JP2002065686A - 骨弁固定装置用ワッシャー - Google Patents
骨弁固定装置用ワッシャーInfo
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/56—Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
- A61B17/58—Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
- A61B17/68—Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
- A61B17/688—Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin for reattaching pieces of the skull
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Abstract
(57)【要約】
【課題】人工骨弁を固定する際に、固定作業に要する時
間が非常に短く、操作も簡単で十分な固定力を得ること
ができるようにする。骨と人工骨弁の厚みが著しく異な
る場合でも安定的に人工骨弁を固定できるようにする。 【解決手段】生体に安全な高分子材料からなる盤状体の
厚み方向を貫通する小孔２と上記盤状体の周面から前記
小孔２に連通する割り３を備えてなる人工固定装置用ワ
ッシャー１を用いる。このワッシャー１をピン軸１４付
の金属盤１２とこのピン軸１４を挿通する金属盤１３で
骨を挟持するタイプの骨弁固定装置１１において上記金
属盤１２，１３の対向面側に装着する。
間が非常に短く、操作も簡単で十分な固定力を得ること
ができるようにする。骨と人工骨弁の厚みが著しく異な
る場合でも安定的に人工骨弁を固定できるようにする。 【解決手段】生体に安全な高分子材料からなる盤状体の
厚み方向を貫通する小孔２と上記盤状体の周面から前記
小孔２に連通する割り３を備えてなる人工固定装置用ワ
ッシャー１を用いる。このワッシャー１をピン軸１４付
の金属盤１２とこのピン軸１４を挿通する金属盤１３で
骨を挟持するタイプの骨弁固定装置１１において上記金
属盤１２，１３の対向面側に装着する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、開頭部位を封鎖す
る骨弁を頭蓋骨に固定するための装置に用いるワッシャ
ーに関し、特に、人工骨弁の固定装置に用いるワッシャ
ーに関するものである。
る骨弁を頭蓋骨に固定するための装置に用いるワッシャ
ーに関し、特に、人工骨弁の固定装置に用いるワッシャ
ーに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】開頭手術で取り外した自家骨弁を元部位
に戻したり、人工骨弁を用いて開頭部位を整復する場合
には、骨弁を頭蓋骨に固定する必要がある。
に戻したり、人工骨弁を用いて開頭部位を整復する場合
には、骨弁を頭蓋骨に固定する必要がある。
【０００３】図５は、従来の骨弁固定装置の例を示す。
この骨弁固定装置１１は、ピン軸１４付の金属盤１２と
このピン軸１４を挿通する金属盤１３で骨を挟持するタ
イプのものである。一方のあるいは両方の上記金属盤１
２、１３の対向面周縁に係合用の歯１５を備えている。
この骨弁固定装置１１は、ピン軸１４を切断すると同時
にその切断端を潰して所定の形状に成形するタイプの工
具を用いて最終的に金属盤１３をピン軸１４に固定する
ことができ、固定作業に要する時間が非常に短く、操作
も簡単で十分な固定力を得ることができる。
この骨弁固定装置１１は、ピン軸１４付の金属盤１２と
このピン軸１４を挿通する金属盤１３で骨を挟持するタ
イプのものである。一方のあるいは両方の上記金属盤１
２、１３の対向面周縁に係合用の歯１５を備えている。
この骨弁固定装置１１は、ピン軸１４を切断すると同時
にその切断端を潰して所定の形状に成形するタイプの工
具を用いて最終的に金属盤１３をピン軸１４に固定する
ことができ、固定作業に要する時間が非常に短く、操作
も簡単で十分な固定力を得ることができる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
骨弁固定装置は、自家骨の固定に有効に用いられている
が、人工骨弁の固定には用いられていない。その理由
は、上記固定装置を人工骨弁の固定に用いると、人工骨
弁がアルミナセラミックスなどの靱性の低い材料からな
る場合、人工骨弁と金属盤の対向面が直接接触して固定
時の応力により破損してしまう危険があるためである。
また、顎骨の動きなどに伴うマイクロムーブメントによ
り、人工骨弁と金属盤が摺動する結果、生体に有害な金
属の摩耗粉が発生させてしまうためである。
骨弁固定装置は、自家骨の固定に有効に用いられている
が、人工骨弁の固定には用いられていない。その理由
は、上記固定装置を人工骨弁の固定に用いると、人工骨
弁がアルミナセラミックスなどの靱性の低い材料からな
る場合、人工骨弁と金属盤の対向面が直接接触して固定
時の応力により破損してしまう危険があるためである。
また、顎骨の動きなどに伴うマイクロムーブメントによ
り、人工骨弁と金属盤が摺動する結果、生体に有害な金
属の摩耗粉が発生させてしまうためである。
【０００５】本発明はこのような従来技術の問題点に鑑
みてなされたものであり、上記骨弁固定装置を人工骨弁
に有効に用いることを可能とすることを目的とする。
みてなされたものであり、上記骨弁固定装置を人工骨弁
に有効に用いることを可能とすることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項１のワッシャーは、生体に安全な高分子材料
からなる盤状体の厚み方向に貫通する小孔と前記盤状体
の周面から該小孔に連続する割りを備えたことを特徴と
する。
め、請求項１のワッシャーは、生体に安全な高分子材料
からなる盤状体の厚み方向に貫通する小孔と前記盤状体
の周面から該小孔に連続する割りを備えたことを特徴と
する。
【０００７】かかる構成のワッシャーは、上記割りを利
用して、ピン軸付の金属盤とこのピン軸を挿通する金属
盤で骨を挟持するタイプの骨固定装置における上記金属
盤の対向面側に装着され、この状態で人工骨弁と金属盤
の対向面が直接接触して固定時の応力により破損してし
まうことなどを防止する。
用して、ピン軸付の金属盤とこのピン軸を挿通する金属
盤で骨を挟持するタイプの骨固定装置における上記金属
盤の対向面側に装着され、この状態で人工骨弁と金属盤
の対向面が直接接触して固定時の応力により破損してし
まうことなどを防止する。
【０００８】したがって、ピン軸付の金属盤とこのピン
軸を挿通する金属盤で骨を挟持するタイプの骨弁固定装
置の利点として、人工骨弁を固定する際に、固定作業に
要する時間が非常に短く、操作も簡単で十分な固定力を
得ることができる。また、上記ワッシャーは割りにより
ピン軸に対して極めて容易に取着できるので、上記骨弁
固定装置を自家骨弁用あるいは人工骨弁用に容易に変更
できる。
軸を挿通する金属盤で骨を挟持するタイプの骨弁固定装
置の利点として、人工骨弁を固定する際に、固定作業に
要する時間が非常に短く、操作も簡単で十分な固定力を
得ることができる。また、上記ワッシャーは割りにより
ピン軸に対して極めて容易に取着できるので、上記骨弁
固定装置を自家骨弁用あるいは人工骨弁用に容易に変更
できる。
【０００９】また、請求項２のワッシャーは、請求項１
のワッシャーにおいて上記盤状体の小孔が開口する面の
一方における上記小孔の周囲に該小孔と同軸の円筒状突
起部を設けたことを特徴とする。
のワッシャーにおいて上記盤状体の小孔が開口する面の
一方における上記小孔の周囲に該小孔と同軸の円筒状突
起部を設けたことを特徴とする。
【００１０】かかる構成によれば、上記骨弁固定装置の
ピン軸と人工骨弁との直接接触を防止することができ
る。
ピン軸と人工骨弁との直接接触を防止することができ
る。
【００１１】次に、請求項３のワッシャーは、請求項１
のワッシャーにおいて上記盤状体の小孔が開口する面の
一方に肉厚部を設けたことを特徴とする。
のワッシャーにおいて上記盤状体の小孔が開口する面の
一方に肉厚部を設けたことを特徴とする。
【００１２】かかる構成によれば、骨と人工骨弁の厚み
が著しく異なる場合でも安定的に人工骨弁を固定でき
る。
が著しく異なる場合でも安定的に人工骨弁を固定でき
る。
【００１３】また、請求項４のワッシャーは、請求項１
のワッシャーにおいて上記高分子材料がシリコーン、ポ
リエチレン、ポリオレフィン系の高分子材料からなるこ
とを特徴とする。
のワッシャーにおいて上記高分子材料がシリコーン、ポ
リエチレン、ポリオレフィン系の高分子材料からなるこ
とを特徴とする。
【００１４】かかる構成によれば、上記高分子材料が生
体内で非常に安定的であるので、微細な摩耗粉として生
体内に取り込まれてしまっても、生体に対して有害とは
ならない。
体内で非常に安定的であるので、微細な摩耗粉として生
体内に取り込まれてしまっても、生体に対して有害とは
ならない。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図１乃
至図４を参照して説明する。
至図４を参照して説明する。
【００１６】図１は本発明の骨弁固定装置用ワッシャー
（以下、ワッシャーと略称する）及びこれを用いる骨弁
固定装置の分解斜視図であり、図２は図１の骨弁固定装
置の組立斜視図、図３は使用状態説明図、図４は別実施
形態のワッシャーを用いた骨弁固定装置の使用状態説明
図である。これらの図において符号１はワッシャー、２
は小孔、３は割り、１１は骨弁固定装置、１２，１３は
金属盤、１４はピン軸を示す。
（以下、ワッシャーと略称する）及びこれを用いる骨弁
固定装置の分解斜視図であり、図２は図１の骨弁固定装
置の組立斜視図、図３は使用状態説明図、図４は別実施
形態のワッシャーを用いた骨弁固定装置の使用状態説明
図である。これらの図において符号１はワッシャー、２
は小孔、３は割り、１１は骨弁固定装置、１２，１３は
金属盤、１４はピン軸を示す。
【００１７】上記ワッシャー１は、生体に安全な高分子
材料からなる盤状体の厚み方向に貫通する小孔２と前記
盤状体の周面から該小孔２に連通する割り３を備えてい
る。
材料からなる盤状体の厚み方向に貫通する小孔２と前記
盤状体の周面から該小孔２に連通する割り３を備えてい
る。
【００１８】また、一方または両方のワッシャー１に
は、上記盤状体の小孔２が開口する面の一方における該
小孔２の周囲に小孔２と同軸の円筒状突起部４を設けら
ている。なお、上記ワッシャー１に備える割り３の幅
は、上記小孔２の径よりも小さく、これにより、ワッシ
ャー１が後述する骨弁固定装置１１のピン軸１４から容
易に離脱してしまうことを防止している。
は、上記盤状体の小孔２が開口する面の一方における該
小孔２の周囲に小孔２と同軸の円筒状突起部４を設けら
ている。なお、上記ワッシャー１に備える割り３の幅
は、上記小孔２の径よりも小さく、これにより、ワッシ
ャー１が後述する骨弁固定装置１１のピン軸１４から容
易に離脱してしまうことを防止している。
【００１９】このワッシャー１を構成する高分子材料と
しては、生体内で非常に安定な物質で、一般的に「高分
子生体材料」と呼ばれているもの、すなわち、シリコー
ン、ポリエチレン、ポリオレフィン系の材料等を用いる
のが好ましい。かかる構成によれば、上記高分子材料が
生体内で非常に安定的であるので、微細な摩耗粉として
生体内に取り込まれてしまっても、生体に対して有害と
はならない。
しては、生体内で非常に安定な物質で、一般的に「高分
子生体材料」と呼ばれているもの、すなわち、シリコー
ン、ポリエチレン、ポリオレフィン系の材料等を用いる
のが好ましい。かかる構成によれば、上記高分子材料が
生体内で非常に安定的であるので、微細な摩耗粉として
生体内に取り込まれてしまっても、生体に対して有害と
はならない。
【００２０】ワッシャー１の大きさは概ねφ１０〜２５
ｍｍ程度で、使用する骨弁固定装置のサイズに合わせて
大きさを決める。また、ワッシャー１の厚みは、概ね
０．５ｍｍ程度とすればよい。
ｍｍ程度で、使用する骨弁固定装置のサイズに合わせて
大きさを決める。また、ワッシャー１の厚みは、概ね
０．５ｍｍ程度とすればよい。
【００２１】次に、このワッシャー１を装着する骨弁固
定装置１１は、ピン軸１４付の金属盤１２とこのピン軸
１４を挿通する金属盤１３で骨を挟持するタイプのもの
である。一方のあるいは両方の上記金属盤１２、１３の
対向面周縁に係合用の歯１５を備えている。この骨弁固
定装置１１は、ピン軸１４を切断すると同時にその切断
端を潰して所定の形状に成形するタイプの工具を用いて
最終的に金属盤１３をピン軸１４に固定することができ
る。
定装置１１は、ピン軸１４付の金属盤１２とこのピン軸
１４を挿通する金属盤１３で骨を挟持するタイプのもの
である。一方のあるいは両方の上記金属盤１２、１３の
対向面周縁に係合用の歯１５を備えている。この骨弁固
定装置１１は、ピン軸１４を切断すると同時にその切断
端を潰して所定の形状に成形するタイプの工具を用いて
最終的に金属盤１３をピン軸１４に固定することができ
る。
【００２２】前述のように上記ワッシャー１は、小孔２
とこれに連通する割り３を有しているので、この割り３
を利用してピン軸１４の直交方向からワッシャー１をピ
ン軸１４に装着することができる。図２に示すようにワ
ッシャー１は、骨弁固定装置１１における上記金属盤１
２、１３の対向面側に装着される。
とこれに連通する割り３を有しているので、この割り３
を利用してピン軸１４の直交方向からワッシャー１をピ
ン軸１４に装着することができる。図２に示すようにワ
ッシャー１は、骨弁固定装置１１における上記金属盤１
２、１３の対向面側に装着される。
【００２３】図３の使用状態説明図に示すように、上記
ワッシャー１を装着した骨弁固定装置１１は人工骨弁Ｓ
と金属盤１２、１３の対向面が直接接触して固定の応力
により破損してしまうことなどを防止する。また、上記
ワッシャー１に備える上記円筒状突起４の作用として、
上記骨弁固定装置１１のピン軸１４と人工骨弁Ｓとの直
接の接触を防止することができる。
ワッシャー１を装着した骨弁固定装置１１は人工骨弁Ｓ
と金属盤１２、１３の対向面が直接接触して固定の応力
により破損してしまうことなどを防止する。また、上記
ワッシャー１に備える上記円筒状突起４の作用として、
上記骨弁固定装置１１のピン軸１４と人工骨弁Ｓとの直
接の接触を防止することができる。
【００２４】次に、ワッシャー１の別実施形態として、
図４に示すようにワッシャー１において、盤状体の小孔
が開口する面の一方に適宜、肉厚部５を設けてもよい。
同図に示すように、例えば、ワッシャー１の約半分を肉
厚部５として、この肉厚部５により頭蓋骨Ｂと人工骨弁
Ｓとの厚みの差を吸収し、骨弁固定装置１１の金属盤１
２、１３が相対的に傾斜することなく平行位置に保たれ
るようにすることができる。その結果、安定した固定状
態と大きな固定力でもって、頭蓋骨Ｂおよび人工骨弁Ｓ
を挟持することができる。
図４に示すようにワッシャー１において、盤状体の小孔
が開口する面の一方に適宜、肉厚部５を設けてもよい。
同図に示すように、例えば、ワッシャー１の約半分を肉
厚部５として、この肉厚部５により頭蓋骨Ｂと人工骨弁
Ｓとの厚みの差を吸収し、骨弁固定装置１１の金属盤１
２、１３が相対的に傾斜することなく平行位置に保たれ
るようにすることができる。その結果、安定した固定状
態と大きな固定力でもって、頭蓋骨Ｂおよび人工骨弁Ｓ
を挟持することができる。
【００２５】以上、本発明の実施形態を例示したが、本
発明はこれら実施形態に限定されるものでなく、発明の
本質を逸脱しない限り、任意の形態とすることができ
る。
発明はこれら実施形態に限定されるものでなく、発明の
本質を逸脱しない限り、任意の形態とすることができ
る。
【００２６】
【発明の効果】以上のように、本発明は、生体に安全な
高分子材料からなる盤状体の厚み方向を貫通する小孔と
前記盤状体の周面から該小孔に連通する割りを備えたこ
とから、上記割りを利用してピン軸付の金属盤とこのピ
ン軸を挿通する金属盤で骨を挟持するタイプの骨固定装
置における上記金属盤の対向面側に装着でき、人工骨弁
と金属盤の対向面が直接接触して固定の応力により破損
してしまうことなどを防止できる。
高分子材料からなる盤状体の厚み方向を貫通する小孔と
前記盤状体の周面から該小孔に連通する割りを備えたこ
とから、上記割りを利用してピン軸付の金属盤とこのピ
ン軸を挿通する金属盤で骨を挟持するタイプの骨固定装
置における上記金属盤の対向面側に装着でき、人工骨弁
と金属盤の対向面が直接接触して固定の応力により破損
してしまうことなどを防止できる。
【００２７】したがって、上記ワッシャーを用いること
で、ピン軸付の金属盤とこのピン軸を挿通する金属盤で
骨を挟持するタイプの骨弁固定装置の特徴である、人工
骨弁を固定する際に、固定作業に要する時間が非常に短
く、操作も簡単で十分な固定力を得ることができる。
で、ピン軸付の金属盤とこのピン軸を挿通する金属盤で
骨を挟持するタイプの骨弁固定装置の特徴である、人工
骨弁を固定する際に、固定作業に要する時間が非常に短
く、操作も簡単で十分な固定力を得ることができる。
【００２８】また、上記ワッシャーは割りによりピン軸
に対して極めて容易に取着できるので、上記骨弁固定装
置を自家骨弁用あるいは人工骨弁用に容易に変更でき
る。
に対して極めて容易に取着できるので、上記骨弁固定装
置を自家骨弁用あるいは人工骨弁用に容易に変更でき
る。
【００２９】さらに、本発明のワッシャーは、上記小孔
と同軸の円筒状突起部を設けた場合に、上記骨弁固定装
置のピン軸と人工骨弁との直接接触を防止することがで
きる。
と同軸の円筒状突起部を設けた場合に、上記骨弁固定装
置のピン軸と人工骨弁との直接接触を防止することがで
きる。
【００３０】また、本発明のワッシャーは、上記盤状体
に肉厚部を設けた場合、骨と人工骨弁の厚みが著しく異
なる場合でも安定的に人工骨弁を固定できる。
に肉厚部を設けた場合、骨と人工骨弁の厚みが著しく異
なる場合でも安定的に人工骨弁を固定できる。
【００３１】さらに、本発明のワッシャーは、ワッシャ
ーを構成する高分子材料としてシリコーン、ポリエチレ
ン、ポリオレフィン系の高分子材料を用いた場合、これ
ら高分子材料が生体内で非常に安定的であるので、微細
な摩耗粉として生体内に取り込まれてしまっても、生体
に対して有害とはならない。
ーを構成する高分子材料としてシリコーン、ポリエチレ
ン、ポリオレフィン系の高分子材料を用いた場合、これ
ら高分子材料が生体内で非常に安定的であるので、微細
な摩耗粉として生体内に取り込まれてしまっても、生体
に対して有害とはならない。
【図１】本発明のワッシャー及びこれを用いる骨弁固定
装置の分解斜視図である。
装置の分解斜視図である。
【図２】図１の骨弁固定装置の組立斜視図である。
【図３】図１の骨弁固定装置の使用状態説明図である。
【図４】本発明の別の実施形態によるワッシャーを用い
た骨弁固定装置の使用状態説明図である。
た骨弁固定装置の使用状態説明図である。
【図５】自家骨弁を固定するために用いられている骨弁
固定装置の斜視図である。
固定装置の斜視図である。
１ ワッシャー ２ 小孔 ３ 割り ４ 円筒状突起 ５ 肉厚部 １１ 骨弁固定装置 １２ 金属盤 １３ 金属盤 １４ ピン軸 １５ 歯 Ｓ 人工骨弁 Ｂ 頭蓋骨
Claims (4)
- 【請求項１】生体に安定な高分子材料からなる盤状体の
厚み方向に貫通する小孔と上記盤状体の周面から該小孔
に連通する割りを備えてなる骨弁固定装置用ワッシャ
ー。 - 【請求項２】上記盤状体の小孔が開口する面の一方にお
ける上記小孔の周囲に該小孔と同軸な円筒状突起部を設
けたことを特徴とする請求項１記載の骨弁固定装置用ワ
ッシャー。 - 【請求項３】上記盤状体の小孔が開口する面の一方に肉
厚部を設けたことを特徴とする請求項１記載の骨弁固定
装置用ワッシャー。 - 【請求項４】上記高分子材料がシリコーン、ポリエチレ
ン、ポリオレフィン系の高分子材料であることを特徴と
する請求項１記載の骨弁固定装置用ワッシャー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000263022A JP4351372B2 (ja) | 2000-08-31 | 2000-08-31 | 骨弁固定装置用ワッシャー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000263022A JP4351372B2 (ja) | 2000-08-31 | 2000-08-31 | 骨弁固定装置用ワッシャー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002065686A true JP2002065686A (ja) | 2002-03-05 |
| JP4351372B2 JP4351372B2 (ja) | 2009-10-28 |
Family
ID=18750619
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000263022A Expired - Fee Related JP4351372B2 (ja) | 2000-08-31 | 2000-08-31 | 骨弁固定装置用ワッシャー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4351372B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7361178B2 (en) | 2000-07-27 | 2008-04-22 | Synthes (U.S.A.) | Cranial flap clamp and instrument for use therewith |
| US7993349B2 (en) | 2000-07-27 | 2011-08-09 | Synthes Usa, Llc | Cranial flap clamp instrument |
| US9351765B2 (en) | 2007-04-06 | 2016-05-31 | DePuy Synthes Products, Inc. | Securing device to secure fixation devices to bone portions |
| US10052143B2 (en) | 2014-04-30 | 2018-08-21 | DePuy Synthes Products, Inc. | Tensioning instrument and related bone fixation systems and methods |
-
2000
- 2000-08-31 JP JP2000263022A patent/JP4351372B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7361178B2 (en) | 2000-07-27 | 2008-04-22 | Synthes (U.S.A.) | Cranial flap clamp and instrument for use therewith |
| US7993349B2 (en) | 2000-07-27 | 2011-08-09 | Synthes Usa, Llc | Cranial flap clamp instrument |
| US9351765B2 (en) | 2007-04-06 | 2016-05-31 | DePuy Synthes Products, Inc. | Securing device to secure fixation devices to bone portions |
| US10052143B2 (en) | 2014-04-30 | 2018-08-21 | DePuy Synthes Products, Inc. | Tensioning instrument and related bone fixation systems and methods |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4351372B2 (ja) | 2009-10-28 |
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