JP2002088559A - 通信機のヘルメット用装着具 - Google Patents
通信機のヘルメット用装着具Info
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A42—HEADWEAR
- A42B—HATS; HEAD COVERINGS
- A42B3/00—Helmets; Helmet covers ; Other protective head coverings
- A42B3/04—Parts, details or accessories of helmets
- A42B3/30—Mounting radio sets or communication systems
- A42B3/303—Communication between riders or passengers
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- Helmets And Other Head Coverings (AREA)
- Transceivers (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 無線通信機が非装着の状態でもヘルメットの
美観や取扱性が損なわれず、ヘルメットに対して無線通
信機を簡単かつ強固に装着できる無線通信機のヘルメッ
ト用装着具を提供する。 【解決手段】ヘルメット70に無線通信機73を装着す
るためのヘルメット用装着具において、磁力による吸着
機能を備えた一対のマグネット結合具10、12と、磁
力による吸着機能および吸着時に導通する電気的接点を
備えた一対のマグネットコネクタ20、30とを含み、
マグネット結合具の一方10およびマグネットコネクタ
の一方20をヘルメット70の外表面に配置し、マグネ
ット結合具の他方12およびマグネットコネクタの他方
30を無線通信機73の一主面に配置する。
美観や取扱性が損なわれず、ヘルメットに対して無線通
信機を簡単かつ強固に装着できる無線通信機のヘルメッ
ト用装着具を提供する。 【解決手段】ヘルメット70に無線通信機73を装着す
るためのヘルメット用装着具において、磁力による吸着
機能を備えた一対のマグネット結合具10、12と、磁
力による吸着機能および吸着時に導通する電気的接点を
備えた一対のマグネットコネクタ20、30とを含み、
マグネット結合具の一方10およびマグネットコネクタ
の一方20をヘルメット70の外表面に配置し、マグネ
ット結合具の他方12およびマグネットコネクタの他方
30を無線通信機73の一主面に配置する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘルメットに装着
される通信機のヘルメット用装着具に係り、特に、通信
機が非装着の状態でもヘルメットの美観や取扱性が損な
われず、ヘルメットに対して通信機を簡単かつ強固に装
着できる通信機のヘルメット用装着具に関する。
される通信機のヘルメット用装着具に係り、特に、通信
機が非装着の状態でもヘルメットの美観や取扱性が損な
われず、ヘルメットに対して通信機を簡単かつ強固に装
着できる通信機のヘルメット用装着具に関する。
【0002】
【従来の技術】二輪車などの鞍乗型車両に乗車している
乗員同士や他の車両に乗車している乗員との会話を可能
とするために、各人のヘルメットにスピーカ、マイク
(以下、これらを総称してヘッドセットと表現する場合
もある)を装備し、かつ送受信機能を含む無線通信機を
ヘルメットに着脱可能に装着する技術が、例えば実開昭
62−155535号のマイクロフィルムに開示されて
いる。また、上記した従来技術では、ヘルメットに無線
通信機を装着する方法として、マジックテープ(登録商
標)を利用した装着方法が提案されている。
乗員同士や他の車両に乗車している乗員との会話を可能
とするために、各人のヘルメットにスピーカ、マイク
(以下、これらを総称してヘッドセットと表現する場合
もある)を装備し、かつ送受信機能を含む無線通信機を
ヘルメットに着脱可能に装着する技術が、例えば実開昭
62−155535号のマイクロフィルムに開示されて
いる。また、上記した従来技術では、ヘルメットに無線
通信機を装着する方法として、マジックテープ(登録商
標)を利用した装着方法が提案されている。
【0003】なお、ヘルメットと無線通信機との装着方
法に関しては、上記したマジックテープ以外にも、着脱
可能な一対の取付金具をヘルメットおよび無線通信機の
それぞれに装備する方法(例えば、タナックス社製のM
OTO FIZZブランドのヘルメットコム MR−4
03 1997年製)が提案されている。
法に関しては、上記したマジックテープ以外にも、着脱
可能な一対の取付金具をヘルメットおよび無線通信機の
それぞれに装備する方法(例えば、タナックス社製のM
OTO FIZZブランドのヘルメットコム MR−4
03 1997年製)が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したマジックテー
プによる固定方法では、通信機が非装着状態のときにヘ
ルメットの外表面にマジックテープが露出してしまうた
めにヘルメットの美観が損なわれてしまうという問題が
あった。また、マジックテープによる装着では、ヘッド
セットと通信機との電気的な接続を確保できないので、
電気的な接続手段を別途に設けなければならなかった。
プによる固定方法では、通信機が非装着状態のときにヘ
ルメットの外表面にマジックテープが露出してしまうた
めにヘルメットの美観が損なわれてしまうという問題が
あった。また、マジックテープによる装着では、ヘッド
セットと通信機との電気的な接続を確保できないので、
電気的な接続手段を別途に設けなければならなかった。
【0005】上記した取付金具による固定方法では、通
信機が非装着状態のときに、突起や凹凸のある金具がヘ
ルメットの外表面に露出するため、ヘルメットの美観が
損なわれるばかりか、ヘルメットを携帯する際に金具が
周囲物に引っ掛かるなどするので取扱に注意を払わなけ
ればならないという問題があった。また、取付金具によ
る装着でも、ヘッドセットと通信機との電気的な接続手
段を別途に設けなければならなかった。
信機が非装着状態のときに、突起や凹凸のある金具がヘ
ルメットの外表面に露出するため、ヘルメットの美観が
損なわれるばかりか、ヘルメットを携帯する際に金具が
周囲物に引っ掛かるなどするので取扱に注意を払わなけ
ればならないという問題があった。また、取付金具によ
る装着でも、ヘッドセットと通信機との電気的な接続手
段を別途に設けなければならなかった。
【0006】本発明の目的は、上記した従来技術の課題
を解決し、通信機が非装着の状態でもヘルメットの美観
や取扱性が損なわれず、ヘルメットに対して通信機を簡
単かつ強固に装着できる通信機のヘルメット用装着具を
提供することにある。
を解決し、通信機が非装着の状態でもヘルメットの美観
や取扱性が損なわれず、ヘルメットに対して通信機を簡
単かつ強固に装着できる通信機のヘルメット用装着具を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明は、ヘルメットに通信機を装着するため
のヘルメット用装着具において、磁力による吸着機能を
備えた一対のマグネット結合具と、磁力による吸着機能
および吸着時に導通する電気的接点を備えた一対のマグ
ネットコネクタとを含み、前記マグネット結合具の一方
およびマグネットコネクタの一方が前記ヘルメットに配
置され、前記マグネット結合具の他方およびマグネット
コネクタの他方が前記通信機の一主面に配置されたこと
を特徴とする。
ために、本発明は、ヘルメットに通信機を装着するため
のヘルメット用装着具において、磁力による吸着機能を
備えた一対のマグネット結合具と、磁力による吸着機能
および吸着時に導通する電気的接点を備えた一対のマグ
ネットコネクタとを含み、前記マグネット結合具の一方
およびマグネットコネクタの一方が前記ヘルメットに配
置され、前記マグネット結合具の他方およびマグネット
コネクタの他方が前記通信機の一主面に配置されたこと
を特徴とする。
【0008】上記した特徴によれば、ヘルメットに通信
機が非装着の状態でも、ヘルメット表面には、美観を損
なうマジックテープや取付金具等の突起物が露出しない
ので、ヘルメットの美観が損なわれず、またヘルメット
を携帯する際の取扱が容易になる。
機が非装着の状態でも、ヘルメット表面には、美観を損
なうマジックテープや取付金具等の突起物が露出しない
ので、ヘルメットの美観が損なわれず、またヘルメット
を携帯する際の取扱が容易になる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を詳
細に説明する。図1は、本発明を適用した車両用無線通
信システムによる通信方法を模式的に示した図であり、
ここでは、2台の車両1、2に分乗している3人の乗員
間での通信を例にして説明する。
細に説明する。図1は、本発明を適用した車両用無線通
信システムによる通信方法を模式的に示した図であり、
ここでは、2台の車両1、2に分乗している3人の乗員
間での通信を例にして説明する。
【0010】各乗員が着用するヘルメット70には、マ
イク71、スピーカ72および電波式無線通信機73が
装備されている。電波式無線通信機73は、ヘルメット
70の後部中央に、着脱自在の固定部材を介して装着さ
れる。車両1、2には、前記各無線通信機73と無線通
信する車体側ユニット74、75がそれぞれ設置されて
いる。
イク71、スピーカ72および電波式無線通信機73が
装備されている。電波式無線通信機73は、ヘルメット
70の後部中央に、着脱自在の固定部材を介して装着さ
れる。車両1、2には、前記各無線通信機73と無線通
信する車体側ユニット74、75がそれぞれ設置されて
いる。
【0011】このような構成において、車両1の乗員同
士、すなわち運転者と同乗者とが通信する場台は、たと
えば運転者の音声がマイク71aで検知され、音声信号
に変換されて無線通信機73aへ転送される。運転者の
無線通信機73aは、同乗者の無線通信機73bと直接
的に、あるいは自車両の車体側ユニット74を介して間
接的に通信する。
士、すなわち運転者と同乗者とが通信する場台は、たと
えば運転者の音声がマイク71aで検知され、音声信号
に変換されて無線通信機73aへ転送される。運転者の
無線通信機73aは、同乗者の無線通信機73bと直接
的に、あるいは自車両の車体側ユニット74を介して間
接的に通信する。
【0012】また、車両1の乗員と車両2の乗員とが通
信する場合は、例えば車両1の運転者の無線通信機73
aから送出された電波は自車両の車体側ユニット74で
受信され、ここで増幅されて再送出される。車体側ユニ
ット74から送出された電波は、同乗者の電波式送受信
機73bで受信されると同時に、車両2の運転者の無線
通信機73cで受信され、スピーカ72cにより再生さ
れる。
信する場合は、例えば車両1の運転者の無線通信機73
aから送出された電波は自車両の車体側ユニット74で
受信され、ここで増幅されて再送出される。車体側ユニ
ット74から送出された電波は、同乗者の電波式送受信
機73bで受信されると同時に、車両2の運転者の無線
通信機73cで受信され、スピーカ72cにより再生さ
れる。
【0013】車両2の運転者の無線通信機73から送出
された電波は、自車両の車体側ユニット75で受信さ
れ、ここで増幅されて再送出される。車体側ユニット7
5から送出された電波は、車両1の運転者および同乗者
の各無線通信機73a,73bで受信され、それぞれス
ピーカ72a,72bにより再生される。
された電波は、自車両の車体側ユニット75で受信さ
れ、ここで増幅されて再送出される。車体側ユニット7
5から送出された電波は、車両1の運転者および同乗者
の各無線通信機73a,73bで受信され、それぞれス
ピーカ72a,72bにより再生される。
【0014】なお、上記以外にも、車両1および車両2
間の通信は全て車体側ユニット74、75を介して行う
ようにしても良く、この場合、車両2の運転者の音声
は、無線通信機73、車体側ユニット75、同74を経
由して車両1の運転者(無線通信機73a)および同乗
者(無線通信機73b)へと伝達される。
間の通信は全て車体側ユニット74、75を介して行う
ようにしても良く、この場合、車両2の運転者の音声
は、無線通信機73、車体側ユニット75、同74を経
由して車両1の運転者(無線通信機73a)および同乗
者(無線通信機73b)へと伝達される。
【0015】図2は、本実施形態におけるヘルメット7
0への前記無線通信機73の装着方法を示した側面断面
図であり、図3は、無線通信機73が非装着の状態での
ヘルメットの後ろ正面図であり、図4は、無線通信機7
3のヘルメット側主面の平面図である。
0への前記無線通信機73の装着方法を示した側面断面
図であり、図3は、無線通信機73が非装着の状態での
ヘルメットの後ろ正面図であり、図4は、無線通信機7
3のヘルメット側主面の平面図である。
【0016】ヘルメット70の後ろ正面の下方には、図
3に示したように、磁性体板としての鉄板10と、マグ
ネットコネクタの磁石側ソケット20とが、上下方向に
予定の間隙を保って固着されている。前記鉄板10の露
出部分には、ヘルメット70と同色の塗装を施すことが
好ましい。
3に示したように、磁性体板としての鉄板10と、マグ
ネットコネクタの磁石側ソケット20とが、上下方向に
予定の間隙を保って固着されている。前記鉄板10の露
出部分には、ヘルメット70と同色の塗装を施すことが
好ましい。
【0017】前記磁石側ソケット20の接続面には、同
図右側に拡大して示したように、S極鉄片21Sおよび
N極鉄片21Nと、窪み22の底部で露出した複数の電
極23とが設けられている。磁石側ソケット20の各電
極23はリード線25、26を介して前記マイク71お
よびスピーカ72と接続されている。
図右側に拡大して示したように、S極鉄片21Sおよび
N極鉄片21Nと、窪み22の底部で露出した複数の電
極23とが設けられている。磁石側ソケット20の各電
極23はリード線25、26を介して前記マイク71お
よびスピーカ72と接続されている。
【0018】無線通信機73のヘルメット側主面には、
図4に示したように、前記鉄板10と共に一対のマグネ
ット結合具を構成する磁石12と、前記磁石側ソケット
20と共に一対のマグネットコネクタを構成する磁性体
側ソケット30とが、上下方向に予定の間隙を保って固
着されている。前記磁石12は、図2に示したように、
永久磁石122と、その側面および背面を覆うマグネッ
トコア121とから構成されているので、その磁力は全
てヘルメットの鉄板10に対して作用する。
図4に示したように、前記鉄板10と共に一対のマグネ
ット結合具を構成する磁石12と、前記磁石側ソケット
20と共に一対のマグネットコネクタを構成する磁性体
側ソケット30とが、上下方向に予定の間隙を保って固
着されている。前記磁石12は、図2に示したように、
永久磁石122と、その側面および背面を覆うマグネッ
トコア121とから構成されているので、その磁力は全
てヘルメットの鉄板10に対して作用する。
【0019】磁性体側ソケット30の接続面には、図4
の右側に拡大して示したように、周囲に沿って立設され
た環状リブ31と、底部に固着された磁性体板32と、
底部から盛り上がった島状部33の上面で露出した電極
34とが設けられている。
の右側に拡大して示したように、周囲に沿って立設され
た環状リブ31と、底部に固着された磁性体板32と、
底部から盛り上がった島状部33の上面で露出した電極
34とが設けられている。
【0020】このような構成において、ヘルメット70
に対して無線通信機73を装着する際は、ヘルメット7
0の磁石側ソケット20が無線通信機73の磁性体側ソ
ケット30の環状リブ31内に嵌合され、かつ両者が磁
気により機械的に吸着固定されるように両者を位置決め
する。
に対して無線通信機73を装着する際は、ヘルメット7
0の磁石側ソケット20が無線通信機73の磁性体側ソ
ケット30の環状リブ31内に嵌合され、かつ両者が磁
気により機械的に吸着固定されるように両者を位置決め
する。
【0021】このとき、磁石側ソケット20と磁性体側
ソケット30との相対的な位置関係、特に捩れ方向の角
度は磁性体側ソケット30の環状リブ31により規制さ
れるので、磁石側ソケット20と磁性体側ソケット30
とは所望の位置関係を保持することができる。さらにそ
の結果、ヘルメット70の鉄板10と無線通信機73の
磁石12との位置関係も予定の関係に保たれるので、両
者も磁気的に結合されるようになる。
ソケット30との相対的な位置関係、特に捩れ方向の角
度は磁性体側ソケット30の環状リブ31により規制さ
れるので、磁石側ソケット20と磁性体側ソケット30
とは所望の位置関係を保持することができる。さらにそ
の結果、ヘルメット70の鉄板10と無線通信機73の
磁石12との位置関係も予定の関係に保たれるので、両
者も磁気的に結合されるようになる。
【0022】本実施形態によれば、ヘルメット70と無
線通信機73とが磁気的に固定され、無線通信機73が
非装着状態でのヘルメット70の表面には、薄くて小さ
く、かつ平らな鉄板10と、高機能を連想させるソケッ
ト10とが露出するだけで、マジックテープや取付金具
が露出しない。したがって、ヘルメットの美観が損なわ
れず、またヘルメットを携帯する際の取扱が容易にな
る。
線通信機73とが磁気的に固定され、無線通信機73が
非装着状態でのヘルメット70の表面には、薄くて小さ
く、かつ平らな鉄板10と、高機能を連想させるソケッ
ト10とが露出するだけで、マジックテープや取付金具
が露出しない。したがって、ヘルメットの美観が損なわ
れず、またヘルメットを携帯する際の取扱が容易にな
る。
【0023】また、本実施形態によれば、ヘルメット7
0と無線通信機73とが2か所で磁気的に結合されるの
で、ヘルメット70に対して無線通信機73を簡単かつ
強固に固定できるようになる。さらに、ヘルメットと無
線通信機との電気的接続が信頼性の高いマグネットコネ
クタにより維持されるので、信頼性の高い接続が可能に
なる。
0と無線通信機73とが2か所で磁気的に結合されるの
で、ヘルメット70に対して無線通信機73を簡単かつ
強固に固定できるようになる。さらに、ヘルメットと無
線通信機との電気的接続が信頼性の高いマグネットコネ
クタにより維持されるので、信頼性の高い接続が可能に
なる。
【0024】なお、上記した実施形態では、マグネット
結合具の磁石12を永久磁石122およびマグネットコ
ア121で構成するものとして説明したが、可撓性に富
んだプラスチックマグネットや樹脂マグネットを利用し
ても良い。
結合具の磁石12を永久磁石122およびマグネットコ
ア121で構成するものとして説明したが、可撓性に富
んだプラスチックマグネットや樹脂マグネットを利用し
ても良い。
【0025】図5は、本発明の第2実施形態によるヘル
メット70への前記無線通信機73の装着方法を示した
側面断面図であり、前記と同一の符号は同一または同等
部分を表している。
メット70への前記無線通信機73の装着方法を示した
側面断面図であり、前記と同一の符号は同一または同等
部分を表している。
【0026】本実施形態では、前記鉄板10と磁石12
とによるマグネット結合具を用いる代わりに樹脂製クラ
ンパ40をヘルメット70へ固着し、装着時には、初め
に無線通信機73の側面に設けた係止孔81内に樹脂製
クランパ40の爪部41を挿入し、その後、磁石側ソケ
ット20と磁性体側ソケット30とを結合する。
とによるマグネット結合具を用いる代わりに樹脂製クラ
ンパ40をヘルメット70へ固着し、装着時には、初め
に無線通信機73の側面に設けた係止孔81内に樹脂製
クランパ40の爪部41を挿入し、その後、磁石側ソケ
ット20と磁性体側ソケット30とを結合する。
【0027】本実施形態では、無線通信機73が非装着
の状態ではヘルメット70の表面に樹脂製クランパ40
が露出するため、ヘルメット70を携帯する際には第1
実施形態に較べて若干の注意が必要となるものの、マジ
ックテープのような美観を損なう結合具が表面に露出し
ないので、無線通信機73が非装着の状態でもヘルメッ
トの美観が損なわれない。さらに、樹脂製クランパ40
は、その着色が容易であるため、ヘルメット70と同色
の塗装を施せば、その存在をさらに目立たなくすること
ができる。
の状態ではヘルメット70の表面に樹脂製クランパ40
が露出するため、ヘルメット70を携帯する際には第1
実施形態に較べて若干の注意が必要となるものの、マジ
ックテープのような美観を損なう結合具が表面に露出し
ないので、無線通信機73が非装着の状態でもヘルメッ
トの美観が損なわれない。さらに、樹脂製クランパ40
は、その着色が容易であるため、ヘルメット70と同色
の塗装を施せば、その存在をさらに目立たなくすること
ができる。
【0028】なお、上記した各実施形態では、本発明を
車両用の無線通信システムに適用して説明したが、本発
明はこれのみに限定されるものではなく、前記無線通信
機73の代わりに有線式通信機を採用し、ヘルメット7
0に装着した有線式通信機と車体側ユニットとが有線接
続される通信システムに適用しても良い。
車両用の無線通信システムに適用して説明したが、本発
明はこれのみに限定されるものではなく、前記無線通信
機73の代わりに有線式通信機を採用し、ヘルメット7
0に装着した有線式通信機と車体側ユニットとが有線接
続される通信システムに適用しても良い。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、以下のような効果が達
成される。 (1) ヘルメットに通信機が非装着の状態でも、ヘルメッ
ト表面にはマジックテープや取付金具等の突起物が露出
しないので、ヘルメットの美観が損なわれず、またヘル
メットを携帯する際の取扱が容易になる。 (2) ヘルメットと通信機とが2か所で磁気的に結合され
るので、ヘルメットに対して通信機を簡単かつ強固に固
定できるようになる。 (3) ヘルメットと通信機との電気的接続がマグネットコ
ネクタにより維持されるので、信頼性の高い接続が可能
になる。
成される。 (1) ヘルメットに通信機が非装着の状態でも、ヘルメッ
ト表面にはマジックテープや取付金具等の突起物が露出
しないので、ヘルメットの美観が損なわれず、またヘル
メットを携帯する際の取扱が容易になる。 (2) ヘルメットと通信機とが2か所で磁気的に結合され
るので、ヘルメットに対して通信機を簡単かつ強固に固
定できるようになる。 (3) ヘルメットと通信機との電気的接続がマグネットコ
ネクタにより維持されるので、信頼性の高い接続が可能
になる。
【図1】本発明を適用した車両用無線通信システムによ
る通信方法を模式的に示した図である。
る通信方法を模式的に示した図である。
【図2】本発明の第1実施形態の側面図である。
【図3】無線通信機が非装着の状態でのヘルメットの後
ろ正面図である。
ろ正面図である。
【図4】無線通信機のヘルメット側主面の平面図であ
る。
る。
【図5】本発明の第2実施形態の側面図である。
10…鉄板,12…磁石,20…磁石側ソケット,21
S…S極鉄片,21N…N極鉄片,30…磁性体側ソケ
ット,70…ヘルメット,71…マイク,72…スピー
カ,73…電波式無線通信機,74、75…車体側ユニ
ット
S…S極鉄片,21N…N極鉄片,30…磁性体側ソケ
ット,70…ヘルメット,71…マイク,72…スピー
カ,73…電波式無線通信機,74、75…車体側ユニ
ット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片山 睦 埼玉県和光市中央一丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3B107 BA08 CA01 CA02 EA05 5K011 AA05 JA01 KA12 5K067 AA34 AA42 BB04 EE02 KK17
Claims (4)
- 【請求項1】 ヘルメットに通信機を装着するためのヘ
ルメット用装着具において、 磁力による吸着機能を備えた一対のマグネット結合具
と、 磁力による吸着機能および吸着時に導通する電気的接点
を備えた一対のマグネットコネクタとを含み、 前記マグネット結合具の一方およびマグネットコネクタ
の一方が前記ヘルメットに配置され、 前記マグネット結合具の他方およびマグネットコネクタ
の他方が前記通信機の一主面に配置されたことを特徴と
する通信機のヘルメット用装着具。 - 【請求項2】 前記マグネット結合具の一方およびマグ
ネットコネクタの一方の少なくとも一部がヘルメットの
外表面と同色であることを特徴とする請求項1に記載の
通信機のヘルメット用装着具。 - 【請求項3】 前記ヘルメットに配置されるマグネット
結合具の一方およびマグネットコネクタの一方のいずれ
かのみが磁石を内蔵したことを特徴とする請求項1また
は2に記載の通信機のヘルメット用装着具。 - 【請求項4】 ヘルメットに通信機を装着するためのヘ
ルメット用装着具において、 相互に係合して拘束し合う一対の拘束部材と、 磁力による吸着機能および吸着時に導通する電気的接点
を備えた一対のマグネットコネクタとを含み、 前記拘束部材の一方およびマグネットコネクタの一方が
前記ヘルメットに配置され、 前記拘束部材の他方およびマグネットコネクタの他方が
前記通信機の一主面に配置されたことを特徴とする通信
機のヘルメット用装着具。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000278186A JP2002088559A (ja) | 2000-09-13 | 2000-09-13 | 通信機のヘルメット用装着具 |
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