JP2002098931A - 光デバイスおよび光コンピュータ - Google Patents

光デバイスおよび光コンピュータ

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JP2002098931A JP2001209036A JP2001209036A JP2002098931A JP 2002098931 A JP2002098931 A JP 2002098931A JP 2001209036 A JP2001209036 A JP 2001209036A JP 2001209036 A JP2001209036 A JP 2001209036A JP 2002098931 A JP2002098931 A JP 2002098931A
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    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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    • GPHYSICS
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    • G02F2203/00Function characteristic
    • G02F2203/70Semiconductor optical amplifier [SOA] used in a device covered by G02F

Abstract

(57)【要約】 【課題】 結合的ブール論理動作のような演算機能を実
行するための光デバイスを提供する。また、データを暗
号化しかつ解読するための光デバイスを提供する。 【解決手段】 少なくとも1つのブール論理動作を実行
するための光デバイス(50)である。光デバイスは、
少なくとも第1および第2の入力信号(54,58)お
よび少なくとも1つの出力信号(OUT)を有する。光
デバイスは、少なくとも第1および第2の入力信号を受
信するための少なくとも1つの干渉計を含む。デバイス
は、第1と第2の入力間に位相差を生じさせて、少なく
とも1つのブール論理動作を実行するための出力信号を
生成する少なくとも1つの光増幅器(64.66)も有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オプティクスに係
り、特に、光エレメントを使用するコンピューティング
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】データ伝送のレートを増大させたより大
きな帯域幅を提供するネットワークシステムの開発にか
なりの研究がなされてきた。現在、80波長チャネルよ
り大きな波長チャネルでかつ10ギガビット/秒を超え
る伝送速度で動作する光ネットワークシステムが、商業
的に利用可能である。しかし、研究室での実験では、最
近、100ギガビット/秒の伝送速度が実現された。更
なる情報として、Mikkleson 等による"Unrepeatered Tr
ansmission over 150 km of Nonzero-DispersionFiber
at 100 Gbit/s with Semiconductor Based Pulse Sourc
e, Demultiplexer and Clock Recovery," Electronic L
etters, Vol. 35, No. 21 (October 1999)を参照のこ
と。
【0003】この伝送速度および帯域幅容量の増大と共
に、ネットワーク上の負荷も増大してきた。ネットワー
ク上の負荷は、ネットワークアクセスを求めるユーザの
数の増大による。負荷は、そのようなユーザアクセスの
ためのアプリケーションの数の増大にも関係する。これ
らのアプリケーションは、例えば、eビジネスアクティ
ビティ、コーポレートウェブサイト、並びにイントラネ
ットおよびインターネットアクセスを含む。
【0004】ネットワーク上での需要の増大は、データ
セキュリティに関する懸念も生じさせた。データセキュ
リティは、暗号書記法(cryptography)の使用を必要と
する。暗号書記法は、傍受された情報の意味を盗聴者
(eavesdroppers )が理解することを防止する技術とし
て定義され得る。更なる情報として、Schneier によるA
pplied Cryptography, Second Edition, Wiley & Sons
1996(以下"Schneier"という)およびKoopman, Jr.によ
る米国特許第5,696,828号(以下 "Koopman"と
いう)を参照のこと。メッセージの暗号的に安全な一方
向伝送は、2つの主要なプロセスステップを含む。即
ち、1)盗聴者からメッセージの意味を隠すためにセキ
ュリティキーを使用してメッセージを暗号化するステッ
プ、および2)意図されたユーザがそのメッセージを理
解できるように、セキュリティキーを使用して暗号化さ
れたメッセージを解読するステップである。
【0005】現在、暗号化および解読のステップは、メ
ッセージおよび暗号化されたメッセージが電気的な形で
実行される。これは、元のメッセージが、光信号のセッ
トであり、電気的表現への変換が必要とされる場合に特
に時間が係る。更なる情報については、Rutledgeによる
米国特許第5,864,625号を参照のこと。本願に
おいて、光的または電気的データの形式でのメッセージ
は、この技術分野において知られているように、バイナ
リースキームを使用するデジタル信号である。Hillおよ
びRichardsonによるIntroduction to Switching Theory
and Logical Design, Third Edition, Wiley & Sons 1
981(以下、"Hill"という)pp. 1-21 を参照のこと。
【0006】そのような状況において、光信号は、最初
に電気的表現に変換され、そして、この技術分野におい
て知られている様々な技法の何れかを使用して暗号化さ
れる。例えば、Koopman および Schneier を参照のこ
と。その後、暗号化された電気的表現は、暗号化された
電気的表現を使用して光ビームを延長することにより光
学フォーマットに変換して戻され、意図されたユーザに
送信される。意図されたユーザは、受信した光学的にフ
ォーマットされた信号を、電気的フォーマットに再変換
して戻す。電気的形式において、受信された信号は、解
読され、ユーザのネットワークによる更なる処理のため
に光信号に再び変換され得る。
【0007】データを暗号化しかつ解読する演算集約的
なプロセスステップは、伝統的に、半導体によるブール
(Boolean )論理回路により実行される。ネットワーク
上の需要が転送速度および帯域幅容量に伴って増大する
と、半導体デバイスのスイッチングおよび処理限界が、
最終的に、データセキュリティを提供する上でボトルネ
ックとなる。遠くない将来において、現在のデバイスよ
りも比較的高速な半導体が、セキュリティの問題を含む
多くの理由のために将来の光ネットワークを沈下させ得
るということが考えられている。これは、半導体の処理
パワーおよびスイッチング速度の歴史的な増大および光
ネットワークにおける帯域幅容量の増大に基づく。
【0008】従って、ネットワーク伝送速度により適合
可能なスイッチングおよび処理時間を提供する半導体に
対する機能的な代替物に焦点を当てた調査の努力が始め
られた。緊急は、様々な演算機能を実行するためのエレ
クトロオプティクスおよび光デバイスを使用することに
ついてなされた。更なる情報は、Avramopolous等による
米国特許第5,208,705号を参照のこと。求めら
れている演算的機能は、データを暗号化しかつ解読する
ために必要な結合的ブール論理動作を含む。ブール論理
動作は、これに限定されないが、AND,OR,NO
T,NAND,NOR,排他的論理和(XOR)、並び
に排他的否定論理和(X−NOR)機能を含む。Hillの
pp.22−137を参照のこと。
【0009】論理動作を実行するための光デバイスは知
られている。更なる情報について、Islam 米国特許第
4,932,739号、およびHansenによる米国特許第
5,353,114号、並びにRiseberg等による米国特
許第3,984,785号、およびJensenによる米国特
許第4,632,518号を参照のこと。しかし、論理
動作を実行するための光デバイスの改良が依然として必
要とされている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】そして、例えば、結合
的ブール論理動作のような演算機能を実行するための光
デバイスに対する必要性が存在する。また、データを暗
号化しかつ解読するための光デバイスに対する必要性も
存在する。
【0011】
【課題を解決するための手段】少なくとも1つの演算的
機能を実行するための光デバイスが開示される。本発明
の第1の実施形態において、典型的に第1および第2の
光入力信号を受信する光論理デバイスが説明される。光
出力信号は、光入力信号について実行されるブール動作
に応じて、そのデバイスにより生成される。光論理デバ
イスは、AND,ORおよびXOR並びにNOT,NA
ND,NORおよびX−NOR機能を含む様々なブール
動作を実行することができる。光論理デバイスは、一対
の導波路および干渉を生じさせるための位相遅れ要素を
含めることにより、これらのおよび他の機能を実現す
る。
【0012】一実施形態において、光論理デバイスは、
マッハゼンダー干渉計(MZI)またはマイケルソン
(Miclelson )干渉計(MI)のような干渉計を含む。
干渉計デバイスは、第1および第2の入力を受信しかつ
1つの出力を生成するための3ポート構成からなる。干
渉計は、それぞれ第1および第2の光入力信号を受信す
るための少なくとも第1および第2の導波路を有する。
第1および第2の導波路は、光出力信号が生成される出
力において結合する。各導波路は、それに一体化された
半導体光増幅器(SOA)のような少なくとも1つの増
幅器を有する。好ましくは、増幅器は、単一基板上で各
それぞれの導波路内にモノリシックに一体化され得る。
各導波路内の増幅器は、出力において、導波路間に相対
的位相差を生じるように構成される。選択された相対的
位相差は、光論理デバイスのブール動作に対応する。
【0013】一例において、光論理デバイスは、XOR
ブール動作をサポートするために、180度(180
°)の相対的位相差を有する。XORブール動作の動作
を表す真理値表が、図3(b)に示されている。第1お
よび第2の入力光信号の両方がバイナリーの1を示す場
合、光論理デバイスは、バイナリー0を表す出力光信号
を生じる。ここで、図1(a)に示されているように、
相対位相は破壊的(destructive)干渉をイニシエート
するので、バイナリー0出力が生成される。
【0014】両方の入力光信号がバイナリー1を表す場
合、入力光信号のうちの一方は、他方の入力光信号に対
して180°だけ位相シフトされている。そして、位相
シフトされた入力光信号は、出力において他方の入力光
信号と結合され、互いに破壊的に干渉する。そのように
すると、出力光信号は、バイナリー0を表すように生成
される。両方の入力光信号がバイナリー0を表す場合、
いずれの導波路にもそれを通る光がなく、バイナリー0
を表す出力光信号となる。
【0015】しかし、一方のみの入力光信号がバイナリ
ー1を表し、他方の入力光信号がバイナリー0を表す場
合、出力光信号は、バイナリー1を表すように生成され
る。この状況において、バイナリー1を表す光パワーが
一方の導波路を通って進み、他方の導波路は光パワーを
受信しない。干渉計の出力において、バイナリー1を表
す光パワーは、バイナリー0を表す光信号と結合され、
バイナリー1に等しい出力光信号を得る。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明は、様々な演算機能を実現
するための干渉原理を利用する。これらの演算機能は、
AND,OR,XOR,NOT,NAND,NOR,お
よびX−NORのようなブール動作を含む。本発明は、
位相遅れ要素と組み合わされた一対の導波路、または代
替的に干渉計デバイスにより実現され得る。この構成に
より、建設的(constructive)および破壊的(destruct
ive )干渉の原理が、図1(a)および1(b)に示さ
れているように使用され得る。本発明の目的のために、
干渉計デバイスは、ここにおける開示から当業者にとっ
て様々な代替物が明らかとなるが、例えば、マッハゼン
ダー干渉計(MZI)およびマイケルソン干渉計(M
I)を含む。
【0017】図1(a)において、第1の3ポート干渉
計デバイス10が示されている。デバイス10は、第1
の(A)入力光信号16および第2の(B)入力光信号
18をそれぞれ受信するための第1の入力12および第
2の入力14を有する。図示された例において、Aおよ
びBの両方は、バイナリー1に対応する。デバイス10
は、180度(180°)の相対位相差ΔΦだけ、一方
の入力光信号を他方の入力光信号に対して位相シフトす
る。そのようにすることで、位相シフトされた入力光信
号のピークは、他方の入力光信号の谷と一致する。両方
の光入力信号が、デバイス10により出力22において
結合されるとき、破壊的干渉が生じる。結果として、出
力(C)光信号20は、バイナリー0を示す。
【0018】図1(b)において、ゼロ度(0°)の相
対位相差ΔΦを有する第2の3ポート干渉計デバイス3
0が示されている。デバイス30は、第1(A)の入力
光信号36および第2(B)の入力光信号38をそれぞ
れ受信するための第1の入力32および第2の入力34
を有する。図示した例において、AおよびBは、両方と
もバイナリー1に対応する。デバイス30は、ゼロ度
(0°)の相対位相差ΔΦだけ、一方の入力光信号を他
方の入力光信号に対して位相シフトする。そのようにす
ることで、位相シフトされた入力光信号のピークが、他
方の入力光信号のピークと整列される。そして、両方の
光入力信号がデバイス30により結合されるとき、建設
的干渉が、バイナリー1の出力42における出力(C)
光信号40を生じさせる。
【0019】異なるバイナリー値の入力光信号、Aおよ
びBについて、異なる出力光信号Cが生成され得る。こ
れは、3ポート干渉計デバイスに対して意図されたブー
ル動作に依存する。入力光信号AおよびBと出力光信号
Cとの間の因果関係は、以下の説明から明らかとなるで
あろう。
【0020】本発明の目的のために、バイナリー1とし
て示された光信号は、例えば、信号16の特性を表す。
本発明の一実施形態において、光信号は、約1550n
mの波長により特徴づけられ、少なくとも10dbの電
力分離(separation)により区別可能な1および0のバ
イナリー値を含む。バイナリー0およびバイナリー1に
対するしきい値電力値は、本発明に結合される光検出器
のような図示しない様々な追加的なコンポーネントに従
って選択される。本発明の目的のために、バイナリー入
力信号は、互いに同相で受信される。しかし、代替的な
レンジおよびパラメータが、ここでの開示を見ることに
より当業者にとって明らかとなるであろう。
【0021】図2(a)および2(b)において、本発
明の一実施形態によるブールOR動作を実行するための
光論理デバイス50が示されている。光論理デバイス5
0は、少なくとも第1および第2の入力光信号Aおよび
Bを受信するための少なくとも第1および第2の入力5
4および58を含む。デバイス50は、少なくとも1つ
の導波路を含む。一実施形態において、デバイス50
は、入力54および58によりそれぞれ光信号Aおよび
Bを受信するための第1および第2の導波路62および
68を有するMZIから形成される。
【0022】デバイス50は、増幅器も含む。一実施形
態において、増幅器は、第1および第2の半導体光増幅
器(SOA)64および66により実現される。各SO
Aは、飽和領域において動作するようにバイアスされて
いる。本発明の目的のために、各SOAは、受信された
光信号を増幅するが、位相変化を含む。当業者に知られ
ているように、位相変化は、制御可能であり、SOAの
長さについての増幅利得に対する導波路の屈折率の比か
ら主に生じる。
【0023】更なる情報は、Leuthold等による"All-Opt
ical Space Switches with Gain and Principally Idea
l Extinction Ratios," IEEE Journal of Quantum Elec
tronics, Vol. 34, No. 4 (April 1998)(以下、"Leuth
old I"という)、およびLeuthold 等による"All-Optica
l Mach-Zehnder Interferometer Wavelength Converter
s and Switches with Integrated Data and Control Si
gnal Separation Scheme," Journal of Lightwave Tech
nology, Vol. 17, No. 6 (June 1999)(以下、"Leuthol
d II"という)を参照のこと。
【0024】図示されているように、SOA64は導波
路62に対応し、SOA66は導波路68に対応する。
各SOAは、その対応する導波路を通って伝播する光電
力に対して、位相遅れΦ1およびΦ2を生じる。そして、
導波路62を通って伝播する入力光信号Aは、位相遅れ
Φ1 を有し、導波路68を通って伝播する入力光信号B
は、位相遅れΦ2 を有する。光信号AおよびBは、出力
接合部70において結合され、そこでは、導波路62お
よび68が隣り合う。ゼロ度(0°)の相対位相遅れΔ
Φが、出力接合部70において導波路62と導波路68
との間で生じる。そして、両方の導波路からの光電力が
出力接合部70に表れるとき、同相であり、建設的干渉
が起きる。光信号AおよびBの結合は、出力信号OUT
を生じる。
【0025】デバイス50は、バイナリー入力信号Aお
よびBについてブールOR論理動作を実行する。信号
A,BとOUTとの間の関係は、図2(b)に示された
真理値表に示されている。機能的には、信号AおよびB
が両方ともバイナリー0であるとき、バイナリー0に等
しいナル(null)信号が両方の導波路を通って伝播する。
出力接合部70において、両方のナル信号が結合され、
バイナリー0に対応するナル出力光信号OUTを生成す
る。
【0026】入力信号AまたはBの1つのみが、ナル信
号であり、他の入力信号はバイナリー1である場合、出
力光信号OUTは、バイナリーは1に等しい。ここで、
バイナリー1入力光信号に関連づけられた光電力は、出
力接合部70において、他の入力光信号のナル信号と結
合される。この出力信号OUTの結合結果は、バイナリ
ー1になる。
【0027】入力光信号AおよびBの両方がバイナリー
1である場合、各入力信号からの光電力は、対応する位
相遅れを伴って両方の導波路を通って伝播する。各導波
路間の相対位相関係ΔΦがゼロ度(0°)であるので、
入力光信号AおよびBの両方は、出力接合部70におい
て同相である。したがって、両方の入力光信号に関連づ
けられた光電力が結合されるとき、建設的干渉は、バイ
ナリー1に等しい出力信号OUTを生じる。このシナリ
オは、図1(b)およびその説明に示されている。
【0028】図3(a)および3(b)において、本発
明の一実施形態によるXORブール動作を実行するため
の光論理デバイス80が示されている。光論理デバイス
80は、少なくとも第1および第2の入力光信号Aおよ
びBを受信するための少なくとも第1および第2の入力
84および88を含む。デバイス80は、少なくとの1
つの導波路を含む。一実施形態において、デバイス80
は、入力84および88を通してそれぞれ光信号Aおよ
びBを受信するための第1および第2の導波路92およ
び98を有する。
【0029】デバイス80は、増幅器も含む。一実施形
態において、増幅器は、第1および第2の半導体光増幅
器(SOA)94および96により実現される。この構
成により、SOA94は、導波路92に対応し、SOA
96は、導波路98に対応する。各SOAは、その対応
する導波路に対して位相遅れΦ1およびΦ2を生じる。そ
して、入力光信号Aは、位相遅れΦ1 を有する導波路9
2を通して伝播し、入力光信号Bは、位相遅れΦ2を有
する導波路98を通して伝播する。
【0030】光信号AおよびBは、導波路62および6
8が隣り合う出力接合部100において結合される。こ
の設計により、180度(180°)の相対位相遅れΔ
Φが、出力接合部100において導波路92と98との
間に生じる。そして、両方の導波路からの光電力が出力
接合部100に提供されるとき、位相がずれており、破
壊的干渉が起こることになる。光信号AおよびBの結合
は、出力信号OUTを生じる。
【0031】デバイス80は、バイナリー入力信号Aお
よびBについてブールXOR論理機能を実行する。信号
A,BとOUTとの間の関係は、図3(b)に示された
真理値表に表されている。機能的には、信号AおよびB
が共にバイナリー0であるとき、バイナリー0に等しい
ナル信号が両方の導波路を通って伝播する。出力接合部
100において、両方のナル信号が結合され、バイナリ
ー0に対応するナル出力光信号OUTを生成する。
【0032】入力信号AまたはBの一方のみがナル信号
であり、他方の入力信号がバイナリー1である場合、出
力光信号OUTは、バイナリー1に等しい。ここで、バ
イナリー1の入力光信号に関連づけられた光電力は、出
力接合部100において、他方の入力光信号のナル信号
と結合される。この結合は、バイナリー1に等しい出力
信号OUTを生じる。
【0033】両方の入力光信号AおよびBがバイナリー
1である場合、各入力信号からの光電力は、対応する位
相遅れを伴って両方の導波路を通して伝播する。各導波
路間の相対位相関係ΔΦが180度(180°)である
ので、両方の入力光信号AおよびBは、出力接合部70
において互いに位相がずれている。したがって、両方の
入力光信号に関連する光電力が結合されるとき、破壊的
干渉が、バイナリー0に等しい出力信号OUTを生じ
る。このシナリオは、図1(a)およびその説明に示さ
れている。
【0034】図4(a)および4(b)において、本発
明の一実施形態によるANDブール動作を実行するため
の光論理デバイス110が示されている。光論理デバイ
ス110は、それぞれ少なくとも第1および第2の入力
光信号を受信するための少なくとも第1および第2の入
力114および118を含む。デバイス110は、少な
くとも1つの導波路を含む。一実施形態において、デバ
イス110は、第1および第2の導波路132および1
38を有する。
【0035】デバイス110は、増幅器も含む。一実施
形態において、増幅器は、第1および第2の半導体光増
幅器(SOA)134および136により実現される。
この構成により、SOA134は導波路132に対応
し、SOA138は導波路138に対応する。各SOA
は、その対応する導波路に対して位相遅れΦ1およびΦ2
を生じる。そして、導波路132を通って伝播する光信
号は位相遅れΦ1を有し、導波路138を通って伝播す
る光信号は位相遅れΦ2 を有する。光信号AおよびB
は、導波路132および138が隣り合う出力接合部1
40において結合される。
【0036】この設計により、ゼロ度(0°)の相対位
相遅れΔΦが、出力接合部140において導波路132
と138との間に生じる。光信号AおよびBは、導波路
132および138が隣り合う出力接合部140におい
て結合され、出力信号OUTを形成する。デバイス11
0は、以下の説明から理解されるように、光信号のバイ
ナリー値に依存して、出力接合部140において、破壊
的または建設的な干渉を使用する。
【0037】第1および第2の入力114および118
は、電力ディバイダ130により導波路132および1
38と結合される。電力ディバイダ130は、各入力信
号114および118の一部を、各導波路132および
138に割当てる。電力ディバイダ130は、Yジャン
クションデバイス142およびブランチ120,124
および128を含む。Yジャンクションデバイスは、同
業者に知られている。
【0038】更なる情報については、Leuthold等によ
る"Multimode Interference Couplesfor the Conversio
n and Combining of zero and First Order Modes," Jo
urnalof Lightwave Technology, Vol. 16, No. 7 (July
1998)(以下、"Leuthold III"という)を参照のこと。
Yジャンクションデバイス142は、単一の入力ポート
および少なくとも2つの出力ポートを有するマルチモー
ド干渉(MMI)カプラを含む。MMIカプラは、光電
力の基本モードを一次モードに変換するための導波路カ
プラである。
【0039】MMIカプラは、MMIカプラのジオメト
リ(geometry)によって、1つまたは2つ以上の出力導
波路と一次モードを結合する。動作的には、MMIカプ
ラの入力アームは、出力導波路が互いに接触し、一次モ
ードの形式で2つの光ビームを送信するためのより広い
導波路を形成するように配置されている。ここで、Yジ
ャンクション142のMMIは、光電力の基本モードお
よび一次モードの両方をガイドするように構成されてい
る。これは、光電力の所望の部分を捉えるようにYジャ
ンクション142の出力を広げかつ配置することにより
実現される。Leuthold IIIを参照のこと。
【0040】一実施形態において、光ディバイダ130
は、光電力を3分の1で割当てる。したがって、入力光
信号Aのみがバイナリー1に対応する場合、電力ディバ
イダ130は、入力光信号Aに関連する光電力の2/3
を、導波路132を通して伝播させ、1/3を導波路1
38を通して伝播させる。同様に、入力光信号Bのみが
バイナリー1に対応する場合、光電力の2/3を、例え
ば導波路138を通して伝播させ、1/3を導波路13
2を通して伝播させる。
【0041】この光電力の分配を実現するために、Yジ
ャンクション142は、MMIカプラの入力から出力ま
で測定された長さまで測定された長さを有する。一実施
形態において、Yジャンクション142は、所望のカッ
プリング割合に対応する約0.5mmから1.0mmの
範囲にある両端間長さを有する。また、両方の入力光信
号AおよびBがバイナリー1に対応する場合、同じ量の
光電力が、電力ディバイダ130により導波路132お
よび138に分配されることが、当業者にとって明らか
であろう。
【0042】デバイス110は、バイナリー入力信号A
およびBについて、ブールAND論理機能を実行する。
信号A,BおよびOUT間の関係は、図4(b)に示さ
れた真理値表に表されている。機能的には、信号Aおよ
びBが両方ともバイナリー0であるとき、ナル信号が、
導波路132および138を通して入力114および1
18から伝播する。出力接合部140において、導波路
132および138からのナル信号の両方が結合され、
バイナリー0に設定されたナル出力光信号OUTを生成
する。
【0043】入力信号AまたはBの一方のみがナル信号
であり、他の入力信号BまたはAがバイナリー1である
場合、出力信号OUTは、バイナリー0に設定される。
バイナリー1の入力信号からの光電力は、以上に説明し
たように、電力ディバイダ130により分割される。導
波路132および138についての光電力の分配は、1
80度(180°)の更なる相対位相シフトを含む。こ
の更なる相対位相シフトは、バイナリー1の入力信号に
関連する光電力の1/3を受信する導波路のそれぞれの
SOAにより生じる。
【0044】Leuthold I および Leuthold II を参照の
こと。一実施形態において、各SOAは、約1mWの光
電力の受信に応答して、更なる相対位相シフト(180
°)をトリガするように構成される。この光電力は、バ
イナリー1の入力信号からの光電力の1/3の分配に対
応する。バイナリー1に設定された一方の入力信号から
の光電力の導波路132と138との間の分配が、出力
接合部140における破壊的干渉を引き起こす。得られ
る破壊的干渉は、電力差が導波路132および138を
通って伝播すると、バイナリー0に対応する剰余電力を
形成することになる。結果として、出力接合部140に
おいて生じる出力信号OUTは、バイナリー0に等し
い。
【0045】入力光信号AおよびBの両方が、バイナリ
ー1である場合、各入力信号からの光電力は、導波路1
32および138を通して等しく伝播する。導波路間の
相対位相シフトΔΦが、ゼロ度(0°)であると、入力
光信号AおよびBの両方が、出力接合部140におい
て、互いに同相である。また、導波路132および13
8は、両方を通って伝播する光電力が等しくなるように
バランスされる。そして、更なる相対位相シフトが誘導
されない。したがって、両方の入力光信号に関連する光
電力は、干渉の原理を使用して結合され、バイナリー0
に等しい出力信号OUTを生じる。
【0046】図5(a)および5(b)において、本発
明の一実施形態によるNOTブール動作を実行するため
の光論理デバイス、即ちインバータ150が示されてい
る。光論理デバイス150は、少なくとも第1の入力光
信号Aを受信するための少なくとも第1の入力154を
含む。デバイス150は、第2の入力158において制
御光信号CLOCKを受信する。制御信号CLOCK
は、バイナリー1に対応する光ビットのストリームであ
る。また、光ビットのストリームは、上述したように、
本発明を使用する光論理デバイスの最大演算ビットレー
トに設定されている。
【0047】光論理デバイス150は、少なくとも1つ
の導波路を含む。一実施形態において、デバイス150
は、第1および第2の導波路162および168を有す
る。第1および第2の導波路162および168は、そ
れぞれ、光信号AおよびCLOCKを、入力154およ
び158を通して受信する。デバイス150は、増幅器
も含む。一実施形態において、増幅器は、第1および第
2の半導体光増幅器(SOA)164および166によ
り実現される。この構成により、SOA164は、導波
路162に対応し、SOA166は、導波路168に対
応する。各SOAは、その対応する導波路に対して、位
相遅れΦ1およびΦ2を生じる。
【0048】そして、入力光信号Aは、位相遅れΦ1
有する導波路162中を伝播し、制御光信号CLOCK
は、位相遅れΦ2 を有する導波路168中を伝播する。
光信号AおよびCLOCKは、導波路162および16
8が隣り合う出力接合部170において結合される。こ
の設計により、180度(180°)の相対位相遅れΔ
Φが、出力接合部170において、導波路162と16
8との間に生じる。両方の導波路からの光電力が出力接
合部170に提供される場合、位相がずれて、破壊的干
渉が起きることになる。制御信号CLOCKの存在にお
ける入力光信号Aの組合わせは、出力信号OUTを生じ
る。
【0049】デバイス150は、バイナリー入力信号A
についてブールNOT論理機能を実行する。入力信号A
と出力信号OUTとの間の関係は、図5(b)に示され
た真理値表に表されている。入力信号Aがバイナリー0
である場合、出力光信号OUTは、バイナリー1に等し
い。ここで、バイナリー0に等しいナル信号が導波路1
62を通して伝播し、制御信号クロックからのバイナリ
ー1のストリームが、導波路168を通して伝播する。
出力接合部170において、制御信号クロックのバイナ
リー1とのバイナリー0ナル信号の組合せは、バイナリ
ー1に等しい出力光信号OUTになる。
【0050】入力光信号Aがバイナリー1である場合、
信号AおよびCLOCKからの光電力は、導波路162
および168を通って伝播する。各導波路間の相対位相
遅れΔΦが180度(180°)であるので、信号Aお
よびCLOCKは、出力接合部170において互いに位
相がずれている。したがって、両方の入力光信号に関連
する光電力が結合されるとき、破壊的干渉は、バイナリ
ー0に等しい出力信号OUTを生じる。
【0051】光論理デバイス150は、上述した他の実
施形態に鑑みて、様々な追加的なブール動作の設計を可
能にする。そして、ブールNOR動作が、図2のOR論
理ゲート50をNOT論理デバイス150と組み合わせ
ることにより実現され得ることが当業者にとって明らか
であろう。同様に、NOT論理デバイス150を図3の
XOR論理デバイス80と共に使用して、X−NOR論
理デバイスを可能にする。図4のAND論理デバイス1
10をデバイス150のNOT論理動作と組み合わせる
ことで、NAND論理機能を得る。
【0052】図6(a)および6(b)において、本発
明の別の実施形態によるブールOR動作を実行するため
の光論理デバイス175が示されている。デバイス17
5は、図2(a)の光論理デバイスと対照的に、ブール
OR論理機能を実行するためのマイケルソン干渉計構成
による。動作的には、デバイス175は、光論理デバイ
ス50と同様に機能する。他の構成および代替的な干渉
計スキームは、ここにおける開示から当業者に明らかと
なるであろう。
【0053】図7(a)および7(b)において、本発
明の別の実施形態による光2ビットバイナリー加算器2
00が示されている。2ビットバイナリー加算器は、一
般に知られている。Hill, pp. 175-182 を参照のこと。
バイナリー加算器200は、ブールXOR動作を実行す
るための光デバイス210およびブールAND動作を実
行するための光デバイス220を含む。バイナリー加算
器200は、ビルディングブロックとしてここに示した
ブール論理デバイスを使用する。
【0054】本発明の一実施形態において、光デバイス
210は、図3のXORゲート80により実現され、光
デバイス220は、図4のANDゲート110により実
現される。加算器200は、バイナリー信号AおよびB
についてバイナリー加算を実行し、出力信号SUMおよ
びCARRYを生じる。2ビットバイナリー加算器20
0の機能に対応する真理値表が、図7(b)に示されて
いる。
【0055】上述した光論理デバイスは、結合されて、
シーケンス回路、フリップフロップ、デコーダ、パルテ
ィチェッカー、シフトレジスタ、リニアフィードバック
シフトレジスタ、リニアコングルエンタル(congruenti
al)ジェネレータ、カウンタ、マルチプレクサ、デマル
チプレクサ、擬似ランダム数ジェネレータ、ステートマ
シーン、および算術論理ユニットなどのような演算デバ
イスを形成する。これらの演算デバイスについての更な
る情報については、Buchsbaum による Encyclopedia of
Integrated Circuits, Prentice-Hall 1981 を参照の
こと。また、Hill および Koopman を参照のこと。
【0056】図8(a)および8(b)において、本発
明の別の実施形態による光算術デバイス250が示され
ている。算術デバイス250は、XOR動作を実行する
ための光デバイス260および280、AND動作を実
行するための光デバイス270および290、およびO
R動作を実行するための光デバイス300を含む。算術
デバイス250は、ビルディングブロックとしてここに
示されたブール論理デバイスの組合せにより実現され
る。一実施形態おいて、光デバイス260および280
は、図3のデバイス80から実現され、光デバイス27
0および290は、図4の光デバイス110から実現さ
れ、光デバイス300は、図2の光デバイス50から実
現される。
【0057】図8(a)において、構成されているよう
に、算術デバイス250は、フル3ビット加算器として
機能するように設計されている。フル3ビット加算器
は、演算処理における基本的要素であり、一般に知られ
ている。Hill, pp. 175-182 を参照のこと。算術デバイ
ス250は、バイナリー信号A,BおよびCについてバ
イナリー加算を実行し、出力信号SUMおよびCARR
Yを生じる。3ビットバイナリー加算器250の機能の
対応する真理値表が、図8(b)に示されている。算術
デバイス250は、減算、乗算、除算を含む他の数学的
処理、並びに何れかのビット数における三角法オペレー
ションを実行するように構成することができる。
【0058】図9において、本発明の別の実施形態によ
るデータを暗号化するための光デバイス350が示され
ている。暗号化デバイス350は、光キージェネレータ
360および光暗号化器370により実現される。キー
ジェネレータ360は、上述したデータの一方向送信を
暗号的に保証することにおいて使用される数字ジェネレ
ータである。Schneier および Koopman を参照のこと。
ジェネレータ360は、例えば、リニアフィードバック
シフトレジスタ(LFSR)のような当業者に知られた
様々な構成を使用して実現され得る。一実施形態におい
て、光キージェネレータ360は、光キーを生成するた
めのビルディングブロックとしての多数の光論理デバイ
スを含む。
【0059】ジェネレータ360を形成する光論理デバ
イスは、上述した本発明の実施形態から実現され得る。
ジェネレータ360は、当業者に知られているように、
トリガまたはクロック信号CLOCK、および初期数
(initial number)を受信することに応答して、出力K
EYを生じる。Schneier および Koopman を参照のこ
と。光暗号化器370は、キージェネレータ360の光
キー信号およびデータ信号DATAのストリームを受信
する。これに応答して、暗号化器370は、ENCRY
PTED DATA出力を生成する。更なる実施形態に
おいて、光暗号化器370は、キージェネレータ360
から光信号KEY’も受信する。光信号KEY’は、光
信号KEYの位相が遅れたバージョンである。光信号K
EYと光信号KEY’との間の相対位相遅れは、データ
信号DATAの光ストリームからのデータのビット幅に
対応する。
【0060】データ信号DATAの光ストリームおよび
光信号KEYからのビットを受信することで、暗号化器
370は、ビットフリッピング(bit flipping)に類似
する暗号化動作を実行する。ここで、光信号KEY’
は、暗号化器370をリセットするためのリセットメカ
ニズムとして働く。信号KEYの光電力は、各導波路間
の相対位相関係ΔΦに対する180度(180°)の更
なる位相シフトをイニシエートするように設定される。
そして、光信号KEYからのバイナリー1ビットが受信
される場合、追加的な位相遅れが、出力接合部において
ゼロ度(0°)の実効位相遅れを生じる。
【0061】上記のシナリオにおいて、暗号化器370
の両方の導波路間に等しく分割されたデータ信号DAT
Aの光ストリームは、出力接合部において建設的に加算
される。しかし、光信号KEY’は、180度(180
°)の追加的な位相シフトをイニシエートするように設
定される。そして、光信号KEY’の受信により、破壊
的干渉が、出力接合部において生じ、データ信号DAT
Aの光ストロームを生じる。
【0062】図10において、本発明の別の実施形態に
よる3ポート干渉計ブール論理デバイス400が示され
ている。デバイス400は、干渉計の入力ポートから出
力ポートまで約5mmの長さである。デバイス400
は、第1および第2の導波路412および416を使用
する。導波路412および416は、それぞれ第1のS
OAの出力424または432から第2のSOAの入力
428または436まで約0.4mmの長さである。導
波路412および416の各々は、それぞれ入力404
および408において入力光信号を受信する。
【0063】導波路412および416は、リン化イン
ジウム(InP)の単一基板440上に形成される。S
OAの各々は、それらの各導波路内にモノリシックに一
体化される。SOAは、インジウムおよびリン(In
P)のnドープクラッド層とpドープクラッド層との間
にサンドイッチされたIn1-xGaxAsy1-yから形成
され、ここで、x=0.4、y=0.85である。pの
ドーピングレベルは、約2×1017であり、nドーピン
グレベルは、約2×1018であった。SOAの活性領域
を定義するために、メサが形成された。
【0064】一実施形態において、本発明のデバイス
が、光データ信号を分割しかつ結合するための2つのス
プリッタ−MMIカプラ、制御信号を導入するための2
つのカプラ−MMIカプラ、およびスイッチングのため
の必要な非線形性を提供するためのSOAにより形成さ
れる。SOAは、オン−オフ状態の制御を容易にするた
めに、MZIアーム上に設けられ得る。SOAは、In
P基板上に、2ステップ有機金属気相エピタキシー法に
より成長させられる。最初に、1.55um−InGa
AsP活性SOA層が、約0.22μmの厚さ成長させ
られる。続いて、500−1500μm長さのSOAエ
リアの外側領域がエッチされ、パッシブ導波路層が成長
させられる。最初に、0.6μm厚さ1.28μm−I
nGaAsP層、そしてその後1.6μm厚さInPク
ラッド層である。
【0065】そして、導波路が、SOAおよび導波路ヘ
テロ構造にエッチングすることにより形成される。2×
2−MMI構造が、好都合に、導波路の形成の間にエッ
チされ、縦200μm横11.3μmとなる。そして、
高濃度にドープされたInGaAs層が、導波路セクシ
ョンの上面に設けられ、金パッドとの接触を提供する。
デバイスの得られるチップサイズは、約6×1.0mm
である。導波路ファセットは、反射防止膜がコートさ
れ、熱放散を可能にしかつクリービング(cleaving)を
容易にするために薄くされる。
【0066】導波路412および416は、各々一対の
SOA424/428および432/436を含む。各
SOAは、約600μmないし1200μmの範囲の長
さを有した。また、各SOAは、約300mWの消費電
力であり、約1550nmの波長で動作する光信号に対
して、室温で約25dBの利得を有した。
【0067】MMIから形成されたYジャンクションカ
プラ438により、導波路412および416は、出力
接合部420において隣り合う。MMIは、導波路41
2および416からの所望の割合の光電力を捉えるよう
に、端部から端部まで測定された約0.5mmの長さで
ある。結果として、出力信号444は、出力接合部42
0を通して伝播された。
【0068】上述したように、デバイス400は、出力
信号444を形成することに、接合部420における建
設的または破壊的な干渉を使用する。生じた干渉は、S
OAにより生じた相対位相差に依存する。相対位相差の
選択は、実行されるべきブール論理動作を部分的に決定
する。
【0069】上記の構成により、スイッチング速度は、
約10ピコ秒であると観測された。しかし、この結果
は、光電力の到着の後に続く、各SOA中のキャリア密
度の変化により制限される。しかし、キャリア密度の変
化は、一般に、光電力の波長に直接的に比例する。この
例において、キャリア密度の変化は、光信号の動作可能
な波長範囲が狭い場合最小である。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
結合的ブール論理動作のような演算機能を実行するため
の光デバイスを提供することができる。
【0071】特許請求の範囲の発明の要件の後に括弧で
記載した番号がある場合は本発明の一実施例の態様関係
を示すものであって、本発明の範囲を限定するものと解
釈してはならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明において使用される建設的および破壊的
干渉計を示す。
【図2】本発明の一実施形態を示す上面図。
【図3】本発明の第2の実施形態を示す上面図。
【図4】本発明の別の実施形態を示す上面図。
【図5】本発明の別の実施形態を示す上面図。
【図6】本発明の別の実施形態を示す上面図。
【図7】本発明の別の実施形態を示す上面図。
【図8】本発明の別の実施形態を示す上面図。
【図9】本発明の別の実施形態を示す上面図。
【図10】本発明において使用される3ポート干渉計の
一例を示す図。
【符号の説明】
10 第1の3ポート干渉計デバイス 12,32 第1の入力 14,34 第2の入力 16,18,36,38 入力信号 22,42 出力 30 第2の3ポート干渉計デバイス 40 光信号 50 光論理デバイス 54 第1の入力 58 第2の入力 62 第1の導波路 64,66 半導体光増幅器 68 第2の導波路 70 出力接合部 80 光論理デバイス 84 第1の入力 88 第2の入力 92 第1の導波路 94,96 SOA 98 第2の導波路 100 出力接合部 110 光論理デバイス 114 第1の入力 118 第2の入力 130 電力ディバイダ 132 第1の導波路 134,136 SOA 138 第2の導波路 140 出力接合部 150 光論理デバイス 154 第1の入力 158 第2の入力 162 第1の導波路 164,166 SOA 168 第2の導波路 170 出力接合部 175 光論理デバイス 200 バイナリー加算器 210,220 光デバイス 250 算術デバイス 260,270,280,290,300 光デバイス 350 光デバイス 360 キージェネレータ 370 暗号化器 400 ブール論理デバイス 404,408 入力 412,416 導波路 420 出力接合部 424,432 第1のSOA 428,436 第2のSOA 440 単一基板 444 出力信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A. (72)発明者 ハーマン メルビン プレスビー アメリカ合衆国、08904 ニュージャージ ー州、ハイランド パーク、リンカン ア ベニュー Fターム(参考) 2H079 AA05 AA12 BA03 CA01 EA05 EA07 GA03 HA11

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも第1および第2の入力信号お
    よび少なくとも1つの出力信号を有する少なくとも1つ
    のブール論理動作を実行するための光デバイスにおい
    て、 前記少なくとも第1および第2の入力信号を受信するた
    めの少なくとも1つの干渉計と、 前記少なくとも1つの干渉計に一体化されており、前記
    少なくとも第1および第2の入力が結合される出力接合
    部における位相差をイニシエートするための少なくとも
    1つの光増幅器とを有することを特徴とする光デバイ
    ス。
  2. 【請求項2】 前記位相差は、建設的干渉および破壊的
    干渉のうちの少なくとも1つに対応することを特徴とす
    る請求項1記載の光デバイス。
  3. 【請求項3】 前記少なくとも1つの干渉計は、少なく
    とも第1および第2の導波路を含むことを特徴とする請
    求項2記載の光デバイス。
  4. 【請求項4】 前記光増幅器は、それぞれ第1および第
    2の導波路に対応する第1および第2の光増幅器を含
    み、前記第1および第2の光増幅器に対して生じる位相
    差が、ブール論理動作に対応することを特徴とする請求
    項3記載の光デバイス。
  5. 【請求項5】 前記第1および第2の入力信号が、それ
    ぞれ前記第1および第2の導波路と結合されており、前
    記第1および第2の増幅器により生じる位相差が、ブー
    ル論理OR動作を形成するようにゼロ度(0°)である
    ことを特徴とする請求項4記載の光デバイス。
  6. 【請求項6】 前記第1および第2の入力信号の両方
    が、前記第1および第2の導波路の各々に結合されてお
    り、前記第1および第2の増幅器により生じる位相差
    が、ブール論理AND動作を形成するようにゼロ度(0
    °)であることを特徴とする請求項4記載の光デバイ
    ス。
  7. 【請求項7】 前記第1および第2の入力信号が、それ
    ぞれ前記第1および第2の導波路と結合されており、前
    記第1および第2の増幅器により生じる位相差が、ブー
    ル論理XOR動作を形成するように180度(180
    °)であることを特徴とする請求項4記載の光デバイ
    ス。
  8. 【請求項8】 前記第1および第2の入力信号が、それ
    ぞれ前記第1および第2の導波路に結合されており、前
    記第2の入力信号は、CLOCK信号であり、前記第1
    および第2の増幅器により生じる位相差が、ブール論理
    NOT動作を形成するように180度(180°)であ
    ることを特徴とする請求項4記載の光デバイス。
  9. 【請求項9】 第1および第2の入力信号からSUMお
    よびCARRY出力信号を演算するための光コンピュー
    タにおいて、 第1の光ブール論理XORゲートと第1の光ブール論理
    ANDゲートを含み、 前記第1の光ブール論理XORゲートは、それぞれ前記
    第1および第2の入力信号を受信し、かつSUM出力信
    号を生成するための第1および第2の導波路を有する第
    1の干渉計と、 前記第1と第2の導波路間に180°の相対位相遅れを
    導入することにより、SUM出力信号を形成すること
    に、前記第1と第2の入力信号間の干渉をイニシエート
    するための第1の位相遅れとを含み、 前記第1の光ブール論理ANDゲートは、CARRY出
    力信号を生成するための第3および第4の導波路を有す
    る第2の干渉計と、 前記第3および第4の導波路が各々、前記第1および第
    2の入力信号の一部を受信するように、前記第1および
    第2の入力信号のうちの一方がバイナリー1である場
    合、前記第1および第2の入力信号のうちの一方からの
    光電力を分割するための第1のディバイダと、 前記第3と第4の導波路間に0°の相対位相遅れを導入
    することにより、前記キャリー出力信号を形成すること
    に、前記第1と第2の入力信号との間の干渉をイニシエ
    ートするための第2の位相遅れとを含むことを特徴とす
    る光コンピュータ。
  10. 【請求項10】 第2の光ブール論理XORゲートと、
    第2の光ブール論理ANDゲートと、光ブール論理OR
    ゲートとをさらに有し、 前記第2の光ブール論理XORゲートは、それぞれSU
    M出力信号および第3の入力信号を受信し、かつFUL
    L ADDER SUM出力信号を生成するための第5
    および第6の導波路を有する第3の干渉計と、 前記第5と第6の導波路間に180°の相対位相遅れを
    導入することにより、FULL ADDER SUM出
    力信号を形成することにおいて、SUM出力信号と第3
    の入力信号との間の干渉をイニシエートするための第3
    の位相遅れとを含み、 前記第2の光ブール論理ANDゲートは、AND出力信
    号を生成するための第7および第8の導波路を有する第
    4の干渉計と、 前記第7および第8の入力信号がバイナリー1であり、
    前記第7および第8の導波路の各々がSUM出力および
    第3の入力信号の一部を受信するように、SUM出力信
    号および第3の入力信号の一方がバイナリー1である場
    合、SUM出力信号および第3の入力信号の一方からの
    光電力を分割するための第2のディバイダと、 第7および第8の導波路との間に0°の相対位相遅れを
    導入することにより、AND出力信号を形成することに
    おいて、SUM出力信号と第3の入力信号との間の干渉
    をイニシエートするための第4の位相遅れとを含み、 前記光ブール論理ORゲートは、それぞれSUM出力信
    号およびAND出力信号を受信し、かつFULL AD
    DER CARRY出力信号を生成するための第9およ
    び第10の導波路を有する第5の干渉計と、 前記第9と第10の導波路間に0°の相対位相遅れを導
    入することにより、FULL ADDER CARRY
    出力信号を形成することにおいて、SUM出力信号とA
    ND出力信号との間の干渉をイニシエートするための第
    5の位相遅れとを含むことを特徴とする請求項9記載の
    光コンピュータ。
  11. 【請求項11】 前記第1の位相遅れは、前記第1およ
    び第2の導波路に対応する第1および第2の光増幅器を
    含み、 前記第2の位相遅れは、前記第3および第4の導波路に
    対応する第3および第4の光増幅器を含み、 前記第3の位相遅れは、前記第5および第6の導波路に
    対応する第5および第6の光増幅器を含み、 前記第4の位相遅れは、前記第7および第8の導波路に
    対応する第7および第8の光増幅器を含み、 前記第5の位相遅れは、前記第9および第10の導波路
    に対応する第9および第10の光増幅器を含むことを特
    徴とする請求項10記載の光コンピュータ。
  12. 【請求項12】 前記第1および第2の入力信号の一方
    がバイナリー1である場合、第3および第4の導波路の
    うちの少なくとも一方が、前記第1および第2の入力信
    号の一方からの光電力の(1/3)を受信し、前記第3
    および第4の導波路の他方が、前記第1および第2の入
    力信号の一方からの光電力の(2/3)を受信し、 前記SUM出力信号および第3の入力信号のうちの一方
    がバイナリー1である場合、前記第7および第8の導波
    路のうちの少なくとも一方が、前記SUM出力信号およ
    び第3の入力信号のうちの一方からの光電力の(1/
    3)を受信し、前記第7および第8の導波路のうちの他
    方が、前記SUM出力信号および第3の入力信号のうち
    の前記他方からの光電力の(2/3)を受信することを
    特徴とする請求項11記載の光コンピュータ。
  13. 【請求項13】 前記第1および第2のディバイダのう
    ちの少なくとも一方が、少なくとも1つのYジャンクシ
    ョンデバイスを含むことを特徴とする請求項12記載の
    光コンピュータ。
  14. 【請求項14】 前記少なくとも1つのYジャンクショ
    ンデバイスが、マルチモード干渉カプラを含むことを特
    徴とする請求項13記載の光コンピュータ。
  15. 【請求項15】 前記第1および第2の光増幅器が、1
    80度の初期相対位相差を誘導し、 前記第3および第4の光増幅器が、0度の初期相対位相
    差を誘導し、 前記第5および第6の光増幅器が、180度の初期相対
    位相差を誘導し、 前記第7および第8の光増幅器が、0度の初期相対位相
    差を誘導し、 前記第9および第10の光増幅器が、0度の初期相対位
    相差を誘導することを特徴とする請求項11記載の光コ
    ンピュータ。
  16. 【請求項16】 データおよび光キー信号を受信するこ
    とに応答してデータを暗号化するための光デバイスにお
    いて、 第1および第2の導波路を有する少なくとも1つの干渉
    計を含み、前記第1の導波路は、前記データおよび光キ
    ー信号を受信し、前記第2の導波路は、位相を遅れさせ
    られた前記データおよび前記光キー信号を受信するもの
    であり、前記光デバイスは、前記第1と第2の導波路と
    の間に180°の初期相対位相遅れを誘導し、前記光キ
    ー信号からバイナリー1を受信することに応答して、前
    記導波路間に180°の第1の追加的な相対位相遅れを
    生じさせ、位相遅れさせられた前記光キー信号からのバ
    イナリー1の受信に応答して、前記導波路間に180°
    の第2の追加的な相対位相遅れを生じさせるための少な
    くとも1つの光増幅器をさらに含むことを特徴とする光
    デバイス。
  17. 【請求項17】 前記第1および第2の導波路を隣り合
    わせて、それから暗号化されたデータが生成される出力
    ノードを作るYジャンクションデバイスをさらに含むこ
    とを特徴とする請求項16記載の光デバイス。
  18. 【請求項18】 前記Yジャンクションデバイスが、マ
    ルチモード干渉カプラを含むことを特徴とする請求項1
    7記載の光デバイス。
  19. 【請求項19】 各導波路が、一体化された光増幅器を
    含むことを特徴とする請求項16記載の光デバイス。
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