JP2002104142A - 車両再生循環方法 - Google Patents

車両再生循環方法

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JP2002104142A
JP2002104142A JP2000293247A JP2000293247A JP2002104142A JP 2002104142 A JP2002104142 A JP 2002104142A JP 2000293247 A JP2000293247 A JP 2000293247A JP 2000293247 A JP2000293247 A JP 2000293247A JP 2002104142 A JP2002104142 A JP 2002104142A
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Japan
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vehicle
parts
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refurbishing
period
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JP2000293247A
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English (en)
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Kotaro Han
浩太郎 繁
Daisuke Susa
大輔 須佐
Masataka Kumada
正隆 熊田
Fusataka Sakauchi
房尚 坂内
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D67/00Systematic disassembly of vehicles for recovery of salvageable components, e.g. for recycling
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/56Reuse, recycling or recovery technologies of vehicles

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
  • Carbon Steel Or Casting Steel Manufacturing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 短期間で乗り換えたいというユーザーの要望
を満足させ、しかも資源の有効活用に背を向けることの
ない車両再生循環方法を提供する。 【解決手段】 車両の各部分をどのようにして処理する
のかを決定する処理方法決定過程、同一方法で処理する
と決められた部品をモジュール化するモジュール構造設
計過程、および各部品を解体容易な構造に設計する易解
体構造設計過程を経て車両を設計し且つ製造する過程
と、使用期間限定で車両を販売する過程と、販売した車
両を期間満了後に回収する過程と、回収した車両の各部
をその使用状況に応じて再利用する部分と新品に交換す
る部分とに選別する過程と、交換するべき部分をその使
用状況に応じて新品に更正する部分と素材化する部分と
に選別する過程とを含む車両再生循環方法とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両再生循環方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】自動車は、極めて高い信頼性を要求され
るので、その耐用年数が過剰気味な設計をとらざるを得
ないと言う側面がある。そのため、一般的な中古車は、
機能的には全く問題が無いにも関わらず、ユーザーニー
ズがないためにやむなく廃車せざるを得なくなるという
面があった。
【0003】一方、短期間での乗り換え需要に応じた耐
用年数に設計する使い捨て的な物づくりは、資源を有効
に再利用して無為な廃棄物の総量を低減しようという社
会的要求に背を向けることになるので、既に時代の趨勢
にそぐわないものとなっている。
【0004】このような問題に対処するために、廃棄車
両をハンガーに吊り下げたループ式キャリアで搬送し、
複数の作業ステーションを低速で順次移動する間に廃棄
車両から取り外した部品をリサイクル部品と不用部品と
に区分けして保管し、かつ廃棄車体をプレスや裁断など
で処理するようにした廃棄自動車のリサイクル方法が、
特開平11−348855号公報に提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法は、従来の廃棄車両の解体処理が専ら手作業で一台毎
に行われていたのを流れ作業化したに止まり、必ずしも
再生資源の有効利用および無為な廃棄物の総量低減の社
会的な要求に応えられるものではない。
【0006】本発明は、このような従来技術に課せられ
た問題点を解消するべく案出されたものであり、その主
な目的は、短期間で乗り換えたいというユーザーの要望
を満足させ、しかも資源の有効活用に背を向けることの
ない車両再生循環方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を果たす
ために、本発明においては、溶融処理、破砕処理、再生
処理など、車両の各部分をどのようにして処理するのか
を決定する処理方法決定過程、上記処理方法決定過程で
同一方法で処理すると決められた部品をモジュール化す
るモジュール構造設計過程、および各部品を解体容易な
構造に設計する易解体構造設計過程を経て車両を設計し
且つ製造する過程と、使用期間限定で車両を販売する過
程と、販売した車両を期間満了後に回収する過程と、回
収した車両の各部をその使用状況に応じて再利用する部
分と新品に交換する部分とに選別する過程と、交換する
べき部分をその使用状況に応じて新品に更正する部分と
素材化する部分とに選別する過程とを含むことを特徴と
する車両再生循環方法を提供することとした。
【0008】このようにすれば、車両の製造メーカー
は、予め設定された所定の使用期限に基づいて車両を設
計、製造することができるので、耐久性を部分毎に適正
に設定することができ、全体として過剰品質とせずに済
む。またユーザーは、使用期間が限定されているので、
日常の保守に気を遣わずに信頼性の高い車両を利用する
ことができる。しかも全ての部品について適切な再利用
がなされるので、廃棄物を出さずに済む。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に添付の図面を参照して本発
明について詳細に説明する。
【0010】〈処理方法決定〉先ず、自動車全体を、溶
融処理1、破砕処理2、部品再生処理3など、各部分を
どのようにして処理するのかを決定する(図1参照)。
【0011】ここでは、ひとまとめにして加熱溶解し、
アルミニウム、鉄、および残滓に分離可能なる主として
金属材料で構成された部品を溶融処理部品として、ま
た、破砕機によってチップ化した上で、金属と非金属と
に簡単に分離可能なる主として合成樹脂材料と比較的薄
い金属板とで構成された部品を破砕処理部品として、更
に、部品メーカーでオーバーホールあるいは再組立して
再利用可能なる主として単品として独立した機能を備え
る部品を再生処理部品として、それぞれ選定する。
【0012】〈モジュール構造設計〉次に、エンジンモ
ジュール4、ドアモジュール5、インストルメントパネ
ルモジュール6など、同一処理方法を適用し得る部品を
ひとまとまりにモジュール化することにより、処理の一
括化を企図する。
【0013】〈易解体設計〉図2に示したように、エン
ジンモジュール4は、車体フレームの一部となるフロン
トサブフレーム7上に、エンジン本体8、変速機9、懸
架装置10、並びにラジエタ11などを配置すると共
に、ボルト/ナットの如き着脱自在な結合手段を用いて
車体12に固定されるものとし、フロントサブフレーム
7を車体12から分離するだけで、エンジン本体8など
が全て車体12から分離できるように設計する。これと
同時に、交流発電機や始動用電動機およびワイヤハーネ
ス等の電装品13、並びにエアクリーナ、ラジエータフ
ァンシュラウド、及びゴムホース等の樹脂部品14を簡
単に取り外せるように易解体設計する。
【0014】図3に示したように、インストルメントパ
ネルモジュール6は、ナビゲーションシステムやオーデ
ィオ機器などの電装品をまとめた第1部分15と、計器
類をまとめた第2部分16とを、例えばパッチン錠や偏
心カムを利用したロック機構などにより、インストルメ
ントパネル本体17から一括して容易に取り外せるよう
に設計する。
【0015】図4に示したように、ドアモジュール5
は、ガラス及18びウィンドウレギュレータ用アクチュ
エータ19を例えば合成樹脂材で形成されたランチャン
ネル20上に取り付け、ライニング21を取り外した上
でランチャンネル20をドアパネル22から取り外すだ
けで金属部品と非金属部品とを分離できるように設計す
る。
【0016】その他、例えばフロアマットは、シートと
車体との結合孔を通る薄肉断裂部を設け、薄肉断裂部を
引き裂くことで車体からシートを取り外さずに取り外せ
るように設計する。また、各種電装品は、フラットハー
ネス化並びにワンタッチカプラ化を推進し、ケーブルを
容易に分離できるように構成する。
【0017】〈材質選定段階〉フロアマットなどは、こ
れまでは表皮材と裏打ち材とが別々の材質であったもの
を、支障のない限り単一素材化する。また、例えば冷却
水のサブタンク及びウィンドウウォッシャ液のタンクを
ラジエタファンシュラウドに一体形成したり、電子制御
ユニットの収納部をエアクリーナケースに設けたりする
など、共通の材質で構成される部材を一体化すると共
に、同一形態で処理されるものを可能な限り一体化す
る。
【0018】〈再生循環フロー〉上記の如くして設計さ
れた車両は、既使用車の再生をも兼ねる製造工場41で
製造される。以下に車両の再生循環フローについて説明
する(図5参照)。製造された車両は、販売店42とユ
ーザー43との間で、例えば3年または3万kmの使用
期間が満了した時点に返却することを条件とした、いわ
ばリース契約を締結する形態で販売される。
【0019】販売店42がユーザー43から回収した車
両は、製造工場41に戻され、選別ライン44におい
て、1サイクル(例えば3年)で交換する部分と、複数
サイクル(例えば3サイクル9年)に渡って再使用する
部分とに分けられる。
【0020】例えばトランスミッション、エンジンなど
のように、高い信頼性や作動の円滑性を得るためには高
剛性、高精度が要求され、必然的に高耐久設計となって
しまう部分に関しては、所定サイクル内であれば点検・
整備ライン45を経た上でそのまま流用される。また、
ダメージセンサを搭載して収集した長期データも選別の
判断に用いられる。これらの部分は、所定サイクルを経
過してオーバーホールがむしろコストを圧迫することと
なった時点で新品と交換される。
【0021】要交換と判断された場合、エンジンモジュ
ール4は、電装品13並びに樹脂部品14を取り外した
後、溶解炉25へ投入する。またドアモジュール5は、
ガラス18、ウィンドウレギュレータ用アクチュエータ
19、及びライニング21を取り外した後、溶解炉25
へ投入する。そしてインストルメントパネルモジュール
6は、ナビゲーションシステムやオーディオ機器をまと
めた第1部分15並びに計器類をまとめた第2部分16
をインストルメントパネル本体17から取り外す。
【0022】取り外された電装品類13、オーディオ機
器等15、並びに計器類16は、一目で再使用不能と判
断できるもの以外は、全て電装品メーカー27に戻され
る。そして電装品メーカー27の基準に従って新品に更
正された上で製造工場41に納入され、アッセンブリラ
イン46にて車両に組み付けられる。
【0023】シートアセンブリ23、ライニング21、
フロアマットなど、合成樹脂部品や繊維部品は、通常の
使用の中で比較的汚損し易く、しかも見栄えに大きく影
響する部分なので、これらは全て新品と交換される。そ
して取り外された部材は、破砕機26にて処理された上
で素材として別途再利用される。
【0024】タイヤ、ホース類、ブレーキパッドなどの
純然たる消耗部品は全て新品と交換される。そして取り
外された部材は、破砕機26にて処理された上で素材と
して別途再利用される。
【0025】一方、車体12は骨組みと外板とに分けら
れ、外板に関しては、補修が不要なものは再塗装を施し
て再利用される。そして損傷や歪みのある物は取り外さ
れ、溶解炉25にて処理されたり、破砕機26にて処理
されたりした上で上記の如く素材として別途再利用され
る。また所定のサイクルを経た、あるいは事故などで損
傷した車体12は、プレスし、上記エンジンモジュール
4並びにドアモジュール5の金属部材と同様に、一括し
て溶解炉25に投入して溶融し、アルミニウム27、鉄
28、残滓29に分離する。そして、アルミニウム27
は更に精錬してエンジン鋳造などの素材30として再利
用し、鉄28は鉄鋼メーカーを通じて鉄筋や型鋼用素材
31として再利用する。またガラスなどの無機物を含む
残滓29は、例えば煉瓦や舗装材32などに混入して再
利用する。
【0026】上記選別ラインで得られた使用状況と損耗
との関連データ、あるいはダメージセンサから得られた
長期データは、車両の開発・設計部門へフィードバック
され、前記の限定期間に対応した各部品個々の耐用年数
の適正化に反映させられる。
【0027】
【発明の効果】このように本発明によれば、部分ごとに
適正な耐用年数に設定した設計をとれるので、過剰品
質、過剰機能を排除できる。また、例えば内装が汚れて
きたとか、デザインに飽きたとか言う理由で乗り換えら
れていたのが、ある期間で必ず更新されるので、ユーザ
ーは日常の手入れなどにさほど気を遣わずに信頼性の高
い車両を利用することができる。従って、本発明によれ
ば、製造コスト、維持コストを最小限に抑え、しかも廃
棄物の発生をも最小限に抑制する上に多大な効果を奏す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】処理方法決定過程のブロック図
【図2】車体処理の全体ブロック図
【図3】インストルメントパネルモジュール処理のブロ
ック図
【図4】ドアモジュール処理のブロック図
【図5】本発明の車両再生循環システムのフロー図
【符号の説明】
1 溶融処理 2 破砕処理 3 部品再生処理 41 製造工場 42 販売店 43 ユーザー 44 選別ライン 45 点検・整備ライン 46 アッセンブリライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 熊田 正隆 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 坂内 房尚 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3D026 BA02 BA03 BA04 BA05 BA12 BA22 BA27 BA29 BA31 4K001 AA02 AA10 BA22 DA05 4K002 AA01 AB01 AB06

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶融処理、破砕処理、再生処理など、車
    両の各部分をどのようにして処理するのかを決定する処
    理方法決定過程、前記処理方法決定過程で同一方法で処
    理すると決められた部品をモジュール化するモジュール
    構造設計過程、および各部品を解体容易な構造に設計す
    る易解体構造設計過程を経て車両を設計し且つ製造する
    過程と、 使用期間限定で前記車両を販売する過程と、 前記販売した車両を期間満了後に回収する過程と、 前記回収した車両の各部をその使用状況に応じて再利用
    する部分と新品に交換する部分とに選別する過程と、 前記交換するべき部分をその使用状況に応じて新品に更
    正する部分と素材化する部分とに選別する過程とを含む
    ことを特徴とする車両再生循環方法。
JP2000293247A 2000-08-30 2000-09-27 車両再生循環方法 Pending JP2002104142A (ja)

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JP2000293247A JP2002104142A (ja) 2000-09-27 2000-09-27 車両再生循環方法
DE2001616695 DE60116695T8 (de) 2000-08-30 2001-08-29 Ein Verfahren zum Sanieren und Recyceln eines Fahrzeugs
EP20010120588 EP1184270B1 (en) 2000-08-30 2001-08-29 A method of renovating and recycling a vehicle
US09/942,124 US6694588B2 (en) 2000-08-30 2001-08-30 Method of renovating and recycling a vehicle

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