JP2002078625A - 昇降式洗面化粧台 - Google Patents

昇降式洗面化粧台

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JP2002078625A
JP2002078625A JP2000255327A JP2000255327A JP2002078625A JP 2002078625 A JP2002078625 A JP 2002078625A JP 2000255327 A JP2000255327 A JP 2000255327A JP 2000255327 A JP2000255327 A JP 2000255327A JP 2002078625 A JP2002078625 A JP 2002078625A
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support means
support
guide portion
elevating
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Hideko Akimoto
英子 秋本
Akira Igata
晃 井形
Toshio Katsura
年雄 桂
Tadao Kamata
忠夫 鎌田
Hozumi Takeo
穂積 竹尾
Atsuyuki Hashimoto
淳幸 橋本
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配管構造が簡単で、昇降駆動機構部のメンテ
ナンスがし易く、座っても使い勝手の良い昇降式洗面化
粧台を提供すること。 【解決手段】 第1のガイド部と、当該第1のガイド部
に進退自在かつ一定の軌道を描くように取付けられた第
2のガイド部とからなる第1の支持手段と、当該第1の
支持手段と同様の構成を有する第2の支持手段と、昇降
手段と、洗面ボウル部とを有し、前記第1の支持手段の
第2のガイド部と、前記第2の支持手段の第2のガイド
部とは連結手段により連結され、前記昇降手段は、前記
連結手段に装着され、前記第1の支持手段の第2のガイ
ド部と、前記第2の支持手段の第2のガイド部には洗面
ボウル部が固定されてなる昇降式洗面化粧台。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、昇降式洗面化粧台
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として特公平3−42091
号が挙げられる。前述の実施例を図6に示す。化粧台の
後方に昇降体が幅広に上下方向に長く配置されていて、
その中に昇降駆動機構部が取付けられている。又、固定
側ガイドの足が自立するために前方向に長く設けられて
いる。
【0003】また別の従来技術としては、特公平5−8
7244号の図6に見られるように昇降式洗面化粧台の
内部は、後方に昇降体が幅広かつ上下方向に長く設置さ
れているため、建築側からの給水・給湯取出し位置は右
端下方の限られた範囲となっている。
【0004】近年増えてきた図10のような洗髪機能付
タイプの洗面化粧台では、給水・給湯の取り出しが右側
に位置するものが多い。これは、長髪の方の毛髪が排水
口に引き込まれるのを防ぐために、洗面器の排水口を中
心から右寄りに設けられるようになったためであり、現
在主流になりつつある。
【0005】また、昇降式洗面化粧台では上下移動を吸
収すべく、給水・給湯・排水を変形可能な管とし、化粧
台内部で管を屈曲させている。
【0006】また、別の従来技術としては、特開平8−
103386号のように洗面ボール体に設けた開口部に
係止具を使い昇降体に固定する方法や洗面ボール体と昇
降体を接着材等で固定している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように内部に昇降駆動機構部を保有する昇降体を用いる
と、洗面化粧台の後方で多くのスペースを占有し、通常
のあふれ面高さ固定式の洗面化粧台とは建築側からの給
水・排水管の取出し位置が異なり、配管構造が複雑にな
る。又、昇降駆動機構部を取り外すには洗面化粧台を建
築壁面から取り外し、分解しなければならない為、メン
テナンスが容易に出来ない。さらに固定側ガイドの足が
前方向に長く設けられているため昇降体や配管を覆う配
管カバーが前面方向に突出する事になり、イス等に座っ
て使用する場合膝や足が配管カバーに当り、使いにくい
等の問題がああった。
【0008】本発明は、これらの問題点を解決し、配管
構造が簡単で、昇降駆動機構部のメンテナンスがし易
く、座っても使い勝手の良い昇降式洗面化粧台を提供す
ることを第1の目的とする。
【0009】従来の洗面化粧台から昇降式洗面化粧台に
取替えを行なう場合、昇降体が昇降式洗面化粧台の後方
で多くのスペースを占有しているため、建築側で給水・
給湯取り出し位置の移動工事が必要となっている。
【0010】また、配管が屈曲するため、商品の設計の
際には耐久性を十分評価しなくてはならない。しかし設
置工事の際に、所定範囲外に給水・給湯取り出し位置を
設けられる可能性があり、不具合の原因となりうる。
【0011】本発明は、建築側で給水・給湯取り出し位
置の移動工事なしで従来の洗面化粧台から昇降式洗面化
粧台に取替えが容易に行なえ、また給水・給湯接続の所
定範囲外への設置を防止する昇降式洗面化粧台を提供す
ることを第2の目的とする。
【0012】従来の技術では、洗面ボール体に水栓を取
付ける場合、当初から洗面ボール体を昇降体に組付けて
いる為、一人が化粧台の外側から水栓を手で押え水栓の
方向性を確認し、もう一人が化粧台の中から工具を使い
水栓の締付けを行う二人作業であった。
【0013】そこで、本発明は水栓の施工を一人で行う
ことが可能な洗面化粧台を提供することを第3の目的と
する。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1の発明では、 第1のガイド部と、当該第1のガイド部に進退自在か
つ一定の軌道を描くように取付けられた第2のガイド部
とからなる第1の支持手段と、 当該第1の支持手段と同様の構成を有する第2の支持
手段と、 昇降手段と、 洗面ボウル部とを有し、 前記第1の支持手段の第2のガイド部と、前記第2の
支持手段の第2のガイド部とは連結手段により連結さ
れ、 前記昇降手段は、前記連結手段に装着され、 前記第1の支持手段の第2のガイド部と、前記第2の
支持手段の第2のガイド部には洗面ボウル部が固定され
てなる昇降式洗面化粧台を提供する。
【0015】第2の発明では、 前記第1のガイド部は筒状体であり、 前記第2のガイド部は、前記第1のガイド部内に摺動
可能に挿入されてなる第1の発明記載の昇降式洗面化粧
台を提供する。
【0016】第3の発明では、前記第1のガイド部と、
前記第2のガイド部との接触部分には滑動補助手段を有
してなる第1の発明又は第2の発明記載の昇降式洗面化
粧台を提供する。
【0017】第4の発明では、前記昇降手段を着脱自在
に形成してなる第1の発明乃至第3の発明のいずれかに
記載の昇降式洗面化粧台を提供する。
【0018】第5の発明では、 前記昇降手段は、 第1の部分と、 当該第1の部分に進退自在に装着され、当該第1の部
分とは離脱する方向に付勢されてなる第2の部分と、 前記第1の部分と、前記第2の部分との相対位置を規
制する規制手段と、を有してなる第1の発明乃至第4の
発明のいずれかに記載の昇降式洗面化粧台を提供する。
【0019】第6の発明では、前記第1のガイド部に
は、壁面に固定するための固定部を有してなる第1の発
明乃至第5の発明のいずれかに記載の昇降式洗面化粧台
を提供する。
【0020】上記各発明によれば、左右の支持手段と中
央の昇降手段に分散して構成されているため、左右の支
持手段と中央の昇降手段との間の空間から、給湯・給
水、排水管の取出しが従来の高さを固定した洗面化粧台
と同様に得られる。従来の洗面化粧台からの取替が容易
に対応出来るこの発明は、取替需要の多くなった近年非
常に有効である。
【0021】また、昇降手段が左右の支持手段の連結部
材に着脱自在に取付けられた事により、化粧台本体を建
築壁面から外すこと無く、昇降体前部の配管カバーを取
り外すだけで、昇降手段のメンテナンスが容易にでき
る。
【0022】また、支持手段を壁面に固定する事によ
り、構造体の奥行が小さくなり、それに伴い配管部材が
従来の昇降式洗面化粧台に比べ簡略化出来る為、洗面ボ
ウル下の部材の奥行を小さく出来る。従って、洗面器前
面から配管カバーまでの距離を大きく確保できるように
なり、椅子等に座っても使い易くなる。
【0023】第7の発明では、 第1のガイド部と、当該第1のガイド部に進退自在か
つ一定の軌道を描くように取付けられた第2のガイド部
とからなる第1の支持手段と、 当該第1の支持手段と同様の構成を有する第2の支持
手段と、 昇降手段と、 洗面ボウル部とを有し、 前記第1の支持手段の第2のガイド部と、前記第2の
支持手段の第2のガイド部とは第2の連結手段により連
結され、 前記昇降手段は、前記第2の連結手段に装着され、 前記第1の支持手段の第2のガイド部と、前記第2の
支持手段の第2のガイド部には洗面ボウル部が固定され 前記第1の支持手段後端部及び/又は前記第2の支持
手段後端部及び/又は前記昇降手段後端部と、前記洗面
ボウル部後端部との間には配管用スペースが設けられて
なる昇降式洗面化粧台を提供する。
【0024】第8の発明では、 前記第1の支持手段の第1のガイド部と、前記第2の
支持手段の第1のガイド部とは第1の連結手段により連
結され、 当該第1の連結手段には止水栓固定手段が設けられて
なる第7の発明記載の昇降式洗面化粧台を提供する。
【0025】上記各発明によれば、ガイド部より突出さ
せた位置に固定したアングルで支持手段を壁面へ固定さ
せることにより、給水・給湯管を移動させる配管スペー
スが確保される。
【0026】また、支持手段に止水栓を固定させること
により、設置業者に関わらず所定位置に設置可能とな
る。
【0027】さらに、フレキシブルホースで固定された
止水栓と建築壁面の給水・給湯取付口とを連結すること
により、従来洗面化粧台から昇降式洗面化粧台への取替
が建築側の給水・給湯管の工事を伴わずに容易に取替が
出来る。
【0028】第9の発明では、 第1のガイド部と、当該第1のガイド部に進退自在か
つ一定の軌道を描くように取付けられた第2のガイド部
とからなる第1の支持手段と、 当該第1の支持手段と同様の構成を有する第2の支持
手段と、 昇降手段と、 洗面ボウル部とを有し、 前記第1の支持手段の第2のガイド部と、前記第2の
支持手段の第2のガイド部とは連結手段により連結さ
れ、 前記昇降手段は、前記連結手段に装着され、 前記第1の支持手段の第2のガイド部に装着された第
1の支持梁と、前記第2の支持手段の第2のガイド部に
装着された第2の支持梁上に、洗面ボウル部が摺動可能
に装着されてなる昇降式洗面化粧台を提供する。
【0029】第10の発明では、 前記第1の支持梁及び/又は前記第2の支持梁には脱
落防止突起部が設けられ、 前記洗面ボウル部には、当該洗面ボウル部を所定の位
置に引き出した際に、前記脱落防止突起部と当接する脱
落防止鉤状部が設けられ、てなる第9の発明記載の昇降
式洗面化粧台を提供する。
【0030】上記各発明によれば、これまで一人では難
しかった洗面ボール体への水栓の取付け作業が前から一
人で出来るようになった。
【0031】また、水栓のメンテナンスについても取付
け作業の逆の手順で行なうことで同様に一人で作業する
ことが出来るようになった。
【0032】
【発明の実施の形態】以下に実施例によって本発明をよ
り具体的に説明する。尚、本発明の実施の形態はこれら
に限定されるものではなく、発明の外延もこれらによっ
て限定されるものではない。
【0033】
【実施例】(実施例1) [化粧台の構造]図1は本発明の実施形態を示す外観図
である。洗面ボウル部たる洗面ボウル体101は上下方
向に摺動可能な支持手段たる昇降体102の上部に固定
された洗面ボウル取付具103にボルト104で固定さ
れている。昇降体102を操作する操作するための操作
レバー108は、洗面ボウル体101の裏面前方に設け
たナット部109にネジで固定する。また、昇降体10
2、給水用配管105および排水用配管106などを覆
う配管カバー107が昇降体102の前面にローレット
108で固定されている。
【0034】[昇降体の構造]図2は洗面化粧台内部の
昇降体が分かるように洗面ボウル体、給水用配管、排水
用配管、配管カバーを取り外した状態の三面図である。
昇降体201は第2のガイド部たる筒状の可動側ガイド
筒202と、第1のガイド部たる筒状の固定側ガイド筒
203により構成したものを左右に配置し、左右の可動
側ガイド筒202を連結手段たる上方連結部材205
で、固定側ガイド筒203を下方連結部材206で各々
連結する。連結した可動側ガイド筒202を固定側ガイ
ド筒203に摺動自在に挿通する。この際の滑動補助手
段としては、図3に示すような固定側ガイド筒4に挿入
した可動側ガイド筒3との間にリテーナー6に保持され
たスライド用ローラ6aを用いる方法がある。
【0035】昇降手段たるガススプリング207は左右
に配置した昇降体201の上方連結部材205および下
方連結部材206の中央部に両端を固定し、上下方向に
配置している。その固定方法は、上方連結部材205に
設けたガススプリング操作板208と、ガススプリング
207のピストンロッド209に設けたネジ部とをにナ
ットで固定すると共に、下方連結部材206に設けた取
付部210とガススプリング207の固定部211とを
ネジで固定する。
【0036】[化粧台の建築への固定方法]図2に示す
ように固定側ガイド筒203の下端212を床面に設置
し、固定側ガイド筒203から後方に延出させたアング
ル213に設けた貫通穴で壁面に木ネジで固定する方法
がある。
【0037】[化粧台の配管構造]図4に示すように洗
面ボール体1の後方には通水・吐水、温度調節の操作を
行う水栓A及びシャワー吐水Bを昇降させる昇降リフト
B1が配置されていて水栓AからフレキシブルホースB
2にてシャワー吐水Bに通水される。又、昇降リフトB
1の下方には水受けトレイ10が設けられ、上側連結部
5aに固定された水受トレイ取付具10aに着脱自在に
取付けられている。
【0038】水栓A下方には昇降体最大高さにしたスト
ロークよりやや長めの屈曲性を持った給水ホースA1・
給湯ホースA2にて建築壁面に設けられている給水管・
給湯管に止水栓A3で接続される。この際の建築壁面に
設けられている給水管・給湯管位置は従来のあふれ面高
さ固定式洗面化粧台の給水管・給湯管位置とほぼ同一で
ある。
【0039】洗面ボール1dの排水口1eには排水ヘッ
ド11が取付けられており上側連結部材5aに設けられ
ているトラップ固定具5eに排水トラップ11aを固定
し、連結パイプ11bにて排水ヘッド11と接続する。
又、建築床面に設けらた排水管とは昇降体最大高さにし
たストロークよりやや長めに設定された排水パイプ11
cが排水ソケット11dにて接続される。排水管は建築
壁面に設けられてもよい。
【0040】[化粧台の操作]図5に示すように、洗面
ボール体1の前方に設けられた操作レバー9を握ること
により操作レバー9とガススプリング操作板8を連結す
るワイヤー9bによりガススプリング操作板8の操作機
構8aからガススプリング7を作動させるピン7cに伝わ
り、上下に作動する。(ガススプリング7の構造説明に
ついては世の中に汎用されているため割愛する)
【0041】(実施例2)図7、図8は昇降式洗面化粧
台の構造と配管接続を示す。図7に示すように洗面ボウ
ル部たる洗面ボール体71を上下に昇降させる昇降装置
は第2のガイド部たる筒状の可動側ガイド筒73と、第
1のガイド部たる筒状の固定側ガイド筒74により構成
した支持手段たる昇降体72を左右に配置している。
【0042】昇降体72の左右の可動側ガイド筒73を
第2の連結手段たる連結部材75aで、左右の固定側ガ
イド筒74を第1の連結手段たる連結部材75bで、各
々連結し、連結部材75a.75bの中央部に上下方向
に昇降手段たるガススプリング装置75cを配置し、可
動側ガイド筒73と固定側ガイド筒74とを摺動自在に
挿通させる構成で、ガススプリング装置により上下に昇
降することができる。また、連結部75bには止水栓A
3を固定する固定アングル用下穴76aが設けられてい
る。
【0043】昇降体72の設置は固定側ガイド筒74の
下端を床面に設置し、固定側ガイド筒74の上部と中央
部から後方に突出ているアングル74a、74bに貫通
穴を設けて壁面に木ネジで固定する。アングル74a、
74bにて壁面と固定側ガイド筒4の間に配管スペース
を設ける。
【0044】図8、図9に示すように洗面ボール1の後
部には通水・吐水、温度調節の操作を行なう水栓本体A
及びシャワー吐水Bを昇降させる昇降リフトB1が配置
されていて水栓本体AからフレキシブルホースB2にて
シャワー吐水Bに通水される。
【0045】水栓本体Aの下方には昇降体2を最大高さ
にしたストロークよりやや長めの屈曲性を持った給水ホ
ースA1、給湯ホースA2にて止水栓3Aで接続され
る。また、建築壁面に設けられている給水・給湯管と止
水栓73Aはフレキシブルホース77で接続されてい
る。
【0046】昇降式洗面化粧台では、昇降スペースの確
保およびホース耐久の信頼性確保のために、決められた
長さの給水ホースA1・給湯ホースA2を決められた給
水・給湯位置に設置する必要がある。そこで、従来の洗
面化粧台から昇降式洗面化粧台へ取り替える際には、従
来の給水・給湯取出し位置では、給水ホースA1・給湯
ホースA2が昇降式洗面化粧台の配管類や昇降体72と
接触し取り付け不可能となる。
【0047】また、前記給水ホースA1・給湯ホースA
2は、図8に示す固定用アングル76に固定された止水
栓73AにUボルトやナット等で接続される。さらに、
固定側ガイド筒74を連結する連結部75bには、固定
アングル76用下穴76aが設けられており、そこに固
定用アングル76をネジで取付ける。
【0048】また、壁面に設けられている従来洗面化粧
台の給水・給湯取り出し位置から止水栓73Aまでは、
連結具(エルボ・ニップル等)で接続する。壁面と固定
側ガイド筒74との間に配管スペースを設けるために、
図9のように固定ガイド筒74奥面より突出するように
ガイド筒74に固定されたL字アングル74a・74d
で壁面と固定させる。
【0049】さらに、従来洗面化粧台の給水・給湯取出
し位置は各々異なるため、建築側の給水・給湯取り出し
位置もそれにあわせて各々異なることが多い。そこで、
建築側の給水・給湯取り出し位置から、固定用アングル
76に固定された止水栓73Aまでの間をフレキシブル
ホース77で連結する。このようにすれば、従来洗面化
粧台から昇降式洗面化粧台への取替が生じた場合、建築
側の給水・給湯管の工事を伴わずに取替が出来る。
【0050】(実施例3)図11,12、13に示すよ
うに、洗面ボウル部たる洗面ボール体81を上下に昇降
する支持手段たる昇降体82の第2のガイド部たる可動
ガイド筒83の上部83aに洗面ボール体81を固定す
る支持梁たる筒状アーム84を前後方向に設けた昇降式
洗面化粧台において、筒状アーム84の前方方向にネジ
を通す貫通穴84aを上下方向に設け、筒状アーム84
の後方方向には上面にネジ通し穴84bを設けてある固
定具86を設け、洗面ボール体裏面にはナット85を埋
め込み、ネジ85bで筒状アーム84と洗面ボール体8
1を固定する事により取付けが容易にできる。
【0051】また、洗面ボール体裏面に洗面ボールの筒
状アーム上の定位置をガイドする凸状の突起81bを設
け、筒状アーム84の上面には前記凸状の突起81bが
アーム84上の定位置に置かれたときに相対する穴84
cを設ける事により、突起81bと筒状アーム84の上
面の穴84cとが勘合されることで、洗面ボール体が筒
状アーム84上の定位置に置かれ、洗面ボール体81と
筒状アーム84の位置決めが容易となる。
【0052】さらに、筒状アーム84の内側面に脱落防
止突起部たる凸状の突起84dを設け、洗面ボール体裏
面にはネジで固定した脱落防止鉤状部たる略コの字形を
したフック81cを設け、筒状アーム84上で洗面ボー
ル体81をスライドさせて係止できるようにした。
【0053】洗面ボール体81に水栓を取付ける場合
は、壁面に固定してある昇降体82の可動ガイド筒83
の上部83aに設けられている筒状アーム84に洗面ボ
ール体81を載せて、洗面ボール体81を手前にスライ
ドさせると筒状アーム84の内側面に設けた凸状の突起
84dに洗面ボール体裏面に設けた略コの字形をしたフ
ック81cが勘合し洗面ボール体81の後方と壁面の間
にスペースができる。
【0054】洗面ボール体81の上面後方に設けられて
いる水栓取付け穴に水栓を通し一方の手で水栓を固定
し、一方の手を前記スペース上方から洗面ボール体81
の後方の裏面に入れて水栓を工具等で締め付けて固定す
る。
【0055】水栓を取付け後、洗面ボール体裏面81a
に設けてある凸状の突起81bが筒状アーム84の上面
に設けている穴84cに入るまで後方にスライドさせる
事により洗面ボール体81と筒状アーム84の位置合わ
せができ、その後、筒状のアーム84の前後方向に設け
てある固定用穴84a,84bにネジ85bで、洗面ボ
ール体裏面に埋め込んであるナット85と固定する。
【0056】水栓のメンテナンスをする場合は、上記の
作業手順を逆に行い、筒状アーム84上で洗面ボール体
81をスライドさせて行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示す外観図である。
【図2】 本発明の昇降機後部を示す図である。
【図3】 本発明の可動側ガイド筒と固定側ガイド筒の
摺動構造を示す図である。
【図4】 本発明の洗面化粧台の配管構造を示す図であ
る。
【図5】 本発明の操作方法を示す略図である。
【図6】 特公平3−42091の昇降洗面化粧台の斜
視図である。
【図7】 昇降式洗面化粧台(配管カバーを外した)を
示す正面図である。
【図8】 本発明のフレキシブルホースで配管接続した
昇降式洗面化粧台(配管カバーを外した)を示す正面図
である。
【図9】 本発明の固定用アングルを取付けた略図であ
る。
【図10】 従来の洗髪タイプの給水・給湯位置を示す
略図である。
【図11】 昇降体の平面図である。
【図12】 洗面ボール体の取付け部断面図である。
【図13】 昇降体の正面図である。
【図14】 筒状のアーム上で洗面ボール体を前方にス
ライドした略図である。
フロントページの続き (31)優先権主張番号 特願2000−204092(P2000−204092) (32)優先日 平成12年7月5日(2000.7.5) (33)優先権主張国 日本(JP) (72)発明者 鎌田 忠夫 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 竹尾 穂積 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 橋本 淳幸 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のガイド部と、当該第1のガイド部に
    進退自在かつ一定の軌道を描くように取付けられた第2
    のガイド部とからなる第1の支持手段と、 当該第1の支持手段と同様の構成を有する第2の支持手
    段と、 昇降手段と、 洗面ボウル部とを有し、 前記第1の支持手段の第2のガイド部と、前記第2の支
    持手段の第2のガイド部とは連結手段により連結され、 前記昇降手段は、前記連結手段に装着され、 前記第1の支持手段の第2のガイド部と、前記第2の支
    持手段の第2のガイド部には洗面ボウル部が固定されて
    なる昇降式洗面化粧台。
  2. 【請求項2】前記第1のガイド部は筒状体であり、 前記第2のガイド部は、前記第1のガイド部内に摺動可
    能に挿入されてなる請求項1記載の昇降式洗面化粧台。
  3. 【請求項3】前記第1のガイド部と、前記第2のガイド
    部との接触部分には滑動補助手段を有してなる請求項1
    又は請求項2記載の昇降式洗面化粧台。
  4. 【請求項4】前記昇降手段を着脱自在に形成してなる請
    求項1乃至3いずれか1項記載の昇降式洗面化粧台。
  5. 【請求項5】前記昇降手段は、 第1の部分と、 当該第1の部分に進退自在に装着され、当該第1の部分
    とは離脱する方向に付勢されてなる第2の部分と、 前記第1の部分と、前記第2の部分との相対位置を規制
    する規制手段と、 を有してなる請求項1乃至4いずれか1項記載の昇降式
    洗面化粧台。
  6. 【請求項6】前記第1のガイド部には、壁面に固定する
    ための固定部を有してなる請求項1乃至5いずれか1項
    記載の昇降式洗面化粧台。
  7. 【請求項7】第1のガイド部と、当該第1のガイド部に
    進退自在かつ一定の軌道を描くように取付けられた第2
    のガイド部とからなる第1の支持手段と、 当該第1の支持手段と同様の構成を有する第2の支持手
    段と、 昇降手段と、 洗面ボウル部とを有し、 前記第1の支持手段の第2のガイド部と、前記第2の支
    持手段の第2のガイド部とは第2の連結手段により連結
    され、 前記昇降手段は、前記第2の連結手段に装着され、 前記第1の支持手段の第2のガイド部と、前記第2の支
    持手段の第2のガイド部には洗面ボウル部が固定され前
    記第1の支持手段後端部及び/又は前記第2の支持手段
    後端部及び/又は前記昇降手段後端部と、前記洗面ボウ
    ル部後端部との間には配管用スペースが設けられてなる
    昇降式洗面化粧台。
  8. 【請求項8】前記第1の支持手段の第1のガイド部と、
    前記第2の支持手段の第1のガイド部とは第1の連結手
    段により連結され、 当該第1の連結手段には止水栓固定手段が設けられてな
    る請求項7記載の昇降式洗面化粧台。
  9. 【請求項9】第1のガイド部と、当該第1のガイド部に
    進退自在かつ一定の軌道を描くように取付けられた第2
    のガイド部とからなる第1の支持手段と、 当該第1の支持手段と同様の構成を有する第2の支持手
    段と、 昇降手段と、 洗面ボウル部とを有し、 前記第1の支持手段の第2のガイド部と、前記第2の支
    持手段の第2のガイド部とは連結手段により連結され、 前記昇降手段は、前記連結手段に装着され、 前記第1の支持手段の第2のガイド部に装着された第1
    の支持梁と、前記第2の支持手段の第2のガイド部に装
    着された第2の支持梁上に、洗面ボウル部が摺動可能に
    装着されてなる昇降式洗面化粧台。
  10. 【請求項10】前記第1の支持梁及び/又は前記第2の
    支持梁には脱落防止突起部が設けられ、 前記洗面ボウル部には、当該洗面ボウル部を所定の位置
    に引き出した際に、前記脱落防止突起部と当接する脱落
    防止鉤状部が設けられ、 てなる請求項9記載の昇降式洗面化粧台。
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