JP2002073373A - 修正確認検査項目を元に周辺・類似機能を確認する検査プログラムを抽出するプログラム検査装置 - Google Patents

修正確認検査項目を元に周辺・類似機能を確認する検査プログラムを抽出するプログラム検査装置

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JP2002073373A
JP2002073373A JP2000271496A JP2000271496A JP2002073373A JP 2002073373 A JP2002073373 A JP 2002073373A JP 2000271496 A JP2000271496 A JP 2000271496A JP 2000271496 A JP2000271496 A JP 2000271496A JP 2002073373 A JP2002073373 A JP 2002073373A
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Akiyoshi Ikegami
明美 池上
Masao Koike
政男 小池
Sawako Kunii
佐和子 國井
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プログラム検査において、周辺機能や類似機能
への影響範囲を確認する検査プログラムを、既存検査プ
ログラムの中から自動的に抽出し、かつ自動実行し、検
査に費やす時間の短縮を図る。また検査漏れを防止し、
検査対象プログラムのプログラム品質を向上させる。 【解決手段】検査項目・プログラム情報を登録する検査
項目・プログラム情報登録処理部102と、修正内容に
ともなう検査項目を入力し、項目キーワードを分析し、
検査項目・プログラム情報管理テーブル108を検索し
て周辺・類似機能への影響範囲を確認する検査プログラ
ムを抽出する検査プログラム抽出処理部103とを含む
プログラム検査装置により解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、検査対象プログラ
ムの動作を確認するプログラム検査装置に係り、特に検
査対象プログラムの変更に関連した周辺・類似機能確認
のための必要な検査項目及び検査プログラムを抽出する
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開平5−265805号
公報には、「被検査プログラムの動作を検証するプログ
ラム検査装置において、検査工程で問題が発生した検査
プログラムのみを抽出し、次検査工程でその抽出した検
査プログラムを実行する技術」が記載されている。これ
は、ある検査工程での検査時間の短縮を図るために、前
回問題を発生したプログラムそのものを抽出するための
技術である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の方法で
は、検査対象プログラムの動作を確認するプログラム検
査装置において、ある検査工程で使用する検査プログラ
ムとして、前工程の検査で問題が発生した検査プログラ
ムのみを抽出しており、問題そのものの修正を確認する
ことはできるが、修正内容に関連した周辺機能の確認
や、修正内容と類似の機能の確認といった観点でのプロ
グラム検査は行なえないという不具合があった。
【0004】また、従来検査対象プログラムの修正に対
する周辺・類似機能を確認する際、既存の検査プログラ
ムの中から該当プログラムを抽出する場合は、既存の検
査項目を記載した帳票から人手により検査項目を洗い出
すか、またはあらかじめ機能や処理などでグループ分け
された検査項目の管理台帳より抽出し、それに該当する
検査プログラムを選択していた。しかしこの方法では、
既存検査項目から周辺・類似機能の確認項目や検査プロ
グラムを漏れなく抽出することは困難であり、抽出作業
において多くの時間を要してしまうという問題があっ
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明により、検査対象
プログラムの変更に関連した周辺・類似機能確認のため
の検査項目と検査プログラムを抽出できるシステムを提
供することができる。更に本発明の実行結果は、抽出し
た検査項目内容を帳票に出力することができる。
【0006】本発明は上記目的を達成するために、検査
プログラムと検査項目、項目キーワードを検査項目・プ
ログラム情報管理テーブルに登録する検査項目・プログ
ラム情報登録処理部、変更内容に即した確認内容から検
査項目・プログラム情報管理テーブルに登録された内容
を用いて必要な周辺・類似機能確認検査プログラムを抽
出する検査プログラム抽出処理部、抽出した検査プログ
ラムを実行するプログラム検査実行部、実行結果を比較
する検査比較部、実行した検査項目の情報を抽出して検
査帳票を出力する検査帳票作成処理部を備えている。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明のシステム構成図で
ある。プログラム検査装置101は、検査項目・プログ
ラム情報登録処理部102、検査プログラム抽出処理部
103、プログラム検査実行部104、結果比較部10
5、検査帳票作成処理部106からなる。登録データフ
ァイル107は、検査対象プログラム113の機能を検
査するために作成した検査項目及びその検査項目内容確
認のためのプログラム名を格納しており、検査項目・プ
ログラム情報登録処理部102の入力となる。検査項目
・プログラム情報管理テーブル108は、登録データフ
ァイル107に登録されている検査項目内容等のデータ
を格納している。また検査項目・プログラム情報管理テ
ーブル108は、検査対象プログラム113の機能変更
・修正にともない作成した修正確認検査項目ファイル1
09を元に検査プログラム抽出処理部103において、
修正確認検査項目内容に関連した周辺機能や修正確認検
査項目内容と類似の機能(周辺・類似機能)の確認検査
項目及び検査プログラムを抽出するために使用する。修
正確認検査項目ファイル109は、既に登録済みの検査
項目・プログラム情報管理テーブル108の中から周辺
・類似機能の確認のため特定条件の検査項目・プログラ
ムや広範囲条件での検査項目・プログラムの抽出用デー
タを格納しており、この抽出用データを元に既存の検査
項目やプログラムを抽出する。機能情報110は、修正
確認検査項目ファイル109の検査項目内容を検査プロ
グラム抽出処理部103で解析して、周辺・類似機能の
確認検査項目及び検査プログラムを検査項目・プログラ
ム情報管理テーブル108から抽出するために使用さ
れ、検査対象プログラム113の機能仕様書やマニュア
ルから収集した機能キーワードを格納している。特に広
範囲の検査項目をグループ名で指定した場合に、このグ
ループ名に類似する項目を選択する際の重要なキーワー
ドが、機能情報110に登録されている。抽出プログラ
ム情報111は、検査プログラム抽出処理部103の出
力であり、修正確認検査項目ファイル109を元に機能
情報110で解析して検査項目・プログラム情報管理テ
ーブル108から抽出された周辺・類似機能の確認検査
用の検査プログラム112の名称を格納している。検査
プログラム112は、検査対象プログラム113におけ
る機能仕様を検査するためのプログラムである。検査対
象プログラム113は、検査プログラム112を以って
機能仕様の検査をする対象となるプログラムである。実
行結果114は検査プログラム112を検査対象プログ
ラム113に対して実行した結果であり、旧実行結果1
15は、前検査工程での実行結果である。検査結果11
6は実行結果114と旧実行結果115をプログラム名
と項目番号毎に比較した結果である。検査帳票117
は、抽出プログラム情報111及び検査結果116と検
査項目・プログラム情報管理テーブル109を入力情報
にして、検査を実施した、該当する検査項目に対して作
成される。
【0008】図2は、図1のプログラム検査装置101
の処理の流れを示す。1、2または3の起動パラメータ
を読込み(201)、起動パラメータが1、2または3
か否かを判定し(202)、1、2または3でなかった
ら、なにも行わずに終了する。起動パラメータが1、2
または3だったら、次に、起動パラメータが1か否かを
判定し(203)、起動パラメータが1ならば検査項目
・プログラム情報登録処理部102を実行し、終了す
る。起動パラメータが1でないならば、検査プログラム
抽出処理部103を実行し、プログラム検査実行部10
4を実行、結果比較部105で実行結果113と旧実行
結果114の比較を行なう。その後、起動パラメータが
3か否かを判定し(204)、起動パラメータが3なら
ば、検査帳票作成処理部106を実行して検査帳票11
7を作成してから終了し、起動パラメータが3でないな
らば、何もせずに終了する。
【0009】図3は、検査項目・プログラム情報登録処
理部102の構成図である。検査項目・プログラム情報
登録処理部102は、検査項目とその項目確認を行って
いる検査プログラムの情報を格納している登録データフ
ァイル107を入力して、検査項目・プログラム情報管
理テーブル108を出力する。
【0010】図4は登録データファイル107のデータ
構造図である。プログラム名・プログラム構成情報・項
目番号・検査項目内容を、「:」で区切って記述し、検
査項目内容の最後は1行の終わりを示す「;」を記述す
る。プログラム名は、検査対象プログラム113に対し
て実行される検査プログラム112の名前であり、プロ
グラム構成情報は検査プログラム112を構成するソー
スプログラムファイル名の情報である。項目番号は検査
項目内容に対し1対1に設定した登録番号である。検査
項目内容を記述の際、項目キーワードをカッコ(〔〕)
で囲んで記述する。項目キーワードは、検査項目内容中
の検査の観点になる部分に設定する。この項目キーワー
ドは後から周辺・類似機能の検査として検査項目を検索
する際に検索キーとして使用するものである。また、最
後の行には、ファイルの終わりを示す「#END;」を
記述する。この例では、1行目の行頭「test001」がプ
ログラム名、「:」の次の「test001.c」がプログラム
構成情報、「:」の次の「K001−1」が項目番
号、「:」の次から「;」までの「int型変数〔代入=|
左辺|int|変数〕にint型変数〔加算+|左辺|int|変数〕
とint型変数〔加算+|右辺|int|変数〕の加算〔代入=|
右辺|加算+〕結果が正しく代入〔代入=〕できるか」
が検査項目内容であり、「〔代入=|左辺|int|変数〕」
や「〔代入=|右辺|加算+〕」が項目キーワードであ
る。
【0011】図5は、検査項目・プログラム情報管理テ
ーブル108のデータ構成図である。登録データファイ
ル107に格納されているプログラム名・プログラム構
成情報・項目番号・検査項目内容・項目キーワードを解
析し、本テーブル上に登録されている。501〜505
は本管理テーブルに登録されている情報の形式を示し、
プログラム名501、プログラム構成情報502、項目
番号503、検査項目内容504、項目キーワード50
5を表している。506以降は実際に登録された例をあ
らわす。例えば、506と522はプログラム名の登録
例、507と523はプログラム構成情報の登録例であ
る。以下順に、508と515と524が項目番号の登
録例で、509・517・525が項目番号に対する検
査項目内容の登録例、510〜514と517〜52
1、526〜530がそれぞれの検査項目内容に対する
項目キーワードの登録例である。検査プログラム抽出処
理部103で周辺・類似機能確認検査項目を抽出する場
合は、修正確認検査項目ファイル109の項目キーワー
ドを検索キーとして、項目キーワード505の中から対
応する項目キーワードを検索し、同一項目キーワードを
持つ検査項目内容と検査プログラムを抽出する。また、
修正確認検査項目109でグループ名による項目キーワ
ードを指定した場合、機能情報110の関連機能キーワ
ードをすべて洗い出し、その機能キーワードを元に項目
キーワードから同一項目キーワードを持つ検査項目内容
を検索することで、周辺・類似機能確認用の検査プログ
ラム112として抽出する。
【0012】図6は、図3の検査項目・プログラム情報
登録処理部102の処理の流れである。まず登録データ
ファイル107を「;」まで1行読込み(601)、フ
ァイルの最後(行頭が「#END;」)か判定を行なう
(602)。行頭が「#END;」でなければ、データ
を「:」で区切り、行頭から順にプログラム名、プログ
ラム構成情報、項目番号、検査項目内容として分割する
(603)。プログラム名が前の行と同じか否かを判定
し(604)、違うときはプログラム名とプログラム構
成情報を検査項目・プログラム情報管理テーブル108
に登録する(605)。プログラム名が前の行と同じな
ら、項目番号を検査項目・プログラム情報管理テーブル
108に登録する(606)。それから検査項目内容か
ら項目キーワードを取り出して(607)、項目キーワ
ードを取り去った検査項目内容と、項目キーワードを検
査項目・プログラム情報管理テーブル108に登録する
(608)。ここまでをファイルが最後(行頭が「#E
ND;」)になるまで繰り返す。
【0013】図7は、検査プログラム抽出処理部103
の構成図である。検査プログラム抽出処理部103は検
査項目・プログラム情報管理テーブル108と修正確認
検査項目ファイル109、機能情報110を入力して、
抽出プログラム情報111を出力する。
【0014】図8は修正確認検査項目ファイル109の
データ構成図である。検査対象プログラム113が機能
修正した部分の検査項目内容を項目キーワードをカッコ
(〔〕)で囲み、1行の区切りを「;」として、一件の
修正確認検査内容につき1行毎に記述する。項目キーワ
ードの記述方法は登録データファイル107に準ずる。
最後の行にはファイルの最後を示す「#END;」を記
述する。この修正確認検査内容に含まれる項目キーワー
ドを元に同一項目を検査項目・プログラム情報管理テー
ブル108の中から検索し、周辺・類似機能確認検査項
目としての検査項目および検査プログラムを抽出する。
修正確認検査内容には検査するプログラム名を直接記述
することもでき、その場合は直接、検査項目・プログラ
ム情報管理テーブル108のプログラム構成情報から同
一名称のプログラムを検索する。また、広範囲での周辺
・類似機能確認検査項目を検索するため、グループ名を
直接記述することもできる。その場合は機能情報110
の該当するグループ名に含まれる機能キーワードすべて
を検索キーとして検査項目を検索する。図の例では、1
行目行頭から2行目の「;」までの「int型変数〔代入
=|左辺|int|変数〕にint型変数〔除算/|左辺|int|変
数〕とint型変数〔除算/|右辺|int|変数〕の除算〔代
入=|右辺|除算/〕結果が正しく代入〔代入=〕できる
か」の単一修正確認検査項目を示しており、この中に含
む項目キーワードを元に周辺・類似機能確認検査項目を
抽出する。
【0015】図9は機能情報110のデータ構造図であ
る。機能情報110には、検査対象プログラム113の
機能仕様書やマニュアルから収集した機能キーワード
を、機能毎にグループ分けして登録しておく。記述方法
は、「;」までを1行とし、1行中に、グループ名とグ
ループに含まれる機能キーワードをすべて書くものとす
る。グループ名と機能キーワードは「:」で区切り、機
能キーワードはカッコ(〔〕)で囲む。最後の行にはフ
ァイルの最後を示す「#END;」を記述する。この例
では2行目の「代入演算」がグループ名で、「:」の次
から「;」までの「〔代入=〕 〔加算代入+=〕 〔減
算代入−=〕 」が「代入演算」グループの機能キーワ
ードである。前述したように周辺・類似機能確認の検索
キーとしてグループ名が指定された場合、このグループ
内に含まれる機能キーワードより関連項目がすべて抽出
できることになる。
【0016】図10は抽出プログラム情報111のデー
タ構成図である。抽出プログラム情報111は検査プロ
グラム抽出処理部103によって抽出された検査プログ
ラム111に対するプログラム構成情報が格納される。
抽出したプログラム構成情報の最後には行の最後を示す
「;」が、ファイルの最後には「#END;」が付加さ
れる。この例では、1行目の「test001.c;」と「test00
2.c;」がそれぞれ、プログラム構成情報に行末を示
す「;」を付加した情報になる。
【0017】図11は、図7の検査プログラム抽出処理
部103の処理の流れである。まず機能情報110と検
査項目・プログラム情報管理テーブル108を読込む
(1101)。修正確認検査項目ファイル109
を「;」まで1行読込み(1102)、ファイルの最後
(行頭が「#END;」)かを判定する(1103)。
ファイルが最後(行頭が「#END;」)でなければ、
修正確認検査内容の項目キーワードを取り出す(110
4)。取り出した項目キーワードの内容を機能情報11
0のグループ名または機能キーワードで分析する。項目
キーワードが機能キーワード群であれば個々の機能キー
ワードと同一項目キーワードを含む検査項目を検査項目
・プログラム情報管理テーブル109から検索する。項
目キーワードがグループ名であれば、グループに含まれ
る機能キーワードを取り出し、すべての機能キーワード
と同一の項目キーワードを、検査項目・プログラム情報
管理テーブル109から検索し、周辺・類似機能確認検
査項目を抽出する(1105)。抽出した検査項目に対
応する検査プログラムのプログラム構成情報を抽出し
(1106)、抽出したプログラム構成情報の行末
に「;」を付加し、出力する(1107)。修正確認検
査項目ファイル109が最後(行頭が「#END;」)
になるまで、この処理を繰り返す。その後、抽出したプ
ログラム構成情報の重複を一つにまとめ(1108)、
ファイルの最後に「#END;」を付加し、抽出プログ
ラム情報111に出力して(1109)から終了する。
【0018】図12はプログラム検査実行部104の構
成図である。プログラム検査実行部104は抽出プログ
ラム情報111を入力し、抽出プログラム情報111に
したがって検査プログラム112を検査対象プログラム
113に対して実行する。結果は実行結果114に出力
される。
【0019】図13は検査プログラム112の一例であ
り、検査プログラムの内容を表わしている。この検査プ
ログラム例はC++でのプログラム例であり、「kekka
=i1+i2;」が検査項目内容(「int型変数にint型変数
とint型変数の加算結果が正しく代入できるか」)に対
応したコーディングで、直後のif文が検査の判定を行っ
ている。
【0020】図14は実行結果114のデータ構造図で
ある。検査プログラム112を検査対象プログラム11
3に対して実行することで、プログラム名と項目番号毎
に判定結果を出力している。最後の行にはファイルの最
後を示す「#END;」が付加される。この例では、1
行目から4行目までが「test001.c」という検査プログ
ラムの実行出力結果になる。ここで「test001.c:K001
−1:−OK−」等は検査プログラム112が実行時に
直接出力している情報である。
【0021】図15は、図12のプログラム検査実行部
104の処理の流れである。まず、抽出プログラム情報
111を「;」まで1行読込む(1501)。情報が最
後(行頭が「#END;」)か判定し(1502)、最
後でなければ、抽出プログラム情報111にしたがって
検索した検査プログラム112を検査対象プログラム1
13に対して実行する(1503)。実行結果は実行結
果ファイル114に出力する(1504)。この処理を
情報がなくなる(行頭が「#END;」)まで繰り返
す。終了前に実行結果ファイル114の最後に「#EN
D;」を付加して(1505)終了する。
【0022】図16は、結果比較部105の構成図であ
る。実行結果114と旧実行結果115を読込み、プロ
グラム名と項目番号毎に比較して結果を検査結果116
に出力する。
【0023】図17は、旧実行結果115のデータ構成
図である。記述されている内容は実行結果114に準じ
ている。
【0024】図18は、検査結果116のデータ構成図
である。プログラム名及び項目番号毎の比較結果を、表
にして出力する。この例では、「test001.c」や「test0
02.c」がプログラム名で、「K001−1」等が項目番号、
比較結果は、例えば「test001.c:K001−1」に対応する
実行結果と旧実行結果を比べた結果で、実行結果と旧実
行結果がどちらも「−OK−」または「−NG−」なら
ば「○」、どちらかが違えば「×」になる。「×」の例
は「test001.c:K001−4」になる。
【0025】図19は、図16の結果比較部105の処
理の流れである。実行結果114を読込み(190
1)、旧実行結果115を読込み(1902)、プログ
ラム名及び項目番号毎に比較を行い(1903)、○と
×であらわされる結果を整形して検査結果116に出力
する(1904)。
【0026】図20は、検査帳票作成処理部106の構
成図である。検査項目・プログラム情報管理テーブル1
08と検査結果116を入力し、検査結果116より項
目番号を取り出し、項目番号を元に検査項目・プログラ
ム情報管理テーブル108からプログラム名および検査
項目内容を取り出し、これら情報により検査帳票117
を作成する。
【0027】図21は、検査帳票117の例である。通
し番号は実行した検査項目内容に順に番号を振ったもの
である。ここでは、「001」や「004」が通し番号
の例で、「int型変数に…」という文章が検査項目内容
の例、「test001.c」「test002.c」がプログラムの例で
あり、「K001−1」「K001−4」が項目番号の例で、
「○」や「×」が検査プログラムの実行結果(検査項目
の判定結果)である。
【0028】図22は、図20の検査帳票作成処理部1
06の処理の流れである。検査結果116を「;」まで
1行読込み(2201)、情報の最後(行頭が「#EN
D;」)か判定する(2202)。最後でなければ、項
目番号を元に検査項目・プログラム情報管理テーブル1
08を検索して帳票作成に必要な検査プログラム名と検
査項目内容を抽出し(2203)、1プログラム分のそ
れぞれの情報を帳票用に整形して(2204)、抽出プ
ログラム情報111がなくなる(行頭が「#EN
D;」)まで、この処理を繰り返す。最後に全体を整形
して検査帳票117を出力する(2205)。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、修正内容にともなう検
査項目を入力すると、それを解析し、既に登録済みの検
査項目・プログラム情報管理テーブルを検索して周辺機
能・類似機能への影響範囲を確認する検査プログラムを
既存検査プログラムの中から自動的に抽出して自動実行
でき、この自動化により検査に費やす時間の短縮が図れ
る。また必要な検査項目や検査プログラムを抽出するこ
とで検査漏れを防止し、検査対象プログラムのプログラ
ム品質を向上させるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるシステム構成図であ
る。
【図2】本発明の一実施例におけるプログラム検査処理
のフローチャートである。
【図3】本発明の一実施例における検査項目・プログラ
ム情報登録処理部の構成図である。
【図4】本発明の一実施例における登録データファイル
のデータ構成図である。
【図5】本発明の一実施例における検査項目・プログラ
ム情報管理テーブルのデータ構成図である。
【図6】本発明の一実施例における検査項目・プログラ
ム情報登録処理部のフローチャートである。
【図7】本発明の一実施例における検査プログラム抽出
処理部の構成図である。
【図8】本発明の一実施例における修正確認検査項目フ
ァイルのデータ構成図である。
【図9】本発明の一実施例における機能情報のデータ構
成図である。
【図10】本発明の一実施例における抽出プログラム情
報のデータ構成図である。
【図11】本発明の一実施例における検査プログラム抽
出処理部のフローチャートである。
【図12】本発明の一実施例におけるプログラム検査実
行部の構成図である。
【図13】本発明の一実施例における検査プログラムの
データ構成図である。
【図14】本発明の一実施例における実行結果のデータ
構成図である。
【図15】本発明の一実施例におけるプログラム検査実
行部のフローチャートである。
【図16】本発明の一実施例における結果比較部の構成
図である。
【図17】本発明の一実施例における旧実行結果のデー
タ構成図である。
【図18】本発明の一実施例における検査結果のデータ
構成図である。
【図19】本発明の一実施例における結果比較部のフロ
ーチャートである。
【図20】本発明の一実施例における検査帳票作成処理
部の構成図である。
【図21】本発明の一実施例における検査帳票例であ
る。
【図22】本発明の一実施例における検査帳票作成処理
部のフローチャートである。
【符号の説明】
101…プログラム検査装置、102…検査項目・プロ
グラム情報登録処理部、103…検査プログラム抽出処
理部、104…プログラム検査実行部、105…結果比
較部、106…検査票表作成処理部、107…登録デー
タファイル、108…検査項目・プログラム情報管理テ
ーブル、109…修正確認検査項目ファイル、110…
機能情報、111…抽出プログラム情報、112…検査
プログラム、113…検査対象プログラム、114…実
行結果、115…旧実行結果、116…検査結果、11
7…検査帳票、201〜204…処理、501…検査項
目・プログラム情報管理テーブル内プログラム名情報、
502…検査項目・プログラム情報管理テーブル内プロ
グラム構成情報、503…検査項目・プログラム情報管
理テーブル内項目番号情報、504…検査項目・プログ
ラム情報管理テーブル内検査内容情報、505…検査項
目・プログラム情報管理テーブル内項目キーワード情
報、506〜530…検査項目・プログラム情報管理テ
ーブルに登録された情報の例、601〜608…処理、
1101〜1109…処理、1501〜1505…処
理、1901〜1904…処理、2201〜2205…
処理。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 國井 佐和子 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア事業部内 Fターム(参考) 5B042 GA02 GC08 HH12 HH17 HH41 HH49

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査プログラムを検査対象プログラムに
    対し実行して得られる実行結果と旧実行結果とを比較し
    て得た検査結果により、前記検査対象プログラムの動作
    を確認するプログラム検査装置において、検査項目内容
    を解析したうえで検査項目内容とプログラム情報を登録
    する手段と、登録してある検査項目内容とプログラム情
    報から、検査対象プログラムの変更にともなう検査項目
    内容に対応する周辺・類似機能確認検査項目を抽出する
    手段と、実際に実行した検査プログラムについて検査帳
    票を作成する手段とを備えたことを特徴とするプログラ
    ム検査装置。
  2. 【請求項2】 検査対象プログラムの機能確認のために
    作成した検査項目内容とプログラム情報を登録し、その
    後の検査対象プログラムの機能変更にともなう既存機能
    への悪影響の有無を検査するため、修正確認として作成
    した修正確認検査項目を用いて、前述の登録済みの検査
    項目内容とプログラム情報から周辺・類似機能検査項目
    を抽出し、抽出した検査項目に対応する検査プログラム
    を実行し、実行結果より検査プログラムに対する検査帳
    票を作成することを特徴とするプログラム検査方法。
JP2000271496A 2000-09-04 2000-09-04 修正確認検査項目を元に周辺・類似機能を確認する検査プログラムを抽出するプログラム検査装置 Pending JP2002073373A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016212633A (ja) * 2015-05-08 2016-12-15 富士電機株式会社 プログラム試験優先順位決定システム

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