JP2002085287A - ペーパータオルホルダー - Google Patents

ペーパータオルホルダー

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JP2002085287A
JP2002085287A JP2000276269A JP2000276269A JP2002085287A JP 2002085287 A JP2002085287 A JP 2002085287A JP 2000276269 A JP2000276269 A JP 2000276269A JP 2000276269 A JP2000276269 A JP 2000276269A JP 2002085287 A JP2002085287 A JP 2002085287A
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JP
Japan
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box
paper towel
paper
perforations
take
Prior art date
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JP2000276269A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Morikawa
和之 森川
Hideyoshi Ogawa
栄喜 小川
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Japan Pulp and Paper Co Ltd
Original Assignee
Japan Pulp and Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ペーパータオルを収納した箱体をフラットな
場所でさえあれば、取り出し易い場所にどこでも取り付
け可能であり、ペーパータオルを片手でスムーズに引き
出すことができるとともに塵や埃が内部に入りにくくす
ることができ、さらにペーパータオルの残量を外から容
易に観察できるペーパータオルホルダーを提供する。 【解決手段】 ペーパータオルを収納した紙製の箱体A
のいずれかの面に、箱体を使い捨てすることを目的とし
て、取付面に対し接着および剥離が可能なタック紙を取
り付ける。また、箱体のペーパータオル取り出し面とは
別の面に、箱体の内部に収納されたペーパータオルの積
層状態を箱体の外から透視可能にする透孔を形成するた
めの、互いに平行なミシン目e,fとこれらのミシン目
の両端を繋ぐ切れ目g,hとが設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交互に積層された
複数枚のペーパータオルを内部に収納し、壁面に取り付
けられて使用されるペーパータオルホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】一般家庭では、揚物の油きり、フライパ
ンの食器拭き、レンジ回り拭き、テーブル拭きなどのた
めに、キッチンタオルなどと呼ばれる使い捨てのペーパ
ータオルが広く実用されている。このペーパータオルは
通常二つ折りまたは三つ折りに折り畳まれ、その折り畳
まれた間に隣接する他のペーパータオルの一部を折り込
むように(インターホルド)して、多数枚が積層され、
この積層されたペーパータオルの束がポップアップタイ
プの板紙の箱(カートン)内に収納される。そして、そ
のペーパータオルは箱の一部に開口した取り出し口から
一枚ずつ引き出し可能とされている。一方、ロールタイ
プのものは、通常専用のホルダーにセットされるが、そ
のほとんどが、カートンに収納されておらず、裸のまま
むき出しの状態でセットされている。そして所定の間隔
でミシン目が入っており、ミシン目の両端を両手を使用
して引きながら引き離すことが可能とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のポップアップタイプの箱内にペーパータオル
を収納したペーパータオルホルダーにあっては、ペーパ
ータオル自体が、軽量で柔軟なティッシュペーパーなど
に比べて坪量が圧倒的に大きく、しかも腰が強いため
に、箱の取り出し口から引き出すときに、ペーパータオ
ルどうしやこの取り出し口に対するペーパータオルの摩
擦が大きく、従って引っ掛りが生じ易く、箱が浮き上が
ってしまう。このため、片方の手で箱を押えつけながら
他方の手でペーパータオルを引き出さなければならず、
従って、箱が汚れ易く、一方、ロールタイプのペーパー
タオルにあっては、ミシン目で切り離す際に、未使用の
ペーパータオルを汚すおそれがあるという不都合があっ
た。
【0004】また、ポップアップタイプの箱は平面上に
置くことしかできないため、置き場所が限定され、高さ
調整もできないことから、今まさに使用したい時に直ぐ
に取り出せないという不都合があった。
【0005】さらに、ポップアップタイプの箱は、この
箱体の下面板にミシン目が入れられており、内部に収納
されているペーパータオルの残量が少なくなった場合
に、そのミシン目で切り取って形成した透孔から指を入
れて、ペーパータオルを取り出し口方向へ押し上げる必
要があるという不便があった。
【0006】また、ポップアップタイプの箱は取り出し
口が上方に向いているため塵や埃が内部に入り易いとい
う不都合があった。
【0007】さらに、ペーパータオルは不透明な板紙の
箱内に収納されているために、その箱内のペーパータオ
ルの残量を箱の外からは観察できず、ペーパータオルが
頻繁に使用される場合または多数枚が同時に使用される
場合には、突然のペーパータオル切れによって、料理中
のいろいろな作業がスムースに進まなくなってしまうと
いう問題があった。
【0008】本発明は前記従来の欠点に着目し、これを
解決せんとするものであり、その目的は、ペーパータオ
ルを収納した箱体をフラットな場所でさえあれば、取り
出し易い場所にどこでも取り付け可能であり、ペーパー
タオルを片手でスムースに引き出すことができるととも
に塵や埃が内部に入りにくくすることができ、さらにペ
ーパータオルの残量を外から容易に観察できるペーパー
タオルホルダーを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的に鑑み
てなされたものであり、その要旨とするところは、ペー
パータオルを収納した紙製の箱体のいずれかの面に、該
箱体を使い捨てすることを目的として、取付面に対し接
着および剥離が可能なタック紙が取り付けられているこ
とを特徴とするペーパータオルホルダーにある。
【0010】この態様によれば、フラットな面であれば
どこでも箱体を取り付けることができ、タック紙で壁面
などの取付面に固定された場合には、いつでも片手で箱
体の中からペーパータオルを簡単に取り出すことがで
き、また、箱内へ塵埃が入りにくくすることができる。
さらに、タック紙にアクリル系の粘着剤を使用すること
によって、被着体に対して糊残りの少ない剥離を実現で
きる。
【0011】また、本発明の他の要旨は、前記箱体のペ
ーパータオル取り出し面にミシン目と切れ目とが設けら
れて、これらのミシン目と切れ目で切り離されて、前記
箱体の外方に折曲可能なガイド片を備えたことを特徴と
するペーパータオルホルダーにある。
【0012】この態様によれば、ガイド片をミシン目と
切れ目で切り離して折曲することにより、ペーパータオ
ルの取り出し口が形成され、この取り出し口から指で下
方または斜め下方へ引き出されるペーパータオルを、弾
性のガイド片の縁が略垂直下方へガイドすることで、こ
のペーパータオルをスムースに箱体の外へ取り出すこと
ができる。
【0013】また、本発明の他の要旨は、前記箱体のペ
ーパータオル取り出し面に、互いに平行な二本のミシン
目とこれらのミシン目の両端に切れ目とが設けられて、
これらのミシン目と切れ目で切り離されて、前記箱体の
外方な折曲可能なガイド片を備えたことを特徴とするペ
ーパータオルホルダにある。
【0014】この態様によれば、二本のミシン目と二本
の切れ目で囲まれた領域を切り離して長孔とし、この長
孔を利用してガイド片を指で起立させることで、ガイド
片の形成をスムースかつ迅速に行えるとともに、ガイド
片の縁がペーパータオルを略垂直下方へガイドしなが
ら、箱体内から引き出すことができる。
【0015】また、本発明の他の要旨は、前記箱体のペ
ーパータオル取り出し面の左右に連続する側面板に、そ
のペーパータオル取り出し面に形成された前記切れ目端
に連続する円弧状のミシン目が形成されていることを特
徴とするペーパータオルホルダーにある。
【0016】この態様によれば、側面板に形成されたミ
シン目と前記切れ目で囲まれた半円状の領域を親指で強
く押し抜くことにより、この領域に穴を形成でき、この
穴に親指を挿し入れた状態にて、ガイド片を折曲線に沿
って内側から外側へ容易に折曲可能としている。
【0017】また、本発明の他の要旨は、前記箱体のペ
ーパータオル取り出し面とは別の面に、該箱体の内部に
収納されたペーパータオルの積層状態を前記箱体の外か
ら透視可能にする透孔を形成するために、互いに平行な
ミシン目とこれらのミシン目の両端を繋ぐ切れ目とが設
けられていることを特徴とするペーパータオルホルダー
にある。
【0018】この態様によれば、箱体内のペーパータオ
ルの残量を箱体の外から容易に観測できるため、新しい
ペーパータオルまたはペーパータオルホルダーの交換タ
イミングを測ることができ、ペーパータオル切れによる
料理その他の作業の遅延を未然に回避できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
に基づいて説明する。図1は本発明のペーパータオルホ
ルダーを示す斜視図である。このペーパータオルホルダ
ーは全体として横長の立方体の箱体Aからなり、これが
所定のサイズ、形状に裁断または打ち抜いて形成された
板紙を予め設けられた折目線に沿って折り曲げ、さらに
糊代に糊付けを行って立方形に組み付けることにより形
成される。
【0020】すなわち、箱体Aを構成する上面板1に
は、その幅Wを略三分割する位置にミシン目aおよび折
目線bが全長Lに亘って設けられており、また、そのミ
シン目a端および折目線b端間には切れ目cがそれぞれ
設けられている。
【0021】さらに、上面板1の左右に連続する側面板
2には、切れ目cの両端に連続する円弧状(半円状)の
ミシン目dがそれぞれ形成されている。なお、これらの
ミシン目a、dおよび切れ目cで上面板1および側面板
2が、ペーパータオルホルダーとしての使用時に切り離
される。
【0022】また、図1において、箱体Aを構成する正
面板3の中央部には、この箱体Aの全高Hに亘って、一
定の間隔をおいて二本のミシン目e、fが形成されてい
る。これらの各ミシン目e、fの両端間には、これらに
連続する切れ目g、hが設けられている。ペーパータオ
ルホルダーとしての使用時に、これらのミシン目e、f
および切れ目g、hで細長い四角形の領域iが切り離さ
れて除去される。
【0023】図2は前記箱体Aの背面図を示す。この箱
体Aのいずれかの面、例えば背面板4の下部には、その
背面板4の下縁から所定の高さKまでの領域に、箱体A
を使い捨てすることを目的として、壁面などの取付面に
対し接着および剥離が可能なタック紙5が所定幅に亘っ
て取り付け(貼り付け)られている。このため、フラッ
トな取付面であれば、この箱体Aをどこにでも取り付け
ることができる。なお箱体Aがペーパータオルホルダー
として実用されるまでは、タック紙5の表面に剥離紙
(図示しない)が貼り付けてある。また、前記箱体A内
には、三つ折りした多数枚のペーパータオルが収納され
ており、これらの隣り合うものどうしが互いに他の一部
を挟み込むように重畳されている。これにより、箱体A
のコンパクト化と、ペーパータオルの引き出しの円滑化
を図っている。
【0024】次に、かかる構成になるペーパータオルホ
ルダーの使用方法を説明する。まず箱体Aの側面板2側
に臨む前記切れ目cとミシン目dとにより囲まれた2つ
の半円状の領域を、親指で強く押し抜いて切り離す。こ
れにより、この半円状の領域に穴が開く。さらに、この
穴に指を挿し入れた状態にて、ミシン目aに沿って上面
板1を2つの領域に分けるように、この上面板1の内側
から、ミシン目aと折目線bとで囲まれた領域をその指
で押し上げる。
【0025】このため、上面板1はミシン目aで切り離
され、前記領域は折目線bを中心として鎖線で示すよう
に起立し、ガイド片6とされる。そこでこの起立したガ
イド片6を上面板1に対して箱体の外方へ略垂直となる
角度に折曲保持させる。このガイド片6は折目線bで指
により強制的に立ち上げたものであり、従って、折目線
bを中心として弾性状態を維持する。
【0026】次に、箱体Aの正面板3に形成された細長
い四角形の領域iの一端部を指で押し抜き、その押し抜
いた一端部を親指と人差し指で摘み、下方へ引き降ろ
す。これにより、その領域iはミシン目e、fおよび切
れ目g、hに沿って切り抜かれる。このため、この領域
iには、箱体Aの使用状態を示す図3のような縦長の長
孔8が形成される。この長孔8を通して箱体A内に収納
されたペーパータオル9の残量を、この箱体Aの外から
容易に看取可能にしている。
【0027】続いて、前記背面板4上に貼着されている
タック紙5上の剥離紙を剥し、粘着面を露出させる。さ
らに、図1に示す状態の箱体Aを上下反転して、その粘
着面を、図3に示すような厨房などの壁面10に貼り付
ける。なお、この箱体Aはフラットな場所ならばどこで
も取り付けられる。このため、前記ガイド片6が下方に
位置することとなる。この図3において、7は前記ガイ
ド片6を折目線bを中心として立ち上げることによって
作られたペーパータオル9の取り出し口であり8はミシ
ン目e、fおよび切れ目g、hに沿って領域iを切り抜
いて形成されたペーパータオル残量を観測するための前
記長孔である。タック紙5はアクリル系の粘着剤を使用
しているため、箱体Aの取付面である被着体に対し強力
に接着できるとともに、この被着体からの剥離の際に糊
残りを極力少なくでき、箱体Aの取り外しを容易にして
いる。
【0028】ここで、ペーパータオル9をホルダー内か
ら取り出そうとする場合には、前記取り出し口7に臨む
最下部のペーパータオル9の先端を指で摘み、下方へ引
き降ろす。この引き降ろし操作は、背面板4が壁面10
に接着されているためにその壁面10に沿った垂直下方
向、または壁面10から離れる方向、つまり図4に示す
ような斜め下方向に行われる。また、このペーパータオ
ルホルダーの前記のような引き降ろしは、箱体Aが粘着
剤にて壁面10にしっかり固定されているために、手で
ペーパータオルホルダーを押えなくても、片手で迅速、
容易に行える。
【0029】そのペーパータオル9の下方への引き降ろ
しによれば、箱体A内の最下部のペーパータオル9は、
取り出し口7周縁および上面板1内面に対し適度の摩擦
を受けながら、スムースに取り出し口7から引き出され
て、使用に供される。このとき、そのペーパータオル9
に一部が折り込まれた次のペーパータオル9の一部
(頭)が、その上部に積層されたペーパータオルの束の
重量を受ることと相俟って取り出し口7の下方にスムー
スに臨み、次にこれを指で摘んで引き降ろす操作を容易
に行えるようにしている。
【0030】また、ペーパータオル9の壁面10から離
れる斜め下方へ引き降ろしによればそのペーパータオル
9の片面がガイド片6の下端縁に接触し、従って、ペー
パータオル9はその接触位置から方向転換されるが、前
記同様に取り出し口7内からスムースに引き出される。
このとき、ガイド片6は折目線bを中心として弾性支持
されているため、ペーパータオル9に対して略一定の接
触圧を保つように機能し、従って、ぺーパタオル9から
大きな圧力を受けても、自身およびペーパータオル9を
破損させることはない。
【0031】このようにして、箱体A内に積層状態で収
納されたペーパータオル9は、下部のものから一枚ずつ
取り出し口7より引き出されていく。この引き出しによ
り、前記積層状態のペーパータオル9の残量が刻々減少
していくが、このペーパータオル9の残量は、前記長孔
8を通して箱体Aの外から観測できる。このため、その
ペーパータオル9の残量が少なくなった時点で、ペーパ
ータオルの補充または新たなペーパータオルホルダーへ
の交換のための準備を促すことができ、ペーパータオル
切れ(不足)による不便を未然に回避できる。また、取
り出し口7が下方に向いているため、塵や埃が内部に侵
入するのを少なくすることができる。なお、タック紙5
が取り付けられた状態にてポップアップタイプのペーパ
ータオルホルダとしての使用も可能である。
【0032】図5は本発明の実施の他の形態を示す。こ
れが図1乃至図4に示すものと基本的に異なるところ
は、前記上面板1に設けられた一本のミシン目aに代え
て、一定の間隔をおいて平行な二本のミシン目(切込
み)j、kを設けた点である。なお、これらのミシン目
j、kの一つ一つは略くの字状をなして、互いに向い合
うものどおしが対称形状をなしている。また、この実施
の形態では、図3に示すような長孔8を形成するための
ミシン目e、fに代えて、正面板3の上下端に及ぶ平行
な二本のミシン目l、mおよびこれらの各両端を結ぶ切
れ目g、hを設けてある。さらに、ミシン目l、mも一
つ一つが略くの字状をなし、かつ、互いに向い合うもの
どうしが対称形状をなしている。なお、各切れ目g、h
は直線状をなす。
【0033】従って、この実施の形態では、二本のミシ
ン目j、kcで挟まれた領域nの一端部を指で押し切っ
た後、切れ目c側にある一端部を指先で摘んで、これら
のミシン目j、kに沿って他端方向へ引き上げていくこ
とで、その領域nは軽快に切り抜かれ、長孔(図示しな
い)が形成される。このため、上面板1はこの長孔によ
って切り離され、折目線bを中心としてガイド片6A
を、前記同様の状態に、鎖線で示すように立ち上げるこ
とができる。なお、この立ち上げられたガイド片6A
が、ペーパータオル9の引き出しをスムースに作用する
点は前述した場合と同様である。
【0034】また、箱体Aの正面板3に形成されて、ミ
シン目l、mおよび切れ目g、hにより囲まれた細長い
領域oの一端部を指で押し抜き、その押し抜いた一端部
を親指と人差し指で摘み、下方へ引き降ろすことによ
り、その領域oが前記同様に、しかも極めてスムースに
切り抜かれる。このため、正面板3にはその領域oに、
ペーパータオルの残量を看取可能にする長孔(図示しな
い)が前記同様に形成されることとなる。なお、この正
面板3の内面にその長孔を塞ぐような透明シート等を貼
着しておくことで、長孔を通しての外部からの塵埃や湿
気の浸入を防止できる。
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ペーパ
ータオルを収納した紙製の箱体のいずれかの面に、この
箱体を取付面に対し取り外し可能にするためのタック紙
をけたので、その箱体をペーパータオルの取り出し口を
下にしてフラットな面のいずれの部所にも取り付けるこ
とができ、それがために、いつでもスムースに片手でペ
ーパータオルを取り出すことができるとともに、塵埃の
箱内への侵入を極力防止できるという効果が得られる。
【0036】また、本発明によれば、箱体のペーパータ
オル取り出し面にミシン目と切れ目とを設け、これらの
ミシン目と切れ目で切り離すことにより箱体の外へ折曲
可能なストッパ片を形成するようにしたので、ペーパー
タオルの取り出し口から、ペーパータオルを指で下方に
引きながら、スムースに箱体の外へ取り出すことができ
るという効果が得られる。
【0037】また、本発明によれば、前記箱体のペーパ
ータオル取り出し面に、互いに平行な二本のミシン目と
これらのミシン目の両端を繋ぐ切れ目とを設け、これら
のミシン目と切れ目で切り離すことにより、前記箱体の
外方に折曲可能なガイド片を設けることができ、これに
より、ガイド片の形成が容易かつ迅速になるという効果
が得られる。
【0038】また、本発明によれば、前記箱体のペーパ
ータオル取り出し面の左右に連続する側面板に、そのペ
ーパータオル取り出し面に形成された前記切れ目端に連
続する円弧状のミシン目を形成したので、円弧状のミシ
ン目で切り離して形成された穴を利用して、ガイド片の
箱の外への折曲操作を容易化できるという効果が得られ
る。
【0039】また、本発明によれば、ペーパータオル取
り出し面とは別の面に、該箱体の内部に収納されたペー
パータオルの積層状態を透視可能にする透孔を形成する
ために、互いに平行なミシン目とこれらのミシン目の両
端を繋ぐ切れ目とを設けたので、箱体内のペーパータオ
ルの残量を外部から容易に観測できる透孔を容易に形成
できる。従って、新しいペーパータオルまたはペーパー
タオルホルダーの交換タイミングを測ることができ、ペ
ーパータオルの不足による、料理その他の作業の遅延を
未然に回避できるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態によるペーパータオルホ
ルダーを示す斜視図である。
【図2】図1に示すペーパータオルホルダーの背面図で
ある。
【図3】図1におけるペーパータオルホルダーの使用状
態を示す下方斜視図である。
【図4】図1におけるペーパータオルホルダーからのペ
ーパータオルの引き出し状況を示す説明図である。
【図5】本発明の実施の他の形態によるペーパータオル
ホルダーを示す斜視図である。
【符号の説明】
A 箱体 a、d、e、f、j、k、l、m ミシン目 c、g、h 切れ目 1 上面板 5 タック紙 6、6A ガイド片 7 取り出し口 8 長孔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペーパータオルを収納した紙製の箱体の
    いずれかの面に、該箱体を使い捨てすることを目的とし
    て、取付面に対し接着および剥離が可能なタック紙が取
    り付けられていることを特徴とするペーパータオルホル
    ダー。
  2. 【請求項2】 前記箱体のペーパータオル取り出し面に
    ミシン目と切れ目とが設けられて、これらのミシン目と
    切れ目で切り離されて、前記箱体の外方に折曲可能なガ
    イド片を備えたことを特徴とする請求項1に記載のペー
    パータオルホルダー。
  3. 【請求項3】 前記箱体のペーパータオル取り出し面
    に、互いに平行な二本のミシン目とこれらのミシン目の
    両端を繋ぐ切れ目とが設けられ、これらのミシン目と切
    れ目で切り離されて、前記箱体の外方に折曲可能なガイ
    ド片を備えたことを特徴とする請求項1に記載のペーパ
    ータオルホルダー。
  4. 【請求項4】 前記箱体のペーパータオル取り出し面の
    左右に連続する側面板には、そのペーパータオル取り出
    し面に形成された前記切れ目端に連続する円弧状のミシ
    ン目が形成されていることを特徴とする請求項2に記載
    のペーパータオルホルダー。
  5. 【請求項5】 前記箱体のペーパータオル取り出し面と
    は別の面に、該箱体の内部に収納されたペーパータオル
    の積層状態を前記箱体の外から透視可能にする透孔を形
    成するための、互いに平行なミシン目とこれらのミシン
    目の両端を繋ぐ切れ目とが設けられていることを特徴と
    する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のペーパー
    タオルホルダー。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10308384B2 (en) 2014-03-17 2019-06-04 Clinpet Japan Co., Ltd. Method for packing stacked bundles made of paper

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10308384B2 (en) 2014-03-17 2019-06-04 Clinpet Japan Co., Ltd. Method for packing stacked bundles made of paper

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