JP2002083276A - モバイルメモリ - Google Patents

モバイルメモリ

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JP2002083276A
JP2002083276A JP2000270150A JP2000270150A JP2002083276A JP 2002083276 A JP2002083276 A JP 2002083276A JP 2000270150 A JP2000270150 A JP 2000270150A JP 2000270150 A JP2000270150 A JP 2000270150A JP 2002083276 A JP2002083276 A JP 2002083276A
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mobile memory
memory
data
unit
chip
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Application number
JP2000270150A
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English (en)
Inventor
Koji Fujiwara
浩次 藤原
Masaaki Takama
正彰 高間
Naoki Nishida
直樹 西田
Masaharu Kanazawa
正晴 金沢
Toshimitsu Fujiwara
利光 藤原
Hideo Yasutomi
英雄 保富
Hideki Osada
英喜 長田
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利便性が向上できるモバイルメモリを提供す
る。 【解決手段】 モバイルメモリ1は、共通部2と、共通
部2に接続されるメモリ部3とを備えている。共通部2
は、外部の情報機器との間で情報交換するためのインタ
ーフェイス機能を有している。また、メモリ部3は、5
つの箱形のICカードホルダ31〜35を有している。
このカードホルダ31〜35のそれぞれは、メモリとし
て機能するICカード41〜45が嵌入されるスロット
部Haを有しており、ICカード41〜45を着脱自在
に保持できるように構成されている。このようなモバイ
ルメモリ1の構成により、モバイルメモリ1内の一部の
データを変更する場合には、そのデータに対応するIC
カードのみを交換すればよいこととなり、モバイルメモ
リ1内のデータの組替え自由度が向上でき、利便性が向
上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、情報機器からア
クセス可能なモバイルメモリに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、データの書き換え可能なIC(集
積回路)チップを組み込んだICカードなどの携帯性に
優れたモバイルメモリが、実用化されつつある。
【0003】このICカードでは、データが磁気テープ
にむき出しになっている磁気カードと異なり、外部磁気
により記録されたデータが壊れる心配がなく、また磁気
カードに対して比較的大容量のデータを記憶できるとい
う利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ICカードにおいて、複数目的のICカードを組み合わ
せて使用する際には、別々の独立したICカードを持ち
歩くほかない。この場合、複数のICカードがばらばら
となっていて取り扱いに不便であり、また外部インター
フェイスなどの部分を各カードごとに持たなければなら
ない。
【0005】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、利便性が向上できるモバイルメモリを提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1の発明は、情報機器からアクセス可能なモ
バイルメモリであって、(a)前記情報機器に対するイン
ターフェイス部と、(b)それぞれがメモリユニットを着
脱自在に保持可能であり、前記インターフェイス部に対
して情報伝送可能に結合した複数のホルダ単位とを備え
る。
【0007】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
に係るモバイルメモリにおいて、前記複数のホルダ単位
は、相互にジョイント結合される。
【0008】また、請求項3の発明は、請求項1の発明
に係るモバイルメモリにおいて、前記複数のホルダ単位
は、相互に粘着結合される。
【0009】また、請求項4の発明は、情報機器からア
クセス可能なモバイルメモリであって、(a)前記情報機
器に対するインターフェイス部と、(b)それぞれがメモ
リユニットを保持しており、前記インターフェイス部に
対して情報伝送可能に結合した複数のホルダ単位とを備
え、前記複数のホルダ単位は、相互に粘着結合される。
【0010】また、請求項5の発明は、請求項1ないし
請求項4のいずれかの発明に係るモバイルメモリにおい
て、(c)前記複数のホルダ単位のうち所定のホルダ単位
には、当該所定のホルダ単位に保持されているメモリユ
ニットに対する前記情報機器からのアクセスを制限する
制限手段をさらに備える。
【0011】また、請求項6の発明は、請求項5の発明
に係るモバイルメモリにおいて、前記制限手段は、前記
アクセスの制限と非制限とを切替える切替手段を有す
る。
【0012】また、請求項7の発明は、請求項1ないし
請求項6のいずれかの発明に係るモバイルメモリにおい
て、前記インターフェイス部は、(a-1)前記情報機器と
無線通信を行う無線通信手段を有する。
【0013】
【発明の実施の形態】<第1実施形態> <モバイルメモリの要部構成>図1は、本発明の第1実
施形態に係るモバイルメモリ1の斜視図である。
【0014】モバイルメモリ1は、共通部2と、2つの
接続端子11を介して共通部2に接続するメモリ部3と
を備えている。
【0015】共通部2は、ICカードリーダなどの外部
の情報機器との間で情報交換するためのインターフェイ
ス機能を有しており、メモリ部3の各ICカード41〜
45に対する共通の機能を有する部位である。
【0016】メモリ部3は、5つの箱形のICカードホ
ルダ31〜35を有している。
【0017】カードホルダ31〜35のそれぞれは、ホ
ルダ単位として機能し、メモリユニットとして働くIC
カード41〜45が嵌入されるスロット部Haを有して
いる。そして、このスロット部HaによりICカードが
着脱自在に保持できるように構成されている。
【0018】カードホルダ31〜35には、スロット部
Haの底部に接続用の端子が設けられており、これに対
応するICカード側の端子が接触することによって、共
通部2と電気的に接続されることとなる。
【0019】また、各々のカードホルダ31〜35は、
接続端子11と同様の接続端子12によりカスケードに
接続されている。
【0020】接続端子11、12は、フレキシブルな材
料で形成されており、この接続端子11、12により、
共通部2とカードホルダ31との間で、また各カードホ
ルダ32〜35の間で、ジョイント結合される。この構
成により、カードホルダ31〜35において自在な接続
が可能となる。
【0021】カードホルダ32は、制限ボタン32aを
有しており、この制限ボタン32に対する操作により、
特定のカードホルダに保持されているICカードへのア
クセスの制限と非制限(許可)を切替えることができ
る。
【0022】ICカード41〜43、45は、角棒状の
形状を有しており、データを記録するものである。
【0023】ICカード44は、ICカード41と同様
の構成のカード部44aと、カード部44aに連結する
指紋認証部44bとを備えている。
【0024】指紋認証部44bは、指紋検出センサ44
fを有しており、この指紋検出センサ92aに指が接触
することにより、検出される指紋と特定の指紋との照合
が行える。ここで、特定の指紋と相違する場合には、特
定のカードホルダに保持されているICカードに記憶さ
れているデータへのアクセスが禁止される。また、機械
的なスイッチを有するだけでも、不正なアクセスを簡単
に排除できる。すなわち、構造的に分離されていること
で、セキュリティが向上することとなる。
【0025】図2は、モバイルメモリ1の機能ブロック
を示す図である。この図では、カードホルダ31〜35
の全てに、ICカード41〜45が嵌入されている状態
を示している。
【0026】なお、カードホルダ31〜35の全てにI
Cカードが挿入されることは必須でなく、カードホルダ
31〜35のうち少なくとも1つのカードホルダに、I
Cカードが嵌入されていれば、モバイルメモリとして機
能することとなる。
【0027】共通部2は、カードホルダ31〜35に電
気的に接続することによってカードホルダ31〜35と
の間で情報伝送が可能に結合されたインターフェイス部
21と、制御部22と、電源部23とを備えている。
【0028】インターフェイス部21は、通信I/F2
5と、アンテナ26とを有している。
【0029】通信I/F25は、アンテナ26を介して
外部の情報機器と無線によるデータ通信を行うためのイ
ンターフェイスである。
【0030】制御部22は、CPUおよびメモリを有し
ており、上記の各部を有機的に制御してモバイルメモリ
1の動作を統括制御する。
【0031】電源部23は、外部の情報機器との間でデ
ータ通信する際の電力を主に供給するものである。
【0032】<モバイルメモリ1の動作>以上の構成を
有するモバイルメモリ1の動作と効果とを、以下で説明
する。
【0033】モバイルメモリ1は、ICカードを着脱自
在に保持するカードホルダを有しているため、各々のI
Cカード41〜45に目的の異なるデータごとに分類し
て記憶させることができる。これにより、情報機器のモ
ニタなどに示される仮想現実的なデータの分類だけでな
く、目視下においてデータの分類が図れる。また、複数
のデータを一括して1のモバイルメモリで管理でき、利
便性が向上する。
【0034】そして、カードホルダ31〜35に保持さ
れる各々のICカード41〜45で別々のデータを記憶
させ、一部のデータをアップデート、すなわち書換える
際には、そのデータに対応するICカードのみを交換す
れば良いこととなり、モバイルメモリ1内のデータの組
替え自由度が向上できる。
【0035】また、例えばモバイルメモリ1を落下させ
た場合など外部から衝撃が加わった場合でも、各ICカ
ードに記憶されている全てのデータが一度に喪失する可
能性が低くなり、データ喪失に関するリスク分散が図れ
る。
【0036】また、モバイルメモリ1においては、指紋
検出センサ44fにより指紋を照合して、使用許可する
ユーザを識別できるようになっている。すなわち、指紋
照合が不良であれば、ICカード部44aおよびその下
流側にカスケード接続されているICカード部45で記
憶されているデータに対する情報機器からのアクセスが
禁止される。これにより、ICカードの記憶データの特
に重要なものをICカード部44aの下流側に配すれ
ば、指紋認証の有無によりアクセス制御したいICカー
ドを選択できることとなる。その結果、ICカードの記
憶データに対するセキュリティが向上できる。
【0037】さらに、制限ボタン32aの操作により、
一部のカードホルダに保持されているICカードに対す
る情報機器からのアクセスが制限される。具体的には、
インターフェイス部21に対して制限ボタン32aから
下流側のICカード42〜45へのアクセスが禁止され
る。これにより、ICカードの記憶データの重要度に応
じて、制限ボタン32aの上流側、下流側にICカード
を配すれば、アクセスを制御したいICカードを選択で
きることとなる。その結果、ICカードの記憶データに
対するセキュリティが向上できる。
【0038】<第2実施形態> <モバイルメモリの要部構成>図3は、本発明の第2実
施形態に係るモバイルメモリ5の斜視図である。
【0039】モバイルメモリ5は、カード型の形状を有
しており、ICチップ61〜66を保持する6つのチッ
プホルダ51〜56を備えている。また、モバイルメモ
リ5は、指紋検出センサ57と、制限ボタン58とを備
えている。
【0040】チップホルダ51〜56のそれぞれは、ホ
ルダ単位として機能し、メモリユニットとして働くIC
チップが嵌合する凹部Hbを有している。そして、この
凹部Hb内でICチップが貼付されることにより、IC
チップを着脱自在に保持できるようになっている。
【0041】チップホルダ51〜56は、凹部Hbの底
部に接続用の端子Kaが設けられており、これに対応す
るICチップ側の端子Kbが接触することによって、イ
ンターフェイス部71(後述)と電気的に接続される。
これにより、チップホルダ51〜56とインターフェイ
ス部71とが情報伝送可能に結合されることとなる。
【0042】ICチップ61〜66は、矩形板状の形状
を有しており、データを記録するものである。ICチッ
プ61〜66の裏面には、粘着性物質が塗布されてお
り、シールのようにチップホルダ51〜56への取付け
・取外しが可能となっている。
【0043】指紋検出センサ57は、ユーザの指が接触
することにより、検出される指紋と特定の指紋との照合
が行える。ここで、特定の指紋と相違する場合には、I
Cチップに記憶されているデータへのアクセスが禁止さ
れる。
【0044】制限ボタン58は、ユーザの操作によっ
て、特定のチップホルダに保持されているICチップへ
のアクセスの制限と非制限(許可)とを切替えることが
できる。
【0045】図4は、モバイルメモリ5の機能ブロック
を示す図である。この図では、チップホルダ51〜56
全てに、ICチップ61〜66が貼付されている状態を
示している。
【0046】なお、チップホルダ51〜56の全てにI
Cチップが貼付されることは必須でなく、チップホルダ
51〜56のうち少なくとも1つのチップホルダに、I
Cチップが貼付されていれば、モバイルメモリとして機
能することとなる。
【0047】モバイルメモリ5には、上述した各部の
他、チップホルダ51〜56に電気的に接続するインタ
ーフェイス部71と、制御部72と、電源部73とを備
えてる。
【0048】インターフェイス部71は、通信I/F7
5と、アンテナ76とを有している。
【0049】通信I/F75は、アンテナ76を介して
外部の情報機器と無線によるデータ通信するためのイン
ターフェイスである。
【0050】制御部72は、CPUおよびメモリを有し
ており、上記の各部を有機的に制御してモバイルメモリ
5の動作を統括制御する。
【0051】電源部73は、外部の情報機器との間でデ
ータ通信する際の電力を主に供給するものである。
【0052】<モバイルメモリ5の動作>以上の構成を
有するモバイルメモリ5の動作および効果とは、第1実
施形態のモバイルメモリ1とほぼ同様となっているが、
その内容を以下で説明する。
【0053】モバイルメモリ5は、ICチップを着脱自
在に保持するチップホルダを有しているため、各々のI
Cチップ61〜66に目的の異なるデータごとに分類し
て記憶させることができる。これにより、情報機器のモ
ニタなどに示される仮想現実的なデータの分類だけでな
く、目視下においてデータの分類が図れることとなる。
また、複数のデータを一括して1のモバイルメモリで管
理でき、利便性が向上する。
【0054】そして、カードホルダ51〜56に保持さ
れる各々のICチップ61〜66で別々のデータを記憶
させ、一部のデータをアップデート、すなわち一部のデ
ータを書換える際には、そのデータに対応するICチッ
プのみを交換すれば良いこととなり、モバイルメモリ5
内のデータの組替え自由度が向上できる。
【0055】また、例えばモバイルメモリ5を落下させ
た場合など外部から衝撃が加わった場合でも、各ICチ
ップに記憶されている全てのデータが一度に喪失する可
能性が低くなり、データ喪失に関するリスク分散が図れ
る。
【0056】また、モバイルメモリ5においては、指紋
検出センサ57により指紋を照合して、使用許可するユ
ーザを識別できるようになっている。すなわち、指紋照
合が不良であれば、ICチップ51〜56に記憶されて
いるデータに対する情報機器からのアクセスが禁止され
る。これにより、ICチップ61〜66の記憶データに
対するセキュリティが向上する。
【0057】さらに、制限ボタン58の操作により、一
部のカードホルダに保持されているICチップに対する
情報機器からのアクセスが制限される。具体的には、イ
ンターフェイス部71に対して制限ボタン58から下流
側のICチップ64〜66へのアクセスが禁止される。
これにより、ICチップの記憶データの重要度に応じ
て、制限ボタン58の上流側、下流側にICチップを配
すれば、アクセスを制御したいICチップを選択できる
こととなる。その結果、ICチップの記憶データに対す
るセキュリティが向上できる。
【0058】<第3実施形態> <モバイルメモリの要部構成>図5(a)は、本発明の第
3実施形態に係るモバイルメモリ8の各部の接続状況を
示す図である。また、図5(b)は、モバイルメモリ8の
斜視図である。
【0059】モバイルメモリ8は、共通部80と、共通
部80に粘着面で結合されるメモリ部81とを備えてい
る。また、モバイルメモリ8全体は、フレキシブルな材
料で形成されている。
【0060】共通部80は、ICカードリーダなどの外
部の情報機器との間で情報交換するインターフェイス機
能を有しており、メモリ部81の各ICチップに対する
共通の機能を有する部位である。
【0061】メモリ部81は、2つの矩形板状のICチ
ップホルダ82、83を有している。
【0062】チップホルダ82、83のそれぞれは、ホ
ルダ単位として機能し、第2実施形態と同様に、メモリ
ユニットとして働くICチップに嵌合する凹部Hcを有
している。そして、この凹部HcにICチップが貼付さ
れることにより、ICチップを着脱自在に保持できるよ
うになっている。
【0063】チップホルダ82、83は、図3の場合と
同様に、凹部Hcの底部に接続用の端子が設けられてお
り、これに対応するICチップ側の端子が接触すること
により、インターフェイス部85(後述)と電気的に接
続される。これにより、チップホルダ82、83とイン
ターフェイス部85とが、情報伝送可能に結合されるこ
ととなる。
【0064】チップホルダ83は、制限ボタン84を有
しており、この制限ボタン84の操作により、チップホ
ルダ83に保持されているICチップ89へのアクセス
の許可と制限とを切替えることができる。
【0065】共通部80とチップホルダ82、83と
は、それぞれの粘着性接続部Sを有している。この粘着
性接続部Sは、4つの端子Saと、これらの端子Saの
間で絶縁を行う粘着性物質が塗布された粘着部Sbとを
有している。この構成により、端子Saにより電気的に
接続が行えるとともに、粘着部Sbにより各部位の結合
が行われることとなる。
【0066】図6は、チップホルダ82の構成を示す図
である。
【0067】図6(a)のようにカード状であったチップ
ホルダ82は、粘着性接続部Sを覆っていたカバー82
a、82bが、取外されることにより、端子Saが剥出
しの状態となり、図5に示すように、他のチップホルダ
83および共通部80とシールで結合できるようにな
る。
【0068】図5に戻り、説明を続ける。
【0069】ICチップ88、89は、矩形板状の形状
を有しており、データを記録するものである。ICチッ
プ88、89の裏面には、粘着性物質が塗布されてお
り、粘着性テープやシールのようにチップホルダ82、
83への取付け・取外しが可能となっている。
【0070】図7は、モバイルメモリ8の機能ブロック
を示す図である。
【0071】共通部80は、チップホルダ82、83に
電気的に接続するインターフェイス部85と、制御部8
6と、電源部87とを備えている。
【0072】インターフェイス部85では、通信I/F
851と、アンテナ852とを有している。
【0073】通信I/F851は、アンテナ852を介
して外部の情報機器と無線によるデータ通信を行うため
のインターフェイスである。
【0074】制御部86は、CPUおよびメモリを有し
ており、上記の各部を有機的に制御してモバイルメモリ
8の動作を統括制御する。
【0075】電源部87は、外部の情報機器との間でデ
ータ通信する際の電力を主に供給するためのものであ
る。
【0076】<モバイルメモリ8の動作>以上の構成を
有するモバイルメモリ8の動作および効果とは、第1実
施形態のモバイルメモリ1とほぼ同様となっているが、
その内容を以下で説明する。
【0077】モバイルメモリ8は、ICチップを着脱自
在に保持するチップホルダを有しているため、各々のI
Cチップ88、89に目的の異なるデータごとに分類し
て記憶させることができる。これにより、情報機器のモ
ニタなどに示される仮想現実的なデータの分類だけでな
く、目視下においてデータの分類が図れることとなる。
また、複数のデータを一括して1のモバイルメモリで管
理でき、利便性が向上する。
【0078】そして、カードホルダ81、82に保持さ
れる各々のICチップ8、89で別々のデータを記憶さ
せ、一部のデータをアップデート、すなわち書換える際
には、そのデータに対応するICカードのみを交換すれ
ば良いこととなり、モバイルメモリ8内のデータの組替
え自由度が向上できる。
【0079】また、例えばモバイルメモリ8落下させた
場合など外部から衝撃が加わった場合でも、各ICチッ
プに記憶されている全てのデータが一度に喪失する可能
性が低くなり、データ喪失に関するリスク分散が図れ
る。
【0080】さらに、制限ボタン84の操作により、一
部のチップホルダに保持されているICチップに対する
情報機器からのアクセスが制限される。具体的には、イ
ンターフェイス部85に対して制限ボタン84から下流
側のICチップ89へのアクセスが禁止される。これに
より、ICチップの記憶データの重要度に応じて、制限
ボタン84の上流側、下流側にICチップを配すれば、
アクセスを制御したいICチップを選択できることとな
る。その結果、ICチップの記憶データに対するセキュ
リティが向上できる。
【0081】さらに、モバイルメモリ8については、チ
ップホルダにICチップが着脱自在に貼付されるのは必
須でなく、メモリホルダにICチップが固設されていて
も良い。この場合にも、データの組替え自由度が向上で
き、利便性が向上する。
【0082】<変形例> ◎上記の第3実施形態については、以下で説明する構成
としても良い。
【0083】図8は、本発明の変形例に係るモバイルメ
モリ9の要部構成を示す図である。
【0084】モバイルメモリ9では、第3実施形態のモ
バイルメモリ8と同様の構成であるが、各チップホルダ
には、ICチップの保持以外の機能が付加されている。
【0085】モバイルメモリ9は、共通部90と、共通
部90に粘着面で結合されるメモリ部91とを備えてい
る。また、モバイルメモリ9全体は、フレキシブルな材
料で形成されている。
【0086】共通部90は、第3実施形態のモバイルメ
モリ8の共通部80と類似の構成となっている。この共
通部90において、第3実施形態と異なるのは、電源部
87に対応する太陽電池95が設けられているところで
ある。
【0087】メモリ部91は、第3実施形態と同様に、
チップホルダ92、93を有している。
【0088】チップホルダ92は、ICチップを内蔵す
るともに、温度センサも収容している。そして、温度セ
ンサで検出された温度のトレンドデータをこのICチッ
プに記憶できる。
【0089】チップホルダ93は、ICチップを内蔵す
るとともに、その表面にモニタ96が設けられている。
そして、モニタ96に表示するための情報をこのICチ
ップに記憶できるように構成されている。なお、このチ
ップホルダ93には、第3実施形態のチップホルダ83
に設けられていた制限ボタンは削除されている。
【0090】以上の構成のモバイルメモリ9の動作およ
び効果については、第3実施形態と同様である。さら
に、図9に示すように、例えばモバイルメモリ9のフレ
キシブルな形態を生かしてカップの表面に沿って貼付す
れば、現在の温度をモニタ95に表示できるとともに、
測定温度のトレンドデータを外部の情報機器に送信し
て、情報機器での解析により適切な温度に低下する時間
を求めることができる。
【0091】すなわち、情報機器からの受動的なデータ
授受だけでなく、モバイルメモリ9自らが、周囲環境状
況などをICチップに能動的に記憶できるため、モバイ
ルメモリの多面的な活用が図れる。
【0092】なお、チップホルダ92、93には、IC
メモリを内蔵しない構成のものでも良い。
【0093】◎上記の各実施形態におけるアンテナにつ
いては、これを電源として利用しても良い。すなわち、
伝搬される電波のエネルギーを、このアンテナにより電
気に変換してモバイルメモリの電力を供給する。これに
より、電源部の省略が可能となり、モバイルメモリの簡
略化、小型化が図れる。
【0094】◎第3実施形態のモバイルメモリについて
は、ちらしに貼付して利用するようにしても良い。この
場合には、ちらしの紙面情報の他に、このモバイルメモ
リに情報を記憶させておき、モバイルメモリの記憶デー
タから他の情報を取出すことが可能となる。
【0095】また、モバイルメモリを、バーコードの代
わりに物品に貼付ても良い。この場合には、物品に係る
情報を変更する際、バーコードを張替えなくてもモバイ
ルメモリ内のデータを変更するだけで済むこととなる。
【0096】◎上記の第3実施形態のモバイルメモリに
ついては、粘着面で他の物品に取付けるのは必須でな
く、クリップや縫い付けによって、取付けても良い。
【0097】◎上記の各実施形態のモバイルメモリにつ
いては、メモリユニットを外的衝撃から保護するための
カバーをさらに設けても良い。
【0098】◎上記の各実施形態のモバイルメモリにつ
いては、保持するメモリユニットの記憶データのバック
アップとして、モバイルメモリに内蔵されたメモリユニ
ットに記憶させるようにしても良い。この場合には、圧
縮して保存するのが好ましい。これにより、データ喪失
の危険性が低減できる。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1ないし請
求項7の発明によれば、それぞれがメモリユニットを着
脱自在に保持可能な複数のホルダ単位を備えているた
め、モバイルメモリの利便性が向上できる。また、モバ
イルメモリに記憶されるデータの組替え自由度も向上で
きる。
【0100】特に、請求項2の発明については、複数の
ホルダ単位が相互にジョイント結合されるため、複数の
ホルダ単位における自在な接続が可能となる。
【0101】また、請求項3の発明については、複数の
ホルダ単位が相互に粘着結合されるため、複数のホルダ
単位における自在な接続が可能となる。
【0102】また、請求項5の発明については、所定の
ホルダ単位に保持されているメモリユニットに対する情
報機器からのアクセスを制限するため、データに関する
セキュリティを確保できる。
【0103】また、請求項6の発明については、制限手
段がアクセスの制限と非制限とを切替える切替手段を有
するため、データに関するセキュリティを簡易に確保で
きる。
【0104】また、請求項7の発明については、情報機
器と無線通信を行う無線通信手段を有するため、情報機
器と非接触でデータ交換が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るモバイルメモリ1
の斜視図である。
【図2】モバイルメモリ1の機能ブロックを示す図であ
る。
【図3】本発明の第2実施形態に係るモバイルメモリ5
の斜視図である。
【図4】モバイルメモリ5の機能ブロックを示す図であ
る。
【図5】本発明の第3実施形態に係るモバイルメモリ8
の要部構成を示す図である。
【図6】チップホルダ82の構成を示す図である。
【図7】モバイルメモリ8の機能ブロックを示す図であ
る。
【図8】本発明の変形例に係るモバイルメモリ9の要部
構成を示す図である。
【図9】モバイルメモリ9の利用例を示す図である。
【符号の説明】
1、5、8、9 モバイルメモリ 11、12 接続端子 21、71、85 インターフェイス部 31〜35 カードホルダ 32a、58、84 制限ボタン 41〜45 ICカード 51〜56、82、83 チップホルダ 61〜66、88、89 ICチップ S 粘着性接続部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西田 直樹 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 金沢 正晴 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 藤原 利光 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 保富 英雄 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 長田 英喜 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 2C005 MA33 MB03 MB07 NA08 NA09 NA18 NA23 QC02 SA05 SA22 SA30 TA22 5B035 AA00 BA01 BA03 BA06 BB09 BC00 CA01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報機器からアクセス可能なモバイルメ
    モリであって、 (a)前記情報機器に対するインターフェイス部と、 (b)それぞれがメモリユニットを着脱自在に保持可能で
    あり、前記インターフェイス部に対して情報伝送可能に
    結合した複数のホルダ単位と、を備えることを特徴とす
    るモバイルメモリ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のモバイルメモリにおい
    て、 前記複数のホルダ単位は、相互にジョイント結合される
    ことを特徴とするモバイルメモリ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のモバイルメモリにおい
    て、 前記複数のホルダ単位は、相互に粘着結合されることを
    特徴とするモバイルメモリ。
  4. 【請求項4】 情報機器からアクセス可能なモバイルメ
    モリであって、 (a)前記情報機器に対するインターフェイス部と、 (b)それぞれがメモリユニットを保持しており、前記イ
    ンターフェイス部に対して情報伝送可能に結合した複数
    のホルダ単位と、を備え、 前記複数のホルダ単位は、相互に粘着結合されることを
    特徴とするモバイルメモリ。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載のモバイルメモリにおいて、 (c)前記複数のホルダ単位のうち所定のホルダ単位に
    は、当該所定のホルダ単位に保持されているメモリユニ
    ットに対する前記情報機器からのアクセスを制限する制
    限手段、をさらに備えることを特徴とするモバイルメモ
    リ。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のモバイルメモリにおい
    て、 前記制限手段は、前記アクセスの制限と非制限とを切替
    える切替手段を有することを特徴とするモバイルメモ
    リ。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6のいずれかに記
    載のモバイルメモリにおいて、 前記インターフェイス部は、 (a-1)前記情報機器と無線通信を行う無線通信手段、を
    有することを特徴とするモバイルメモリ。
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