JP2002073064A - 音声処理装置、音声処理方法および情報記録媒体 - Google Patents

音声処理装置、音声処理方法および情報記録媒体

Info

Publication number
JP2002073064A
JP2002073064A JP2000258034A JP2000258034A JP2002073064A JP 2002073064 A JP2002073064 A JP 2002073064A JP 2000258034 A JP2000258034 A JP 2000258034A JP 2000258034 A JP2000258034 A JP 2000258034A JP 2002073064 A JP2002073064 A JP 2002073064A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
vibrato
syllable
scale
sound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000258034A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3716725B2 (ja
Inventor
Hidenori Kenmochi
秀紀 劔持
Takayasu Kondo
高康 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP2000258034A priority Critical patent/JP3716725B2/ja
Publication of JP2002073064A publication Critical patent/JP2002073064A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3716725B2 publication Critical patent/JP3716725B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易に適切な音に適切なビブラートをかける
ことができ、自然な歌唱音や演奏音を再現することがで
きる音声処理装置、音声処理方法及びこの音声処理を行
うためのプログラムを記録した情報記録媒体を提供す
る。 【解決手段】 音声処理装置は、人の歌唱音のビブラー
トがかかっている音節のピッチ変化と振幅変化の情報で
あるピッチ変化データと、その音節の関連情報(前後の
音節などの情報)と、を対応づけて記憶するビブラート
データベース12を有しており、MIDIデータから歌
唱音の生成時に、MIDIデータに基づきビブラートを
かける音節SYを特定する。そして、特定した音節SY
の関連情報VDAと同一または類似の1の関連情報をビ
ブラートデータベース12の中から選択し、特定した音
節に対して、選択した関連情報に対応する各ピッチ変化
データに基づきビブラートをかける処理を行って出力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声処理装置、音
声処理方法及び情報記録媒体に関し、特にMIDIデー
タから合成した歌唱音にビブラートをかける処理を行う
音声処理装置及び音声処理方法、この音声処理を行うた
めのプログラムを記録した情報記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トーンジェネレータにおいては、
楽器音の音色情報に加えて人の声の音色情報を内蔵する
ものがあり、MIDI(Musical Instruments Digital
Interface)データから演奏音や歌唱音を合成できるも
のがある。また、この種のトーンジェネレータにおいて
は、エフェクト機能として演奏音や歌唱音の中のユーザ
が設定した所定位置の音(音階または音節)に対してビ
ブラートをかけることが可能なものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、人の歌声や
人の演奏には様々なビブラートが存在し、人のビブラー
トは、曲のジャンル(演歌、オペラ)や人の種類(性
別、年齢など)で異なるだけでなく、人(歌唱者、演奏
者)ごとに異なることによって歌声や演奏に個性が生じ
ていると考えられる。しかし、この種のトーンジェネレ
ータなどの音声処理装置が行うビブラートの処理は、M
IDIデータから生成した合成音に対して一定周期でピ
ッチ変化を付加する簡略的なものであるため、人の歌声
などにある不規則なピッチ変化を伴うビブラートとは異
なり、特に歌唱音の場合は機械的な(不自然な)歌声に
聞こえてしまうという問題があった。また、従来の音声
処理装置では、ビブラートをかける音をユーザが個々に
設定する必要があったため、作業が繁雑になるだけでな
く、例え、複数種類のビブラート(ピッチ変化のパター
ン)があったとしても、これをユーザが適切に使い分け
て自然な歌声や演奏を再現することは困難であるという
問題があった。
【0004】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであり、簡易に適切な音に適切なビブラートをかけ
ることができ、自然な歌唱音や演奏音を再現することが
できる音声処理装置、音声処理方法及びこの音声処理を
行うためのプログラムを記録した情報記録媒体を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、音声処理装置において、
人の歌唱音のビブラートがかかっている音節のピッチ変
化と振幅変化の情報であるビブラート情報をその音節の
関連情報と対応づけて記憶する記憶手段と、歌唱情報に
基づいてビブラートをかける音節を順次特定する処理対
象特定手段と、前記記憶手段に記憶された前記音節の関
連情報の中から前記処理対象特定手段が特定した音節の
関連情報と同一または類似の音節の関連情報を順次検索
し、その中からいずれか一つを選択する選択手段と、前
記選択手段により選択された前記音節の関連情報に対応
づけられた前記ビブラート情報に基づいて、前記処理対
象特定手段が特定した音節に対してビブラートをかける
処理を順次行って前記歌唱情報に対応する音声信号を生
成する音声処理手段と、前記音声処理手段により生成さ
れた前記音声信号を出力する出力手段とを備えることを
特徴としている。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
音声処理装置において、前記処理対象特定手段は、前記
歌唱情報から音の長さが所定値以上の音節を特定するこ
とを特徴としている。
【0007】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の音声処理装置において、前記処理対象特定手
段は、前記歌唱情報から音階が変化する音節を特定する
ことを特徴としている。
【0008】請求項4に記載の発明は、請求項1ないし
3のいずれかに記載の音声処理装置において、前記選択
手段は、前記記憶手段に記憶された前記音節の関連情報
と、前記処理対象特定手段が特定した音節の関連情報と
の類似度を計算し、前記記憶手段に記憶された前記音節
の関連情報の中から前記類似度がもっとも高い音節の関
連情報を選択することを特徴としている。
【0009】請求項5に記載の発明は、請求項1ないし
4のいずれかに記載の音声処理装置において、人の歌唱
音の情報からビブラートがかかっている音節のピッチ変
化と振幅変化の情報であるビブラート情報を抽出する抽
出手段と、前記抽出手段が前記ビブラート情報を抽出し
た音節の関連情報を少なくとも前記人の歌唱音の情報か
ら取得し、前記音節のビブラート情報と対応づけて前記
記憶手段に記憶させるビブラート情報作成手段とをさら
に有することを特徴としている。
【0010】請求項6に記載の発明は、音声処理装置に
おいて、人の歌唱音のビブラートがかかっている音節の
ピッチ変化と振幅変化の情報であるビブラート情報をそ
の音節の関連情報と対応づけて記憶する記憶手段と、前
記ビブラート情報に基づいてビブラートをかける処理を
行って歌唱情報に対応する音声信号を生成する音声処理
手段と、前記音声処理手段により生成された前記音声信
号を出力する出力手段とを備えることを特徴としてい
る。
【0011】請求項7に記載の発明は、請求項1ないし
6のいずれかに記載の音声処理装置において、前記音節
の関連情報は、当該音節と、前記人の歌唱音における少
なくとも当該音節の前または後ろの音節、当該音節に対
応する音階、当該音節の前または後ろの音節に対応する
音階、当該音節の長さ、歌唱曲のジャンル、歌唱者の情
報のうち1以上を含む情報であることを特徴としてい
る。
【0012】請求項8に記載の発明は、請求項1ないし
6のいずれかに記載の音声処理装置において、前記歌唱
情報は、MIDIデータであることを特徴としている。
【0013】請求項9に記載の発明は、音声処理装置に
おいて、人の歌唱音の情報からビブラートがかかってい
る音節のピッチ変化の情報を抽出する抽出手段と、前記
抽出手段がピッチ変化の情報を抽出した音節の関連情報
を少なくとも前記人の歌唱音の情報から取得し、前記音
節のピッチ変化の情報と対応づけるビブラート情報作成
手段とを備えることを特徴としている。
【0014】請求項10に記載の発明は、請求項1ない
し9のいずれかに記載の音声処理装置において、前記ビ
ブラート情報には、人の歌唱音の歌い出しや歌い終わ
り、音韻間におけるピッチ変化と振幅変化の情報が含ま
れることを特徴としている。
【0015】請求項11に記載の発明は、音声処理装置
において、人の演奏音のビブラートがかかっている音階
のピッチ変化と振幅変化の情報であるビブラート情報を
その音階の関連情報と対応づけて記憶する記憶手段と、
演奏情報に基づいてビブラートをかける音階を順次特定
する処理対象特定手段と、前記記憶手段に記憶された前
記音階の関連情報の中から前記処理対象特定手段が特定
した音階の関連情報と同一または類似の音階の関連情報
を順次検索し、その中からいずれか一つを選択する選択
手段と、前記選択手段により選択された前記音階の関連
情報に対応づけられた前記ビブラート情報に基づいて、
前記処理対象特定手段が特定した音階に対してビブラー
トをかける処理を順次行って前記演奏情報に対応する音
声信号を生成する音声処理手段と、前記音声処理手段に
より生成された前記音声信号を出力する出力手段とを備
えることを特徴としている。
【0016】請求項12に記載の発明は、請求項11記
載の音声処理装置において、前記処理対象特定手段は、
前記演奏情報から音の長さが所定値以上の音階を特定す
ることを特徴としている。
【0017】請求項13に記載の発明は、請求項11ま
たは12に記載の音声処理装置において、前記選択手段
は、前記記憶手段に記憶された前記音階の関連情報と、
前記処理対象特定手段が特定した音階の関連情報との類
似度を計算し、前記記憶手段に記憶された前記音階の関
連情報の中から前記類似度がもっとも高い音階の関連情
報を選択することを特徴としている。
【0018】請求項14に記載の発明は、請求項11な
いし13のいずれかに記載の音声処理装置において、人
の演奏音の情報からビブラートがかかっている音階のピ
ッチ変化と振幅変化の情報であるビブラート情報を抽出
する抽出手段と、前記抽出手段が前記ビブラート情報を
抽出した音階の関連情報を少なくとも前記人の演奏音の
情報から取得し、前記音階のビブラート情報と対応づけ
て前記記憶手段に記憶させるビブラート情報作成手段と
をさらに有することを特徴としている。
【0019】請求項15に記載の発明は、音声処理装置
において、人の演奏音のビブラートがかかっている音階
のピッチ変化と振幅変化の情報であるビブラート情報を
その音階の関連情報と対応づけて記憶する記憶手段と、
前記ビブラート情報に基づいてビブラートをかける処理
を行って演奏情報に対応する音声信号を生成する音声処
理手段と、前記音声処理手段により生成された前記音声
信号を出力する出力手段とを備えることを特徴としてい
る。
【0020】請求項16に記載の発明は、請求項11な
いし15のいずれかに記載の音声処理装置において、前
記音階の関連情報は、当該音階と、前記人の演奏音にお
ける少なくとも当該音階の前または後ろの音階、当該音
階の長さ、演奏曲のジャンル、演奏者の情報、楽器の情
報のうち1以上を含む情報であることを特徴としてい
る。
【0021】請求項17に記載の発明は、請求項11な
いし16のいずれかに記載の音声処理装置において、前
記演奏情報は、MIDIデータであることを特徴として
いる。
【0022】請求項18に記載の発明は、音声処理装置
において、人の演奏音の情報からビブラートがかかって
いる音階のピッチ変化と振幅変化の情報であるビブラー
ト情報を抽出する抽出手段と、前記抽出手段が前記ビブ
ラート情報を抽出した音階の関連情報を少なくとも前記
人の演奏音の情報から取得し、前記音階のビブラート情
報と対応づけるビブラート情報作成手段とを備えること
を特徴としている。
【0023】請求項19に記載の発明は、請求項11な
いし18のいずれかに記載の音声処理装置において、前
記ビブラート情報には、人の演奏音の弾き始めや弾き終
わり、音韻間におけるピッチ変化と振幅変化の情報が含
まれることを特徴としている。
【0024】請求項20に記載の発明は、請求項1ない
し19のいずれかに記載の音声処理装置において、前記
ビブラート情報は、ベクトル量子化されて記憶されたこ
とを特徴としている。
【0025】請求項21に記載の発明は、音声処理方法
において、歌唱情報からビブラートをかける所定位置の
音節を順次特定する処理対象特定ステップと、人の歌唱
音のビブラートがかかっている音節のピッチ変化と振幅
変化の情報であるビブラート情報をその音節の関連情報
と対応づけて記憶する記憶部の前記音節の関連情報の中
から前記処理対象特定ステップにおいて特定された音節
の関連情報と同一または類似の音節の関連情報を順次検
索し、その中からいずれか一つを選択する選択ステップ
と、前記選択ステップにおいて選択された前記音節の関
連情報に対応づけられた前記ビブラート情報に基づい
て、前記特定した音に対してビブラートをかける処理を
順次行って前記歌唱情報に対応する音声信号を生成する
音声処理ステップと、前記音声処理ステップにおいて処
理された前記音声信号を出力する出力ステップとを備え
ることを特徴としている。
【0026】請求項22に記載の発明は、請求項21に
記載の音声処理方法において、前記ビブラート情報に
は、人の歌唱音の歌い出しや歌い終わり、音韻間におけ
るピッチ変化と振幅変化の情報が含まれることを特徴と
している。
【0027】請求項23に記載の発明は、音声処理方法
において、演奏情報からビブラートをかける所定位置の
音階を順次特定する処理対象特定ステップと、人の演奏
音のビブラートがかかっている音階のピッチ変化と振幅
変化の情報であるビブラート情報をその音階の関連情報
と対応づけて記憶する記憶部の前記音階の関連情報の中
から前記処理対象特定ステップにおいて特定された音階
の関連情報と同一または類似の音階の関連情報を順次検
索し、その中からいずれか一つを選択する選択ステップ
と、前記選択ステップにおいて選択された前記音階の関
連情報に対応づけられた前記ビブラート情報に基づい
て、前記特定した音階に対してビブラートをかける処理
を順次行って前記演奏情報に対応する音声信号を生成す
る音声処理ステップと、前記音声処理ステップにおいて
処理された前記音声信号を出力する出力ステップとを備
えることを特徴としている。
【0028】請求項24に記載の発明は、請求項23に
記載の音声処理方法において、前記ビブラート情報に
は、人の演奏音の弾き始めや弾き終わり、音韻間におけ
るピッチ変化と振幅変化の情報が含まれることを特徴と
している。
【0029】請求項25に記載の発明は、情報記録媒体
において、歌唱情報からビブラートをかける所定位置の
音節を順次特定し、人の歌唱音のビブラートがかかって
いる音節のピッチ変化と振幅変化の情報であるビブラー
ト情報をその音節の関連情報と対応づけて記憶する記憶
部の前記音節の関連情報の中から前記処理対象特定ステ
ップにおいて特定された音節の関連情報と同一または類
似の音節の関連情報を順次検索してその中からいずれか
一つを選択し、前記選択した前記音節の関連情報に対応
づけられた前記ビブラート情報に基づいて、前記特定し
た音に対してビブラートをかける処理を順次行って前記
歌唱情報に対応する音声信号を生成する音声処理のプロ
グラムが記録されたことを特徴としている。
【0030】請求項26に記載の発明は、情報記録媒体
において、演奏情報からビブラートをかける所定位置の
音階を順次特定し、人の演奏音のビブラートがかかって
いる音階のピッチ変化と振幅変化の情報であるビブラー
ト情報をその音階の関連情報と対応づけて記憶する記憶
部の前記音階の関連情報の中から前記処理対象特定ステ
ップにおいて特定された音階の関連情報と同一または類
似の音階の関連情報を順次検索してその中からいずれか
一つを選択し、前記選択した前記音階の関連情報に対応
づけられた前記ビブラート情報に基づいて、前記特定し
た音階に対してビブラートをかける処理を順次行って前
記演奏情報に対応する音声信号を生成する音声処理のプ
ログラムが記録されたことを特徴としている。
【0031】請求項27に記載の発明は、音節のビブラ
ート情報と音節の関連情報を記録した情報記録媒体であ
って、前記音節のビブラート情報は、人の歌唱音から取
得したビブラートがかかっている音節のピッチ変化と振
幅変化の情報であり、前記音節の関連情報は、前記人の
歌唱音から取得した前記ビブラートがかかっている音
節、少なくとも当該音節の前または後ろの音節、当該音
節に対応する音階、当該音節の前または後ろの音節に対
応する音階及び当該音節の長さのうち1以上を含む情報
と、前記人の歌唱音における歌唱曲のジャンル、歌唱者
の情報のうち1以上を含む情報とであり、前記音節の関
連情報と前記音節のビブラート情報とがそれぞれ対応づ
けされて記憶されていることを特徴としている。
【0032】請求項28に記載の発明は、音階のビブラ
ート情報と音階の関連情報を記録した情報記録媒体であ
って、前記音階のビブラート情報は、人の演奏音から取
得したビブラートがかかっている音階のピッチ変化と振
幅変化の情報であり、前記音階の関連情報は、前記人の
演奏音から取得した前記ビブラートがかかっている音
階、少なくとも当該音階の前または後ろの音階及び当該
音階の長さのうち1以上を含む情報と、前記人の演奏音
における演奏曲のジャンル、演奏者の情報のうち1以上
を含む情報とであり、前記音階の関連情報と前記音階の
ビブラート情報とがそれぞれ対応づけされて記録されて
いることを特徴としている。
【0033】請求項29に記載の発明は、請求項25ま
たは27に記載の情報記録媒体において、前記ビブラー
ト情報には、人の歌唱音の歌い出しや歌い終わり、音韻
間におけるピッチ変化と振幅変化の情報が含まれること
を特徴としている。
【0034】請求項30に記載の発明は、請求項26ま
たは28に記載の情報記録媒体において、前記ビブラー
ト情報には、人の演奏音の弾き始めや弾き終わり、音韻
間におけるピッチ変化と振幅変化の情報が含まれること
を特徴としている。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳述する。 (1) 実施形態 (1−1)実施形態の構成 図1は、本発明の実施形態に係る音声処理装置を示すブ
ロック図である。この音声処理装置10は、本発明を楽
器音と人の声の音色情報を内蔵するトーンジェネレータ
に適用したものであり、通常のトーンジェネレータの機
能に加えて、MIDIデータから歌唱音の音声信号を生
成する場合にはビブラートをかけて出力できるように構
成されている。制御部11は、パーソナルコンピュータ
などから入力されるMIDIデータに基づいてこの音声
処理装置10全体を制御することにより、演奏音や歌唱
音の音声信号を生成してスピーカSPに出力させたり、
音声信号に音声処理を行わせたり、録音処理や、後述す
るビブラートデータベース12の作成更新処理を行う。
ここで、ビブラートデータベース12とは、人のビブラ
ートにあるピッチ変化と振幅変化の情報であるピッチ変
化データ(ビブラート情報)を後述する音節の関連情報
と対応付けたデータベースである。
【0036】音源部13は、MIDIデータから音声信
号を生成するための楽器音や人の声の音色情報などを保
持しており、制御部11の制御に従って演奏音や歌唱音
の音声信号を生成する。なお、歌唱音のMIDIデータ
を作成する方法について説明すると、従来の方法と同様
であるが、MIDI規格のノートデータに予め定めた音
節(「あ」、「い」など)を割り当てた歌詞情報をMI
DIデータとして作成され、このMIDIデータが対応
する機器(音声処理装置など)に入力されることによっ
て歌唱音の音声信号を生成できるようになっている。ま
た、この音声処理装置10においては、いわゆるアカペ
ラの歌唱音の音声信号を生成するだけでなく、MIDI
データを歌唱音のパートと演奏音(楽器音)のパートを
有するトラック構成にすることにより、歌唱音と演奏音
を合成した音声信号を生成することもできる。
【0037】音声処理部14は、音声信号を音声処理
(リバーブ/コーラス/バリエーションなど)するため
の各種情報を保持しており、制御部11の制御により音
声信号に各種の音声処理を行う。また、音声処理部14
は、歌唱音の音声信号に対しては、対応する音声信号ま
たはMIDIデータ(歌詞情報)から音の長さが所定値
以上の音節、すなわち、伸ばしている音節を後述するそ
の音節の関連情報と共に抽出できるようになっている。
そして、音声処理部14は、この抽出した音節の関連情
報とビブラートデータベース12に登録された複数の音
節の関連情報との類似度を算出し、類似度がもっとも高
い音節の関連情報に対応づけられたピッチ変化データを
用い、抽出した音節のピッチを変化させてビブラートを
かける処理を行えるようになっている。
【0038】(1−2) 実施形態の動作 次に、音声処理装置10において、ビブラートデータベ
ース12の作成更新処理を行う場合の動作について説明
する。まず、音声処理装置10においては、実際の人の
歌声が図示しないマイクを介して入力され、図示しない
メモリに歌唱音データとして録音される。このとき、こ
の歌唱音データには、ユーザの入力により歌(曲)のジ
ャンル(クラシック/ポップス/演歌など)や、歌い手
の情報(性別/子供/若者/中年など)が付加されて記
録される。
【0039】次に、音声処理装置10においては、図2
に示すように、制御部11によりこの歌唱音データから
音の長さが所定値以上の音節(「あ」)が順次特定さ
れ、この音節のピッチ変化の波形データがピッチ変化デ
ータDPとして順次取得される。このとき、制御部11
では、特定した音節の関連情報DAとして、ユーザが入
力した情報(歌(曲)のジャンルや歌い手の情報)に加
えて、特定した音節(「あ」)及びその音階(「C
4」)と、この音節の前後に割り当てられた音節
(「い」と「い」)及びその音階(「D4」と「E
4」)と、特定した音節の継続時間(「0.53」)と
が順次取得され、図3に符号INで示すように、音節の
関連情報DAとピッチ変化データDPとが対応付けされ
てビブラートデータベース12が作成される。また、す
でにビブラートデータベース12が作成されている場合
は、新たに取得した音節の関連情報DAとピッチ変化デ
ータDPとが追加されてビブラートデータベース12の
内容が更新されるようになっている。なお、歌唱音デー
タは、この音声処理装置10に接続されたパーソナルコ
ンピュータのHDD(hard disk drive)に記憶された
データを用いてもよい。
【0040】すなわち、音声処理装置10においては、
人の歌声からビブラートのピッチ変化データDPに加え
て、ビブラートがかかる音節の関連情報DAをすべて取
得し、これらピッチ変化データDPと音節の関連情報D
Aとを対応づけてビブラートデータベース12を作成す
る。従って、音声処理装置10においては、様々なジャ
ンルや歌い手の歌唱音データを用いてビブラートデータ
ベース12を作成することにより、人の歌声にある多種
多様なビブラートをそのビブラートがかかっている音節
の周辺情報、ジャンル、歌い手などと組み合わせてデー
タベース化し、後述するビブラートをかける音声処理を
行うことができるようになっている。
【0041】次に、音声処理装置10において、歌唱音
の音声信号の生成に際してビブラートをかける場合の動
作について説明する。なお、ここでは、歌唱音のパート
と演奏音(楽器音)のパートを有する歌唱音にビブラー
トをかける例を説明するが、本発明はこれに限らず、い
わゆるアカペラの歌唱音でも同様の方法でビブラートを
かけることが可能である。音声処理装置10において、
歌唱音のパートと演奏音(楽器音)のパートを有するM
IDIデータが入力されると、音源部13により音色情
報から対応する人の声の歌唱音と楽器音の演奏音の音声
信号が生成され、音声処理部14に出力される(図
1)。音声処理部14では、歌唱音に対応するMIDI
データから音の長さが所定値以上の音節(伸ばしている
音節)がビブラートをかける音節SYとして順次特定さ
れる。このとき、音声処理部14では、図4に示すよう
に、例えば、特定したビブラートをかける音節SY
(「あ」)の関連情報VDAとして、特定した音節
(「あ」)及びその音階(「E4」)と、この音節の前
後に割り当てられた音節(「う」と「い」)及びその音
階(「D4」と「E4」)と、特定した音節の継続時間
(「0.55」)と、予めユーザが入力した歌(曲)のジャ
ンル(「C」)などが取得され、図4の符号CALで示
すように、この音節の関連情報VDAと、ビブラートデ
ータベース12に登録された音節の関連情報DAx
(x:1〜n)との類似度RExが順次計算される。
【0042】類似度RExの具体的な計算方法として
は、以下に示すように、音節の関連情報VDAと関連情
報DAxとの間で項目間の距離di(i=1〜m、mは
関連情報の全項目数)と、各項目に対する重みづけwi
との乗算値がすべての項目で計算され、この計算値の累
積加算値が類似度RExとされるようになっている。
【0043】
【0044】距離diは、例えば、音階や継続時間など
の数値で表記される項目では差の絶対値で求められ、音
節などの項目では、別途備える音節間の距離を定義した
テーブル(「あ」と「い」の間は距離が近く、「あ」と
「え」は距離が遠い等をすべての音節について数値で定
義したテーブル)を用いて求められるようになってい
る。そして、音声処理部14では、計算結果に基づいて
類似度RExのうちもっとも類似度が高い音節の関連情
報(関連情報が同一または類似のもの)DA1を決定す
ると、その類似度が高い音節の関連情報DA1に対応づ
けられたピッチ変化データDPを用いて音節SYにビブ
ラートをかける処理を行うようになっている。なお、ビ
ブラートをかける処理は、ピッチ変化データDPに対応
するパラメータをMIDIデータに付加してディジタル
処理により行う方法などを広く適用することができる。
【0045】このようにして、音声処理部14では、特
定したビブラートをかける音節SY毎に類似度RExを
計算し、類似度が高い音節の関連情報DAに対応づけら
れたピッチ変化データDPを用いて音節SYにビブラー
トをかける処理を順次行うようになっている。これによ
り、この音声処理装置10は、特定した音節SYに対し
て、実際の人の歌声から取得した多種多様なビブラート
のうち、その音節SYの関連情報と同一または類似の関
連情報を有する音節にかかっているビブラートをかける
ことができ、MIDIデータから合成した歌唱音に実際
の人の歌声と同様のビブラートを付加することができ、
自然な歌唱音を再現することができる。
【0046】また、この音声処理装置10は、ビブラー
トをかける音節の特定とビブラートの選定とを自動で行
うことができるので、従来の音声処理装置のように、ビ
ブラートをかける音とビブラートの内容をユーザが個々
に設定する必要がなく、簡易に自然な歌唱音を再現する
ことができる。さらに、ユーザが希望する歌い手の情報
(性別/子供/若者/中年など)を入力したり、入力す
る歌い手の情報や歌のジャンルを変更することによっ
て、ユーザが希望する歌い手やジャンル風(ポップス
調、演歌調など)の歌唱音を簡易に再現することができ
る。この場合、ビブラートデータベース12を好みの歌
手の歌声から作成しておくことにより、好みの歌手の個
性を備えた歌唱音を簡易に再現することが可能となる。
【0047】(2) 変形例 (2−1) 変形例1 上述の実施形態においては、音の長さが所定値以上の音
節(伸ばしている音節)のみにビブラートをかける場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、音階が変化
している音節に対して、その関連情報が同一または類似
の関連情報に対応付けされたピッチ変化データDPを用
いてビブラートをかけるようにしてもよい。この場合、
音節の同一または類似を考慮せずに、音階の変化などが
同一または類似の関連情報に対応付けされたピッチ変化
データDPを用いてビブラートをかけるようにしてもよ
い。
【0048】(2−2) 変形例2 上述の実施形態においては、ビブラートデータベース1
2に登録されたすべての音節の関連情報DAx(x:1
〜n)との類似度RExを計算する場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、計算中に明らかに類似度が
低いと判定できる場合(項目間の距離が遠い場合など)
には、計算を中断して次の関連情報との類似度の計算に
移行させて計算時間を短縮してもよく、効率的に類似度
が高い関連情報を選択する計算方法や選択方法を広く適
用することができる。
【0049】(2−3) 変形例3 上述の実施形態においては、類似度の計算に使用する音
節の関連情報を、音節及びその音階と、この音節の前後
に割り当てられた音節及びその音階と、特定した音節の
継続時間と、歌(曲)のジャンルなどの情報で構成する
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、情報の
種類を適宜増減してもよい。
【0050】(2−4) 変形例4 上述の実施形態においては、本発明を歌唱音にビブラー
トを付加する音声処理に適用する場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、楽器音などの演奏音にビブ
ラートを付加する音声処理に適用してもよい。この場
合、実際の人によるバイオリンやトランペットの演奏か
らビブラートがかかっている音階を特定し、ピッチ変化
データと音階の関連情報とを対応づけてビブラートデー
タベースを作成することにより、上述と同様の方法によ
り、合成した演奏音に実際の人の演奏にあるビブラート
を付加することができ、演奏音の自然性を向上させるこ
とができる。
【0051】(2−5) 変形例5 上述の実施形態においては、さらに人の歌唱音の歌い出
しや歌い終わり、若しくは音韻間におけるピッチ変化デ
ータを取得し、これらピッチ変化データに基づいて、M
IDIデータの歌唱音の歌い出しや歌い終わり、若しく
は音韻間に人の歌唱音と同じピッチ変化と振幅変化をつ
けることにより、歌唱音の自然性をさらに向上させるこ
とができる。また、演奏音の場合は、人の演奏の弾き始
めや弾き終わり、若しくは音韻間におけるピッチ変化デ
ータを取得し、これらピッチ変化データに基づいてMI
DIデータの演奏音の弾き始めや弾き終わり、若しくは
音韻間に同一のピッチ変化と振幅変化をつけることによ
り、演奏音の自然性をさらに向上させることができる。
【0052】(2−6) 変形例6 上述の実施形態においては、マイクを介して録音した人
の歌声や楽器音からビブラートデータベースを作成する
場合について述べたが、要は実際の人の歌声や演奏音か
らビブラートの情報(ピッチ変化データや関連情報)を
取得できればよく、音楽用CD(Compact Disk)等の情
報記録媒体から取得する方法などを広く適用することが
できる。
【0053】(2−7) 変形例7 上述の実施形態においては、ビブラートのピッチ変化の
波形データをそのまま保持する場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、ピッチ変化の波形データをベク
トル量子化すれば、ビブラートデータベースのデータ量
を低減することができる。この場合 図5(b)に示す
ように、ピッチ変化の波形データ毎にピッチ変化コード
を割り当て、図5(a)に示すように、ビブラートデー
タベース12では、関連情報とピッチ変化コードとを対
応付けさせてもよく、異なる関連情報間でピッチ変化の
波形データが同様な場合には、異なる関連情報に同一の
ピッチ変化コードを対応付けすれば、さらにデータ量を
低減することができる。
【0054】(2−8) 変形例8 上述の実施形態は、本発明をトーンジェネレータに適用
する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、本
発明は信号処理用の半導体集積回路と、それに設定され
たマイクロプログラムなどの組み合わせによって構成す
ることができ、また、パーソナルコンピュータおよびそ
の周辺機器と、そのコンピュータで実行されるプログラ
ムとの組み合わせによっても実現することができる。さ
らに、コンピュータとプログラムとから構成する場合に
は、そのプログラムをコンピュータが読み取り可能な情
報記録媒体に記録して頒布することが可能である。
【0055】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、簡易に
適切な音に適切なビブラートをかけることができ、自然
な歌唱音や演奏音を再現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る音声処理装置を示す
ブロック図である。
【図2】 ビブラートデータベースの作成の説明に供す
るタイミングチャートである。
【図3】 ビブラートデータベースの内容を示す図であ
る。
【図4】 ビブラートデータベースの中から目的の関連
情報を選択する処理の説明に供する図である。
【図5】 変形例6に係るビブラートデータベースの内
容を示す図である。
【符号の説明】
10……音声処理装置、 11……制御部、 12……ビブラートデータベース、 13……音源部、 14……音声処理部、 DP……ピッチ変化データ(ビブラート情報)。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年11月28日(2000.11.
28)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】請求項10に記載の発明は、請求項1ない
し9のいずれかに記載の音声処理装置において、前記記
憶手段には、さらに、人の歌唱音の歌い出しや歌い終わ
り、音節間におけるピッチ変化と振幅変化の情報である
他の変化情報がその音節の関連情報と対応づけて記憶さ
れ、前記処理対象特定手段は、さらに、前記歌唱情報に
基づいて歌い出しや歌い終わりの音節、及び音節間を変
化させる音節を特定し、前記選択手段は、前記記憶手段
に記憶された前記音節の関連情報の中から前記処理対象
特定手段が特定した音節の関連情報と同一または類似の
音節の関連情報を検索し、その中からいずれか一つを選
択し、前記音声処理手段は、前記選択手段により選択さ
れた前記音節の関連情報に対応づけられた前記他の変化
情報に基づいて、前記処理対象特定手段が特定した音節
に対してピッチ変化と振幅変化をかける処理を行って前
記歌唱情報に対応する音声信号を生成することを特徴と
している。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】請求項19に記載の発明は、請求項11な
いし18のいずれかに記載の音声処理装置において、
記記憶手段には、さらに、人の演奏音の弾き始めや弾き
終わり、音階間におけるピッチ変化と振幅変化の情報で
ある他の変化情報がその音階の関連情報と対応づけて記
憶され、前記処理対象特定手段は、さらに、前記演奏情
報に基づいて弾き始めや弾き終わり、及び音階間を変化
させる音階を特定し、前記選択手段は、前記記憶手段に
記憶された前記音階の関連情報の中から前記処理対象特
定手段が特定した音階の関連情報と同一または類似の音
階の関連情報を検索し、その中からいずれか一つを選択
し、前記音声処理手段は、前記選択手段により選択され
た前記音階の関連情報に対応づけられた前記他の変化情
報に基づいて、前記処理対象特定手段が特定した音階に
対してピッチ変化と振幅変化をかける処理を行って前記
演奏情報に対応する音声信号を生成することを特徴とし
ている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】請求項22に記載の発明は、請求項21に
記載の音声処理方法において、前記歌唱情報に基づいて
歌い出しや歌い終わりの音節、及び音節間を変化させる
音節を順次特定する第2の処理対象特定ステップと、人
の歌唱音の歌い出しや歌い終わり、音節間におけるピッ
チ変化と振幅変化の情報である他の変化情報をその音節
の関連情報と対応づけて記憶する記憶部の前記音節の関
連情報の中から前記第2の処理対象特定ステップにおい
て特定された音節の関連情報と同一または類似の音節の
関連情報を順次検索し、その中からいずれか一つを選択
する第2の選択ステップと、前記第2の選択ステップに
おいて選択された前記音節の関連情報に対応づけられた
前記他の変化情報に基づいて、前記特定した音節に対し
てピッチ変化と振幅変化をかける処理を行って前記歌唱
情報に対応する音声信号を生成する第2の音声信号を生
成する第2の音声処理ステップとを有し、前記出力ステ
ップは、前記音声処理ステップと前記第2の音声処理ス
テップにおいて処理された前記音声信号を出力すること
を特徴としている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】請求項24に記載の発明は、請求項23に
記載の音声処理方法において、前記演奏情報に基づいて
弾き始めや弾き終わり、及び音階間を変化させる音階を
順次特定する第2の処理対象特定ステップと、人の演奏
音の弾き始めや弾き終わり、音階間におけるピッチ変化
と振幅変化の情報である他の変化情報をその音階の関連
情報と対応づけて記憶する記憶部の前記音階の関連情報
の中から前記第2の処理対象特定ステップにおいて特定
された音階の関連情報と同一または類似の音階の関連情
報を順次検索し、その中からいずれか一つを選択する第
2の選択ステップと、前記第2の選択ステップにおいて
選択された前記音階の関連情報に対応づけられた前記他
の変化情報に基づいて、前記特定した音階に対してピッ
チ変化と振幅変化をかける処理を行って前記演奏情報に
対応する音声信号を生成する第2の音声信号を生成する
第2の音声処理ステップとを有し、前記出力ステップ
は、前記音声処理ステップと前記第2の音声処理ステッ
プにおいて処理された前記音声信号を出力することを特
徴としている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】請求項25に記載の発明は、情報記録媒体
において、歌唱情報からビブラートをかける所定位置の
音節を順次特定し、人の歌唱音のビブラートがかかって
いる音節のピッチ変化と振幅変化の情報であるビブラー
ト情報をその音節の関連情報と対応づけて記憶する記憶
部の前記音節の関連情報の中から前記特定した音節の関
連情報と同一または類似の音節の関連情報を順次検索し
てその中からいずれか一つを選択し、前記選択した前記
音節の関連情報に対応づけられた前記ビブラート情報に
基づいて、前記特定した音に対してビブラートをかける
処理を順次行って前記歌唱情報に対応する音声信号を生
成する音声処理のプログラムが記録されたことを特徴と
している。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】請求項26に記載の発明は、情報記録媒体
において、演奏情報からビブラートをかける所定位置の
音階を順次特定し、人の演奏音のビブラートがかかって
いる音階のピッチ変化と振幅変化の情報であるビブラー
ト情報をその音階の関連情報と対応づけて記憶する記憶
部の前記音階の関連情報の中から前記特定した音階の関
連情報と同一または類似の音階の関連情報を順次検索し
てその中からいずれか一つを選択し、前記選択した前記
音階の関連情報に対応づけられた前記ビブラート情報に
基づいて、前記特定した音階に対してビブラートをかけ
る処理を順次行って前記演奏情報に対応する音声信号を
生成する音声処理のプログラムが記録されたことを特徴
としている。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】請求項29に記載の発明は、請求項25ま
たは27に記載の情報記録媒体において、前記歌唱情報
に基づいて歌い出しや歌い終わりの音節、及び音節間を
変化させる音節を順次特定し、人の歌唱音の歌い出しや
歌い終わり、音節間におけるピッチ変化と振幅変化の情
報である他の変化情報をその音節の関連情報と対応づけ
て記憶する記憶部の前記音節の関連情報の中から前記特
定した音節の関連情報と同一または類似の音節の関連情
報を順次検索し、その中からいずれか一つを選択し、前
記選択した前記音節の関連情報に対応づけられた前記他
の変化情報に基づいて、前記特定した音節に対してピッ
チ変化と振幅変化をかける処理を行って前記歌唱情報に
対応する音声信号を生成する音声処理のプログラムが記
録されたことを特徴としている。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】請求項30に記載の発明は、請求項26ま
たは28に記載の情報記録媒体において、前記演奏情報
に基づいて弾き始めや弾き終わり、及び音階間を変化さ
せる音階を順次特定し、人の演奏音の弾き始めや弾き終
わり、音階間におけるピッチ変化と振幅変化の情報であ
る他の変化情報をその音階の関連情報と対応づけて記憶
する記憶部の前記音階の関連情報の中から前記特定した
音階の関連情報と同一または類似の音階の関連情報を順
次検索し、その中からいずれか一つを選択し、前記選択
した前記音階の関連情報に対応づけられた前記他の変化
情報に基づいて、前記特定した音階に対してピッチ変化
と振幅変化をかける処理を行って前記演奏情報に対応す
る音声信号を生成する第2の音声信号を生成する音声処
理のプログラムが記録されたことを特徴としている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D045 AA07 BA02 5D378 FF17 FF22 KK02 MM12 MM22 MM33 MM47 MM68 MM72 QQ05 QQ08 QQ23 QQ25 WW16 XX24 XX30 XX43

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人の歌唱音のビブラートがかかっている
    音節のピッチ変化と振幅変化の情報であるビブラート情
    報をその音節の関連情報と対応づけて記憶する記憶手段
    と、 歌唱情報に基づいてビブラートをかける音節を順次特定
    する処理対象特定手段と、 前記記憶手段に記憶された前記音節の関連情報の中から
    前記処理対象特定手段が特定した音節の関連情報と同一
    または類似の音節の関連情報を順次検索し、その中から
    いずれか一つを選択する選択手段と、 前記選択手段により選択された前記音節の関連情報に対
    応づけられた前記ビブラート情報に基づいて、前記処理
    対象特定手段が特定した音節に対してビブラートをかけ
    る処理を順次行って前記歌唱情報に対応する音声信号を
    生成する音声処理手段と、 前記音声処理手段により生成された前記音声信号を出力
    する出力手段とを備えることを特徴とする音声処理装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の音声処理装置において、 前記処理対象特定手段は、前記歌唱情報から音の長さが
    所定値以上の音節を特定することを特徴とする音声処理
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の音声処理装置
    において、 前記処理対象特定手段は、前記歌唱情報から音階が変化
    する音節を特定することを特徴とする音声処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の音
    声処理装置において、 前記選択手段は、 前記記憶手段に記憶された前記音節の関連情報と、前記
    処理対象特定手段が特定した音節の関連情報との類似度
    を計算し、 前記記憶手段に記憶された前記音節の関連情報の中から
    前記類似度がもっとも高い音節の関連情報を選択するこ
    とを特徴とする音声処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の音
    声処理装置において、 人の歌唱音の情報からビブラートがかかっている音節の
    ピッチ変化と振幅変化の情報であるビブラート情報を抽
    出する抽出手段と、 前記抽出手段が前記ビブラート情報を抽出した音節の関
    連情報を少なくとも前記人の歌唱音の情報から取得し、
    前記音節のビブラート情報と対応づけて前記記憶手段に
    記憶させるビブラート情報作成手段とをさらに有するこ
    とを特徴とする音声処理装置。
  6. 【請求項6】 人の歌唱音のビブラートがかかっている
    音節のピッチ変化と振幅変化の情報であるビブラート情
    報をその音節の関連情報と対応づけて記憶する記憶手段
    と、 前記ビブラート情報に基づいてビブラートをかける処理
    を行って歌唱情報に対応する音声信号を生成する音声処
    理手段と、 前記音声処理手段により生成された前記音声信号を出力
    する出力手段とを備えることを特徴とする音声処理装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載の音
    声処理装置において、 前記音節の関連情報は、当該音節と、前記人の歌唱音に
    おける少なくとも当該音節の前または後ろの音節、当該
    音節に対応する音階、当該音節の前または後ろの音節に
    対応する音階、当該音節の長さ、歌唱曲のジャンル、歌
    唱者の情報のうち1以上を含む情報であることを特徴と
    する音声処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかに記載の音
    声処理装置において、 前記歌唱情報は、MIDIデータであることを特徴とす
    る音声処理装置。
  9. 【請求項9】 人の歌唱音の情報からビブラートがかか
    っている音節のピッチ変化と振幅変化の情報であるビブ
    ラート情報を抽出する抽出手段と、 前記抽出手段が前記ビブラート情報を抽出した音節の関
    連情報を少なくとも前記人の歌唱音の情報から取得し、
    前記音節のビブラート情報と対応づけるビブラート情報
    作成手段とを備えることを特徴とする音声処理装置。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれかに記載の
    音声処理装置において、 前記ビブラート情報には、人の歌唱音の歌い出しや歌い
    終わり、音韻間におけるピッチ変化と振幅変化の情報が
    含まれることを特徴とする音声処理装置。
  11. 【請求項11】 人の演奏音のビブラートがかかってい
    る音階のピッチ変化と振幅変化の情報であるビブラート
    情報をその音階の関連情報と対応づけて記憶する記憶手
    段と、 演奏情報に基づいてビブラートをかける音階を順次特定
    する処理対象特定手段と、 前記記憶手段に記憶された前記音階の関連情報の中から
    前記処理対象特定手段が特定した音階の関連情報と同一
    または類似の音階の関連情報を順次検索し、その中から
    いずれか一つを選択する選択手段と、 前記選択手段により選択された前記音階の関連情報に対
    応づけられた前記ビブラート情報に基づいて、前記処理
    対象特定手段が特定した音階に対してビブラートをかけ
    る処理を順次行って前記演奏情報に対応する音声信号を
    生成する音声処理手段と、 前記音声処理手段により生成された前記音声信号を出力
    する出力手段とを備えることを特徴とする音声処理装
    置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の音声処理装置におい
    て、 前記処理対象特定手段は、前記演奏情報から音の長さが
    所定値以上の音階を特定することを特徴とする音声処理
    装置。
  13. 【請求項13】 請求項11または12に記載の音声処
    理装置において、 前記選択手段は、 前記記憶手段に記憶された前記音階の関連情報と、前記
    処理対象特定手段が特定した音階の関連情報との類似度
    を計算し、 前記記憶手段に記憶された前記音階の関連情報の中から
    前記類似度がもっとも高い音階の関連情報を選択するこ
    とを特徴とする音声処理装置。
  14. 【請求項14】 請求項11ないし13のいずれかに記
    載の音声処理装置において、 人の演奏音の情報からビブラートがかかっている音階の
    ピッチ変化と振幅変化の情報であるビブラート情報を抽
    出する抽出手段と、 前記抽出手段が前記ビブラート情報を抽出した音階の関
    連情報を少なくとも前記人の演奏音の情報から取得し、
    前記音階のビブラート情報と対応づけて前記記憶手段に
    記憶させるビブラート情報作成手段とをさらに有するこ
    とを特徴とする音声処理装置。
  15. 【請求項15】 人の演奏音のビブラートがかかってい
    る音階のピッチ変化と振幅変化の情報であるビブラート
    情報をその音階の関連情報と対応づけて記憶する記憶手
    段と、 前記ビブラート情報に基づいてビブラートをかける処理
    を行って演奏情報に対応する音声信号を生成する音声処
    理手段と、 前記音声処理手段により生成された前記音声信号を出力
    する出力手段とを備えることを特徴とする音声処理装
    置。
  16. 【請求項16】 請求項11ないし15のいずれかに記
    載の音声処理装置において、 前記音階の関連情報は、当該音階と、前記人の演奏音に
    おける少なくとも当該音階の前または後ろの音階、当該
    音階の長さ、演奏曲のジャンル、演奏者の情報、楽器の
    情報のうち1以上を含む情報であることを特徴とする音
    声処理装置。
  17. 【請求項17】 請求項11ないし16のいずれかに記
    載の音声処理装置において、 前記演奏情報は、MIDIデータであることを特徴とす
    る音声処理装置。
  18. 【請求項18】 人の演奏音の情報からビブラートがか
    かっている音階のピッチ変化と振幅変化の情報であるビ
    ブラート情報を抽出する抽出手段と、 前記抽出手段が前記ビブラート情報を抽出した音階の関
    連情報を少なくとも前記人の演奏音の情報から取得し、
    前記音階のビブラート情報と対応づけるビブラート情報
    作成手段とを備えることを特徴とする音声処理装置。
  19. 【請求項19】 請求項11ないし18のいずれかに記
    載の音声処理装置において、 前記ビブラート情報には、人の演奏音の弾き始めや弾き
    終わり、音韻間におけるピッチ変化と振幅変化の情報が
    含まれることを特徴とする音声処理装置。
  20. 【請求項20】 請求項1ないし19のいずれかに記載
    の音声処理装置において、 前記ビブラート情報は、ベクトル量子化されて記憶され
    たことを特徴とする音声処理装置。
  21. 【請求項21】 歌唱情報からビブラートをかける所定
    位置の音節を順次特定する処理対象特定ステップと、 人の歌唱音のビブラートがかかっている音節のピッチ変
    化と振幅変化の情報であるビブラート情報をその音節の
    関連情報と対応づけて記憶する記憶部の前記音節の関連
    情報の中から前記処理対象特定ステップにおいて特定さ
    れた音節の関連情報と同一または類似の音節の関連情報
    を順次検索し、その中からいずれか一つを選択する選択
    ステップと、 前記選択ステップにおいて選択された前記音節の関連情
    報に対応づけられた前記ビブラート情報に基づいて、前
    記特定した音に対してビブラートをかける処理を順次行
    って前記歌唱情報に対応する音声信号を生成する音声処
    理ステップと、 前記音声処理ステップにおいて処理された前記音声信号
    を出力する出力ステップとを備えることを特徴とする音
    声処理方法。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載の音声処理方法にお
    いて、 前記ビブラート情報には、人の歌唱音の歌い出しや歌い
    終わり、音韻間におけるピッチ変化と振幅変化の情報が
    含まれることを特徴とする音声処理方法。
  23. 【請求項23】 演奏情報からビブラートをかける所定
    位置の音階を順次特定する処理対象特定ステップと、 人の演奏音のビブラートがかかっている音階のピッチ変
    化と振幅変化の情報であるビブラート情報をその音階の
    関連情報と対応づけて記憶する記憶部の前記音階の関連
    情報の中から前記処理対象特定ステップにおいて特定さ
    れた音階の関連情報と同一または類似の音階の関連情報
    を順次検索し、その中からいずれか一つを選択する選択
    ステップと、 前記選択ステップにおいて選択された前記音階の関連情
    報に対応づけられた前記ビブラート情報に基づいて、前
    記特定した音階に対してビブラートをかける処理を順次
    行って前記演奏情報に対応する音声信号を生成する音声
    処理ステップと、 前記音声処理ステップにおいて処理された前記音声信号
    を出力する出力ステップとを備えることを特徴とする音
    声処理方法。
  24. 【請求項24】 請求項23に記載の音声処理方法にお
    いて、 前記ビブラート情報には、人の演奏音の弾き始めや弾き
    終わり、音韻間におけるピッチ変化と振幅変化の情報が
    含まれることを特徴とする音声処理方法。
  25. 【請求項25】 歌唱情報からビブラートをかける所定
    位置の音節を順次特定し、 人の歌唱音のビブラートがかかっている音節のピッチ変
    化と振幅変化の情報であるビブラート情報をその音節の
    関連情報と対応づけて記憶する記憶部の前記音節の関連
    情報の中から前記処理対象特定ステップにおいて特定さ
    れた音節の関連情報と同一または類似の音節の関連情報
    を順次検索してその中からいずれか一つを選択し、 前記選択した前記音節の関連情報に対応づけられた前記
    ビブラート情報に基づいて、前記特定した音に対してビ
    ブラートをかける処理を順次行って前記歌唱情報に対応
    する音声信号を生成する音声処理のプログラムが記録さ
    れたことを特徴とする情報記録媒体。
  26. 【請求項26】 演奏情報からビブラートをかける所定
    位置の音階を順次特定し、 人の演奏音のビブラートがかかっている音階のピッチ変
    化と振幅変化の情報であるビブラート情報をその音階の
    関連情報と対応づけて記憶する記憶部の前記音階の関連
    情報の中から前記処理対象特定ステップにおいて特定さ
    れた音階の関連情報と同一または類似の音階の関連情報
    を順次検索してその中からいずれか一つを選択し、 前記選択した前記音階の関連情報に対応づけられた前記
    ビブラート情報に基づいて、前記特定した音階に対して
    ビブラートをかける処理を順次行って前記演奏情報に対
    応する音声信号を生成する音声処理のプログラムが記録
    されたことを特徴とする情報記録媒体。
  27. 【請求項27】 音節のビブラート情報と音節の関連情
    報を記録した情報記録媒体であって、 前記音節のビブラート情報は、 人の歌唱音から取得したビブラートがかかっている音節
    のピッチ変化と振幅変化の情報であり、 前記音節の関連情報は、 前記人の歌唱音から取得した前記ビブラートがかかって
    いる音節、少なくとも当該音節の前または後ろの音節、
    当該音節に対応する音階、当該音節の前または後ろの音
    節に対応する音階及び当該音節の長さのうち1以上を含
    む情報と、 前記人の歌唱音における歌唱曲のジャンル、歌唱者の情
    報のうち1以上を含む情報とであり、 前記音節の関連情報と前記音節のビブラート情報とがそ
    れぞれ対応づけされて記録されていることを特徴とする
    情報記録媒体。
  28. 【請求項28】 音階のビブラート情報と音階の関連情
    報を記録した情報記録媒体であって、 前記音階のビブラート情報は、 人の演奏音から取得したビブラートがかかっている音階
    のピッチ変化と振幅変化の情報であり、 前記音階の関連情報は、 前記人の演奏音から取得した前記ビブラートがかかって
    いる音階、少なくとも当該音階の前または後ろの音階及
    び当該音階の長さのうち1以上を含む情報と、 前記人の演奏音における演奏曲のジャンル、演奏者の情
    報のうち1以上を含む情報とであり、 前記音階の関連情報と前記音階のビブラート情報とがそ
    れぞれ対応づけされて記憶されていることを特徴とする
    情報記録媒体。
  29. 【請求項29】 請求項25または27に記載の情報記
    録媒体において、 前記ビブラート情報には、人の歌唱音の歌い出しや歌い
    終わり、音韻間におけるピッチ変化と振幅変化の情報が
    含まれることを特徴とする情報記録媒体。
  30. 【請求項30】 請求項26または28に記載の情報記
    録媒体において、 前記ビブラート情報には、人の演奏音の弾き始めや弾き
    終わり、音韻間におけるピッチ変化と振幅変化の情報が
    含まれることを特徴とする情報記録媒体。
JP2000258034A 2000-08-28 2000-08-28 音声処理装置、音声処理方法および情報記録媒体 Expired - Fee Related JP3716725B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000258034A JP3716725B2 (ja) 2000-08-28 2000-08-28 音声処理装置、音声処理方法および情報記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000258034A JP3716725B2 (ja) 2000-08-28 2000-08-28 音声処理装置、音声処理方法および情報記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002073064A true JP2002073064A (ja) 2002-03-12
JP3716725B2 JP3716725B2 (ja) 2005-11-16

Family

ID=18746402

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000258034A Expired - Fee Related JP3716725B2 (ja) 2000-08-28 2000-08-28 音声処理装置、音声処理方法および情報記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3716725B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004111993A1 (ja) * 2003-06-13 2004-12-23 Sony Corporation 信号合成方法及び装置、歌声合成方法及び装置、プログラム及び記録媒体並びにロボット装置
JP2006030610A (ja) * 2004-07-16 2006-02-02 Yamaha Corp 音声合成用スクリプト生成装置、音声合成装置、音声合成用スクリプト生成プログラム及び音声合成プログラム
JP2006251451A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Yamaha Corp 歌データ入力プログラム
US7389231B2 (en) 2001-09-03 2008-06-17 Yamaha Corporation Voice synthesizing apparatus capable of adding vibrato effect to synthesized voice
WO2008102594A1 (ja) * 2007-02-19 2008-08-28 Panasonic Corporation 力み変換装置、音声変換装置、音声合成装置、音声変換方法、音声合成方法およびプログラム
EP2355092A1 (en) 2009-12-04 2011-08-10 Yamaha Corporation Audio processing apparatus and method
JP2012037722A (ja) * 2010-08-06 2012-02-23 Yamaha Corp 音合成用データ生成装置およびピッチ軌跡生成装置
JP2013164609A (ja) * 2013-04-15 2013-08-22 Yamaha Corp 歌唱合成用データベース生成装置、およびピッチカーブ生成装置
JP2013195699A (ja) * 2012-03-19 2013-09-30 Yamaha Corp 歌唱合成装置および歌唱合成プログラム
CN111105799A (zh) * 2019-12-09 2020-05-05 国网浙江省电力有限公司杭州供电公司 基于发音量化和电力专用词库的离线语音识别装置及方法

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7389231B2 (en) 2001-09-03 2008-06-17 Yamaha Corporation Voice synthesizing apparatus capable of adding vibrato effect to synthesized voice
WO2004111993A1 (ja) * 2003-06-13 2004-12-23 Sony Corporation 信号合成方法及び装置、歌声合成方法及び装置、プログラム及び記録媒体並びにロボット装置
JP4622356B2 (ja) * 2004-07-16 2011-02-02 ヤマハ株式会社 音声合成用スクリプト生成装置及び音声合成用スクリプト生成プログラム
JP2006030610A (ja) * 2004-07-16 2006-02-02 Yamaha Corp 音声合成用スクリプト生成装置、音声合成装置、音声合成用スクリプト生成プログラム及び音声合成プログラム
JP2006251451A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Yamaha Corp 歌データ入力プログラム
US8898062B2 (en) 2007-02-19 2014-11-25 Panasonic Intellectual Property Corporation Of America Strained-rough-voice conversion device, voice conversion device, voice synthesis device, voice conversion method, voice synthesis method, and program
JPWO2008102594A1 (ja) * 2007-02-19 2010-05-27 パナソニック株式会社 力み変換装置、音声変換装置、音声合成装置、音声変換方法、音声合成方法およびプログラム
WO2008102594A1 (ja) * 2007-02-19 2008-08-28 Panasonic Corporation 力み変換装置、音声変換装置、音声合成装置、音声変換方法、音声合成方法およびプログラム
EP2355092A1 (en) 2009-12-04 2011-08-10 Yamaha Corporation Audio processing apparatus and method
US8492639B2 (en) 2009-12-04 2013-07-23 Yamaha Corporation Audio processing apparatus and method
JP2012037722A (ja) * 2010-08-06 2012-02-23 Yamaha Corp 音合成用データ生成装置およびピッチ軌跡生成装置
US8916762B2 (en) 2010-08-06 2014-12-23 Yamaha Corporation Tone synthesizing data generation apparatus and method
JP2013195699A (ja) * 2012-03-19 2013-09-30 Yamaha Corp 歌唱合成装置および歌唱合成プログラム
JP2013164609A (ja) * 2013-04-15 2013-08-22 Yamaha Corp 歌唱合成用データベース生成装置、およびピッチカーブ生成装置
CN111105799A (zh) * 2019-12-09 2020-05-05 国网浙江省电力有限公司杭州供电公司 基于发音量化和电力专用词库的离线语音识别装置及方法
CN111105799B (zh) * 2019-12-09 2023-07-07 国网浙江省电力有限公司杭州供电公司 基于发音量化和电力专用词库的离线语音识别装置及方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3716725B2 (ja) 2005-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6528715B1 (en) Music search by interactive graphical specification with audio feedback
JP3333022B2 (ja) 歌声合成装置
JP4207902B2 (ja) 音声合成装置およびプログラム
CN112382257B (zh) 一种音频处理方法、装置、设备及介质
CN109036355B (zh) 自动作曲方法、装置、计算机设备和存储介质
JP2012103603A (ja) 情報処理装置、楽曲区間抽出方法、及びプログラム
Lindemann Music synthesis with reconstructive phrase modeling
JP3716725B2 (ja) 音声処理装置、音声処理方法および情報記録媒体
JP3239897B1 (ja) 作詞作曲装置及びプログラム
WO2014142200A1 (ja) 音声処理装置
JPH10207460A (ja) 演奏設定データ選択装置、演奏設定データ選択方法及びプログラムを記録した媒体
JP3646680B2 (ja) 作詞作曲装置及びプログラム
JP4304934B2 (ja) 合唱合成装置、合唱合成方法およびプログラム
JP2003345400A (ja) ピッチ変換装置、ピッチ変換方法及びプログラム
JP4024440B2 (ja) 曲検索システムのデータ入力装置
TW201027514A (en) Singing synthesis systems and related synthesis methods
JPH01288900A (ja) 歌声伴奏装置
JP3752859B2 (ja) 自動作曲装置と記録媒体
CN112951184B (zh) 歌曲生成方法、装置、设备及存储介质
WO2023171522A1 (ja) 音響生成方法、音響生成システムおよびプログラム
JP2002221978A (ja) ボーカルデータ生成装置、ボーカルデータ生成方法および歌唱音合成装置
US20230290325A1 (en) Sound processing method, sound processing system, electronic musical instrument, and recording medium
US20240005896A1 (en) Music generation method and apparatus
JP3775390B2 (ja) 演奏設定データ選択装置、演奏設定データ選択方法及び記録媒体
JP3775386B2 (ja) 演奏設定データ選択装置、演奏設定データ選択方法及び記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040706

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040713

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040913

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050308

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050509

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050809

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050822

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090909

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100909

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100909

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110909

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120909

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130909

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees