JP2002068402A - 袋立て器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】買い物したときに商品を入れ持ち帰って不用に
なった、ビニール袋をゴミ入れ袋として、再利用するた
めに、ゴミが簡単に入るように袋口８を開けたま立つよ
うにする。 【解決手段】ビーニルの空袋６が、袋口８を開けたま
ま、立てて置くために、代え添えとして、Ｕ型に曲げた
線１を上部リング３と下部リング４で連結し、または、
パイプ柱２で連結して一周した、骨組自体が、単独で立
つようにした骨組を空袋６の中に入れて、ゴミ袋として
使用する。ゴミ袋６が、形を維持できる腰の強い紙等の
袋６であれば、骨組の内側、すなわち、輪の中に入れ
て、袋口８を開けて袋を立てゴミ袋として使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】店で買い物をすると、商品をビニ
ール袋に入れてくれるので、各家庭には、不要になった
袋が、沢山貯まるので、ゴミ袋として、再利用すれば、
資源の有効利用となり、家庭では、すでに利用されてい
るが、空袋に、物を入れる場合、その都度、袋の口を手
で開けなければならない。そこで、袋立て器を使用し
て、常に、袋の口を開いた状態にしておき、ゴミを入れ
易くしておく。また、市販されているゴミ箱の中にビニ
ール袋を入れ、その中にゴミを捨てると、ゴミ容器の内
側が汚れず、貯まったゴミをビニール袋ごと捨てること
ができ、便利であるが、袋６の口８が閉じてしまいゴミ
が袋の外にこぼれてしまうので、袋立て器を使用すると
便利である。

【０００２】

【従来の技術】柔らかい袋を常に口を上に開いた状態に
しておくには、保持器を使い、袋口８を開いて２カ所で
吊るか、ゴミ箱の中に入れて袋口８を開けた状態にする
方法がある。後者は、袋口８に、物が当たると閉じてし
まい、その後のゴミは、袋の中には、入らなくなる。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】スーパー マーケット
で買い物したとき、商品を入れてくれるビニール袋をゴ
ミ袋として、多くの家庭で利用しているが、袋そのまま
では、利用しにくい。そこで、袋口８を開けた状態で、
立つことができると、ゴミ箱を使わず直接ゴミを入れる
ことができる。

【０００４】

【課題を解決するための手段】軟性の線１をＵ字型に曲
げ、上部リング３と下部リング４を介して、Ｕ字型の線
１を複数連結して一周した骨組を空き袋の中に入れ、こ
の骨組みにより、袋が口を開けて、床等に立つようにで
きる。Ｕ字型の線１の本数を増やせば、袋口８を円形に
ちかくできる。

【０００５】また、Ｕ字型に曲げた線１の両端をパイプ
２に通し、さらに、他のＵ字型に曲げた線１を通し、１
本のパイプ柱２の中に２本の線１を通して、パイプ柱２
を介して、複数のＵ字型に曲げた線１を一周連結して、
骨組を空袋の中の入れて床に立て、ビニール袋を直接ゴ
ミ箱にする。

【０００６】下部リング４やパイプ柱２から出た線１の
先端は、Ｌ型又は、かぎ型又はつぶして玉にして、抜け
止めフック７として、抜けないようにする。柔らかい線
１を使用するのは、骨組の線１を曲げて、袋６のサイズ
に、合わせられるようするもので、上部の線１を弱くカ
ーブさせると、袋口８の大きな袋６に合わせることがで
き、強く曲げると袋口８の小さい袋６に合わせられる。
また、袋６の中に入る線１’を強く弓型に曲げると、底
の浅い袋６に合わせられ、上部リング３がずれ落ちない
程度、線１の弓型を直線に近くすると、底の深い袋６に
合わせられる。すなわち、軟性の線１を使用することに
より、袋６の大きさに骨組を自由に変形させ、どんな袋
６にも利用できる。袋６に手掛け５が有る場合には、線
１の上部の曲がりに引っ掛けて、袋６のずり落ちを防ぐ
が、骨組とビニール袋６の摩擦で、引っ掛けなくとも、
袋６は袋口８を開けて立つ。

【０００７】パイプ柱２を使用すると、骨組が強固にな
り、ゴミが沢山入った袋６から袋立て器を外すとき、抜
き易くし、空袋の中にパイプ柱２を使用しても、袋６が
パイプ柱と接触して袋口８を開けた状態で立ち、ゴミを
入れることができる。軟性の線１の表面にカラーのビニ
ールを付着させた線１を使用すると骨組に美観をもたせ
られる。

【０００８】

【実施例】ゴミ袋として使用する袋６の大きさに合わせ
て、線１のＵ字部分や袋の中の線１’を曲げて空袋６の
中に挿入し、手掛け５をＵ字型の線１の曲がり部分に向
かい合うように掛け、ゴミを入れても、袋６のずれを防
止し、床等に置き不要のビニール袋を直接ゴミ袋６とし
て使用する。線１を強く曲げれば、袋口８の小さい袋に
セットでき、更に、線１を弱く曲げ、袋６の中に入る線
１’を上部リング３がずり落ちない程度、弓型の線１’
を直線にちかく伸ばすと、底の深い袋に使用できる。袋
のゴミが満杯になったら、ゴミ袋から、袋立て器を抜い
て、次の空袋にセットする。

【０００９】パイプ柱２の袋立て器は、線１のカーブの
強弱で袋の大きさに合わせる。更に、腰の強い袋、例え
ば、紙の袋を使用するときは、袋立て器の連結したＵ字
型の線１の内側、すなわち、骨組の中に入れると、骨組
に支えられて、袋６が袋口８を開けて立ちゴミ箱とし
て、使用できる。

【０００１０】

【発明の効果】各家庭には、買い物をしたときの空のビ
ニール袋が沢山ある。これをゴミとせず、ゴミの容器と
してゴミを入れ、そのまま処分できる。一般に使用され
ている市販のプラスチックの化粧ゴミ箱等の内側に空の
ビニール袋６を入れて使用すれば、ゴミ箱の底や内壁
が、汚れず、ゴミ箱を持ち出さずに、袋６をゴミごと、
処分できるが、単独でゴミ箱に入れると、袋６の袋口８
が、閉じてしまうので、ゴミ箱と袋立て器を併用すれ
ば、ゴミを入れやすい。ビニール製以外の袋６を直接ゴ
ミ袋６にする他に、線１の硬度や太さを調整して農産物
や、工業製品の袋立てとしても、利用できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明のリングを使用した場合の上部からの
斜面図である。

【図２】この発明のリングを使用した場合の１部分立面
図である。

【図３】この発明の袋をセットしたときの上部からの斜
面図である。

【図４】この発明の袋をセットしたときの平面図であ
る。

【図５】この発明のパイプ柱を使用した場合の１部分立
面図である。

【図６】この発明のパイプ柱を使用した場合の上部から
の斜面図である。

【符号の説明】

１ 線 ２ パイプ柱 ３ 上部リング ４ 下部リング ５ 袋手かけ ６ 袋 ７ 抜け止めフック ８ 袋口

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】軟性の金属、または、プラスチック線１を
   Ｕ字型に曲げ、この先端に下部リング４を通し、さら
   に、上部のＵ字型に曲げた部分と下部の弓状に曲げた境
   目に上部リング３を通し、リングを介して、Ｕ字型の線
   １を複数連結させ、この骨組が袋６と共に単独で立つよ
   うにした、袋立て器。
2. 【請求項２】軟性の金属又はプラスチック線１をＵ字型
   に曲げ、この両端をパイプに通し、このパイプには、さ
   らに、他のＵ字型の線１の先端が入り、２本の線１が入
   ったパイプを柱として、複数のパイプ柱２をＵ字型線で
   連結して、この骨組が袋６と共に単独で立つようにした
   袋立て器。