JP2002077825A - データ伝送方法とデータ伝送装置およびデータ記録方法とデータ再生方法とデータ記録再生装置 - Google Patents

データ伝送方法とデータ伝送装置およびデータ記録方法とデータ再生方法とデータ記録再生装置

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JP2002077825A
JP2002077825A JP2000261589A JP2000261589A JP2002077825A JP 2002077825 A JP2002077825 A JP 2002077825A JP 2000261589 A JP2000261589 A JP 2000261589A JP 2000261589 A JP2000261589 A JP 2000261589A JP 2002077825 A JP2002077825 A JP 2002077825A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】編集結果を高速かつ効率良く伝送する。 【解決手段】ファイルマネジャ402に登録されている
編集結果を示す再生情報に基づき、入出力制御化リオ2
05によってストレージ部30から素材データを読み出
して1ファイル化する。再生情報は素材データの再生条
件および素材データの再生動作を制御する情報を有する
ものとして、この再生情報を、1ファイル化された素材
データに対応した再生情報に変換する。変換後の再生情
報と1ファイル化された素地データをデータ送信回路2
04からSDTI−CPの伝送パケットとして出力す
る。伝送パケットを受信したときには、1ファイル化さ
れた素材データを入出力制御回路205によってストレ
ージ部30に書き込む。また、再生情報を動作管理部4
0のファイルマネジャ402に登録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、データ伝送方法
とデータ伝送装置およびデータ記録方法とデータ再生方
法とデータ記録再生装置に関する。詳しくは、記録媒体
に記録されている素材データから編集処理後の順序で素
材データを読み出すための再生情報、あるいは再生情報
と再生情報で示される素材データをSDTI−CPフォ
ーマットで伝送するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、複数の映像/音声データを同時に
記録あるいは再生したり、記録しながら再生できる記録
再生装置の要求が高まっている。そして、この要求を満
たすため、ランダムアクセス可能な記録媒体例えば磁気
や光を利用したディスクを用いて、映像/音声データ等
を記録再生できるAV(Audio and/or Video)サーバと呼
ばれる装置が普及しつつある。また、放送局等では、素
材を記録したサーバや番組やコマーシャル等を送出する
ためのサーバなど複数のサーバが用いて映像/音声デー
タ等を記録再生するだけでなく、素材を記録したサーバ
から映像/音声データを編集装置によって読み出すと共
に編集処理を行い、編集処理後の映像/音声データ等を
送出用のサーバに記録させることも行われている。
【0003】また編集装置では、素材を再生するための
情報として、再生するデータのファイル名や記録位置お
よび再生時間等を示す再生情報を生成することで、映像
/音声データを記録し直さなくとも、蓄積されている映
像/音声データから再生情報に基づいて映像/音声デー
タを読み出して再生することにより、編集後の映像/音
声データを出力することができるようになされている。
このため、アーカイブを作成したり素材のデータを有し
てないサーバに編集結果を伝送する場合には、再生情報
と素材データを伝送することが行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、再生情報と
素材データを伝送する場合に、SMPTE−259M
「10-bit 4:4:2 Component and 4fsc NTSC Composite D
igital Signals-Serial Digital Interface」(以下
「SDIフォーマット」という)のディジタル信号シリ
アル伝送フォーマットを用いたときには、伝送されるデ
ータが非圧縮データであることから、伝送に時間を要し
てしまう。
【0005】また、素材データを例えばMPEG(Movin
g Picture Experts Group)方式で圧縮して伝送するもの
とした場合、例えば1GOP(Group of Pictures)が2
フレームとされていると共に、画像予測が2つのGOP
にまたがっているようなフォーマットのデータでは、編
集された素材データを伝送する場合、図15Aに示す圧
縮された映像データに対して編集ポイントが設定され
て、GOP-k以降の映像データを用いるものとされたと
き、GOP-kのデータをデコードする際にGOP-(k-1)
のデータが必要とされるときには、図15Bに示すよう
にGOP-(k-1)のデータものりしろGOPとして伝送し
なければ、正しくデコードを行うことができない。この
ため、編集ポイントが多くなると、編集ポイントの前や
後のGOPであるのりしろGOPも多くなることから、
再生情報と素材データの伝送処理が複雑となると共に伝
送するデータ量も増加してしまう。
【0006】そこで、この発明では、編集結果を高速か
つ効率良く伝送できるデータ伝送方法とデータ伝送装置
およびデータ記録方法とデータ再生方法とデータ記録再
生装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデータ伝
送方法は、映像フレームの各1ラインの区間が、終了同
期符号領域と、補助データ領域と、開始同期符号領域
と、素材用アイテムのデータや、素材用アイテムのデー
タに関する情報を有するシステムアイテムのデータが挿
入されるペイロード領域と、で構成されるシリアルデー
タトランスファーインタフェースの伝送パケットを伝送
するデータ伝送方法において、記録媒体に記録されてい
る素材データから所望のデータを読み出すための再生情
報をペイロード領域のアイテムに挿入して伝送するもの
である。
【0008】また、データ伝送装置は、映像フレームの
各1ラインの区間が、終了同期符号領域と、補助データ
領域と、開始同期符号領域と、素材用アイテムのデータ
や、素材用アイテムのデータに関する情報を有するシス
テムアイテムのデータが挿入されるペイロード領域と、
で構成されるシリアルデータトランスファーインタフェ
ースの伝送パケットを伝送するデータ伝送装置におい
て、記録媒体に記録されている素材データから所望のデ
ータを再生するための再生情報をペイロード領域のアイ
テムに挿入する制御手段を有するものである。
【0009】データ再生方法は、ランダムアクセス可能
な記録媒体に記録されている素材データから所望のデー
タを再生するための再生情報に基づいて、記録媒体から
素材データを割り当てられた処理期間で読み出すものと
し、映像フレームの各1ラインの区間が、終了同期符号
領域と、補助データ領域と、開始同期符号領域と、素材
用アイテムのデータや、素材用アイテムのデータに関す
る情報を有するシステムアイテムのデータが挿入される
ペイロード領域と、で構成されるシリアルデータトラン
スファーインタフェースの伝送パケットの、ペイロード
領域のアイテムに、再生情報とデータ読み出し手段で読
み出した素材のデータを挿入して出力するものである。
【0010】データ記録方法は、映像フレームの各1ラ
インの区間が、終了同期符号領域と、補助データ領域
と、開始同期符号領域と、素材用アイテムのデータや、
素材用アイテムのデータに関する情報を有するシステム
アイテムのデータが挿入されるペイロード領域と、で構
成されるシリアルデータトランスファーインタフェース
の伝送パケットの、ペイロード領域のアイテムに、素材
データと素材データの再生動作を制御する再生情報が挿
入されて供給されたときには、素材データを、割り当て
られた処理期間でランダムアクセス可能な記録媒体に書
き込むものとし、記録媒体に記録された素材データを管
理する管理手段に再生情報を登録するものである。
【0011】データ記録再生装置は、ランダムアクセス
可能な記録媒体から割り当てられた処理期間で記録媒体
に記録されている時間順の素材データを読み出し、ある
いは記録媒体に割り当てられた処理期間で時間順の素材
データを記録するデータ記録再生装置において、記録媒
体に記録されている素材データの記録位置を管理すると
共に、記録媒体に記録されている素材データから所望の
データを再生するための再生情報を保持する管理手段
と、管理手段に保持された再生情報に基づいて、記録媒
体から素材データを読み出すデータ読み出し手段と、映
像フレームの各1ラインの区間が、終了同期符号領域
と、補助データ領域と、開始同期符号領域と、素材用ア
イテムのデータや、素材用アイテムのデータに関する情
報を有するシステムアイテムのデータが挿入されるペイ
ロード領域と、で構成されるシリアルデータトランスフ
ァーインタフェースの伝送パケットの、ペイロード領域
のアイテムに、再生情報とデータ読み出し手段で読み出
した素材のデータを挿入して伝送するデータ伝送手段と
を有するものである。また、記録媒体に記録されている
素材データの記録位置を管理すると共に、記録媒体に記
録されている素材データから所望のデータを再生するた
めの再生情報を保持する管理手段と、映像フレームの各
1ラインの区間が、終了同期符号領域と、補助データ領
域と、開始同期符号領域と、素材用アイテムのデータ
や、素材用アイテムのデータに関する情報を有するシス
テムアイテムのデータが挿入されるペイロード領域と、
で構成されるシリアルデータトランスファーインタフェ
ースの伝送パケットを受信する受信手段と、素材データ
と共に、素材データの再生条件や素材データの再生動作
を制御する再生情報がペイロード領域のアイテムに挿入
されて供給されたときには、供給された再生情報を管理
手段に登録する制御手段とを有するものである。
【0012】この発明においては、ランダムアクセス可
能な記録媒体から割り当てられた処理期間を利用して再
生情報で示された素材データが読み出されて1ファイル
化される。また、再生情報は素材データの再生条件や素
材データの再生動作を制御する情報を有しており、この
再生情報は、1ファイル化された素材データに対応した
再生情報に変換されたのち、1ファイル化された素地デ
ータと共にSDTI−CPフォーマットの伝送パケット
として伝送される。また、この伝送パケットを受信した
ときには、1ファイル化された素材データがランダムア
クセス可能な記録媒体に、割り当てられた処理期間を利
用して書き込まれる。また、再生情報は、記記録媒体に
記録されている素材データの記録位置を管理すると共
に、記録媒体に記録されている素材データから所望のデ
ータを再生するための再生情報を保持する管理手段に登
録される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態について説明する。図1は、データ記
録再生装置、例えばAVサーバの構成を示しており、A
Vサーバは、入出力処理部20とストレージ部30およ
び動作管理部40で構成される。
【0014】入出力処理部20は複数設けることが可能
とされており、この入出力処理部20は、外部から供給
された所定のフォーマットの伝送パケットから、時間順
の素材データである番組等の圧縮されている映像データ
や非圧縮あるいは圧縮されている音声データを分離し
て、この映像/音声データをストレージ部30に記録す
る。また時間順の素材データと共に供給された情報デー
タは動作管理部40に供給する。また、入出力処理部2
0では、ストレージ部30に記録されている映像/音声
データおよび動作管理部40から情報データを読み出し
て外部に出力する。なお、映像/音声データおよび情報
データの書き込みや読み出しはバス50を介して行われ
る。
【0015】時間順の素材データ等の伝送では、例えば
SDIフォーマットを利用して圧縮データ等も伝送する
ための規格SMPTE−305M「Serial Data Transp
ortInterface」((以下「SDTIフォーマット」とい
う)に基づき、このSDTIフォーマットのペイロード
部でコンテントパッケージを伝送するSDTI−CP(C
ontent Package)フォーマットを用いるものとする。
【0016】SDTI−CPでは、番組の本質的なデー
タ例えばビデオやオーディオの素材をエッセンス(Essen
ce)とし、エッセンスの内容例えば番組のタイトルやビ
デオ方式(NTSCあるいはPAL)およびオーディオ
サンプリング周波数等の情報をメタデータ(Metadata)と
する。このエッセンスとメタデータからコンテントエレ
メント(Content Element)を構成して、さらに複数のコ
ンテントエレメントを用いて映像や音声のコンテントア
イテム(Content Item)を生成して、複数のコンテントア
イテムやコンテントエレメントからコンテントパッケー
ジ(Content Package)を構成し、このコンテントパッケ
ージをSDTIフォーマットのペイロード部を利用して
伝送するものである。なお、SDTI−CPの詳細につ
いては後述する。
【0017】入出力処理部20のデータ受信回路201
では、SDTI−CPフォーマットの伝送パケットを受
信したとき、アイテム毎にデータを分離してバッファメ
モリ202や入出力制御回路205に供給する。バッフ
ァメモリ202に保持されたデータは、後述する動作管
理部40のタイミングマネジャ401によって割り当て
られた処理期間であるタイムスロットを利用して、入出
力制御回路205によってストレージ部30に記録され
る。また、割り当てられたタイムスロットの期間を利用
して、入出力制御回路205によってストレージ部30
から読み出されたデータはバッファメモリ203に供給
されて保持される。
【0018】さらに、編集処理によって生成された再生
情報等の情報データも、割り当てられたタイムスロット
の期間を利用して入出力制御回路205からファイルマ
ネジャ402に供給され、あるいはファイルマネジャ4
02から入出力制御回路205に供給される。
【0019】入出力制御回路205では、バッファメモ
リ203に保持されているデータに関する情報や、ファ
イルマネジャ402から供給された情報データ等に基づ
いて、後述するシステムアイテムのデータを生成してデ
ータ送信回路204に供給する。
【0020】データ送信回路204では、バッファメモ
リ203に保持されたデータや入出力制御回路205か
ら供給されたシステムアイテムのデータに基づいて、S
DTI−CPのフォーマットの伝送パケットを生成し、
この伝送パケットのパラレル/シリアル変換および伝送
路符号化を行いシリアルデータとして出力する。
【0021】ストレージ部30は、ランダムアクセスが
可能な記録媒体を用いた記録再生装置、例えばPatters
on等によって1988年に発表された論文(“A Case f
or Redundant Arrays of Inexpensive Disks(RAI
D)”,ACM SIGMOND Conference,Chicago,II
I,Jun.1-3,1988.)に提唱されているようにハードディ
スク装置を複数台用いて構成されたRAID(Redundan
t Arrays of InexpensiveDisks)が用いられている。こ
のストレージ部30では、入出力処理部20から供給さ
れた映像や音声データを記録する。なお、ランダムアク
セスが可能な記録媒体は光ディスクや半導体メモリ等で
あっても良いことは勿論でる。
【0022】動作管理部40のタイミングマネジャ40
1では、バス50の使用権を時分割してタイムスロット
を設定することにより各入出力処理部20に対する処理
期間を割り当てる。このため、入出力処理部20がバス
50に複数接続されていても、各入出力処理部20で正
しく映像/音声データの書き込みや読み出しを行うこと
ができる。
【0023】ファイルマネジャ402では、ストレージ
部30にどのようなデータが記録されているかファイル
管理情報を生成して管理する。また、入出力処理部20
を介して供給された再生情報を保持する。また、エフェ
クトマネジャ403には操作パネル(図示せず)が接続
されて、操作パネルの操作に応じてAVサーバを動作さ
せる。
【0024】ここで、ストレージ部30に記録された映
像や音声データのファイル管理について説明し、その後
再生情報について説明する。
【0025】ファイル管理情報は、いわゆるリンクト・
リスト(linked list) の形式のリスト(レコードエント
リ)として作成されている。図2はファイルマネジャ4
02で生成されたファイル管理情報を示す図である。フ
ァイル管理情報は、ファイル単位での特有の情報を管理
するためのファイルエントリEF、ストレージ部30内
での実記録位置などを管理するためのレコードエントリ
ER、およびストレージ部30内での空き領域などを管
理するためのフリースペースエントリFS等から構成さ
れる。また、ファイルエントリEFやレコードエントリ
ERは、ファイルマネジャ402で複数個管理できるよ
うにされている。
【0026】図3は、ファイル管理情報の各エントリの
構成を示している。ファイルエントリEFは、ファイル
毎に特有の名前を示すための「ファイル名」と、当該フ
ァイル名に対する最初のレコードエントリへのリンクを
示す「最初のレコードエントリのリンク」とを有してい
る。ここで、レコードとはストレージ部30の媒体上で
連続記録されるデータの一まとまりのことである。
【0027】レコードエントリERは、ストレージ部3
0における1つのレコードの実記録開始位置を示す「先
頭位置データ」と、当該レコードのデータの実記録サイ
ズを示す「記録長データ」、次のレコードエントリを示
す「次のレコードエントリへのリンク」を有している。
ここで、「次のレコードエントリのリンク」のリンクデ
ータが終了値(END) である場合には、このレコード
エントリが最終レコードエントリであることが示され
る。なお、レコードエントリには、当該レコードのデー
タを削除してもよいか否か等の情報を示す「制御フラ
グ」等も必要に応じて設けられて、例えば制御フラグが
「ON」のときレコードエントリで示されるデータが削
除可能であり、「OFF」のとき削除不可能であること
がそれぞれ示される。また制御フラグを「MUTE」と
して、データの再生を許可しないものとすることもでき
る。
【0028】フリースペースエントリFSは、当該フリ
ースペースの開始位置を示す「先頭位置データ」と、当
該フリースペースのサイズを示す「サイズデータ」、次
の空き領域のフリースペースを示す「次のフリースペー
スのリンク」とを有している。
【0029】図4は、あるファイルにおいて、ファイル
エントリおよびレコードエントリが、どのように生成さ
れるかを示す図である。例えばファイル名「FILE
1」のデータが図4Aに示すように、ストレージ部30
内の3つの場所に「FILE1-1」「FILE1-2」
「FILE1-3」として分割されて記録された場合につ
いて説明する。
【0030】ここで、図4Bに示すように、ファイル名
の領域が「FILE1」でレコードエントリヘのリンク
の領域が最初の「レコードエントリRE1へのリンク」
を示すファイルエントリFEを生成する。
【0031】次に、最初のレコードエントリRE1で
は、ファイル名「FILE1」のデータが位置「WP
1」から記録サイズ「TL1」だけ連続して記録されてい
ることから、「先頭位置データ」を「WP1」、「記録
長データ」を「TL1」に設定する。さらに、ファイル
名「FILE1」のデータは、レコードエントリRE1
で示されるデータで完了するものでないことから、レコ
ードエントリRE2を作成すると共に、このレコードエ
ントリRE1の「次のレコードエントリのリンク」の領
域には、「レコードエントリRE2へのリンク」を設定
する。
【0032】レコードエントリRE2では、レコードエ
ントリRE1で示されるデータに続けて、ファイル名
「FILE1」のデータが位置「WP2」から記録サイ
ズ「TL2」だけ連続して記録されていることから、
「先頭位置データ」を「WP2」、「記録長データ」を
「TL2」に設定する。さらに、ファイル名「FILE
1」のデータは、レコードエントリRE2で示されるデ
ータで完了するものでないことから、レコードエントリ
RE3を作成すると共に、このレコードエントリRE2
の「次のレコードエントリのリンク」の領域には、「レ
コードエントリRE3へのリンク」を設定する。
【0033】レコードエントリRE3では、レコードエ
ントリRE2で示されるデータに続けて、ファイル名
「FILE1」のデータが位置「WP3」から記録サイ
ズ「TL3」だけ連続して記録されていることから、
「先頭位置データ」を「WP3」、「記録長データ」を
「TL3」に設定する。さらに、ファイル名「FILE
1」のデータは、レコードエントリRE3で示されるデ
ータで完了することから、レコードエントリRE3の
「次のレコードエントリのリンク」の領域には、「終了
値(END)」を設定する。
【0034】このようにして、ファイル名「FILE
1」のデータの記録位置を示すファイルエントリFEと
レコードエントリRE1,RE2,RE3を生成でき
る。また、ファイル名「FILE1」のデータを読み出
す際には、ファイル名「FILE1」のファイルエント
リから最初のレコードエントリを判別すると共に、この
最初のレコードエントリおよび順次リンクするレコード
エントリの「先頭位置データ」および「記録長データ」
に基づいて、ストレージ部30からデータの読み出しを
行うことで、ファイル名「FILE1」のデータの記録
位置が不連続であっても正しく読み出すことができる。
【0035】ここで、AVサーバに蓄積されている素材
の編集を行う場合、編集機側から素材が指定されると、
この指定された素材のファイル管理情報に基づき、素材
の映像や音声データをAVサーバから編集機側に転送す
る。
【0036】編集機側では、編集処理を行い再生情報を
生成する。この再生情報は、図5に示すように、ファイ
ル名とそのファイルの再生開始位置と再生終了位置、お
よび再生動作に関する情報や圧縮されている素材データ
を伸長して得られたデータの再生条件等を示す情報から
構成されており、編集処理後の素材の実データを有しな
い仮想データファイルである。この再生情報とファイル
管理情報に基づいてAVサーバのストレージ部30から
素材データを読み出すことで、編集処理後の素材データ
を出力させることができる。
【0037】例えば、図5に示す再生情報に基づいて再
生動作が開始されたとき、再生情報では、ファイル名が
「FILE1」であると共に、ファイルの再生開始位置
Paと再生終了位置Pbが指示されていることから、ファ
イル管理情報を利用して、図6に示すようにファイル
「FILE1」の先頭位置「WP1」から「Pa」が経過
した位置「WPa」以降の素材データの読み出しが行わ
れて再生動作が開始されると共に、「Pa」から「Pb」
までのデータが再生が行われた位置「WPb」で素材デ
ータの読み出しが停止されて再生動作が終了される。
【0038】図7は、再生情報の具体例を示しており、
この再生情報に基づいて再生動作を行うものとすると、
映像については、「FILE A」のデータの1分〜2
分までが最初に再生されると共に、このとき映像信号の
再生条件はゲインが−6dbに設定される。次に、「F
ILE B」のデータの2分〜3分までが再生される。
その後、ファイル名「MUTE」によって再生動作が制
御されて1分間のミュート動作が行われる。次に、「F
ILE C」のデータの3分〜4分までが、色差信号の
ゲインを−6dbに設定して再生が行われる。その後
「FILE C」の最終画面が4分間表示されて再生処
理を終了する。
【0039】音声の第1チャネルでは、「FILE
A」のデータの2分〜3分までが最初に再生されてフェ
ードアウト動作を行って「FILE A」の再生を完了
させる。その後1分間のミュート動作が行われたのち、
「FILE C」のデータの4分〜5分までが再生され
て処理を終了する。
【0040】また、音声の第2チャネルでは、「FIL
E A」のデータの2分〜3分までが最初に再生され
て、次に「FILE B」のデータの3分〜4分までが
再生されたのち、「FILE C」のデータの4分〜5
分までが再生されると共に、「FILE B」と「FI
LE C」のデータの切り換えではクロスフェード処理
が行われる。
【0041】次に、素材データの伝送で用いられるSD
TI−CPのフォーマットについて説明する。図8は、
SDTI−CPフォーマットを示している。例えばNT
SC525方式のディジタルビデオ信号の場合、各ライ
ンの第1ワードから第4ワードまでの4ワードは、SD
Iフォーマットの符号EAV(End of Active Video)
を格納する終了同期符号領域として用いられる。第5ワ
ードから第272ワードまでの268ワードは、補助デ
ータ領域(アンシラリデータ領域)として用いられ、ヘ
ッダ情報が格納される。
【0042】このヘッダ情報では、映像フレームのライ
ン番号やSAVからEAVまでのペイロード領域のワー
ド長がどのような設定とされているか、ペイロード領域
は固定長の形式のデータか可変長の形式のデータである
か、および送出側や受取側のアドレス等が示される。な
お、SDTI−CPフォーマットでは、圧縮されたビデ
オデータ(映像データ)をコンテントアイテムとして伝
送することから、ピクチャ毎にデータ量が異なり、ペイ
ロード領域は可変長の形式のデータとされる。
【0043】次に、第273ワードから第276ワード
までの4ワードは、符号SAV(Start of Active Vide
o)を格納する開始同期符号領域として用いられる。ま
た第277ワード以降はSDTIフォーマットのペイロ
ード領域に相当するものであり、この領域にコンテント
パッケージが挿入される。なお、図8において、括弧内
の数字はPAL625方式のビデオ信号の場合を示して
いる。
【0044】次に、図8のペイロード領域では、上述し
たようにビデオ等のアイテムの圧縮データがSDTIフ
ォーマットの可変長ブロックの形式としてパッケージ化
される。図9は可変長ブロックのフォーマットを示して
いる。「Separator」および「End Cod
e」は可変長ブロックの開始と終了を示すものである。
【0045】「Data Type」はパッケージ化さ
れているデータが、どのようなアイテムのデータである
かを示すものであり、「Data Type」の値は例
えばシステムアイテム(System Item)では「04h」、ピ
クチャアイテム(Picture Item)では「05h」、オーデ
ィオアイテム(Audio Item)では「06h」、他のデータ
であるAUXアイテム(Auxiliary Item)では「07h」
とされる。なお、1ワードは10ビットであり、例えば
「04h」に示すように8ビットであるときには、8ビ
ットがビットb7〜b0に相当する。また、ビットb7
〜b0の偶数パリティをビットb8として付加すると共
に、ビットb8の論理反転データをビットb9として付
加することにより10ビットのデータとされる。
【0046】「Word Count」では「Data
Block」のワード数を示しており、この「Dat
a Block」が各アイテムのデータである。ここ
で、各アイテムのデータは、ピクチャ単位例えばフレー
ム単位でパッケージ化されると共に、NTSC方式で
は、番組の切り替え位置が10ラインの位置に設定され
ていることから、NTSC方式では図8に示すように1
3ライン目からシステムアイテム、ピクチャアイテム、
オーディオアイテム、AUXアイテムの順に伝送され
る。
【0047】図10は、システムアイテムの構成を示し
ている。「System ItemType」と「Wo
rd Count」は可変長ブロックの「Data T
ype」と「Word Count」に相当する。1ワ
ードの「System Item Bitmap」で
は、例えばリードソロモン符号等のような誤り検出訂正
符号が加えられているか否かを示すフラグ、SMPTE
Labelの情報があるか否かを示すフラグ、Ref
erence Date/Time stamp、Cu
rrent Date/Time stampがシステ
ムアイテムにあるか否かを示すフラグ、ピクチャアイテ
ムやオーディオアイテムおよびAUXアイテムがシステ
ムアイテムの後にあるか否かを示すフラグ等が設けられ
ている。
【0048】1ワードの「Content Packa
ge Rate」では、1倍速動作における1秒当たり
のパッケージ数であるパッケージレート(Package Rate)
が示される。また、1ワードの「Content Pa
ckage Type」では、ストリーム内における当
該ピクチャ単位の位置を識別するための「Stream
States」フラグや、伝送パケットの伝送モー
ド、伝送パケットを伝送する際の伝送タイミングモード
が示される。
【0049】「Content Package Ty
pe」に続く2ワードの「Channel Handl
e」は、複数の番組のコンテントパッケージが多重化さ
れて伝送される場合に、各番組のコンテントパッケージ
を判別するためのものである。また、2ワードの「Co
ntinuity Count」は、16ビットのモジ
ュロカウンタであり、ストリームスイッチャ等によって
ストリームの切り替えがあるときには、このカウンタの
値を利用して切り替え点(編集点)の検出が可能とな
る。
【0050】「Continuity Count」の
後には、SMPTE LabelやReference
Date/TimeおよびCurrent Date
/Timeを示す「SMPTE Universal
Label」、「Reference Date/Ti
me stamp」、「Current Date/T
ime stamp」領域が設けられる。
【0051】そのあとに、「Package Meta
data Set」や「Picture Metada
ta Set」「Audio Metadata Se
t」「Auxiliary Metadata Se
t」領域が設けられる。なお、「Picture Me
tadata Set」「Audio Metadat
a Set」「Auxiliary Metadata
Set」は、対応するアイテムが「System I
tem Bitmap」のフラグによってコンテントパ
ッケージに内に含まれることが示されたときに設けられ
る。
【0052】この「Package Metadata
Set」領域では、番組タイトル等のコンテントパッ
ケージに関する情報が示される。「Picture M
etadata Set」「Audio Metada
ta Set」「Auxiliary Metadat
a Set」領域では、対応するビデオやオーディオあ
るいはAUXデータ等のパッケージ化されているアイテ
ムに関する情報が示される。
【0053】図11はシステムアイテムを除いたビデオ
やオーディオ等のアイテム(以下「素材用アイテム」と
いう)の構成を示している。各アイテムのブロック「I
tem Type」は、アイテムの種類を示しており、
ピクチャアイテムでは「05h」、オーディオアイテム
では「06h」、AUXデータアイテムでは「07h」と
される。「Item Word Count」ではこの
ブロックの終わりまでのワード数(可変長ブロックの
「Word Count」に相当)を示している。「I
tem Word Count」に続く「Item H
eader」では、「Element Data Bl
ock」の数が示される。この「ItemHeade
r」に続く「Element Data Block」
がアイテムのデータ領域とされる。
【0054】次に、AVサーバから編集結果を伝送する
際の動作について図12のフローチャートを用いて説明
する。ここで、編集結果の伝送はAVサーバの入出力処
理部20で行う。入出力処理部20の入出力制御回路2
05では、ステップST1で送信するファイルをオープ
ンしてステップST2に進む。
【0055】ステップST2では、オープンしたファイ
ルがファイルマネジャ402に登録されている再生情報
であるか否かを判別する。ここで、再生情報であると判
別されたときには、ステップST3に進む。また再生情
報であると判別されないときにはステップST6に進
む。
【0056】ステップST3では、再生情報で指定され
た素材データをストレージ部30から読み出して1ファ
イル化してステップST4に進む。ステップST4で
は、1ファイル化された素材データに合わせて再生情報
を変換する。
【0057】例えば、図7に示した再生情報のファイル
をオープンしたときには、再生情報で示された素材デー
タ「FILE A」,「FILE B」,「FILE C」
の映像および音声データを、割り当てられたタイムスロ
ットでストレージ部30から読み出して1つの実データ
ファイル「FILE E」とする。また、図7の再生情
報を実データファイル「FILE E」に合わせて変換
して、図13に示すように新たな再生情報のファイル
「FILE F」を生成する。すなわち、映像のデータ
では、「FILE E」のデータの最初から1分までが
「FILE A」のデータの1分〜2分に対応し、ゲイ
ンが−6dbとされる。「FILE E」のデータの1
分〜2分までが「FILE B」のデータの2分〜3分
に対応する。また音声の第1チャネルについては、「F
ILE E」のデータの最初から1分までが「FILE
A」のデータの2分〜3分に対応して、フェードアウト
動作を行って「FILE E」の再生を完了させる。そ
の後1分間のミュート動作が行われたのち、「FILE
E」のデータの1分〜2分までが「FILE C」のデ
ータの4分〜5分に対応する。以下同様に編集内容が同
一となるように再生情報を変換して、変換後の再生情報
をファイル「FILE F」としてステップST5に進
む。
【0058】ステップST5では、「FILE E」の
映像データを用いて「PICTURE ITEM」を生
成すると共に音声データを用いて「AUDIO ITE
M」を生成して、SDTI−CPフォーマットのペイロ
ード領域に挿入して伝送する。また再生情報のファイル
「FILE F」は、例えば「SYSTEM ITE
M」の「PACKAGE METADATA SET」
に入れて伝送する。また、再生情報の伝送では、再生情
報の映像のデータに関する情報を「PICTURE M
ETADATA SET」に入れて、音声のデータに関
する情報を「AUDIO METADATA SET」
に入れて伝送するものとしても良い。このステップST
5でデータの伝送処理が完了したときにはステップST
7に進む。
【0059】ステップST2からステップST6に進む
と、ステップST6では、オープンされたファイルのデ
ータを伝送する。すなわち、オープンされたファイルの
映像データを用いて「PICTURE ITEM」を生
成すると共に音声データを用いて「AUDIO ITE
M」を生成して、SDTI−CPフォーマットのペイロ
ード領域に挿入して伝送する。
【0060】ステップST7では、伝送したファイルを
クローズして、データの転送処理を完了する。
【0061】次に、受信側での動作について図14のフ
ローチャートを用いて説明する。入出力制御回路205
では、ステップST11で受信するファイルをオープン
したのちステップST12でデータ受信を行う。次にス
テップST13では、再生情報のファイルを受信したか
否かを判別して、再生情報のファイルを受信したときに
はステップST14に進み、受信していないときにはス
テップST15に進む。
【0062】ステップST14では、受信した素材デー
タのファイル「FILE E」を、割り当てられたタイ
ムスロットでストレージ部30に書き込むと共に、この
ストレージ部30に書き込まれたファイル「FILE
E」を参照できるように、受信した再生情報のファイル
「FILE F」をファイルマネジャ402に登録して
ステップST16に進む。なお、素材データのファイル
「FILE E」をストレージ部30に記録した場合、
ファイルマネジャ402では素材データのファイル「F
ILE E」に対するファイル管理情報の生成を行い、
このファイル管理情報に基づいて、素材データのファイ
ル「FILE E」を読み出し可能とする。
【0063】ステップST15では、受信した素材デー
タをストレージ部30に書き込むと共に、ファイルマネ
ジャ402では、この書き込んだ素材データに対するフ
ァイル管理情報を生成して保持する。
【0064】ステップST14およびステップST15
からステップST16に進むと、ステップST16で
は、受信したデータのファイルをクローズして受信処理
を終了する。
【0065】このように、再生情報によって指定された
素材データを1つのファイルとすると共に、この再生情
報を1つのファイルとされた素材データに対応する再生
情報に変換して、再生情報と1ファイル化された素材デ
ータを、圧縮データの伝送を可能とするSDTI−CP
フォーマットの伝送パケットとして伝送することで、高
速に編集結果を伝送することができる。
【0066】また、再生情報によって指定された素材デ
ータが1ファイル化されているので、のりしろGOP等
の余分なデータを伝送する必要がなく、効率良く簡単に
伝送処理を行うことができる。
【0067】このため、例えばメインサーバからローカ
ルサーバに編集済みの素材データを配信する場合や、メ
インサーバに蓄積されている編集済みの素材データをア
ーカイバに供給する場合等において、速やかに編集済み
の素材データを伝送することが可能となる。また、素材
データを圧縮した状態のまま伝送できるので、A/Vサ
ーバに圧縮されて蓄積されている映像データを伝送する
際に、デコード処理を行ってベースバンドのデータに戻
して伝送処理を行い、このベースバンドのデータに対し
てエンコード処理を行って圧縮データとする処理が不要
であり、デコード処理やエンコード処理によって生ずる
画質の劣化を防止できる。
【0068】また、受信側の機器に素材データが既に蓄
積されているときには、再生情報のみをSDTI−CP
フォーマットの伝送パケットとして伝送するものとして
も良い。この場合、再生情報を高速伝送することができ
ると共に、再生情報には再生条件や再生動作に関する情
報も含まれていることから、再生条件に応じた素材デー
タを生成してから伝送しなくとも、既に蓄積されている
圧縮されている素材データを用いて、編集時に指定され
た再生条件で素材を再生することもできる。
【0069】
【発明の効果】この発明によれば、記録媒体に記録され
ている素材データから所望のデータを読み出すための再
生情報がペイロード領域のアイテムに挿入されて伝送さ
れる。また、ランダムアクセス可能な記録媒体に記録さ
れている素材データから所望のデータを再生するための
再生情報に基づいて、記録媒体から素材データを割り当
てられた処理期間で読み出されて、シリアルデータトラ
ンスファーインタフェースのペイロード領域のアイテム
に、再生情報と読み出された素材データが挿入されて出
力される。このため、編集結果の伝送を高速かつ効率よ
く簡単に行うことができる。
【0070】また再生情報は、素材データの再生条件や
素材データの再生動作を制御する情報を有しているの
で、再生条件に応じた素材データを生成してから伝送し
なくとも、編集結果に基づいた再生動作を行わせること
ができる。
【0071】また、記録媒体から読み出された素材デー
タが1ファイル化されると共に、再生情報が1ファイル
化された素材データに対応するように変換されて伝送さ
れるので、編集後の素材データの伝送や管理を容易に行
うことができると共に、変換後の再生情報によって、伝
送された素材データを正しく再生することができる。
【0072】さらに、素材データと素材データの再生動
作を制御する再生情報が供給されたときには、素材デー
タが、割り当てられた処理期間でランダムアクセス可能
な記録媒体に書き込まれると共に、再生情報は記記録媒
体に記録された素材データを管理する管理手段に登録さ
れる。このため、管理手段に登録された再生情報に従っ
て、記録媒体に記録されている素材データを読み出すこ
とで、編集処理後の素材データの出力を受信側の機器で
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るデータ記録再生装置の構成を示
す図である。
【図2】ファイル管理情報を示す図である。
【図3】ファイル管理情報の各エントリの構成を示す図
である。
【図4】ファイルエントリとレコードエントリの生成を
説明するための図である。
【図5】再生情報を示す図である。
【図6】再生情報に基づいた再生動作を説明するための
図である。
【図7】再生情報の具体例を示す図である。
【図8】SDTI−CPフォーマットを説明するための
図である。
【図9】可変長ブロックのフォーマットを示す図であ
る。
【図10】システムアイテムの構成を示す図である。
【図11】システムアイテムを除く他のアイテムの構成
を示す図である。
【図12】送信側の動作を示すフローチャートである。
【図13】新たに生成された再生情報を示す図である。
【図14】受信側の動作を示すフローチャートである。
【図15】従来の編集された素材データの伝送動作を説
明するための図である。
【符号の説明】
20・・・入出力処理部、30・・・ストレージ部、4
0・・・動作管理部、50・・・バス、201・・・デ
ータ受信回路、202,203・・・バッファメモリ、
204・・・データ送信回路、205・・・入出力制御
回路、401・・・タイミングマネジャ、402・・・
ファイルマネジャ、403・・・エフェクトマネジャ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/08 H04N 7/08 Z 7/081 Fターム(参考) 5C053 FA14 FA23 FA30 GB08 GB21 GB37 JA01 JA26 JA30 LA15 5C063 AB03 AB07 AC01 AC10 CA23 DB10 5D044 AB05 AB07 BC01 CC04 EF03 EF05 FG10 FG18 HL11 HL14 5D077 AA22 AA38 BA18 CA02 DC11 DC18 DE05 DE13 EA33 EA34 5D110 AA13 AA27 AA29 BB29 DA11 DA15 DB05 DB09 DC15 DE04

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像フレームの各1ラインの区間が、終
    了同期符号領域と、補助データ領域と、開始同期符号領
    域と、素材用アイテムのデータや、前記素材用アイテム
    のデータに関する情報を有するシステムアイテムのデー
    タが挿入されるペイロード領域と、で構成されるシリア
    ルデータトランスファーインタフェースの伝送パケット
    を伝送するデータ伝送方法において、 記録媒体に記録されている素材データから所望のデータ
    を読み出すための再生情報を前記ペイロード領域のアイ
    テムに挿入して伝送することを特徴とするデータ伝送方
    法。
  2. 【請求項2】 映像フレームの各1ラインの区間が、終
    了同期符号領域と、補助データ領域と、開始同期符号領
    域と、素材用アイテムのデータや、前記素材用アイテム
    のデータに関する情報を有するシステムアイテムのデー
    タが挿入されるペイロード領域と、で構成されるシリア
    ルデータトランスファーインタフェースの伝送パケット
    を伝送するデータ伝送装置において、 記録媒体に記録されている素材データから所望のデータ
    を再生するための再生情報を前記ペイロード領域のアイ
    テムに挿入する制御手段を有することを特徴とするデー
    タ伝送装置。
  3. 【請求項3】 ランダムアクセス可能な記録媒体に記録
    されている素材データから所望のデータを再生するため
    の再生情報に基づいて、前記記録媒体から素材データを
    割り当てられた処理期間で読み出すものとし、 映像フレームの各1ラインの区間が、終了同期符号領域
    と、補助データ領域と、開始同期符号領域と、素材用ア
    イテムのデータや、前記素材用アイテムのデータに関す
    る情報を有するシステムアイテムのデータが挿入される
    ペイロード領域と、で構成されるシリアルデータトラン
    スファーインタフェースの伝送パケットの、前記ペイロ
    ード領域のアイテムに、前記再生情報と前記データ読み
    出し手段で読み出した素材のデータを挿入して出力する
    ことを特徴とするデータ再生方法。
  4. 【請求項4】 前記再生情報は、前記素材データの再生
    条件や前記素材データの再生動作を制御する情報を有す
    ることを特徴とする請求項3記載のデータ再生方法。
  5. 【請求項5】 前記記録媒体から読み出された素材デー
    タを1ファイル化すると共に、前記再生情報を前記1フ
    ァイル化された素材データに対応した再生情報に変換し
    て前記ペイロード領域のアイテムに挿入することを特徴
    とする請求項3記載のデータ再生方法。
  6. 【請求項6】 映像フレームの各1ラインの区間が、終
    了同期符号領域と、補助データ領域と、開始同期符号領
    域と、素材用アイテムのデータや、前記素材用アイテム
    のデータに関する情報を有するシステムアイテムのデー
    タが挿入されるペイロード領域と、で構成されるシリア
    ルデータトランスファーインタフェースの伝送パケット
    の、前記ペイロード領域のアイテムに、前記素材データ
    と前記素材データの再生動作を制御する再生情報が挿入
    されて供給されたときには、 前記素材データを、割り当てられた処理期間でランダム
    アクセス可能な記録媒体に書き込むものとし、 前記記録媒体に記録された前記素材データを管理する管
    理手段に前記再生情報を登録することを特徴とするデー
    タ記録方法。
  7. 【請求項7】 ランダムアクセス可能な記録媒体から割
    り当てられた処理期間で前記記録媒体に記録されている
    時間順の素材データを読み出し、あるいは前記記録媒体
    に割り当てられた処理期間で前記時間順の素材データを
    記録するデータ記録再生装置において、 前記記録媒体に記録されている素材データの記録位置を
    管理すると共に、前記記録媒体に記録されている素材デ
    ータから所望のデータを再生するための再生情報を保持
    する管理手段と、 前記管理手段に保持された再生情報に基づいて、前記記
    録媒体から素材データを読み出すデータ読み出し手段
    と、 映像フレームの各1ラインの区間が、終了同期符号領域
    と、補助データ領域と、開始同期符号領域と、素材用ア
    イテムのデータや、前記素材用アイテムのデータに関す
    る情報を有するシステムアイテムのデータが挿入される
    ペイロード領域と、で構成されるシリアルデータトラン
    スファーインタフェースの伝送パケットの、前記ペイロ
    ード領域のアイテムに、前記再生情報と前記データ読み
    出し手段で読み出した素材のデータを挿入して伝送する
    データ伝送手段とを有することを特徴とするデータ記録
    再生装置。
  8. 【請求項8】 前記再生情報は、前記素材データの再生
    条件や前記素材データの再生動作を制御する情報を有す
    ることを特徴とする請求項7記載のデータ記録再生装
    置。
  9. 【請求項9】 前記データ読み出し手段によって読み出
    された素材データを1ファイル化すると共に、前記再生
    情報を前記1ファイル化された素材データに対応した再
    生情報に変換する制御手段を設け、 前記データ伝送手段では前記制御手段で変換された再生
    情報と前記データ読み出し手段によって読み出された素
    材データを前記ペイロード領域のアイテムに挿入して伝
    送することを特徴とする請求項7記載のデータ記録再生
    装置。
  10. 【請求項10】 ランダムアクセス可能な記録媒体から
    割り当てられた処理期間で前記記録媒体に記録されてい
    る時間順の素材データを読み出し、あるいは前記記録媒
    体に割り当てられた処理期間で前記時間順の素材データ
    を記録するデータ記録再生装置において、 前記記録媒体に記録されている素材データの記録位置を
    管理すると共に、前記記録媒体に記録されている素材デ
    ータから所望のデータを再生するための再生情報を保持
    する管理手段と、 映像フレームの各1ラインの区間が、終了同期符号領域
    と、補助データ領域と、開始同期符号領域と、素材用ア
    イテムのデータや、前記素材用アイテムのデータに関す
    る情報を有するシステムアイテムのデータが挿入される
    ペイロード領域と、で構成されるシリアルデータトラン
    スファーインタフェースの伝送パケットを受信する受信
    手段と、 前記素材データと共に、前記素材データの再生条件や前
    記素材データの再生動作を制御する再生情報が前記ペイ
    ロード領域のアイテムに挿入されて供給されたときに
    は、供給された再生情報を前記管理手段に登録する制御
    手段とを有することを特徴とするデータ記録再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8441576B2 (en) 2006-11-07 2013-05-14 Sony Corporation Receiving device, delay-information transmitting method in receiving device, audio output device, and delay-control method in audio output device

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