JP2002099697A

JP2002099697A - アンケート装置及びアンケート情報管理システム

Info

Publication number: JP2002099697A
Application number: JP2000286967A
Authority: JP
Inventors: Haruhiko Minami; 晴彦皆見; Kazunobu Yamamuro; 和信山室
Original assignee: Sohgoh Real Estate Co Ltd
Current assignee: Sohgoh Real Estate Co Ltd
Priority date: 2000-09-21
Filing date: 2000-09-21
Publication date: 2002-04-05

Abstract

(57)【要約】【目的】不動産フェア等各種イベントに参加する参加者
の個人情報、参加の動機、意向、動向等をアンケートに
より効率よく採取し、分析し、管理する。【構成】表示画面６に各種アンケートの質問事項を表示
する。この質問事項に応答して所定の項目をタッチパネ
ル７上で選択し、コンピュータ１に入力する。入力され
た情報をメモリー４，５に記録し、この記録された情報
を所定のフォーマットに編集、分析し、メモリーに記録
する。記録された情報を検索し、所望な情報を得ると共
に、画面に表示９またはプリンター１０で印刷する。ま
た、１ないし複数のアンケート装置をＷＡＮ５０１を介
して中央管理センター等に設置されたサーバ５０２へ接
続し、アンケート情報を管理する。アンケートの回答が
顧客等から直接コンピュータへ入力されるので、タイム
リーにアンケートを採取、集計、加工等を行うことがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、各種イベントに
参加した参加者の個人情報、参加の動機、意向、動向等
をアンケートにより効率よく採取ないし管理するアンケ
ート装置及びアンケート情報管理システム、特にマンシ
ョン、宅地分譲、建売住宅、別荘地等の不動産売買にお
けるアンケートを効率よく採取し、管理するアンケート
装置及びアンケート情報管理システムに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、マンション、アパート、宅地分
譲、建売住宅、別荘地等の不動産売買におけるアンケー
ト調査は、人手によって配布、回収されていた。すなわ
ち、係員が調査対象となる人たちへアンケート用紙を配
布し、その場で質問に対する回答を書き込んで貰った
り、或いは聞き取りにより係員がアンケート用紙に記入
して回収するという手順でアンケート調査が行われてい
た。

【０００３】

【発明が解決しょうとする課題】しかし、人手によるア
ンケート調査は、手間がかかるうえ、アンケート用紙の
作成や配布に時間が掛かるため、リアルタイムでの質問
項目を設定すること、及びリアルタイムでの回収が出来
なかった。また、折角回収したにも拘わらず、集計中に
回答者、内容等が不明なアンケート用紙が残され、その
処理が出来ず、結局、廃棄しなければならなかった。更
にまた、回収したアンケート調査の結果により、顧客名
簿の作成、顧客意向、動向等をコンピュータ処理しよう
とする場合、回収したアンケート用紙をいちいちコンピ
ュータ端末に入力しなければならず、その作業量は膨大
になっており、入力ミスも発生していた。しかも、その
作業に時間が掛かり、迅速に顧客の意向、動向等を把握
することが困難であった。特に、大型土地開発における
マンション、アパート、分譲宅地、分譲住宅等の販売に
あっては、現地案内日に多くの見学者が来訪するもの
の、来訪者の情報は案内した担当係員の個人に帰属して
しまい、複数の係員から情報を集約するのに手間取り、
顧客の意向、動向等をタイムリーに把握出来ず、時には
商機を失する事態を招いていた。

【０００４】本発明は、係る点に鑑みてなされたもので
あって、不動産フェア等の各種イベントに参加する参加
者の個人情報、参加の動機、意向（ニーズ）、動向等を
アンケートにより効率よく採取し、管理するアンケート
装置及びアンケート情報管理システムを提供することを
目的とする。

【０００５】本発明は、また各種イベントに合わせアン
ケートの質問事項を変えることによって、地域、物件等
に関するアンケートを効率よく採取し、管理することに
ある。本発明は、更に参加者に一連番号を付したメンバ
ーズカードを配布し、この番号を最初の質問事項にする
ことにより、アンケートの採取・管理を容易にすること
にある。

【０００６】本発明は、更にまた、スタッフ専用表示画
面を設け、この表示によりアンケート情報の修正、追
加、検索をすることにより、アンケート情報の管理を容
易にすることにある。本発明は、更にまた、質問事項の
回答をタッチパネル画面から入力することにより、回答
を容易にすることにある。

【０００７】本発明は、更にまた、このアンケート装置
を中央管理センター等に設置したサーバに接続し、この
サーバにアンケート情報を記憶し、編集等行い、情報を
集中して置き、各アンケート装置の要求に応じて該アン
ケート情報を送信することにより、アンケート情報の管
理を容易にすることにある。

【０００８】

【課題を解決するための手段】上記目的は以下の手段に
より達成できる。すなわち、請求項１の発明は、質問事
項を表示する表示手段と、該表示手段に表示された質問
事項に応答し入力する手段と、該入力手段から入力され
た情報を記録する手段と、該記録手段に記録された情報
を所定のフォーマットに編集する手段と、該編集手段に
より編集された情報を記録する手段と、該記録手段に記
録された情報を表示または印刷する手段とを備えたこと
を特徴とする。

【０００９】請求項２の発明は、請求項１の表示手段に
表示される質問事項はイベントに合わせて変える手段を
備えたことを特徴とする。請求項３の発明は、請求項
１、２の表示手段に表示される最初の質問事項は顧客メ
ンバーズカードの番号であることを特徴とする。請求項
４の発明は、請求項３の顧客メンバーズカードは番号に
対応するバーコードを付したカードであることを特徴と
する。

【００１０】請求項５の発明は、請求項１〜４の顧客メ
ンバーズカードのバーコードを読み取る手段を備えたこ
とを特徴とする。請求項６の発明は、表示手段にアンケ
ート集計結果を表示すると共に、スタッフ専用画面を表
示し、該表示によりアンケート情報の修正、追加、検索
をする手段を備えたことを特徴とする。請求項７の発明
は、請求項１〜６の入力手段は、画面上から入力するタ
ッチパネルであることを特徴とする。

【００１１】請求項８の発明は、請求項１〜７のアンケ
ート装置と、このアンケート装置に接続されたサーバと
からなり、該サーバに、アンケート情報を記憶する手段
と、該記録手段に記録された情報を編集する手段と、該
アンケート装置の要求に応じて該アンケート情報を送信
する手段とを備えたことを特徴とする。

【００１２】（作用）表示画面に各種アンケートの質問
事項を表示する。この質問事項に応答して所定の項目を
選択し、コンピュータに入力する。入力された情報をメ
モリーに記録し、この記録された情報を所定のフォーマ
ットに編集し、メモリーに記録する。記録された情報を
画面に表示またはプリンターで印刷する。これにより、
アンケートの回答が顧客等から直接コンピュータへ入力
されるので、タイムリーにアンケートを採取することが
できる

【００１３】画面に表示する質問事項はイベントあるい
は状況に合わせて変える。これにより、各種イベントの
アンケートを簡単に採取できるとともに、状況の変化に
応じたタイムリーなアンケートを採取できる。最初の質
問事項を顧客メンバーズカードの番号にする。これによ
り、顧客管理が容易になる。

【００１４】顧客メンバーズカードに該カードに付けた
番号に相当するバーコードを付し、この番号をバーコー
ド読み取り手段で読み取る。これにより、顧客番号を一
々入力することなくバーコードで読み取れるので、情報
の処理、検索、印刷等が容易になる。すなわち、メンバ
ーズカードを発行し、顧客がカード番号を登録すること
により、顧客の一元管理が可能となり、顧客情報の処
理、検索、印刷等をタイムリーに行うことができるばか
りでなく、顧客へのタイムリーな情報提供、サービス等
を円滑に行うことができる。

【００１５】読み取り手段により記録された情報を表示
または印刷する。これにより、情報の確認、修正、加工
等が容易になるばかりでなく、所定のフォーマットに印
刷することにより、種々の印刷物、たとえばダイレクト
メール等を容易に作成できる。

【００１６】表示手段にアンケート集計結果を表示する
と共に、スタッフ専用画面を表示し、この表示によりア
ンケート情報の修正、追加、検索をする。これにより、
アンケート情報の管理が容易になる。

【００１７】アンケート表示画面の上からタッチパネル
で質問事項の回答を入力する。これにより、回答の入力
が極めて簡単になる。

【００１８】１ないし複数のアンケート装置を中央管理
センター等に設置したサーバに接続し、このサーバにア
ンケート情報を記憶して置き、編集し、情報を集中管理
しておき、各アンケート装置の要求に応じて該アンケー
ト情報を送信する。これにより、アンケート情報の管理
が容易になる。

【００１９】

【発明の実施の形態】本発明の一実施形態として、各種
イベントの一つ不動産フェア、特にマンション販売に係
るモデルルーム展示場でのアンケート採取、すなわちモ
デルルーム展示場に来訪する顧客から顧客個人、広告メ
デア、見積、勤務先等の情報をアンケートによって効率
よく採取・管理するアンケート装置及びアンケート情報
管理システムについて説明する。しかし、本発明のアン
ケート装置及びアンケート情報管理システムは、マンシ
ョン販売だけでなく、分譲宅地、分譲住宅、アパート、
別荘地等の売買にも使用できるものである。

【００２０】図１は、アンケート装置及びアンケート情
報管理システムを示したものである。この装置及びシス
テムは、ＣＰＵ１に接続されたＨＤＤ２、ＲＡＭ３、Ｒ
ＯＭ４、通信制御部５、表示装置６、タッチパネル７、
バーコードリーダ８、表示装置９及び印刷装置１０から
なり、更にこの通信制御部５にはＷＡＮ５０１を介して
サーバ５０２が接続される。このサーバ５０２は、アン
ケート装置が設置された場所から離れたデータ等を管理
する中央管理センターに置かれる。ＨＤＤ２にはＣＰＵ
1を制御する制御プログラムを記憶し、ＲＡＭ３には、
アンケート情報及び該情報を処理・加工した情報、顧客
アンケートプログラム及びスタッフ専用プログラム等を
記憶する。ＲＯＭ５は記憶装置。通信制御部５は、ＬＡ
Ｎ或いは電話回線を介してサーバ５０２と通信するため
の装置である。表示装置６には、アンケートの質問事項
を表示する。タッチパネル７は、該表示装置６の画面上
に配置し、該表示装置に表示された質問事項を選択し、
ＣＰＵ１へ入力する。バーコードリーダ８はメンバーズ
カード番号を読み取り、顧客情報を検索等する。表示装
置９は、アンケート情報及び該情報を処理・加工した情
報等を表示するものであり、印刷装置１０は、該表示装
置に表示された情報等を印刷する。これら装置のうちア
ンケートの質問事項を表示し、回答を入力する表示装置
６、タッチパネル７のセットは、来訪者の数に応じて、
１セットだけでなく、複数セットをＣＰＵ１に接続す
る。Ｌは接続回線である。

【００２１】サーバ５０２は、採取したアンケート情報
を集計、分析、編集等する機能を有すると共に、これら
の情報を記憶し、アンケートデータベースとしての機能
をも有する。そして、端末装置であるアンケート装置か
らアクセスがあったとき、要求されたアンケート情報を
ダウンロードすると共に採取したアンケート情報を集
計、分析、編集等する。

【００２２】上記アンケート装置及びアンケート情報管
理システムを用いて、各種プログラムを稼動させて、ア
ンケートの採集・管理を行う。図２は、モデルルーム顧
客情報管理システムのフローを示したものであって、こ
のシステムは顧客アンケートプログラム１１と受付専用
プログラム１３、スタッフ専用プログラム１６、データ
分析・帳票出力プログラム１８及びメモリー１７とから
なる。このうち、顧客アンケートプログラム１１は、従
来の紙によるアンケート紙に替えて、タッチパネルによ
り顧客情報をダイレクトに採取し、データベースにデー
タを格納するプログラムであって、このアンケートによ
って、顧客の基本情報、広告メデア情報、見積情報及び
勤務先情報を採取する。

【００２３】また、受付専用プログラム１３は、顧客が
アンケートに応え入力した情報を受付にて印刷するもの
で、メンバーズカードのバーコードにより印刷する手段
１４と受付で顧客の基本情報を入力して、来訪アンケー
ト印刷を行う手段１５とからなる。

【００２４】メンバーズカード或いは来訪顧客アンケー
トの印刷を行うには、各々受付専用プログラム１４、１
５を起動させ、顧客情報データベース１７にアクセスし
それぞれの印刷を行う。

【００２５】スタッフ専用プログラム１６は、顧客情報
の修正、顧客動向を記録するための顧客履歴登録、或い
は既に登録されている顧客履歴情報を閲覧するための顧
客履歴紹介を行うものであり、また、データ分析、帳票
出力手段１８は、データベースに登録されている全ての
顧客情報を検索、分析し、更に検索条件にヒットした顧
客情報をダイレクトメール印刷などに帳票に出力するも
のである。１７はデータベースであって、ここに顧客情
報を保管する。

【００２６】次に、顧客アンケートプログラム１１を用
い、顧客基本情報、広告メデア情報、見積情報及び勤務
先情報をアンケートにより採取する方法を説明する。図
３は、顧客アンケートプログラム・アンケート採取の全
体フローを示したものであって、複数の入力手段、すな
わちアンケート開始２０、顧客基本情報入力３０、媒体
入力５０、見積情報入力７０、勤務先情報入力８０、及
びアンケート終了９０と、各入力データを記憶・保存す
るメモリー４０、６０、９０とを有する。

【００２７】アンケートに応じる顧客は、先ず、アンケ
ート開始画面２０のスタートボタンをタッチし、アンケ
ートプログラムを起動する。すると顧客基本情報入力画
面３０が表れ、この画面上で顧客名、住所など顧客を識
別するための基本的な情報を入力する。しかし、初めは
アンケートに応じたものの途中で気が変わり、アンケー
トを止める場合、ここで終了すると、画面はアンケート
開始画面２０へ戻る（３０ａ）。この場合、データベー
ス４０に顧客データは記録されることはない。顧客が画
面３０で顧客基本情報を入力し、確認すると、この情報
はデータベース４０に記録される。

【００２８】媒体入力画面５０で広告媒体、購読新聞に
関する情報を入力する。すると広告媒体の情報がデータ
ベース６０に記録される。同様にして、見積情報入力画
面７０で、予算、希望間取りなど見積もりに必要な情報
を、次いで、勤務先情報入力画面８０で勤務先情報をそ
れぞれ入力する。見積情報及び勤務先情報の入力をこの
時点で終了した場合は、入力したところまでそれらのデ
ータはデータベース９０に登録される（７０ａ、８０
ａ）。

【００２９】アンケート終了画面９０には、入力した情
報を全て表示させ、顧客がその内容を確認する。アンケ
ートを最後まで終了した場合、あるいは見積情報入力以
降の画面の途中で終了した場合、入力の終えた部分まで
の情報をデータベースの記録を更新する。

【００３０】図４は、顧客の基本情報を入力するフロー
である。受付において、モデルルームを見に来た来訪者
へメンバーズカードを配布する。このカードには、カー
ドごとに予め所定の一連番号とこの番号に対応するバー
コードを付し、このカードによって、顧客管理を行う。
このカードを使用する理由は、顧客名が同じであって
も、この番号管理であれば、同じ番号のカードはないこ
とから、混乱することがなく、また、以後、再来の場合
であっても、このカードのバーコードを読み取ることに
よって、いちいち顧客名を入力する必要がなく、番号で
管理が出来るので顧客管理が簡単になるからである。更
に、このカードを配布し、アンケートに応えない顧客は
このカードを使用しないことになるが、この場合であっ
てもカードには一連番号が付されていることから、全体
の来場者を最後のカード番号で全体の顧客数を容易に把
握できるので諸々の統計処理も簡単になる。

【００３１】開始画面３１には、ご来場アンケートの案
内が表示され、アンケートに応じる顧客は、先ず、スタ
ートボタンをタッチしてプログラムを起動する。する
と、お客様番号登録画面３２ａが表れ、この画面に、
「お客様番号のご登録をお願いします」旨のメッセージ
と、数字０〜９キーボード、キー入力された番号を表示
する画面、入力番号を間違った際に訂正する「訂正」ボ
タン、及び「トップページへ」或いは「次へ」画面を切
り換えるボタンからなる表示が表れる。この画面を顧客
が見て、アンケートに応じる顧客は、先ず受付で配布さ
れたメンバーズカードに記載されている顧客番号を入力
し、訂正がなければ、「次へ」のボタンをタッチする。
次画面３２ａでは、「お客様のお名前を入力してくださ
い」旨のメッセージが表われ、顧客は自分の名前を入力
する。以下、同様の操作を繰り返し、画面３２ｃで性別
を選択、画面３２ｄで生年月日、画面３３で電話番号、
画面３３ａで携帯電話を保有している場合はその番号
を、画面３３ｂでＦＡＸを保有している場合はその番号
を、画面３３ｃでＥメールアドレスを保有している場合
はそのアドレスをそれぞれ入力する。

【００３２】画面３４で住所を入力する。その入力は郵
便番号或いは住所選択の何れかから選択できるように、
該画面に選択ボタンを表示する。郵便番号を選択した場
合は画面３４ａで郵便番号を入力、また住所検索を選択
した場合は、画面３４ｂで該画面に表示された４７都道
府県から選択し、次いで市区町村名を選択、画面３４ｃ
で番地名を選択する。この番地名の選択の際、町名以下
の番地は数次または英字で入力する。画面３４ｄでは、
最寄駅を選択する。この画面も、予め複数の候補駅を画
面に表示し、路線図も表示し、この路線図を見ながら路
線を選択できるようにする。画面３５では、家族の数を
入力する。

【００３３】顧客情報確認画面３６には、これまで顧客
が入力した情報がまとめて全て表示される。この内容を
確認し、間違いがあれば各項目の訂正ボタンをタッチす
る。すると該入力した画面に戻りここで訂正する。間違
い、変更等がなければ確認ボタンをタッチし、お客様情
報の入力を終了する。図の実線矢印はフローの続行を示
し、点線矢印は確認画面からの訂正を示す。

【００３４】図５は、広告媒体情報を入力するフローを
示す。開始画面５１の開始ボタンをタッチしプログラム
を起動する。すると媒体選択画面５２が表れる。この画
面５２には、予め広告媒体の種類、例えば新聞紙面広
告、折込チラシ、ホームページ、住宅情報、ダイレクト
メール、投函チラシ、看板、現地、モデルルームの紹
介、知人の紹介、会員情報誌、Ｅメール、その他、を表
示すると共に、新聞紙面広告として、主要な日刊新聞を
表示する。そして、これらの情報から顧客が該当するも
のを選択する。

【００３５】広告メディア確認画面５４には、これまで
入力し、選択した情報が表示される。この表示内容か
ら、訂正があれば、「訂正」ボタンをタッチし、画面を
媒体選択画面５２まで戻し（５６）、再度、入力のし直
しを行う。また、追加する場合は、購読新聞選択画面５
３に戻し、該当の新聞を追加する（５７）。以上の操作
を繰り返し、内容が確認出来た段階で、確認ボタンをタ
ッチし、画面５５を終了にする。

【００３６】図６は、見積情報入力フローを示す。開始
画面７１をタッチすると、住居形態選択画面７２が表れ
る。この形態選択画面７２では、予め、例えば戸建持
家、戸建借家、分譲マンション、賃貸マンション、公社
公団分譲住宅、公社公団賃貸住宅、社宅・官舎、アパー
ト、家族と同居、その他、を表示し、これらの中から顧
客が該当するものを選択する。次いで、この画面で顧客
が住まいの形態を入力するが、顧客が住宅を売却したい
場合、或いは賃貸している場合とが存在する。

【００３７】売却を希望する場合は、画面７２ａで売却
希望を選択し、画面７２ｂで売却希望額、更に画面７２
ｃで築年数を入力する。なお、売却を希望しない場合
は、間取選択画面７３へ移行する。

【００３８】一方、賃貸している場合は、月額家賃入力
画面７２ｄで、現在住んでいる住まいの月額家賃（管理
費、駐車代を含む）を入力する。また、間取選択画面７
３では、表示された希望の間取り、例えば１ルーム、１
ＤＫ、１ＬＤＫ、２ＬＤＫ，３ＬＤＫ，４ＬＤＫ，５Ｌ
ＤＫ以上、２世帯、その他の中から、顧客が該当するも
のを選択する。

【００３９】面積選択画面７３ａで、希望の面積、例え
ば４０未満、４０ｍ²、５０ｍ²、６０ｍ²、６５ｍ²、７
０ｍ²、７５ｍ²、８０ｍ²、８５ｍ²、９０ｍ²、１００
以上、未定の表示の中から、顧客が希望する面積を選択
する。予算選択画面７４では、希望の予算、例えば２０
００万円未満、２０００万円、２２００万円、２４０
０、２６００、・・・・・７０００万円、８０００万
円、９０００万円、１億円、未定の表示の中から、顧客
が該当の金額を選択する。

【００４０】年収選択画面７４ａでは、購入する本人の
年収（税込み）、例えば３００万円未満、３００万円、
４００万円、５００万円、６００万円、７００万円、８
００万円、９００万円、１０００万円万円、１５００万
円以上の表示の中から、顧客が該当の金額を選択する。

【００４１】合算予定選択画面７４ｂでは、年収を合算
する予定がある場合、合算するを選択し、次いで、合算
者選択画面７４ｃで、合算者を配偶者、親、子、その他
の中から選択する。そして、合算者の年収を、例えば配
偶者、親、子、その他の中からそれぞれ個別に１００万
円、４００万円、８００万円等の金額表示から該当のも
のを選択する。また、自己資金選択画面７４ｅでは、自
己資金があればその金額を入力する。また、合算の予定
のない場合は、このフローをスキップ７４ｆして自己資
金選択７４ｅへ移行する。

【００４２】希望返済額入力画面７４ｇでは、返済希望
額（管理費、駐車場代等を含む）を毎月払い又はボーナ
ス月払いでの金額を入力する。駐車場希望選択画面７５
で、駐車場の希望がある場合は、例えば軽自動車、５ナ
ンバー、３ナンバーＲＶ（ハイルーフ）の中から選択す
る。また、駐輪場希望選択画面７５ａでは、駐輪場を希
望する場合は選択する。更に、優先項目選択画面７６ｂ
では、検討の際の優先項目、価格、交通便、広さ、間取
り、設備・仕様、環境、売主の信頼性、管理の充実、建
設会社の信頼性、その他の項目の中から選択する。

【００４３】更に、きっかけ選択画面７７では、検討の
きっかけとなった理由、たとえば、住宅が狭くなった、
住宅が古くなった、通勤・通学に不便、ローン・家賃の
問題、環境が悪い、結婚、世帯分離、持家希望、節税対
策、資産形成、子供の将来のため、その他、の表示項目
の中から選択し、画面７８で終了する。

【００４４】図７は、勤務先情報入力フローを示す。開
始画面８１をタッチし、勤務先情報の入力を開始する。
先ず、画面８２で勤務先の名称、画面８３で勤務先の電
話番号をそれぞれ入力する。次いで、画面８４で勤務先
最寄駅を選択する。この画面には路線会社名及び路線図
を表示し、この中から選択する。路線図を示す理由は路
線の選択を容易にするためである。画面８５で勤続年
数、画面８６では、例えば会社員、法人役員、法人代
表、公務員、教育職、商工自営、勤務医、開業医、弁護
士、会計士、税理士、自由業、無職、その他の表示の中
から選択する。画面８７、８８で終了する。

【００４５】次に、顧客アンケートプログラム１で採取
したアンケート結果を管理するスタッフ専用プログラム
について説明する。このプログラムは、採取したアンケ
ート結果に基づき、アンケート結果を集計、分析し、更
に、成約のランク付け、顧客の履歴情報等を追加し、顧
客動向の把握及びアフターケアを円滑にするものであ
る。図８は、顧客がアンケートに応えコンピュータに入
力された情報を検索、処理、及び所定のフォーマットで
印刷等するスタッフ専用プログラムの全体フローを示し
たものである。このプログラムは、起動手段１０１、顧
客検索フォームを選択する手段１０２、この顧客検索フ
ォーム手段によって選択される顧客リスト表示手段１０
４及び顧客番号（メンバーズカード番号）から顧客情報
を検索する手段１０５、更にこれらの手段１０４、１０
５によって顧客情報を表示する手段１０６からなる。１
０３はスタッフ専用のプログラムを終了させる手段であ
る。

【００４６】顧客情報表示手段１０６には、アンケート
で採取した情報を集約して表示させる。その集約は、例
えば顧客個人情報、広告メディア情報、勤務先情報、契
約情報及び担当者情報である。この表示と共に、顧客情
報を追加・削除するボタン、例えば、アンケートを削除
する「没」ボタン、新規の来場者を登録する「新規来
場」ボタン、再来者の情報を登録する「再来」ボタン、
マンション等の資料が請求された場合の情報を登録する
「資料請求」ボタン、更に、顧客の要望情報を登録する
「要望書取得」ボタン、成約の状況を登録する「事前登
録」、「登録」、「申込」、「契約」ボタン等と、更
に、成約等の見込みがないとして顧客情報を削除したも
のの、その後の状況変化でこの情報を復活させる場合に
使用する「フォロー戻し」ボタンを表示させ、更に、テ
キストボックス１０８を表示させる。そして、このテキ
ストボックス１０８には、見積・契約・ランク情報表示
ボタン１０８ａ、データ更新ボタン１０８ｂ、履歴登録
処理ボタン１０８ｃ、履歴照会ボタン１０８ｄ及びアン
ケート印刷ボタン１０８ｅを設ける。

【００４７】見積・契約・ランク情報表示ボタン１０８
ａは、それぞれ見積、契約状況、更には顧客のランク付
け情報を処理するものである。データ更新ボタン１０８
ｂは、顧客情報表示画面１０６に表示されているテキス
トボックス、コンポボックスの内容で顧客データを更新
するものであり、履歴登録処理ボタン１０８ｃは、当該
顧客の動向履歴を記録するための履歴登録処理を行うも
のである。更に履歴照会ボタン１０８ｄは当該顧客の動
向履歴の参照、履歴の修正、履歴の削除を行うものであ
り、アンケート印刷ボタン１０８ｅは来訪アンケートに
顧客情報を反映して印刷するものである。

【００４８】起動画面１０１でこのプログラムをスター
トさせると、画面１０２に顧客番号、顧客名、顧客住
所、顧客電話番号から顧客情報を表示させたい顧客を検
索するためのフォームが表示される。次いで、画面１０
４には、顧客リストが表示されるが、顧客検索フォーム
で顧客名、顧客住所、顧客電話番号で検索すると、該当
する顧客が複数存在する可能性があるので、該当する顧
客をリスト表示させる。表示する項目は、例えば顧客番
号、氏名、住所、電話番号、担当者名、担当者番号であ
る。他方、画面１０５を選択して、顧客検索のメンバー
ズカード番号から顧客を検索すると、直接顧客情報画面
１０６に遷移する。

【００４９】画面１０６には、採取したアンケート情報
と顧客情報を追加・削除等するボタン、及び見積・契約
・ランク情報１０８ａ、データ更新ボタン１０８ｂ、履
歴登録処理１０８ｃボタン、履歴照会ボタン１０８ｄ、
アンケート印刷ボタン１０８ｅ表れる。そこで、この画
面表示を見ながら、顧客との面談等でアンケート情報の
追加・修正、更には、この面談等から得られる情報、例
えば顧客のニーズ、成約の可能性等を追加する。

【００５０】また、この画面１０６に顧客リスト検索メ
ニューを設ける。そのメニューは帳票出力種別ごとに、
例えば顧客一覧、登録者リスト、申込者リスト、要望書
取得者リスト、契約者リスト、事前登録者リスト、フォ
ロー台帳、ダイレクトメール印刷を設け、顧客との面談
等で資料が必要な場合は、この画面から必要なリストを
印刷する。

【００５１】更にまた、画面１０６に検索条件を入力す
るボタンを設ける。その検索項目には、例えば希望条
件、顧客の動向状況、顧客プロフィール、要望・登録・
申込・契約、没・キャンセル、一次分析の結果及び二次
分析の結果等を設け、個々の項目ごとに、検索条件、例
えば範囲、金額、期間等の条件を設定し検索する。な
お、一次分析は、顧客基本情報、媒体、見積、勤務先等
の集計リストであり、二次分析は、これらの集計リスト
を関連付けて分析したリストである。

【００５２】図９は、履歴登録フローを示し、履歴登録
開始画面１１０でスタートすると、３つの選択肢が表れ
る。一つは履歴入力フォームを不要なために没にする履
歴入力（没）１１１であり、次は顧客の来訪、資料請求
等の日付を入力する履歴入力フォーム１１３であり、残
りは顧客の要望を纏めた要望書を取得したり、成約にい
たる事前登録、登録、申込及び契約内容を入力する履歴
入力フォーム１１５である。

【００５３】画面１１１の没ボタンをタッチすると画面
１１２が表れ、履歴入力フォームに履歴登録に必要な情
報を入力してデータ登録を実行する。入力項目は、例え
ば担当者番号、実行日（没日）、ランク、の４項目であ
る。また画面１１３を選択すると、そこには新規来場ボ
タン、再来ボタン、資料請求ボタン、問い合わせ、フォ
ロー戻しが表示され、履歴入力フォームに履歴登録に必
要な情報を入力してデータ登録を実行する。入力項目
は、例えば担当者番号、実行日、ランク、の３項目であ
る。実行日はイベントの種別により、新規来場日、再来
日、資料請求日、問い合わせ日、フォロー戻し日を入力
する。

【００５４】画面１１５には、要望書取得ボタン、事前
登録、登録、申込、契約ボタンが表れるので、該当する
項目を選択し、履歴入力フォームに履歴登録に必要な情
報を入力してデータ登録を実行する。入力項目は、例え
ば担当者番号、実行日、部屋番号、部屋価格、ランク、
の５項目である。実行日はイベントの種別により、要望
書取得日、事前登録日、登録日、申込日、契約日を入力
する。

【００５５】図１０は、履歴照会のフローであって、開
始画面１２０で顧客情報画面より顧客履歴ボタンをタッ
チするとこのプログラムがスタートする。このスタート
により、画面１２１が開き、そこに当該顧客の履歴をリ
スト表示する。表示項目は、例えば履歴通し番号、イベ
ント発生日、イベントの種類、イベント状態、顧客状
態、顧客副状態の６種類である。この画面で戻るボタン
をタッチすると終了画面１２２になり、顧客情報画面に
戻る。

【００５６】画面１２３では、顧客検索フォームで顧客
名、顧客住所、顧客電話番号で顧客を検索した場合、該
当する顧客が複数存在する可能性があるので、該当する
顧客をリスト表示する。表示する項目は、例えば顧客番
号、氏名、住所、電話番号、担当者番号の６項目であ
る。画面１２４では履歴削除、履歴更新処理が表示さ
れ、履歴詳細を表示している履歴についてデータを修
正、削除を行うことが出来る。

【００５７】これまでアンケート装置によって、モデル
ルームの展示場へ来訪した顧客からの個人、広告メデ
ア、見積、勤務先等の情報を採取し、収集・加工等し
て、表示ないし印刷等する方法について説明してきた
が、このアンケート装置を中央管理センター等に設置さ
れたサーバに接続して、このサーバでアンケート情報の
管理もできる。すなわち、管理センターに設置されたサ
ーバにアンケート情報を記憶する手段と、この記録手段
に記録された情報を編集する手段と、アンケート装置の
要求に応じてアンケート情報を送信手段とを設ける。そ
して、このサーバにアンケート情報を記憶して置き、編
集し、分析等し、情報を集中管理しておき、複数のアン
ケート装置からの要求に応じてこれらの情報を当該アン
ケート装置へ送信する。

【００５８】本発明の一実施形態として、モデルルーム
展示場に来訪する顧客から顧客個人、広告メデア、見
積、勤務先等の情報をアンケートによって効率よく採取
・管理するアンケート装置及びアンケート情報管理シス
テムについて説明してきたが、本発明は、マンション販
売だけでなく、その他の不動産、例えば分譲宅地、分譲
住宅、アパート、別荘地等、或いは他のイベントでのア
ンケートの採取に適用できるものである。その適用は、
アンケート装置に搭載されたプログラムを各種イベント
に合せて変更することによって、達成できる。

【００５９】

【発明の効果】本発明によれば、アンケートの回答が顧
客等から直接コンピュータへ入力されるので、タイムリ
ーにアンケートを採取することができる。また、画面に
表示する質問事項をイベントあるいは状況に合わせて変
えることにより、各種イベントのアンケートを簡単に採
取できるとともに、状況の変化に応じたタイムリーなア
ンケートを採取できる。

【００６０】更にまた、最初の質問事項を顧客メンバー
ズカードの番号にする。これにより、顧客管理が容易に
なる。顧客メンバーズカードに該カードに付けた番号に
相当するバーコードを付し、この番号をバーコード読み
取る手段で読み取ることにより、バーコードを一々入力
することなくバーコードで読み取れるので、情報の処
理、検索、印刷等が容易になる。すなわち、メンバーズ
カードを発行し、顧客がカード番号を登録することによ
り、顧客の一元管理が可能となり、顧客情報の処理、検
索、印刷等をタイムリーに行うことができるばかりでな
く、顧客へのタイムリーな情報提供、サービス等を円滑
に行うことができる。

【００６１】更にまた、読み取り手段により記録された
情報を表示または印刷することにより、情報の確認、
修正、加工等が容易になるばかりでなく、所定のフォー
マットに印刷することにより、種々の印刷物、たとえば
ダイレクトメール等を容易に作成できる。また、アンケ
ート表示画面の上からタッチパネルで質問事項の回答を
入力する。これにより、回答の入力が極めて簡単にな
る。

【００６２】表示手段にアンケート集計結果を表示する
共に、スタップ専用画面を表示し、この表示によりアン
ケート情報の修正、追加、検索をするので、アンケート
情報の管理が容易になる。

【００６３】更にまた、アンケート装置を中央管理セン
ター等に設置したサーバに接続し、このサーバにアンケ
ート情報を記憶させ、編集し、情報を集中管理してお
き、各アンケート装置の要求に応じてア当該ンケート装
置へ情報を送信することにより、アンケート情報の管理
が容易になる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施形態のアンケートイ装置及びア
ンケート情報管理システムのブロック図

【図２】モデルルーム顧客情報管理システムのフローチ
ャート

【図３】顧客アンケートプログラム・アンケート採取の
全体フローチャート

【図４】顧客の基本情報を入力するフローチャート

【図５】広告媒体情報を入力するフローチャート

【図６】見積情報を入力するフローチャート

【図７】勤務先情報を入力するフローチャート

【図８】顧客がアンケートに応えコンピュータ入力され
た情報を検索、処理及び所定のフォーマットで印刷等す
るスタッフ専用プログラムの全体フローチャート

【図９】履歴登録用フローチャート

【図１０】履歴照会用フローチャート

【符号の説明】

１・・・ＣＰＵ２・・・ＨＤＤ３・・・ＲＡＭ４・・・ＲＯＭ５・・・通信制御部５０１・ＷＡＮ５０２・サーバ６・・・表示手段７・・・タッチパネル８・・・バーコードリーダ９・・・表示手段１０・・印刷手段１１・・アンケートプログラム１２・・メモリー１３・・受付専用プログラム１６・・スタッフ専用プログラム１８・・データ分析・帳票出力プログラム

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】質問事項を表示する表示手段と、該表示
手段に表示された質問事項に応答し入力する手段と、該
入力手段から入力された情報を記録する手段と、該記録
手段に記録された情報を所定のフォーマットに編集する
手段と、該編集手段により編集された情報を記録する手
段と、該記録手段に記録された情報を表示または印刷す
る手段とを備えたことを特徴とするアンケート装置。
【請求項２】上記表示手段に表示される質問事項はイ
ベントに合わせて変える手段を備えたことを特徴とする
請求項１記載のアンケート装置。
【請求項３】上記表示手段に表示される最初の質問事
項は顧客メンバーズカードの番号であることを特徴とす
る請求項１または２記載のアンケート装置。
【請求項４】上記顧客メンバーズカードは番号に対応
するバーコードを付したカードであることを特徴とする
請求項１ないし３記載のいずれかのアンケート装置。
【請求項５】上記顧客メンバーズカードのバーコード
を読み取る手段を備えたことを特徴とする請求項１ない
し４記載のいずれかのアンケート装置。
【請求項６】上記表示手段にアンケート集計結果を表
示すると共に、スタッフ専用画面を表示し、該表示によ
りアンケート情報の修正、追加、検索をする手段を備え
たことを特徴とする請求項１ないし５記載のいずれかの
アンケート装置。
【請求項７】上記入力手段は、画面上から入力するタ
ッチパネルであることを特徴とする請求項１ないし６記
載のいずれかのアンケート装置。
【請求項８】請求項１ないし７のいずれかに記載され
たアンケート装置と、該アンケート装置に接続されたサ
ーバとからなり、該サーバに、アンケート情報を記憶す
る手段と、該記録手段に記録された情報を編集する手段
と、該アンケート装置の要求に応じて該アンケート情報
を送信する手段とを備えたことを特徴とするアンケート
情報管理システム。