JP2002071073A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2002071073A
JP2002071073A JP2000255645A JP2000255645A JP2002071073A JP 2002071073 A JP2002071073 A JP 2002071073A JP 2000255645 A JP2000255645 A JP 2000255645A JP 2000255645 A JP2000255645 A JP 2000255645A JP 2002071073 A JP2002071073 A JP 2002071073A
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pipe
inner hole
diameter
retainer
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JP2000255645A
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Kenji Tomioka
健志 冨岡
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Maruyasu Industries Co Ltd
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Maruyasu Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コネクタ本体10aに接続したパイプ31を使
用するに当たって、コネクタ本体10aとパイプ31間
のシール性を確認すれば、パイプ31がコネクタ本体1
0aに抜止めされていることが確認できるコネクタを提
供する。 【解決手段】パイプ31がコネクタ本体10aの接続部
である円形孔に挿入された際、パイプ31の先端部外周
に嵌合してパイプ31の外周と円形孔の内周間をシール
するシールリングとして、パイプ31の先端部外周より
大きい内径寸法のシールリング21c,21dを採用し
て、パイプ31が円形孔に挿入されて抜止めされた際、
シールリング21c,21dが軸方向に押圧されて変形
し、変形された状態でパイプ31の外周と円形孔の内周
間をシールする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一端側が互いに異
なる接続部位に接続される2本の被接続管を、それらの
他端側にて接続して互いに連結するためのコネクタに関
する。
【0002】
【従来の技術】当該コネクタの一形式として、特開平8
−233181号公報に示されているように、2本の被
接続管を接続して互いに連結する筒状のコネクタ本体
と、同コネクタ本体の一端側に取付けたクリップ(リテ
ーナ)を備え、前記コネクタ本体の一端側の接続部であ
る円形孔に開口端側から挿入した硬質で非可撓性の被接
続管をリテーナにて抜止めする形式のコネクタがある。
【0003】当該形式のコネクタは、例えば、自動車に
おける燃料供給管路を構成する2本の供給管を接続して
互いに連結するもので、燃料供給管路を構成する一方の
被接続管は金属、硬質の合成樹脂等の硬質で非可撓性の
パイプであって、その一端部がエンジンの燃料供給部に
接続され、また、他方の被接続管はゴム、合成樹脂等の
軟質で可撓性のホースであって、その一端部が燃料タン
ク側に接続される。
【0004】当該形式のコネクタにおいては、一方の被
接続管の他端部は、その硬質性を利用してコネクタ本体
の一端側の接続部の円形孔に挿入されて接続され、他方
の被接続管の他端部は、その可撓性を利用してコネクタ
本体の他端側の接続部の外周に弾撥的に嵌合されて接続
されて、これら両被接続管はコネクタ本体を介して互い
に連結される。
【0005】この場合、一方の被接続管は、その外周に
設けたビード部をコネクタ本体のリテーナ取付部に取付
けたリテーナに掛止されて、コネクタ本体からの抜止め
が図られるとともに、一方の被接続管の先端部外周と円
形孔の内周間がシールリングを介して液密的または気密
的にシールされて、コネクタ本体を通って一方の被接続
管内を流動する液体燃料等の流体の漏洩の防止が図られ
る。
【0006】図5は、従来のコネクタの断面図を示すも
ので、当該コネクタBはコネクタ本体10aとリテーナ
10bを主要構成部品としている。リテーナ10bは、
コネクタ本体10aを構成する接続管部11の一端側に
設けたリテーナ取付部12に取付けられていて、接続管
部11の一端側の接続部である円形内孔を構成する大径
の内孔11a1内には、一対のシールリング21a,2
1bがスペーサーリング22を挟んで配設され、かつ、
シールリング21bの一端側にブッシュ23が嵌着され
ている。
【0007】当該コネクタBの一端側の接続部には、硬
質で被可撓性の被接続管であるパイプ31が接続される
が、接続するに当たっては、パイプ31の先端部がコネ
クタ本体の一端側の開口部から接続部である円形内孔の
大径の内孔11a1に挿入されて、リテーナ10b、ブ
ッシュ23、シールリング21b、スペーサーリング2
2,およびシールリング21aを貫通し、円形内孔を構
成する小径の内向11a2に達して接合され、パイプ3
1のパイプ本体31aの先端部外周に設けたビード部3
1bがリテーナ10bの先端部に掛止されて抜止めされ
るとともに、両シール部材21a,21bがパイプ31
のパイプ本体31aの外周に嵌着して、大径の内孔11
a1の内周とパイプ本体31aの外周間を密閉してシー
ルする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、当該コネク
タBにおいては、両シールリングとしては、最大限のシ
ール機能を発揮させるために、パイプ31のパイプ本体
31aの先端部の外径よる小さい内径寸法のシールリン
グが採用されていて、大径の内孔11a1内に嵌着した
ブッシュ23により位置決めされた状態にある。このた
め、被接続管であるパイプ31は、コネクタ本体10a
の一端側の接続部である円形孔内に挿入されて抜止めさ
れる前に、パイプ本体31aの先端部がシールリング2
1a,21bに嵌着して、パイプ本体31aの外周と大
径の内孔11a1の内周間の液密的または気密的シール
が成立する。
【0009】従って、この接続状態のパイプ31を使用
に先だって、コネクタ本体10aとパイプ31とのシー
ル性を確認しても、パイプ31がコネクタ本体10aに
抜止めされた状態にあることを確認したとはいえず、使
用途中にパイプ31がコネクタ本体10aから外れるお
それがある。このため、当該コネクタBにおいては、使
用に先だって、コネクタ本体10aとパイプ31とのシ
ール性の確認と、パイプ31のコネクタ本体10aに対
する抜止めの確認との両方の確認が必要である。
【0010】従って、本発明の目的は、コネクタ本体に
接続された被接続管を使用する際に、コネクタ本体と被
接続管とのシール性を確認すれば、被接続管がコネクタ
本体に対して抜止めされた状態にあることをも確認し得
るコネクタを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、2本の被接続
管を接続して互いに連結する筒状のコネクタ本体と、同
コネクタ本体の一端側に取付けたリテーナを備えたコネ
クタに関するもので、前記コネクタ本体の一端側の接続
部である円形孔内に開口端側から挿入した硬質で非可撓
性の被接続管を前記リテーナにて抜止めする形式のコネ
クタを適用対象とするものである。
【0012】しかして、本発明に係るコネクタにおいて
は、前記コネクタ本体の一端側の接続部である円形孔は
開口端側の大径の内孔と同内孔より先端側に延びる小径
の内孔からなり、前記大径の内孔内には、前記被接続管
の先端部外径より大きい内径のシールリングおよびブッ
シュを備え、前記シールリングは前記大径の内孔内にて
前記小径の内孔との境界段部に位置し、かつ、前記ブッ
シュは前記大径の内孔内の前記シールリングより開口端
側にて軸方向へ移動可能に位置し、前記ブッシュは前記
被接続管の先端部が前記シールリングを貫通して前記小
径の内孔内に挿入されて前記被接続管が前記リテーナに
掛止された際、同被接続管により先端側へ押動されて前
記シールリングを軸方向に押圧して変形させ、同シール
リングは変形した状態で前記被接続管の先端部外周と大
径内孔の内周間を密閉してシールすることを特徴とする
ものである。
【0013】本発明に係るコネクタにおいては、前記ブ
ッシュは前記被接続管の外周に設けたビード部にて押動
され、同ビード部が前記リテーナにて掛止された時点で
前記シールリングに対する押圧変形を完了させるように
構成することができる。この場合、前記シールリングを
スペーサーリングを介して複数本配設するように構成す
ることが好ましい。
【0014】本発明に係るコネクタにおいては、前記コ
ネクタ本体の他端側に軟質で可撓性の被接続管を接続す
る接続部を備えた構成として、硬質で非可撓性の被接続
管と軟質で可撓性の被接続管を互いに連結する機能を有
するものとすることができるとともに、前記コネクタ本
体の他端側に一端側の接続部と同一の接続部を備えた構
成として、硬質で非可撓性の被接続管同士を互いに連結
する機能を有するものとすることもできる。
【0015】
【発明の作用・効果】本発明に係るコネクタにおいて
は、被接続管の先端部がコネクタ本体の一端側の接続部
である円形孔内に挿入されると、同先端部はシールリン
グを貫通して小径内孔内に達して、被接続管はリテーナ
に掛止されて抜止めされるが、この際、シールリングは
被接続管によりブッシュを介して軸方向に押圧されて変
形し、シールリングは変形した状態で被接続管の先端部
外周と大径の内孔の内周間を密閉して液密的または気密
的にシールする。
【0016】このように、当該コネクタによれば、被接
続管の先端部がコネクタ本体の接続部である円形孔内に
挿入されて、被接続管がコネクタ本体に対して抜止めさ
れた際に、被接続管の先端部外周と円形孔の大径の内孔
の内周間が液密的または気密的にシールされることにな
る。このため、当該コネクタでは、コネクタ本体に接続
された被接続管を使用するに当たって、コネクタ本体と
被接続管とのシール性を確認すれば、被接続管がコネク
タ本体に対して抜止めされた状態にあることをも確認す
ることができる。
【0017】本発明に係るコネクタにおいては、ブッシ
ュは被接続管の外周に設けたビード部にて押動されて、
同ビード部がリテーナにて掛止された時点で、シールリ
ングに対する押圧変形を完了させるように構成すること
が好ましい。また、この場合、シールリングをスペーサ
ーリングを介して複数本配設するようにすれば、被接続
管の先端部外周と大径の内孔の内周間を液密的または気
密的なシール性を一層確実なものとすることができる。
【0018】なお、本発明に係るコネクタにおいては、
コネクタ本体の他端側に軟質で可撓性の被接続管を接続
する接続部を備えた構成として、硬質で非可撓性の被接
続管と軟質で可撓性の被接続管を互いに連結する態様と
することができるとともに、コネクタ本体の他端側に一
端側の接続部と同一の接続部を備えた構成として、硬質
で非可撓性の被接続管同士を互いに連結する態様とする
こともできる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明すると、図1〜図4には、本発明の一例に係るコネク
タが示されている。当該コネクタAは、図5に示す従来
のコネクタBと同一形式のもので、自動車のエンジンの
燃料供給側に一端を接続される硬質で非可撓性である金
属製のパイプ31の他端と、燃料タンク側に一端を接続
される軟質で可撓性である合成樹脂製のホース32の他
端を接続して、これらのパイプ31とホース32を互い
に連結すべく機能する。当該コネクタAは、コネクタB
と同様、コネクタ本体10aおよびリテーナ10bを主
要構成部品とするとともに、一対のシールリング21
c,21d、スペーサーリング22、およびブッシュ2
3を備えているもので、コネクタBと同一の構成部材お
よび同一の構成部位には同一の符号を付している。
【0020】コネクタ本体10aは硬質の合成樹脂製ま
たは金属製であって、被接続管であるパイプ31および
ホース32を接続するための接続管部11と、接続管部
11に接続されたパイプ31を抜止めするリテーナ10
bを取付けるためのリテーナ取付部12により構成され
ている。
【0021】接続管部11は円管状を呈するもので、内
孔が一端側から大径内孔11a1、中径内孔11a2およ
び小径内孔11a3の3段階の段付き形状になってい
て、大径内孔11a1が本発明における大径の内孔に該
当し、中径内孔11a2が本発明のおける小径の内孔に
該当する。当該接続管部11においては、他端側の外周
に複数本の環状突起部11bが形成されていて、ホース
32を接続する第1の接続部に形成されている。接続管
部11における他端側の外周には、ホース32が嵌着さ
れて接続される。ホース32は、その弾力性と各環状突
起部11bとの作用にて、接続管部11からの抜止めと
回止めが図られる。
【0022】また、接続管部11においては、一端側の
円形孔が大径内孔11a1および中径内孔11a2に形成
されていて、パイプ31を接続するための第2の接続部
に形成されている。中径内孔11a2はパイプ31の先
端部が挿通する内径寸法に形成され、かつ、大径内孔1
1a1はパイプ31の外径よる所定径大きい寸法に形成
されている。大径内孔11a1内には、その段部側から
インナーシールリング21c、スペーサー22、アウタ
ーシールリング21d、および、ブッシュ23が嵌合さ
れている。スペーサーリング22は、インナーシールリ
ング21cを押圧すべく機能するとともに、アウターシ
ールリング21dをバックアップすべく機能するもの
で、パイプ31が挿入される外径寸法に形成されてい
る。
【0023】各シールリング21c,21dは、パイプ
31の先端部の外径よりわずかに大きい内径寸法に形成
されているもので、パイプ31の先端部が遊嵌状態に貫
通できるようになっている。ブッシュ23は、パイプ3
1の先端部が挿入される内径寸法に形成されているもの
で、大径内孔11a1内にてアウターシールリング21
dより開口端側にて、軸方向へ移動可能に嵌合されてい
る。
【0024】リテーナ取付部12は、接続管部11の一
端側に一体的に形成されているもので円筒状を呈してい
る。リテーナ取付部12の円筒状本体の外周は環状凹所
12aになっていて、周方向に2カ所の部位に嵌合孔1
2bが形成されている。各嵌合凹所12bは、所定幅で
所定長さを有するもので、円筒状本体の径方向に貫通し
ている。リテーナ取付部12には、リテーナ10bが取
付けられている。
【0025】リテーナ10bは、幅広のC型リング状を
呈する合成樹脂製のもので、C型リング状のリテーナ本
体13aと、リテーナ本体13aの内周側に形成されて
いる一対の掛止突起部13bと、リテーナ本体13aの
対向する一端縁部に形成されて外側に突出する操作突起
部13cを備えている。リテーナ10bにおける各掛止
突起部13bは円錐形状の筒体の一部をなす断面円弧状
を呈するもので、一端側から他端側に向かって軸心方向
へ所定長だけ傾斜して延びている。
【0026】リテーナ10bは、弾撥的に拡開可能であ
って、コネクタ本体10aにおけるリテーナ取付部12
の環状凹所12a上に弾撥的に嵌合されていて、各掛止
突起部13bがリテーナ取付部12の各嵌合孔12bに
嵌合している。各掛止突起部13bは、この状態でリテ
ーナ取付部12の内孔内に臨んでいて、接続管部11の
一端側の大径内孔11a1内に嵌合しているブッシュ2
3とは所定の隙間を確保している。
【0027】当該コネクタAに接続される被接続管であ
るパイプ31は、図4に示すように、円管状のパイプ本
体31aの先端部の近傍のビード部31bを備えている
もので、リテーナ取付部10bの内孔を通してコネクタ
本体10aの接続部である大径内孔11a1内に挿入さ
れて、先端部がブッシュ23、アウターシールリング2
1d、スペーサーリング22、およびインナーシールリ
ング21cを貫通して中径内孔11a2に達して接続さ
れる。
【0028】パイプ31の挿入途中では、ビード部31
bはリテーナ10bの各掛止突起部13bに当接して各
掛止突起部13b間を押し広げ、各掛止突起部13bを
乗り越えてそれらの先端側に達し、同時に、ブッシュ2
3を他端側へ所定量押動する。これにより、パイプ31
のビード部31bは、各掛止突起部13bの先端とブッ
シュ23の後端間に位置して、各掛止突起部13bの先
端に掛止されるとともに、ブッシュ23を介して、パイ
プ31の先端部外周に嵌合している各シールリング21
c,21dを軸方向に押圧して変形させる。
【0029】パイプ31は、その先端部が中径内孔11
a2に達した時点でコネクタ本体10aの一端側の接続
部に接続されてリテーナ10bにて抜止めされ、かつ、
パイプ31の先端部外周と接続部である円形孔の大径内
孔11a1の内周間が変形された両シールリング21
c,21dにより密閉されて、液密的または気密的にシ
ールされる。これにより、パイプ31は、コネクタ本体
10aに対する接続を完了する。
【0030】なお、パイプ31をコネクタ本体10aか
ら取外す場合には、リテーナ10bを拡開操作する。リ
テーナ10bの拡開操作は、操作突起部13cとリテー
ナ本体13aの互いに対向する一端開口縁とで行い、拡
開操作により、各掛止突起部13bがリテーナ取付部1
2の各嵌合孔12bを通して内孔内から後退する。これ
により、パイプ31の各掛止突起部13bに対する掛止
状態が解除されて、パイプ31はコネクタ本体10aの
接続部から抜き出すことができる。この場合、リテーナ
10bを拡開した状態で、リテーナ取付部12から取外
すようにしてもよい。
【0031】このように、当該コネクタAにおいては、
被接続管であるパイプ31の先端部をコネクタ本体10
aの一端側の接続部である円形孔内に挿入すると、同先
端部はシールリング21c,21dを貫通して中径内孔
11a2に達して、パイプ31はリテーナ10bに掛止
されて抜け止めされるが、この際に、各シールリング2
1c,21dはパイプ31によりブッシュ23を介して
軸方向に押圧されて変形し、各シールリング21c,2
1dは変形した状態で、パイプ31の先端部外周と大径
内孔11a1の内周間を密閉して液密的または気密的に
シールする。
【0032】従って、当該コネクタAにおいては、コネ
クタ本体10aに接続されたパイプ31を使用するに当
たって、コネクタ本体10aとパイプ31とのシール性
を確認すれば、パイプ31がコネクタ本体10aに対し
て抜止めされた状態にあることをも確認することもでき
る。
【0033】なお、当該コネクタAにおいては、コネク
タ本体10aの他端側に軟質で可撓性の被接続管である
ホース32を接続する接続部を備えた構成として、ホー
ス32と硬質で非可撓性の被接続管であるパイプ31と
を互いに連結する態様としているが、コネクタ本体10
aの他端側にも一端側の接続部と同一の接続部を備えた
構成として、硬質で非可撓性の被接続管である2本のパ
イプ31同士を互いに連結する態様とすることもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例に係るコネクタの側面図である。
【図2】同コネクタの平面図である。
【図3】同コネクタの一端側の正面図である。
【図4】同コネクタに対するパイプの挿入状態を示す同
コネクタの横断平面図である。
【図5】従来のコネクタの図4に対応する横断平面図で
ある。
【符号の説明】
A,B…コネクタ、10a…コネクタ本体、10b…リ
テーナ、11…接続管部、11a1…大径内孔、11a2
…中径内孔、11a3…小径内孔、11b…環状突起
部、12…リテーナ取付部、12a…環状凹所、12b
…嵌合孔、13a…リテーナ本体、13b…掛止突起
部、13c…操作突起部、21a,21b,21c,2
1d…シールリング、22…スペーサーリング、23…
ブッシュ、31…パイプ、31a…パイプ本体、31b
…ビード部、32…ホース。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2本の被接続管を接続して互いに連結する
    筒状のコネクタ本体と、同コネクタ本体の一端側に取付
    けたリテーナを備え、前記コネクタ本体の一端側の接続
    部である円形孔内に開口端側から挿入した硬質で非可撓
    性の被接続管を前記リテーナにて抜止めするコネクタに
    おいて、前記コネクタ本体の一端側の接続部である円形
    孔は開口端側の大径の内孔と同内孔より先端側に延びる
    小径の内孔からなり、前記大径の内孔内には、前記被接
    続管の先端部外径より大きい内径のシールリングおよび
    ブッシュを備え、前記シールリングは前記大径の内孔内
    にて前記小径の内孔との境界段部に位置し、かつ、前記
    ブッシュは前記大径の内孔内の前記シールリングより開
    口端側にて軸方向へ移動可能に位置し、前記ブッシュは
    前記被接続管の先端部が前記シールリングを貫通して前
    記小径の内孔内に挿入されて前記被接続管が前記リテー
    ナに掛止される際に同被接続管により先端側へ押動され
    て前記シールリングを軸方向へ押圧して変形させ、同シ
    ールリングは変形した状態で前記被接続管の先端部外周
    と大径内孔の内周間を密閉してシールすることを特徴と
    するコネクタ。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のコネクタにおいて、前記
    ブッシュは前記被接続管の外周に設けたビード部にて押
    動され、同ビード部が前記リテーナにて掛止された時点
    で前記シールリングに対する押圧変形を完了させること
    を特徴とするコネクタ。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載のコネクタにおい
    て、前記シールリングはスペーサーリングを介して複数
    本配設されていることを特徴とするコネクタ。
  4. 【請求項4】請求項1に記載のコネクタにおいて、前記
    コネクタ本体は他端側に軟質で可撓性の被接続管を接続
    する接続部を備え、硬質で非可撓性の被接続管と軟質で
    可撓性の被接続管を接続して互いに連結するものである
    ことを特徴とするコネクタ。
  5. 【請求項5】請求項1に記載のコネクタにおいて、前記
    コネクタ本体は他端側に一端側の接続部と同一の接続部
    を備え、硬質で非可撓性の2本の被接続管を接続して互
    いに連結するものであることを特徴とするコネクタ。
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