JP2002094548A - パケット送信装置およびパケット伝送方法 - Google Patents

パケット送信装置およびパケット伝送方法

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JP2002094548A JP2000277005A JP2000277005A JP2002094548A JP 2002094548 A JP2002094548 A JP 2002094548A JP 2000277005 A JP2000277005 A JP 2000277005A JP 2000277005 A JP2000277005 A JP 2000277005A JP 2002094548 A JP2002094548 A JP 2002094548A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘッダの圧縮効率およびパケットの伝送
効率を低下させず、しかも受信側においてデータが欠落
してしまう期間を短くすること。 【解決手段】 更新要求信号受信部108から圧縮方法
選択部201に更新要求信号が出力された場合には、圧
縮方法選択部201は、UPDATE_FULLHEADERを選択す
る。但し、圧縮方法選択部201は、UPDATE_FULLHEADE
Rを選択してからRTT以内はUPDATE_FULLHEADERを再び選
択しない。つまり、パケット送信装置は、UPDATE_FULLH
EADERを送信してからRTT以内は、たとえ更新要求信号を
受信してもUPDATE_FULLHEADERは送信せず、NON_UPDATE
またはUPDATEを通常どおり選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パケット送信装置
およびパケット伝送方法に関し、特に、参照情報を用い
てヘッダの圧縮および復元が行われるパケット通信シス
テムにおいて使用されるパケット送信装置およびパケッ
ト伝送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、インターネット上においてパケッ
トを伝送するために使用される代表的なプロトコル(通
信手順)として、RTP(Real-time Transport Protoco
l)や、UDP(User Data Protocol)や、IP(Internet P
rotocol)があり、パケット伝送では、これらのプロト
コルを組み合わせて用いるのが一般的である。また、こ
れらのプロトコルは、IETF(Internet Engineering Tas
k Force)によって標準化されている。
【0003】上記各プロトコルにおいては、送信データ
にヘッダとして以下に示すような情報が付加されてパケ
ットが生成される。すなわち、まず、RTPでは、図5
(a)に示すように、データの順序を示すシーケンス番
号(以下「SN」という。)と、時間情報であるタイムス
タンプ(以下「TS」という。)とがデータに付加されて
RTPパケットが生成される。次いで、UDPでは、図5
(b)に示すように、受信側におけるポート番号がRTP
パケットに付加されてUDPパケットが生成される。次い
で、IPでは、図5(c)に示すように、受信側のインタ
ーネット上におけるアドレス(IPアドレス)がUDPパケ
ットに付加されてIPパケットが生成される。そして、こ
のIPパケットが受信側へ送信される。
【0004】また、ヘッダを圧縮して送信することによ
りパケットの伝送効率を高める技術としてヘッダ圧縮技
術がある。RTP、UDPおよびIPにおいて付加される各ヘッ
ダの圧縮方法については、IETFによりRFC(Request For
Comments)2508として規定されている。RFC2508で規定
されたヘッダ圧縮方法は、主にインターネット等の有線
でのパケット伝送向けに規定されたものである。
【0005】これに対し主に携帯電話網等の無線でのパ
ケット伝送向けに現在IETFで提案されているヘッダ圧縮
方法として、ROHC(RObust Header Compression)があ
る。無線区間においては、有線区間に比べパケット伝送
中の誤り発生率が高くなる傾向があるため、ROHCは、伝
送中に生じた誤りに対して高い耐性を持つことを特徴と
するヘッダ圧縮方法である。
【0006】また、無線区間では有線区間に比べ使用で
きる周波数帯域が狭いため、ROHCでは、RFC2508で規定
されたヘッダ圧縮方法に比べ、さらにヘッダの圧縮率を
高めている。なお、ROHCは、IETFにおいて、draft-ietf
-rohc-rtp-kw-00.txtやdraft-ietf-rohc-rtp-rocco-00.
txt等として提案されている。
【0007】ROHCでは、具体的には以下のようにしてヘ
ッダを圧縮する。すなわち、IPアドレスやポート番号等
を含む圧縮しないヘッダは毎回送信せず所定の間隔毎に
送信する。また、SNの増加分とTSの増加分との間に一定
の規則性がある場合には、SNのみを送信する。さらに、
SNについては、下位の数ビットのみを送信し、桁上がり
が発生したときにのみすべてのビットを送信する。送信
側ではコンテキストと呼ばれる参照情報を参照してヘッ
ダの圧縮を行い、また、受信側では送信側で用いられた
のと同じコンテキストを参照してヘッダの復元を行う。
【0008】また、ROHCでは、図6(a)〜(c)に示
すように3種類のヘッダが存在し、それぞれ、UPDATE_F
ULLHEADER、UPDATE、NON_UPDATEと呼ばれる。図6
(a)に示すUPDATE_FULLHEADERは、SNおよび受信側が
ヘッダを復元した時に正しく復元できたかどうかを検査
するCRC(Cyclic Redundancy Check)ビットの他に、IP
アドレス、ポート番号、TSおよびSNの増加分に対するTS
の増加分であるΔTSを含み、圧縮されないヘッダとな
る。このUPDATE_FULLHEADERは、所定の間隔毎またはΔT
Sに変更がある度に送信される。図6(b)に示すUPDAT
Eは、IPアドレス、ポート番号、TSおよびΔTSを含ま
ず、SNおよびCRCビットを含む。また、図6(c)に示
すNON_UPDATEは、IPアドレス、ポート番号、TSおよびΔ
TSを含まず、SNの下位の数ビットのみで表されたSN'お
よびCRCビットを含む。
【0009】受信側では、UPDATE_FULLHEADER、UPDAT
E、NON_UPDATE毎にコンテキストの更新の有無を変え
る。つまり、受信側では、UPDATE_FULLHEADERを受信し
た場合には、受信したヘッダの内容をそのままコンテキ
ストとして、コンテキストを更新する。また、UPDATEを
受信した場合には、コンテキストを参照してヘッダを復
元した後、その復元したヘッダの内容でコンテキストを
更新する。また、NON_UPDATEを受信した場合には、コン
テキストを参照してヘッダを復元するが、コンテキスト
は更新しない。
【0010】次いで、ROHCを用いて行われるパケットの
送受の手順の一例をシーケンス図を用いて具体的に説明
する。図7は、ROHCを用いて行われるパケットの送受の
手順を説明するためのシーケンス図である。
【0011】図7において、送信側(すなわち、ヘッダ
圧縮側)は通信開始後1回目の送信においてSN=1のUPDA
TE_FULLHEADERを送信する。そして、送信側ではUPDATE_
FULLHEADERを送信する際にコンテキストを更新する。同
様に受信側(すなわち、ヘッダ復元側)では、UPDATE_F
ULLHEADERを受信した際にコンテキストを更新する。こ
れにより、送信側のコンテキストと受信側のコンテキス
トが一致する。
【0012】SN=2およびSN=3の送信では、送信側は、SN
=1のUPDATE_FULLHEADERによって更新されたコンテキス
トを参照してNON_UPDATEを生成し、送信する。送信側
は、送信するSNとコンテキストのSNとの比較結果より、
SNが桁上がりしていないと判定してNON_UPDATEを送信す
る。受信側では、SN=2およびSN=3の受信においては、SN
=1のUPDATE_FULLHEADERによって更新されたコンテキス
トを参照してヘッダを復元する。
【0013】SN=4の送信では、送信側は、SN=1のUPDATE
_FULLHEADERによって更新されたコンテキストを参照し
てUPDATEを生成し、送信する。送信側は、送信するSNと
コンテキストのSNとの比較結果より、SNに桁上がりが生
じたと判定してUPDATEを送信する。そして、送信側では
UPDATEを送信する際にコンテキストを更新する。受信側
では、SN=4の受信においては、SN=1のUPDATE_FULLHEADE
Rによって更新されたコンテキストを参照してヘッダを
復元した後、復元したヘッダの内容でコンテキストを更
新する。これにより、送信側のコンテキストと受信側の
コンテキストが一致する。
【0014】なお、ここでいう桁上がりとは、SNを所定
のビット数の2進数で表した場合に、コンテキストのSN
の最上位ビットとパケットのSNの最上位ビットが一致し
なくなることをいう。例えば、図7に示すSN=1〜SN=4に
おいて、SNを3ビットで表し、SN'を2ビットで表すこ
ととした場合には、SN=3からSN=4になったときに'011'
から'100'になるので、桁上がりが発生する。このと
き、SN'は'11'から'00'になってしまうので、圧縮前のS
Nが'100'なのか'000'なのか区別がつかなくなってしま
う。このため、桁上がりが発生する度にUPDATEを送信し
て、コンテキストを更新する。
【0015】SN=5〜SN=99では、上記同様の手順が繰り
返される。そして、送信側は、SN=100の送信では、UPDA
TE_FULLHEADERを送信する。つまり、この例では、10
0回に1回UPDATE_FULLHEADERが送信される。
【0016】UPDATE_FULLHEADERの受信時には、受信側
ではコンテキストを参照せずに、受信したヘッダの内容
をそのままコンテキストとしてコンテキストを更新する
ため、このように定期的にUPDATE_FULLHEADERを送信す
ることにより、受信側が誤ったコンテキストを参照し誤
ったヘッダを復元し続けることを防止することができ
る。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、送信される
パケットには図6に示したようにCRCビットが付加され
るので、受信側では、ヘッダの復元後その復元したヘッ
ダの誤りを検出し、誤りがあるパケットを廃棄すること
ができる。しかし、誤り検出能力以上の誤りが生じた場
合等、CRCでは誤りを検出できない場合がある。
【0018】例えば、図8に示すように、SN=4のUPDAT
Eの伝送中に誤りが生じ、受信側でその誤りを検出でき
なかった場合には、誤ったヘッダによりコンテキストが
更新されてしまう。このため、SN=4のヘッダで更新され
たコンテキストは、誤ったコンテキストとなる。受信側
では、SN=5〜SN=99ではその誤ったコンテキストを参照
してヘッダが復元されるので、SN=5〜SN=99のヘッダは
すべて誤り(すなわち、CRC=NG)となり、SN=5〜SN=99
のパケットはすべて廃棄される。つまり、受信側では、
SN=5〜SN=99のデータが欠落した状態となる。
【0019】そこで、図9に示すように、受信側では、
ヘッダに誤りが検出された場合(すなわち、CRC=NGとな
った場合)に送信側に対してコンテキストの更新を要求
し、送信側では、この更新要求に対しUPDATE_FULLHEADE
Rを送信する手順を採ることが考えられる。この手順を
用いると、受信側のコンテキストはSN=7のUPDATE_FULLH
EADERによって正しいコンテキストに更新されるので、
データが欠落してしまう期間を短くすることができる。
【0020】ここで、受信側では更新要求を発してから
UPDATE_FULLHEADERを受信するまでにはある程度の時間
がかかる。このため、受信側は、その時間の間にNON_UP
DATEまたはUPDATEを受信した場合に再び更新要求を発す
る。この更新要求に対し、送信側は、再びUPDATE_FULLH
EADERを送信する。
【0021】図9に示す例では、受信側では、時刻t1
において発せられた更新要求に対するUPDATE_FULLHEADE
Rが、時刻t3において受信される。受信側では、時刻t
1〜t3の間にSN=6のNON_UPDATEが受信されるので、t2
において再び更新要求が発せられる。この再び発せられ
た更新要求に対して、送信側は、SN=8のUPDATE_FULLHEA
DERを、SN=7のUPDATE_FULLHEADERに続けて送信する。
【0022】この場合、SN=8がUPDATE_FULLHEADERであ
る必要はない。つまり、受信側ではSN=7のUPDATE_FULLH
EADERによってすでにコンテキストが正しく更新されて
いるため、SN=8のパケットはUPDATEまたはNON_UPDATEで
足りる。
【0023】UPDATE_FULLHEADERは、UPDATEやNON_UPDAT
Eに比べヘッダ部分のデータ量が多い。よって、図9に
示すような手順を採ると、ヘッダの圧縮効率が低下して
しまう。換言すれば、パケットの伝送効率が低下してし
まう。
【0024】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、ヘッダの圧縮効率およびパケットの伝送効率を低
下させず、しかも受信側においてデータが欠落しまう期
間を短くすることができるパケット送信装置およびパケ
ット伝送方法を提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明のパケット送信装
置は、参照情報を用いてヘッダの圧縮および復元が行わ
れるパケット通信システムにおいて使用されるパケット
送信装置であって、パケット受信装置から送信された参
照情報の更新要求を受信する受信手段と、前記更新要求
が受信された場合に、パケット受信装置で参照情報が参
照されて復元されるヘッダを有する第1パケット、およ
びパケット受信装置で参照情報が参照されずに復元され
た後、前記参照情報の更新に使用されるヘッダを有する
第2パケットのいずれか1つを選択して送信する送信手
段と、を具備し、前記送信手段は、前記第2パケットの
送信後所定時間内は、前記第1パケットを選択して送信
する構成を採る。
【0026】本発明のパケット送信装置は、送信手段
が、第2パケットを送信してから、パケット受信装置に
よって前記第2パケットのヘッダに誤りが検出された場
合に送信される更新要求が受信されるまでの間、第1パ
ケットを選択して送信する構成を採る。
【0027】これらの構成によれば、UPDATE_FULLHEADE
Rを送信してから所定時間以内は再びUPDATE_FULLHEADER
を送信しないので、ヘッダの圧縮効率およびパケットの
伝送効率を低下させず、しかもパケット受信側において
データが欠落しまう期間を短くすることができる。
【0028】本発明のコンピュータにより読み取り可能
な記憶媒体は、通信相手側でヘッダを復元するために使
用する参照情報の更新要求を受信する受信ステップと、
前記更新要求が受信された場合に、通信相手側で参照情
報が参照されて復元されるヘッダを有する第1パケッ
ト、および通信相手側で参照情報が参照されずに復元さ
れた後、前記参照情報の更新に使用されるヘッダを有す
る第2パケットのいずれか1つを選択して送信する送信
ステップと、をコンピュータに実行させるプログラムで
あって、前記送信ステップにおいて、前記第2パケット
の送信後所定時間内は、前記第1パケットを選択して送
信するプログラムを記憶するようにした。
【0029】この記憶媒体に記憶されたプログラムによ
れば、UPDATE_FULLHEADERを送信してから所定時間以内
は再びUPDATE_FULLHEADERを送信しないので、ヘッダの
圧縮効率およびパケットの伝送効率を低下させず、しか
もパケット受信側においてデータが欠落しまう期間を短
くすることができる。
【0030】本発明のサーバは、通信相手側でヘッダを
復元するために使用する参照情報の更新要求を受信する
受信ステップと、前記更新要求が受信された場合に、通
信相手側で参照情報が参照されて復元されるヘッダを有
する第1パケット、および通信相手側で参照情報が参照
されずに復元された後、前記参照情報の更新に使用され
るヘッダを有する第2パケットのいずれか1つを選択し
て送信する送信ステップと、をコンピュータに実行させ
るプログラムであって、前記送信ステップにおいて、前
記第2パケットの送信後所定時間内は、前記第1パケッ
トを選択して送信するプログラムを格納する格納手段
と、クライアントからの要求に応じて前記プログラムを
前記クライアントに送信する送信手段と、を具備する構
成を採る。
【0031】このサーバから送信されるプログラムによ
れば、UPDATE_FULLHEADERを送信してから所定時間以内
は再びUPDATE_FULLHEADERを送信しないので、ヘッダの
圧縮効率およびパケットの伝送効率を低下させず、しか
もパケット受信側においてデータが欠落しまう期間を短
くすることができる。
【0032】本発明のパケット伝送方法は、参照情報を
用いてヘッダの圧縮および復元が行われるパケット通信
システムにおいて使用されるパケット伝送方法であっ
て、パケット受信側において、復元したヘッダに誤りが
あることを検出した場合に、パケット送信側に対して参
照情報の更新要求を送信し、パケット送信側において、
前記更新要求を受信した場合に、前記パケット受信側で
参照情報が参照されて復元されるヘッダを有する第1パ
ケット、および前記パケット受信側で参照情報が参照さ
れずに復元された後、前記参照情報の更新に使用される
ヘッダを有する第2パケットのいずれか1つを選択して
送信し、前記第2パケットの送信後所定時間内は、前記
第1パケットを選択して送信するようにした。
【0033】この方法によれば、UPDATE_FULLHEADERを
送信してから所定時間以内は再びUPDATE_FULLHEADERを
送信しないので、ヘッダの圧縮効率およびパケットの伝
送効率を低下させず、しかもパケット受信側においてデ
ータが欠落しまう期間を短くすることができる。
【0034】
【発明の実施の形態】本発明の骨子は、コンテキストを
参照せずに復元された後、コンテキストの更新に使用さ
れるヘッダを有するパケット(すなわち、UPDATE_FULLH
EADERのパケット)を送信してから、そのパケットのヘ
ッダが誤っていた場合に発せられる更新要求を受信する
までにかかる往復時間(Round Trip Time;以下「RTT」
という)以内に受信した更新要求を無視することによ
り、往復時間以内に再びそのパケットと同じ種類のパケ
ットを送信しないようにすることである。
【0035】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形
態1に係るパケット送信装置の構成を示すブロック図で
ある。なおここでは、パケットが無線回線を介して伝送
される場合について説明する。
【0036】図1に示すパケット送信装置において、RT
Pパケット生成部101は、送信データを所定の伝送単
位に分割した後、分割後のデータにSNとTSとを付加して
RTPパケットを生成する。そして、RTPパケット生成部1
01は、RTPパケットをUDPパケット生成部102に出力
する。
【0037】UDPパケット生成部102は、受信側にお
けるポート番号をRTPパケットに付加してUDPパケットを
生成し、そのUDPパケットをIPパケット生成部103に
出力する。
【0038】IPパケット生成部103は、受信側のイン
ターネット上におけるアドレス(IPアドレス)をUDPパ
ケットに付加してIPパケットを生成し、そのIPパケット
をCRCビット付加部104に出力する。
【0039】CRCビット付加部104は、IPパケットにC
RCビットを付加して、送信パケット生成部105に出力
する。
【0040】送信パケット生成部105は、ヘッダを圧
縮する。そして、送信パケット生成部105は、圧縮後
のヘッダを付加したパケットを送信パケットとして送信
部106に出力する。送信パケット生成部105の構成
については後述する。
【0041】送信部106は、送信パケットに変調処理
と無線処理(D/A変換、アップコンバート等)を施し
た後、送信パケットをアンテナ107を介してパケット
受信装置に対して送信する。
【0042】更新要求信号受信部108は、アンテナ1
07を介して受信された更新要求信号に無線処理(ダウ
ンコンバート、A/D変換等)と復調処理を施した後、
更新要求信号を送信パケット生成部105に出力する。
【0043】ここで、更新要求信号とは、パケット受信
装置がパケット送信装置に対してコンテキストの更新を
要求するための信号である。すなわち、更新要求信号と
は、パケット受信装置がパケット送信装置に対してUPDA
TE_FULLHEADERの送信を要求するための信号である。
【0044】次いで、送信パケット生成部105の構成
について説明する。図2は、本発明の実施の形態1に係
るパケット送信装置の送信パケット生成部の構成を示す
ブロック図である。
【0045】図2に示す送信パケット生成部105にお
いて、ヘッダおよびCRCビットを付加されたパケット
が、CRCビット付加部104から圧縮方法選択部201
およびヘッダ圧縮部204に入力される。
【0046】圧縮方法選択部201は、ヘッダの圧縮方
法を選択して、選択した圧縮方法をヘッダ圧縮部204
に知らせる。すなわち、圧縮方法選択部201は、UPDA
TE_FULLHEADER、UPDATE、NON_UPDATEの3種類のヘッダ
のうちからいずれかのヘッダを選択して、選択したヘッ
ダの種類をヘッダ圧縮部204に知らせる。
【0047】更新要求信号受信部108から圧縮方法選
択部201に更新要求信号が出力されない場合には、圧
縮方法選択部201は、UPDATE_FULLHEADER、UPDATE、N
ON_UPDATEのうちいずれかのヘッダを以下のようにして
選択する。
【0048】すなわち、圧縮方法選択部201は、通信
開始後最初に送信するパケットについては、UPDATE_FUL
LHEADERを選択する。その後、圧縮方法選択部201
は、定期的にUPDATE_FULLHEADERを選択する。例えば、
圧縮方法選択部201は、100回に1回UPDATE_FULLH
EADERを選択する。
【0049】また、圧縮方法選択部201は、ヘッダの
SNとバッファ203に保存されているコンテキストのSN
とを比較し、SNが桁上がりしている場合には、UPDATEを
選択し、SNが桁上がりしていない場合には、NON_UPDATE
を選択する。
【0050】一方、更新要求信号受信部108から圧縮
方法選択部201に更新要求信号が出力された場合に
は、圧縮方法選択部201は、UPDATE_FULLHEADERを選
択する。但し、圧縮方法選択部201は、UPDATE_FULLH
EADERを選択してからRTT以内はUPDATE_FULLHEADERを再
び選択しない。つまり、パケット送信装置は、UPDATE_F
ULLHEADERを送信してからRTT以内は、たとえ更新要求信
号を受信してもUPDATE_FULLHEADERは送信せず、上述し
たようにしてNON_UPDATEまたはUPDATEを通常どおり選択
する。
【0051】また、更新要求信号受信部108から更新
要求信号が出力された場合およびされない場合のいずれ
の場合も、圧縮方法選択部201は、UPDATE_FULLHEADE
RまたはUPDATEを選択したときには、バッファ203に
保存されているコンテキストをCRCビット付加部104
から出力されたパケットのヘッダで更新し、NON_UPDATE
を選択したときには、コンテキストを更新しない。
【0052】RTTタイマ202は、RTTを計時する。RTT
タイマ202には、予め計測したRTTが設定されてお
り、圧縮方法選択部201が更新要求信号に従ってUPDA
TE_FULLHEADERを選択した時に、圧縮方法選択部201
からの指示に従ってRTTの計時を開始する。
【0053】バッファ203は、コンテキストを保存す
るためのバッファである。バッファ203に保存された
コンテキストは、上述したように、圧縮方法選択部20
1によって適宜更新される。
【0054】ヘッダ圧縮部204は、圧縮方法選択部2
01で選択されたヘッダの種類に従って、CRCビット付
加部104から出力されたパケットのヘッダを圧縮し
て、送信部106に出力する。このとき、ヘッダ圧縮部
204は、バッファ203に保存されているコンテキス
トを参照し、このコンテキストとの差分に基づいてヘッ
ダを圧縮する。
【0055】次いで、本実施の形態に係るパケット送信
装置とパケット通信を行うパケット受信装置について説
明する。図3は、本発明の実施の形態1に係るパケット
送信装置とパケット通信を行うパケット受信装置の構成
を示すブロック図である。
【0056】図3に示すパケット受信装置において、受
信部302は、アンテナ301を介して受信されたパケ
ットに無線処理(ダウンコンバート、A/D変換等)と
復調処理を施した後、受信パケットをヘッダ復元部30
3に出力する。
【0057】ヘッダ復元部303は、バッファ306に
保存されているコンテキストを参照して受信パケットの
ヘッダを復元し、ヘッダ復元後のパケットをCRC部30
4に出力する。また、ヘッダ復元部303は、受信パケ
ットのヘッダの種類をコンテキスト更新部305に知ら
せる。つまり、ヘッダ復元部303は、受信パケットの
ヘッダが、UPDATE_FULLHEADER、UPDATE、NON_UPDATEの
うちのいずれであるかをコンテキスト更新部305に知
らせる。
【0058】CRC部304は、ヘッダ復元部303から
出力されたパケットのヘッダにCRCを行い、CRC後のパケ
ットを受信パケットとして出力する。また、CRC部30
4は、ヘッダに誤りが検出された場合には、その旨を更
新要求信号生成部307にNG信号として伝える。また、
CRC部304は、ヘッダに誤りが検出されなかった場合
には、ヘッダ復元部303から出力されたパケットをコ
ンテキスト更新部305に出力する。
【0059】コンテキスト更新部305は、CRC部30
4から出力されたパケットのヘッダの種類に応じて、バ
ッファ306に保存されているコンテキストを更新す
る。すなわち、コンテキスト更新部305は、ヘッダ復
元部303から知らされた種類がUPDATE_FULLHEADERま
たはUPDATEである場合には、CRC部304から出力され
たパケットのヘッダ部分によってコンテキストを更新
し、ヘッダ復元部303から知らされた種類がNON_UPDA
TEである場合には、コンテキストを更新しない。
【0060】更新要求信号生成部307は、CRC部30
4からNG信号が出力された場合に更新要求信号を生成
し、生成した更新要求信号を更新要求信号送信部308
に出力する。つまり、パケット受信装置は、ヘッダに誤
りが検出される度に更新要求信号をパケット送信装置に
送信する。
【0061】更新要求信号送信部308は、更新要求信
号に変調処理と無線処理(D/A変換、アップコンバー
ト等)を施した後、更新要求信号をアンテナ301を介
してパケット送信装置に対して送信する。
【0062】次いで、上記構成を有するパケット送信装
置と上記構成を有するパケット受信装置との間で行われ
るパケット伝送の送受の手順をシーケンス図を用いて具
体的に説明する。図4は、本発明の実施の形態1に係る
パケット送信装置とパケット受信装置との間で行われる
パケット伝送の送受の手順を説明するためのシーケンス
図である。なお、図4において、送信側とは上記構成を
有するパケット送信装置を指し、受信側とは上記構成を
有するパケット受信装置を指す。
【0063】今例えば、図4に示すように、SN=4のUPD
ATEの伝送中に誤りが生じ、その誤りをパケット受信装
置で検出できなかったものとする。つまり、パケット受
信装置では誤ったヘッダによりコンテキストが更新され
てしまったものとする。よって、コンテキストは誤った
コンテキストになるので、SN=5のパケットのヘッダに対
するCRC結果およびSN=6のパケットのヘッダに対するCRC
結果がNGとなる。このため、パケット受信装置では、図
4に示すように時刻t1とt2に、SN=5のパケットおよび
SN=6のパケットのそれぞれに対して更新要求信号が送信
される。
【0064】図2に示す圧縮方法選択部201では、時
刻t1で送信された更新要求信号の入力後最初に入力さ
れたパケットがUPDATE_FULLHEADERとされる。つまり、
圧縮方法選択部201は、時刻t1'で送信するSN=7のパ
ケットをUPDATE_FULLHEADERとする。また、圧縮方法選
択部201は、時刻t1'にRTTタイマ202を起動させ
る。
【0065】時刻t1'で送信されたUPDATE_FULLHEADER
は、パケット受信装置に時刻t3で受信される。よっ
て、パケット受信装置では、時刻t3にコンテキストが
更新される。
【0066】ここで、パケット受信装置においてSN=7
のUPDATE_FULLHEADERによってコンテキストが正しく更
新された場合には、パケット送信装置では、時刻t2
おいて送信された更新要求信号に対して再びUPDATE_FUL
LHEADERを送信する必要はなく、時刻t2'においては、U
PDATEまたはNON_UPDATEを送信すれば足りる。
【0067】そこで、圧縮方法選択部201は、UPDATE
_FULLHEADERを選択した時刻t1'からRTT経過後の時刻t
3'までの間は、たとえ更新要求信号が入力されてもUPDA
TE_FULLHEADERを選択せず、上述したようにしてNON_UPD
ATEまたはUPDATEを通常どおり選択する。よって、図4
に示す例では、圧縮方法選択部201は、時刻t2にお
いて送信された更新要求信号に対して時刻t2'において
通常どおりUPDATEを選択する。これにより、不必要なUP
DATE_FULLHEADERが送信されてしまうことを防止するこ
とができる。つまり、ヘッダの圧縮効率の低下およびパ
ケットの伝送効率の低下を防止することができる。
【0068】なお、パケット送信装置が再びUPDATE_FUL
LHEADERを送信しない期間をRTT以内としたのは、以下の
理由による。
【0069】すなわち、SN=7のUPDATE_FULLHEADERによ
り時刻t3においてコンテキストが正しくなっている場
合には、SN=8以降のパケットをUPDATE_FULLHEADERとす
る必要はない。
【0070】しかし、SN=7のパケットのヘッダに誤り
が検出されてSN=7のパケットが廃棄された場合には、パ
ケット受信装置のコンテキストは誤った状態のままとな
る。また、SN=7のパケットのヘッダに誤りが検出され
たので、パケット受信装置は、時刻t3において更新要
求信号を送信する。この更新要求信号は、時刻t1'から
RTT経過後の時刻t3'に、パケット送信装置により受信
される。したがって、圧縮方法選択部201は、SN=7の
UPDATE_FULLHEADERがパケット受信装置で廃棄された場
合には、時刻t1'からRTT経過後の時刻t3'において再
びUPDATE_FULLHEADERを選択する必要がある。
【0071】以上のような理由から、ここでは、パケッ
ト送信装置が再びUPDATE_FULLHEADERを送信しない期間
をRTT以内とした。
【0072】なお、本実施の形態では、RTTタイマ20
2に予めRTTを設定しておく構成としたが、RTTタイマ2
02を設けずに、RTPレイヤで計測したRTTをRTPレイヤ
から圧縮方法選択部201に通知するようにしてもよ
い。なお、RTTの詳しい計測方法については、IETFによ
りRFC1889として規定されている。
【0073】このように本実施の形態によれば、UPDATE
_FULLHEADERを送信してからRTT以内は再びUPDATE_FULLH
EADERを送信しないので、ヘッダの圧縮効率およびパケ
ットの伝送効率を低下させず、しかも受信側においてデ
ータが欠落しまう期間を短くすることができる。
【0074】なお、上記実施の形態では、パケット送信
装置およびパケット受信装置が無線の通信システムにお
いて使用される場合について説明したが、これに限られ
るものではなく、上記実施の形態に係るパケット送信装
置およびパケット受信装置は有線の通信システムにおい
て使用することも可能である。
【0075】また、上記実施の形態では、パケット送信
およびパケット受信をパケット送信装置およびパケット
受信装置として行う場合について説明したが、これに限
られるものではなく、このパケット送信およびこのパケ
ット受信をソフトウェアとして行うことも可能である。
例えば、上記パケット送信または上記パケット受信を行
うプログラムを予めROM(Read Only Memory)に格納し
ておき、そのプログラムをCPU(Central Processor Uni
t)によって動作させるようにしてもよい。また、上記
パケット送信または上記パケット受信を行うプログラム
をコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に格納し、記
憶媒体に格納されたプログラムをコンピュータのRAM(R
andom Access Memory)に記録して、コンピュータをそ
のプログラムに従って動作させるようにしてもよい。こ
のような場合においても、上記実施の形態と同様の作用
および効果を呈する。
【0076】また、上記パケット送信または上記パケッ
ト受信を行うプログラムをサーバに格納し、サーバに格
納されたプログラムをクライアントからの要求に応じて
クライアントに送信して、クライアント上でそのプログ
ラムを実行させてもよい。このような場合においても、
上記実施の形態と同様の作用および効果を呈する。
【0077】また、上記実施の形態に係るパケット送信
装置を、画像データの配信を行う画像配信装置に搭載す
ることが可能である。また、上記実施の形態に係るパケ
ット受信装置を、移動体通信システムにおいて使用され
る通信端末装置に搭載することが可能である。このよう
な場合においても、上記実施の形態と同様の作用および
効果を呈する。
【0078】また、上記実施の形態では、プロトコルと
してRTPとUDPとIPとを組み合わせて用いたが、これに限
られるものではなく、本発明は、他のプロトコルを用い
るパケット通信にも適用可能である。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれ
ば、、ヘッダの圧縮効率およびパケットの伝送効率を低
下させず、しかも受信側においてデータが欠落しまう期
間を短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るパケット送信装置
の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1に係るパケット送信装置
の送信パケット生成部の構成を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態1に係るパケット送信装置
とパケット通信を行うパケット受信装置の構成を示すブ
ロック図
【図4】本発明の実施の形態1に係るパケット送信装置
とパケット受信装置との間で行われるパケット伝送の送
受の手順を説明するためのシーケンス図
【図5】パケットの構成を示す模式図
【図6】ヘッダ圧縮後のパケットの構成を示す模式図
【図7】ROHCを用いて行われるパケットの送受の従来の
手順を説明するためのシーケンス図
【図8】ROHCを用いて行われるパケットの送受の従来の
手順を説明するためのシーケンス図
【図9】コンテキストが誤って更新された場合に採る手
順の一例を説明するためのシーケンス図
【符号の説明】
101 RTPパケット生成部 102 UDPパケット生成部 103 IPパケット生成部 104 CRCビット付加部 105 送信パケット生成部 108 更新要求信号受信部 201 圧縮方法選択部 202 RTTタイマ 203,306 バッファ 204 ヘッダ圧縮部 303 ヘッダ復元部 304 CRC部 305 コンテキスト更新部 307 更新要求信号生成部 308 更新要求信号送信部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年9月18日(2000.9.1
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、ヘッダの圧縮効率およびパケットの伝送効率を低
下させず、しかも受信側においてデータが欠落してしま
期間を短くすることができるパケット送信装置および
パケット伝送方法を提供することを目的とする。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】これらの構成によれば、UPDATE_FULLHEADE
Rを送信してから所定時間以内は再びUPDATE_FULLHEADER
を送信しないので、ヘッダの圧縮効率およびパケットの
伝送効率を低下させず、しかもパケット受信側において
データが欠落してしまう期間を短くすることができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】この記憶媒体に記憶されたプログラムによ
れば、UPDATE_FULLHEADERを送信してから所定時間以内
は再びUPDATE_FULLHEADERを送信しないので、ヘッダの
圧縮効率およびパケットの伝送効率を低下させず、しか
もパケット受信側においてデータが欠落してしまう期間
を短くすることができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】このサーバから送信されるプログラムによ
れば、UPDATE_FULLHEADERを送信してから所定時間以内
は再びUPDATE_FULLHEADERを送信しないので、ヘッダの
圧縮効率およびパケットの伝送効率を低下させず、しか
もパケット受信側においてデータが欠落してしまう期間
を短くすることができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】この方法によれば、UPDATE_FULLHEADERを
送信してから所定時間以内は再びUPDATE_FULLHEADERを
送信しないので、ヘッダの圧縮効率およびパケットの伝
送効率を低下させず、しかもパケット受信側においてデ
ータが欠落してしまう期間を短くすることができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0073
【補正方法】変更
【補正内容】
【0073】このように本実施の形態によれば、UPDATE
_FULLHEADERを送信してからRTT以内は再びUPDATE_FULLH
EADERを送信しないので、ヘッダの圧縮効率およびパケ
ットの伝送効率を低下させず、しかも受信側においてデ
ータが欠落してしまう期間を短くすることができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0079
【補正方法】変更
【補正内容】
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれ
ば、、ヘッダの圧縮効率およびパケットの伝送効率を低
下させず、しかも受信側においてデータが欠落してしま
期間を短くすることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮崎 秋弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 畑 幸一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5K030 GA11 HA08 JA05 KA03 KX13 MA13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 参照情報を用いてヘッダの圧縮および復
    元が行われるパケット通信システムにおいて使用される
    パケット送信装置であって、パケット受信装置から送信
    された参照情報の更新要求を受信する受信手段と、前記
    更新要求が受信された場合に、パケット受信装置で参照
    情報が参照されて復元されるヘッダを有する第1パケッ
    ト、およびパケット受信装置で参照情報が参照されずに
    復元された後、前記参照情報の更新に使用されるヘッダ
    を有する第2パケットのいずれか1つを選択して送信す
    る送信手段と、を具備し、前記送信手段は、前記第2パ
    ケットの送信後所定時間内は、前記第1パケットを選択
    して送信することを特徴とするパケット送信装置。
  2. 【請求項2】 送信手段は、第2パケットを送信してか
    ら、パケット受信装置によって前記第2パケットのヘッ
    ダに誤りが検出された場合に送信される更新要求が受信
    されるまでの間、第1パケットを選択して送信すること
    を特徴とする請求項1記載のパケット送信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のパケット
    送信装置を搭載することを特徴とする画像配信装置。
  4. 【請求項4】 通信相手側でヘッダを復元するために使
    用する参照情報の更新要求を受信する受信ステップと、
    前記更新要求が受信された場合に、通信相手側で参照情
    報が参照されて復元されるヘッダを有する第1パケッ
    ト、および通信相手側で参照情報が参照されずに復元さ
    れた後、前記参照情報の更新に使用されるヘッダを有す
    る第2パケットのいずれか1つを選択して送信する送信
    ステップと、をコンピュータに実行させるプログラムで
    あって、前記送信ステップにおいて、前記第2パケット
    の送信後所定時間内は、前記第1パケットを選択して送
    信するプログラムを記憶することを特徴とするコンピュ
    ータにより読み取り可能な記憶媒体。
  5. 【請求項5】 通信相手側でヘッダを復元するために使
    用する参照情報の更新要求を受信する受信ステップと、
    前記更新要求が受信された場合に、通信相手側で参照情
    報が参照されて復元されるヘッダを有する第1パケッ
    ト、および通信相手側で参照情報が参照されずに復元さ
    れた後、前記参照情報の更新に使用されるヘッダを有す
    る第2パケットのいずれか1つを選択して送信する送信
    ステップと、をコンピュータに実行させるプログラムで
    あって、前記送信ステップにおいて、前記第2パケット
    の送信後所定時間内は、前記第1パケットを選択して送
    信するプログラムを格納する格納手段と、クライアント
    からの要求に応じて前記プログラムを前記クライアント
    に送信する送信手段と、を具備することを特徴とするサ
    ーバ。
  6. 【請求項6】 参照情報を用いてヘッダの圧縮および復
    元が行われるパケット通信システムにおいて使用される
    パケット伝送方法であって、パケット受信側において、
    復元したヘッダに誤りがあることを検出した場合に、パ
    ケット送信側に対して参照情報の更新要求を送信し、パ
    ケット送信側において、前記更新要求を受信した場合
    に、前記パケット受信側で参照情報が参照されて復元さ
    れるヘッダを有する第1パケット、および前記パケット
    受信側で参照情報が参照されずに復元された後、前記参
    照情報の更新に使用されるヘッダを有する第2パケット
    のいずれか1つを選択して送信し、前記第2パケットの
    送信後所定時間内は、前記第1パケットを選択して送信
    することを特徴とするパケット伝送方法。
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