JP2001078166A - 番組提供システム - Google Patents
番組提供システムInfo
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- JP2001078166A JP2001078166A JP25191099A JP25191099A JP2001078166A JP 2001078166 A JP2001078166 A JP 2001078166A JP 25191099 A JP25191099 A JP 25191099A JP 25191099 A JP25191099 A JP 25191099A JP 2001078166 A JP2001078166 A JP 2001078166A
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 様々な再生フォーマットの番組を制作し、番
組の再編集が容易であり、再生端末に再生フォーマット
が適合する高画質の番組を送ることができる番組提供シ
ステムを提供する。 【解決手段】 サーバ1が、1つのコンテンツで複数種
類の動画フォーマットを持つマルチフォーマットコンテ
ンツを保持する。マルチフォーマットコンテンツは、編
集・加工に適する非圧縮または低圧縮の動画フォーマッ
トと、この動画フォーマットから変換された1種類以上
の配信に適する高圧縮の動画フォーマットとを有する。
再生端末13、14のスペックやネットワークの回線容量に
合わせて高圧縮の動画フォーマットの番組を提供する。
マルチフォーマットコンテンツに新たな動画フォーマッ
トの追加が容易であり高拡張性を有する。番組の再編集
は、非圧縮または低圧縮の動画データに戻って再編集を
行い、この動画データを変換して各再生用のデータを一
括修正する。
組の再編集が容易であり、再生端末に再生フォーマット
が適合する高画質の番組を送ることができる番組提供シ
ステムを提供する。 【解決手段】 サーバ1が、1つのコンテンツで複数種
類の動画フォーマットを持つマルチフォーマットコンテ
ンツを保持する。マルチフォーマットコンテンツは、編
集・加工に適する非圧縮または低圧縮の動画フォーマッ
トと、この動画フォーマットから変換された1種類以上
の配信に適する高圧縮の動画フォーマットとを有する。
再生端末13、14のスペックやネットワークの回線容量に
合わせて高圧縮の動画フォーマットの番組を提供する。
マルチフォーマットコンテンツに新たな動画フォーマッ
トの追加が容易であり高拡張性を有する。番組の再編集
は、非圧縮または低圧縮の動画データに戻って再編集を
行い、この動画データを変換して各再生用のデータを一
括修正する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動画が含まれるコ
ンテンツ(タイトル、番組)を提供する番組提供システ
ムに関し、特に、様々な動画形式(フォーマット)を有
する同一内容のコンテンツの生成を容易に実施できるよ
うにしたものである。
ンテンツ(タイトル、番組)を提供する番組提供システ
ムに関し、特に、様々な動画形式(フォーマット)を有
する同一内容のコンテンツの生成を容易に実施できるよ
うにしたものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ユーザが見たいときに見たい番組
を提供するサービスを実現するため、サーバに多数の番
組を蓄積し、再生端末からの要求に応えて、指定された
コンテンツを、ネットワークを介して配信するVOD
(video on demando)システムが開発されている。
を提供するサービスを実現するため、サーバに多数の番
組を蓄積し、再生端末からの要求に応えて、指定された
コンテンツを、ネットワークを介して配信するVOD
(video on demando)システムが開発されている。
【0003】このVODシステムは、図8に示すよう
に、オリジナル映像が記録されたテープ16と、オリジナ
ル映像の動画形式を変換するエンコーダ17と、多数のコ
ンテンツを蓄積するサーバ11と、サーバ11からネットワ
ークを介して番組の提供を受ける再生端末13、14とで構
成される。
に、オリジナル映像が記録されたテープ16と、オリジナ
ル映像の動画形式を変換するエンコーダ17と、多数のコ
ンテンツを蓄積するサーバ11と、サーバ11からネットワ
ークを介して番組の提供を受ける再生端末13、14とで構
成される。
【0004】このシステムでは、デジタルVTRなどで
撮影され、テープ16に記録されたオリジナル映像の動画
形式が、エンコーダ17で、ネットワークでの伝送に適す
る高圧縮動画データの形式に変換される。サーバ11は、
この高圧縮動画データを用いて制作したコンテンツを多
数蓄積し、再生端末13、14から番組提供の要求がある
と、該当するコンテンツをネットワークを介して送信す
る。再生端末13、14は、受信した高圧縮データを伸長処
理して映像を再生する。この動画データの高圧縮には、
一般的にMPEG1やMPEG2方式が使用される。
撮影され、テープ16に記録されたオリジナル映像の動画
形式が、エンコーダ17で、ネットワークでの伝送に適す
る高圧縮動画データの形式に変換される。サーバ11は、
この高圧縮動画データを用いて制作したコンテンツを多
数蓄積し、再生端末13、14から番組提供の要求がある
と、該当するコンテンツをネットワークを介して送信す
る。再生端末13、14は、受信した高圧縮データを伸長処
理して映像を再生する。この動画データの高圧縮には、
一般的にMPEG1やMPEG2方式が使用される。
【0005】再生端末13、14には、MPEG1仕様の装
置やMPEG2仕様の装置があり、MPEG2仕様の装
置は、MPEG1及びMPEG2形式の動画データを処
理することができるが、MPEG1仕様の装置は、MP
EG1形式の動画データしか処理することができない。
置やMPEG2仕様の装置があり、MPEG2仕様の装
置は、MPEG1及びMPEG2形式の動画データを処
理することができるが、MPEG1仕様の装置は、MP
EG1形式の動画データしか処理することができない。
【0006】そのため、サーバ11は、各種仕様の再生端
末の番組提供要求に応えられるように、同一内容のコン
テンツに対してMPEG1形式及びMPEG2形式のデ
ータを保持する必要がある。
末の番組提供要求に応えられるように、同一内容のコン
テンツに対してMPEG1形式及びMPEG2形式のデ
ータを保持する必要がある。
【0007】デジタルVTRでは、編集・加工に適した
非圧縮または低圧縮の動画形式、例えばDVなどの動画
形式による高画質の映像が記録される。このDV形式の
動画データは、フレーム相関を持たないフレームデータ
によって構成されるため、必要なシーンを切り出したり
する画像の編集は容易であるが、データの圧縮率は1/
5程度であり、動画のデータ量が多い。一方、MPEG
形式の画像データは、フレーム相関を持つフレームデー
タにより構成され、DV形式に比べて極めて高い1/1
00程度の圧縮率を有している。
非圧縮または低圧縮の動画形式、例えばDVなどの動画
形式による高画質の映像が記録される。このDV形式の
動画データは、フレーム相関を持たないフレームデータ
によって構成されるため、必要なシーンを切り出したり
する画像の編集は容易であるが、データの圧縮率は1/
5程度であり、動画のデータ量が多い。一方、MPEG
形式の画像データは、フレーム相関を持つフレームデー
タにより構成され、DV形式に比べて極めて高い1/1
00程度の圧縮率を有している。
【0008】テープ16に記録された映像からMPEG1
形式のコンテンツを制作する場合、エンコーダ17は、D
V形式の動画をMPEG1形式の動画に変換する。変換
されたデータはサーバ11に入力され、この動画形式のデ
ータを用いて制作されたコンテンツがサーバ11に蓄積さ
れる。同様に、MPEG2形式のコンテンツを制作する
場合には、エンコーダ17がDV形式の動画をMPEG2
形式の動画に変換し、変換されたデータがサーバ11に入
力され、この動画形式のデータを用いて制作されたコン
テンツがサーバ11に蓄積される。
形式のコンテンツを制作する場合、エンコーダ17は、D
V形式の動画をMPEG1形式の動画に変換する。変換
されたデータはサーバ11に入力され、この動画形式のデ
ータを用いて制作されたコンテンツがサーバ11に蓄積さ
れる。同様に、MPEG2形式のコンテンツを制作する
場合には、エンコーダ17がDV形式の動画をMPEG2
形式の動画に変換し、変換されたデータがサーバ11に入
力され、この動画形式のデータを用いて制作されたコン
テンツがサーバ11に蓄積される。
【0009】このように、従来のVODでは、再生時の
動画形式のデータを用いてコンテンツの制作が行われて
いる。
動画形式のデータを用いてコンテンツの制作が行われて
いる。
【0010】また、出願人は、新たなVODシステムと
して、動画の時間軸に合わせて静止画やテキストを所定
のタイミングで表示するマルチメディア情報の番組を提
供するシステムを開発している。
して、動画の時間軸に合わせて静止画やテキストを所定
のタイミングで表示するマルチメディア情報の番組を提
供するシステムを開発している。
【0011】このシステムでは、図9に示すように、動
画の表示時期に対応して、静止画やテキストの表示/消
去時期と、その静止画やテキストの画面上の表示位置と
を規定するシナリオ(a)が作成される。図9(b)
は、シナリオに基づいて各素材(動画、静止画、テキス
ト)が表示される表示時期を時系列で示しており、図9
(c)は、その表示画面の一例を示している。
画の表示時期に対応して、静止画やテキストの表示/消
去時期と、その静止画やテキストの画面上の表示位置と
を規定するシナリオ(a)が作成される。図9(b)
は、シナリオに基づいて各素材(動画、静止画、テキス
ト)が表示される表示時期を時系列で示しており、図9
(c)は、その表示画面の一例を示している。
【0012】このマルチメディア情報番組を提供するサ
ーバは、動画素材や静止画素材などとともにシナリオを
蓄積し、再生端末から番組提供の要求が有った場合に、
その番組のシナリオを再生端末に送り、そのシナリオで
指定された時刻に間に合うように、シナリオが指定する
動画や静止画、テキストなどを再生端末に送る。再生端
末では、受信した動画や静止画、テキストのそれぞれ
を、シナリオが指定する表示時刻に、シナリオが指定す
る画面上の位置に表示する。
ーバは、動画素材や静止画素材などとともにシナリオを
蓄積し、再生端末から番組提供の要求が有った場合に、
その番組のシナリオを再生端末に送り、そのシナリオで
指定された時刻に間に合うように、シナリオが指定する
動画や静止画、テキストなどを再生端末に送る。再生端
末では、受信した動画や静止画、テキストのそれぞれ
を、シナリオが指定する表示時刻に、シナリオが指定す
る画面上の位置に表示する。
【0013】図10は、このシステムで番組に使用され
る動画素材の処理の過程を模式的に示したものであり、
カメラやVTRで撮影されたDV画像の中から、番組に
使用する可能性がある画像が選択され(編集)、エンコ
ーダでMPEG1及びMPEG2の動画データに変換さ
れる。変換されたMPEG1及びMPEG2の動画デー
タは、サーバに一旦蓄積された後、読み出されて、その
映像の進行に合わせて静止画やテキストデータが貼り付
けられ、MPEG1用の番組とMPEG2用の番組とが
独立したコンテンツとして制作され、それぞれ別々にサ
ーバに登録される。
る動画素材の処理の過程を模式的に示したものであり、
カメラやVTRで撮影されたDV画像の中から、番組に
使用する可能性がある画像が選択され(編集)、エンコ
ーダでMPEG1及びMPEG2の動画データに変換さ
れる。変換されたMPEG1及びMPEG2の動画デー
タは、サーバに一旦蓄積された後、読み出されて、その
映像の進行に合わせて静止画やテキストデータが貼り付
けられ、MPEG1用の番組とMPEG2用の番組とが
独立したコンテンツとして制作され、それぞれ別々にサ
ーバに登録される。
【0014】再生端末は、サーバに対して、自らの処理
能力に応じて、MPEG1用の番組またはMPEG2用
の番組を要求し、サーバは、保持管理している番組の中
から、MPEG1仕様の再生端末からの番組要求に対し
てMPEG1の番組を提供し、MPEG2仕様の再生端
末からの番組要求に対してMPEG2の番組を提供す
る。
能力に応じて、MPEG1用の番組またはMPEG2用
の番組を要求し、サーバは、保持管理している番組の中
から、MPEG1仕様の再生端末からの番組要求に対し
てMPEG1の番組を提供し、MPEG2仕様の再生端
末からの番組要求に対してMPEG2の番組を提供す
る。
【0015】このように、このマルチメディア情報番組
を提供するシステムにおいても、再生時の動画形式のデ
ータを用いてコンテンツの制作を行っている。
を提供するシステムにおいても、再生時の動画形式のデ
ータを用いてコンテンツの制作を行っている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の番組提
供システムでは、内容が同一のコンテンツが既に登録さ
れている場合でも、動画形式が異なるコンテンツを必要
とする場合には、オリジナル映像をその動画形式に変換
して、コンテンツの制作をやり直さなければならないた
め、その制作に手間と時間が掛かると言う問題がある。
供システムでは、内容が同一のコンテンツが既に登録さ
れている場合でも、動画形式が異なるコンテンツを必要
とする場合には、オリジナル映像をその動画形式に変換
して、コンテンツの制作をやり直さなければならないた
め、その制作に手間と時間が掛かると言う問題がある。
【0017】また、従来のシステムでは、オリジナル映
像はテープで保管し、圧縮した再生用動画はサーバ内の
ハードディスクに保管するなど、それぞれの映像が別々
に管理されている。コンテンツを再編集する場合に、再
生用動画を用いてカット編集や文字テロップの追加など
の編集加工を行うと、再生用動画は、既に圧縮されてい
るので画質の劣化を招来する。画質を落とさずに編集加
工を行うためには、別に管理されているテープからオリ
ジナル映像を探し出し、それを基に映像を作り直す必要
があり、再編集時の作業負担が大きくなるという問題が
ある。
像はテープで保管し、圧縮した再生用動画はサーバ内の
ハードディスクに保管するなど、それぞれの映像が別々
に管理されている。コンテンツを再編集する場合に、再
生用動画を用いてカット編集や文字テロップの追加など
の編集加工を行うと、再生用動画は、既に圧縮されてい
るので画質の劣化を招来する。画質を落とさずに編集加
工を行うためには、別に管理されているテープからオリ
ジナル映像を探し出し、それを基に映像を作り直す必要
があり、再編集時の作業負担が大きくなるという問題が
ある。
【0018】本発明は、こうした従来の問題点を解決す
るものであり、様々な再生フォーマットの番組を制作し
たり、番組を再編集したりすることが容易であり、番組
を要求する再生端末に対して、適合する再生フォーマッ
トの高画質な番組を送ることができる番組提供システム
を提供することを目的としている。
るものであり、様々な再生フォーマットの番組を制作し
たり、番組を再編集したりすることが容易であり、番組
を要求する再生端末に対して、適合する再生フォーマッ
トの高画質な番組を送ることができる番組提供システム
を提供することを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、再
生端末の要求に応じて、サーバから、選択した動画フォ
ーマットのコンテンツを提供する番組提供システムにお
いて、サーバが、1つのコンテンツで複数種類の動画フ
ォーマットを持つマルチフォーマットコンテンツを保持
するように構成している。
生端末の要求に応じて、サーバから、選択した動画フォ
ーマットのコンテンツを提供する番組提供システムにお
いて、サーバが、1つのコンテンツで複数種類の動画フ
ォーマットを持つマルチフォーマットコンテンツを保持
するように構成している。
【0020】このマルチフォーマットコンテンツは、編
集・加工に適する非圧縮または低圧縮の動画フォーマッ
トと、この動画フォーマットから変換された1種類以上
の配信に適する高圧縮の動画フォーマットとを有してい
る。
集・加工に適する非圧縮または低圧縮の動画フォーマッ
トと、この動画フォーマットから変換された1種類以上
の配信に適する高圧縮の動画フォーマットとを有してい
る。
【0021】このシステムでは、再生端末のスペックや
ネットワークの回線容量に応じた圧縮率の動画フォーマ
ットの番組を提供することができる。
ネットワークの回線容量に応じた圧縮率の動画フォーマ
ットの番組を提供することができる。
【0022】また、マルチフォーマットコンテンツは、
新たな動画フォーマットの追加が容易であり、高拡張性
を有している。
新たな動画フォーマットの追加が容易であり、高拡張性
を有している。
【0023】また、コンテンツの内容を修正する場合
に、編集・加工に適する非圧縮または低圧縮の動画デー
タに戻って高画質の再編集を行うことができ、この再編
集後、この動画データから各再生用のデータを変換する
ことによって、内容を更新した各再生用データを容易に
得ることができる。
に、編集・加工に適する非圧縮または低圧縮の動画デー
タに戻って高画質の再編集を行うことができ、この再編
集後、この動画データから各再生用のデータを変換する
ことによって、内容を更新した各再生用データを容易に
得ることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)第1の実施形
態では、編集・加工に適した非圧縮または低圧縮動画
と、配信に適した高圧縮動画とを統合して管理する番組
提供システムについて説明する。ここでは、編集・加工
に適した非圧縮または低圧縮動画がDV形式の動画であ
り、配信に適した高圧縮動画がMPEG1及びMPEG
2形式の動画である場合を例にする。
態では、編集・加工に適した非圧縮または低圧縮動画
と、配信に適した高圧縮動画とを統合して管理する番組
提供システムについて説明する。ここでは、編集・加工
に適した非圧縮または低圧縮動画がDV形式の動画であ
り、配信に適した高圧縮動画がMPEG1及びMPEG
2形式の動画である場合を例にする。
【0025】このシステムは、図1に示すように、DV
形式動画データをMPEG形式の動画データに直接変換
する機能を持つマルチメディアサーバ1と、マルチメデ
ィアサーバ1にDVの動画素材を供給するDV入力編集
端末2と、マルチメディアサーバ1に蓄積された動画素
材を用いて番組を制作するタイトル制作端末12と、ネッ
トワークを通じてマルチメディアサーバ1から提供され
た番組を再生する再生端末13、14とを備えている。
形式動画データをMPEG形式の動画データに直接変換
する機能を持つマルチメディアサーバ1と、マルチメデ
ィアサーバ1にDVの動画素材を供給するDV入力編集
端末2と、マルチメディアサーバ1に蓄積された動画素
材を用いて番組を制作するタイトル制作端末12と、ネッ
トワークを通じてマルチメディアサーバ1から提供され
た番組を再生する再生端末13、14とを備えている。
【0026】また、マルチメディアサーバ1は、動画素
材及び制作された番組を蓄積する蓄積部35と、DVデー
タをMPEGデータに変換するDV−MPEG変換部34
と、編集用マスターデータ(DVデータ)と再生用デー
タ(MPEGデータ)とを関連付けて管理するマルチフ
ォーマット管理部31とを備えており、マルチフォーマッ
ト管理部31は、動画素材を管理する素材管理部32と、制
作された番組を管理するタイトル管理部33とを具備して
いる。
材及び制作された番組を蓄積する蓄積部35と、DVデー
タをMPEGデータに変換するDV−MPEG変換部34
と、編集用マスターデータ(DVデータ)と再生用デー
タ(MPEGデータ)とを関連付けて管理するマルチフ
ォーマット管理部31とを備えており、マルチフォーマッ
ト管理部31は、動画素材を管理する素材管理部32と、制
作された番組を管理するタイトル管理部33とを具備して
いる。
【0027】このシステムでは、DV入力編集端末2に
より、デジタルVTRやディスクからDV形式の動画デ
ータが取り込まれ、マルチメディアサーバ1に動画素材
として登録される。
より、デジタルVTRやディスクからDV形式の動画デ
ータが取り込まれ、マルチメディアサーバ1に動画素材
として登録される。
【0028】素材登録されたDV動画は、DV−MPE
G変換部34で、タイトル制作に利用するMPEG1形式
の動画(代表動画と云う)に自動的に変換される。マル
チフォーマット管理部31の素材管理部32は、図3に示す
ように、入力したDV動画データとそれを変換したMP
EG1データとをリンクさせて素材情報として登録・管
理し、そのDV動画データ及び代表動画データが蓄積部
33に蓄積される。
G変換部34で、タイトル制作に利用するMPEG1形式
の動画(代表動画と云う)に自動的に変換される。マル
チフォーマット管理部31の素材管理部32は、図3に示す
ように、入力したDV動画データとそれを変換したMP
EG1データとをリンクさせて素材情報として登録・管
理し、そのDV動画データ及び代表動画データが蓄積部
33に蓄積される。
【0029】タイトル制作端末12は、必要に応じて静止
画やテキストの素材情報をマルチメディアサーバ1に登
録するとともに、素材管理部32に登録された動画素材を
読み出し、これに、登録した静止画やテキストを組み合
わせてタイトルを制作し、作成したタイトル(番組)を
マルチメディアサーバ1に登録する。タイトル制作端末
12がDV動画の処理機能を有する場合には、素材登録さ
れたDV動画を用いてこのタイトル制作を行う。また、
タイトル制作はマルチメディアサーバ1において行うこ
とも可能であり、タイトル制作端末12はマルチメディア
サーバ1のタイトル制作手段と見ることもできる。この
場合には、動画素材として、素材登録されたDV動画を
使って番組制作が行われる。なお、代表動画を用いてタ
イトル制作を行う例は第2の実施形態で説明する。
画やテキストの素材情報をマルチメディアサーバ1に登
録するとともに、素材管理部32に登録された動画素材を
読み出し、これに、登録した静止画やテキストを組み合
わせてタイトルを制作し、作成したタイトル(番組)を
マルチメディアサーバ1に登録する。タイトル制作端末
12がDV動画の処理機能を有する場合には、素材登録さ
れたDV動画を用いてこのタイトル制作を行う。また、
タイトル制作はマルチメディアサーバ1において行うこ
とも可能であり、タイトル制作端末12はマルチメディア
サーバ1のタイトル制作手段と見ることもできる。この
場合には、動画素材として、素材登録されたDV動画を
使って番組制作が行われる。なお、代表動画を用いてタ
イトル制作を行う例は第2の実施形態で説明する。
【0030】タイトル制作端末12は、タイトルを制作す
ると、これをマルチメディアサーバ1に登録する。この
とき、タイトルの再生時にユーザに提供する動画の形式
(MPEG1またはMPEG2)の指定が行われ、マル
チメディアサーバのDV−MPEG変換部34は、タイト
ルに使用されたDV形式の動画素材を、指定されたMP
EG1またはMPEG2形式のデータに変換する。な
お、DV−MPEG変換の方法については、本出願人は
特開平10−304401号(特願平9−58604
号)として既に特許出願している。
ると、これをマルチメディアサーバ1に登録する。この
とき、タイトルの再生時にユーザに提供する動画の形式
(MPEG1またはMPEG2)の指定が行われ、マル
チメディアサーバのDV−MPEG変換部34は、タイト
ルに使用されたDV形式の動画素材を、指定されたMP
EG1またはMPEG2形式のデータに変換する。な
お、DV−MPEG変換の方法については、本出願人は
特開平10−304401号(特願平9−58604
号)として既に特許出願している。
【0031】マルチフォーマット管理部31のタイトル管
理部33は、図4に示すように、制作された番組(タイト
ル)と、そこで使用されたDV形式の素材(編集用マス
ターデータ)のファイルと、MPEG形式に変換された
データ(再生用データ)のファイルとをリンクして管理
する。図4は、タイトル再生時にユーザに提供する動画
形式としてMPEG1及びMPEG2が指定され、DV
動画からMPEG1動画及びMPEG2動画の生成が行
われた場合を示している。
理部33は、図4に示すように、制作された番組(タイト
ル)と、そこで使用されたDV形式の素材(編集用マス
ターデータ)のファイルと、MPEG形式に変換された
データ(再生用データ)のファイルとをリンクして管理
する。図4は、タイトル再生時にユーザに提供する動画
形式としてMPEG1及びMPEG2が指定され、DV
動画からMPEG1動画及びMPEG2動画の生成が行
われた場合を示している。
【0032】番組の再生を希望する再生端末13、14は、
マルチメディアサーバ1に対して、番組を指定し、自ら
が処理できるデータ形式での番組提供を要求する。これ
を受けて、マルチフォーマット管理部31は、指定された
番組について、管理しているデータ形式の中から、要求
されたデータ形式により番組を提供する。
マルチメディアサーバ1に対して、番組を指定し、自ら
が処理できるデータ形式での番組提供を要求する。これ
を受けて、マルチフォーマット管理部31は、指定された
番組について、管理しているデータ形式の中から、要求
されたデータ形式により番組を提供する。
【0033】図2は、この実施形態のシステムでの番組
制作から番組再生までの流れを模式的に示している。カ
メラやVTRで撮影されたDV画像の中から、番組に使
用する可能性がある画像が選び出され(編集)、マルチ
メディアサーバ1の蓄積部に蓄積される。タイトル制作
手段は、このDV形式の動画像を読みだし、その映像の
進行に合わせて静止画やテキストデータを貼り付けて番
組を制作し、マルチメディアサーバ1に登録する。
制作から番組再生までの流れを模式的に示している。カ
メラやVTRで撮影されたDV画像の中から、番組に使
用する可能性がある画像が選び出され(編集)、マルチ
メディアサーバ1の蓄積部に蓄積される。タイトル制作
手段は、このDV形式の動画像を読みだし、その映像の
進行に合わせて静止画やテキストデータを貼り付けて番
組を制作し、マルチメディアサーバ1に登録する。
【0034】マルチメディアサーバ1は、DV形式の画
像をMPEG1やMPEG2の形式に変換し、DV形式
の画像とそれを変換したMPEG1やMPEG2形式の
画像とを統合して管理する。そして、再生端末から番組
とデータ形式とが指定されると、その番組について、指
定された形式のデータをネットワークを通じて提供す
る。
像をMPEG1やMPEG2の形式に変換し、DV形式
の画像とそれを変換したMPEG1やMPEG2形式の
画像とを統合して管理する。そして、再生端末から番組
とデータ形式とが指定されると、その番組について、指
定された形式のデータをネットワークを通じて提供す
る。
【0035】図5には、マルチフォーマット管理部31の
タイトル管理部33及び素材管理部32で管理されるタイト
ル(a)及び素材データ(b)の管理形態の一例を示し
ている。
タイトル管理部33及び素材管理部32で管理されるタイト
ル(a)及び素材データ(b)の管理形態の一例を示し
ている。
【0036】このように、この実施形態のシステムで
は、コンテンツ制作時の動画形式が、再生時の複数の動
画形式に拡張され、1つのコンテンツが複数の動画形式
を持つ「マルチフォーマットコンテンツ」として管理さ
れる。
は、コンテンツ制作時の動画形式が、再生時の複数の動
画形式に拡張され、1つのコンテンツが複数の動画形式
を持つ「マルチフォーマットコンテンツ」として管理さ
れる。
【0037】コンテンツの制作は、編集・加工に適した
非圧縮または低圧縮の動画を用いて行われるため、タイ
トル制作時の画像の編集処理が容易であり、また、この
編集の際の画質の劣化を回避できる。
非圧縮または低圧縮の動画を用いて行われるため、タイ
トル制作時の画像の編集処理が容易であり、また、この
編集の際の画質の劣化を回避できる。
【0038】この編集用動画データを用いてタイトルを
一度作成すれば、複数のフォーマットの再生データが、
マルチメディアサーバ内の処理によって生成される。
一度作成すれば、複数のフォーマットの再生データが、
マルチメディアサーバ内の処理によって生成される。
【0039】このシステムでは、動画形式の変換ソフト
を加えるだけで、マルチフォーマットコンテンツに、新
たな動画形式のデータを再生データとして追加すること
ができる。例えば、当初は再生データがMPEG1のみ
の安価なシステムを構築し、その後の拡充でMPEG2
でも再生できるように構成したり、あるいは、再生デー
タとしてMPEG1及びMPEG2の動画データの他
に、将来的に、携帯端末用の高圧縮データであるMPE
G4の動画データをも含むマルチフォーマットコンテン
ツに拡張することなどが可能である。
を加えるだけで、マルチフォーマットコンテンツに、新
たな動画形式のデータを再生データとして追加すること
ができる。例えば、当初は再生データがMPEG1のみ
の安価なシステムを構築し、その後の拡充でMPEG2
でも再生できるように構成したり、あるいは、再生デー
タとしてMPEG1及びMPEG2の動画データの他
に、将来的に、携帯端末用の高圧縮データであるMPE
G4の動画データをも含むマルチフォーマットコンテン
ツに拡張することなどが可能である。
【0040】また、このシステムでは、カット編集や文
字テロップの追加など、マルチフォーマットコンテンツ
の再編集が必要な場合に、基になる編集用マスターデー
タを修正すれば、各再生用データの修正が自動的に行わ
れるため、コンテンツの再編集の作業が極めて簡単にな
る。
字テロップの追加など、マルチフォーマットコンテンツ
の再編集が必要な場合に、基になる編集用マスターデー
タを修正すれば、各再生用データの修正が自動的に行わ
れるため、コンテンツの再編集の作業が極めて簡単にな
る。
【0041】また、マルチフォーマットコンテンツは、
複数のフォーマットの再生データを有しているため、再
生端末の能力やネットワークの回線容量に合わせて、最
適なデータ量のフォーマットを選択することにより、再
生端末やネットワークなどの環境に適応した形態での番
組提供を行うことができる。
複数のフォーマットの再生データを有しているため、再
生端末の能力やネットワークの回線容量に合わせて、最
適なデータ量のフォーマットを選択することにより、再
生端末やネットワークなどの環境に適応した形態での番
組提供を行うことができる。
【0042】なお、ここでは、編集・加工に適した非圧
縮または低圧縮の動画としてDVを、また、配信に適し
た高圧縮動画としてMPEGを例に挙げたが、それに限
定される訳ではない。MPEG2を非圧縮または低圧縮
の動画とし、MPEG1を高圧縮の動画としたり、非圧
縮または低圧縮の動画としてD1を用いることも可能で
ある。
縮または低圧縮の動画としてDVを、また、配信に適し
た高圧縮動画としてMPEGを例に挙げたが、それに限
定される訳ではない。MPEG2を非圧縮または低圧縮
の動画とし、MPEG1を高圧縮の動画としたり、非圧
縮または低圧縮の動画としてD1を用いることも可能で
ある。
【0043】(第2の実施形態)第2の実施形態では、
素材登録された動画素材の代表動画を用いてタイトル制
作を行う場合について説明する。この代表動画を用いる
ことによって、低いスペックのタイトル制作端末でも、
あるいは、タイトル制作端末を接続するネットワークの
回線容量が低い場合でも、番組を制作することが可能に
なる。
素材登録された動画素材の代表動画を用いてタイトル制
作を行う場合について説明する。この代表動画を用いる
ことによって、低いスペックのタイトル制作端末でも、
あるいは、タイトル制作端末を接続するネットワークの
回線容量が低い場合でも、番組を制作することが可能に
なる。
【0044】このシステムでは、第1の実施形態(図
1)で説明したように、DV入力編集端末2からDV動
画が登録されると、マルチメディアサーバ1のDV−M
PEG変換部34は、このDV動画を変換してMPEG1
形式の代表動画を生成し、マルチフォーマット管理部31
の素材管理部32は、図3に示すように、素材情報とし
て、DV画像データと代表動画とをリンクさせて素材登
録し、そのDV画像データ及び代表動画を蓄積部33に蓄
積する。
1)で説明したように、DV入力編集端末2からDV動
画が登録されると、マルチメディアサーバ1のDV−M
PEG変換部34は、このDV動画を変換してMPEG1
形式の代表動画を生成し、マルチフォーマット管理部31
の素材管理部32は、図3に示すように、素材情報とし
て、DV画像データと代表動画とをリンクさせて素材登
録し、そのDV画像データ及び代表動画を蓄積部33に蓄
積する。
【0045】タイトル制作端末12は、ネットワークを介
して、マルチメディアサーバ1に蓄積された代表動画を
読みだし、その映像の進行に合わせて静止画やテキスト
データを貼り付けてタイトルを制作する。そして、制作
したタイトルをマルチメディアサーバ1に登録するとと
もに、タイトルの再生時にユーザに提供する動画の形式
(MPEG1またはMPEG2)を指定する。
して、マルチメディアサーバ1に蓄積された代表動画を
読みだし、その映像の進行に合わせて静止画やテキスト
データを貼り付けてタイトルを制作する。そして、制作
したタイトルをマルチメディアサーバ1に登録するとと
もに、タイトルの再生時にユーザに提供する動画の形式
(MPEG1またはMPEG2)を指定する。
【0046】タイトル登録の指令を受けたマルチフォー
マット管理部31は、素材管理部32に素材登録された登録
情報に基づいて、制作されたタイトルで使用されている
代表動画に対応するDV動画データをDV−MPEG変
換部34に渡して、再生データ(MPEG1またはMPE
G2形式のデータ)への変換を行わせる。
マット管理部31は、素材管理部32に素材登録された登録
情報に基づいて、制作されたタイトルで使用されている
代表動画に対応するDV動画データをDV−MPEG変
換部34に渡して、再生データ(MPEG1またはMPE
G2形式のデータ)への変換を行わせる。
【0047】そのため、番組のシナリオ制作には、低画
質のMPEG1データを使用しているにも関わらず、第
1の実施形態と同様に、DVデータを用いた番組制作を
行うことができる。その後の動作は第1の実施形態と変
わりがない。
質のMPEG1データを使用しているにも関わらず、第
1の実施形態と同様に、DVデータを用いた番組制作を
行うことができる。その後の動作は第1の実施形態と変
わりがない。
【0048】図6は、このシステムでの番組制作から番
組再生までの流れを模式的に示している。カメラやVT
Rで撮影されたDV画像がマルチメディアサーバ1に入
力し、低画質のMPEG1データに変換されて、これを
用いて番組制作が行われる。番組の制作が終了すると、
そこで使用されたMPEG1データに対応するDVデー
タがMPEG1またはMPEG2形式に変換されて蓄積
され、番組の再生に供される。
組再生までの流れを模式的に示している。カメラやVT
Rで撮影されたDV画像がマルチメディアサーバ1に入
力し、低画質のMPEG1データに変換されて、これを
用いて番組制作が行われる。番組の制作が終了すると、
そこで使用されたMPEG1データに対応するDVデー
タがMPEG1またはMPEG2形式に変換されて蓄積
され、番組の再生に供される。
【0049】このように、このシステムでは、MPEG
1仕様の端末を用いて番組を制作することができる。ま
た、ネットワーク経由で番組を制作する場合に、圧縮率
が高いMPEGデータを伝送しているため、ネットワー
クの負荷を軽減することができる。
1仕様の端末を用いて番組を制作することができる。ま
た、ネットワーク経由で番組を制作する場合に、圧縮率
が高いMPEGデータを伝送しているため、ネットワー
クの負荷を軽減することができる。
【0050】なお、ここでは、非圧縮または低圧縮の動
画をMPEG1に変換し、このMPEG1データをタイ
トル制作に用いる場合を例示したが、その他の形式の低
画質の動画、例えばMPEG4形式の動画に変換して、
それをタイトル制作に用いることも可能である。
画をMPEG1に変換し、このMPEG1データをタイ
トル制作に用いる場合を例示したが、その他の形式の低
画質の動画、例えばMPEG4形式の動画に変換して、
それをタイトル制作に用いることも可能である。
【0051】なお、第1及び第2の実施形態では、非圧
縮または低圧縮の動画を、番組提供用に事前に高圧縮の
動画に変換するシステムについて説明したが、図7に示
すように、この変換を再生端末13への送出時に行うこと
も可能である。この場合には、1種類の動画形式のデー
タを蓄積するだけで足りるため、多くの蓄積容量を必要
とせず、蓄積装置34を効率的に使用することができる。
縮または低圧縮の動画を、番組提供用に事前に高圧縮の
動画に変換するシステムについて説明したが、図7に示
すように、この変換を再生端末13への送出時に行うこと
も可能である。この場合には、1種類の動画形式のデー
タを蓄積するだけで足りるため、多くの蓄積容量を必要
とせず、蓄積装置34を効率的に使用することができる。
【0052】また、第1及び第2の実施形態では、マル
チメディア情報の番組を提供するシステムについて説明
してきたが、一般的なVODシステムに対して、本発明
を適用することも可能である。
チメディア情報の番組を提供するシステムについて説明
してきたが、一般的なVODシステムに対して、本発明
を適用することも可能である。
【0053】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の番組提供システムでは、1つのコンテンツ内に各種の
動画フォーマットが統合されたマルチフォーマットコン
テンツを得ることができる。
の番組提供システムでは、1つのコンテンツ内に各種の
動画フォーマットが統合されたマルチフォーマットコン
テンツを得ることができる。
【0054】このマルチフォーマットコンテンツには、
複数の再生データが含まれるため、再生端末のスペック
やネットワークの回線容量に合わせた動画フォーマット
の番組を提供することができる。そのため、各種の仕様
を持つ再生端末がネットワークを通じて接続する環境の
下で、再生端末やネットワークの能力に応じた番組の提
供が可能であり、環境に対して高い適応性を備えてい
る。
複数の再生データが含まれるため、再生端末のスペック
やネットワークの回線容量に合わせた動画フォーマット
の番組を提供することができる。そのため、各種の仕様
を持つ再生端末がネットワークを通じて接続する環境の
下で、再生端末やネットワークの能力に応じた番組の提
供が可能であり、環境に対して高い適応性を備えてい
る。
【0055】また、このマルチフォーマットコンテンツ
は、新たな動画フォーマットを追加することができる高
拡張性を有しており、そのため、再生フォーマットの範
囲を徐々に広げるシステムの段階的な拡充や、今後規格
されるフォーマットを取り込む将来的な拡充などが可能
である。
は、新たな動画フォーマットを追加することができる高
拡張性を有しており、そのため、再生フォーマットの範
囲を徐々に広げるシステムの段階的な拡充や、今後規格
されるフォーマットを取り込む将来的な拡充などが可能
である。
【0056】また、コンテンツの内容を修正する場合
に、簡単に編集用マスターデータに戻って再編集するこ
とができ、この編集用マスターデータの再編集で各再生
データが一括して修正されるため、コンテンツの再編集
が極めて容易である。
に、簡単に編集用マスターデータに戻って再編集するこ
とができ、この編集用マスターデータの再編集で各再生
データが一括して修正されるため、コンテンツの再編集
が極めて容易である。
【0057】また、番組制作に用いる素材のフォーマッ
トをタイトル制作端末のスペックに合わせることがで
き、低いスペックの端末を用いて高精度の番組を制作す
ることが可能になる。
トをタイトル制作端末のスペックに合わせることがで
き、低いスペックの端末を用いて高精度の番組を制作す
ることが可能になる。
【0058】また、動画フォーマットの変換を再生端末
への送出時に行うシステムでは、蓄積容量が少なくて済
み、蓄積装置を効率的に使用することができる。
への送出時に行うシステムでは、蓄積容量が少なくて済
み、蓄積装置を効率的に使用することができる。
【図1】本発明の第1の実施形態における番組提供シス
テムの構成を示すブロック図、
テムの構成を示すブロック図、
【図2】第1の実施形態のシステムでの番組制作から再
生までの手順を示す説明図、
生までの手順を示す説明図、
【図3】前記システムのマルチフォーマット管理部での
素材情報の管理形態を示す図、
素材情報の管理形態を示す図、
【図4】前記システムのマルチフォーマット管理部での
タイトル情報の管理形態を示す図、
タイトル情報の管理形態を示す図、
【図5】第1の実施形態のマルチフォーマット管理部の
タイトル管理部でのタイトル情報の管理形態(a)と、
素材管理部での素材情報の管理形態(b)を示す図、
タイトル管理部でのタイトル情報の管理形態(a)と、
素材管理部での素材情報の管理形態(b)を示す図、
【図6】第2の実施形態のシステムでの番組制作から再
生までの手順を示す説明図、
生までの手順を示す説明図、
【図7】本発明の実施形態における番組提供システムの
他の構成を示すブロック図、
他の構成を示すブロック図、
【図8】従来の番組提供システムの構成を示すブロック
図、
図、
【図9】マルチメディア情報番組のシナリオ(a)と、
番組の動画と静止画の関係を示す時系列図(b)と、番
組を表示する画面(c)を示す図、
番組の動画と静止画の関係を示す時系列図(b)と、番
組を表示する画面(c)を示す図、
【図10】従来の番組提供システムでのタイトル制作か
ら再生までの手順を示す説明図である。
ら再生までの手順を示す説明図である。
1 マルチメディアサーバ 2 DV入力編集端末 11 サーバ 12 タイトル制作端末 13、14 再生端末 16 テープ 17 エンコーダ 31 マルチフォーマット管理部 32 素材管理部 33 タイトル管理部 34 DV−MPEG変換部 35 蓄積部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C053 FA14 FA22 FA24 GA06 GA11 GB05 GB38 LA15 5C064 BA07 BB05 BC10 BC16 BD08 BD13 BD16
Claims (8)
- 【請求項1】 再生端末の要求に応じて、サーバから、
選択した動画フォーマットのコンテンツを提供する番組
提供システムにおいて、 前記サーバが、1つのコンテンツで複数種類の動画フォ
ーマットを持つマルチフォーマットコンテンツを保持す
ることを特徴とする番組提供システム。 - 【請求項2】 前記マルチフォーマットコンテンツが、
編集・加工に適する非圧縮または低圧縮の動画フォーマ
ットと、前記動画フォーマットから変換された1種類以
上の配信に適する高圧縮の動画フォーマットとを有する
ことを特徴とする請求項1に記載の番組提供システム。 - 【請求項3】 前記サーバが、前記マルチフォーマット
コンテンツに含まれる配信に適する高圧縮の動画フォー
マットの中から、再生端末または再生端末に接続するネ
ットワークの能力に応じて選択した動画フォーマットの
コンテンツを提供することを特徴とする請求項2に記載
の番組提供システム。 - 【請求項4】 前記サーバが、編集・加工に適する非圧
縮または低圧縮の動画フォーマットを配信に適する高圧
縮の動画フォーマットに変換するデータ変換手段と、 コンテンツと、そのコンテンツで使用した編集・加工に
適する非圧縮または低圧縮の動画データと、前記データ
変換手段がその動画データから変換した高圧縮の動画デ
ータとを関連付けて管理する管理手段と、 前記非圧縮または低圧縮の動画データと、前記高圧縮の
動画データと、コンテンツのシナリオとを蓄積する蓄積
手段とを備えることを特徴とする請求項2に記載の番組
提供システム。 - 【請求項5】 前記サーバのデータ変換手段が、登録さ
れた動画素材を、配信に適する高圧縮の動画フォーマッ
トに変換し、コンテンツを制作するタイトル制作端末
が、ネットワークを介して、サーバから前記高圧縮の動
画フォーマットに変換された動画素材を読み出してコン
テンツを制作し、制作したコンテンツをサーバに登録す
ることを特徴とする請求項4に記載の番組提供システ
ム。 - 【請求項6】 前記編集・加工に適する非圧縮または低
圧縮の動画がDV形式の動画であり、前記配信に適する
高圧縮の動画がMPEG形式の動画であることを特徴と
する請求項2乃至5のいずれかに記載の番組提供システ
ム。 - 【請求項7】 前記編集・加工に適する非圧縮または低
圧縮の動画がD1またはMPEG2形式の動画であり、
前記配信に適する高圧縮の動画がMPEG1またはMP
EG4形式の動画であることを特徴とする請求項2乃至
5のいずれかに記載の番組提供システム。 - 【請求項8】 前記サーバが、再生端末から要求があっ
たときに、前記マルチフォーマットコンテンツを、再生
端末または再生端末に接続するネットワークの能力に応
じた、配信に適する高圧縮の動画フォーマットに変換し
て提供することを特徴とする請求項2から5のいずれか
に記載の番組提供システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25191099A JP2001078166A (ja) | 1999-09-06 | 1999-09-06 | 番組提供システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25191099A JP2001078166A (ja) | 1999-09-06 | 1999-09-06 | 番組提供システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001078166A true JP2001078166A (ja) | 2001-03-23 |
Family
ID=17229788
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25191099A Pending JP2001078166A (ja) | 1999-09-06 | 1999-09-06 | 番組提供システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001078166A (ja) |
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-
1999
- 1999-09-06 JP JP25191099A patent/JP2001078166A/ja active Pending
Cited By (25)
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