JP2002076996A - 自動利得制御装置及び自動利得制御方法 - Google Patents

自動利得制御装置及び自動利得制御方法

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JP2002076996A
JP2002076996A JP2000259788A JP2000259788A JP2002076996A JP 2002076996 A JP2002076996 A JP 2002076996A JP 2000259788 A JP2000259788 A JP 2000259788A JP 2000259788 A JP2000259788 A JP 2000259788A JP 2002076996 A JP2002076996 A JP 2002076996A
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JP
Japan
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voltage
agc
transmission unit
agc voltage
signal
Prior art date
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Application number
JP2000259788A
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English (en)
Inventor
Akihiko Nishio
昭彦 西尾
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号が含まれていない伝送単位を受信し
た場合であっても、適切にAGC制御を行って安定した
AGCアンプ出力を得ること。 【解決手段】 判定器203は、受信信号の有無を判定
するために、チャネル推定部105から出力されるチャ
ネル推定値を伝送単位毎に閾値判定する。AGC電圧制
御器204は、判定した伝送単位に受信信号が含まれて
いない場合に、AGC電圧用メモリ205から前期AG
C電圧を読み出して、AGC電圧を前期AGC電圧と同
じ電圧にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信に用い
る自動利得制御(AGC:Automatic Gain Control)に
関する。
【0002】
【従来の技術】移動体通信においては、一般的に、受信
信号をディジタル変換する際の精度向上を目的として自
動利得制御(以下、「AGC」(Automatic Gain Contr
ol)という)が行われている。このAGCは、A/D変
換器の入力信号の電圧が予め設定された基準電圧に収束
するように増幅器の利得を制御するものである。この基
準電圧は、A/D変換器の特性に応じて予め定められて
おり、A/D変換器の入力信号の電圧をこの基準電圧の
近傍に保つように増幅器の利得を制御することで、A/
D変換器の入力信号をA/D変換器のダイナミックレン
ジに収めることができる。このようにAGCを行うこと
により、A/D変換を精度良く行うことができる。
【0003】従来の自動利得制御装置は、受信信号の電
圧を測定し、測定した受信信号の電圧とその基準電圧と
の差分(差分値)に基づいてAGC電圧を算出し、算出
したAGC電圧で増幅器の利得(ゲイン)を制御する。
【0004】以下、従来の自動利得制御装置について図
9を参照して説明する。図9は、従来の自動利得制御装
置の構成を示すブロック図である。この図に示すよう
に、従来の自動利得制御装置において、利得可変増幅器
(AGCアンプ)11は、アンテナから受信した信号を
後述するAGC演算器13において算出するAGC電圧
に従って増幅し、検波器12に出力する。すなわち、A
GCアンプ11は、AGC電圧に応じて変化する利得
(増幅率)で受信信号を増幅する。検波器12は、AG
Cアンプ11から出力された信号を周波数変換してベー
スバンド信号に変換し、後段のA/D変換器に出力する
とともに、AGCアンプから出力された信号の電圧を測
定する。本明細書では、このAGCアンプから出力され
た信号の電圧を検波電圧(DET値:Detect値)とい
う。AGC演算器13は、検波器12で測定されたDE
T値と予め設定された基準電圧(基準DET値)との差
分に基づいてAGC電圧を算出し、算出したAGC電圧
に従ってAGCアンプ11の利得を制御する。AGC電
圧は、前記DET値と基準DET値との差分の対数に予
め定められた収束係数を乗算し、さらにその乗算結果と
前回の制御時におけるAGC電圧を加算することによっ
て求められる。
【0005】次いで、従来の自動利得制御装置を、例え
ばTDMA(Time Division Multiple Access)方式の
セルラシステムで用いる場合の利得制御について図10
を参照して説明する。ここでは、1フレーム周期でAG
C電圧が制御される場合を例に説明する。図10は、T
DMA方式のセルラシステムにおける伝送単位の構成例
を示したものである。
【0006】図10において、フレーム21及びフレー
ム22は、それぞれユーザA、ユーザB、ユーザC、及
びユーザDから送信された伝送単位が時分割多重されて
構成される。伝送単位としては、例えば、パケット又は
スロットが代表的である。TDMAにおいては受信電界
強度が伝送単位毎に独立に変化するので、AGC制御は
各伝送単位毎に行われる。ここでは、ユーザBから送信
された伝送単位を例に自動利得制御装置の動作を説明す
る。
【0007】ユーザBには、フレーム21においては伝
送単位23が、及びフレーム22においては伝送単位2
4が割り当てられている。まず、自動利得制御装置にフ
レーム21が入力されると、伝送単位23のDET値が
測定され、このDET値と予め設定された基準DET値
との差分が求められ、この差分に基づいてAGC電圧が
算出される。次いで、自動利得制御装置にフレーム22
が入力されると、AGC増幅器は、算出されたAGC電
圧に従って、フレーム22に含まれる伝送単位24を増
幅する。
【0008】このように、受信信号の検波電圧(DET
値)に基づいてAGC増幅器の利得を制御することによ
り、増幅後の信号の電力をA/D変換器のダイナミック
レンジの範囲内に収めることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の自動利得制御装置において、通信を行っていないユ
ーザの伝送単位や間欠送信(DTX:Discontinuous Tr
ansmit)の非送信区間にあたる伝送単位等のデータが含
まれていない伝送単位に基づいてAGC電圧を制御する
と、AGC電圧が不適切な値になることがある。すなわ
ち、データが含まれていない伝送単位のDET値はその
伝送単位の雑音のDET値となるので、この雑音のDE
T値を基準電圧に近づける制御を行うことにより、誤っ
てAGC電圧を増加させてしまう。このため、受信信号
がA/D変換器においてオーバーフローを起こす場合が
あり、誤り率特性が劣化するという問題がある。また、
オーバーフローが起こらない場合であっても、誤ってA
GC電圧を増加させた場合には、DET値が基準電圧に
収束するまでに長時間を要し、AGCアンプの出力が安
定しないという問題もある。
【0010】上述した課題について、図10を用いて具
体的に説明する。伝送単位23の送信タイミングでユー
ザBが送信を行わなかった場合、伝送単位23には信号
が含まれていない。この場合、伝送単位23に基づいて
AGC電圧を制御する際には、検波器が伝送単位に含ま
れる雑音のDET値を測定するので、この雑音に基づい
て測定したDET値を基準電圧に近づける制御を行うこ
とで、誤ってAGC電圧を増加させてしまう。
【0011】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、信号が含まれていない伝送単位を受信した場合で
あっても、適切にAGC制御を行って安定したAGCア
ンプ出力を得ることができる自動利得制御装置を提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の自動利得制御装
置は、受信信号の有無を伝送単位毎に判定する判定手段
と、判定した伝送単位に受信信号が含まれていない場合
に、今期AGC電圧を前期AGC電圧と同じ電圧にする
電圧制御手段と、を具備する構成を採る。
【0013】本発明の自動利得制御装置は、上記自動利
得制御装置において、AGC電圧を記憶する記憶手段を
具備し、電圧制御手段は、判定した伝送単位に受信信号
が含まれていない場合に、前記記憶手段から前期AGC
電圧を読み出して今期AGC電圧とする構成を採る。
【0014】これらの構成によれば、伝送単位に受信信
号が含まれていない場合に、AGC電圧を前期AGC電
圧と同じ電圧にすることにより、データが含まれていな
い伝送単位を受信した場合であっても、適切にAGC制
御を行って安定したAGCアンプ出力を得ることができ
る。
【0015】本発明の自動利得制御装置は、受信信号の
有無を伝送単位毎に判定する判定手段と、通信相手の送
信電力を制御して所望の受信レベルを得るクローズドル
ープ型の送信電力制御を行う送信電力制御手段と、判定
した伝送単位に受信信号が含まれていない場合に、前記
送信電力制御により予測される受信レベルに対応する検
波電圧に基づいてAGC電圧を制御する電圧制御手段
と、を具備する構成を採る。
【0016】本発明の自動利得制御装置は、上記自動利
得制御装置において、伝送単位の受信品質に基づいてT
PCコマンドを生成する生成手段と、伝送単位の受信レ
ベルと前記生成手段において生成したTPCコマンドと
を参照して、次の制御タイミングにおける伝送単位の受
信レベルを予測する予測手段と、受信レベルと検波電圧
との対応を示すテーブルを記憶する記憶手段と、を具備
し、電圧制御手段は、前記予測手段において予測した受
信レベルに対応する検波電圧を前記記憶手段から読み出
し、読み出した検波電圧に基づいてAGC電圧を制御す
る構成を採る。
【0017】これらの構成によれば、伝送単位に受信信
号が含まれていない場合に、送信電力制御により予測さ
れる受信レベルに対応する検波電圧に基づいてAGC電
圧を制御することにより、データが含まれていない伝送
単位を受信した場合であっても、適切にAGC制御を行
って安定したAGCアンプ出力を得ることができる。
【0018】本発明の無線基地局装置は、上記自動利得
制御装置を具備する構成を採る。この構成によれば、デ
ータが含まれていない伝送単位を受信した場合であって
も、適切にAGC制御を行って安定したAGCアンプ出
力を得ることができる無線基地局装置を提供することが
できる。
【0019】本発明の無線通信端末装置は、上記自動利
得制御装置を具備する構成を採る。この構成によれば、
データが含まれていない伝送単位を受信した場合であっ
ても、適切にAGC制御を行って安定したAGCアンプ
出力を得ることができる無線通信端末装置を提供するこ
とができる。
【0020】本発明の自動利得制御方法は、受信信号の
有無を伝送単位毎に判定し、判定した伝送単位に受信信
号が含まれていない場合に、今期AGC電圧を前期AG
C電圧と同じ電圧にするようにした。
【0021】この方法によれば、伝送単位に受信信号が
含まれていない場合に、AGC電圧を前期AGC電圧と
同じ電圧にすることにより、データが含まれていない伝
送単位を受信した場合であっても、適切にAGC制御を
行って安定したAGCアンプ出力を得ることができる。
【0022】本発明の自動利得制御方法は、受信信号の
有無を伝送単位毎に判定し、判定した伝送単位に受信信
号が含まれていない場合に、送信電力制御により予測さ
れる受信レベルに対応する検波電圧に基づいてAGC電
圧を制御するようにした。
【0023】この方法によれば、伝送単位に受信信号が
含まれていない場合に、送信電力制御により予測される
受信レベルに対応する検波電圧に基づいてAGC電圧を
制御することにより、データが含まれていない伝送単位
を受信した場合であっても、適切にAGC制御を行って
安定したAGCアンプ出力を得ることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の骨子は、伝送単位に通信
相手からの信号が含まれていない場合に、AGC電圧を
前期AGC電圧と同じ電圧にすることにより/送信電力
制御により予測される受信レベルに対応する検波電圧に
基づいてAGC電圧を制御することにより、データが含
まれていない伝送単位を受信した場合であっても、ベー
スバンド信号のレベルをA/D変換器のダイナミックレ
ンジ内に収めることである。
【0025】以下、本発明の各実施形態について、添付
図面を参照して詳細に説明する。 (実施の形態1)本実施の形態では、伝送単位に通信相
手からの信号が含まれていない場合に、AGC電圧を前
回の制御タイミングのAGC電圧と同じ電圧にする場合
について説明する。
【0026】図1は、本発明の実施の形態1に係る無線
通信装置の構成を示すブロック図である。ここでは、本
実施の形態に係る無線通信装置がTDMA(Time Divis
ionMultiple Access)方式のセルラシステムで用いられ
る場合について説明する。
【0027】AGC制御部102は、受信信号をAGC
電圧で増幅してA/D変換部103に出力する。また、
AGC制御部102は、チャネル推定部105より出力
されたチャネル推定値に基づいて受信信号の有無を伝送
単位毎に判定し、判定結果に応じてAGC電圧を制御す
る。A/D変換部103は、AGC制御部102から出
力された信号をディジタル信号に変換し、復調部104
及びチャネル推定部105に出力する。復調部104
は、A/D変換部103から出力されたディジタル信号
を所定の復調方式で復調し、受信データを得る。チャネ
ル推定部105は、A/D変換部103から出力された
ディジタル信号に含まれるパイロット信号を用いて伝送
単位毎にチャネル推定を行ってチャネル推定値を算出
し、算出したチャネル推定値をAGC制御部102に出
力する。
【0028】次いで、図2を参照して、AGC制御部1
02について詳しく説明する。図2は、本実施の形態に
係るAGC制御部102の構成を示すブロック図であ
る。利得可変増幅器(AGCアンプ)201は、アンテ
ナ101から受信した信号をAGC電圧制御器204に
おいて算出するAGC電圧で増幅し、検波器202に出
力する。検波器202は、AGCアンプ201から出力
された信号を周波数変換してベースバンド信号に変換
し、A/D変換部103に出力するとともに、AGCア
ンプ201から出力された信号の電圧を測定する。本明
細書では、この検波器201で測定した電圧を検波電圧
(DET値:Detect値)という。
【0029】判定器203は、チャネル推定部105か
ら出力されたチャネル推定値の振幅成分を閾値判定す
る。この閾値判定は、伝送単位に信号が含まれているか
どうかを調べるために行う。したがって、振幅成分が所
定の閾値よりも大きければ、受信信号がその伝送単位に
信号が含まれていると判定し、逆に振幅成分が所定の閾
値よりも小さければ伝送単位に信号が含まれていないと
判定する。なお、この閾値は、システムにおいて適宜変
更して設定する。上記判定器203における判定結果
は、AGC電圧制御器204に出力される。
【0030】AGC電圧制御器204は、判定器203
の判定結果に従ってAGC電圧を制御する。すなわち、
判定器203において伝送単位に信号が含まれていると
判定された場合には、AGC電圧制御器204は、従来
と同様にしてAGC電圧を算出する。具体的には、検波
器202から出力されたDET値と予め設定された基準
電圧(基準DET値)との差分に基づいてAGC電圧を
算出し、算出したAGC電圧に従ってAGCアンプ20
1の利得を制御する。AGC電圧は、具体的には、前記
DET値と基準DET値との差分の対数に予め定められ
た収束係数を乗算し、さらにその乗算結果と前回の制御
時におけるAGC電圧を加算することによって求められ
る。また、AGC電圧制御器204は、このようにして
求めたAGC電圧をAGC電圧用メモリ205に記憶す
る。このように、AGC電圧制御器204において新た
なAGC電圧が算出される毎に、AGC電圧用メモリ2
05に算出されたAGC電圧が記憶される。したがっ
て、AGC電圧制御器204において新たなAGC電圧
を算出する際には、AGC電圧用メモリ205に前回の
制御タイミングで算出されたAGC電圧(前期AGC電
圧)が記憶されている。
【0031】一方、判定器203において伝送単位に信
号が含まれていないと判定された場合には、AGC電圧
制御器204は、AGC電圧用メモリ205から前期A
GC電圧を読み出して、読み出した前期AGC電圧を今
回の制御タイミングにおけるAGC電圧(今期AGC電
圧)とする。
【0032】なお、従来と同様のAGC電圧の算出方法
として、検波電圧とその基準電圧との差分に基づいてA
GC電圧を制御する場合を例に説明したが、AGC電圧
の算出方法はこれに限られず、検波電圧とその基準電圧
との差分に忘却係数を掛け合わせ前期AGC電圧に加え
たものを今期AGC電圧とする方法であっても良い。
【0033】次いで、上記無線通信装置の動作について
説明する。アンテナ101から受信された受信データ
は、AGC制御部102で受信信号の有無に応じたAG
C電圧で増幅され、A/D変換部103でディジタル信
号に変換され、復調部104で所定の復調方式で復調さ
れ、受信データが得られる。また、チャネル推定部10
5では、A/D変換部103の出力に含まれるパイロッ
ト信号を用いてチャネル推定が行われ、求められたチャ
ネル推定値がAGC制御部102に出力される。このチ
ャネル推定値は、受信信号の有無を判定するために用い
られる。
【0034】次に、AGC制御部102の動作について
説明する。アンテナ101より受信された信号は、AG
Cアンプ201で受信信号の有無に応じた増幅率で増幅
され、検波器202で周波数変換されてベースバンド信
号に変換される。また、検波器202では、受信信号の
検波電圧が測定され、測定された検波電圧がAGC電圧
制御器204に出力される。判定器203では、チャネ
ル推定部105から出力されたチャネル推定値の振幅成
分が閾値判定される。AGC電圧制御器204では、判
定器203の判定結果に応じて、AGC電圧が制御され
る。
【0035】次いで、AGC制御部102でのAGC電
圧の制御方法について図3のフロー図を用いて説明す
る。まず、ステップ(以下、「ST」と省略する)30
1で、検波器202において測定した検波電圧(DET
値)を取得し、ST302に移行する。次いで、ST3
02では、伝送単位に受信信号が含まれているかどうか
を判定する。すなわち、伝送単位毎に求めたチャネル推
定値が所定の閾値以上であるかどうかを判定する。伝送
単位に受信信号が含まれていると判定された場合にはS
T303に移行し、伝送単位に受信信号が含まれていな
いと判定された場合にはST304に移行する。ST3
03では、従来と同様にしてAGC電圧を求める。ST
304では、メモリから前回の制御タイミングにおける
AGC電圧(前期AGC電圧)を読み出して、読み出し
たAGC電圧を今回の制御タイミングのAGC電圧(今
期AGC電圧)とする。
【0036】次いで、AGC制御部102の動作につい
て、図4を参照してさらに説明する。図4は、TDMA
方式のセルラシステムにおける伝送単位の構成例を示し
たものである。
【0037】図4において、フレーム401〜フレーム
403は、それぞれユーザA、ユーザB、ユーザC、及
びユーザDから送信された伝送単位が時分割多重されて
構成される。伝送単位としては、例えば、パケット又は
スロットが代表的である。TDMAにおいては受信電界
強度が伝送単位毎に独立に変化するので、AGC制御は
各伝送単位毎に行われる。ここでは、ユーザBから送信
された伝送単位を例にAGC制御部102の動作を説明
する。
【0038】ユーザBには、フレーム401においては
伝送単位404が、フレーム401においては伝送単位
405が、フレーム401においては伝送単位406が
割り当てられている。まず、AGC制御部102にフレ
ーム401が入力されると、伝送単位405には信号が
含まれていると判定されて、従来と同様にしてAGC電
圧が算出される。すなわち、伝送単位404のDET値
が測定され、このDET値と予め設定された基準DET
値との差分が求められ、この差分に基づいてAGC電圧
が算出される。この算出されたAGC電圧は、AGC電
圧用メモリ205に記憶される。次の制御タイミングで
AGC制御部102にフレーム402が入力されると、
このタイミングの伝送単位405には信号が含まれてい
ないと判定されて、AGC電圧用メモリ205から前回
のAGC電圧(前期AGC電圧)を読み出して、今回の
AGC電圧として設定する。次いで、フレーム403が
入力されると、フレーム403に含まれる伝送単位40
6を設定したAGC電圧で増幅する。
【0039】このように、本実施の形態によれば、伝送
単位に受信信号が含まれていない場合に、今期AGC電
圧を前期AGC電圧と同じ電圧にすることにより、デー
タが含まれていない伝送単位を受信した場合であって
も、適切にAGC制御を行って安定したAGCアンプ出
力を得ることができる。
【0040】(実施の形態2)本実施の形態では、伝送
単位に通信相手からの信号が含まれていない場合に、送
信電力制御により予測される受信レベルに対応する検波
電圧に基づいてAGC電圧を制御する場合について説明
する。
【0041】図5は、本発明の実施の形態2に係る無線
通信装置の構成を示すブロック図である。ここでは、本
実施の形態に係る無線通信装置がTDMA(Time Divis
ionMultiple Access)方式のセルラシステムで用いられ
る場合について説明する。また、送信電力制御として、
クローズドループ型送信電力制御を行う場合について説
明する。
【0042】AGC制御部502は、受信信号を前期A
GC電圧で増幅してA/D変換部503に出力する。ま
た、AGC制御部502は、チャネル推定部505より
出力されたチャネル推定値に基づいて受信信号の有無を
伝送単位毎に判定し、判定結果に応じてAGC電圧を制
御する。A/D変換部503は、AGC制御部502か
ら出力された信号をディジタル信号に変換し、復調部5
04及びチャネル推定部505に出力する。チャネル推
定部505は、A/D変換部503から出力されたディ
ジタル信号に含まれるパイロット信号を用いて伝送単位
毎にチャネル推定を行ってチャネル推定値を算出し、算
出したチャネル推定値をAGC制御部502に出力す
る。復調部504は、A/D変換部503から出力され
たディジタル信号を所定の復調方式で復調して受信デー
タを得るとともに、復調結果を受信品質測定部506に
出力する。
【0043】受信品質測定部506は、受信品質を調べ
るために、復調部504から出力された信号に含まれる
既知信号を用いてSIR(Signal-to-Interference Rat
io、受信信号対干渉電力比)を測定する。測定された測
定SIRはTPCコマンド生成部507へ送られる。こ
の受信品質を調べる方法としては、SIRを調べる方法
の他に例えば、受信電界強度、所望波受信電力、受信信
号対干渉電力比(SIR)、受信信号電力対干渉電力+
雑音電力比(Signal-to-Interference pulse Noise Rat
io、以下SINRと省略する)を測定する方法等があ
る。
【0044】TPCコマンド生成部507は、予め設定
された目標SIRと受信品質測定部506で測定された
測定SIRとを比較し、測定SIRの方が大きい場合は
送信電力を下げる旨を指示するTPCコマンドを生成
し、測定SIRの方が小さい場合は送信電力を上げる旨
を指示するTPCコマンドを生成する。生成されたTP
Cコマンドは、AGC制御部502及び送信系に送られ
る。送信系では、TPCコマンドが他の送信信号等と多
重されて通信相手に送信される。通信相手は、TPCコ
マンドの指示内容に従って送信電力を制御する。
【0045】次いで、図6を参照して、AGC制御部5
02について詳しく説明する。本実施の形態に係るAG
C制御部502は、実施の形態1に係るAGC制御部2
02の構成に加えて仮想DET用メモリ502を設け、
AGC電圧制御器601における制御方法を変更したも
のである。したがって、AGC制御部502においてA
GC制御部202と同じ部分については同じ符号を付し
て詳しい説明を省略する。
【0046】仮想DET値用メモリ602には、受信レ
ベルとDET値との対応を示すテーブルが記憶されてい
る。受信レベルとDET値とは、共に受信信号の強度を
示す値であり、一定の相関関係がある。したがって、そ
の相関関係を予め調べておき、受信レベルとDET値と
の対応を示すテーブルとして仮想DET値用メモリ60
2に記憶する。
【0047】AGC電圧制御器601は、判定器203
の判定結果に従ってAGC電圧を制御する。まず、判定
器203において伝送単位に信号が含まれていないと判
定された場合について説明する。この場合、AGC電圧
制御器601は、前回の伝送単位の受信レベルと、前回
AGC制御を行った伝送単位に基づいてTPCコマンド
生成部507で生成されたTPCコマンドとを参照し
て、今回の伝送単位に信号が含まれていたと仮定した場
合の受信レベル(予測受信レベル)を予測する。例え
ば、前回の受信レベルが30dBであり、TPCコマン
ドが1dBだけ送信電力を上げる旨を指示する場合、予
測受信レベルは31dBとなる。次いで、AGC電圧制
御器601は、予測した予測受信レベルに対応するDE
T値を仮想DET値用メモリ602より読み出し、読み
出したDET値と予め設定された基準電圧(基準DET
値)との差分に基づいてAGC電圧を算出し、算出した
AGC電圧に従ってAGCアンプ201の利得を制御す
る。なお、AGC電圧は、前記DET値と基準DET値
との差分の対数に予め定められた収束係数を乗算し、さ
らにその乗算結果と前回の制御時におけるAGC電圧を
加算することにより算出する。
【0048】一方、判定器203において伝送単位に信
号が含まれていると判定された場合には、AGC電圧制
御器601は、従来と同様にしてAGC電圧を算出す
る。具体的には、検波器202から出力されたDET値
と予め設定された基準電圧(基準DET値)との差分に
基づいてAGC電圧を算出し、算出したAGC電圧に従
ってAGCアンプ201の利得を制御する。
【0049】次いで、上記無線通信装置の動作について
説明する。アンテナ501から受信された受信データ
は、AGC制御部502で受信信号の有無に応じたAG
C電圧で増幅され、A/D変換部103でディジタル信
号に変換され、復調部504で所定の復調方式で復調さ
れ、受信データが得られる。また、チャネル推定部50
5では、A/D変換部503の出力に含まれるパイロッ
ト信号を用いてチャネル推定が行われ、求められたチャ
ネル推定値がAGC制御部502に出力される。このチ
ャネル推定値は、受信信号の有無を判定するために用い
られる。受信品質測定部506では、受信品質を調べる
ために、復調部504から出力された信号に含まれる既
知信号を用いてSIRが測定される。測定されたSIR
はTPCコマンド生成部507へ送られる。TPCコマ
ンド生成部507では、予め設定された目標SIRと受
信品質測定部506で測定された測定SIRとを比較し
てTPCコマンドを生成する。生成されたTPCコマン
ドは、AGC制御部502及び送信系に送られる。送信
系では、TPCコマンドが他の送信信号等と多重されて
通信相手に送信される。
【0050】次に、AGC制御部502の動作について
説明する。アンテナ501より受信された信号は、AG
Cアンプ201で受信信号の有無に応じた増幅率で増幅
され、検波器202で周波数変換されてベースバンド信
号に変換される。また、検波器202では、受信信号の
検波電圧が測定され、測定された検波電圧がAGC電圧
制御器204に出力される。判定器203では、チャネ
ル推定部105から出力されたチャネル推定値の振幅成
分が閾値判定される。AGC電圧制御器204では、判
定器203の判定結果及びTPCコマンド生成部より出
力されるTPCコマンドに応じてAGC電圧が制御され
る。
【0051】次いで、AGC制御部502でのAGC電
圧の制御方法について図7のフロー図を用いて説明す
る。まず、ST701で、検波器202において測定し
た検波電圧(DET値)を取得し、ST702に移行す
る。次いで、ST702では、伝送単位に受信信号が含
まれているかどうかを判定する。すなわち、伝送単位毎
に求めたチャネル推定値が所定の閾値以上であるかどう
かを判定する。伝送単位に受信信号が含まれていると判
定された場合にはST703に移行し、伝送単位に受信
信号が含まれていないと判定された場合にはST704
に移行する。ST703では、従来と同様にしてAGC
電圧を求める。ST704では、前回の伝送単位の受信
レベルと、前回AGC制御を行った伝送単位とに基づい
て生成されたTPCコマンドとを参照して、今回の伝送
単位に信号が含まれていたと仮定した場合の受信レベル
(予測受信レベル)を予測し、次いで、予測した予測受
信レベルに対応するDET値を仮想DET値用メモリ6
02より読み出し、読み出したDET値と予め設定され
た基準電圧(基準DET値)との差分に基づいてAGC
電圧を算出する。
【0052】AGC制御部502の動作について、図8
を参照してさらに説明する。図8は、実施の形態2に係
るTDMA方式のセルラシステムにおける伝送単位の構
成例を示したものである。
【0053】図8において、フレーム801〜フレーム
803は、それぞれユーザA、ユーザB、ユーザC、及
びユーザDから送信された伝送単位が時分割多重されて
構成される。伝送単位としては、例えば、パケット又は
スロットが代表的である。TDMAにおいては受信電界
強度が伝送単位毎に独立に変化するので、AGC制御は
各伝送単位毎に行われる。ここでは、ユーザBから送信
された伝送単位を例にAGC制御部502の動作を説明
する。
【0054】ユーザBには、フレーム801においては
伝送単位804が、フレーム802においては伝送単位
805、及びフレーム803においては伝送単位806
が割り当てられている。まず、AGC制御部502にフ
レーム801が入力されると、伝送単位405には信号
が含まれていると判定されて、従来と同様にしてAGC
電圧が算出される。すなわち、伝送単位804のDET
値が測定され、このDET値と予め設定された基準DE
T値との差分が求められ、この差分に基づいてAGC電
圧が算出される。また、伝送単位804に含まれる既知
信号(パイロット信号)に基づいて受信SIRが測定さ
れ、TPCコマンドが生成される。
【0055】次の制御タイミングで、AGC制御部50
2にフレーム802が入力されると、このタイミングの
伝送単位405には信号が含まれていないと判定され
て、伝送単位804の受信レベルと、伝送単位804に
基づいて生成されたTPCコマンドとを参照して、伝送
単位805に信号が含まれていたと仮定した場合の受信
レベル(予測受信レベル)を予測し、次いで、予測した
予測受信レベルに対応するDET値を仮想DET値用メ
モリ602より読み出し、読み出したDET値と予め設
定された基準電圧(基準DET値)との差分に基づいて
AGC電圧を算出する。次いで、フレーム803が入力
されると、フレーム803に含まれる伝送単位806を
設定したAGC電圧で増幅する。
【0056】このように、本実施の形態によれば、伝送
単位に受信信号が含まれていない場合に、送信電力制御
により予測される受信レベルに対応する検波電圧に基づ
いてAGC電圧を制御することにより、データが含まれ
ていない伝送単位を受信した場合であっても、適切にA
GC制御を行って安定したAGCアンプ出力を得ること
ができる。
【0057】なお、上記各実施の形態においては、多元
アクセス方式としてTDMA方式も用いた場合について
説明したが、本発明はこれに限られず、TDMAの各伝
送単位内でCDMAを用いるCD-TDMA方式にも適
用できる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
データが含まれていない伝送単位を受信した場合であっ
ても、適切にAGC制御を行って安定したAGCアンプ
出力を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る無線通信装置の構
成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1に係るAGC制御部の構
成を示すブロック図
【図3】AGC電圧の制御方法を示すフロー図
【図4】本発明の実施の形態1に係るTDMA方式のセ
ルラシステムにおける伝送単位の構成例を示す図
【図5】本発明の実施の形態2に係る無線通信装置の構
成を示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態2に係るAGC制御部の構
成を示すブロック図
【図7】AGC電圧の制御方法を示すフロー図
【図8】本発明の実施の形態2に係るTDMA方式のセ
ルラシステムにおける伝送単位の構成例を示す図
【図9】従来の自動利得制御装置の構成を示すブロック
【図10】TDMA方式のセルラシステムにおける伝送
単位の構成例を示す図
【符号の説明】
102、502 AGC制御部 105、505 チャネル推定部 201 AGCアンプ 202 検波器 203 判定器 204、601 AGC電圧制御器 205 AGC電圧用メモリ 506 受信品質測定部 507 TPCコマンド生成部 602 仮想DET値用メモリ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信信号の有無を伝送単位毎に判定する
    判定手段と、判定した伝送単位に受信信号が含まれてい
    ない場合に、今期AGC電圧を前期AGC電圧と同じ電
    圧にする電圧制御手段と、を具備することを特徴とする
    自動利得制御装置。
  2. 【請求項2】 AGC電圧を記憶する記憶手段を具備
    し、電圧制御手段は、判定した伝送単位に受信信号が含
    まれていない場合に、前記記憶手段から前期AGC電圧
    を読み出して今期AGC電圧とすることを特徴とする請
    求項1記載の自動利得制御装置。
  3. 【請求項3】 受信信号の有無を伝送単位毎に判定する
    判定手段と、通信相手の送信電力を制御して所望の受信
    レベルを得るクローズドループ型の送信電力制御を行う
    送信電力制御手段と、判定した伝送単位に受信信号が含
    まれていない場合に、前記送信電力制御により予測され
    る受信レベルに対応する検波電圧に基づいてAGC電圧
    を制御する電圧制御手段と、を具備することを特徴とす
    る自動利得制御装置。
  4. 【請求項4】 伝送単位の受信品質に基づいてTPCコ
    マンドを生成する生成手段と、伝送単位の受信レベルと
    前記生成手段において生成したTPCコマンドとを参照
    して、次の制御タイミングにおける伝送単位の受信レベ
    ルを予測する予測手段と、受信レベルと検波電圧との対
    応を示すテーブルを記憶する記憶手段と、を具備し、電
    圧制御手段は、前記予測手段において予測した受信レベ
    ルに対応する検波電圧を前記記憶手段から読み出し、読
    み出した検波電圧に基づいてAGC電圧を制御すること
    を特徴とする請求項3に記載の自動利得制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    の自動利得制御装置を具備することを特徴とする無線基
    地局装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    の自動利得制御装置を具備することを特徴とする無線通
    信端末装置。
  7. 【請求項7】 受信信号の有無を伝送単位毎に判定し、
    判定した伝送単位に受信信号が含まれていない場合に、
    今期AGC電圧を前期AGC電圧と同じ電圧にすること
    を特徴とする自動利得制御方法。
  8. 【請求項8】 受信信号の有無を伝送単位毎に判定し、
    判定した伝送単位に受信信号が含まれていない場合に、
    送信電力制御により予測される受信レベルに対応する検
    波電圧に基づいてAGC電圧を制御することを特徴とす
    る自動利得制御方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007132702A (ja) * 2005-11-08 2007-05-31 Mitsubishi Electric Corp デジタルrfメモリ装置
JP2007534275A (ja) * 2004-04-22 2007-11-22 キョウセラ ワイヤレス コープ. 受信器ゲインスイッチポイントを適合的に制御するためのシステムおよび方法
US7392027B2 (en) 2004-03-30 2008-06-24 Nec Corporation Automatic gain control device, automatic gain control method, control program for automatic gain control device, radio communication terminal having automatic control device, radio communication system, and radio communication method

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