JP2002092681A - 硬貨識別方法及び装置 - Google Patents

硬貨識別方法及び装置

Info

Publication number
JP2002092681A
JP2002092681A JP2000285376A JP2000285376A JP2002092681A JP 2002092681 A JP2002092681 A JP 2002092681A JP 2000285376 A JP2000285376 A JP 2000285376A JP 2000285376 A JP2000285376 A JP 2000285376A JP 2002092681 A JP2002092681 A JP 2002092681A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coin
correlation
pattern
correlation coefficient
discriminating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000285376A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Sugata
正徳 菅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Conlux Co Ltd
Original Assignee
Nippon Conlux Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Conlux Co Ltd filed Critical Nippon Conlux Co Ltd
Priority to JP2000285376A priority Critical patent/JP2002092681A/ja
Publication of JP2002092681A publication Critical patent/JP2002092681A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Coins (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精度かつ高速に斜めギザを判別することが
できる硬貨識別方法及び装置を提供する。 【解決手段】 硬貨通路101を通過する硬貨の側面画
像をエリアセンサ103で取得するとともに、該取得し
た側面画像からX波形抽出部106で硬貨の表面に平行
で互いに離間した複数のX波形を抽出し、ギザ方向検知
部108は、該抽出した複数のX波形から相関係数を求
め、該相関係数が、強い正の相関を維持している場合
は、垂直ギザを有する硬貨であると判別し、強い正の相
関と強い負の相関との間で変化する場合は、斜めギザを
有する硬貨であると判別し、不規則に変化する場合は、
ギザを有さない硬貨であると判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、硬貨識別方法及び
装置に関し、特に、硬貨通路を通過する硬貨の側面に形
成されている周期的な直線凹凸模様(以下、これをギザ
という)を判別して、該判別結果に基づき硬貨の種別お
よび正偽を識別するようにした硬貨識別方法及び装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、硬貨を使用する自動販売機、両
替機等においては、投入された硬貨の種別、正偽を識別
する必要がある。
【0003】従来、この種の硬貨識別装置は、硬貨投入
口から投入された硬貨が通過する硬貨通路に1または複
数の磁気センサを配設し、この磁気センサの検出出力に
基づき硬貨の材質、材厚、大きさを判別して、該判別結
果に基づき硬貨の種別および正偽を識別するように構成
されている。
【0004】しかし、近年、国内の正貨と材質及び形状
が類似した変造硬貨が出回り、変造硬貨の加工精度が高
まるに連れて、従来の磁気センサでの真偽の判定が困難
になる問題が発生してきた。
【0005】そこで、この種の変造硬貨を判別するため
に、更に高精度に硬貨を識別することの必要性が生じて
おり、撮像素子等の光学的センサを用いて硬貨の模様を
検出する構成が提案されている。
【0006】その中で硬貨の側面の形状、すなわち、ギ
ザの有無を硬貨識別の1つの識別要素として考えられて
いる。
【0007】例えば特開平9−167270号では、硬
貨の側面に光を照射し、反射光をエリアセンサで検知
し、検知した画像を電気信号に変換し、画像データとし
て収集し、該収集した画像データを構成する一つ、一つ
の画素値がある閾値以上である画素を計測して、該計測
された画素数が多ければギザ有り、少なければギザ無し
及び刻印と判定することで、ギザの有無を検知する方法
が開示されている。
【0008】また、特開平9−171572号では、硬
貨の側面にレーザーダイオードから光を照射し、反射光
をフォトダイオードで検知して、検知した画像を電気信
号に変換し、電気信号の波形中のピーク数を計測し、波
形中に周期的なピークが計測されればギザ有り、ピーク
が計測されなければギザ無し、不規則なピークが計測さ
れれば刻印と判定することで、ギザの有無を検知する方
法が開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記特開平9
−167270号および特開平9−171572号に開
示された従来の技術では、硬貨側面のギザの方向を検知
することは難しいため、例えば、斜めギザを有する新5
00円硬貨と垂直ギザを有する他の硬貨とを識別するこ
とができない。
【0010】そこで、本発明は、高精度かつ高速に斜め
ギザを判別することができる硬貨識別方法及び装置を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の硬貨識別方法
は、硬貨側面の模様を識別する硬貨識別方法において、
前記硬貨の側面画像を取得し、該取得した側面画像から
複数のライン信号を抽出するとともに、該抽出した複数
のライン信号の相関係数を求め、該相関係数に基づき前
記硬貨の側面の模様形状を判別することを特徴とする。
【0012】ここで、硬貨の側面の模様形状とは、ギザ
と呼ばれるもので、硬貨の側面に形成されている周期的
な直線凹凸模様をいう。
【0013】硬貨の側面画像から複数のライン信号を抽
出すると、該硬貨の側面にギザが形成されているところ
から抽出した複数のライン信号には、このギザに対応す
る周期的なピークを有する。
【0014】そして、この抽出した複数のライン信号の
相関係数を調べると、上記ギザが硬貨の側面の垂直方向
に対して所定の角度傾いた斜めギザであると、強い正の
相関を有する「1」と強い負の相関を有する「−1」と
の間で変化する。
【0015】本発明の硬貨識別方法においては、上記現
象を利用して硬貨の側面のギザの有無を判別するととも
に、硬貨の側面の斜めギザを判別する。
【0016】すなわち、前記ライン信号のピーク値の有
無に基づき前記硬貨の側面に形成された模様(ギザ)の
有無を判別するとともに、前記相関係数の変化態様に基
づき前記硬貨の側面に形成された模様(ギザ)の方向を
判別することを特徴とする。
【0017】また、前記相関係数が、強い正の相関を維
持している場合は、前記硬貨の側面に垂直な規則的模様
(垂直ギザ)がある硬貨であると判別し、強い正の相関
と強い負の相関との間で変化する場合は、前記硬貨の側
面に所定角度を持った規則的模様(斜めギザ)がある硬
貨であると判別し、不規則に変化する場合は、前記硬貨
の側面に規則的な模様を有さない硬貨であると判別する
ことを特徴とする。
【0018】また、本発明の硬貨識別装置は、硬貨側面
の模様を識別する硬貨識別装置において、前記硬貨の側
面画像を取得する側面画像取得手段と、前記側面画像取
得手段で取得した前記硬貨の側面画像から複数のライン
信号を抽出する抽出手段と、前記抽出手段で抽出した複
数のライン信号の相関係数に基づき前記硬貨の側面の模
様形状を判別する判別手段とを具備することを特徴とす
る。
【0019】ここで、前記側面画像取得手段は、前記硬
貨の側面を照明する照明手段と、前記照明手段で照明さ
れた前記硬貨の側面画像を撮像する撮像手段とを具備す
ることを特徴とする。
【0020】また、前記判別手段は、前記相関係数波形
の変化態様に基づき前記硬貨の側面に形成された模様形
状を判別することを特徴とする。
【0021】また、前記判別手段は、前記相関係数波形
が強い正の相関を維持している場合は、前記硬貨の側面
に垂直な規則的模様(垂直ギザ)がある硬貨であると判
別し、強い正の相関と強い負の相関との間で変化する場
合は、前記硬貨の側面に所定角度を持った規則的模様
(斜めギザ)がある硬貨であると判別し、不規則に変化
する場合は、前記硬貨の側面に規則的な模様を有さない
硬貨であると判別することを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わる硬貨識別方
法および装置の実施の形態について添付図面を参照して
詳細に説明する。
【0023】図1は、本発明に係わる硬貨識別装置の概
略構成を示す図である。本識別装置は、所定の傾斜を持
って形成され披検硬貨Cを図示矢印方向に転動させる硬
貨通路101、硬貨通路101を転動する披検硬貨Cの
側面を照射する光源102、硬貨通路101を転動する
披検硬貨Cの側面で反射された光源102からの光を入
力して披検硬貨Cの側面の画像信号を取得するエリアセ
ンサ103、エリアセンサ103で取得した、披検硬貨
Cの側面の画像信号をディジタル画像信号に変換するA
/D変換部104、A/D変換部104で変換したディ
ジタル画像信号を記憶する画像メモリ部105、画像メ
モリ部105に記憶したディジタル画像信号からこの披
検硬貨Cの側面のギザを検出するための後に詳述するX
波形を抽出するX波形抽出部106、X波形抽出部10
6で抽出したX波形に基づき披検硬貨Cの側面のギザの
有無およびギザのピッチを検出するギザピッチ検出部1
07、X波形抽出部106で抽出したX波形に基づき披
検硬貨Cの側面のギザの方向を検知するギザ方向検知部
108、識別対象硬貨のギザの標準データを予め記憶す
るギザ形状標準データ記憶部110、ギザピッチ検出部
107で検出した披検硬貨Cの側面のギザの有無および
ギザのピッチとギザ方向検知部108で検知した披検硬
貨Cの側面のギザの方向をギザ形状標準データ記憶部1
10に記憶された識別対象硬貨のギザの標準データと比
較することにより披検硬貨Cを識別する識別部111を
具備して構成される。
【0024】次に、本実施の形態における硬貨識別の原
理について説明する。
【0025】図2は、図1に示したエリアセンサ103
で取得した被検硬貨C(以下、硬貨Cという)の側面の
画像の一例を示すもので、図2(a)には、硬貨Cの側
面に垂直ギザが刻印されている場合を示している。な
お、以下の説明において、硬貨Cの表面Caに対して平
行方向をX方向、この硬貨Cの表面Caに対して垂直な
方向をY方向とする。
【0026】本実施の形態においては、図2(b)に示
すように、X方向に対して所定の角度を有する周期的な
直線凹凸模様、すなわち斜めギザが側面に刻印された硬
貨、X方向に周期的な直線凹凸模様、すなわち垂直ギザ
が側面に刻印された硬貨、不規則な文字等が刻印された
硬貨の識別を可能にする。
【0027】図3は、図1に示したX波形抽出部106
で抽出されるX波形の詳細を示す図である。
【0028】図1に示したX波形抽出部106では、画
像メモリ部105に記憶された硬貨Cの側面の画像に対
応するディジタル画像信号からY方向に所定距離互いに
離間したn本のライン信号(X波形)X1、X2、・・
・、Xnを抽出する。
【0029】ここで、X波形X1は、m個の画素X11
12、・・・、X1mから構成され、同様に他のX波形X
2、〜Xnも、それぞれm個の画素から構成される。
【0030】本実施の形態においては、上記n本のX波
形X1、X2、・・・、Xnのうちの任意のX波形、例え
ばX波形X1を基準X波形として硬貨Cの側面のギザの
有無およびその方向の検出を行う。
【0031】X波形抽出部106で抽出したn本のX波
形X1、X2、・・・、Xnは、ギザ方向検知部108へ
出力され、また、このn本のX波形X1、X2、・・・、
nのうちの基準X波形は、図1に示したギザピッチ検
出部107へ出力される。
【0032】図4は、図1に示したX波形抽出部106
で抽出されるX波形の一例をグラフ化して示したもので
ある。
【0033】なお、図4においては、硬貨Cが斜めギザ
を有する場合のX波形Xn(n=1〜8)を示してお
り、図4に示すように、硬貨Cが側面にギザを有する場
合は、X波形Xnに周期的にピークが現れ、また、硬貨
Cが側面に斜めギザを有する場合は、X波形Xnは所定
の相関性を有していることがわかる。
【0034】そこで、ギザピッチ検出部107では、上
記X波形Xnの周期的ピークの有無に基づきギザのの有
無を検出し、その周期からギザのピッチを検出する。
【0035】また、ギザ方向検知部108では、上記X
波形Xnの相関性を利用して硬貨Cのギザの方向を検知
する。
【0036】ここで、例えば、X波形X1とX波形X2
の相関係数ρ12は、X波形X1のm個の画素の各データ
11、X12、・・・、X1mの標準偏差値をσ1、X波形
2のm個の画素の各データX21、X22、・・・、X2m
の標準偏差値をσ2、共分散をCov(X1,X2)とお
くと次式で表される。
【0037】
【数1】 ここで、共分散Cov(X1,X2)は、X波形X1のm
個の画素の各データX1 1、X12、・・・、X1mの平均値
をμ1、X波形X2のm個の画素の各データX21、X22
・・・、X2mの平均値をμ2とおくと次式で表される。
【0038】
【数2】 図1に示したギザ方向検知部108では、X波形抽出部
106で抽出されたn本のX波形X1、X2、・・・、X
n のうちの基準X波形X1に対する他のX波形Xi(i
=2、3、・・・n)の相関係数ρ1iを上記と同様に算
出し、この算出した相関係数に基づき硬貨Cのギザの方
向を検知する。
【0039】図5は、硬貨Cが斜めギザを有する場合の
i(Y方向)に対する相関係数ρ1iの関係の一例をグラ
フで示したものである。
【0040】この場合、相関係数ρ1iは、強い正の相関
を示す「1」と強い負の相関を示す「−1」との間で変
化する。
【0041】図6は、硬貨Cが垂直ギザを有する場合の
i(Y方向)に対する相関係数ρ1iの関係の一例をグラ
フで示したものである。
【0042】この場合、相関係数ρ1iは、強い正の相関
を示す「1」を維持して大きく変化しない。
【0043】図7は、硬貨Cがギザを有さず文字等が刻
印されたものである場合のi(Y方向)に対する相関係
数ρ1iの関係の一例をグラフで示したものである。
【0044】この場合、相関係数ρ1iは、不規則に変化
する。
【0045】そこで、図1に示したギザ方向検知部10
8では、算出した相関係数ρ1iが、図5に示すように、
強い正の相関を示す「1」と強い負の相関を示す「−
1」との間で変化する場合は、この硬貨Cが斜めギザを
有すると判別する。ここで、この相関係数ρ1iの変化カ
ーブからギザの方向を検知することができる。
【0046】また、ギザ方向検知部108で算出した相
関係数ρ1iが、図6に示すように、強い正の相関を示す
「1」を維持して大きく変化しない場合は、この硬貨C
が垂直ギザを有すると判別する。
【0047】また、ギザ方向検知部108で算出した相
関係数ρ1iが、図7に示すように、不規則に変化する場
合は、この硬貨Cがギザを有さず文字等が刻印されたも
のであると判別する。
【0048】識別部110は、ギザピッチ検出部107
で検出したギザピッチとギザ方向検知部109で検知し
たギザ方向をギザ形状標準データ記憶部110に記憶し
た選別対象硬貨の標準データと比較することにより、硬
貨Cの真偽を識別する。
【0049】なお、本実施の形態では硬貨の側面画像に
基づき硬貨のギザの有無、ギザピッチ、ギザの方向を判
別しているが、図8の示すように、硬貨Cの側面画像と
して最適対象エリアを抽出することで処理の高速化を行
うことが可能である。
【0050】硬貨Cの側面は、曲面形状をしているた
め、二次元平面上に投影された側面画像は歪みを生じ、
特に側面画像の両端部分、つまり最も曲がりが大きい部
分は最も歪みが大きく、結果的にギザピッチが場所によ
り一定でなくなってしまう。
【0051】ここで、ギザ方向検知部108におけるギ
ザ方向検知においては、上記場所による側面画像の歪み
の影響をあまり受けないが、ギザピッチ検出部107で
求めるギザピッチ検知においては、場所による側面画像
の歪みによってピークの位置が影響を受ける。
【0052】そこで、図8に示すように、ピッチの変動
を無視できる範囲、すなわち、曲がりが大きい側面画像
の両端部分を除く範囲を最適対象エリアとして、その最
適対象エリアを細かく分割し、その領域でギザピッチ検
出部107とギザ方向検知部108によるギザ形状検知
を行うことで硬貨Cの真偽の識別に要する処理を高速化
することが可能になる。
【0053】また、場所による側面画像の歪みの影響に
対するもう一つの対策として、X波形の平均値を算出す
ることで、高精度な識別が可能になる。
【0054】また、本発明の実施の形態は、対象となる
画像信号が二次元画像であれば光学式センサ出力に限定
されず磁気センサ等、硬貨の通過と共に硬貨側面の凹凸
二次元情報が得られるものであれば同様に適用可能であ
る。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、硬
貨通路を通過する硬貨の側面画像を取得し、該取得した
側面画像から硬貨の表面に平行で互いに離間した複数の
ライン信号を抽出するとともに、該抽出した複数のライ
ン信号の相関係数を求め、該相関係数に基づき前記硬貨
の側面の模様形状を判別するよう構成したので、高精度
かつ高速に斜めギザを判別することが可能になり、硬貨
の識別精度を大幅に向上することが可能になるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる硬貨識別装置の概略構成を示す
図である。
【図2】図1に示したエリアセンサで取得した被検硬貨
の側面の画像の一例を示す図である。
【図3】図1に示したX波形抽出部で抽出されるX波形
の詳細を示す図である。
【図4】図1に示したX波形抽出部で抽出されるX波形
の一例をグラフ化して示したものである。
【図5】硬貨Cが斜めギザを有する場合のi(Y方向)
に対する相関係数ρ1iの関係の一例を示すグラフであ
る。
【図6】硬貨Cが垂直ギザを有する場合のi(Y方向)
に対する相関係数ρ1iの関係の一例を示すグラフであ
る。
【図7】硬貨Cがギザを有さず文字等が刻印されたもの
である場合のi(Y方向)に対する相関係数ρ1iの関係
の一例を示すグラフである。
【図8】側面画像の歪みの例と抽出したX波形と最適エ
リアの関係を示す図である。
【符号の説明】
C 硬貨 101 硬貨通路 102 光源 103 エリアセンサ 104 A/D変換部 105 画像メモリ部 106 X波形抽出部 107 ギザピッチ検出部 108 ギザ方向検知部 109 ギザ形状標準データ記憶部 110 識別部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬貨側面の模様を識別する硬貨識別方法
    において、 硬貨の側面画像を取得し、 該取得した側面画像から複数のライン信号を抽出すると
    ともに、 該抽出した複数のライン信号の相関係数を求め、 該相関係数に基づき前記硬貨の側面の模様形状を判別す
    ることを特徴とする硬貨識別方法。
  2. 【請求項2】 前記ライン信号のピーク値の有無に基づ
    き前記硬貨の側面に形成された模様の有無を判別すると
    ともに、 前記相関係数の変化態様に基づき前記硬貨の側面に形成
    された模様形状を判別することを特徴とする請求項1記
    載の硬貨識別方法。
  3. 【請求項3】 前記相関係数が、 強い正の相関を維持している場合は、前記硬貨の側面に
    垂直な規則的模様がある硬貨であると判別し、 強い正の相関と強い負の相関との間で変化する場合は、
    前記硬貨の側面に所定角度を持った規則的模様がある硬
    貨であると判別し、 不規則に変化する場合は、前記硬貨の側面に規則的な模
    様を有さない硬貨であると判別することを特徴とする請
    求項1記載の硬貨識別方法。
  4. 【請求項4】 予め硬貨の側面に形成された模様形状の
    標準データを記憶して、該判別した前記硬貨の側面の模
    様形状と比較することにより、硬貨の真偽を識別するこ
    とを特徴とする請求項1記載の硬貨識別方法。
  5. 【請求項5】 硬貨側面の模様を識別する硬貨識別装置
    において、 前記硬貨の側面画像を取得する側面画像取得手段と、 前記側面画像取得手段で取得した前記硬貨の側面画像か
    ら複数のライン信号を抽出する抽出手段と、 前記抽出手段で抽出した複数のライン信号の相関係数に
    基づき前記硬貨の側面の模様形状を判別する判別手段と
    を具備することを特徴とする硬貨識別装置。
  6. 【請求項6】 前記側面画像取得手段は、 前記硬貨の側面を照明する照明手段と、 前記照明手段で照明された前記硬貨の側面画像を撮像す
    る撮像手段とを具備することを特徴とする請求項5記載
    の硬貨識別装置。
  7. 【請求項7】 前記判別手段は、 前記相関係数の変化態様に基づき前記硬貨の側面に形成
    された模様形状を判別することを特徴とする請求項5記
    載の硬貨識別装置。
  8. 【請求項8】 前記判別手段は、 前記相関係数波形が強い正の相関を維持している場合
    は、前記硬貨の側面に垂直な規則的模様がある硬貨であ
    ると判別し、強い正の相関と強い負の相関との間で変化
    する場合は、前記硬貨の側面に所定角度を持った規則的
    模様がある硬貨であると判別し、不規則に変化する場合
    は、前記硬貨の側面に規則的な模様を有さない硬貨であ
    ると判別することを特徴とする請求項5記載の硬貨識別
    装置。
  9. 【請求項9】 前記判別手段は、 予め硬貨の側面に形成された模様形状の標準データを記
    憶して、該判別した前記硬貨の側面の模様形状と比較す
    ることにより、硬貨の真偽を識別することを特徴とする
    請求項5記載の硬貨識別装置。
JP2000285376A 2000-09-20 2000-09-20 硬貨識別方法及び装置 Pending JP2002092681A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000285376A JP2002092681A (ja) 2000-09-20 2000-09-20 硬貨識別方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000285376A JP2002092681A (ja) 2000-09-20 2000-09-20 硬貨識別方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002092681A true JP2002092681A (ja) 2002-03-29

Family

ID=18769460

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000285376A Pending JP2002092681A (ja) 2000-09-20 2000-09-20 硬貨識別方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002092681A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008237447A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Samii Kk 不正メダル検査装置
CN102842165A (zh) * 2012-09-17 2012-12-26 上海创波光电科技有限公司 硬币侧面检测装置及其方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008237447A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Samii Kk 不正メダル検査装置
CN102842165A (zh) * 2012-09-17 2012-12-26 上海创波光电科技有限公司 硬币侧面检测装置及其方法
CN102842165B (zh) * 2012-09-17 2015-05-13 上海创波光电科技有限公司 硬币侧面检测装置及其方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5822448A (en) Method and apparatus for currency discrimination
EP1490828B1 (en) Currency verification
EP2518684B1 (en) Fake finger determination device
US20090303000A1 (en) Linearisation of Scanned Data
KR20010082590A (ko) 경화판별장치
KR102007685B1 (ko) 하이브리드 위폐 감별 장치 및 시스템
JP3909667B2 (ja) 紙幣識別装置および識別方法
US7010154B2 (en) Money identifying method and device
CN106204616B (zh) 一种伊朗纸币币值的识别方法及装置
WO2004077366A1 (ja) 紙葉類識別装置および方法
CN106296975B (zh) 一种美元纸币面值的识别方法及装置
JP2002092681A (ja) 硬貨識別方法及び装置
CN112509209A (zh) 纸币磁性检测方法、装置、验钞设备及可读存储介质
JP3359986B2 (ja) 硬貨認識装置
CN108961530B (zh) 一种纸币缺陷识别方法以及系统
US20060115140A1 (en) Pattern identification method and identification device
JP2002324259A (ja) 硬貨識別方法および装置
JP3640219B2 (ja) 紙幣識別装置
JP2002183722A (ja) 貨幣識別方法及び装置
JP3651177B2 (ja) 紙葉類鑑別装置
JP2003296791A (ja) 硬貨識別方法および装置
JP4691644B2 (ja) 媒体位置検出方法、及び媒体認識装置
JP2003196700A (ja) 硬貨識別方法および硬貨識別装置
JPH09161077A (ja) 硬貨識別装置
JPH0675064U (ja) 変形硬貨検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050201

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20070530

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070907

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070918

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080205