JP2002077968A - 照明装置および電子機器 - Google Patents

照明装置および電子機器

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1枚の導光板によって2つの領域を照射する
照明装置、およびこの照明装置を用いた電子機器におい
て、2つの領域に光をバランスよく照射することのでき
る構成を提供すること。 【解決手段】 携帯電話機の照明装置10に用いた導光
板12において、表示領域121とキーパッド領域12
2との間には、表示領域121からキーパッド領域12
2に向かう光を部分的に遮る位置に、長穴からなる補助
反射材取り付け部126が形成され、第1の反射材15
の底壁部分からは、導光板12の補助反射材取り付け部
126に嵌まる突起156(補助反射材)が突き出てい
る。このため、表示領域121からキーパッド領域12
2に向かう光の一部は、突起156よって反射されて表
示領域121の液晶装置400を照射する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の照明領域を
備えた照明装置、およびこの照明装置を用いた電子機器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯電話や無線機などといった電子機器
では、内部に構成した照明装置によって、液晶装置にバ
ックライト光を照射するとともに、キーボタンを内部か
ら照明するように構成されている。
【0003】このような電子機器は、従来、例えば、以
下に説明するように構成される。
【0004】図14は、従来の携帯電話機の要部の構成
を示す分解斜視図である。図15は、この携帯電話機に
おいて、回路基板、第1の反射材、第2の反射材、導光
板、光拡散シート、液晶装置を重ねた状態を示す縦断面
図であり、図16は、第1の反射材に導光板を重ねた状
態を示す平面図である。
【0005】図14および図15において、従来の携帯
電話機1は、下ケース6、回路基板7、照明装置10、
光拡散シート8、液晶装置400、および上ケース9が
この順に重ねられた構成になっている。ここで、照明装
置10は、光源11、透明なプラスチック成形品などか
らなる導光板12、プラスチック成形品などからなる第
1の反射材15、およびシート状の第2の反射材17か
ら構成されている。
【0006】導光板12には、液晶装置400が配置さ
れる表示領域121が矩形の凹部として形成されている
とともに、表示領域121に隣接する領域には、複数の
キーボタン101が配置されるキーパッド領域122が
形成されている。照明装置10では、表示領域121の
周囲のうち、キーパッド領域122が位置する側を除く
外周端面を第1の反射材15の側壁部分151、15
2、153が囲むようになっており、かつ、表示領域1
21の下面には、第1の反射材15の底壁部分154が
重なるようになっている。一方、キーパッド領域122
には、シート状の第2の反射材17が重ねられている。
導光板12の上端部分には、LEDなどの光源11を配
置する凹部123が形成されている。なお、上ケース9
の操作部3、導光板12のキーパッド領域122、およ
び第2の反射材17には、透光性を有するキーボタン1
01が配置されるボタン穴90、120、170が形成
されている。
【0007】このように構成した照明装置10におい
て、光源11から出射された光は、導光板12に入射
し、この導光板12に入射した光は、図16に示すよう
に、第1の反射材15の側壁部分151、152、15
3および底壁部分154で反射しながら導光板12内を
進行して、表示領域121において液晶装置400を下
方から照明する。また、導光板12に入射した光は、矢
印Lで示すように、第1の反射材15の側壁部分15
1、152、153および底壁部分154で反射しなが
ら表示領域121からキーパッド領域122に向けて進
み、キーパッド領域122でキーボタン101を照明す
る。従って、この照明装置10では、共通の光源11で
表示領域121を照明できるとともに、キーパッド領域
122も照明できる。このため、キーパッド領域122
を照明するだけのボタン照明用の光源を設けるとして
も、この光源については、光量が少なくて済む分、消費
電力の小さなものを用いればよい。あるいは、キーパッ
ド領域122を照明するだけのボタン照明用の光源につ
いては、省略することも可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
照明装置10においては、表示領域121からキーパッ
ド領域122に向かう光の全てがキーパッド領域122
を照明するため、表示領域121に照射される光量が不
足するという問題点がある。それ故、液晶装置400に
おいて、モノクロ表示を行うときには問題にならなくて
も、カラー表示を行おうとすると、光量が不足して品位
の高い表示を行えないという問題点がある。
【0009】以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、
1枚の導光板によって2つの領域を照射する照明装置、
およびこの照明装置を用いた電子機器において、2つの
領域に光をバランスよく照射することのできる構成を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、第1の照明領域と第2の照明領域とが
隣接して一体に形成された導光板と、該導光板の前記第
1の照明領域側で前記導光板に光を入射させる光源と、
前記第1の照明領域の周りのうち、前記第2の照明領域
が位置する側を除く三方を囲む側壁を備えた第1の反射
材とを有する電子機器において、前記導光板には、前記
第1の照明領域から前記第2の照明領域の側に向かって
出射された光を部分的に遮る位置に補助反射材取り付け
部が形成され、該補助反射材取り付け部には、前記第1
の照明領域から当該補助反射材取り付け部に向かってく
る光を前記第1の照明領域に向けて反射する補助反射材
が配置されていることを特徴とする。
【0011】本発明において、光源から出射された光
は、導光板に入射し、第1の反射材の側壁部分などで反
射しながら第1の照明領域に照射される。また、導光板
には、第1の照明領域から第2の照明領域の側に向かっ
て出射された光を部分的に遮る位置に補助反射材取り付
け部が形成され、この補助反射材取り付け部には補助反
射材が配置されているため、第1の照明領域から第2の
照明領域に向かう光は、一部が補助反射材によって第1
の照明領域に向けて反射し、残りの光は、第2の照明領
域に向かって進んで第2の照明領域を照射する。従っ
て、共通の光源で第1の照明領域を照明できるととも
に、第2の照明領域も照明できる。それ故、第2の照明
領域を照明するだけの光源を設けるとしても、この光源
については、光量が少なくて済む分、消費電力の小さな
ものを用いればよい。あるいは、第2の照明領域を照明
するだけの光源については、省略することも可能であ
る。さらに、第1の照明領域から第2の照明領域に向か
う光の一部は、補助反射材によって第1の照明領域に向
けて反射し、この第1の照明領域を照明するのに用いら
れるため、第1の照明領域には、十分な光量の光が照射
される。よって、第1の照明領域については、カラー液
晶装置を配置して表示領域として用い、第2の照明領域
については、キーボタンを配置してキーパッド領域とし
て用いれば、カラー液晶装置には、光量が十分な光が照
射されるので、品位の高いカラー表示を行なうことがで
きるとともに、キーパッド領域に配置されたキーボタン
を適度に照明することができる。
【0012】本発明において、前記第1の反射材と前記
補助反射材とは、一体に形成されていることが好まし
い。このように構成すると、部品点数を削減できる。ま
た、前記補助反射材を前記補助反射材取り付け部に配置
することにより、前記導光板と前記第1の反射材とを位
置決めするように構成することもできる。このように構
成すると、照明装置の組立工程において導光板と第1の
反射材との位置決め作業を簡略化することができる。
【0013】本発明において、前記補助反射材取り付け
部は、例えば、前記第1の照明領域と前記第2の照明領
域との境界部分に沿って延びた補助反射材挿入穴であ
り、前記補助反射材は、前記補助反射材挿入穴内に嵌ま
っている。
【0014】本発明において、前記補助反射材取り付け
部は、前記第1の照明領域と前記第2の照明領域との境
界部分に沿って配置された複数の補助反射材挿入穴であ
り、前記補助反射材は、前記補助反射材挿入穴の各々に
嵌まっている構成を採用してもよい。
【0015】本発明において、前記補助反射材取り付け
部は、前記第1の照明領域と前記第2の照明領域との境
界部分で前記導光板の幅を部分的に括れさす切欠きであ
り、前記補助反射材は、前記切欠き内に嵌まっている構
成であってもよい。
【0016】本発明において、前記補助反射材取り付け
部は、前記第1の照明領域より前記第2の照明領域の幅
を狭くするように前記導光板に形成された段差部分であ
り、前記補助反射材は、前記段差部分に配置されている
構成を採用してもよい。
【0017】本発明において、前記補助反射材取り付け
部の前記第1の照明領域の側に位置する端面、および前
記補助反射材の前記第1の照明領域の側に位置する端面
には、互いに嵌まり合う凹凸が形成されている構成を採
用してもよい。このように構成すると、特定の方向から
補助反射材取り付け部に光が進んできても、この光を分
散して第1の照明領域に反射させることができる。
【0018】本発明において、前記第1の反射材は、前
記側壁部分と、前記第1の照明領域の下面に重ねられる
底壁部分と有する場合があり、この場合には、前記第2
の照明領域に、前記第1の反射材と別体の第2の反射材
を重ねた構成を採用してもよい。
【0019】本発明において、前記第1の反射材は、底
壁部分のない枠形状を有する場合があり、この場合に
は、前記第1の照明領域および前記第2の照明領域の下
面に、前記第1の反射材と別体の第2の反射材を重ねた
構成を採用してもよい。
【0020】本発明において、前記第2の反射材は、例
えば、シート状のものを採用することが好ましい。第2
の反射材は、導光板に重ねられるものであるから、シー
ト状のものを用いて、照明装置の薄型化を図ることが好
ましい。
【0021】本発明において、前記第1の反射材は、前
記側壁部分と、前記第1の照明領域の下面に重ねられる
底壁部分と、前記第2の照明領域の下面に重なるように
延設された延設部分とを備えていることが好ましい。こ
のように構成すれば、部品点数を削減できるという利点
がある。
【0022】本発明に係る照明装置は、例えば、電話機
や無線機などの電子機器において、表示領域やキーボタ
ンを内部から照明するのに用いることができる。このよ
うに構成するには、前記第1の照明領域を、前記光源か
らの光によって所定の表示を行う電気光学装置が配置さ
れた表示領域として用い、前記第2の照明領域を、複数
のキーボタンが配置されたキーパッド領域として用い
る。このように構成すると、キーパッド領域に配置した
キーボタンを適度に照明することができるとともに、表
示領域に配置した電気工学装置に十分な光を照射できる
ので、品位の高い表示を行なうことができる。
【0023】本発明において、前記キーパッド領域に
は、透光性を有する前記キーボタンが配置される複数の
ボタン穴を形成することが好ましい。このように構成す
ると、キーパッド領域において、光をキーボタンを側面
から入射させてキーボタンを照明することができる。こ
のように構成すると、キーボタンと導光板とを厚さ方向
に重ねる必要がないので、照明装置の薄型化を図ること
ができるとともに、ボタンを品位よく照明することがで
きる。
【0024】本発明において、前記電気光学装置は、例
えば、液晶装置である。
【0025】本発明は、前記液晶装置としてカラー液晶
装置を用いた場合に適用すると、カラー液晶装置に十分
な光量で光を照射できるので、品位の高いカラー表示を
行なうことができる。
【0026】
【発明の実施の形態】添付図面を参照して、本発明の実
施の形態を説明する。
【0027】[実施の形態1] (電子機器の全体構成)図1は、本発明が適用された電
子機器の一例である携帯電話機の外観を示す斜視図、図
2は、この携帯電話機の要部の構成を示す分解斜視図で
ある。図3は、この携帯電話機において、回路基板、第
1の反射材、第2の反射材、導光板、光拡散シート、液
晶装置を重ねた状態を示す縦断面図であり、図4は、第
1の反射材に導光板を重ねた状態を示す平面図である。
なお、本形態の照明装置および電子機器の基本的な構成
は、従来のものと共通するので、共通する部分には同一
の符号を付して説明する。
【0028】図1において、本形態の携帯電話機1に
は、その上半部分に、電気光学装置としての液晶装置4
00を用いた表示部2が構成され、下半部には、複数の
キーボタン101が配置された操作部3が構成されてい
る。表示部2の上方位置にはスピーカ穴4が形成され、
操作部の下方位置にはマイク穴5が形成されている。
【0029】図2に示すように、携帯電話機1は、下ケ
ース6、この携帯電話機1の全ての機能を担う各種の電
気回路が形成された回路基板7、照明装置10、光拡散
シート8、電気光学装置として各種の表示を行なう液晶
装置400、および上ケース9がこの順に重ねられた構
成になっている。なお、図2には、スピーカあるいはマ
イクなどの図示を省略してある。
【0030】照明装置10は、LEDなどからなる光源
11、透明なプラスチック成形品などからなる導光板1
2、プラスチック成形品などからなる第1の反射材1
5、およびシート状の第2の反射材17から構成されて
いる。
【0031】照明装置10において、導光板12には、
液晶装置400が配置される表示領域121(第1の照
明領域)が矩形の凹部として形成されているとともに、
表示領域121に隣接する領域には、複数のキーボタン
101が配置されるキーパッド領域122(第2の照明
領域)が形成されている。導光板12の先端部分には、
LEDなどからなる光源11をそれぞれ配置する凹部1
23が2箇所に形成されている。導光板12の表示領域
121では、底壁124の先端側の隅部分に、液晶装置
400と回路基板7とをフレキシブル基板やラバーコネ
クタなどを介して電気的に接続するための矩形の貫通穴
125が形成されている。
【0032】第1の反射材15は、導光板12の矩形の
表示領域121の四周のうち、キーパッド領域122が
位置する側を除く導光板12の三方の外周端面を囲む3
つの側壁部分151、152、153と、表示領域12
1の下面に重ねられる底壁部分154とを有している。
第1の反射材15の底壁部分154にも、導光板12の
貫通穴125と重なる位置に矩形の貫通穴155が形成
されている。また、第1の反射材15の底壁部分154
には、導光板12の凹部123と重なる位置にも貫通穴
159が形成されている。この貫通穴159は、回路基
板7に第1の反射材15および導光板12を重ねたと
き、回路基板7に実装されている光源11を導光板12
の凹部123に通すための穴である。
【0033】本形態において、第1の反射材15は、全
体が白色のプラスチック成形品から構成されていること
により、側壁部分151、152、153および底壁部
分154が反射面として形成されている。また、第1の
反射材15において、側壁部分151、152、153
および底壁部分154に反射性を有する塗料を塗布、あ
るいは反射シートを貼付することにより、これらの面が
反射面として形成されている。
【0034】一方、キーパッド領域122には、第1の
反射材15とは別体のシート状の第2の反射材17が重
ねられている。
【0035】上ケース9の操作部3、導光板12のキー
パッド領域122、およびシート状の第2の反射材17
には、透光性を有するキーボタン101が配置されるボ
タン穴90、120、170が互いに重なる位置に形成
され、これらの複数のボタン穴90、120、170の
内部にキーボタン101がそれぞれ配置される。
【0036】(本形態の照明装置10の特徴部分)この
ように構成した照明装置10の導光板12において、表
示領域121とキーパッド領域122との間には、表示
領域121からキーパッド領域122の側に向かって出
射される光を部分的に遮る位置に、長穴からなる補助反
射材取り付け部126が形成されている。すなわち、導
光板12には、表示領域121とキーパッド領域122
との境界領域においてその幅方向における略中央位置で
両端付近を残すように、表示領域121とキーパッド領
域122との境界領域に沿って延びた補助反射材取り付
け部126が長穴として形成されている。
【0037】これに対して、第1の反射材15の底壁部
分154からは、第1の反射材15と導光板12とを重
ねたときに、導光板12の補助反射材取り付け部126
に嵌まる突起156(補助反射材)が突き出ている。こ
こで、突起156は第1の反射材15の一部であり、こ
の第1の反射材15は、白色のプラスチック成形品から
構成されていることにより、突起156において表示領
域121の側に位置する端面が反射面になっている。ま
た、突起156において、表示領域121の側に位置す
る端面に反射性を有する塗料を塗布、あるいは反射シー
トを貼付することにより、この端面を反射面として形成
する場合もある。
【0038】このように構成した各部材を用いて携帯電
話機2の照明装置10を組み立てる際には、例えば、図
3に示すように、導光板12のキーパッド領域122の
下面にシート状の第2の反射材17を重ね、接着などの
方法で固定する。
【0039】一方、導光板12の表示領域121の側で
は、図3および図4に示すように、補助反射材取り付け
部126に第1の反射材15の突起156が嵌るよう
に、第1の反射材15と導光板12とを重ねる。この
際、導光板12の補助反射材取り付け部126に第1の
反射材15の突起156が嵌まると、第1の反射材15
と導光板12とは自動的に位置決めされるので、この状
態で双方を固定するだけで、第1の反射材15と導光板
12を所定の状態に固定することができる。
【0040】次に、導光板12の表示領域121に液晶
装置400を配置し、このように各部材を積層したユニ
ットを回路基板7に重ねる。ここで、回路基板7には光
源11が実装されているので、光学ユニットを回路基板
7に重ねると、光源11は、第1の反射材15の貫通穴
159を通り抜けて導光板12の凹部123に配置され
ることになる。また、回路基板7に対して、液晶装置4
00の各端子をフレキシブル基板やラバーコネクタなど
を用いて電気的に接続する。
【0041】(液晶装置400の構成)図5ないし図7
を参照して、本形態の携帯電話機1において電気光学装
置として用いた液晶装置400の構成を説明する。
【0042】図5および図6はそれぞれ、液晶装置40
0の斜視図および分解斜視図である。図7は、液晶装置
400を図5のI−I′線で切断したときのI′側の端
部の断面図である。
【0043】図5および図6において、液晶装置400
は、パッシブマトリクス型のカラー液晶装置であり、所
定の間隙を介してシール材430によって貼り合わされ
た矩形のガラスなどからなる一対の透明基板間にシール
材430によって液晶封入領域435が区画されている
とともに、この液晶封入領域435内に液晶が封入され
ている。ここでは、前記一対の透明基板のうち、液晶封
入領域435内で縦方向に延びる複数列の第1の電極パ
ターン440が形成されている方の基板を第1の透明基
板410とし、液晶封入領域435内で横方向に延びる
複数列の第2の電極パターン450が形成されている方
の基板を第2の透明基板420とする。
【0044】ここに示す液晶装置400は透過型であ
り、図2に示す照明装置10をバックライトとして所定
の表示を行なう。このため、第2の透明基板420の外
側表面には偏光板461が貼られ、第1の透明基板41
0の外側表面には偏光板462が貼られている。
【0045】図7に示すように、第2の透明基板420
には、第1の電極パターン440と第2の電極パターン
450との交点に相当する領域に、赤(R)、緑
(G)、青(B)のカラーフィルタ407R、407
G、407Bが形成され、これらのカラーフィルタ40
7R、407G、407Bの表面側に絶縁性の平坦化膜
426、第2の電極パターン450、および配向膜42
2がこの順に形成されている。これに対して、第1の透
明基板410には、第1の電極パターン440および配
向膜412がこの順に形成されている。この液晶装置4
00において、第1の電極パターン440および第2の
電極パターン450は、いずれもITO膜(Indiu
m Tin Oxide/透明導電膜)によって形成さ
れている。
【0046】このように構成した液晶装置400では、
第1の透明基板410の側から入射した光は、第2の透
明基板420の側から出射され、その間に液晶404に
よる光変調が行われる。
【0047】再び、図5および図6において、液晶装置
400では、外部からの信号入力および基板間の導通の
いずれを行うにも、第1の透明基板410および第2の
透明基板420の同一方向に位置する各基板辺418、
428付近において第1の透明基板410および第2の
透明基板420のそれぞれに形成されている第1の端子
形成領域411および第2の端子形成領域421が用い
られる。ここで、第2の透明基板420としては、第1
の透明基板410よりも大きな基板が用いられ、第1の
透明基板410と第2の透明基板420とを貼り合わせ
たときに第1の透明基板410の基板辺418から第2
の透明基板420が張り出す部分425に形成されてい
る各端子をラバーコネクタあるいはフレキシブル基板を
介して回路基板7(図2を参照)に電気的に接続する。
【0048】このため、第2の透明基板420におい
て、第2の端子形成領域421は、基板辺421に近い
部分が第1の透明基板410から張り出した部分425
に形成され、この基板辺421に近い端子領域部分の表
面は開放状態にある。これに対して、第2の透明基板4
20において、第2の端子形成領域421の液晶封入領
域435の側に位置する部分は、第1の透明基板410
の側との基板間導通用に用いられるので、第2の端子形
成領域421のうち、液晶封入領域435の側に位置す
る部分は、第1の透明基板410との重なり部分に形成
されている。
【0049】また、第1の透明基板410において、第
1の端子形成領域411は、第2の透明基板420の側
との基板間導通に用いられるので、第2の透明基板42
0との重なり部分に形成されている。
【0050】従って、第1の透明基板410と第2の透
明基板420とを導通剤を含有するシール材430で貼
り合わせて基板間で基板間導通用端子同士を導通させた
状態で、第2の透明基板420の第2の端子形成領域4
21に対してフレキシブル基板やラバーコネクタなどを
介して回路基板7から信号入力すれば、第1の電極パタ
ーン440および第2の電極パターン450に所定の電
圧を印加できるので、第1の電極パターン440と第2
の電極パターン450との交点に相当する画素を各々駆
動することができる。
【0051】(本形態の効果)このように構成した照明
装置10および携帯電話機1において、図2、図3およ
び図4からわかるように、光源11から出射された光
は、導光板12に入射し、第1の反射材15の側壁部分
151、152、153および底壁部分154で反射し
ながら、表示領域121に配置された液晶装置400を
照明する。また、導光板12には、表示領域121から
キーパッド領域122に向かう光を部分的に遮る位置に
補助反射材取り付け部126が形成され、この補助反射
材取り付け部126には、補助反射材としての突起15
6が嵌まっているため、表示領域121からキーパッド
領域122に向かう光は、図4に矢印L2で示すよう
に、一部が突起156によって表示領域121に向けて
反射して液晶装置400に入射し、残りの光は、図4に
矢印L1で示すように、キーパッド領域122に向かっ
て進んでキーパッド領域122においてキーボタン10
1を照明する。従って、本形態によれば、共通の光源1
1で、表示領域121の液晶装置400を照明できると
ともに、キーパッド領域122のキーボタン101も照
明できる。それ故、キーボタン101を照明するだけの
光源を設けるとしても、この光源については、光量が少
なくて済む分、消費電力の小さなものを用いればよい。
あるいは、キーボタン101を照明するだけの光源につ
いては、省略することも可能である。
【0052】また、表示領域121からキーパッド領域
122に向かう光の一部は、突起156よって反射され
て表示領域121の液晶装置400を照射するのに用い
られるため、液晶装置400は、十分な光量をもって照
射される。それ故、液晶装置400では、品位の高いカ
ラー表示を行なうことができるとともに、キーパッド領
域122に配置されたキーボタン101を適度に照明す
ることもできる。
【0053】また、本形態では、表示領域121からキ
ーパッド領域122に向かう光の一部を表示領域121
に向けて反射する補助反射材としての突起156が第1
の反射材15に一体に形成されているので、別体の補助
反射材を補助用反射材取り付け部126に嵌め込んだ構
成と比較して部品点数を削減できる。しかも、補助反射
材としての突起156を導光板12の補助反射材取り付
け部126に嵌めるだけで、導光板12と第1の反射材
15とを位置決めすることができるので、照明装置10
および携帯電話機2の組立工程を簡略化することができ
る。
【0054】さらに、本形態において、キーパッド領域
122には、透光性を有するキーボタン101が配置さ
れる複数のボタン穴120が形成され、これらのボタン
穴120の内部に透光性のキーボタン101が配置され
ている。このため、キーパッド領域122において、導
光板12を進んできた光は、キーボタン101の側面か
ら入射してキーボタン101を照明する。このため、キ
ーボタン101と導光板12とを厚さ方向に重ねる必要
がないので、照明装置10の薄型化を図ることができる
とともに、キーボタン101を品位よく照明することが
できる。
【0055】さらにまた、本形態では、第2の反射材1
7として、シート状のものを採用したため、第2の反射
材17を導光板12に重ねたとしても、照明装置10の
薄型化を図ることができる。
【0056】[実施の形態2]図8は、本発明の実施の
形態2に係る携帯電話機に用いた照明装置のうち、導光
板の補助反射材取り付け部、および第1の反射材に形成
された補助反射材としての突起を拡大して示す説明図で
ある。なお、本形態、および後述する各実施の形態に係
る携帯電話機に用いた照明装置は、基本的な構成が共通
するので、共通する部分には、同一の符号を付して図示
することにして、それらの説明を省略する。
【0057】図8に示すように、本形態の携帯電話機の
照明装置10でも、導光板12において、表示領域12
1とキーパッド領域122との間には、表示領域121
からキーパッド領域122に向かう光を部分的に遮る位
置に、長穴からなる補助反射材取り付け部126が形成
されている。すなわち、導光板12には、表示領域12
1とキーパッド領域122との境界領域においてその幅
方向における略中央位置で両端付近を残すように、表示
領域121とキーパッド領域122との境界領域に沿っ
て延びた補助反射材取り付け部126が形成されてい
る。これに対して、本形態でも、実施の形態1に関して
図2を参照して説明したように、第1の反射材15の底
壁部分からは、第1の反射材15と導光板12とを重ね
たときに、導光板12の補助反射材取り付け部126に
嵌まる突起156(補助反射材)が突き出ている。
【0058】このような基本的な構成は、実施の形態1
と同様であるが、本形態では、補助反射材取り付け部1
26の表示領域121の側に位置する端面128、およ
び補助反射材としての突起156の表示領域121の側
に位置する端面158には、互いに嵌まり合う三角形状
の凹凸が形成されている。その他の構成は、実施の形態
1と同様であるため、説明を省略する。
【0059】このように構成した照明装置10でも、表
示領域121からキーパッド領域122に向かう光の一
部は、突起156よって反射されて表示領域121の液
晶装置400を照射するのに用いられるため、液晶装置
400は、十分な光量をもって照射されるなど、実施の
形態1と同様な効果を奏する。
【0060】また、表示領域121から突起156に向
かう光は、特定箇所に集中しがちであるが、本形態で
は、補助反射材取り付け部126の表示領域121の側
に位置する端面128、および補助反射材としての突起
156の表示領域121の側に位置する端面158に
は、三角形状の凹凸が形成されているため、突起126
に向かって進行してきた光は、表示領域121に向けて
分散した状態で反射される。それ故、液晶装置400に
は、光がむらなく照射されるので、品位の高いカラー表
示を行なうことができる。
【0061】[実施の形態3]図9は、本発明の実施の
形態3に係る携帯電話機に用いた照明装置において、第
1の反射材に導光板を重ねた状態を示す平面図である。
【0062】図9に示すように、本形態の携帯電話機の
照明装置10に用いた導光板12にも、表示領域121
とキーパッド領域122との間には、表示領域121と
キーパッド領域122との境界領域に沿って、複数の丸
穴からなる補助反射材取り付け部126が並んでいる。
これに対して、第1の反射材15の底壁部分からは、第
1の反射材15と導光板12とを重ねたときに、導光板
12の補助反射材取り付け部126の各々に嵌まる複数
の円柱状の突起156(補助反射材)が突き出ている。
その他の構成は、実施の形態1と同様であるため、説明
を省略する。
【0063】このように構成した照明装置10でも、表
示領域121からキーパッド領域122に向かう光の一
部は、突起156よって反射されて表示領域121の液
晶装置400を照射するのに用いられるため、液晶装置
400は、十分な光量をもって照射される。それ故、液
晶装置400には、十分な光量の光が照射されるので、
品位の高いカラー表示を行なうことができるなど、実施
の形態1と同様な効果を奏する。
【0064】また、表示領域121から突起156に向
かう光は、特定箇所に集中しがちであるが、本形態で
は、複数の、しかも、円柱状の突起156を補助反射材
として用いたので、突起126に向かって進行してきた
光は、表示領域121に向けて分散した状態で反射され
る。それ故、液晶装置400には、光がむらなく照射さ
れるので、品位の高いカラー表示を行なうことができ
る。
【0065】[実施の形態4]図10は、本発明の実施
の形態4に係る携帯電話機に用いた照明装置において、
第1の反射材に導光板を重ねた状態を示す平面図であ
る。
【0066】図10に示すように、本形態の携帯電話機
の照明装置10において、導光板12の両側端部には、
表示領域121とキーパッド領域122との境界部分で
導光板12の幅を部分的に括れさす切欠きからなる補助
反射材取り付け部126が形成されている。これに対し
て、本形態でも、第1の反射材15の底壁部分からは、
第1の反射材15と導光板12とを重ねたときに、導光
板12の補助反射材取り付け部126の各々に嵌まる突
起156(補助反射材)が突き出ている。その他の構成
は、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
【0067】このように構成した照明装置10でも、表
示領域121からキーパッド領域122に向かう光の一
部は、突起156よって反射されて表示領域121の液
晶装置400を照射するのに用いられるため、液晶装置
400は、十分な光量をもって照射される。それ故、液
晶装置400には、十分な光量の光が照射されるので、
品位の高いカラー表示を行なうことができるなど、実施
の形態1と同様な効果を奏する。
【0068】[実施の形態5]図11は、本発明の実施
の形態5に係る携帯電話機に用いた照明装置において、
第1の反射材に導光板を重ねた状態を示す平面図であ
る。
【0069】図11に示すように、本形態の携帯電話機
の照明装置10において、導光板12には、表示領域1
21よりもキーパッド領域122の幅を狭くする段差部
分からなる補助反射材取り付け部126が形成されてい
る。これに対して、本形態でも、第1の反射材15から
は、第1の反射材15と導光板12とを重ねたときに、
導光板12の補助反射材取り付け部126の各々に当接
する突起156(補助反射材)が側壁151、153か
ら内側に延びている。その他の構成は、実施の形態1と
同様であるため、説明を省略する。
【0070】このように構成した照明装置10でも、表
示領域121からキーパッド領域122に向かう光の一
部は、突起156よって反射されて表示領域121の液
晶装置400を照射するのに用いられるため、液晶装置
400は、十分な光量をもって照射される。それ故、液
晶装置400には、十分な光量の光が照射されるので、
品位の高いカラー表示を行なうことができるなど、実施
の形態1と同様な効果を奏する。
【0071】[実施の形態6]図12は、本発明の実施
の形態6に係る携帯電話機の要部を示す分解斜視図であ
る。
【0072】図12に示すように、本形態の携帯電話機
1では、下ケース6、この携帯電話機1の全ての機能を
担う各種の電気回路が形成された回路基板7、照明装置
10、光拡散シート8、電気光学装置として各種の表示
を行なう液晶装置400、および上ケース9がこの順に
重ねられた構成になっており、照明装置10は、LED
などからなる光源11、プラスチック製の透明な導光板
12、第1の反射材15、およびシート状の第2の反射
材17から構成されている。
【0073】本形態において、第1の反射材15は、側
壁部分151、152、153を有しているが、底壁部
分のない枠形状になっている。従って、第1の反射材1
5には、表示領域121の下面に重なる部分がないの
で、本形態では、シート状の第2の反射材17は、表示
領域121およびキーパッド領域122の双方の下面に
重ねる大きさを有している。
【0074】また、本形態の照明装置10の導光板12
において、表示領域121とキーパッド領域122との
間には、表示領域121からキーパッド領域122に向
かう光を部分的に遮る位置に、長穴からなる補助反射材
取り付け部126が形成されている。これに対して、第
1の反射材15からは、第1の反射材15と導光板12
とを重ねたときに、導光板12の補助反射材取り付け部
126に上方から嵌まる突起156(補助反射材)が下
方に突き出ている。その他の構成は、実施の形態1と同
様であるため、説明を省略する。
【0075】このように構成した照明装置10でも、表
示領域121からキーパッド領域122に向かう光の一
部は、突起156よって反射されて表示領域121の液
晶装置400を照射するのに用いられるため、液晶装置
400は、十分な光量をもって照射される。それ故、液
晶装置400には、十分な光量の光が照射されるので、
品位の高いカラー表示を行なうことができるなど、実施
の形態1と同様な効果を奏する。
【0076】[実施の形態7]図13は、本発明の実施
の形態7に係る携帯電話機の要部を示す分解斜視図であ
る。
【0077】図13に示すように、本形態の携帯電話機
1でも、下ケース6、この携帯電話機1の全ての機能を
担う各種の電気回路が形成された回路基板7、照明装置
10、光拡散シート8、電気光学装置として各種の表示
を行なう液晶装置400、および上ケース9がこの順に
重ねられた構成になっており、照明装置10は、LED
などからなる光源11、プラスチック製の透明な導光板
12、第1の反射材15、およびシート状の第2の反射
材17から構成されている。
【0078】本形態において、第1の反射材15は、表
示領域121の三方を囲む側壁部分151、152、1
53と、表示領域121の下面に重ねられる底壁部分1
54と、キーパッド領域122の下面に重なるように延
設された延設部分157とを備えている。このような構
成の第1の反射材15は、例えば、薄板状のものから側
壁部分151、152、153を折り曲げて形成するこ
とができる。
【0079】また、本形態の照明装置10の導光板12
において、表示領域121とキーパッド領域122との
間には、表示領域121からキーパッド領域122に向
かう光を部分的に遮る位置に、スリット状の補助反射材
取り付け部126が形成されている。これに対して、第
1の反射材15からは、第1の反射材15と導光板12
とを重ねたときに、導光板12の補助反射材取り付け部
126に嵌まる突起156(補助反射材)が突き出てい
る。このような突起156は、薄板状のものを第1の反
射材15に接着固定することによって形成できる。その
他の構成は、実施の形態1と同様であるため、説明を省
略する。
【0080】このように構成した照明装置10でも、表
示領域121からキーパッド領域122に向かう光の一
部は、突起156よって反射されて表示領域121の液
晶装置400を照射するのに用いられるため、液晶装置
400は、十分な光量をもって照射される。それ故、液
晶装置400には、十分な光量の光が照射されるので、
品位の高いカラー表示を行なうことができるなど、実施
の形態1と同様な効果を奏する。
【0081】また、第1の反射材12によってキーパッ
ド領域122での反射を行うため、第1の反射材12と
別体の第2の反射材をキーパッド領域122の下面に重
ねる必要がないので、部品点数を削減できる。
【0082】[その他の実施の形態]なお、上記のいず
れの実施の形態でも、補助反射材が突起156として第
1の反射材15に一体に形成されていたが、第1の反射
材15とは別体の補助反射材を導光板12の補助反射材
取り付け部126に配置してもよく、このように構成し
た場合も、表示領域121を集中的に照明することがで
きる。
【0083】また、上記のいずれの実施の形態でも、表
示領域121に配置する電気光学装置として液晶装置を
用いたが、照明によって表示機能を果たすもの、あるい
は照明によって表示の品位が向上するものであれば、そ
の他の電気光学装置を用いてもよい。
【0084】さらに、上記のいずれの実施の形態でも、
携帯電話機1に本発明を適用した例を説明したが、その
他の電子機器に搭載される照明装置10に本発明を適用
してもよい。
【0085】さらにまた、上記のいずれの実施の形態で
も、導光板12において照明すべき領域が表示領域12
1とキーパッド領域122の例を説明したが、これに限
らず、導光板12において第1の照明領域と第2の照明
領域が設定され、これらの照明領域のうち、第1の照明
領域を集中して照明したい照明装置10であれば、いか
なる照明装置に本発明を適用してもよい。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る照明
装置および電子機器では、光源から出射された光は、導
光板に入射し、第1の反射材の側壁部分などで反射しな
がら第1の照明領域に照射される。また、第1の照明領
域から第2の照明領域に向かう光は、一部が補助反射材
によって第1の照明領域に向けて反射し、残りの光は、
第2の照明領域に向かって進んで第2の照明領域を照射
する。従って、共通の光源で第1の照明領域を照明でき
るとともに、第2の照明領域も照明できる。さらに、第
1の照明領域から第2の照明領域に向かう光の一部は、
補助反射材によって第1の照明領域に向けて反射し、こ
の第1の照明領域を照明するのに用いられるため、第1
の照明領域には、十分な光量の光が照射される。よっ
て、第1の照明領域については、カラー液晶装置を配置
して表示領域として用い、第2の照明領域については、
キーボタンを配置してキーパッド領域として用いれば、
カラー液晶装置には、光量が十分な光が照射されるの
で、品位の高いカラー表示を行なうことができるととも
に、キーパッド領域に配置されたキーボタンを適度に照
明することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される電子機器の一例である携帯
電話機の外観を示す斜視図である。
【図2】図1に示す携帯電話機の要部の構成を示す分解
斜視図である。
【図3】図1に示す携帯電話機において、回路基板、第
1の反射材、第2の反射材、導光板、光拡散シート、液
晶装置を重ねた状態を示す縦断面図である。
【図4】図1に示す携帯電話機において、第1の反射材
に導光板を重ねた状態を示す平面図である。
【図5】図1に示す携帯電話機に用いた液晶装置の斜視
図である。
【図6】図5に示す液晶装置の分解斜視図である。
【図7】図5に示す液晶装置を図5のI−I′線で切断
したときのI′側の端部の断面図である。
【図8】本発明の実施の形態2に係る携帯電話機に用い
た照明装置のうち、導光板の補助反射材取り付け部、お
よび第1の反射材に形成された補助反射材としての突起
を拡大して示す説明図である。
【図9】本発明の実施の形態3に係る携帯電話機に用い
た照明装置において、第1の反射材に導光板を重ねた状
態を示す平面図である。
【図10】本発明の実施の形態4に係る携帯電話機に用
いた照明装置において、第1の反射材に導光板を重ねた
状態を示す平面図である。
【図11】本発明の実施の形態5に係る携帯電話機に用
いた照明装置において、第1の反射材に導光板を重ねた
状態を示す平面図である。
【図12】本発明の実施の形態6に係る携帯電話機の要
部を示す分解斜視図である。
【図13】本発明の実施の形態7に係る携帯電話機の要
部を示す分解斜視図である。
【図14】従来の携帯電話機の要部の構成を示す分解斜
視図である。
【図15】図14に示す携帯電話機において、回路基
板、第1の反射材、第2の反射材、導光板、光拡散シー
ト、液晶装置を重ねた状態を示す縦断面図である。
【図16】図14に示す携帯電話機において、第1の反
射材に導光板を重ねた状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 携帯電話機 2 表示部 3 操作部 4 スピーカ穴 5 マイク穴 6 下ケース 7 回路基板 8 光拡散シート 9 上ケース 10 照明装置 11 光源 12 導光板 15 第1の反射材 17 第2の反射材 90、120、170 ボタン穴 101 キーボタン 121 表示領域(第1の照明領域) 122 キーパッド領域(第2の照明領域) 123 導光板の凹部 124 導光板の底壁 125 導光板の貫通穴 126 補助反射材取り付け部 151、152、153 第1の反射材の側壁部分 154 第1の反射材の底壁部分 155、159 第1の反射材の貫通穴 156 突起(補助反射材) 400 液晶装置(電気光学装置) 407R、407G、407B カラーフィルタ 404 液晶 410 第1の透明基板 412、422 配向膜 418、428 基板辺 411 第1の端子形成領域 420 第2の透明基板 421 第2の端子形成領域 425 透明基板が張り出す部分 426 平坦化膜 430 シール材 435 液晶封入領域 440 第1の電極パターン 450 第2の電極パターン 461、462 偏光板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/02 H05K 5/02 Z 5K023 1/22 H04B 7/26 V 5K067 H05K 5/02 G02F 1/1335 530 Fターム(参考) 2H038 AA55 BA06 2H088 EA02 EA61 MA04 2H091 FA14Z FA23Z FA41Z LA16 LA18 MA10 4E360 AA02 AB14 AB42 EA24 EA28 ED03 GA36 GB26 5G435 AA18 BB12 CC12 EE23 EE26 FF03 FF08 LL07 LL09 5K023 AA07 BB11 DD06 GG08 HH07 HH08 LL06 MM00 MM25 QQ05 5K067 AA34 EE02 FF24 KK17

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の照明領域と第2の照明領域とが隣
    接して一体に形成された導光板と、該導光板の前記第1
    の照明領域側で前記導光板に光を入射させる光源と、前
    記第1の照明領域の周りのうち、前記第2の照明領域が
    位置する側を除く三方を囲む側壁部分を備える第1の反
    射材とを有する電子機器において、 前記導光板には、前記第1の照明領域から前記第2の照
    明領域の側に向けて出射される光を部分的に遮る位置に
    補助反射材取り付け部が形成され、 該補助反射材取り付け部には、前記第1の照明領域から
    当該補助反射材取り付け部に向かってくる光を前記第1
    の照明領域に向けて反射する補助反射材が配置されてい
    ることを特徴とする照明装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記補助反射材は、
    前記第1の反射材と一体に形成されていることを特徴と
    する照明装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記補助反射材が前
    記補助反射材取り付け部に配置されていることにより、
    前記導光板と前記第1の反射材とが位置決めされている
    ことを特徴とする照明装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    前記補助反射材取り付け部は、前記第1の照明領域と前
    記第2の照明領域との境界部分に沿って延びた補助反射
    材挿入穴であり、前記補助反射材は、前記補助反射材挿
    入穴に嵌まっていることを特徴とする照明装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    前記補助反射材取り付け部は、前記第1の照明領域と前
    記第2の照明領域との境界部分に沿って配置された複数
    の補助反射材挿入穴であり、前記補助反射材は、前記補
    助反射材挿入穴の各々に嵌まっていることを特徴とする
    照明装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    前記補助反射材取り付け部は、前記第1の照明領域と前
    記第2の照明領域との境界部分で前記導光板の幅を部分
    的に括れさせている切欠きであり、前記補助反射材は、
    前記切欠きに嵌まっていることを特徴とする照明装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    前記補助反射材取り付け部は、前記第1の照明領域より
    前記第2の照明領域の幅を狭くするように前記導光板に
    形成された段差部分であり、前記補助反射材は、前記段
    差部分に配置されていることを特徴とする照明装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかにおいて、
    前記補助反射材取り付け部の前記第1の照明領域の側に
    位置する端面、および前記補助反射材の前記第1の照明
    領域の側に位置する端面には、互いに嵌まり合う凹凸が
    形成されていることを特徴とする照明装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれかにおいて、
    前記第1の反射材は、前記側壁部分と、前記第1の照明
    領域の下面に重ねられる底壁部分と有し、 前記第2の照明領域には、前記第1の反射材と別体の第
    2の反射材が重ねられていることを特徴とする照明装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし8のいずれかにおい
    て、前記第1の反射材は、底壁部分のない枠形状を有
    し、 前記第1の照明領域および前記第2の照明領域の下面に
    は、前記第1の反射材と別体の第2の反射材が重ねられ
    ていることを特徴とする照明装置。
  11. 【請求項11】 請求項9または10において、前記第
    2の反射材は、シート状であることを特徴とする照明装
    置。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし8のいずれかにおい
    て、前記第1の反射材は、前記側壁部分と、前記第1の
    照明領域の下面に重ねられる底壁部分と、前記第2の照
    明領域の下面に重なるように延設された延設部分とを備
    えていることを特徴とする照明装置。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし12のいずれかに規定
    する照明装置を用いた電子機器であって、前記第1の照
    明領域は、前記光源からの光によって所定の表示を行う
    電気光学装置が配置された表示領域であり、前記第2の
    照明領域は、複数のキーボタンが配置されたキーパッド
    領域であることを特徴とする電子機器。
  14. 【請求項14】 請求項13において、前記キーパッド
    領域には、透光性を有する前記キーボタンが配置される
    複数のボタン穴が形成されていることを特徴とする電子
    機器。
  15. 【請求項15】 請求項13または14において、前記
    電気光学装置は、液晶装置であることを特徴とする電子
    機器。
  16. 【請求項16】 請求項15において、前記液晶装置
    は、カラー液晶装置であることを特徴とする電子機器。
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