JP2002086754A - インクジェット方式画像形成装置 - Google Patents

インクジェット方式画像形成装置

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JP2002086754A
JP2002086754A JP2000278682A JP2000278682A JP2002086754A JP 2002086754 A JP2002086754 A JP 2002086754A JP 2000278682 A JP2000278682 A JP 2000278682A JP 2000278682 A JP2000278682 A JP 2000278682A JP 2002086754 A JP2002086754 A JP 2002086754A
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JP2000278682A
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Yutaka Kawamata
裕 川又
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】インクを無駄に消費せずに印字ヘッドのインク
吐出状態を良好に保てるインクジェット方式画像形成装
置を提供する。 【解決手段】第1印字モード(例えばモノクロモード)
で複数枚の記録媒体に連続して画像を形成する場合は、
第1印字モードから第2印字モード(例えばカラーモー
ド)に切り換わる際に、メモリ48に記憶された積算時
間及び回数双方に基づいて、第1印字モードのときにイ
ンクを吐出させなかった印字ヘッドから所定回数だけイ
ンクを吐出させるように制御部50によってヘッド制御
部44を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体にインク
を吐出して画像を形成するインクジェット方式画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータやワークステーションの出
力装置の一つとして、記録紙などの記録媒体にインクを
吐出して画像を形成するインクジェット方式画像形成装
置が知られている。このインクジェット方式画像形成装
置は、通常、インクが吐出する複数のノズルが形成され
た印字ヘッドと、この印字ヘッドを搭載して主走査方向
に往復動するキャリッジと、この主走査方向に直交する
方向(副走査方向であり記録媒体搬送方向)に記録媒体
を搬送する記録媒体搬送装置とを備えている。
【0003】上記した複数のノズルそれぞれには発熱素
子や圧電素子が形成されている。ノズルからインクを吐
出する際には、発熱素子や圧電素子に画像信号(電気信
号)を送ってこれらを駆動させる。
【0004】記録媒体に画像を形成する際は、記録媒体
搬送装置で搬送中の記録媒体を一時的に停止させ、キャ
リッジを主走査方向に往復動させながら、画像情報を担
持した画像信号に基づいて複数のノズルから選択的にイ
ンクを吐出し、記録媒体のうちノズルの出口(インク吐
出口)に向き合う画像形成領域に位置する部分に1バン
ド分の画像を形成する。その後、記録媒体を1バンド分
の幅だけ搬送して停止させ、再び、キャリッジを主走査
方向に往復動させながら、画像信号に基づいてノズルか
らインクを吐出し、記録媒体のうち画像形成領域に新た
に位置する部分に画像を形成する。このような動作を繰
り返すことによって記録媒体に画像を形成する。
【0005】上記のようなインクジェット方式画像形成
装置では、印字ヘッドの複数のノズルから記録媒体にイ
ンクを直接に吐出して画像を形成するので、画像品質を
保つためにインクの吐出状態を常に正常にしておく必要
がある。このために、各ノズルから常に正常にインクが
吐出するように印字ヘッドやそのノズルを清掃する。こ
の清掃技術として、下記の強制吸引技術と予備吐出技術
が知られている。
【0006】強制吸引技術とは、各ノズルにインクを供
給するための供給路やノズル近傍のインク溜り(共通液
室)に混入した気泡を除去するために、ノズルの出口に
負圧をかけて供給路や共通液室などからインクと共に気
泡を強制的に吸引する技術をいう。このようにインクと
気泡を強制的に吸引することにより複数のノズルから常
に正常にインクが吐出する。
【0007】また、予備吐出技術とは、複数のノズルの
中には長時間にわたってインクを吐出しないものもある
が、このようなノズルのインクを乾燥させないために、
所定のタイミングで複数のノズルの全てからインクを吐
出させる技術をいう。このように所定のタイミングで複
数のノズルの全てからインクを吐出させることにより複
数のノズルから常に正常にインクが吐出する。
【0008】ところで、最近、互いに異なる色のインク
を吐出する複数の印字ヘッドをキャリッジに搭載し、こ
れら複数の印字ヘッドから適宜にインクを吐出してカラ
ー画像を形成するカラーインクジェット方式画像形成装
置が広く使用され始めている。また、同色(例えば黒
色)のインクを吐出する複数の印字ヘッドをキャリッジ
に搭載し、これら複数の印字ヘッドから適宜にインクを
吐出してモノクロ(白黒)画像を高速で形成する高速タ
イプのインクジェット方式画像形成装置も使用されてい
る。
【0009】上記したカラーインクジェット方式画像形
成装置では、カラー画像だけでなく、モノクロ画像を形
成することもある。モノクロ画像を形成する場合、カラ
ー色のインクを吐出する印字ヘッドからはインクが吐出
されない。しかし、各印字ヘッドのノズルが乾燥しない
ように所定時間毎に、上記の予備吐出技術によって複数
の印字ヘッドの全てのノズルからインクを吐出させてい
る。
【0010】また、上記した高速タイプのインクジェッ
ト方式画像形成装置では、複数の印字ヘッドが搭載され
た位置の精度や各印字ヘッドの製造誤差などに起因して
画像品質が低下することがある。従って、高品質の画像
を形成するときは、複数の印字ヘッドのうちのいずれか
一つの印字ヘッドのみからインクを吐出させて画像を形
成する。この場合、インクを吐出する一つの印字ヘッド
以外の印字ヘッドからはインクが吐出されない。しか
し、カラーインクジェット方式画像形成装置の場合と同
様に、各印字ヘッドのノズルが乾燥しないように所定時
間毎に、上記の予備吐出技術によって複数の印字ヘッド
の全てのノズルからインクを吐出させている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したように複数の
印字ヘッドの全てのノズルから所定時間毎にインクを吐
出させることによりノズルの乾燥を防止する場合、使用
されていない印字ヘッドのノズルからもインクが吐出さ
れて廃棄されることとなる。このため、インクが無駄に
消費され、また、廃インクの量も増えるので大きな廃イ
ンク収容タンクが必要となる。
【0012】本発明は、上記事情に鑑み、インクを無駄
に消費せずに印字ヘッドのインク吐出状態を良好に保て
るインクジェット方式画像形成装置を提供することを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第1のインクジェット方式画像形成装置は、
インクを吐出する複数の印字ヘッドのうちの少なくとも
1つの印字ヘッドからインクを吐出させずに残りの印字
ヘッドからインクを吐出させて画像を形成する第1印字
モードを有するインクジェット方式画像形成装置におい
て、(1)前記第1印字モードで画像を形成し始めてか
ら形成し終るまでの画像形成時間を計測する時間計測手
段と、(2)前記第1印字モードのときにインクを吐出
させなかった印字ヘッドからインクを吐出させる回数で
あって、且つ前記画像形成時間に応じて変動する回数を
記憶しておく回数記憶手段と、(3)前記時間計測手段
で計測された時間及び前記回数記憶手段に記憶された回
数双方に基づいて、前記第1印字モードのときにインク
を吐出させなかった印字ヘッドから画像形成終了後に所
定回数だけインクを吐出させるように前記複数の印字ヘ
ッドを制御する制御手段とを備えたことを特徴とするも
のである。
【0014】ここで、(4)上記の第1のインクジェッ
ト方式画像形成装置は、周囲の温度を測定する温度測定
手段を備え、(5)前記回数記憶手段は、前記画像形成
時間に応じて変動するだけでなく、前記温度測定手段で
測定された温度にも応じて変動する回数を記憶しておく
ものであり、(6)前記制御手段は、前記時間計測手段
で計測された画像形成時間、前記回数記憶手段に記憶さ
れた回数、及び前記温度測定手段で測定された温度に基
づいて、前記第1印字モードのときにインクを吐出させ
なかった印字ヘッドから画像形成終了後に所定回数だけ
インクを吐出させるように前記複数の印字ヘッドを制御
するものであってもよい。
【0015】さらに、(7)上記の第1のインクジェッ
ト方式画像形成装置は、複数の印字ヘッドからインクを
強制的に吸引するインク吸引手段を備え、(8)前記制
御手段は、前記第1印字モードのときにインクを吐出さ
せなかった印字ヘッドから画像形成終了後に所定回数だ
けインクを吐出させるように前記複数の印字ヘッドを制
御するか、もしくは、前記インク吸引手段によって前記
複数の印字ヘッドから強制的にインクを吸引するように
前記複数の印字ヘッドを制御するものであってもよい。
【0016】また、上記目的を達成するための本発明の
第2のインクジェット方式画像形成装置は、インクを吐
出する複数の印字ヘッドのうちの少なくとも1つの印字
ヘッドからインクを吐出させずに残りの印字ヘッドから
インクを吐出させて画像を形成する第1印字モードと、
前記複数の印字ヘッドの全てからインクを吐出させて画
像を形成する第2印字モードとを有するインクジェット
方式画像形成装置において、(9)前記第1印字モード
で画像を形成し始めてから形成し終るまでの画像形成時
間を計測する時間計測手段と、(10)該時間計測手段
で計測された画像形成時間を積算した積算時間を記憶し
ておく積算時間記憶手段と、(11)前記第1印字モー
ドのときにインクを吐出させなかった印字ヘッドからイ
ンクを吐出させる回数であって、且つ前記積算時間に応
じて変動する回数を記憶しておく回数記憶手段と、(1
2)前記第1印字モードから前記第2印字モードに切り
換わる際に、前記積算時間記憶手段に記憶された積算時
間及び前記回数記憶手段に記憶された回数双方に基づい
て、前記第1印字モードのときにインクを吐出させなか
った印字ヘッドから所定回数だけインクを吐出させるよ
うに前記複数の印字ヘッドを制御する制御手段とを備え
たことを特徴とするものである。
【0017】ここで、(13)上記の第2のインクジェ
ット方式画像形成装置は、周囲の温度を測定する温度測
定手段を備え、(14)前記回数記憶手段は、前記積算
時間に応じて変動するだけでなく、前記温度測定手段で
測定された温度にも応じて変動する回数を記憶しておく
ものであり、(15)前記制御手段は、前記積算時間記
憶手段に記憶された積算時間、前記回数記憶手段に記憶
された回数、及び前記温度測定手段で測定された温度に
基づいて、前記第1印字モードのときにインクを吐出さ
せなかった印字ヘッドから所定回数だけインクを吐出さ
せるように前記複数の印字ヘッドを制御するものであっ
てもよい。
【0018】さらに、(16)上記の第2のインクジェ
ット方式画像形成装置は、複数の印字ヘッドからインク
を強制的に吸引するインク吸引手段を備え、(17)前
記制御手段は、前記第1印字モードのときにインクを吐
出させなかった印字ヘッドから所定回数だけインクを吐
出させるように前記複数の印字ヘッドを制御するか、も
しくは、前記インク吸引手段によって前記複数の印字ヘ
ッドから強制的にインクを吸引するように前記複数の印
字ヘッドを制御するものであってもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明のインクジ
ェット方式画像形成装置の実施形態を説明する。
【0020】図1を参照して、本発明のインクジェット
方式画像形成装置の一例であるプロッタを説明する。
【0021】図1は、プロッタの概略構成を示す斜視図
である。
【0022】プロッタ10は、矢印A方向に搬送される
記録紙12が載置されるプラテン14を備えている。こ
のプラテン14の上方には、プラテン14に対して平行
に2本の走査レール(ガイドレール)16が掛け渡され
ている。この走査レール16には、モータ(図示せず)
とベルト18によって矢印B,C方向(矢印A方向に直
交する方向)に往復動する(走査する)キャリッジ20
がスライド軸受(図示せず)を介して取り付けられてい
る。
【0023】キャリッジ20には、インクを吐出するイ
ンク吐出口(ノズルの出口であり、図示せず)を有する
4つの印字ヘッド22K(ブラック),22C(シア
ン),22M(マゼンタ),22Y(イエロー)が搭載
されている。インク吐出口の前方は、画像が形成される
画像形成領域23である。記録紙12のうち画像形成領
域23に位置する部分にノズルの先端からインクが吐出
され、これにより、この部分に画像が形成される。
【0024】プロッタ10は、4つの印字ヘッド22
K,22C,22M,22Yのうちの少なくとも1つの
印字ヘッドからインクを吐出させずに残りの印字ヘッド
からインクを吐出させて画像を形成する第1印字モード
と、これら4つの印字ヘッド22K,22C,22M,
22Yの全てからインクを吐出させて画像を形成する第
2印字モードとを有する。
【0025】また、キャリッジ20の移動可能な範囲の
片側の、画像形成領域23から離れた位置には、ノズル
からインクを強制的に吸引し、印字ヘッド22に形成さ
れたインク供給経路やノズルなどをクリーニングして印
字ヘッド22のインク吐出状態を初期の吐出状態にする
回復装置30(本発明にいうインク吸引手段の一例であ
る)が配置されている。
【0026】ロール紙などの記録紙12に画像を形成す
るに当っては、プラテン14に記録紙12を載置し、プ
ラテン14に形成された開口部(図示せず)から外周面
の一部を露出した搬送ローラ24と、記録紙12の両端
部を上方から押えるピンチローラ26とによって記録紙
12を挟持しながら、搬送モータ(図示せず)によって
搬送ローラ24を回転させて記録紙12を搬送する。記
録紙12の上方でキャリッジ20を矢印B,C方向に往
復動させ、ヘッド制御部44(図2参照)から各印字ヘ
ッド22K,22C,22M,22Yに送信された画像
情報を担持する画像信号に基づいてノズルからインクを
吐出して、記録紙12のうち、画像形成領域23に位置
する部分に画像を形成する。
【0027】画像を形成し終ると、キャリッジ20に搭
載されたカッタ(図示せず)を所定位置まで飛び出させ
て記録紙12を所定サイズに裁断する。
【0028】画像形成動作中、ノズルなどをクリーニン
グするために、ノズルからインクを吸引することが必要
な状態になると、キャリッジ20を回復装置30の上方
に移動させる。
【0029】回復装置30は、4つの印字ヘッド22
K,22C,22M,22Yの各ノズルの出口それぞれ
を着脱自在に覆うゴム製の4つのキャップ32K,32
C,32M,32Yを備えている。各キャップ32K,
32C,32M,32Yにはチューブ(図示せず)の一
端が接続されており、このチューブの他端は吸引ポンプ
(図示せず)に接続されている。4つのキャップ32
K,32C,32M,32Yはキャップ台32に固定さ
れている。
【0030】図2を参照して、プロッタ10の制御系統
を説明する。
【0031】図2は、プロッタの制御系統の一部を示す
ブロック図である。
【0032】プロッタ10には、プロッタ10の様々な
動作を制御する総合制御部40が内蔵されている。総合
制御部40は、上記した回復装置30(図1参照)の動
きを制御する回復制御部42と、各印字ヘッド22K,
22C,22M,22Y(図1参照)のインク吐出状態
を制御するヘッド制御部44とを備えている。
【0033】また、総合制御部40には、上記した第1
印字モードにおいて一枚の記録媒体に画像を形成し始め
てから形成し終るまでの画像形成時間を計測するカウン
タ46(本発明にいう時間計測手段の一例である)が内
蔵されている。総合制御部40にはメモリ48(本発明
にいう回数記憶手段と積算時間記憶手段を兼ねている)
も内蔵されており、このメモリ48には、上記の第1印
字モードのときにインクを吐出させなかった印字ヘッド
からインクを予備吐出させる回数が記憶されている。こ
の回数は、上記の画像形成時間に応じて変動するもので
ある。複数枚の記録媒体に連続して画像を形成するとき
は、上記した画像形成時間がカウンタ46で積算されて
積算時間が得られ、この積算時間もメモリ48に記憶さ
れる。
【0034】総合制御部40には、一枚の記録媒体に画
像を形成する場合に、カウンタ46で計測された画像形
成時間及びメモリ48に記憶された回数双方に基づい
て、第1印字モードのときにインクを吐出させなかった
印字ヘッドから画像形成後に所定回数だけインクを吐出
させるようにヘッド制御部44を制御する制御部50も
内蔵されている。
【0035】また、プロッタ10には、4つの印字ヘッ
ド22K,22C,22M,22Yの周囲の温度を測定
するヘッド温度センサ52(本発明にいう温度測定手段
の一例である)が組み込まれている。このヘッド温度セ
ンサ52で測定された温度を担持する温度信号は制御部
50に送られる。制御部50はこの温度信号に基づい
て、後述するように、回復制御部42やヘッド制御部4
4などを制御する。
【0036】図3を参照して、プロッタ10における印
字動作の一例を説明する。
【0037】図3は、印字動作の一例を示すフロー図で
ある。
【0038】このフローは、プロッタ10(図1参照)
の電源が投入されると起動する。先ず、4つの印字ヘッ
ド22K,22C,22M,22Yのうちの印字ヘッド
22Kだけからインクを吐出して白黒画像を形成するモ
ノクロモード(本発明にいう第1印字モードの一例であ
る)であるか否かが判定される(S301)。モノクロ
モードではないと判定されたときは、4つの印字ヘッド
22K,22C,22M,22Yの全てからインクを吐
出してカラー画像を形成するカラーモード(本発明にい
う第2印字モードの一例である)であるので、これら4
つの印字ヘッド22K,22C,22M,22Yのイン
ク吐出状態を良好にするために4つの印字ヘッド22
K,22C,22M,22Yの全てから記録媒体以外の
所定部分にインクを吐出して予備吐出を行う(S30
2)。その後にカラーモードで印字(画像形成)を開始
し(S303)、印字が終了する(S304)とこのフ
ローが終了する。
【0039】S301でモノクロモードであると判定さ
れたときは、4つの印字ヘッド22K,22C,22
M,22Yのうちの印字ヘッド22Kだけからインクを
吐出して画像を形成するので、印字ヘッド22Kだけか
ら記録媒体以外の所定部分にインクを吐出して予備吐出
を行う(S305)。従って、S305では、他の印字
ヘッド22C,22M,22Y(これらをカラーヘッド
という)の予備吐出をしない。
【0040】上記のようにして印字ヘッド22Kだけの
予備吐出を行った後に、画像形成を開始する(S30
6)。この印字開始と同時に、画像を形成し始めてから
形成し終るまでの画像形成時間を計測するためにカウン
タ46で時間を計測し始める(S307)。画像形成が
終了した(S308)後にカウンタ46を停止する(S
309)。次に、カラーヘッドの予備吐出回数を決める
ために、カウンタ46で計測された画像形成時間が60
0秒以上か否かを判定する(S310)。
【0041】この画像形成時間が600秒以上のとき
は、カラーヘッドのノズルでインクがかなり乾燥してい
ると考えられるので、カラーヘッドの予備吐出を500
回(500発)行う(S311)。一方、この画像形成
時間が600秒未満のときは、カラーヘッドのノズルで
インクがあまり乾燥していないと考えられるので、カラ
ーヘッドの予備吐出を200回(200発)行う(S3
12)。なお、画像形成時間と予備吐出回数の対応関係
はメモリ48に予め記憶されている。
【0042】上述したようにモノクロモードの画像形成
終了後に、モノクロモードのときにインクを吐出させな
かった印字ヘッド22C,22M,22Yだけから所定
回数だけインクを吐出させるので、これらの印字ヘッド
のインク吐出状態は良好になる。また、モノクロモード
のときにインクを吐出させた印字ヘッド22K(本発明
にいう残りの印字ヘッドの一例である)は画像形成中に
インクを吐出しているのでインクは乾燥しておらず、こ
の印字ヘッド22Kからはインクを吐出させなくてもイ
ンク吐出状態は良好である。また、画像形成時間に応じ
て予備吐出の回数を変動させており、画像形成時間が短
いときは予備吐出回数を少なくし、画像形成時間が長い
ときは予備吐出回数を多くしている。従って、インクを
無駄に消費せずに4つの印字ヘッド22K,22C,2
2M,22Yのインク吐出状態を良好に保てる。
【0043】図4を参照して、プロッタ10における印
字動作の他の例を説明する。
【0044】図4は、印字動作の他の例を示すフロー図
である。
【0045】このフローは、プロッタ10(図1参照)
の電源が投入されると起動する。先ず、4つの印字ヘッ
ド22K,22C,22M,22Yのうちの印字ヘッド
22Kだけからインクを吐出して白黒画像を形成するモ
ノクロモード(本発明にいう第1印字モードの一例であ
る)であるか否かが判定される(S401)。
【0046】S401でモノクロモードであると判定さ
れたときは、4つの印字ヘッド22K,22C,22
M,22Yのうちの印字ヘッド22Kだけからインクを
吐出して画像を形成するので、印字ヘッド22Kだけか
ら記録媒体以外の所定部分にインクを吐出して予備吐出
を行う(S402)。従って、S402では、他の印字
ヘッド22C,22M,22Y(これらをカラーヘッド
という)の予備吐出をしない。
【0047】上記のようにして印字ヘッド22Kだけの
予備吐出を行った後に、画像形成を開始する(S40
3)。この印字開始と同時に、画像を形成し始めてから
形成し終るまでの画像形成時間を計測するためにカウン
タ46で時間を計測し始める(S404)。画像形成が
終了した(S405)後にカウンタ46を停止する(S
406)。カウンタ46で計測された画像形成時間はカ
ウンタ46で積算されて積算時間が得られ、この積算時
間はメモリ48に記憶させて(S407)、このフロー
を終了する。
【0048】S401でモノクロモードではないと判定
されたとき、即ち、カラーモードであると判定されたと
きは、メモリ48に記憶されている積算時間が1200
秒以上か否かが判定される(S408)。この積算時間
が1200秒以上のときは、カラーヘッドのノズルでイ
ンクがかなり乾燥していると考えられるので、カラーヘ
ッドの予備吐出を1000回(1000発)行う(S4
09)。一方、この積算時間が1200秒未満のとき
は、カラーヘッドのノズルでインクがあまり乾燥してい
ないと考えられるので、カラーヘッドの予備吐出を50
0回(500発)行う(S410)。なお、積算時間と
予備吐出回数の対応関係はメモリ48に予め記憶されて
いる。
【0049】S409又はS410で予備吐出を行った
後は、カウンタ46の時間をゼロに戻し(カウンタ46
をリセットし)(S411)、画像形成(印字)を開始
する(S412)。所定の画像が形成されると画像形成
を終了し(S413)、このフローが終了する。
【0050】上述したようにモノクロモードからカラー
モードに切り換わる際に、モノクロモードのときにイン
クを吐出させなかった印字ヘッド22C,22M,22
Yから所定回数だけインクを吐出させるので、これらの
印字ヘッド22C,22M,22Yのインク吐出状態は
良好になる。また、モノクロモードのときにインクを吐
出させた印字ヘッド22K(残りの印字ヘッド)は画像
形成中にインクを吐出しているのでインクが乾燥してお
らず、この印字ヘッド22Kからはインクを吐出させな
くてもインク吐出状態は良好である。また、積算時間に
応じて予備吐出の回数を変動させており、積算時間が短
いときは予備吐出回数を少なくし、積算時間が長いとき
は予備吐出回数を多くしている。従って、インクを無駄
に消費せずに4つの印字ヘッド22K,22C,22
M,22Yのインク吐出状態を良好に保てる。
【0051】次に、表1を参照して、積算時間及び環境
温度双方に基づいて予備吐出もしくは回復装置30(図
1参照)で強制吸引を行う例を説明する。
【0052】表1は、カウンタ46(図2参照)で積算
された積算時間と、ヘッド温度センサ52(図2参照)
で検出された温度とに基づいて、予備吐出の回数を決め
たり、予備吐出か強制吸引かを決めたりする例を示すも
のである。
【0053】
【表1】 この場合のフローは、図4のフローに判定項目としてヘ
ッド温度センサ52で検出された温度を加えるので、図
4のフローとほぼ同様である。表1に示すように、積算
時間が短いときはインクが乾燥しにくいので予備吐出回
数は少なく、この反対に、積算時間が長いときはインク
が乾燥し易いので予備吐出回数は多い。また、積算時間
が非常に長くなると、インクがかなり乾燥していると考
えられるので強制吸引を行う。
【0054】積算時間が同じであっても環境温度が低い
ときは一定の吐出状態を確保するために、印字ヘッドに
内蔵されたヒータでインクを常時温めるので、インクが
乾燥し易く、一方、環境温度が高いときはインクが乾燥
しにくいので、環境温度が低いときは予備吐出回数を多
くし、環境温度が高いときは予備吐出回数を少なくする
ように、環境温度に応じて予備吐出回数を変動させてい
る。このように積算時間及び環境温度双方に基づいて予
備吐出回数を細かく制御したり、予備吐出か強制吸引か
を選択したりすることにより、インクをいっそう無駄に
消費せずに各印字ヘッドのインク吐出状態を良好に保て
る。
【0055】なお、上記したモノクロモード(第1印字
モード)で複数枚の記録媒体に連続して画像を形成する
場合は、モノクロモードからカラーモード(第2印字モ
ード)に切り換わる際に、メモリ48に記憶された積算
時間及び回数双方に基づいて、モノクロモードのときに
インクを吐出させなかった印字ヘッドから所定回数だけ
インクを吐出させるように制御部50によってヘッド制
御部44を制御してもよい。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明の第1のイン
クジェット方式画像形成装置によれば、第1印字モード
のときにインクを吐出させなかった印字ヘッドから所定
回数だけインクを吐出させるので、これらの印字ヘッド
のインク吐出状態は良好になる。また、第1印字モード
のときにインクを吐出させた印字ヘッド(残りの印字ヘ
ッド)は画像形成中にインクを吐出しているので、これ
らの印字ヘッドからはインクを吐出させなくてもインク
吐出状態は良好である。従って、インクを無駄に消費せ
ずに印字ヘッドのインク吐出状態を良好に保てる。
【0057】ここで、上記の第1のインクジェット方式
画像形成装置が、周囲の温度を測定する温度測定手段を
備え、前記回数記憶手段は、前記画像形成時間に応じて
変動するだけでなく、前記温度測定手段で測定された温
度にも応じて変動する回数を記憶しておくものであり、
前記制御手段は、前記時間計測手段で計測された画像形
成時間、前記回数記憶手段に記憶された回数、及び前記
温度測定手段で測定された温度に基づいて、前記第1印
字モードのときにインクを吐出させなかった印字ヘッド
から画像形成終了後に所定回数だけインクを吐出させる
ように前記複数の印字ヘッドを制御するものである場合
は、インク吐出状態が周囲の温度によって変わってもこ
の温度にも基づいてインク吐出回数(予備吐出回数)が
決まるので、印字ヘッドのインク吐出状態をいっそう確
実に良好に保てる。
【0058】さらに、上記の第1のインクジェット方式
画像形成装置が、複数の印字ヘッドからインクを強制的
に吸引するインク吸引手段を備え、前記制御手段は、前
記第1印字モードのときにインクを吐出させなかった印
字ヘッドから画像形成終了後に所定回数だけインクを吐
出させるように前記複数の印字ヘッドを制御するか、も
しくは、前記インク吸引手段によって前記複数の印字ヘ
ッドから強制的にインクを吸引するように前記複数の印
字ヘッドを制御するものである場合は、インク吸引手段
によってインクが強制的に吸引されることもあるので、
印字ヘッドのインク吐出状態をさらにいっそう確実に良
好に保てる。
【0059】また、本発明の第2のインクジェット方式
画像形成装置によれば、第1印字モードから第2印字モ
ードに切り換わる際に、第1印字モードのときにインク
を吐出させなかった印字ヘッドから所定回数だけインク
を吐出させるので、これらの印字ヘッドのインク吐出状
態は良好になる。また、第1印字モードのときにインク
を吐出させた印字ヘッド(残りの印字ヘッド)は画像形
成中にインクを吐出しているので、これらの印字ヘッド
からはインクを吐出させなくてもインク吐出状態は良好
である。従って、インクを無駄に消費せずに印字ヘッド
のインク吐出状態を良好に保てる。
【0060】ここで、上記した第2のインクジェット方
式画像形成装置が、周囲の温度を測定する温度測定手段
を備え、前記回数記憶手段は、前記積算時間に応じて変
動するだけでなく、前記温度測定手段で測定された温度
にも応じて変動する回数を記憶しておくものであり、前
記制御手段は、前記積算時間記憶手段に記憶された積算
時間、前記回数記憶手段に記憶された回数、及び前記温
度測定手段で測定された温度に基づいて、前記第1印字
モードのときにインクを吐出させなかった印字ヘッドか
ら所定回数だけインクを吐出させるように前記複数の印
字ヘッドを制御するものである場合は、インク吐出状態
が周囲の温度によって変わってもこの温度にも基づいて
インク吐出回数(予備吐出回数)が決まるので、印字ヘ
ッドのインク吐出状態をいっそう確実に良好に保てる。
【0061】さらに、上記した第2のインクジェット方
式画像形成装置が、複数の印字ヘッドからインクを強制
的に吸引するインク吸引手段を備え、前記制御手段は、
前記第1印字モードのときにインクを吐出させなかった
印字ヘッドから所定回数だけインクを吐出させるように
前記複数の印字ヘッドを制御するか、もしくは、前記イ
ンク吸引手段によって前記複数の印字ヘッドから強制的
にインクを吸引するように前記複数の印字ヘッドを制御
するものである場合は、インク吸引手段によってインク
が強制的に吸引されることもあるので、印字ヘッドのイ
ンク吐出状態をさらにいっそう確実に良好に保てる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プロッタの概略構成を示す斜視図である。
【図2】図1のプロッタの制御系統の一部を示すブロッ
ク図である。
【図3】図1のプロッタの印字動作の一例を示すフロー
図である。
【図4】図1のプロッタの印字動作の他の例を示すフロ
ー図である。
【符号の説明】
10 プロッタ 22K,22C,22M,22Y 印字ヘッド 30 回復装置 42 回復制御部 44 ヘッド制御部 46 カウンタ 48 メモリ 50 制御部 52 ヘッド温度センサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを吐出する複数の印字ヘッドのう
    ちの少なくとも1つの印字ヘッドからインクを吐出させ
    ずに残りの印字ヘッドからインクを吐出させて画像を形
    成する第1印字モードを有するインクジェット方式画像
    形成装置において、 前記第1印字モードで画像を形成し始めてから形成し終
    るまでの画像形成時間を計測する時間計測手段と、 前記第1印字モードのときにインクを吐出させなかった
    印字ヘッドからインクを吐出させる回数であって、且つ
    前記画像形成時間に応じて変動する回数を記憶しておく
    回数記憶手段と、 前記時間計測手段で計測された時間及び前記回数記憶手
    段に記憶された回数双方に基づいて、前記第1印字モー
    ドのときにインクを吐出させなかった印字ヘッドから画
    像形成終了後に所定回数だけインクを吐出させるように
    前記複数の印字ヘッドを制御する制御手段とを備えたこ
    とを特徴とするインクジェット方式画像形成装置。
  2. 【請求項2】 周囲の温度を測定する温度測定手段を備
    え、 前記回数記憶手段は、 前記画像形成時間に応じて変動するだけでなく、前記温
    度測定手段で測定された温度にも応じて変動する回数を
    記憶しておくものであり、 前記制御手段は、 前記時間計測手段で計測された画像形成時間、前記回数
    記憶手段に記憶された回数、及び前記温度測定手段で測
    定された温度に基づいて、前記第1印字モードのときに
    インクを吐出させなかった印字ヘッドから画像形成終了
    後に所定回数だけインクを吐出させるように前記複数の
    印字ヘッドを制御するものであることを特徴とする請求
    項1に記載のインクジェット方式画像形成装置。
  3. 【請求項3】 複数の印字ヘッドからインクを強制的に
    吸引するインク吸引手段を備え、 前記制御手段は、 前記第1印字モードのときにインクを吐出させなかった
    印字ヘッドから画像形成終了後に所定回数だけインクを
    吐出させるように前記複数の印字ヘッドを制御するか、
    もしくは、前記インク吸引手段によって前記複数の印字
    ヘッドから強制的にインクを吸引するように前記複数の
    印字ヘッドを制御するものであることを特徴とする請求
    項1又は2に記載のインクジェット方式画像形成装置。
  4. 【請求項4】 インクを吐出する複数の印字ヘッドのう
    ちの少なくとも1つの印字ヘッドからインクを吐出させ
    ずに残りの印字ヘッドからインクを吐出させて画像を形
    成する第1印字モードと、前記複数の印字ヘッドの全て
    からインクを吐出させて画像を形成する第2印字モード
    とを有するインクジェット方式画像形成装置において、 前記第1印字モードで画像を形成し始めてから形成し終
    るまでの画像形成時間を計測する時間計測手段と、 該時間計測手段で計測された画像形成時間を積算した積
    算時間を記憶しておく積算時間記憶手段と、 前記第1印字モードのときにインクを吐出させなかった
    印字ヘッドからインクを吐出させる回数であって、且つ
    前記積算時間に応じて変動する回数を記憶しておく回数
    記憶手段と、 前記第1印字モードから前記第2印字モードに切り換わ
    る際に、前記積算時間記憶手段に記憶された積算時間及
    び前記回数記憶手段に記憶された回数双方に基づいて、
    前記第1印字モードのときにインクを吐出させなかった
    印字ヘッドから所定回数だけインクを吐出させるように
    前記複数の印字ヘッドを制御する制御手段とを備えたこ
    とを特徴とするインクジェット方式画像形成装置。
  5. 【請求項5】 周囲の温度を測定する温度測定手段を備
    え、 前記回数記憶手段は、 前記積算時間に応じて変動するだけでなく、前記温度測
    定手段で測定された温度にも応じて変動する回数を記憶
    しておくものであり、 前記制御手段は、 前記積算時間記憶手段に記憶された積算時間、前記回数
    記憶手段に記憶された回数、及び前記温度測定手段で測
    定された温度に基づいて、前記第1印字モードのときに
    インクを吐出させなかった印字ヘッドから所定回数だけ
    インクを吐出させるように前記複数の印字ヘッドを制御
    するものであることを特徴とする請求項4に記載のイン
    クジェット方式画像形成装置。
  6. 【請求項6】 複数の印字ヘッドからインクを強制的に
    吸引するインク吸引手段を備え、 前記制御手段は、 前記第1印字モードのときにインクを吐出させなかった
    印字ヘッドから所定回数だけインクを吐出させるように
    前記複数の印字ヘッドを制御するか、もしくは、前記イ
    ンク吸引手段によって前記複数の印字ヘッドから強制的
    にインクを吸引するように前記複数の印字ヘッドを制御
    するものであることを特徴とする請求項4又は5に記載
    のインクジェット方式画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006187893A (ja) * 2005-01-04 2006-07-20 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2006255970A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Ricoh Co Ltd インクジェットプリンタおよび複写装置
US7434921B2 (en) 2004-12-09 2008-10-14 Canon Kabushiki Kaisha Liquid container, ink jet recording apparatus and liquid filling method
US8128190B2 (en) 2008-07-15 2012-03-06 National University Corporation Hokkaido University Ink circulation type inkjet printer
US9004644B2 (en) 2012-07-31 2015-04-14 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Liquid ejection apparatus, method of controlling liquid ejection apparatus, and computer readable medium

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