JP2002091969A - 翻訳システム、翻訳方法および翻訳プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

翻訳システム、翻訳方法および翻訳プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2002091969A
JP2002091969A JP2000286060A JP2000286060A JP2002091969A JP 2002091969 A JP2002091969 A JP 2002091969A JP 2000286060 A JP2000286060 A JP 2000286060A JP 2000286060 A JP2000286060 A JP 2000286060A JP 2002091969 A JP2002091969 A JP 2002091969A
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Houshiyu Chin
奉秀 陳
Wataru Kakihara
亘 柿原
Minoru Hirashima
稔 平島
Haruyoshi Sakai
治義 境
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SKYNET KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リアルタイムに様々な言語の情報を互いに翻
訳して容易に諸外国とのコミュニケーションを行うこと
を可能とする。 【解決手段】 翻訳サーバ2aは、インターネット1を
介して接続する日本語クライアント3aからテキスト情
報伝達手段12aによってテキスト情報を取得し、分割
・連結手段14によって所定の言語単位に分割し、検索
手段15aにより日本語データベース11aに照会して
該当するコード情報を取得し、翻訳サーバ2bに対して
コード情報伝達手段13aにより伝達し、翻訳サーバ2
bは、取得したコード情報を検索手段15bにより英語
データベース11bに照会し、該当するテキスト情報を
取得し、分割・連結手段14bにより連結し、インター
ネット1を介して接続する英語クライアント3bに対し
てテキスト情報伝達手段12bにより伝達する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、様々な言語の文字
列からなるテキスト情報を翻訳する翻訳システム、翻訳
方法および翻訳プログラムを記録したコンピュータ読み
取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、多くのISP(インターネット・
サービス・プロバイダ)や移動通信事業者等によって様
々なインターネット接続サービスが提供されている。イ
ンターネット上には、多数のサーバが存在し、クライア
ントからの要求に応じて様々な情報を返信する。例え
ば、インターネット上のWWW(World Wide
Web)サーバには、HTML(HyperText
Markup Language)と呼ばれる言語で記
述されたファイルからなるWWWページが多数蓄積され
ている。
【0003】図8は一般のインターネットにおける情報
の流れを示す説明図である。図8において、インターネ
ット51上に存在するサーバ52にユーザの目的のWW
Wページが存在する場合、ユーザの利用するクライアン
ト53によってサーバ52のURL(Uniform
Resource Locator)アドレスを指定す
ると、インターネット51上の中継サーバ54,55,
56を介してサーバ52からWWWページの情報(HT
MLファイル)が返信されてくる。クライアント53
は、受信したHTMLファイルをWWWブラウザにより
解読してブラウザ画面に表示する。
【0004】WWWページ中のテキストの多くは英語で
記述されており、英語圏以外(例えば日本、中国や韓国
等)のインターネット・ユーザや英語に精通しないユー
ザ等にとっては解読が不便である。このため、最近で
は、機械翻訳ソフトや翻訳支援ソフト等の開発が進んで
いる。例えば、インターネット51経由で取得した情報
を、WWWブラウザのプロキシ(Proxy)機能を利
用して機械翻訳ソフトが中継し、翻訳文が再びWWWブ
ラウザに渡されてブラウザ画面に表示されるという具合
である。
【0005】ところで、インターネット上では、リアル
タイムにユーザ同士が文字情報中心の会話を行えるよう
にしたチャットと称されるサービスも提供されている。
例えば、CGI(Common Gateway In
terface)技術を用いたチャットでは、複数のユ
ーザがそれぞれWWWブラウザを用いてチャットサービ
スを提供するサーバへ接続することにより、各ユーザは
互いに会話をすることが可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、世界中の
クライアントが接続されるインターネットの世界では、
このようなチャットにおいても多数の国の人々が簡単に
参加することが可能である。ところが、リアルタイムに
会話を行うチャットの場合、前述のWWWページの場合
以上に、互いに異なる言語を使用するユーザ同士が円滑
に会話を行うことは困難である。
【0007】このことは、図8に示すサーバ−クライア
ント型の構成が、クライアント53からの要求に応じて
サーバ52が応答するという単一方向での情報のやり取
りであるため、チャット中の会話を逐一翻訳しようとし
ても、その発言がどの言語によるものかを示す情報を互
いにやり取りすることができないことに起因する。
【0008】特に、3種類以上の言語によってリアルタ
イムに会話を行う場合、それぞれの言語をクライアント
に応じてそれぞれ適切に翻訳することは極めて困難であ
り、国際化が進む現在の情報通信社会で、インターネッ
トを利用して諸外国とのコミュニケーションを図れない
ことは非常にデメリットが大きい。
【0009】そこで、本発明においては、リアルタイム
に様々な言語の情報を互いに翻訳して容易に諸外国との
コミュニケーションを行うことを可能とした翻訳システ
ム、翻訳方法および翻訳プログラムを記録したコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の翻訳システム
は、通信回線網を介して互いに接続される複数の翻訳サ
ーバによって構成され、複数の翻訳サーバはそれぞれ、
クライアントと接続しテキスト情報の伝達を行う手段
と、クライアントから取得したテキスト情報を所定の言
語単位に分割する手段と、所定の言語単位にテキスト情
報に対して定義したコード情報を蓄積するデータベース
と、分割したテキスト情報をデータベースに照会し該当
するコード情報を取得する手段と、通信回線網を介して
接続される他の翻訳サーバに対してコード情報の伝達を
行う手段と、他の翻訳サーバから取得したコード情報を
データベースに照会し該当するテキスト情報を取得する
手段と、データーベースより取得したテキスト情報を連
結する手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】また、本発明の翻訳方法は、通信回線網を
介して互いに接続される複数の翻訳サーバによって伝達
するテキスト情報を翻訳する方法であって、第1の翻訳
サーバは、所定の言語単位にテキスト情報に対して定義
したコード情報を第1のデータベースへ蓄積して、第1
の翻訳サーバへ接続する第1のクライアントから取得し
たテキスト情報を所定の言語単位に分割し、分割したテ
キスト情報を第1のデータベースに照会し該当するコー
ド情報を取得し、通信回線網を介して接続される第2の
翻訳サーバに対して取得したコード情報を伝達し、第2
の翻訳サーバは、所定の言語単位にテキスト情報に対し
て定義したコード情報を第2のデータベースへ蓄積し
て、第1の翻訳サーバから取得したコード情報を第2の
データベースに照会し該当するテキスト情報を取得して
連結し、連結したテキスト情報を第2の翻訳サーバへ接
続する第2のクライアントへ伝達することを特徴とす
る。
【0012】これらの発明により、第1の翻訳サーバへ
接続する第1のクライアントによって各国の言語により
テキスト情報を入力し、入力したテキスト情報を第1の
翻訳サーバに伝達すると、このテキスト情報はコード情
報へと変換されてから第2の翻訳サーバへと伝達され、
第2の翻訳サーバによってコード情報からテキスト情報
へと変換されることで他の言語へと翻訳され、第2の翻
訳サーバへ接続する第2のクライアントへと伝達され
る。すなわち、第1のクライアントによって入力したテ
キスト情報は第1,第2の翻訳サーバを経ることにより
リアルタイムに翻訳されて第2のクライアントへと伝達
される。
【0013】ここで、翻訳サーバは、言語別に構成した
ものであることが望ましい。これにより、各言語別に構
成した翻訳サーバに対してその言語を使用するクライア
ントのみをそれぞれ接続する構成とすることができ、そ
れぞれ言語別のテキスト情報に対応するコード情報を蓄
積したデータベースの運用および管理を容易に行うこと
が可能となる。
【0014】また、本発明の翻訳システムは、コード情
報に対して言語の種類を識別する言語情報を付加する手
段を備えたものとすることが望ましい。これにより、こ
の言語情報を付加したコード情報を翻訳サーバへ伝達
し、翻訳サーバにおいてこの言語情報に基づいて各言語
に特有の文法や表現等に応じた処理を行い、より適切な
翻訳を行うことが可能となる。
【0015】本発明に係る翻訳サーバは、例えばパーソ
ナルコンピュータまたはワークステーションを用いて実
現される。本発明に係る方法を実行するためのプログラ
ムは、半導体メモリ、ハードディスク、CD−ROM、
フロッピー(登録商標)ディスク、または光磁気ディス
クなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録さ
れる。例えば、記録媒体には、クライアントと接続しテ
キスト情報の伝達を行う手段と、クライアントから取得
したテキスト情報を所定の言語単位に分割する手段と、
所定の言語単位にテキスト情報に対して定義したコード
情報を蓄積するデータベースに対し分割したテキスト情
報を照会し該当するコード情報を取得する手段と、通信
回線網を介して接続される他の翻訳サーバに対してコー
ド情報の伝達を行う手段と、他の翻訳サーバから取得し
たコード情報をデータベースに照会し該当するテキスト
情報を取得する手段と、データベースより取得したテキ
スト情報を連結する手段としてコンピュータを機能させ
る翻訳プログラムを記録することが望ましい。
【0016】このような記録媒体に記録されたプログラ
ムは、主メモリ上に適時ローディングされ、コンピュー
タによって実行される。その際、CD−ROMドライ
ブ、フロッピーディスクドライブ、または光磁気ディス
クドライブなどのドライブ装置が必要に応じて用いられ
る。記録媒体がネットワークなどの通信回線で結ばれた
サーバ等に設けられている場合、通信回線を介してサー
バからプログラムが読み取られ、またはダウンロードさ
れる。また、プログラムが通信回線を介して処理装置に
転送される場合には、通信回線自体も記録媒体に相当す
る。プログラムは種々のOS、プラットホーム、システ
ム環境、またはネットワーク環境の下で動作するように
供給することが可能である。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態におけ
る翻訳システムの概略構成図、図2は図1の翻訳システ
ムの機能構成を示すブロック図である。
【0018】図1において、本発明の実施の形態におけ
る翻訳システムは、通信回線網としてのインターネット
1上に配置され、互いにインターネット1を介して接続
される翻訳サーバ2a,2bと、インターネット1を介
して翻訳サーバ2a,2bにそれぞれ接続する日本語ク
ライアント3aおよび英語クライアント3bとにより構
成される。
【0019】翻訳サーバ2aは日本語用に構成したもの
であり、これに接続する日本語クライアント3aは主に
日本語によってテキスト情報を入出力するものである。
また、翻訳サーバ2bは英語用に構成したものであり、
これに接続される英語クライアント3bは主に英語によ
ってテキスト情報を入出力するものである。なお、本実
施形態において、日本語および英語を例にとって説明す
るが、その他の言語についても同様である。
【0020】日本語クライアント3aおよび英語クライ
アント3bは、CPU(中央処理装置)、記憶装置およ
び通信装置(いずれも図示せず)を少なくとも有するパ
ーソナルコンピュータ等のクライアントであって、通信
装置を介してインターネット1と接続されるものとす
る。また、これらのクライアントは、例えば、記憶装置
内にWWWブラウザがインストールされたものであり、
インターネット1を介して接続する翻訳サーバ2a,2
bから転送されてくるHTMLドキュメントをWWWブ
ラウザによって解読し、その内容に応じた処理を行うこ
とによって、後述する翻訳サーバ2a,2bのテキスト
情報伝達手段12a,12bとテキスト情報の伝達を行
う。
【0021】図2に示すように、翻訳サーバ2aは、所
定の言語単位として句単位に日本語のテキスト情報に対
して定義したコード情報を蓄積する日本語データベース
11a、日本語クライアント3aと接続しテキスト情報
の伝達を行うテキスト情報伝達手段12a、他の翻訳サ
ーバ、例えば翻訳サーバ2bに対してコード情報の伝達
を行うコード情報伝達手段13a、テキスト情報を句単
位に分割または句単位のテキスト情報を連結する分割・
連結手段14a、テキスト情報またはコード情報を日本
語データベース11aに照会しそれぞれ該当するコード
情報またはテキスト情報を取得する検索手段15a、お
よび、検索手段15aによる日本語データベース11a
の照会の結果、テキスト情報に該当するコード情報がな
い場合に日本語データベース11aへの登録を行う学習
手段16aにより構成される。
【0022】翻訳サーバ2bは、翻訳サーバ2aとほぼ
同様の構成であるが、それぞれ、英語データベース11
bは所定の言語単位として句単位に英語のテキスト情報
に対して定義したもの、テキスト情報伝達手段12bは
英語クライアント3bと接続するもの、コード情報伝達
手段13bは他の翻訳サーバとして例えば翻訳サーバ2
aに対するもの、分割・連結手段14bはテキスト情報
を句単位に分割または句単位のテキスト情報を連結する
もの、検索手段15bは英語データベース11bに照会
するもの、学習手段16bは英語データベース11bへ
登録を行うものとする。
【0023】なお、翻訳サーバ2a,2bは、CPU
(中央処理装置)、記憶装置及び通信装置(いずれも図
示せず)を少なくとも有し、通信装置を介してインター
ネット1と接続されているものとする。翻訳サーバ2a
の記憶装置には、テキスト情報伝達手段12a、コード
情報伝達手段13a、分割・連結手段14a、検索手段
15aおよび学習手段16aをそれぞれ実行させるため
の処理プログラムと、日本語データベース11aとが記
憶されている。そして、処理プログラムをCPUの制御
の下で実行させることにより、各手段12a,13a,
14a,15a,16aの機能が実現される。翻訳サー
バ2bの記憶装置にも同様に各手段12b,13b,1
4b,15b,16bをそれぞれ実行させるための処理
プログラムと、英語データベース11bとが記憶され、
同様の処理により各機能が実現される。
【0024】ここで、図3は日本語データベース11a
に蓄積する日本語変換テーブルの例を示す図、図4は英
語データベース11bに蓄積する英語変換テーブルの例
を示す図である。
【0025】図3に示す日本語データベース11aに蓄
積する日本語変換テーブルには、例えば、句単位のテキ
スト情報“こんにちは”に対するコード情報を“000
01”と、テキスト情報“私は”に対するコード情報を
“00213”とそれぞれ定義してある。このように日
本語データベース11aに定義するコード情報は、他の
言語用のすべてのデータベースでも共通のものとし、図
4に示す英語データベース11bの英語変換テーブルに
は、コード情報“00001”に対するテキスト情報を
“Hello”と、コード情報“00213”に対する
テキスト情報を“I am”と定義してある。すなわ
ち、コード情報“00001”は日本語では“こんにち
は”を意味し、英語では“Hello”を意味するもの
として各言語用のすべてのデータベースで共通のものと
する。
【0026】なお、本実施形態において句単位を所定の
言語単位としているが、本発明に係る所定の言語単位と
は、テキスト(文章)中の言葉の1区切りであり、単語
を綴ってひとまとまりの思想を表す最小単位である。例
えば、日本語の場合、1個の自立語に助詞または助動詞
を伴った一続きの文節を1単位とする。英語等の他の言
語の場合も同様に思想の言語的表現の最小のまとまりを
1単位とする。
【0027】テキスト情報伝達手段12aは、日本語ク
ライアント3aによって入力したテキスト情報の翻訳サ
ーバ2aへの伝達や、分割・連結手段14aによって結
合されたテキスト情報の日本語クライアント3aへの伝
達を行う。コード情報伝達手段13aは、検索手段15
aによって取得したコード情報の他の翻訳サーバ2bへ
の伝達や、他の翻訳サーバ2bより取得したコード情報
の検索手段15aへの伝達を行う。
【0028】分割・連結手段14aは、例えばテキスト
情報として“こんにちは、私は太郎です。”という文章
の“こんにちは”、“私は”、“太郎です”といった句
単位のテキスト情報への分割や、“こんにちは”、“私
は”、“太郎です”といった句単位のテキスト情報の
“こんにちは、私は太郎です。”という文章のテキスト
情報への連結を行う。
【0029】検索手段15aは、分割・連結手段14a
によって句単位に分割されたテキスト情報に基づいて日
本語データベース11aに照会し、それぞれ該当するコ
ード情報(例えば、テキスト情報“こんにちは”、“私
は”に対して、それぞれコード情報“00001”、
“00213”)を取得する。
【0030】このとき、検索手段15aは、コード情報
の元のテキスト情報が日本語であることを識別するため
の言語情報を付加する。このコード情報に付加された言
語情報は、分割・連結手段14によってテキスト情報を
連結する際、各言語に特有の文法や表現等に応じた処理
を行うために用いられる。
【0031】また、検索手段15aは、コード情報伝達
手段13aにより取得したコード情報に基づいて日本語
データベース11aに照会し、それぞれ該当するテキス
ト情報(例えば、コード情報“00001”、“002
13”に対して、それぞれテキスト情報“こんにち
は”、“私は”)を取得する。
【0032】また、検索手段15aは、テキスト情報に
基づく日本語データベース11aの検索の際、このテキ
スト情報に該当するコード情報がない場合は、そのテキ
スト情報を固有名詞とみなし、テキスト情報をローマ字
変換する(例えば、“太郎です”を“Taro”へ変換
する)。そして、この変換したテキスト情報を学習手段
16aへと伝達する。学習手段16aは、検索手段15
aより取得したテキスト情報に未登録のコード情報を割
り当て、日本語データベース11aへ登録する(例え
ば、図3のテキスト情報“Taro”に対してコード情
報“00732”)。
【0033】なお、翻訳サーバ2bのテキスト情報伝達
手段12b、コード情報伝達手段13b、分割・連結手
段14b、検索手段15bおよび学習手段16bについ
ては、上記翻訳サーバ2aと同様の構成につき、その詳
細な説明は省略する。
【0034】図5は上記構成の翻訳システムによる翻訳
処理を示すフロー図である。上記構成の翻訳システムで
は、図5のステップS101においてインターネット1
を介して翻訳サーバ2aへ接続する日本語クライアント
3aからテキスト情報伝達手段12aによって取得した
テキスト情報は、ステップS102において分割・連結
手段14によって所定の言語単位(句単位)に分割され
る。こうして分割されたテキスト情報は、ステップS1
03において検索手段15aにより日本語データベース
11aに照会され、該当するコード情報が取得される。
このコード情報は、ステップS104においてインター
ネット1を介して接続される翻訳サーバ2bに対してコ
ード情報伝達手段13aにより伝達される。
【0035】そして、ステップS105において翻訳サ
ーバ2bのコード情報伝達手段13bによって取得され
たコード情報は、ステップS106において検索手段1
5bにより英語データベース11bに照会され、該当す
るテキスト情報が取得される。このテキスト情報は所定
の言語単位(句単位)のテキスト情報であり、ステップ
S107において分割・連結手段14bにより連結され
る。このとき、コード情報に付加された言語情報に基づ
いて、各言語に特有の文法や表現等に応じた処理が行わ
れる。連結されたテキスト情報は、ステップS108に
おいてインターネット1を介して接続される英語クライ
アント3bに対してテキスト情報伝達手段12bにより
伝達される。
【0036】一方、英語クライアント3bから取得した
テキスト情報は、上記ステップS101からステップS
108と同様の手順により翻訳されて日本語クライアン
ト3aへと伝達される。
【0037】すなわち、日本語クライアント3aおよび
英語クライアント3bによってそれぞれの言語により入
力されたテキスト情報は、それぞれ翻訳サーバ2a,2
bを経ることによりリアルタイムにそれぞれ互いの言語
に翻訳されて英語クライアント3bおよび日本語クライ
アント3aへと伝達される。また、翻訳時、言語情報に
基づいて各言語に特有の文法や表現等に応じた処理が行
われるため、得られた翻訳はより適切なものとなってい
る。
【0038】なお、上記構成の翻訳システムは、クライ
アントとしてインターネット1に接続可能な携帯電話端
末を用いることが可能である。図6に携帯電話端末を用
いた翻訳システムの概略構成図を示す。なお、先の例と
同じ構成部分については共通の符号で指示し、その詳細
な説明は省略する。
【0039】図6において、翻訳サーバ2a,2bにそ
れぞれ接続する携帯電話端末4a,4bは、各携帯電話
事業者の中継サーバ5a,5bを介してインターネット
1へと接続される。これらの携帯電話端末4a,4bを
利用する場合、携帯電話端末4a,4bは中継サーバ5
a,5bを介してそれぞれ翻訳サーバ2a,2bに接続
することにより、図2に示す日本語クライアント3aお
よび英語クライアント3bとそれぞれ同様の機能を実現
する。
【0040】また、図6においては、翻訳サーバ2a,
2bに対してそれぞれ携帯電話端末4a,4bのみを接
続する構成としているが、これらの翻訳サーバ2a,2
bに対し、それぞれ図1と同様の日本語クライアント3
aや英語クライアント3b等のクライアント(図示せ
ず)を接続する構成とすることも可能である。このよう
に、携帯電話端末4a,4bとその他のクライアントと
が混在した構成とすることによって、携帯電話端末4
a,4b同士だけでなく、その他のクライアントとも適
切に翻訳されたテキスト情報のやり取りを行うことが可
能となる。
【0041】図7は各国や各地域にそれぞれ翻訳サーバ
を配置した翻訳システムの例を示す概略構成図である。
なお、先の例と同じ構成部分については共通の符号で指
示し、その詳細な説明は省略する。
【0042】図7に示すように、日本、アメリカ、カナ
ダ、メキシコ、フィリピンおよび韓国の各国にそれぞれ
日本語用、英語用、フランス語用、スペイン語用、フィ
リピン語用および韓国語用の翻訳サーバ2a,2b,2
c,2d,2e,2fを配置する。また、アメリカ大陸
およびアジアの各地域にそれぞれ英語用および中国語用
の翻訳サーバ2b,2gを配置する。
【0043】翻訳サーバ2c,2d,2e,2f,2g
には、それぞれ翻訳サーバ2a,2bと同様にフランス
語データベース、スペイン語データベース、フィリピン
語データベース、韓国語データベースおよび中国語デー
タベース(いずれも図示せず)を備え、それぞれの言語
のクライアントとしての携帯電話端末4c,4d,4
e,4f,4gによって接続される。なお、図7の例に
おいては、図6に示した中継サーバ5a,5bに相当す
るものを示していないが、必要に応じて同様の中継サー
バが存在するものとする。
【0044】上記構成において、携帯電話端末4aから
日本語によって発信したテキスト情報は、翻訳サーバ2
aによって前述のように共通のコード情報へと変換さ
れ、各国等の翻訳サーバ2b〜2gへと伝達され、それ
ぞれの言語のテキスト情報へと変換される。つまり、携
帯電話端末4aから日本語によって発信したテキスト情
報は、それぞれ英語、フランス語、スペイン語、フィリ
ピン語、韓国語および中国語へと翻訳されて携帯電話端
末4b〜4gへと伝達される。
【0045】一方、携帯電話端末4fから韓国語によっ
て発信したテキスト情報は、同様に翻訳サーバ2fによ
って共通のコード情報へと変換され、各国等の翻訳サー
バ2a,2b〜2e,2gへと伝達され、それぞれの言
語のテキスト情報へと変換される。つまり、携帯電話端
末4fから韓国語によって発信したテキスト情報は、そ
れぞれ日本語、英語、フランス語、スペイン語、フィリ
ピン語および中国語へと翻訳されて携帯電話端末4a,
4b,4c,4d,4e,4gへと伝達される。
【0046】すなわち、言語の異なる様々な国の人々が
チャットを行う場合、それぞれ携帯電話端末4a〜4g
を用いてそれぞれの言語によりテキスト情報を入力する
と、これらのテキスト情報はリアルタイムにそれぞれの
言語へと翻訳されて携帯電話端末4a〜4gへと伝達さ
れる。したがって、携帯電話端末4a〜4gの利用者
は、それぞれの母国語等の言語を用いることで、容易に
コミュニケーションを行うことが可能である。
【0047】また、翻訳サーバ2a〜2gは、言語別に
構成したものであるため、各言語別に構成した翻訳サー
バ2a〜2gに対してその言語を使用する携帯電話端末
4a〜4gのみをそれぞれ接続する構成として、それぞ
れ言語別のテキスト情報に対応するコード情報を蓄積し
たデータベースの運用および管理を容易に行うことも可
能である。
【0048】また、図7においても、前述の図6と同
様、翻訳サーバ2a〜2gに対し、それぞれ図1と同様
の日本語クライアント3aや英語クライアント3bのよ
うな各言語用のクライアント(図示せず)を接続する構
成とすることも可能であり、携帯電話端末4a〜4g同
士だけでなく、その他のクライアントとも適切に翻訳さ
れたテキスト情報のやり取りを行うことが可能となる。
【0049】なお、本実施形態において、翻訳サーバ2
a〜2gをそれぞれ上述のように動作させるためのプロ
グラムは、ROM、CD−ROM、磁気ディスク、光磁
気ディスクまたはフロッピーディスクなどの種々の記録
媒体に格納することができる。したがって、パーソナル
コンピュータまたはワークステーションなどの種々のコ
ンピュータに上述のプログラムを格納した記録媒体を読
み取らせることによって、本発明に係る翻訳サーバ2a
〜2gを実現することが可能である。
【0050】
【発明の効果】本発明により、以下の効果を奏すること
ができる。
【0051】(1)複数の翻訳サーバにそれぞれ、クラ
イアントと接続しテキスト情報の伝達を行う手段と、ク
ライアントから取得したテキスト情報を所定の言語単位
に分割する手段と、所定の言語単位にテキスト情報に対
して定義したコード情報を蓄積するデータベースと、分
割したテキスト情報をデータベースに照会し該当するコ
ード情報を取得する手段と、通信回線網を介して接続さ
れる他の翻訳サーバに対してコード情報の伝達を行う手
段と、他の翻訳サーバから取得したコード情報をデータ
ベースに照会し該当するテキスト情報を取得する手段
と、データーベースより取得したテキスト情報を連結す
る手段とを備える構成とすることにより、それぞれクラ
イアントを用いてそれぞれの言語によりテキスト情報を
入力すると、これらのテキスト情報はリアルタイムにそ
れぞれの言語へと翻訳されて他のクライアントへと伝達
されるため、各クライアントの利用者は、それぞれの母
国語等の言語を用いることで、容易にコミュニケーショ
ンを行うことが可能となる。
【0052】(2)翻訳サーバは、言語別に構成したも
のとすることにより、各言語別に構成した翻訳サーバに
対してその言語を使用するクライアントのみをそれぞれ
接続し、それぞれ言語別のテキスト情報に対応するコー
ド情報を蓄積したデータベースの運用および管理を容易
に行うことが可能となる。
【0053】(3)コード情報に対して言語の種類を識
別する言語情報を付加する手段を備えることにより、こ
の言語情報を付加したコード情報を翻訳サーバへ伝達
し、翻訳サーバにおいてこの言語情報に基づいて各言語
に特有の文法や表現等に応じた処理を行い、より適切な
翻訳を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態における翻訳システムの
概略構成図である。
【図2】 図1の翻訳システムの機能構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】 日本語データベースに蓄積する日本語変換テ
ーブルの例を示す図である。
【図4】 英語データベースに蓄積する英語変換テーブ
ルの例を示す図である。
【図5】 図1の翻訳システムによる翻訳処理を示すフ
ロー図である。
【図6】 携帯電話端末を用いた翻訳システムの概略構
成図である。
【図7】 各国や各地域にそれぞれ翻訳サーバを配置し
た翻訳システムの例を示す概略構成図である。
【図8】 一般のインターネットにおける情報の流れを
示す説明図である。
【符号の説明】
1 インターネット 2a,2b,2c,2d,2e,2f,2g 翻訳サー
バ 3a 日本語クライアント 3b 英語クライアント 4a,4b,4c,4d,4e,4f,4g 携帯電話
端末 5a,5b 中継サーバ 11a 日本語データベース 11b 英語データベース 12a,12b テキスト情報伝達手段 13a,13b コード情報伝達手段 14a,14b 分割・連結手段 15a,15b 検索手段 16a,16b 学習手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柿原 亘 熊本県荒尾市原万田696番地11 (72)発明者 平島 稔 埼玉県入間郡大井町亀久保450−2 (72)発明者 境 治義 福岡県大牟田市本町5丁目3番地1 コモ ドヒル駅南605号 Fターム(参考) 5B091 AA01 BA03 BA12 CA02 CA22 CD03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線網を介して互いに接続される複
    数の翻訳サーバによって構成され、前記複数の翻訳サー
    バはそれぞれ、クライアントと接続しテキスト情報の伝
    達を行う手段と、クライアントから取得したテキスト情
    報を所定の言語単位に分割する手段と、前記所定の言語
    単位にテキスト情報に対して定義したコード情報を蓄積
    するデータベースと、前記分割したテキスト情報を前記
    データベースに照会し該当するコード情報を取得する手
    段と、前記通信回線網を介して接続される他の翻訳サー
    バに対して前記コード情報の伝達を行う手段と、他の翻
    訳サーバから取得したコード情報を前記データベースに
    照会し該当するテキスト情報を取得する手段と、前記デ
    ーターベースより取得したテキスト情報を連結する手段
    とを備えたことを特徴とする翻訳システム。
  2. 【請求項2】 前記翻訳サーバは、言語別に構成したも
    のである請求項1記載の翻訳システム。
  3. 【請求項3】 前記コード情報に対して言語の種類を識
    別する言語情報を付加する手段を備えた請求項1または
    2記載の翻訳システム。
  4. 【請求項4】 通信回線網を介して互いに接続される複
    数の翻訳サーバによって伝達するテキスト情報を翻訳す
    る方法であって、 第1の翻訳サーバは、所定の言語単位にテキスト情報に
    対して定義したコード情報を第1のデータベースへ蓄積
    して、前記第1の翻訳サーバへ接続する第1のクライア
    ントから取得したテキスト情報を所定の言語単位に分割
    し、分割したテキスト情報を前記第1のデータベースに
    照会し該当するコード情報を取得し、通信回線網を介し
    て接続される第2の翻訳サーバに対して前記取得したコ
    ード情報を伝達し、 前記第2の翻訳サーバは、所定の言語単位にテキスト情
    報に対して定義したコード情報を第2のデータベースへ
    蓄積して、前記第1の翻訳サーバから取得したコード情
    報を前記第2のデータベースに照会し該当するテキスト
    情報を取得して連結し、連結したテキスト情報を前記第
    2の翻訳サーバへ接続する第2のクライアントへ伝達す
    ることを特徴とする翻訳方法。
  5. 【請求項5】 通信回線網を介して互いに接続される翻
    訳サーバとしてコンピュータを機能させる翻訳プログラ
    ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であ
    って、クライアントと接続しテキスト情報の伝達を行う
    手段と、クライアントから取得したテキスト情報を所定
    の言語単位に分割する手段と、前記所定の言語単位にテ
    キスト情報に対して定義したコード情報を蓄積するデー
    タベースに対し前記分割したテキスト情報を照会し該当
    するコード情報を取得する手段と、前記通信回線網を介
    して接続される他の翻訳サーバに対して前記コード情報
    の伝達を行う手段と、前記他の翻訳サーバから取得した
    コード情報を前記データベースに照会し該当するテキス
    ト情報を取得する手段と、前記データベースより取得し
    たテキスト情報を連結する手段と、してコンピュータを
    機能させる翻訳プログラムを記録したコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体。
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