JP2002099871A - 動的意思決定支援装置及び動的意思決定方法及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

動的意思決定支援装置及び動的意思決定方法及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2002099871A
JP2002099871A JP2000287357A JP2000287357A JP2002099871A JP 2002099871 A JP2002099871 A JP 2002099871A JP 2000287357 A JP2000287357 A JP 2000287357A JP 2000287357 A JP2000287357 A JP 2000287357A JP 2002099871 A JP2002099871 A JP 2002099871A
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JP2000287357A
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Masataka Kawamoto
雅隆 川本
Kumiko Suzuki
久美子 鈴木
Tsuguchika Aki
紹京 秋
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JFE Systems Inc
Original Assignee
Kawasaki Steel Systems R&D Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造業や流通業などを問わず意思決定を伴っ
た商業業務の自動化及び標準化を推進し、意思決定に関
する作業能率及び作業品質の向上を図る。 【解決手段】 リソース情報ライブラリ装置50は、意
思決定過程の種類毎に段階的承認修正の経路を、固定ル
ート及び職位ルートとして少なくとも2種類設定した情
報その他を、申請文書様式の単位で保存する。判断依頼
促進部22は、少なくともカレント・ワークフロー制御
部10中のカレント・ワークフロー・ライブラリに基づ
いて、個々の参加者に対して意思決定事項を伝達し判断
を依頼する。意思決定受付手段26は、前記意思決定に
伴った承認及び修正を受け付けて、前記カレント・ワー
クフロー・ライブラリ及び前記承認申請文書情報に修正
を加える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、当初に提起した原
案に対して、複数の参加者による個別の承認及び修正を
段階的に加えて、決定案に到達させる意思決定過程に際
して用い、特に、製造業や流通業などを問わず意思決定
を伴った商業業務の自動化及び標準化を推進し、意思決
定に関する作業能率及び作業品質の向上を図ることがで
きる動的意思決定支援装置、動的意思決定方法、及び該
動的意思決定支援装置に係るコンピュータプログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】製造や流通その他を問わず商業業務を省
みると、会社組織において発生する様々な事項に対する
意思決定業務の比重は大きい。全社的な業務展開や高額
投資の決定事項に限らず、日常的業務、例えば事務用品
の購入などでも、品目決定から購買価格の決定など、様
々な内容、又様々な重要度の意思決定業務が存在する。
そうして、このように意思決定業務は、直属の上司、更
にはその上の上司などの承認を取得していくものであ
り、場合によってはこのような承認仮定において何らか
の原案の修正が生じえる。
【0003】特開平11−272777では、帳票によ
って異なる種々の決裁処理を人手によらず機械的に管理
し、決済処理の状況を即時に確認し得る、電子決裁処理
装置に関する技術が開示されている。該技術では、帳票
毎に決裁者を規定しておき、又複数の決裁者に決裁を求
める順序を規定しておく。そうして、これらの規定に従
い、発行された帳票の決裁を求め、又決裁を行った決裁
者の情報及び決裁内容を管理するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、該特開
平11−272777では、比較的単純な意思決定業務
を取り扱うのみである。
【0005】意思決定業務として、例えば購買に関する
場合の指し値決定、注文書の発注を考える。このような
意思決定業務では、複数の見積り照会に基づいた様々な
指し値案を含む当初に提起した原案に対して、複数の参
加者による個別の承認及び修正を段階的に行う過程で、
指し値は絞られていく。そうして最終指し値が決定さ
れ、その後に注文書が発注される。
【0006】又、意思決定業務においては、決裁者が明
確に定められても、決裁者の作業自体については業務支
援されているものではない。従って、該作業については
業務の改善は図られていない。
【0007】本発明は、前記従来の問題点を解決するべ
くなされたもので、製造業や流通業などを問わず意思決
定を伴った商業業務の自動化及び標準化を推進し、意思
決定に関する作業能率及び作業品質の向上を図ることが
できる動的意思決定支援装置及び動的意思決定方法及び
コンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】まず、本願の第1発明の
動的意思決定支援装置は、当初に提起した原案に対し
て、複数の参加者による個別の承認及び修正を段階的に
加えて、決定案に到達させる意思決定過程に際して、予
め、職位の順位を設定した情報と、個々の参加者の名称
及び前記職位を設定した情報と、該意思決定過程の種類
毎に段階的承認修正の経路を、固定ルート及び職位ルー
トとして少なくとも2種類設定した情報と、承認修正を
依頼する手続きの文書の様式を設定した情報とを、申請
文書様式の単位で保存するリソース情報ライブラリと、
意思決定パターンで定義される個々の意思決定過程の進
行状況を保存するカレント・ワークフロー制御ファイル
と、少なくとも該カレント・ワークフロー・ライブラリ
に基づいて、個々の参加者に対して意思決定事項を伝達
し判断を依頼する判断依頼促進部と、既に依頼されてい
る意思決定事項を個々の参加者単位で提示する承認文書
一覧提示部と、前記原案提起に際して、前記申請文書様
式を選択して必要事項を入力し承認申請文書情報を作成
し保存し発行する新規文書発行部と、前記意思決定に伴
った承認及び修正を受け付けて、前記カレント・ワーク
フロー・ライブラリ及び前記承認申請文書情報に修正を
加える意思受付手段と、を備えるようにしたことによ
り、前記課題を解決したものである。
【0009】又、前記動的意思決定支援装置において、
前記新規文書発行部が、一旦意思決定が完了した後の意
思決定結果を用いて、新たな前記原案提起として、前記
承認申請文書情報を作成し保存し発行することができる
ものであることにより、動的意思決定支援装置を用いた
意思決定を複数段階で行い、複数段階による意思決定の
支援ができるようにしたことことにより、複数の意思決
定により決定されるより大きな意思決定をも対象とする
ことができるようにし、多様な商業業務の作業能率及び
作業品質向上を図ることができる。
【0010】更に、前記動的意思決定支援装置におい
て、前記判断依頼促進部が、前記カレント・ワークフロ
ー・ライブラリに基づいて、前記固定ルート設定情報で
指定される特定職位以上の個々の参加者に対して一斉
に、意思決定事項を伝達し判断を依頼するものであるこ
とにより、意思決定事項の伝達を速やかに行い、これに
より意思決定が速やかに行われるようにすることができ
る。
【0011】次に、本願の第2発明の動的意思決定方法
は、上記の動的意思決定支援装置を用いて、当初に提起
した原案に対して、複数の参加者による個別の承認及び
修正を段階的に加えて、実施することができる決定案に
到達させるようにしたことにより、前記課題を解決した
ものである。
【0012】又、前記動的意思決定方法において、前記
原案が、販売条件に関するものであることにより、販売
業務においても前記課題を解決したものである。
【0013】又、前記動的意思決定方法において、前記
原案が、購買品に関するものであることにより、購買業
務においても前記課題を解決したものである。
【0014】更に、本願の第3発明のコンピュータ読み
取り可能な記録媒体は、上記第1発明の動的意思決定支
援装置を実現するコンピュータプログラムを記録したコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することで、
前記課題を解決したものである。
【0015】以下、本発明の作用について、簡単に説明
する。
【0016】図1は、商業業務においてなされる意思決
定の交互関係を示すブロック図である。
【0017】ここでは、製造業や流通業などを問わず商
業業務においてなされる意思決定を「ミッション」と称
している。又、この図においては、小さい平行四辺形に
より、最小単位の意思決定が図示されている。図の平行
四辺形は2つ以上横方向に並べられ、左から右へ一方方
向矢印で示されるように、最小単位の意思決定が複数段
となって種々のミッションが形成されている。ここで一
方方向矢印は意思決定処理の流れや、その方向を示す。
又、太線の一方向矢印は、諸ミッション間の従属関係を
図示する。
【0018】又このような意思決定に利用される諸情報
は、この図においては双方向の矢印で図示している。
【0019】図2は、本発明に係る動的意思決定支援装
置を用いた意思決定の進行を示すブロック図である。
【0020】上述の最小単位意思決定が連鎖して、決定
案に至る、実行力のある意思決定が行われ、商業業務に
おいて意思決定の過程が示されている。この図において
は意思決定の一例として、指し値を提示して見積りをと
り、物品の購入に係る契約を対外的に結ぶ過程が示され
ている。符号M41〜M44は、最小単位の意思決定結
果であり、ここでは購買意思モデルとされ、実体として
は見積り照会の際に参照する指し値の金額や、物品の仕
様などである。
【0021】購買意思モデルM41は、指し値の金額や
物品の仕様などの、第1段階の意思決定結果であり、こ
の図においては3件の見積り照会を行っている。この後
はこれらの見積り照会結果を参照するなどして、同様に
指し値の金額や物品の仕様などの、第2段階の意思決定
結果である購買意思モデルM42が得られ、この図にお
いては該購買意思モデルM42に基づいて2件の見積り
照会を行っている。更には、この後はこれまでの見積り
照会結果を参照するなどして、同様に指し値の金額や物
品の仕様などの、第3段階の意思決定結果である購買意
思モデルM43が得られ、この図においては該購買意思
モデルM43に基づいて1件の見積り照会を行ってい
る。
【0022】そうしてこの図においては最終的に、これ
までの見積り照会結果を参照するなどして、同様に指し
値の金額や物品の仕様などの、第4段階であり、最終段
階の意思決定結果である購買意思モデルM44が得られ
る。該購買意思モデルM44においては、物品の金額や
仕様が明確になり、図示されるように、最終的に注文書
が発行されている。
【0023】意思決定の関係者が意識していても、ある
いはしなくても、通常、意思決定は複数段階になる。
又、意思決定の進行や、その過程での決定される内容の
修正は、動的に変化している。本発明においては、この
ように動的に変化する、又、複数段階による意思決定過
程において、意思決定の参加者に対する支援を行うもの
として動的意思決定支援装置1を提供している。
【0024】更には本発明においては、このような意思
決定過程において、個々の参加者に対して意思決定事項
を伝達し判断を依頼する。又、既に依頼されている意思
決定事項を個々の参加者単位で提示する。
【0025】従って本発明によれば、製造業や流通業な
どを問わず意思決定を伴った商業業務の自動化及び標準
化を推進し、意思決定に関する作業能率及び作業品質の
向上を図ることができる。
【0026】なお、本発明においては、図3に示すよう
に、単一の動的意思決定支援装置1を、異種の意思決定
に用いることも可能である。本発明の動的意思決定支援
装置1は、このように汎用性を持たせることで、該動的
意思決定支援装置1の普及を促進することも可能であ
る。
【0027】即ち、本発明は、販売関係にも、購買関係
にも、労務管理関係にも、生産計画・生産管理関係に
も、資産管理関係にも、経営企画関係にも、様々な分野
の意思決定に用いることができる。又、その利用者は、
製造業や流通業などを問わず、本発明を適用することが
できる。
【0028】例えば、上述のように汎用性を持たせ、該
動的意思決定支援装置1をコンピュータプログラムで実
現した場合に、これをインターネットなどで配布し、普
及させることも可能である。又、普及された共通の動的
意思決定支援装置を利用することで、意思決定の標準化
を推進し、意思決定に関する作業能率及び作業品質の向
上を図ることができる。
【0029】なお、図3において示されるように、本発
明において決定意思伝達部2を設けるようにしてもよ
い。該決定意思伝達部2は、意思決定された内容、例え
ば上述の購買意思モデルM41〜M44などの内容に従
って、外部に自動的に情報を伝達するようにしてもよ
い。この図では決定意思伝達部2により、意思決定され
た指し値の金額や物品の仕様などに基づいて、自動的に
見積り照会をしたり、最終指し値を注文先に提示した
り、注文書を発行したりしている。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図を用いて本発明の実施の
形態を詳細に説明する。
【0031】図4は、本発明が適用された実施形態の動
的意思決定支援装置の主要部及びその周辺の構成を示す
ブロック図である。
【0032】図示されるように、本実施形態は、カレン
ト・ワークフロー制御部10と承認申請文書管理部13
と、新規文書発行部15と、共通情報参照部20と、管
理機能部32と、リソース情報ライブラリ装置50とに
より構成されている。又、共通情報参照部20は、判断
依頼促進部22と、承認文書一覧提示部23と、意思決
定受付手段26とにより構成されている。
【0033】管理者4は、リソース情報ライブラリ装置
50の情報の保守を、管理機能部32を用いて行う。例
えば、意思決定すべき原案が記載された承認申請文書の
文書書式を、予めリソース情報ライブラリ装置50に登
録しておく。
【0034】そうして、意思決定しようとする原案を提
起しようとする、参加者3の内の1人は、図示されるよ
うに、新規文書発行部15を用いて該原案を示すものと
なる、新規承認段階Ssに該当する承認申請文書を作成
する。このように新たに作成することにより、意思決定
すべき又承認し修正すべき原案が提起されることにな
る。
【0035】該作成の際には、上述のように予め登録さ
れている文書書式の1つに関する、カレント文書書式情
報16が用いられる。このように登録済みの文書書式を
用いることで、文書作成に要する労力が削減されて意思
決定に関する作業能率が向上されると共に、原案の提起
などに関して標準化が推進されるなど、作業品質の向上
を図ることができる。
【0036】このように原案の承認申請文書が作成され
ると、該原案が最終的に決定に至るまでの過程で参加す
る、本実施形態を用いる他の参加者3は、本実施形態に
おいて意思決定する過程で承認や修正をする際に、参照
リソース30を参照する。この参照リソース30には、
リソース情報ライブラリ装置50に登録されていて参加
者3に対して提供されるものが含まれる。更には、該参
照リソース30には、その他様々な参照資料が含まれ、
種々の媒体の参照資料が含まれ、例えば電子的媒体のみ
ならず、従前の紙媒体のものも含まれる。
【0037】意思決定の参加者3に対して、判断依頼促
進部22は、少なくともカレント・ワークフロー制御部
10中のカレント・ワークフロー・ファイル11に基づ
いて、個々の参加者に対して意思決定事項を伝達し判断
を依頼する。又、承認文書一覧提示部23は、これら参
加者3の表示依頼操作に従って、既に依頼されている意
思決定事項を個々の参加者単位で提示する。
【0038】上述のような判断依頼促進部22によれ
ば、後述するような固定ルートや職位ルートにより、定
められている意思決定すべき参加者3に対して、迅速に
又伝達先などで漏れが生じることなく、意思決定の判断
の依頼をすることができる。従って、意思決定の依頼の
面で標準化が推進されるなど、作業品質の向上を図るこ
とができる。
【0039】更に、本実施形態においては、少なくとも
カレント・ワークフロー・ファイル11に基づいて、固
定ルート設定情報で指定される特定職位以上の個々の参
加者に対して一斉に、意思決定事項を伝達し判断を依頼
することができるので、このような一斉伝達の設定が容
易であり、又伝達すべき参加者3の設定に漏れが生じ難
い。更に、本実施形態においては、上述のような承認文
書一覧提示部23を備えているので、個々の参加者3
は、自分が関与し承認や修正をすべき意思決定事項を、
例えば一覧表の形態で表示することも可能であり、従っ
てこれら意思決定事項を把握し易くなり、意思決定に関
する作業能率を向上できる。又、意思決定の依頼や、参
加者3における意思決定の過程や内容の標準化が推進さ
れるなど、作業品質の向上を図ることができる。
【0040】更には、意思決定受付手段26は、これら
参加者3から意思決定に伴った承認及び修正を受け付け
て、カレント・ワークフロー・ファイル11や、承認申
請文書管理部13中の承認申請文書ファイル14などに
ある承認申請文書情報に修正を加える。
【0041】図5は、本実施形態のカレント・ワークフ
ロー制御部10やモール情報センタ12やリソース情報
ライブラリ装置50の構成を示すブロック図である。
【0042】まず、この図に示されるように、図4では
図示が省略された入力ファイル70と、出力ファイル7
4と、カレント出力文書書式変換部73とを備えてい
る。又、カレント・ワークフロー制御部10はカレント
・ワークフロー・ファイル11を有し、承認申請文書管
理部13は承認申請文書ファイル14を有し、新規文書
発行部15はカレント文書書式情報16を有している。
【0043】次に、リソース情報ライブラリ装置50
は、出力書式ライブラリ53と、ワークフロー・ライブ
ラリ54と、各種データテーブル55と、アーカイブ・
ライブラリ56と、申請文書様式ライブラリ57とによ
り構成されている。
【0044】このような構成によりリソース情報ライブ
ラリ装置50は、当初に提起した原案に対して、複数の
参加者による個別の承認及び修正を段階的に加えて、決
定案に到達させる意思決定過程に際して、予め、職位の
順位を設定した情報と、個々の参加者の名称及び前記職
位を設定した情報と、該意思決定過程の種類毎に段階的
承認修正の経路を、固定ルート及び職位ルートとして少
なくとも2種類設定した情報と、承認修正を依頼する手
続きの文書の様式を設定した情報とを、申請文書様式の
単位で保存する。
【0045】あるいは該リソース情報ライブラリ装置5
0は、提起した原案の情報を登録し易いように、例えば
該登録に際して雛型の情報として用いやすいように、上
述のような申請文書様式単位以外の形態でも、これらの
情報の内で少なくとも一部を保存するようにしてもよ
い。
【0046】なお、上記において、種々のファイルやラ
イブラリは、関連する情報と、該情報を格納するための
ハードウェア、例えば情報を記憶する媒体や駆動装置や
制御装置などにより構成されている。
【0047】カレント・ワークフロー制御部10におい
てカレント・ワークフロー・ファイル11は、個々の参
加者3によりなされる、承認申請文書に対する承認や修
正による意思決定過程の進行状況を保存する。又、承認
申請文書管理部13において承認申請文書ファイル14
は、このように承認や修正された承認文書を保存し、管
理する。
【0048】ここで、図4及び図5において、新規承認
段階Ssから始まる、第1承認段階S1〜第(n−1)
承認段階S(n−1)、最終承認段階Seの各段階は、
複数の参加者3の承認や修正により進行する個々の段階
を示す。又、このような個々の段階についての、カレン
ト・ワークフロー・ファイル11や承認申請文書ファイ
ル14における情報の保存形態について、本発明は具体
的に限定するものではない。例えば該情報は、その一部
がリソース情報ライブラリ装置50に格納されていても
よい。
【0049】なお、本実施形態においては、新規文書発
行部15が、一旦意思決定が完了した後の意思決定結果
を用いて、あるいは、決定に至らずに一旦取り止めにな
った原案を用いて、新たな前記原案提起として、承認申
請文書情報を作成し保存し発行することができる。即
ち、新たな原案として、リソース情報ライブラリ装置5
0や、カレント・ワークフロー・ファイル11や、承認
申請文書管理部13に登録すべき情報を作成することが
できる。
【0050】従って、このような情報を作成する手間を
省くことができ、例えば、本実施形態の動的意思決定支
援装置を用いた意思決定を複数段階で行い、複数段階に
よる意思決定の支援ができる。即ち、複数の意思決定に
より決定されるより大きな意思決定をも対象とすること
ができるようにし、多様な商業業務の作業能率及び作業
品質向上を図ることができる。
【0051】更に、決定に至らずに一旦取り止めになっ
た原案についても、新たな原案として再び復活させる際
には、このための情報を作成する手間を省くことができ
る。又、このような復活に際しては、取り止めになった
過去の問題事項の解決案も、リソース情報ライブラリ装
置50などから得て盛り込むことが容易である。
【0052】次に、図6は、本実施形態に係る諸画面の
構成を示すブロック図である。
【0053】この図に示されるように、リソース情報ラ
イブラリ装置50内部に設けられたワークフロー・ライ
ブラリ54や申請文書様式ライブラリ57などの諸ライ
ブラリは、データベース51に構成されている。
【0054】そうして、ユーザ新規登録画面G11、組
織登録画面G12、役職順位設定画面G13、職位順位
設定画面G14、承認ルート設定画面G20、固定ルー
ト内容編集画面G21、職位ルート内容編集画面G22
などの諸画面により、このようなリソース情報ライブラ
リ装置50に対する情報登録や修正がなされる。リソー
ス情報ライブラリ装置50においては、固定ルートや、
職位ルートや、上長ルートや、所属部門ルートや、部門
リストルートなどに関する情報が格納される。
【0055】又、個人情報申請、課長研修、海外出張申
請、出張報告書、セミナー開催通知などの、予め定めら
れた書式の諸申請及び諸通知により、以上のように登録
修正された情報が活用される。
【0056】ここで、本実施形態における申請行為は、
第1段階として申請書の選択を行い、第2段階としてワ
ークフローの決定を行い、第3段階として申請内容の登
録及び実際の申請発行を行うというものである。
【0057】本実施形態においては、図7、図9、図1
1、図13、図15、図17のそれぞれに示される管理
者ツール画面を、管理者4が操作することにより、ユー
ザ新規登録画面G11、組織登録画面G12、役職順位
設定画面G13、職位順位設定画面G14、承認ルート
設定画面G20、固定ルート内容編集画面G21、職位
ルート内容編集画面G22などの諸画面の選択がなされ
る。これら画面を用いた情報の登録や修正は、原則とし
て管理者4が行う。
【0058】まず図7において、『ユーザ新規作成』を
選択すると、図8に示すようなユーザ新規登録画面G1
1が表示される。該画面の機能のねらいは、ワークフロ
ーを決定する上で必要となるデータを登録したり、所属
や役職や職位を個人毎に登録したりすることである。
又、該登録に際しては、外部データ情報を利用すること
が可能であり、外部データ情報をCSV形式でインポー
トすることが可能になっている。
【0059】なお、図8又その他の図において、破線で
囲まれた領域は、ハイライト表示の部分である。ハイラ
イト表示によって、例えば入力が必要な事項が示され
る。
【0060】次に図9において、『ユーザ新規作成』を
選択すると、図10に示すような役職順位設定画面G1
3が表示される。該画面の機能のねらいは、上長ルート
のワークフローを確定させるために各役職の順位を設定
することである。
【0061】図11において、『ユーザ新規作成』を選
択すると、図12に示すような職位順位設定画面G14
が表示される。該画面の機能のねらいは、固定ルートの
ワークフローを確定させるために各職位の順位を設定す
ることである。
【0062】図13において、『ユーザ新規作成』を選
択すると、図14に示すような承認ルート設定画面G2
0が表示される。該画面の機能のねらいは、申請仕様毎
に承認ルートを設定することにある。この設定を行うこ
とで、会社規定に則った申請が促進され、又利用者側の
誤申請が軽減される。
【0063】図15において、『ユーザ新規作成』を選
択すると、図16に示すような固定ルート内容編集画面
G21が表示される。該画面の機能のねらいは、承認ル
ート設定画面で固定ルートが選択された場合において、
具体的なルートに職位を入力することで、承認ルートを
決定することにある。
【0064】図17において、『ユーザ新規作成』を選
択すると、図18に示すような職位ルート内容編集画面
G22が表示される。該画面の機能のねらいは、ある特
定の職位に対する一斉配信を目的とした機能のルートを
提供することにある。本実施形態のこのような一斉配信
機能によれば、選択された職位以上の対象者に対して、
選択された申請仕様が一斉に通知される。
【0065】以下に、一般ユーザ、グループ管理者、シ
ステム管理者の本実施形態における操作について説明す
る。
【0066】まず、これら一般ユーザ、グループ管理
者、システム管理者に共通で、所定のログイン画面によ
り、ログインの操作や、場合によってはパスワード変更
の操作を行う。ログインの操作以降は、一般ユーザ、グ
ループ管理者、及びシステム管理者のそれぞれに固有の
操作になっている。
【0067】まず、一般ユーザを対象とする、一般ユー
ザ機能に関する操作について説明する。この一般ユーザ
機能は、主として下記のA1〜A6の機能である。
【0068】A1.ユーザ情報確認機能:ログインした
ユーザの氏名や、所属グループを表示する。
【0069】A2.新規文書作成機能:文書作成を行
う。ログインユーザが利用可能な申請文書様式の一覧を
表示し、文書様式を選択することで新規文書を作成す
る。本実施形態においては、図19に示す表示画面から
図20の表示画面を呼び出して、このような新規文書作
成をすることができる。
【0070】A3.回覧文書確認機能:受領した回覧文
書、及び自分が回覧を開始した文書がリストアップされ
る。自分が回覧を開始した文書については、その閲覧情
況が確認できる。なお、文書の回覧を開始した者を、以
下回覧者と呼ぶ。
【0071】A4.申請文書確認機能:ログインユーザ
が作成したり、申請したりした文書がリストアップされ
る。文書毎に、作成中、承認待、承認済、差戻しなどの
ステータスが表示され、これにより状態が確認できる。
又編集可能な申請文書は、この画面から内容変更をす
る。
【0072】A5.承認文書確認機能:ログインユーザ
に対して承認待ちしている文書、即ちログインユーザが
承認すべき文書がリストアップされる。承認待ち文書を
選択すると、詳細が表示されるので、ログインユーザは
承認の可否を決定する。
【0073】A6.代行者機能:申請代行者の設定を行
うことができる。
【0074】以下に上述したA1〜A6の各機能の詳細
について説明する。
【0075】まず、新規文書作成機能A2には、以下の
機能が含まれる。
【0076】A21.ログインユーザが利用可能な申請
文書様式の一覧を表示し、文書様式が選択出来ます。
【0077】更に新規文書作成機能A2には、呼び出さ
れた文書様式にログインユーザがデータ入力する以外
に、次の機能を付加している。
【0078】A22.文書のステータスとして、入力
中、申請提出、又は回覧を選択機能。ここで、“入力
中”のステータスを選択した場合は、申請文書には作成
中のステータスが付与され、保存される。“申請提出”
のステータスを選択した場合は、選択されたルートで段
階的に作成文書が提出される。“回覧”のステータスを
選択した場合は、選択された申請先に該当申請文書が一
括配布される。
【0079】A23.ルート追加機能:申請書毎に設定
されたルートにイエローページから選択した個人を追加
する機能。但し、固定ルートの場合を除く。
【0080】A24.e-mail通知機能:申請者に対し、
電子メール(e-mail)で文書の申請行為を通知したい場
合に利用する機能。文書のステータスが“申請提出”ま
たは“回覧”を選択している場合に、該当文書の承認や
修正や確認を促すための電子メールが、該当する参加者
3に対して自動的に送付される。
【0081】A25.添付ファイル機能:申請文書様式
以外に他プログラムで作成された文書を添付し、作成文
書と同様のルートで提出する。
【0082】A26.コメント機能:申請文書様式内容
以外にコメントを要する場合には、コメント入力画面を
呼出し、該画面によりコメントを入力する。作成文書と
同様のルートで提出される。
【0083】A27.リセット機能:申請文書様式内に
入力したデータをクリアする。
【0084】回覧文書確認機能A3には、以下の機能が
含まれる。
【0085】A31.受領した回覧文書および回覧作成
した文書がリストアップされる。
【0086】A32.回覧作成者である場合に閲覧情況
が確認できる。
【0087】A33.回覧作成者である場合に回覧の削
除ができる。同時に回覧先のリストからは表示が消え
る。
【0088】申請文書確認機能A4には、以下の機能が
含まれる。
【0089】A41.ログインユーザが作成または申請
した文書がリストアップされます。
【0090】A42.文書毎にステータス(作成中、承
認待、承認済、差戻し)が表示され、状態が確認できま
す。
【0091】A43.編集可能な申請文書は、この画面
から内容変更が可能である。実際の編集は、作成中文書
編集機能、及びコピー作成機能などを利用する。この作
成中文書編集機能は、“作成中”のステータス文書を選
択すると、編集可能な申請文書が呼び出されるという機
能である。又、このコピー作成機能は、以前申請した文
書を再利用したい場合、“承認済”“差戻”のステータ
ス文書であれば、以前作成した申請文書が呼び出される
という機能である。
【0092】承認文書確認機能A5には、以下の機能が
含まれる。
【0093】A51.ログインユーザに対して承認待ち
している文書がリストアップされる。
【0094】A52.承認待ち文書を選択すると詳細を
表示する機能。又該表示に従って、ログインユーザから
の承認の可否の入力を受け付ける機能。
【0095】A53.その他の機能としては、コメント
機能や、リセット機能や、承認済文書機能がある。まず
このコメント機能は、コメントを要する場合には、コメ
ント入力画面を呼出し、コメントを入力するというもの
であり、この後は指定されたルートで提出される。上述
のリセット機能は、申請文書様式内に入力したデータを
クリアするというものである。承認済文書機能は、過去
3ヶ月以内に承認した文書をリストアップし、参照する
という機能である。
【0096】代行者機能A6には、次の機能が含まれ
る。即ち、申請代行者の設定を行う。
【0097】次に、グループ管理者を対象とする、グル
ープ管理者機能に関する操作について説明する。このグ
ループ管理者機能は、主として下記のB1〜B4の機能
である。
【0098】B1.ログインしたユーザ氏名および所属
グループを表示する。
【0099】B2.申請文書様式作成:標準書式以外の
書式を作成する。具体的には以下の機能を含む。
【0100】B21.文書属性を作成する。
【0101】B22.文書属性を組み合わせて文書タイ
プ(申請文書様式)を作成する。
【0102】B3.承認ルート設定:申請文書様式毎に
承認ルートの設定を行う。具体的には、グループおよび
申請文書様式毎に承認ルートを確定し、利用可能な申請
文書とする。
【0103】B4.文書検索:文書属性または文書コー
ドから文書を検索すると該当する文書がリストアップさ
れ、文書ステータスおよび詳細内容が参照できる。具体
的には以下の機能を含む。
【0104】B41.文書属性または文書コードから文
書を検索すると、該当する文書がリストアップされる。
【0105】B42.該当文書を選択し、詳細内容を表
示させる。
【0106】次に、システム管理者を対象とする、シス
テム管理者機能に関する操作について説明する。このシ
ステム管理者機能は、主として下記のC1〜C9の機能
である。
【0107】C1.ログインしたユーザ氏名および所属
グループを表示する。
【0108】C2.ユーザ新規作成:システム運用の基
礎となるシステムのユーザ情報を登録します。
【0109】C3.役職設定:システム基本情報の1つ
で役職情報を設定します。承認ルート「上長」が指定さ
れる場合に、ここでの設定情報を利用します。
【0110】C4.職位設定:システム基本情報の1つ
で役職情報を設定します。承認ルート「固定」「上長」
「職位」が指定される場合に、ここでの設定情報を利用
します。
【0111】C5.申請文書様式作成:標準書式以外の
書式を作成する。具体的には以下の機能を含む。
【0112】C51.文書属性を作成する。
【0113】C52.文書属性を組み合わせて文書タイ
プ(申請文書様式)を作成する。
【0114】C6.承認ルート設定:申請文書様式毎に
承認ルートの設定を行います。具体的には、グループお
よび申請文書様式毎に承認ルートを確定し、利用可能な
申請文書とする。
【0115】C7.文書検索/文書削除/文書移動/フ
ォルダ作成:文書属性または文書コードから文書検索を
する。又、文書の削除、及び格納フォルダからの文書移
動を行う。新規フォルダの作成も可能である。具体的に
は以下の機能を含む。
【0116】C71.文書属性または文書コードから文
書検索する。
【0117】C72.文書リストから文書を選択し、文
書の削除する。
【0118】C73.格納フォルダから文書移動する。
【0119】C74.新規フォルダの作成を行う。
【0120】C8.承認代行者設定:承認行為を代行さ
せたい場合に、代行者を設定する。変更及び解除が可能
である。
【0121】C9.インポート/エクスポート機能:シ
ステムのグループ情報及びユーザ情報の取り込みと書き
出しを行う。CSV形式により、取り込みと書き出しを
することもできる。
【0122】以上説明したように本実施形態によれば、
本発明を効果的に適用することができる。従って、本実
施形態によれば、製造業や流通業などを問わず意思決定
を伴った商業業務の自動化及び標準化を推進し、意思決
定に関する作業能率及び作業品質の向上を図ることがで
きる。
【0123】
【発明の効果】本発明によれば、製造業や流通業などを
問わず意思決定を伴った商業業務の自動化及び標準化を
推進し、意思決定に関する作業能率及び作業品質の向上
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】商業業務においてなされる意思決定の交互関係
を示すブロック図
【図2】本発明に係る動的意思決定支援装置を用いた意
思決定の進行を示すブロック図
【図3】本発明において単一の動的意思決定支援装置1
を異種の意思決定に用いる場合のブロック図
【図4】本発明が適用された実施形態の動的意思決定支
援装置の主要部及びその周辺の構成を示すブロック図
【図5】上記実施形態のカレント・ワークフロー制御部
やモール情報センタやリソース情報ライブラリ装置の構
成を示すブロック図
【図6】前記実施形態に係る諸画面の構成を示すブロッ
ク図
【図7】前記実施形態においてユーザ新規登録画面を選
択した際の管理者ツール画面を示す画面レイアウト図
【図8】前記実施形態におけるユーザ新規登録画面を示
す画面レイアウト図
【図9】前記実施形態において役職順位設定画面を選択
した際の管理者ツール画面を示す画面レイアウト図
【図10】前記実施形態における役職順位設定画面を示
す画面レイアウト図
【図11】前記実施形態において職位順位設定画面を選
択した際の管理者ツール画面を示す画面レイアウト図
【図12】前記実施形態における職位順位設定画面を示
す画面レイアウト図
【図13】前記実施形態において承認ルート設定画面を
選択した際の管理者ツール画面を示す画面レイアウト図
【図14】前記実施形態における承認ルート設定画面を
示す画面レイアウト図
【図15】前記実施形態において固定ルート内容編集画
面を選択した際の管理者ツール画面を示す画面レイアウ
ト図
【図16】前記実施形態における固定ルート内容編集画
面を示す画面レイアウト図
【図17】前記実施形態において職位ルート内容編集画
面を選択した際の管理者ツール画面を示す画面レイアウ
ト図
【図18】前記実施形態における職位ルート内容編集画
面を示す画面レイアウト図
【図19】前記実施形態における一般ユーザ代表画面を
示す画面レイアウト図
【図20】前記実施形態における新規文書登録画面を示
す画面レイアウト図
【符号の説明】
1…通信販売顧客 2…決定意思伝達部 3…参加者 4…管理者 10…カレント・ワークフロー制御部 11…カレント・ワークフロー・ファイル 13…承認申請文書管理部 14…承認申請文書ファイル 15…新規文書発行部 16…カレント文書書式情報 20…共通情報参照部 22…判断依頼促進部 23…承認文書一覧提示部 26…意思決定受付手段 30…参照リソース 32…管理機能部 50…リソース情報ライブラリ装置 53…出力書式ライブラリ 54…ワークフロー・ライブラリ 55…各種データテーブル 56…アーカイブ・ライブラリ 57…申請文書様式ライブラリ 70…入力ファイル 73…カレント出力文書書式変換部 74…出力ファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋 紹京 東京都江東区南砂弐丁目36番11号 川鉄情 報システム株式会社内 Fターム(参考) 5B049 CC00 CC21 EE00 GG00

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】当初に提起した原案に対して、複数の参加
    者による個別の承認及び修正を段階的に加えて、決定案
    に到達させる意思決定過程に際して、予め、職位の順位
    を設定した情報と、個々の参加者の名称及び前記職位を
    設定した情報と、該意思決定過程の種類毎に段階的承認
    修正の経路を、固定ルート及び職位ルートとして少なく
    とも2種類設定した情報と、承認修正を依頼する手続き
    の文書の様式を設定した情報とを、申請文書様式の単位
    で保存するリソース情報ライブラリと、 意思決定パターンで定義される個々の意思決定過程の進
    行状況を保存するカレント・ワークフロー制御ファイル
    と、 少なくとも該カレント・ワークフロー・ライブラリに基
    づいて、個々の参加者に対して意思決定事項を伝達し判
    断を依頼する判断依頼促進部と、 既に依頼されている意思決定事項を個々の参加者単位で
    提示する承認文書一覧提示部と、 前記原案提起に際して、前記申請文書様式を選択して必
    要事項を入力し承認申請文書情報を作成し保存し発行す
    る新規文書発行部と、 前記意思決定に伴った承認及び修正を受け付けて、前記
    カレント・ワークフロー・ライブラリ及び前記承認申請
    文書情報に修正を加える意思受付手段と、を備えるよう
    にしたことを特徴とする動的意思決定支援装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の動的意思決定支援装置に
    おいて、 前記新規文書発行部が、一旦意思決定が完了した後の意
    思決定結果を用いて、新たな前記原案提起として、前記
    承認申請文書情報を作成し保存し発行することができる
    ものであることにより、 動的意思決定支援装置を用いた意思決定を複数段階で行
    い、複数段階による意思決定の支援ができるようにした
    ことを特徴とする動的意思決定支援装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の動的意思決定支援装置に
    おいて、 前記判断依頼促進部が、前記カレント・ワークフロー・
    ライブラリに基づいて、前記固定ルート設定情報で指定
    される特定職位以上の個々の参加者に対して一斉に、意
    思決定事項を伝達し判断を依頼するものであることを特
    徴とする動的意思決定支援装置。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の動的意思決定支援装置を
    用いて、当初に提起した原案に対して、複数の参加者に
    よる個別の承認及び修正を段階的に加えて、実施するこ
    とができる決定案に到達させるようにしたことを特徴と
    する動的意思決定方法。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の動的意思決定方法におい
    て、前記原案が、販売条件に関するものであることを特
    徴とする動的意思決定方法。
  6. 【請求項6】請求項4に記載の動的意思決定方法におい
    て、前記原案が、購買品に関するものであることを特徴
    とする動的意思決定方法。
  7. 【請求項7】請求項1に記載の動的意思決定支援装置を
    実現するコンピュータプログラムを記録したコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体。
JP2000287357A 2000-09-21 2000-09-21 動的意思決定支援装置及び動的意思決定方法及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Withdrawn JP2002099871A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008052347A (ja) * 2006-08-22 2008-03-06 Fuji Xerox Co Ltd 文書処理装置および文書処理プログラム
JP2009110197A (ja) * 2007-10-29 2009-05-21 Hitachi Ltd 購買業務システム、購買業務処理方法、および購買業務処理プログラム

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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