JP2002094158A - 光増幅装置 - Google Patents

光増幅装置

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JP2002094158A
JP2002094158A JP2000284452A JP2000284452A JP2002094158A JP 2002094158 A JP2002094158 A JP 2002094158A JP 2000284452 A JP2000284452 A JP 2000284452A JP 2000284452 A JP2000284452 A JP 2000284452A JP 2002094158 A JP2002094158 A JP 2002094158A
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JP
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optical
light
port
band light
band
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JP2000284452A
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English (en)
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Akira Agata
亮 縣
Noboru Edakawa
登 枝川
Masatoshi Suzuki
正敏 鈴木
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KDDI Submarine Cable Systems Inc
Original Assignee
KDDI Submarine Cable Systems Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 励起効率を改善すると共に、Lバンド用ED
Fを短くする。 【解決手段】 励起光源24の出力する励起光は、WD
M光カップラ22を介してEDF20に入射し、EDF
20を励起する。増幅前のCバンド光は入出力ポート1
2から光サーキュレータ18のポートA,Bを介してE
DF20に入射し、ここで光増幅され、出力ポート14
から外部に出力される。EDF20は、0.98μm励
起光によりCバンドを増幅するだけではなく、1.55
μm帯のASE光も発生する。EDF20で吸収しきれ
なかった0.98μm励起光及びEDF20で発生した
ASE光の内の光サーキュレータ18のポートBに向か
う成分が、光サーキュレータ18のポートBに入射し、
そのポートCからEDF16に供給される。外部から入
力ポート10に入力するLバンド光は、EDF16に入
射し、ここで光増幅される。光増幅されたLバンド光
は、光サーキュレータ18のポートC,Aを介して入出
力ポート12に転送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光増幅装置に関
し、より具体的には、CバンドとLバンドの両方を増幅
可能な広帯域の光増幅装置に関する。
【0002】
【従来の技術】波長多重光伝送の分野では、従来のCバ
ンド(1.52乃至1.57μm帯)に加えて、Lバン
ド(1.57乃至1.60μm帯)の利用が検討されて
いる。そのための広帯域光増幅器が、米国特許第604
9417号公報及び第6049418号公報に記載され
ている。その広帯域光増幅器では、光サーキュレータ及
びCバンドの反射器により、入射光をCバンドとLバン
ドに分け、それぞれを別個に光増幅した後に、光サーキ
ュレータ及びCバンドの反射器により、合波する。
【0003】また、光サーキュレータ及び反射器の代わ
りに、CバンドとLバンドを分離する分波フィルタを使
用する構成も知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来例では、基本的
に、Cバンドの光増幅器とLバンドの光増幅器を並列に
配置した構成になっている。即ち、波長分離器と波長合
波器の間に設けた2つの光パスのそれぞれに、光増幅媒
体、光アイソレータ、ポンプ光源、及び当該ポンプ光源
の出力光を光増幅媒体に導く光カップラを配置する。従
って、従来例では、多くの部品、特に2つのポンプ光源
が必要であり、規模も大きくなる。
【0005】Lバンドの増幅では、0.98μm又は
1.48μmで励起する場合、この励起光で生成される
1.55μmASE光により、Lバンドを増幅する順位
に電子を励起するという2段階励起構造をとる。従っ
て、1.55μmASE光の発生とそれによりLバンド
の励起のためにCバンド用に比べて長いエルビウム添加
光ファイバを必要とする。Cバンド用のエルビウム添加
光ファイバは約10m程度であるのに対して、Lバンド
用のエルビウム添加光ファイバは約100m以上であ
る。このようにLバンドの光増幅には長いエルビウム添
加光ファイバを必要とするので、偏波モード依存性(P
MD)に基づく信号劣化が避けられない。Lバンドのノ
イズ指数(NF)が劣化するという問題点もある。
【0006】本発明は、より少ない部品点数で実現でき
る広帯域の光増幅器を提示することを目的とする。
【0007】本発明はまた、より高い効率でCバンド及
びLバンドを増幅できる光増幅装置を提示することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光増幅装置
は、第1バンド光(C)及び第2バンド光(L)を増幅
する光増幅装置であって、当該第1バンド光(C)を増
幅する第1の光増幅媒体(20)と、当該第2バンド光
(L)を増幅する第2の光増幅媒体(16)と、第1、
第2及び第3のポートを具備し、当該第1のポートの入
力光を当該第2のポートから出力し、当該第2のポート
の入力光を当該第3のポートから出力し、当該第3のポ
ートの入力光を当該第1のポートから出力する光サーキ
ュレータ(18)であって、当該第2のポートに当該第
1の光増幅媒体の一端が接続し、当該第3のポートに当
該第2の光増幅媒体の一端が接続する光サーキュレータ
と、励起光源(24)と、当該励起光源(24)の出力
光を当該第1の光増幅媒体(20)の他端から当該第1
の光増幅媒体に導入すると共に、当該第1の光増幅媒体
(20)の他端から出力される当該第1バンド光を透過
する光カップラ(22)とを具備し、増幅前の当該第1
バンド光が、当該光サーキュレータの当該第1のポート
に入力し、増幅前の当該第2バンド光が当該第2の光増
幅媒体(16)の他端から当該第2の光増幅媒体(1
6)に入力し、増幅後の当該第2バンド光が当該光サー
キュレータの当該第1のポートから出力されることを特
徴とする。
【0009】本発明に係る光増幅装置はまた、第1バン
ド光(C)及び第2バンド光(L)を増幅する光増幅装
置であって、当該第1バンド光(C)を増幅する第1の
光増幅媒体(20)と、当該第2バンド光(L)を増幅
する第2の光増幅媒体(16)と、第1、第2、第3及
び第4のポートを具備し、当該第1のポートの入力光を
当該第2のポートから出力し、当該第2のポートの入力
光を当該第3のポートから出力し、当該第3のポートの
入力光を当該第4のポートから出力する光サーキュレー
タ(18)であって、当該第2のポートに当該第1の光
増幅媒体の一端が接続し、当該第3のポートに当該第2
の光増幅媒体の一端が接続する光サーキュレータと、励
起光源(24)と、当該励起光源(24)の出力光を当
該第1の光増幅媒体(20)の他端から当該第1の光増
幅媒体に導入すると共に、当該第1の光増幅媒体(2
0)の他端から出力される当該第1バンド光を透過する
光カップラ(22)とを具備し、増幅前の当該第1バン
ド光が、当該光サーキュレータの当該第1のポートに入
力し、増幅前の当該第2バンド光が当該第2の光増幅媒
体(16)の他端から当該第2の光増幅媒体(16)に
入力し、増幅後の当該第2バンド光が当該光サーキュレ
ータの当該第4のポートから出力されることを特徴とす
る。
【0010】好ましくは、本発明に係る光増幅装置は更
に、当該光カップラ(22)を透過する当該第1バンド
光を透過すると共に、逆方向の光伝搬を妨害する第1の
光アイソレータ(38)と、当該光サーキュレータの第
当該4のポートに接続し、当該光サーキュレータの当該
第4のポートから出力される光を透過すると共に、逆方
向の光伝搬を妨害する第2の光アイソレータ(34)と
を具備する。これにより、戻り光を排除できる。
【0011】好ましくは、本発明に係る光増幅装置は更
に、入力光を当該第1バンド光(C)と当該第2バンド
光(L)に分離し、分離した当該第1バンド光を当該光
サーキュレータの当該第1のポートに供給し、分離した
当該第2バンド光を当該第2の光増幅媒体(16)の他
端から当該第2の光増幅媒体(16)に供給する光分波
器(42)と、当該光カップラ(22)を透過する当該
第1バンド光と、当該光サーキュレータの当該第4のポ
ートから出力される当該第2バンド光を合波する光合波
器(44)とを具備する。これにより、第1バンド光及
び第2バンド光を含む入力光を、バンド毎に増幅し、増
幅された第1バンド光及び第2バンド光を合波して出力
することができる。
【0012】好ましくは、本発明に係る光増幅装置は更
に、当該光カップラ(22)と当該光合波器の一方の入
力との間に配置され、当該光カップラを透過する当該第
1バンド光を透過すると共に、逆方向の光伝搬を妨害す
る第1の光アイソレータ(38)と、当該光サーキュレ
ータの当該第4のポートと当該光合波器の他方の入力と
の間に配置され、当該光サーキュレータの当該第4のポ
ートから出力される光を透過すると共に、逆方向の光伝
搬を妨害する第2の光アイソレータ(34)とを具備す
る。これにより、戻り光を排除できる。
【0013】好ましくは、当該第1バンド光がCバンド
光であり、当該第2バンド光がLバンド光である。
【0014】好ましくは、当該第2の光増幅媒体は、当
該励起光源から出力され第1の光増幅媒体で吸収されな
かった当該励起光、及び、当該第1の光増幅媒体で発生
するASE光により励起される。これにより、励起効
率、特に、第2の光増幅媒体に対する励起効率を改善で
き、第2の光増幅媒体の長さを短縮できる。
【0015】本発明に係る光増幅装置はまた、第1バン
ド光(C)及び第2バンド光(L)を増幅する光増幅装
置であって、当該第1バンド光(C)を増幅する第1の
光増幅媒体(120)と、当該第2バンド光(L)を増
幅する第2の光増幅媒体(116)と、第1、第2及び
第3のポートを具備し、当該第1のポートの入力光を当
該第2のポートから出力し、当該第2のポートの入力光
を当該第3のポートから出力し、当該第3のポートの入
力光を当該第1のポートから出力する光サーキュレータ
(118)であって、当該第3のポートに当該第2の光
増幅媒体(116)の一端が接続する光サーキュレータ
と、励起光源(124)と、当該励起光源(124)の
出力光を当該光サーキュレータ(118)の第2のポー
トからの光と合波して、当該第1の光増幅媒体(12
0)の一端から当該第1の光増幅媒体(120)に導入
すると共に、当該第1の光増幅媒体(120)の当該一
端から出力される所定波長光を当該光サーキュレータ
(118)の第2のポートに供給する光カップラ(12
2)とを具備し、増幅前の当該第1バンド光(C)が、
当該光サーキュレータの当該第1のポートに入力し、増
幅前の当該第2バンド光が当該第2の光増幅媒体(11
6)の他端から当該第2の光増幅媒体(116)に入力
し、増幅後の当該第2バンド光が当該光サーキュレータ
の当該第1のポートから出力され、増幅後の当該第1バ
ンド光が、当該第1の光増幅媒体(120)の他端から
出力されることを特徴とする。
【0016】本発明に係る光増幅装置はまた、第1バン
ド光(C)及び第2バンド光(L)を増幅する光増幅装
置であって、当該第1バンド光(C)を増幅する第1の
光増幅媒体(120)と、当該第2バンド光(L)を増
幅する第2の光増幅媒体(116)と、第1、第2、第
3及び第4のポートを具備し、当該第1のポートの入力
光を当該第2のポートから出力し、当該第2のポートの
入力光を当該第3のポートから出力し、当該第3のポー
トの入力光を当該第4のポートから出力する光サーキュ
レータ(18,30)であって、当該第3のポートに当
該第2の光増幅媒体(116)の一端が接続する光サー
キュレータと、励起光源(124)と、当該励起光源
(124)の出力光を当該光サーキュレータ(18,3
0)の第2のポートからの光と合波して、当該第1の光
増幅媒体(120)の一端から当該第1の光増幅媒体
(120)に導入すると共に、当該第1の光増幅媒体
(120)の当該一端から出力される所定波長光を当該
光サーキュレータ(18,30)の第2のポートに供給
する光カップラ(122)とを具備し、増幅前の当該第
1バンド光(C)が、当該光サーキュレータの当該第1
のポートに入力し、増幅前の当該第2バンド光が当該第
2の光増幅媒体(116)の他端から当該第2の光増幅
媒体(116)に入力し、増幅後の当該第2バンド光が
当該光サーキュレータの当該第4のポートから出力さ
れ、増幅後の当該第1バンド光が、当該第1の光増幅媒
体(120)の他端から出力されることを特徴とする。
【0017】好ましくは、本発明に係る光増幅装置は更
に、当該第1の光増幅媒体(120)の他端から出力さ
れる当該第1バンド光を透過すると共に、逆方向の光伝
搬を妨害する第1の光アイソレータ(38)と、当該光
サーキュレータの当該第4のポートに接続し、当該光サ
ーキュレータの当該第4のポートから出力される光を透
過すると共に、逆方向の光伝搬を妨害する第2の光アイ
ソレータ(34)とを具備する。これにより、戻り光を
排除できる。
【0018】好ましくは、本発明に係る光増幅装置は更
に、入力光を当該第1バンド光(C)と当該第2バンド
光(L)に分離し、分離した当該第1バンド光を当該光
サーキュレータの当該第1のポートに供給し、分離した
当該第2バンド光を当該第2の光増幅媒体(116)の
他端から当該第2の光増幅媒体(116)に供給する光
分波器(42)と、当該第1の光増幅媒体(120)の
当該他端から出力される当該第1バンド光と、当該光サ
ーキュレータの当該第4のポートから出力される当該第
2バンド光を合波する光合波器(44)とを具備する。
これにより、第1バンド光及び第2バンド光を含む入力
光を、バンド毎に増幅し、増幅された第1バンド光及び
第2バンド光を合波して出力することができる。
【0019】好ましくは、本発明に係る光増幅装置は更
に、当該第1の光増幅媒体(120)の当該他端と当該
光合波器(44)の一方の入力との間に配置され、当該
第1の光増幅媒体(120)の当該他端から出力される
当該第1バンド光を透過すると共に、逆方向の光伝搬を
妨害する第1の光アイソレータ(38)と、当該光サー
キュレータの当該第4のポートと当該光合波器(44)
の他方の入力との間に配置され、当該光サーキュレータ
の当該第4のポートから出力される光を透過すると共
に、逆方向の光伝搬を妨害する第2の光アイソレータ
(34)とを具備する。これにより、戻り光を排除でき
る。
【0020】好ましくは、当該第1バンド光がCバンド
光であり、当該第2バンド光がLバンド光である。
【0021】好ましくは、当該第2の光増幅媒体は、当
該励起光源から出力される励起光により当該第1の光増
幅媒体で発生するASE光により励起される。これによ
り、単一の励起光源で、第2の光増幅媒体も励起でき
る。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
【0023】図1は、本発明の第1実施例の概略構成ブ
ロック図を示す。10は増幅前のLバンド光が外部から
入力する入力ポート、12は増幅後のLバンド光を外部
に出力し、増幅前のCバンド光が外部から入力する入出
力ポート、14は増幅後のCバンド光を外部に出力する
出力ポートである。入力ポート10はLバンド増幅用の
エルビウム添加光ファイバ(EDF)16を介して光サ
ーキュレータ18のポートCに接続する。光サーキュレ
ータ18は、ポートA,B,Cを具備し、ポートAの入
力光をポートBから出力し、ポートBの入力光をポート
Cから出力し、ポートCの入力光をポートAから出力す
る公知の光素子である。光サーキューレータ18のポー
トAは入出力ポート12に接続し、光サーキュレータ1
8のポートBはCバンド増幅用のEDF20及びWDM
光カップラ22を介して出力ポート14に接続する。W
DM光カップラ22は、励起光源24からの励起光をE
DF20に導入する。励起光源24は、本実施例では、
0.98μmでレーザ発振するレーザダイオードからな
るが、1.48μmのレーザダイオードからなるもので
もよい。
【0024】励起光源24の出力する励起光は、WDM
光カップラ22を介してEDF20に入射し、EDF2
0内のエルビウムを、Cバンドを増幅できるように励起
する。増幅前のCバンドは入出力ポート12から光サー
キュレータ18のポートAに入射し、ポートBから出力
されてEDF20に入射する。そのCバンドは、EDF
20で光増幅され、WDM光カップラ22を低損失又は
無損失で透過し、出力ポート14から外部に出力され
る。
【0025】EDF20は、0.98μm励起光により
Cバンドを増幅するだけではなく、1.55μm帯のA
SE光も発生する。EDF20で吸収しきれなかった
0.98μm励起光及びEDF20で発生したASE光
の内の光サーキュレータ18のポートBに向かう成分
が、光サーキュレータ18のポートBに入射し、そのポ
ートCからEDF16に供給される。その結果、EDF
16には、0.98μm励起光と1.55μm帯のAS
E光が入射する。
【0026】外部から入力ポート10に入力するLバン
ド光は、EDF16に入射し、ここで光増幅される。E
DF16で光増幅されたLバンド光は、光サーキュレー
タ18のポートCに入力し、ポートAから入出力ポート
12に出力される。
【0027】本実施例では、EDF16には、0.98
μm励起光以外に1.55μm帯のASE光も入射する
ので、0.98μm励起光のみを入射する場合に比べ
て、効率的にLバンドを増幅できる。すなわち、EDF
16の長さを、0.98μm励起光のみを入射する場合
よりも短く、例えば、100m以下にすることが可能に
なる。EDF16が100m以下になることにより、P
MDによる信号劣化を低減でき、NFの劣化も低減でき
る。
【0028】この説明から理解できるように、励起光源
24は、EDF20,16の両方を励起するのに十分な
光パワーの励起光を出力する。本実施例では、1つの励
起光源で済むので、部品点数を少なくできる。
【0029】図2は、入出力ポート12の外側で増幅後
のLバンド光と増幅前のCバンドを分離する光サーキュ
レータを追加した変更実施例の概略構成ブロック図を示
す。図1と同じ構成要素には同じ符号を付してある。入
出力ポート12の外側で増幅後のLバンド光と増幅前の
Cバンドを分離することにより、増幅後のLバンド光に
対して光アイソレータを配置することができる。図1と
同じ構成要素には同じ符号を付してある。
【0030】30は光サーキュレータ18と同様に3つ
のポートA,B,Cを具備する光サーキュレータであ
る。但し、光サーキュレータ30は、ポートCの入力光
をポートAに転送しなくてもよい。光サーキュレータ3
0のポートAは、増幅前のCバンド光が外部から入力す
る入力ポート32に接続する。光サーキュレータ30の
ポートBは光サーキュレータ18のポートAに接続す
る。光サーキュレータ30のポートCは、増幅後のLバ
ンド光を透過する光アイソレータ34の入力に接続し、
光アイソレータ34の出力が、増幅後のLバンド光を外
部に出力する出力ポート36に接続する。また、WDM
光カップラ22と出力ポート14との間に、増幅後のC
バンド光を透過する光アイソレータ38が接続され、光
アイソレータ38の入力がWDM光カップラ22に接続
し、光アイソレータ38の出力が出力ポート14に接続
する。
【0031】追加部分の作用を説明する。EDF16で
増幅されたLバンド光は、光サーキュレータ18のポー
トC,Aを介して光サーキュレータ30のポートBに入
射し、そのポートCから光アイソレータ34を透過し、
出力ポート36から外部に出力される。
【0032】外部から入力ポート32に入力するCバン
ド光は、光サーキュレータ30のポートAに入射し、ポ
ートBから光サーキュレータ18のポートAに入射す
る。光サーキュレータ18のポートAに入射する増幅前
のCバンド光は、ポートBから出力され、EDF20に
入射して、ここで増幅される。EDF20で増幅された
Cバンド光は、WDM光カップラ22及び光アイソレー
タ38を透過し、出力ポート14から外部に出力され
る。
【0033】光サーキュレータ18,30を4ポートを
具備する単一の光サーキュレータで代替できることは明
らかである。
【0034】図1及び図2に示す実施例では、増幅前及
び増幅後の両方で、Cバンド光とLバンド光は分離され
ている。しかし、CバンドとLバンドを併用する広帯域
の波長分割多重光伝送システムでは、増幅前及び増幅後
の両方で、Cバンド光とLバンド光が多重されているの
が好ましい。そのためには、入力ポート10,32の前
段に、Cバンド及びLバンドを含む信号光からCバンド
光とLバンド光を分離する分離手段を配置し、出力ポー
ト14,36の後段に、増幅後のCバンド光及びLバン
ド光を合波する合波手段を配置すればよい。
【0035】図3は、そのような分離手段及び合波手段
を追加した変更実施例の概略構成ブロック図を示す。
【0036】40はCバンド光及びLバンド光を含む増
幅前の信号光が外部から入力する入力ポートである。4
2は、入力ポート40からの信号光をCバンド光とLバ
ンド光に分離する光分離器であり、分離されたCバンド
光を光サーキュレータ30のポートAに供給し、分離さ
れたLバンド光をEDF16に供給する。44は光アイ
ソレータ34から出力される増幅後のLバンド光と、光
アイソレータ38から出力される増幅後のCバンド光を
合波する光合波器、46は光合波器44による合波光を
外部に出力する出力ポートである。
【0037】図2に示す実施例に対する追加部分の作用
を説明する。外部から入力ポート40に入力する信号光
は、光分離器42に入射し、ここで、Cバンドの成分光
とLバンドの成分光に分離される。光分離器42で分離
されたCバンド光は、光サーキュレータ30のポートA
に入力し、先に説明したようにEDF20で光増幅され
て、光アイソレータ38から出力される。また、光分離
器42で分離されたLバンド光は、EDF16で光増幅
され、先に説明したように光サーキュレータ18,30
を介して光アイソレータ34に入力する。光合波器44
は、光アイソレータ34から出力される増幅後のLバン
ド光と、光アイソレータ38から出力される増幅後のC
バンド光を合波し、その合波光を出力ポート46に供給
する。これにより、増幅後のCバンド光及びLバンド光
が一緒に出力ポート46から外部に出力される。
【0038】図3に示す実施例では、光アイソレータ3
4,38を除去し、光合波器44と出力ポート46との
間に代わりの光アイソレータを配置してもよいことは明
らかである。
【0039】現在、入手可能な光サーキュレータは0.
98μmの透過損失が大きい。また、Lバンドの光増幅
媒体に大きなパワーの1.55μm光を供給できれば、
0.98μm励起光又は1.48μm励起光を必ずしも
供給しなくても良い。この観点から、EDF20にCバ
ンド光と同じ伝搬方向で0.98μm(又は、1.48
μm)励起光を導入するように、図1に示す実施例で光
カップラ22の位置を変更してもよい。その変更例を図
4に示す。
【0040】図4に示す実施例の構成を説明する。11
0は増幅前のLバンド光が外部から入力する入力ポー
ト、112は増幅後のLバンド光を外部に出力し、増幅
前のCバンド光が外部から入力する入出力ポート、11
4は増幅後のCバンド光を外部に出力する出力ポートで
ある。入力ポート10は1Lバンド増幅用EDF116
を介して光サーキュレータ118のポートCに接続す
る。光サーキュレータ118は、ポートA,B,Cを具
備し、ポートAの入力光をポートBから出力し、ポート
Bの入力光をポートCから出力し、ポートCの入力光を
ポートAから出力する公知の光素子である。光サーキュ
ーレータ118のポートAは入出力ポート112に接続
し、光サーキュレータ118のポートBはWDM光カッ
プラ122及びCバンド増幅用EDF120を介して出
力ポート114に接続する。WDM光カップラ122
は、励起光源124からの励起光をEDF120に導入
する。励起光源124は、本実施例では、0.98μm
でレーザ発振するレーザダイオードからなるが、1.4
8μmのレーザダイオードからなるものでもよい。
【0041】図4に示す実施例の動作を説明する。励起
光源124の出力する励起光は、WDM光カップラ12
2を介してEDF120に入射し、EDF120内のエ
ルビウムを、Cバンド光を増幅できるように励起する。
増幅前のCバンド光は入出力ポート112から光サーキ
ュレータ118のポートAに入射し、ポートBから出力
される。WDM光カップラ122は、光サーキュレータ
112のポートBからのCバンド光に励起光源124か
らの励起光を合波してEDF20に供給する。そのCバ
ンド光は、EDF120で光増幅され、出力ポート11
4から外部に出力される。
【0042】EDF120は、0.98μm励起光によ
りCバンドを増幅するだけではなく、1.55μm帯の
ASE光も発生する。EDF120で発生するASE光
の内の励起光とは逆方向に伝搬する成分が、WDM光カ
ップラ122を低損失又は無損失で透過して光サーキュ
レータ118のポートBに入射し、そのポートCからE
DF116に供給される。その結果、EDF116には
1.55μm帯のASE光が入射する。
【0043】外部から入力ポート110に入力するLバ
ンド光は、EDF116に入射し、ここで光増幅され
る。EDF116で光増幅されたLバンド光は、光サー
キュレータ118のポートCに入力し、ポートAから入
出力ポート112に出力される。
【0044】本実施例では、EDF116には、EDF
120で発生する1.55μm帯のASE光が入射し、
これにより、EDF116は、Lバンド光を増幅する。
EDF116を効率的に励起できるので、EDF116
の長さを、0.98μm励起光のみを入射する場合より
も短くすることが可能になる。EDF116が100m
以下になることにより、PMDによる信号劣化を低減で
き、NFの劣化も低減できる。
【0045】この説明から理解できるように、励起光源
124は、EDF120がCバンド光を増幅するだけで
なく、EDF116にLバンド光を増幅させるのに充分
なパワーの1.55μmASE光をEDF120で発生
させるのに十分な光パワーの励起光を出力する。本実施
例では、1つの励起光源で済むので、部品点数を少なく
できる。
【0046】図1に示す実施例を図4に示す実施例のよ
うに変更することは、図2及び図3に示す実施例に対し
ても有効であることは、明らかである。更には、EDF
20,120を双方向で励起する構成が、本発明の技術
的範囲に含まれることもまた、明らかである。
【0047】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、簡単な構成で複数のバンド光、例
えば、Cバンド光とLバンド光を増幅できる。2つのバ
ンドを増幅するのに1つの励起光源で済むので、部品点
数、従ってコストを削減できる。一方の光増幅媒体で発
生するASE光を別の光増幅媒体を励起するのに使用す
ることにより、後者の光増幅媒体を短くすることができ
る。これにより、後者の光増幅媒体で増幅されるバンド
光の信号劣化を低減でき、NFの劣化を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の概略構成ブロック図で
ある。
【図2】 本発明の第2実施例の概略構成ブロック図で
ある。
【図3】 本発明の第3実施例の概略構成ブロック図で
ある。
【図4】 図1に示す実施例の変更例である。
【符号の説明】
10:入力ポート 12:入出力ポート 14:出力ポート 16:エルビウム添加光ファイバ(EDF) 18:光サーキュレータ 20:エルビウム添加光ファイバ(EDF) 22:WDM光カップラ 24:励起光源 30:光サーキュレータ 32:入力ポート 34:光アイソレータ 36:出力ポート 38:光アイソレータ 40:入力ポート 42:光分離器 44:光合波器 46:出力ポート 110:入力ポート 112:入出力ポート 114:出力ポート 116:エルビウム添加光ファイバ(EDF) 118:光サーキュレータ 120:エルビウム添加光ファイバ(EDF) 122:WDM光カップラ 124:励起光源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 正敏 埼玉県上福岡市大原二丁目1番15号株式会 社ケイディディ研究所内 Fターム(参考) 5F072 AB09 AK06 JJ02 KK30 PP07 RR01 YY17 5K002 AA06 BA05 BA13 CA13 FA01

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1バンド光(C)及び第2バンド光
    (L)を増幅する光増幅装置であって、 当該第1バンド光(C)を増幅する第1の光増幅媒体
    (20)と、 当該第2バンド光(L)を増幅する第2の光増幅媒体
    (16)と、 第1、第2及び第3のポートを具備し、当該第1のポー
    トの入力光を当該第2のポートから出力し、当該第2の
    ポートの入力光を当該第3のポートから出力し、当該第
    3のポートの入力光を当該第1のポートから出力する光
    サーキュレータ(18)であって、当該第2のポートに
    当該第1の光増幅媒体(20)の一端が接続し、当該第
    3のポートに当該第2の光増幅媒体(16)の一端が接
    続する光サーキュレータ(18)と、 励起光源(24)と、 当該励起光源(24)の出力光を当該第1の光増幅媒体
    (20)の他端から当該第1の光増幅媒体に導入すると
    共に、当該第1の光増幅媒体(20)の他端から出力さ
    れる当該第1バンド光を透過する光カップラ(22)と
    を具備し、増幅前の当該第1バンド光が、当該光サーキ
    ュレータの当該第1のポートに入力し、増幅前の当該第
    2バンド光が当該第2の光増幅媒体(16)の他端から
    当該第2の光増幅媒体(16)に入力し、増幅後の当該
    第2バンド光が当該光サーキュレータの当該第1のポー
    トから出力されることを特徴とする光増幅装置。
  2. 【請求項2】 第1バンド光(C)及び第2バンド光
    (L)を増幅する光増幅装置であって、 当該第1バンド光(C)を増幅する第1の光増幅媒体
    (20)と、 当該第2バンド光(L)を増幅する第2の光増幅媒体
    (16)と、 第1、第2、第3及び第4のポートを具備し、当該第1
    のポートの入力光を当該第2のポートから出力し、当該
    第2のポートの入力光を当該第3のポートから出力し、
    当該第3のポートの入力光を当該第4のポートから出力
    する光サーキュレータ(18,30)であって、当該第
    2のポートに当該第1の光増幅媒体(20)の一端が接
    続し、当該第3のポートに当該第2の光増幅媒体(1
    6)の一端が接続する光サーキュレータと、 励起光源(24)と、 当該励起光源(24)の出力光を当該第1の光増幅媒体
    (20)の他端から当該第1の光増幅媒体に導入すると
    共に、当該第1の光増幅媒体(20)の他端から出力さ
    れる当該第1バンド光を透過する光カップラ(22)と
    を具備し、増幅前の当該第1バンド光が、当該光サーキ
    ュレータの当該第1のポートに入力し、増幅前の当該第
    2バンド光が当該第2の光増幅媒体(16)の他端から
    当該第2の光増幅媒体(16)に入力し、増幅後の当該
    第2バンド光が当該光サーキュレータの第4のポートか
    ら出力されることを特徴とする光増幅装置。
  3. 【請求項3】 更に、 当該光カップラ(22)を透過する当該第1バンド光を
    透過すると共に、逆方向の光伝搬を妨害する第1の光ア
    イソレータ(38)と、 当該光サーキュレータの当該第4のポートに接続し、当
    該光サーキュレータの当該第4のポートから出力される
    光を透過すると共に、逆方向の光伝搬を妨害する第2の
    光アイソレータ(34)とを具備する請求項2に記載の
    光増幅装置。
  4. 【請求項4】 更に、 入力光を当該第1バンド光(C)と当該第2バンド光
    (L)に分離し、分離した当該第1バンド光を当該光サ
    ーキュレータの当該第1のポートに供給し、分離した当
    該第2バンド光を当該第2の光増幅媒体(16)の他端
    から当該第2の光増幅媒体(16)に供給する光分波器
    (42)と、 当該光カップラ(22)を透過する当該第1バンド光
    と、当該光サーキュレータの当該第4のポートから出力
    される当該第2バンド光を合波する光合波器(44)と
    を具備する請求項2に記載の光増幅装置。
  5. 【請求項5】 更に、 当該光カップラ(22)と当該光合波器(44)の一方
    の入力との間に配置され、当該光カップラを透過する当
    該第1バンド光を透過すると共に、逆方向の光伝搬を妨
    害する第1の光アイソレータ(38)と、 当該光サーキュレータの当該第4のポートと当該光合波
    器(44)の他方の入力との間に配置され、当該光サー
    キュレータの当該第4のポートから出力される光を透過
    すると共に、逆方向の光伝搬を妨害する第2の光アイソ
    レータ(34)とを具備する請求項4に記載の光増幅装
    置。
  6. 【請求項6】 当該第1バンド光がCバンド光であり、
    当該第2バンド光がLバンド光である請求項1乃至5の
    何れか1項に記載の光増幅装置。
  7. 【請求項7】 当該第2の光増幅媒体は、当該励起光源
    から出力され第1の光増幅媒体で吸収されなかった当該
    励起光、及び、当該第1の光増幅媒体で発生するASE
    光により励起される請求項1乃至5の何れか1項に記載
    の光増幅装置。
  8. 【請求項8】 第1バンド光(C)及び第2バンド光
    (L)を増幅する光増幅装置であって、 当該第1バンド光(C)を増幅する第1の光増幅媒体
    (120)と、 当該第2バンド光(L)を増幅する第2の光増幅媒体
    (116)と、 第1、第2及び第3のポートを具備し、当該第1のポー
    トの入力光を当該第2のポートから出力し、当該第2の
    ポートの入力光を当該第3のポートから出力し、当該第
    3のポートの入力光を当該第1のポートから出力する光
    サーキュレータ(118)であって、当該第3のポート
    に当該第2の光増幅媒体(116)の一端が接続する光
    サーキュレータと、 励起光源(124)と、 当該励起光源(124)の出力光を当該光サーキュレー
    タ(118)の第2のポートからの光と合波して、当該
    第1の光増幅媒体(120)の一端から当該第1の光増
    幅媒体(120)に導入すると共に、当該第1の光増幅
    媒体(120)の当該一端から出力される所定波長光を
    当該光サーキュレータ(118)の第2のポートに供給
    する光カップラ(122)とを具備し、増幅前の当該第
    1バンド光(C)が、当該光サーキュレータの当該第1
    のポートに入力し、増幅前の当該第2バンド光が当該第
    2の光増幅媒体(116)の他端から当該第2の光増幅
    媒体(116)に入力し、増幅後の当該第2バンド光が
    当該光サーキュレータの当該第1のポートから出力さ
    れ、増幅後の当該第1バンド光が、当該第1の光増幅媒
    体(120)の他端から出力されることを特徴とする光
    増幅装置。
  9. 【請求項9】 第1バンド光(C)及び第2バンド光
    (L)を増幅する光増幅装置であって、 当該第1バンド光(C)を増幅する第1の光増幅媒体
    (120)と、 当該第2バンド光(L)を増幅する第2の光増幅媒体
    (116)と、 第1、第2、第3及び第4のポートを具備し、当該第1
    のポートの入力光を当該第2のポートから出力し、当該
    第2のポートの入力光を当該第3のポートから出力し、
    当該第3のポートの入力光を当該第4のポートから出力
    する光サーキュレータ(18,30)であって、当該第
    3のポートに当該第2の光増幅媒体(116)の一端が
    接続する光サーキュレータと、 励起光源(124)と、 当該励起光源(124)の出力光を当該光サーキュレー
    タ(18,30)の第2のポートからの光と合波して、
    当該第1の光増幅媒体(120)の一端から当該第1の
    光増幅媒体(120)に導入すると共に、当該第1の光
    増幅媒体(120)の当該一端から出力される所定波長
    光を当該光サーキュレータ(18,30)の第2のポー
    トに供給する光カップラ(122)とを具備し、増幅前
    の当該第1バンド光(C)が、当該光サーキュレータの
    当該第1のポートに入力し、増幅前の当該第2バンド光
    が当該第2の光増幅媒体(116)の他端から当該第2
    の光増幅媒体(116)に入力し、増幅後の当該第2バ
    ンド光が当該光サーキュレータの当該第4のポートから
    出力され、増幅後の当該第1バンド光が、当該第1の光
    増幅媒体(120)の他端から出力されることを特徴と
    する光増幅装置。
  10. 【請求項10】 更に、 当該第1の光増幅媒体(120)の他端から出力される
    当該第1バンド光を透過すると共に、逆方向の光伝搬を
    妨害する第1の光アイソレータ(38)と、 当該光サーキュレータの当該第4のポートに接続し、当
    該光サーキュレータの当該第4のポートから出力される
    光を透過すると共に、逆方向の光伝搬を妨害する第2の
    光アイソレータ(34)とを具備する請求項9に記載の
    光増幅装置。
  11. 【請求項11】 更に、 入力光を当該第1バンド光(C)と当該第2バンド光
    (L)に分離し、分離した当該第1バンド光を当該光サ
    ーキュレータの当該第1のポートに供給し、分離した当
    該第2バンド光を当該第2の光増幅媒体(116)の他
    端から当該第2の光増幅媒体(116)に供給する光分
    波器(42)と、 当該第1の光増幅媒体(120)の当該他端から出力さ
    れる当該第1バンド光と、当該光サーキュレータの当該
    第4のポートから出力される当該第2バンド光を合波す
    る光合波器(44)とを具備する請求項9に記載の光増
    幅装置。
  12. 【請求項12】 更に、 当該第1の光増幅媒体(120)の当該他端と当該光合
    波器(44)の一方の入力との間に配置され、当該第1
    の光増幅媒体(120)の当該他端から出力される当該
    第1バンド光を透過すると共に、逆方向の光伝搬を妨害
    する第1の光アイソレータ(38)と、 当該光サーキュレータの当該第4のポートと当該光合波
    器(44)の他方の入力との間に配置され、当該光サー
    キュレータの当該第4のポートから出力される光を透過
    すると共に、逆方向の光伝搬を妨害する第2の光アイソ
    レータ(34)とを具備する請求項11に記載の光増幅
    装置。
  13. 【請求項13】 当該第1バンド光がCバンド光であ
    り、当該第2バンド光がLバンド光である請求項8乃至
    12の何れか1項に記載の光増幅装置。
  14. 【請求項14】 当該第2の光増幅媒体は、当該励起光
    源から出力される励起光により当該第1の光増幅媒体で
    発生するASE光により励起される請求項8乃至12の
    何れか1項に記載の光増幅装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7068425B2 (en) * 2002-09-18 2006-06-27 Samsung Electronics Co., Ltd. Wideband optical fiber amplifier
JPWO2018097074A1 (ja) * 2016-11-28 2019-10-17 日本電気株式会社 光通信装置および光増幅用の励起光を供給する装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7068425B2 (en) * 2002-09-18 2006-06-27 Samsung Electronics Co., Ltd. Wideband optical fiber amplifier
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