JP2002101056A - 放送装置、放送方法、プログラム記録媒体、プログラム - Google Patents

放送装置、放送方法、プログラム記録媒体、プログラム

Info

Publication number
JP2002101056A
JP2002101056A JP2001217318A JP2001217318A JP2002101056A JP 2002101056 A JP2002101056 A JP 2002101056A JP 2001217318 A JP2001217318 A JP 2001217318A JP 2001217318 A JP2001217318 A JP 2001217318A JP 2002101056 A JP2002101056 A JP 2002101056A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
program
data
time
broadcast
specific
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001217318A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002101056A5 (ja
Inventor
Koichi Fujita
公一 藤田
Akihiro Tanaka
朗宏 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001217318A priority Critical patent/JP2002101056A/ja
Publication of JP2002101056A publication Critical patent/JP2002101056A/ja
Publication of JP2002101056A5 publication Critical patent/JP2002101056A5/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 番組の放送開始から当該番組用のコンテンツ
データが再生されるまでの受信装置での待ち時間を少な
くする。 【解決手段】 放送装置内のコンテンツ送出スケジュー
ル作成部103は、キャッシュ対象番組であるCM1、
CM2、CM3のコンテンツデータを番組の再生時刻よ
りも前もって送出するような送出スケジュールを作成す
る。コンテンツ送出スケジュール作成部103は、キャ
ッシュ対象番組の番組開始時刻よりも一定時間を越える
前の期間では狭い帯域を利用してキャッシュ対象番組の
コンテンツデータを送出するものとし、番組開始時刻の
一定時間前からは当該コンテンツデータの送出帯域を広
くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、番組を構成する映
像音声データとともに、当該番組と関連するコンテンツ
データを送出する放送装置、放送方法、記録媒体及びプ
ログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来からデジタル放送において、番組を
構成している映像音声データとともに、当該番組の内容
と関連する情報をコンテンツデータとして送る方式が実
用化されている。例えば、放送装置で、映画を放送中
に、当該映画に出演している俳優の代表作品などの情報
をコンテンツデータとして送り、受信装置で、ユーザの
指示選択によって、これらの情報を提示するものや、C
Mを放送中に、CM商品の詳細な説明等の情報をコンテ
ンツデータとして送り、受信装置で、その説明を提示す
るものがその例である。
【0003】図32は、放送装置が送信する放送データ
の送出スケジュールを示す図である。同図に示すよう
に、放送データは、映像音声データとコンテンツデータ
とからなる。ここで、コンテンツデータは、再生時間内
に繰り返し送出されている。例えば、CM1の再生時間
内には、CM1のコンテンツデータを3回繰り返して送
出している。
【0004】このように、コンテンツデータを繰り返し
送出することにより、ユーザは、番組の途中から視聴し
ても、当該コンテンツデータを取得することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図32
に示されるように、コンテンツデータは、映像音声デー
タと同様に、番組の放送時間枠で送出されるので、受信
装置では、番組の放送開始時には、コンテンツデータを
一切取得していない。例えば、同図に示すように、CM
2の放送開始とともに再生させたい画面データがある場
合でも、その画面が図中の斜線部分に含まれているとす
ると、受信装置では、t2まで待たないと、その画面が
提示されないことになる。また、番組の放送中において
も、ユーザの選択により再生させたい画面があるときで
も、まだ受信していなければ、受信するまでその画面は
提示されない。
【0006】そこで、本発明は、かかる問題点に鑑みて
なされたものであり、特定番組の放送開始から特定番組
の番組データが再生されるまでの受信装置での待ち時間
を少なくする放送装置、放送方法、記録媒体及びプログ
ラムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、受信装置での再生開始時刻から終了時刻
までの再生時間枠が定められた特定番組を放送する放送
装置であって、前記再生時間枠における放送帯域を特定
番組に割り当て、前記再生時間枠直前の先行期間におけ
る放送帯域について、放送帯域の一部を特定番組に、放
送帯域の他の部分を他の番組に割り当てる割り当て手段
と、割り当て手段による割り当て結果に従って、前記先
行期間において前記他の番組の番組データを繰り返し送
信するとともに特定番組の番組データを送信し、前記再
生時間枠において特定番組の番組データを繰り返し送信
する送信手段とを備える。
【0008】また、本発明は、データ放送番組とそれに
挿入される第1、第2特定番組とを送信する放送装置で
あって、前記データ放送番組の放送開始時刻から放送終
了時刻までの全時間帯に含まれる第1及び第2時間帯に
おける放送帯域を第1及び第2特定番組に割り当て、前
記全時間帯の中で第1及び第2時間帯を除く時間帯にお
いて、放送帯域の一部を第1及び第2特定番組に、放送
帯域の他の一部をデータ放送番組に割り当てる割り当て
手段と、第1、第2特定番組の番組データを受信装置内
の記憶部に保存することを受信装置にそれぞれ指示する
第1、第2保存指示と、前記記憶部に第1、第2特定番
組の番組データが保存されている場合にその番組データ
を再生することを受信装置にそれぞれ指示する第1、第
2再生指示とを作成する作成手段と、割り当て手段によ
る割り当て結果に従って、データ放送番組、第1、第2
特定番組それぞれの番組データを繰り返し送信する送信
手段と、第1時間帯以前に第1保存指示を、第1時間帯
の開始時刻に第1再生指示を、第2時間帯以前に第2保
存指示を、第2時間帯の開始時刻に第2再生指示を送信
手段にそれぞれ送信させるよう送信手段を制御する制御
手段とを備える。
【0009】また、本発明は、データ放送番組とそれに
挿入される第1、第2特定番組とを送信する放送装置で
あって、前記データ放送番組の放送開始時刻から放送終
了時刻までの全時間帯に含まれる第1、第2時間帯にお
ける放送帯域を第1、第2特定番組にそれぞれ割り当
て、さらに、前記全時間帯の中で第1時間帯に先行する
時間帯において、放送帯域の一部を第1特定番組に、前
記全時間帯の中で第2時間帯に先行する時間帯において
放送帯域の他の一部を第2特定番組に、放送帯域の別の
一部をデータ放送番組に割り当てる割り当て手段と、第
1、第2特定番組の番組データを受信装置内の記憶部に
保存することを受信装置にそれぞれ指示する第1、第2
保存指示と、前記記憶部に第1、第2特定番組の番組デ
ータが保存されている場合にその番組データを再生する
ことを受信装置にそれぞれ指示する第1、第2再生指示
とを作成する作成手段と、割り当て手段による割り当て
結果に従って、データ放送番組、第1、第2特定番組そ
れぞれの番組データを繰り返し送信する送信手段と、第
1時間帯以前に第1保存指示を、第2時間帯以前に第2
保存指示を、第1時間帯の開始時刻に第1再生指示を、
第2時間帯の開始時刻に第2再生指示を、送信手段に送
信させるよう送信手段を制御する制御手段とを備える。
【0010】また、本発明は、受信装置での再生開始時
刻から再生終了時刻までの再生時間帯が定められている
データ放送番組と、それに挿入される1の番組又は連続
した2以上の番組から構成される番組ブロックを送信す
る放送装置であって、データ放送番組の再生時間帯内の
時刻であって、当該時刻と、当該特定の番組ブロックと
の間に、他の番組ブロックを挟まない条件を満たすよう
な時刻である第1の時刻から特定の番組ブロックに属す
る最先の番組の再生開始時刻までの放送帯域を、データ
放送番組と、特定の番組ブロックに属するすべての番組
に割り当て、特定の番組ブロックに属する各番組の再生
時間帯における放送帯域を、その番組と、同一のブロッ
クに属する後続する番組に割り当てる割り当て手段と、
特定の番組ブロックに属する各番組の番組データを受信
装置内の記憶部に保存することを受信装置にそれぞれ指
示する保存指示と、前記記憶部に前記各番組の番組デー
タが保存されている場合にその番組データを再生するこ
とを受信装置にそれぞれ指示する再生指示とを作成する
作成手段と、割り当て手段による割り当て結果に従っ
て、データ放送番組、特定の番組ブロックに属する各番
組のそれぞれの番組データを繰り返し送信する送信手段
と、特定の番組ブロックに属する各番組の再生開始時刻
以前に、その番組データの保存指示を、その番組の再生
開始時刻にその番組データの再生指示を送信手段に送信
させるよう送信手段を制御する制御手段とを備える。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。 <第1の実施形態> (構成)図1は、本実施の形態に係る放送装置の構成を
示すブロック図である。同図に示すように、放送装置1
00は、放送番組のうち特定の番組については、再生開
始時刻よりも前に、当該番組用のコンテンツデータを前
もって送出するもので、番組情報記憶部101と、映像
音声送出スケジュール作成部102と、コンテンツ送出
スケジュール作成部103と、データモジュール作成部
104と、イベントメッセージ送出スケジュール作成部
105と、映像音声送出制御部106と、映像音声記憶
部107と、データモジュール送出制御部108と、コ
ンテンツ記憶部113と、データモジュール記憶部10
9と、イベントメッセージ送出制御部110と、多重化
部111と、送信部112とから構成される。
【0012】番組情報記憶部101は、番組情報を記憶
する。図2は、番組情報の例を示す。番組情報は、番組
ごとに、放送日と、チャンネルコードと、番組管理コー
ドと、番組タイトルと、番組開始時刻と、番組終了時刻
と、番組内容を構成する映像音声を示す映像音声管理コ
ードと、コンテンツデータを示すコンテンツ管理コード
とからなる。
【0013】映像音声送出スケジュール作成部102
は、番組情報記憶部101の番組情報に基いて、映像音
声データを送出するスケジュールを作成して、映像音声
送出制御部106に出力する。図3は、映像音声送出ス
ケジュールの例を示す。同図に示すように、映像音声デ
ータは、番組の再生時間内に送出する。放送受信装置で
は、当該映像音声データを受信したら、リアルタイムで
再生する。
【0014】コンテンツ送出スケジュール作成部103
は、本実施の形態の最も特徴的な構成要素であり、放送
番組のうち特定の番組については、再生開始時刻に先だ
って、当該番組用のコンテンツデータを送出するように
スケジュールを作成する。このようなコンテンツデータ
を前もって送る特定の番組をキャッシュ対象番組と呼ぶ
ことにする。本実施の形態では、キャッシュ対象番組と
してCM1、CM2及びCM3のコマーシャル番組とす
る。
【0015】コンテンツ送出スケジュール作成部103
は、キャッシュ対象番組であるCM1、CM2、CM3
のコンテンツデータを番組の再生開始時刻よりも前もっ
て送出するような送出スケジュールを作成する。本実施
の形態では、具体的な一例として、これらのコンテンツ
データをCM1〜CM3が提供しているデータ放送番組
の開始時刻である第1の時刻から送出するものとする。
【0016】さらに、コンテンツ送出スケジュール作成
部103は、コンテンツデータの送出帯域を決める。す
なわち、コンテンツ送出スケジュール作成部103は、
第1の時刻から第2の時刻(再生開始直前)までは狭い
帯域(所定の帯域以下)を利用してキャッシュ対象番組
のコンテンツデータを送出するようにスケジュールし
し、第2の時刻から再生終了時刻までは当該コンテンツ
データの送出帯域を広くする(所定の帯域以上)。以
下、第1の時刻から第2の時刻までを第1先行送出期
間、第2の時刻(再生開始直前)から再生開始時刻まで
を第2先行送出期間、番組の再生開始時刻から再生終了
時刻までを再生期間と呼ぶこととする。
【0017】本実施の形態では、具体的な一例として以
下の基準に従って、送出帯域を決めるものとする。ここ
で、全コンテンツデータの送出用に割り当てられた帯域
をDとする。 (基準A1)第1先行送出期間におけるキャッシュ対象
番組のコンテンツデータの送出帯域は、0.1Dとす
る。
【0018】つまり、放送中の番組のコンテンツデータ
の送出帯域が減らされると、当該番組のコンテンツデー
タの取得が遅くなるので、キャッシュ対象番組のコンテ
ンツデータは、狭い帯域を用いて長時間かけて、徐々に
送出するものとする。 (基準A2)コントロール用のコンテンツデータの送出
帯域は、0.05Dとする。
【0019】ここで、コントール用のコンテンツデータ
とは、キャッシュ対象番組のコンテンツデータに対する
キャッシュや再生などの処理を指示するメッセージのみ
からなるものであり、データ量が少ない。よって、狭い
帯域を割り当てたとしても送信周期は短くできるので、
比較的狭い帯域を割り当てる。 (基準A3)再生期間に相当しているその番組のコンテ
ンツの送出帯域は、全コンテンツデータ用の送出帯域D
から、もしあればコントロールコンテンツデータの送出
帯域0.05Dと第1先行送出期間に相当している番組
のコンテンツの送出帯域と第2先行送出期間に相当して
いる番組のコンテンツデータの送出帯域とを差し引いた
ものとする。 (基準A4)第2先行送出期間におけるキャッシュ対象
番組のコンテンツデータの送出帯域は、当該番組の再生
期間における送出帯域よりも0.2Dだけ狭くする。
【0020】図4は、コンテンツ送出スケジュールの例
を示す。同図に示すように、8:00:00〜8:1
3:50は、番組1の再生期間、CM1とCM2とCM
3の第1先行送出期間に相当し、番組1のコンテンツデ
ータであるC1001とともに、CM1、CM2、CM
3のコンテンツデータであるC1002、C1003、
C1005を送出するものとする。C1002と、C1
003と、C1005の送出帯域は、それぞれ0.1D
とし(基準A1)、C1001の送出帯域は0.7D
(=D−0.1D×3)とする(基準A3)。
【0021】8:13:50〜8:14:00は、番組
1の再生期間、CM1の第2先行送出期間、CM2の第
1先行送出期間及びCM3の第1先行送出期間に相当す
る。CM1のC1002の送出帯域は、CM1の再生期
間より0.2Dだけ狭いので(基準A4)ので、CM1
の再生期間の送出帯域を決定した後に決める。CM2の
C1003とCM3のC1005の送出帯域は0.1D
のまま変らず(基準A1)、番組1のC1001の送出
帯域は、上記C1002の送出帯域決定後に決める。
【0022】8:14:00〜8:14:50は、CM
1の再生期間、CM2の第1先行送出期間及びCM3の
第1先行送出期間に相当する。コントロールコンテンツ
データS1001の送出帯域を0.05Dとし(基準A
2)、CM2のC1003及びCM3のC1005の送
出帯域はそれぞれ0.1Dとする(基準A1)。CM1
のC1002の送出帯域は、0.75D(=D−0.0
5D−0.1D×2)とする(基準A3)。これによ
り、CM1の第2先行送出期間(8:13:50〜8:
14:00)のC1002の送出帯域は、CM1の再生
期間より0.2Dだけ狭い0.55Dとなり(基準A
4)、C1001の送出帯域は、0.25D(=D−
0.55D−0.1D×2)となる(基準A3)。
【0023】8:14:50〜8:15:00までは、
CM1の再生期間、CM2の第2先行送出期間及びCM
3の第1先行送出期間に相当する。コントロールコンテ
ンツS1001の送出帯域は、0.05Dとし(基準A
2)、CM3のC1005の送出帯域は、0.1Dとし
(基準A1)、CM1のC1002とCM2のC100
3の送出帯域は次の時間帯での送出帯域を決定した後に
決める。
【0024】8:15:00〜8:16:00は、CM
2の再生期間及びCM3の第1先行送出期間に相当す
る。コントロールコンテンツS1002の送出帯域を
0.05Dとし(基準A2)、CM3のC1005の送
出帯域は0.1Dとする(基準A1)。CM2のC10
03の送出帯域は、0.85D(=D−0.05D−
0.1D)とする(基準A3)。これにより、CM2の
第2先行送出期間(8:14:50〜8:15:00)
のC1003の送出帯域は、CM2の再生期間より0.
2Dだけ狭い0.65Dとなり(基準A4)、CM1の
C1002の送出帯域は、0.2D(=D−0.05D
−0.65D−0.1D)となる(基準A3)。
【0025】次に、8:16:00〜8:33:50
は、番組2の再生期間及びCM3の第1先行送出期間に
相当する。CM3のC1005の送出帯域を0.1Dと
し(基準A1)、番組2のC1004の送出帯域は、
0.9D(=D−0.1D)とする(基準A3)。
【0026】8:33:50〜8:34:00は、番組
2の再生期間及びCM3の第2先行送出期間に相当す
る。CM3のC1005の送出帯域及び番組2のC10
04の送出帯域は次の時間帯における送出帯域の決定後
に決める。
【0027】8:34:00〜8:35:00は、CM
3の再生期間に相当する。コントロールコンテンツS1
003の送出帯域を0.05Dとし(基準A2)、CM
3のコンテンツデータC1005の送出帯域は、0.9
5D(=D−0.05D)とする(基準A3)。これに
より、CM3の第2先行送出期間(8:33:50〜
8:34:00)のC1005の送出帯域は、CM3の
再生期間よりも0.2Dだけ狭い0.75Dとなり(基
準A4)、番組2のC1004の送出帯域は、0.25
D(=D−0.75D)となる(基準A3)。
【0028】コンテンツ記憶部113は、コンテンツコ
ードに対応させてコンテンツデータを記憶する。ここ
で、コンテンツデータとは、番組に関連する情報を提示
するグラフィックス画像や、ユーザからのインタラクテ
ィブ操作により実行されるスクリプト等である。
【0029】データモジュール作成部104は、コンテ
ンツ送出スケジュール作成部103で作成されたスケジ
ュールを参照して、コンテンツ記憶部113内のコンテ
ンツデータよりデータモジュールを作成して、当該デー
タモジュールをコンテンツコードに対応させてデータモ
ジュール記憶部109に書き込む。データモジュールと
は、コンテンツデータを送出形式のデータとしたもの
で、ここでは説明の簡略化のため1つのコンテンツデー
タから1つのデータモジュールができるものとするが、
2以上のデータモジュールができるものであってもよ
い。データモジュールには、IDが付されており、ID
=0のデータモジュールは、必ず送出され、受信装置で
も、必ず取込まれるものである。また、データモジュー
ル作成部109は、ID=0のデータモジュールを作成
する前に、ID=0のデータモジュールのもととなるコ
ンテンツデータに、他のIDのデータモジュールに対す
るキャッシュや再生などの処理を指示するメッセージを
追加する。また、1つのデータモジュールは、固定長の
単位にブロック分割され、当該ブロック単位で送出され
る。
【0030】次に、データモジュールのIDの割当て方
法及びにID=0のデータモジュールのもととなるコン
テンツデータに記述されるメッセージについて説明す
る。図5は、コンテンツデータとデータモジュールのI
Dの関係及び、ID=0のデータモジュールのもととな
るコンテンツデータに埋め込まれるメッセージの例を示
す。
【0031】まず、データモジュール作成部104は、
図4に示すコンテンツ送出スケジュールより、C100
1、C1002、C1003、C1005のコンテンツ
データから、それぞれID=0、ID=1、ID=2、
ID=3のデータモジュールを作成する。ここで、デー
タモジュール作成部104は、ID=0のもととなるコ
ンテンツデータ(C1001)に、同時に送出されるI
D=1、ID=2、ID=3のデータモジュール(C1
002、C1003、C1005)をキャッシュするメ
ッセージを埋め込んだ後、当該C1001のコンテンツ
データから、ID=0のデータモジュールを作成する。
【0032】また、データモジュール作成部104は、
S1001のコントロールコンテンツデータに対応する
ID=0のデータモジュールを作成する。すなわち、デ
ータモジュール作成部104は、S1001のコンテン
ツデータに、ID=1のデータモジュール(C100
2)をキャッシュし、かつ再生させるメッセージと、I
D=2、ID=3のデータモジュール(C1003、C
1005)をキャッシュするメッセージを埋め込んだ
後、当該S1001のコンテンツデータからID=0の
データモジュールを作成する。
【0033】また、データモジュール作成部104は、
S1002のコントロールコンテンツデータに対応する
ID=0のデータモジュールを作成する。すなわち、デ
ータモジュール作成部104は、S1002のコンテン
ツデータに、ID=2のデータモジュール(C100
3)をキャッシュし、かつ再生させるメッセージと、I
D=3のデータモジュール(C1005)をキャッシュ
するメッセージを埋め込んだ後、当該S1002のコン
テンツデータからID=0のデータモジュールを作成す
る。
【0034】また、データモジュール作成部104は、
C1004のコンテンツデータに対応するID=0のデ
ータモジュールを作成する。すなわち、データモジュー
ル作成部104は、C1004のコンテンツデータ中
に、同時に送出するID=3のデータモジュール(C1
005)をキャッシュするメッセージを埋め込んだ後、
当該C1004のコンテンツデータからID=0のデー
タモジュールを作成する。
【0035】また、データモジュール作成部104は、
S1003のコントロールコンテンツデータに対応する
ID=0のデータモジュールを作成する。すなわち、デ
ータモジュール作成部104は、S1003のコンテン
ツデータ中に、同時に送出されるID=3のデータモジ
ュール(C1005)をキャッシュし、かつ再生させる
メッセージを埋め込んだ後、当該S1003のコンテン
ツデータからID=0のデータモジュールを作成する。
【0036】データモジュール記憶部109は、データ
モジュール作成部104で作成されたデータモジュール
をコンテンツ管理コードと対応させて記憶する。図6
は、コンテンツ管理コードとデータモジュールとの対応
関係を示す。
【0037】イベントメッセージ送出スケジュール作成
部105は、コンテンツ送出スケジュール作成部103
で作成されたコンテンツ送出スケジュールを参照して、
イベントメッセージ送出スケジュールを作成する。イベ
ントメッセージには、指定したコンテンツデータの削除
指示と、再生指示と、キャッシュ指示の3種類がある。
受信装置では、コンテンツデータの削除指示のイベント
メッセージを受信すると記録装置から当該コンテンツデ
ータを削除し、コンテンツデータの再生指示のイベント
メッセージを受信すると記録装置から当該コンテンツデ
ータを読み出して再生する。コンテンツデータの記録指
示を受信するとそれが記録されていなければ、受信した
コンテンツデータを記録装置に書き込む。
【0038】イベントメッセージ送出スケジュール作成
部105は、コンテンツ送出スケジュールと番組情報を
参照して、以下の基準に基いて、受信装置に、記憶装置
からコンテンツデータを削除させるイベントメッセー
ジ、又は記憶装置内のコンテンツデータを再生させるイ
ベントメッセージを送出するスケジュールを作成する。 (基準B1) 番組の番組終了時刻に、当該番組のコン
テンツデータの削除指示のイベントメッセージを送出す
るようなスケジュールを作成する。ただし、当該コンテ
ンツデータに対応するデータモジュールのIDが0の場
合は除く。
【0039】ここで、データモジュールでIDが0の場
合を除く理由は、ID=0のデータモジュールは、必ず
受信装置に取り込まれ、上書きされるからである。 (基準B2) キャッシュ対象番組の番組開始時刻に、
当該番組のコンテンツデータの再生指示のイベントメッ
セージを送出するようなスケジュールを作成する。
【0040】図7は、イベントメッセージ送出スケジュ
ールの例を示す。同図に示すように、キャッシュ対象番
組CM1のコンテンツデータC1002については、当
該コンテンツデータの番組の開始時刻である8:14:
00に当該コンテンツデータの再生指示のイベントメッ
セージを送出するようなスケジュールを作成し(基準B
2)、当該コンテンツデータの番組の終了時刻である
8:15:00に当該コンテンツデータの削除指示のイ
ベントメッセージを送出するようなスケジュールを作成
する(基準B1)。
【0041】キャッシュ対象番組CM2のコンテンツデ
ータC1003については、当該コンテンツデータの番
組の開始時刻である8:15:00に当該コンテンツデ
ータの再生指示のイベントメッセージを送出するような
スケジュールを作成し(基準B2)、当該コンテンツデ
ータの番組の終了時刻である8:16:00に当該コン
テンツデータの削除指示のイベントメッセージを送出す
るようなスケジュールを作成する(基準B1)。
【0042】キャッシュ対象番組CM3のコンテンツデ
ータC1005については、当該コンテンツデータの番
組の開始時刻である8:34:00に当該コンテンツデ
ータの再生指示のイベントメッセージを送出するような
スケジュールを作成し(基準B2)、当該コンテンツデ
ータの番組の終了時刻である8:35:00に当該コン
テンツデータの削除指示のイベントメッセージを送出す
るようなスケジュールを作成する(基準B1)。
【0043】映像音声送出制御部106は、映像音声送
出スケジュール作成部102より送られた映像音声送出
スケジュールに従って、当該スケジュールの映像音声管
理コードに対応する映像音声データを映像音声記憶部1
07から読込んで、多重化部111へ出力する。
【0044】映像音声記憶部107には、映像音声管理
コードに対応している映像音声データが記憶されてい
る。
【0045】データモジュール送出制御部108は、コ
ンテンツ送出スケジュール作成部103から送られたコ
ンテンツ送出スケジュールに基いて、当該スケジュール
のコンテンツコードに対応するデータモジュールをデー
タモジュール記憶部109から繰り返し読込んで、多重
化部111へ出力する。
【0046】図8は、8:00:00から8:14:0
0までのデータモジュールの送出順序を示す。C100
1のID=0のデータモジュール、C1002のID=
1のデータモジュール、C1003のID=2のデータ
モジュール、C1005のID=3のデータモジュール
は、それぞれ30個、4個、5個、5個のブロックで構
成されているものとする。図中、1−3とは、ID=1
のデータモジュールを構成するブロック番号3のブロッ
クを送出することを示す。
【0047】同図に示すように、ID=0のデータモジ
ュール(C1001)が送出される。この送出帯域が
0.7Dなので、10回に7回の割合で送出される。I
D=1のデータモジュール(C1002)と、ID=2
のデータモジュール(C1003)と、ID=3のデー
タモジュール(C1005)がその送出帯域である0.
1Dにより、それぞれ10回に1回の割合で送出され
る。
【0048】図中のにおいて、CM1の第2先行送出
期間に達すると、ID=0のデータモジュール(C10
01)の送出帯域が0.25Dになるので、20回に5
回の割合で送出される。ID=1のデータモジュール
(C1002)の送出帯域は0.55Dとなるので、2
0回に11回の割合で送出される。ID=2のデータモ
ジュール(C1003)と、ID=3のデータモジュー
ル(C1005)がその送出帯域である0.1Dによ
り、それぞれ10回に1回の割合(20回に2回の割
合)で送出される。
【0049】イベントメッセージ送出制御部110は、
イベントメッセージ送出スケジュール作成部105から
送られたイベントメッセージ送出スケジュールに基い
て、当該イベントメッセージを多重化部111へ出力す
る。図5中に、図7のイベントメッセージ送出スケジュ
ールに基いて、送出されるイベントメッセージを示す。
【0050】図5に示すように、8:14:00には、
コンテンツデータC1002(ID=1のデータモジュ
ール)を再生するイベントメッセージが送出される。ま
た、8:15:00には、コンテンツデータC1002
(ID=1のデータモジュール)を削除するイベントメ
ッセージが送出され、次いでコンテンツデータC100
3(ID=2のデータモジュール)を再生するイベント
メッセージが送出される。8:16:00には、コンテ
ンツデータC1003(ID=2のデータモジュール)
を削除するイベントメッセージが送出される。8:3
4:00には、コンテンツデータC1005(ID=3
のデータモジュール)を再生するイベントメッセージが
送出される。8:35:00には、コンテンツデータS
1003(ID=0のデータモジュール)を削除するイ
ベントメッセージが送出され、次いでコンテンツデータ
C1005(ID=3のデータモジュール)を削除する
イベントメッセージが送出される。
【0051】多重化部111は、映像音声送出制御部1
06から送出された映像音声データと、イベントメッセ
ージ送出制御部110から送出されたイベントメッセー
ジとを時分割多重化して多重化ストリームを生成して送
信部112へ出力する。ここで、イベントメッセージは
即時送出するように多重化される。また、データモジュ
ールとイベントメッセージは、コンテンツデータ用に割
り当てられた一定の帯域を占有するように多重化され、
映像音声データは、映像音声用に割り当てられた一定の
帯域を占有するように多重化される。
【0052】送信部112は、多重化部111より送ら
れた多重化ストリームを放送波に変調して送信する。 (動作)次に、データモジュールとイベントメッセージ
が作成されて、多重化部111に送出されるまでの動作
について説明する。映像音声が送出される動作と、映像
音声とデータモジュールとイベントメッセージが多重化
される動作については、一般的な技術に属するので、こ
こでは説明は省略する。
【0053】図9は、データモジュールとイベントメッ
セージが作成、送出される動作手順を示すフローチャー
トである。
【0054】まず、コンテンツ送出スケジュール作成部
103が、番組情報記憶部101内の番組情報に基いて
コンテンツ送出スケジュールを作成する(ステップS1
1)。
【0055】次に、データモジュール作成部104が、
コンテンツ送出スケジュールに基いて、コンテンツ記憶
部113内のコンテンツデータからデータモジュールを
作成して、データモジュール記憶部109に出力する
(ステップS12)。
【0056】次に、イベントメッセージ送出スケジュー
ル作成部105が、コンテンツ送出スケジュールと番組
情報に基いて、イベントメッセージ送出スケジュールを
作成する(ステップS13)。
【0057】次に、データモジュール送出制御部108
が、コンテンツ送出スケジュールに基いて、データモジ
ュール記憶部109からデータモジュールを読み出し
て、多重化部111に送出し、イベントメッセージ送出
制御部110が、イベント送出スケジュールに基いて、
イベントメッセージを生成して多重化部111へ出力す
る(ステップS14)。 (放送受信装置)次に、放送装置から送信される上述の
データを受信する側の放送受信装置について説明する。
【0058】図10は、放送受信装置の構成を示すブロ
ック図である。放送受信装置200は、受信部201
と、チューナー202と、復調部203と、A/D変換
部204と、TSデコード部205と、映像音声デコー
ド部206と、イベントメッセージデコード部207
と、データモジュールデコード部208と、コンテンツ
書込み部209と、コンテンツデータ処理部210と、
コンテンツ格納部211と、再生部212とから構成さ
れる。
【0059】受信部201は、放送波を受信するもので
パラボラアンテナ等で構成される。
【0060】チューナー202は、放送波をチューニン
グして受信し復調部203に送る。
【0061】復調部203は、受信された放送波を復調
して、A/D変換部204に送る。
【0062】A/D変換部204は、復調された放送波
をデジタル信号に変換しTSパケットを生成する。
【0063】TSデコード部205は、TSパケットを
デコードして、映像音声ストリームと、データストリー
ムとを生成する。
【0064】映像音声デコード部206は、映像音声ス
トリームをデコードして再生部212へ送る。
【0065】イベントメッセージデコード部207は、
データストリーム中のイベントメッセージをデコードし
てコンテンツデータ処理部210に送る。
【0066】データモジュールデコード部208は、デ
ータストリーム中のIDが0のデータモジュールをデコ
ードしてコンテンツデータを復元するとともに、コンテ
ンツデータ処理部210から指定されたIDのコンテン
ツデータをキャッシュすべき指示を受けたときには、そ
のIDのデータモジュールをデコードする。そして、デ
ータモジュールデコード部208は、復元したコンテン
ツデータ内の命令をコンテンツデータ処理部210に送
り、コンテンツデータ内のグラフィックス画像や実行ス
クリプトをIDと対応させてコンテンツ書込み部209
へ送る。
【0067】コンテンツ書込み部209は、データモジ
ュールデコード部208から送られるコンテンツデータ
をコンテンツ格納部211に記憶する。
【0068】コンテンツデータ処理部210は、イベン
トメッセージデコード部207からイベントメッセージ
を受取り、当該イベントメッセージが指定されたIDの
コンテンツデータを削除する指示のイベントメッセージ
であるのなら、コンテンツ格納部211内のコンテンツ
データを削除する。また、当該イベントメッセージが指
定されたIDのコンテンツデータをキャッシュさせる指
示のイベントメッセージであり、かつそのIDのコンテ
ンツデータがコンテンツ格納部211に格納されていな
いのなら、データモジュールデコード部208を指示し
て当該IDのコンテンツデータをデコードさせる。ま
た、当該イベントメッセージが再生させる指示のイベン
トメッセージ命令なら、コンテンツ格納部211から当
該コンテンツデータを読み出して、再生部212へ送
る。
【0069】コンテンツ格納部211は、コンテンツデ
ータをIDと対応させて記憶するバッファである。
【0070】再生部212は、映像音声とコンテンツデ
ータとを再生する。
【0071】図11は、再生画面の例を示す。同図
(a)に示すように、コンテンツデータとしてグラフィ
ックス1101が再生されている。また、別の例として
同図(b)に示すように、グラフィックス1102、1
103、1104が再生されている。 (まとめ)以上のように、本実施の形態に係る放送装置
は、キャッシュ対象番組の再生期間刻前から当該番組に
関連するコンテンツデータを送出するので、受信装置で
は当該コンテンツデータを番組の再生開始前に取得する
ことができ、当該コンテンツデータを再生開始当初から
再生させることができる。 (変形例)なお、本実施の形態において、以下の点を変
形したものも、本実施の形態と同一の目的を達成するこ
とができる。 (1)イベントメッセージについて 本実施の形態では、番組の再生時刻よりも前もって送る
コンテンツデータを受信装置にキャッシュさせる命令
を、ID=0のデータモジュールに埋め込むものとした
が、これに限定するものではなく、イベントメッセージ
として送出するものとしてもよい。
【0072】例えば、C1001(ID=0)のデータ
モジュール中に、C1002、C1003、C1005
をキャッシュさせる命令を埋め込む代わりに、当該命令
をイベントメッセージとして送出するものとしてもよ
い。また、コントロールコンテンツデータS1001に
ついては、放送中の番組のコンテンツデータC1002
をキャッシュし、再生する命令のみを埋め込み、他のコ
ンテンツデータをキャッシュする命令をイベントメッセ
ージとして送出するものとしてもよい。
【0073】また、イベントメッセージを送出する時間
間隔を、当該コンテンツデータの送出周期よりも短い時
間にすることにより、送出したコンテンツデータを迅速
にキャッシュするものとすることができる。例えば、C
1002(ID=1)のコンテンツデータの送出周期
(これは、コンテンツデータのデータ量とコンテンツ送
出スケジュールに示される当該コンテンツデータの送出
帯域より算出することが可能である。)をT1とする
と、イベントメッセージを0.1T1の間隔で送出する
ものとすることができる。
【0074】図12は、イベントメッセージ送出スケジ
ュールの例を示す。同図に示すように、キャッシュ対象
番組のコンテンツデータC1002(ID=1)、C1
003(ID=2)、C1005(ID=3)に対して
キャッシュさせるイベントメッセージが送出されてい
る。また、ID=1に対してキャッシュするイベントメ
ッセージは、T1が10秒の場合には、1秒間間隔で送
出される。
【0075】さらに、放送中の番組のコンテンツデータ
のキャッシュ、再生の命令もコントロールコンテンツデ
ータに埋め込むのではなく、イベントメッセージとして
送出するものとすることもできる。
【0076】また、特定のコンテンツデータ中に、例え
ば、イベントID=1のイベントメッセージを受信した
ら指示されるモジュールIDのデータモジュールをキャ
ッシュし、イベントID=2のイベントメッセージを受
信したら指示されるモジュールIDのデータモジュール
を削除し、イベントID=3のイベントメッセージを受
信したら指示されるモジュールIDのデータモジュール
を再生する命令を記述しておき、当該コンテンツデータ
を予め送出しておき、イベントIDとモジュールIDと
からなるイベントメッセージを送信することにより、受
信装置で、これらの命令を実行させるものとしてもよ
い。なお、これらのイベントメッセージの送出タイミン
グは、例えば、第1の実施形態で説明したように、再生
に関しては番組の開始時、削除に関しては番組の終了
時、キャッシュに関しては番組の第1先行送出期間にす
ることができる。
【0077】あるいは、特定のコンテンツデータ中に、
例えば、モジュールID=10のデータモジュールを受
信又は当該データモジュールのバージョンアップを検出
したらID=1のデータモジュールをキャッシュし、モ
ジュールID=11のデータモジュールを受信又は当該
データモジュールのバージョンアップを検出したらID
=0のデータモジュールを削除し、モジュールID=1
2のデータモジュールを受信又は当該データモジュール
のバージョンアップを検出したらID=2のデータモジ
ュールを再生する命令を記述しておき、当該コンテンツ
データを予め送出しておき、モジュールID=10、1
1又は12のデータモジュールを送信することにより、
受信装置で、これらの命令を実行させるものとしてもよ
い。なお、これらのデータモジュールの送出タイミング
は、例えば、第1の実施形態で説明したもののように、
再生に関しては番組の開始時、削除に関しては番組の終
了時、キャッシュに関しては番組の第1先行送出期間及
び第2先行送出期間にすることができる。また、ここ
で、データモジュールのバージョンアップの検出は、受
信したデータモジュール中に記述されているそのモジュ
ールのバージョン番号を照合することとしてもよく、ま
た、別途送信しているモジュール中に、同時に送信され
ているモジュールのバージョン番号を記述するものと
し、それを照合することによってとしてもよい。
【0078】また、イベントメッセージを受信装置が受
信したら、その命令を即時に実行させる即時実行型のイ
ベントメッセージを送出する以外に、受信したイベント
メッセージに示される指定時間になったら命令を実行す
るような時間指定型のイベントメッセージを送出するも
のとしてもよい。 (2)コントロールコンテンツデータについて 本実施の形態では、コントロールコンテンツデータに再
生期間のキャッシュ対象番組のコンテンツデータをキャ
ッシュし、再生させる命令を埋め込むものとしたため、
当該コントロールコンテンツデータが必要になったが、
これがなくても本発明は実施することができる。例え
ば、CM1のコンテンツデータを再生期間前に送出する
コンテンツデータと、再生期間用に送出するコンテンツ
データの2種類用意し、再生期間前のコンテンツデータ
には実施の形態と同様にID=1とし、再生期間用のコ
ンテンツデータにはID=0とすれば、再生期間には受
信装置に当該ID=0のコンテンツデータを取得させる
ことができる。あるいは、IDを変えることなくID=
1のコンテンツデータを取込む指示をイベントメッセー
ジとして送出するものとしてもよい。次に説明する第2
〜第7の実施形態についても、同様である。 (3)コンテンツデータへの命令の埋め込みについて 本実施の形態では、データモジュール作成部104が、
コンテンツデータ中に、キャッシュ命令や再生命令を埋
め込んだ後、そのコンテンツデータからID=0のデー
タモジュールを作成するものとしたが、これに限定する
ものではなく、予めそのような命令が埋め込まれたコン
テンツデータが作成され、コンテンツ記憶部113に格
納されているものとしてもよい。 (4)送出帯域について 本実施の形態で示した送出帯域の指定は一例であり、こ
れに限定するものではない。例えば、以下のようなもの
であってもよい。 (a)キャッシュ対象番組以外の番組の放送中(キャッ
シュ対象番組の第2先行送出期間を除く。)には、キャ
ッシュ対象番組のコンテンツデータ全てに対して一定の
送出帯域、例えば、0.3Dを割り当てる。
【0079】図13は、コンテンツ送出スケジュールの
例を示す。番組1の放送中(CM1の第2先行送出期間
を除く。)には、キャッシュ対象番組のコンテンツデー
タとして、C1002とC1003とC1005のコン
テンツデータを送出するので、各0.1Dの送出帯域を
割り当てる。また、番組2の放送中(CM3の第2先行
送出期間を除く。)には、キャッシュ対象番組のコンテ
ンツデータとして、C1005のコンテンツデータのみ
を送出するので、C1005の送出に対して0.3Dの
送出帯域を割り当てる。 (b)送出すべきキャッシュ対象番組のコンテンツデー
タ全部(第2先行送出期間又は再生期間のコンテンツデ
ータを除く。)に対して一定の送出帯域、例えば、0.
3Dを割り当てる。
【0080】図14は、コンテンツ送出スケジュールの
例を示す。番組1の放送中のCM1の第2先行送出期間
までの期間には、再生期間又は第2先行送出期間のコン
テンツデータ以外の送出すべきキャッシュ対象番組のコ
ンテンツデータは、C1002とC1003とC100
5なので、それぞれ0.1Dの送出帯域を割り当てる。
【0081】また、CM1の第2先行送出期間及びCM
2の第2先行送出期間のはじまりまでは、再生期間又は
第2先行送出期間のコンテンツデータ以外の送出すべき
キャッシュ対象番組のコンテンツデータは、C1003
とC1005なので、それぞれ0.15Dの送出帯域を
割り当てる。
【0082】また、CM2の第2先行送出期間以降にお
いては、再生期間又は再生期間のコンテンツデータ以外
の送出すべきキャッシュ対象番組のコンテンツデータ
は、C1005のみなので、C1005の送出に対して
0.3Dの送出帯域を割り当てる。 (5)再生指示メッセージについて 本実施の形態では、番組の再生開始時刻に、必ず、その
番組のコンテンツデータの再生指示メッセージを送出す
るものとしたが、これに限定するものではない。番組の
再生終了時刻に、その番組のコンテンツのデータモジュ
ールIDと同一のデータモジュールIDのコンテンツを
キャッシュした場合に、キャッシュしたそのコンテンツ
を自動的に再生するような指示を、先行するコンテンツ
中に埋め込んでおくようにすれば、再生指示メッセージ
の送出を省略できる場合がある。 <第2の実施形態>本実施の形態も、第1の実施形態と
同様に、キャッシュ対象番組のコンテンツデータを第1
の時刻から再生終了時刻まで送出する点で共通するが、
第1の実施形態では、第2の時刻からコンテンツデータ
の送出帯域を広くしたのに対して、本実施の形態では、
再生開始時刻から送出帯域を広くするところで相違す
る。
【0083】コンテンツ送出スケジュール作成部103
は、以下の基準に従って、コンテンツデータの送出帯域
を決める。 (基準A1)先行送出期間におけるキャッシュ対象番組
のコンテンツデータの送出帯域は、0.1Dとする。 (基準A2)コントロール用のコンテンツデータの送出
帯域は、0.05Dとする。 (基準A3)再生期間に相当しているその番組のコンテ
ンツの送出帯域は、全コンテンツデータ用の送出帯域D
から、もしあればコントロールコンテンツデータの送出
帯域0.05Dと先行送出期間に相当している番組のコ
ンテンツデータの送出帯域とを差し引いたものとする。
【0084】図15及び図16は、コンテンツ送出スケ
ジュールの例を示す。これらの図に示すように、8:0
0:00〜8:14:00は、番組1の再生期間、CM
1とCM2とCM3の先行送出期間に相当し、番組1の
コンテンツデータであるC1001とともに、CM1、
CM2、CM3のコンテンツデータであるC1002、
C1003、C1005を送出するものとする。C10
02と、C1003と、C1005の送出帯域は、それ
ぞれ0.1Dとし(基準A1)、C1001の送出帯域
は0.7D(=D−0.1D×3)とする(基準A
3)。
【0085】8:14:00〜8:15:00は、CM
1の再生期間、CM2及びCM3の先行送出期間に相当
する。コントロールコンテンツデータS1001の送出
帯域を0.05Dとし(基準A2)、CM2のC100
3及びCM3のC1005の送出帯域はそれぞれ0.1
Dとする(基準A1)。CM1のC1002の送出帯域
は、0.75D(=D−0.05D−0.1D×2)と
する(基準A3)。
【0086】8:15:00〜8:16:00は、CM
2の再生期間及びCM3の先行送出期間に相当する。コ
ントロールコンテンツS1002の送出帯域を0.05
Dとし(基準A2)、CM3のC1005の送出帯域は
0.1Dとする(基準A1)。CM2のC1003の送
出帯域は、0.85D(=D−0.05D−0.1D)
とする(基準A3)。
【0087】次に、8:16:00〜8:34:00
は、番組2の再生期間及びCM3の先行送出期間に相当
する。CM3のC1005の送出帯域を0.1Dとし
(基準A1)、番組2のC1004の送出帯域は、0.
9D(=D−0.1D)とする(基準A3)。
【0088】8:34:00〜8:35:00は、CM
3の再生期間に相当する。コントロールコンテンツS1
003の送出帯域を0.05Dとし(基準A2)、CM
3のコンテンツデータC1005の送出帯域は、0.9
5D(=D−0.05D)とする(基準A3)。 <第3の実施形態>第1の実施形態では、キャッシュ対
象番組の再生終了時刻の後については、当該コンテンツ
データの送出を終了するものとしたが、本実施の形態で
は、複数個のキャッシュ対象番組でキャッシュ対象番組
セットを構成し、当該セットに際して与えられる共通の
開始時刻から共通の終了時刻まで、当該セットに含まれ
るコンテンツデータを送出し続ける。ここで、キャッシ
ュ対象番組セットとは、1つのデータ放送番組を提供し
ているコマーシャル群とし、共通開始時刻を、データ放
送番組の開始時刻、共通終了時刻をデータ放送番組の終
了時刻とする。
【0089】第3の実施形態に係る放送装置は、図1で
示した第1の実施形態の放送装置とほぼ同様の構成要素
を有するが、一部において異なる。以下、異なる部分に
ついて説明する。
【0090】コンテンツ送出スケジュール作成部103
は、コンテンツデータの送出帯域を決める。すなわち、
コンテンツ送出スケジュール作成部103は、キャッシ
ュ対象番組セットに含まれる番組のコンテンツデータを
共通開始時刻(以下、第1の時刻)から、それぞれのキ
ャッシュ番組ごとに定められた第2の時刻(再生開始直
前)までは、狭い帯域を用いて送出し、それぞれの番組
ごとの第2の時刻からそれぞれの番組の再生終了時刻ま
では広い帯域を用いて送出し、それぞれの番組の再生終
了時刻から共通終了時刻(以下、第3の時刻)までは狭
い帯域を用いて送出するようなスケジュールを作成す
る。
【0091】第1の時刻(セットに含まれる番組で共
通)から第2の時刻(番組固有)までを第1先行送出期
間、第2の時刻(番組固有)から再生開始時刻(番組固
有)までを第2先行送出期間、番組の再生開始時刻(番
組固有)から再生終了時刻(番組固有)までを再生期
間、再生終了時刻から第3の時刻(共通)を再生後期間
と呼ぶこととする。
【0092】本実施の形態では、具体的な一例として以
下の基準に従って、送出帯域を決めるものとする。ここ
で、コンテンツデータの送出用に割り当てられた帯域を
Dとする。 (基準A1)第1先行送出期間及び再生後期間における
キャッシュ対象番組のコンテンツデータの送出帯域は、
0.1Dとする。 (基準A2)コントロール用のコンテンツデータの送出
帯域は、0.05Dとする。 (基準A3)再生期間に相当しているその番組のコンテ
ンツの送出帯域は、全コンテンツデータ用の送出帯域D
から、もしあればコントロールコンテンツの送出帯域
0.05Dと第1先行送出期間に相当している番組のコ
ンテンツの送出帯域と第2先行送出期間に相当している
番組のコンテンツの送出帯域とを差し引いたものとす
る。 (基準A4)第2先行送出期間におけるキャッシュ対象
番組のコンテンツデータの送出帯域は、当該番組の再生
期間における送出帯域よりも0.2Dだけ狭くする。
【0093】図17は、コンテンツ送出スケジュールの
例を示す。同図に示すように、8:00:00〜8:1
3:50は、CM1とCM2とCM3の第1先行送出期
間に相当し、放送中の番組1のコンテンツデータである
C1001とともに、CM1、CM2、CM3のコンテ
ンツデータであるC1002、C1003、C1005
を送出するものとする。C1002と、C1003と、
C1005の送出帯域は、それぞれ0.1Dとし(基準
A1)、C1001の送出帯域は0.7D(=D−0.
1D×3)とする(基準A3)。
【0094】8:13:50〜8:14:00は、CM
1の第2先行送出期間、CM2の第1先行送出期間及び
CM3の第1先行送出期間に相当する。CM1のC10
02の送出帯域は、CM1の再生期間より0.2Dだけ
狭いので(基準A4)ので、CM1の再生期間の送出帯
域を決定した後に決める。CM2のC1003とCM3
のC1005の送出帯域は0.1Dのまま変らず(基準
A1)、番組1のC1001の送出帯域は、上記C10
02の送出帯域を決定した後に決める。
【0095】8:14:00〜8:14:50は、CM
1の再生期間、CM2の第1先行送出期間及びCM3の
第1先行送出期間に相当する。コントロールコンテンツ
データS1001の送出帯域を0.05Dとし(基準A
2)、CM2のC1003及びCM3のC1005の送
出帯域はそれぞれ0.1Dとする(基準A1)。CM1
のC1002の送出帯域は、0.75D(=D−0.0
5D−0.1D×2)とする(基準A3)。これによ
り、CM1の第2先行送出期間(8:13:50〜8:
14:00)のC1002の送出帯域は、CM1の再生
期間より0.2だけ狭い0.55Dとなり(基準A
4)、番組1のC1001の送出帯域は、0.25D
(=D−0.55D−0.1D×2)となる(基準A
3)。
【0096】8:14:50〜8:15:00までは、
CM1の再生期間、CM2の第2先行送出期間及びCM
3の第1先行送出期間に相当する。コントロールコンテ
ンツS1001の送出帯域は、0.05Dとし(基準A
2)、CM3のC1005の送出帯域は、0.1Dとし
(基準A1)、CM1のC1002とCM2のC100
3の送出帯域は次の時間帯での送出帯域を決定した後に
決める。
【0097】8:15:00〜8:16:00は、CM
1の再生後期間、CM2の再生期間及びCM3の第1先
行送出期間に相当する。コントロールコンテンツデータ
S1002の送出帯域を0.05Dとし(基準A2)、
CM1のC1002の送出帯域を0.1Dとし(基準A
1)、CM3のC1005の送出帯域は0.1Dとする
(基準A1)。CM2のC1003の送出帯域は、0.
75D(=D−0.05D−0.1D−0.1D)とす
る(基準A3)。これにより、CM2の第2先行送出期
間(8:14:50〜8:15:00)のC1003の
送出帯域は、CM2の再生期間より0.2Dだけ狭い
0.55Dとなり(基準A4)、CM1のC1002の
送出帯域は、0.1D(=D−0.05D−0.75D
−0.1D)となる(基準A3)。
【0098】次に、8:16:00〜8:33:50
は、CM1の再生後期間、CM2の再生後期間及びCM
3の第1先行送出期間に相当する。CM1のC1002
の送出帯域を0.1Dとし(基準A1)、CM2のC1
003の送出帯域を0.1Dとし(基準A1)、CM3
のC1005の送出帯域を0.1Dとする(基準A
1)。番組2のC1004の送出帯域は、0.7D(=
D−0.1D−0.1D−0.1D)とする(基準A
3)。
【0099】8:33:50〜8:34:00は、CM
1の再生後期間、CM2の再生後期間及びCM3の第2
先行送出期間に相当する。CM1のC1002の送出帯
域を0.1Dとし(基準A1)、CM2のC1003の
送出帯域を0.1Dとし(基準A1)とする。CM3の
C1005の送出帯域及び番組2のC1004の送出帯
域は次の時間帯における送出帯域の決定後に決める。
【0100】8:34:00〜8:35:00は、CM
1の再生後期間、CM2の再生後期間及びCM3の再生
期間に相当する。コントロールコンテンツデータS10
03の送出帯域を0.05Dとし(基準A2)、CM1
のC1002の送出帯域を0.1Dとし(基準A1)、
CM2のC1003の送出帯域を0.1Dとし(基準A
1)とする。CM3のC1005の送出帯域は、0.7
5D(=D−0.05D―0.1D−0.1D)とする
(基準A3)。これにより、CM3の第2先行送出期間
(8:33:50〜8:34:00)のC1005の送
出帯域は、CM3の再生期間よりも0.2Dだけ狭い
0.55Dとなり(基準A4)、番組2のC1004の
送出帯域は、0.25D(=D−0.1D−0.1D−
0.55D)となる(基準A3)。
【0101】データモジュール作成部104は、第1の
実施形態と同様にしてデータモジュールを作成するが、
本実施の形態では、キャッシュ対象番組の再生終了時刻
後にも将来の利用に備えてそのコンテンツデータを送出
するので、送出されたコンテンツデータを受信装置で取
込ませるために、そのコンテンツデータをキャッシュす
る命令をID=0のコンテンツデータに埋め込む。
【0102】イベントメッセージ送出スケジュール作成
部105は、第1の実施形態と同様にしてイベントメッ
セージの送出スケジュールを作成するが、本実施の形態
では、キャッシュ対象番組の再生終了時刻後も将来の利
用に備えるため削除するイベントメッセージを送出しな
いようにスケジュールを作成する。
【0103】図18は、データモジュール及びイベント
メッセージの例を示す。同図に示すように、本実施の形
態では、図5に示す第1の実施形態と異なり、S100
2には、ID=1をキャッシュする命令が埋め込まれ
(図18のに示す。)、C1004には、ID=1及
びID=2をキャッシュする命令が埋め込まれ(図18
の、に示す)、S1003には、ID=1及びID
=2をキャッシュする命令が埋め込まれる(図18の
、に示す。)。
【0104】また、図5と異なり、CM1、CM2、C
M3の再生終了時刻(8:15:00、8:16:0
0、8:35:00)において、そのCMのコンテンツ
データを削除するイベントメッセージを送出しないよう
なスケジュールが作成される。 (まとめ)以上のように、本実施の形態に係る放送装置
は、キャッシュ対象番組の再生開始前から当該番組に関
連するコンテンツデータを送出するので、受信装置では
当該コンテンツデータを番組の再生開始前に取得するこ
とができ、当該コンテンツデータを再生開始当初から再
生させることができる。さらに、キャッシュ対象番組の
再生終了時刻の後においても、当該番組に関連するコン
テンツデータを狭い帯域を用いて送出し続けるので、キ
ャッシュ対象番組がCMのように短時間に繰り返し放送
されるような場合や、CMの順番が決っていない場合に
特に有効である。 <第4の実施形態>本実施の形態は、キャッシュ対象番
組のコンテンツデータを第1の時刻からキャッシュ対象
番組セットの再生終了時刻まで送出する点で共通する
が、第3の実施形態では、第2の時刻からコンテンツデ
ータの送出帯域を広くしたのに対して、本実施の形態で
は、再生開始時刻から送出帯域を広くするところで相違
する。
【0105】コンテンツ送出スケジュール作成部103
は、以下の基準に従って、コンテンツデータの送出帯域
を決める。
【0106】本実施の形態では、具体的な一例として以
下の基準に従って、送出帯域を決めるものとする。ここ
で、全コンテンツデータの送出用に割り当てられた帯域
をDとする。 (基準A1)先行送出期間及び再生後期間におけるキャ
ッシュ対象番組のコンテンツデータの送出帯域は、0.
1Dとする。 (基準A2)コントロール用のコンテンツデータの送出
帯域は、0.05Dとする。 (基準A3)再生期間に相当しているその番組のコンテ
ンツの送出帯域は、全コンテンツデータ用の送出帯域D
から、もしあればコントロールコンテンツの送出帯域
0.05Dと先行送出期間に相当している番組のコンテ
ンツの送出帯域とを差し引いたものとする。
【0107】図19及び図20は、コンテンツ送出スケ
ジュールの例を示す。これらの図に示すように、8:0
0:00〜8:14:00は、CM1とCM2とCM3
の先行送出期間に相当し、放送中の番組1のコンテンツ
データであるC1001とともに、CM1、CM2、C
M3のコンテンツデータであるC1002、C100
3、C1005を送出するものとする。C1002と、
C1003と、C1005の送出帯域は、それぞれ0.
1Dとし(基準A1)、C1001の送出帯域は0.7
D(=D−0.1D×3)とする(基準A3)。
【0108】8:14:00〜8:15:00は、CM
1の再生期間、CM2の先行送出期間及びCM3の先行
送出期間に相当する。コントロールコンテンツデータS
1001の送出帯域を0.05Dとし(基準A2)、C
M2のC1003及びCM3のC1005の送出帯域は
それぞれ0.1Dとする(基準A1)。CM1のC10
02の送出帯域は、0.75D(=D−0.05D−
0.1D×2)とする(基準A3)。
【0109】8:15:00〜8:16:00は、CM
1の再生後期間、CM2の再生期間及びCM3の先行送
出期間に相当する。コントロールコンテンツデータS1
002の送出帯域を0.05Dとし(基準A2)、CM
1のC1002の送出帯域を0.1Dとし(基準A
1)、CM3のC1005の送出帯域は0.1Dとする
(基準A1)。CM2のC1003の送出帯域は、0.
75D(=D−0.05D−0.1D−0.1D)とす
る(基準A3)。
【0110】次に、8:16:00〜8:34:00
は、CM1の再生後期間、CM2の再生後期間及びCM
3の先行送出期間に相当する。CM1のC1002の送
出帯域を0.1Dとし(基準A1)、CM2のC100
3の送出帯域を0.1Dとし(基準A1)、CM3のC
1005の送出帯域を0.1Dとする(基準A1)。番
組2のC1004の送出帯域は、0.7D(=D−0.
1D−0.1D−0.1D)とする(基準A3)。
【0111】8:34:00〜8:35:00は、CM
1の再生後期間、CM2の再生後期間及びCM3の再生
期間に相当する。コントロールコンテンツデータS10
03の送出帯域を0.05Dとし(基準A2)、CM1
のC1002の送出帯域を0.1Dとし(基準A1)、
CM2のC1003の送出帯域を0.1Dとし(基準A
1)とする。CM3のC1005の送出帯域は、0.7
5D(=D−0.05D―0.1D−0.1D)とする
(基準A3)。 <第5の実施形態>本実施の形態は、キャッシュ対象番
組の先行送出期間には、当該番組に関する第1種類のコ
ンテンツデータ(高等バージョン、Rと略記する。)を
送り、第2先行送出期間からは第2種類のコンテンツデ
ータ(簡易バージョン、Nと略記する。)を送る放送装
置に関する。
【0112】第5の実施形態に係る放送装置は、図1で
示した第1の実施形態の放送装置とほぼ同様の構成要素
を有するが、一部において異なる。以下異なる部分につ
いて説明する。
【0113】番組情報記憶部101は、キャッシュ対象
番組に対応する2種類のコンテンツ管理コードを記憶し
ている。具体的な一例として、CM1に対してNC10
02(簡易バージョン)とRC1002(高等バージョ
ン)、CM2に対してNC1003(簡易バージョン)
とRC1003(高等バージョン)、CM3に対してN
C1005(簡易バージョン)とRC1005(高等バ
ージョン)のコンテンツ管理コードを対応させて記憶し
ている。
【0114】コンテンツ記憶部113は、キャッシュ対
象番組に対して上記2種類のコンテンツ管理コードのコ
ンテンツデータを記憶する。ここで、簡易バージョンで
あるNC1002、NC1003、NC1005は、デ
ータ量の少ない通常のグラフィックス画像とし、高等バ
ージョンであるRC1002、RC1003、RC10
05は、前記コンテンツデータと同一内容のデータ量の
多い高度にCG処理された見栄えのよいグラフィックス
画像とする。
【0115】コンテンツ送出スケジュール作成部103
は、キャッシュ対象番組の第1先行送出期間、第2先行
送出期間及び再生期間とで、当該番組用の異なる種類の
コンテンツデータを送出するようなスケジュールを作成
する。図21は、コンテンツ送出スケジュールの例を示
す。 (基準A1)第1先行送出期間におけるキャッシュ対象
番組のコンテンツデータの送出帯域は、0.1Dとす
る。第1先行送出期間には、Rのみを送出するものとす
る。 (基準A2)コントロール用のコンテンツデータの送出
帯域は、0.05Dとする。 (基準A3)再生期間に相当しているその番組のコンテ
ンツの送出帯域は、コンテンツデータ用の送出帯域Dか
ら、もしあればコントロールコンテンツデータの送出帯
域0.05Dと第1先行送出期間に相当している番組の
コンテンツの送出帯域と第2先行送出期間に相当してい
る番組のコンテンツデータの送出帯域とを差し引いたも
のとする。再生期間には、Nのみを送出するものとす
る。 (基準A4)第2先行送出期間におけるキャッシュ対象
番組のコンテンツデータの送出帯域は、当該番組の再生
期間における送出帯域よりも0.2Dだけ狭くする。そ
して、第2先行送出期間には、RとNを送出するが、R
の送出帯域は、第1先行送出期間における送出帯域と同
一とし、残りの送出帯域をNに割り当てるものとする。
【0116】図21は、コンテンツ送出スケジュールの
例を示す。同図に示すように、8:00:00〜8:1
3:50は、番組1の再生期間、CM1とCM2とCM
3の第1先行送出期間に相当し、番組1のコンテンツデ
ータであるC1001とともに、CM1、CM2、CM
3のコンテンツデータであるRC1002、RC100
3、RC1005を送出するものとする。RC1002
と、RC1003と、RC1005の送出帯域は、それ
ぞれ0.1Dとし(基準A1)、C1001の送出帯域
は0.7D(=D−0.1D×3)とする(基準A
3)。
【0117】8:13:50〜8:14:00は、番組
1の再生期間、CM1の第2先行送出期間、CM2の第
1先行送出期間及びCM3の第1先行送出期間に相当す
る。CM1については、NC1002とRC1002を
送出するものとするが、RC1002の送出帯域は0.
1Dであり、NC1002とRC1002の合計値がC
M1の再生期間のNC1002の送出帯域より0.2D
だけ狭い(基準A4)ので、NC1002の送出帯域
は、CM1の再生期間の送出帯域を決定した後に決め
る。CM2のRC1003とCM3のRC1005の送
出帯域は0.1Dのまま変らず(基準A1)、番組1の
C1001の送出帯域は、上記C1002の送出帯域決
定後に決める。
【0118】8:14:00〜8:14:50は、CM
1の再生期間、CM2の第1先行送出期間及びCM3の
第1先行送出期間に相当する。コントロールコンテンツ
データS1001の送出帯域を0.05Dとし(基準A
2)、CM2のRC1003及びCM3のRC1005
の送出帯域はそれぞれ0.1Dとする(基準A1)。C
M1のNC1002の送出帯域は、0.75D(=D−
0.05D−0.1D×2)とする(基準A3)。これ
により、CM1の第2先行送出期間(8:13:50〜
8:14:00)のNC1002の送出帯域は、CM1
の再生期間の送出帯域より0.2Dだけ狭い0.55D
よりRC1002の0.1Dを差し引いた0.45Dと
なり(基準A4)、C1001の送出帯域は、0.25
D(=D−0.45D−0.1D×3)となる(基準A
3)。
【0119】8:14:50〜8:15:00までは、
CM1の再生期間、CM2の第2先行送出期間及びCM
3の第1先行送出期間に相当する。コントロールコンテ
ンツS1001の送出帯域は、0.05Dとし(基準A
2)、CM3のRC1005の送出帯域は、0.1Dと
し(基準A1)、CM2のRC1003の送出帯域は
0.1Dとし(基準A1)。CM1のNC1002とC
M2のNC1003の送出帯域は次の時間帯での送出帯
域を決定した後に決める。
【0120】8:15:00〜8:16:00は、CM
2の再生期間及びCM3の第1先行送出期間に相当す
る。コントロールコンテンツS1002の送出帯域を
0.05Dとし(基準A2)、CM3のRC1005の
送出帯域は0.1Dとする(基準A1)。CM2のC1
003の送出帯域は、0.85D(=D−0.05D−
0.1D)とする(基準A3)。これにより、CM2の
第2先行送出期間(8:14:50〜8:15:00)
のNC1003の送出帯域は、CM2の再生期間より
0.2Dだけ狭い0.65DよりRC1003の0.1
Dを差し引いた0.55Dとなり(基準A4)、CM1
のNC1002の送出帯域は、0.2D(=D−0.0
5D−0.55D−0.1D―0.1D)となる(基準
A3)。
【0121】次に、8:16:00〜8:33:50
は、番組2の再生期間及びCM3の第1先行送出期間に
相当する。CM3のRC1005の送出帯域を0.1D
とし(基準A1)、番組2のC1004の送出帯域は、
0.9D(=D−0.1D)とする(基準A3)。
【0122】8:33:50〜8:34:00は、番組
2の再生期間及びCM3の第2先行送出期間に相当す
る。CM3のNC1005+RC1005の送出帯域及
び番組2のC1004の送出帯域は次の時間帯における
送出帯域の決定後に決める。
【0123】8:34:00〜8:35:00は、CM
3の再生期間に相当する。コントロールコンテンツS1
003の送出帯域を0.05Dとし(基準A2)、CM
3のコンテンツデータNC1005の送出帯域は、0.
95D(=D−0.05D)とする(基準A3)。これ
により、CM3の第2先行送出期間(8:33:50〜
8:34:00)のNC1005+RC1005の送出
帯域は、CM3の再生期間よりも0.2Dだけ狭い0.
75Dとなり(基準A4)、番組2のC1004の送出
帯域は、0.25D(=D−0.75D)となり(基準
A3)。
【0124】データモジュール作成部104は、上記2
種類のコンテンツデータから別個のデータモジュールを
作成する。その際、同一のキャッシュ対象番組のコンテ
ンツデータについては、受信装置において上書きされな
いように、異なるIDとなるようなデータモジュールを
作成する。具体的な一例としては、図22に示すよう
に、データモジュール作成部104は、NC1002か
ら作成するデータモジュールのIDを4とし、RC10
02から作成するデータモジュールのIDを1ととす
る。同様に、データモジュール作成部104は、NC1
003から作成するデータモジュールのIDを5とし、
RC1003から作成するデータモジュールのIDを2
とし、NC1005から作成するデータモジュールのI
Dを6とし、RC1005から作成するデータモジュー
ルのIDを3とする。
【0125】また、データモジュール作成部104は、
第1の実施形態と同様にしてコンテンツデータをキャッ
シュする命令をID=0のデータモジュールに埋め込
む。本実施の形態では、キャッシュ対象番組に関して2
種類のコンテンツデータを送出するが、そのうちのRの
方がNよりも高等なので、受信装置ではRを優先して再
生する。それゆえ、受信装置ではRをキャッシュしてい
るときには、重ねてNをキャッシュする必要がないこと
になる。従って、データモジュール作成部104は、R
をキャッシュする命令と、同一の番組用のRがキャッシ
ュされていないときにNをキャッシュする命令とをID
=0のデータモジュールに埋め込む。
【0126】イベントメッセージ送出スケジュール作成
部105は、第1の実施形態と同様にしてスケジュール
を作成するが、本実施の形態では、キャッシュ対象番組
の再生開始時刻には、R又はNを再生するメッセージを
送出し(受信装置では、キャッシュされている方が再生
される。)、キャッシュ対象番組の再生終了時刻には、
R又はNを削除するメッセージを送出する(受信装置で
は、キャッシュされている方が削除される)ような送出
スケジュールを作成する。
【0127】図22は、データモジュール及びイベント
メッセージの例を示す。同図に示すように、本実施の形
態では、図5に示す第1の実施形態と異なり、C100
1には、ID=1(RC1002)がなければID=4
(NC1002)をキャッシュする命令が埋め込まれ
(図22のに示す。)、S1001には、ID=1
(RC1002)がなければID=4(NC1002)
をキャッシュし、かつ再生する命令が埋め込まれ(図2
2のに示す。)、S1002には、ID=2(RC1
003)がなければID=5(NC1003)をキャッ
シュし、かつ再生する命令が埋め込まれ(図22のに
示す。)、C1004には、ID=3(RC1005)
がなければID=6(NC1006)をキャッシュする
命令が埋め込まれ(図22のに示す。)、S1003
には、ID=3(RC1005)がなければID=6
(NC1006)をキャッシュし、かつ再生する命令が
埋め込まれる(図22のに示す。)。
【0128】また、図5と異なり、CM1の再生開始時
刻(8:14:00)に、ID=1(RC1002)又
はID=1がなければID=4(NC1002)を再生
するイベントメッセージ(図22のに示す。)を送出
するようにスケジュールが作成される。
【0129】CM1の再生終了時刻及びCM2の再生開
始時刻(8:15:00)には、ID=1(RC100
2)又はID=1がなければID=4(NC1002)
を削除するイベントメッセージ(図22のに示す。)
を送出し、ID=2(RC1003)又はID=2がな
ければID=5(NC1003)を再生するイベントメ
ッセージ(図22のに示す。)を送出するようなスケ
ジュールが作成される。CM2の再生終了時刻(8:1
6:00)に、ID=2(RC1003)又はID=2
がなければID=5(NC1003)を削除するイベン
トメッセージ(図22のに示す。)を送出するように
スケジュールが作成される。CM3の再生開始時刻
(8:34:00)に、ID=3(RC1005)又は
ID=3がなければID=6(NC1005)を再生す
るイベントメッセージ(図22の(10)に示す。)を送出
するようにスケジュールが作成される。CM3の再生終
了時刻(8:35:00)に、ID=3(RC100
5)又はID=3がなければID=6(NC1005)
を削除するイベントメッセージ(図22の(11)に示
す。)を送出するようにスケジュールが作成される。 (まとめ)以上のように、本実施の形態に係る放送装置
では、第1先行送出期間から長時間かけてデータ量の多
いコンテンツデータを送出し、第2先行送出期間の短時
間において、必要最低限のデータ量の少ないコンテンツ
データを送出するので、第1先行送出期間から視聴して
いる視聴者にはより高価値の情報を提供し、第2先行送
出期間(再生開始の直前)から視聴した視聴者には、最
低限の情報をもれのない形で提供することができる。
【0130】なお、本実施の形態では、第1先行送出期
間に送出する第1種類のコンテンツデータ(高等バージ
ョン)としてカラーグラフィックス、第2種類のコンテ
ンツデータ(簡易バージョン)として白黒グラフィック
スとしてもよいし、その他のものであってもよい。例え
ば、第1種類のコンテンツデータとして詳細な情報を表
わすのとして、第2種類のコンテンツデータとして簡易
な情報を表わすものとすることもできる。 <第6の実施形態>本実施の形態に係る放送装置は、1
又は2以上の連続したキャッシュ対象番組から番組ブロ
ックが構成される場合の送出帯域の調整方法に関する。
【0131】第6の実施形態に係る放送装置は、図1で
示した第1の実施形態の放送装置とほぼ同様の構成要素
を有するが、一部において異なる。以下、異なる部分に
ついて説明する。
【0132】コンテンツ送出スケジュール作成部103
は、本実施の形態の最も特徴的な構成要素であり、キャ
ッシュ対象番組が続いている場合において、当該番組用
のコンテンツデータを送出するようにスケジュールを作
成する。本実施の形態では、キャッシュ対象番組として
CM1と、CM2と、CM3のコマーシャル番組とし、
CM1とCM2の再生時間が連続するものとする。
【0133】コンテンツ送出スケジュール作成部103
は、キャッシュ対象番組であるCM1、CM2、CM3
のコンテンツデータをそれぞれの再生開始時刻よりも前
もって送出するような送出スケジュールを作成する。本
実施の形態では、具体的な一例として、CM1及びCM
2のコンテンツデータについては、CM1及びCM2の
直前の番組である番組1の再生開始時刻から送出し、C
M3のコンテンツデータについては、CM3の再生開始
時刻から送出するものとする。
【0134】また、コンテンツ送出スケジュール作成部
103は、コンテンツデータの送出帯域を決める。すな
わち、コンテンツ送出スケジュール作成部103は、キ
ャッシュ対象番組の再生開始時刻に先行する第1の時刻
から第2の時刻(第1先行送出期間)までは狭い帯域を
利用してキャッシュ対象番組のコンテンツデータを送出
するものとし、第2の時刻から再生終了時刻まで(第2
先行送出期間と再生期間)は当該コンテンツデータの送
出帯域を広くするところは第1の実施形態と同一であ
る。本実施の形態では、番組ブロック内の先頭の番組の
第2の時刻は、キャッシュ対象番組以外の番組の再生時
間帯内の時刻とし、番組ブロック内の先頭以外の番組の
第2の時刻では、同一の番組ブロック内の直前の番組の
再生時間帯内の時刻とする。
【0135】本実施の形態では、具体的な一例として以
下の基準に従って、送出帯域を決めるものとする。ここ
で、コンテンツデータの送出用に割り当てられた帯域を
Dとする。 (基準A1)その期間が、あるキャッシュ対象番組の第
1先行送出期間に相当している場合には、そのキャッシ
ュ対象番組のコンテンツデータの送出帯域は、0.1D
とする。 (基準A2)その期間が、ある番組ブロックの先頭の番
組の第2先行送出期間に相当する場合は、再生期間に相
当している番組のコンテンツの送出帯域は0.2Dと
し、第2先行送出期間に相当している番組のコンテンツ
の送出帯域は、コンテンツデータ用の送出帯域Dから前
記再生期間に相当している番組のコンテンツの送出帯域
と、もしあれば第1先行送出期間に相当している番組の
コンテンツデータの送出帯域とを差し引いたものとす
る。 (基準A3)その期間が、ある番組ブロックの先頭以外
の番組の第2先行送出期間に相当する場合には、再生期
間に相当している番組のコンテンツの送出帯域は0.5
Dとし、第2先行送出期間に相当している番組のコンテ
ンツの送出帯域は、コンテンツデータ用の送出帯域Dか
ら前記再生期間に相当している番組のコンテンツの送出
帯域と、もしあれば第1先行送出期間に相当している番
組のコンテンツデータの送出帯域とを差し引いたものと
する。 (基準A4)その期間が、ある番組(キャッシュ対象の
いかんにかかわらない。)の再生期間に相当し、かつ
(A2)及び(A3)以外の場合には、再生期間に相当
している番組のコンテンツの送出帯域は、コンテンツデ
ータ用の送出帯域Dから、もしあれば第1先行送出期間
に相当している番組のコンテンツデータの送出帯域を差
し引いたものとする。
【0136】図23は、コンテンツ送出スケジュールの
例を示す。同図に示すように、8:00:00〜8:1
3:50は、番組1の再生期間、CM1とCM2の第1
先行送出期間に相当し、放送中の番組1のコンテンツデ
ータであるC1001とともに、CM1、CM2のコン
テンツデータであるC1002、C1003を送出する
ものとする。C1002と、C1003の送出帯域は、
それぞれ0.1Dとし(基準A1)、C1001の送出
帯域は0.8D(=D−0.1D×2)とする(基準A
4)。
【0137】8:13:50〜8:14:00は、番組
1の再生期間、CM1の第2先行送出期間、及びCM2
の第1先行送出期間に相当する。番組1のC1001の
送出帯域は、0.2Dとなり(基準A2)、CM2のC
1003の送出帯域は、0.1Dのまま変らず(基準A
1)、CM1のC1002の送出帯域は、0.7D(=
D−0.2D−0.1D)となる(基準A2)。
【0138】8:14:00〜8:14:50は、CM
1の再生期間、CM2の第1先行送出期間に相当する。
CM2のC1003の送出帯域は、0.1Dである(基
準A1)。CM1のC1002の送出帯域は、0.9D
(=D−0.1D)とする(基準A4)。
【0139】8:14:50〜8:15:00までは、
CM1の再生期間、CM2の第2先行送出期間に相当す
る。CM1のC1002の送出帯域は、0.5Dとなり
(基準A3)、CM2のC1003の送出帯域は、0.
5Dとなる(基準A3)。
【0140】8:15:00〜8:16:00は、CM
2の再生期間に相当する。CM2のC1003の送出帯
域は、1Dとなる(基準A4)。
【0141】次に、8:16:00〜8:33:50
は、番組2の再生期間及びCM3の第1先行送出期間に
相当する。CM3のC1005の送出帯域を0.1Dと
し(基準A1)、番組2のC1004の送出帯域は、
0.9D(=D−0.1D)とする(基準A4)。
【0142】8:33:50〜8:34:00は、番組
2の再生期間及びCM3の第2先行送出期間に相当す
る。番組2のC1004の送出帯域は、0.2Dとなり
(基準A2)、CM3のC1005の送出帯域は、0.
8D(=D−0.2D)となる(基準A2)。
【0143】8:34:00〜8:35:00は、CM
3の再生期間に相当する。CM3のC1005の送出帯
域は、1Dとする(基準A4)。
【0144】データモジュール作成部104は、第1の
実施形態とほぼ同様にしてデータモジュール作成する
が、本実施の形態では、コンテンツデータをキャッシュ
する命令をデータモジュールに埋め込まない。その代わ
りにコンテンツデータをキャッシュする命令は、イベン
トメッセージとして送出するものとする(前述の変形例
で示したものと同様である。)。
【0145】イベントメッセージ送出スケジュール作成
部105は、コンテンツ送出スケジュール作成部103
で作成されたコンテンツ送出スケジュールを参照して、
イベントメッセージ送出スケジュールを作成する。イベ
ントメッセージには、指定したコンテンツデータの削除
指示と、再生指示と、キャッシュ指示の3種類がある。
受信装置では、コンテンツデータの削除指示のイベント
メッセージを受信すると記録装置から当該コンテンツデ
ータを削除し、コンテンツデータの再生指示のイベント
メッセージを受信すると記録装置から当該コンテンツデ
ータを読み出して再生し、コンテンツデータの記録指示
を受信するとそれが記録されていなければ、受信したコ
ンテンツデータを記録装置に書き込む。
【0146】イベントメッセージ送出スケジュール作成
部105は、コンテンツ送出スケジュールと番組情報を
参照して、以下の基準に基いて、受信装置に、記憶装置
からコンテンツデータを削除させるイベントメッセー
ジ、又は記憶装置内のコンテンツデータを再生させるイ
ベントメッセージを送出するスケジュールを作成する。 (基準B1)番組の番組終了時刻に、当該番組のコンテ
ンツデータの削除指示のイベントメッセージを送出する
ようなスケジュールを作成する。ただし、当該コンテン
ツデータに対応するデータモジュールのモジュールID
が0の場合は除く。 (基準B2)キャッシュ対象番組の第1先行送出期間の
はじめから再生開始時刻までは、当該番組のコンテンツ
データをキャッシュする指示のイベントメッセージを送
出するようなスケジュールを作成する。イベントメッセ
ージの送出周期は、第1先行送出期間における当該コン
テンツデータのカルーセル送信の繰り返し周期Tの1/
10とする。 (基準B3)キャッシュ対象番組の再生開始時刻から再
生終了時刻までは、当該番組のコンテンツデータをキャ
ッシュし、かつ再生させる指示のイベントメッセージを
送出ようなスケジュールを作成する。イベントメッセー
ジの送出周期は、(基準B2)と同様とする。
【0147】図24は、イベントメッセージ送出スケジ
ュールとコンテンツ送出スケジュールとを併記する。同
図において、T1は、ID=1のコンテンツの第1先行
送出期間におけるカルーセル送信の周期を示す。同図に
示すように、例えば、C1002(ID=1)について
は、第1先行送出期間の先頭(8:00:00)から再
生開始時刻(8:14:00)までは、キャッシュする
イベントメッセージを0.1T1の間隔で送出(基準B
2)し、再生開始時刻(8:14:00)から再生終了
時刻(8:15:00)までは、キャッシュし、かつ再
生するイベントメッセージを0.1T1間隔で送出し
(基準B3)、再生終了時刻(8:15:00)には、
削除するイベントメッセージを送出する(基準B1)よ
うなスケジュールが作成される。C1003、C100
5についても同様とする。 (まとめ)以上のように、本実施の形態に係る放送装置
では、番組ブロック内の先頭以外の番組の第2先行送出
期間(番組ブロック内の番組の切り替わり時点の直前)
において当該番組用のコンテンツデータの送出帯域を所
定帯域以上とするとともに、再生期間の番組のコンテン
ツデータの送出帯域も所定帯域以上とするので、前記第
2先行送出期間から受信したユーザは、短時間に次の番
組のコンテンツデータを取得することができるととも
に、再生期間の番組のコンテンツデータも取得して視聴
することができる。なお、本実施の形態では、コントロ
ールコンテンツを送出しないものとしたが、受信装置で
必ずID=0のコンテンツを受信することが必要な場合
には、イベントメッセージの命令に従う旨の命令だけを
含むID=0のコントロールコンテンツを送出するもの
としてもよい。 <第7の実施形態>本実施の形態に係る放送装置は、キ
ャッシュ対象番組が複数個連続して番組ブロックを構成
するときの送出帯域の調整方法に関する。
【0148】第7の実施形態に係る放送装置は、第6の
実施形態の放送装置とほぼ同様の構成要素を有するが、
一部において異なる。以下、異なる部分について説明す
る。
【0149】コンテンツ送出スケジュール作成部103
は、本実施の形態の最も特徴的な構成要素であり、コン
テンツデータの送出帯域を決める。
【0150】すなわち、コンテンツ送出スケジュール作
成部103は、番組ブロック内の先頭の番組について
は、第1の時刻から第2の時刻まで(第1先行送出期
間)は狭い帯域を利用して当該番組のコンテンツデータ
を送出し、第2の時刻から再生終了時刻まで(第2先行
送出期間及び再生期間)は、当該コンテンツデータの送
出帯域を広くする。ここで、第2の時刻は、キャッシュ
対象番組以外の番組の再生時間帯内の時刻とする。
【0151】コンテンツ送出スケジュール作成部103
は、番組ブロック内の先頭以外の番組については、第1
の時刻から再生開始時刻まで(第1先行送出期間)は、
狭い帯域を用いて当該番組のコンテンツデータを送出
し、再生開始時刻から再生終了時刻まで(再生期間)は
当該コンテンツデータの送出帯域を広くする。
【0152】本実施の形態では、具体的な一例として以
下の基準に従って、送出帯域を決めるものとする。ここ
で、コンテンツデータの送出用に割り当てられた帯域を
Dとする。 (基準A1)その期間が、あるキャッシュ対象番組の第
1先行送出期間に相当している場合には、そのキャッシ
ュ対象番組のコンテンツデータの送出帯域は、0.1D
とする。
【0153】つまり、放送中の番組のコンテンツデータ
の送出帯域が減らされると、当該番組のコンテンツデー
タの取得が遅くなるので、キャッシュ対象番組のコンテ
ンツデータは、狭い帯域を用いて長時間かけて、徐々に
送出するものとする。 (基準A2)その期間が、ある番組ブロック内の先頭の
番組の第2先行送出期間に相当する場合は、再生期間に
相当している番組のコンテンツの送出帯域は0.2Dと
し、第2先行送出期間に相当している番組のコンテンツ
の送出帯域は、コンテンツデータ用の送出帯域Dから前
記再生期間に相当している番組のコンテンツの送出帯域
と、もしあれば第1先行送出期間に相当している番組の
コンテンツデータの送出帯域とを差し引いたものとす
る。 (基準A3)その期間が、ある番組(キャッシュ対象の
いかんにかかわらない。)の再生期間に相当し、かつ
(A2)以外の場合には、再生期間に相当している番組
のコンテンツの送出帯域は、コンテンツデータ用の送出
帯域Dからもしあれば、第1先行送出期間に相当してい
る番組のコンテンツデータの送出帯域を差し引いたもの
とする。
【0154】図25は、コンテンツ送出スケジュールの
例を示す。同図に示すように、8:00:00〜8:1
3:50は、番組1の再生期間、CM1とCM2の第1
先行送出期間に相当し、放送中の番組1のコンテンツデ
ータであるC1001とともに、CM1、CM2のコン
テンツデータであるC1002、C1003を送出する
ものとする。C1002と、C1003の送出帯域は、
それぞれ0.1Dとし(基準A1)、C1001の送出
帯域は0.8D(=D−0.1D×2)とする(基準A
3)。
【0155】8:13:50〜8:14:00は、番組
1の再生期間、CM1の第2先行送出期間、及びCM2
の第1先行送出期間に相当する。番組1のC1001の
送出帯域は、0.2Dとなり(基準A2)、CM2のC
1003の送出帯域は、0.1Dのまま変らず(基準A
1)、CM1のC1002の送出帯域は、0.7D(=
D−0.2D−0.1D)となる(基準A2)。
【0156】8:14:00〜8:14:50は、CM
1の再生期間、CM2の第1先行送出期間に相当する。
CM2のC1003の送出帯域は、0.1Dである(基
準A1)。CM1のC1002の送出帯域は、0.9D
(=D−0.1D)とする(基準A3)。
【0157】8:14:50〜8:15:00までは、
CM1の再生期間、CM2の第1先行送出期間に相当す
る。CM2のC1003の送出帯域は、0.1Dとなり
(基準A1)、CM1のC1002の送出帯域は、0.
9D(=D−0.1D)となる(基準A3)。
【0158】8:15:00〜8:16:00は、CM
2の再生期間に相当する。CM2のC1003の送出帯
域は、1Dとなる(基準A3)。
【0159】次に、8:16:00〜8:33:50
は、番組2の再生期間及びCM3の第1先行送出期間に
相当する。CM3のC1005の送出帯域を0.1Dと
し(基準A1)、番組2のC1004の送出帯域は、
0.9D(=D−0.1D)とする(基準A3)。
【0160】8:33:50〜8:34:00は、番組
2の再生期間及びCM3の第2先行送出期間に相当す
る。番組2のC1004の送出帯域は、0.2Dとなり
(基準A2)、CM3のC1005の送出帯域は、0.
8D(=D−0.2D)となる(基準A2)。
【0161】8:34:00〜8:35:00は、CM
3の再生期間に相当する。CM3のC1005の送出帯
域は、1Dとする(基準A3)。
【0162】本実施の形態のデータモジュール作成部1
04及びイベントメッセージ送出スケジュール作成部1
05は、第6の実施形態と同一である。図26は、イベ
ントメッセージ送出スケジュールとコンテンツ送出スケ
ジュールとを併記する。同図に示すように、イベントメ
ッセージの送出スケジュールは、図24に示す第4の実
施形態と同一である。コンテンツ送出スケジュールにつ
いては、図24に示す第6の実施形態と、CM2の第2
先行送出期間(8:14:50〜8:15:00)にお
いて相違し、本実施の形態では、CM2のコンテンツの
送出帯域を第1先行送出期間と同一にしている。 (まとめ)以上のように、本実施の形態に係る放送装置
では。番組ブロック内の先頭以外の番組の第2先行送出
期間(番組ブロック内の番組の切り替わり時点の直前)
において当該番組用のコンテンツデータの送出帯域を広
くせずに、再生期間の番組のコンテンツデータの送出帯
域を所定帯域以上とするので、前記第2先行送出期間か
ら受信したユーザは、再生期間の番組のコンテンツデー
タを優先して取得し視聴することができる。 (変形例)以上、本発明に係る放送装置の実施形態につ
いて説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されな
いことは勿論である。すなわち、以下のような変形も本
発明に含まれるのは勿論である。 (1)カルーセル送信について 本実施の形態では、再生開始前においてもコンテンツデ
ータが繰り返し送出される場合がある。これは、受信装
置において、送信されてくるコンテンツデータをすべて
取得できず、バッファのオーバーフロ等により一部取り
こぼしが発生する場合には効果的ではあるが、そのよう
な取りこぼしが起らない状況下では、再生開始前にはコ
ンテンツデータを1回のみ送出するものとすることがで
きる。 (2)キャッシュ対象番組について 本実施の形態では、コマーシャル番組をキャッシュ対象
番組として説明したが、これに限定するものではなく、
通常の番組であってもよい。
【0163】図27は、番組3をキャッシュ対象番組と
する例を示す。同図に示すように、番組3の第1先行送
出期間において、番組3のコンテンツデータを0.2D
の送出帯域で送出し、番組3の第2先行送出期間から
0.75Dの送出帯域で送出する。
【0164】また、図28は、番組2と番組3と番組4
とをキャッシュ対象番組とする例を示す。同図に示すよ
うに、番組3のコンテンツデータを番組3の1つ前の番
組である番組2の再生開始時刻から0.2Dの送出帯域
で送出し、番組3の第2先行送出期間から0.75Dの
送出帯域で送出する。番組3及び番組4のコンテンツデ
ータについても同様とする。 (3)放送番組について 本実施の形態では、映像音声データとコンテンツデータ
とから構成される放送番組について説明したが、これに
限定するものではなく、コンテンツデータのみから構成
されるいわゆるデータ放送番組についても、そのまま適
用できることは勿論である。 (4)コンテンツ送信用の帯域について 本実施の形態では、コンテンツ送出用の全体の帯域Dが
一定値となる場合を想定して説明したが、これに限定す
るものではなく、可変値であってもよい。図29は、コ
ンテンツ送出用の帯域が可変な例を示す。同図では、キ
ャッシュ対象番組が番組3とし、コントロールコンテン
ツデータは0.05Dの帯域で送出し、再生期間に相当
しているすべてのコンテンツデータは、常に帯域Dで送
出する。キャッシュ対象番組のコントルールコンテンツ
データは、第1先行送出期間には、0.1Dで送出し、
第2先行送出期間には、0.8Dで送出する。このよう
にすると、全帯域は、1.05D、1.1D、1.8D
のいずれかの値となり、一定値とはならない。 (5)送出開始時点 第1の実施形態及び第2の実施形態においては、キャッ
シュ対象番組の送出開始時点を共通にしたが、これに限
定するものではなく、次のようなものであってもよい。
【0165】1又は2以上の連続するキャッシュ対象番
組で1つの番組ブロックを構成するものとし、特定の番
組ブロックに属する番組の送出帯域を以下のようにして
定めてもよい。
【0166】すなわち、図30及び図31に示すよう
に、先行する他の番組ブロックに属する最後の番組の再
生終了時刻を第1の時刻として、第1の時刻から特定の
番組ブロックの最先の番組の再生開始時刻までの放送帯
域を、データ放送番組(キャッシュ対象番組以外の番
組)と、特定の番組ブロックに属するすべての番組に割
り当て、特定の番組に属する各番組の再生時間帯におけ
る放送帯域を、その番組と、その番組と同一の番組ブロ
ックに属する後続の番組に割り当てるものとしてもよ
い。
【0167】ここで、第1の時刻は、先行する他の番組
ブロックに属する最後の番組の再生終了時刻でなくて
も、キャッシュ対象番組以外の番組の再生時間帯内の時
刻であって、特定の番組ブロックとの間に、他の番組ブ
ロックを挟まないような条件を満たすような時刻であれ
ばよい。
【0168】また、ここで、特定の番組ブロックの各番
組に割り当てる放送帯域を狭帯域から広帯域に切り変え
る時点を、図30に示すように、各番組の再生開始時刻
の直前としてもよく、図31に示すように、各番組の再
生開始時刻としてもよい。 (6)携帯電話、インターネットなど 本発明は、デジタル放送に係る放送装置に限定するもの
ではない。例えば、ケーブルテレビ網や携帯電話網など
を通じて番組データを配信するIPストリームング放送
等に係る放送装置等のようなものであってもよい。 (7)方法、プログラム記録媒体、プログラム 本発明は、上記実施形態で説明した方法であるとしても
よい。また、これらの方法をコンピュータにより実現す
るコンピュータプログラムであってもよい。また、本発
明は前記コンピュータプログラムを記録したコンピュー
タで読取り可能な記録媒体であってもよい。
【0169】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、受信装
置での再生開始時刻から終了時刻までの再生時間枠が定
められた特定番組を放送する放送装置であって、前記再
生時間枠における放送帯域を特定番組に割り当て、前記
再生時間枠直前の先行期間における放送帯域について、
放送帯域の一部を特定番組に、放送帯域の他の部分を他
の番組に割り当てる割り当て手段と、割り当て手段によ
る割り当て結果に従って、前記先行期間において前記他
の番組の番組データを繰り返し送信するとともに特定番
組の番組データを送信し、前記再生時間枠において特定
番組の番組データを繰り返し送信する送信手段とを備え
たことを特徴とする。
【0170】これにより、特定番組について、再生開始
時刻よりも前もって番組データを送出するので、視聴者
は、特定番組の放送開始から直ちに特定番組の番組デー
タを視聴することができる。
【0171】ここで、前記割当て手段は、前記先行期間
の開始時刻を第1の時刻とし、前記第1の時刻と再生開
始時刻との間の時刻を第2の時刻とし、第1の時刻か
ら、第2の時刻までは、前記特定番組に、所定帯域以下
の放送帯域を割り当て、第2の時刻から、再生終了時刻
までは、前記特定番組に、所定帯域以上の放送帯域を割
り当てることを特徴とする。
【0172】これにより、特定番組の再生開始時刻の直
前以前では特定番組に狭い帯域が割り当てられ、再生開
始時刻の直前以降は特定番組に広い帯域が割り当てられ
るので、再生開始時刻の直前以前は他の番組の番組デー
タの利用も考慮した送信ができ、直前以降は特定番組の
番組データの集中した送信が実現できる。
【0173】ここで、前記送信手段は、先行期間におい
て、第2のIDが付された特定番組の番組データを送出
し、再生時間枠において、前記特定番組の番組データと
ともに、このIDが付された番組データは、受信装置に
おいて必ず取込まれるものであるところの第1のIDが
付され、かつ受信装置に対して、第2のIDの番組デー
タを受信したら当該番組データをキャッシュさせる指示
と当該番組データを再生させる指示とを含むコントール
データを繰り返し送信することを特徴とする。
【0174】これにより、受信装置に必ず取り込まれる
コントロールデータに、特定番組の番組データをキャッ
シュし、再生させる指示が埋め込まれるので、受信装置
では、特定番組の番組データをキャッシュし、再生する
ことができる。
【0175】ここで、特定番組用の番組データには、第
1の番組データと、第1の番組データとは少なくとも一
部が異なる第2の番組データの2種類があり、前記送信
手段は、第1の時刻から再生開始時刻までは、第1の番
組データを送信し、第2の時刻から再生終了時刻まで
は、第2の番組データを送信することを特徴とする。
【0176】これにより、例えば、第1の番組データと
してカラーグラフィックスデータや詳細データを用い、
第2の番組データとして白黒グラフィックスデータや簡
易データを用いることとすれば、特定番組の再生開始時
刻よりも長時間前から視聴している視聴者には、長時間
かけて付加価値の高い情報を提供することができるとと
もに、再生開始時刻の直前から視聴した視聴者には、短
時間で必要最低限の情報を提供することができる。
【0177】ここで、特定番組の再生開始時刻前に、受
信装置に、受信した前記特定番組の番組データをキャッ
シュさせるメッセージであるキャッシュ指示メッセージ
を送出するキャッシュ指示メッセージ送出手段とを備え
たことを特徴とする。
【0178】これにより、受信装置では、受信した命令
メッセージに基いて、特定番組の番組データをキャッシ
ュさせる処理を実行するので、特定番組の再生開始時刻
よりも前もって、特定番組の番組データを取得すること
ができる。
【0179】ここで、前記送信手段により前記先行期間
において繰り返し送信する前記他の番組の番組データ内
には、受信装置において特定番組の番組データを受信し
たらキャッシュさせる命令が含まれていることを特徴と
する。
【0180】これにより、受信装置では、受信した他の
番組の番組データ内に埋め込まれているキャッシュ命令
に基いて、特定番組の番組データをキャッシュさせる処
理を実行するので、特定番組の再生開始時刻よりも前も
って、特定番組の番組データを取得することができる。
【0181】ここで、特定番組の再生開始時刻前におい
て、当該特定番組の番組データの送信周期以下の時間間
隔で、受信装置に、受信した前記特定番組の番組データ
をキャッシュさせるメッセージであるキャッシュ指示メ
ッセージを繰り返し送信するキャッシュ指示メッセージ
送信手段とを備えたことを特徴とする。
【0182】これにより、特定番組の番組データの送信
周期よりも短い時間間隔で、特定番組の番組データをキ
ャッシュさせるメッセージを送信するので、受信装置で
は、特定番組の番組データを受信しているにもかかわら
ず、キャッシュしないような状態が続くのを回避するこ
とができる。
【0183】ここで、特定番組の再生開始時刻に、これ
の受信直後に、受信装置に、記録されている前記特定番
組の番組データを再生させるメッセージである再生指示
メッセージを送出する再生指示メッセージ送信手段とを
備えたことを特徴とする。
【0184】これにより、受信装置では、特定番組の番
組データが前もって取得されていれば、特定番組の再生
開始時刻に特定番組の番組データを再生させることがで
きるので、視聴者が特定番組の番組データの提示を待つ
時間をなくすことができる。
【0185】ここで、特定番組の再生開始時刻前に、受
信装置に、記録されている前記特定番組の番組データ
を、前記特定番組の再生開始時刻に、再生させるメッセ
ージである再生指示メッセージを送出する再生指示メッ
セージ送信手段とを備えたことを特徴とする。
【0186】これにより、受信装置では、特定番組の番
組データが前もって取得されていれば、特定番組の再生
開始時刻に特定番組の番組データを再生させることがで
きるので、視聴者が特定番組の番組データの提示を待つ
時間をなくすことができる。
【0187】ここで、特定番組の再生終了時刻に、これ
の受信直後に、受信装置に、記録されている前記特定番
組の番組データを削除させるメッセージである削除指示
メッセージを送出する削除指示メッセージ送信手段を備
えたことを特徴とする。
【0188】これにより、受信装置では、特定番組の番
組データが、特定番組の再生終了時刻に記憶装置から削
除されるので、記憶装置が無用なデータを保持し続ける
状態を回避することができる。
【0189】ここで、特定番組の再生終了時刻前に、受
信装置に、記録されている前記特定番組の番組データ
を、前記特定番組の再生終了時刻に削除させるメッセー
ジである削除指示メッセージを送出する削除指示メッセ
ージ送信手段とを備えたことを特徴とする。
【0190】これにより、受信装置では、特定番組の番
組データが、特定番組の再生終了時刻に記憶装置から削
除されるので、記憶装置が無用なデータを保持し続ける
状態を回避することができる。
【0191】ここで、特定番組の再生開始時刻前に、特
定番組の番組データをキャッシュ、再生又は削除する命
令と、前記各命令の命令IDとの対応関係情報を含むテ
ーブルデータを送出するテーブルデータ送信手段と、特
定番組の再生開始時刻前に、キャッシュ命令を特定する
命令IDと、前記特定番組の番組データを特定する番組
IDとからなる第1メッセージを送出する第1メッセー
ジ送信手段と、特定番組の再生開始時刻に、再生命令を
特定する命令IDと、前記特定番組の番組の番組データ
を特定する番組IDとからなる第2メッセージを送出す
る第2メッセージ送信手段と、特定番組の再生終了時刻
に、削除命令を特定する命令IDと、前記特定番組の番
組データを特定する番組IDとからなる第3メッセージ
を送出する第3メッセージ送信手段とを備えたことを特
徴とする。
【0192】これにより、受信装置では、特定番組の再
生開始時刻よりも前もって特定番組の番組データを取得
することができ、或いは特定番組の再生開始時刻に特定
番組の番組データを再生することができ、或いは特定番
組の再生終了時刻に特定番組の番組データを記憶装置か
ら削除することができる。
【0193】ここで、特定番組の再生開始時刻前に、特
定番組の番組データをキャッシュ、再生又は削除する命
令と、受信したときに前記各命令を受信装置に実行させ
るデータを特定するためのデータIDとの対応関係情報
を含むテーブルデータを送出するテーブルデータ送信手
段と、特定番組の再生開始時刻前に、キャッシュ命令を
受信装置に実行させるデータを特定するためのデータI
Dが付されている第1データを送出する第1データ送信
手段と、特定番組の再生開始時刻に、再生命令を受信装
置に実行させるデータを特定するためのデータIDが付
されている第2データを送出する第2データ送信手段
と、特定番組の再生終了時刻に、削除命令を受信装置に
実行させるデータを特定するためのデータIDが付され
ている第3データを送出する第3データ送信手段とを備
えたことを特徴とする。
【0194】これにより、受信装置では、特定番組の再
生開始時刻よりも前もって特定番組の番組データを取得
することができ、或いは特定番組の再生開始時刻に特定
番組の番組データを再生することができ、或いは特定番
組の再生終了時刻に特定番組の番組データを記憶装置か
ら削除することができる。
【0195】ここで、前記割り当て手段における、第2
の時刻から再生開始時刻までの時間と、第2の時刻から
再生開始時刻までの前記特定番組の放送帯域とは、前記
特定番組の番組データのデータ量以上のデータの送信に
必要なものであることを特徴とする。
【0196】これにより、第2の時刻から再生開始時刻
までの直前送出期間までに、特定番組の番組データを1
回以上送出するので、特定番組の再生開始直前から視聴
している視聴者は、短時間に特定番組の番組データを取
得することができる。
【0197】ここで、前記割当て手段はおける、前記第
2の時刻から再生開始時刻までに割り当てる特定番組用
の番組データの放送帯域を、前記再生開始時刻から再生
終了時刻までに割り当てる放送帯域よりも小さくするこ
とを特徴とする。
【0198】これにより、第2の時刻から再生開始時刻
までの直前送出期間までに特定番組に割り当てられる放
送帯域が、再生時間枠で特定番組に割り当てられる放送
帯域よりも狭いので、直前送信期間において、先行する
他の番組の番組データにも放送帯域を割り当てることが
できる。
【0199】ここで、前記割当て手段では、第1の時刻
から第2の時刻までに、前記特定番組に割り当てる放送
帯域を一定値とすることを特徴とする。
【0200】これにより、第1の時刻から第2の時刻ま
では、番組データの放送帯域が変動しないので、送出ス
ケジュールを変える必要がない上に、すべての番組を平
等に扱うことができる。
【0201】また、本発明は、データ放送番組とそれに
挿入される第1、第2特定番組とを送信する放送装置で
あって、前記データ放送番組の放送開始時刻から放送終
了時刻までの全時間帯に含まれる第1及び第2時間帯に
おける放送帯域を第1及び第2特定番組に割り当て、前
記全時間帯の中で第1及び第2時間帯を除く時間帯にお
いて、放送帯域の一部を第1及び第2特定番組に、放送
帯域の他の一部をデータ放送番組に割り当てる割り当て
手段と、第1、第2特定番組の番組データを受信装置内
の記憶部に保存することを受信装置にそれぞれ指示する
第1、第2保存指示と、前記記憶部に第1、第2特定番
組の番組データが保存されている場合にその番組データ
を再生することを受信装置にそれぞれ指示する第1、第
2再生指示とを作成する作成手段と、割り当て手段によ
る割り当て結果に従って、データ放送番組、第1、第2
特定番組それぞれの番組データを繰り返し送信する送信
手段と、第1時間帯以前に第1保存指示を、第1時間帯
の開始時刻に第1再生指示を、第2時間帯以前に第2保
存指示を、第2時間帯の開始時刻に第2再生指示を送信
手段にそれぞれ送信させるよう送信手段を制御する制御
手段とを備えたことを特徴とする。
【0202】これにより、受信装置では、第1特定番組
及び第2特定番組の再生時間帯以外の時間でも、第1特
定番組及び第2特定番組の番組データを取得するので、
視聴者は、第1特定番組及び第2特定番組の放送開始か
ら直ちにその番組データを視聴することができる。
【0203】ここで、前記割当て手段は、第1時間帯に
おいて、第1特定番組の番組データに、所定帯域以上の
放送帯域を割り当て、第2時間帯において、第2特定番
組の番組データに、所定帯域以上の放送帯域を割り当
て、前記全時間帯の中で、第1時間帯を除く時間帯にお
いて、第1特定番組の番組データに所定帯域以下の放送
帯域を割当て、前記全時間帯の中で、第2時間帯を除く
時間帯において、第2特定番組の番組データに所定帯域
以下の放送帯域を割り当てることを特徴とする。
【0204】これにより、第1、第2特定番組の再生時
間帯では第1、第2特定番組に広い帯域が割り当てら
れ、再生時間帯以外では第1、第2特定番組に狭い帯域
が割り当てられるので、再生時間帯以外では他の番組の
番組データの利用も考慮した送信ができ、再生時間帯で
は第1、第2特定番組の番組データの集中した送信がで
きる。
【0205】ここで、前記割当て手段は、第1時間帯及
びその直前の期間において、第1特定番組の番組データ
に、所定帯域以上の放送帯域を割り当て、第2時間帯及
びその直前の期間において、第2特定番組の番組データ
に、所定帯域以上の放送帯域を割り当て、前記全時間帯
の中で、第1時間帯及びその直前の期間を除く時間帯に
おいて、第1特定番組の番組データに、所定帯域以下の
放送帯域を割り当て、前記全時間帯の中で、第2時間帯
及びその直前の期間を除く時間帯において、第2特定番
組の番組データに、所定帯域以下の放送帯域を割り当て
ることを特徴とする。
【0206】これにより、第1、第2特定番組の再生開
始時刻の直前から再生終了時刻までは、第1、第2特定
番組に広い帯域が割り当てられ、再生開始時刻の直前か
ら再生終了時刻を除く時間帯では、第1、第2特定番組
に狭い帯域が割り当てられるので、再生開始直前から再
生終了まで以外では他の番組の番組データの利用も考慮
した送信ができ、再生開始直前から再生終了までは第
1、第2特定番組の番組データの集中した送信ができ
る。
【0207】また、本発明は、データ放送番組とそれに
挿入される第1、第2特定番組とを送信する放送装置で
あって、前記データ放送番組の放送開始時刻から放送終
了時刻までの全時間帯に含まれる第1、第2時間帯にお
ける放送帯域を第1、第2特定番組にそれぞれ割り当
て、さらに、前記全時間帯の中で第1時間帯に先行する
時間帯において、放送帯域の一部を第1特定番組に、前
記全時間帯の中で第2時間帯に先行する時間帯において
放送帯域の他の一部を第2特定番組に、放送帯域の別の
一部をデータ放送番組に割り当てる割り当て手段と、第
1、第2特定番組の番組データを受信装置内の記憶部に
保存することを受信装置にそれぞれ指示する第1、第2
保存指示と、前記記憶部に第1、第2特定番組の番組デ
ータが保存されている場合にその番組データを再生する
ことを受信装置にそれぞれ指示する第1、第2再生指示
とを作成する作成手段と、割り当て手段による割り当て
結果に従って、データ放送番組、第1、第2特定番組そ
れぞれの番組データを繰り返し送信する送信手段と、第
1時間帯以前に第1保存指示を、第2時間帯以前に第2
保存指示を、第1時間帯の開始時刻に第1再生指示を、
第2時間帯の開始時刻に第2再生指示を、送信手段に送
信させるよう送信手段を制御する制御手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0208】これにより、受信装置では、第1特定番組
及び第2特定番組の再生時開始時刻に先だって、第1特
定番組及び第2特定番組の番組データを取得するので、
視聴者は、第1特定番組及び第2特定番組の放送開始か
ら直ちにその番組データを視聴することができる。
【0209】ここで、前記割当て手段は、第1時間帯に
おいて、第1特定番組の番組データに、所定帯域以上の
放送帯域を割り当て、第2時間帯において、第2特定番
組の番組データに、所定帯域以上の放送帯域を割り当
て、前記全時間帯の中で、第1時間帯に先行する時間帯
において、第1特定番組の番組データに所定帯域以下の
放送帯域を割り当て、前記全時間帯の中で、第2時間帯
に先行する時間帯において、第2特定番組の番組データ
に所定帯域以下の放送帯域を割り当てることを特徴とす
る。
【0210】これにより、第1、第2特定番組の再生開
始時刻以前では第1、第2特定番組に狭い帯域が割り当
てられ、再生開始時刻以降では第1、第2特定番組に広
い帯域が割り当てられるので、再生開始時刻以前では他
の番組の番組データの利用も考慮した送信ができ、再生
開始時刻以降では第1、第2特定番組の番組データの集
中した送信ができる。
【0211】ここで、前記割当て手段は、第1時間帯及
びその直前の期間において、第1特定番組の番組データ
に、所定帯域以上の放送帯域を割り当て、第2時間帯及
びその直前の期間において、第2特定番組の番組データ
に、所定帯域以上の放送帯域を割り当て、前記全時間帯
の中で、第1時間帯及びその直前の期間に先行する時間
帯において、第1特定番組の番組データに、所定帯域以
下の放送帯域を割り当て、前記全時間帯の中で、第2時
間帯及びその直前の期間に先行する時間帯において、第
2特定番組の番組データに所定帯域以下の放送帯域を割
り当てることを特徴とする。
【0212】これにより、第1、第2特定番組の再生開
始時刻の直前よりも以前では第1、第2特定番組に狭い
帯域が割り当てられ、再生開始時刻の直前からは第1、
第2特定番組に広い帯域が割り当てられるので、再生開
始時刻の直前までは他の番組の番組データの利用も考慮
した送信ができ、直前からは第1、第2特定番組の番組
データの集中した送信ができる。
【0213】また、本発明は、受信装置での再生開始時
刻から再生終了時刻までの再生時間帯が定められている
データ放送番組と、それに挿入される1の番組又は連続
した2以上の番組から構成される番組ブロックを送信す
る放送装置であって、データ放送番組の再生時間帯内の
時刻であって、当該時刻と、当該特定の番組ブロックと
の間に、他の番組ブロックを挟まない条件を満たすよう
な時刻である第1の時刻から特定の番組ブロックに属す
る最先の番組の再生開始時刻までの放送帯域を、データ
放送番組と、特定の番組ブロックに属するすべての番組
に割り当て、特定の番組ブロックに属する各番組の再生
時間帯における放送帯域を、その番組と、同一のブロッ
クに属する後続する番組に割り当てる割り当て手段と、
特定の番組ブロックに属する各番組の番組データを受信
装置内の記憶部に保存することを受信装置にそれぞれ指
示する保存指示と、前記記憶部に前記各番組の番組デー
タが保存されている場合にその番組データを再生するこ
とを受信装置にそれぞれ指示する再生指示とを作成する
作成手段と、割り当て手段による割り当て結果に従っ
て、データ放送番組、特定の番組ブロックに属する各番
組のそれぞれの番組データを繰り返し送信する送信手段
と、特定の番組ブロックに属する各番組の再生開始時刻
以前に、その番組データの保存指示を、その番組の再生
開始時刻にその番組データの再生指示を送信手段に送信
させるよう送信手段を制御する制御手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0214】これにより、受信装置では、特定の番組ブ
ロックに属する各番組の再生開始時刻に先だって、その
番組データを取得するので、視聴者は、特定ブロックに
属する各番組の放送開始から直ちにその番組データを視
聴することができる。
【0215】ここで、前記割当て手段は、特定の番組ブ
ロックに属する各番組の再生時間帯における放送帯域を
所定帯域以上割り当て、前記再生時間帯以外の時間帯に
おける放送帯域を所定帯域以下に割り当てることを特徴
とする。
【0216】これにより、特定の番組ブロックに属する
番組の再生時間枠以外では、当該番組に狭い帯域が割り
当てられ、再生時間枠では、当該番組に広い帯域が割り
当てられるので、再生時間枠以外では他の番組の番組デ
ータの利用も考慮した送信ができ、再生時間枠では、当
該番組の番組データの集中した送信ができる。
【0217】ここで、前記割当て手段は、特定の番組ブ
ロックに属する各番組の再生開始時刻の直前の時刻から
再生終了時刻までの時間帯における放送帯域を所定帯域
以上割当て、前記時間帯以外の時間帯における放送帯域
を所定の帯域以下に割り当てることを特徴とする。
【0218】これにより、特定の番組ブロックに属する
番組の再生時間枠及び再生開始直前期間以外では、当該
番組に狭い帯域が割り当てられ、再生時間枠及び再生開
始直前期間では、当該番組に広い帯域が割り当てられる
ので、再生時間枠及び再生開始直前期間以外では他の番
組の番組データの利用も考慮した送信ができ、再生時間
枠及び再生開始直前期間では、当該番組の番組データの
集中した送信ができる。
【0219】ここで、前記番組ブロック内に第1の番組
と、第1の番組に後続する第2の番組とが含まれる場合
において、前記割当て手段は、前記第1の時刻と、デー
タ放送番組の再生時間帯内の時刻である第2の時刻と、
第1の番組の再生終了時刻(第2の番組の再生開始時
刻)と、第2の番組の再生終了時刻とにより順に区切ら
れた期間を第1〜第3送出期間としたときに、第1送出
期間において、第1の番組と第2の番組の番組に、所定
の帯域以下の放送帯域を割り当て、第2送出期間におい
て、第1の番組に、所定の帯域以上の放送帯域を割り当
て、第2の番組に、所定の帯域以下の放送帯域を割り当
て、第3送出期間において、第2の番組に、所定の帯域
以上の放送帯域を割り当てることを特徴とする。
【0220】これにより、第2の番組の再生開始時刻ま
では、第2の番組に割り当てられる放送帯域は所定帯域
以下のままなので、第1の番組の再生時間帯では、第1
の番組の番組データを優先して送信することができる。
【0221】ここで、前記番組ブロック内に第1の番組
と、第1の番組に後続する第2の番組とが含まれる場合
において、前記割当て手段は、前記第1の時刻と、デー
タ放送番組の再生時間帯内の時刻である第2の時刻と、
第1の番組の再生時間帯内の時刻である第3の時刻と、
第2の番組の再生開始時刻と、第2の番組の再生終了時
刻とにより順に区切られた期間を第1〜第4送出期間と
したときに、第1送出期間において、第1の番組と第2
の番組の番組に、所定の帯域以下の放送帯域を割り当
て、第2送出期間において、第1の番組に、所定の帯域
以上の放送帯域を割り当て、第2の番組の番組に、所定
の帯域以下の放送帯域を割り当て、第3送出期間におい
て、第1の番組に、所定の帯域以上の放送帯域を割り当
て、第2の番組に、所定の帯域以上の放送帯域を割り当
て、第4送出期間において、第2の番組に、所定の帯域
以上の放送帯域を割り当てることを特徴とする。
【0222】これにより、第1の番組の再生終了時刻の
直前から、第2の番組に割り当てられる放送帯域が所定
帯域以上となるので、第1の番組の再生終了直前から
は、第2の番組データの利用を考慮して、第1の番組デ
ータとともに第2の番組の番組データを送信することが
できる。
【0223】また、本発明は、受信装置での再生開始時
刻から終了時刻までの再生時間枠が定められた特定番組
を放送する放送方法であって、前記再生時間枠における
放送帯域を特定番組に割り当て、前記再生時間枠直前の
先行期間における放送帯域について、放送帯域の一部を
特定番組に、放送帯域の他の部分を他の番組に割り当て
る割り当てステップと、割り当てステップによる割り当
て結果に従って、前記先行期間において前記他の番組の
番組データを繰り返し送信するとともに特定番組の番組
データを送信し、前記再生時間枠において特定番組の番
組データを繰り返し送信する送信ステップとを含むこと
を特徴とする。
【0224】これにより、特定番組について、再生開始
時刻よりも前もって番組データを送出するので、視聴者
は、特定番組の放送開始から直ちに特定番組の番組デー
タを視聴することができる。
【0225】また、本発明は、データ放送番組とそれに
挿入される第1、第2特定番組とを送信する放送方法で
あって、前記データ放送番組の放送開始時刻から放送終
了時刻までの全時間帯に含まれる第1及び第2時間帯に
おける放送帯域を第1及び第2特定番組に割り当て、前
記全時間帯の中で第1及び第2時間帯を除く時間帯にお
いて、放送帯域の一部を第1及び第2特定番組に、放送
帯域の他の一部をデータ放送番組に割り当てる割り当て
ステップと、第1、第2特定番組の番組データを受信装
置内の記憶部に保存することを受信装置にそれぞれ指示
する第1、第2保存指示と、前記記憶部に第1、第2特
定番組の番組データが保存されている場合にその番組デ
ータを再生することを受信装置にそれぞれ指示する第
1、第2再生指示とを作成する作成ステップと、第1時
間帯以前に第1保存指示を、第1時間帯の開始時刻に第
1再生指示を、第2時間帯以前に第2保存指示を、第2
時間帯の開始時刻に第2再生指示を送信するとともに、
割り当てステップによる割り当て結果に従って、データ
放送番組、第1、第2特定番組それぞれの番組データを
繰り返し送信する送信ステップとを含むことを特徴とす
る。
【0226】これにより、受信装置では、第1特定番組
及び第2特定番組の再生時間帯以外の時間でも、第1特
定番組及び第2特定番組の番組データを取得するので、
視聴者は、第1特定番組及び第2特定番組の放送開始か
ら直ちにその番組データを視聴することができる。
【0227】また、本発明は、データ放送番組とそれに
挿入される第1、第2特定番組とを送信する放送方法で
あって、前記データ放送番組の放送開始時刻から放送終
了時刻までの全時間帯に含まれる第1、第2時間帯にお
ける放送帯域を第1、第2特定番組にそれぞれ割り当
て、さらに前記全時間帯の中で第1時間帯に先行する時
間帯において、放送帯域の一部を第1特定番組に、前記
全時間帯の中で第2時間帯に先行する時間帯において放
送帯域の他の一部を第2特定番組に、放送帯域の別の一
部をデータ放送番組に割り当てる割り当てステップと、
第1、第2特定番組の番組データを受信装置内の記憶部
に保存することを受信装置にそれぞれ指示する第1、第
2保存指示と、前記記憶部に第1、第2特定番組の番組
データが保存されている場合にその番組データを再生す
ることを受信装置にそれぞれ指示する第1、第2再生指
示とを作成する作成ステップと、第1時間帯以前に第1
保存指示を、第2時間帯以前に第2保存指示を、第1時
間帯の開始時刻に第1再生指示を、第2時間帯の開始時
刻に第2再生指示を、送信するとともに、割り当てステ
ップによる割り当て結果に従って、データ放送番組、第
1、第2特定番組それぞれの番組データを繰り返し送信
する送信ステップとを含むことを特徴とする。
【0228】これにより、受信装置では、第1特定番組
及び第2特定番組の再生時開始時刻に先だって、第1特
定番組及び第2特定番組の番組データを取得するので、
視聴者は、第1特定番組及び第2特定番組の放送開始か
ら直ちにその番組データを視聴することができる。
【0229】また、本発明は、データ放送番組及び番組
ブロックに属する各番組は、受信装置での再生開始時刻
から再生終了時刻までの再生時間帯が定められているデ
ータ放送番組と、それに挿入される1の番組又は連続し
た2以上の番組から構成される番組ブロックを送信する
放送方法であって、データ放送番組の再生時間帯内の時
刻であって、当該時刻と、当該特定の番組ブロックとの
間に、他の番組ブロックを挟まない条件を満たすような
時刻である第1の時刻から特定の番組ブロックに属する
最先の番組の再生開始時刻までの放送帯域を、データ放
送番組と、特定の番組ブロックに属するすべての番組に
割り当て、特定の番組ブロックに属する各番組の再生時
間帯における放送帯域を、その番組と、同一のブロック
に属する後続する番組に割り当てる割り当てステップ
と、特定の番組ブロックに属する各番組の番組データを
受信装置内の記憶部に保存することを受信装置にそれぞ
れ指示する保存指示と、前記記憶部に前記各番組の番組
データが保存されている場合にその番組データを再生す
ることを受信装置にそれぞれ指示する再生指示とを作成
する作成ステップと、特定の番組ブロックに属する各番
組の再生開始時刻以前に、その番組データの保存指示
を、その番組の再生開始時刻にその番組データの再生指
示を送信するとともに、割当てステップによる放送帯域
の割当てに従って、データ放送番組、特定の番組ブロッ
クに属する各番組のそれぞれの番組データを繰り返し送
信する送信ステップとを含むことを特徴とする。
【0230】これにより、受信装置では、特定ブロック
に属する各番組の再生開始時刻に先だって、その番組デ
ータを取得するので、視聴者は、特定ブロックに属する
各番組の放送開始から直ちにその番組データを視聴する
ことができる。
【0231】また、本発明は、受信装置での再生開始時
刻から終了時刻までの再生時間枠が定められた特定番組
を放送するコンピュータに前記再生時間枠における放送
帯域を特定番組に割り当て、前記再生時間枠直前の先行
期間における放送帯域について、放送帯域の一部を特定
番組に、放送帯域の他の部分を他の番組に割り当てる割
り当てステップと、割り当てステップによる割り当て結
果に従って、前記先行期間において前記他の番組の番組
データを繰り返し送信するとともに特定番組の番組デー
タを送信し、前記再生時間枠において特定番組の番組デ
ータを繰り返し送信する送信ステップとを実行させるた
めのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
記録媒体である。
【0232】これにより、特定番組について、再生開始
時刻よりも前もって番組データを送出するので、視聴者
は、特定番組の放送開始から直ちに特定番組の番組デー
タを視聴することができる。
【0233】また、本発明は、データ放送番組とそれに
挿入される第1、第2特定番組とを放送するコンピュー
タに、前記データ放送番組の放送開始時刻から放送終了
時刻までの全時間帯に含まれる第1及び第2時間帯にお
ける放送帯域を第1及び第2特定番組に割り当て、前記
全時間帯の中で第1及び第2時間帯を除く時間帯におい
て、放送帯域の一部を第1及び第2特定番組に、放送帯
域の他の一部をデータ放送番組に割り当てる割り当てス
テップと、第1、第2特定番組の番組データを受信装置
内の記憶部に保存することを受信装置にそれぞれ指示す
る第1、第2保存指示と、前記記憶部に第1、第2特定
番組の番組データが保存されている場合にその番組デー
タを再生することを受信装置にそれぞれ指示する第1、
第2再生指示とを作成する作成ステップと、第1時間帯
以前に第1保存指示を、第1時間帯の開始時刻に第1再
生指示を、第2時間帯以前に第2保存指示を、第2時間
帯の開始時刻に第2再生指示を送信するとともに、割り
当てステップによる割り当て結果に従って、データ放送
番組、第1、第2特定番組それぞれの番組データを繰り
返し送信する送信ステップとを実行させるためのプログ
ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体で
ある。
【0234】これにより、受信装置では、第1特定番組
及び第2特定番組の再生時間帯以外の時間でも、第1特
定番組及び第2特定番組の番組データを取得するので、
視聴者は、第1特定番組及び第2特定番組の放送開始か
ら直ちにその番組データを視聴することができる。
【0235】また、本発明は、データ放送番組とそれに
挿入される第1、第2特定番組とを放送するコンピュー
タに、前記データ放送番組の放送開始時刻から放送終了
時刻までの全時間帯に含まれる第1、第2時間帯におけ
る放送帯域を第1、第2特定番組に割り当て、前記全時
間帯の中で第1時間帯に先行する時間帯において、放送
帯域の一部を第1特定番組に、前記全時間帯の中で第2
時間帯に先行する時間帯において放送帯域の他の一部を
第2特定番組に、放送帯域の別の一部をデータ放送番組
に割り当てる割り当てステップと、第1、第2特定番組
の番組データを受信装置内の記憶部に保存することを受
信装置にそれぞれ指示する第1、第2保存指示と、前記
記憶部に第1、第2特定番組の番組データが保存されて
いる場合にその番組データを再生することを受信装置に
それぞれ指示する第1、第2再生指示とを作成する作成
ステップと、第1時間帯以前に第1保存指示を、第2時
間帯以前に第2保存指示を、第1時間帯の開始時刻に第
1再生指示を、第2時間帯の開始時刻に第2再生指示
を、送信するとともに、割り当てステップによる割り当
て結果に従って、データ放送番組、第1、第2特定番組
それぞれの番組データを繰り返し送信する送信ステップ
とを実行させるためのプログラムを記録したコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体である。
【0236】これにより、受信装置では、第1特定番組
及び第2特定番組の再生時開始時刻に先だって、第1特
定番組及び第2特定番組の番組データを取得するので、
視聴者は、第1特定番組及び第2特定番組の放送開始か
ら直ちにその番組データを視聴することができる。
【0237】また、本発明は、受信装置での再生開始時
刻から再生終了時刻までの再生時間帯が定められている
データ放送番組と、それに挿入される1の番組又は連続
した2以上の番組から構成される番組ブロックを放送す
るコンピュータに、データ放送番組の再生時間帯内の時
刻であって、当該時刻と、当該特定の番組ブロックとの
間に、他の番組ブロックを挟まない条件を満たすような
時刻である第1の時刻から特定の番組ブロックに属する
最先の番組の再生開始時刻までの放送帯域を、データ放
送番組と、特定の番組ブロックに属するすべての番組に
割り当て、特定の番組ブロックに属する各番組の再生時
間帯における放送帯域を、その番組と、同一のブロック
に属する後続する番組に割り当てる割り当てステップ
と、特定の番組ブロックに属する各番組の番組データを
受信装置内の記憶部に保存することを受信装置にそれぞ
れ指示する保存指示と、前記記憶部に前記各番組の番組
データが保存されている場合にその番組データを再生す
ることを受信装置にそれぞれ指示する再生指示とを作成
する作成ステップと、特定の番組ブロックに属する各番
組の再生開始時刻以前に、その番組データの保存指示
を、その番組の再生開始時刻にその番組データの再生指
示を送信するとともに、割当てステップによる放送帯域
の割当てに従って、データ放送番組、特定の番組ブロッ
クに属する各番組のそれぞれの番組データを繰り返し送
信する送信ステップとを実行させるためのプログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0238】これにより、受信装置では、特定ブロック
に属する各番組の再生開始時刻に先だって、その番組デ
ータを取得するので、視聴者は、特定ブロックに属する
各番組の放送開始から直ちにその番組データを視聴する
ことができる。
【0239】また、本発明は、受信装置での再生開始時
刻から終了時刻までの再生時間枠が定められた特定番組
を放送するコンピュータに、前記再生時間枠における放
送帯域を特定番組に割り当て、前記再生時間枠直前の先
行期間における放送帯域について、放送帯域の一部を特
定番組に、放送帯域の他の部分を他の番組に割り当てる
割り当てステップと、割り当てステップによる割り当て
結果に従って、前記先行期間において前記他の番組の番
組データを繰り返し送信するとともに特定番組の番組デ
ータを送信し、前記再生時間枠において特定番組の番組
データを繰り返し送信する送信ステップとを実行させる
ためのプログラムである。
【0240】これにより、特定番組について、再生開始
時刻よりも前もって番組データを送出するので、視聴者
は、特定番組の放送開始から直ちに特定番組の番組デー
タを視聴することができる。
【0241】また、本発明は、データ放送番組とそれに
挿入される第1、第2特定番組とを放送するコンピュー
タに、前記データ放送番組の放送開始時刻から放送終了
時刻までの全時間帯に含まれる第1及び第2時間帯にお
ける放送帯域を第1及び第2特定番組に割り当て、前記
全時間帯の中で第1及び第2時間帯を除く時間帯におい
て、放送帯域の一部を第1及び第2特定番組に、放送帯
域の他の一部をデータ放送番組に割り当てる割り当てス
テップと、第1、第2特定番組の番組データを受信装置
内の記憶部に保存することを受信装置にそれぞれ指示す
る第1、第2保存指示と、前記記憶部に第1、第2特定
番組の番組データが保存されている場合にその番組デー
タを再生することを受信装置にそれぞれ指示する第1、
第2再生指示とを作成する作成ステップと、第1時間帯
以前に第1保存指示を、第1時間帯の開始時刻に第1再
生指示を、第2時間帯以前に第2保存指示を、第2時間
帯の開始時刻に第2再生指示を送信するとともに、割り
当てステップによる割り当て結果に従って、データ放送
番組、第1、第2特定番組それぞれの番組データを繰り
返し送信する送信ステップとを実行させるためのプログ
ラムである。
【0242】これにより、受信装置では、第1特定番組
及び第2特定番組の再生時間帯以外の時間でも、第1特
定番組及び第2特定番組の番組データを取得するので、
視聴者は、第1特定番組及び第2特定番組の放送開始か
ら直ちにその番組データを視聴することができる。
【0243】また、本発明は、データ放送番組とそれに
挿入される第1、第2特定番組とを放送するコンピュー
タに、前記データ放送番組の放送開始時刻から放送終了
時刻までの全時間帯に含まれる第1、第2時間帯におけ
る放送帯域を第1、第2特定番組に割り当て、前記全時
間帯の中で第1時間帯に先行する時間帯において、放送
帯域の一部を第1特定番組に、前記全時間帯の中で第2
時間帯に先行する時間帯において放送帯域の他の一部を
第2特定番組に、放送帯域の別の一部をデータ放送番組
に割り当てる割り当てステップと、第1、第2特定番組
の番組データを受信装置内の記憶部に保存することを受
信装置にそれぞれ指示する第1、第2保存指示と、前記
記憶部に第1、第2特定番組の番組データが保存されて
いる場合にその番組データを再生することを受信装置に
それぞれ指示する第1、第2再生指示とを作成する作成
ステップと、第1時間帯以前に第1保存指示を、第2時
間帯以前に第2保存指示を、第1時間帯の開始時刻に第
1再生指示を、第2時間帯の開始時刻に第2再生指示
を、送信するとともに、割り当てステップによる割り当
て結果に従って、データ放送番組、第1、第2特定番組
それぞれの番組データを繰り返し送信する送信ステップ
とを実行させるためのプログラムである。
【0244】これにより、受信装置では、第1特定番組
及び第2特定番組の再生時開始時刻に先だって、第1特
定番組及び第2特定番組の番組データを取得するので、
視聴者は、第1特定番組及び第2特定番組の放送開始か
ら直ちにその番組データを視聴することができる。
【0245】また、本発明は、受信装置での再生開始時
刻から再生終了時刻までの再生時間帯が定められている
データ放送番組と、それに挿入される1の番組又は連続
した2以上の番組から構成される番組ブロックを放送す
るコンピュータに、データ放送番組の再生時間帯内の時
刻であって、当該時刻と、当該特定の番組ブロックとの
間に、他の番組ブロックを挟まない条件を満たすような
時刻である第1の時刻から特定の番組ブロックに属する
最先の番組の再生開始時刻までの放送帯域を、データ放
送番組と、特定の番組ブロックに属するすべての番組に
割り当て、特定の番組ブロックに属する各番組の再生時
間帯における放送帯域を、その番組と、同一のブロック
に属する後続する番組に割り当てる割り当てステップ
と、特定の番組ブロックに属する各番組の番組データを
受信装置内の記憶部に保存することを受信装置にそれぞ
れ指示する保存指示と、前記記憶部に前記各番組の番組
データが保存されている場合にその番組データを再生す
ることを受信装置にそれぞれ指示する再生指示とを作成
する作成ステップと、特定の番組ブロックに属する各番
組の再生開始時刻以前に、その番組データの保存指示
を、その番組の再生開始時刻にその番組データの再生指
示を送信するとともに、割当てステップによる放送帯域
の割当てに従って、データ放送番組、特定の番組ブロッ
クに属する各番組のそれぞれの番組データを繰り返し送
信する送信ステップとを実行させるためのプログラムで
ある。
【0246】これにより、受信装置では、特定ブロック
に属する各番組の再生開始時刻に先だって、その番組デ
ータを取得するので、視聴者は、特定ブロックに属する
各番組の放送開始から直ちにその番組データを視聴する
ことができる。以上のように、本発明によって、放送局
から視聴者へ番組データを通常の映像音声データと同様
に、時間遅れを生じさせることなく提供できるので、番
組データによる放送サービスの質が向上し、その実用的
効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る放送装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】番組情報の例を示す。
【図3】映像音声送出スケジュールの例を示す。
【図4】コンテンツ送出スケジュールの例を示す。
【図5】コンテンツデータとデータモジュールのIDの
関係及び、ID=0のデータモジュールに埋め込まれる
メッセージの例を示す。
【図6】コンテンツ管理コードとデータモジュールとの
対応関係を示す。
【図7】イベントメッセージ送出スケジュールの例を示
す。
【図8】データモジュールの送出順序を示す。
【図9】データモジュールとイベントメッセージが作
成、送出される動作手順を示すフローチャートである。
【図10】放送受信装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図11】再生画面の例を示す。
【図12】イベントメッセージ送出スケジュールの例を
示す。
【図13】コンテンツ送出スケジュールの例を示す。
【図14】コンテンツ送出スケジュールの例を示す。
【図15】コンテンツ送出スケジュールの例を示す。
【図16】コンテンツ送出スケジュールの例を示す。
【図17】コンテンツ送出スケジュールの例を示す。
【図18】データモジュール及びイベントメッセージの
例を示す。
【図19】コンテンツ送出スケジュールの例を示す。
【図20】コンテンツ送出スケジュールの例を示す。
【図21】コンテンツ送出スケジュールの例を示す。
【図22】データモジュール及びイベントメッセージの
例を示す。
【図23】コンテンツ送出スケジュールの例を示す。
【図24】イベントメッセージ送出スケジュールとコン
テンツ送出スケジュールとを併記する。
【図25】コンテンツ送出スケジュールの例を示す。
【図26】イベントメッセージ送出スケジュールとコン
テンツ送出スケジュールとを併記する。
【図27】番組3をキャッシュ対象番組とする例を示
す。
【図28】番組2と番組3と番組4とをキャッシュ対象
番組とする例を示す。
【図29】コンテンツ送出用の帯域が可変な例を示す。
【図30】コンテンツ送出スケジュールの例を示す。
【図31】コンテンツ送出スケジュールの例を示す。
【図32】放送装置が送信する放送データの送出スケジ
ュールを示す。
【符号の説明】
100 放送装置 101 番組情報記憶部 102 映像音声送出スケジュール作成部 103 コンテンツ送出スケジュール作成部 104 データモジュール作成部 105 イベントメッセージ送出スケジュール作成部 106 映像音声送出制御部 107 映像音声記憶部 108 データモジュール送出制御部 109 データモジュール記憶部 110 イベントメッセージ送出制御部 111 多重化部 112 送信部 113 コンテンツ記憶部 200 放送受信装置 201 受信部 202 チューナー 203 復調部 204 A/D変換部 205 TSデコード部 206 映像音声デコード部 207 イベントメッセージデコード部 208 データモジュールデコード部 209 コンテンツ書込み部 210 コンテンツデータ処理部 211 コンテンツ格納部 212 再生部

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信装置での再生開始時刻から終了時刻
    までの再生時間枠が定められた特定番組を放送する放送
    装置であって、 前記再生時間枠における放送帯域を特定番組に割り当
    て、前記再生時間枠直前の先行期間における放送帯域に
    ついて、放送帯域の一部を特定番組に、放送帯域の他の
    部分を他の番組に割り当てる割り当て手段と、 割り当て手段による割り当て結果に従って、前記先行期
    間において前記他の番組の番組データを繰り返し送信す
    るとともに特定番組の番組データを送信し、前記再生時
    間枠において特定番組の番組データを繰り返し送信する
    送信手段とを備えたことを特徴とする放送装置。
  2. 【請求項2】 前記割当て手段は、前記先行期間の開始
    時刻を第1の時刻とし、前記第1の時刻と再生開始時刻
    との間の時刻を第2の時刻とし、第1の時刻から、第2
    の時刻までは、前記特定番組に、所定帯域以下の放送帯
    域を割り当て、第2の時刻から、再生終了時刻までは、
    前記特定番組に、所定帯域以上の放送帯域を割り当てる
    ことを特徴とする請求項1記載の放送装置。
  3. 【請求項3】 前記送信手段は、先行期間において、第
    2のIDが付された特定番組の番組データを送出し、 再生時間枠において、前記特定番組の番組データととも
    に、このIDが付された番組データは、受信装置におい
    て必ず取込まれるものであるところの第1のIDが付さ
    れ、かつ受信装置に対して、第2のIDの番組データを
    受信したら当該番組データをキャッシュさせる指示と当
    該番組データを再生させる指示とを含むコントールデー
    タを繰り返し送信することを特徴とする請求項2記載の
    放送装置。
  4. 【請求項4】 特定番組用の番組データには、第1の番
    組データと、第1の番組データとは少なくとも一部が異
    なる第2の番組データの2種類があり、 前記送信手段は、第1の時刻から再生開始時刻までは、
    第1の番組データを送信し、第2の時刻から再生終了時
    刻までは、第2の番組データを送信することを特徴とす
    る請求項2記載の放送装置。
  5. 【請求項5】 特定番組の再生開始時刻前に、受信装置
    に、受信した前記特定番組の番組データをキャッシュさ
    せるメッセージであるキャッシュ指示メッセージを送出
    するキャッシュ指示メッセージ送出手段とを備えたこと
    を特徴とする請求項2記載の放送装置。
  6. 【請求項6】 前記送信手段により前記先行期間におい
    て繰り返し送信する前記他の番組の番組データ内には、
    受信装置において特定番組の番組データを受信したらキ
    ャッシュさせる命令が含まれていることを特徴とする請
    求項2記載の放送装置。
  7. 【請求項7】 特定番組の再生開始時刻前において、当
    該特定番組の番組データの送信周期以下の時間間隔で、
    受信装置に、受信した前記特定番組の番組データをキャ
    ッシュさせるメッセージであるキャッシュ指示メッセー
    ジを繰り返し送信するキャッシュ指示メッセージ送信手
    段とを備えたことを特徴とする請求項2記載の放送装
    置。
  8. 【請求項8】 特定番組の再生開始時刻に、これの受信
    直後に、受信装置に、記録されている前記特定番組の番
    組データを再生させるメッセージである再生指示メッセ
    ージを送出する再生指示メッセージ送信手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項2記載の放送装置。
  9. 【請求項9】 特定番組の再生開始時刻前に、受信装置
    に、記録されている前記特定番組の番組データを、前記
    特定番組の再生開始時刻に、再生させるメッセージであ
    る再生指示メッセージを送出する再生指示メッセージ送
    信手段とを備えたことを特徴とする請求項2記載の放送
    装置。
  10. 【請求項10】 特定番組の再生終了時刻に、これの受
    信直後に、受信装置に、記録されている前記特定番組の
    番組データを削除させるメッセージである削除指示メッ
    セージを送出する削除指示メッセージ送信手段を備えた
    ことを特徴とする請求項2記載の放送装置。
  11. 【請求項11】 特定番組の再生終了時刻前に、受信装
    置に、記録されている前記特定番組の番組データを、前
    記特定番組の再生終了時刻に削除させるメッセージであ
    る削除指示メッセージを送出する削除指示メッセージ送
    信手段とを備えたことを特徴とする請求項2記載の放送
    装置。
  12. 【請求項12】 特定番組の再生開始時刻前に、特定番
    組の番組データをキャッシュ、再生又は削除する命令
    と、前記各命令の命令IDとの対応関係情報を含むテー
    ブルデータを送出するテーブルデータ送信手段と、 特定番組の再生開始時刻前に、キャッシュ命令を特定す
    る命令IDと、前記特定番組の番組データを特定する番
    組IDとからなる第1メッセージを送出する第1メッセ
    ージ送信手段と、 特定番組の再生開始時刻に、再生命令を特定する命令I
    Dと、前記特定番組の番組の番組データを特定する番組
    IDとからなる第2メッセージを送出する第2メッセー
    ジ送信手段と、 特定番組の再生終了時刻に、削除命令を特定する命令I
    Dと、前記特定番組の番組データを特定する番組IDと
    からなる第3メッセージを送出する第3メッセージ送信
    手段とを備えたことを特徴とする請求項2記載の放送装
    置。
  13. 【請求項13】 特定番組の再生開始時刻前に、特定番
    組の番組データをキャッシュ、再生又は削除する命令
    と、受信したときに前記各命令を受信装置に実行させる
    データを特定するためのデータIDとの対応関係情報を
    含むテーブルデータを送出するテーブルデータ送信手段
    と、 特定番組の再生開始時刻前に、キャッシュ命令を受信装
    置に実行させるデータを特定するためのデータIDが付
    されている第1データを送出する第1データ送信手段
    と、 特定番組の再生開始時刻に、再生命令を受信装置に実行
    させるデータを特定するためのデータIDが付されてい
    る第2データを送出する第2データ送信手段と、 特定番組の再生終了時刻に、削除命令を受信装置に実行
    させるデータを特定するためのデータIDが付されてい
    る第3データを送出する第3データ送信手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項2記載の放送装置。
  14. 【請求項14】 前記割り当て手段における、第2の時
    刻から再生開始時刻までの時間と、第2の時刻から再生
    開始時刻までの前記特定番組の放送帯域とは、前記特定
    番組の番組データのデータ量以上のデータの送信に必要
    なものであることを特徴とする請求項2記載の放送装
    置。
  15. 【請求項15】 前記割当て手段はおける、前記第2の
    時刻から再生開始時刻までに割り当てる特定番組用の番
    組データの放送帯域を、前記再生開始時刻から再生終了
    時刻までに割り当てる放送帯域よりも小さくすることを
    特徴とする請求項2記載の放送装置。
  16. 【請求項16】 前記割当て手段では、第1の時刻から
    第2の時刻までに、前記特定番組に割り当てる放送帯域
    を一定値とすることを特徴とする請求項2記載の放送装
    置。
  17. 【請求項17】 データ放送番組とそれに挿入される第
    1、第2特定番組とを送信する放送装置であって、 前記データ放送番組の放送開始時刻から放送終了時刻ま
    での全時間帯に含まれる第1及び第2時間帯における放
    送帯域を第1及び第2特定番組に割り当て、前記全時間
    帯の中で第1及び第2時間帯を除く時間帯において、放
    送帯域の一部を第1及び第2特定番組に、放送帯域の他
    の一部をデータ放送番組に割り当てる割り当て手段と、 第1、第2特定番組の番組データを受信装置内の記憶部
    に保存することを受信装置にそれぞれ指示する第1、第
    2保存指示と、前記記憶部に第1、第2特定番組の番組
    データが保存されている場合にその番組データを再生す
    ることを受信装置にそれぞれ指示する第1、第2再生指
    示とを作成する作成手段と、 割り当て手段による割り当て結果に従って、データ放送
    番組、第1、第2特定番組それぞれの番組データを繰り
    返し送信する送信手段と、 第1時間帯以前に第1保存指示を、第1時間帯の開始時
    刻に第1再生指示を、第2時間帯以前に第2保存指示
    を、第2時間帯の開始時刻に第2再生指示を送信手段に
    それぞれ送信させるよう送信手段を制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とする放送装置。
  18. 【請求項18】 前記割当て手段は、第1時間帯におい
    て、第1特定番組の番組データに、所定帯域以上の放送
    帯域を割り当て、第2時間帯において、第2特定番組の
    番組データに、所定帯域以上の放送帯域を割り当て、前
    記全時間帯の中で、第1時間帯を除く時間帯において、
    第1特定番組の番組データに所定帯域以下の放送帯域を
    割当て、前記全時間帯の中で、第2時間帯を除く時間帯
    において、第2特定番組の番組データに所定帯域以下の
    放送帯域を割り当てることを特徴とする請求項18記載
    の放送装置。
  19. 【請求項19】 前記割当て手段は、第1時間帯及びそ
    の直前の期間において、第1特定番組の番組データに、
    所定帯域以上の放送帯域を割り当て、第2時間帯及びそ
    の直前の期間において、第2特定番組の番組データに、
    所定帯域以上の放送帯域を割り当て、前記全時間帯の中
    で、第1時間帯及びその直前の期間を除く時間帯におい
    て、第1特定番組の番組データに、所定帯域以下の放送
    帯域を割り当て、前記全時間帯の中で、第2時間帯及び
    その直前の期間を除く時間帯において、第2特定番組の
    番組データに、所定帯域以下の放送帯域を割り当てるこ
    とを特徴とする請求項17記載の放送装置。
  20. 【請求項20】 データ放送番組とそれに挿入される第
    1、第2特定番組とを送信する放送装置であって、 前記データ放送番組の放送開始時刻から放送終了時刻ま
    での全時間帯に含まれる第1、第2時間帯における放送
    帯域を第1、第2特定番組にそれぞれ割り当て、さら
    に、前記全時間帯の中で第1時間帯に先行する時間帯に
    おいて、放送帯域の一部を第1特定番組に、前記全時間
    帯の中で第2時間帯に先行する時間帯において放送帯域
    の他の一部を第2特定番組に、放送帯域の別の一部をデ
    ータ放送番組に割り当てる割り当て手段と、 第1、第2特定番組の番組データを受信装置内の記憶部
    に保存することを受信装置にそれぞれ指示する第1、第
    2保存指示と、前記記憶部に第1、第2特定番組の番組
    データが保存されている場合にその番組データを再生す
    ることを受信装置にそれぞれ指示する第1、第2再生指
    示とを作成する作成手段と、 割り当て手段による割り当て結果に従って、データ放送
    番組、第1、第2特定番組それぞれの番組データを繰り
    返し送信する送信手段と、 第1時間帯以前に第1保存指示を、第2時間帯以前に第
    2保存指示を、第1時間帯の開始時刻に第1再生指示
    を、第2時間帯の開始時刻に第2再生指示を、送信手段
    に送信させるよう送信手段を制御する制御手段とを備え
    たことを特徴とする放送装置。
  21. 【請求項21】 前記割当て手段は、第1時間帯におい
    て、第1特定番組の番組データに、所定帯域以上の放送
    帯域を割り当て、第2時間帯において、第2特定番組の
    番組データに、所定帯域以上の放送帯域を割り当て、前
    記全時間帯の中で、第1時間帯に先行する時間帯におい
    て、第1特定番組の番組データに所定帯域以下の放送帯
    域を割り当て、前記全時間帯の中で、第2時間帯に先行
    する時間帯において、第2特定番組の番組データに所定
    帯域以下の放送帯域を割り当てることを特徴とする請求
    項20記載の放送装置。
  22. 【請求項22】 前記割当て手段は、第1時間帯及びそ
    の直前の期間において、第1特定番組の番組データに、
    所定帯域以上の放送帯域を割り当て、第2時間帯及びそ
    の直前の期間において、第2特定番組の番組データに、
    所定帯域以上の放送帯域を割り当て、前記全時間帯の中
    で、第1時間帯及びその直前の期間に先行する時間帯に
    おいて、第1特定番組の番組データに、所定帯域以下の
    放送帯域を割り当て、前記全時間帯の中で、第2時間帯
    及びその直前の期間に先行する時間帯において、第2特
    定番組の番組データに所定帯域以下の放送帯域を割り当
    てることを特徴とする請求項20記載の放送装置。
  23. 【請求項23】 受信装置での再生開始時刻から再生終
    了時刻までの再生時間帯が定められているデータ放送番
    組と、それに挿入される1の番組又は連続した2以上の
    番組から構成される番組ブロックを送信する放送装置で
    あって、 データ放送番組の再生時間帯内の時刻であって、当該時
    刻と、当該特定の番組ブロックとの間に、他の番組ブロ
    ックを挟まない条件を満たすような時刻である第1の時
    刻から特定の番組ブロックに属する最先の番組の再生開
    始時刻までの放送帯域を、データ放送番組と、特定の番
    組ブロックに属するすべての番組に割り当て、特定の番
    組ブロックに属する各番組の再生時間帯における放送帯
    域を、その番組と、同一のブロックに属する後続する番
    組に割り当てる割り当て手段と、 特定の番組ブロックに属する各番組の番組データを受信
    装置内の記憶部に保存することを受信装置にそれぞれ指
    示する保存指示と、前記記憶部に前記各番組の番組デー
    タが保存されている場合にその番組データを再生するこ
    とを受信装置にそれぞれ指示する再生指示とを作成する
    作成手段と、 割り当て手段による割り当て結果に従って、データ放送
    番組、特定の番組ブロックに属する各番組のそれぞれの
    番組データを繰り返し送信する送信手段と、 特定の番組ブロックに属する各番組の再生開始時刻以前
    に、その番組データの保存指示を、その番組の再生開始
    時刻にその番組データの再生指示を送信手段に送信させ
    るよう送信手段を制御する制御手段とを備えたことを特
    徴とする放送装置。
  24. 【請求項24】 前記割当て手段は、特定の番組ブロッ
    クに属する各番組の再生時間帯における放送帯域を所定
    帯域以上割り当て、前記再生時間帯以外の時間帯におけ
    る放送帯域を所定帯域以下に割り当てることを特徴とす
    る請求項23記載の放送装置。
  25. 【請求項25】 前記割当て手段は、特定の番組ブロッ
    クに属する各番組の再生開始時刻の直前の時刻から再生
    終了時刻までの時間帯における放送帯域を所定帯域以上
    割当て、前記時間帯以外の時間帯における放送帯域を所
    定の帯域以下に割り当てることを特徴とする請求項23
    記載の放送装置。
  26. 【請求項26】 前記番組ブロック内に第1の番組と、
    第1の番組に後続する第2の番組とが含まれる場合にお
    いて、 前記割当て手段は、前記第1の時刻と、データ放送番組
    の再生時間帯内の時刻である第2の時刻と、第1の番組
    の再生終了時刻(第2の番組の再生開始時刻)と、第2
    の番組の再生終了時刻とにより順に区切られた期間を第
    1〜第3送出期間としたときに、第1送出期間におい
    て、第1の番組と第2の番組の番組に、所定の帯域以下
    の放送帯域を割り当て、第2送出期間において、第1の
    番組に、所定の帯域以上の放送帯域を割り当て、第2の
    番組に、所定の帯域以下の放送帯域を割り当て、第3送
    出期間において、第2の番組に、所定の帯域以上の放送
    帯域を割り当てることを特徴とする請求項23記載の放
    送装置。
  27. 【請求項27】 前記番組ブロック内に第1の番組と、
    第1の番組に後続する第2の番組とが含まれる場合にお
    いて、前記割当て手段は、前記第1の時刻と、データ放
    送番組の再生時間帯内の時刻である第2の時刻と、第1
    の番組の再生時間帯内の時刻である第3の時刻と、第2
    の番組の再生開始時刻と、第2の番組の再生終了時刻と
    により順に区切られた期間を第1〜第4送出期間とした
    ときに、 第1送出期間において、第1の番組と第2の番組の番組
    に、所定の帯域以下の放送帯域を割り当て、第2送出期
    間において、第1の番組に、所定の帯域以上の放送帯域
    を割り当て、第2の番組の番組に、所定の帯域以下の放
    送帯域を割り当て、第3送出期間において、第1の番組
    に、所定の帯域以上の放送帯域を割り当て、第2の番組
    に、所定の帯域以上の放送帯域を割り当て、第4送出期
    間において、第2の番組に、所定の帯域以上の放送帯域
    を割り当てることを特徴とする請求項23記載の放送装
    置。
  28. 【請求項28】 受信装置での再生開始時刻から終了時
    刻までの再生時間枠が定められた特定番組を放送する放
    送方法であって、 前記再生時間枠における放送帯域を特定番組に割り当
    て、前記再生時間枠直前の先行期間における放送帯域に
    ついて、放送帯域の一部を特定番組に、放送帯域の他の
    部分を他の番組に割り当てる割り当てステップと、 割り当てステップによる割り当て結果に従って、前記先
    行期間において前記他の番組の番組データを繰り返し送
    信するとともに特定番組の番組データを送信し、前記再
    生時間枠において特定番組の番組データを繰り返し送信
    する送信ステップとを含むことを特徴とする放送方法。
  29. 【請求項29】 データ放送番組とそれに挿入される第
    1、第2特定番組とを送信する放送方法であって、 前記データ放送番組の放送開始時刻から放送終了時刻ま
    での全時間帯に含まれる第1及び第2時間帯における放
    送帯域を第1及び第2特定番組に割り当て、 前記全時間帯の中で第1及び第2時間帯を除く時間帯に
    おいて、放送帯域の一部を第1及び第2特定番組に、放
    送帯域の他の一部をデータ放送番組に割り当てる割り当
    てステップと、 第1、第2特定番組の番組データを受信装置内の記憶部
    に保存することを受信装置にそれぞれ指示する第1、第
    2保存指示と、前記記憶部に第1、第2特定番組の番組
    データが保存されている場合にその番組データを再生す
    ることを受信装置にそれぞれ指示する第1、第2再生指
    示とを作成する作成ステップと、 第1時間帯以前に第1保存指示を、第1時間帯の開始時
    刻に第1再生指示を、第2時間帯以前に第2保存指示
    を、第2時間帯の開始時刻に第2再生指示を送信すると
    ともに、割り当てステップによる割り当て結果に従っ
    て、データ放送番組、第1、第2特定番組それぞれの番
    組データを繰り返し送信する送信ステップとを含むこと
    を特徴とする放送方法。
  30. 【請求項30】 データ放送番組とそれに挿入される第
    1、第2特定番組とを送信する放送方法であって、 前記データ放送番組の放送開始時刻から放送終了時刻ま
    での全時間帯に含まれる第1、第2時間帯における放送
    帯域を第1、第2特定番組にそれぞれ割り当て、さらに
    前記全時間帯の中で第1時間帯に先行する時間帯におい
    て、放送帯域の一部を第1特定番組に、前記全時間帯の
    中で第2時間帯に先行する時間帯において放送帯域の他
    の一部を第2特定番組に、放送帯域の別の一部をデータ
    放送番組に割り当てる割り当てステップと、 第1、第2特定番組の番組データを受信装置内の記憶部
    に保存することを受信装置にそれぞれ指示する第1、第
    2保存指示と、前記記憶部に第1、第2特定番組の番組
    データが保存されている場合にその番組データを再生す
    ることを受信装置にそれぞれ指示する第1、第2再生指
    示とを作成する作成ステップと、 第1時間帯以前に第1保存指示を、第2時間帯以前に第
    2保存指示を、第1時間帯の開始時刻に第1再生指示
    を、第2時間帯の開始時刻に第2再生指示を、送信する
    とともに、割り当てステップによる割り当て結果に従っ
    て、データ放送番組、第1、第2特定番組それぞれの番
    組データを繰り返し送信する送信ステップとを含むこと
    を特徴とする放送方法。
  31. 【請求項31】 データ放送番組及び番組ブロックに属
    する各番組は、受信装置での再生開始時刻から再生終了
    時刻までの再生時間帯が定められているデータ放送番組
    と、それに挿入される1の番組又は連続した2以上の番
    組から構成される番組ブロックを送信する放送方法であ
    って、 データ放送番組の再生時間帯内の時刻であって、当該時
    刻と、当該特定の番組ブロックとの間に、他の番組ブロ
    ックを挟まない条件を満たすような時刻である第1の時
    刻から特定の番組ブロックに属する最先の番組の再生開
    始時刻までの放送帯域を、データ放送番組と、特定の番
    組ブロックに属するすべての番組に割り当て、特定の番
    組ブロックに属する各番組の再生時間帯における放送帯
    域を、その番組と、同一のブロックに属する後続する番
    組に割り当てる割り当てステップと、 特定の番組ブロックに属する各番組の番組データを受信
    装置内の記憶部に保存することを受信装置にそれぞれ指
    示する保存指示と、前記記憶部に前記各番組の番組デー
    タが保存されている場合にその番組データを再生するこ
    とを受信装置にそれぞれ指示する再生指示とを作成する
    作成ステップと、 特定の番組ブロックに属する各番組の再生開始時刻以前
    に、その番組データの保存指示を、その番組の再生開始
    時刻にその番組データの再生指示を送信するとともに、
    割当てステップによる放送帯域の割当てに従って、デー
    タ放送番組、特定の番組ブロックに属する各番組のそれ
    ぞれの番組データを繰り返し送信する送信ステップとを
    含むことを特徴とする放送方法。
  32. 【請求項32】 受信装置での再生開始時刻から終了時
    刻までの再生時間枠が定められた特定番組を放送するコ
    ンピュータに前記再生時間枠における放送帯域を特定番
    組に割り当て、前記再生時間枠直前の先行期間における
    放送帯域について、放送帯域の一部を特定番組に、放送
    帯域の他の部分を他の番組に割り当てる割り当てステッ
    プと、 割り当てステップによる割り当て結果に従って、前記先
    行期間において前記他の番組の番組データを繰り返し送
    信するとともに特定番組の番組データを送信し、前記再
    生時間枠において特定番組の番組データを繰り返し送信
    する送信ステップとを実行させるためのプログラムを記
    録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  33. 【請求項33】 データ放送番組とそれに挿入される第
    1、第2特定番組とを放送するコンピュータに、 前記データ放送番組の放送開始時刻から放送終了時刻ま
    での全時間帯に含まれる第1及び第2時間帯における放
    送帯域を第1及び第2特定番組に割り当て、前記全時間
    帯の中で第1及び第2時間帯を除く時間帯において、放
    送帯域の一部を第1及び第2特定番組に、放送帯域の他
    の一部をデータ放送番組に割り当てる割り当てステップ
    と、 第1、第2特定番組の番組データを受信装置内の記憶部
    に保存することを受信装置にそれぞれ指示する第1、第
    2保存指示と、前記記憶部に第1、第2特定番組の番組
    データが保存されている場合にその番組データを再生す
    ることを受信装置にそれぞれ指示する第1、第2再生指
    示とを作成する作成ステップと、 第1時間帯以前に第1保存指示を、第1時間帯の開始時
    刻に第1再生指示を、第2時間帯以前に第2保存指示
    を、第2時間帯の開始時刻に第2再生指示を送信すると
    ともに、割り当てステップによる割り当て結果に従っ
    て、データ放送番組、第1、第2特定番組それぞれの番
    組データを繰り返し送信する送信ステップとを実行させ
    るためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体。
  34. 【請求項34】 データ放送番組とそれに挿入される第
    1、第2特定番組とを放送するコンピュータに、 前記データ放送番組の放送開始時刻から放送終了時刻ま
    での全時間帯に含まれる第1、第2時間帯における放送
    帯域を第1、第2特定番組に割り当て、前記全時間帯の
    中で第1時間帯に先行する時間帯において、放送帯域の
    一部を第1特定番組に、前記全時間帯の中で第2時間帯
    に先行する時間帯において放送帯域の他の一部を第2特
    定番組に、放送帯域の別の一部をデータ放送番組に割り
    当てる割り当てステップと、 第1、第2特定番組の番組データを受信装置内の記憶部
    に保存することを受信装置にそれぞれ指示する第1、第
    2保存指示と、前記記憶部に第1、第2特定番組の番組
    データが保存されている場合にその番組データを再生す
    ることを受信装置にそれぞれ指示する第1、第2再生指
    示とを作成する作成ステップと、 第1時間帯以前に第1保存指示を、第2時間帯以前に第
    2保存指示を、第1時間帯の開始時刻に第1再生指示
    を、第2時間帯の開始時刻に第2再生指示を、送信する
    とともに、割り当てステップによる割り当て結果に従っ
    て、データ放送番組、第1、第2特定番組それぞれの番
    組データを繰り返し送信する送信ステップとを実行させ
    るためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体。
  35. 【請求項35】 受信装置での再生開始時刻から再生終
    了時刻までの再生時間帯が定められているデータ放送番
    組と、それに挿入される1の番組又は連続した2以上の
    番組から構成される番組ブロックを放送するコンピュー
    タに、 データ放送番組の再生時間帯内の時刻であって、当該時
    刻と、当該特定の番組ブロックとの間に、他の番組ブロ
    ックを挟まない条件を満たすような時刻である第1の時
    刻から特定の番組ブロックに属する最先の番組の再生開
    始時刻までの放送帯域を、データ放送番組と、特定の番
    組ブロックに属するすべての番組に割り当て、特定の番
    組ブロックに属する各番組の再生時間帯における放送帯
    域を、その番組と、同一のブロックに属する後続する番
    組に割り当てる割り当てステップと、 特定の番組ブロックに属する各番組の番組データを受信
    装置内の記憶部に保存することを受信装置にそれぞれ指
    示する保存指示と、前記記憶部に前記各番組の番組デー
    タが保存されている場合にその番組データを再生するこ
    とを受信装置にそれぞれ指示する再生指示とを作成する
    作成ステップと、 特定の番組ブロックに属する各番組の再生開始時刻以前
    に、その番組データの保存指示を、その番組の再生開始
    時刻にその番組データの再生指示を送信するとともに、
    割当てステップによる放送帯域の割当てに従って、デー
    タ放送番組、特定の番組ブロックに属する各番組のそれ
    ぞれの番組データを繰り返し送信する送信ステップとを
    実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読
    み取り可能な記録媒体。
  36. 【請求項36】 受信装置での再生開始時刻から終了時
    刻までの再生時間枠が定められた特定番組を放送するコ
    ンピュータに、 前記再生時間枠における放送帯域を特定番組に割り当
    て、前記再生時間枠直前の先行期間における放送帯域に
    ついて、放送帯域の一部を特定番組に、放送帯域の他の
    部分を他の番組に割り当てる割り当てステップと、 割り当てステップによる割り当て結果に従って、前記先
    行期間において前記他の番組の番組データを繰り返し送
    信するとともに特定番組の番組データを送信し、前記再
    生時間枠において特定番組の番組データを繰り返し送信
    する送信ステップとを実行させるためのプログラム。
  37. 【請求項37】 データ放送番組とそれに挿入される第
    1、第2特定番組とを放送するコンピュータに、 前記データ放送番組の放送開始時刻から放送終了時刻ま
    での全時間帯に含まれる第1及び第2時間帯における放
    送帯域を第1及び第2特定番組に割り当て、前記全時間
    帯の中で第1及び第2時間帯を除く時間帯において、放
    送帯域の一部を第1及び第2特定番組に、放送帯域の他
    の一部をデータ放送番組に割り当てる割り当てステップ
    と、 第1、第2特定番組の番組データを受信装置内の記憶部
    に保存することを受信装置にそれぞれ指示する第1、第
    2保存指示と、前記記憶部に第1、第2特定番組の番組
    データが保存されている場合にその番組データを再生す
    ることを受信装置にそれぞれ指示する第1、第2再生指
    示とを作成する作成ステップと、 第1時間帯以前に第1保存指示を、第1時間帯の開始時
    刻に第1再生指示を、第2時間帯以前に第2保存指示
    を、第2時間帯の開始時刻に第2再生指示を送信すると
    ともに、割り当てステップによる割り当て結果に従っ
    て、データ放送番組、第1、第2特定番組それぞれの番
    組データを繰り返し送信する送信ステップとを実行させ
    るためのプログラム。
  38. 【請求項38】 データ放送番組とそれに挿入される第
    1、第2特定番組とを放送するコンピュータに、 前記データ放送番組の放送開始時刻から放送終了時刻ま
    での全時間帯に含まれる第1、第2時間帯における放送
    帯域を第1、第2特定番組に割り当て、前記全時間帯の
    中で第1時間帯に先行する時間帯において、放送帯域の
    一部を第1特定番組に、前記全時間帯の中で第2時間帯
    に先行する時間帯において放送帯域の他の一部を第2特
    定番組に、放送帯域の別の一部をデータ放送番組に割り
    当てる割り当てステップと、 第1、第2特定番組の番組データを受信装置内の記憶部
    に保存することを受信装置にそれぞれ指示する第1、第
    2保存指示と、前記記憶部に第1、第2特定番組の番組
    データが保存されている場合にその番組データを再生す
    ることを受信装置にそれぞれ指示する第1、第2再生指
    示とを作成する作成ステップと、 第1時間帯以前に第1保存指示を、第2時間帯以前に第
    2保存指示を、第1時間帯の開始時刻に第1再生指示
    を、第2時間帯の開始時刻に第2再生指示を、送信する
    とともに、割り当てステップによる割り当て結果に従っ
    て、データ放送番組、第1、第2特定番組それぞれの番
    組データを繰り返し送信する送信ステップとを実行させ
    るためのプログラム。
  39. 【請求項39】 受信装置での再生開始時刻から再生終
    了時刻までの再生時間帯が定められているデータ放送番
    組と、それに挿入される1の番組又は連続した2以上の
    番組から構成される番組ブロックを放送するコンピュー
    タに、 データ放送番組の再生時間帯内の時刻であって、当該時
    刻と、当該特定の番組ブロックとの間に、他の番組ブロ
    ックを挟まない条件を満たすような時刻である第1の時
    刻から特定の番組ブロックに属する最先の番組の再生開
    始時刻までの放送帯域を、データ放送番組と、特定の番
    組ブロックに属するすべての番組に割り当て、特定の番
    組ブロックに属する各番組の再生時間帯における放送帯
    域を、その番組と、同一のブロックに属する後続する番
    組に割り当てる割り当てステップと、 特定の番組ブロックに属する各番組の番組データを受信
    装置内の記憶部に保存することを受信装置にそれぞれ指
    示する保存指示と、前記記憶部に前記各番組の番組デー
    タが保存されている場合にその番組データを再生するこ
    とを受信装置にそれぞれ指示する再生指示とを作成する
    作成ステップと、 特定の番組ブロックに属する各番組の再生開始時刻以前
    に、その番組データの保存指示を、その番組の再生開始
    時刻にその番組データの再生指示を送信するとともに、
    割当てステップによる放送帯域の割当てに従って、デー
    タ放送番組、特定の番組ブロックに属する各番組のそれ
    ぞれの番組データを繰り返し送信する送信ステップとを
    実行させるためのプログラム。
JP2001217318A 2000-07-17 2001-07-17 放送装置、放送方法、プログラム記録媒体、プログラム Withdrawn JP2002101056A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001217318A JP2002101056A (ja) 2000-07-17 2001-07-17 放送装置、放送方法、プログラム記録媒体、プログラム

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000-216568 2000-07-17
JP2000216568 2000-07-17
JP2001217318A JP2002101056A (ja) 2000-07-17 2001-07-17 放送装置、放送方法、プログラム記録媒体、プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002101056A true JP2002101056A (ja) 2002-04-05
JP2002101056A5 JP2002101056A5 (ja) 2008-08-21

Family

ID=26596187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001217318A Withdrawn JP2002101056A (ja) 2000-07-17 2001-07-17 放送装置、放送方法、プログラム記録媒体、プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002101056A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005176037A (ja) * 2003-12-12 2005-06-30 Nippon Television Network Corp データ放送のコンテンツ変更システム及びその方法と、プログラム
JP2009060516A (ja) * 2007-09-03 2009-03-19 Recovery Judge Kk 販売促進支援システム及び方法
WO2017090457A1 (ja) * 2015-11-25 2017-06-01 ソニー株式会社 受信装置、送信装置、及び、データ処理方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005176037A (ja) * 2003-12-12 2005-06-30 Nippon Television Network Corp データ放送のコンテンツ変更システム及びその方法と、プログラム
JP2009060516A (ja) * 2007-09-03 2009-03-19 Recovery Judge Kk 販売促進支援システム及び方法
WO2017090457A1 (ja) * 2015-11-25 2017-06-01 ソニー株式会社 受信装置、送信装置、及び、データ処理方法
US10986397B2 (en) 2015-11-25 2021-04-20 Saturn Licensing Llc Reception apparatus, transmission apparatus, and data processing method
US11575961B2 (en) 2015-11-25 2023-02-07 Saturn Licensing Llc Reception apparatus, transmission apparatus, and data processing method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7013479B2 (en) Broadcasting apparatus and method for pre-transmitting data carousel and receiving apparatus for receiving data carousel
RU2390965C2 (ru) Приемник телевизионных сигналов
RU2564134C2 (ru) Приемник и способ приема
JP5757075B2 (ja) 送信装置、送信方法、受信装置、受信方法、プログラム、および放送システム
US7340762B2 (en) Method and apparatus for broadcasting, viewing, reserving and/or delayed viewing of digital television programs
US7096482B2 (en) Broadcasting apparatus, broadcasting method, program recording medium, and program
EP0594350A1 (en) Interactive television multicasting
US7818779B2 (en) Digital broadcast transmission device and method thereof, and digital broadcast reception device and method thereof
JP4268496B2 (ja) コンテンツの記録に要する記録メディアの記録容量を節約する放送記録システム、記録装置、放送装置および記録プログラム
KR20050049428A (ko) 콘텐츠를 기록하기 위해 사용되는 기록매체의 저장공간을절약하기 위한 방송 기록시스템, 기록장치, 방송장치 및프로그램
JP2004297628A (ja) ストリーム切替装置およびその装置にコンテンツを提供する装置
JP2008206133A (ja) デジタル放送受信機及び予約録画方法
EP1191721A2 (en) Method and apparatus for transmitting a broadcast programme, in which parts of certain programmes are broadcast before their reproduction on a reproduction means has started
EP1266521A4 (en) SYSTEM AND METHOD FOR PERMITTING INSTANT REPRODUCTION IN MULTIPLE ANGLES
AU2001266732A1 (en) System and method for providing multi-perspective instant replay
JP4280443B2 (ja) デジタル媒体広告を統計多重ストリームに挿入する方法および装置
US20030233666A1 (en) Digital broadcast recording apparatus and digital broadcasting system equipped with the same
JP2002101056A (ja) 放送装置、放送方法、プログラム記録媒体、プログラム
JP4366038B2 (ja) テレビジョン放送処理装置及びテレビジョン放送処理装置の制御方法
EP1195930A2 (en) Method and apparatus for broadcasting broadcast programmes, comprising a transmission scheduling means which insures the transmission of a programme in a time period which ends at the start of its actual reproduction by the reproduction means
JP2002064450A (ja) 衛星放送送受システム、送信装置、受信装置、プログラム及び記録媒体
JP2002101394A (ja) 放送装置、放送方法、プログラム記録媒体及びプログラム
JP2002142200A (ja) 放送装置、放送方法、プログラム記録媒体及びプログラム
JP2007281805A (ja) デジタル放送受信装置、デジタル放送受信方法及びプログラム
JPH0993562A (ja) Isdb用送信装置およびその受信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080708

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080708

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20090911