓練手段が訓練を行った後の前記
    ユーザの文字を処理する基礎能力を測定し、 前記検索手段は、前記記憶手段の記憶したデータのうち
    から前記測定手段が測定した訓練後の基礎能力で前記決
    められた時間内に処理可能なデータを検索し、 前記出力手段は、前記訓練後に検索されたデータに対応
    する課題の情報を出力する、請求項1から6のいずれか
    に記載の情報提供装置。
  8. 【請求項8】 情報通信ネットワークと、 前記情報通信ネットワークに接続された請求項1から7
    のいずれかの情報提供装置の各手段と、 前記情報通信ネットワークに接続されて前記課題の情報
    を出力する端末とを備えた、情報提供システム。
  9. 【請求項9】 それぞれで決められた時間内に文字を処
    理することが必要な複数の課題のうちからユーザが克服
    できる可能性があると推定される課題の情報を提供する
    情報提供方法であって、 前記各課題で必要な文字数のデータを記憶しておき、 前記ユーザの前記文字を処理する所定の基礎能力を測定
    し、 前記記憶したデータのうちから前記測定した基礎能力で
    前記決められた時間内に処理可能なデータを検索し、 前記検索したデータに対応する課題の情報を出力する、
    情報提供方法。
  10. 【請求項10】 前記ユーザに対して前記文字を処理す
    る所定の基礎能力を訓練し、 前記訓練を行った後の前記ユーザの文字を処理する基礎
    能力を測定し、 前記記憶したデータのうちから前記測定した訓練後の基
    礎能力で前記決められた時間内に処理可能なデータを検
    索し、 前記訓練後に検索されたデータに対応する課題の情報を
    出力する、請求項9記載の情報提供方法。
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