JP2002099614A - 廃棄物リサイクルシステム及び管理票,シール - Google Patents

廃棄物リサイクルシステム及び管理票,シール

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JP2002099614A JP2001180991A JP2001180991A JP2002099614A JP 2002099614 A JP2002099614 A JP 2002099614A JP 2001180991 A JP2001180991 A JP 2001180991A JP 2001180991 A JP2001180991 A JP 2001180991A JP 2002099614 A JP2002099614 A JP 2002099614A
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達雄 古川
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    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/82Recycling of waste of electrical or electronic equipment [WEEE]

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  • Refuse Collection And Transfer (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】廃棄物管理票を用いた廃棄物リサイクルシステ
ムを提供する。 【解決手段】廃棄物回収処理における受け渡し状況を管
理する管理票を備え、該管理票の識別番号を記載する欄
を設けたシールを廃棄物に添付するようにしたリサイク
ルシステム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は廃棄物のリサイクル
システムに関するもので、特に管理票を用いた廃棄物の
管理、例えば廃家電品のリサイクルなどにおいて利用さ
れるものである。
【0002】
【従来の技術】廃棄物の回収から輸送を経て処理・処分
に至る一連の廃棄物回収処理システムの管理については
さまざまに研究が重ねられてきており、その成果の例と
しては発明者らによる特開平5−342224 号がある。この
発明では、バーコードなどをもちいて廃棄物を特定し、
特定した情報を用いて保管手段ならびにリサイクル手段
の廃棄物量を把握し、保管手段からリサイクル手段への
輸送を制御・管理・計画することなどが記載されてい
る。また、回収から保管・輸送を経て処理・処分に至る
一連の廃棄物回収処理システムの管理における廃棄物の
受け渡しに関する公知の管理方法としては、廃棄物の最
初の受け付けの段階において、廃棄物の種類や量、排出
者に関する情報を記載したひとつづりの管理票を発行
し、廃棄物の受け渡しの各段階において各控えを保管し
てゆく管理方法が実施されるようになってきている。
【0003】発明者らは、この管理票による廃棄物の管
理方法を鋭意研究し、また前述の発明例を発展させて、
廃家電品の現品追跡管理機能を新たに付与することによ
り、廃棄物の受け取り・保管・輸送・リサイクルを効率
的に管理し、コストを低減しかつ同時に安全性と処理の
確実性を著しく向上するシステムを考案したのでここに
報告する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以下に、前述の発明を
含む従来技術では解決できなかった課題を列挙し、その
問題点を説明して、解決すべき課題を示す。
【0005】前述の従来技術において解決できなかった
課題を以下に列挙し、その問題点を説明する。
【0006】(1)廃棄物の個体識別管理の困難性 これは、廃棄物が不定形かつ、発生頻度と量も不定であ
ること、ならびに、個々の廃棄物の発生時点では、他の
廃棄物の個体と識別できても、回収・輸送・処理などの
課程をへるうちに、例えば大型の運搬車による輸送や、
廃棄物集積場における保管のあいだに、他の廃棄物の個
体と一緒になり混合するうちに、廃棄物がたがいに交じ
り合い互いに区別がつかなくなることによるものであ
る。
【0007】このことは、受け取った廃棄物が、輸送や
保管ならびに処理などの課程で、実際にどのように移動
していっているかの把握を困難にしている。このため
に、廃棄物リサイクルシステムにおける、廃棄物の最終
的な適正処理についての精確な保証が困難になってお
り、また一部での廃棄物不法投棄の遠因にもなってい
る。
【0008】このような問題が存在すると言うことは、
廃棄物を管理するための従来の管理票が十分に機能して
いないことを表している。この点からみた問題点はおも
に次の2点である。
【0009】最大の問題は廃棄物の現品と廃棄物がば
らばらになった時、とりわけ管理票が紛失したり、行方
不明になったときに、現品に関するほとんどの情報が失
われることであり、この場合例えば廃棄物の性状に関す
る情報が失われたりすることによって、当該廃棄物の現
品を適切に処理することは難しくなったりすることが多
い。
【0010】廃棄物の管理票に記載された情報は、廃
棄物の現品を目視しても、容易に確認できない場合が多
い。例えば、管理票には廃棄物の種類や量,性状,排出
者名が記載されていても、廃棄物の現品を目視してこれ
らの情報を確認できないと、管理票と廃棄物の照合は確
認できず、この照合作業は非常に多くの労力と時間を要
し、かつ正確さに欠けるものである。現実のリサイクル
システムの運用業務において、日々トラックなどで大量
にまとめて輸送されてくる廃棄物に対してこの照合作業
を行う場合、管理票の1枚1枚に対応する廃棄物を探し
出して記載情報の照合を行うことは、非常に困難かつ非
効率的であり、しかも間違いが多い。さらに廃棄物の現
品の性状は、管理票に記載された情報との照合が完了す
るまでわからないため、照合の作業は作業者にとっては
危険でもある。
【0011】したがって、以上の問題を解決するために
は、廃棄物を容易に個体識別・追跡できるようにするこ
とと、これを実現する管理票による管理システムを確立
することが求められている。
【0012】(2)リサイクルシステムの高効率化をめ
ざした積極的な運用の困難性 前述の問題点で説明したように、廃棄物は個体別の識別
管理が難しく、このことは例えば、廃棄物リサイクル処
理を行う(以下リサイクル手段、と呼ぶ)における処理
料金を低減できるように該リサイクル手段の稼働率を高
く保つ、といった積極的な制御が困難にしており、リサ
イクルシステムの全体を計画的かつ効率的に運用を困難
にしているといえる。このような状況は例えば次のよう
な問題を生む。
【0013】例えばリサイクル手段の現実の運転は、
搬入された廃棄物をその量に変動のいかんにかかわら
ず、そのままうけいれて処理することが多い。該リサイ
クル手段での廃棄物受入量の制御方法としては、受入量
が定格の処理容量を超過しそうなときにバッファリング
をする程度である。このような場合、供給される廃棄物
の量が逆に低くなると、リサイクル手段の稼動の効率は
低下し、処理コストが増大して経済性も悪化することに
なり、悪化してもこれを常態的に改善して行くしくみに
なっていない。
【0014】このことは例えばリサイクル手段では、
廃棄物発生量の季節変動による受入量の減少や、近隣地
域のリサイクル手段の故障などによる、当該リサイクル
手段への廃棄物受入量の増加、といったリサイクル手段
の周囲の情報に対して柔軟に対応できないという問題に
もつながる。
【0015】また、受入から保管,輸送を経てきた廃
棄物が送られるリサイクル手段の候補が複数ある場合
に、廃棄物の性状の情報に応じて適切なリサイクル手段
を選定することも困難になる。このためにリサイクル手
段に処理不適な廃棄物成分が供給されて、事故や有害物
質の漏出をまねく危険性が高くなる。
【0016】さらには、廃棄物の情報やリサイクルに
関わる一連の受け渡し情報が十分に管理されていないた
めに、以上のようないかなる不都合にあっても、原因を
すみやかに定量的に解明することは困難である。
【0017】以上の問題を解決するためには、廃棄物の
情報および・リサイクル手段以外のリサイクルシステム
全体の情報を物流・輸送を含めて効率的に管理して計画
的に運用することが求められている。
【0018】(3)リサイクルシステム全体の料金情報
の把握の困難性 これはリサイクルシステムにおける料金情報と廃棄物の
流れが十分に対応してないことによる。このことに関し
ては次の問題がある。
【0019】リサイクルにおける料金授受と物量・内
容の関係がはっきり対応して管理できない。このため
に、経済的に効率的な運用をすることが困難になってい
る。
【0020】たとえリサイクルシステムの一部分の経
済効率がよくなっても、全体の経済効率がよくなったか
どうかわからない。
【0021】以上の問題を解決するためには、廃棄物の
個体管理と統合された料金情報管理を行うとともに、リ
サイクルシステム全体とその中の各段階での両方の料金
情報が管理できることが求められている。
【0022】(4)処理の終了時点の把握の困難性 これは前述のように、廃棄物の個体識別管理の困難さが
遠因であり、この結果不法投棄などの遠因となってい
る。この他廃棄物のリサイクルシステムにおいては、排
出者から受け取った廃棄物について、前記受け取りの後
に保管,輸送を経てリサイクル処理するどの段階にある
かを、排出者からの照会された場合に、回答することを
困難にしている。
【0023】これらの問題を解決するためには、廃棄物
の不法投棄を防止できるようにするために、前述の廃棄
物の個体識別管理技術の確立の他にも、リサイクル手段
における処理終了の情報を管理する方法を確立すること
が求められている。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明では前述の各課題
を解決するために以下の工夫を導入した。
【0025】前述の第1番目の問題を解決するための課
題として、廃棄物を容易に個体識別・追跡できるように
し、かつ、これを実現する管理票システムを確立するた
めに、以下の1.〜5.の工夫を行った。
【0026】1.廃棄物に該廃棄物を個体識別するシー
ルを添付する。
【0027】これにより、管理票を紛失したりしても、
少なくとも廃棄物の現品が個別識別できる。この個体識
別シール上に例えば廃棄物の種類や大きさなどの情報を
付与しておくと、廃棄物の現品の単独での(管理票なし
での)個別識別はさらに容易になる。
【0028】2.廃棄物を一時保管する集積場(以下、
保管手段とよぶ)において、前記1の個体識別シールに
廃棄物の管理票の情報を付与する。
【0029】これにより以後の段階では、廃棄物の現品
上に添付されたシール上に管理票の情報が付与されてい
るので、廃棄物の現品に対応する管理票がどれか、特定
することが可能になる。廃棄物の現品上に添付されたシ
ール上に付与する管理票の情報としては、例えば管理票
を識別するための固有の管理票番号(以下、管理票番号
とよぶ)などであれば、文字情報として容易に転載可能
である。この場合、廃棄物の現品上に添付されたシール
上に記載された管理票番号を読み取って、同一の管理票
番号を有する管理票を探すことで廃棄物の現品と管理票
を照合できる。なおここでは逆に、廃棄物の管理票に対
して、廃棄物に添付されたシールの情報を付与してもよ
く、この場合前述の例と同様にして廃棄物の現品と管理
票を照合できる。
【0030】3.廃棄物の保管手段において、前記廃棄
物に添付された個体識別シールに管理票の情報を付与す
るとともに、管理票に対しても前記シールの情報を付与
する。
【0031】ここでは、前述と同様に管理票番号とシー
ル番号をそれそれ付与した場合、これにより、前記シー
ルと前記管理票の両方に、シール番号ならびに管理票番
号の両方が記載されているので、以降の照合はさらに確
実になる。なお以上の1〜3の工夫における、管理票の
情報およびシールの情報は、管理票番号に対応する管理
票のバーコード情報および、シール番号に対応するシー
ルのバーコード情報であってもよい。この場合廃棄物の
現品と管理票を照合する際に、バーコード情報を読み取
るバーコードリーダを導入するとよい。なおこのような
場合、前記シールが固有の同一バーコードを2つ有し、
そのうちの一方をはがすことができてこれを前記管理票
に添付し、また同様に、前記管理票が固有の同一バーコ
ードを2つ有し、そのうちの一方をはがすことができ、
これを前記シールに添付するようにすれば、文字情報の
読み取りや入力のミスをさけて、さらに効率的かつ簡単
に照合を行うことができる。
【0032】4.上記2〜3におけるシールと管理票の
情報の照合において、これらの情報をデータベース手段
に格納した上で実施する。
【0033】これにより、シールと管理票の情報を一元
的に管理することができるようになり、データ通信手段
さえあれば、廃棄物の回収から保管,輸送,リサイクル
処理のいずれの段階からでも、廃棄物の受入情報を知る
ことができるようになる。この場合、たとえ管理票を紛
失したとしても、廃棄物の回収から保管,輸送,リサイ
クル処理のいずれの段階においても、廃棄物の現品をも
とに、該廃棄物の受入情報を確認することができる。
【0034】5.上記2〜4におけるシールと管理票の
情報を照合作業を廃棄物の回収から保管,輸送,リサイ
クル処理に至るすべての受け渡し段階で実施する。
【0035】このすべての受け渡し段階での照合結果を
比較することによって、リサイクルシステム全体におけ
る廃棄物の現品個別追跡管理ができる。
【0036】前述の第2番目の問題を解決するための課
題として、廃棄物の情報およびリサイクル手段以外のリ
サイクルシステム全体の情報を物流・輸送を含めて効率
的に管理して計画的に運用するために、以下の6.〜
7.の工夫を行った。
【0037】6.上記1〜5のリサイクルシステムにお
いて、リサイクル手段の処理量あるいは/およびストッ
ク量の情報と、前記廃棄物品保管における保管情報とに
基づいて、前記複数の廃棄物保管手段から前記リサイク
ル手段に輸送する廃棄物の輸送ルート,輸送車量,輸送
品目,廃棄物の品目ごとの量などの輸送計画を決定する
廃棄物輸送計画決定手段を設ける。
【0038】これによって、廃棄物の情報やリサイクル
手段以外のリサイクルシステム全体の廃棄物の保管情報
を効率的に把握し、該リサイクルシステムを物流を含め
て計画的に運用することが可能になる。
【0039】7.上記1〜6のリサイクルシステムにお
いて、収集した廃棄物の量と種類に応じて前記リサイク
ル手段の運転処理計画を立案する運転処理計画立案手段
を設ける。
【0040】これによって、リサイクル処理を行うリサ
イクル手段の稼動効率が向上するだけでなく、周囲の環
境に対応したプラント運転処理計画の変更などが可能に
なる。
【0041】前述の第3番目の問題を解決するための課
題として、廃棄物の個体管理と統合された料金情報管理
を行うとともに、リサイクルシステム全体とその中の各
段階での両方の料金情報を管理するために、以下の8.
〜9.の工夫を行った。
【0042】8.上記1〜7のリサイクルシステムにお
いて、リサイクルの処理料金の受領済みを表すシールを
廃棄物に添付する。
【0043】これによって、廃棄物の受領から保管・輸
送・リサイクルに至る任意の段階において、廃棄物の現
品が処理料金を受領済みであることを目視で容易に確認
でき、料金情報と廃棄物の流れの最低限の対応を保つこ
とができる。また前回各段階における受け渡しや処理の
開始時に該廃棄物についての処理料金の受領済みを確認
できる。
【0044】9.上記1〜8のリサイクルシステムにお
いて、廃棄物の受領から、保管,輸送,リサイクルに至
る各段階での料金情報を管理する料金情報管理手段と、
前記シール発行時に排出者から受領した料金情報を管理
する料金情報管理手段を設け、かつ該料金情報管理手段
が保管する前記処理料金の料金情報を、該廃棄物の保管
および輸送,リサイクルにかかわる各料金情報に配分す
るリサイクル料金配分手段を設ける。
【0045】これによって、リサイクルシステムの全体
と部分の両方の料金が分かり、かつ廃棄物の個体情報と
同様に廃棄物の処理の料金情報を管理できる。
【0046】前述の第4番目の問題を解決するための課
題として、廃棄物の不法投棄を防止するためのリサイク
ル処理終了の情報を管理する方法を確立するために、以
下の10.の工夫を行った。
【0047】10.上記1から9のリサイクルシステム
において、廃棄物の移動にともなって受け渡しされる管
理票の受け渡しの最終点をリサイクル手段での受領時点
とせず、該リサイクル手段による廃棄物の処理にともな
って発生する少なくとも1つ以上の再利用可能物ならび
に処分必要物の少なくとも1つにまで広げる。またリサ
イクル手段での処理の終了後に処理終了情報を送信する
手段を備える。
【0048】これによって、廃棄物の処理終了後におけ
る再利用可能物の再生手段への引き渡しおよび、処分可
能物の処分手段への引き渡しまでを管理できるととも
に、不法投棄を防止しやすくなる。
【0049】本発明の作用を以下に説明する。
【0050】本発明はまず、廃棄物に該廃棄物を個体識
別するシールを添付することによって、管理票を紛失し
たりしても廃棄物の現品が個別識別する。
【0051】また、廃棄物に添付された個体識別シール
に管理票番号を転載するとともに、管理票に対しても前
記シール番号を転載することによって廃棄物の受領と管
理票の受領を照合される。同様に、シールと管理票のそ
れぞれの固有のバーコード情報をそれぞれに同一のもの
を予め2つずつ付与しておき、その一方を交換すること
でも同様に照合がなされる。さらにこのようにして、廃
棄物の受領と管理票の受領を照合して確認した情報を、
データベース手段に格納することによって、廃棄物の回
収から保管,輸送,リサイクル処理のいずれの段階から
でも、廃棄物の現品をもとにデータ通信手段を介して廃
棄物の受入情報が確認可能となっており、また同様に任
意の段階からリサイクルシステムへの廃棄物の受入情報
を知ることができるようになっている。さらに同様の、
シールと管理票の情報や照合作業を、廃棄物の回収から
保管,輸送,リサイクル処理に至るすべての受け渡しの
段階で行うことによって、リサイクルシステム全体にお
ける廃棄物の現品個別追跡管理ができるようになってい
る。
【0052】また本発明では、リサイクル手段の処理量
あるいは/およびストック量の情報と、保管手段におけ
る保管情報とを照合して演算することによって、前記複
数の廃棄物保管手段から前記リサイクル手段に輸送する
廃棄物の輸送ルート,輸送車量,輸送品目,廃棄物の品
目ごとの量などの輸送計画を算定する。これによって、
リサイクルシステム全体の廃棄物の保管情報を活用しな
がら、リサイクルシステムの物流全般を効率的に計画し
て運用するようになっている。また、収集した廃棄物の
種類と量の情報や在庫情報を用いて、前記リサイクル手
段の運転処理計画を演算して適正化することで、リサイ
クル手段の稼動効率を向上したり、また状況に応じて前
記リサイクル手段の運転処理計画を変更したりする。
【0053】さらに本発明では、廃棄物の受領から保
管,輸送,リサイクルに至る各段階での料金情報を集約
して一括管理し、かつ予め徴収された廃棄物の処理料金
の情報を、前記一括管理された料金情報に基づいて、廃
棄物の受領から、保管,輸送,リサイクルに至る各段階
に配分することによって、廃棄物の個体管理と統合され
た料金情報管理を行うとともに、リサイクルシステム全
体とその中の各段階での両方の料金情報を管理する。
【0054】また本発明では、リサイクル手段での処理
の終了後に処理終了情報を送信する手段を備えるととも
に、廃棄物の管理票の受け渡し範囲をリサイクル手段で
の処理によって発生する再利用可能物または処分必要物
の少なくとも一方引き渡しにまで広げることによって、
廃棄物の受け渡しの管理範囲を、処理後の生成物質にま
で広げ、不法投棄の発生の余地を少なくするようになっ
ている。
【0055】
【発明の実施の形態】(実施例1)図1に本リサイクル
システムにおける廃家電品およびシール,管理票,廃家
電品の管理情報,料金情報の流れを表す一実施例を示
す。
【0056】本リサイクルシステムの構成は、廃棄物の
回収から輸送を経て処理に至る一連の流れにおける、廃
家電品の受け渡し状況の管理と、料金情報の管理ならび
に配分,在庫管理,輸送計画,運転処理計画を統括管理
する「リサイクル情報統括管理手段100」、および、
廃家電品の再商品化料金徴収済を表す「シール1」を発
行する「シール発行手段200」、該シール1を添付さ
れた廃家電品を受け取って「廃家電品保管手段400」に
輸送する「廃家電品受領・一次輸送手段300」、該「廃
家電品受領・一次輸送手段300」での廃家電品受領時
に発行され、以降の一連の受け渡しを管理する1つづり
の「管理票A,B,C,D,E」、該「廃家電品受領・
一次輸送手段300」での廃家電品の受け取りを表す
「管理票A」を保管する「管理票A保管手段301」、
該「廃家電品受領・一次輸送手段300」から輸送され
た廃家電品を保管する「廃家電品保管手段400」、該
「廃家電品保管手段400」における廃家電品の受け取
りを表す「管理票B」を保管する「管理票B保管手段4
01」、該「廃家電品保管手段400」で一時保管した
廃家電品を「リサイクル手段600」に輸送する「廃家
電品二次輸送手段500」、該「廃家電品二次輸送手段
500」における廃家電品の受け取りを表す「管理票
C」を保管する「管理票C保管手段402」、該「廃家
電品二次輸送手段500」から輸送された廃家電品を受
け取って、分解・選別処理する「リサイクル手段60
0」、該「リサイクル手段600」における廃家電品の
受け取りを表す「管理票D」を保管する「管理票D保管
手段403」からなる。以下にこれらの各構成要素の基
本機能を述べる。
【0057】はじめに、「シール発行手段200」で
は、廃家電品2を排出しようとする者(以下、排出者
9)から廃家電品の再商品化にかかわる処理料金99を
徴収し、処理料金徴収済を表す「シール1」を排出者9
に発行する。該シール1の詳細な具体例は後述の図2に
示して説明するが、その特徴としては後述するように、
シール1に固有の識別番号(以下、シール番号)100
2およびこれに対応するバーコード1003が付与され
ており、かつ前記管理票0に固有の識別番号(以下、管
理票番号)2002を記載する欄1005を有してい
る。また、該「シール発行手段200」は、前記排出者
9から受領した処理料金99に関する情報を入力・格納
・送信する手段を内部に有しており、該入力・格納・送
信手段によって前記処理料金99に関する情報を「リサ
イクル情報統括管理手段100」内に備えられた「料金
情報管理手段101」に伝達する。前記「シール発行手
段200」の具体的な例としてはコンビニエンスストア
などがあるが、以上で述べたような機能を満たすことが
できるものであればこれに限らない。
【0058】次に、廃家電品2の受け渡しの第1段階目
になる「廃家電品受領・一次輸送手段300」では、前
記シール1が添付された廃家電品2を前記排出者9から
受け取り、後述の管理票Bおよび管理票C,管理票Dと
一緒に「廃家電品保管手段400」に輸送する。前記
「廃家電品受領・一次輸送手段300」の具体的な例と
しては家電品の量販店や小売店,地方自治体における廃
棄物集積保管場や粗大ゴミ処理設備などがあるが、これ
に限るものではない。
【0059】この際に、「廃家電品受領・一次輸送手段
300」では、以降の廃家電品2の一連の受け渡しにお
いて廃家電品2の受領を表す管理票0を発行する。
【0060】該「管理票0」の詳細な具体例は後述の図
3に示して説明するが、その特徴としては後述するよう
に、第1に管理票に固有の識別番号2002および対応
するバーコード2009が付与されており、かつ第2に
廃家電品2に添付されたシール1上に付与されたシール
番号1002を記載する欄2008を有しており、また
この他に第3に品目・大きさ等の情報を記載する欄20
03,排出者9に関する情報を記載する欄2004など
を有している。
【0061】また該「管理票0」の発行に際しては、前
述のシール番号1002を記載する欄2008に該シー
ル番号1002が記載されており、また、同様に、品目
・大きさ等の情報を記載する欄2003および、排出者
9に関する情報を記載する欄2004などに、それぞれ
品目・大きさ等の情報および排出者9に関する情報など
が記載されていることを確認してから「廃家電品受領・
一次輸送手段300」が該「管理票0」を発行する。一
方同時に、前記シール1についても該シール1が有して
いる前記管理票番号2002を記載する欄1005に該
管理票番号2002が記載されていることを確認しておく。
これらの作業は、前記管理票0に付与された管理票番号
情報2002および前記シール1に記載されたシール番
号情報1002を交換する作業であり、この交換作業を
行う方法としては他に、あらかじめ「シール1」と「管
理票0」のそれぞれに同一のバーコードを2つずつ付与
しておき、かつバーコード情報のそれぞれ一方をシール
で外せるようにしておき、これを外して「シール1」と
「管理票0」の間で交換して添付してもよい。
【0062】さらに該管理票0は、廃家電品2の回収か
ら処理に至る一連の流れにおける廃家電品2受け渡しの
各段階ごとに廃家電品2の受領を表す控えとして順次は
ずして保管できる1つづりの帳票になっており、ここで
はこれらを図に示すようにそれぞれを管理票A,管理票
B,管理票C,管理票D,管理票Eと呼ぶ。このうち管
理票Bおよび管理票C,管理票Dは、控えを2部とれる
ようになっており、それぞれをB1票ならびにB2票,
C1票ならびにC2票,D1票ならびにD2票と呼ぶ。
「廃家電品受領・一次輸送手段300」では、前記管理
票0のつづりのうち、管理票Eを排出者9に対して発行
し、また該「廃家電品受領・一次輸送手段300」での
廃家電品の受け取りを表す「管理票A」を該管理票を保
管する「管理票A保管手段301」に保管し、残りのつ
づりである管理票Bおよび管理票C,管理票Dを前記廃
家電品2と一緒に「廃家電品保管手段400」に輸送す
る。これらの管理票0の各つづり移動の詳細に関しては
後述の図4に示して説明する。
【0063】また、以上の廃家電品2および管理票0の
受領および輸送に関する情報は、「廃家電品受領・一次
輸送手段300」内に備えられた送信手段によって送信
され、通信手段による通信を経て「受領・一次輸送情報
管理手段310」に伝達され、該「受領・一次輸送情報
管理手段310」内に備えられた受領・一次輸送情報格
納手段に格納される。ここでの前記送信手段および通信
手段としては、例えばモデムおよび電話回線、あるいは
ネットワークアダプタおよびイーサネット(登録商標)
ケーブルなど公知のものでよい。同じように受領・一次
輸送情報格納手段についても、例えばハードディスク装
置など公知の手段でよい。前記の「受領・一次輸送情報
管理手段310」内に備えられた受領・一次輸送情報格
納手段に格納された情報は、さらにリサイクル情報統括
管理手段100内における廃家電品現品追跡管理手段1
03内に伝達され、該廃家電品現品追跡管理手段103
内の情報格納手段に格納される。
【0064】同様に、以上の廃家電品2の受領・一次輸
送、および管理票0の発行に関わる料金情報は、「廃家
電品受領・一次輸送手段300」内に備えられた送信手
段によって送信され、通信手段による通信を経て「受領
・一次輸送料金情報管理手段330」に伝達され、該
「受領・一次輸送料金情報管理手段330」内に備えら
れた受領・一次輸送料金情報格納手段に格納される。こ
こでの前記送信手段および通信手段,受領・一次輸送料
金情報格納手段についても、上記と同様の公知の手段で
よい。前記の「受領・一次輸送料金情報管理手段33
0」内に備えられた受領・一次輸送料金情報格納手段に
格納された情報は、さらにリサイクル情報統括管理手段
100内における料金情報管理手段101内に伝達さ
れ、該料金情報管理手段101内の料金情報格納手段に
格納される。
【0065】つづいて、廃家電品2の受け渡しの第2段
階目になる「廃家電品保管手段400」では、まず前記シー
ル1が添付された前記廃家電品2を、管理票Bおよび管
理票C,管理票Dと一緒に受け取る。受け取った前記廃
家電品2については、後述の図7で詳細を説明するよう
に該廃家電品保管手段400内に設けられた保管ヤード
499にて保管した後、出庫指示情報を受けて出庫して
「廃家電品二次輸送手段500」に引き渡す。また受け
取った前記管理票Bおよび管理票C,管理票Dについて
は、前述のように2枚一組となった管理票BのB1票お
よびB2票のうちB1票を廃家電品2の受領を表す控え
として管理票B1保管手段401に保管し、もう一方の
B2票を前記の廃家電品受領・一次輸送手段300に返
送し、残りの管理票Cおよび管理票Dを前記廃家電品2
と一緒に前記「廃家電品二次輸送手段500」に引き渡
す。前記「廃家電品保管手段400」の具体的な例とし
ては一般の廃棄物集積保管場や家電品の量販店,地方自
治体における廃棄物集積保管場や粗大ゴミ処理設備など
が考えられるが、これに限るものではない。
【0066】「廃家電品保管手段400」における、廃
家電品2の入庫および出庫に関する情報は、該「廃家電
品保管手段400」内に備えられた送信手段によって送
信され、通信手段による通信を経て「在庫管理手段42
0」に伝達され、該「在庫管理手段420」内に備えら
れた在庫情報格納手段に格納される。ここでの前記送信
手段および通信手段としては、例えばモデムおよび電話
回線、あるいはネットワークアダプタおよびイーサネッ
トケーブルなど公知のものでよく、同じように在庫情報
格納手段についても例えばハードディスク装置など公知
の手段でよい。前記在庫管理手段420における在庫管
理の詳細は後述の図7に示して説明するが、該在庫管理
手段420では廃家電品保管手段400への廃家電品2
の入庫情報と出庫情報とに基づいて、前記廃家電品保管
手段400内に設けられた保管ヤード499における廃
家電品の在庫を管理するとともに、前記在庫情報格納手
段に格納された在庫情報を該在庫管理手段420内に設
けられた送信手段によって送信し、通信手段による通信
を経て「輸送計画決定手段520」に伝達する。
【0067】また、「廃家電品保管手段400」におけ
る、廃家電品2および管理票0の受領から出庫・引き渡
しに関する情報は、該「廃家電品保管手段400」内に
備えられた送信手段によって送信され、通信手段による
通信を経て「保管情報管理手段410」に伝達され、該
「保管情報管理手段410」内に備えられた保管情報格
納手段に格納される。ここでの前記送信手段および通信
手段としては、上記と同様に例えばモデムおよび電話回
線、あるいはネットワークアダプタおよびイーサネット
ケーブルなど公知のものでよく、同じように保管情報格
納手段についても例えばハードディスク装置など公知の
手段でよいことはいうまでもない。前記の「保管情報管
理手段410」内に備えられた保管情報格納手段に格納
された情報は、さらにリサイクル情報統括管理手段10
0内における廃家電品現品追跡管理手段103内に伝達
され、該廃家電品現品追跡管理手段103内の情報格納
手段に格納される。
【0068】廃家電品保管手段400ではこの他に、詳
細を後述の図5に示して説明するように、バーコードリ
ーダ4101および文字情報入力手段4102,バーコ
ードリーダ4103によって、廃家電品2に添付された
シールのバーコード情報4111および管理票1に記載され
た廃家電品情報4113、管理票1に付与された管理票
のバーコード情報4115などを読み取り入力して、前
記「保管情報管理手段410」内に設けられた記憶デー
タ格納手段4121〜4125に格納する。前記記憶デ
ータ格納手段4121〜4125に格納された前記シー
ルのバーコード情報などの情報4111〜4115は、
送信手段4131〜4135によってそれぞれ送信さ
れ、通信手段4104を経て照合データベース手段41
00に伝達される。該照合データベース手段4100で
は、前記通信手段4104によって伝達された前記シー
ルのバーコード情報などの情報4111〜4115に基
づいて、廃家電品2の現品と管理票0を照合する。
【0069】同様に、「廃家電品保管手段400」にお
ける、廃家電品2および管理票0の受領から出庫・引き
渡しに関わる料金情報は、該「廃家電品保管手段40
0」内に備えられた送信手段によって送信され、通信手
段による通信を経て「保管料金情報管理手段430」に
伝達され、該「保管料金情報管理手段430」内に備え
られた保管料金情報格納手段に格納される。ここでの前
記送信手段および通信手段、保管料金情報格納手段につ
いても、上記と同様の公知の手段でよい。前記の「保管
料金情報管理手段430」内に備えられた保管料金情報
格納手段に格納された情報は、さらにリサイクル情報統
括管理手段100内における料金情報管理手段101内
に伝達され、該料金情報管理手段101内の料金情報格
納手段に格納される。
【0070】つづいて、廃家電品2の受け渡しの第3段
階目になる「廃家電品二次輸送手段500」では、まず
前記シール1が添付された前記廃家電品2を管理票Cお
よび管理票Dと一緒に受け取る。受け取った前記廃家電
品2については一時保管したのち「リサイクル手段60
0」に引き渡す。また受け取った前記管理票Cおよび管
理票Dについては、前述のように2枚一組になった前記
管理票CのC1票ならびにC2票のうちのC1票を廃家
電品2の受領を表す控えとして管理票C1保管手段40
2に保管して、もう一方のC2票を前記廃家電品受領・
一次輸送手段300に送り返し、残りの管理票Dを前記
廃家電品2と一緒に前記「リサイクル手段600」に引
き渡す。前記「廃家電品二次輸送手段500」の具体的
な例としてはトラックや廃棄物収集パッカー車,鉄道コ
ンテナなどが考えられるが、廃家電品を輸送できる手段
であればよく、これらに限るものではない。
【0071】「廃家電品二次輸送手段500」におけ
る、廃家電品2および管理票0の受け取りおよび引き渡
しに関する情報は、該「廃家電品二次輸送手段500」
内に備えられた送信手段によって送信され、通信手段に
よる通信を経て「輸送情報管理手段510」に伝達さ
れ、該「輸送情報管理手段510」内に備えられた輸送
情報格納手段に格納される。前記の「輸送情報管理手段
510」内に備えられた保管情報格納手段に格納された
情報は、さらにリサイクル情報統括管理手段100内に
おける廃家電品現品追跡管理手段103内に伝達され、
該廃家電品現品追跡管理手段103内の情報格納手段に
格納される。
【0072】同様に、「廃家電品二次輸送手段500」
における、廃家電品2および管理票の受け取りから引き
渡しに関わる料金情報は、該「廃家電品二次輸送手段5
00」内に備えられた送信手段によって送信され、通信
手段による通信を経て「輸送料金情報管理手段530」
に伝達され、該「輸送料金情報管理手段530」内に備
えられた輸送料金情報格納手段に格納される。前記の
「保管料金情報管理手段430」内に備えられた保管料
金情報格納手段に格納された情報は、さらにリサイクル
情報統括管理手段100内における料金情報管理手段1
01内に伝達され、料金情報管理手段101内の情報格
納手段に格納される。前記の「輸送料金情報管理手段5
30」内に備えられた輸送料金情報格納手段に格納され
た情報は、さらにリサイクル情報統括管理手段100内
における料金情報管理手段101内に伝達され、該料金
情報管理手段101内の料金情報格納手段に格納され
る。
【0073】また「廃家電品二次輸送手段500」が行
う、廃家電品2の受け取りおよび輸送、「リサイクル手
段600」への引き渡しについては、「輸送計画決定手
段520」による輸送指示情報に従って実行される。こ
こでの輸送指示情報とは、廃家電品2の受け取りの場所
および輸送先の場所,廃家電品2の品目・大きさ・量で
あるが、この他に廃家電品2の受け取り時刻や引き渡し
時刻などを含めてもよい。また前記「輸送計画決定手段
520」による輸送計画の決定の方法は後述の図7によ
って説明するようにして行うが、ここでは前述の在庫管
理手段から伝達された在庫情報および、リサイクル手段
600内に設けられた荷受け手段601に在庫情報に基づ
いて、輸送車両および輸送経路,輸送スケジュールなど
の輸送計画を決定する。
【0074】つづいて、廃家電品2の受け渡しの第4段
階目になる「リサイクル手段600」では、まず前記シー
ル1が添付された前記廃家電品2を管理票Dと一緒に、
前記廃家電品二次輸送手段500から受け取る。受け取
った前記廃家電品2については、分解・選別などのリサ
イクル処理によって、再利用可能な部品または材料と、
処分が必要な残渣とに分類あるいは変換し、それぞれを
「材料・部品再生手段601」および「残渣処分手段6
02」に引き渡す。また受け取った前記管理票Dについ
ては、前述のように2枚一組のD1票ならびにD2票か
らなっており、このうちのD1票を廃家電品2の受領を
表す控えとして管理票D1保管手段403に保管して、も
う一方のD2票を前記廃家電品受領・一次輸送手段30
0に送り返す。前記「リサイクル手段600」としては
前述のように受け取った廃家電品2を分解・選別などの
リサイクル処理によって、再利用可能な部品または材料
と、処分が必要な残渣とに分類あるいは変換して回収す
る機能を有するものであればよく、簡単な例としては廃
家電品2を破砕機で破砕してから磁力選別機によって磁
力選別して鉄を回収し、残りの成分を渦電流選別機によ
って渦電流選別して非鉄金属とプラスチック類とに選別
回収する破砕選別プラントなどを挙げることができる。
【0075】「リサイクル手段600」における、廃家
電品2および管理票0の受け取りから、処理によって発
生する再利用可能な部品および材料の再生手段601へ
の引き渡しおよび、処理によって発生する残渣の残渣処
分手段602への引き渡しに関わる情報は、該「リサイ
クル手段600」内に備えられた送信手段によって送信
され、通信手段による通信を経て「処理情報管理手段6
10」に伝達され、該「処理情報管理手段610」内に
備えられた処理情報格納手段に格納される。同様に、該
「リサイクル手段600」における処理の終了を表す処
理終了情報も、後述の図7に示すように、該「処理情報
管理手段610」内に備えられた処理終了情報入力手段
602によって入力されたのちに、該「リサイクル手段
600」内に備えられた送信手段によって送信され、通
信手段による通信を経て「処理情報管理手段610」に
伝達され、該「処理情報管理手段610」内に備えられ
た処理情報格納手段に格納される。前記の「処理情報管
理手段610」内に備えられた処理情報格納手段に格納
された情報は、さらにリサイクル情報統括管理手段10
0内における廃家電品現品追跡管理手段103内に伝達
され、該廃家電品現品追跡管理手段103内の情報格納
手段に格納される。
【0076】「リサイクル手段600」における、廃家
電品2および管理票0の受け取りから、処理によって発
生する再利用可能な部品および材料の再生手段601へ
の引き渡しおよび、処理によって発生する残渣の残渣処
分手段602への引き渡しに関わる料金情報は、該「リ
サイクル手段600」内に備えられた送信手段によって
送信され、通信手段による通信を経て「リサイクル料金
情報管理手段630」に伝達され、該「リサイクル料金
情報管理手段630」内に備えられたリサイクル料金情
報格納手段に格納される。前記の「リサイクル料金情報
管理手段630」内に備えられたリサイクル料金情報格
納手段に格納された情報は、さらにリサイクル情報統括
管理手段100内における料金情報管理手段101内に
伝達され、該料金情報管理手段101内の料金情報格納
手段に格納される。
【0077】また、運転処理計画立案620では、前記
輸送情報決定手段520で決定された輸送計画の情報
と、前記リサイクル手段600内の荷受場所699にお
ける在庫管理情報および入庫情報とに基づいて、リサイ
クル手段600の運転処理計画を立案する。これらの情
報の流れについては、後述の図7において説明する。
【0078】なおここまでのリサイクルシステム全体に
おける廃家電品2に受け渡しを表す管理票の移動につい
ては、排出者9ならびに廃家電品受領・一次輸送手段3
00からリサイクル手段600に至る一連の各段階で順
次控えを保管できるようなつづりとして、一連のA票〜
E票までを廃家電品受領・一次輸送手段300にて発行
する場合を例に説明した。しかしこの他に、リサイクル
手段600による処理で発生する再利用可能な部品又は
材料と、処分が必要な残渣のそれぞれについても、「材
料・部品再生手段601」における再利用可能な部品ま
たは材料の受領を表すF票および、「残渣処分手段60
2」における処分が必要な残渣の受領を表すG票を、前
記の廃家電品受領・一次輸送手段300にて発行される
管理票0のつづりの中に含めておくか、または前記リサ
イクル手段600にて発行するかして、前述と同様の手
順でそれぞれの受領を表す控えのF1票およびG1票を
「材料・部品再生手段601」および「残渣処分手段6
02」内における各控え票の保管場所に保管し、残りの
F2票およびG2票を前記の廃家電品受領・一次輸送手
段300またはリサイクル手段600に返送してもよ
い。
【0079】本実施例における料金情報の収受と配分の
処理を以下説明する。
【0080】本リサイクルシステムにおいては、前述の
ように、廃家電品2の処理料金99が廃家電品2の処理
を行う前に、予めシール発行手段200において排出者
9から徴収されており、この徴収した料金の情報は、シ
ール発行手段200からリサイクル情報統括管理手段1
00の内部に設けられた料金情報管理手段101に伝達
され、該料金情報管理手段101内の料金情報格納手段
に格納されている。
【0081】一方で、廃家電品の回収から輸送を経て処
理・処分に至る一連の受け渡しと処理に要する料金情報
については、前述のように、受領・一次輸送料金情報管
理手段330からは廃家電品2の受領・一次輸送および
管理票0の発行に関わる料金の情報が、保管料金情報管
理手段430からは廃家電品2の受領・保管・出庫・引
き渡しおよび管理票0の受領・保管・発送に関わる料金
の情報が、輸送料金情報管理手段530からは廃家電品
2の二次輸送および管理票0の受領・保管・発送に関わ
る料金の情報が、リサイクル料金情報管理手段630か
らは廃家電品2の受け取り・処理・再利用可能部品等の
同再生手段601への引き渡し・残渣の残渣処分手段6
02への引き渡しおよび管理票0の受領・保管・発送に
関わる料金の情報が、それぞれ、リサイクル情報統括管
理手段100の内部に設けられた料金情報管理手段10
1に伝達され、該料金情報管理手段101内の料金情報
格納手段に格納される。
【0082】「料金情報配分手段102」は、前記該料
金情報管理手段101内の料金情報格納手段に格納され
た、前記排出者9から徴収した料金の情報99を、該料
金情報配分手段102の内部に設けられた料金情報処理
手段によって配分し、「受領・一次輸送料金情報管理手
段330」,「保管料金情報管理手段430」,「輸送
料金情報管理手段530」,「リサイクル料金情報管理
手段630」のそれぞれに送信する。前記「受領・一次
輸送料金情報管理手段330」および「保管料金情報管
理手段430」,「輸送料金情報管理手段530」,
「リサイクル料金情報管理手段630」においては、そ
れぞれの内部に設けられた受信手段および料金情報格納
手段によって、前記料金情報配分手段102から送信さ
れた料金情報を受信して格納する。前記料金情報処理手
段における処理料金情報の配分方法の一例としては、例
えば、前記排出者9から徴収された処理料金情報の値
を、前記「受領・一次輸送料金情報管理手段330」お
よび「保管料金情報管理手段430」,「輸送料金情報
管理手段530」,「リサイクル料金情報管理手段63
0」から伝達され格納されたそれぞれの料金情報の値に
応じて比例配分するなどすればよい。
【0083】本実施例における廃家電品の現品追跡管理
について以下に述べる。
【0084】本リサイクルシステムにおいては、廃家電
品の回収から輸送を経て処理・処分に至る一連の受け渡
しと処理に関する情報が、前述のように、前記受領・一
次輸送情報管理手段310および、前記保管情報管理手
段410,前記輸送情報管理手段510,前記処理情報
管理手段610から、それぞれリサイクル情報統括管理
手段100の内部に設けられた廃家電品現品追跡管理手
段103に伝達され、該廃家電品現品追跡管理手段10
3内の管理情報格納手段に格納される。
【0085】このように、廃家電品の回収から輸送を経
て処理・処分に至る一連の受け渡しと処理に関する情報
が、「リサイクル情報統括管理手段100」内における
「廃家電品現品追跡管理手段103」に転送されて一元
的に管理できることにより、本リサイクルシステムで
は、受領された廃家電品の任意の個体について、リサイ
クルシステム内の一連の受け渡しにおけるどの段階にあ
るか常時追跡することができる。その詳細は後述の実施
例6において説明する。
【0086】なお以上の説明では前記シール発行手段2
00と前記廃家電品受領・一次輸送手段300の、それ
ぞれの機能を説明するために、前記シール発行手段20
0と前記廃家電品受領・一次輸送手段300は別の敷地
内にあるものとして説明したが、実際の本システムの運
用においては、前記シール発行手段200と前記廃家電
品受領・一次輸送手段300は同じ敷地を兼用してもよ
く、また別の敷地内にある場合でも、例えばシール発行
手段200は、前記排出者9から処理料金99を徴収す
る際に、シール1の代わりに、前記処理料金99の徴収
済みを表す領収書や金券を前記排出者9に発行し、前記
廃家電品受領・一次輸送手段300では、前記排出者9
が前記シール発行手段より受け取っている前記の領収書
や金券と引き換えに前記シール1を前記排出者に発行す
るなど、一方の機能を他方が兼用してもよい。同様に、
廃家電品受領・一次輸送手段300と廃家電品保管手段
400の間の関係についても、敷地や機能を兼用しても
よい。
【0087】(実施例2)図2は本発明による廃家電品
の処理料金の受領を表すシール1の一実施例である。本
シールは廃家電品2に添付するものであって、シール上
には、廃家電品2の回収から処理に至る一連の流れにお
ける最終的な送り先であるリサイクル手段600を表す
情報1001(ここではリサイクル手段600を所有す
る会社の名称をA社として表した)および、廃家電品2
を個体識別するシール番号1002,廃家電品2の品目
(冷蔵庫,洗濯機,テレビ,エアコンなど)と大きさの
情報を目視確認できる品目・大きさ情報1004,上記
シール番号1002に対応し、さらに上記品目・大きさ情報
1004が付与されたバーコード1003,家電品2に添付
される管理票0の識別番号(後述2002)を記載する欄
1005,上記管理票の識別番号に対応するバーコード
1006、が付与されている。なお、本シール1は廃家
電品2の品目が例えば冷蔵庫か洗濯機,テレビ,エアコ
ンのどれかを簡単に識別できるように色分けされていて
もよい。また図に示すように、シールの発行元を表す情
報1006を付与してもよい。
【0088】(実施例3)図3は本発明による廃家電品
の受け渡しを管理する管理票0の一実施例である。本管
理票0は、以下に示す情報を付与される1つづりの帳票
A票,B票,C票,D票からなっており、廃家電品2の
回収から処理に至る一連の流れにおける廃家電品2受け
渡しの各段階ごとに廃家電品2の受領を表す控えとして
順次はずして保管できる。該管理票0上には、管理票0
の固有の識別番号(以下、管理票番号)2002および
対応するバーコード2009が付与されており、また廃
家電品2を個体識別するシール番号1002を記載する
欄2008および、廃家電品2についての、品目・大き
さ等の情報を記載する欄2003,排出者9に関する情
報を記載する欄2004,受領・一次輸送手段300に
関する情報及び受領・一次輸送手段300における管理
情報を記載する欄2005,二次輸送手段500に関する
情報および二次輸送手段500における引き受け・終了
情報を記載する欄2006,リサイクル手段600に関
する情報およびリサイクル手段600における引き受け
・終了情報を記載する欄2007、が設けられている。
さらに本管理票0には、管理票の発行を管理する交付番
号を記載する欄2010を儲けている。また本管理票0
は、廃家電品2の受け渡しの各段階での受領の控えとす
るA票,B票,C票,D票それぞれに、その保管者を表
す情報2011を付与している。
【0089】ここで上記、品目・大きさ等の情報として
は例えば、製造メーカー名,品目名(冷蔵庫,洗濯機,
テレビ,エアコンなど)、大きさの区分、などがあるが
これに限るものではない。同様に上記、排出者9に関す
る情報としては例えば、氏名,住所,郵便番号,電話番
号、および認め印などがあるが、これに限るものではな
い。同様に上記、受領・一次輸送手段300に関する情
報としては例えば、廃家電品を受領した引取り店の所在
地,代表者名,郵便番号,電話番号,担当者氏名などが
あるが、これに限るものではない。同様に上記、受領・
一次輸送手段300における管理情報としては例えば、
本管理票0の発行者氏名ならびに認め印,廃家電品2の
受領時に処理料金の徴収済みを表すシール1が添付され
ていることの確認結果の情報(シールの有無),受領・
一次輸送手段300から保管手段400への廃家電品2
の一次輸送の終了報告の受領年月日,保管手段400に
おける廃家電品2の受け取り報告の受領年月日、などが
あるが、この他に、二次輸送手段500における廃家電
品2の受領および配送終了のそれぞれの報告の受領年月
日,リサイクル手段600における廃家電品2の受領お
よびリサイクル処理終了のそれぞれの報告の受領年月日
などを含めてもよい。同様に上記、二次輸送手段500
に関する情報としては例えば、二次輸送を行う運搬業者
の会社名,代表者名,所在地,郵便番号,電話番号,運
搬担当者氏名などがあるが、これに限るものではない。
同様に上記、二次輸送手段500における引き受け・終
了情報としては例えば、二次輸送を行う運搬業者による
廃家電品2の引き受けを表す引き受け印,二次輸送の終
了を表す終了印などがあるが、これに限るものではな
い。なおここでは二次輸送手段500に関する情報を説
明したが、本管理票0においてさらに、受領・一次輸送
手段300における一次輸送手段についての同様の情報
を記載する欄を設けてもよいことは言うまでもない。同
様に上記、リサイクル手段600に関する情報としては
例えば、該リサイクル手段600を運転してリサイクル
処理を行う廃棄物中間処理業者の会社名,代表者名,所
在地,郵便番号,電話番号,廃家電品受付担当者名など
があるが、これに限るものではない。同様に上記、リサ
イクル手段600における引き受け・終了情報としては
例えば、リサイクル手段600における廃家電品2の引
き受けを表す引き受け印,リサイクル処理の終了を表す
終了印などがあるが、これに限るものではない。
【0090】なお本実施例での管理票0説明では、上記
の各種情報を明示的に記載した帳票として説明したが、
同様の内容の情報を付与したものであれば、例えば読み
取り端末で読み取って復元するような磁気情報や電子情
報として付与した管理カード3であってもよい。この場
合、廃家電品の受け渡しの各段階において、カードに付
与された情報を読み取り端末で読み取ってゆくことで上
記と同様の管理ができる。あるいは逆に廃家電品の受け
渡しの各段階において読み取り・書き込み端末によって
廃家電品2の受領の情報を管理カードに書き込んでゆ
き、後続の各受け渡し段階においては読み取り・書き込
み端末によってこれを読みとりさらに受領の情報を書き
込んで運用してもよい。
【0091】(実施例4)廃家電品の受け渡しにともな
う管理票の各つづりの流れを図4に示す。排出者9は廃
家電品を廃家電品受領・一次輸送手段300に渡したと
きに、受領した証拠として、複数のシートからなる管理
票の内、B票を受け取る。廃家電品受領・一次輸送手段
300では、該管理票の内、A票は保存し、C1,C
2,D1及びD2票を廃家電品二次輸送手段500へ渡
す。廃家電品二次輸送手段500は前記廃家電品受領・
一次輸送手段300から廃家電品を受け取った証拠とし
て管理票の内C2票は前記廃家電品受領・一次輸送手段
300に渡し、C1票を保存し、D1及びD2票をリサ
イクル手段600へ渡す。該リサイクル手段600で
は、前記廃家電品二次輸送手段500より受け取った管
理票D1,D2の内、D2票は廃家電品を該リサイクル
手段600で受け取った証拠として、前記廃家電品受領
・一次輸送手段300へ渡し、残ったD1票は保存す
る。該廃家電品受領・一次輸送手段300では、前記リ
サイクル手段600から受け取った管理票D2と保存し
ていた管理票Aを比較することで、排出者9より受け取
った廃家電品が適正に処理されたことを確認することが
でき、前記排出者9よりの問い合わせに対応することが
できる。
【0092】(実施例5)本発明のリサイクルシステム
において、廃家電品を個体識別と処理料金の受領済みを
表すシール番号1002と、廃家電品2の受け渡しにお
ける受け取りを表す管理票0の管理票番号2002とを
照合する照合システムの一例を図5に示す。
【0093】本システムは、廃家電品保管手段400に
備えられており、廃家電品2に添付されたシール1のバ
ーコード情報4111を読み取るバーコードリーダ41
01および、廃家電品保管手段400に備えられてお
り、廃家電品2の受領時に受け取った管理票0に記載さ
れた文字情報(管理票番号情報4112及び廃家電品番
号情報4113)ならびに廃家電品に添付されたシール
1上に記載されたシール番号の文字情報4114とを入
力する文字情報入力手段4102,廃家電品保管手段4
00に備えられており、廃家電品2の受領時に受け取っ
た管理票0に付与されたバーコード情報4115を読み
取るバーコードリーダ4103,廃家電品保管手段40
0の保管情報管理手段410内にあって、上記バーコー
ドリーダ4101およびバーコードリーダ4103で読
み取った情報と文字情報入力手段4102で入力された
情報のそれぞれを格納する記憶データ格納手段4121
〜4125,前記記憶データ格納手段4121〜412
5に格納された各情報を送信する送信手段4131〜4
135,前記送信手段4131〜4135によって送信
された各情報を照合データベース手段に伝達する通信手
段4104,前記通信手段4104によって伝達された
情報に基づいて、廃家電品2に添付されたシール1のシ
ール番号1002(図2記載)と廃家電品2の受け取り
を表す管理票0の管理票番号2002(図3記載)とす
る照合データベース手段4100からなる。
【0094】本システムにおける廃家電品2のシール番
号1002と管理票番号2002の照合手順は以下の通
りである。
【0095】はじめに、廃家電品保管手段400に備え
られたバーコードリーダ4101で、廃家電品2に添付
されたシール1上のバーコード情報を読み取る。読み取
られたシールのバーコード情報4111は、前述のよう
にシール番号1002の情報および廃家電品の品目と大
きさの情報1004を含んでいる。該シールのバーコー
ド情報4111はまず保管情報管理手段410における
記憶データ格納手段4121に格納され、つづいて送信
手段4131によって送信され、通信手段4104によ
る伝達をへて、照合データベース手段4100内に設け
られたシールのバーコード情報データベース手段A41
41に格納される。以上に記載した、シールのバーコー
ド情報4111の流れは図中に記号aとして示した通り
である。
【0096】同時に、廃家電品保管手段400に備えら
れた文字情報入力手段4102では、廃家電品2に添付
されたシール1上に記載されている管理票0の管理票番
号2002を入力する。該文字情報入力手段4102の
具体例としてはキーボード,タッチパネルなどの文字情
報を入力できるものであればよい。または、文字情報を
画像処理して、文字や記号に変換して入力することも可
能である。前記文字情報入力手段4102によって入力
された管理票番号情報4112は、まず保管情報管理手
段410における記憶データ格納手段4122に格納さ
れ、つづいて送信手段4132によって送信され、通信
手段4104による伝達をへて、照合データベース手段
4100内に設けられた管理票のバーコード情報データ
ベース手段A4142に格納される。以上の、管理票の
番号情報4112の流れは図中に記号bとして示した通
りである。
【0097】同様に、廃家電品保管手段400に備えら
れた文字情報入力手段4102では、廃家電品2の受領
時に受け取った管理票0に記載された廃家電品に関する
文字情報を入力する。ここで廃家電品に関する文字情報
とは、例えば前述の図3において説明した廃家電品の品
目・大きさ等の情報を記載する欄2003および排出者
9の氏名・住所・電話番号等の情報を記載する欄200
4に記載された情報のことであるが、この他にも図3で
説明した他の情報の記入欄2005,2006,200
7に記載された情報をこれに含めてもよい。このよう
に、管理票0上の廃家電品の品目・大きさ等の情報を記
載する欄2003に記載された情報を入力することで、
廃家電品のはじめの受け入れ時点である廃家電品受領・
一次輸送手段300における受領時の廃家電品の情報を
確実に確認できることになる。文字情報入力手段410
2によって入力された廃家電品情報4113は、まず保
管情報管理手段410における記憶データ格納手段41
23に格納され、つづいて送信手段4133によって送
信され、通信手段4104による伝達をへて、照合デー
タベース手段4100内に設けられた廃家電品情報デー
タベース手段4143に格納される。以上の廃家電品情
報4113の流れは図中に記号dとして示した通りであ
る。
【0098】同様に、廃家電品保管手段400に備えら
れた文字情報入力手段4102では、廃家電品2の受領
時に受け取った管理票0に記載されたシール番号情報41
14を入力する。ここで管理票0に記載されたシール番号
情報4114とは、図3において説明した欄2002に
記載された情報のことである。文字情報入力手段4102の
具体例としてはキーボード,タッチパネルなどの文字情
報を入力できるものであればよい。文字情報入力手段4
102によって入力された廃家電品のシール番号情報4
114は、送信手段4104によって、照合データベー
ス手段4100内に設けられたシール番号情報変換手段
4106によって、管理票バーコード情報4115に変
換されてシールのバーコードデータベース手段B414
4に格納される。以上の管理票0に記載されたシール番
号情報4114の流れは図中に記号c,c′として示し
た通りである。
【0099】なおここでシール番号情報変換手段410
6は、予めシール1のシール番号1002に対して対応
するバーコード1003を生成させたときのアルゴリズ
ムを用いてシール番号情報をシールのバーコード情報に
変換するものである。
【0100】また同時に、廃家電品保管手段400に備
えられたバーコードリーダ4103で、廃家電品2の受
領時に受け取った管理票0に付与されたバーコード情報
2009を読み取る。読み取られた管理票のバーコード情報
2009は管理票番号の情報2002を含んでいる。該
管理票のバーコード情報4115はまず保管情報管理手
段410における記憶データ格納手段4125に格納さ
れ、つづいて送信手段4131によって送信され、通信
手段4104による伝達をへて、照合データベース手段
4100内に設けられた管理票のバーコード情報データ
ベース手段B4145に格納される。以上に記載した、
管理票のバーコード情報2009の流れは図中に記号e
として示した通りである。
【0101】さらに、照合データベース4100では、
前記シールのバーコード情報データベース手段A414
1,前記管理票のバーコード情報データベースA414
2並びに前記廃家電品情報データベース4143からの
情報を元に現品情報統合データベース手段4151にお
いて、図5中の下半分に示した現品受入情報表4161のよ
うな廃家電品の製造メーカ,品名,大きさ,シール番
号,管理票番号及び排出者などの情報を整理する。一
方、該照合データベース4100では、前記管理票のバ
ーコード情報データベースA4142,シールのバーコ
ードデータベースB4144並びに管理票のバーコード
データベースB4145とからの情報を元に管理票情報
統合データベース4152において、図5中の下半分に
示した管理票受入情報表4162のような廃家電品の製
造メーカ,品名,大きさ,シール番号,管理票番号及び
排出者などの情報を整理する。該管理票受入情報表41
62の各項目と、前記現品受入情報表4161の対応す
る項目とを比較することにより、シール1の情報と管理
票0の情報を照合することができる。ここで、照合する
項目は管理票0に記載されている全ての項目で実施する
ことも可能であるし、その一部分の情報のみを用いて実
施することも可能であり、必ずしも全てを用いる必要が
ないことはいうまでもない。また以上では照合に用いる
情報の読み取りと入力は、廃家電品保管手段400にお
いて行うものとして説明したが、この他に、廃家電品二
次輸送手段500,リサイクル手段600など、廃家電
品受領後のリサイクル処理に至る任意の段階で行っても
よいことはいうまでもない。
【0102】(実施例6)本発明のリサイクルシステム
における、廃家電品2の回収から処理に至る廃家電品2
の受け渡し状況の廃家電品現品追跡管理手段103にお
ける、廃家電品現品追跡管理方法の一例を図6を用いて
説明する。図6に示す表はリサイクル情報統括管理手段
100内に備えられた追跡管理手段103の内部に設け
られた管理情報格納手段に格納された情報の一例を示す
ものである。
【0103】同表の左側にある受入情報と4163は、
前述の実施例5で示したように、廃家電品保管手段40
0においてバーコードリーダ4101およびバーコード
リーダ4103,文字情報入力手段4102によって読
み取り・入力した、廃家電品2に添付されたシールのバ
ーコード情報4111および管理票1に記載された廃家
電品情報4113,管理票1に付与された管理票のバー
コード情報4115などをもとに、照合データベース手
段4100の内部の現品情報統合データベース手段41
51に構築された現品受入情報4161と、照合データ
ベース手段4100の内部の管理票情報統合データベース手
段4152に構築された現品受入情報4162とを、現
品管理票データ照合手段4153において照合すること
によって、廃家電品2の現品と管理票0の双方の受入情
報が正しいことを確認された受入情報である。該受入情
報4163は、前記照合データベース手段4100の内
部に設けられた送信手段によって送信され、電話回線や
ISDN回線などの通信手段を経て、廃家電品現品追跡
管理手段103内の管理情報格納手段に格納されたもの
である。
【0104】これに対して、同表中の、前記受入情報4
163の欄の右の順番に並んでいる保管手段,二次輸送
手段,リサイクル手段のそれぞれの欄には、廃家電品2
の保管手段400,二次輸送手段500,リサイクル手
段600における受け入れの段階と出庫もしくは終了の
両方の段階において、廃家電品2に添付されたシール1
のシール番号1002を読み取って入力するようになっ
ている。前記各手段におけるシール番号1002を読み
取りと入力の方法としては、廃家電品保管手段400お
よび廃家電品二次輸送手段500,リサイクル手段60
0の各段階において、前述と同じように文字情報入力手
段によってシール番号1002を入力するか、あるいは
同様に、バーコードリーダによってシール1のバーコー
ド1003を読み取った上で、シールのバーコード情報から
シール番号情報を抽出するシール情報抽出手段によっ
て、読み取ったバーコード情報からシール情報を抽出す
ればよい。ここで前記シール情報抽出手段とは、予めシ
ール1のシール番号1002に対応してシールのバーコ
ード1003を生成したときのアルゴリズムを逆に用い
て、シールのバーコード情報からのシール番号情報を抽
出するものであればよい。このようにして、廃家電品保
管手段400および廃家電品二次輸送手段500,リサイク
ル手段600の各段階において読み取り・入力されたシ
ール番号の情報はそれぞれ、保管情報管理手段410お
よび輸送情報管理手段510,処理情報管理手段610
に転送されて、これらの各情報管理手段の内部に設けら
れた情報格納手段に格納され、さらに前記情報管理手段
の内部に備えられた送信手段によって送信され、電話回
線やISDN回線などの通信手段による通信を経て、廃
家電品現品追跡管理手段103内の管理情報格納手段に
格納される。このような情報処理の結果、図中の表を例
に示すと、例えばシール番号が10001番であるB社
製の200L型の冷蔵庫については、受け入れが確認さ
れており、また保管手段における受け入れから二次輸送
手段における輸送の受け入れまでの各段階で現品が確認
されているが、二次輸送手段における輸送の終了がまだ
である、ということがわかる。
【0105】本方法では、以上のように、廃家電品2の
現品と管理票0の双方の受け入れ情報が正しいことを確
認された受入情報4163に対して、保管手段400,
二次輸送手段500,リサイクル手段600のそれぞれ
における受け入れおよび出庫または終了の時点ごとに、
廃家電品2の現品に添付されたシール1上のシール番号
1002を読み取って、読み取られたシール番号をリス
ト化することによって、受け入れの正しいことの確認さ
れた家電品2が現在、一連の受け渡しのどの段階にある
かを確認することができる。
【0106】なお、ここではシール番号によって現品を
確認する例を示したが、シールに添付された管理票番号
によって現品確認を行ってもよい。またここでは、受け
入れ情報の確認をするための、シール1及び管理票0の
情報の読み取り・入力を前述の実施例5に従い、廃家電
品保管手段400で行うとしたが、これは例えば、前記
廃家電品受領・一次輸送手段300で行ってもよい。
【0107】(実施例7)本リサイクルシステムにおけ
る在庫管理および輸送計画,リサイクル手段の運転処理
計画について、以下図7の実施例に基づき説明する。在
庫管理は、複数の保管手段400とリサイクル手段60
0とリサイクル情報統括管理手段100により、実施さ
れる。保管手段400は照合データベース手段4100
と保管ヤード409と保管情報管理手段410並びに在
庫管理手段420からなる。廃家電品の入庫情報Aは保
管手段400内の照合データベース手段4100に入力
され、図5の実施例で説明したように、廃家電品に付随
してきた管理票と廃家電品に添付されているシール番号
とを照合して、入庫情報A及び照合結果情報Dを保管情
報管理手段410に、入庫情報Aを在庫管理手段420
に出力する。保管情報管理手段410では、入庫情報A
及び照合結果情報Dを受けて、出庫指令情報Cを保管ヤ
ード409に出力する。在庫管理手段420では、入庫
情報Aを受けて、在庫情報a1をリサイクル情報統括管
理手段100内の輸送計画決定手段520に出力する。同
様に、他の保管手段よりの複数の在庫情報a2,a3等
がリサイクル情報統括管理手段100内の輸送計画決定
手段520に出力される。リサイクル手段600は荷受
場所601及び処理終了情報入力手段698を有する。
荷受場所601では、荷受場所601での在庫情報b1
をリサイクル情報統括管理手段100内の輸送計画決定
手段520及び運転処理計画立案手段620へ出力する
とともに、入庫情報d1をリサイクル情報統括管理手段
100内の運転処理計画立案手段620へ出力する。リ
サイクル手段600内の処理終了情報入力手段698で
は、リサイクル手段600で処理された廃家電品の処理
結果情報f1をリサイクル情報統括管理手段100内の
処理情報管理手段610へ出力する。リサイクル情報統
括管理手段100内の輸送計画決定手段520では、保
管手段400からの在庫情報a1,a2及びa3並びに
リサイクル手段600内の荷受場所601からのリサイ
クル手段600での在庫情報b1を受けて、保管手段4
00を含む複数の保管手段から前記リサイクル手段60
0へ輸送する廃家電品の輸送計画、たとえば、輸送ルー
ト,輸送品目及び品目毎の量を決定し、輸送手段へ伝達
する。このような伝達手段としては、前記輸送手段に無
線や携帯型の計算機等を設備することで達成可能であ
る。
【0108】また、リサイクル情報統括管理手段100
内の運転処理計画立案手段620では、リサイクル手段
600内への入庫情報d1及び該リサイクル手段600
の荷受場所601からの在庫情報b1を受けて、該リサ
イクル手段600における運転処理計画を立案し、該リ
サイクル手段600の運転処理指令情報e1を出力す
る。該リサイクル手段600では、この運転指令情報e
1を受けて、該リサイクル手段600内の処理ライン
(図では省略)を運転することで、該リサイクル手段6
00内の在庫量を減少させ、新たなる入庫に備えること
ができる。このようにすることで、例えば、TVが無い
ときはテレビ処理ラインを停止したり、冷蔵庫の処理量
が計画量よりも多い場合は運転時間を延長することが可
能になる。
【0109】さらに、前記リサイクル手段600におけ
る処理結果の情報を入力する処理結果情報入力手段61
0と、該処理終了情報入力手段698で入力した情報を
格納するデータベース手段(図では省略)と、該データ
ベース手段からの特定廃棄物の処理終了の有無を出力す
る「処理終了情報出力手段(処理情報管理手段610内
蔵、図では省略)」を有することにより、前記リサイク
ル手段600における特定の廃棄物の処理が終了した情
報をリサイクル情報統括管理システム100内で保有す
ることができ、前記保管手段400内での在庫管理手段
420と連携することにより、該特定の廃棄物の受け入
れが可能である情報を輸送計画決定手段520へ出力す
ることで、該保管手段400から前記リサイクル手段6
00への輸送計画立案に反映させることが可能になる。
これにより、前記リサイクル手段600内の処理ライン
の負荷の均一化を図ると同時に、前記保管手段400の
在庫量削減が図れ、廃家電品適正処理に寄与できる。
【0110】
【発明の効果】本発明は以下の効果を持つ。
【0111】本発明は、廃棄物に添付された個体識別シ
ールに管理票番号を転載するとともに、管理票に対して
も前記シール番号を転載することによって、廃棄物の受
領と管理票の受領の照合を、迅速に省力的かつ間違いな
く行うことができる。またこのようにして照合確認し
た、廃棄物の受領情報と管理票の受領情報をデータベー
ス手段に格納するので、廃棄物の回収から保管,輸送,
リサイクル処理のいずれの段階からでも、廃棄物の現品
をもとにデータ通信手段を介して廃棄物の受け入れ情報
を簡単かつ容易に行うことができる。またさらに、同様
の廃棄物と管理票の照合作業を、廃棄物の回収から保
管,輸送,リサイクル処理に至るすべての受け渡しの段
階で行うことによって、リサイクルシステム全体におけ
る受け入れ済みの任意の廃棄物の現在時点での所在を簡
単かつ省力的に追跡管理できる。
【0112】また本発明では、リサイクル手段の処理量
あるいは/およびストック量の情報と、保管手段におけ
る保管情報とを照合して演算することによって、前記複
数の廃棄物保管手段から前記リサイクル手段に輸送する
廃棄物の輸送ルート,輸送車量,輸送品目,廃棄物の品
目ごとの量などの輸送計画を最適化計算して算定でき
る。このため、リサイクルシステムの全体を高効率化
し、また輸送効率も向上して低コスト化し、さらに事故
や廃棄物の発生量の変動,輸送経路の混雑状況など周囲
の環境に対応して輸送計画の変更をするなど、効率的か
つ柔軟な運用が実現できる効果がある。また同様に、収
集した廃棄物の種類と量の情報や在庫情報を用いて、前
記リサイクル手段の運転処理計画を演算して適正化でき
るので、リサイクル手段の稼動効率を向上したり、また
状況に応じて前記リサイクル手段の運転処理計画を変更
したりする柔軟な運用を実現する効果をもつ。
【0113】さらに本発明では、廃棄物の受領から保
管,輸送,リサイクルに至る各段階での料金情報を集約
して一括管理し、かつ予め徴収された廃棄物の処理料金
の情報を、前記一括管理された料金情報に基づいて、廃
棄物の受領から、保管,輸送,リサイクルに至る各段階
に配分するので、廃棄物の料金情報管理を行うととも
に、リサイクルシステム全体とその中の各段階での両方
の料金情報を個体管理と統合して管理できる効果があ
る。
【0114】また本発明では、リサイクル手段での処理
の終了後に処理終了情報を送信する手段を備えるととも
に、廃棄物の管理票の受け渡し範囲をリサイクル手段で
の処理によって発生する再利用可能物または処分必要物
の少なくとも一方引き渡しにまで広げるので、廃棄物の
受け渡しの管理範囲を、処理後の生成物質にまで広げ、
不法投棄の発生を抑制する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリサイクルシステムの一実施例を表す
ブロック構成図。
【図2】本発明のシールの一実施例を表すシールの図。
【図3】本発明の管理票の一実施例を表す管理票の図。
【図4】本発明による管理票の移動の一実施例を表すフ
ロー図。
【図5】本発明のリサイクルシステムにおけるデータ照
合方法の一実施例を表すフロー図。
【図6】本発明のリサイクルシステムにおける現品追跡
管理情報の一実施例を表す現品追跡管理情報表。
【図7】本発明によるリサイクルシステムの運用管理方
法の一実施例を表すフロー図。
【符号の説明】
0…管理票、1…シール、9…排出者、99…処理料
金、100…リサイクル情報統括管理手段、101…料
金情報管理手段、102…料金情報配分手段、103…
廃家電品現品追跡管理手段、200…シール発行手段、
300…廃家電品受領・一次輸送手段、301…管理票
A保管手段、310…受領・一次輸送情報手段、330
…受領・一次輸送料金管理情報手段、400…廃家電品
保管手段、401…管理票B1保管手段、402…管理
票C1保管手段、403…管理票D1保管手段、410
…保管情報管理手段、420…在庫管理手段、430…
保管料金情報管理手段、499…保管ヤード、500…
廃家電品二次輸送手段、510…輸送情報管理手段、5
20…輸送計画決定手段、530…輸送料金情報管理手
段、600…リサイクル手段、601…材料・部品再生
手段、602…残渣処分手段、610…処理情報管理手
段、620…運転処理計画立案手段、630…リサイクル
料金情報管理手段、698…荷受場所、699…処理終
了情報入力手段、1001…情報、1002…シール番
号、1003…品目・大きさ情報のバーコード、100
4…品目・大きさ情報、1005…識別番号、1006
…シールの発行元番号、2001…廃家電品管理票記載
欄、2002…管理票番号、2003…品目・大きさ情
報記載欄、2004…排出者情報記載欄、2005…受
領・一次輸送手段管理情報記載欄、2006…二次輸送
手段引き受け・終了情報記載欄、2007…リサイクル
手段受け・終了情報記載欄、2008…シール番号記載
欄、2009…廃家電管理票のバーコード、2010…
廃家電品管理票の交付番号記載欄、2011…廃家電品
管理票の控え保存個所指定記載欄、4100…照合データベ
ース手段、4101,4103…バーコードリーダ、4
102…文字情報入力手段、4104…通信手段、41
06…シール番号情報変換手段、4111…シールバー
コード情報、4112…管理票番号情報、4113…廃
家電品情報、4114…シール番号情報、4115…管
理票のバーコード情報、4116…シールのバーコード
情報、4121,4122,4123,4124,41
25…記憶データ格納手段、4131,4132,41
33,4134,4135…送信手段、4141…シー
ルのバーコード情報データベース手段A、4142…管
理票のバーコード情報データベース手段A、4143…
廃家電品情報データベース手段A、4144…シールの
バーコードデータベース手段B、4145…管理票のバ
ーコードデータベース手段B、4151…現品情報統合
データベース手段、4152…管理票情報統合データベ
ース手段、4153…現品・管理票データ照合手段、4
161…現品受入情報、4162…管理票受入情報、4
163…受入情報。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古川 達雄 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 下田 誠 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 Fターム(参考) 3E025 AA04 CA20 EA00 EA01 EA10 EB00 4D004 AA22 AA46 BA10 DA16

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】廃棄物の回収から輸送を経て処理・処分に
    至る一連の流れにおける廃棄物の受け渡し状況を管理票
    で管理する廃棄物回収処理システムにおいて、 前記管理票の識別番号を記載する欄を有するシールを添
    付した廃棄物と、 該廃棄物の個体識別番号を記載する欄を有する管理票と
    によって、 廃棄物と管理票を対応づけることを特徴とする廃棄物リ
    サイクルシステム。
  2. 【請求項2】廃棄物の回収から輸送を経て処理・処分に
    至る一連の流れにおける廃棄物の受け渡し状況を管理票
    で管理する廃棄物回収処理システムにおいて廃棄物に添
    付されるシールであって、 廃棄物を個体識別するためのシールに固有の番号および
    対応するバーコードが付与されており、 前記管理票の識別番号を記載する欄を有することを特徴
    とする個体識別シール。
  3. 【請求項3】廃棄物の回収から輸送を経て処理・処分に
    至る一連の流れにおける廃棄物の受け渡し状況を管理票
    で管理する廃棄物回収処理システムにおいて廃棄物に添
    付されるシールであって、 固有の同一バーコードを2つ有し、そのうちの一方をは
    がすことができ、 前記管理票に添付することを特徴とする個体識別シー
    ル。
  4. 【請求項4】廃棄物の回収から輸送を経て処理・処分に
    至る一連の流れにおける廃棄物の受け渡し状況を管理票
    で管理する廃棄物回収処理システムにおいて廃棄物に添
    付されるシールであって、 固有の同一バーコードを2つ以上有し、そのうちの1つ
    以外ははがすことができ、 前記はがすことができるバーコードのうち1つは前記管
    理票に添付し、 前記はがすことのできるバーコードのうち少なくとも1
    つを、前記廃棄物の処理にともなって発生する少なくと
    も1つ以上の再利用可能な物質ならびに処分が必要な物
    質のうちの、少なくとも1つに添付することを特徴とす
    る個体識別シール。
  5. 【請求項5】廃棄物の再商品化料金徴収済を表すシー
    ル、該シールを発行するシール発行手段、前記シールが
    添付された廃棄物を受け取り輸送する廃棄物受領・一次
    輸送手段、該廃棄物受領・一次輸送手段が輸送した廃棄
    物を保管する廃棄物保管手段、該廃棄物保管手段で一時
    保管した廃棄物を輸送する廃棄物二次輸送手段、該廃棄
    物二次輸送手段が輸送した廃棄物を受け取り分解・選別
    処理するリサイクル手段を有する廃棄物回収処理システ
    ムにおいて、 前記シールは請求項2〜4のいずれかであることを特徴
    とする廃棄物リサイクルシステム。
  6. 【請求項6】廃棄物の再商品化料金徴収済を表すシー
    ル、該シールを発行するシール発行手段、前記シールを
    添付した廃棄物を受け取り輸送する廃棄物受領・一次輸
    送手段、該廃棄物受領・一次輸送手段が輸送した廃棄物
    を保管する廃棄物保管手段、該廃棄物保管手段で一時保
    管した廃棄物を輸送する廃棄物二次輸送手段、該廃棄物
    二次輸送手段が輸送した廃棄物を受け取り分解・選別処
    理するリサイクル手段を有する廃棄物回収処理システム
    において、 前記サイクル手段による処理で発生した再利用可能な物
    質ならびに処分が必要な残渣のうち、少なくとも一方に
    も前記シールを添付することを特徴とする廃棄物リサイ
    クルシステム。
  7. 【請求項7】廃棄物の回収から輸送を経て処理・処分に
    至る一連の流れにおける廃棄物の受け渡し状況を管理す
    る管理票において、 固有の識別番号および対応するバーコードが付与されて
    おり、 廃棄物の個体識別番号を記載する欄を有することを特徴
    とする廃棄物管理票。
  8. 【請求項8】廃棄物の回収から輸送を経て処理・処分に
    至る一連の流れにおける廃棄物の受け渡し状況を管理す
    る管理票において、 固有の同一バーコードを2つ有し、そのうちの一方をは
    がすことができ、 廃棄物に直接、または廃棄物を管理するシールに添付す
    ることを特徴とする廃棄物管理票。
  9. 【請求項9】廃棄物の回収から輸送を経て処理・処分に
    至る一連の流れにおける廃棄物の受け渡し状況を管理す
    る管理票において、 固有の識別番号および対応するバーコードと、 廃棄物を個体識別するためのシールに固有の番号を記載
    する欄および対応するバーコードが付与されており、 廃棄物に添付することを特徴とする廃棄物管理票。
  10. 【請求項10】廃棄物の回収から輸送を経て処理・処分
    に至る一連の流れにおける廃棄物の受け渡し状況を管理
    票で管理する廃棄物回収処理システムにおいて、 前記管理票には廃棄物の再商品化料金の受領済みを表す
    情報が付与されていることを特徴とする廃棄物管理票。
  11. 【請求項11】廃棄物の回収から輸送を経て処理・処分
    に至る一連の流れにおける廃棄物の受け渡し状況を管理
    する管理票において、 固有の識別番号および対応するバーコードが付与されて
    おり、 廃棄物の個体識別番号を記載する欄および、 廃棄物の処理によって発生した再利用可能な物質ならび
    に処分が必要な残渣のうち少なくとも一方の受け渡しの
    情報を記載する欄を有していることを特徴とする廃棄物
    管理票。
  12. 【請求項12】廃棄物の回収から輸送を経て処理・処分
    に至る一連の流れにおける廃棄物の受け渡し状況を管理
    する管理票において、 固有の識別番号および対応するバーコードと、 廃棄物を個体識別するためのシールに固有の番号を記載
    する欄および対応するバーコードが付与されており、 かつ廃棄物の処理によって発生した再利用可能な物質な
    らびに処分が必要な残渣のうち少なくとも一方の引き渡
    しの情報を記載する欄を有しており、廃棄物に添付する
    ことを特徴とする管理票。
  13. 【請求項13】廃棄物の再商品化料金徴収済を表すシー
    ル、該シールを発行するシール発行手段、前記シールを
    添付した廃棄物を受け取り輸送する廃棄物受領・一次輸
    送手段、該廃棄物受領・一次輸送手段が輸送した廃棄物
    を保管する廃棄物保管手段、該廃棄物保管手段で一時保
    管した廃棄物を輸送する廃棄物二次輸送手段、該廃棄物
    二次輸送手段が輸送した廃棄物を受け取り分解・選別処
    理するリサイクル手段を有する廃棄物回収処理システム
    において、 シールのバーコード番号と対をなす管理票番号とを格納
    するデータベース手段を有し、前記廃棄物保管手段で廃
    棄物を受け取る際に、前記シール上のバーコード番号お
    よび管理票番号を読み取りまたは入力して該入力情報を
    前記データベース手段に格納するとともに、管理票上の
    管理票番号を読み取り前記データベース手段に格納し、
    廃棄物に添付された前記シール上のバーコード番号に対
    応する管理票番号を持つ管理票の有無を確認する照合手
    段を有することを特徴とする廃棄物リサイクルシステ
    ム。
  14. 【請求項14】廃棄物の再商品化料金徴収済を表すシー
    ル、該シールを発行するシール発行手段、前記シールを
    添付した廃棄物を受け取り輸送する廃棄物受領・一次輸
    送手段、該廃棄物受領・一次輸送手段が輸送した廃棄物
    を保管する廃棄物保管手段、該廃棄物保管手段で一時保
    管した廃棄物を輸送する廃棄物二次輸送手段、該廃棄物
    二次輸送手段が輸送した廃棄物を受け取り分解・選別処
    理するリサイクル手段を有する廃棄物回収処理システム
    において、 シールのバーコード番号と対をなす管理票番号とを格納
    するデータベース手段を有し、前記廃棄物保管手段で廃
    棄物を受け取る際に、前記シール上のバーコード番号お
    よび管理票番号を読み取りまたは入力して該入力情報を
    前記データベース手段に格納するとともに、管理票上の
    管理票番号を読み取り前記データベース手段に格納し、
    管理票上の管理番号と同一の管理番号を有するシールを
    添付された廃棄物の有無を確認する照合手段を有するこ
    とを特徴とする廃棄物リサイクルシステム。
  15. 【請求項15】廃棄物の再商品化料金徴収済を表すシー
    ル、該シールを発行するシール発行手段、前記シールが
    添付された廃棄物を受け取り輸送する廃棄物受領・一次
    輸送手段、該廃棄物受領・一次輸送手段が輸送した廃棄
    物を保管する廃棄物保管手段、該廃棄物保管手段で一時
    保管した廃棄物を輸送する廃棄物二次輸送手段、該廃棄
    物二次輸送手段が輸送した廃棄物を受け取り分解・選別
    処理するリサイクル手段を有する廃棄物回収処理システ
    ムにおいて、 前記シール発行手段において受領した料金情報を管理す
    る料金情報管理手段を有し、該料金情報管理手段で前記
    料金情報を、前記廃棄物保管手段の保管料金情報と、廃
    棄物二次輸送手段の二次輸送料金情報と、前記リサイク
    ル手段のリサイクル料金情報とに配分するリサイクル料
    金配分手段を有することを特徴とする廃棄物リサイクル
    システム。
  16. 【請求項16】廃棄物の再商品化料金徴収済を表すシー
    ル、該シールを発行するシール発行手段、前記シールを
    添付した廃棄物を受け取り輸送する廃棄物受領・一次輸
    送手段、該廃棄物受領・一次輸送手段が輸送した廃棄物
    を保管する廃棄物保管手段、該廃棄物保管手段で一時保
    管した廃棄物を輸送する廃棄物二次輸送手段、該廃棄物
    二次輸送手段が輸送した廃棄物を受け取り分解・選別処
    理するリサイクル手段を有する廃棄物回収処理システム
    において、 前記廃棄物保管手段における廃棄物の種類と量を入力す
    る入力手段を有し、前記廃棄物保管手段の該入力手段と
    通信回線で結ばれ、該入力手段から送られた情報を廃棄
    物保管手段別に管理する廃棄物保管情報管理手段を有
    し、前記リサイクル手段の処理量あるいは/およびスト
    ック量と前記廃棄物品保管情報管理手段の情報とに基づ
    いて前記複数の廃棄物保管手段から前記リサイクル手段
    に輸送する廃棄物の輸送ルート,輸送車量,輸送品目,
    廃棄物の品目ごとの量などの輸送計画を決定する廃棄物
    輸送計画決定手段を有することを特徴とする廃棄物リサ
    イクルシステム。
  17. 【請求項17】廃棄物の再商品化料金徴収済を表すシー
    ル、該シールを発行するシール発行手段、前記シールを
    添付した廃棄物を受け取り輸送する廃棄物受領・一次輸
    送手段、該廃棄物受領・一次輸送手段が輸送した廃棄物
    を保管する廃棄物保管手段、該廃棄物保管手段で一時保
    管した廃棄物を輸送する廃棄物二次輸送手段、該廃棄物
    二次輸送手段が輸送した廃棄物を受け取り分解・選別処
    理するリサイクル手段を有する廃棄物回収処理システム
    において、 収集した廃棄物の量と種類に応じて前記リサイクル手段
    の運転処理計画を立案する運転処理計画立案手段を有す
    ることを特徴とする廃棄物リサイクルシステム。
  18. 【請求項18】廃棄物の再商品化料金徴収済を表すシー
    ル、該シールを発行するシール発行手段、前記シールを
    添付した廃棄物を受け取り輸送する廃棄物受領・一次輸
    送手段、該廃棄物受領・一次輸送手段が輸送した廃棄物
    を保管する廃棄物保管手段、該廃棄物保管手段で一時保
    管した廃棄物を輸送する廃棄物二次輸送手段、該廃棄物
    二次輸送手段が輸送した廃棄物を受け取り分解・選別処
    理するリサイクル手段を有する廃棄物回収処理システム
    において、 前記リサイクル手段における処理結果の情報を入力する
    処理結果情報入力手段と、該処理結果情報入力手段で入
    力した情報を格納するデータベース手段と、該データベ
    ース手段に格納された前記処理結果情報に基づいて、特
    定の廃棄物の処理終了の有無の情報を出力する処理終了
    情報出力手段を有することを特徴とする廃棄物リサイク
    ルシステム。
  19. 【請求項19】家電品の回収から輸送を経て処理・処分
    に至る一連の流れにおける家電品の受け渡し状況を管理
    票で管理する家電品回収処理システムにおいて、 家電品の個体識別番号または対応するバーコードの少な
    くとも一方が付与されかつ前記管理票の識別番号を記載
    する欄を有するシールを、添付したことを特徴とする家
    電品。
  20. 【請求項20】家電品の回収から輸送を経て処理・処分
    に至る一連の流れにおける家電品の受け渡し状況を管理
    票で管理する家電品回収処理システムにおいて、家電品
    の個体識別番号に対応するバーコードならびに前記管理
    票の識別番号に対応するバーコードの双方が付与された
    シールを、添付したことを特徴とする家電品。
  21. 【請求項21】家電品の回収から輸送を経て処理・処分
    に至る一連の流れにおける家電品の受け渡し状況を管理
    票で管理する家電品回収処理システムにおいて、 家電品の個体識別番号に対応するバーコードならびに前
    記管理票の識別番号に対応するバーコードの双方が付与
    された管理票を、添付したことを特徴とする家電品。
  22. 【請求項22】家電品の回収から輸送を経て処理・処分
    に至る一連の流れにおける家電品の受け渡し状況を管理
    票で管理する家電品回収処理システムにおいて、 家電品の再商品化料金の受領済みを表す情報が付与され
    た前記管理票を添付したことを特徴とする家電品。
  23. 【請求項23】廃家電品の受け渡し状況を管理票で管理
    する廃家電品リサイクルシステムであって、 該管理票の管理票番号、該廃家電品の品目及び該廃家電
    品のメーカー名を入力する情報入力手段と、 該情報入力手段により入力された情報を送信する送信手
    段と、を備えた廃家電品リサイクルシステム
  24. 【請求項24】廃家電品の受け渡し状況を管理票で管理
    する廃家電品の管理方法であって、 該管理票の管理票番号、該廃家電品の品目及び該廃家電
    品のメーカー名を入力する情報入力工程と、 該情報入力工程により入力された情報を送信する送信工
    程と、を含む廃家電品の管理方法。
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