JP2002075552A - 多極シールドコネクタの接続構造 - Google Patents

多極シールドコネクタの接続構造

Info

Publication number
JP2002075552A
JP2002075552A JP2000260492A JP2000260492A JP2002075552A JP 2002075552 A JP2002075552 A JP 2002075552A JP 2000260492 A JP2000260492 A JP 2000260492A JP 2000260492 A JP2000260492 A JP 2000260492A JP 2002075552 A JP2002075552 A JP 2002075552A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shield
shield shell
connector
shielded
cable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000260492A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Imazu
準 今津
Chikahiro Yoshioka
近弘 吉岡
Norifumi Yoshida
典史 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, AutoNetworks Technologies Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2000260492A priority Critical patent/JP2002075552A/ja
Publication of JP2002075552A publication Critical patent/JP2002075552A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数本のシールドケーブルを接続、収容する
多極シールドコネクタを構成する部品点数を減らしてコ
ネクタの構造を簡素化および小型化するとすることで製
造コストの低廉化を図りコネクタの有用性の向上させる
こと。 【解決手段】 内導体端子28に接続したシールドケー
ブル20をシールドシェル14で遮蔽し、これをインナ
ーハウジング12に嵌合することで構成されたシールド
シェル組立体30を組み立て、該シールドシェル組立体
30を複数配列させ、隣接する各シールドシェルを接触
導通させて一体的にアウターハウジング18に装着す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シールドコネクタ
に関し、更に詳しくは、複数本のシールドケーブルが収
容される多極シールドコネクタの接続構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】自動車の高機能化に伴って、車載される
電気電子機器の数は増大してきており、これら多数の機
器に効率よく電力を供給するため、車載電源の高電圧化
が検討されている。また、排気ガスによる環境問題か
ら、電気自動車、ハイブリッド車が既に実用化されてい
るが、駆動系では高電圧、大電流が必要とされるためこ
れらに使用されるケーブル、コネクタは大電力に見合っ
たサイズが必要となり、従来車載用途で使われているケ
ーブル、コネクタに比べ非常に大きくなる問題がある。
また、ノイズの問題のため電磁シールド性を考慮する必
要もあり、特に多極シールドコネクタにおいて、小型化
が望まれている。
【0003】このような高電圧、大電流用途などに用い
られる多極シールドコネクタとしては例えば、特開平8
−138798号公報あるいは特開平8−330026
号公報に示されるように、ケーブル芯線の導体が内導体
端子に接続され、この内導体端子がアウターハウジング
と一体に形成されるインナーハウジングの端子収容室に
装着されると共に、前記ケーブル芯線を覆うシールド編
組線が編組接触子で加締められ、この編組接触子を介し
て端子収容室を覆う円筒状のシールドシェルとシールド
編組部が導通接続されるもので、1つのケーブルを1つ
のシールドシェルで遮蔽する構造である。さらにケーブ
ルを水や埃から保護するためにケーブルに防水用ゴム栓
を装着させ、アウターハウジングの後方にバックリテー
ナーを嵌め込んで構成されることを特徴とするものがあ
る。
【0004】このシールドコネクタは1つのケーブルを
1つのシールドシェルで遮蔽する構造であるため、個々
のシールドシェルを収容するためのスペースとシールド
シェル間を区分するための隔壁を設ける必要がある。さ
らに円筒形状のシールドシェルであるためにコネクタ中
に余分なスペースが生じてしまい、省スペース化の妨げ
となる。
【0005】また、このシールドコネクタは複数個のシ
ールドシェルが必要であり、さらにシールド編組部とシ
ールドシェルとを導通接続するために編組接触子を介在
させる必要があるなど、部品点数も多く内部構造も複雑
となるため、電気自動車用のケーブルの最大の問題であ
る省スペース化には限度がある。
【0006】上記のような問題を改善するものとして、
例えば、特開平11−219758号公報にはケーブル
芯線の導体が内導体端子に接続され、この内導体端子を
アウターハウジングと一体に形成されるインナーハウジ
ングの端子収容室に装着されると共に、前記ケーブル芯
線を覆うシールド編組部が編組接触子で加締められ、こ
の編組接触子と複数回路分の端子収容室を覆うシールド
シェルとの間に導通ブロックを介在させシールド編組部
とシールドシェルとを導通接続させ、さらにケーブルを
水や埃から保護するためにケーブルに防水用ゴム栓を装
着させ、アウターハウジングの後方にバックリテーナー
を嵌め込んで構成されることを特徴とするシールドコネ
クタが開示されている。
【0007】このシールドコネクタは、ケーブルの端末
部および端子部を一括して1つのシールドシェルで遮蔽
する構造であるために、前述のシールドコネクタに較べ
ると部品点数も少なくなり、コネクタの内部構造も幾分
簡略化されるため小型化も可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このシールド
コネクタは、ケーブルの編組部をシールドシェルと導通
接続させるために編組接触子および導通ブロックが必要
であり、依然部品点数が多く、さらに電気的接触部位が
多いため信号伝達の信頼性上好ましくない。また、各ケ
ーブルおよび端子を遮蔽するためにシールドシェルに覆
われたインナーハウジング内に収容部を設ける必要があ
り、小型化も十分ではない。
【0009】また、複数のシールドケーブルを1つのシ
ールドシェルで覆う構造では、ケーブルの必要回路数に
応じてシールドシェルの大きさや形状を変更しなければ
ならず、種々の回路数の多極シールドコネクタを生産す
る場合にはその都度別々の生産工程でシールドシェルを
生産する必要があり、生産効率が悪くなるという問題が
ある。
【0010】本発明の解決しようとする課題は、複数本
のシールドケーブルを接続、収容する多極シールドコネ
クタを構成する部品点数を減らしてコネクタの構造を簡
素化すると共に組立を容易にすることで製造コストの低
廉化を図り、さらにコネクタの小型化させることによっ
てコネクタの有用性の向上を図らんとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明に係る多極シールドコネクタの接続構造は、請
求項1に記載のように、シールドケーブル接続端末の芯
線と内導体端子が接続されると共に、前記シールドケー
ブル接続端末の編組線と接続される筒状のシールドシェ
ルには絶縁性のインナーハウジングを介して前記内導体
が装着されてシールドシェル組立体が形成され、該シー
ルドシェル組立体を複数整列させ、隣接するそれぞれの
前記シールドシェルを接触導通させて一体的にアウター
ハウジングに装着することを要旨とするものである。
【0012】上記構成を有する本発明に係る請求項1に
記載の多極シールドコネクタの接続構造によれば、多数
のシールドケーブルを同一形状のシールドシェルで個々
に遮蔽する構造であるので、必要とされる回路数に応じ
てシールドシェルの構造を変更する必要がない。すなわ
ち、シールドシェルの形状は1種類あれば良く、同一の
設備および工法でシールドシェルを製造することが可能
となり製造コストの大幅な削減が期待できる。
【0013】さらに、個々に形成されたシールドシェル
組立体を複数整列させて、隣接するシールドコネクタ組
立体同士を導通接続させて一体化した後にアウターハウ
ジングに装着するので、シールドコネクタ組立体のアウ
ターハウジングへの組み付けが容易でシールド性も良
く、またアウターハウジングのシールドシェル組立体挿
入口に従来技術のように個々の組立体を隔てる隔壁を設
ける必要がないため、隔壁のスペース分だけアウターハ
ウジングを小型化させることが可能となる。アウターハ
ウジングを小型化させることはすなわちシールドコネク
タ全体の小型化に繋がるものである。
【0014】また、シールドシェルには、請求項2に記
載のように、シールドケーブル接続端末の編組線と外被
に圧着する圧着部が一体的に設けられているため、圧着
接続が非常に容易であり、また上述の従来技術のシール
ドコネクタのように編組接触子(圧着部)とシールドシ
ェルが別部材で構成されている場合に圧着部とシールド
シェルとを導通接続させるのに用いられた導通ブロック
は不要であり、コネクタの部品点数が削減される。さら
に、これら部品点数が減ったことにより電気的接触部が
少なくなりその結果シールド性の信頼性も向上する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施の形態を詳
細に説明する。図1は本実施形態における多極シールド
コネクタ10の分解斜視図、図2は内導体端子28を接
続したシールドケーブル20をインナーハウジングに嵌
入させて組み立てられたシールドシェル組立体30の斜
視図、図3は複数個のシールドシェル組立体30をアウ
ターハウジング18に組み付けたシールドコネクタ10
の斜視図を示したものである。本実施形態におけるシー
ルドコネクタは10は、図1に示すように、アウターハ
ウジング18の内部にインナーハウジング12がシール
ドシェル14を介して収容されることにより一体となる
構造であり、インナーハウジング12にシールドケーブ
ル20に接続された内導体端子28を組み込むことで構
成される。
【0016】このシールドコネクタ10の構成について
さらに詳細に説明する。シールドケーブル20の外被2
2を剥いで露出した端末部24の芯線26に内導体端子
28に圧着接続し、一方でケーブル20および内導体端
子28を収容する絶縁樹脂材から成るインナーハウジン
グ12を遮蔽部材であるシールドシェル14に嵌入し、
嵌入されたインナーハウジング12内に設けられた端子
収容部に前記内導体端子28を挿入し、ケーブル外被2
2を剥いだ際に露出した編組線23をケーブル外被22
側に折り返し、折り返されたシールド編組線23をシー
ルドシェル14の後方に一体に備えられた一対の圧接片
16L、16Rで挾着することでシールドシェル組立体
30が構成される。
【0017】こうして組み立てられたシールドシェル組
立体30は、図2に示すように、1組のシールドケーブ
ル20および該シールドケーブルに接続された内導体端
子28を遮蔽する構造であり、必要とされる回路数分だ
け組み立てられる。また、組立体前方にはインナーハウ
ジング12とシールドシェル14によって形成された隙
間34があり、この隙間34は後述するシールドシェル
組立体30同士を係合するための係合クリップの挿入箇
所となる。
【0018】このシールドシェル組立体30を絶縁樹脂
材から成るアウターハウジング18に順次挿入組み付け
する。これらのシールドシェルは、該シールドシェルの
ケーブル収容部と圧接片16L、16Rの間にシールド
シェルと一体に設けられたスタビライザ32L、32R
によってアウターハウジング18内に固定される。アウ
ターハウジング18内に安定に組み付けられたシールド
ケーブルの外周に防水用ゴム栓(不図示)を挿通させ、
さらにアウターハウジング18の最後部に埃等の進入を
防ぐためのバックリテーナー36を組み付けることで図
3に示すシールドコネクタ10が構成されている。
【0019】このようにこのシールドシェル組立体30
は1本のシールドケーブル20に対して1つのシールド
シェル14で遮蔽することによって構成されているた
め、ケーブルの回路数に関わらず同一形状のものでよ
い、またシールドシェル14の後方に編組線を導通接続
するための圧接片16L、16Rが一体に設けられてい
るため部品点数も少なく、さらにシールドケーブル20
のシールドシェル14への組み付けも容易である。
【0020】また、シールドシェル組立体30を個々に
組み立てた後にアウターハウジング18に組み付けて構
成されるため、従来技術のシールドコネクタに較べて組
み付け工程が非常に簡略される。
【0021】図4に個々に形成したシールドシェル組立
体30同士を係合するための係合方法について図示した
ものである。図4(a)に示したシールドシェル組立体
は、シールドシェル14に一体形成されたスタビライザ
を加工してシールドシェル組立体30同士を係合するた
めの係合部位を形成させたものである。一方の係合部位
40Lは、スタビライザをシールドシェルの外側に屈曲
させることで形成され、他方の係合部位40Rは、スタ
ビライザの根元部に屈曲加工を施した係合部位40Lを
挿入するための挿入孔42を形成させることで構成され
る。
【0022】このような係合部位40L、40Rを備え
たシールドシェル組立体30同士を図4(b)に示すよ
うに、オス型の係合部位40Lをメス型の係合部位40
Rに挿入することによって係合し、さらに係合を安定化
させるために各々のシールドシェル組立体30の前方に
備えられた隣接する隙間34同士を導電性部材である係
合クリップ44で挟み込むことで係合工程が完了する。
【0023】また、シールドシェル組立体30同士の係
合方法は図4(a)に示したもの以外にも、図4(c)
に示した係合方法も考えられる。この係合方法では、一
方の係合部位50Lをシールドシェル14に一体形成さ
れたスタビライザをシールドシェルの外側に屈曲させ
て、さらに屈曲して水平になった屈曲面にもう一方の係
合部位が挿入できるように挿入孔52を形成させる。他
方のオス型の係合部位50Rは起立させたままの状態で
あるがメス型の係合部位50Lに形成された挿入孔52
に挿入できるようにメス型の係合部位50Lよりも幅を
狭くする必要がある。
【0024】このような係合部位40L、40Rを備え
たシールドシェル組立体30同士を図示しないがオス型
の係合部位50Lをメス型の係合部位50Rの挿入孔5
2に挿入することによって係合し、さらに係合を安定化
させるために各々のシールドシェル組立体30の前方に
備えられた隣接する隙間34同士を係合クリップ44で
挟み込むことで係合工程が完了する。
【0025】さらにまた、図5(d)に示した係合手段
では、一方の係合部位60Lはシールドシェル14に一
体形成されたスタビライザをシールドシェルの外側に屈
曲させて水平になった屈曲面に凹型の切り欠き62に形
成させ、他方の係合部位60Rはスタビライザを起立さ
せたままの状態でこれに屈曲加工を施した係合部位60
Lの切り欠き部62に嵌め込むことができるよう同じく
凹型の切り欠き64を形成させることにより構成され
る。
【0026】このような係合部位60L、60Rを備え
たシールドシェル組立体30同士を図示しないが屈曲加
工を施した係合部位60Lに形成された凹型の切り欠き
部62に起立した係合部位60Rに形成された凹型の切
り欠き部64を嵌め込むことによって係合し、さらに係
合を安定化させるために各々のシールドシェル組立体3
0の前方に備えられた隣接する隙間34同士を係合クリ
ップ44で挟み込むことで係合工程が完了する。
【0027】このように係合部位を加工形成させてシー
ルドシェルを一体係合することによってこれらを組み込
むアウターハウジングのシールドシェル挿入口に個々の
シールドシェル組立体30同士を隔てるための隔壁を設
ける必要がないため、アウターハウジングすなわちコネ
クタ全体の小型化に繋がる。
【0028】上記したシールドシェルの係合方法では形
成されたそれぞれの係合部位を介してシールドシェル組
立体同士を接続するため、各係合部位を加工する工程が
必要となる。そこで、このような係合部位の加工を行わ
ずに別部材を用いてシールドシェル組立体を一体係合す
る方法も考えられる。図7は、シールドシェル組立体3
0同士を係合部材70で係合する手段を図示したもので
ある。
【0029】この係合方法では、組み立てられた各々の
シールドシェル組立体30を平行に接触導通させて配列
させ、シールドシェル14と一体に起立形成された隣接
するスタビライザ32L、32Rを揃えて、これより上
方から係合部材70を組み付ける。この係合部材70は
整列させたスタビライザ32L、32Rを挿入するため
の挿入孔74が複数個形成されておりこのそれぞれの挿
入孔74の中に1枚若しくは2枚のスタビライザが挿入
されシールドシェル組立体同士が係合される。
【0030】さらにこの係合部材70の両端部はL字型
に屈曲させ、屈曲させた両側面には係合部材70がシー
ルドシェル組立体から脱落するのを防止するために側面
の一部を内側に折り曲げて形成された係止部74が設け
られ、一方の係止部が嵌入されるシールドシェル側には
係止部挿入孔76が設けられている。さらにまた、係合
をより安定化させるためにシールドシェル組立体30に
設けられた隙間34を係合クリップ44で挟み込むこと
によって係合は完了する。この方法では1つの係合部材
70を上方より挿入するだけでスタビライザを加工する
必要もないため組立工数が少なくなる。
【0031】この係合部材を用いた一体係合方法でも、
一体化したシールドシェル組立体30をアウターハウジ
ングに組み付ける際にアウターハウジングのシールドシ
ェル組立体挿入口に個々のシールドシェル同士を分け隔
てる隔壁を設ける必要がないためコネクタの小型化が可
能となる。
【0032】本発明は上記した実施の形態の何ら限定さ
れるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種
々の改変が可能である。例えば、上記実施例ではシール
ドシェル組立体同士を係合する手段として、図5、図7
に示したようにシールドシェルに係合部位を設けてこれ
を加工することで係合する方法および係合部材を用いて
各係合部位を接続する方法を図示したが、係合方法はこ
れらの形態に関わらずシールドシェル同士の係合が簡易
的に行うことができるものであれば、種々の形態に変更
しても構わない。
【0033】
【発明の効果】本発明に係る多極シールドコネクタの接
続構造によれば、1本のシールドケーブルに対して1つ
のシールドシェルで覆うことによってシールドシェル組
立体が構成されるから、シールドシェルは1種類の規格
形状のものがあればよく、必要回路数に応じてシールド
シェルの形状や内部構造を作り替える必要はなく、同一
の設備および工法でシールドシェルを製造することが可
能となり製造コストの低減させることができる。
【0034】さらに、隣接する複数のシールドシェル組
立体を一体化させることで、これらを組み付けるアウタ
ーハウジングには従来技術のように個々のシールドシェ
ルを収容するためスペースに係合手段や隔壁等を設ける
必要がなく、コネクタをより小型化させることが可能と
なる。
【0035】また、一体化の際に、隣接するシールドシ
ェル組立体を電気的に接触導通させているので、個々に
剥き出しにされた芯線とそれに接続された内導体端子を
覆ってシールドシェルが遮蔽するのに加えて、それらシ
ールドシェル同士が電気的に接続されているのでさらな
るシールド性の向上が図れる。
【0036】また、シールドケーブルの編組線をシール
ドシェルと導通接続させるための圧着部をシールドシェ
ルに一体に設けるようにすれば、従来型のシールドコネ
クタのように編組線とシールドシェルを別部材である導
通ブロックを介して導通接続させる必要もなく、余分な
部品点数および工数を増やすこともない。さらに、部品
点数が減ったことにより電気的接触部が少なくなりその
結果シールド性の信頼性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に適用される多極シールドコネクタの内
導体端子を接続したシールドケーブルをシールドシェル
およびハウジングに組み付ける状態を示した分解斜視図
である。
【図2】図1に示したシールドコネクタの内導体端子に
接続したシールドケーブルをインナーハウジングに組み
付けしたシールドシェル組立体の斜視図を示したもので
ある。
【図3】個々のシールドシェル組立体をアウターハウジ
ングに組み付けた状態の斜視図を示したものである。
【図4】シールドシェルに係合部位を設けて各シールド
シェル組立体同士を係合する状態を示したものである。
【図5】図5に示す係合部材により一体係合したシール
ドシェル組立体をアウターハウジングに組み付ける状態
の斜視図を示したものである。
【符号の説明】
10 多極シールドコネクタ 12 インナーハウジング 14 シールドシェル 16L、16R 圧着片 18 アウターハウジング 20 シールドケーブル 22 ケーブル外被 23 編組線 24 接続端末部 26 ケーブル芯線 28 内導体端子 30 シールドシェル組立体 32L、32R スタビライザ 34 隙間 36 バックリテーナ
フロントページの続き (72)発明者 今津 準 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 吉岡 近弘 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 吉田 典史 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 Fターム(参考) 5E077 BB06 BB11 BB22 DD08 DD14 JJ20

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シールドケーブル接続端末の芯線と内導
    体端子が接続されると共に、前記シールドケーブル接続
    端末の編組線と接続される筒状のシールドシェルには絶
    縁性のインナーハウジングを介して前記内導体が装着さ
    れてシールドコネクタ組立体が形成され、該シールドシ
    ェル組立体を複数整列させ、隣接するそれぞれの前記シ
    ールドシェルを接触導通させて一体的にアウターハウジ
    ングに装着することを特徴とする多極シールドコネクタ
    の接続構造。
  2. 【請求項2】 前記シールドシェルには前記シールドケ
    ーブル接続端末の編組線と外被に圧着する圧着部が一体
    的に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の
    多極シールドコネクタの接続構造。
JP2000260492A 2000-08-30 2000-08-30 多極シールドコネクタの接続構造 Pending JP2002075552A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000260492A JP2002075552A (ja) 2000-08-30 2000-08-30 多極シールドコネクタの接続構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000260492A JP2002075552A (ja) 2000-08-30 2000-08-30 多極シールドコネクタの接続構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002075552A true JP2002075552A (ja) 2002-03-15

Family

ID=18748487

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000260492A Pending JP2002075552A (ja) 2000-08-30 2000-08-30 多極シールドコネクタの接続構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002075552A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100800790B1 (ko) 2006-11-08 2008-02-01 엘에스전선 주식회사 하우징 조립체 및 이를 구비하는 실드커넥터
KR100882047B1 (ko) * 2006-10-24 2009-02-09 엘에스전선 주식회사 접속이 용이한 하우징 조립체, 이를 구비하는 실드커넥터,및 실드커넥터 세트
WO2013087253A1 (de) * 2011-12-13 2013-06-20 Robert Bosch Gmbh Elektrische verbindungsstruktur mit einem elektrischen steckverbinder und eine diesbezügliche elektrische anordnung
US9048704B2 (en) 2010-06-18 2015-06-02 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Stator manufacturing method

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100882047B1 (ko) * 2006-10-24 2009-02-09 엘에스전선 주식회사 접속이 용이한 하우징 조립체, 이를 구비하는 실드커넥터,및 실드커넥터 세트
KR100800790B1 (ko) 2006-11-08 2008-02-01 엘에스전선 주식회사 하우징 조립체 및 이를 구비하는 실드커넥터
US9048704B2 (en) 2010-06-18 2015-06-02 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Stator manufacturing method
WO2013087253A1 (de) * 2011-12-13 2013-06-20 Robert Bosch Gmbh Elektrische verbindungsstruktur mit einem elektrischen steckverbinder und eine diesbezügliche elektrische anordnung
KR20140075009A (ko) * 2011-12-13 2014-06-18 로베르트 보쉬 게엠베하 전기 플러그 커넥터를 포함하는 전기 접속 구조물 및 이와 관련된 전기 장치
CN103988369A (zh) * 2011-12-13 2014-08-13 罗伯特·博世有限公司 带有电插接连接件的电连接结构以及与之相关的电系统
JP2015503207A (ja) * 2011-12-13 2015-01-29 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツングRobert Bosch Gmbh 電気的差込型コネクタを有する電気的コネクタ構造体、および、これに関する電気的システム
KR101686542B1 (ko) 2011-12-13 2016-12-15 로베르트 보쉬 게엠베하 전기 플러그 커넥터를 포함하는 전기 접속 구조물 및 이와 관련된 전기 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5756700B2 (ja) シールドコネクタ及びシールドコネクタの組立方法
EP2515386B1 (en) Insulating structure of l-shaped terminal
US8221160B2 (en) Connector assembly having grounding means
US10348010B2 (en) Cable connector assembly having minimized cable wires size
JPH11219758A (ja) 多極シールドコネクタ及び相手シールドコネクタ
JPH0521110A (ja) シールド型電気コネクタ
JP5210492B2 (ja) ノイズ除去用ワイヤハーネス
US8118615B2 (en) Connector assembly having grounding means
US10622731B2 (en) Miniaturized cable connector assembly
JP2001332356A (ja) リセプタクルタイプの中継用コネクタ
JPH06104051A (ja) シールドした電気コネクタ
JP2009016126A (ja) コネクタ
US20100221933A1 (en) Cable connector assembly with grounding device
JP3229272B2 (ja) シールドコネクタ
JP2004079377A (ja) 多芯型ケーブルの端末接続構造
JP6492042B2 (ja) コネクタ
JP2002075552A (ja) 多極シールドコネクタの接続構造
JP2006147473A (ja) 多極同軸ケーブルコネクタ及びコネクタ組立て方法
JP5086932B2 (ja) 電気コネクタ
US20060134973A1 (en) Multiple pieces dual type bnc connector with all metal shell
JP2003077593A (ja) シールドコネクタ
JP2012114044A (ja) ケーブルコネクタ
JP3344622B2 (ja) シールド電線用コネクタ
JP2003249318A (ja) 電子素子内蔵コネクタ端子構造
US20230035860A1 (en) Connector