JP2002092215A - 自動車の保守情報生成方法、及び自動車整備情報公開システム - Google Patents

自動車の保守情報生成方法、及び自動車整備情報公開システム

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JP2002092215A
JP2002092215A JP2000284560A JP2000284560A JP2002092215A JP 2002092215 A JP2002092215 A JP 2002092215A JP 2000284560 A JP2000284560 A JP 2000284560A JP 2000284560 A JP2000284560 A JP 2000284560A JP 2002092215 A JP2002092215 A JP 2002092215A
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雅彦 山口
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】自動車整備会社が保有する整備記録を基に、顧
客毎の自動車整備、及び定期保守に関する情報を生成
し、その他関係情報と共に顧客側に公開、及び案内す
る。 【解決手段】自動車整備会社のパソコン10内の顧客情
報ファイル11、及び整備歴ファイル12を、インター
ネットサーバ1にアップロードしておく。顧客が保有す
る自動車の整備、及び定期保守などに関する情報の、閲
覧要求を行った場合、インターネットサーバ1側は、整
備歴ファイル3から要求者の整備歴データを読み出し、
記録されている、入庫日、及び入庫時走行距離を基に、
単位期間当たりの平均走行距離を求め、更に、要求者の
整備歴データから定期保守項目を抽出し、該平均走行距
離と、定期保守項目毎に定義された走行距離限度、及び
運用可能年限から次回の整備、及び点検期限を算出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、自動車整備会社が
保有する顧客情報、及び整備記録を基に、自動車の定期
保守内容と、実施予定日などの保守情報を生成し、整備
記録、及びその他の情報と共に、インターネットを利用
し、顧客側に公開、又は案内する為の、自動車の保守情
報生成方法、及び自動車整備情報公開システムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】自動車整備会社では、顧客に対し、過去
の整備記録を基に、定期点検、及び定期交換部品など、
定期保守に関する案内を随時行っている。案内の内、定
期点検に関しては、入庫の際に自動車整備業務支援シス
テムを用い、整備内容と入庫日を記録管理している為、
例えば一ヶ月以内に再度定期点検の時期を迎える顧客
を、該自動車整備業務支援システムでリストアップでき
るが、定期交換部品については、顧客毎の整備記録から
定期交換部品を特定し、更に部品毎に規定されている運
用可能年限、及び走行距離限度から次回の交換予定日を
推定し、その交換部品名と交換予定日を顧客毎の管理シ
ートに、前記リストアップされた定期点検予定日と共に
記入していた。尚、部品が運用可能年限と走行距離限度
の両方を規定している場合は、交換予定日の算出に運用
可能年限のみを使用する場合が多い。また、走行距離限
度のみを規定する部品については、顧客毎の年間走行距
離と関係なく、走行距離限度を一義的に運用可能年限に
換算していた。
【0003】該顧客毎の管理シートは交換予定日順に整
理しておき、交換予定日が例えば一ヶ月以内となった顧
客をその都度ピックアップしていた。該ピックアップさ
れた定期点検、及び定期交換部品に関する案内は、電
話、及び自動車整備業務支援システムなどで作成された
ダイレクトメールによって通知されていた。尚、自動車
整備業務支援システムで作成するダイレクトメールに関
しては、一例として、例えば特開2000−14884
9号広報に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来は、定期交換部品
の交換予定日を決定するに当たり、先ず顧客毎の整備記
録を調べ、定期交換部品の交換作業を記録した項目をピ
ックアップし、定期交換部品毎に規定される運用可能年
限、及び走行距離限度の内、運用可能年限をのみにより
決定していた。その為、交換予定日以前に走行距離限度
を超えてしまうことがあった。また、走行距離限度のみ
を規定する部品については、顧客毎の年間走行距離と関
係なく、走行距離限度を一義的に運用可能年限に換算
し、それを基に交換予定日を決定していた為、顧客毎の
年間走行距離の違いから、実際の交換時期に対して大き
な誤差を生じることがあった。
【0005】以上のように従来、交換部品の走行距離限
度をどのように運用可能年限に換算するか、また運用可
能年限も合わせて規定している場合、どちらを有意とす
るか、などの処理方法が確立していなかった為、定期交
換部品の交換時期の表示に関するコンピュータ処理化が
遅れており、そのような状況に於いて、全顧客の整備記
録から定期交換部品を抽出し、漏れなく交換時期を案内
することは、困難であった。
【0006】また、定期点検、及び定期交換部品などに
関する案内を、電話、及びハガキなどによるダイレクト
メールで行っていたため、電話代、郵送料、及びハガキ
代などの費用が高額であった。更に、ハガキ印刷、及び
対象となる顧客への電話による案内にも大きな人的工数
を必要とした。更に、電話案内の際、対応する顧客側に
煩わしさなどの精神的な負担を与える可能性もあった。
【0007】前述のように、従来は保守情報の抽出に際
し、人手に頼らざるを得ない部分が多く、大きな人的工
数を必要としたにも拘わらず予測精度の低いものであっ
た。また、抽出した保守情報に基づく顧客への案内にも
高額な費用負担と手間が掛かった。また、顧客側に精神
的な負担を与えることもあった。
【0008】本発明は、係る従来技術の課題を解決する
ために成されたものであり、顧客に対し保有車両の定期
保守などに関する案内を行うに当たって、整備歴データ
から、定期保守項目を漏れ無く抽出し、且つ正確な定期
保守予定日の算出を可能にし、人的工数、及び経費の低
減と、案内を受ける顧客側の精神的負担を解消すること
ができる自動車の保守情報生成方法、及び自動車整備情
報公開システムの提供を目的とすものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の自動車の保守情
報生成方法は、インターネットサーバ上に、自動車整備
に関する顧客名、及び住所や車両情報などを記録した顧
客情報ファイルと、車検或いは整備の際の入庫年月日と
入庫時走行距離、及び作業内容などを記録した整備歴フ
ァイルと、定期保守項目毎に次回整備又は、点検日まで
の走行距離(走行距離限度)、及び次回整備又は、点検
日までの期間(運用可能年限)を記録した保守項目定義
ファイルと、制御手段とを備え、顧客毎の保守情報生成
に際して、単位期間当たりの平均走行距離を算出し、整
備歴ファイルに記録された同顧客の作業内容が、保守項
目定義ファイルに定義された定期保守項目と一致する場
合、該定期保守項目に対応した運用可能年限、及び走行
距離限度を読み出し、該走行距離限度を単位期間当たり
の平均走行距離より運用可能年限に換算した後、該換算
結果と読み出された運用可能年限とを比較して、短い方
を有意とし、該有意と判定された運用可能年限に入庫日
を加えた結果を次回の定期保守予定日として表示するも
のである。
【0010】また、前記、単位期間当たりの平均走行距
離の算出方法は、顧客情報ファイルより対象となる顧客
の車両登録日を読み出し、整備歴ファイルより、同顧客
の最近の整備記録を読み出して、該整備記録の入庫年月
日と入庫時走行距離を抽出し、該入庫時走行距離を前
記、車両登録日と入庫年月日の差で除算し、該除算結果
が予め定義された最小側基準値よりも小さければ、単位
期間当たりの平均走行距離として最小側基準値を適用
し、該除算結果が予め定義された最大側基準値よりも大
きいければ、単位時間当たりの走行距離として最大側基
準値を適用する過程を含むもでである。
【0011】また、本発明の自動車整備情報公開システ
ムは、前記、顧客毎の自動車の保守情報、及び関係情報
をインターネット上のホームページに公開することがで
きる。
【0012】また、前記、関係情報として、顧客情報
と、整備歴と、全ユーザ又は個別ユーザへの連絡事項を
掲載することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施例のシステム
全体の説明図であり、先ず自動車整備会社のパソコン1
0内の自動車整備に関する顧客名、及び住所や車両情報
などを記録した顧客情報ファイル11と、車検或いは整
備の際の、入庫年月日と入庫時走行距離、及び作業内容
などを記録した整備歴ファイル12をインッターネット
9に接続されたインターネットサーバ1にアップロード
する。尚、該アップロードは、自動車整備会社側で顧客
情報ファイル11、又は整備歴ファイル12を更新した
ならば、できるだけ早い時期に再度アップロードする必
要があり、インターネットサーバ1上の顧客情報ファイ
ル2、及び整備歴ファイル3と、自動車整備会社側パソ
コンの顧客情報ファイル11及び、整備歴ファイル12
の内容は常に同じになるようにしておく。インターネッ
トサーバ1側には、前記、顧客情報ファイル2、及び整
備歴ファイル3以外に定期保守情報などの整備情報をホ
ームページ上に公開する為のHTML(Hyper T
ext Markup Language)ファイル5
と、定期保守項目の運用可能年限などを定義した保守項
目定義ファイル4を置く。
【0014】顧客がパソコン13を使用し、インターネ
ットから、顧客が保有のする自動車に関する保守情報な
どを参照する際は、先ず本サービスを提供するホームペ
ージにアクセスする。即ち、該ホームページのアドレス
となるURL(Uniform Resource L
ocator)にアクセスすることでインターネットサ
ーバ1内のHTMLファイル5の内容が顧客側のパソコ
ン13に送られ、パソコン内のブラウザ14がこれをホ
ームペ−ジとして表示する。その後、ユーザ番号の通
知、及び本人確認などホームページ内の所定の手続きを
経て、整備情報の表示画面に移行し、顧客情報、保守情
報、整備歴、及びその他関係情報を閲覧する。
【0015】図2は本発明の実施例の要部説明図であ
り、インターネットサーバ1上に、全顧客の顧客情報を
格納する為の、複数のレコードで構成された顧客情報フ
ァイル2を設け、各レコード6には顧客毎の、ユーザ番
号、氏名、住所、電話番号、車種などを記録する。更
に、整備記録を格納する為の、複数のレコードで構成さ
れた整備歴ファイル3を設け、各レコード7には一作業
項目毎にユーザ番号、入庫日、入庫時の走行距離、及び
作業内容を記録する。尚、前記、顧客ファイル2、及び
整備歴ファイル3は自動車整備会社のパソコン10より
アップロードされたものである。また、定期保守項目毎
の次回整備又は、点検日までの期間(運用可能年限)、
及び次回整備又は、点検日までの走行距離(走行距離限
度)を格納する為の、複数のレコードで構成された保守
項目定義ファイル4を設け、各レコード8には定期保守
項目と、前記、運用可能年限、及び走行距離限度を設定
記録しておく。但し、運用可能年限、及び走行距離限度
の内、一方のみが規定され他方は規定されないこともあ
る。規定しない場合は例えば0を設定する。その他、イ
ンターネット9上のホームページに整備情報を公開する
ための、ホームページ表示用HTMLファイル5を置
く。
【0016】顧客がインターネットサーバ1にアクセス
し、ユーザ番号の通知など前記所定の手続きを経て整備
情報の表示を要求した場合、インターネットサーバ1側
は、顧客ファイル2から通知されたユーザ番号が記録さ
れたレコードを読み出し、該レコードより、氏名、住
所、電話番号、車種などの顧客情報を抽出する。該顧客
情報はHTML形式に変換され所定の表示形式にアレンジし
て、顧客側パソコン13に送信する。
【0017】次いで、整備記録を基にした保守情報の生
成方法に関し、図4及び図5の実施例の保守情報生成の
フローチャートを参考に詳述する。先ず、指定ユーザの
月平均の走行距離を求める。その方法は、顧客情報ファ
イル2から指定ユーザ番号と一致するレコードを抽出し
(A1)、該レコードに記録されている車両登録日をメ
モリDOに記憶する(A2)。次いで、整備歴ファイル
3から指定ユーザ番号と一致するレコードの内、入庫日
が最も新しいものを抽出し(A3)、該レコードに記録
されている入庫日をメモリDNに記憶する(A4)。更
に該レコードに記録されている入庫時の走行距離をメモ
リLNに記憶する(A5)。続いて車両登録日DOから
最近の入庫日DNまでの期間DN−DOを月数に換算
し、その結果をメモリMIに記憶する(A6)。以上の
結果より、月平均の走行距離をLN/MIとして求め、
その結果をメモリLAに記憶する(A7)。この結果に
関し、車両登録日DOから最近の入庫日DNまでが短い
場合、月平均の走行距離LAが極端に大きくなるか、又
は短くなる場合があるが、その場合の補正方法として、
LAが予め定義された月平均の走行距離の最小値LSよ
りも小さい場合(A8)、LAの内容をLSに置き換え
る(A10)ことで最小値の限界を規定する。逆に、L
Aが予め定義された月平均の走行距離の最大値LHより
も大きい場合(A9)、LAの内容をLHに置き換える
(A11)ことで最大値の限界を規定する。以上の処理
により月平均の走行距離LAを求め、且つ上限値と下限
値を規定する。
【0018】次に整備歴ファイル3の最初の位置から検
索を開始し、指定ユーザ番号と最初に一致するレコード
を抽出する(A12)。その際、抽出したレコード位置
を示すポインタはそのままの状態にしておく。該入庫日
をメモリDPに(A13)、走行距離をLPに記憶する
(A14)。次いで該抽出されたレコードの作業内容が
保守項目定義ファイル4の何れかのレコードの定期保守
項目と一致するかを調べ(A15)、一致するものがな
かった場合は、整備歴ファイル内の全レコードの検索が
終了したかを判定するステップ(A28)に処理を移
す。尚、保守項目定義ファイル4に記録される定期保守
項目の具体例としては、例えば、オイル交換、タイヤ交
換、及びバッテリ交換などがある。これらの定期保守項
目、及び定期保守項目毎の、運用可能年限、及び走行距
離限度は予めメーカカタログなどを基に設定しておく。
一致する定期保守項目が検出された場合は、該定期保守
項目に対応した運用可能年限をメモリYLに(A1
6)、走行距離限度をメモリLLに記憶する(A1
7)。運用可能年限YLに12を乗じ月数に変換し、そ
の値をMLに記憶する(A18)。次に、走行距離限度
LLを月平均の走行距離LAで除算することで、走行距
離限度を運用可能月数に変換し、その結果をメモリML
2に記憶しておく(A19)。定期保守項目毎に規定さ
る前記、運用可能月数MLと、走行距離限度から求めた
運用可能月数ML2とを比較し期間の短い方を有意とす
る(A20)。即ち、ML2がMLより小さければML
2を有意とする。但し、運用可能年限が規定されていな
かった場合、例えばその状態を設定値0としたときLL
が0なら(A22)MLを有意とする。LLが0でなけれ
ばML2の内容をML3に記憶する(A24)。逆に、
ML2がMLより小さくなければMLを有意とする(A
20)。但し、走行距離限度が規定されていなかった場
合、例えばその状態を設定値0としたときYLが0なら
(A1)ML2を有意とする。YLが0でなければML
の内容をML3に記憶する(A23)。以上の処理結果
を基に、保守情報として、該定期保守項目と(A2
5)、入庫日DP、に運用可能月数ML3を加算するこ
とで算出した実施時期と(A26)、入庫時走行距離L
Pに走行距離限度LLを加算することで算出した走行距
離で規定する実施時期は(A27)、HTML形式に変
換され所定の表示形式にアレンジして、顧客側パソコン
13に送信する。次に整備歴ファイル3内の全レコード
の検索が終了したかを判定し(A28)、終了ならば保
守情報の抽出処理を終了する。全レコードの検索が終了
していない場合はステップ(A12)に戻り指定ユーザ
番号のレコードで次のレコードを抽出し(A12)、以
降、全レコードの検索が終了するまで同様の処理を繰り
返す。
【0019】保守情報の抽出送信処理を終了したなら、
整備歴ファイル3より指定ユーザ番号と一致するレコー
ドを全て読み出し、各レコードに記録されている、入庫
日、入庫時の走行距離、及び作業内容を、HTML形式
に変換し、所定の表示形式にアレンジして、顧客側パソ
コン13に送信する。
【0020】また、必要に応じ、前記以外の情報で全ユ
ーザへの共通連絡事項や、個別ユーザへの連絡事項を送
信する。例えば新商品の紹介などにも使用することがで
き、それら各種案内、及び連絡事項などはHTML形式
に変換され所定の表示形式にアレンジして、顧客側パソ
コン13に送信する。
【0021】以上、HTMLに変換されの顧客側パソコ
ン13に送信した顧客情報、保守情報、整備歴、及びそ
の他連絡事項は顧客側パソコン13上に例えば、図3の
整備情報表示形式一例、のような形式で表示される。
【0022】尚、保守項目定義ファイル4内で定義され
る定期保守項目は、単に部品交換作業だけでなく、2年
定期点検(車検)、及び6ヶ月法定点検など定期保守に
関わるものであれば作業内容を問わない。また前記、定
期点検の例では保守項目定義ファイル4のレコードで、
運用可能年限は単に有効期間として定義しても差し支え
ない。また、月平均の走行距離以外にも、年平均の走行
距離、又は、一日平均の走行距離を求めて走行距離限度
を運用可能期限に変換することもできる。また、顧客情
報ファイル2に登録されている全ユーザの保守情報を生
成し、実施時期が、例えば1ヶ月以内となったユーザに
対し、その旨を通知する電子メールを随時送信すること
もできる。また、顧客情報ファイル2、及び整備歴ファ
イル3をインターネットサーバ1内で一元管理し、整備
会社内の整備データ入力用パソコンから日々のデータ
を、インターネットサーバ1内の顧客情報ファイル2、
及び整備歴ファイル3に直接書き込むこともできる。そ
の場合、パソコン内の顧客情報ファイル、及び整備歴フ
ァイルをインターネットサーバ側1に転送する作業は不
要となる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は顧客情報
と自動車整備記録とを基に、定期保守項目を抽出し、更
に顧客毎の月平均の走行距離を求め、定期保守項目毎に
規定されている、走行距離限度を運用可能月数に変換
し、元々規定されている運用可能年限と該、変換された
運用可能月数とを比較し、期間の短い方を有意とするこ
とで、定期保守項目毎の次回の実施時期を正確に予測で
きる。これにより、従来、定期保守作業の次回実施時期
の推定方法が曖昧で、その処理を人手に頼らざるを得な
かった場合と比べて、省力化と、漏れの無い定期保守項
目の抽出と、予測精度の高い実施時期を提示することが
できる。
【0024】また、保守情報をインターネット上に公開
することにより、電話代、郵送料、及びハガキ代などの
費用と、ハガキ印刷、及び対象となる顧客への電話案内
などに要する人的工数も削減できる。更に、電話案内と
は違い顧客側が都合の良い時間に気楽に参照できるので
顧客側に精神的な負担を与えることも無い。
【0025】また、整備歴も公開することで、保守情報
として表示される保守内容や実施時期に関する根拠を顧
客側でも確認できると同時に、保有車両の状態などに関
して、より深く把握しておくことができることから、安
全運行にも役立つ。
【0026】また、その他の情報も付加できるから、特
別な案内を特定のユーザのみに送ることもできる。一方
全ユーザに対して同じ案内を一斉提示することも可能で
あるため、例えば、新商品の紹介などに利用すれば、広
告宣伝費を大幅に削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のシステム全体の説明図であ
る。
【図2】本発明の実施例の要部説明図である。
【図3】本発明の実施例の整備情報表示形式一例であ
る。
【図4】本発明の実施例の保守情報生成のフローチャー
トである。
【図5】本発明の実施例の保守情報生成のフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 インターネットサーバ 2 顧客情報ファイル 3 整備歴ファイル 4 保守項目定義ファイル 5 HTMLファイル 6 顧客情報ファイルのレコードの内容 7 整備歴ファイルのレコードの内容 8 保守項目定義ファイルのレコードの内容 9 インターネット 10 自動車整備会社側パソコン 11 自動車整備会社側パソコ内の顧客情報ファイル 12 自動車整備会社側パソコ内の整備歴ファイル 13 顧客側パソコン 14 ブラウザ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車整備に関する顧客名、及び住所や
    車両情報などを記録した顧客情報ファイルと、車検或い
    は整備の際の入庫年月日と入庫時走行距離、及び作業内
    容などを記録した整備歴ファイルと、定期保守項目毎の
    運用可能年限、及び走行距離限度を記録した保守項目定
    義ファイルと、制御手段とを備え、顧客毎の保守情報生
    成に際して、単位期間当たりの平均走行距離を算出し、
    整備歴ファイルに記録された同顧客の作業内容が、保守
    項目定義ファイルに定義された定期保守項目と一致する
    場合、該定期保守項目に対応した走行距離限度、及び運
    用可能年限を読み出し、該走行距離限度を単位期間当た
    りの平均走行距離で除算し、運用可能年限に換算した
    後、該換算結果と読み出された運用可能年限とを比較し
    て、短い方を有意とし、該有意と判定された運用可能年
    限に入庫日を加えた結果を次回の定期保守予定日として
    表示することを特徴とする自動車の保守情報生成方法。
  2. 【請求項2】 前記、単位期間当たりの平均走行距離の
    算出方法は、顧客情報ファイルより対象となる顧客の車
    両登録日を読み出し、整備歴ファイルより、同顧客の最
    近の整備記録を読み出して、該整備記録の入庫年月日と
    入庫時走行距離を抽出し、該入庫時走行距離を前記、車
    両登録日と入庫年月日の差で除算し、該除算結果が予め
    定義された最小側基準値よりも小さければ、単位期間当
    たりの平均走行距離として最小側基準値を適用し、該除
    算結果が予め定義された最大側基準値よりも大きいけれ
    ば、単位期間当たりの走行距離として最大側基準値を適
    用することを特徴とする請求項1の自動車の保守情報生
    成方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の自動車の保守情報
    生成方法によって生成された顧客毎の自動車の保守情
    報、及び関係情報をインターネット上のホームページに
    公開することを特徴とする自動車整備情報公開システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記、関係情報として、顧客情報と、整
    備歴と、全ユーザ又は個別ユーザへの連絡事項を掲載す
    ることを特徴とする請求項3の自動車整備情報公開シス
    テム。
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