JP2002094954A - 統計多重システム、統計多重制御装置、統計多重制御方法および統計多重制御における数式決定方法 - Google Patents

統計多重システム、統計多重制御装置、統計多重制御方法および統計多重制御における数式決定方法

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JP2002094954A
JP2002094954A JP2000279572A JP2000279572A JP2002094954A JP 2002094954 A JP2002094954 A JP 2002094954A JP 2000279572 A JP2000279572 A JP 2000279572A JP 2000279572 A JP2000279572 A JP 2000279572A JP 2002094954 A JP2002094954 A JP 2002094954A
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Motofumi Itawaki
基文 板脇
Masami Nakagawa
昌巳 中川
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人間の特性に適した符号レートの割り当てを
行うことができる統計多重システム、統計多重制御装
置、統計多重制御方法および統計多重制御における数式
決定方法を提供する。 【解決手段】 統計多重システム1は、番組データSi
を符号化する複数の画像符号化装置2iと、各画像符号
化装置2iの出力データを多重化する多重化装置6と、
各画像符号化装置2iにビットレートを割り当てる統計
多重制御装置5とを備えている。統計多重制御装置5
は、番組データSiの符号化難易度Diおよび定数M,
K,Aに基づいて、TRi=M/(K+A/Di)という
式により暫定ビットレートTRiを算出し、その暫定符
号レートTRiに基づいて符号レートRiを定める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データを含む
複数の番組データを符号化し多重化する統計多重システ
ム、およびその統計多重システムで用いられる統計多重
制御装置ならびに統計多重制御方法に関する。本発明
は、また、統計多重制御において符号レートを設定する
ために用いられる数式を決定する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、画像データなどをデジタルデータ
として送受信するデジタル放送が注目されている。デジ
タル放送の利点は、アナログ放送に比べて、同じ伝送路
においてより多くの番組データ(以下、プログラムとい
う。)を伝送することが可能であるということである。
これは画像データを圧縮して伝送できるということによ
るところが大きい。画像データの圧縮の方法としては、
例えばMPEG(MovingPicture Experts Group)規格
で採用されている双方向予測符号化方式がある。
【0003】デジタル放送における画像の圧縮符号化で
は、圧縮符号化後のデータ量(ビット量)を、伝送路の
伝送容量以下に抑えつつ、画質を高品質に保つ必要があ
る。
【0004】所定の伝送容量の伝送路に対して、より多
くのプログラムを流す方法として、「統計多重」という
手法がある。統計多重は、各プログラムに割り当てられ
る符号レートを動的に変化させることにより、より多く
のプログラムを伝送する手法である。この統計多重で
は、例えば、符号レートを減らしても画質の劣化が目立
たないプログラムについては符号レートを減らすことに
より、より多くのプログラムの伝送を可能にする。
【0005】ここで、図9および図10を参照して、統
計多重制御について更に説明する。図9は、従来の固定
レートにより多重化した場合の各プログラムに対して割
り当てられる符号レートの一例を表したものである。図
9において、縦軸は各プログラムの符号レートを表し、
横軸は時間を表している。図9に示したように、例えば
天気予報、ニュースおよびドラマといった多重化される
各プログラムの割当符号レートは、初期値として割り当
てられた符号レートのままであり、時間の経過によって
変動していない。各プログラムに対して初期値として割
り当てられる符号レートは、各プログラムの画質の劣化
が目立つ部分(時間)における画質の劣化が許容範囲に
収まるように割り当てられている。従って、画質の劣化
が目立つ部分以外には、必要以上の符号レートが割り当
てられていることになる。
【0006】図10は、統計多重の手法を用いて、各プ
ログラムに対する割当符号レートを動的に変化させて多
重化した場合の各プログラムに対する割当符号レートの
一例を表したものであり、縦軸が各プログラムに対する
割当符号レート、横軸が時間を表している。統計多重
は、各プログラムの画質の劣化が目立つ部分(時間)が
同一時に重なることが稀であることを利用したものであ
る。そのため、あるプログラムでは画質劣化が目立つ部
分であるとき、他のプログラムは符号レートを落として
も画質劣化が目立たない場合が多いので、他のプログラ
ムの符号レートを落として、画質劣化が目立つプログラ
ムに対して符号レートを多く割り当てることができる。
図10に示した例では、時刻Pにおいて、ドラマ(1)
では画質劣化が目立つ部分であり、ニュースおよびドラ
マ(2)では画質劣化が目立たない部分であるとき、ニ
ュースおよびドラマ(2)の符号レートを落として、ド
ラマ(1)に対してその分の符号レートを多く割り当て
る。このようにして、統計多重を用いることにより、通
常よりも多くのプログラムを伝送することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、人間にとっ
ての画像ノイズの見え易さは、画質が同じであっても、
符号化難易度の大小によって異なることが知られてい
る。すなわち、サッカー中継など、符号化難易度が大き
い(すなわち、動きの激しい)プログラムでは、人間が
画像ノイズに気づきにくいのに対して、天気予報など、
符号化難易度が小さい(すなわち、動きの少ない)プロ
グラムでは、人間が画像ノイズに気づき易い。
【0008】しかしながら、従来は、符号化難易度の大
小に係わらず、各プログラムを同程度の画質に保つよ
う、各プログラムに対する符号レートの割り当てがなさ
れていた。このような符号化難易度の割り当て方法で
は、符号化難易度が大きいプログラムについて、実際に
は人間が画像ノイズに気づきにくいにも係わらず、必要
以上に大きな符号レートが割り当てられることになり、
割り当て効率が悪いという問題があった。
【0009】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、人間の視覚特性に適した符号レート
の割り当てを行うことができる統計多重システム、統計
多重制御装置、統計多重制御方法および統計多重制御に
おける数式決定方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による統計多重シ
ステムは、それぞれ画像データを含む複数の番組データ
を符号化して出力する複数の画像符号化手段と、各画像
符号化手段の出力データを多重化する多重化手段と、各
番組データの符号化の難易度を表す符号化難易度を取得
すると共に、この符号化難易度に基づき、各画像符号化
手段に対して単位時間当たりの出力符号量としての符号
レートを設定する統計多重制御手段とを備えた統計多重
システムであって、統計多重制御手段は、人間の視覚特
性に基づいて定義された数式を用いて、各画像符号化手
段に対して設定すべき符号レートを算出することを特徴
とするものである。
【0011】本発明による統計多重制御装置は、それぞ
れ画像データを含む複数の番組データを符号化して出力
する複数の画像符号化手段と、各画像符号化手段の出力
データを多重化する多重化手段とを備えた統計多重シス
テムに用いられ、各番組データの符号化の難易度を表す
符号化難易度を取得すると共に、この符号化難易度に基
づき、各画像符号化手段に対して単位時間当たりの出力
符号量としての符号レートを設定する統計多重制御装置
であって、人間の視覚特性に基づいて定義された数式を
用いて、各画像符号化手段に対して設定すべき符号レー
トを算出することを特徴とするものである。
【0012】本発明による統計多重制御方法は、それぞ
れ画像データを含む複数の番組データを符号化して出力
する複数の画像符号化手段と、各画像符号化手段の出力
データを多重化する多重化手段とを備えた統計多重シス
テムに用いられ、各画像符号化手段に対して単位時間当
たりの出力符号量としての符号レートを設定する統計多
重制御方法であって、各番組データの符号化の難易度を
表す符号化難易度を取得するステップと、この符号化難
易度に基づき、人間の視覚特性に基づいて定義された数
式を用いて、各画像符号化手段に対して設定すべき符号
レートを算出するステップとを含むことを特徴とするも
のである。
【0013】本発明による統計多重制御における数式決
定方法は、それぞれ画像データを含む複数の番組データ
を符号化して出力する複数の画像符号化手段と、各画像
符号化手段の出力データを多重化する多重化手段と、各
番組データの符号化の難易度を表す符号化難易度を取得
し、この符号化難易度に基づいて各画像符号化手段に対
して単位時間当たりの出力符号量としての符号レートを
割り当てる統計多重制御手段とを備えた統計多重システ
ムにおいて、符号レートの算出に用いられる数式を決定
する方法であって、符号化難易度が異なる複数の番組デ
ータを人間に観察させ、複数の番組データのそれぞれに
ついて人間が視覚を通じて得た情報を取得するステップ
と、この人間が視覚を通じて得た情報に基づいて、符号
化難易度から符号レートを求める数式を得るステップと
を含むことを特徴とするものである。
【0014】本発明による統計多重システム、統計多重
制御装置または統計多重制御方法では、人間の視覚特性
に基づいて定義された数式により、各番組データの符号
化難易度から、各画像符号化手段に対して設定すべき符
号レートが求められる。
【0015】本発明による統計多重制御における数式決
定方法では、符号化難易度が異なる複数の番組データに
ついて人間が視覚を通じて得た情報に基づき、符号化難
易度から符号レートを求める数式が得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0017】<統計多重システムの構成>図1は、本発
明の一実施の形態に係る統計多重システムの構成例を表
すブロック図である。この統計多重システム1は、番組
データとしてのプログラムSi(iは1以上の整数値)
を圧縮符号化する複数の画像符号化手段としての画像符
号化装置2iと、各画像符号化装置2iの出力データを多
重化して伝送路66に出力する多重化装置6とを備えて
いる。この統計多重システム1は、さらに、各画像符号
化装置2iに対して単位時間当たりの出力符号量として
のビットレート(符号レート)を割り当てることによ
り、各画像符号化装置2iを制御する統計多重制御装置
5を備えている。
【0018】画像符号化装置2iは、それぞれ画像デー
タを含むプログラムSiを入力され、圧縮符号化し、符
号化画像信号Stiとして多重化装置6に出力するよう
になっている。各画像符号化装置2iは、符号化画像信
号Stiの単位時間当たりの出力符号量としてのビット
レートRiを、フレーム単位で変更できるようになって
いる。さらに、画像符号化装置2iは、入力されたプロ
グラムSiの符号化難易度D i(すなわち、同じ画質を保
つために必要なデータ量の割合)を算出すると共に、こ
の符号化難易度Diを統計多重制御装置5に送信するよ
うになっている。
【0019】図2は、図1における統計多重制御装置5
の概略構成例を表すブロック図である。統計多重制御装
置5は、CPU(Central Processing Unit)51と、
FROM(flash electrically erasable programmable
read only memory)52と、DRAM(dynamic rando
m access memory)53と、これらが接続されたバス5
5とを備えている。統計多重制御装置5は、更に、それ
ぞれの画像符号化装置2iとのデータの送受信を行うた
めのインターフェース54を備えている。この統計多重
制御装置5は、インターフェース54を介して、各画像
符号化装置2iから符号化難易度Diを受信し、かつ、各
画像符号化装置2iに対して符号化画像信号Stiのビッ
トレートRiを送信するようになっている。
【0020】統計多重制御装置5のCPU51は、各画
像符号化装置2iに対するビットレートRiの設定の際、
まず、ビットレートの暫定的な目標値としての暫定ビッ
トレートTRiを算出するようになっている。ここで
は、符号化難易度Diと暫定ビットレートTRiとの対応
関係を表す数式である(1)式を用いる。後述するよう
に、この(1)式は、人間の視覚特性に基づいて定義さ
れたものである。
【0021】 TRi=M/(K+A/Di)・・・ (1) 但し、 K:定数 M:定数 A:定数
【0022】CPU51は、さらに、各画像符号化装置
iについての暫定ビットレートTRiの総和Sumを算
出し、この総和Sumが伝送路66の伝送容量Toを超
えないよう修正することにより、最終的なビットレート
iを得るようになっている。すなわち、総和Sumが
伝送容量Toを超えた場合には、以下の(2)式に基づ
いて暫定ビットレートTRiを修正方向に修正し、最終
的なビットレートRiを得る。なお、このとき、ビット
レートRiが小さくなりすぎないよう、適宜補正を行う
ようにしてもよい。
【0023】 Ri=TRi×To/Sum ・・・ (2)
【0024】一方、暫定ビットレートTRiの総和Su
mが伝送路66の伝送容量To以下の場合には、以下の
(3)式に示したように、暫定ビットレートTRiをそ
のまま最終的なビットレートRiとするようになってい
る。なお、このとき、暫定ビットレートTRiの総和S
umが伝送容量Toを超えない範囲で、それぞれの暫定
ビットレートTRiを増加方向に修正するようにしても
よい。
【0025】Ri=TRi ・・・ (3)
【0026】上述した(1)式〜(3)式は、統計多重
制御装置5の例えばFROM52に予め記憶されている
ものとする。
【0027】図3は、画像符号化装置2iの詳細な構成
を表すブロック図である。画像符号化装置2iは、プロ
グラムSiを入力し、圧縮符号化のための前処理等を行
うエンコーダ前処理部11と、このエンコーダ前処理部
11の出力データを所定時間だけ遅延して出力するため
のFIFOメモリ12と、このFIFOメモリ12の出
力データを入力し、ピクチャ毎にピクチャタイプに応じ
た画像符号化方法によって圧縮符号化して、符号化画像
信号Stiを出力するエンコーダ13と、エンコーダ前
処理部11の出力データに基づいて動きベクトルを検出
し、エンコーダ13に送る動き検出回路14と、エンコ
ーダ前処理部11から出力されるイントラACデータS
iと動き検出回路14から出力されるME残差データ
Sziとに基づいてエンコーダ13を制御する符号化制
御部15とを備えている。なお、ME残差とは、動き予
測誤差をピクチャ全体について絶対値和あるいは自乗和
したものであり、ME残差データSziは、ME残差を
求めるためのデータである。
【0028】エンコーダ前処理部11は、プログラムS
iを入力し、符号化する順番に従ってピクチャ(Iピク
チャ,Pピクチャ,Bピクチャ)の順番を並べ替える画
像並べ替え回路21と、この画像並べ替え回路21の出
力データを入力し、フレーム構造かフィールド構造かを
判別し、判別結果に応じた走査変換および16×16画
素のマクロブロック化を行う走査変換・マクロブロック
化回路22と、この走査変換・マクロブロック化回路2
2の出力データを入力し、Iピクチャにおけるイントラ
ACを算出し、イントラACデータSaiを符号化制御
部15に送ると共に、走査変換・マクロブロック化回路
22の出力データをFIFOメモリ12および動き検出
回路14に送るイントラAC演算回路23とを備えてい
る。なお、イントラACとは、Iピクチャにおいて、8
×8画素のDCT(離散コサイン変換)ブロック内の各
画素の画素値とDCTブロック内の画素値の平均値との
差分の絶対値の総和として定義され、絵柄の複雑さを表
すものといえる。
【0029】エンコーダ13は、FIFOメモリ12の
出力データと予測画像データとの差分をとる減算回路3
1と、この減算回路31の出力データに対して、DCT
ブロック単位でDCTを行い、DCT係数を出力するD
CT回路32と、このDCT回路32の出力データを量
子化する量子化回路33と、この量子化回路33の出力
データを可変長符号化する可変長符号化回路34と、こ
の可変長符号化回路34の出力データを一旦保持し、ビ
ットストリームからなる符号化画像信号Stiとして出
力するバッファメモリ35と、量子化回路33の出力デ
ータを逆量子化する逆量子化回路36と、この逆量子化
回路36の出力データに対して逆DCTを行う逆DCT
回路37と、この逆DCT回路37の出力データと予測
画像データとを加算して出力する加算回路38と、この
加算回路38の出力データを保持し、動き検出回路14
から送られる動きベクトルに応じて動き補償を行って予
測画像データを減算回路31および加算回路38に出力
する動き補償回路39とを備えている。
【0030】動き検出回路14は、エンコーダ前処理部
11の出力データに基づいて、圧縮符号化の対象となる
ピクチャの注目マクロブロックと、参照されるピクチャ
において注目マクロブロックとの間の画素値の差分の絶
対値和あるいは自乗和が最小となるマクロブロックを探
して、動きベクトルを検出して動き補償回路39に送る
ようになっている。また、動き検出回路14は、動きベ
クトルを求める際に、最小となったマクロブロック間に
おける画素値の差分の絶対値和あるいは自乗和を、ME
残差データSziとして符号化制御部15に送るように
なっている。
【0031】符号化制御部15は、動き検出回路14か
らのME残差データSziをピクチャ全体について足し
合わせた値であるME残差を算出するME残差計算部2
4と、このME残差計算部24によって算出されたME
残差とイントラAC演算回路23からのイントラACデ
ータSaiとに基づいて、ピクチャの符号化の難易度を
表す符号化難易度Diを算出し、統計多重制御装置5に
送る符号化難易度計算部25とを備えている。また、符
号化制御部15は、符号化難易度計算部25によって算
出された符号化難易度Diに基づいて統計多重制御装置
5において決定されたビットレートRiとなるように量
子化回路33における量子化特性値に対応する量子化イ
ンデックスを決定し、量子化回路33に送る量子化イン
デックス決定部26を備えている。
【0032】なお、本実施の形態では、Iピクチャにつ
いてはイントラACを用いて符号化難易度Diを求め、
PピクチャとBピクチャについてはME残差を用いて符
号化難易度Diを求めることとしている。イントラAC
は絵柄の複雑さを表し、ME残差は映像の動きの速さお
よび絵柄の複雑さを表している。
【0033】<統計多重システムの動作>次に、図1に
示した統計多重システム1の動作について説明する。各
プログラムSiは各画像符号化装置2iに入力される。画
像符号化装置2iでは、入力されたプログラムSiに基づ
いて符号化制御部15が符号化難易度Diを算出し、統
計多重制御装置5に送信する。
【0034】図4は、統計多重制御装置5が実行する処
理を表す流れ図である。統計多重制御装置5は、各画像
符号化装置2iから送信された各プログラムSiの符号化
難易度Diを受信する(S100)。統計多重制御装置
5は、この符号化難易度Diに基づいて、各画像符号化
装置2iに対する暫定ビットレートTRiをそれぞれ算出
する(S102)。ここでは、符号化難易度Diと暫定
ビットレートとの対応関係を表す上述の(1)式を用い
て、暫定ビットレートTRiを算出する。
【0035】次いで、統計多重制御装置5は、各画像符
号化装置2iに対して設定された暫定ビットレートTRi
の総和Sumを算出し、この総和Sumと伝送容量To
との大小関係を判断する(S104)。暫定ビットレー
トTRiの総和Sumが伝送容量Toよりも大きい場合
(S104でY)には、その総和Sumが伝送容量To
以下になるよう、上述した(2)式を用いて各暫定ビッ
トレートTRiを減少方向に修正し、これを最終的なビ
ットレートRiとする(S106)。一方、暫定ビット
レートTRiの総和Sumが伝送容量To以下満の場合
(S104でN)には、上述した(3)式に示したよう
に、暫定ビットレートTRiを修正せずに、最終的なビ
ットレートRiとする(S108)。続いて、ステップ
S106またはステップS108で設定された符号化画
像信号StiのビットレートRiを各画像符号化装置2i
に送信する(S110)。図4に示した処理により、各
画像符号化装置2iの符号化画像信号Stiのビットレー
トRiが設定される。
【0036】画像符号化装置2iでは、符号化制御部1
5が統計多重制御装置5から送信されたビットレートR
iを受信し、このビットレートRiに応じてエンコーダ1
3の符号化処理を制御する。エンコーダ13は、符号化
制御部15から指示されたビットレートRiでプログラ
ムSiを圧縮符号化し、符号化画像信号Stiを多重化装
置6に出力する。多重化装置6は、各画像符号化装置2
iから送信された符号化画像信号Stiを多重化して、画
像データSmを生成し、伝送路に対して出力する。ここ
では、人間の視覚特性に基づいて定義された(1)式を
用いてビットレートRiを求めるようにしたので、より
人間の視覚特性に適したビットレートRiの設定が可能
になる。
【0037】<数式の決定プロセス>次に、上述した統
計多重制御装置5が暫定ビットレートTRiの算出の際
に用いる(1)式を決定するプロセスについて説明す
る。以下のプロセスは、統計多重システム1の製造前に
行われているものである。
【0038】図5は、符号化難易度Diと画質Qとの関
係を表す特性図である。画質Qは、量子化値により表す
ものとする。量子化値とは、画像符号化装置2iにおけ
るDCT回路32の出力を量子化回路33で除算して量
子化する際に用いる除数である。量子化値が大きいほど
画像ノイズが多くて画質が悪く、量子化値が小さいほど
画像ノイズが少なくて画質が良好である。
【0039】符号化難易度Diと画質Qとの関係は、ビ
ットレートRiによって変化する。図6には、ビットレ
ートを2Mbps(メガビット毎秒),3Mbps,4
Mbps,5Mbps,8Mbps,12Mbpsとし
たときの、符号化難易度Diと画質Qとの関係をそれぞ
れ直線A,B,C,D,E,Fで表す。
【0040】図5に示した6つの直線A〜Fから、画質
Qを符号化難易度Diで除した値(Q/Di)と、符号化
難易度Diとの間に、図6に示したような関係があるこ
とが分かる。図6に示した曲線は、双曲線をなしてお
り、以下の(4)式で近似することができる。但し、M
は定数である。
【0041】Q/Di=M・Ri -1 ・・・ (4)
【0042】次に、人間の視覚特性に適したビットレー
トを算出する数式を得るため、実際に、人間(観察者)
にプログラムを観察させ、人間の画像ノイズに対する気
付き易さを調べた。具体的には、観察者に、符号化難易
度Diの異なる複数のプログラムSiを順次観察させ、そ
れぞれのプログラムSiについて符号化時の量子化値を
徐々に変化させると共に、観察者の主観に基づく画質の
評価を行った。この観察者の主観的な画質評価に基づい
て、観察者が我慢できる最低限の画質(ボトム画質とす
る。)と、画質がこれ以上向上したとても観察者が画質
の向上を認識できない上限の画質(トップ画質とす
る。)とを調べた。
【0043】図7は、人間の視覚特性を考慮した、符号
化難易度Diと画質Qとの相関関係を表す特性図であ
る。図7では、上述したボトム画質を直線BOTTOM
で示し、トップ画質を直線TOPで示している。直線T
OPと直線BOTTOMとは互いに平行と見なすことが
できる。これにより、画質Qと符号化難易度Diとの間
に、以下の(5)式のような一次関数で表される相関関
係があることが分かる。
【0044】Q=K・Di+A ・・・ (5)
【0045】この(5)式と上述した(4)式とから、
画質Qを消去して、以下の(1a)式が導かれる。
【0046】 Ri=M/(K・Di+A) ・・・ (1a)
【0047】この(1a)式により、符号化難易度Di
に基づいて、ビットレートRiを直接求めることが可能
になる。但し、伝送路66のオーバーフローを起こさせ
ないようにするためには、一旦、暫定ビットレートTR
iを算出して、その暫定ビットレートTRiの総和を許容
範囲内に収めるよう修正して、最終的なビットレートR
iとしなければならない。そこで、(1a)式において
iをTRiと置き換え、上述した(1)式を得る。この
ようにして、統計多重制御装置5がビットレートRi
算出のために用いる(1)式が得られる。
【0048】このように、人間の視覚特性に基づいて定
義された(1)式を利用してビットレートRiを求める
ようにしたので、人間の視覚特性に適したビットレート
iの設定が可能になる。
【0049】ここで、本実施の形態により得られる効果
を、従来のビットレートの算出方法と比較して説明す
る。従来は、人間の視覚特性は全く考慮せず、画質Qを
一定(例えば10)として、図6に基づいてビットレー
トRiを定めていた。例えば、符号化難易度Diが約60
0の場合(Q/Diは約0.016)、ビットレートR i
は約2Mbpsとなり、符号化難易度Diが約3700
の場合(Q/Diは約0.003)、ビットレートRi
約12Mbpsとなる。これに対し、本実施の形態で
は、人間の視覚特性に基づいて定義された(1)式を利
用してビットレートRiを求めるようにしたので、符号
化難易度Diが大きく人間が画像ノイズに気づきにくい
条件下では特に、ビットレートRiをより小さく設定す
ることができる。
【0050】以上説明したように、本実施の形態に係る
統計多重システムによれば、人間の視覚特性に基づいて
定義された(1)式を利用してビットレートRiを求め
るようにしたので、人間の視覚特性に適したビットレー
トRiの設定が可能になる。すなわち、人間が画像ノイ
ズに気付きにくいプログラムに対して必要以上にビット
レートを割り当てることなく、効率的なビットレートの
割り当てを行うことができる。
【0051】さらに、(1)式により暫定ビットレート
TRiを設定し、その暫定ビットレートTRiの総和が伝
送容量を超えないよう修正して最終的なビットレートR
iを得るようにしたので、伝送路のオーバーフローのな
い効率的なビットレートの割り当てが可能になる。
【0052】また、(1)式を求めるプロセスにおい
て、観察者に符号化難易度の異なる複数のプログラムを
観察させ、観察者の知覚に基づいて画質と符号化難易度
との関係を求めるようにしたので、人間の視覚特性を利
用したビットレート算出式が得られる。
【0053】ここで、本実施の形態の変形例について説
明する。人間の画像ノイズに対する気付き易さ(知覚感
度)と、画像の明るさとの間には、例えば図8に示した
ような相関関係があることが知られている。図8に示し
た例では、画像ノイズに対する知覚感度は、ある明るさ
Xにおいて極小になっている。そこで、本変形例では、
画像の明るさに応じて、(1)式の定数Aを変更するよ
うにしている。具体的には、画像ノイズの知覚感度が極
小となるような明るさXのときに、定数Aを最も大きく
し、明るさがXから離れるほど定数Aを小さくする。こ
のようにすれば、人間の画像ノイズに対する気付き易さ
に柔軟に対応したビットレートの設定が可能になる。
【0054】以上、実施の形態を挙げて本発明を説明し
たが、本発明はこの実施の形態に限定されるものではな
く、種々の変形が可能である。例えば、上述した実施の
形態では、暫定ビットレートTRiから(2)式および
(3)式を利用してビットレートRiを算出したが、伝
送路のオーバーフローが生じないようにすることができ
れば、他の方法を用いてもよい。また、統計多重システ
ム1,画像符号化装置2i,統計多重制御装置5および
多重化装置6の構成は、図1ないし図3に示したような
構成に限られず、他の構成であってもよい。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1ないし請
求項4のいずれか1に記載の統計多重システム、請求項
5ないし請求項9のいずれか1に記載の統計多重制御装
置、または請求項10ないし請求項12のいずれか1に
記載の統計多重制御方法によれば、人間の視覚特性に基
づいて定義された数式を用いて符号レートを算出するよ
うにしたので、人間の視覚特性に適した効率的な符号レ
ートの割り当てが可能になるという効果を奏する。
【0056】特に、請求項2記載の統計多重システム、
請求項6記載の統計多重制御装置、または請求項11記
載の統計多重制御方法によれば、(1)式を用いて暫定
ビットレートを求め、この暫定ビットレートを調整する
ことにより最終的なビットレートを得るようにしたの
で、伝送路のオーバーフローを生じさせずに、かつ、人
間の視覚特性に適した符号レートの割り当てを行うこと
ができるという効果を奏する。
【0057】また、請求項3記載の統計多重システム、
請求項7記載の統計多重制御装置、または請求項12記
載の統計多重制御方法によれば、(1)式における定数
Aを人間の視覚特性に応じて変更するようにしたので、
より一層、人間の視覚特性に柔軟に対応した符号レート
の割り当てを行うことができるという効果を奏する。
【0058】また、請求項13または請求項14に記載
の統計多重制御における数式決定方法によれば、番組を
人間(観察者)に観察させ、その観察者が視覚を通じて
取得した情報に応じて数式を得るようにしたので、人間
の視覚特性を十分に考慮した符号レートの割り当てのた
めの数式を得ることが可能になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像符号化制御装置
を含む統計多重システムの概略の構成を表すブロック図
である。
【図2】図1に示した統計多重システムにおける統計多
重制御装置のハードウェア構成を表すブロック図であ
る。
【図3】図1に示した統計多重システムにおける画像符
号化装置の概略構成例を表すブロック図である。
【図4】画質と符号化難易度との相関関係を表す特性図
である。
【図5】統計多重制御装置により実行される処理を表す
流れ図である。
【図6】画質,符号化難易度および符号レートの相関関
係を表す特性図である。
【図7】画質,符号化難易度および符号レートの相関関
係を表す特性図である。
【図8】人間の視覚特性を考慮した画質と符号化難易度
との相関関係を表す特性図である。
【図9】ビットレートが固定された場合の一般的な割当
符号レートを表す図である。
【図10】統計多重制御における一般的な割当符号レー
トを表す図である。
【符号の説明】
1…統計多重システム、2i…画像符号化装置、5…統
計多重制御装置、6…多重化装置、11…エンコーダ前
処理部、12…FIFOメモリ、13…エンコーダ、1
4…動き検出回路、15…符号化制御部、16…プルダ
ウン検出部、21…画像並べ替え回路、22…走査変換
・マクロブロック化回路、23…イントラAC演算回
路、24…ME残差計算部、31…減算回路、32…D
CT回路、33…量子化回路、34…可変長符号化回
路、35…バッファメモリ、36…逆量子化回路、37
…逆DCT回路、39…動き補償回路。
フロントページの続き Fターム(参考) 5C059 KK02 MA23 ME01 NN01 NN28 PP04 RB10 RC09 RC12 SS01 TA53 TA60 TA65 TB04 TC10 TD04 TD06 UA02 UA33

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ画像データを含む複数の番組デ
    ータを符号化して出力する複数の画像符号化手段と、 各画像符号化手段の出力データを多重化する多重化手段
    と、 各番組データの符号化の難易度を表す符号化難易度を取
    得すると共に、この符号化難易度に基づいて、各画像符
    号化手段に対して単位時間当たりの出力符号量としての
    符号レートを設定する統計多重制御手段とを備えた統計
    多重システムであって、 前記統計多重制御手段は、人間の視覚特性に基づいて定
    義された数式を用いて、各画像符号化手段に対して設定
    すべき符号レートを算出することを特徴とする統計多重
    システム。
  2. 【請求項2】 前記数式は、各画像符号化手段に対する
    符号レートRiの目標値としての暫定符号レートをTRi
    とし、各番組データの符号化難易度をDiとすると、以
    下の(1)式で表され、 前記統計多重制御手段は、(1)式を用いて前記暫定符
    号レートTRiを求め、さらに、各画像符号化手段につ
    いての前記暫定符号レートTRiの総和が許容範囲を超
    えないように前記暫定符号レートTRiを調整すること
    により、前記符号レートRiを算出することを特徴とす
    る請求項1記載の統計多重システム。 TRi=M/(K+A/Di) ・・・ (1) 但し、 K:定数 M:定数 A:定数
  3. 【請求項3】 人間の視覚特性に応じて、前記(1)式
    における定数Aを変更することを特徴とする請求項2記
    載の統計多重システム。
  4. 【請求項4】 前記数式は、画像ノイズに対する人間の
    気付き易さを考慮して定義されていることを特徴とする
    請求項1記載の統計多重システム。
  5. 【請求項5】 それぞれ画像データを含む複数の番組デ
    ータを符号化して出力する複数の画像符号化手段と、各
    画像符号化手段の出力データを多重化する多重化手段と
    を備えた統計多重システムに用いられ、各番組データの
    符号化の難易度を表す符号化難易度を取得すると共に、
    この符号化難易度に基づき、各画像符号化手段に対して
    単位時間当たりの出力符号量としての符号レートを設定
    する統計多重制御装置であって、 人間の視覚特性に基づいて定義された数式を用いて、各
    画像符号化手段に対して設定すべき符号レートを算出す
    ることを特徴とする統計多重制御装置。
  6. 【請求項6】 前記数式は、各画像符号化手段に対する
    符号レートRiの目標値としての暫定符号レートをTRi
    とし、各番組データの符号化難易度をDiとすると、以
    下の(1)式で表され、 (1)式を用いて、各画像符号化手段に対して設定すべ
    き暫定符号レートTR iを求め、さらに、各画像符号化
    手段についての前記暫定符号レートTRiの総和が許容
    範囲を超えないように前記暫定符号レートTRiを調整
    することにより、前記符号レートRiを算出することを
    特徴とする請求項5記載の統計多重制御装置。 TRi=M/(K+A/Di) ・・・ (1) 但し、 K:定数 M:定数 A:定数
  7. 【請求項7】 人間の視覚特性に応じて、前記(1)式
    における定数Aを変更することを特徴とする請求項6記
    載の統計多重制御装置。
  8. 【請求項8】 前記数式は、画像ノイズに対する人間の
    気付き易さを考慮して定義されていることを特徴とする
    請求項5記載の統計多重制御装置。
  9. 【請求項9】 それぞれ画像データを含む複数の番組デ
    ータを符号化して出力する複数の画像符号化手段と、各
    画像符号化手段の出力データを多重化する多重化手段と
    を備えた統計多重システムに用いられ、各画像符号化手
    段に対して単位時間当たりの出力符号量としての符号レ
    ートを設定することにより各画像符号化手段を制御する
    統計多重制御方法であって、 各番組データの符号化の難易度を表す符号化難易度を取
    得する取得ステップと、 この符号化難易度に基づき、人間の視覚特性に基づいて
    定義された数式を用いて、各画像符号化手段に対する符
    号レートの設定を行う設定ステップとを含むことを特徴
    とする統計多重制御方法。
  10. 【請求項10】 前記数式は、各画像符号化手段に対す
    る符号レートRiの目標値としての暫定符号レートをT
    iとし、各番組データの符号化難易度をDiとすると、
    以下の(1)式で表され、 前記設定ステップは、(1)式を用いて前記暫定符号レ
    ートを求めるステップと、 各画像符号化手段についての前記暫定符号レートTRi
    の総和が許容範囲を超えないように前記暫定符号レート
    TRiを調整することにより、前記符号レートRiを得る
    ステップと を含むことを特徴とする請求項9記載の統計多重制御方
    法。 TRi=M/(K+A/Di) ・・・ (1) 但し、 K:定数 M:定数 A:定数
  11. 【請求項11】 さらに、人間の視覚特性に応じて、前
    記(1)式における定数Aを変更するステップを含むこ
    とを特徴とする請求項10記載の統計多重制御方法。
  12. 【請求項12】 前記数式は、画像ノイズに対する人間
    の気付き易さを考慮して定義されていることを特徴とす
    る請求項9記載の統計多重制御方法。
  13. 【請求項13】 それぞれ画像データを含む複数の番組
    データを符号化して出力する複数の画像符号化手段と、
    各画像符号化手段の出力データを多重化する多重化手段
    と、各番組データの符号化の難易度を表す符号化難易度
    を取得し、この符号化難易度に基づいて各画像符号化手
    段に対して単位時間当たりの出力符号量としての符号レ
    ートを割り当てる統計多重制御手段とを備えた統計多重
    システムにおいて、符号レートの算出に用いられる数式
    を決定する方法であって、 符号化難易度が異なる複数の番組データを人間に観察さ
    せ、前記複数の番組データのそれぞれについて、人間が
    視覚を通じて得た情報を取得するステップと、 前記情報に基づいて、符号化難易度から符号レートを求
    める前記数式を得るステップとを含むことを特徴とする
    統計多重制御における数式決定方法。
  14. 【請求項14】 前記情報は、画像ノイズに対する人間
    の気付き易さ関するものであることを特徴とする請求項
    13記載の統計多重制御における数式決定方法。
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