JP2002074049A - アイデア登録管理方法およびその装置 - Google Patents

アイデア登録管理方法およびその装置

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JP2002074049A
JP2002074049A JP2000255953A JP2000255953A JP2002074049A JP 2002074049 A JP2002074049 A JP 2002074049A JP 2000255953 A JP2000255953 A JP 2000255953A JP 2000255953 A JP2000255953 A JP 2000255953A JP 2002074049 A JP2002074049 A JP 2002074049A
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Sumio Iwase
純夫 岩瀬
Hiroshi Nakazawa
博 中沢
Kenichi Fukahori
健一 深堀
Mitsuo Osawa
光男 大沢
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 資金提供者による資金提供対象としてアイデ
アを登録した場合に、当該登録したアイデアを効率的に
管理できるアイデア登録管理方法およびその装置を提供
する。 【解決手段】 登録したアイデアに関する情報を記録手
段に記録し(ST31)、アイデアを運用するための資
金を提供する資金提供希望者を登録し(ST32)、記
録手段に記録した前記アイデアに関する情報を、前記登
録した資金提供希望者に開示し(ST33)、前記登録
した資金提供希望者から前記アイデアに関する情報の閲
覧要求あるいは前記アイデアに対しての資金提供要求を
所定の期間内に受けなかったアイデアの登録を削除す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発案者のアイデア
を運用して経済的な利益を得るために登録されたアイデ
アを管理するアイデア登録管理方法およびその装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来では、優れた発明や意匠などのアイ
デアを発案した者がそのアイデアをもとに利益を獲得す
るために、当該アイデアに関する特許権などの権利を他
人に譲渡したり、あるいは自ら会社を起業し、発案した
アイデアに基づき商品を製造、販売し、あるいはアイデ
アに基づくサービスを利用者に提供するのが一般的であ
る。
【0003】最近、優れたアイデアを持つ人が設立した
会社、いわゆるベンチャー企業に一般の投資家が投資す
る制度が発達し、アイデアに出資する社会的な仕組みが
できつつある。特許など優れたアイデアを発案したが、
資金力が乏しい故に実用化が困難な者に対して資金面で
の援助を行うこの制度は、技術の躍進を促し、結果とし
て産業の活性化に拍車をかけるので、近年徐々に関心を
集めていることころである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の手法では、アイデアの発案者が、自らのアイデアを
用いて事業を行うために、自ら資金調達及び人材の募集
を行い、会社を起こすために相当な時間や労力を費やさ
なければならない。そして、こうした困難をすべて克服
してようやく会社を設立したものの、そのアイデアが果
して社会に受け入れられるかどうか、すなわち、当該ア
イデアが経済的な価値があり、ベンチャー事業が成功す
るかどうかはその時点では不明瞭である。そのため、当
該アイデアに関する事業が失敗した場合、それまでの投
資が無駄になり、発案者にとっては、自分のアイデアを
もとに起業することはリスクの高い選択である。
【0005】また、一般の投資家から資金を調達する場
合、発案者のアイデアの経済的な価値、すなわち、どれ
ほどの利益をもたらすかが不明瞭な場合が多く、投資家
による投資を受け難いという問題がある。そのため、ア
イデアの十分な運営資金が集められず、起業を諦めざる
を得ない場合が多い。このため、優れたアイデアを発案
したにもかかわらず、技術の素晴らしさと社会全般の認
識力との隔たりが存在するため、実用化ができず、ある
いは実用化されるまで長い年月がかかり、技術の進歩が
阻害されることもあり得る。また、従来では、アイデア
を権利化する諸経費の捻出に際して、その資金提供の支
援を受けるための有効な仕組みがなかった。
【0006】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、アイデアの権利化および事業化を促進できる
アイデア登録管理方法およびその装置を提供することを
目的とする。また、本発明は、投資家などの資金提供者
による資金提供対象としてアイデアを登録した場合に、
当該登録したアイデアを効率的に管理できるアイデア登
録管理方法およびその装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した従来技術の問題
点を解決し、上述した目的を達成するために、第1の発
明のアイデア登録管理方法は、アイデアを運用するため
に登録されたアイデアを管理するアイデア登録管理方法
であって、前記登録したアイデアに関する情報を記録手
段に記録し、前記アイデアを運用するための資金を提供
する資金提供希望者を登録し、前記記録手段に記録した
前記アイデアに関する情報を、前記登録した資金提供希
望者に開示し、前記登録した資金提供希望者から前記ア
イデアに関する情報の閲覧要求あるいは前記アイデアに
対しての資金提供要求を所定の期間内に受けなかったア
イデアの登録を削除する。
【0008】また、第1の発明のアイデア登録管理方法
は、好ましくは、前記登録した資金提供希望者から前記
アイデアに関する情報の閲覧要求あるいは前記アイデア
に対しての資金提供要求を所定の期間内に受けた場合
に、当該アイデアの登録を自動的に更新する。
【0009】また、第1の発明のアイデア登録管理方法
は、好ましくは、前記記録手段に記録されている、前記
登録を削除したアイデアに関する情報を消去する。
【0010】また、第1の発明のアイデア登録管理方法
は、好ましくは、前記登録したアイデアの登録期間が満
了する前に、前記登録したアイデアの関係者に、当該ア
イデアの登録の更新を行うか否かを問い合わせる。
【0011】また、第1の発明のアイデア登録管理方法
は、好ましくは、前記登録した資金提供希望者から前記
アイデアに関する情報の閲覧要求あるいは前記アイデア
に対しての資金提供要求を所定の期間内に受けなかった
アイデアについて、当該アイデアの登録の更新を行うか
否かを問い合わせる。
【0012】また、第1の発明のアイデア登録管理方法
は、好ましくは、前記問い合わせの応答として前記アイ
デアの登録更新要求を受けると、所定の手続を経た後
に、当該アイデアの登録を更新する。
【0013】また、第1の発明のアイデア登録管理方法
は、好ましくは、前記登録が削除されたアイデアについ
ての秘密保持契約を解除する。
【0014】また、第1の発明のアイデア登録管理方法
は、好ましくは、所定の条件下、前記登録が削除された
アイデアを再登録する。
【0015】また、第2の発明のアイデア登録管理装置
は、アイデアを運用するために登録されたアイデアを管
理するアイデア登録管理装置であって、前記アイデアを
運用するための資金を提供する資金提供希望者に、登録
したアイデアに関する情報を提供するために、当該登録
したアイデアに関する情報を記録する記録手段と、前記
登録した資金提供希望者から前記アイデアに関する情報
の閲覧要求あるいは前記アイデアに対しての資金提供要
求を所定の期間内に受けなかったアイデアの登録を削除
する処理手段とを有する。
【0016】第2の発明のアイデア登録管理装置の作用
は以下のようになる。所定の基準を満たしたアイデアが
登録されると、当該登録したアイデアに関する情報が記
録手段に記録される。そして、当該記録手段に記録され
たアイデアに関する情報が、資金提供希望者の要求に応
じて、当該資金提供希望者に開示される。そして、処理
手段によって、前記登録した資金提供希望者から前記ア
イデアに関する情報の閲覧要求あるいは前記アイデアに
対しての資金提供要求を所定の期間内に受けたか否かが
判断され、受けなかったアイデアの登録が削除される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係わる
アイデア運用システムについて説明する。図1は、本実
施形態のアイデア運用システム1の全体構成図である。
図1に示すように、アイデア運用システム1では、例え
ば、アイデア保有者が使用する端末装置10と、資金提
供希望者が使用する単数または複数の端末装置20と、
アイデア創作支援サーバ装置28と、特許情報サーバ装
置29と、新規性評価サーバ装置30と、経済価値評価
サーバ装置31と、資金提供者募集サーバ装置32と、
経営サーバ装置33とが、ネットワーク40を介して接
続される。
【0018】ここで、アイデア保有者とは、アイデアの
発案者、または当該発案者から特許を受ける権利の譲渡
を受けた者などをいう。本実施形態では、本発明のアイ
デアの一例として、特許法の発明に該当する自然法則を
利用した技術的思想の創作を例示する。また、資金提供
希望者とは、当該アイデアを用いた起業に資金提供を行
うことを希望する者、並びに当該アイデアに関する権利
を購入することを希望する者であり、本発明の資金提供
希望者に対応している。また、資金提供者募集サーバ装
置32が本発明のアイデア登録管理装置に対応してい
る。
【0019】アイデア運用システム1では、アイデア創
作支援サーバ装置28、特許情報サーバ装置29、新規
性評価サーバ装置30、経済価値評価サーバ装置31、
資金提供者募集サーバ装置32、経営サーバ装置33
が、ネットワーク40を介して通信しながら連携して動
作する。
【0020】なお、本実施形態では、図1に示すよう
に、それぞれ単数の端末装置10,20がネットワーク
40に接続されている場合を例示しているが、実際には
複数の端末装置10,20がネットワーク40に接続さ
れている。また、先の各種サーバ装置は、機能毎に分け
られているが、同一の装置や、任意に組み合わせた装置
で構成されてもよい。
【0021】以下、図1に示したアイデア運用システム
1の構成要素について詳細に説明する。
【0022】〔端末装置10〕端末装置10は、例え
ば、パーソナルコンピュータであり、アイデア保有者に
よるキーボードやマウスなどの操作手段の操作に応じた
要求を、ネットワーク40を介して上述した各種サーバ
装置に送信する。
【0023】〔端末装置20〕端末装置20は、例え
ば、パーソナルコンピュータであり、例えば、資金提供
者、資金提供希望者あるいは資金提供者登録希望者によ
るキーボードやマウスなどの操作手段の操作に応じた要
求を、ネットワーク40を介して資金提供者募集サーバ
装置32などのサーバ装置に送信する。
【0024】〔アイデア創作支援サーバ装置28〕アイ
デア創作支援サーバ装置28は、アイデア保有者による
操作に応じたアイデア創作支援要求を端末装置10から
受信する。アイデア創作支援サーバ装置28は、アイデ
ア創作支援要求に応じて、内蔵しているデータベース、
あるいは外部のデータベースを検索して得た情報を用い
て、アイデア創作支援要求があったアイデアが、市場に
おいて現在または将来にどの程度の経済的価値を持つか
を判断する。また、アイデア創作支援サーバ装置28
は、高い経済的価値を持つアイデアが創作されることを
支援(補助)するために、当該アイデアの経済的な価値
を高めるために有効な所定の情報を端末装置10に送信
する。
【0025】アイデア創作支援サーバ装置28は、例え
ば、当該アイデアが属する技術分野、当該アイデアを用
いたことによる効果、当該アイデアに関する製品あるい
はサービスを利用する者の特性、並びに利用する場所な
どの所定の評価項目についての定性的な評価を定量的な
評価量に変換し、当該評価量を、必要に応じて所定の係
数を乗算した後に加算して評価値を算出する。そして、
アイデア創作支援サーバ装置28は、上記評価値を高め
るために、アイデアをどの様に変更すれば良いかを判断
する際に参考となる情報を、アイデア創作支援要求の要
求元の端末装置10に送信する。これにより、アイデア
創作支援サーバ装置28は、アイデア保有者に、端末装
置10に送信した上記情報を参考にして自らのアイデア
を修正する機会を与え、修正後のアイデアの経済的価値
をさらに判断する。
【0026】〔特許情報サーバ装置29〕特許情報サー
バ装置29は、例えば、キーワードを用いて内容が関連
する特許公報などの技術文献を、検索可能なデータベー
スを提供するサーバである。
【0027】〔新規性評価サーバ装置30〕新規性評価
サーバ装置30は、アイデア保有者が保有するアイデア
が、新規なものであるか否かを調査し、資金提供希望者
などが当該アイデアに資金提供する際に参考となる情報
を提供する。
【0028】図2は、新規性評価サーバ装置30の機能
ブロック図である。図2に示すように、新規性評価サー
バ装置30は、例えば、受信部101、データベース1
02、処理部103および送信部104を有する。
【0029】受信部101は、例えば、端末装置10か
ら、新規性評価要求を受信する。データベース102
は、例えば、キーワードを用いて検索可能な形式で、特
許公報などの技術文献を記憶している。処理部103
は、受信部101が受信した新規性評価要求に応じて、
新規性調査に関する所定の処理を行い、新規性評価値を
算出する。送信部104は、処理部103が算出した新
規性評価値を、新規性評価要求の送信元の端末装置10
や経済価値評価サーバ装置31などに送信する。
【0030】図3は、新規性評価サーバ装置30の処理
を説明するためのフローチャートである。 ステップST11:受信部101は、ネットワーク40
を介して、端末装置10などから新規性評価要求を受信
する。
【0031】ステップST12:処理部103は、受信
部101が新規性評価要求を受信すると、当該新規性評
価要求と共に端末装置10から受信したキーワードを用
いて、特許情報サーバ装置29およびデータベース10
2の少なくとも一方にアクセスを行い、当該キーワード
によって特定されるアイデアと同一あるいは類似するア
イデアが特許情報サーバ装置29およびデータベース1
02に格納された特許公報などの技術文献に開示されて
いるか否かを判断する。このとき、処理部103は、端
末装置10から受信したキーワードと、同一あるいは類
似するキーワードが、特許情報サーバ装置29およびデ
ータベース102に格納された特許公報などに存在する
数などを基準として、例えば、数値化された新規性評価
値を算出する。当該新規性評価値の算出は、有効な評価
の基準を得るために、例えば、キーワードに重要度を付
け、重要度の高いキーワードの発生に対して、重要度の
低いキーワードが発生した場合に比べて大きな値が新規
性評価値に加えられるようにしたり、複数のキーワード
が同時に出現するセンテンスの数に応じて新規性評価値
を高めたりして行われる。この場合、新規性評価値が示
す値が低いほど、当該アイデアが新規なものである可能
性が高いと判断される。
【0032】ステップST13:送信部104は、処理
部103が算出した新規性評価値を、ネットワーク40
を介して、新規性評価要求の送信元である端末装置10
に送信する。このとき、送信部104は、処理部103
が当該検索によって得た特許公報などの全体を、端末装
置10のディスプレイに表示させたり、あるいは、当該
検索して得た特許公報などのうち、当該新規性評価要求
の対象となるアイデアに関連する部分を抽出して端末装
置10のディスプレイに表示させるために、必要な情報
をネットワーク40を介して端末装置10に送信する。
【0033】また、送信部104は、アイデア運用シス
テム1の全体の操作性を良くするため、処理部103が
算出した新規性評価値が所定の基準値以上の場合(新規
性がある可能性が高い場合)に、当該新規性評価要求に
対応するアイデアを自動的に経済価値評価サーバ装置3
1に送信して評価の対象とする。また、送信部104
は、経済価値評価サーバ装置31の処理負担を軽減して
その有効利用を図るために、得られた新規性評価値が所
定の基準値未満の場合には、当該アイデアに関する情報
が経済価値評価サーバ装置31に送信されることを制限
する。例えば、新規性評価サーバ装置30から経済価値
評価サーバ装置31にログインを行うために、送信部1
04が所定のログイン情報やログ情報を経済価値評価サ
ーバ装置31に送信する際に、所定のフィルタ処理を行
う。なお、アイデア保有者などが経済価値評価サーバ装
置31に直接ログインする場合も、新規性調査サーバ装
置30が算出した上記新規性評価値に基づいて、当該ロ
グインを制限してもよい。
【0034】〔経済価値評価サーバ装置31〕経済価値
評価サーバ装置31は、評価対象となるアイデアが属す
る分野(カテゴリ)の成長性などの判断するための情報
を、例えば経済指標を扱うデータベースにリンクして受
信したり、自らがそのようなデータベースを構築し、そ
こから情報を得て、当該アイデアの市場での経済的な価
値の評価を示す経済価値評価値を算出する。
【0035】図4は、経済価値評価サーバ装置31の機
能ブロック図である。図4に示すように、経済価値評価
サーバ装置31は、例えば、受信部111、データベー
ス112、処理部113および送信部114を有する。
【0036】受信部111は、例えば、端末装置10,
20あるいは新規性評価サーバ装置30から、経済価値
評価要求を受信する。
【0037】データベース112は、例えば、アイデア
が属する分野毎に市場規模および成長性などを示す係数
などを記憶している。当該係数は、例えば、当該分野の
関係者、専門家、所定の評価委員会などによって決定さ
れる。また、当該係数は、市場規模の推移を基に統計処
理を行って決定されてもよい。
【0038】処理部113は、受信部111が受信した
経済価値評価要求に応じて、例えば、当該アイデアが属
する技術分野、当該アイデアを用いたことによる効果、
当該アイデアに関する製品あるいはサービスを利用する
者の特性、並びに利用する場所などの所定の評価項目に
ついての定性的な評価を定量的な評価量に変換し、当該
評価量を、必要に応じてデータベース112から読み出
した所定の係数を乗算した後に加算して経済価値評価値
を算出する。当該経済価値評価値は、例えば、評価レベ
ルや、具体的な金額を示すものである。
【0039】このとき、処理部113は、例えば、アイ
デア保有者や専門家などが提出した書類や、これらの者
の端末装置から受信した情報など示される、当該アイデ
アの実施可能性、実施する場合に必要となる要件、当該
アイデアを実施する場合に必要な資金の予測、当該アイ
デアによる新たな市場の創出予測などを、経済価値評価
値に反映させるように処理を行う。
【0040】送信部114は、送信部114は、処理部
113が算出した経済価値評価値を、例えば、経済価値
評価要求の要求元や資金提供者募集サーバ装置32に送
信する。
【0041】図5は、経済価値評価サーバ装置31の処
理を説明するためのフローチャートである。 ステップST21:受信部111は、例えば、ネットワ
ーク40を介して新規性評価サーバ装置30などから経
済価値評価要求を受信する。受信部111は、当該経済
価値評価要求と共に、評価を行う対象となるアイデアが
属する分野を特定するための情報と、その他、当該アイ
デアの経済的な価値を評価するのに必要な情報(例え
ば、新規性評価値)などを新規性評価サーバ装置30か
ら受信する。
【0042】ステップST22:処理部113は、受信
部111が当該経済価値評価要求と共に受信した情報に
基づいて、係数などの必要な情報をデータベース112
から読み出す。
【0043】ステップST23:処理部113は、ステ
ップST21,ST22で受けた情報を用いて、当該ア
イデアの経済価値評価値を算出する。また、当該アイデ
アが特許になった場合に請求できるロイヤリティを知る
上で参考になる情報を、当該アイデアの保有者や専門家
などが図示しない入力手段を用いて経済価値評価サーバ
装置31に入力した場合には、処理部113は、当該入
力した情報を用いて、アイデアの経済価値評価値を算出
してもよい。また、処理部113は、当該アイデアにつ
いてのロイヤリティを知る上で参考になる情報として、
例えば、他の類似するアイデアに関して実際に得られた
ロイアリティに関する情報をデータベース112から読
み出す。
【0044】ステップST24:送信部114は、ステ
ップST22で処理部113が算出した経済価値評価
値、並びに必要に応じてロイアリティに関する情報など
の関連情報を、経済価値評価要求の要求元などに送信す
る。また、経済価値評価サーバ装置31は、当該経済価
値評価値およびロイアリティに関する情報などに対して
のアクセスを、ネットワーク40に接続された関連する
他のサーバ装置からリンクできるようにしてもよい。本
実施形態では、経済価値評価サーバ装置31は、経済価
値評価値が所定の基準を満たした(経済価値評価値が所
定の基準より高い)アイデアについて、当該アイデアの
アイデア登録要求を自動的に生成し、これを資金提供者
募集サーバ装置32に送信する。
【0045】〔資金提供者募集サーバ装置32〕資金提
供者募集サーバ装置32は、端末装置10や経済価値評
価サーバ装置31からアイデア登録要求を受けると、当
該アイデアについての登録処理を行う。また、資金提供
者募集サーバ装置32は、後述するように、登録したア
イデアの登録更新処理および登録削除処理を行う。ま
た、資金提供者募集サーバ装置32は、登録された所定
の資金提供希望者や資金提供者などによる操作による端
末装置20からの資金提供者登録要求、資金提供要求お
よび閲覧要求などに応じた資金提供者登録処理、資金提
供者受け付け処理、登録されたアイデアの閲覧、資金提
供成立および不成立に伴う処理、並びに経済価値評価サ
ーバ装置31からの資金提供者募集要求に応じた資金提
供者募集処理などを行う。資金提供者募集サーバ装置3
2は、例えば、当該アイデアを権利化するまでの資金
(例えば、明細書作成費用)を提供する者を募集した
り、当該アイデアを事業化する際に必要な資金を提供す
る者を募集する。
【0046】図6は、資金提供者募集サーバ装置32の
機能ブロック図である。図6に示すように、資金提供者
募集サーバ装置32は、例えば、受信部121、データ
ベース122、処理部123および送信部124を有す
る。ここで、データベース122が本発明の記憶手段に
対応し、処理部123が本発明の処理手段に対応してい
る。
【0047】受信部121は、例えば、端末装置10,
20および経済価値評価サーバ装置31から上述した要
求などを受信する。
【0048】データベース122は、例えば、アイデア
登録要求に応じて登録されたアイデアの内容、新規性評
価値、アイデア経済価値評価値、当該アイデアの登録
日、当該アイデアの保有者の名前、当該アイデア保有者
のアイデア保有者ID、当該アイデアのカテゴリ、優先
度(例えば、資金提供者募集期限までの余裕度)などの
項目を関連付けて記憶し、資金提供希望者が資金提供を
行うにあたって有用な情報を提供する。
【0049】また、データベース122は、登録された
各アイデアについて、当該アイデアに対しての資金提供
や、当該アイデアの売買および譲渡などの経歴情報を記
憶している。また、データベース122は、登録された
アイデアに関する情報が閲覧された履歴を示す閲覧履歴
情報を記憶し、当該閲覧履歴情報を当該アイデアのアイ
デア保有者および資金提供希望者に提供する。当該閲覧
履歴情報は、例えば、閲覧数に応じて、所定の特典を当
該アイデア保有者および資金提供希望者に与えるなどの
サービスに用いられる。
【0050】データベース122による登録されたアイ
デアに関する情報の閲覧は、例えば、資金提供者募集サ
ーバ装置32が開設するホームページを用いて行われ
る。
【0051】また、ホームページ上での各アイデアの詳
細な情報(例えば、アイデアの具体的な内容・構成)に
ついてのアクセスは、登録された資金提供希望者に関し
ては所定の本人認証処理を経た後に全てのアイデアに対
して可能であるが、アイデア保有者に関しては、所定の
本人認証を経た後に当該アイデア保有者が登録したアイ
デアに関してのみ詳細な情報にアクセスができ、他のア
イデア保有者が登録したアイデアに関してはアイデア保
有者としては、その詳細な情報にアクセスできない。
【0052】また、データベース122は、登録された
アイデアに関しての所定の秘密保持契約を結んだ、アイ
デア保有者および資金提供希望者の個人情報、資金提供
者IDおよびパスワードなどを記憶する。また、データ
ベース122は、当該秘密保持契約の秘密保持契約書の
情報を記憶する。また、必要に応じて、当該秘密保持契
約書の情報を関係者に電子メールなどの手段に送信して
もよい。
【0053】処理部123は、受信部121が受信し
た、アイデア登録要求、資金提供者登録要求、資金提供
要求および閲覧要求などに応じたアイデア登録処理、資
金提供者登録処理、資金提供者受け付け処理、登録され
たアイデアの閲覧、資金提供成立および不成立に伴う処
理、並びに受信部121が経済価値評価サーバ装置31
から受信した資金提供者募集要求に応じた資金提供者募
集処理などを行う。また、処理部123は、後述するよ
うに、登録したアイデアの登録更新処理および登録削除
処理を行う。
【0054】送信部124は、端末装置10,20およ
び経営サーバ装置33などに所定の情報を送信する。
【0055】図7は、資金提供者募集サーバ装置32の
処理の概要を説明するためのフローチャートである。以
下、図7に示す各ステップを説明する。 ステップST31:処理部123は、例えば、端末装置
10あるいは経済価値評価サーバ装置31から受信部1
21がアイデア登録要求を受けると、当該要求と共に受
信した、アイデア所有者の個人情報、発案者(発明者)
の属性、発案期日(発明日)、登録日、並びに当該アイ
デアが属する分野などの資金提供判断に必要な情報をデ
ータベース122に登録する。処理部123は、アイデ
ア登録要求に応じて、所定のアイデア登録処理を行う。
また、処理部123は、例えば、当該要求に係わるアイ
デア所有者に、送信部124を介して資金提供条件を問
い合わせる。そして、当該問い合わせに応じて、受信部
121が、アイデアの価値総額、1株あたりの額面、総
株数に対してのアイデア所有者の持分比率など資金提供
を受けるための条件や、当該アイデアの運用に関する条
件を示す情報を端末装置10などから受信すると、処理
部123は、当該受信した情報をデータベース122に
記憶する。また、処理部123は、後述するように、登
録したアイデアの登録更新処理および登録削除処理を行
う。
【0056】ステップST32:処理部123は、端末
装置20から受信部121が資金提供者登録要求を受信
すると、オンライン/オフラインで当該資金提供希望者
との間で、データベース122に登録されたアイデアに
関しての秘密保持契約を結んだ後に、当該資金提供希望
者の個人情報と、当該資金提供希望者に発行した資金提
供者IDと、当該資金提供希望者が選択したパスワード
とをデータベース122に記憶する。資金提供者募集サ
ーバ装置32による登録されたアイデアに対しての資金
提供は、登録された資金提供希望者に対してのみ行われ
る。すなわち、資金提供者募集サーバ装置32は、登録
されたアイデアに関して秘密保持契約を結んだ者に対し
てのみ、登録さたアイデアに対しての資金提供を認め、
当該アイデアが公知になることを防いでいる。
【0057】ステップST33;各資金提供希望者は、
自らの端末装置20を操作することで、データベース1
22にアクセスを行い、登録されているアイデアに関す
る情報を検索および閲覧する。このとき、処理部123
は、資金提供者がデータベース122にアクセスする際
に、資金提供者IDおよびパスワードを当該資金提供希
望者の端末装置20から受信し、データベース122に
登録されている情報を参照して、当該資金提供希望者の
正当性を検証する。
【0058】ステップST34:資金提供希望者は、デ
ータベース122にアクセスを行うことで、端末装置2
0のディスプレイに表示された登録されたアイデアに関
する情報に基づいて、資金提供を行うアイデアおよび資
金提供条件を決定し、これらを特定した資金提供要求を
端末装置20から資金提供者募集サーバ装置32に送信
する。処理部123は、受信部121が受信した資金提
供要求に基づいて、資金提供希望者による資金提供の管
理、販売可能株数の管理、募集期日の管理、出資金の管
理を行う。このとき、出資金は出資したことが担保され
ていれば良く、その支払いは、資金提供の申し込み時、
あるいは申し込み後の所定の期日までの何れでも良い。
【0059】ステップST35:処理部123は、デー
タベース122に登録された各アイデアについて、所定
の期日までに、当該アイデアの運用に必要な所定の資金
の提供が得られたか否かを監視する。当該アイデアの運
用に必要は資金は、例えば、アイデア保有者および専門
家などから得た情報に基づいて、処理部123が決定す
る。なお、処理部123は、資金提供希望者による当該
資金の提供を、1次資金提供および2次資金提供に分
け、1次資金提供において、当該アイデアの運用に当面
必要な資金(例えば、特許出願に伴って必要な資金)を
提供する資金提供者を募集するように処理を行ってもよ
い。
【0060】ステップST36:処理部123は、ステ
ップST35において、所定の期日までに所定の資金の
提供が得られたと判断した場合には、経営開始要求を送
信部124を介して経営サーバ装置33に送信する。
【0061】ステップST37:処理部123は、ステ
ップST35において、所定の期日までに所定の資金の
資金提供が得られなかったと判断した場合には、資金提
供希望者が既に資金提供申込時に資金を支払っている場
合には、それを返金するための処理を行い、資金提供申
込時に資金が支払われていない場合には、それが支払わ
れないようにするための処理を行う。
【0062】また、処理部123は、例えば、資金提供
希望者が資金提供申込時に支払った資金のうち、一定額
を、資金提供者募集サーバ装置32の利用料や手数料と
して徴収するための処理を行ってもよい。また、処理部
123は、資金提供希望者が支払った資金は、返金をせ
ず、一部または全部が資金提供者募集サーバ装置32の
運用者や、当該アイデアの保有者に所定の比率で支払わ
れるように処理してもよい。
【0063】資金提供者募集サーバ装置32では、上述
した図7に示す処理と並行して、ステップST33およ
びST34において、アイデアに関する情報の閲覧や、
アイデアについての資金提供要求などの当該アイデアに
関する情報へのアクセスがあった場合に、当該アイデア
のアクセス履歴情報を更新する。
【0064】図8は、資金提供者募集サーバ装置32の
当該処理を説明するための図である。 ステップST51:図6に示す資金提供者募集サーバ装
置32の処理部123は、受信部121が資金提供希望
者による端末装置20の操作に応じた閲覧要求あるいは
資金提供要求などの登録されたアイデアに関する情報へ
のアクセスが発生したか否かを判断し、発生したと判断
した場合にはステップST52の処理を実行し、そうで
ない場合にはステップST51の処理を繰り返す。
【0065】ステップST52:処理部123は、ステ
ップST51でアクセスがあったアイデアのアクセス履
歴情報をデータベース122から読み出し、当該読み出
したアクセス履歴情報を、当該アクセスの内容に応じて
更新する。
【0066】資金提供者募集サーバ装置32は、上述し
た図7および図8に示す処理と並行して以下に示す登録
更新処理および登録削除処理を行う。図9は、資金提供
者募集サーバ装置32の登録更新処理および登録削除処
理を説明するための図である。資金提供者募集サーバ装
置32は、登録された各アイデアについて、図9に示す
ように、初期登録期間Taと、必要に応じて更新登録期
間Tbとを管理し、当該アイデアのアクセス履歴情報を
参照して当該アイデアへのアクセスが無いと判断した場
合に、初期登録期間Taの前の所定期間taと、更新登
録期間Tbの前の所定期間tbとに、当該アイデアのア
イデア保有者に登録削除予告通知を送信する。また、場
合によっては、更新登録期間Tbに準じた更新登録期間
を必要に応じて繰り返してもよい。
【0067】図10および図11は、資金提供者募集サ
ーバ装置32が、登録された各アイデアについて行う登
録更新処理および登録削除処理に関連する処理を説明す
るためのフローチャートである。 ステップST61:図6に示す資金提供者募集サーバ装
置32の処理部123は、登録されている各アイデアに
ついて、登録更新時期の所定期間前になったか否かを判
断し、登録更新時期の所定期間前になったと判断した場
合にはステップST62の処理を行い、そうでない場合
にはステップST61の処理を繰り返す。具体的には、
処理部123は、図9に示す初期登録期間Taの前の所
定期間ta、あるいは、更新登録期間Tbの前の所定期
間tbなどになったと判断すると、ステップST62の
処理を行う。
【0068】ステップST62:処理部123は、デー
タベース122から当該アイデアのアクセス履歴情報を
読み出す。
【0069】ステップST63:処理部123は、ステ
ップST62で読み出したアクセス履歴情報を参照し
て、当該アイデアについて資金提供希望者による資金提
供要求があったか(実際に資金提供が行われた場合、並
びに、資金提供の申し出があり、それが拒絶された場合
を含む)否かを判断し、資金提供要求がなかったと判断
した場合にはステップST65の処理を行い、あったと
判断した場合にはステップST67の処理を行う。
【0070】ステップST64:処理部123は、ステ
ップST62で読み出したアクセス履歴情報を参照し
て、当該アイデアについて同一の資金提供希望者から所
定回数以上の閲覧要求があったか否かを判断し、同一の
資金提供希望者から所定回数以上の閲覧要求がなかった
と判断した場合にはステップST65の処理を行い、あ
ったと判断した場合にはステップST67の処理を行
う。
【0071】ステップST65:処理部123は、登録
期間を終了したときに当該アイデアの登録を削除するこ
とを予告する登録削除予告通知を生成し、当該登録削除
予告通知を送信部124を介して当該アイデアのアイデ
ア保有者の端末装置10、並びに必要に応じて当該アイ
デアの関係者(スポンサーやパトロン)の端末装置に送
信する。なお、登録削除予告通知は、例えば、郵便など
のオフラインで、当該アイデアの関係者に送付してもよ
い。また、登録削除予告通知を、アイデア登録が行われ
ているサーバ装置に表示し、資金提供者やアイデア登録
者(保有者)に通知案内してもよい。
【0072】ステップST66:処理部123は、ステ
ップST65で送信した登録削除予告通知の応答とし
て、登録更新要求を受信部121が受信したか否かを判
断し、受信したと判断した場合にはステップST67の
処理を行い、受信していないと判断した場合にはステッ
プST68の処理を行う。
【0073】ステップST67:処理部123は、ステ
ップST65で送信した登録削除予告通知に応じてステ
ップST66の登録更新要求を受信した場合には、当該
登録更新要求の要求元との間で更新に必要な所定の手
続、例えば、登録更新料(あるいは掲載料金)の支払い
手続などを行った後に当該アイデアの登録を更新し、当
該更新の内容を当該アイデアに関する情報としてデータ
ベース122に記憶する。当該更新に必要な所定の手続
は、オンラインおよびオフラインの何れで行ってもよ
い。また、当該更新に必要な所定の手続期間や更新後の
登録期間Tbは、所定の期間を一律に決定してもよい
し、あるいは、当該アイデアの関係者の希望に応じて任
意の期間を設定してもよい。また、処理部123は、当
該アイデアのアイデア保有者以外の者から、登録更新要
求を受信した場合には、当該アイデアのアイデア保有者
の同意を得たことを、更新登録の条件として処理を行っ
てもよい。
【0074】また、処理部123は、ステップST65
で登録削除予告通知を送信しなかったアイデア、資金提
供要求あるいは同一の資金提供希望者から所定回数以上
の閲覧要求があったアイデアについては、自動的に当該
アイデアの登録を更新し、当該更新の内容を当該アイデ
アに関する情報としてデータベース122に記憶する。
また、単なる閲覧のみならば、更新するか否かをアイデ
ア保有者(登録者)に打診して決めてもよい。また、デ
ータベース122に記憶されるアイデアに関する情報の
うち、登録に関する情報としては、例えば、登録者、初
回登録日、更新日、当該アイデアが管理化あるいは事業
化の段階に移行しているかなどのステータスなどがあ
る。
【0075】ステップST68:処理部123は、当該
アイデアについての登録を削除し、必要に応じて当該ア
イデアに関する情報をデータベース122から削除す
る。また、処理部123は、必要に応じて、データベー
ス122から削除した当該アイデアに関する情報を他の
記憶媒体に記録し、当該記録媒体を保管する。あるい
は、削除ステータスを示す付加情報を加えて、データベ
ース122に残すことも可能である。なお、処理部12
3は、登録を削除したアイデアについては、例えば、当
該アイデアの関係者との間で、当該アイデアについての
秘密保持契約の解除に必要な処理を行う。また、処理部
123は、登録を削除したアイデアについて、所定の条
件の下、当該アイデアを将来、再登録するための処理を
行ってもよい。アイデアが再登録された場合には、当該
アイデアの登録削除時に既に提供されていた資金は、資
金提供者の希望が有れば、そのまま引き継がれる。
【0076】ステップST69:処理部123は、当該
アイデアの登録が更新された旨を示す登録更新通知を生
成し、送信部124を介して、当該登録更新通知を当該
アイデアの関係者に送信する。
【0077】ステップST70:処理部123は、当該
アイデアの登録が削除された旨を示す登録削除通知を生
成し、送信部124を介して、当該登録更新通知を当該
アイデアの関係者に送信する。
【0078】〔経営サーバ装置33〕経営サーバ装置3
3は、資金提供者募集サーバ装置32において資金提供
者の募集に成功したアイデアを、出資金を原資として運
用、経営、決算、利益配分、倒産および清算を行うため
の処理を行う。
【0079】図12は、経営サーバ装置33の機能ブロ
ック図である。図12に示すように、経営サーバ装置3
3は、例えば、受信部131、データベース132、処
理部133および送信部134を有する。
【0080】受信部131は、例えば、資金提供者募集
サーバ装置32から経営開始要求を受信する。データベ
ース132は、経営開始要求と共に受信部131が受信
したアイデアに関する情報を登録して記憶すると共に、
当該アイデアの運用などを行うに当たって必要な情報を
記憶する。処理部133は、後述するように、当該アイ
デアの運用、経営、決算、利益配分、倒産および清算を
行うための処理を行う。なお、処理部133が行うアイ
デアの運用や経営などの処理のうち人的な判断が必要な
部分は、例えば、資金提供者によって選定された経営者
が行った判断結果に基づいて行われる。もしくは、資金
提供者の多数決やアイデア保有者の判断結果などをシス
テム的な議決に基づいて行ってもよい。送信部124
は、必要な情報を端末装置20などに送信する。
【0081】図13は、経営サーバ装置33の処理を説
明するためのフローチャートである。 ステップST41:処理部133は、受信部131が資
金提供者募集サーバ装置32から経営開始要求を受信す
ると、資金提供が成立したアイデアを特定する情報をデ
ータベース132に登録して経営を開始する。処理部1
33は、資金提供者による資金提供によって得られた資
金を経営原資として経営を行うための処理を開始する。
ここで、当該アイデアを運用する事業の権利関係は、例
えば株式のような方法を採用する。具体的にはアイデア
保有者の持分以外を資本金とし、アイデア保有者の持分
は、資金提供成立直後に無償増資するなどの方法が採用
される。この段階では、当面の経営資金と当該事業の権
利関係が明確化されていれば良い。
【0082】処理部133は、例えば、先ず、当該アイ
デアを特許にするための手続に関する処理を行う。アイ
デアを特許にするには、特許出願の明細書を作成する必
要がある。経営サーバ装置33は、図示しない明細書作
成者募集サーバ装置と連携して、当該アイデアの明細書
を作成する明細書作成者を募集する。そして、明細書作
成者募集サーバ装置の管理下、募集して選んだ明細書作
成者に、当該アイデアの明細書を作成させる。受信部1
31は、明細書作成者募集サーバ装置から当該アイデア
の明細書の情報を受信し、データベース132に格納す
る。経営サーバ装置33は、資金提供資金のなかから当
該明細書の作成についての対価を明細書作成者に支払う
手続を管理する。また、経営サーバ装置33は、作成さ
れた明細書およびその他の必要な書類を特許庁に提出し
て特許出願を行う手続を管理する。当該特許出願では、
出願人は、例えば、経営サーバ装置33を運用する法
人、個人あるいはアイデア保有者となる。
【0083】ステップST42:処理部133は、当該
アイデアの特許出願を行った後に、電子メールやホーム
ページなどでネットワーク40を介して当該アイデアの
紹介を行ったり、雑誌、放送や新聞などのメディアを用
いて当該アイデアの紹介を行ったりする。当該紹介で
は、当該アイデアの特許に対してライセンス契約を取得
する者を募集したり、当該特許権そのものを譲渡する者
を募集する。当該特許権の譲渡は、前述した資金提供者
募集サーバ装置32が行う入札・競売などの処理を用い
て行ってもよい。処理部133は、上記アイデアの紹介
によって、ライセンス契約や特許権の譲渡が成立した場
合には、例えば、ネットワーク40を介して、当該手続
に関する処理および決済処理を行い、それによって得ら
れた収益を、当該アイデアの今後の運用に当てたり、株
主に配当金として分配するための処理を行う。
【0084】ステップST43:処理部133は、例え
ば、当該アイデアの運用に、資金提供資金を越える資金
が必要になったか否かを判断し、資金提供資金内でアイ
デアを運用可能な場合には、ステップST42の処理に
戻り、そうでない場合にはステップST44の処理を実
行する。
【0085】ステップST44:処理部133は、当該
アイデアの資金提供者に対して増資を要求する増資要求
を送信部134を介して端末装置20に送信する。
【0086】ステップST45:処理部133は、所定
の期間内に、当該アイデアを運用可能な増資が得られた
場合には、ステップST42の処理に戻り、そうでない
場合にはステップST46の処理を実行する。
【0087】ステップST46:処理部133は、当該
アイデアを運用する事業の倒産処理を行う。処理部13
3が行う倒産処理には、種々の方法が考えられるが、例
えば、当該アイデアの事業に関する情報をもとに、当該
アイデアに資金提供した資金提供者(株主)に対して、
倒産時点で残資産を公知の合理的な方法で清算して分配
する処理を行う。また、処理部133は、電子マネーを
用いて清算を行う場合には、当該事業の残資産を、各資
金提供者の電子マネーとして移転登録する処理を行う。
【0088】以下、図1に示す各サーバ装置を用いたア
イデア運用システム1の全体動作を説明する。図14
は、当該動作を説明するためのフローチャート図であ
る。 ステップST71:アイデアの保有者は、自らのアイデ
アの価値を知りたい場合に、端末装置10を操作してア
イデア創作支援要求をアイデア創作支援サーバ装置28
に送信する。アイデア創作支援サーバ装置28は、アイ
デア創作支援要求に応じて、内蔵しているデータベー
ス、あるいは外部のデータベースを検索して得た情報を
用いて、アイデア創作支援要求があったアイデアが、市
場において現在または将来にどの程度の経済的価値を持
つかを判断する。また、アイデア創作支援サーバ装置2
8は、高い経済的価値を持つアイデアが創作されること
を支援(補助)するために、当該アイデアの経済的な価
値を高めるために有効な所定の情報を端末装置10に送
信し、当該情報を参考にして当該アイデア保有者がアイ
デアの修正を行うことを認める。アイデア創作支援サー
バ装置28は、当該修正されたアイデアの経済的価値を
さらに判断する。
【0089】ステップST72:新規性評価サーバ装置
30は、例えば、アイデア保有者の操作に応じた端末装
置10からの新規性評価要求に応じて、図2に示す内蔵
しているデータベース、あるいは図1に示すネットワー
ク40上の特許情報サーバ装置29などを検索して、新
規性評価要求があったアイデアが、公知技術との関係で
新規なものであるかを調査して新規性評価値を算出す
る。
【0090】ステップST73:経済価値評価サーバ装
置31は、例えば、新規性調査サーバ装置30による新
規性調査で新規性評価価値が所定の基準を満たしたアイ
デアについて、経済価値評価要求に応じて、当該アイデ
アが属する分野の成長性、市場規模、当該アイデアが特
許になった場合の市場活動への拘束力などを考慮して、
当該アイデアを特許にして事業化を行った場合に、どの
程度の収益を見込めるか(当該アイデアのビジネス上で
の価値)を示す経済価値評価値を算出する。
【0091】ステップST74:資金提供者募集サーバ
装置32は、例えば、ステップST72,ST73の評
価を得たアイデアや、端末装置10から要求を受けたア
イデアについて、図7、図8、図10および図11に示
す各処理を行い、当該アイデアに資金提供する資金提供
者を募集する処理、並びに当該アイデアの登録更新処理
および登録削除処理などを行う。資金提供者募集サーバ
装置32は、例えば、当該アイデアの内容、並びにステ
ップST72,ST73で算出した新規性評価値および
アイデア経済価値評価値を、当該アイデアに関して所定
の秘密保持契約を結んだ資金提供希望者に提供し、当該
アイデアに資金提供をする資金提供者を募る。この場合
に、資金提供は、投資および融資の何れでもよく、投資
の場合には、例えば株式のような形式が採用される。こ
の場合に、資金提供者募集サーバ装置32は、例えば、
アイデア保有者に自らの権利持分(株保有率)を決めさ
せ、残りの株に対して資金提供者を募るための処理を行
う。
【0092】ステップST75:経営サーバ装置33
は、少なくても、当該アイデアの運用に必要な運用資金
の額を算出し、当該算出した額の運用資金が、ステップ
ST74での資金提供者の資金提供によって得られた場
合に、当該アイデアに関しての経営処理を開始する。経
営サーバ装置33は、例えば、所定の明細書作成者募集
サーバ装置と連携して行われる当該アイデアの特許出願
に用いる明細書の作成依頼処理、特許庁との間の出願段
階での中間手続の管理処理、特許後のライセンス契約に
関する処理などの経営処理を行う。
【0093】ステップST76:経営サーバ装置33
は、当該アイデアの運用の経営が破綻した場合には、当
該アイデアに関する事業の所定の倒産処理を行う。
【0094】以上説明したように、アイデア運用システ
ム1では、資金提供者募集サーバ装置32において、所
定の期間内に同一のあるいは複数の資金提供希望者から
の所定回数以上の閲覧要求および資金提供要求の対象と
ならなかったアイデアの登録を自動的に削除する。その
ため、資金提供の対象として価値が小さい多くのアイデ
アが資金提供者募集サーバ装置32に登録され、データ
ベース122に膨大な情報が記録されてしまうことを回
避でき、資金提供者募集サーバ装置32の小規模化を図
れる。また、アイデア運用システム1によれば、資金提
供者募集サーバ装置32には資金提供の対象として価値
がある程度高いアイデアのみが登録されることで、資金
提供希望者によるアイデアの検索効率を高めることがで
きる。
【0095】また、アイデア運用システム1によれば、
所定の条件下、登録が削除されたアイデアの再登録を認
めることで、事業化に時期早々なアイデアについての資
金提供を、適切な時期に行うことが可能になる。
【0096】また、アイデア運用システム1によれば、
アイデアの登録の削除が行われたときに、当該アイデア
の秘密保持契約も解除するため、当該アイデアの関係者
は、当該アイデアを公知にして自ら運用を行うことが可
能になる。
【0097】また、アイデア運用システム1では、上述
したように、経済価値評価サーバ装置31および資金提
供者募集サーバ装置32を用いることで、高い経済的価
値を持つ優れたアイデアを、当該アイデアの経済的価値
を示す情報を秘密保持契約を結んだ資金提供者にネット
ワーク40を介して提供し、当該アイデアの運用(実
施)に必要な資金を当該資金提供者からネットワーク4
0を介して集めることができる。そのため、アイデア運
用システム1によれば、資金提供希望者は、各アイデア
の経済的価値を知ることができ、資金提供対象を決める
材料となる有効な情報を得ることができる。また、アイ
デア運用システム1によれば、優れたアイデアについて
は、多数の資金提供者から資金提供を得られる可能性が
ある。また、アイデアを売買することも可能である。
【0098】また、アイデア運用システム1によれば、
新規性調査サーバ装置30において所定の基準を満たし
た評価を得られたアイデアについて、経済価値評価サー
バ装置31による評価処理の対象とすることで、経済価
値評価サーバ装置31の処理負担を軽減できる。
【0099】また、アイデア運用システム1によれば、
経済価値評価サーバ装置31において所定の基準を満た
すことを条件に、当該アイデアの資金提供者募集サーバ
装置32への登録を認めることで、資金提供対象として
価値が低い多数のアイデアが資金提供者募集サーバ装置
32に登録されることを回避し、資金提供者による検索
処理を効率化できる。また、アイデア運用システム1に
よれば、アイデア保有者は、アイデア創作支援サーバ装
置28にアクセスを行うことで、自らのアイデアの経済
的価値を知ることができると共に、アイデア創作支援サ
ーバ装置28からの情報に基づいて、経済的価値をさら
に高めるように、自らのアイデアを修正できる。また、
アイデア創作支援サーバ装置28を用いることで、何ら
かのアイデアを発案した者は、自らのアイデアの経済的
価値をゲーム感覚で手軽に知ることができ、アイデアの
発案行為を促進し、優れたアイデアが発案されることを
促進できる。
【0100】アイデア運用システム1では、経営サーバ
装置33を用いてアイデアを運用することで、アイデア
の運用に関しての手続的な部分を自動化でき、手続上の
誤りなどを少なくできる。
【0101】本発明は上述した実施形態には限定されな
い。上述した実施形態では、本発明のアイデアとして、
特許法上の発明に該当するものを例示したが、その他、
特許法上の発明に該当しないようなサービス提供方法や
経営方法などの概念や、意匠などに関するアイデアや、
商標などを用いて事業を行う場合にも、本発明のアイデ
ア運用装置は適用可能である。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
アイデアの権利化および事業化などのアイデアの運用を
促進するアイデア登録管理方法およびその装置を提供で
きる。また、本発明によれば、資金提供者による資金提
供対象としてアイデアを登録した場合に、当該登録した
アイデアに関する情報を効率的に保存および検索可能な
アイデア登録管理方法およびその装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施形態のアイデア運用シス
テムの全体構成図である。
【図2】図2は、図1に示す新規性評価サーバ装置の機
能ブロック図である。
【図3】図3は、図1に示す新規性評価サーバ装置の処
理を説明するためのフローチャートである。
【図4】図4は、図1に示す経済価値評価サーバ装置の
機能ブロック図である。
【図5】図5は、図1に示す経済価値評価サーバ装置の
処理を説明するためのフローチャートである。
【図6】図6は、図1に示す資金提供者募集サーバ装置
の機能ブロック図である。
【図7】図7は、図1に示す資金提供者募集サーバ装置
の処理を説明するためのフローチャートである。
【図8】図8は、図6に示す資金提供者募集サーバ装置
における、アイデアのアクセス履歴情報の更新処理を説
明するためのフローチャートである。
【図9】図9は、図6に示す資金提供者募集サーバ装置
の登録更新処理および登録削除処理を説明するための図
である。
【図10】図10は、図6に示す資金提供者募集サーバ
装置が、登録された各アイデアについて行う登録更新処
理および登録削除処理に関連する処理を説明するための
フローチャートである。
【図11】図11は、図6に示す資金提供者募集サーバ
装置が、登録された各アイデアについて行う登録更新処
理および登録削除処理に関連する処理を説明するための
図10の続きのフローチャートである。
【図12】図12は、図1に示す経営サーバ装置の機能
ブロック図である。
【図13】図13は、図1に示す経営サーバ装置の処理
を説明するためのフローチャートである。
【図14】図14は、図1に示すアイデア運用システム
の全体動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10,20…端末装置、28…アイデア創作支援サーバ
装置、29…特許情報サーバ装置、30…新規性調査サ
ーバ装置、31…経済価値評価サーバ装置、32…資金
提供者募集サーバ装置、33…経営サーバ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 深堀 健一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 大沢 光男 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5B049 CC00 GG02

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アイデアを運用するために登録されたアイ
    デアを管理するアイデア登録管理方法であって、 前記登録したアイデアに関する情報を記録手段に記録
    し、 前記アイデアを運用するための資金を提供する資金提供
    希望者を登録し、 前記記録手段に記録した前記アイデアに関する情報を、
    前記登録した資金提供希望者に開示し、 前記登録した資金提供希望者から前記アイデアに関する
    情報の閲覧要求あるいは前記アイデアに対しての資金提
    供要求を所定の期間内に受けなかったアイデアの登録を
    削除するアイデア登録管理方法。
  2. 【請求項2】前記登録した資金提供希望者から前記アイ
    デアに関する情報の閲覧要求あるいは前記アイデアに対
    しての資金提供要求を所定の期間内に受けた場合に、当
    該アイデアの登録を自動的に更新する請求項1に記載の
    アイデア登録管理方法。
  3. 【請求項3】前記記録手段に記録されている、前記登録
    を削除したアイデアに関する情報を消去する請求項1に
    記載のアイデア登録管理方法。
  4. 【請求項4】前記登録したアイデアの登録期間が満了す
    る前に、前記登録したアイデアの関係者に、当該アイデ
    アの登録の更新を行うか否かを問い合わせる請求項1に
    記載のアイデア登録管理方法。
  5. 【請求項5】前記登録した資金提供希望者から前記アイ
    デアに関する情報の閲覧要求あるいは前記アイデアに対
    しての資金提供要求を所定の期間内に受けなかったアイ
    デアについて、当該アイデアの登録の更新を行うか否か
    を問い合わせる請求項4に記載のアイデア登録管理方
    法。
  6. 【請求項6】前記問い合わせの応答として前記アイデア
    の登録更新要求を受けると、所定の手続を経た後に、当
    該アイデアの登録を更新する請求項5に記載のアイデア
    登録管理方法。
  7. 【請求項7】前記登録が削除されたアイデアについての
    秘密保持契約を解除する請求項1に記載のアイデア登録
    管理方法。
  8. 【請求項8】所定の条件下、前記登録が削除されたアイ
    デアを再登録する請求項1に記載のアイデア登録管理方
    法。
  9. 【請求項9】アイデアを運用するために登録されたアイ
    デアを管理するアイデア登録管理装置であって、 前記アイデアを運用するための資金を提供する資金提供
    希望者に、登録したアイデアに関する情報を提供するた
    めに、当該登録したアイデアに関する情報を記録する記
    録手段と、 前記登録した資金提供希望者から前記アイデアに関する
    情報の閲覧要求あるいは前記アイデアに対しての資金提
    供要求を所定の期間内に受けなかったアイデアの登録を
    削除する処理手段とを有するアイデア登録管理装置。
  10. 【請求項10】前記処理手段は、前記登録した資金提供
    希望者から前記アイデアに関する情報の閲覧要求あるい
    は前記アイデアに対しての資金提供要求を所定の期間内
    に受けた場合に、当該アイデアの登録を自動的に更新す
    る請求項9に記載のアイデア登録管理装置。
  11. 【請求項11】前記処理手段は、前記記録手段に記録さ
    れている、前記登録を削除したアイデアに関する情報を
    消去する請求項9に記載のアイデア登録管理装置。
  12. 【請求項12】前記処理手段は、前記登録したアイデア
    の登録期間が満了する前に、前記登録したアイデアの関
    係者に、当該アイデアの登録の更新を行うか否かを問い
    合わせる請求項9に記載のアイデア登録管理装置。
  13. 【請求項13】前記処理手段は、前記登録した資金提供
    希望者から前記アイデアに関する情報の閲覧要求あるい
    は前記アイデアに対しての資金提供要求を所定の期間内
    に受けなかったアイデアについて、当該アイデアの登録
    の更新を行うか否かを問い合わせる請求項12に記載の
    アイデア登録管理装置。
  14. 【請求項14】前記処理手段は、前記問い合わせの応答
    として前記アイデアの登録更新要求を受けると、所定の
    手続を経た後に、当該アイデアの登録を更新する請求項
    13に記載のアイデア登録管理装置。
  15. 【請求項15】前記処理手段は、前記登録が削除された
    アイデアについての秘密保持契約を解除する請求項9に
    記載のアイデア登録管理装置。
  16. 【請求項16】前記処理手段は、所定の条件下、前記登
    録が削除されたアイデアを再登録する請求項9に記載の
    アイデア登録管理装置。
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