JP2002093786A - プラズマ処理方法 - Google Patents

プラズマ処理方法

Info

Publication number
JP2002093786A
JP2002093786A JP2000283011A JP2000283011A JP2002093786A JP 2002093786 A JP2002093786 A JP 2002093786A JP 2000283011 A JP2000283011 A JP 2000283011A JP 2000283011 A JP2000283011 A JP 2000283011A JP 2002093786 A JP2002093786 A JP 2002093786A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
point
center
circular substrate
stage
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000283011A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiro Maekawa
幸弘 前川
Izuru Matsuda
出 松田
Atsushi Toizumi
厚 戸泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000283011A priority Critical patent/JP2002093786A/ja
Publication of JP2002093786A publication Critical patent/JP2002093786A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体製造工程の真空処理装置において、円
形基板(ウエハ)の中心と電極等の中心を一致させ真空
処理することが重要である。本発明は、円形基板間の半
径の寸法ばらつきが大きい場合や、半径のばらつきに影
響されることなく精度良く基板の中心を検出し電極の中
心と一致することを目的とする。 【解決手段】 円形基板を回転可能なステージ上に載置
し、ステージを回転させ測定手段により円形基板外周上
の点A,点B,点Cの3点の座標を求め、線分ABの垂
直二等分線YABと線分BCの垂直二等分線YBCを求
め、垂直二等分線YABと垂直二等分線YBCの交点O
wを求め、円形基板外周上の点Dの座標を求め、線分C
Dの垂直二等分線YCDを求め、交点Owと垂直二等分
線YCDの距離が許容値以内であれば交点Owを前記円
形基板の中心とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円形基板のプラズ
マ処理方法に関するものであり、より詳細には半導体の
製造に用いるウエハのプラズマ処理方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より半導体製造工程の真空処理(プ
ラズマ処理)装置において、円形基板(ウエハ)の加工
や膜付けを均一にするために、円形基板(ウエハ)の中
心と電極等の中心を一致させ真空(プラズマ)処理する
ことが重要であった。
【0003】ここで従来の円形基板半径の値を一定値と
して円形基板の中心を検出する方法の概略図を図4に、
フローチャートを図5に示す。図4において、円周上に
ノッチ(切欠き)4がある円形基板(ウエハ)1をステ
ージ2上に置く(ステップS1)。円形基板1の上下に
配置したラインセンサー3により円形基板1の外周上の
点Sの位置を測定する(ステップS2)。次に、円形基
板1を置いた状態でステージ2を回転中心Oを中心に角
度θST回転させる(ステップS3)。ラインセンサー
3により円形基板1の外周上の点Tの位置を測定する
(ステップS4)。測定された点S,点Tの位置と、角
度θSTから点S,Tの座標を求める。求められた座標
に基づき、点Sを中心とする円形基板の設計値である半
径Rwの円弧と、点Tを中心とする半径Rwの円弧との
交点Oxを求める(ステップS5)。さらにステージ2
を回転中心Oを中心に角度θTU回転させる(ステップ
S6)。ラインセンサー3により円形基板1の外周上の
点Uの位置を測定する(ステップS7)。測定された点
Uの位置と、角度θTUから点Uの座標を求める。求め
られた座標に基づき、点Uと点Oxの距離Vを求める
(ステップS8)。距離Vと円形基板1の設計値である
半径Rwの差が許容値以下かを判断する(ステップS
9)。許容値以下なら点Oxを円形基板1の中心とす
る。許容値より上(ノッチ4が点S,T,Uのいずれか
に重なった場合など)ならステージ2を回転させる(ス
テップS11)。そして再びステップS2に戻り上記検
出を許容値以下になるまで繰返す。
【0004】この方法で求めた円形基板の中心と真空処
理装置の電極の中心を一致させ円形基板にプラズマ処理
を行っていた。
【0005】この方法では、使用する円周上の点の数が
最小で点A,B,Cの3点であるという利点があるが、
基板の半径を設計値Rwの一定値で規定しているため、
円形基板の基板間での半径のばらつきが大きい場合に
は、中心を正確に求めるのが困難になる。また近年、基
板は大口径化する傾向にあり、円形基板半径の寸法誤差
が大きくなるため、よりいっそう円形基板の中心を正確
に検出するのが困難になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】半導体の製造工程での
真空処理(プラズマ処理)時に全ての円形基板を均一に
真空処理するためには、円形基板の中心とプラズマを発
生させる電極等の中心を正確に位置合わせする必要があ
る。しかしながら、従来の方法では円形基板の基板間で
の半径のばらつきが大きい場合に、中心を正確に求める
のが困難であるため、円形基板を均一に真空処理するこ
とが出来なかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、半導体ウエハである円周上に切欠き(ノッ
チ)の有る円形基板を回転可能なステージ上に載置し、
ステージを回転させ測定手段により円形基板外周上の点
A,点B,点Cの3点の座標を求め、線分ABの垂直二
等分線YABと線分BCの垂直二等分線YBCを求め、
垂直二等分線YABと垂直二等分線YBCの交点Owを
求め、交点Owを円形基板の中心とすることを特徴とす
る。
【0008】また、上記方法の後さらに、円形基板外周
上の点Dの座標を求め、線分CDの垂直二等分線YCD
を求め、交点Owと垂直二等分線YCDの距離が許容値
以内であれば交点Owを前記円形基板の中心とすること
を特徴とする。
【0009】本発明によれば、円形基板間の半径の寸法
ばらつきが大きい場合や、基板の大口径化に伴い半径の
寸法誤差が大きくなった場合にも、半径のばらつきに影
響されることなく精度良く基板の中心を検出することが
でき、円形基板(ウエハ)の加工や膜付けを均一にする
ことが可能になる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1〜図3に本発明の実施の形態
を示す。
【0011】図1は本発明の円形基板の中心を検出する
方法の概略図であり、図2はその方法の動作を示すフロ
ーチャートであり、図3はプラズマ処理装置の概略断面
図である。図1において、円周上にノッチ(切欠き)4
がある円形基板(ウエハ)1をステージ2上に置く(ス
テップS1)。円形基板1の上下に配置したラインセン
サー(測定手段)3により円形基板1の外周上の点Aの
位置を測定する(ステップS2)。次に、円形基板1を
置いた状態でステージ2を回転中心Oを中心に角度θA
B回転させる(ステップS3)。ラインセンサー3によ
り円形基板1の外周上の点Bの位置を測定する(ステッ
プS4)。同様に、ステージ2を回転中心Oを中心に角
度θBC回転させる(ステップS5)。そしてラインセ
ンサー3により円形基板1の外周上の点Cの位置を測定
する(ステップS6)。測定された点A,B,Cの位置
と、角度θAB,θBCから点A,B,Cの座標を求め
る(ステップS7)。求められた座標に基づき、線分A
Bの垂直二等分線YABを求める(ステップS8)。同
様に、線分BCの垂直二等分線YBCを求める(ステッ
プS9)。こうして求めた垂直二等分線YABと垂直二
等分線YBCの交点Owを求める(ステップS10)。
同様に、円形基板1を置いた状態でステージ2を回転中
心Oを中心に角度θCD回転させる。(ステップS1
1)ラインセンサー3により円形基板1の外周上の点D
の位置を測定する(ステップS12)。こうして測定さ
れた点Dの位置と、角度θCDから点Dの座標を求める
(ステップS13)。求めた点Dと前に求めた点Cのそ
れぞれ座標に基づき、線分CDの垂直二等分線YCDを
求める(ステップS14)。交点Owと線分CDの垂直
二等分線YCDとの距離Hを求める(ステップS1
5)。ここで距離Hが許容値以下なら交点Owを円形基
板1の中心とする(ステップS16)。また距離Hが許
容値より上(ノッチ4が点A,B,C,Dのいずれかに
重なった場合など)ならステージ2を回転させる(ステ
ップS17)。そして再びステップS2に戻り上記検出
を許容値以下になるまで繰返す。
【0012】図3に示すように、上記方法で求めた円形
基板1の中心と、真空(プラズマ)処理装置の下部電極
32の中心を一致させ、真空容器31内にガス供給口よ
り反応ガスを供給し、高周波電源33から上部電極35
と下部電極32に高周波電力を供給しプラズマを発生さ
せ円形基板にエッチング(プラズマ)処理を行う。
【0013】なお、円形基板の真円度の誤差が少ない場
合は、ステップ9で求めた垂直二等分線YABと垂直二
等分線YBCの交点Owを円形基板の中心とする事がで
きる。
【0014】なお、本実施例の角度θAB,θBC,角
度θCDは、ノッチ4よりも十分大きくかつ360度の
約数でないほうが点A,B,C,D各点とノッチ4の重
なる確率が低くなり、ステップS14で距離Hが許容値
以下になりやすくより早く円形基板の中心を求めること
が可能になる。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、円形基板
間の半径の寸法ばらつきが大きい場合や、基板の大口径
化に伴い半径の寸法誤差が大きくなった場合にも、半径
のばらつきに影響されることなく精度良く基板の中心を
検出することができ、半導体の製造工程で全ての円形基
板を均一に真空処理(プラズマ処理)することが可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の円形基板中心の検出方法
を示す概略図
【図2】本発明の実施の形態の円形基板中心の検出方法
を示すフローチャート
【図3】本発明の実施の形態のプラズマ処理装置の概略
断面図
【図4】従来の円形基板中心の検出方法を示す概略図
【図5】従来の円形基板中心の検出方法を示すフローチ
ャート
【符号の説明】
1 円形基板 2 ステージ 3 ラインセンサー(検出手段) 4 ノッチ(切欠き)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 戸泉 厚 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4K030 FA03 GA05 JA02 JA03 JA04 KA16 5F004 AA01 BC06 BC08 CA05 5F045 AA08 BB02 DP28 EB11 EM10

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空容器内に配設された電極に高周波電
    力を印加しプラズマを発生させ被処理物をプラズマ処理
    するプラズマ処理方法において、 円形基板を回転可能なステージ上に載置する工程と、測
    定手段により前記円形基板外周上の点Aの位置を測定す
    る工程と、前記ステージの回転中心を中心として前記ス
    テージと前記測定手段を相対的に角度θAB回転する工
    程と、前記測定手段により前記円形基板外周上の点Bの
    位置を測定する工程と、前記ステージの回転中心を中心
    として前記ステージと前記測定手段を相対的に角度θB
    C回転する工程と、前記測定手段により前記円形基板外
    周上の点Cの位置を測定する工程と、測定された点A,
    点B,点Cの位置と角度θAB,角度θBCから点A,
    点B,点Cの座標を求める工程と、求めた座標に基づい
    て点Aと点Bを結ぶ線分ABの垂直二等分線YABを求
    める工程と、求めた座標に基づいて点Bと点Cを結ぶ線
    分BCの垂直二等分線YBCを求める工程と、垂直二等
    分線YABと垂直二等分線YBCの交点Owを求める工
    程と、交点Owを前記円形基板の中心とする工程と、前
    記円形基板の中心Owと前記電極の中心を一致させプラ
    ズマ処理を行うことを特徴とするプラズマ処理方法。
  2. 【請求項2】 前記点Cの位置を測定する工程の後、前
    記ステージの回転中心を中心として前記ステージと前記
    測定手段を相対的に角度θCD回転する工程と、前記測
    定手段により前記円形基板外周上の点Dの位置を測定す
    る工程と、測定された点Dの位置と角度θCDから点D
    の座標を求める工程と、求めた点Dの座標に基いて前記
    点Cと点Dを結ぶ線分CDの垂直二等分線YCDを求め
    る工程と、前記交点Owと垂直二等分線YCDの距離が
    許容値以内であれば交点Owを前記円形基板の中心とす
    る工程と、前記円形基板の中心Owと前記電極の中心を
    一致させプラズマ処理を行うことを特徴とする請求項1
    記載のプラズマ処理方法。
JP2000283011A 2000-09-19 2000-09-19 プラズマ処理方法 Pending JP2002093786A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000283011A JP2002093786A (ja) 2000-09-19 2000-09-19 プラズマ処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000283011A JP2002093786A (ja) 2000-09-19 2000-09-19 プラズマ処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002093786A true JP2002093786A (ja) 2002-03-29

Family

ID=18767431

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000283011A Pending JP2002093786A (ja) 2000-09-19 2000-09-19 プラズマ処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002093786A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101023948B1 (ko) 2008-09-01 2011-03-22 주식회사 싸이맥스 웨이퍼의 중심 검출 장치 및 그 방법
CN106558514A (zh) * 2015-09-25 2017-04-05 细美事有限公司 衬底中心检测方法、衬底运送方法、运送单元及包括运送单元的衬底处理装置
CN107066638A (zh) * 2015-10-28 2017-08-18 欧姆龙株式会社 位置检测装置、位置检测方法、信息处理程序及记录介质

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101023948B1 (ko) 2008-09-01 2011-03-22 주식회사 싸이맥스 웨이퍼의 중심 검출 장치 및 그 방법
CN106558514A (zh) * 2015-09-25 2017-04-05 细美事有限公司 衬底中心检测方法、衬底运送方法、运送单元及包括运送单元的衬底处理装置
US10388550B2 (en) 2015-09-25 2019-08-20 Semes Co., Ltd. Method for detecting the center of substrate, method for transporting a substrate, transporting unit and apparatus for treating a substrate including the unit
CN107066638A (zh) * 2015-10-28 2017-08-18 欧姆龙株式会社 位置检测装置、位置检测方法、信息处理程序及记录介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI636517B (zh) 用以在電漿處理系統中清洗斜邊之方法及設備
US6232134B1 (en) Method and apparatus for monitoring wafer characteristics and/or semiconductor processing consistency using wafer charge distribution measurements
CN105225985A (zh) 通过原位反馈的晶片放置和间隙控制最佳化
US8200447B2 (en) Measuring apparatus
US5900161A (en) Apparatus and method for detecting end point of post treatment
JP4875824B2 (ja) 200と300mmのウェーハを固定するリングチャック
TW202221817A (zh) 用來改進製造製程效能的集成式基板測量系統
TW202220075A (zh) 基板測量子系統
JP2002093786A (ja) プラズマ処理方法
TWI695090B (zh) 被處理體之蝕刻方法
CN106340482B (zh) 基于晶圆边角和缺口定位的自动校正定标方法
JP2002141274A (ja) 膜厚測定装置及びその方法
JP2019515267A (ja) 測定台上のマスクホルダの位置を検出する方法
US20220126454A1 (en) Substrate location detection and adjustment
TWI776619B (zh) 用於針對移動的工序套件測量侵蝕及校準位置的方法及裝置
JP2817728B2 (ja) 塗布装置
JPH03225939A (ja) 膜付きウエハの表面検査方法
JPH0610357B2 (ja) プラズマ処理装置
JP2003185588A (ja) 異物検査装置の校正方法
TWM585428U (zh) 基板傳送設備及半導體製程機台
CN219626624U (zh) 机械手目标位置校准辅助工具
WO2024047835A1 (ja) データ収集分析システム、測定データ収集ユニット、および、データ収集分析方法
CN116682779A (zh) 一种改造压环及其制作方法
TW202308017A (zh) 基片位置檢測裝置及其等離子體處理系統和進行對中調整定位的方法
JP2004095845A (ja) プラズマ処理を用いて装置を製造する方法及び製造装置