JP2002087258A - 鉄道車両の車体支持構造 - Google Patents
鉄道車両の車体支持構造Info
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Abstract
かつ製造及びメンテナンスのコスト削減が得られる鉄道
車両の車体支持構造を提供する。 【解決手段】 台車10の台車枠11上に空気ばね21
を介して車体25が搭載され、台車枠11と中心ピン2
7との間に車幅方向に延在する複動空気シリンダ31を
架設配置する。複動空気シリンダ31の一方のシリンダ
室に圧搾エアを供給し、かつ他方のシリンダ室を大気開
放することによって複動空気シリンダ31が収縮或いは
伸長して車体25が横移動し、停車駅にて乗降口とプラ
ットフォーム40との隙間を減少できて乗降性及び安全
性が向上する。
Description
持構造に関する。
の乗降は、一般に車両の床面或いは乗降ステップ面と略
同じ高さのプラットフォームに横付けして行われる。こ
の横付け方法は、レール上を走行する車両がプラットフ
ォームの手前でブレーキ操作を行い、プラットフォーム
の位置と車両及び乗降口位置を一致させて停止させる。
この場合に走行振動による車両の振動で車両とプラット
フォームとが接触しないように、車両とプラットフォー
ムとの間には隙間を設けなければならない。即ち車両限
界と建築限界を最大に設定しても車両とプラットフォー
ムとは例えば50mmの隙間が生じてしまう。特に車体
を傾斜させる振子式車両の場合には、車体の裾が絞られ
ていることから、更に車体とプラットフォームとの隙間
が大きくなり、特に子供や車椅子による乗降を困難にす
ることが懸念される。
テップ装置を設けたものがある。このステップ装置は、
例えば図9(a)に使用状態及び(b)に格納状態の概
要を示すように、乗降口の床面101に前後方向に延在
するヒンジを介してステップ102を支持し、床面10
1の下方に配設したエアシリンダ103とステップ10
2とをリンク104で連結し、使用時にはエアシリンダ
103の収縮によって車体側面から床面101と同じ高
さに迫り出し、また、不使用時にはエアシリンダ103
の伸長により車体側面と略同一面となるようにステップ
102を格納するように構成されている。
ると、車体側面からステップ102を迫り出すことによ
って、車体とプラットフォームとの間の隙間が減少し
て、乗降性及び安全性が向上する。
設け、各エアシリンダ103にエアを供給するためのエ
ア供給源からの長大で複雑に配設されるエア配管や作動
制御系の敷設を必要とし、構造の複雑化及び製造コスト
やメンテナンスコストの増大を招くことが懸念される。
目的は、簡単な構造で乗降性及び安全性が確保でき、か
つ製造及びメンテナンスのコスト削減が得られる鉄道車
両の車体支持構造を提供することにある。
項1に記載の鉄道車両の車体支持構造の発明は、台車上
に枕ばねを介して車体が搭載された鉄道車両の車体支持
構造において、上記台車と車体の間に架設されて台車に
対して車体を車幅方向に横移動させるアクチュエータを
備えたことを特徴とする。
てプラットフォームの位置と車両及び乗降口位置を一致
させて停止させた状態で、アクチュエータにより車体を
横移動することによって、乗降口とプラットフォームと
の隙間が減少して乗降性及び乗降の際の安全性が向上す
る。一方、アクチュエータによる横移動を解除すると、
枕ばねの横剛性によって車体が中立位置に戻り、プラッ
トフォームから車体が離れてプラットフォームと車体と
の間の隙間が確保されて通常走行状態に復帰する。
せるアクチュエータを架設することから、従来の各乗降
口に各々ステップ装置を設ける構造に対しエア配管や作
動制御系の敷設の簡素化が可能になり、製造コストやメ
ンテナンスコストの削減が得られ、かつ台車と車体との
間にアクチュエータを架設する簡単な構造であることか
ら、既存の車両にも大きな変更を要することなく追加的
に取り付けることができる。
車両の車体支持構造において、上記枕ばねは、上記台車
の台車枠と車体との間に配設され、上記アクチュエータ
は、上記台車枠と車体との間に架設されて車幅方向に伸
縮する複動空気シリンダと、該複動空気シリンダの各シ
リンダ室への圧搾エアの供給及び排気を制御する供給切
換手段とを備えたことを特徴とする。
して車体が支持されたボルスタレス台車において、台車
枠と車体との間に複動空気シリンダを架設し、供給切換
手段により一方のシリンダ室に圧搾エアを供給し、かつ
他方のシリンダ室を大気開放することによって複動空気
シリンダが収縮或いは伸長して車体が横移動し、停車駅
にて乗降口とプラットフォームとの隙間を減少できて乗
降性及び安全性が向上する一方、供給切換手段により各
シリンダ室を大気開放することによって枕ばねの横剛性
によって車体が中立位置に戻り、プラットフォームから
車体が離れて隙間が確保されて通常走行状態に復帰す
る。従って、簡単な複動空気シリンダ及び供給切換手段
等によってアクチュエータが構成でき、製造コストやメ
ンテナンスコストの削減が得られれる。
車両の車体支持構造において、上記枕ばねは、上記台車
の台車枠上に配置された枕梁と車体との間に配置され、
上記アクチュエータは、上記枕梁と車体との間に架設さ
れて車幅方向に伸縮する複動空気シリンダと、該複動空
気シリンダの各シリンダ室への圧搾エアの供給及び排気
を制御する供給切換手段とを備えたことを特徴とする。
枕梁上に枕ばねを介して車体が支持されたダイレクトマ
ウント式の車両において、枕梁と車体との間に複動空気
シリンダを架設し、供給切換手段により一方のシリンダ
室に圧搾エアを供給し、かつ他方のシリンダ室を大気開
放することによって複動空気シリンダが収縮或いは伸長
して車体が横移動し、停車駅にて乗降口とプラットフォ
ームとの隙間が減少できて乗降性及び安全性が向上す
る。また、供給切換手段により各シリンダ室を大気開放
することによって枕ばねの横剛性によって車体が中立位
置に戻り、プラットフォームから車体が離れて隙間が確
保されて通常走行状態に復帰する。従って、簡単な複動
空気シリンダ及び供給切換手段等によってアクチュエー
タが得られ、製造コストやメンテナンスコストの削減が
得られれる。
の発明は、台車の台車枠上に枕ばねを介して枕梁が支持
され、該枕梁上に車体が搭載された鉄道車両の車体支持
構造において、上記台車枠と枕梁の間に架設されて台車
枠に対して枕梁を車幅方向に横移動させるアクチュエー
タを備えたことを特徴とする。
ねを介して枕梁が支持され、枕梁上に車体が搭載された
インダイレクト式の車両において、台車枠と枕梁との間
に枕梁を横移動させるアクチュエータを架設し、アクチ
ュエータにより枕梁を横移動することによって、枕梁上
に搭載された車体が横移動し、乗降口とプラットフォー
ムとの隙間が減少して乗降性及び安全性が向上する。一
方、アクチュエータによる横移動を解除すると、枕ばね
の横剛性によって枕梁が中立位置に戻り、かつ枕梁に搭
載された車体が中立位置に戻りプラットフォームから車
体が離れて隙間が確保されて通常走行状態に復帰する。
アクチュエータを架設することから、従来の各乗降口に
各々ステップ装置を設ける構造に対しエア配管や作動制
御系の敷設の簡素化が可能になり、製造コストやメンテ
ナンスコストの削減が得られれる。
車両の車体支持構造において、上記アクチュエータは、
上記台車枠と枕梁との間に架設されて車幅方向に伸縮す
る複動空気シリンダと、該複動空気シリンダの各シリン
ダ室への圧搾エアの供給及び排気を制御する供給切換手
段とを備えたことを特徴とする。
の間に複動空気シリンダを架設し、供給切換手段により
一方のシリンダ室に圧搾エアを供給し、かつ他方のシリ
ンダ室を大気開放することによって複動空気シリンダが
収縮或いは伸長して枕梁に搭載された車体が横移動し、
停車駅にて乗降口とプラットフォームとの隙間が減少で
きて乗降性及び安全性が向上する一方、供給切換手段に
より各シリンダ室を大気開放することによって枕ばねの
横剛性によって枕梁及び枕梁に搭載された車体が中立位
置に戻り、プラットフォームから車体が離れて隙間が確
保されて通常走行状態に復帰する。従って、簡単な複動
空気シリンダ及び供給切換手段等によってアクチュエー
タが得られ、製造コストやメンテナンスコストの削減が
得られれる。
5のいずれかの鉄道車両の車体支持構造において、更
に、上記アクチュエータは、複動空気シリンダの各シリ
ンダ室が直列配置された開閉弁及びオリフィスを介して
連通させるバイパス通路を備えたことを特徴とする。
より複動空気シリンダの各シリンダ室の給排気を停止
し、開閉弁を開放することによって各シリンダ室がオリ
フィスを介して連通する閉回路が形成されて走行状態に
おける左右振動の減衰力が得られ、車体の左右振動の減
衰がもたらされて乗心地の向上が確保される。
体支持構造の実施の形態を図によって説明する。
態をボルスタレス台車を用いた鉄道車両を例に図1乃至
図5によって説明する。
部断面図、図2はその詳細を示す断面図、図3は図2の
I−I線断面図である。
に沿って前後方向に延在する一対の側梁12と、左右の
側梁12の略中央部を連結する横梁13とを備えた平面
視略H形の台車枠11を有し、側梁12の前後方向中央
部の外側にばね支持部14が突設され、ばね支持部14
の上面に車体25を支持する枕ばねとして機能する空気
ばね21を支持するばね座15が形成されている。
下方向には空気ばね21の空気圧によって剛性が変化し
たり、上下の変移に対する自動高さ調整弁の作用による
オートレベリング機構を有し、また空気ばね21の横剛
性により左右振動の緩衝を行っている。この空気ばね2
1による横揺れ式の車体支持装置では中立位置に対し4
0mm程度の横動が可能である。
1の前部及び後部には、一対の車輪16を有する車軸1
7の両側を支える軸受を収めている軸箱18が、軸ばね
19によって支持されて設けられている。更に、横梁1
3の中央部に下心皿22が設けられている。
る車体25の床面26には、下心皿22に係合して荷重
を分担すると共に、回転中心となり前後方向の推力を伝
達する上心皿、即ち中心ピン27が垂下形成されてい
る。なお、28は中心ピン27と台車枠11との間に架
設されて横揺れを緩和する緩衝部材である。
幅方向に駆動するアクチュエータ30が配設されてい
る。
示すブロック図である。アクチュエータ30は、台車1
0と車体25との間に架設されて台車10に対して車体
25を車幅方向に横移動させるアクチュエータ手段、本
実施の形態では台車枠11と中心ピン27との間に球面
軸受や緩衝ゴム等を介して揺動自在に架設されて車幅方
向に延在し、かつ左動室31a及び右動室31bの各シ
リンダ室を有する複動空気シリンダ31を備え、エア供
給源、例えばエアポンプPから供給される圧搾エアを供
給切換手段である供給切換電磁弁32によって空気複動
シリンダ31の左動室31aに供給すると共に右動室3
1bから排出し、かつ右動室31bに供給及び左動室3
1aから排出とに切り換えられる。なお、供給切換電磁
弁32からの排気はサイレンサ33を介して消音され
る。
動位置に切り換えることによって、エアポンプPからの
圧搾エアを複動空気シリンダ31の左動室31aに供給
し、かつ右動室31bから排気することによって複動空
気シリンダ31が収縮して図1に二点鎖線21aで示す
ように空気ばね21を変形させて台車10に対し車体2
5が二点鎖線25aで示すように左方向に横移動する。
逆に、供給切換電磁弁32を図5(b)に示す右動位置
に切り換えてエアポンプPからの圧搾エアを複動空気シ
リンダ31の右動室31bに供給し、かつ左動室31a
から排気することによって複動空気シリンダ31が伸長
して空気ばね21を変形させて台車10に対し車体25
が右方向に横移動する。
供給切換電磁弁32を中立位置に切り換えて複動空気シ
リンダ31の左動室31a及び右動室31bを大気開放
することによって複動空気シリンダの31による作動
力、いわゆるシリンダ力の発生が阻止され、複動空気シ
リンダ31による抵抗がなくなり、空気ばね21により
車体25は中立位置に保持されると共に、空気ばね21
による横揺れの緩衝作用が阻害されることがない。
の作用について説明する。
図4及び図5(c)に示す中立位置に保持されて、エア
ポンプPから空気複動シリンダ31への圧搾エアの供給
が遮断され、かつ左動室31a及び右動室31bが共に
大気開放された状態に維持される。この結果、台車枠1
1と中心ピン27との間に架設された複動空気シリンダ
31による抵抗がなく、複動空気シリンダ31による影
響が回避されて空気ばね21の横剛性及び緩衝部材28
により左右振動の緩和がもたらされて良好な乗心地が確
保される。
位置と車両及び乗降口位置を一致させて停止させた状
態、例えば図1に示すように乗降側となる車両の左側が
プラットフォーム40側に位置して停止した状態で、供
給切換電磁弁32を図5(a)に示す左動位置に切り換
える。
エアポンプPからの圧搾エアが複動空気シリンダ31の
左動室31aに供給され、かつ右動室31bが供給切換
電磁弁32及びサイレンサ33を介して大気開放されて
右動室31bから排気されて複動空気シリンダ31が収
縮する。台車枠11と中心ピン27との間に架設された
複動空気シリンダ31の収縮によって、二点鎖線21a
で示すように空気ばね21を変形させて車体25が二点
鎖線25aで示すように左方向に、例えば40mm横移
動して床面26の端部とプラットフォーム40との隙間
aが減少して乗降口とプラットフォーム40との隙間が
減少せしめられ、乗降性及び安全性が向上する。特に、
この乗降口とプラットフォーム40との隙間の減少によ
って子供や車椅子による乗降性及び安全性が確保され
る。
5(a)に示す中立位置に切り換えることによって、左
動室31a及び右動室31bが大気開放され、空気ばね
21の横剛性により車体25が図1に示す中立位置に戻
り、プラットフォーム40から車体25が離れて隙間a
が確保され、通常走行状態に復帰する。
供給切換電磁弁32を図5(b)に示す右動位置に切り
換える。この供給切換電磁弁32の切換によって、エア
ポンプPからの圧搾エアが複動空気シリンダ31の右動
室31bに供給され、かつ左動室31aが供給切換電磁
弁32及びサイレンサ33を介して大気開放されて排気
され、複動空気シリンダ31が伸長する。複動空気シリ
ンダ31の伸長によって、空気ばね21を変形させて車
体25が右方向に横移動して床面26の端部とプラット
フォームとの隙間が減少して乗降口とプラットフォーム
40との隙間が減少して乗降性及び安全性が向上する。
時においては、台車10と車体25との間に架設された
複動空気シリンダ31の左動室31a及び右動室31b
を供給切換電磁弁32によって大気開放された状態に維
持することによって、複動空気シリンダ31による抵抗
がなく、空気複動シリンダ31による影響が回避さ空気
ばね21の横剛性により左右振動の緩和がもたらされて
良好な乗心地が確保される。一方、停車駅にてプラット
フォーム40の位置と車両及び乗降口位置を一致させて
停止させた状態で、供給切換電磁弁32の切換によって
複動空気シリンダ31を収縮或いは伸長させることによ
って、車体25が横方向に移動してプラットフォーム4
0と床面26との隙間が減少して乗降性及び安全性が向
上する。
テップ装置を設けることなく、台車10と車体25との
間に複動空気シリンダ31を架設することから、エア配
管や作動制御系の布設の簡素化が可能になり、製造コス
トやメンテナンスコストの削減が得られれると共に、台
車10と車体25との間に空気複動シリンダ31を架設
する簡単な構造であることから、既存の車両にも大きな
変更を要することなく追加的に取り付けることができ
る。
態を図6によって説明する。本実施の形態はアクチュエ
ータの作動回路が上記第1実施の形態と異なり、他の構
成は第1実施の形態と同一であるので対応する部分に同
一符号を付して該部の詳細な説明を省略し、異なる部分
を主に説明する。
に対応する本実施の形態におけるアクチュエータ30の
作動回路を示すブロック図であり、更に供給切換手段
は、供給切換電磁弁32と複動空気シリンダ31の左動
室31a、及び供給切換電磁弁32と右動室31bとの
間を開閉する開閉弁、本実施の形態ではON、即ち通電
することによって閉に切り替わる第1開閉電磁弁34を
介在して連通し、かつ複動空気シリンダ31の左動室3
1aと右動室31bがONによって開に切り換わる第2
開閉電磁弁35及びオリフィス36を直列に介在して連
結するバイパス通路を有している。
34を閉じ、かつ第2開閉電磁弁35を開放することに
よって、複動空気シリンダ31の左動室31aと右動室
31bがオリフィス35を介して連通する閉回路が形成
される。また、両第1開閉電磁弁34を開放し、かつ第
2開閉電磁弁35を閉じることによって図4に示す作動
回路と同様の作動回路が形成される。
について説明する。通常走行状態では、図6に示すよう
に、供給切換電磁弁32が中立位置に保持されると共
に、両第1開閉電磁弁34が閉じ、かつ第2開閉弁35
が開放状態に切り換えられて維持される。この結果、台
車枠11と中心ピン27との間に架設された複動空気シ
リンダ31の左動室31aと右動室31bがオリフィス
36を介して連通する閉回路が形成される。従って、複
動空気シリンダ31の伸長にあたっては左動室31aか
ら右動室31bにオリフィス36を介して緩やかに左動
室31a内の圧搾エアが流出して減衰力が得られ、かつ
複動空気シリンダ31の収縮にあたっては右動室31b
から左動室31aにオリフィス36を介して緩やか圧搾
エアが流出して減衰力が得られる。従って、車体25の
左右振動の減衰がもたらされて良好な乗心地が確保され
る。この減衰力は、車両の仕様等によりオリフィス36
の孔径を適宜変更することによって種々変更調整するこ
とができる。
位置と車両及び乗降口位置を一致させて停止させた状
態、両第1開閉電磁弁34を開放し、かつ第2開閉電磁
弁35を閉じ、例えば車両の左側から乗降する場合に
は、供給切換電磁弁32を左動位置に切り換えて、圧搾
エアを複動空気シリンダ31の左動室31aに供給し、
かつ右動室31bから供給切換電磁弁32及びサイレン
サ33を介して排気させて空気複動シリンダ31が収縮
させることによって、空気ばね21が変形して車体25
が左方向に横移動して乗降口とプラットフォーム40と
の隙間が減少して乗降性及び安全性が向上する。
切り換えることによって、左動室31a及び右動室31
bが大気開放され、空気ばね21の横剛性により車体2
5が中立位置に戻り、プラットフォーム40から車体2
5が離れ隙間が確保されて通常走行状態に復帰する。
供給切換電磁弁32を右動位置に切り換えて、エア供給
源32からの圧搾エアを空気複動シリンダ31の右動室
31bに供給し、かつ左動室31aから供給切換電磁弁
32及びサイレンサ33を介して排気することによっ
て、複動空気シリンダ31が伸長して、空気ばね21を
変形させて車体25が右方向に横移動して乗降口とプラ
ットフォーム40との隙間を減少させる。
の形態に加え、供給切換電磁弁32と複動空気シリンダ
31の左動室31a、及び供給切換電磁弁32と右動室
31bとの間に各々第1開閉電磁弁34を介装し、かつ
複動空気シリンダ31の左動室31aと右動室31bと
の間に第2開閉電磁弁35及びオリフィス36を介在し
て連結する簡単な構成によって、車体25の左右振動の
減衰が得られて、更に良好な乗心地が確保できる。
態をダイレクトマウント式の鉄道車両を例に図7によっ
て説明する。なお、図7の上記図1乃至図6と対応する
部分に同一符号を付することで該部の詳細な説明を省略
し、異なる部分を主に説明する。
の車体支持部の構造の概要を示す要部断面図であって、
台車枠11の上方に枕梁23が配置され、台車枠11に
形成された下心皿(図示せず)に枕梁23から垂下する
中心ピン27が係合している。
車体25が搭載支持され、枕梁23と車体25の床面2
6との間に車体25を車幅方向に移動させるアクチュエ
ータ30の複動空気シリンダ31が車幅方向に延在して
架設されている。
す作動回路を有し、通常走行状態では、複動空気シリン
ダ31への圧搾エアの供給を遮断し、かつ左動室31a
及び右動室31bを共に大気開放された状態に維持する
ことによって、枕梁23と車体25の床面26のとの間
に架設された複動空気シリンダ31による影響が回避さ
れて空気ばね21の横剛性により左右振動の緩和がもた
らされて良好な乗心地が確保される。
位置と車両及び乗降口位置を一致させて停止させた状
態、例えば乗降側となる車両の左側がプラットフォーム
側に位置して停止した状態で、供給切換電磁弁32を左
動位置に切り換えて圧搾エアを複動空気シリンダ31の
左動室31aに供給し、かつ右動室31bを大気開放す
ることによって、複動空気シリンダ31が収縮して空気
ばね21を変形させて車体25を左方向に横移動して床
面26の端部とプラットフォームとの隙間が減少して乗
降口とプラットフォームとの隙間が減少せしめられ、乗
降性及び安全性が向上する。乗降後、供給切換電磁弁3
2を中立位置に切り換えることによって、左動室31a
及び右動室31bを開放され、空気ばね21の横剛性に
より車体25が中立位置に戻り、プラットフォームから
車体25が離れて通常走行状態に復帰する。
供給切換電磁弁32を右動位置に切り換え、エア供給源
32からの圧搾エアを複動空気シリンダ31の右動室3
1bに供給し、かつ左動室31aを開放することによっ
て、複動空気シリンダ31の伸長によって、車体25が
右方向に横移動して乗降口とプラットフォームとの隙間
が減少せしめられ、乗降性及び安全性が向上する。
示す作動回路を設けることによって、第2実施の形態同
様に、走行状態における車室25の左右振動の減衰が得
られて、更に良好な乗心地が確保できる。
態をインダイレクトマウント式の鉄道車両を例に図8に
よって説明する。なお、図8の上記図1乃至図7と対応
する部分に同一符号を付することで該部の詳細な説明を
省略し、異なる部分を主に説明する。
車両の車体支持部の構造の概要を示す要部断面図であっ
て、台車枠11の上方に左右の空気ばね21を介して枕
梁23が支持され、枕梁23上に車体25が配置され
て、枕梁23に形成された下心皿(図示せず)に車体2
5の床面26から垂下する中心ピン27が係合してい
る。
車体25を車幅方向に横移動させるアクチュエータ30
の複動空気シリンダ31が車幅方向に延在して架設され
ている。
す作動回路を有し、通常走行状態では、複動空気シリン
ダ31の左動室31a及び右動室31bを共に大気開放
した状態に維持することによって、台車枠11と枕梁2
3との間に架設された複動空気シリンダ31による影響
が回避されて空気ばね21の横剛性により左右振動の緩
和がもたらされて良好な乗心地が確保される。
位置と車両及び乗降口位置を一致させて停止させた状
態、例えば乗降側となる車両の左側がプラットフォーム
側に位置して停止した状態で、供給切換電磁弁32を左
動位置に切り換えて、圧搾エアを複動空気シリンダ31
の左動室31aに供給し、かつ右動室31bを大気開放
することによって、複動空気シリンダ31が収縮して空
気ばね21を変形させて枕梁23を左方向に横移動して
車体25を移動させて床面31の端部とプラットフォー
ムとの隙間を減少させて乗降性及び安全性の向上を図
る。乗降後、供給切換電磁弁32を中立位置に切り換え
て、左動室31a及び右動室31bを開放し、空気ばね
21の横剛性により枕梁23及び車体25を中立位置に
戻し、プラットフォームから車体25が離れて通常走行
状態に復帰する。
供給切換電磁弁32を右動位置に切り換え、複動空気シ
リンダ31の右動室31bに圧搾エアを供給し、かつ左
動室31aを開放することによって複動空気シリンダ3
1を伸長させ、枕梁23及び車体25が右方向に横移動
して乗降口とプラットフォームとの隙間を減少させる。
また、図4に示す作動回路に代えて図6に示す作動回路
を設けることによって、第2実施の形態同様に、走行状
態における枕梁23を介して支持された車室25の左右
振動の減衰が得られて、更に良好な乗心地が確保でき
る。
れることなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更
可能である。例えば上記各実施の形態では、枕ばねとし
て空気ばねを使用したが、コイルばねの横剛性を利用し
ている台車にあっては、空気ばねに代えてコイルばねを
使用することも可能である。また、上記実施の形態では
アクチュエータ手段として複動空気シリンダを使用した
が電動モータで作動する歯車機構やリンク機構等適宜他
の駆動手段を用いることも可能である。
体支持構造によると、台車上に枕ばねを介して車体が搭
載された鉄道車両の車体支持構造において、台車と車体
の間に台車に対して車体を車幅方向に横移動させるアク
チュエータを備えて、停車駅にてアクチュエータにより
車体を横移動することによって、乗降口とプラットフォ
ームとの隙間が減少して乗降性及び安全性が向上する。
一方、アクチュエータによる横移動を解除すると、枕ば
ねの横剛性によって車体が中立位置に戻り、プラットフ
ォームから車体が離れて隙間が確保されて通常走行状態
に復帰する。
せるアクチュエータを架設することから、従来の各乗降
口に各々ステップ装置を設ける構造に対しエア配管や作
動制御系の敷設の簡素化が可能になり、製造コストやメ
ンテナンスコストの削減が得られれる。
に枕ばねを介して枕梁が支持され、枕梁上に車体が搭載
された鉄道車両の車体支持構造において、台車枠と枕梁
の間に架設されて台車枠に対して枕梁を車幅方向に横移
動させるアクチュエータを備えて、アクチュエータによ
り枕梁を横移動することによって、枕梁上に搭載された
車体が横移動し、乗降口とプラットフォームとの隙間が
減少して乗降性及び安全性が向上する。一方、アクチュ
エータによる横移動を解除すると、枕ばねの横剛性によ
って枕梁が中立位置に戻り、かつ枕梁に搭載された車体
が中立位置に戻りプラットフォームから車体が離れて隙
間が確保されて通常走行状態に復帰する。また、台車枠
と枕梁との間に横移動させるアクチュエータを架設する
ことから、従来の各乗降口に各々ステップ装置を設ける
構造に対しエア配管や作動制御系の敷設の簡素化が可能
になり、製造コストやメンテナンスコストの削減が得ら
れれる。
施の形態の概要を示す要部断面図である。
ック図である。
施の形態の概要を示すアクチュエータの作動回路を示す
ブロック図である。
施の形態の概要を示す要部断面図である。
施の形態の概要を示す要部断面図である。
を示す説明図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 台車上に枕ばねを介して車体が搭載され
た鉄道車両の車体支持構造において、 上記台車と車体の間に架設されて台車に対して車体を車
幅方向に横移動させるアクチュエータを備えたことを特
徴とする鉄道車両の車体支持構造。 - 【請求項2】 上記枕ばねは、 上記台車の台車枠と車体との間に配設され、 上記アクチュエータは、 上記台車枠と車体との間に架設されて車幅方向に伸縮す
る複動空気シリンダと、 該複動空気シリンダの各シリンダ室への圧搾エアの供給
及び排気を制御する供給切換手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1に記載の鉄道車両の
車体支持構造。 - 【請求項3】 上記枕ばねは、 上記台車の台車枠上に配置された枕梁と車体との間に配
置され、 上記アクチュエータは、 上記枕梁と車体との間に架設されて車幅方向に伸縮する
複動空気シリンダと、 該複動空気シリンダの各シリンダ室への圧搾エアの供給
及び排気を制御する供給切換手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1に記載の鉄道車両の
車体支持構造。 - 【請求項4】 台車の台車枠上に枕ばねを介して枕梁が
支持され、該枕梁上に車体が搭載された鉄道車両の車体
支持構造において、 上記台車枠と枕梁の間に架設されて台車枠に対して枕梁
を車幅方向に横移動させるアクチュエータを備えたこと
を特徴とする鉄道車両の車体支持構造。 - 【請求項5】 上記アクチュエータは、 上記台車枠と枕梁との間に架設されて車幅方向に伸縮す
る複動空気シリンダと、 該複動空気シリンダの各シリンダ室への圧搾エアの供給
及び排気を制御する供給切換手段と、 を備えたことを特徴とする請求項4に記載の鉄道車両の
車体支持構造。 - 【請求項6】 更に、上記アクチュエータは、 複動空気シリンダの各シリンダ室が直列配置された開閉
弁及びオリフィスを介して連通させるバイパス通路を備
えたことを特徴とする請求項2、3、5のいずれかに記
載の鉄道車両の車体支持構造。
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