JP2002085550A - 家庭用吸引器 - Google Patents

家庭用吸引器

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JP2002085550A
JP2002085550A JP2000276855A JP2000276855A JP2002085550A JP 2002085550 A JP2002085550 A JP 2002085550A JP 2000276855 A JP2000276855 A JP 2000276855A JP 2000276855 A JP2000276855 A JP 2000276855A JP 2002085550 A JP2002085550 A JP 2002085550A
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suction
detachable
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Kayoko Miura
加代子 三浦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乳幼児の鼻汁を短時間で十分に吸引すると同
時に、簡易に吸引力を調節でき鼻腔内への圧力の負担を
防止する鼻汁吸引器及び、口腔内の吸引も出来、窒息の
原因となる口腔内の内容物を早急に除去できる吸引器を
得る。 【解決手段】 貯留容器8の着脱可能な上部の蓋9を通
過して接続している可撓性を有する第1のチュ−ブ2と
第2のチュ−ブ6の各一端部2b、6bが、容器の蓋9
に接続してあり、可撓性を有する第1のチュ−ブ2の他
端部2aには着脱可能な空気流通口3aを開放し、開放
部を弾力運動で開閉調節できる筒状の管3を接続させ筒
状の管3の他端部3dにゴムチュ−ブ4が接続してい
る。ゴムチュ−ブ4の他端部4aには着脱可能な先端に
丸みをおびている円錐状頭部底面と円錐状頭部底面の小
径の筒状5fと一体形成している鼻腔挿入部5に空気流
通口5aを開放し弾力を介して、円錐状頭部先端方向へ
挿入運動を行い開放部を開閉調節する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鼻をかむことが出
来ない乳幼児や、家庭で寝たきりの方や乳幼児の、家庭
内での日常生活においての窒息の事故を、一早く応急処
置を行う為の吸引器であり、乳幼児から成人まで幅広く
利用出来る吸引器に関することである。
【0002】
【従来の技術】従来の吸引器には、以下の通りがある。 特開平10−248922 幼児の鼻詰まり吸引器。 特開平11−178916 鼻汁吸引器。 実開平07−27588 鼻汁吸引器。 実用登録 3036481 簡易吸引器がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の先行技術による
と、介護者の口腔の吸引力を利用して構成してあり、嫌
がる乳幼児は暴れる為に、乳幼児の外鼻孔に挿入し装着
状態を保つと同時に介護者の口腔で吸引作業を行うこと
は、困難である。又、時間がかかり乳幼児への苦痛の負
担が大きくなるにもかかわらず、十分に鼻汁を吸引する
ことが出来ない問題がある。また乳幼児の感冒による発
生しやすい合併症は中耳炎である。乳幼児の耳管は、成
人よりも太く短く、傾斜度もほぼ水平に近く、中耳腔は
耳管を経由して咽と鼻の合流するところにつながってい
る。乳幼児が感冒になり、鼻腔内に滞留した分泌物が増
加すると、繁殖した細菌やウイルスがわりと簡単に、耳
管咽頭口すなわち耳管の開口部に入ってくる。そこから
耳管を伝わって中耳腔に入ると、中耳炎となり鼻腔内の
鼻汁を十分に除去しないと悪影響を及ぼす問題がある。
【0004】したがって本発明の目的は、家庭用掃除機
の吸引力を利用し構成したものであり、鼻腔挿入部の円
錐状頭部底面の小径の筒状に空気流通口を設け、吸引と
同時に指先で吸引力を調節出来、鼻汁吸引時、乳幼児の
鼻腔内への圧力の負担を軽減することが出来、尚且つ短
時間で吸引を行うことによって、苦痛を最小限にするこ
とが出来る。又、乳幼児の鼻腔内に滞留している鼻汁を
定期的に十分な吸引を行うことによって、中耳炎を予防
出来る。又、先端が丸みをおびている円錐状頭部底面に
空気流通口を開放している小径の筒状の枝管を一体形成
している鼻腔挿入部をゴムチュ−ブの他端部より分離可
能にし、取り外した場合でも調節可能な空気流通口を設
けているので、口腔内の痰や誤飲時の吸引も出来、乳幼
児から成人まで幅広く利用でき十分な吸引が出来る吸引
器を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、貯留容器の着
脱可能な上部の蓋を通過して接続している可撓性を有す
る第1のチュ−ブと第2のチュ−ブの各一端部が前記容
器の蓋に接続してあり、可撓性を有する第1のチュ−ブ
の他端部には着脱可能な空気流通口を開放し開放部を開
閉調節できる筒状の管を接続させ、前記筒状の管の他端
部にゴムチュ−ブが接続している。ゴムチュ−ブの他端
部には着脱可能な空気流通口を開放し開放部を開閉調節
できる鼻腔挿入部が接続される家庭用吸引器である。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施例の吸引器
1の正面図であり、図2は図1に示す可撓性を有する第
1のチュ−ブ2の他端部2aに接続する筒状の管3から
鼻腔挿入部5の先端部までを、拡大させた断面図であ
る。図3は図2に示す2−1から見た平面図であり、図
4は図2に示す2−2から見た平面図である。図1に示
す可撓性を有する第1のチュ−ブ2の一端部2bと第2
のチュ−ブ6の一端部6bは貯留容器8本体の開放端部
に着脱可能な上部の蓋9を通過して接続している。吸引
器1の可撓性を有する第2のチュ−ブ6の他端部6aに
接続している台形の円筒状のゴム栓7に家庭用掃除機を
接続させる。
【0007】一方、吸引器1の可撓性を有する第1のチ
ュ−ブ2の他端部2aには着脱可能な筒状の管3を有
し、前記筒状の管3の一端部3eと他端部3dの中央に
管内部より横に連通している枝管を有する。横に連通し
ている側は、空気流通口3aとして外部に開放してい
る。前記の外部に開放している側の可撓性を有する第1
のチュ−ブ2の他端部2a方向側に弾力性の器具3bを
装着し、弾力の運動によって前記空気流通口3aの開放
部が手動的に開閉するように開閉調節蓋3cを設置す
る。一方、直線の連通側の筒状の管3の他端部3dには
軟らかく弾力性のあるゴムチュ−ブ4の一端部4bを接
続している。したがって吸引作業と同時に指先で吸引力
の調節ができ、緊急を要する口腔内の吸引時でも口腔内
を傷つける心配がなく応急処置が出来る。
【0008】又、図1のゴムチュ−ブ4の他端部4aに
は、着脱可能な先端が丸みをおびている円錐状の頭部底
面には、前記円錐状の頭部よりも小径の筒状5fが一体
的に形成された鼻腔挿入部5が接続されている。鼻腔挿
入部5の円錐状頭部底面と小径の筒状5fの結合してい
るところに横方向に連通している空気流通口5aを有す
る。直線の連通側は円錐状頭部先端部5hへ一直線に延
びる吸引孔が形成され、先端5hから外部へ開放してい
る。一方の横に連通している側は、空気流通口5aとし
て外部に開放している。円錐状頭部内の管内部へ円錐状
頭部底面の小径の筒状5fの他端部5cが円錐状頭部先
端方向へ密着したまま挿入運動可能にし、円錐状頭部外
部の内側5d、吸引孔の内部空間の外側5eに弾力性の
器具5bを装置させ、円錐状頭部底面の小径の筒状5f
の他端部5cが円錐状頭部内の弾力性の器具5bに接触
させるように、手動的に挿入し空気流通口5aを閉口さ
せ、又、放すと弾力の反動によって原形に戻り開放状態
となる。この鼻腔挿入部5を設けたことによって鼻汁吸
引が可能になる。
【0009】したがって先端が丸みをおびている円錐状
頭部の先端部5hを乳幼児の外鼻孔に密接させることに
よって乳幼児の鼻腔内に滞留している鼻汁を吸引出来
る。この際に鼻腔挿入部は、先端が丸みをおびている為
に暴れて嫌がる乳幼児でも、乳幼児の鼻腔内へ過剰に入
り過ぎる心配はない。又、円錐状頭部底面の小径の筒状
5fに空気流通口5aを開放した一体部を、円錐状頭部
先端部5h方向へ密着したまま挿入運動作業を繰返し行
うことによって空気流通口5aが開閉し吸引力の調節を
行い指先で簡易に吸引力の調節を行うと同時に吸引作業
が出来、乳幼児の鼓膜への影響を避けながら数秒の吸引
作業で、十分な鼻汁を吸引出来る。
【0010】さらに衛生的な問題も考え、図1の可撓性
を有する第一のチュ−ブ2の他端部2aに接続する着脱
可能な空気流通口3aを開放した筒状の管3の一端部3
e接続部、又、前記空気流通口3aを開放した筒状の管
3の他端部3dに接続しているゴムチュ−ブ4の他端部
4aに接続する着脱可能な、先端が丸みをおびている円
錐状頭部底面に空気流通口5aを開放している小径の筒
状5fを一体形成している鼻腔挿入部5は分離可能であ
る為分解し流水で洗浄し100度程度の煮沸消毒に対し
ても耐熱性はあるが、調合した消毒液に漬けておくこと
も可能である。
【0011】例えば、哺乳びんの消毒液などがある。消
毒液に使用後の洗浄した器具を漬けておき、使用前に消
毒液から取り出し使用する。前記の消毒方法の作業を繰
返し行うことで常に清潔を保つことが出来、低抗力の弱
い乳幼児や高齢者への感染を防ぐことが出来る。
【0012】以上のような構成をもつ吸引器1は家庭用
掃除機の吸引力を利用し、家庭内で鼻をかむことが出来
ない乳幼児や寝たきりの方の痰の排出困難の場合や、
又、乳幼児が誤ったものを口腔内に含んでいる場合の家
庭内での日常生活上の窒息の事故を吸引作業と同時に、
簡易な吸引力の調節が出来ることによって、素早く応急
処置が行なえる。又、短時間で十分な吸引が出来る。し
たがって吸引時の圧力の負担も軽減でき精神的な苦痛も
最小限になり、乳幼児から成人までと使用できる利便性
を向上させることが出来る。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、吸引器1
は吸引時及び、鼻汁吸引時の着脱可能な空気流通口3a
を開放した筒状の管3及び、着脱可能な先端が丸みをお
びている円錐状頭部底面に空気流通口5aを開放してい
る小径の筒状5fを一体形成している鼻腔挿入部5にそ
れぞれ開閉調節を設けているため口腔内の吸引の際には
指先で吸引力の調節を行うと同時に口腔内全体を素早く
吸引でき窒息を防ぐことができる。又、着脱可能な空気
流通口3aを開放した筒状の管3の他端部3dに接続し
た軟らかくて、弾力性のあるゴムチュ−ブ4を口腔内に
使用する為、口腔内を傷つけることがない。又、適度な
吸引力の処置を行うことで口腔内の内容物が気管や食道
へ進行するのを防ぐことができる。
【0014】又、鼻汁吸引の際には乳幼児の外鼻孔に挿
入と同時に鼻腔挿入部5の円錐状頭部先端方向へ空気流
通口5aを開放した小径の筒状5fを手動的に挿入運動
させこの作業を繰返すことによって指先で吸引力の調節
が行なえるので、乳幼児の鼓膜への圧力の影響を及ぼす
ことなく、又、暴れて嫌がる乳幼児でも数秒で吸引作業
を行うことによって苦痛を最小限にし、乳幼児の鼻腔内
に滞留している鼻汁を十分に吸引できる。
【0015】又、中耳炎の予防法としては、鼻腔内に滞
留している鼻汁を定期的に吸引することで、中耳炎の予
防ができると言われている。しかし、日中で数十分時間
が立つとすぐに、鼻腔内に鼻汁が滞留してしまうので、
この問題を解決するには1日に何度も耳鼻科に通い医療
的に吸引を行う必要がある。そこで本発明の吸引器を利
用することで、家庭で中耳炎を予防することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の家庭用吸引器1の正面図であ
る。
【図2】図1に示す可撓性を有する第1のチュ−ブ2の
他端部2aに接続する器具から鼻腔挿入部5の先端部ま
でを、拡大させた断面図である。
【図3】図2に示す2−1から見た平面図である。
【図4】図2に示す2−2から見た平面図である。
【符号の説明】
1、吸引器 2、第1のチュ−ブ 2a、3d、4a、5c、6a、7a、他端部 2b、3e、4b、5g、6b、一端部 3、筒状の管 3a、5a、空気流通口 3c、開閉調節蓋 3b、5b、弾力性器具 4、ゴムチュ−ブ 5、鼻腔挿入部 5d、円錐状頭部外部の内側 5e、円錐状頭部内部空間の外側 5f、円錐状頭部底面の小径の筒状 5h、円錐状頭部先端部 6、第2のチュ−ブ 7、ゴム栓 8、貯留容器 9、蓋

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯留容器の着脱可能な上部の蓋を通過し
    て接続している可撓性を有する第1のチュ−ブと第2の
    チュ−ブの各一端部が前記容器の蓋に接続してあり、可
    撓性を有する第1のチュ−ブの他端部には着脱可能な空
    気流通口を開放し開放部を開閉調節できる筒状の管を接
    続させ、前記筒状の管の他端部にゴムチュ−ブが接続
    し、ゴムチュ−ブの他端部には着脱可能な、空気流通口
    を開放し開放部を開閉調節できる鼻腔挿入部が接続され
    る家庭用吸引器。
JP2000276855A 2000-09-12 2000-09-12 家庭用吸引器 Pending JP2002085550A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010520033A (ja) * 2007-03-06 2010-06-10 ライノシステムズ インク. 鼻洗浄システム及び方法
KR101541176B1 (ko) * 2014-08-14 2015-08-03 손정호 석션용 칫솔
JP2017127405A (ja) * 2016-01-19 2017-07-27 ニプロ株式会社 吸引ブラシ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101541176B1 (ko) * 2014-08-14 2015-08-03 손정호 석션용 칫솔
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