JP2002089721A - 粉粒体用開閉弁 - Google Patents

粉粒体用開閉弁

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JP2002089721A
JP2002089721A JP2000274496A JP2000274496A JP2002089721A JP 2002089721 A JP2002089721 A JP 2002089721A JP 2000274496 A JP2000274496 A JP 2000274496A JP 2000274496 A JP2000274496 A JP 2000274496A JP 2002089721 A JP2002089721 A JP 2002089721A
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JP
Japan
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valve
movable
annular
valve seat
annular contact
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JP2000274496A
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Inventor
Hikoichi Katsumura
彦一 勝村
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Matsui Mfg Co Ltd
Original Assignee
Matsui Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉粒体用開閉弁1を完全に閉じることが出来
るようにする。 【解決手段】 弁座6と弁体7とを密接させる時におい
て、粉粒体がいずれかの環状当接部材10、11、12
の当接面10a、11a、12aに付着していても(換
言すれば、粉粒体が2つの環状当接部材の当接面に跨っ
て存在しない限り)、他の環状当接部材は、弁体7と密
接するので、稀なケースを除いてほとんどの場合、粉粒
体用開閉弁1を完全に閉じることが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は粉粒体用開閉弁に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の粉粒体用開閉弁として以
下の如きものは知られている。入口と出口とを有するケ
ーシングと、ケーシング内に設けられた弁座と、この弁
座に対して進退自在に設けられた弁体とを有するものは
知られている。
【0003】
【従来技術の欠点】前記従来の粉粒体用開閉弁には以下
の如き欠点があった。粉粒体用開閉弁が閉じる際、弁座
の当接面又は弁体の当接面のいずれかに粉粒体が付着し
ていると、その粉粒体の存在によって粉粒体用開閉弁が
閉じなくなるという欠点があった。
【0004】
【前記欠点を解消するための手段】本発明は前記欠点を
解消するために以下の如き手段を採用した。 請求項1の発明は、入口と出口とを有するケーシング
と、ケーシング内に設けられた弁座と、この弁座に対し
て進退自在に設けられた弁体とを有する粉粒体用開閉弁
において、前記弁座又は弁体の少なくとも一方が、少な
くとも2つの環状当接部材を有しており、これらの内、
1つの環状当接部材が固定のもので、残りの環状当接部
材が可動のものとなされ、可動の環状当接部材は、自ら
の弾性で可動となされるか又は弾性体を介してケーシン
グ又は弁体に取り付けられて可動となされ、可動の環状
当接部材の当接面が固定の環状当接部材の当接面より、
相手部材側に突出しており、弁座と弁体とを密接させる
と、可動の環状当接部材の当接面が固定の環状当接部材
の当接面と面一となるようになされているものである。 請求項2の発明は、入口と出口とを有するケーシング
と、ケーシング内に設けられた弁座と、この弁座に対し
て進退自在に設けられた弁体とを有する粉粒体用開閉弁
において、前記弁座又は弁体の少なくとも一方が、少な
くとも2つの環状当接部材を有しており、これら環状当
接部材が可動のものとなされ、これら環状当接部材は、
自らの弾性で可動となされるか又は弾性体を介してケー
シング又は弁体に取り付けられて可動となされ、弁座と
弁体とを密接させると全ての環状当接部材の当接面が面
一となるようになされているものである。
【0005】
【発明の効果】本発明は前記した如き構成によって以下
の如き効果を奏する。 請求項1の発明によれば、弁座又は弁体の少なくとも
一方が、少なくとも2つの環状当接部材を有しており、
これらの内、1つの環状当接部材が固定のもので、残り
の環状当接部材が可動のものとなされ、可動の環状当接
部材は、自らの弾性で可動となされるか又は弾性体を介
してケーシング又は弁体に取り付けられて可動となさ
れ、可動の環状当接部材の当接面が固定の環状当接部材
の当接面より、相手部材側に突出しており、弁座と弁体
とを密接させると、可動の環状当接部材の当接面が固定
の環状当接部材の当接面と面一となるようになされてい
るものであるから、弁座と弁体とを密接させる時におい
て、粉粒体がいずれかの環状当接部材の当接面に付着し
ていても(換言すれば、粉粒体が2つの環状当接部材の
当接面に跨って存在しない限り)、他の環状当接部材
は、相手方部材と密接するので、稀なケースを除いてほ
とんどの場合、粉粒体用開閉弁を完全に閉じることが出
来る。 請求項2の発明によれば、弁座又は弁体の少なくとも
一方が、少なくとも2つの環状当接部材を有しており、
これら環状当接部材が可動のものとなされ、これら環状
当接部材は、自らの弾性で可動となされるか又は弾性体
を介してケーシング又は弁体に取り付けられて可動とな
され、弁座と弁体とを密接させると全ての環状当接部材
の当接面が面一となるようになされているので、弁座と
弁体とを密接させる時において、粉粒体がいずれかの環
状当接部材の当接面に付着していても(換言すれば、粉
粒体が2つの環状当接部材の当接面に跨って存在しない
限り)、他の環状当接部材は、相手方部材と密接するの
で、稀なケースを除いてほとんどの場合、粉粒体用開閉
弁を完全に閉じることが出来る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。なお、この説明において、前とは図1右側を、後
とは同図左側をいう。
【0007】粉粒体用開閉弁1は、横向きに開口した入
口2と下向きに開口した出口3とを有する、軸心を前後
方向に向けた円筒状のケーシング4と、ケーシング4内
に設けられた弁座6と、この弁座6に対して進退自在に
設けられた弁体7とを有している。
【0008】前記弁座6が、少なくとも2つ、この実施
の形態では、3つの環状当接部材10、11、12を有
しており、これらの内、内側の環状当接部材11が固定
のもの(ケーシング4に固定されたもの)で、残りの環
状当接部材11、12が可動のものとなされている。前
記可動の環状当接部材11、12は弾性を有する合成樹
脂等の弾性体からなり、自らの弾性で可動と(弁体7に
押されると前後方向にちぢみ、弁体7からの力が無くな
ると前後方向に膨れるように)なされると共に、弾性を
有する合成樹脂等からなる弾性体14、15を介してケ
ーシング4に取り付けられて可動となされている。弾性
体14、15はケーシング4に接着剤等で取り付けら
れ、環状当接部材11は弾性体14に接着剤等で取り付
けられ、環状当接部材12は弾性体15に接着剤等で取
り付けられている。前記可動の環状当接部材11、12
の当接面11a、12aが固定の環状当接部材10の当
接面10aより、弁体7側に突出している。即ち、当接
面11aは、「α」だけ当接面10aより弁体7側に突
出しており、当接面12aは当接面11aより「β」だ
け弁体7側に突出している。そして、弁座6と弁体7と
を密接させると(粉粒体用開閉弁1を閉じると)、可動
の環状当接部材11、12の当接面11a、12aが固
定の環状当接部材10の当接面10aと面一となるよう
になされている。
【0009】前記弁体7は、流体圧シリンダ16のロッ
ド17に固定されていて、ストロークSで、弁座6の環
状当接部材10〜12に密接する位置と、それらから離
れた位置との間を往復動するようになされている。ま
た、前記ロッド17の先端(右端)に、弁座6内に嵌り
込む押し部材18が設けられている。この押し部材18
は、弁体7が弁座6の環状当接部材10〜12に密接す
る際、弁座6の内周面付近の粉粒体を入口2側に押し込
む作用を有するものである。
【0010】前記ケーシング4には、2つの清掃エアー
入口20が設けられている.これら清掃エアー入口20
から、粉粒体用開閉弁1の開閉動作中に弁体7及び弁座
6の付近を清掃する清掃エアーが噴出される。
【0011】粉粒体用開閉弁1は、合成樹脂原料等の粉
粒体を気体の流れによって輸送する粉粒体輸送系の所要
位置に設置される。
【0012】
【変形例等】以下に変形例等について説明を加える。 (1)固定の環状当接部材10はない場合もある。 (2)可動の環状当接部材11、12が弾性体である場
合、弾性体14、15はなくてもよい。また、可動の環
状当接部材11、12が弾性体である場合、可動の環状
当接部材11、12の当接面11a、12aは、弁体7
により押されない状態において、面一であってもよい。 (3)可動の環状当接部材11、12が弾性体でない場
合、即ち、可動の環状当接部材11、12が金属等の剛
体である場合、弾性体14、15は必ず必要なものであ
る。なお、弾性体はばね等であってもよい。 (4)可動の環状当接部材11、12を弁体7だけに設
けるようにしてもよい。また、可動の環状当接部材1
1、12を弁座6及び弁体7の両方に設けるようにして
もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 粉粒体用開閉弁 2 入口 3 出口 4 ケーシング 6 弁座 7 弁体 10 環状当接部材 10a 当接面 11 環状当接部材 11a 当接面 12 環状当接部材 12a 当接面 14 弾性体 15 弾性体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入口と出口とを有するケーシングと、ケ
    ーシング内に設けられた弁座と、この弁座に対して進退
    自在に設けられた弁体とを有する粉粒体用開閉弁におい
    て、前記弁座又は弁体の少なくとも一方が、少なくとも
    2つの環状当接部材を有しており、これらの内、1つの
    環状当接部材が固定のもので、残りの環状当接部材が可
    動のものとなされ、可動の環状当接部材は、自らの弾性
    で可動となされるか又は弾性体を介してケーシング又は
    弁体に取り付けられて可動となされ、可動の環状当接部
    材の当接面が固定の環状当接部材の当接面より、相手部
    材側に突出しており、弁座と弁体とを密接させると、可
    動の環状当接部材の当接面が固定の環状当接部材の当接
    面と面一となるようになされている粉粒体用開閉弁。
  2. 【請求項2】 入口と出口とを有するケーシングと、ケ
    ーシング内に設けられた弁座と、この弁座に対して進退
    自在に設けられた弁体とを有する粉粒体用開閉弁におい
    て、前記弁座又は弁体の少なくとも一方が、少なくとも
    2つの環状当接部材を有しており、これら環状当接部材
    が可動のものとなされ、これら環状当接部材は、自らの
    弾性で可動となされるか又は弾性体を介してケーシング
    又は弁体に取り付けられて可動となされ、弁座と弁体と
    を密接させると全ての環状当接部材の当接面が面一とな
    るようになされている粉粒体用開閉弁。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017200854A (ja) * 2012-05-12 2017-11-09 ザウラー ジャーマニー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフトSaurer Germany GmbH & Co. KG 自動綾巻きワインダの作業部
JP2020173001A (ja) * 2019-04-12 2020-10-22 株式会社カワタ 粉粒体の開閉弁装置

Cited By (3)

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JP2017200854A (ja) * 2012-05-12 2017-11-09 ザウラー ジャーマニー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフトSaurer Germany GmbH & Co. KG 自動綾巻きワインダの作業部
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JP7343887B2 (ja) 2019-04-12 2023-09-13 株式会社カワタ 粉粒体の開閉弁装置

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