JP2002093331A - プラズマディスプレイパネルの構造 - Google Patents
プラズマディスプレイパネルの構造Info
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- JP2002093331A JP2002093331A JP2000322011A JP2000322011A JP2002093331A JP 2002093331 A JP2002093331 A JP 2002093331A JP 2000322011 A JP2000322011 A JP 2000322011A JP 2000322011 A JP2000322011 A JP 2000322011A JP 2002093331 A JP2002093331 A JP 2002093331A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discharge
- pdp
- electrode
- depression
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】従来同一発明人による先願の発明例えば特願平
11−215736ではガラスに窪みをつけた構造とし
て高輝度であることが特長の一つであったが、放電セル
が比較的大きい場合には窪みの深さ方向に塗布した蛍光
体の比率が相対的に下がるため、輝度を上げる効果が低
かった。 【解決】一つの画素を電極方向にそって分割するごとく
に窪みを複数形成し、蛍光体塗布面積を増大する。
11−215736ではガラスに窪みをつけた構造とし
て高輝度であることが特長の一つであったが、放電セル
が比較的大きい場合には窪みの深さ方向に塗布した蛍光
体の比率が相対的に下がるため、輝度を上げる効果が低
かった。 【解決】一つの画素を電極方向にそって分割するごとく
に窪みを複数形成し、蛍光体塗布面積を増大する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】放電型表示装置いわゆるPD
Pのパネル構造に関わる。
Pのパネル構造に関わる。
【0002】
【従来の技術】本発明に関連した技術として、本発明と
同一発明人による出願済み特許であるPDPの電極構造
と前面側ガラス構造を図3に示す。 このPDP構造を
簡単に説明すると、まず背面側ガラス基板上にはXYマ
トリクスを構成する電極6及び4があり、ここでは図示
を省略した絶縁層を介して交差している。 また放電電
極3は貫通孔5を通して下層の電極4に接続されている
ので、電極6及び電極3は互いに並行して一対の放電電
極を構成している。 窪み21は前面側ガラスに形成さ
れた窪みであって、窪み内壁面に蛍光体を塗布すること
により、上記放電電極6及び3とともに放電セル2を形
成している。 この場合窪み21は長方形をしており、
放電電極6及び3はその長辺方向にそって伸張してい
る。
同一発明人による出願済み特許であるPDPの電極構造
と前面側ガラス構造を図3に示す。 このPDP構造を
簡単に説明すると、まず背面側ガラス基板上にはXYマ
トリクスを構成する電極6及び4があり、ここでは図示
を省略した絶縁層を介して交差している。 また放電電
極3は貫通孔5を通して下層の電極4に接続されている
ので、電極6及び電極3は互いに並行して一対の放電電
極を構成している。 窪み21は前面側ガラスに形成さ
れた窪みであって、窪み内壁面に蛍光体を塗布すること
により、上記放電電極6及び3とともに放電セル2を形
成している。 この場合窪み21は長方形をしており、
放電電極6及び3はその長辺方向にそって伸張してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図3の構造のPDP
は、電極を背面側ガラス基板上のみに配し、前面側ガラ
スには窪み21と蛍光体のみを配することにより工程の
簡略化を計ったものであるが、この構造のPDPの輝度
は前面ガラス側窪みに塗布した蛍光体の面積におおきく
依存する。 図3の構造の画素が比較的小なる場合、す
なわち窪み深さと辺の長さの比が小なる場合には、この
ように単一の窪みでも窪みの側面に塗布した蛍光体の面
積が十分に輝度に貢献するが、窪みの深さに比して放電
セルの面積が大きい場合にはその効果が少ない。 例え
ば通常窪みの深さは放電電極と蛍光体の間隔を最適にす
るために約0.06mmから0.10mmに設定される
が、電極の長さが例えば1.0mmを越えるような大型
放電セルの場合には、全体の表面積に比して窪みの深さ
方向に塗布した蛍光面の輝度に対する貢献度が小で、窪
みを形成する効果が低かった。
は、電極を背面側ガラス基板上のみに配し、前面側ガラ
スには窪み21と蛍光体のみを配することにより工程の
簡略化を計ったものであるが、この構造のPDPの輝度
は前面ガラス側窪みに塗布した蛍光体の面積におおきく
依存する。 図3の構造の画素が比較的小なる場合、す
なわち窪み深さと辺の長さの比が小なる場合には、この
ように単一の窪みでも窪みの側面に塗布した蛍光体の面
積が十分に輝度に貢献するが、窪みの深さに比して放電
セルの面積が大きい場合にはその効果が少ない。 例え
ば通常窪みの深さは放電電極と蛍光体の間隔を最適にす
るために約0.06mmから0.10mmに設定される
が、電極の長さが例えば1.0mmを越えるような大型
放電セルの場合には、全体の表面積に比して窪みの深さ
方向に塗布した蛍光面の輝度に対する貢献度が小で、窪
みを形成する効果が低かった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
には、大型の放電セルの場合、放電セルの電極方向にそ
って放電セルを複数に分割するごとくに窪みを複数設
け、蛍光体の塗布面積を増大する。
には、大型の放電セルの場合、放電セルの電極方向にそ
って放電セルを複数に分割するごとくに窪みを複数設
け、蛍光体の塗布面積を増大する。
【0005】
【発明の実施の形態】請求項に記載する本発明のPDP
構造を説明するために、実施の形態として前面ガラス1
の部分的斜視図である図1をもって説明する。 図1で
はガラスの窪み21が各画素あたり3個に分割されてい
るが、画素2の大きさによって何個に分割してもよく、
またその形状はドーム状でも台形状でもよい。 また図
1では分割を明確にするために各画素を独立した形で図
示してあるが、これらが連結していてもよく、画素の分
離は電極との関係で決まる。
構造を説明するために、実施の形態として前面ガラス1
の部分的斜視図である図1をもって説明する。 図1で
はガラスの窪み21が各画素あたり3個に分割されてい
るが、画素2の大きさによって何個に分割してもよく、
またその形状はドーム状でも台形状でもよい。 また図
1では分割を明確にするために各画素を独立した形で図
示してあるが、これらが連結していてもよく、画素の分
離は電極との関係で決まる。
【0006】上記窪み21と電極6及び3との関係は画
素2の拡大図である図2でより明確に示される。 各電
極の構造は上記先願の発明の説明に述べたのでここでは
省略する。 図2で明らかなように電極は複数の窪み2
1にそって伸張しており、一つの放電セルつまり画素2
が複数に分割された構造になっている。この場合電極6
及び3は、その表面を誘電層で被覆するか否かによって
その動作が分かれ、それぞれAC型PDP及びDC型P
DPと呼ばれるが、本発明の構造はそのどちらにも有効
であることは言うまでもない。
素2の拡大図である図2でより明確に示される。 各電
極の構造は上記先願の発明の説明に述べたのでここでは
省略する。 図2で明らかなように電極は複数の窪み2
1にそって伸張しており、一つの放電セルつまり画素2
が複数に分割された構造になっている。この場合電極6
及び3は、その表面を誘電層で被覆するか否かによって
その動作が分かれ、それぞれAC型PDP及びDC型P
DPと呼ばれるが、本発明の構造はそのどちらにも有効
であることは言うまでもない。
【0007】
【発明の効果】本発明のPDP構造によれば、その電極
面積が比較的大きな放電セルにおいても、単一基板型で
前面側ガラスに窪みを設けて画素を構成するという簡単
な構造で蛍光体の塗布面積を容易に広げることができ、
高輝度で尚かつ安価なPDPを実現できる。
面積が比較的大きな放電セルにおいても、単一基板型で
前面側ガラスに窪みを設けて画素を構成するという簡単
な構造で蛍光体の塗布面積を容易に広げることができ、
高輝度で尚かつ安価なPDPを実現できる。
【0008】
【図1】 本発明のPDP用前面ガラスの構造例
【図2】 本発明の画素構造例
【図3】 従来の画素構造例
【0010】
1 背面側ガラス基板 2 画素 3 電極4と接続する放電電極 4 電極 5 貫通孔 6 放電電極 21 前面ガラスに形成された窪み
Claims (1)
- 【請求項1】放電型表示装置いわゆるPDPの構造とし
て、前面側ガラス基板にサンドブラストまたは化学エッ
チング等の方法で窪みを形成し、さらに上記窪みの内壁
面に蛍光体を塗布し、一方では背面側基板上に放電電極
を配し、上記前面ガラスと組み合わせて画素に相当する
放電セルを形成する構造の所謂単一基板型PDPであっ
て、尚かつ上記画素を構成する一つの放電セルの形状が
矩形型で、その互いに対向する長辺に沿って一対の放電
電極が伸張する構造のPDPにおいて、上記窪みの形状
が上記形状の一対の放電電極を複数の放電セルに分割す
るごとくに複数の窪みをもって形成し、それら複数の窪
みが一つの放電セルを構成することを特徴とするPDP
の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000322011A JP2002093331A (ja) | 2000-09-14 | 2000-09-14 | プラズマディスプレイパネルの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000322011A JP2002093331A (ja) | 2000-09-14 | 2000-09-14 | プラズマディスプレイパネルの構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002093331A true JP2002093331A (ja) | 2002-03-29 |
Family
ID=18799965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000322011A Pending JP2002093331A (ja) | 2000-09-14 | 2000-09-14 | プラズマディスプレイパネルの構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002093331A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1729319A1 (en) * | 2005-05-31 | 2006-12-06 | Samsung SDI Co., Ltd. | Plasma display panel |
-
2000
- 2000-09-14 JP JP2000322011A patent/JP2002093331A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1729319A1 (en) * | 2005-05-31 | 2006-12-06 | Samsung SDI Co., Ltd. | Plasma display panel |
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