JP2002083080A - 電子公証システム - Google Patents
電子公証システムInfo
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Abstract
記した文書の正当性を確認可能な電子公証システムを提
供する。 【解決手段】電子公証システム100は、当事者間で取
り交わされる文書、或いは経過を記した文書の正当性を
確認可能なものであり、何れかの前記当事者により送ら
れる、前記文書が改竄されているか否かを確認可能な第
1のデータを受信する受信手部102と、前記第1のデ
ータに該第1のデータの受信時の時刻のデータを付加
し、第2のデータを生成する第時刻データ付加部104
と、前記第2のデータが改竄されているか否かを確認可
能な第3のデータを生成する署名部108と、前記第3
のデータを保管するデータ保管部110とを備える。
Description
わされる文書の正当性を確認可能な電子公証システムに
関する。
契約文書が取り交わされることが多い。この契約文書
は、通常は紙などに契約内容を記載することによって作
成されるが、当事者間の会話により、いわゆる口約束で
契約文書の代わりとすることもある。
いての認識が一致していれば問題はない。しかし、契約
内容についての認識が一致せず、当事者間で紛争が生じ
る場合がある。例えば、何度か契約内容を追加・削除す
るなどの変更を繰り返すことにより、当事者間で契約内
容についての認識がずれ、紛争が生じてしまう場合もあ
る。特に、近年盛んになっている電子商取引において
は、当事者同士が直接会うことなく電子メールのやり取
りのみで契約が結ばれることが多く、電子化によるメリ
ットと反することもあって紙による契約文書は交わされ
ないのが一般的である。そこで、電子商取引の分野にお
いては、電子文書の証明を第三者が行うための電子公証
装置が提案され実現されつつある。
に開示されている電子公証装置のように、従来のものは
取引文書に両当事者の電子署名を付加した上で、これを
電子公証装置に送信し、第三者による客観的な認証を得
ようとするものであった。
電子公証装置では当事者双方の電子署名を付加すること
を前提としているため、取引相手が悪意を持った者であ
った場合、悪意の取引相手は電子署名システムを保有し
ていないなどと尤もらしい理由を付けて電子署名に応じ
なかったり、取引文書とは全く無関係のデタラメなデー
タを電子署名と偽って添付するなどして、電子公証装置
による認証自体が無意味なものになるという問題があっ
た。
文書や、取引の経過を記した文書の正当性を、取引相手
の署名の有無とは無関係に保証する為のシステムが要求
されている。本発明は、上記従来の問題点を解決するも
のであり、その目的は、当事者の間で取り交わされた文
書、或いは取引の経過を記した文書などの正当性を確認
可能な電子公証システムを提供することにある。
め、本発明の電子公証システムは、当事者間で取り交わ
される文書、或いは経過を記した文書の正当性を確認可
能なものであり、何れかの前記当事者により送られる、
前記文書が改竄されているか否かを確認可能に構成され
た第1のデータを受信する受信手段と、前記第1のデー
タに該第1のデータの受信時の時刻のデータを付加し、
第2のデータを生成する第1のデータ生成手段と、前記
第2のデータが改竄されているか否かを確認可能に構成
された第3のデータを生成する第2のデータ生成手段
と、前記第3のデータを保管するデータ保管手段とを備
える。
前記文書と該文書に対応する第1の電子署名によって構
成されることが好ましい。また、前記第3のデータは、
前記第2のデータと該第2のデータに対応する第2の電
子署名によって構成されることが好ましい。
て本発明を詳細に説明する。図1は、本発明に係る電子
公証システムの構成例を示す図である。同図に示す電子
公証システム100は、商取引において当事者間で取り
交わされる文書の正当性を第三者機関において保証する
ためのものであり、受信部102、時刻データ付加部1
04、時刻装置106、署名部108、データ保管部1
10を備えて構成されている。
の当事者(以下、「第一者」と称する)によって生成さ
れた第1のデータが送られる。具体的には、第一者は、
手書きの契約文書や契約時の当事者間の会話の音声等
(以下、これらを「文書」と称する)を電子化すること
により、コンピュータで取り扱うことのできる電子文書
を生成する。
は、第一者は、スキャナ装置により、該手書きの文書の
ビットマップデータを生成し、このビットマップデータ
を格納した電子ファイルを電子文書とする。また、文書
が契約時の当事者間の会話の音声である場合には、第一
者は、その音声をwav形式やmpeg形式等のの音声
データに変換し、この音声データを格納した電子ファイ
ルを電子文書とする。
と、次に第一者は、この電子文書に対応する電子署名を
生成する。電子署名は、ハッシュ関数を用いて元の文書
からメッセージダイジェストを生成し、このメッセージ
ダイジェストに公開鍵暗号方式に用いられる秘密鍵で暗
号化することにより生成される。
子署名とを生成し、これらをまとめて第1のデータとし
て電子公証システム100に送信する。このように第1
のデータに電子署名を含ませることにより、文書が改竄
されたものであるか否かを確認することが可能となる。
は、受信手段に対応するものであり、上述のようにして
第一者から送られる第1のデータを受信する。
生成手段に対応するものであり、受信部102によって
受信された第1のデータに対し、時刻装置106が提供
する時刻データを付加して第2のデータを生成する。時
刻装置106は、ほぼ正確に時刻を刻むようになってい
る。このため、時刻データは、受信部102が第1のデ
ータを受信した時刻を示すことになる。すなわち、この
時刻データにより、第一者又は第二者から第1のデータ
が送られた時刻を確認することが可能となる。
対応するものであり、時刻データ付加部104によって
生成された第2のデータに対応する電子署名を生成す
る。電子署名の生成方法は、上述した第一者による電子
署名の生成方法と同様である。すなわち、署名部108
は、ハッシュ関数を用いて第2のデータからメッセージ
ダイジェストを生成し、このメッセージダイジェストに
公開鍵暗号方式に用いられる秘密鍵で暗号化することに
より、電子署名を生成する。
名を生成すると、この電子署名と第2のデータとをまと
めて第3のデータを生成する。このように第3のデータ
に電子署名を含ませることにより、第2のデータが改竄
されたものであるか否かを確認することが可能となる。
対応するものであり、署名部108によって生成された
第3のデータを格納する。この保管された第3のデータ
には、第一者と第三者機関としての電子公証システム1
00による電子署名が含まれているため、他人が改竄し
ているか否か、換言すれば元の文書が正当であるか否か
を確認可能である。また、第3のデータには、第1のデ
ータの受信時刻に対応する時刻データが含まれているた
め、第一者がいつ第1のデータを送信したかについても
確認可能である。
致しなかった場合には、この保管された第3のデータを
用いることにより、第1のデータを生成した第一者が特
定の時点で認識していた契約内容を確認すること保証す
ること、換言すれば特定の時点における文書の正当性を
確認することが可能となる。
説明した。しかしながら本発明は前記実施形態に示した
事項に限定されず、特許請求の範囲の記載に基いてその
変更、改良等が可能であることは明らかである。
や第2のデータが改竄されたか否かを確認可能なよう
に、電子署名を付加したが、これらが改竄されているか
否かを確認可能であれば、この電子署名を付加する以外
の方法であってもよい。
正当性を確認可能な電子公証システムについて説明した
が、契約文書以外の文書の正当性を確認する場合にも本
発明を適用することができる。
取り交わされる文書、或いは経過を記した文書の正当性
を確認することが可能となる。
ルや電話などを使ったキャッチセールスなどの悪質商法
の勧誘に対して、はっきりと取引を断ったにも拘わら
ず、商品や請求書を送りつけてくるなどのトラブルに巻
き込まれることがある。この場合に、内容証明郵便など
の手段を使ってこれを断ることも一つの手であるが、手
続が面倒であるためあまり利用されていない。そこで、
勧誘の事実と断りの意思表示をしたことを電子文書に纏
め、本発明に係る電子公証システムを利用して、当該電
子文書の認証を受けておくことにより、トラブルに巻き
込まれる以前の行為が第三者によって立証できることに
なり、トラブル解決の為の証拠の一つとして期待でき
る。
図である。
Claims (3)
- 【請求項1】当事者間で取り交わされる文書、或いは経
過を記した文書の正当性を確認可能な電子公証システム
であって、 何れかの前記当事者により送られる、前記文書が改竄さ
れているか否かを確認可能に構成された第1のデータを
受信する受信手段と、 前記第1のデータに該第1のデータの受信時の時刻のデ
ータを付加し、第2のデータを生成する第1のデータ生
成手段と、 前記第2のデータが改竄されているか否かを確認可能に
構成された第3のデータを生成する第2のデータ生成手
段と、 前記第3のデータを保管するデータ保管手段と、を備え
ることを特徴とする電子公証システム。 - 【請求項2】前記第1のデータは、前記文書と該文書に
対応する第1の電子署名によって構成されることを特徴
とする請求項1に記載の電子公証システム。 - 【請求項3】前記第3のデータは、前記第2のデータと
該第2のデータに対応する第2の電子署名によって構成
されることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子公
証システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000272773A JP2002083080A (ja) | 2000-09-08 | 2000-09-08 | 電子公証システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000272773A JP2002083080A (ja) | 2000-09-08 | 2000-09-08 | 電子公証システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002083080A true JP2002083080A (ja) | 2002-03-22 |
Family
ID=18758832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000272773A Pending JP2002083080A (ja) | 2000-09-08 | 2000-09-08 | 電子公証システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2002083080A (ja) |
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