JP2002085296A - 電動送風機及び電気掃除機 - Google Patents
電動送風機及び電気掃除機Info
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- JP2002085296A JP2002085296A JP2000274625A JP2000274625A JP2002085296A JP 2002085296 A JP2002085296 A JP 2002085296A JP 2000274625 A JP2000274625 A JP 2000274625A JP 2000274625 A JP2000274625 A JP 2000274625A JP 2002085296 A JP2002085296 A JP 2002085296A
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- vacuum cleaner
- electric blower
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- Electric Suction Cleaners (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Dynamo-Electric Clutches, Dynamo-Electric Brakes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用性・経済性により、優れた乾湿両用の電
気掃除機の提供を目的とする。 【解決手段】 モータ２とファン３とを隔離する隔壁４
を設け、モータ２とファン３はそれぞれ隔壁４を介して
対向してフェライト磁石５ａ、５ｂを有し、モータ回転
力はこの磁性体５ａ、５ｂによる磁力によりファン３を
回転させる電動送風機を構成しているので、隔壁４によ
りモータ２には液体が浸入することはなく、塵埃や液体
がファン３を汚してもファンカバー７を取外し、ファン
３を清掃メンテナンスできる。従来のようにフロート弁
がないため機器固有の性能を製造上管理する必要がな
く、汎用ホースを採用でき、それを装着可能なように吸
込み口９や排出口１２の口径・形状を形成し、使用者が
入手し取付けることができる。
気掃除機の提供を目的とする。 【解決手段】 モータ２とファン３とを隔離する隔壁４
を設け、モータ２とファン３はそれぞれ隔壁４を介して
対向してフェライト磁石５ａ、５ｂを有し、モータ回転
力はこの磁性体５ａ、５ｂによる磁力によりファン３を
回転させる電動送風機を構成しているので、隔壁４によ
りモータ２には液体が浸入することはなく、塵埃や液体
がファン３を汚してもファンカバー７を取外し、ファン
３を清掃メンテナンスできる。従来のようにフロート弁
がないため機器固有の性能を製造上管理する必要がな
く、汎用ホースを採用でき、それを装着可能なように吸
込み口９や排出口１２の口径・形状を形成し、使用者が
入手し取付けることができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、液体また
は液状のものを含むごみを吸い込むことに適用できる電
動送風機およびそれを用いた電気掃除機に関するもので
ある。
は液状のものを含むごみを吸い込むことに適用できる電
動送風機およびそれを用いた電気掃除機に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】従来より、この種の従来の電気掃除機で
は、図４に示すように本体１内にはバイバスモータとい
われる電動送風機２を内蔵し、下方の集塵容器９内には
電動送風機２の吸引部前段に誤吸い込み防止のフロート
弁３をフロートガイド４を介して設け、フロートガイド
４の周囲のガード５を介して吸い込み、吸い込みには集
塵容器９に着脱自在に接続したそれぞれの機器専用のホ
ース・延長管・吸い込み用ノズル１１等を用いて掃除を
行っている。排出も同様に機器専用の排出ホースを用い
るか、あるいは排出構成を有していないのが一般的であ
った。
は、図４に示すように本体１内にはバイバスモータとい
われる電動送風機２を内蔵し、下方の集塵容器９内には
電動送風機２の吸引部前段に誤吸い込み防止のフロート
弁３をフロートガイド４を介して設け、フロートガイド
４の周囲のガード５を介して吸い込み、吸い込みには集
塵容器９に着脱自在に接続したそれぞれの機器専用のホ
ース・延長管・吸い込み用ノズル１１等を用いて掃除を
行っている。排出も同様に機器専用の排出ホースを用い
るか、あるいは排出構成を有していないのが一般的であ
った。
【０００３】そしてフロート弁３はバイバスモータとい
われる電動送風機２を使用するタイプの電気掃除機の場
合は、電動送風機２に洗剤・汚水・薬液・廃液などの液
体や水分(これらを以降単に「液体」と記する)を吸い込
んだ時に電動送風機２の電動機（モータ）部分に液体が
浸入して漏電、短絡などの絶縁不良を起こしたり、可動
部への異物混入や錆などの発生で回動不良になり故障す
るのを防ぐために設けてある。また、電動送風機２の吸
引部前段に誤吸い込み防止のフロート弁３を設けている
のは、液体吸い込み時に電動送風機２に液体が浸入する
前にフロート弁３でファンの吸込口６をシャットアウト
するためである。
われる電動送風機２を使用するタイプの電気掃除機の場
合は、電動送風機２に洗剤・汚水・薬液・廃液などの液
体や水分(これらを以降単に「液体」と記する)を吸い込
んだ時に電動送風機２の電動機（モータ）部分に液体が
浸入して漏電、短絡などの絶縁不良を起こしたり、可動
部への異物混入や錆などの発生で回動不良になり故障す
るのを防ぐために設けてある。また、電動送風機２の吸
引部前段に誤吸い込み防止のフロート弁３を設けている
のは、液体吸い込み時に電動送風機２に液体が浸入する
前にフロート弁３でファンの吸込口６をシャットアウト
するためである。
【０００４】さらに、機器専用のホース・延長管・吸い
込み用ノズル１１を用いるのは、液体吸い込みの最中に
フロート弁３の動作を俊敏に確保するため吸気量を十分
確保するという機器固有の性能を製造上管理する必要が
あるからである。そのため一般にはあまり細い内径のも
のは用いないようになっている。
込み用ノズル１１を用いるのは、液体吸い込みの最中に
フロート弁３の動作を俊敏に確保するため吸気量を十分
確保するという機器固有の性能を製造上管理する必要が
あるからである。そのため一般にはあまり細い内径のも
のは用いないようになっている。
【０００５】一方排出も同様に機器専用の排出ホース
（図示せず）を用いるのは、液体の排水のための排出圧
を十分確保するという機器固有の性能を製造上管理する
必要があるからであり、そのため一般にはあまり太い内
径のものは用いないようになっている。他方、機器に排
水機構やブロアー排気などの排出構成を有していないの
は、主に製造原価の低減のためである。
（図示せず）を用いるのは、液体の排水のための排出圧
を十分確保するという機器固有の性能を製造上管理する
必要があるからであり、そのため一般にはあまり太い内
径のものは用いないようになっている。他方、機器に排
水機構やブロアー排気などの排出構成を有していないの
は、主に製造原価の低減のためである。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の構
成では、バイバスモータといわれる電動送風機２を使用
しても、バイバスモータ２はファンケースとモータ外郭
とが一体に組み立てられており、ファンはモータの主軸
に直接取り付けてファンケースに内蔵されているため、
ファンを経てモータにつながる空間を完全に防水するこ
とはできず、モータの軸を伝ってモータの軸受内に液体
が浸入してしまい、軸受内のグリスの変質や、軸受自体
の錆などによる回動不良等を起こして故障を誘発し使用
できなくなる恐れがあり、この解決が第一の課題であっ
た。
成では、バイバスモータといわれる電動送風機２を使用
しても、バイバスモータ２はファンケースとモータ外郭
とが一体に組み立てられており、ファンはモータの主軸
に直接取り付けてファンケースに内蔵されているため、
ファンを経てモータにつながる空間を完全に防水するこ
とはできず、モータの軸を伝ってモータの軸受内に液体
が浸入してしまい、軸受内のグリスの変質や、軸受自体
の錆などによる回動不良等を起こして故障を誘発し使用
できなくなる恐れがあり、この解決が第一の課題であっ
た。
【０００７】また、ファン部に異物が混入し、ファンバ
ランスを乱しても一体に組み立てられているためファン
ケース内の清掃のメンテナンスができず、騒音や故障を
誘発しこの解決も第二の課題であった。
ランスを乱しても一体に組み立てられているためファン
ケース内の清掃のメンテナンスができず、騒音や故障を
誘発しこの解決も第二の課題であった。
【０００８】さらに、フロート弁の動作は吸い込む時に
単位時間あたりの液体の量がある程度以上有ると安定で
あるが、水しぶき程度の少量では良好に動作せず、従っ
て液体の吸引量が少ないとかえって次第に液体がフロー
ト弁３の後段に浸入してしまうという逆転現象がおき、
この解決が第三の課題であった。
単位時間あたりの液体の量がある程度以上有ると安定で
あるが、水しぶき程度の少量では良好に動作せず、従っ
て液体の吸引量が少ないとかえって次第に液体がフロー
ト弁３の後段に浸入してしまうという逆転現象がおき、
この解決が第三の課題であった。
【０００９】加えて、機器専用のホース・延長管・吸い
込み用ノズルを用いて機器固有の性能を管理する必要を
なくすことは第四の課題である。
込み用ノズルを用いて機器固有の性能を管理する必要を
なくすことは第四の課題である。
【００１０】一方排出も同様に機器専用の排出ホースを
用いる機器固有の性能を管理する必要をなくすことは第
五の課題である。
用いる機器固有の性能を管理する必要をなくすことは第
五の課題である。
【００１１】他方、機器に排水機構やブロアー排気など
の排出構成を有さないなどの代替の製造原価の低減処置
も第六の課題であった。
の排出構成を有さないなどの代替の製造原価の低減処置
も第六の課題であった。
【００１２】本発明はこれらの課題を解消し、使用性・
汎用性に優れた電動送風機及び電気掃除機を提供するこ
とを目的とする。
汎用性に優れた電動送風機及び電気掃除機を提供するこ
とを目的とする。
【００１３】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、モータとファンとを隔離する非磁性体の隔
壁を備え、このモータとファンにはそれぞれ対向して磁
性体を備え、モータ回転力はこの磁性体による磁力によ
り前記隔壁を透過伝達してファンを回転させる電動送風
機としたものである。
するために、モータとファンとを隔離する非磁性体の隔
壁を備え、このモータとファンにはそれぞれ対向して磁
性体を備え、モータ回転力はこの磁性体による磁力によ
り前記隔壁を透過伝達してファンを回転させる電動送風
機としたものである。
【００１４】この構成では、モータとファンとは隔壁で
隔離されることから液体がたとえファン側に侵入して
も、モータには決して浸入することはなく隔壁で必ず防
水させることができる。また、上記電動送風機を内蔵し
た電気掃除機とすることで、電動送風機への液体の浸入
を防止するためのフロート弁を不要とすることができ、
また、液体吸い込みによる回動不良発生の不安がなくな
り、使用性が良い。そのうえ、フロート弁がないため、
機器固有の性能を製造上管理する必要もない。
隔離されることから液体がたとえファン側に侵入して
も、モータには決して浸入することはなく隔壁で必ず防
水させることができる。また、上記電動送風機を内蔵し
た電気掃除機とすることで、電動送風機への液体の浸入
を防止するためのフロート弁を不要とすることができ、
また、液体吸い込みによる回動不良発生の不安がなくな
り、使用性が良い。そのうえ、フロート弁がないため、
機器固有の性能を製造上管理する必要もない。
【００１５】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１記載の発明は、
モータと、前記モータにより回転するファンと、前記フ
ァンと前記モータを隔離する非磁性体の隔壁を備え、前
記モータとファンは回転軸を略一致させてそれぞれ対向
して磁性体を有し、前記モータの回転力は前記磁性体に
よる磁力により前記隔壁を介して透過伝達して前記ファ
ンを回転させるものである。
モータと、前記モータにより回転するファンと、前記フ
ァンと前記モータを隔離する非磁性体の隔壁を備え、前
記モータとファンは回転軸を略一致させてそれぞれ対向
して磁性体を有し、前記モータの回転力は前記磁性体に
よる磁力により前記隔壁を介して透過伝達して前記ファ
ンを回転させるものである。
【００１６】この構成では、モータとファンとは隔壁で
隔離されることから液体がたとえファン側に侵入して
も、モータには決して浸入することはなく隔壁で必ず防
水させることができる。また一方これにより、フロート
弁を不要とすることができる。これらのため液体吸い込
みによる回動不良発生の不安がなくなり、使用性が良
い。そのうえ、フロート弁がないため、機器固有の性能
を製造上管理する必要もない。
隔離されることから液体がたとえファン側に侵入して
も、モータには決して浸入することはなく隔壁で必ず防
水させることができる。また一方これにより、フロート
弁を不要とすることができる。これらのため液体吸い込
みによる回動不良発生の不安がなくなり、使用性が良
い。そのうえ、フロート弁がないため、機器固有の性能
を製造上管理する必要もない。
【００１７】本発明の請求項２記載の発明は、ファンは
ファンケースを備え、このファンケースに着脱自在に取
り付けたファンカバーを有するように形成したものであ
る。
ファンケースを備え、このファンケースに着脱自在に取
り付けたファンカバーを有するように形成したものであ
る。
【００１８】この構成では、ファンケースに着脱自在に
取り付けたファンカバーを有するためファンケース内の
清掃のメンテナンスができ使用性が向上する。
取り付けたファンカバーを有するためファンケース内の
清掃のメンテナンスができ使用性が向上する。
【００１９】本発明の請求項３記載の発明は、ファンケ
ースは隔壁に一体でかつエアーガイド部を形成したもの
である。
ースは隔壁に一体でかつエアーガイド部を形成したもの
である。
【００２０】この構成では、ファンケースは隔壁に一体
でかつエアーガイド部を形成したため、部品の結合によ
る隙間などが発生せず、ファンとモータとは確実に隔離
されることができる。
でかつエアーガイド部を形成したため、部品の結合によ
る隙間などが発生せず、ファンとモータとは確実に隔離
されることができる。
【００２１】本発明の請求項４記載の発明は、請求項１
乃至３のいずれか１項に記載の電動送風機を内蔵した電
気掃除機としたので、液体がたとえファン側に侵入して
も、モータには決して浸入することはなくなるので、フ
ロート弁を不要とすることができ、また、液体吸い込み
による回動不良発生の不安がなくなり、使用性が良い。
そのうえ、フロート弁がないため、機器固有の性能を製
造上管理する必要もない。
乃至３のいずれか１項に記載の電動送風機を内蔵した電
気掃除機としたので、液体がたとえファン側に侵入して
も、モータには決して浸入することはなくなるので、フ
ロート弁を不要とすることができ、また、液体吸い込み
による回動不良発生の不安がなくなり、使用性が良い。
そのうえ、フロート弁がないため、機器固有の性能を製
造上管理する必要もない。
【００２２】本発明の請求項５記載の発明は、請求項４
記載の発明において、集塵塵容器を備え、その集塵容器
への吸込み口には、呼び径１５ないし３２ミリメートル
の汎用ホースが装着可能な口径・形状を形成したもので
ある。
記載の発明において、集塵塵容器を備え、その集塵容器
への吸込み口には、呼び径１５ないし３２ミリメートル
の汎用ホースが装着可能な口径・形状を形成したもので
ある。
【００２３】この構成では、フロート弁がないため機器
固有の性能を製造上管理する必要がなく、呼び径１５な
いし３２ミリメートルの汎用ホースを装着するように口
径・形状を形成したため製造原価の低減に貢献し、使用
者の使用勝手の良いものを自由に選択することができ
る。
固有の性能を製造上管理する必要がなく、呼び径１５な
いし３２ミリメートルの汎用ホースを装着するように口
径・形状を形成したため製造原価の低減に貢献し、使用
者の使用勝手の良いものを自由に選択することができ
る。
【００２４】本発明の請求項６記載の発明は、請求項４
記載の発明において、電気掃除機の本体に設けた排出口
には、呼び径１５ないし３２ミリメートルの汎用ホース
が装着可能に形成したものである。
記載の発明において、電気掃除機の本体に設けた排出口
には、呼び径１５ないし３２ミリメートルの汎用ホース
が装着可能に形成したものである。
【００２５】この構成では、前項と同様に呼び径１５な
いし３２ミリメートルの汎用ホースが装着可能に形成し
たため製造原価の低減に貢献し、これもまた使用者の使
用勝手の良いものを自由に選択することができる。
いし３２ミリメートルの汎用ホースが装着可能に形成し
たため製造原価の低減に貢献し、これもまた使用者の使
用勝手の良いものを自由に選択することができる。
【００２６】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図１は、実施例１の電気掃除機の断面図、図２
は、電気掃除機の斜視図、図３は、磁性体の斜視図であ
る。
明する。図１は、実施例１の電気掃除機の断面図、図２
は、電気掃除機の斜視図、図３は、磁性体の斜視図であ
る。
【００２７】図１〜図３において、1は電気掃除機の本
体、２はモータであり、回転力を発生している。本体1
にはモータ２とファン３とを隔離する非磁性体の隔壁4
を設け、このモータ２とファン３の回転軸は軸心を一致
しており、モータ２の回転軸の一端には磁性体、本実施
例ではフェライト磁石５ｂａを取り付け、ファン３の回
転軸の端部にも磁性体、本実施例ではフェライト磁石５
ａを取り付けている。そして、フェライト磁石５ａとフ
ェライト磁石５ｂはそれぞれ隔壁４を介して対向して配
置されている。
体、２はモータであり、回転力を発生している。本体1
にはモータ２とファン３とを隔離する非磁性体の隔壁4
を設け、このモータ２とファン３の回転軸は軸心を一致
しており、モータ２の回転軸の一端には磁性体、本実施
例ではフェライト磁石５ｂａを取り付け、ファン３の回
転軸の端部にも磁性体、本実施例ではフェライト磁石５
ａを取り付けている。そして、フェライト磁石５ａとフ
ェライト磁石５ｂはそれぞれ隔壁４を介して対向して配
置されている。
【００２８】また、ファン２はファンケース６を備え、
このファンケース６に着脱自在に取り付けたファンカバ
ー７を有する。ファンケース６は隔壁４に一体でかつエ
アーガイド部８を形成している。
このファンケース６に着脱自在に取り付けたファンカバ
ー７を有する。ファンケース６は隔壁４に一体でかつエ
アーガイド部８を形成している。
【００２９】本体１の前方には、ファン２の吸引側に着
脱自在な集塵容器９を取り付け、その集塵容器９への吸
込み口１０には、呼び径１５ないし３２ミリメートルの
一般市場にて流通する園芸用などの汎用ホース１１ａが
装着可能なように筒状部を形成している。また、本体１
の後方に設けた排出口１２には、吸込み口１０と同様に
呼び径１５ないし３２ミリメートルの汎用ホース１１ｂ
が装着可能なように筒状部を形成している。
脱自在な集塵容器９を取り付け、その集塵容器９への吸
込み口１０には、呼び径１５ないし３２ミリメートルの
一般市場にて流通する園芸用などの汎用ホース１１ａが
装着可能なように筒状部を形成している。また、本体１
の後方に設けた排出口１２には、吸込み口１０と同様に
呼び径１５ないし３２ミリメートルの汎用ホース１１ｂ
が装着可能なように筒状部を形成している。
【００３０】このほか、本体1の上方にはハンドル１４
を設け、このハンドル１４の前方側上面にはモータ２の
運転スイッチ１３を設けている。１５は電源コード１５
で、商用電源をモータ２に供給するものである。なお、
モータ２への電力供給を電池で行う場合には、電池を本
体１に収容することができるので、電源コード１５を不
要とすることができる。集塵容器９にはファンケース６
の吸気口を覆う着脱自在の集塵フィルター１６を設けて
いる。汎用ホース１１ａの先には掃除ノズル１７を着脱
自在に取り付けている。
を設け、このハンドル１４の前方側上面にはモータ２の
運転スイッチ１３を設けている。１５は電源コード１５
で、商用電源をモータ２に供給するものである。なお、
モータ２への電力供給を電池で行う場合には、電池を本
体１に収容することができるので、電源コード１５を不
要とすることができる。集塵容器９にはファンケース６
の吸気口を覆う着脱自在の集塵フィルター１６を設けて
いる。汎用ホース１１ａの先には掃除ノズル１７を着脱
自在に取り付けている。
【００３１】次に上記構成に於ける動作について説明す
る。
る。
【００３２】図１で電気掃除機の本体１のハンドル１４
に設けた運転スイッチ１３を入れると、モータ２が回転
し、モータ２の回転力はフェライト磁石５ａ、５ｂによ
る磁力は隔壁４を磁力が透過伝達し、ファン３とモータ
２とほぼ同期回転する。このことは、モータ２とファン
３とで実質上電動送風機を構成していることになる。そ
してファン３により発生した空気流（矢印）は、エアー
ガイド部８から本体１の内部を通り、排出口１２から汎
用ホース１１ｂを通り排気される。この空気流の反動に
より、掃除ノズル１７から被清掃面の塵挨・液体などが
空気流に乗って、使用者が入手し取り付けた汎用ホース
１１ａと、吸込み口１０を経て集塵容器９内へ入り、集
塵フィルター１６により濾過されてファン３内に吸い込
まれる。この時、蓄積した塵挨は、細かなものは集塵フ
ィルター１６に捕集され、大きな塵挨は集塵容器９内に
集められる。さらに、使用者が入手し取り付けた汎用ホ
ース１１ｂを通り排気された空気流を利用して、ごみの
吹き飛ばしやたとえばスプレー容器(図示せず)を取り付
けてのスプレー作業など、いわゆるブロー作業も行える
のはいうまでもない。
に設けた運転スイッチ１３を入れると、モータ２が回転
し、モータ２の回転力はフェライト磁石５ａ、５ｂによ
る磁力は隔壁４を磁力が透過伝達し、ファン３とモータ
２とほぼ同期回転する。このことは、モータ２とファン
３とで実質上電動送風機を構成していることになる。そ
してファン３により発生した空気流（矢印）は、エアー
ガイド部８から本体１の内部を通り、排出口１２から汎
用ホース１１ｂを通り排気される。この空気流の反動に
より、掃除ノズル１７から被清掃面の塵挨・液体などが
空気流に乗って、使用者が入手し取り付けた汎用ホース
１１ａと、吸込み口１０を経て集塵容器９内へ入り、集
塵フィルター１６により濾過されてファン３内に吸い込
まれる。この時、蓄積した塵挨は、細かなものは集塵フ
ィルター１６に捕集され、大きな塵挨は集塵容器９内に
集められる。さらに、使用者が入手し取り付けた汎用ホ
ース１１ｂを通り排気された空気流を利用して、ごみの
吹き飛ばしやたとえばスプレー容器(図示せず)を取り付
けてのスプレー作業など、いわゆるブロー作業も行える
のはいうまでもない。
【００３３】隔壁４があるためにモータ２には決して液
体が浸入することはなく、塵族や液体がファン３を汚し
てもファンカバー７を取り外して、ファン３を清掃メン
テナンスできる。従来の構成のようにフロート弁がない
ため機器固有の性能を製造上管理する必要がなく、汎用
ホース１１ａ・１１ｂには呼び径１５ないし３２ミリメ
ートルの一般市場にて流通する園芸用などの汎用ホース
が採用でき、それを装着するように吸込み口９や排出口
１２の口径・形状が形成可能であり、あらかじめ製造者
の方で専用のホースを備え付ける必要がなく、使用者が
入手し取り付けることができるので、製造原価も低減で
きる。
体が浸入することはなく、塵族や液体がファン３を汚し
てもファンカバー７を取り外して、ファン３を清掃メン
テナンスできる。従来の構成のようにフロート弁がない
ため機器固有の性能を製造上管理する必要がなく、汎用
ホース１１ａ・１１ｂには呼び径１５ないし３２ミリメ
ートルの一般市場にて流通する園芸用などの汎用ホース
が採用でき、それを装着するように吸込み口９や排出口
１２の口径・形状が形成可能であり、あらかじめ製造者
の方で専用のホースを備え付ける必要がなく、使用者が
入手し取り付けることができるので、製造原価も低減で
きる。
【００３４】
【発明の効果】以上のように本発明は隔壁を設けてモー
タとファンを独立させているので、モータに対する防水
を確実に行うことができ、さらにフロート弁も不要で、
回動不良を減少できる。
タとファンを独立させているので、モータに対する防水
を確実に行うことができ、さらにフロート弁も不要で、
回動不良を減少できる。
【図１】本発明の実施例１における電気掃除機の断面図
【図２】同実施例１の電気掃除機の斜視図
【図３】同実施例１の磁性体としてのフェライト磁石の
斜視図
斜視図
【図４】従来の電気掃除機の要部断面図
１ 本体 ２ モータ（電動機） ３ ファン ４ 隔壁 ５ａ、５ｂ 磁性体(フェライト磁石) ６ ファンケース ７ フアンカバー ８ エアーガイド部 ９ 集塵容器 １０ 吸込み口 １１ａ・１１ｂ 汎用ホース １２ 排出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０２Ｋ 49/10 Ｈ０２Ｋ 49/10 Ａ Ｆターム(参考） 3B006 BA06 BA07 FA01 FA02 3H022 AA02 BA03 BA04 BA07 CA09 CA50 DA16 3H033 AA03 AA13 BB02 BB06 BB20 CC01 DD06 DD29 EE13 5H607 AA06 AA12 BB01 BB08 BB14 BB26 CC03 DD03 DD19 EE02 EE10 FF04 5H649 BB03 GG09 GG10 GG18 HH09 HH10 HH18 JK04
Claims (6)
- 【請求項１】 モータと、前記モータにより回転するフ
ァンと、前記ファンと前記モータを隔離する非磁性体の
隔壁を備え、前記モータとファンは回転軸を略一致させ
てそれぞれ対向して磁性体を有し、前記モータの回転力
は前記磁性体による磁力により前記隔壁を介して透過伝
達して前記ファンを回転させる電動送風機。 - 【請求項２】 ファンはファンケースを備え、このファ
ンケースに着脱自在に取り付けたファンカバーを有する
請求項1記載の電動送風機。 - 【請求項３】 ファンケースは隔壁に一体にエアーガイ
ド部を形成した請求項1記載の電動送風機 - 【請求項４】 請求項１乃至３のいずれか１項に記載の
電動送風機を内蔵した電気掃除機。 - 【請求項５】 電気掃除機には、集塵容器を備え、前記
集塵容器への吸込み口は、呼び径１５ないし３２ミリメ
ートルの汎用ホースが装着可能な口径・形状を形成した
請求項４記載の電気掃除機。 - 【請求項６】 電気掃除機の本体に設けた排出口には、
呼び径１５ないし３２ミリメートルの汎用ホースが装着
可能に形成した請求項４記載の電気掃除機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000274625A JP2002085296A (ja) | 2000-09-11 | 2000-09-11 | 電動送風機及び電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000274625A JP2002085296A (ja) | 2000-09-11 | 2000-09-11 | 電動送風機及び電気掃除機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002085296A true JP2002085296A (ja) | 2002-03-26 |
Family
ID=18760357
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000274625A Pending JP2002085296A (ja) | 2000-09-11 | 2000-09-11 | 電動送風機及び電気掃除機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002085296A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006191791A (ja) * | 2005-01-06 | 2006-07-20 | Lg Electronics Inc | モーターの電源遮断装置 |
| WO2007026425A1 (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-08 | Fujitsu Limited | 高静圧軸流ファン |
| JP2018075207A (ja) * | 2016-11-10 | 2018-05-17 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 電気掃除機 |
-
2000
- 2000-09-11 JP JP2000274625A patent/JP2002085296A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006191791A (ja) * | 2005-01-06 | 2006-07-20 | Lg Electronics Inc | モーターの電源遮断装置 |
| WO2007026425A1 (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-08 | Fujitsu Limited | 高静圧軸流ファン |
| JP2018075207A (ja) * | 2016-11-10 | 2018-05-17 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 電気掃除機 |
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