JP2002103254A - ロボット - Google Patents

ロボット

Info

Publication number
JP2002103254A
JP2002103254A JP2000294206A JP2000294206A JP2002103254A JP 2002103254 A JP2002103254 A JP 2002103254A JP 2000294206 A JP2000294206 A JP 2000294206A JP 2000294206 A JP2000294206 A JP 2000294206A JP 2002103254 A JP2002103254 A JP 2002103254A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
robot
control
leg
cpus
cpu
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000294206A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Kawasaki
秀一 川崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2000294206A priority Critical patent/JP2002103254A/ja
Publication of JP2002103254A publication Critical patent/JP2002103254A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manipulator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 宇宙ステーション、等の作業用ロボットに関
し、制御用CPUを複数個装備し、動作を速めると共
に、制御の信頼性を向上させる。 【解決手段】 宇宙の構造物の突起物を把持し移動する
ロボットで、本体1、4本の多機能アーム10〜13、
各アームの連結部10a〜13a,10b〜13b,1
0c〜13cを有し、アーム先端の操作具2を有する。
ロボット本体1には主制御用CPU20と、四隅に各ア
ームの連結部と操作具を制御する脚制御用CPU21〜
24を有する。主制御用CPU20は各脚制御用CPU
21〜24とは光ファイバーケーブル等の通信ラインで
接続し全体を統括し、各脚のCPU21〜24は、それ
ぞれ自己のアームの連結部と操作具2とを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は宇宙ステーションや
衛星で利用され探査や宇宙空間での各種作業を行い、
又、地上のプラントでの作業にも適用できるロボットに
関し、制御の信頼性、稼働速度を向上させたものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ロボットの一例を図4に示す。図におい
て、1は本体であり、下面四隅には4本の多機能アーム
10,11,12,13が設けられている。多機能アー
ム10は連結部10a,10b,10cで連結されて三
次元方向に自由に回動可能であり、同様に、多機能アー
ム11は連結部11a,11b,11cで、多機能アー
ム12は連結部12a,12b,12cで、又、多機能
アーム13も連結部13a,13b,13cでそれぞれ
連結され、4本のアーム10,11,12,13を伸縮
自在に変化させて自由に移動できる構成である。
【0003】各アーム10,11,12,13の連結部
10c,11c,12c,13cには操作具2が連結さ
れている。操作具2には側面にカメラ3とライト4が取
付けられ、図示省略の制御装置によりライト4を点灯
し、カメラ3の映像を取り込んでデータ処理し、状況監
視及び位置の確認を行う。操作具2は構造体を取付けて
いる四隅のボルト頭、等を把持するアダプタを備え、又
はボルトを外し、アームを固定するためのネジアダプ
タ、等が装着されている。このような構造のロボットに
は制御装置、即ち、制御用CPU14を有し、各多機能
アーム10〜13の各連結部のモータの駆動や、アーム
先端の操作具2の操作を制御し、ロボット本体1を構造
体に沿って操作具2で構造体の突起物、例えばボルト頭
を把持して多機能アーム10〜13を順次移動させ、作
動させるものである。このようなロボットは本体1内の
単一の制御用CPU14により各アームの運動を統括し
て制御している。ロボットには各連結部の各々に三次元
方向の動きを行うモータや、各々の操作具を駆動させる
多数のモータ、アクチュエータが装備されている。又、
特に宇宙用のロボットのCPUは処理速度が遅く、この
ようなロボットでは運動制御に限界があり、現状の計画
されているロボットでは、非常に遅い動きとなってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように現在計画
されている宇宙で利用されるロボットでは、複数本のア
ーム、各アームの連結部、アーム先端の操作具を備え、
これらを駆動する多数のモータを単一のCPUで制御し
ている。従って、ロボット全体としての動きは遅く、運
動制御には、おのずと限界があった。又、単一のCPU
で制御するので、万一、CPUが故障するとロボット全
体が機能しなくなり、迅速な運動の制御と共に、信頼性
の向上が望まれていた。
【0005】そこで本発明は、複数のアームと連結部を
有する作業ロボットにおいて、CPUを複数個有するよ
うに各アームにアーム制御用専用のCPUを持たせ、本
体の主制御用のCPUで、これらアームのCPUを統括
して制御するようにして運動制御を迅速化し、信頼性も
向上させ、更にアーム制御用のCPUは、故障時等に各
CPU間の通信を喪失する場合、各アーム個々に遠隔制
御卓からの無線通信により制御可能な機能も有するロボ
ットを提供することを課題としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の課題を解
決するために、次の(1)〜(3)の手段を提供する。
【0007】(1)ロボット本体と、同ロボット本体に
取付けられ、複数本の単一アームを連結部で屈曲可能に
連結して構成され構造物を把持可能とすると共に前記ロ
ボット本体を移動させるための複数本のロボットアーム
と、同ロボットアームの作動を制御する制御用CPUと
を有してなるロボットにおいて、前記制御用CPUは、
前記複数のロボットアームのそれぞれを制御する複数の
脚制御用CPUと、同複数の脚制御用CPUを統括して
管理し制御する主制御用CPUとからなることを特徴と
するロボット。
【0008】(2)ロボット本体と、同ロボット本体に
取付けられ、複数本の単一アームを連結部で屈曲可能に
連結して構成され構造物を把持可能とすると共に前記ロ
ボット本体を移動させるための複数本のロボットアーム
と、同ロボットアームの作動を制御する制御用CPUと
を有してなるロボットにおいて、前記制御用CPUは複
数の脚制御用CPUのみからなることを特徴とするロボ
ット。
【0009】(3)前記複数の脚制御用CPUは、前記
複数のロボットアームの複数の本数を組み合わせて、故
障時には同組み合わせを変更し制御することが可能とす
ることを特徴とする(2)記載のロボット。
【0010】(4)前記主制御用CPUと前記複数の脚
制御用CPUとの間の信号は光ファイバーケーブル又は
通信ケーブルによって伝送されることを特徴とする
(1)記載のロボット。
【0011】(5)前記脚制御用CPUは前記ロボット
本体内に設けられ各連結部へは光ファイバーケーブル又
は通信ケーブルで制御信号を伝送することを特徴とする
(1)記載のロボット。
【0012】(6)前記主制御用CPUと前記複数の脚
制御用CPUとの間の信号は無線によって電送されるこ
とを特徴とする(1)記載のロボット。
【0013】(7)前記複数の脚制御用CPUとの間の
信号は無線によって電送されることを特徴とする(2)
又は(3)記載のロボット。
【0014】(8)前記脚制御用CPUは、故障等によ
り各CPU間の通信を喪失する場合には、各ロボットア
ーム個々に遠隔操作卓からの無線通信により信号を送
り、同故障したCPUの代わりに制御することが可能な
機能を有することを特徴とする(1)から(3)のいず
れかに記載のロボット。
【0015】本発明の(1)においては、主制御用CP
Uが各脚制御用CPUを統括して管理制御しており、各
ロボットアームはそれぞれの専用の脚制御用CPUによ
り、その連結部のモータが制御されてアームの屈曲が制
御され作動する。各ロボットアームはそれぞれの脚制御
用CPUにより、それぞれ同時に並行処理が可能であ
り、ロボット全体としてのロボットアームの制御は、従
来の単一のCPUによる制御よりも格段に迅速な制御が
可能となる。又、複数の脚制御用CPUがそれぞれ分担
してロボットアームを制御するので、万一1個の脚制御
用のCPUが故障しても、他のCPUが正常であればロ
ボットの機能を維持することができ、信頼性が一段と向
上するものである。
【0016】本発明の(2)においては、前記任意数の
ロボットアームを制御する任意数の脚制御用CPUを持
ち、主制御用CPUは持たないが、各々の脚制御用CP
Uが相手の制御状況を示すデータを監視することによ
り、自己が受け持つ所定数のアームを制御することによ
りロボット全体系としての処理速度、及び信頼度を向上
させるものである。
【0017】本発明の(3)においては、前記任意数の
ロボットアームを制御する任意数の脚制御用CPUを持
ち、主制御用CPUは持たないが、各々の脚制御用CP
Uが相手の制御状況を示すデータを見ることにより、自
己が受け持つ任意数のあるアームを制御することによ
り、ロボット全体系としての処理速度、及び信頼度を向
上させると共に、あるアームが故障した場合、各脚制御
用CPUの制御受け持ちのアーム組み合わせを変更でき
る。
【0018】本発明の(4)では、主制御用CPUから
各脚制御用CPUへの制御信号の伝送が光ファイバーケ
ーブル又は通信ケーブルにより通信でなされ、又、本発
明の(5)でも各制御用CPUとアームの連結部への制
御信号の伝送が光ファイバーケーブル又は通信ケーブル
により通信でなされるので、光ファイバケーブルの場合
宇宙空間での他の電波の妨害を受けずに正確な制御信号
の伝送がなされ、又、他の機器へ電気的なノイズを発生
しない。
【0019】本発明の(6)では、前記主制御用CPU
と前記複数の脚制御用CPUとの間の信号は無線によっ
て伝送されるため、通信ケーブルの不具合等の影響を受
けない。
【0020】本発明の(7)では、主制御用CPUは持
たないが、複数の脚制御用CPUとの間の信号は無線に
よって伝送されるため、通信ケーブルの不具合等の影響
を受けない。
【0021】本発明の(8)では、脚制御用CPUは、
故障等により各CPU間の通信を喪失する場合、各アー
ム個々に遠隔制御卓からの無線通信により制御可能な機
能を有するため、主制御用CPUや、冗長CPUが故障
した場合、単独で稼働可能である。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて具体的に説明する。図1は本発明の実
施の一形態に係るロボットの斜視図である。図において
本体1には4本の多機能アーム10〜13が設けられ、
多機能アーム10には連結部10a,10b,10c
が、多機能アーム11には連結部11a,11b,11
cが、多機能アーム12には連結部12a,12b,1
2cが、そして多機能アーム13には連結部13a,1
3b,13cが、それぞれ設けられており、これらの構
成は図3に説明した従来例と同じ構造である。
【0023】本体1には主制御用CPU20が装備さ
れ、更に本体1の各四隅には多機能アーム専用の脚制御
用CPU21,22,23,24が装備されている。脚
制御用CPU21〜24は、それぞれ多機能アームの連
結部及び操作具2を制御するもので、本体1の四隅底面
に取付けられた連結部10a,11a,12a,13a
の近辺に取付けられ、それぞれ多機能アームの各連結部
と操作具2を制御する。
【0024】図2はロボット本体1の上面図であり、前
述のように本体1には主制御用CPU20、が設けら
れ、各連結部10a,11a,12a,13aの近くに
は、それぞれ脚制御用CPU21,22,23,24が
設けられている。各脚制御用CPU21〜24は、それ
ぞれ各多機能アーム10,11,12,13を制御する
専用のCPUであり、各CPU21〜24からそれぞれ
連結部及び操作具2へは、光ファイバーケーブル30,
31,32,33で接続され、各連結部及び操作具2へ
CPUからの制御信号を送り、これらを制御する構成で
ある。
【0025】これら脚制御用CPU21〜24は、又、
それぞれ主制御用CPU20へ、通信ケーブル又は、光
ファイバーケーブル41〜44で接続され、主制御用C
PU20が各脚制御用CPU21〜24を統括して制御
する構成である。特に、光ファイバーケーブルで光通信
により制御信号の伝送を行うと、電気信号と比べノイズ
の影響を受けず、又、周囲に対してノイズの発生もなく
なるので宇宙空間での使用では有利となる。なお、電力
系統は電線が使用される。
【0026】上記の構成を詳しく説明する。例えば多機
能アーム10について説明すると、主制御用CPU20
と脚制御用CPU21とは光ファイバーケーブル41で
接続され、脚制御用CPU21からは、図3で後述する
ように連結部10a,10b,10cへは光ファイバー
ケーブル30aでそれぞれ接続され、操作具2へは光フ
ァイバーケーブル30bで接続されている。
【0027】このような接続により主制御用CPU20
からの制御により脚制御用CPU21が制御され、CP
U21は多機能アーム10の各連結部10a,10b,
10cの動きを制御すると共に、先端の操作具2を制御
する。その他の脚制御用CPU22〜24の各多機能ア
ーム11〜13については同様であるので詳しい説明は
省略する。なお、前述のように制御信号は、光ファイバ
ーケーブルで伝送されるが、各連結部のモータの電源や
操作具の作動用電源は図示省略しているが電力線が配線
されている。
【0028】図3は制御系統図であり、主制御用CPU
20からは各脚制御用CPU21〜24へは、それぞれ
光ファイバーケーブル40〜43が接続され、主制御用
CPU20で制御信号を光信号に変換して制御信号が送
られる。それぞれの脚制御用CPU21〜24では、こ
の光信号を受け、光信号から制御信号に変換し、各連結
部の駆動部(a),(b),(c)へ信号を送り、各駆
動部(a),(b),(c)では、この光信号を電気信
号に変換してモータを駆動させる。又、操作具2におい
ても同様に光信号から電気信号に変換し、その信号によ
り操作具が制御される。
【0029】上記の系統を更に詳しく説明すると、脚制
御用CPU21では、主制御用CPU20から受けた信
号に基づいて、その信号を光信号に変換して光ファイバ
ーケーブル30aにより各連結部10a,10b,10
cへ送る。各連結部の駆動部、即ち、10aの駆動部
(a)、10bの駆動部(b)、10cの駆動部(c)
において光信号から電気信号を得て、それぞれのモータ
を駆動する。同時に光ファイバーケーブル31bから操
作具2へ光信号が送られ、操作具2の駆動部(d)で光
信号から電気信号を得て操作具2のアダプタやバンドが
操作される。
【0030】同様に多機能アーム11,12,13にお
いても、各脚制御用CPU22〜24が、それぞれ光フ
ァイバーケーブル31a〜33aにより各連結部の駆動
部(a),(b),(c)へ制御信号を送り、連結部の
モータを駆動し、同時に、光ファイバーケーブル31b
〜33bにより各操作具2の駆動部(d)へ、それぞれ
制御信号を送り、各操作具2を操作する。
【0031】なお、上記の実施の形態においては、ロボ
ットは多機能アーム10〜13の4本のアームの例で説
明したが、アームは4本以上又は、4本以下のいずれの
タイプのロボットにも適用され、又、連結部も3個の例
で説明したが、この例に限定されず、多関節ロボットで
あれば同様に適用され、同様の効果が得られるのであ
る。又、光ファイバーケーブル40〜43,30〜33
を用いて制御信号を伝送する例で説明したが、電線のみ
を用いても良いし、又無線により通信するようにしても
良いことはもちろんである。
【0032】上記に説明の実施の形態のロボットによれ
ば、主制御用CPU20からの制御信号により、各アー
ムの脚制御用CPU21〜24が同時に対応する自己の
連結部と操作具2を制御するので、同時並行処理が可能
であり、全体の運動制御が主制御用CPU20の統括の
基に、あたかも1つのCPUで制御されるのと同じ機能
を有し、かつ、迅速な制御を可能とするものである。
【0033】又、複数の脚制御用CPU21〜24を持
つことにより、1個のCPUが故障しても他のアームの
制御は可能であり、ロボット全体の機能が全部失われる
ような事態が回避されるので、従来の単一のCPUを有
するロボットと比べ格段に信頼性が向上するものであ
る。又、各脚制御用CPU21〜24も、それぞれ管理
するモータ、アクチュエータの数も少なくなり、制御も
その分簡素化されて運動速度が早くなると共に、CPU
自体の信頼性も向上するものである。
【0034】又、主制御用CPUは持たず、脚制御用C
PUを複数台備え、特定のCPUが故障すると他のCP
Uがこれに代わり制御するようにしても良い。なお、こ
の場合には各脚制御用CPUの受け持つ制御の範囲を予
め定めておけば良い。
【0035】又、更に主制御用CPUを持たず、脚制御
用CPUのみを有する場合には、脚制御用CPUが故障
すると、このCPUからの制御に代えて遠隔制御卓から
無線による制御信号を送り、故障したCPUのアームを
制御することもできる。
【0036】
【発明の効果】本発明のロボットは、(1)ロボット本
体と、同ロボット本体に取付けられ、複数本の単一アー
ムを連結部で屈曲可能に連結して構成され構造物を把持
可能とすると共に前記ロボット本体を移動させるための
複数本のロボットアームと、同ロボットアームの作動を
制御する制御用CPUとを有してなるロボットにおい
て、前記制御用CPUは、前記複数のロボットアームの
それぞれを制御する複数の脚制御用CPUと、同複数の
脚制御用CPUを統括して管理し制御する主制御用CP
Uとからなることを特徴としている。
【0037】上記の構成により、各ロボットアームはそ
れぞれの専用の脚制御用CPUにより、それぞれ同時に
並行処理が可能であり、ロボット全体としてのロボット
アームの制御は、従来の単一のCPUによる制御よりも
格段に迅速な制御が可能となる。又、複数の脚制御用C
PUがそれぞれ分担してロボットアームを制御するの
で、万一1個の脚制御用のCPUが故障しても、他のC
PUが正常であればロボットの機能を維持することがで
き、信頼性が一段と向上するものである。
【0038】本発明の(2)においては、前記任意数の
ロボットアームを制御する任意数の脚制御用CPUを持
ち、主制御用CPUは持たないが、各々の脚制御用CP
Uが相手の制御状況を示すデータを監視することによ
り、自己が受け持つ所定数のアームを制御することによ
りロボット全体系としての処理速度、及び信頼度を向上
させることができる。
【0039】本発明の(3)においては、前記任意数の
ロボットアームを制御する任意数の脚制御用CPUを持
ち、主制御用CPUは持たないが、各々の脚制御用CP
Uが相手の制御状況を示すデータを見ることにより、自
己が受け持つ任意数のアームを制御することにより、ロ
ボット全体系としての処理速度、及び信頼度を向上させ
ると共に、あるアームが故障した場合、各脚制御用CP
Uの制御受け持ちのアーム組み合わせを変更できる。
【0040】本発明の(4)では、主制御用CPUから
各脚制御用CPUへの制御信号の伝送が光ファイバーケ
ーブル又は通信ケーブルにより通信でなされ、又、本発
明の(5)でも各制御用CPUとアームの連結部への制
御信号の伝送が光ファイバーケーブル又は通信ケーブル
により通信でなされるので、宇宙空間での他の電波の妨
害を受けずに正確な制御信号の伝送がなされ、又、他の
機器へ電気的なノイズを発生しない。
【0041】本発明の(6)では、前記主制御用CPU
と前記複数の脚制御用CPUとの間の信号は無線によっ
て伝送されるため、通信ケーブルの不具合等の影響を受
けない。
【0042】本発明の(7)では、主制御用CPUは持
たないが、複数の脚制御用CPUとの間の信号は無線に
よって伝送されるため、通信ケーブルの不具合等の影響
を受けない。
【0043】本発明の(8)では、脚制御用CPUは、
故障等により各CPU間の通信を喪失する場合、各アー
ム個々に遠隔制御卓からの無線通信により制御可能な機
能を有するため、主制御用CPUや、冗長CPUが故障
した場合、単独で稼働可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係るロボットの斜視図
である。
【図2】本発明の実施の一形態に係るロボットにおける
本体の上面図である。
【図3】本発明の実施の一形態に係るロボットの制御系
統図である。
【図4】現在計画されている宇宙用のロボットの斜視図
である。
【符号の説明】
1 本体 2 操作具 10〜13 多機能アーム 10a〜13a 連結部 10b〜13b 連結部 10c〜13c 連結部 20 主制御用CPU 21〜24 脚制御用CPU 30a〜33a 光ファイバーケーブル 30b〜33b 光ファイバーケーブル 40〜43 光ファイバーケーブル

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボット本体と、同ロボット本体に取付
    けられ、複数本の単一アームを連結部で屈曲可能に連結
    して構成され構造物を把持可能とすると共に前記ロボッ
    ト本体を移動させるための複数本のロボットアームと、
    同ロボットアームの作動を制御する制御用CPUとを有
    してなるロボットにおいて、前記制御用CPUは、前記
    複数のロボットアームのそれぞれを制御する複数の脚制
    御用CPUと、同複数の脚制御用CPUを統括して管理
    し制御する主制御用CPUとからなることを特徴とする
    ロボット。
  2. 【請求項2】 ロボット本体と、同ロボット本体に取付
    けられ、複数本の単一アームを連結部で屈曲可能に連結
    して構成され構造物を把持可能とすると共に前記ロボッ
    ト本体を移動させるための複数本のロボットアームと、
    同ロボットアームの作動を制御する制御用CPUとを有
    してなるロボットにおいて、前記制御用CPUは複数の
    脚制御用CPUのみからなることを特徴とするロボッ
    ト。
  3. 【請求項3】 前記複数の脚制御用CPUは、前記複数
    のロボットアームの複数の本数を組み合わせて、故障時
    には同組み合わせを変更し制御することが可能とするこ
    とを特徴とする請求項2記載のロボット。
  4. 【請求項4】 前記主制御用CPUと前記複数の脚制御
    用CPUとの間の信号は光ファイバーケーブル又は通信
    ケーブルによって伝送されることを特徴とする請求項1
    記載のロボット。
  5. 【請求項5】 前記脚制御用CPUは前記ロボット本体
    内に設けられ各連結部へは光ファイバーケーブル又は通
    信ケーブルで制御信号を伝送することを特徴とする請求
    項1記載のロボット。
  6. 【請求項6】 前記主制御用CPUと前記複数の脚制御
    用CPUとの間の信号は無線によって電送されることを
    特徴とする請求項1記載のロボット。
  7. 【請求項7】 前記複数の脚制御用CPUとの間の信号
    は無線によって電送されることを特徴とする請求項2又
    は3記載のロボット。
  8. 【請求項8】 前記脚制御用CPUは、故障等により各
    CPU間の通信を喪失する場合には、各ロボットアーム
    個々に遠隔操作卓からの無線通信により信号を送り、同
    故障したCPUの代わりに制御することが可能な機能を
    有することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記
    載のロボット。
JP2000294206A 2000-09-27 2000-09-27 ロボット Withdrawn JP2002103254A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000294206A JP2002103254A (ja) 2000-09-27 2000-09-27 ロボット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000294206A JP2002103254A (ja) 2000-09-27 2000-09-27 ロボット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002103254A true JP2002103254A (ja) 2002-04-09

Family

ID=18776856

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000294206A Withdrawn JP2002103254A (ja) 2000-09-27 2000-09-27 ロボット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002103254A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009139031A1 (ja) * 2008-05-12 2009-11-19 株式会社前川製作所 骨付き肉の載架方法及び装置、並びに載架用動作プログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009139031A1 (ja) * 2008-05-12 2009-11-19 株式会社前川製作所 骨付き肉の載架方法及び装置、並びに載架用動作プログラム
JPWO2009139031A1 (ja) * 2008-05-12 2011-09-08 株式会社前川製作所 骨付き肉の載架方法及び装置、並びに載架用動作プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4364634B2 (ja) 二次元3自由度ロボットアームの軌道プラニング及び移動制御戦略
JP2019202413A (ja) 高機能遠隔マニピュレーターシステム
KR20180039132A (ko) 로봇시스템
KR101858273B1 (ko) 로봇 구조물 상에 분포된 전자 구동 장치를 갖는 산업용 로봇
GB2537741A (en) User interface for a robot
JP5892132B2 (ja) 制御装置及びロボットシステム
JP2000049800A (ja) ネットワークリモートコントロールシステム
CN111496823B (zh) 机器人、机器人系统和机器人控制装置
US20220009107A1 (en) System for radio connection of an assembly to a controller
KR20170100028A (ko) 적어도 2개의 매니퓰레이터의 협력된 제어를 위한 매니퓰레이터 시스템
CN114174015A (zh) 控制装置、控制系统、机器人系统以及控制方法
US6914790B2 (en) Motor driving controller
CN112589783A (zh) 用于夹持和/或保持物体的机器人
JP2005297187A (ja) マニピュレータの支持装置
CN111923019A (zh) 面向高压线多种作业的机器人系统及作业方法
WO2017198217A1 (zh) 一种桌面级的机械臂装置
JP2002103254A (ja) ロボット
JP2015089577A (ja) ロボット、制御装置及びロボットシステム
JP2020142362A (ja) ロボット装置、ロボット装置の制御方法、ロボット装置を用いた物品の製造方法、通信装置、通信方法、制御プログラム及び記録媒体
JP6870314B2 (ja) ロボット、駆動装置、及び印刷装置
WO2021117701A1 (ja) マスタスレーブシステム及び制御方法
JP7451450B2 (ja) 通信装置、通信方法、ロボット装置、生産装置、物品の製造方法、送信装置、送信装置の制御方法、受信装置、受信装置の制御方法、プログラム及び記録媒体
WO2007107277A1 (en) Manipulator, for example an industrial robot, and drive device for a manipulator
JP7205972B2 (ja) 教示システム
JPH0577183A (ja) ロボツトの制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20071204