JP2002083135A - 保険業務支援方法及びそのシステム - Google Patents

保険業務支援方法及びそのシステム

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JP2002083135A
JP2002083135A JP2000270747A JP2000270747A JP2002083135A JP 2002083135 A JP2002083135 A JP 2002083135A JP 2000270747 A JP2000270747 A JP 2000270747A JP 2000270747 A JP2000270747 A JP 2000270747A JP 2002083135 A JP2002083135 A JP 2002083135A
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insurance
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JP2000270747A
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Atsuhiko Yokoyama
淳彦 横山
Yuji Nishiyori
雄二 西依
Tooru Nakamura
トオル 仲村
Yasuyuki Hanai
康行 花井
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Original Assignee
GE EDISON LIFE INSURANCE CO
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取扱可能な業務範囲や業務経験、過去の仕事
に対する評価、サービス提供場所までの交通時間などの
諸条件を総合的に加味して適切な保険業務支援者を迅速
かつ効率よく抽出し、派遣することのできる保険業務支
援方法及びそのシステムを提供すること。 【解決手段】 保険業務支援者の属性及びスケジュール
情報をサーバに登録し(S1)、顧客からのサービス依
頼情報を前記サーバに登録し(S2)、前記サービス依
頼情報の登録に応答して前記サービス依頼情報に対応可
能な保険業務支援者を抽出し(S3)、前記サーバが抽
出した保険業務支援者にネットワークを介して前記サー
ビス依頼情報を通知し(S4)、該保険業務支援者の提
供したサービスについての顧客から見た品質の評価を前
記サーバに登録する(S5)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保険業務支援方法
及びそのシステムに関し、より詳細には、オンライン・
データベース管理システムにおいて最適な保険業務支援
者の抽出・派遣を行なう保険業務支援方法及びそのシス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】保険業を営む会社は、保険加入申込もし
くは保険の給付申請を受けると、申込もしくは給付請求
のあった保険の金額などの契約内容に応じて様々な項目
について、保険加入対象者としての被保険者もしくは契
約者の健康状態の診査・確認などを行い、申込のあった
内容で保険契約を受けてよいのか、保険加入対象者とし
ての被保険者もしくは契約者より給付申請のあった金額
の支払を行ってよいのかなどの様々な判断を行なう必要
がある。従来、保険業を営む会社は、保険加入申込ある
いは保険の給付申請を受けると、申込あるいは給付申請
のあった保険加入対象者としての被保険者もしくは契約
者等と面接を行い、保険加入対象者の健康状態を観察
し、様々な情報の収集を行なう生命保険面接士(以下、
「面接士」という)や、面接士以外で保険加入対象者に対
して血液検査などを行なうことにより健康状態の診査・
確認を行なうことのできる医師などに対し、電話などに
より個々に面接依頼を行い、担当者の手配を行ってい
た。
【0003】図3は、従来行われてきた面接士等の手配
手順の一例を示す図である。面接士等の手配を行なう保
険業を営む会社の本社もしくは出先機関は、面接士等か
ら稼動可能な日程をFAX等で連絡を受けると(S1)、
受領したスケジュールを貼り出す(S2)。保険加入対象
者からの保険加入申込あるいは給付申請を受け、健康状
態の診査・確認を行なう必要の生じた各営業所からFA
Xもしくは電話による面接士等のサービス依頼を受ける
と(S3)、貼り出された各面接士等のスケジュールを手
作業でチェックし、派遣可能な面接士の抽出を行い(S
4)、抽出した面接士の前後のスケジュールを勘案し
て、稼動可能であることを確認することにより、派遣す
る面接士を決定し(S5)、サービス依頼を出した各営業
所に対して派遣を決定した面接士に付いてFAXにて報
告を行なう(S6)。次に、派遣先の場所や診査・確認を
行なう必要のある項目、交通手段などを調べ、派遣先へ
の地図などの各種資料を作成し(S7)、当該営業所のサ
ービス依頼に対応することとなった面接士に、FAXな
どを用いて各種資料の送付を行い、派遣場所に関する情
報の通知をしていた(S7)。
【0004】また、例えば特開平11−39392号公
報には、企業からの派遣要請に基づき事務作業を行なう
人材の派遣を行なうためのシステムであって、各人材の
就業可能な期間と、企業が希望する人材の条件とを入力
することにより、適材を求める企業には必要なスキルの
確保を、派遣される人材には個人の予定を反映したタイ
ムリーな派遣先の確保を行なうことが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の方法では、保険業を営む会社におけるサービ
スセンター内の面接士の手配担当者が、電話やFAXを
使って手作業で面接士の調整を行っていたため、面接士
などの数多くの保険業務支援者の中から派遣する保険業
務支援者を決定する作業は大変な事務負担を生じさせて
いたという問題があった。
【0006】また、担当者の手作業だけでは、日程、業
務範囲、経験や実績、交通手段を考慮した所要時間、コ
ストなどの諸条件を総合的に加味して適切な保険業務支
援者をすばやく抽出し、派遣することが難しく、過去に
その面接士等の行った仕事に対する評価などまで考慮し
て面接士等の抽出を行なうことはほとんどなされていな
いという問題があった。
【0007】さらに、前述の特開平11−39392号
公報に記載されるものは、事務作業を行なう人材を対象
とするものであるため、保険契約の内容によって必要と
なる診査・確認項目が異なるような複雑な面接士等の手
配には適用することができず、保険業を営む会社で手作
業による手配を行わざるを得ないという問題があった。
【0008】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、取扱可能な業務範
囲や業務経験、過去の仕事に対する評価、サービス提供
場所までの交通時間などの諸条件を総合的に加味して適
切な保険業務支援者を迅速かつ効率よく抽出し、派遣す
ることのできる保険業務支援方法及びそのシステムを提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1に記載の発明は、保険業務支援者の
各種情報を登録するサーバと、該サーバにネットワーク
を介して接続された複数の端末を備えたコンピュータシ
ステムを用い、前記保険業務支援者を抽出して派遣する
保険業務支援方法において、前記保険業務支援者の属性
情報を前記サーバに登録する第1の登録ステップと、前
記保険業務支援者のスケジュール情報を前記サーバに登
録する第2の登録ステップと、顧客からのサービス依頼
情報を前記サーバに登録する第3の登録ステップと、前
記サービス依頼情報の登録に応答して前記サーバが前記
サービス依頼情報に対応可能な保険業務支援者を抽出す
る抽出ステップと、前記顧客に前記ネットワークを介し
て前記サーバが抽出した保険業務支援者の属性情報を通
知する一方、前記サーバが抽出した該保険業務支援者に
前記ネットワークを介して前記サービス依頼情報を通知
する通知ステップとを備えたことを特徴とする。このよ
うな構成を有することにより、適切な保険業務支援者を
迅速かつ効率よく抽出し、派遣することができる。
【0010】ここで「保険業務支援者」とは、保険加入
対象者の健康状態の診査・確認などを行なうものをい
い、医師、歯科医師、保健婦、看護婦、介護支援専門
員、社会福祉士、面接士、あるいはこれらと同等の資格
を有する者などをいう。また「保険業務支援」とは、保
険業務支援者を派遣することなどにより、保険加入申込
もしくは保険の給付申請等を受けた「顧客」が加入もし
くは給付の可否を判断する際の判断材料を収集すること
などをいい、「顧客」とは、保険加入申込もしくは保険
の給付申請を受け、面接士等に保険加入対象者の健康状
態の診査・確認などを行ってもらう必要のある生命保険
業などの保険業を営む会社、もしくは支社・営業所等の
機関、その機関に所属する営業担当者などをいう。また
「サービス」とは、顧客からの要請に基づき、保険加入
対象者に対して保険業務支援者が行なう保険加入対象者
の健康状態の診査・確認をいう。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の保険業務支援方法において、前記属性情報は、前記保
険業務支援者の氏名、住所、連絡ツール、保有資格を含
むことを特徴とする。
【0012】ここで「連絡ツール」とは、電話やFA
X、電子メールなどの保険業務支援者と保険業務支援シ
ステム運営者とが連絡を取り合う手段をいう。また「保
有資格」とは、保険業務支援者の保有する医師免許、保
健婦資格、社会福祉士資格などの各種資格をいう。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の保険業務支援方法において、前記属性情報は、過去に
提供したサービスに対する前記顧客からの評価情報を含
むことを特徴とする。このような構成を有することによ
り、過去の仕事に対する評価などをも考慮して適切な保
険業務支援者を迅速に抽出し、派遣することができる。
つまり、同一エリアでの保険業務支援者をリストアップ
する際の優先順位付けにおいて、顧客自身を含む複数の
保険業務支援を行なう専門の会社(以下「保険業務支援
会社」という)からサービスを受ける場合に、公平な基
準で、保険業務支援会社を選択し、その結果のフィード
バックを保険業務支援会社にも提供することにより、保
険業務支援者間のサービスの品質とサービスの価格の競
争を促進させる。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の保険業務支援方法において、前記スケジュール情報
は、前記保険業務支援者のサービス提供可能日時である
ことを特徴とする。
【0015】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の保険業務支援方法において、前記サービス提供可能日
時は、時間単位で登録することができることを特徴とす
る。
【0016】請求項6に記載の発明は、請求項1に記載
の保険業務支援方法において、前記サービス依頼情報
は、前記顧客からの依頼業務内容、サービス提供希望日
時、サービス提供場所及びサービス提供場所への移動ツ
ールを含むことを特徴とする。
【0017】ここで「移動ツール」とは、電車や自動車、
バス、徒歩など、保険業務支援者がサービス提供場所ま
で移動するための移動手段をいう。
【0018】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の保険業務支援方法において、前記サービス提供希望日
時は、少なくとも2以上の複数のサービス提供希望日時
についての候補を含むことを特徴とする。このような構
成を有することにより、保険業務支援者の効率よい活用
を行なうことができる。
【0019】請求項8に記載の発明は、請求項6に記載
の保険業務支援方法において、前記依頼業務内容は、保
険加入対象者に対する面接および/または診査であるこ
とを特徴とする。このような構成を有することにより、
保険契約の内容によって必要となる診査・確認項目が異
なるような複雑な保険業務支援者の手配を行なう場合で
あっても、適切な保険業務支援者に対し、適切に検査・
確認項目についての指示を行なうことができる。
【0020】ここで「保険加入対象者」とは、保険業を営
む会社の管理する保険契約に加入申込を行ったときの被
保険者または契約者をいう。被保険者とは保険業を営む
会社の管理する保険契約について保険の給付申請を行っ
た時の被保険者または契約者をいう。「面接」とは、保
険加入対象者並びに既加入者の健康状態を確認するため
に行なう面接をいい、例えば保険加入申込時または保険
給付時に顧客が必要とする項目を確認するために行なう
もの、及び、介護が必要となる保険加入対象者に対して
個別の介護課題を分析してケアプランを作成し、介護事
業者との間に入ってケアプランに基づく介護サービスの
提供の実施などを仲介するために行なうものをいう。ま
た「診査」とは、保険加入対象者に対して行なう胸部・腹
部の聴打診・触診、尿検査、血圧測定、心電図検査、血
液検査などの各種検査をいい、保険契約の内容に基づき
顧客が必要とするデータを収集することをいう。
【0021】請求項9に記載の発明は、請求項1に記載
の保険業務支援方法において、前記抽出ステップは、前
記サービス依頼情報に基づき必要とされる保険業務支援
者のカテゴリーを前記サーバが選択するカテゴリー選択
ステップと、該カテゴリーに該当する保険業務支援者を
前記サーバが抽出するカテゴリー抽出ステップと、前記
カテゴリー抽出ステップにより抽出された保険業務支援
者の中から前記サービス依頼情報に対応可能な保険業務
支援者を前記サーバが抽出する稼動可能者抽出ステップ
とを備え、前記稼動可能抽出ステップにより抽出された
保険業務支援者を前記サービス依頼情報の指定するサー
ビス提供場所に短時間で到着できる順に前記サーバが抽
出することを特徴とする。このような構成を有すること
により、取扱可能な業務範囲やサービス提供場所までの
交通時間などの諸条件を総合的に加味して適切な保険業
務支援者を迅速かつ効率よく抽出することができる。
【0022】ここで「カテゴリー」とは、面接士や医師
などの保有資格に基づく保険業務支援者の分類をいう。
【0023】請求項10に記載の発明は、保険業務支援
者の各種情報を登録するサーバと、該サーバにネットワ
ークを介して接続された複数の端末とを備え、派遣する
保険業務支援者を抽出して派遣する保険業務支援システ
ムにおいて、前記サーバは、前記保険業務支援者の属性
情報を記憶する第1の記憶手段と、前記保険業務支援者
のスケジュール情報を記憶する第2の記憶手段と、顧客
からのサービス依頼情報を記憶する第3の記憶手段と、
前記サービス依頼情報に対応可能な保険業務支援者を抽
出する抽出手段と、前記端末と前記抽出手段が抽出した
保険業務支援者の抽出結果情報と前記属性情報と前記ス
ケジュール情報と前記サービス依頼情報とを含む保険業
務支援関連情報の送受信を行なうデータ送受信手段とを
備え、前記端末は、前記保険業務支援関連情報を入力す
る入力手段と、前記サーバと前記保険業務支援関連情報
の送受信を行なうデータ送受信手段と、前記保険業務支
援関連情報を出力する出力手段と、前記保険業務支援関
連情報を表示する表示手段とを備えたことを特徴とす
る。このような構成を有することにより、適切な保険業
務支援者を迅速かつ効率よく抽出し、派遣することがで
きる。
【0024】請求項11に記載の発明は、請求項10に
記載の保険業務支援システムにおいて、前記属性情報
は、前記保険業務支援者の氏名、住所、連絡ツール、保
有資格を含むことを特徴とする。
【0025】請求項12に記載の発明は、請求項10に
記載の保険業務支援システムにおいて、前記属性情報
は、過去に提供したサービスに対する前記顧客からの評
価情報を含むことを特徴とする。このような構成を有す
ることにより、過去の仕事に対する評価などをも考慮し
て適切な保険業務支援者を迅速に抽出し、派遣すること
ができる。つまり、同一エリアでの保険業務支援者をリ
ストアップする際の優先順位付けにおいて、顧客自体を
含む複数の保険業務支援会社からサービスを受ける場合
に、公平な基準で、保険業務支援会社を選択し、その結
果のフィードバックを保険業務支援会社にも提供するこ
とにより、保険業務支援者間のサービスの品質とサービ
スの価格の競争を促進させる。
【0026】請求項13に記載の発明は、請求項10に
記載の保険業務支援システムにおいて、前記スケジュー
ル情報は、前記保険業務支援者のサービス提供可能日時
であることを特徴とする。
【0027】請求項14に記載の発明は、請求項13に
記載の保険業務支援システムにおいて、前記サービス提
供可能日時は、時間単位で登録することができることを
特徴とする。
【0028】請求項15に記載の発明は、請求項10に
記載の保険業務支援システムにおいて、前記サービス依
頼情報は、前記顧客からの依頼業務内容、サービス提供
希望日時、サービス提供場所及びサービス提供場所への
移動ツールを含むことを特徴とする。
【0029】請求項16に記載の発明は、請求項15に
記載の保険業務支援システムにおいて、前記サービス提
供希望日時は、少なくとも2以上の複数のサービス提供
希望日時についての候補を含むことを特徴とする。この
ような構成を有することにより、保険業務支援者の効率
よい活用を行なうことができる。
【0030】請求項17に記載の発明は、請求項15に
記載の保険業務支援システムにおいて、前記依頼業務内
容は、保険加入対象者に対する面接および/または診査
であることを特徴とする。このような構成を有すること
により、保険契約の内容によって必要となる診査・確認
項目が異なるような複雑な保険業務支援者の手配を行な
う場合であっても、適切な保険業務支援者に対し、適切
に検査・確認項目についての指示を行なうことができ
る。
【0031】請求項18に記載の発明は、請求項10に
記載の保険業務支援システムにおいて、前記抽出手段
は、前記サービス依頼情報に基づき必要とされる保険業
務支援者のカテゴリーを選択するカテゴリー選択手段
と、該カテゴリーに該当する保険業務支援者を抽出する
カテゴリー抽出手段と、前記カテゴリー抽出手段の抽出
した保険業務支援者の中から前記サービス依頼情報に対
応可能な保険業務支援者を抽出する稼動可能者抽出手段
とを備え、前記稼動可能抽出手段の抽出した保険業務支
援者を前記サービス依頼情報の指定するサービス提供場
所に短時間で到着できる順に抽出することを特徴とす
る。このような構成を有することにより、取扱可能な業
務範囲やサービス提供場所までの交通時間などの諸条件
を総合的に加味して適切な保険業務支援者を迅速かつ効
率よく抽出することができる。
【0032】請求項19に記載の発明は、顧客からのサ
ービス依頼情報に基づき対応する保険業務支援者を抽出
する保険業務支援者抽出方法をコンピュータに実行させ
るプログラムを記録した記録媒体であって、前記サービ
ス依頼情報に基づき必要とされる保険業務支援者のカテ
ゴリーを選択するカテゴリー選択ステップと、該カテゴ
リーに該当する保険業務支援者を抽出するカテゴリー抽
出ステップと、前記カテゴリー抽出ステップにより抽出
された保険業務支援者の中から前記サービス依頼情報の
指定する交通手段及びサービス提供希望日時を抽出キー
として稼動可能な保険業務支援者を抽出する稼動可能者
抽出ステップと、前記稼動可能抽出ステップにより抽出
された保険業務支援者の中から前記サービス依頼情報の
指定するサービス提供場所に短時間で到着できる順に前
記サーバが並び替えを行い、保険業務支援者を抽出する
ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラ
ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であ
ることを特徴とする。このような構成を有することによ
り、取扱可能な業務範囲やサービス提供場所までの交通
時間などの諸条件を総合的に加味して適切な保険業務支
援者を迅速かつ効率よく抽出することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】本発明の実施例について、以下に
図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0034】図1は、本発明の実施される保険業務支援
システムのシステム構成の一例を示す図である。保険業
務支援システムは、少なくともサーバ100と、保険業
務支援者用端末140と、顧客用端末150と、サーバ
100と保険業務支援者用端末140と顧客用端末15
0とを接続するインターネットなどのネットワーク16
0とから構成されている。
【0035】サーバ100は、本保険業務支援システム
を運営管理するシステム管理者により管理され、保険業
務支援者用端末140及び顧客用端末150に対してネ
ットワーク160を介してサービス提供日程などの種々
の情報を提供し、保険業務支援者用端末140あるいは
顧客用端末150からネットワーク160を介して受信
した属性情報やサービス依頼情報などを記憶装置120
内の各種データベースに格納する機能を有する。
【0036】保険業務支援者用端末140は、本保険業
務支援システムを介して顧客である企業などに派遣さ
れ、サービスを提供する保険業務支援者により管理され
る端末であり、顧客用端末150は、本保険業務支援シ
ステムを介して保険業務支援者の派遣を受ける企業など
の顧客により管理される端末である。保険業務支援者用
端末140及び顧客用端末150は、いずれもインター
ネットなどのネットワーク160を介してサーバ100
にアクセスする機能を有する。保険業務支援者用端末1
40及び顧客用端末150の機器としては、ウェブ情報
を閲覧可能なブラウザソフトウェア(例えば、マイクロ
ソフト(会社名)のインターネットエクスプローラ(製
品名)、ネットスケープ・コミュニケーション(会社
名)のネットスケープ(製品名)等)を搭載した市販のパ
ーソナルコンピュータ、PDA等の情報処理装置や、無
線呼出端末、PHS端末、携帯端末のうちいずれかであ
ってもよく、特に、携帯端末は、電子メール機能やイン
ターネットへのアクセス機能を有する端末であってもよ
い(例えば、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(会社
名)が提供するiモード(サービス名)端末等)。
【0037】ネットワーク160は、サーバ100と、
保険業務支援者用端末140と顧客用端末150とを相
互に接続する機能を有し、例えば、インターネットや、
イントラネットや、LANや、公衆電話網(アナログ/
デジタルの双方を含む)や、PDC/PDC―P方式等
の携帯回線交換網/携帯パケット交換網や、無線呼出網
や、PHS網や、衛星通信網等のうちいずれかを含んで
もよい。
【0038】図2は、本発明が適用されるサーバの構成
の一例を示す図である。
【0039】本発明のサーバ100は、少なくとも、バ
ス104を介して相互に接続されたシステム全体を統括
的に制御する主制御部(以下「CPU」とする)102
と、システム管理者が各種データを入力する入力手段で
ある入力装置106と、入力データのモニタに用いる表
示装置108と、各種監査結果その他のデータを出力す
る出力装置110と、通信回線(有線/無線、LAN/
インターネット、アナログ/デジタル等を含む)などに
接続するモデムやターミナルアダプタなどからなる通信
ポート112とから構成される。なお、入力装置10
6、表示装置108及び出力装置110は、それぞれ入
出力インターフェースを介してCPU102に接続され
ていてもよい。
【0040】CPU102は、OS(Operatin
g System)等の制御プログラムを有し、本発明
を実現する処理プログラム実行時の演算処理を行なう。
記憶装置120は、ハードディスク等の固定ディスク装
置、フレキシブルディスク、光ディスクなどのストレー
ジ手段であり、保険業務支援者の抽出及び管理などの本
発明を実現するためのサービスコーディネイトプログラ
ム121などの処理プログラム本体や、処理プログラム
の実現に用いる各種のテーブル、サービス依頼データベ
ース123などのデータベースなどを格納する。
【0041】ここでサービス依頼データベース123に
格納されるデータ項目としては、例えば、サービス依頼
を行った会社の会社名、サービス提供先の住所、サービ
ス提供希望日時、最寄駅、交通手段、保険金額、保険の
種類、診査・確認項目などが挙げられる。地図データベ
ース124には、日本全国の地図が、駅や路線などで付
近の住宅地図などを検索できるような状態で格納されて
いる。また、保険業務支援者情報データベース125に
格納されるデータ項目としては、保険業務支援者の氏
名、生年月日、住所、保有資格、連絡ツール、登録年月
日、過去に提供したサービスに対する品質評価などが挙
げられる。
【0042】また、サービス範囲テーブル126には、
図4に示すような保険業務支援者名と保有資格と請負可
能なサービス内容との対応関係を示した保険業務支援者
別サービス範囲対応テーブルと、図5に示すような保険
金額と検査項目との対応関係を示した諸検査実施基準テ
ーブルとが格納されている。例えば、医師であれば血圧
測定や血液検査、尿検査、心電図検査などの各種検査、
健康確認を行なうことができるが、面接士であれば面接
による健康確認しか行なうことができないように定義さ
れている。
【0043】保険業務支援者スケジュールデータベース
127には、各保険業務支援者ごとの空きスケジュール
情報が格納されている。サービス管理データベース12
8に格納されるデータ項目としては、発注番号、サービ
ス提供日時、サービス提供内容、サービス提供場所最寄
駅、サービス提供場所などのサービス依頼内容、該サー
ビス依頼内容に対応すべく選択された保険業務支援者の
氏名などの情報、該サービス依頼に対して該保険業務支
援者が提供したサービスに対する品質評価などが挙げら
れる。顧客情報データベース129に格納されるデータ
項目としては、サービス依頼を行った会社の会社名、当
該会社に対するサービス提供履歴などが格納されてい
る。行程検索プログラム130には、市販の駅検索プロ
グラムや道路検索プログラムが、これらを組み合わせて
様々なルートシミュレーションを行なうことのできるよ
うに格納されている。また、サービス料金処理プログラ
ム131には、保険業務支援者料金テーブル132に格
納されている各保険業務支援者ごとの単価に基づき、顧
客からのサービス依頼に対応した保険業務支援者に対し
て支払われる対価をサービス提供内容や所要時間などに
応じて算出するプログラムが格納されている。
【0044】入力装置106は、システム管理者が各種
データを入力する入力手段であり、画面上のメニュを選
択しデータを入力するためのマウス等の各種ポインティ
ングデバイスやキーボードやイメージスキャナなどから
なる。表示装置108は、各種メニュー画面や、処理結
果等を表示する機能を有し、例えばディスプレイ装置等
である。出力装置110は、処理結果を紙等の媒体に出
力する機能を有し、例えばプリンタ装置等である。通信
ポート112は、他の端末等と通信回線を介してデータ
を通信する機能を有する。また、サーバ100は、既知
のパーソナルコンピュータ、ワークステーション、PH
S端末、携帯電話端末、移動体通信端末またはPDA等
の情報処理端末等の情報処理装置にプリンタやディスプ
レイやイメージスキャナ等の周辺装置を接続し、該情報
処理装置に保険業務支援システムにおける各種処理を実
現させるソフトウェア(プログラム、データ等を含む)
を実装することにより実現してもよい。
【0045】なお、このように構成されたサーバ100
を所有するシステム管理者は、例えば保険業務支援会社
などであることも、また保険業務支援者の派遣を受ける
顧客であることも考えられる。
【0046】図6は、保険業務支援会社がサーバを保有
する場合のデータベース構成の一例を示す図である。顧
客の管理する顧客用端末150には、自己の行なったサ
ービス依頼に関する記録などを格納するサービス依頼デ
ータベース123と、過去にサービスを行なった保険業
務支援者に関する情報などを格納する保険業務支援者情
報データベース125と、過去に保険業務支援者の提供
したサービスに対する評価情報などを格納するサービス
管理データベース128とが顧客用端末150の接続す
るかたちで備えられ、顧客は、この顧客用端末150か
ら保険業務支援会社の管理するサーバ100に対して保
険業務支援者の派遣依頼を行なう。一方保険業務支援会
社の管理するサーバ100には、顧客からのサービス依
頼についての記録を格納するサービス依頼データベース
123と、自社に登録している保険業務支援者に関する
情報などを格納する保険業務支援者データベース125
と、登録している保険業務支援者のスケジュール情報を
格納する保険業務支援者スケジュールデータベース12
7と、登録している保険業務支援者が過去に提供したサ
ービスの品質評価などを格納するサービス管理データベ
ース128と、保険業務支援者の抽出及び管理などの本
発明を実現するためのサービスコーディネイトプログラ
ム121と、各保険業務支援者ごとの単価を格納する保
険業務支援者料金テーブル132と、保険業務支援者料
金テーブル132に格納されている各保険業務支援者ご
との単価に基づき、顧客からのサービス依頼に対応した
保険業務支援者に対して支払われる対価をサービス提供
内容や所要時間などに応じて算出するプログラムを格納
するサービス料金処理プログラム131とが、サーバ1
00に接続されているかたちで備えられている。保険業
務支援会社に登録する保険業務支援者の管理する保険業
務支援者用端末140は、保険業務支援会社の管理する
サーバ100と顧客への派遣依頼情報の受信等を行な
う。
【0047】また、図7は、保険業務支援者の派遣を受
ける顧客、例えば保険業を営む会社がサーバを保有する
場合のデータベース構成の一例を示す図である。サーバ
100には、過去に行なったサービス依頼についての記
録を格納するサービス依頼データベース123を接続す
る自社の各営業所などが管理する顧客用端末150と、
過去に各営業所の行なったサービス依頼についての記録
を格納するサービス依頼データベース123と、自社に
登録している保険業務支援者に関する情報などを格納す
る保険業務支援者データベース125と、本保険業務支
援システムに登録している保険業務支援者のスケジュー
ル情報を格納する保険業務支援者スケジュールデータベ
ース127と、保険業務支援者が過去に提供したサービ
スの品質評価などを格納するサービス管理データベース
128と、保険業務支援者の抽出及び管理などの本発明
を実現するためのサービスコーディネイトプログラム1
21と、各保険業務支援者ごとの単価を格納する保険業
務支援者料金テーブル132と、保険業務支援者料金テ
ーブル132に格納されている各保険業務支援者ごとの
単価に基づき、顧客からのサービス依頼に対応した保険
業務支援者に対して支払われる対価をサービス提供内容
や所要時間などに応じて算出するプログラムを格納する
サービス料金処理プログラム131とが、サーバ100
に接続されているかたちで備えられており、保険業務支
援者は、このサーバ100と顧客への派遣依頼情報の受
信等を行なう。また、保険業務支援会社は、自社に登録
する保険業務支援者に関する情報を格納する保険業務支
援者情報データベース125に接続する保険業務支援会
社管理端末からサーバ100に対して稼動可能な保険業
務支援者の情報を送信し、サーバ100から派遣依頼情
報などの受信を行なう。
【0048】次に、このように構成された本発明の実施
形態における保険業務支援システムの動作の一例につい
て説明する。まず、本発明の基本的な処理過程を概説
し、その後本発明を構成する各処理過程について、図面
を参照しつつ説明する。
【0049】図8は、本発明の基本的な処理過程の概略
を示すフローチャートである。
【0050】まず、本発明である本保険業務支援システ
ムを介して顧客である企業などに派遣され、サービスの
提供を行なう保険業務支援者の氏名、保有資格などの属
性情報の登録を行なう(S1)。
【0051】企業などの顧客からサービス依頼があると
(S2)、サービス依頼に基づき、サービス提供場所やサ
ービス提供時間、仕事内容などをもとに条件に適合した
保険業務支援者候補の抽出を行い、当該候補の中から顧
客により最適な保険業務支援者が決定される(S3)。
【0052】最適な保険業務支援者として決定された保
険業務支援者は、サービス要請の通知を受ける(S4)。
そしてサービス依頼をした顧客のもとでサービス依頼内
容に基づくサービスの提供を行なう。
【0053】保険業務支援者のサービス提供後、保険業
務支援者に対する賃金や交通費の支払などを行なうとと
もに、次回以降の保険業務支援者の抽出に生かすべく、
保険業務支援者の提供したサービスの質に対する評価を
サービス提供先である顧客から収集し、保険業務支援者
のサービスについての品質管理を行なう(S5)。
【0054】図9は、図8に示す基本的処理過程のう
ち、属性情報登録にかかる処理(図8のS1)の流れを
示すフローチャートである。
【0055】保険業務支援者が保険業務支援者用端末1
40からサーバ100にアクセス要求を出すと(S
1)、サーバ100は保険業務支援者用端末140に図
10に示すようなパスワード入力フォームを送信する
(S2)。保険業務支援者は、送信されてきたパスワー
ド入力フォーム(図10)に入力すべきパスワードを有し
ているか否か、すなわち本保険業務支援システムに登録
済みであるかどうかを判断し(S3)、サーバ100にア
クセスしてきた保険業務支援者が既に本システムに登録
済みである場合は、パスワードの入力を行い、サーバ1
00に送信する(S8)。一方、未登録である場合は、
パスワード入力フォーム(図10)上の「新規登録」欄
10aを押下し、サーバ100に登録要求を発信する
(S4)。登録要求を受けたサーバ100は、保険業務
支援者用端末140に図11に示すような個人プロファ
イルデータ入力フォームを送信する(S5)。未登録保
険業務支援者は、この個人プロファイルデータ入力フォ
ーム(図11)から、自己の個人情報を入力し、サーバ
100に送信する(S6)。サーバ100は、受信した
個人プロファイルデータを保険業務支援者情報データベ
ース125に登録し(S7)、登録の終了した保険業務
支援者に対し、再度パスワード入力フォーム(図10)
を送信する(S2)。
【0056】保険業務支援者用端末140からパスワー
ドを受信したサーバ100は、保険業務支援者情報デー
タベース125を検索し、アクセスしてきた保険業務支
援者に対する認証処理を行なう(S9)。アクセスして
きた保険業務支援者が認証された場合は、サーバ100
から当該保険業務支援者の端末140に図12に示すよ
うなスケジュール入力フォームが送信される(S1
0)。一方、入力されたパスワードが保険業務支援者情
報データベース125内に存在しないなどの理由により
認証されなかった保険業務支援者に対しては、再度パス
ワード入力フォーム(図10)が送信される(S2)。
【0057】保険業務支援者がスケジュール入力フォー
ム(図12)から必要な事項の入力を行い、サーバ10
0に送信すると(S11)、サーバ100は、受信した
保険業務支援者のスケジュール情報を保険業務支援者ス
ケジュールデータベース127に登録し(S12)、保
険業務支援者に登録内容を確認させるため、図13に示
すような業務予定表を送信する(S13)。
【0058】図14は、図8に示す基本的処理過程のう
ち、顧客からの保険業務支援者のサービス依頼にかかる
処理(図8のS2)の流れを示すフローチャートであ
る。
【0059】顧客が顧客用端末150からサーバ100
にアクセス要求を出すと(S1)、サーバ100は顧客
用端末150に図15に示すような認証情報入力フォー
ムを送信する(S2)。サーバ100にアクセスしてき
た顧客が既に本システムに登録済みである場合は、会社
ID及びパスワードの入力を行い、サーバ100に送信
する(S8)。一方、未登録である場合は、認証情報入
力フォーム(図15)上の「新規登録」欄15aを押下
し、サーバ100に登録要求を発信する(S4)。登録
要求を受けたサーバ100は、顧客用端末150に図1
6に示すような顧客情報入力フォームを送信する(S
5)。未登録顧客は、この顧客情報入力フォーム(図1
6)から、必要な情報を入力し、サーバ100に送信す
る(S6)。サーバ100は、受信した顧客情報を顧客
情報データベース129に登録し(S7)、登録の終了
した顧客に対し、再度認証情報入力フォーム(図15)
を送信する(S2)。
【0060】顧客用端末150からパスワードを受信し
たサーバ100は、顧客情報データベース129を検索
し、アクセスしてきた顧客に対する認証処理を行なう
(S9)。アクセスしてきた顧客が認証された場合は、
サーバ100から当該顧客の端末150に図17及び図
18に示すようなサービス依頼入力フォームが送信され
る(S10)。一方、入力された会社IDやパスワード
が顧客情報データベース129内に存在しないなどの理
由により認証されなかった顧客に対しては、再度認証情
報入力フォーム(図15)が送信される(S2)。
【0061】顧客がサービス依頼入力フォーム(図1
7、図18)から必要な事項の入力を行い、サーバ10
0に送信すると(S11)、サーバ100は、受信した
顧客のサービス依頼情報をサービス依頼データベース1
23に登録する(S12)。
【0062】図19は、図8に示す基本的処理過程のう
ち、最適保険業務支援者の決定にかかる処理(図8のS
3)の流れを示すフローチャートであり、図20から図
22は最適保険業務支援者決定の具体的な抽出過程の一
例を示す図である。
【0063】サーバ100は、顧客用端末150からサ
ービス依頼を受けると、サービス依頼データベース12
3から最適候補者抽出のための検索キーを抽出する(S
1)。抽出した検索キーのうちの保険金額をキーに、サ
ービス範囲テーブル126内の保険業務支援者別サービ
ス範囲対応テーブル(図4)と諸検査実施基準テーブル
(図5)を参照して抽出すべき保険業務支援者のカテゴ
リーを選択する(S2)。このカテゴリーに基づき、保
険業務支援者情報データベース125を検索し、該当カ
テゴリーに属する保険業務支援者を抽出し、当該保険業
務支援者の所在地をサービス提供場所及びその対応エリ
アを示す地図上に表示する(S3)。ここで、行程検索
プログラム130に格納されている駅検索プログラムや
道路検索プログラムを組み合わせて使用することによ
り、交通手段や所要時間などの条件にもとづいて地図デ
ータベース124上に個々に設定されるサービス提供場
所に対する対応エリア外にいる候補者は、抽出対象から
除外される。図20及び図21の(d)においては、サ
ービス依頼内容から血液検査などの検査が不要であり、
抽出すべき保険業務支援者のカテゴリーが面接士とわか
ったため、保険業務支援者情報データベース125に登
録されている保険業務支援者のうち、面接士として登録
している保険業務支援者P、Q、Bが抽出され、これら
P、Q、Bの所在地が地図上に表示される状況を示して
いる。ここで、サービス提供場所であるA地点の対応エ
リア外に存在するBは、最適保険業務支援者抽出対象か
ら除外されている。
【0064】次に、抽出した検索キーのうちの交通手段
をキーに、これにマッチする保険業務支援者を対応エリ
ア内に存在する候補者中からさらに抽出する(S4)。
そして抽出された候補者のうち、サービス提供希望日に
稼動可能な保険業務支援者を再度抽出する(S5)。図
21の(e)及び(f)においては、上記図21の
(d)で対応エリア内に存在した候補者PとQに対し、
検索キーである交通手段「電車」、サービス提供希望日
「4月1日」でさらに抽出を行っている状況を示してい
る。
【0065】次に、サービス提供希望時間にサービス提
供場所に最も効率よく到着することのできる候補者を抽
出するため、図19のS5の抽出を経て残っている候補
者の所在地とサービス提供場所の2地点間について、行
程検索プログラム130に格納されている駅検索プログ
ラムや道路検索プログラムを組み合わせて使用すること
により、様々なルートシミュレーションを行い(S
6)、最小の交通費、かつ効率のよい保険業務支援者の
活用を図ることができるよう、短い時間でサービス提供
場所に到着できる順に抽出を行なう(S7)。この結
果、最適保険業務支援者の候補がある場合、サーバ10
0は顧客用端末1502候補者データを送信し(S1
0)、候補がいなくなってしまった場合は、抽出対象者
のカテゴリー変更を行い、再度抽出を行なう(S3)。
【0066】次に、P及びQのサービス提供希望時間前
後における4月1日のスケジュールを参照し、別の場所
でのサービス提供後にA地点に向かう場合は終了予定時
間に移動時間などを加味した結果、サービス提供希望時
間に間に合うかどうかを、A地点でのサービス提供後に
別の場所でのサービス提供予定が既にスケジュールに入
っている場合はA地点での終了予定時間に移動時間など
を加味した結果、既に入っているスケジュールに間に合
うかどうかを判断する(図22の(g))。図22の
(g)及び(h)は、サービス提供希望時間が11時3
0分、サービス提供場所が原宿である場合について最適
保険業務支援者抽出を行なう場合を示したものある。例
えばPについて考えると、Pは、10時に渋谷でサービ
ス提供を終えることとなっているため、原宿までの電車
の所要時間5分とサービス提供場所までの徒歩に所要す
る時間15分と所定の余裕時間30分とを加算した結
果、10時50分にサービス提供場所に到着することが
できる。一方、13時に杉並でサービス提供を行わなけ
ればならないため、原宿から中野までの所要時間62分
(電車17分、徒歩15分、余裕時間30分)を考える
と、Pは、原宿でのサービス提供を11時58分までに
終了しなければならないこととなる。保険加入対象者と
の面接には30分の時間が必要であるため、Pは11時
30分に原宿で面接をして欲しいとのこのサービス依頼
には対応できないこととなる。Qについても同様の計算
を行なうと、Qはこのサービス依頼に対応可能であるこ
とが分かる。
【0067】こうした抽出の結果、A地点でのサービス
提供前に、10時15分を終了予定とする新宿でのサー
ビス提供予定を持ち、かつA地点でのサービス提供後に
14時をサービス開始予定とする恵比寿でのサービス提
供予定が可能と考えられるQが最適保険業務支援者とし
て抽出されたことが図22の(h)で示されている。
【0068】候補者データを受信した顧客用端末には、
図23に示すような候補者選択画面が表示されている。
図23のように複数の候補者が表示されている場合は、
サービス依頼を出した顧客は、この画面から希望する保
険業務支援者を選択し、サーバ100に送信する(S1
1)。顧客が選択した保険業務支援者についての情報を
サーバ100が受信した時点で、最適保険業務支援者が
決定する(S12)。このようにして最適保険業務支援者
が決定されると、サービス依頼に対する発注番号が割り
当てられ、顧客用端末150に送信される(S13)。発
注番号の割り当て後、サーバ100はサービス管理デー
タベース128に発注番号、サービス依頼内容及び最適
保険業務支援者として選択された保険業務支援者につい
ての情報を書きこむことにより、最適保険業務支援者の
抽出にかかる処理が終了する(S14)。
【0069】なお、図20から図22に示した例におい
ては、保険金額や候補者の所在地、交通時間などを抽出
条件として候補者の抽出を行ったが、最適保険業務支援
者の抽出条件及び抽出過程における抽出条件の優先順位
は、サービス依頼を行なう顧客の要求に基づき追加、削
除、変更することも可能である。
【0070】図24は、図8に示す基本的処理過程のう
ち、最適保険業務支援者へのサービス要請の通知にかか
る処理(図8のS4)の流れを示すフローチャートであ
る。
【0071】サーバ100は、サービス管理データベー
ス128の読みこみを行い(S1)、サービス提供日時、
依頼業務内容などのサービス依頼情報の抽出をする(S
2)。次に、サービス管理データベース128に格納さ
れたサービス提供先情報に基づき地図データベース12
4を検索し、サービス提供先に到着するためのサービス
提供先付近の地図や、交通手段、所要時間などの交通情
報を抽出する(S3)。また、サービス管理データベース
128に格納された依頼業務内容に基づき必要となる帳
票があれば、必要帳票の抽出を行なう(S4)。必要帳票
としては、例えば、保険加入対象者に対して健康確認を
行なうとき、あるいは心電図や血液検査などの様々な検
査結果を記入する際に必要となる「健康確認書」もしくは
「健康確認報状」と呼ばれる帳票などが挙げられる。保
険業務支援者は、こうした帳票をもとに保険加入対象者
への面接や診査を行い、顧客が必要としている事項の情
報収集を行い、ネットワークを介して、またはFAXや
郵送などの手段を用いることにより完成した「健康確認
報状」に記載された保険加入対象者の健康状態に関する
情報を顧客に提供することにより、サービスの提供を行
なう。
【0072】サーバ100は、こうして抽出したサービ
ス依頼情報、交通情報、必要帳票などを保険業務支援者
用端末140に送信する(S5)。このようにして通知さ
れたサービス要請を受け、保険業務支援者はサービスの
提供を行なう。
【0073】図25は、図8に示す基本的処理過程のう
ち、保険業務支援者の提供したサービスについての品質
管理を行なう際の処理(図8のS5)の流れを示すフロ
ーチャートである。
【0074】サービスの提供がなされた後、その結果で
ある記入された必要帳票が顧客に届く。必要帳票には、
査定結果に関する項目として、例えば、最近の健康状態
や、過去5年以内の健康状態、過去2年以内の健康診断
結果、身体の障害の有無、健康状態に何らかの問題があ
る場合にはその病名や治療期間、入院の有無など告知事
項といわれる被保険者の医的な過去の履歴など「はい/
いいえ」から選択して記載させるような指示や、を現在
もしくは過去の病名を所定の既往症コードや現症コード
から選択して記載させるような指示や、可否の結果など
の保険加入判定の基礎となる情報や身長や体重の数値を
記載させるような指示が記載されている。このような情
報を顧客が分析し、必要帳票に対する会社記入欄(図2
6)の査定結果記入欄に記入する(S1)。さらに顧客
は、必要帳票に記載されている項目に従い、サービス支
援者に関するサービスの品質についての分析も行い、会
社記入欄(図26)のサービス評価記入欄にサービスの
品質評価情報の記入を行う。必要帳票にはサービス評価
に関する項目として、例えば不備の項目数や書類到着ま
での日数を記載させるような指示や、時間の厳守性につ
いて15分以内であれば1を、30分以内であれば2
を、それ以上の遅刻であった場合には3を記入させるよ
うな指示が記載されている。ここで「査定結果」とは、保
険の引き受けの可否を判定する根拠となる結果をいう。
上記2種類のデータを入力により、サーバ100に蓄積
する(S2)。入力対象となっているサービスの品質
は、保険業務支援者が収集した情報自体が品質を評価す
るものとなり、さらに顧客が依頼した収集すべき様々な
健康状態に関する項目をもらさずチェックしたか否かな
どの収集情報の不備率、及び指定されたサービス提供時
間にきちんとサービス提供場所を訪問し、サービスの提
供を行ったか否かなどの時間厳守性などの追記した品質
評価情報も管理すべきサービスの品質となり、顧客の必
要に応じて変更することが可能である。
【0075】サーバ100は蓄積した選択結果や品質評
価データに基づきサービス管理データベース 128及
び保険業務支援者情報データベース125に書きこみを
行い、データベースの更新を行なう(S3)。
【0076】なお、こうした品質評価入力フォーム(図
27)に基づく更新作業を、上記のように保険業務支援
者のサービス提供の都度ではなく、例えば半年ごとある
いは1年ごとにまとめて行なうこととしてもよい。
【0077】(他の実施の形態)上述した実施の形態に
おいては、サービス依頼内容が保険業を営む会社に保険
加入申込を行った保険加入対象者に対する健康確認であ
る場合を一例に説明したが、本発明はこの場合に限定さ
れるものではなく、他の実施の形態においては、保険の
給付申請があったとき必要となる保険加入対象者への健
康確認であったり、介護が必要となる保険加入対象者に
対するケアプランの作成、及びケアプラン実施のための
介護事業者への手配であってもよい。また、介護の必要
性があり、保険業を営む会社と保険契約を結ぶ可能性の
ある保険加入予定者に対して本保険業務支援システムを
適用することも考えられる。
【0078】また、上述した実施の形態においては、本
保険業務支援システムを運営管理するシステム管理者と
顧客である保険業を営む会社とが異なる場合を一例に説
明したが、本発明はこの場合に限定されるものではな
く、他の実施の形態においては、保険業を営む会社自身
が本保険業務支援システムを運営管理し、自社内のネッ
トワークを介して自社の保有する保険契約における保険
加入対象者に対する診査・確認の要請に対し、本保険業
務支援システムを適用することも考えられる。さらにそ
の場合であっても、本保険業務支援システムを適用し、
自社の管理する保険業務支援システムに登録している保
険業務支援者を他社、すなわち他の保険業を営む会社か
らの派遣要請に対して抽出し、派遣することも考えられ
る。
【0079】また、上述した実施の形態においては、最
適保険業務支援者抽出の際のサービス提供場所に対する
対応エリアの決定やルートシミュレーションにおいて、
市販の駅検索プログラム及び道路検索プログラムを組み
合わせて仕様する場合を一例に説明したが、他の実施の
形態においては、これら市販のプログラムのかわりにこ
うしたプログラムを独自に開発して使用することとして
もよく、また独自に開発した駅検索プログラムや道路検
索プログラムを市販のプログラムと組み合わせて仕様す
ることとしてもよい。
【0080】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、前記
保険業務支援者の属性情報を前記サーバに登録する第1
の登録ステップと、前記保険業務支援者のスケジュール
情報を前記サーバに登録する第2の登録ステップと、顧
客からのサービス依頼情報を前記サーバに登録する第3
の登録ステップと、前記サービス依頼情報の登録に応答
して前記サーバが前記サービス依頼情報に対応可能な保
険業務支援者を抽出する抽出ステップと、前記顧客に前
記ネットワークを介して前記サーバが抽出した保険業務
支援者の属性情報を通知する一方、前記サーバが抽出し
た該保険業務支援者に前記ネットワークを介して前記サ
ービス依頼情報を通知する通知ステップとを備えたこと
により、取扱可能な業務範囲や業務経験、過去の仕事に
対する評価、サービス提供場所までの交通時間などの諸
条件を総合的に加味して適切な保険業務支援者を迅速か
つ効率よく抽出し、派遣することができる。
【0081】また、保険業務支援者の各種情報を登録す
るサーバは、前記保険業務支援者の属性情報を記憶する
第1の記憶手段と、前記保険業務支援者のスケジュール
情報を記憶する第2の記憶手段と、顧客からのサービス
依頼情報を記憶する第3の記憶手段と、前記サービス依
頼情報に対応可能な保険業務支援者を抽出する抽出手段
と、前記端末と前記抽出手段が抽出した保険業務支援者
の抽出結果情報と前記属性情報と前記スケジュール情報
と前記サービス依頼情報とを含む保険業務支援関連情報
の送受信を行なうデータ送受信手段とを備え、前記サー
バにネットワークを介して接続された複数の端末は、前
記保険業務支援関連情報を入力する入力手段と、前記サ
ーバと前記保険業務支援関連情報の送受信を行なうデー
タ送受信手段と、前記保険業務支援関連情報を出力する
出力手段と、前記保険業務支援関連情報を表示する表示
手段とを備えたことにより、方法の発明と同様の効果を
奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】保険業務支援システムのシステム構成の一例を
示す図である。
【図2】本発明が適用されるサーバの構成の一例を示す
図である。
【図3】従来行われてきた面接士等の手配手順の一例を
示す図である。
【図4】保険業務支援者別サービス範囲対応テーブルの
一例を示す図である。
【図5】諸検査実施基準テーブル一例を示す図である。
【図6】保険業務支援会社がサーバを保有する場合のデ
ータベース構成の一例を示す図である。
【図7】保険業務支援者の派遣を受ける顧客、例えば保
険業を営む会社がサーバを保有する場合のデータベース
構成の一例を示す図である。
【図8】本発明の基本的な処理過程の概略を示すフロー
チャートである。
【図9】属性情報登録にかかる処理の流れを示すフロー
チャートである。
【図10】パスワード入力フォームの一例を示す図であ
る。
【図11】個人プロファイルデータ入力フォームの一例
を示す図である。
【図12】スケジュール入力フォームの一例を示す図で
ある。
【図13】業務予定表の一例を示す図である。
【図14】顧客からの保険業務支援者のサービス依頼に
かかる処理の流れを示すフローチャートである。
【図15】認証情報入力フォームの一例を示す図であ
る。
【図16】顧客情報入力フォームの一例を示す図であ
る。
【図17】サービス依頼入力フォームの一例を示す図で
ある(その1)。
【図18】サービス依頼入力フォームの一例を示す図で
ある(その2)。
【図19】最適保険業務支援者の決定にかかる処理の流
れを示すフローチャートである。
【図20】最適保険業務支援者決定の具体的な抽出過程
の一例を示す図である(その1)。
【図21】最適保険業務支援者決定の具体的な抽出過程
の一例を示す図である(その2)。
【図22】最適保険業務支援者決定の具体的な抽出過程
の一例を示す図である(その3)。
【図23】候補者選択画面の一例を示す図である。
【図24】最適保険業務支援者へのサービス要請の通知
にかかる処理の流れを示すフローチャートである。
【図25】保険業務支援者の提供したサービスについて
の品質管理を行なう際の処理の流れを示すフローチャー
トである。
【図26】必要帳票に対する会社記入欄の一例を示す図
である。
【符号の説明】
100 サーバ 102 主制御部(CPU) 104 バス 106 入力装置 108 表示装置 110 出力装置 112 通信ポート 120 記憶装置 121 サービスコーディネイトプログラム 123 サービス依頼データベース 124 地図データベース 125 保険業務支援者情報データベース 126 サービス範囲テーブル 127 保険業務支援者スケジュールデータベース 128 サービス管理データベース 129 顧客情報データベース 130 行程検索プログラム 131 サービス料金処理プログラム 140 保険業務支援者用端末 150 顧客用端末 160 ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 花井 康行 東京都江戸川区東葛西2−1−13−202 Fターム(参考) 5B055 CA00

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保険業務支援者の各種情報を登録するサ
    ーバと、該サーバにネットワークを介して接続された複
    数の端末とを備えたコンピュータシステムを用い、前記
    保険業務支援者を抽出して派遣する保険業務支援方法に
    おいて、前記保険業務支援者の属性情報を前記サーバに
    登録する第1の登録ステップと、前記保険業務支援者の
    スケジュール情報を前記サーバに登録する第2の登録ス
    テップと、顧客からのサービス依頼情報を前記サーバに
    登録する第3の登録ステップと、前記サービス依頼情報
    の登録に応答して前記サーバが前記サービス依頼情報に
    対応可能な保険業務支援者を抽出する抽出ステップと、
    前記顧客に前記ネットワークを介して前記サーバが抽出
    した保険業務支援者の属性情報を通知する一方、前記サ
    ーバが抽出した該保険業務支援者に前記ネットワークを
    介して前記サービス依頼情報を通知する通知ステップと
    を備えたことを特徴とする保険業務支援方法。
  2. 【請求項2】 前記属性情報は、前記保険業務支援者の
    氏名、住所、連絡ツール、保有資格を含むことを特徴と
    する請求項1に記載の保険業務支援方法。
  3. 【請求項3】 前記属性情報は、過去に提供したサービ
    スに対する前記顧客からの評価情報を含むことを特徴と
    する請求項1に記載の保険業務支援方法。
  4. 【請求項4】 前記スケジュール情報は、前記保険業務
    支援者のサービス提供可能日時であることを特徴とする
    請求項1に記載の保険業務支援方法。
  5. 【請求項5】 前記サービス提供可能日時は、時間単位
    で登録することができることを特徴とする請求項4に記
    載の保険業務支援方法。
  6. 【請求項6】 前記サービス依頼情報は、前記顧客から
    の依頼業務内容、サービス提供希望日時、サービス提供
    場所及びサービス提供場所への移動ツールを含むことを
    特徴とする請求項1に記載の保険業務支援方法。
  7. 【請求項7】 前記サービス提供希望日時は、少なくと
    も2以上の複数のサービス提供希望日時についての候補
    を含むことを特徴とする請求項6に記載の保険業務支援
    方法。
  8. 【請求項8】 前記依頼業務内容は、保険加入対象者に
    対する面接および/または診査であることを特徴とする
    請求項6に記載の保険業務支援方法。
  9. 【請求項9】 前記抽出ステップは、前記サービス依頼
    情報に基づき必要とされる保険業務支援者のカテゴリー
    を前記サーバが選択するカテゴリー選択ステップと、該
    カテゴリーに該当する保険業務支援者を前記サーバが抽
    出するカテゴリー抽出ステップと、前記カテゴリー抽出
    ステップにより抽出された保険業務支援者の中から前記
    サービス依頼情報に対応可能な保険業務支援者を前記サ
    ーバが抽出する稼動可能者抽出ステップとを備え、前記
    稼動可能抽出ステップにより抽出された保険業務支援者
    を前記サービス依頼情報の指定するサービス提供場所に
    短時間で到着できる順に前記サーバが抽出することを特
    徴とする請求項1に記載の保険業務支援方法。
  10. 【請求項10】 保険業務支援者の各種情報を登録する
    サーバと、該サーバにネットワークを介して接続された
    複数の端末とを備え、派遣する保険業務支援者を抽出し
    て派遣する保険業務支援システムにおいて、 前記サーバは、前記保険業務支援者の属性情報を記憶す
    る第1の記憶手段と、前記保険業務支援者のスケジュー
    ル情報を記憶する第2の記憶手段と、顧客からのサービ
    ス依頼情報を記憶する第3の記憶手段と、前記サービス
    依頼情報に対応可能な保険業務支援者を抽出する抽出手
    段と、前記端末と前記抽出手段が抽出した保険業務支援
    者の抽出結果情報と前記属性情報と前記スケジュール情
    報と前記サービス依頼情報とを含む保険業務支援関連情
    報の送受信を行なうデータ送受信手段とを備え、 前記端末は、前記保険業務支援関連情報を入力する入力
    手段と、前記サーバと前記保険業務支援関連情報の送受
    信を行なうデータ送受信手段と、前記保険業務支援関連
    情報を出力する出力手段と、前記保険業務支援関連情報
    を表示する表示手段とを備えたことを特徴とする保険業
    務支援システム。
  11. 【請求項11】 前記属性情報は、前記保険業務支援者
    の氏名、住所、連絡ツール、保有資格を含むことを特徴
    とする請求項10に記載の保険業務支援システム。
  12. 【請求項12】 前記属性情報は、過去に提供したサー
    ビスに対する前記顧客からの評価情報を含むことを特徴
    とする請求項10に記載の保険業務支援システム。
  13. 【請求項13】 前記スケジュール情報は、前記保険業
    務支援者のサービス提供可能日時であることを特徴とす
    る請求項10に記載の保険業務支援システム。
  14. 【請求項14】 前記サービス提供可能日時は、時間単
    位で登録することができることを特徴とする請求項13
    に記載の保険業務支援システム。
  15. 【請求項15】 前記サービス依頼情報は、前記顧客か
    らの依頼業務内容、サービス提供希望日時、サービス提
    供場所及びサービス提供場所への移動ツールを含むこと
    を特徴とする請求項10に記載の保険業務支援システ
    ム。
  16. 【請求項16】 前記サービス提供希望日時は、少なく
    とも2以上の複数のサービス提供希望日時についての候
    補を含むことを特徴とする請求項15に記載の保険業務
    支援システム。
  17. 【請求項17】 前記依頼業務内容は、保険加入対象者
    に対する面接および/または診査であることを特徴とす
    る請求項15に記載の保険業務支援システム。
  18. 【請求項18】 前記抽出手段は、前記サービス依頼情
    報に基づき必要とされる保険業務支援者のカテゴリーを
    選択するカテゴリー選択手段と、該カテゴリーに該当す
    る保険業務支援者を抽出するカテゴリー抽出手段と、前
    記カテゴリー抽出手段の抽出した保険業務支援者の中か
    ら前記サービス依頼情報に対応可能な保険業務支援者を
    抽出する稼動可能者抽出手段とを備え、前記稼動可能抽
    出手段の抽出した保険業務支援者を前記サービス依頼情
    報の指定するサービス提供場所に短時間で到着できる順
    に抽出することを特徴とする請求項10に記載の保険業
    務支援システム。
  19. 【請求項19】 顧客からのサービス依頼情報に基づき
    対応する保険業務支援者を抽出する保険業務支援者抽出
    方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録した
    記録媒体であって、 前記サービス依頼情報に基づき必要とされる保険業務支
    援者のカテゴリーを選択するカテゴリー選択ステップ
    と、該カテゴリーに該当する保険業務支援者を抽出する
    カテゴリー抽出ステップと、前記カテゴリー抽出ステッ
    プにより抽出された保険業務支援者の中から前記サービ
    ス依頼情報に対応可能な保険業務支援者を抽出する稼動
    可能者抽出ステップと、前記稼動可能抽出ステップによ
    り抽出された保険業務支援者を前記サービス依頼情報の
    指定するサービス提供場所に短時間で到着できる順に抽
    出するステップとをコンピュータに実行させるためのプ
    ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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