JP2002091630A - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法及び記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法及び記憶媒体

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JP2002091630A
JP2002091630A JP2000283403A JP2000283403A JP2002091630A JP 2002091630 A JP2002091630 A JP 2002091630A JP 2000283403 A JP2000283403 A JP 2000283403A JP 2000283403 A JP2000283403 A JP 2000283403A JP 2002091630 A JP2002091630 A JP 2002091630A
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JP2000283403A
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Takaki Kameyama
貴樹 亀山
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタルカメラ等の携帯型情報処理装置100
をパソコン等の据置型情報処理装置200に接続して、据
置型情報処理装置200から携帯型情報処理装置100をリモ
ート操作する場合に、携帯型情報処理装置100に設定さ
れている電源シャッタダウン機能で勝手に電源オフする
ことを防止する。 【解決手段】 携帯型情報処理装置100からシャットダ
ウンを据置型情報処理装置200へ予告し、据置型情報処
理装置200からシャットダウンの拒絶が来るとシャット
ダウンを禁止する。また、据置型情報処理装置200から
の通信があるとシャットダウン用のタイマ501をリセッ
トする。また、携帯型情報処理装置100の一定時間無操
作でシャットダウンするためのタイマと据置型情報処理
装置200からの一定時間無通信でシャットダウンするた
めのタイマとのより後で動作するほうを有効とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、携帯型電
子機器を他の情報処理装置に接続し使用するための装置
或はシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】デジタルカメラや携帯情報端末をはじめ
とする各種の携帯電子機器は、電池の浪費を防ぐため
に、一定時間操作がされないと自動的に電源が切れる節
電機能が採用されている。
【0003】これは、例えば次のようにして実現されて
いる。携帯電子機器は内部にタイマを持ち、電源on時に
タイマがリセットされ、0から始まって常時経過時間が
測定されている。また、使用者が携帯電子機器のボタン
等を押すなどして何らかの操作を行うと、その度に上記
タイマはリセットされ、再び0から経過時間を測定し始
める。使用者が何も操作を行わないとタイマが進み続
け、あらかじめ設定された時間に達すると、携帯電子機
器は、使用者が使用を終了した、またはしばらくの間使
用を中断したものと判断して、自身の電源をoffにす
る。
【0004】また、上記の電源が切れるまでの時間は、
使用者が各自の使用形態に合わせて設定することが可能
なものある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の電源が切れるま
での設定時間は、通常、形態電子機器の単独での使用形
態に合わせて設定される。しかし、これらの携帯電子機
器は、時にはパソコン等に接続して使うことがある。デ
ジタルカメラならば画像の転送や遠隔撮影のために、携
帯情報端末ならばファイルのダウンロード/アップロー
ド等のために、パソコン等に接続される。
【0006】パソコン等との接続時には、単独での使用
時とは当然使用形態が異なる。従って、上記の電源が切
れるまでの設定時間がパソコン等との接続時の使用形態
にとって短いものであったならば、使用中に不意に携帯
電子機器の電源がoffになってしまい、使用者に不便を
もたらす。
【0007】また、パソコンとの接続時に主にパソコン
等の方から操作を行っていると、携帯電子機器側のボタ
ン等の操作が行われず、上記タイマーが進み続けて電源
offとなってしまうという問題がある。パソコン等から
携帯電子機器に対してファイル転送や遠隔操作を行って
いるとき、それは携帯電子機器に対する操作であるにも
関わらず、携帯電子機器のボタン等が押されないため
に、上記タイマーが進み続けてしまうのがその原因であ
る。
【0008】そこで、本発明は、上記の欠点を除去する
ために成されたもので、パソコン等との接続時にも不意
に電源offになることを防ぐことができる、情報処理装
置、情報処理システム、情報処理装置の制御方法、及び
それを実施するための処理ステップをコンピュータが読
出可能に格納した記憶媒体を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するために、第1の所定時間操作を行わないと電源を
遮断するデジタルカメラと、前記デジタルカメラに接続
され、リモート操作を行うコンピュータとを有する情報
処理システムのための制御方法において、前記デジタル
カメラの自動電源オフを許可するまでの第2の所定時間
を前記第1の所定時間とは別に前記コンピュータ側で設
定する工程と、前記第1の所定時間の経過による前記デ
ジタルカメラの電源オフの通知が前記コンピュータへあ
ると、前記第2の所定時間の経過に応じて電源オフを許
可拒絶を決定する工程と、を有するものである。
【0010】また、本発明は、経過時間を測定する時間
測定手段と、使用者が操作を行うための操作手段と、他
の装置と接続して通信を行う通信手段と、自身の電源を
切断する電源切断手段を有し、上記時間測定手段は、上
記操作手段が操作されるたびに、及び上記通信手段によ
って通信が入力されるたびに、リセットされるものであ
る。
【0011】また、本発明は、経過時間を測定する時間
測定手段と、使用者が操作を行うための操作手段と、他
の装置と接続して通信を行う通信手段とを有し、上記時
間測定手段は、上記操作手段が操作されるたびに、及び
上記通信手段によって通信が入力されるたびに、リセッ
トされるものである。
【0012】また、本発明は、経過時間を測定する第1
時間測定手段と、経過時間を測定する第2時間測定手段
と、使用者が操作を行うための操作手段と、他の装置と
接続して通信を行う通信手段と、自身の電源を切断する
電源切断手段を有し、上記第1時間測定手段は、上記操
作手段が操作されるたびにリセットされ、上記第2時間
測定手段は、上記通信手段によって通信が入力されるた
びにリセットされるものである。
【0013】また、本発明は、相対的な時刻変化値また
は通常の時刻を保持する時刻変化保持手段と、上記時刻
変化保持手段と同じ基準で表現される時刻を保持する第
1時刻保持手段と、上記時刻変化保持手段と同じ基準で
表現される時刻を保持する第2時刻保持手段と、使用者
が操作を行うための操作手段と、他の装置と接続して通
信を行う通信手段と、自身の電源を切断する電源切断手
段を有し、上記第1時刻保持手段は、上記操作手段が操
作されるたびに上記時刻変化保持手段の値に規定時間を
加算した時刻に設定され、上記第2時刻保持手段は、上
記通信手段によって通信が入力されるたびに上記時刻変
化保持手段の値に上記規定時間と同一あるいは別の規定
時間を加算した時刻に設定されるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0015】(第1の実施の形態)本発明は、例えば、図1
に示すような携帯型情報処理装置100と、図2に示すよう
な据置型情報処理装置200に適用される。
【0016】携帯型情報処理装置100は、他の情報処理
装置 (ここでは、一例として据置型情報処理装置200と
する)と接続可能であり、且つ本発明を実施するための
手段、方法、機能等が起動可能な構成としている。な
お、本実施の形態における携帯型情報処理装置100とい
う呼称は便宜上設定したものであり、携帯型情報処理装
置100は、後述する構成を持ち後述する処理の流れが実
施可能であれば、必ずしも携帯可能な形態でなくてもよ
い。例えば、デスクトップパソコンのように携帯の困難
な形態であってもよい。
【0017】具体的には、まず、携帯型情報処理装置10
0は、上記図1に示すように、CPU101、ROM102、RAM103、
クロック115、操作部106およびその制御部105、表示部1
08およびその制御部107、メモリカード110およびその制
御部109、電源部114およびその制御部113、他の情報処
理装置とのインターフェイス部112とが、システムバス1
04を介して互いに通信可能に接続された構成としてい
る。
【0018】CPU101はROM102に記憶されたソフトウェ
ア、或いはメモリカード110より供給されるソフトウェ
アを実行することで、システムバス104に接続された各
構成部を総括的に制御する。CPU101はこのようにしてソ
フトウェアを実行することで、本実施の形態での最も特
徴とする動作を実現するための制御を行う。ROM102はCP
U101が読み取るためのブートプログラム、ソフトウェ
ア、データ等を格納する。RAM103はCPU101の主メモリ或
いはワークエリア等として機能する。
【0019】クロック115は時間の測定を行う。後述す
る携帯型情報処理装置100のタイマー類はこのクロック1
15を参照することによって実現される。操作部106はボ
タンやキーボード、ポインティングデバイス等の入力装
置からなる。制御部105は、操作部106からの指示入力を
制御する。表示部108はLCD等の表示装置からなる。制御
部107は、表示部108の表示を制御する。
【0020】メモリカード110は、不揮発性半導体メモ
リからなる着脱可能なカードであり、画像や各種データ
を記憶できる。また、磁気ディスクや光磁気ディスク等
の不揮発性半導体メモリに代わる記憶媒体であってもよ
い。制御部109は、メモリカード110へのアクセスを制御
する。
【0021】電源部114は、携帯型情報処理装置100の各
部へ電力を供給する。電源部114は、内蔵の電池であっ
ても、外部から供給される電源であってもよい。制御部
113は電源部114を制御し、携帯型情報処理装置100の各
部への電力供給のon/offを切り替える。
【0022】インターフェイス部112は、他の情報処理
装置との間でデータをやり取りしたり、また各種の制御
命令をやり取りしたりする。インターフェイス部112と
他の情報処理装置の間の通信は、ケーブルや光ファイバ
ーによる接続によるものや、無線や赤外線によるもの、
またLANやインターネット等のネットワークを介したも
のであってもよい。据置型情報処理装置200は、他の情
報処理装置(ここでは、一例として携帯型情報処理装置1
00とする)と接続可能であり、且つ本発明を実施するた
めの手段、方法、機能等が起動可能な構成としている。
なお、本実施の形態における据置型情報処理装置200と
いう呼称は便宜上設定したものであり、据置型情報処理
装置200は、後述する構成を持ち後述する処理の流れが
実施可能であれば、必ずしも据置型の形態でなくてもよ
い。例えば、ノートパソコンや電子手帳のような小型の
形態であってもよい。
【0023】具体的には、まず、据置型情報処理装置20
0は、上記図2に示すように、CPU201、ROM202、RAM203、
クロック213、操作部206およびその制御部205、表示部2
08およびその制御部207、固定ディスク210、リムーバブ
ルディスク211、固定ディスク210とリムーバブルディス
ク211の制御部209、撮像装置とのインターフェイス部21
2とが、システムバス204を介して互いに通信可能に接続
された構成としている。
【0024】CPU201は、ROM202或いは固定ディスク210
に記憶されたソフトウェア、或いはリムーバブルディス
ク211より供給されるソフトウェアを実行することで、
システムバス204に接続された各構成部を総括的に制御
する。CPU201は、このようにしてソフトウェアを実行す
ることで、本実施の形態での最も特徴とする動作を実現
するための制御を行う。
【0025】ROM202は、CPU201が読み取るためのブート
プログラム、ソフトウェア、データ等を格納する。RAM2
03は、CPU201の主メモリ或いはワークエリア等として機
能する。クロック213は、時間の測定を行う。後述する
据置型情報処理装置200のタイマー類は、このクロック2
13を参照することによって実現される。
【0026】操作部206は、キーボードやマウス、タブ
レット等の入力装置からなる。制御部205は、操作部206
からの指示入力を制御する。表示部208は、CRTやLCD等
の表示装置からなる。制御部207は、表示部208の表示を
制御する。
【0027】固定ディスク210は、ハードディスク等
の、据置型情報処理装置200に固定された記録装置から
なる。リムーバブルディスク211は、フロッピー(登録
商標)等の磁気ディスク、CDやDVD等の光ディスク、MO
等の光磁気ディスク、PCカード等の不揮発性半導体メモ
リ、といった各種の着脱可能な記録装置からなる。固定
ディスク210及びリムーバブルディスク211は、ブートプ
ログラム、ソフトウェア、データ等を記憶する。制御部
209は、固定ディスク210及びリムーバブルディスク211
へのアクセスを制御する。
【0028】インターフェイス部212は、他の情報処理
装置との間でデータをやり取りしたり、また各種の制御
命令をやり取りしたりする。インターフェイス部112と
他の情報処理装置の間の通信は、ケーブルや光ファイバ
ーによる接続によるものや、無線や赤外線によるもの、
またLANやインターネット等のネットワークを介したも
のであってもよい。携帯型情報処理装置100と据置型情
報処理装置200で用いられるデータを図5に示す。
【0029】アイドルタイマー501は、携帯型情報処理
装置100において、経過時間を示し、クロック115の動作
に併せて随時変化していく。アイドルタイマー501をリ
セットすると、再び0から経過時間を測定していく。
【0030】アイドルタイマー503は、据置型情報処理
装置200において、経過時間を示し、クロック213の動作
に併せて随時変化していく。アイドルタイマー503をリ
セットすると、再び0から経過時間を測定していく。
【0031】アイドルタイマー501とアイドルタイマー5
03はそれぞれ独立していて、互いに影響を及ぼすことは
ない。
【0032】シャットダウン時間502は、携帯型情報処
理装置100における変数または定数である。シャットダ
ウン時間502は、本実施の形態で示す処理の流れ以前に
値が設定されている。携帯型情報処理装置100に対する
操作や通信がシャットダウン時間502以上の間ない場
合、携帯型情報処理装置100は自身の電源をoffにしよう
とする。
【0033】シャットダウン時間504は、据置型情報処
理装置200における変数または定数である。シャットダ
ウン時間504は、予め値が設定されている。据置型情報
処理装置200と携帯型情報処理装置100を接続して使用す
るとき、携帯型情報処理装置100が自動的に自身の電源
をoffにしようとして据置型情報処理装置200に予告して
きた場合、次のようになる。操作部206に対する操作や
インターフェイス部212を通しての通信(上記の予告以外
のもの)がシャットダウン時間504以上の時間なかった場
合、上記の電源offを許可する。そうでない場合は、電
源offを拒絶する。シャットダウン時間502とシャットダ
ウン時間504はそれぞれ独立していて、両者の値は基本
的に別のものである。
【0034】図3は、本実施の形態における携帯型情報
処理装置100処理の流れの一例を示したものである。即
ち、携帯型情報処理装置100において、CPU101は、ROM10
2或いはメモリカード110より供給される、上記図3のフ
ローチャートに従ったソフトウェアを実行する。これに
より、携帯型情報処理装置100は、次のようにして、処
理を実施する。
【0035】ステップS301: 携帯型情報処理装置100が
起動すると、まずアイドルタイマー501をリセットす
る。
【0036】ステップS302: 操作部106が使用者によっ
て操作された場合は、ステップS303に進む。操作がない
場合は、ステップS304に進む。
【0037】ステップS303: ステップS302での使用者の
操作の種類に応じて、対応する処理を行う。例えば、操
作部106のボタンが押されたなら、表示部108にメニュー
画面を出す、などである。上記処理が終了すると、ステ
ップS301に戻る。するとアイドルタイマー501がリセッ
トされ、再び0から経過時間の測定が始まる。
【0038】ステップS304: インターフェイス部112を
通して据置型情報処理装置200から通信が来た場合は、
ステップS305に進む。通信が来なかった場合は、ステッ
プS306に進む。
【0039】ステップS305: 据置型情報処理装置200か
ら来た通信の種類に応じた各処理を行う。例を挙げる
と、ファイルの転送や、据置型情報処理装置200からの
携帯型情報処理装置100に対する遠隔操作などである。
上記処理が終了すると、ステップS301に戻る。するとア
イドルタイマー501がリセットされ、再び0から経過時間
の測定が始まる。
【0040】ステップS306: アイドルタイマー501の値
(経過時間)がシャットダウン時間502以上になるとステ
ップS307へ進む。そうでない場合は、ステップS302に戻
る。
【0041】ステップS307: 据置型情報処理装置200に
対して、インターフェイス部112を通して、携帯型情報
処理装置100自身がシャットダウン入ることを予告す
る。
【0042】ステップS308: ステップS307での予告に対
して、シャットダウン拒絶の返答が帰ってきた場合には
ステップS301に戻り、上記の返答が一定時間以内になか
った場合にはステップS309に進む。前者の場合はアイド
ルタイマー501がリセットされ、再び0から経過時間の測
定が始まる。
【0043】ステップS309: 携帯型情報処理装置100自
身がシャットダウンするために必要な終了処理を行う。
この中には、据置型情報処理装置200との接続(通信)を
切断する処理も含まれる。
【0044】ステップS310: ステップS309で終了処理が
完了した後、制御部113を操作して、電源部114からの電
力供給をカットする。これによって、携帯型情報処理装
置100の電源はoffになる。
【0045】図4は、本実施の形態における据置型情報
処理装置200の処理の流れの一例を示したものである。
すなわち、据置型情報処理装置200において、CPU201
は、ROM202或いは固定ディスク210に記憶された或いは
リムーバブルディスク211より供給される、上記図4のフ
ローチャートに従ったソフトウェアを実行する。これに
より、据置型情報処理装置200は、次のようにして、処
理を実施する。
【0046】ステップS401: 据置型情報処理装置200が
起動すると、まずアイドルタイマー503をリセットす
る。
【0047】ステップS402: 操作部206が使用者によっ
て操作された場合は、ステップS403に進む。操作がない
場合は、ステップS404に進む。なお、据置型情報処理装
置が、例えばパソコンのマルチタスクOS上で動作するソ
フトウェアの形で実施されている場合、操作部206に対
する操作とは、上記ソフトウェアが操作部206からの入
力を受け取る状態になっている場合のみを対象とする。
例えば、上記ソフトウェアと同時に電卓ソフトウェアを
起動していて、使用者が上記電卓ソフトウェアで計算を
するために操作部206を操作してその入力が上記電卓ソ
フトウェアのみに伝えられた場合は、ステップS402にお
ける操作部206に対する操作とはならない。
【0048】ステップS403: ステップS402での使用者の
操作の種類に応じて、対応する処理を行う。例えば、操
作部206のマウスでメニュー表示が指定されたら、表示
部208にメニュー画面を出す、などである。上記処理が
終了すると、ステップS401に戻る。するとアイドルタイ
マー503がリセットされ、再び0から経過時間の測定が始
まる。
【0049】ステップS404: インターフェイス部212を
通して携帯型情報処理装置100から通信が来た場合は、
ステップS405に進む。通信が来なかった場合は、ステッ
プS402に戻る。
【0050】ステップS405: ステップS404で受け取った
通信の内容が、携帯型情報処理装置100のシャットダウ
ン予告であった場合は、ステップS407に進む。それ以外
の通信内容であった場合は、ステップS406に進む。
【0051】ステップS406: 携帯型情報処理装置100か
ら来た通信の種類に応じた各処理を行う。例を挙げる
と、ファイルの転送や、携帯型情報処理装置100からの
据置型情報処理装置200に対する遠隔操作などである。
上記処理が終了すると、ステップS401に戻る。するとア
イドルタイマー503がリセットされ、再び0から経過時間
の測定が始まる。
【0052】ステップS407: アイドルタイマー503の値
(経過時間)がシャットダウン時間504以上の場合は、ス
テップS401へ戻る。そうでない場合は、ステップS408に
進む。なお、シャットダウン許可信号を携帯型情報端末
装置100へ返すようにしても良い。
【0053】ステップS408: 携帯型情報処理装置100に
対して、インターフェイス部112を通して、携帯型情報
処理装置100のシャットダウンを拒絶する返答を返す。
【0054】上述のようなステップS301〜S310およびS4
01〜S408の処理実行により、携帯型情報処理装置100と
据置型情報処理装置200を接続して使用する場合に、据
置型情報処理装置200で設定したシャットダウン時間504
未満の無操作時間が携帯型情報処理装置100に生じて
も、携帯型情報処理装置100の電源がoffとなることを防
止することが可能となる。
【0055】また、使用者が携帯型情報処理装置100と
据置型情報処理装置を接続して、据置型情報処理装置20
0のみを操作している場合でも、携帯型情報処理装置100
に対する通信操作(例えば、ファイル転送や遠隔操作等)
を行えば、その度にアイドルタイマー501がリセットさ
れるので、使用者が接続状態で使用しているにも関わら
ずアイドルタイマー501が進んでしまうのも防止するこ
とができる。
【0056】例えば、携帯型情報処理装置100を単独で
使っているときに、単独での使用に適したシャットダウ
ン時間502を設定する。しかし、そのシャットダウン時
間502が、携帯型情報処理装置100と据置型情報処理装置
200を接続して主に据置型情報処理装置200の側から操作
を行う場合には、短すぎるという場合が有り得る。しか
し、本実施の形態によれば、そのような場合において
も、据置型情報処理装置200でシャットダウン時間504を
適切に設定しておけば、携帯型情報処理装置100と据置
型情報処理装置200の接続使用時において、携帯型情報
処理装置100の電源がoffになるまでの時間を適当なだけ
引き伸ばすことができる。
【0057】例えば、シャットダウン時間502 = 5分、
シャットダウン時間504 = 20分と設定したとする。す
ると、携帯型情報処理装置100と据置型情報処理装置200
を接続して据置型情報処理装置200の側から操作を行っ
ている場合でも、少なくとも20分間は携帯型情報処理装
置100の電源が自動的にoffになることを防止することが
できる。
【0058】(第2の実施の形態)第2の実施形態は、例え
ば、図1に示すような携帯型情報処理装置100と、図2に
示すような据置型情報処理装置200に適用される。ま
た、据置型情報処理装置200の動作は、図4のように示さ
れる。図1、図2、図4に対する説明は、第1の実施の形態
における説明と同様である。
【0059】携帯型情報処理装置100と据置型情報処理
装置200で用いられるデータを図6に示す。図5でも示し
たアイドルタイマー501、503、シャットダウン時間50
2、504に加えて、リトライフラグ505、リトライタイマ
ー506、リトライ時間507を使用する。
【0060】アイドルタイマー501、503、シャットダウ
ン時間502、504は、第1の実施の形態で説明したのと全
く同じもので、これらについての説明も、第1の実施の
形態に順ずる。
【0061】リトライフラグ505は、携帯型情報処理装
置100における変数として存在している。リトライフラ
グ505は、真または偽の2値をとる。
【0062】リトライタイマー506は、携帯型情報処理
装置100における経過時間を示し、クロック115の動作に
併せて随時変化していく。リトライタイマー506をリセ
ットすると、再び0から経過時間を測定していく。
【0063】リトライ時間507は、携帯型情報処理装置1
00における変数または定数である。リトライ時間507は
予め値が設定されており、シャットダウン時間502より
も短い。携帯型情報処理装置100が自身の電源をoffにす
る許可を据置型情報処理装置200に求めたが拒絶された
とき、その後リトライ時間507以上の時間間隔を置い
て、据置型情報処理装置200に対して自身の電源をoffに
する許可を再び求める。
【0064】図7は、本実施の形態における処理の流れ
の一例を示したものである。すなわち、携帯型情報処理
装置100において、CPU101は、ROM102或いはメモリカー
ド110より供給される、上記図7のフローチャートに従っ
たソフトウェアを実行する。これにより、携帯型情報処
理装置100は、次のようにして、処理を実施する。
【0065】ステップS701: 携帯型情報処理装置100が
起動すると、まずアイドルタイマー501をリセットす
る。
【0066】ステップS702: 次に、リトライフラグ505
を偽にセットする。
【0067】ステップS703: 操作部106が使用者によっ
て操作された場合は、ステップS704に進む。操作がない
場合は、ステップS705に進む。
【0068】ステップS704: ステップS703での使用者の
操作の種類に対応する処理を行う。例えば、操作部106
のボタンが押されたなら、表示部108にメニュー画面を
出す、などである。上記処理が終了すると、ステップS7
01に戻る。するとアイドルタイマー501がリセットさ
れ、再び0から経過時間の測定が始まる。
【0069】ステップS705: インターフェイス部112を
通して据置型情報処理装置200から通信が来た場合は、
ステップS706に進む。通信が来なかった場合は、ステッ
プS707に進む。
【0070】ステップS706: 据置型情報処理装置200か
ら来た通信の種類に応じた各処理を行う。例を挙げる
と、ファイルの転送や、据置型情報処理装置200からの
携帯型情報処理装置100に対する遠隔操作などである。
上記処理が終了すると、ステップS701に戻る。するとア
イドルタイマー501がリセットされ、再び0から経過時間
の測定が始まる。また、続くステップS702で、リトライ
フラグ505が偽にセットされる。
【0071】ステップS707: リトライフラグが真の場合
は、ステップS715に進む。偽の場合は、ステップS708に
進む。
【0072】ステップS708: アイドルタイマー501の値
(経過時間)がシャットダウン時間502以上の場合は、ス
テップS709へ進む。そうでない場合は、ステップS703に
戻る。
【0073】ステップS709: 据置型情報処理装置200に
対して、インターフェイス部112を通して、携帯型情報
処理装置100自身がシャットダウン処理に入ることを予
告する。
【0074】ステップS710: ステップS709での予告に対
して、シャットダウン拒絶の返答が帰ってきた場合はス
テップS711に進み、上記の返答がなかった場合にはステ
ップS713に進む。
【0075】ステップS711: リトライフラグ505を真に
セットする。
【0076】ステップS712: リトライタイマー506をリ
セットする。これによってリトライタイマー506は0から
経過時間を測定し始める。そして、ステップS703に戻
る。
【0077】ステップS713: 携帯型情報処理装置100自
身がシャットダウンするために必要な終了処理を行う。
この中には、据置型情報処理装置200との接続を切断す
る処理も含まれる。
【0078】ステップS714: ステップS713で終了処理が
完了した後、制御部113を操作して、電源部114からの電
力供給をカットする。これによって、携帯型情報処理装
置100の電源はoffになる。
【0079】ステップS715: リトライタイマー506の値
がリトライ時間507以上になると、ステップS709に進
む。そうでない場合は、ステップS703に戻る。
【0080】上述のようなステップS701〜S714の処理実
行により、携帯型情報処理装置100と据置型情報処理装
置200を接続して使用する場合に、据置型情報処理装置2
00で設定したシャットダウン時間504未満の無操作時間
が携帯型情報処理装置100に生じても、携帯型情報処理
装置100の電源がoffとなることを防止することが可能と
なる。
【0081】また、使用者が携帯型情報処理装置100と
据置型情報処理装置を接続して、据置型情報処理装置20
0のみを操作している場合でも、携帯型情報処理装置100
に対する通信操作(例えば、ファイル転送や遠隔操作等)
を行えば、その度にアイドルタイマー501がリセットさ
れるので、使用者が接続状態で使用しているにも関わら
ずアイドルタイマー501が進んでしまうのも防止するこ
とができる。
【0082】例えば、携帯型情報処理装置100を単独で
使っているときに、単独での使用に適したシャットダウ
ン時間502を設定する。しかし、そのシャットダウン時
間502が、携帯型情報処理装置100と据置型情報処理装置
200を接続して主に据置型情報処理装置200の側から操作
を行う場合には、短すぎるという場合が有り得る。しか
し、本実施の形態によれば、そのような場合において
も、据置型情報処理装置200でシャットダウン時間504を
適切に設定しておけば、携帯型情報処理装置100と据置
型情報処理装置200の接続使用時において、携帯型情報
処理装置100の電源がoffになるまでの時間を適当なだけ
引き伸ばすことができる。
【0083】例えば、シャットダウン時間504=30分、リ
トライ時間=1分と設定すると、携帯型情報処理装置100
に対する操作や通信が30分間なかった場合に、初めて携
帯型情報処理装置100は自身の電源をoffにすることを試
みる。それが据置型情報処理装置200に拒絶された場合
は、その後携帯型情報処理装置100に対して操作や通信
入力がなければ、1分ごとに据置型情報処理装置200に対
して自身の電源をoffにすることの許可依頼を出す。
【0084】(第3の実施の形態)第3の実施形態は、例え
ば、図1に示すような携帯型情報処理装置100に適用され
る。図1に対する説明は、第1の実施の形態における説明
と同様である。
【0085】携帯型情報処理装置100で用いられるデー
タを図8に示す。
【0086】操作用アイドルタイマー801は、携帯型情
報処理装置100における経過時間を示し、クロック115の
動作に併せて随時変化していく。操作用アイドルタイマ
ー801をリセットすると、再び0から経過時間を測定して
いく。
【0087】操作用シャットダウン時間802は、携帯型
情報処理装置100における変数または定数である。操作
用シャットダウン時間802は予め値が設定されている。
操作部106に対する操作が操作用シャットダウン時間802
以上の時間ないことが、携帯型情報処理装置100の電源
がoffになる条件の1つである。
【0088】通信用アイドルタイマー803は、携帯型情
報処理装置100における経過時間を示し、クロック115の
動作に併せて随時変化していく。通信用アイドルタイマ
ー803をリセットすると、再び0から経過時間を測定して
いく。
【0089】通信用シャットダウン時間804は、携帯型
情報処理装置100における変数または定数である。通信
用シャットダウン時間804は予め値が設定されている。
インターフェイス部112を通しての通信が通信用シャッ
トダウン時間804以上の時間ないことが、携帯型情報処
理装置100の電源がoffになる条件の1つである。
【0090】図9は、本実施の形態における処理の流れ
の一例を示したものである。すなわち、携帯型情報処理
装置100において、CPU101は、ROM102或いはメモリカー
ド110より供給される、上記図9のフローチャートに従っ
たソフトウェアを実行する。これにより、携帯型情報処
理装置100は、次のようにして、処理を実施する。な
お、携帯型情報処理装置100は、他の情報処理装置 (こ
こでは、一例として据置型情報処理装置200とする)と接
続しているものとする。
【0091】ステップS901: 携帯型情報処理装置100が
起動すると、まず操作用アイドルタイマー801をリセッ
トする。
【0092】ステップS902: 次に、通信用アイドルタイ
マー803をリセットする。
【0093】ステップS903: 操作部106が使用者によっ
て操作された場合は、ステップS904に進む。操作がない
場合は、ステップS906に進む。
【0094】ステップS904: ステップS903での使用者の
操作の種類に対応する処理を行う。例えば、操作部106
のボタンが押されたなら、表示部108にメニュー画面を
出す、などである。
【0095】ステップS905: 操作用アイドルタイマー80
1をリセットする。すると、操作用アイドルタイマー801
は、再び0から経過時間の測定が始まる。上記処理が終
了するとステップS903に戻る。
【0096】ステップS906: インターフェイス部112を
通して据置型情報処理装置200から通信が来た場合は、
ステップS907に進む。通信が来なかった場合は、ステッ
プS909に進む。
【0097】ステップS907: 据置型情報処理装置200か
ら来た通信の種類に応じた各処理を行う。例を挙げる
と、ファイルの転送や、据置型情報処理装置200からの
携帯型情報処理装置100に対する遠隔操作などである。
【0098】ステップS908: 通信用アイドルタイマー80
3をリセットする。すると、通信用アイドルタイマー803
は、再び0から経過時間の測定が始まる。上記処理が終
了すると、ステップS903に戻る。
【0099】ステップS909: 操作用アイドルタイマー80
1の値が操作用シャットダウン時間802以上になるとステ
ップS910に進む。それ以外の場合は、ステップS903に戻
る。
【0100】ステップS910: 通信用アイドルタイマー80
3の値が通信用シャットダウン時間804以上の場合はステ
ップS911に進む。それ以外の場合はステップS903に戻
る。
【0101】ステップS911: 携帯型情報処理装置100自
身がシャットダウンするために必要な終了処理を行う。
この中には、据置型情報処理装置200との接続を切断す
る処理も含まれる。
【0102】ステップS912: ステップS911で終了処理が
完了した後、制御部113を操作して、電源部114からの電
力供給をカットする。これによって、携帯型情報処理装
置100の電源はoffになる。
【0103】上述のようなステップS901〜S912の処理実
行により、携帯型情報処理装置100と据置型情報処理装
置200を接続して使用する場合に、操作部106における操
作用シャットダウン時間802以上の無操作時間、および
インターフェイス部112における通信用シャットダウン
時間804以上の無通信時間の両者が生じた場合にのみ、
携帯型情報処理装置100の電源が自動的にoffになること
となる。
【0104】また、使用者が携帯型情報処理装置100と
据置型情報処理装置を接続して、据置型情報処理装置20
0のみを操作している場合でも、携帯型情報処理装置100
に対する通信操作(例えば、ファイル転送や遠隔操作等)
を行えば、その度に通信用アイドルタイマー803がリセ
ットされるので、使用者が接続状態で使用しているにも
関わらず携帯型情報処理装置100の電源が自動的にoffに
なってしまうことを防止することができる。
【0105】例えば、携帯型情報処理装置100を単独で
使っているときに、単独での使用に適した操作用シャッ
トダウン時間802を設定する(例えば、操作用シャットダ
ウン時間802 = 3分に設定したとする)。しかし、その操
作用シャットダウン時間802が、携帯型情報処理装置100
と据置型情報処理装置200を接続して主に据置型情報処
理装置200の側から操作を行う場合には、短すぎるとい
う場合が有り得る。しかし、本実施の形態によれば、そ
のような場合においても、通信用シャットダウン時間80
4を適切に設定しておけば(例えば、通信用シャットダ
ウン時間804 = 5分と設定したとする)、携帯型情報処
理装置100と据置型情報処理装置200の接続使用時におい
て、携帯型情報処理装置100の電源がoffになるまでの時
間を適当なだけ引き伸ばすことができる。
【0106】上記の例においては、携帯型情報処理装置
100の操作部106を操作するたびに、電源offの時点が3分
先に再設定される。また、据置型情報処理装置200から
携帯型情報処理装置100に対する通信操作を行うたび
に、電源offの時点が5分先に再設定される。そしてこの
2つの電源offとなる時点のうち、より未来である方が実
際の電源offの時点として採用される。
【0107】なお、携帯型情報処理装置100に据置型情
報処理装置200を接続していない状態では、操作用シャ
ットダウン時間802により電源オフされる。
【0108】(第4の実施の形態)本発明は、例えば、図1
に示すような携帯型情報処理装置100に適用される。図1
に対する説明は、第1の実施の形態における説明と同様
である。
【0109】携帯型情報処理装置100で用いられるデー
タを図10に示す。
【0110】現在時刻1001は、携帯型情報処理装置100
における時刻を示す。現在時刻1001はクロック115の動
作に併せて随時書き換わっていく。ただし、現在時刻10
01は必ずしも時刻を示すものでなくてもよく、相対的な
時間変化が分かるものであればよい。例えば、携帯型情
報処理装置100の電源投入時に0から始まって経過時間を
示していくものでもよい。
【0111】操作用シャットダウン時刻1002は、携帯型
情報処理装置100における変数である。現在時刻1001が
操作用シャットダウン時刻1002を過ぎることが携帯型情
報処理装置100の電源がoffになる条件の1つである。
【0112】操作用シャットダウン時間1003は、携帯型
情報処理装置100における変数または定数である。操作
用シャットダウン時間1003は予め値が設定されている。
操作部106に対する操作があるたびに、操作用シャット
ダウン時刻1002 = 現在時刻1001 + 操作用シャットダウ
ン時間1003と設定される。すなわち、操作部106に対す
る操作が操作用シャットダウン時間1003以上の間ないこ
とが、携帯型情報処理装置100の電源がoffになる条件の
1つである。
【0113】通信用シャットダウン時刻1004は携帯型情
報処理装置100における変数である。現在時刻1001が通
信用シャットダウン時刻1004を過ぎることが携帯型情報
処理装置100の電源がoffになる条件の1つである。
【0114】通信用シャットダウン時間1005は、携帯型
情報処理装置100における変数または定数である。通信
用シャットダウン時間1005は予め値が設定されている。
インターフェイス部112に対する通信があるたびに、通
信用シャットダウン時刻1004= 現在時刻1001 + 通信用
シャットダウン時間1005と設定される。すなわち、イン
ターフェイス部112に対する通信が通信用シャットダウ
ン時間1005以上の間ないことが、携帯型情報処理装置10
0の電源がoffになる条件の1つである。
【0115】図11は、本実施の形態における処理の流れ
の一例を示したものである。すなわち、携帯型情報処理
装置100において、CPU101は、ROM102或いはメモリカー
ド110より供給される、上記図11のフローチャートに従
ったソフトウェアを実行する。これにより、携帯型情報
処理装置100は、次のようにして、処理を実施する。な
お、携帯型情報処理装置100は、他の情報処理装置 (こ
こでは、一例として据置型情報処理装置200とする)と接
続しているものとする。
【0116】ステップS1101: 携帯型情報処理装置100が
起動すると、まず操作用シャットダウン時刻1002を、現
在時刻1001に操作用シャットダウン時間1003を足した時
刻に設定する。
【0117】ステップS1102: 次に、通信用シャットダ
ウン時刻1004を、現在時刻1001に通信用シャットダウン
時間1005を足した時刻に設定する。
【0118】ステップS1103: 操作部106が使用者によっ
て操作された場合は、ステップS1104に進む。操作がな
い場合は、ステップS1106に進む。
【0119】ステップS1104: ステップS1103での使用者
の操作の種類に応じて、対応する処理を行う。例えば、
操作部106のボタンが押されたなら表示部108にメニュー
画面を出す、などである。
【0120】ステップS1105: 操作用シャットダウン時
刻1002を、現在時刻1001に操作用シャットダウン時間10
03を足した時刻に設定する。上記処理が終了すると、ス
テップS1103に戻る。
【0121】ステップS1106: インターフェイス部112を
通して据置型情報処理装置200から通信が来た場合は、
ステップS1107に進む。通信が来なかった場合は、ステ
ップS1109に進む。
【0122】ステップS1107: 据置型情報処理装置200か
ら来た通信の種類に応じた各処理を行う。例を挙げる
と、ファイルの転送や、据置型情報処理装置200からの
携帯型情報処理装置100に対する遠隔操作などである。
【0123】ステップS1108: 通信用シャットダウン時
刻1004を、現在時刻1001に通信用シャットダウン時間10
05を足した時刻に設定する。上記処理が終了すると、ス
テップS1103に戻る。
【0124】ステップS1109: 現在時刻1001が操作用シ
ャットダウン時刻1002を過ぎている場合は、ステップS1
110に進む。現在時刻1001が操作用シャットダウン時刻1
002にまだ達していない場合は、ステップS1103に戻る。
【0125】ステップS1110: 現在時刻1001が通信用シ
ャットダウン時刻1004を過ぎている場合は、ステップS1
111に進む。現在時刻1001が通信用シャットダウン時刻1
004にまだ達していない場合は、ステップS1103に戻る。
【0126】ステップS1111: 携帯型情報処理装置100自
身がシャットダウンするために必要な終了処理を行う。
この中には、据置型情報処理装置200との接続を切断す
る処理も含まれる。
【0127】ステップS1112: ステップS1111で終了処理
が完了した後、制御部113を操作して、電源部114からの
電力供給をカットする。これによって、携帯型情報処理
装置100の電源はoffになる。
【0128】上述のようなステップS1101〜S1112の処理
実行により、携帯型情報処理装置100と据置型情報処理
装置200を接続して使用する場合に、操作部106における
操作用シャットダウン時間1003以上の無操作時間、およ
びインターフェイス部112における通信用シャットダウ
ン時間1005以上の無通信時間の両者が生じた場合にの
み、携帯型情報処理装置100の電源が自動的にoffにな
る。
【0129】また、使用者が携帯型情報処理装置100と
据置型情報処理装置を接続して、据置型情報処理装置20
0のみを操作している場合でも、携帯型情報処理装置100
に対する通信操作(例えば、ファイル転送や遠隔操作等)
を行えば、その度に通信用シャットダウン時刻1004がよ
り未来の時刻に再設定されるので、使用者が接続状態で
使用しているにも関わらず携帯型情報処理装置100の電
源が自動的にoffになってしまうことを防止することが
できる。
【0130】例えば、携帯型情報処理装置100を単独で
使っているときに、単独での使用に適した操作用シャッ
トダウン時間1003を設定する(例えば、操作用シャット
ダウン時間1003 = 3分に設定したとする)。しかし、そ
の操作用シャットダウン時間1003が、携帯型情報処理装
置100と据置型情報処理装置200を接続して主に据置型情
報処理装置200の側から操作を行う場合には、短すぎる
という場合が有り得る。しかし、本実施の形態によれ
ば、そのような場合においても、通信用シャットダウン
時間1005を適切に設定しておけば(例えば、通信用シャ
ットダウン時間1005 = 5分と設定したとする)、携帯型
情報処理装置100と据置型情報処理装置200の接続使用時
において、携帯型情報処理装置100の電源がoffになるま
での時間を適当なだけ引き伸ばすことができる。
【0131】上記の例においては、携帯型情報処理装置
100の操作部106を操作するたびに、操作用シャットダウ
ン時刻1002が3分先の時刻に再設定される。また、据置
型情報処理装置200から携帯型情報処理装置100に対する
通信操作を行うたびに、通信用シャットダウン時刻1004
が5分先の時刻に再設定される。そしてこの2つの時刻の
うち、より未来である方が実際の電源offの時刻として
採用される。
【0132】なお、携帯型情報処理装置100に据置型情
報処理装置200を接続していない状態では、操作用シャ
ットダウン時刻1002により電源オフされる。
【0133】また、本発明は、第1〜第4の実施の形態で
示された処理を実現するソフトウェアのプログラムコー
ドを記憶した記憶媒体を、システム或いは装置に供給
し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPU)
が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読みだして
実行することによっても、達成されることは言うまでも
ない。
【0134】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が第1〜第4の実施の形態の機能を実現
することとなり、そのプログラムコードを記憶した記憶
媒体は本発明を構成することとなる。
【0135】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、フロッピー等の磁気ディスク、CDやDVD等
の光ディスク、MO等の光磁気ディスク、PCカード等の不
揮発性半導体メモリ、といった各種のものを用いること
ができる。
【0136】また、コンピュータが読みだしたプログラ
ムコードを実行することにより、第1〜第4の実施の形態
の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコード
の指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS等が
実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって第
1〜第4の実施の形態の機能が実現される場合も含まれる
ことは言うまでもない。
【0137】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された拡張機能ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、
その処理によって第1〜第4の実施の形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることは言うまでもない。
【0138】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の情報処理装置を接続してそのうち一方の情報処理
装置を主に操作しているときに、他方の情報処理装置に
ある程度の無操作時間が生じて、上記他方の情報処理装
置の節電機能が働いて勝手に電源がoffになることを防
止することが可能となる。
【0139】例えば、デジタルカメラや携帯情報端末等
の携帯型電子機器は一定時間操作を行わないと自動的に
電源がoffになる節電機能を備えている。使用者が、上
記携帯型電子機器の電源が自動的にoffになるまでの時
間を、単独で使用するときに適したものに設定したとす
る。しかし、携帯型電子機器をパソコンに接続して、主
にパソコン側で操作うときには、携帯型電子機器を単独
で使用するときとは使用形態が異なるため、上記携帯型
電子機器の電源が自動的にoffになるまでの時間が適切
でなくなってしまう可能性がある。しかし、本発明によ
れば、さらに別種の電源が自動的にoffになるまでの時
間を設定することができ、その時間の間は携帯型電子機
器の電源が自動的にoffになることを禁止することがで
きる。
【0140】また、従来の携帯型電子機器は、本体のボ
タン等の操作部に対する操作によってのみ、使用者が使
用していることを検知していた。しかし、上記のように
パソコン等と接続してパソコン側から操作している場合
は、携帯型電子機器の本体の操作部が操作されないため
に、意図せずに節電機能が起動してしまう。しかし本発
明では、携帯型電子機器の操作部の操作と併せて、パソ
コンからの通信が入ってくることをも使用者による使用
として検知するため、むやみに節電機能が起動しようと
することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】携帯型情報処理装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】据置型情報処理装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】第1の実施の形態における携帯型情報処理装置
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】第1、第2の実施の形態における据置型情報処
理装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】第1の実施の形態における携帯型情報処理装置
および据置型情報処理装置内で使用されるデータを示す
図である。
【図6】第2の実施の形態における携帯型情報処理装置
および据置型情報処理装置内で使用されるデータを示す
図である。
【図7】第2の実施の形態における携帯型情報処理装置
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図8】第3の実施の形態における携帯型情報処理装置
内で使用されるデータを示す図である。
【図9】第3の実施の形態における携帯型情報処理装置
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図10】第4の実施の形態における携帯型情報処理装
置内で使用されるデータを示す図である。
【図11】第4の実施の形態における携帯型情報処理装
置の動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
100 携帯型情報処理装置 101 CPU 102 ROM 103 RAM 112 インターフェイス部 114 電源部 115 クロック 200 据置型情報処理装置 201 CPU 202 ROM 203 RAM 204 システムバス 212 インターフェイス部 213 クロック 501 アイドルタイマー 502 シャットダウン時間 503 アイドルタイマー 504 シャットダウン時間 505 リトライフラグ 506 リトライタイマー 507 リトライ時間 801 操作用アイドルタイマー 802 操作用シャットダウン時間 803 通信用アイドルタイマー 804 通信用シャットダウン時間 1001 現在時刻 1002 操作用シャットダウン時刻 1003 操作用シャットダウン時間 1004 通信用シャットダウン時刻 1005 通信用シャットダウン時間

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の所定時間操作を行わないと電源を
    遮断するデジタルカメラと、前記デジタルカメラに接続
    され、リモート操作を行うコンピュータとを有する情報
    処理システムのための制御方法において、 前記デジタルカメラの自動電源オフを許可するまでの第
    2の所定時間を前記第1の所定時間とは別に前記コンピ
    ュータ側で設定する工程と、 前記第1の所定時間の経過による前記デジタルカメラの
    電源オフの通知が前記コンピュータへあると、前記第2
    の所定時間の経過に応じて電源オフを許可拒絶を決定す
    る工程と、を有することを特徴とする情報処理システム
    の制御方法。
  2. 【請求項2】 経過時間を測定する時間測定手段と、使
    用者が操作を行うための操作手段と、他の装置と接続し
    て通信を行う通信手段と、自身の電源を切断する電源切
    断手段を有し、上記時間測定手段は、上記操作手段が操
    作されるたびに、及び上記通信手段によって通信が入力
    されるたびに、リセットされることを特徴とする情報処
    理装置。
  3. 【請求項3】 上記時間測定手段は、任意の時点でリセ
    ットし再び0から時間を測定し始める機能を持つことを
    特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 上記通信手段は、上記時間測定手段にお
    ける経過時間が規定値以上になると、通信相手の装置に
    対して上記電源切断手段による電源切断を予告すること
    を特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 上記電源切断手段は、上記通信手段によ
    る上記通信相手の装置から上記電源切断が拒絶された場
    合には上記時間測定手段をリセットし、それ以外の場合
    には電源を切断することを特徴とする請求項2記載の情
    報処理装置。
  6. 【請求項6】 経過時間を測定し、任意の時点でリセッ
    トし再び0から時間を測定し始める機能を持つ第2時間測
    定手段を有し、上記電源切断手段は、上記通信手段によ
    る上記通信相手の装置から上記電源切断の許可が拒絶さ
    れた場合には上記第2時間測定手段をリセットし、それ
    以外の場合に電源を切断することを特徴とする請求項2
    記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 上記通信手段は、上記第2時間測定手段
    における経過時間が規定値以上になると、上記通信相手
    の装置に対して上記電源切断手段による電源切断を予告
    することを特徴とする請求項6記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 経過時間を測定する時間測定手段と、使
    用者が操作を行うための操作手段と、他の装置と接続し
    て通信を行う通信手段とを有し、上記時間測定手段は、
    上記操作手段が操作されるたびに、及び上記通信手段に
    よって通信が入力されるたびに、リセットされることを
    特徴とする情報処理装置。
  9. 【請求項9】 上記時間測定手段は、任意の時点でリセ
    ットし再び0から時間を測定し始める機能を持つことを
    特徴とする請求項8記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 上記通信手段は、通信相手の装置か
    ら、上記通信相手の装置自身の電源を切断する予告を受
    け取ったときに、上記時間測定手段における経過時間が
    規定値未満の場合は電源切断の拒絶を返すことを特徴と
    する請求項8記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 経過時間を測定する時間測定ステップ
    と、使用者が操作を行うための操作ステップと、他の装
    置と接続して通信を行う通信ステップと、自身の電源を
    切断する電源切断ステップを有し、上記時間測定ステッ
    プは、上記操作ステップが操作されるたびに、及び上記
    通信ステップによって通信が入力されるたびに、リセッ
    トされるステップを含むことを特徴とする情報処理装置
    の制御方法。
  12. 【請求項12】 上記時間測定ステップは、任意の時点
    でリセットし再び0から時間を測定し始める機能を持つ
    ステップを含むことを特徴とする請求項11記載の情報
    処理装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 上記通信ステップは、上記時間測定ス
    テップにおける経過時間が規定値以上になると、通信相
    手の装置に対して上記電源切断ステップによる電源切断
    を予告するステップを含むことを特徴とする請求項11
    記載の情報処理装置の制御方法。
  14. 【請求項14】 上記電源切断ステップは、上記通信ス
    テップによる上記通信相手の装置から上記電源切断が拒
    絶された場合には上記時間測定ステップをリセットし、
    それ以外の場合には電源を切断するステップを含むこと
    を特徴とする請求項13記載の情報処理装置の制御方
    法。
  15. 【請求項15】 経過時間を測定し、任意の時点でリセ
    ットし再び0から時間を測定し始める機能を持つ第2時間
    測定ステップを有し、上記電源切断ステップは、上記通
    信ステップによる上記通信相手の装置から上記電源切断
    が拒絶された場合には上記第2時間測定ステップをリセ
    ットするステップを含むことを特徴とする請求項13記
    載の情報処理装置の制御方法。
  16. 【請求項16】 上記通信ステップは、上記第2時間測
    定ステップにおける経過時間が規定値以上になると、上
    記通信相手の装置に対して上記電源切断ステップによる
    電源切断を予告するステップを含むことを特徴とする請
    求項15記載の情報処理装置の制御方法。
  17. 【請求項17】 経過時間を測定する時間測定ステップ
    と、使用者が操作を行うための操作ステップと、他の装
    置と接続して通信を行う通信ステップを有し、上記時間
    測定ステップは、上記操作ステップが操作されるたび
    に、及び上記通信ステップによって通信が入力されるた
    びに、リセットされるステップを含むことを特徴とする
    情報処理装置の制御方法。
  18. 【請求項18】 上記時間測定ステップは、任意の時点
    でリセットし再び0から時間を測定し始める機能を持つ
    ステップを含むことを特徴とする請求項17記載の情報
    処理装置の制御方法。
  19. 【請求項19】 上記通信ステップは、通信相手の装置
    から、上記通信相手の装置自身の電源を切断する予告を
    受け取ったときに、上記時間測定ステップにおける経過
    時間が規定値未満の場合は電源切断の拒絶を返すステッ
    プを含むことを特徴とする請求項17記載の情報処理装
    置の制御方法。
  20. 【請求項20】 請求項11〜16の何れかに記載の制
    御方法を実施るための処理プログラムを、コンピュータ
    が読出可能に格納したことを特徴とする記憶媒体。
  21. 【請求項21】 請求項17〜19の何れかに記載の制
    御方法を実施するための処理プログラムを、コンピュー
    タが読出可能に格納したことを特徴とする記憶媒体。
  22. 【請求項22】 経過時間を測定する第1時間測定手段
    と、経過時間を測定する第2時間測定手段と、使用者が
    操作を行うための操作手段と、他の装置と接続して通信
    を行う通信手段と、自身の電源を切断する電源切断手段
    を有し、上記第1時間測定手段は、上記操作手段が操作
    されるたびにリセットされ、上記第2時間測定手段は、
    上記通信手段によって通信が入力されるたびにリセット
    されることを特徴とする情報処理装置。
  23. 【請求項23】 上記第1時間測定手段と第2時間測定手
    段は、任意の時点でリセットし再び0から時間を測定し
    始める機能を持つことを特徴とする請求項22記載の情
    報処理装置。
  24. 【請求項24】 上記通信手段は、上記第1時間測定手
    段における経過時間が規定値以上になり、かつ、上記第
    2時間測定手段における経過時間が上記規定値と同一あ
    るいは別の規定値以上になると、上記電源切断手段によ
    って電源を切断することを特徴とする請求項22記載の
    情報処理装置。
  25. 【請求項25】 相対的な時刻変化値または通常の時刻
    を保持する時刻変化保持手段と、上記時刻変化保持手段
    と同じ基準で表現される時刻を保持する第1時刻保持手
    段と、上記時刻変化保持手段と同じ基準で表現される時
    刻を保持する第2時刻保持手段と、使用者が操作を行う
    ための操作手段と、他の装置と接続して通信を行う通信
    手段と、自身の電源を切断する電源切断手段を有し、上
    記第1時刻保持手段は、上記操作手段が操作されるたび
    に上記時刻変化保持手段の値に規定時間を加算した時刻
    に設定され、上記第2時刻保持手段は、上記通信手段に
    よって通信が入力されるたびに上記時刻変化保持手段の
    値に上記規定時間と同一あるいは別の規定時間を加算し
    た時刻に設定されることを特徴とする情報処理装置。
  26. 【請求項26】 上記通信手段は、上記時刻変化保持手
    段の示す時刻が、上記第1時刻保持手段の保持する時刻
    を経過し、かつ、上記第2時刻保持手段の保持する時刻
    を経過すると、上記電源切断手段によって電源を切断す
    ることを特徴とする請求項25記載の情報処理装置。
  27. 【請求項27】 経過時間を測定する第1時間測定ステ
    ップと、経過時間を測定する第2時間測定ステップと、
    使用者が操作を行うための操作ステップと、他の装置と
    接続して通信を行う通信ステップと、自身の電源を切断
    する電源切断ステップを有し、上記第1時間測定ステッ
    プは、上記操作ステップが操作されるたびにリセットさ
    れるステップを含み、上記第2時間測定ステップは、上
    記通信ステップによって通信が入力されるたびにリセッ
    トされるステップを含むことを特徴とする情報処理装置
    の制御方法。
  28. 【請求項28】 上記第1時間測定ステップと第2時間測
    定ステップは、任意の時点でリセットし再び0から時間
    を測定し始めるステップを含む区ことを特徴とする請求
    項27記載の情報処理装置の制御方法。
  29. 【請求項29】 上記通信ステップは、上記第1時間測
    定ステップにおける経過時間が規定値以上になり、か
    つ、上記第2時間測定ステップにおける経過時間が上記
    規定値と同一あるいは別の規定値以上になると、上記電
    源切断ステップによって電源を切断するステップを含む
    ことを特徴とする請求項27記載の情報処理装置の制御
    方法。
  30. 【請求項30】 相対的な時刻変化値または通常の時刻
    を保持する時刻変化保持ステップと、上記時刻変化保持
    ステップと同じ基準で表現される時刻を保持する第1時
    刻保持ステップと、上記時刻変化保持ステップと同じ基
    準で表現される時刻を保持する第2時刻保持ステップ
    と、使用者が操作を行うための操作ステップと、他の装
    置と接続して通信を行う通信ステップと、自身の電源を
    切断する電源切断ステップを有し、上記第1時刻保持ス
    テップは、上記操作ステップが操作されるたびに上記時
    刻変化保持ステップの値に規定時間を加算した時刻に設
    定されるステップを含み、上記第2時刻保持ステップ
    は、上記通信ステップによって通信が入力されるたびに
    上記時刻変化保持ステップの値に上記規定時間と同一あ
    るいは別の規定時間を加算した時刻に設定されるステッ
    プを含むことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  31. 【請求項31】 上記通信ステップは、上記時刻変化保
    持ステップの示す時刻が、上記第1時刻保持ステップの
    保持する時刻を経過し、かつ、上記第2時刻保持ステッ
    プの保持する時刻を経過すると、上記電源切断ステップ
    によって電源を切断するステップを含むことを特徴とす
    る請求項30記載の情報処理装置の制御方法。
  32. 【請求項32】 請求項27〜29の何れかに記載の制
    御方法を実施するための処理プログラムを、コンピュー
    タが読出可能に格納したことを特徴とする記憶媒体。
  33. 【請求項33】 請求項30〜31の何れかに記載の制
    御方法を実施するための処理プログラムを、コンピュー
    タが読出可能に格納したことを特徴とする記憶媒体。
  34. 【請求項34】 経過時間を測定し、リセットされると
    再び0から経過時間を測定する計時手段と、使用者が操
    作を行うための操作手段と、他の装置と接続して通信を
    行う通信手段と、自身の電源を切断する電源切断手段を
    備え、上記操作手段に操作が行われると上記計時手段を
    リセットし、上記通信手段に通信が入力されると上記計
    時手段をリセットし、上記計時手段の示す経過時間が規
    定値を超えると上記電源切断手段によって電源を切断す
    ることを特徴とする情報処理装置。
  35. 【請求項35】 相対的な時刻変化値または通常の時刻
    を保持する時刻変化保持手段と、上記時刻変化保持手段
    と同じ基準で表現される時刻を保持する時刻保持手段
    と、使用者が操作を行うための操作手段と、他の装置と
    接続して通信を行う通信手段と、自身の電源を切断する
    電源切断手段を備え、上記操作手段に操作が行われる
    と、上記時刻保持手段が上記時刻変化保持手段の値に規
    定時間を加算した時刻に設定され、上記通信手段に通信
    が入力されると、上記時刻保持手段が上記時刻変化保持
    手段の値に上記規定時間を加算した時刻に設定され、上
    記時刻変化保持手段の示す時刻が上記時刻保持手段の時
    刻を経過すると上記電源切断手段によって電源を切断す
    ることを特徴とする情報処理装置。
  36. 【請求項36】 経過時間を測定し、リセットされると
    再び0から経過時間を測定する計時ステップと、使用者
    が操作を行うための操作ステップと、他の装置と接続し
    て通信を行う通信ステップと、自身の電源を切断する電
    源切断ステップを含み、上記操作ステップに操作が行わ
    れると上記計時ステップをリセットし、上記通信ステッ
    プに通信が入力されると上記計時ステップをリセット
    し、上記計時ステップの示す経過時間が規定値を超える
    と上記電源切断ステップによって電源を切断するステッ
    プを含むことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  37. 【請求項37】 相対的な時刻変化値または通常の時刻
    を保持する時刻変化保持ステップと、上記時刻変化保持
    ステップと同じ基準で表現される時刻を保持する時刻保
    持ステップと、使用者が操作を行うための操作ステップ
    と、他の装置と接続して通信を行う通信ステップと、自
    身の電源を切断する電源切断ステップを含み、上記操作
    ステップに操作が行われると、上記時刻保持ステップが
    上記時刻変化保持ステップの値に規定時間を加算した時
    刻に設定され、上記通信ステップに通信が入力される
    と、上記時刻保持ステップが上記時刻変化保持ステップ
    の値に上記規定時間を加算した時刻に設定され、上記時
    刻変化保持ステップの示す時刻が上記時刻保持ステップ
    の時刻を経過すると上記電源切断ステップによって電源
    を切断するステップを含むことを特徴とする情報処理装
    置の制御方法。
  38. 【請求項38】 請求項36に記載の制御方法を実施す
    るための処理プログラムを、コンピュータが読出可能に
    格納したことを特徴とする記憶媒体。
  39. 【請求項39】 請求項38に記載の制御方法を、コン
    ピュータが読出可能に格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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