JP2002106860A - 複数熱源の2管式熱供給システム及びその圧力制御方法 - Google Patents
複数熱源の2管式熱供給システム及びその圧力制御方法Info
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Abstract
内で圧力制御が相互干渉しないよう制御できる2管式熱
供給システム及びその圧力制御方法に提供する。 【解決手段】 熱媒を搬送する往き管16と戻り管17
を備え、往き管16と戻り管17間に熱搬送ポンプ1
0、11、12を有する複数の熱源1、2、3と、熱源
1、2、3から供給される熱を利用する複数の熱需要先
18A乃至18Fをそれぞれ並列に接続してなる2管式
熱供給システムにおいて、複数熱源1、2、3のうちの
最大規模熱源1の熱搬送ポンプ10を、複数の熱需要先
に対して負荷に応じて所定着圧以上で熱媒を供給する、
常時最高効率で定格運転可能なポンプとすると共に、他
の熱源2、3における熱搬送ポンプ11、12を、複数
熱需要先18A乃至18Fに対して熱供給受持ち範囲を
設定し、その受持ち範囲における各熱需要先18A乃至
18Fの着圧h0を常時モニタリングしその中の最小圧
が所定着圧h0以上となるように吐出圧を制御する、可
変容量制御ポンプとした2管式熱供給システム。
Description
ムや都市熱源ネットワークシステム等における2管式の
熱供給システムに関し、特に熱源を2以上有する複数熱
源の2管式熱供給システム及びその圧力制御方法に関す
るものである。
ークシステムにおけるネットワーク導管の布設方式とし
ては、一般的に1本の熱供給管と熱搬送ポンプで構成さ
れるネットワーク導管上に複数の熱源と複数の熱需要先
を直列に接続した1ループ方式のシステムと、往き管と
戻り管の2本の管で構成されるネットワーク導管上に熱
搬送ポンプを備えた熱源と複数の熱需要先をそれぞれ並
列に接続した2管方式のシステムとがある。
トがあるが、2管方式は建設コスト及びスペースが大き
くなる反面、熱の供給温度変動幅を小さくすることがで
きると共に、拡張性が容易であることから、そのような
ニーズが要求される特定の地域冷暖房システムや都市熱
源ネットワークシステムにとって適性を有する。そし
て、従来の2管方式システムにおいては、熱を1箇所の
熱源プラントあるいは排熱源から供給するのが一般的で
あった。
ネットワークシステム等の熱供給システムが地域的な拡
がりや建設期間の長さから複数に分割され、熱が複数の
熱源プラントあるいは排熱源から供給される場合には、
それぞれ熱源ごとに熱供給エリアを分割し、それぞれに
設置された熱供給システムからエリアごとに熱を分離供
給するようにしていた。
受入れ差圧を補償できるように、かつ熱源プラントある
いは排熱源からの熱をネットワーク上に汲み上げられる
ように熱搬送ポンプの吐出圧を制御する必要がある。こ
れは、熱需要先側に対して往き管と戻り管間の差圧で熱
媒を供給しているためであり、熱供給可能範囲(熱需要
先の利用差圧が確保できる着圧が最小圧h0以上となる
範囲)に各熱需要先の着圧を制御する必要がある。
中に熱搬送ポンプを備えた複数の熱源を連結し、複数熱
源から熱を連結供給しようとすると、熱需要先の負荷変
動に応じて熱搬送ポンプの吐出圧を制御する時に系内で
圧力制御が相互に干渉し、各熱需要先側での着圧制御が
困難になり、熱需要先の受入れ差圧を補償できなくなる
問題が発生することがあった。このため、これまでは上
記したように1箇所の熱源から熱供給するようにしてい
た。
に対処するためになされたものであり、その第一の課題
は、熱源を2以上の複数熱源とした場合でも、系内で圧
力制御が相互干渉しないよう制御することができる2管
式熱供給システム及びその圧力制御方法に提供すること
にある。また、本発明のもう一つの課題は、上記のよう
な2管式熱供給システム及びその圧力制御方法を確立す
ることにより、ネットワーク導管がより広域にわたるシ
ステムとなっても、容易に対応が可能でその信頼性を維
持することができ、拡張性に優れているというメリット
を一層顕著に生かすことができる2管式熱供給システム
及びその圧力制御方法に提供することにある。
ため、本発明にかかる2管式熱供給システムは、熱媒を
搬送する往き管と戻り管を備え、同往き管と戻り管間に
熱搬送ポンプを有する複数の熱源と、同熱源から供給さ
れる熱を利用する複数の熱需要先をそれぞれ並列に接続
してなる2管式熱供給システムにおいて、前記複数熱源
のうちの最大規模熱源の熱搬送ポンプを、複数の熱需要
先に対して負荷に応じて所定着圧以上で熱媒を供給す
る、常時最高効率で定格運転可能なポンプとすると共
に、他の熱源における熱搬送ポンプを、複数熱需要先に
対して熱供給受持ち範囲を設定し、その受持ち範囲にお
ける各熱需要先の着圧を常時モニタリングしその中の最
小圧が所定着圧以上となるように吐出圧を制御する、可
変容量制御ポンプとしたことを特徴とするものである。
送ポンプを常時最高効率で定格運転するようにしている
ため、最小動力で効率の良い運転ができ、省エネルギー
化することができる。一方、この熱搬送ポンプは定格運
転であるため、熱需要先の負荷変動に対して所定着圧以
上で熱供給できる熱需要先の範囲が変動することにな
り、この場合に予め熱供給受持ち範囲を設定されている
他の熱源の可変容量制御ポンプが、その受持ち範囲にお
ける熱需要先の着圧を常時モニタリングしその中の最小
圧が所定着圧以上となるよう吐出圧を制御して熱供給す
ることができるため、系内で圧力制御が相互干渉するこ
とはなく、全ての熱需要先に対して確実に所定着圧以上
で熱供給することができる。
ムは、上記した2管式熱供給システムにおいて、前記可
変容量制御ポンプを、インバータ制御ポンプとしたこと
を特徴とするものである。
してインバータ制御ポンプを用いることにより、着圧の
モニタリング結果に基づいてポンプの回転数をインバー
タによりコントロールして簡易にポンプ容量を可変制御
することができる。
ムの圧力制御方法は、熱媒を搬送する往き管と戻り管を
備え、同往き管と戻り管間に熱搬送ポンプを有する複数
の熱源と、同熱源から供給される熱を利用する複数の熱
需要先をそれぞれ並列に接続してなる2管式熱供給シス
テムの圧力制御方法において、前記複数熱源のうちの最
大規模熱源の熱媒搬送ポンプを、メインポンプとして常
時最高効率となる定格運転で運転し、複数の熱需要先に
対して負荷に応じて所定着圧以上でそれぞれ熱媒を供給
すると共に、他の熱源における熱搬送ポンプを、それぞ
れ可変容量型のサブポンプとして複数熱需要先に対し熱
供給受持ち範囲を設定し、その受持ち範囲における各熱
需要先の着圧を常時モニタリングしてその中の最小圧が
所定着圧以上となるよう各ポンプの容量を可変制御する
ことを特徴とするものである。
搬送ポンプであるメインポンプは常時最高効率となる定
格運転で運転されているため、運転中は特に制御される
ことはなく、熱需要先の負荷が変動すると、これに伴っ
て所定着圧以上で熱供給できる熱需要先の範囲が変動す
る。一方、予め熱供給受持ち範囲を設定されている他の
熱源の熱媒搬送ポンプは、その受持ち範囲における熱需
要先の着圧を常時モニタリングしており、受持ち範囲の
熱需要先内での着圧の最小圧が所定着圧を下回らないよ
う容量が可変制御されるようになっているため、系内で
圧力制御に相互干渉が発生するおそれはなく、熱源を2
以上の複数熱源としても問題なく圧力制御することがで
きる。
至図4に基づいて説明する。図1は本発明の第1の実施
形態にかかる2管式熱供給システムの系統図、図2は同
システムにおける圧力線図、図3及び図4は第2の実施
形態にかかる2管式熱供給システムにおける圧力線図で
ある。
ラ等からなる第1熱源、2は発電プラントの抽気タービ
ン等からなる第2熱源、3は工場の廃熱ボイラ等からな
る第3熱源であり、それぞれ排熱を熱交換器4、5、6
により回収し熱源として利用できるようにしたものであ
る。又、熱源としては、この他にコージェネレーション
システム等も使用できる。なお、各熱交換器4、5、6
にはボイラ等の補助熱源7、8、9が併設されており、
排熱が不足する事態となったときにバックアップできる
ようになっている。
冷温水を搬送するための熱搬送ポンプ10、11、12
が付設されていると共に、出口の差圧を負荷変動差圧に
一定制御するバイパス制御弁13、14、15が設けら
れている。複数の熱源である第1熱源1、第2熱源2、
第3熱源3のうち、ここでは第1熱源1を最大規模の熱
源としている。
最高効率となる定格運転で運転されるメインポンプとし
ての役割を担わせ、他の第2熱源2及び第3熱源3の熱
搬送ポンプ11、12をそれぞれ熱需要先の負荷変動に
応じて容量が可変され、吐出圧を制御することができる
可変容量制御型ポンプとし、サブポンプとしての役割を
担わせている。なお、可変容量制御型ポンプは、機械式
の容量制御弁を有するポンプであってもよいが、ここで
はインバータ制御ポンプを使用している。
する往き管16と戻り管17との間に或る区間をあけて
それぞれ並列に接続されている。また、往き管16と戻
り管17との間には、或る区間ごとに地域熱供給事業者
あるいは熱需要家である複数の熱需要先18A乃至18
Fがそれぞれ入口弁19A乃至19Fを介して並列に接
続されている。
式熱供給システムによると、第1熱源1の熱搬送ポンプ
10は、メインポンプとして常時最高効率となる定格運
転で運転されている。従って、この熱搬送ポンプ10
は、図2に実線で示すように熱需要先18が最大負荷時
においては、着圧がh0以上になる熱供給可能範囲(熱
需要先18に対する往き管16と戻り管17間の差圧で
ある着圧が最小圧h0以上となる範囲)は熱需要先18
A、18B迄であるが、熱需要先18の負荷が減少する
と、それに伴って熱供給可能範囲(着圧がh0以上とな
る範囲)は熱需要先18C、18D迄と一点鎖線のよう
に順次増えて行くことになる。
その熱供給受持ち範囲が図2に実線で示すように熱需要
先18C、18Dの範囲に予め設定されており、これら
熱需要先18C、18Dの着圧を常時モニタリングして
いる。この熱搬送ポンプ11は、第1熱源1の熱搬送ポ
ンプ10に対してサブポンプとして機能し、熱需要先1
8の最大負荷時に熱需要先18Cの着圧が最小圧h0以
下にならないように吐出圧がインバータ制御される。同
様に熱需要先18Dの着圧も最小圧h0以下にならない
ように制御される。
18Eに熱供給できる場合(着圧がh0以上)は成り行
きとする。また、熱需要先18E、18Fの最低着圧補
償制御は、第3熱源3の熱搬送ポンプ12の受持ち範囲
として設定されており、上記と同様その着圧を常時モニ
タリングしそれぞれの着圧が最小圧h0以下にならない
ように制御されるようになっている。
内では、負荷の減少に伴い、熱供給可能範囲(着圧がh
0以上となる範囲)が熱需要先18Bから熱需要先18
C、18D迄と順次増加して行く。また、熱搬送ポンプ
11の熱供給系内では、計画上の熱需要先(熱搬送ポン
プ10と熱搬送ポンプ11間の熱需要先18C、18
D)の着圧を常時モニタリングし、この中の最小圧力地
点の着圧がh0を下回らないようにその吐出圧をインバ
ータ制御している。
18Cには熱搬送ポンプ11から熱供給され、負荷が減
少して定格運転の熱搬送ポンプ10により熱需要先18
Cに着圧h0以上の熱供給が可能になると、熱需要先1
8Cには熱搬送ポンプ10から熱供給され始める。この
とき熱搬送ポンプ11は熱需要先18Cの着圧がh0以
上となるようにインバータ制御により吐出圧が低下され
るが、熱需要先18Cの着圧が変化しないため低下し続
け、熱需要先18Dの着圧がh0を下回り始めることに
なる。この時点で熱搬送ポンプ11は熱需要先18Dの
着圧がh0となるようにインバータ制御を開始する。
で運転される熱搬送ポンプ10をメインポンプとし、イ
ンバータ制御される熱搬送ポンプ11、12以下のポン
プをサブポンプとして組合せ、サブポンプ系の計画上の
熱需要先の各着圧を常時モニタリングし、この中の最小
圧力地点の着圧がh0を下回らないようにサブポンプ系
の吐出圧をインバータ制御することにより、ネットワー
ク導管系内の圧力制御を相互に干渉しないよう制御する
ことができる。
熱源を2以上の複数熱源とした場合でも、系内圧力が相
互干渉しないように制御することができる2管式熱供給
システム及びその圧力制御方法確立することができ、以
下のような多大の効果を期待することができる。 (1)ネットワーク導管が例え広域にわたるシステムに
なったとしても、圧力制御の信頼性を維持することがで
き、広域、長距離の都市熱源ネットワークを構築するこ
とが可能となると共に、熱媒条件が同一であれば、複数
の地域冷暖房地区を容易に接続することができる。
とが可能になるため、熱需要先間あるいは地域冷暖房地
区間の公平性を保つことができる。 (3)熱供給の圧力変動を抑制することができるため、
熱媒である温水あるいは高温水によるキャビテーション
を防止することができる。 (4)災害等の非常時、故障時、あるいは保守点検時等
において、ネットワーク導管のクラスター化等を考慮
し、或る熱源を他の熱源により容易にバックアップする
ことができる。
熱源の熱搬送ポンプを年間を通して常時最高効率となる
定格運転で運転できると共に、その他の熱源の熱搬送ポ
ンプがその受持ち範囲でない熱需要先までカバーできる
場合には、成り行きで担当させることができるため、熱
媒の搬送動力の利用効率を最大とし、最高の省エネルギ
ー化を図ることができる。
ち、最大規模の熱源1の熱搬送ポンプ10を常時最高効
率となる定格運転で運転し、その他の熱源2、3の熱搬
送ポンプ11、12を熱供給受持ち範囲を設定し、その
中の熱需要先の着圧がh0以上となるようその吐出圧を
インバータ制御するようにしているが、このような形態
を基本パターンとして、図3及び図4に示すようないく
つかのネットワーク構成が可能である。
規模の熱源1、1Aを系内の左端と右端に位置するよう
に設け、その熱搬送ポンプを10、10Aを常時最高効
率となる定格運転で運転するようにし、他の熱源2、2
Aの熱搬送ポンプ11、11Aの受持ち範囲を左側の熱
搬送ポンプ11は熱搬送ポンプ10、11間の熱需要先
に、右側の熱搬送ポンプ11Aは熱搬送ポンプ10A、
11A間の熱需要先に設定すると、ちょうど中央に位置
する熱源3の熱搬送ポンプ12の受持ち範囲は、熱搬送
ポンプ11、11A間の熱需要先となり、この熱搬送ポ
ンプ12のみが熱搬送ポンプ11、12間及び12、1
1A間の両側いずれも熱需要先の着圧がh0以上となる
ように制御することになるが、熱搬送ポンプ12の受持
ち範囲を小さい範囲に限定することにより、基本パター
ンと同様にネットワーク系内の圧力制御を干渉しないよ
う制御することができる。
ち、最大規模の熱源1を系内の中央に位置するように設
け、その右側及び左側にネットワーク導管を伸ばすこと
も考えられる。この場合、熱源1より右側に伸びる系に
おいては、熱源2、3の熱搬送ポンプ11、12の圧力
制御受持ち範囲を各々ポンプの左側に設定する。逆に、
熱源1より左側に伸びる系においては、熱源2′、3′
の熱搬送ポンプ11′、12′の圧力制御受持ち範囲を
各々ポンプの右側に設定する。このパターンでは、中央
の最大規模の熱源1の熱搬送ポンプ10は常時定格運転
であり、負荷変動に伴う左右の需要先着圧の制御は各々
11、11′が受け持つこととなる。
されるわけではなく、最大規模の熱源を除くと1以上の
n個であれば幾つでもよく、また、熱需要先の数も特に
限定されるものではなく、任意数とすることができる。
かかる2管式熱供給システム及びその圧力制御方法によ
ると、2管式熱供給システムの熱源を2以上の複数熱源
とした場合でも、系内圧力制御を相互干渉しないように
制御することができる。また、熱源を2以上の複数熱源
とした2管式熱供給システム及びその圧力制御方法を確
立することができるため、ネットワーク導管がより広域
にわたるシステムとなっても、容易に対応が可能でその
信頼性を維持することができ、拡張性に優れているとい
うメリットを一層顕著に生かすことが可能となる。
システムの系統図である。
システムにおける圧力線図である。
システムにおける圧力線図である。
システムにおける圧力線図である。
…第2熱源、3,3′…第3熱源、10,10A…熱搬
送ポンプ(メインポンプ)、11,11A,11′,1
2,12′…熱搬送ポンプ(サブポンプ)、16…往き
管、17…戻り管、18A乃至18F…熱需要先、h0
…所定着圧、19A乃至19F…人口弁、4乃至6…熱
交換器、7乃至9…補助熱源、13乃至15…バイパス
制御弁
Claims (3)
- 【請求項1】 熱媒を搬送する往き管と戻り管を備え、
同往き管と戻り管間に熱搬送ポンプを有する複数の熱源
と、同熱源から供給される熱を利用する複数の熱需要先
をそれぞれ並列に接続してなる2管式熱供給システムに
おいて、 前記複数熱源のうちの最大規模熱源の熱搬送ポンプを、
複数の熱需要先に対して負荷に応じて所定着圧以上で熱
媒を供給する、常時最高効率で定格運転可能なポンプと
すると共に、 他の熱源における熱搬送ポンプを、複数熱需要先に対し
て熱供給受持ち範囲を設定し、その受持ち範囲における
各熱需要先の着圧を常時モニタリングしその中の最小圧
が所定着圧以上となるように吐出圧を制御する、可変容
量制御ポンプとしたことを特徴とする複数熱源の2管式
熱供給システム。 - 【請求項2】 前記可変容量制御ポンプを、インバータ
制御ポンプとしたことを特徴とする請求項1に記載の複
数熱源の2管式熱供給システム。 - 【請求項3】 熱媒を搬送する往き管と戻り管を備え、
同往き管と戻り管間に熱搬送ポンプを有する複数の熱源
と、同熱源から供給される熱を利用する複数の熱需要先
をそれぞれ並列に接続してなる2管式熱供給システムの
圧力制御方法において、 前記複数熱源のうちの最大規模熱源の熱媒搬送ポンプ
を、メインポンプとして常時最高効率となる定格運転で
運転し、複数の熱需要先に対して負荷に応じて所定着圧
以上でそれぞれ熱媒を供給すると共に、 他の熱源における熱搬送ポンプを、それぞれ可変容量型
のサブポンプとして複数熱需要先に対し熱供給受持ち範
囲を設定し、その受持ち範囲における各熱需要先の着圧
を常時モニタリングしてその中の最小圧が所定着圧以上
となるよう各ポンプの容量を可変制御することを特徴と
する2管式熱供給システムの圧力制御方法。
Priority Applications (1)
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JP2000296118A JP3728658B2 (ja) | 2000-09-28 | 2000-09-28 | 複数熱源の2管式熱供給システム及びその圧力制御方法 |
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