JP2002065357A - 眉描用定規、およびそれを設けた眉描用化粧具、ならびにそれらを用いた眉描方法 - Google Patents
眉描用定規、およびそれを設けた眉描用化粧具、ならびにそれらを用いた眉描方法Info
- Publication number
- JP2002065357A JP2002065357A JP2000263171A JP2000263171A JP2002065357A JP 2002065357 A JP2002065357 A JP 2002065357A JP 2000263171 A JP2000263171 A JP 2000263171A JP 2000263171 A JP2000263171 A JP 2000263171A JP 2002065357 A JP2002065357 A JP 2002065357A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eyebrow
- brush
- marking
- eyebrow drawing
- marking portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】 個々人の顔立ちに応じて最適な眉を描き、あ
るいは整えることを実現可能とする、新規な構造からな
る眉描用定規、および、それを設けた新規な構造の眉描
用化粧具、ならびにそれらを用いた新規な眉描方法を提
供する。 【解決手段】 下側標示部3と、該下側標示部3の上方
に連続し、且つ同下側標示部3左右側縁から夫々外側に
向けて迫り出し状となるようにした上側標示部4とから
全体輪郭形を略T字形としてなる眉描基準標示部2を有
すると共に、該眉描基準標示部2左右巾の中心位置が眉
描用筆具7の軸芯に合致する如くし、眉描用筆具7等へ
着脱自在に装着可能とする取着部5を有し、当該眉描基
準標示部2の下側標示部3両側縁には眉高目安印31,
31,……を付す一方、同上側標示部4には、所定角度
で傾斜するようにした直線状の眉尻角度目安線41,4
1,……を付してなるものとした眉描用定規である。
るいは整えることを実現可能とする、新規な構造からな
る眉描用定規、および、それを設けた新規な構造の眉描
用化粧具、ならびにそれらを用いた新規な眉描方法を提
供する。 【解決手段】 下側標示部3と、該下側標示部3の上方
に連続し、且つ同下側標示部3左右側縁から夫々外側に
向けて迫り出し状となるようにした上側標示部4とから
全体輪郭形を略T字形としてなる眉描基準標示部2を有
すると共に、該眉描基準標示部2左右巾の中心位置が眉
描用筆具7の軸芯に合致する如くし、眉描用筆具7等へ
着脱自在に装着可能とする取着部5を有し、当該眉描基
準標示部2の下側標示部3両側縁には眉高目安印31,
31,……を付す一方、同上側標示部4には、所定角度
で傾斜するようにした直線状の眉尻角度目安線41,4
1,……を付してなるものとした眉描用定規である。
Description
【0001】
【発明の目的】この発明は、化粧の際に眉を綺麗に描
き、あるいは整える化粧用具、および化粧方法に関する
ものであって、特に、個々人の顔立ちに応じて最適な眉
を描き、あるいは整えることを実現可能とする、新規な
構造からなる眉描用定規、および、それを設けた新規な
構造の眉描用化粧具、ならびにそれらを用いた新規な眉
描方法を提供しようとするものである。
き、あるいは整える化粧用具、および化粧方法に関する
ものであって、特に、個々人の顔立ちに応じて最適な眉
を描き、あるいは整えることを実現可能とする、新規な
構造からなる眉描用定規、および、それを設けた新規な
構造の眉描用化粧具、ならびにそれらを用いた新規な眉
描方法を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】化粧によって顔を整え、その表情を豊か
にする化粧の一つとして、個々人の顔の形や髪型、目、
鼻とのバランス、肌艶、衣装等を考慮した眉の形に整え
られているかどうかも極めて重要な要因であるというこ
とは、古来から広く周知されており、持って生まれたま
まの眉毛の性質が濃かったり、太かったり、輪郭が不揃
いのとき、あるいは眉毛の形が直線過ぎたり、曲り過ぎ
のとき、更には、左右眉の間隔が離れ過ぎ、ハの字型等
と配置具合が不都合のとき等には、不要な部分の眉毛を
剃ったり、カットする等して眉の形を整えるのは勿論の
こと、整えきれない部分に眉墨を使って書き加えたりす
る外、眉全体を剃った上で、髪色や顔に似合う好みの色
のペンシルやパウダー等で、好ましい位置に、好みの形
で新たに眉を描き直す等といった眉のメーク等も一般的
に行われてきている。
にする化粧の一つとして、個々人の顔の形や髪型、目、
鼻とのバランス、肌艶、衣装等を考慮した眉の形に整え
られているかどうかも極めて重要な要因であるというこ
とは、古来から広く周知されており、持って生まれたま
まの眉毛の性質が濃かったり、太かったり、輪郭が不揃
いのとき、あるいは眉毛の形が直線過ぎたり、曲り過ぎ
のとき、更には、左右眉の間隔が離れ過ぎ、ハの字型等
と配置具合が不都合のとき等には、不要な部分の眉毛を
剃ったり、カットする等して眉の形を整えるのは勿論の
こと、整えきれない部分に眉墨を使って書き加えたりす
る外、眉全体を剃った上で、髪色や顔に似合う好みの色
のペンシルやパウダー等で、好ましい位置に、好みの形
で新たに眉を描き直す等といった眉のメーク等も一般的
に行われてきている。
【0003】このような眉のメークは、美容師等専門家
や第三者の手を借りて毎日実施するという訳にはいか
ず、普段、一人一人が鏡を見ながら、できるだけきれい
な形に整え、しかも左右対称となるように描かなければ
ならず、通常、アイブローペンシルやブラシ等の眉描用
筆具を用いて眉を描くことになるものの、左右の眉山お
よび眉尻の高さや位置を等しく、きれいに描くことは非
常に困難であって、かなり慣れた人にとっても、十分な
時間と細心の注意とを要することから、急な外出等に際
して慌ただしく化粧せざるを得ないとき等には、うっか
り間違えてしまって左右非対称となったり、描く位置が
普段と微妙に違ってしまう等して、自分らしさを出せな
いために人知れず苛立ちを覚えながら外出することとな
り、その結果、人前で豊かな表情を忘れて他人への印象
を悪くし、場合によっては友好関係にまで支障を来し兼
ねない事態に陥る虞もあり得るといった具合に、眉のメ
ーク一つでも、その出来栄え如何で、その人の普段の生
活に多大の影響を及ぼしてしまうことが想定される。
や第三者の手を借りて毎日実施するという訳にはいか
ず、普段、一人一人が鏡を見ながら、できるだけきれい
な形に整え、しかも左右対称となるように描かなければ
ならず、通常、アイブローペンシルやブラシ等の眉描用
筆具を用いて眉を描くことになるものの、左右の眉山お
よび眉尻の高さや位置を等しく、きれいに描くことは非
常に困難であって、かなり慣れた人にとっても、十分な
時間と細心の注意とを要することから、急な外出等に際
して慌ただしく化粧せざるを得ないとき等には、うっか
り間違えてしまって左右非対称となったり、描く位置が
普段と微妙に違ってしまう等して、自分らしさを出せな
いために人知れず苛立ちを覚えながら外出することとな
り、その結果、人前で豊かな表情を忘れて他人への印象
を悪くし、場合によっては友好関係にまで支障を来し兼
ねない事態に陥る虞もあり得るといった具合に、眉のメ
ーク一つでも、その出来栄え如何で、その人の普段の生
活に多大の影響を及ぼしてしまうことが想定される。
【0004】そのため、できるだけ簡便で時間を掛けず
に眉のメークができるようにしようとする提案も、これ
までに様々な提案がなされてきており、例えば、登録実
用新案第3060513号公報に開示されている考案の
ような「中入れフィルム及び化粧料容器」や、登録実用
新案第3048698号公報に見られる「メーキャップ
用プレート」等のような眉描用の定規も知られている
が、それら何れのものも画一的な眉形状にしか描くこと
ができず、個々人の顔立ちに応じた眉を描くことは不可
能なものであって、満足のいくものという訳にはいか
ず、そこで、一枚の定規の周縁部に複数に眉形状を象っ
ておき、多彩な表情の眉を描き込むことができるように
しようとしたものとして、例えば、平成10年特許公開
第108729号公報によって提案されている「眉描き
用補助プレート」や、登録実用新案第3032849号
公報に示された「眉型定規」等の事例も散見されるもの
の、個々人の顔巾や目鼻立ちの違いにまで対応できるよ
うにしたものではなく、個性に応じて眉細部の形や角度
等を微妙に変更する等といった対応までは、到底期待す
ることができないものでしかなかった。
に眉のメークができるようにしようとする提案も、これ
までに様々な提案がなされてきており、例えば、登録実
用新案第3060513号公報に開示されている考案の
ような「中入れフィルム及び化粧料容器」や、登録実用
新案第3048698号公報に見られる「メーキャップ
用プレート」等のような眉描用の定規も知られている
が、それら何れのものも画一的な眉形状にしか描くこと
ができず、個々人の顔立ちに応じた眉を描くことは不可
能なものであって、満足のいくものという訳にはいか
ず、そこで、一枚の定規の周縁部に複数に眉形状を象っ
ておき、多彩な表情の眉を描き込むことができるように
しようとしたものとして、例えば、平成10年特許公開
第108729号公報によって提案されている「眉描き
用補助プレート」や、登録実用新案第3032849号
公報に示された「眉型定規」等の事例も散見されるもの
の、個々人の顔巾や目鼻立ちの違いにまで対応できるよ
うにしたものではなく、個性に応じて眉細部の形や角度
等を微妙に変更する等といった対応までは、到底期待す
ることができないものでしかなかった。
【0005】この発明は、以上のように複数の眉形状を
描くことができる眉型定規は存在していたものの、個々
人の顔巾や目鼻立ちの違いに応じ、最適の眉形状を描く
ことができるようにしたものが、これまでのところでは
見当たらず、従来型の眉型定規を使用して画一的な眉を
描き込むか、あるいは、全くの我流で、自ら手描きによ
る描き込みを行うしかなかったという事情に鑑み、個々
人の顔立ちに応じて最適な眉を描き、あるいは整えるこ
とを実現できないものかとの判断から、逸速くその開
発、研究に着手し、長期に渡る試行錯誤と幾多の試作、
実験とを繰り返してきた結果、ここにきて、遂に新規な
構造からなる眉描用定規、および、それを設けた新規な
構造の眉描用化粧具、ならびにそれらを用いた新規な眉
描方法を実現化することに成功したものであり、以下で
は、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その
構成を詳述することとする。
描くことができる眉型定規は存在していたものの、個々
人の顔巾や目鼻立ちの違いに応じ、最適の眉形状を描く
ことができるようにしたものが、これまでのところでは
見当たらず、従来型の眉型定規を使用して画一的な眉を
描き込むか、あるいは、全くの我流で、自ら手描きによ
る描き込みを行うしかなかったという事情に鑑み、個々
人の顔立ちに応じて最適な眉を描き、あるいは整えるこ
とを実現できないものかとの判断から、逸速くその開
発、研究に着手し、長期に渡る試行錯誤と幾多の試作、
実験とを繰り返してきた結果、ここにきて、遂に新規な
構造からなる眉描用定規、および、それを設けた新規な
構造の眉描用化粧具、ならびにそれらを用いた新規な眉
描方法を実現化することに成功したものであり、以下で
は、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その
構成を詳述することとする。
【0006】
【発明の構成】図面に示すこの発明を代表する実施例か
らも明確に理解されるように、この発明に包含される眉
描用定規は、基本的に次のような構成から成り立ってい
る。即ち、下側標示部と、該下側標示部の上方に連続
し、且つ同下側標示部左右側縁から夫々外側に向けて迫
り出し状となるようにした上側標示部とから全体輪郭形
を略T字形としてなる眉描基準標示部を有すると共に、
該眉描基準標示部左右巾の中心位置が眉描用筆具の軸芯
に合致する如くして適宜眉描用筆具等へ装着を可能とす
る取着部を有し、当該眉描基準標示部の下側標示部両側
縁には、眉高目安印を付す一方、同上側標示部には、所
定角度で傾斜するようにした直線状の眉尻角度目安線を
付してなる構成を要旨とする眉描用定規である。
らも明確に理解されるように、この発明に包含される眉
描用定規は、基本的に次のような構成から成り立ってい
る。即ち、下側標示部と、該下側標示部の上方に連続
し、且つ同下側標示部左右側縁から夫々外側に向けて迫
り出し状となるようにした上側標示部とから全体輪郭形
を略T字形としてなる眉描基準標示部を有すると共に、
該眉描基準標示部左右巾の中心位置が眉描用筆具の軸芯
に合致する如くして適宜眉描用筆具等へ装着を可能とす
る取着部を有し、当該眉描基準標示部の下側標示部両側
縁には、眉高目安印を付す一方、同上側標示部には、所
定角度で傾斜するようにした直線状の眉尻角度目安線を
付してなる構成を要旨とする眉描用定規である。
【0007】この基本的な構成からなる眉描用定規を、
より具体的な構成のものとして示すと、眉描用筆具の太
さに略一致するか、僅かに両側に張り出し状となる巾の
下側標示部と、該下側標示部の上方に連続し、且つ同下
側標示部左右側縁から夫々外側に向けて迫り出し状とな
るようにした上側標示部とから全体輪郭形を略T字形と
なし、薄板体製のものとしてなる眉描基準標示部を有す
ると共に、該眉描基準標示部左右巾の中心位置が眉描用
筆具の軸芯に合致する如くして、同眉描基準標示部を眉
描用筆具に着脱自在に装着可能とする取着部を有し、当
該眉描基準標示部の下側標示部両側縁には眉高目安印を
付す一方、同上側標示部には、その上端縁左右巾中央
で、眉描用筆具の軸芯に一致させる位置から左右外側に
向かい、所定角度で傾斜するようにした直線状の眉尻角
度目安線を付してなる如くした構成を要旨とする眉描用
定規である。
より具体的な構成のものとして示すと、眉描用筆具の太
さに略一致するか、僅かに両側に張り出し状となる巾の
下側標示部と、該下側標示部の上方に連続し、且つ同下
側標示部左右側縁から夫々外側に向けて迫り出し状とな
るようにした上側標示部とから全体輪郭形を略T字形と
なし、薄板体製のものとしてなる眉描基準標示部を有す
ると共に、該眉描基準標示部左右巾の中心位置が眉描用
筆具の軸芯に合致する如くして、同眉描基準標示部を眉
描用筆具に着脱自在に装着可能とする取着部を有し、当
該眉描基準標示部の下側標示部両側縁には眉高目安印を
付す一方、同上側標示部には、その上端縁左右巾中央
で、眉描用筆具の軸芯に一致させる位置から左右外側に
向かい、所定角度で傾斜するようにした直線状の眉尻角
度目安線を付してなる如くした構成を要旨とする眉描用
定規である。
【0008】更に具体的には、眉描用筆具の太さに略一
致するか、僅かに両側に張り出し状となる巾の下側標示
部と、該下側標示部の上方に連続し、且つ同下側標示部
左右側縁から夫々外側に向けて迫り出し状となるように
した上側標示部とから全体輪郭形を略T字形となし、薄
板体製のものとしてなる眉描基準標示部を有すると共
に、該眉描基準標示部左右巾の中心位置が眉描用筆具の
軸芯に合致する如くして、同眉描基準標示部を眉描用筆
具に着脱自在に装着可能とする取着部を有し、当該眉描
基準標示部の下側標示部両側縁には眉高目安印を付す一
方、同上側標示部には、その上端縁左右巾中央で、眉描
用筆具の軸芯に一致させる位置から左右外側に向かい、
鉛直状に立てた眉描用筆具の軸芯に略直交する水平線に
対して110゜ないし170゜前後の角度範囲内で傾斜
するようにした複数本の直線状の眉尻角度目安線を付し
てなる眉描用定規ということができる。
致するか、僅かに両側に張り出し状となる巾の下側標示
部と、該下側標示部の上方に連続し、且つ同下側標示部
左右側縁から夫々外側に向けて迫り出し状となるように
した上側標示部とから全体輪郭形を略T字形となし、薄
板体製のものとしてなる眉描基準標示部を有すると共
に、該眉描基準標示部左右巾の中心位置が眉描用筆具の
軸芯に合致する如くして、同眉描基準標示部を眉描用筆
具に着脱自在に装着可能とする取着部を有し、当該眉描
基準標示部の下側標示部両側縁には眉高目安印を付す一
方、同上側標示部には、その上端縁左右巾中央で、眉描
用筆具の軸芯に一致させる位置から左右外側に向かい、
鉛直状に立てた眉描用筆具の軸芯に略直交する水平線に
対して110゜ないし170゜前後の角度範囲内で傾斜
するようにした複数本の直線状の眉尻角度目安線を付し
てなる眉描用定規ということができる。
【0009】また、この発明に包含される眉描用定規
を、前記とは別の表現で示せば、眉描用筆具の太さに略
一致するか、僅かに両側に張り出し状となる巾の下側標
示部と、該下側標示部の上方に連続し、且つ同下側標示
部左右側縁から夫々外側に向けて迫り出し状となるよう
にした上側標示部とから全体輪郭形を略T字形となし、
薄板体製のものとしてなる眉描基準標示部を有すると共
に、該眉描基準標示部左右巾の中心位置が眉描用筆具の
軸芯に合致する如くして、同眉描基準標示部を眉描用筆
具に着脱自在であって、該眉描用筆具の軸芯に沿って平
行状にスライド移動自在に装着可能とする取着部を有
し、当該眉描基準標示部の下側標示部両側縁には眉高目
安印を付す一方、同上側標示部には、その上端縁左右巾
中央で、眉描用筆具の軸芯に一致させる位置から左右外
側に向かい、所定角度で傾斜するようにした直線状の眉
尻角度目安線を付してなる構成を要旨とする眉描用定規
であるということができる。
を、前記とは別の表現で示せば、眉描用筆具の太さに略
一致するか、僅かに両側に張り出し状となる巾の下側標
示部と、該下側標示部の上方に連続し、且つ同下側標示
部左右側縁から夫々外側に向けて迫り出し状となるよう
にした上側標示部とから全体輪郭形を略T字形となし、
薄板体製のものとしてなる眉描基準標示部を有すると共
に、該眉描基準標示部左右巾の中心位置が眉描用筆具の
軸芯に合致する如くして、同眉描基準標示部を眉描用筆
具に着脱自在であって、該眉描用筆具の軸芯に沿って平
行状にスライド移動自在に装着可能とする取着部を有
し、当該眉描基準標示部の下側標示部両側縁には眉高目
安印を付す一方、同上側標示部には、その上端縁左右巾
中央で、眉描用筆具の軸芯に一致させる位置から左右外
側に向かい、所定角度で傾斜するようにした直線状の眉
尻角度目安線を付してなる構成を要旨とする眉描用定規
であるということができる。
【0010】そして、より望ましいものとしては、眉描
用筆具の太さに略一致するか、僅かに両側に張り出し状
となる巾の下側標示部と、該下側標示部の上方に連続
し、且つ同下側標示部左右側縁から夫々外側に向けて迫
り出し状となるようにした上側標示部とから全体輪郭形
を略T字形となし、薄板体製のものとしてなる眉描基準
標示部を有すると共に、該眉描基準標示部左右巾の中心
位置が眉描用筆具の軸芯に合致する如くして、同眉描基
準標示部を眉描用筆具に着脱自在に仮着状に固定する取
着部を設けた上、該眉描基準標示部が取着部に対して、
眉描用筆具の軸芯に平行状に移動可能であって、眉描基
準標示部の高さ位置を調節自在とするスライド構造を介
して組み合わせてなるものとし、当該眉描基準標示部の
下側標示部両側縁には眉高目安印を付す一方、同上側標
示部には、その上端縁左右巾中央で、眉描用筆具の軸芯
に一致させる位置から左右外側に向かい、所定角度で傾
斜するようにした直線状の眉尻角度目安線を付してなる
構成を要旨とする眉描用定規とするものである。
用筆具の太さに略一致するか、僅かに両側に張り出し状
となる巾の下側標示部と、該下側標示部の上方に連続
し、且つ同下側標示部左右側縁から夫々外側に向けて迫
り出し状となるようにした上側標示部とから全体輪郭形
を略T字形となし、薄板体製のものとしてなる眉描基準
標示部を有すると共に、該眉描基準標示部左右巾の中心
位置が眉描用筆具の軸芯に合致する如くして、同眉描基
準標示部を眉描用筆具に着脱自在に仮着状に固定する取
着部を設けた上、該眉描基準標示部が取着部に対して、
眉描用筆具の軸芯に平行状に移動可能であって、眉描基
準標示部の高さ位置を調節自在とするスライド構造を介
して組み合わせてなるものとし、当該眉描基準標示部の
下側標示部両側縁には眉高目安印を付す一方、同上側標
示部には、その上端縁左右巾中央で、眉描用筆具の軸芯
に一致させる位置から左右外側に向かい、所定角度で傾
斜するようにした直線状の眉尻角度目安線を付してなる
構成を要旨とする眉描用定規とするものである。
【0011】眉描用定規は、眉描基準標示部と取着部と
を、一体的に組み合わせたものであって、眉描基準標示
部が、下側標示部および上側標示部から形成されたもの
としなければならず、一枚の薄板状に形成するのが望ま
しく、取着部を眉描用筆具に対して脱着自在な構造に形
成すべきでり、該取着部と眉描基準標示部との間、また
は、該取着部の眉描用筆具への装着部に、眉描用筆具の
軸芯に沿って眉描基準標示部を移動自在とするスライド
構造を設けたものとするのが望ましい。
を、一体的に組み合わせたものであって、眉描基準標示
部が、下側標示部および上側標示部から形成されたもの
としなければならず、一枚の薄板状に形成するのが望ま
しく、取着部を眉描用筆具に対して脱着自在な構造に形
成すべきでり、該取着部と眉描基準標示部との間、また
は、該取着部の眉描用筆具への装着部に、眉描用筆具の
軸芯に沿って眉描基準標示部を移動自在とするスライド
構造を設けたものとするのが望ましい。
【0012】眉描基準標示部は、目頭から目尻、ならび
に目尻と正面を向いた瞳の外郭縁の位置等の個々人の顔
立ちに基づき、眉頭から眉山、および眉山から眉尻まで
の最適な眉位置を導き出し、眉描用筆具の移動方向を案
内、標示する機能を果たすものであって、下側標示部に
は眉高目安印を標示し、上側標示部には眉尻角度目安線
を標示した構成としなければならず、全体形状が略T字
形の薄板体製のものとすべきであって、一枚の透明な合
成樹脂板からなり、鋏やカッター等により、適宜切断可
能な程度の薄板状に形成するのが望ましく、透明な合成
樹脂からなる一枚の薄板状に形成されたものとすること
ができる。
に目尻と正面を向いた瞳の外郭縁の位置等の個々人の顔
立ちに基づき、眉頭から眉山、および眉山から眉尻まで
の最適な眉位置を導き出し、眉描用筆具の移動方向を案
内、標示する機能を果たすものであって、下側標示部に
は眉高目安印を標示し、上側標示部には眉尻角度目安線
を標示した構成としなければならず、全体形状が略T字
形の薄板体製のものとすべきであって、一枚の透明な合
成樹脂板からなり、鋏やカッター等により、適宜切断可
能な程度の薄板状に形成するのが望ましく、透明な合成
樹脂からなる一枚の薄板状に形成されたものとすること
ができる。
【0013】下側標示部は、眉高目安印を標示する機能
を果たすものであり、眉描用筆具の太さに略一致する
か、僅かに両側に張り出し状となる巾に形成し、その両
側縁適所に眉高目安印を符したものとすべきであって、
好みに応じて選択できるよう左右縁部の夫々に上下複数
の眉高目安印を標示してなる構成とすることができる
外、眉高目安印に対応する部分のみを左右側に指針状に
突出形状とすることが可能であり、また、左右縁部の夫
々に表面側に肉厚状となるよう突出する凸条部を形成し
て眉高目安印を標示する構造とすることが可能である。
を果たすものであり、眉描用筆具の太さに略一致する
か、僅かに両側に張り出し状となる巾に形成し、その両
側縁適所に眉高目安印を符したものとすべきであって、
好みに応じて選択できるよう左右縁部の夫々に上下複数
の眉高目安印を標示してなる構成とすることができる
外、眉高目安印に対応する部分のみを左右側に指針状に
突出形状とすることが可能であり、また、左右縁部の夫
々に表面側に肉厚状となるよう突出する凸条部を形成し
て眉高目安印を標示する構造とすることが可能である。
【0014】眉高目安印は、眉描基準標示部に対する眉
描用筆具の高さを調節する際の位置決め用の目印機能を
果たし、更に眉描用筆具を目頭側から目尻側にかけて移
動させる際の位置決めの目安となる機能を果たすもので
あり、下側標示部両縁側の適宜位置に標示されたものと
すべきであって、両縁側に鋭角的な先端を向ける矢印、
三角印、または点、小径円、あるいは、巾方向に一直線
状に引いた標示とすることができる外、厚み方向に突出
する突状標示、あるいは切欠き、または打ち抜き等によ
る形状で標示する構造とすることができ、下側標示部の
両側縁の高さが異なる所定間隔を隔てた複数箇所の夫々
に、形状や色が異なるか、または同一のものを標示する
構造とすることが可能である。
描用筆具の高さを調節する際の位置決め用の目印機能を
果たし、更に眉描用筆具を目頭側から目尻側にかけて移
動させる際の位置決めの目安となる機能を果たすもので
あり、下側標示部両縁側の適宜位置に標示されたものと
すべきであって、両縁側に鋭角的な先端を向ける矢印、
三角印、または点、小径円、あるいは、巾方向に一直線
状に引いた標示とすることができる外、厚み方向に突出
する突状標示、あるいは切欠き、または打ち抜き等によ
る形状で標示する構造とすることができ、下側標示部の
両側縁の高さが異なる所定間隔を隔てた複数箇所の夫々
に、形状や色が異なるか、または同一のものを標示する
構造とすることが可能である。
【0015】上側標示部は、鉛直状に立てた眉描用筆具
に対する眉尻の書き込み角度を標示する機能を果たすも
のであり、眉描用筆具の巾方向、左右両側に迫り出し状
となる略T字形あるいは略Y字形に形成したものとすべ
きであり、不用意に標示角度が変化してしまう構造を避
けなければならず、眉尻角度目安線に沿って、容易に切
断可能な薄板状に形成するのが望ましいものであって、
上端縁左右巾中央で、眉描用筆具の軸芯に一致する位置
から左右外側に向かい、鉛直状に立てた眉描用筆具の軸
芯に略直交する水平線に対して100゜ないし260゜
前後の角度範囲内で傾斜するようにした複数本の直線状
の眉尻角度目安線を付してなる構造とすることができ、
鉛直状に立てた眉描用筆具の軸芯に略直交する水平線に
対して110゜ないし170゜前後の角度範囲内で傾斜
するようにした複数本の直線状の眉尻角度目安線を付し
てなる構造とするの望ましい。
に対する眉尻の書き込み角度を標示する機能を果たすも
のであり、眉描用筆具の巾方向、左右両側に迫り出し状
となる略T字形あるいは略Y字形に形成したものとすべ
きであり、不用意に標示角度が変化してしまう構造を避
けなければならず、眉尻角度目安線に沿って、容易に切
断可能な薄板状に形成するのが望ましいものであって、
上端縁左右巾中央で、眉描用筆具の軸芯に一致する位置
から左右外側に向かい、鉛直状に立てた眉描用筆具の軸
芯に略直交する水平線に対して100゜ないし260゜
前後の角度範囲内で傾斜するようにした複数本の直線状
の眉尻角度目安線を付してなる構造とすることができ、
鉛直状に立てた眉描用筆具の軸芯に略直交する水平線に
対して110゜ないし170゜前後の角度範囲内で傾斜
するようにした複数本の直線状の眉尻角度目安線を付し
てなる構造とするの望ましい。
【0016】眉尻角度目安線は、鉛直状に立てた眉描用
筆具に対する眉尻の書き込み角度を直線状に指し示す機
能を果たすものであり、眉尻の角度を明確に標示する直
線状の標示としなければならず、角度の異なる複数本を
標示する場合には、実線状、破線状、鎖線状等を交互に
配列する等して、誤認や記憶間違えによるミスを避ける
ことができるよう構成するのが望ましく、印刷や染色等
のような色緩よる標示や、凹凸溝状または突状となる形
状的標示、または切欠きや穿孔、打ち抜き等の構造的標
示とすることが可能であり、ミシン目や切欠き溝等を有
して、折り曲げて切断できるよう構成することができ
る。
筆具に対する眉尻の書き込み角度を直線状に指し示す機
能を果たすものであり、眉尻の角度を明確に標示する直
線状の標示としなければならず、角度の異なる複数本を
標示する場合には、実線状、破線状、鎖線状等を交互に
配列する等して、誤認や記憶間違えによるミスを避ける
ことができるよう構成するのが望ましく、印刷や染色等
のような色緩よる標示や、凹凸溝状または突状となる形
状的標示、または切欠きや穿孔、打ち抜き等の構造的標
示とすることが可能であり、ミシン目や切欠き溝等を有
して、折り曲げて切断できるよう構成することができ
る。
【0017】取着部は、眉描基準標示部を眉描用筆具に
装着する機能を果たすものであって、眉描用筆具の中途
部に対して脱着自在に装着できる構造とすべきであり、
眉描用筆具に対してスライド移動自在に装着する構造と
するか、または取着部自体の何れかの箇所、もしくは取
着部と眉描基準標示部との間にスライド構造を設けたも
のとすることができる外、スライド構造が設けられた部
位の近傍に、眉描基準標示部の眉描用筆具に対する移動
量を示す目盛り標示部と、該目盛り標示部の一点を指し
示す指針標示部とが、夫々設けられてなる構成とするこ
とができ、また、眉描基準標示部を眉描用筆具から僅か
に離れた位置に配置し、上側程その離間距離が大きくな
るよう傾斜状に装着するよう構成することが可能であ
る。
装着する機能を果たすものであって、眉描用筆具の中途
部に対して脱着自在に装着できる構造とすべきであり、
眉描用筆具に対してスライド移動自在に装着する構造と
するか、または取着部自体の何れかの箇所、もしくは取
着部と眉描基準標示部との間にスライド構造を設けたも
のとすることができる外、スライド構造が設けられた部
位の近傍に、眉描基準標示部の眉描用筆具に対する移動
量を示す目盛り標示部と、該目盛り標示部の一点を指し
示す指針標示部とが、夫々設けられてなる構成とするこ
とができ、また、眉描基準標示部を眉描用筆具から僅か
に離れた位置に配置し、上側程その離間距離が大きくな
るよう傾斜状に装着するよう構成することが可能であ
る。
【0018】
【関連する発明1】この発明の基本をなす上記した眉描
用定規に関連し、この発明には、該眉描用定規を設けた
眉描用化粧具も包含しており、その構成の要旨は、基本
的に次のとおりのものである。即ち、眉描用筆具の軸芯
に沿って移動自在な取着部を有し、同取着部には、眉描
用筆具の太さに略一致するか、僅かに両側に張り出し状
となる巾の下側標示部と、該下側標示部の上方に連続
し、且つ同下側標示部左右側縁から夫々外側に向けて迫
り出し状となるようにした上側標示部とから全体輪郭形
を略T字形となし、薄板体製のものとしてなる眉描基準
標示部を有すると共に、該眉描基準標示部左右巾の中心
位置が眉描用筆具の軸芯に合致する如くして、同眉描基
準標示部を眉描用筆具に着脱自在に装着可能とする取着
部を有し、当該眉描基準標示部の下側標示部両側縁には
眉高目安印を付す一方、同上側標示部には、その上端縁
左右巾中央で、眉描用筆具の軸芯に一致させる位置から
左右外側に向かい、所定角度で傾斜するようにした直線
状の眉尻角度目安線を付してなる眉描用定規を、眉描用
筆具の先端側中途部に対して脱着自在に装着してなる構
成とした眉描用定規を設けた眉描用化粧具である。
用定規に関連し、この発明には、該眉描用定規を設けた
眉描用化粧具も包含しており、その構成の要旨は、基本
的に次のとおりのものである。即ち、眉描用筆具の軸芯
に沿って移動自在な取着部を有し、同取着部には、眉描
用筆具の太さに略一致するか、僅かに両側に張り出し状
となる巾の下側標示部と、該下側標示部の上方に連続
し、且つ同下側標示部左右側縁から夫々外側に向けて迫
り出し状となるようにした上側標示部とから全体輪郭形
を略T字形となし、薄板体製のものとしてなる眉描基準
標示部を有すると共に、該眉描基準標示部左右巾の中心
位置が眉描用筆具の軸芯に合致する如くして、同眉描基
準標示部を眉描用筆具に着脱自在に装着可能とする取着
部を有し、当該眉描基準標示部の下側標示部両側縁には
眉高目安印を付す一方、同上側標示部には、その上端縁
左右巾中央で、眉描用筆具の軸芯に一致させる位置から
左右外側に向かい、所定角度で傾斜するようにした直線
状の眉尻角度目安線を付してなる眉描用定規を、眉描用
筆具の先端側中途部に対して脱着自在に装着してなる構
成とした眉描用定規を設けた眉描用化粧具である。
【0019】眉描用筆具は、自らが鏡に向かって眉を書
き込むための化粧用具として機能するものであり、アイ
ブローペンシル、ブラシ、筆、スポンジ等の眉を描き込
むための、既に公知の化粧品、あるいは、今後開発、製
品化される同様の筆具であってもよく、ペンシル型のも
のに限定されず、パウダーや黛等を付着させ、あるいは
自動的に供給する構造を有する筆具やペン等を使用する
ことも可能である外、眉描後の眉毛の形を整えるための
ブラシやスポンジ等も含まれるものであり、取着部を適
所に一体的に固着した構造としたり、取着部を脱着自在
に装着する構造、あるいは、取着部を軸芯方向に沿って
スライド移動可能な構造を有するものとすることがで
き、例えば全長に渡り直線状の外周壁形状をもって取着
部がスライド自在に装着される構造とすることが可能で
あり、また、取着部のスライド移動可能な範囲を規制
し、眉描基準標示部の不用意な脱落を阻止する、突起や
係合構造等を設けたものとすることができる。
き込むための化粧用具として機能するものであり、アイ
ブローペンシル、ブラシ、筆、スポンジ等の眉を描き込
むための、既に公知の化粧品、あるいは、今後開発、製
品化される同様の筆具であってもよく、ペンシル型のも
のに限定されず、パウダーや黛等を付着させ、あるいは
自動的に供給する構造を有する筆具やペン等を使用する
ことも可能である外、眉描後の眉毛の形を整えるための
ブラシやスポンジ等も含まれるものであり、取着部を適
所に一体的に固着した構造としたり、取着部を脱着自在
に装着する構造、あるいは、取着部を軸芯方向に沿って
スライド移動可能な構造を有するものとすることがで
き、例えば全長に渡り直線状の外周壁形状をもって取着
部がスライド自在に装着される構造とすることが可能で
あり、また、取着部のスライド移動可能な範囲を規制
し、眉描基準標示部の不用意な脱落を阻止する、突起や
係合構造等を設けたものとすることができる。
【0020】
【関連する発明2】更に、この発明の骨幹を成す眉描用
定規と、上記した眉描用定規を設けた眉描用化粧具とに
関連し、この発明には、それら眉描用定規、および眉描
用定規を設けた眉描用化粧具を使用した眉描方法も包含
され、基本的には、眉描用筆具を鼻寄りの配置で鉛直状
に立て、目側に対応する眉高目安印を目頭に一致させ、
取着部自体もしくはスライド構造を操作して眉描用筆具
の筆先または芯先を眉頭上縁に配置するよう調節し、目
尻と正面を向けた瞳の外郭縁との間隔の約1/2となる
位置の上瞼縁上の一点まで該眉高目安印を移動させ、眉
頭から眉山頂点までの上縁を描き、その後、好みの角度
の眉尻角度目安線を選択し、同眉尻角度目安線に平行す
る方向であって、目尻を通る下瞼の延長線に交叉する位
置まで眉描用筆具を移動させ、眉山から眉尻にかける上
縁を描くようにするという構成からなる、眉描用定規ま
たは眉描用化粧具の中の何れかを用いた眉描方法であ
る。
定規と、上記した眉描用定規を設けた眉描用化粧具とに
関連し、この発明には、それら眉描用定規、および眉描
用定規を設けた眉描用化粧具を使用した眉描方法も包含
され、基本的には、眉描用筆具を鼻寄りの配置で鉛直状
に立て、目側に対応する眉高目安印を目頭に一致させ、
取着部自体もしくはスライド構造を操作して眉描用筆具
の筆先または芯先を眉頭上縁に配置するよう調節し、目
尻と正面を向けた瞳の外郭縁との間隔の約1/2となる
位置の上瞼縁上の一点まで該眉高目安印を移動させ、眉
頭から眉山頂点までの上縁を描き、その後、好みの角度
の眉尻角度目安線を選択し、同眉尻角度目安線に平行す
る方向であって、目尻を通る下瞼の延長線に交叉する位
置まで眉描用筆具を移動させ、眉山から眉尻にかける上
縁を描くようにするという構成からなる、眉描用定規ま
たは眉描用化粧具の中の何れかを用いた眉描方法であ
る。
【0021】また、この発明に包含される眉描方法を、
更に具体的な構成で示せば、眉描用筆具を鼻寄りの配置
で鉛直状に立て、目側に対応する眉高目安印を目頭に一
致させ、取着部自体もしくはスライド構造を操作して眉
描用筆具の筆先または芯先を眉頭上縁に配置するよう調
節し、目尻と正面を向けた瞳の外郭縁との間隔の約1/
2となる位置の上瞼縁上の一点まで該眉高目安印を移動
させ、眉頭から眉山頂点までの上縁を描き、その後、好
みの角度の眉尻角度目安線を選択し、必要であれば選択
した好みの角度の眉尻角度目安線に沿って、上側基準標
示部の上側不要部分を切除し、該選択した眉尻角度目安
線に平行する方向であって、目尻を通る下瞼の延長線に
交叉する位置まで眉描用筆具を移動させ、眉山から眉尻
にかける上縁を描くようにするという構成を要旨として
なる、眉描用定規または眉描用化粧具の中の何れかを用
いた眉描方法であるということができる。
更に具体的な構成で示せば、眉描用筆具を鼻寄りの配置
で鉛直状に立て、目側に対応する眉高目安印を目頭に一
致させ、取着部自体もしくはスライド構造を操作して眉
描用筆具の筆先または芯先を眉頭上縁に配置するよう調
節し、目尻と正面を向けた瞳の外郭縁との間隔の約1/
2となる位置の上瞼縁上の一点まで該眉高目安印を移動
させ、眉頭から眉山頂点までの上縁を描き、その後、好
みの角度の眉尻角度目安線を選択し、必要であれば選択
した好みの角度の眉尻角度目安線に沿って、上側基準標
示部の上側不要部分を切除し、該選択した眉尻角度目安
線に平行する方向であって、目尻を通る下瞼の延長線に
交叉する位置まで眉描用筆具を移動させ、眉山から眉尻
にかける上縁を描くようにするという構成を要旨として
なる、眉描用定規または眉描用化粧具の中の何れかを用
いた眉描方法であるということができる。
【0022】この発明に包含される眉描方法は、先ず始
めに、この発明の眉描用筆具を鼻寄りの配置で鉛直状に
立て、目側に対応する眉高目安印を目頭に一致させた位
置で、眉頭上縁に眉描用筆具の先端を当て、目尻と正面
を向けた瞳の外郭縁との間隔の約1/2となる位置の上
瞼縁上の一点まで、該眉高目安印を移動させて眉山頂点
までを描くが、鼻側に対応する眉高目安印を目頭付近に
位置させ、眉頭から眉山までを描く方法をとることも可
能である。
めに、この発明の眉描用筆具を鼻寄りの配置で鉛直状に
立て、目側に対応する眉高目安印を目頭に一致させた位
置で、眉頭上縁に眉描用筆具の先端を当て、目尻と正面
を向けた瞳の外郭縁との間隔の約1/2となる位置の上
瞼縁上の一点まで、該眉高目安印を移動させて眉山頂点
までを描くが、鼻側に対応する眉高目安印を目頭付近に
位置させ、眉頭から眉山までを描く方法をとることも可
能である。
【0023】また、目尻と正面を向けた瞳の外郭縁との
間隔の約1/2となる位置の上瞼縁上の一点まで該眉高
目安印を移動させる際に、顔の中心寄り、または外側寄
りに目標点を移動させれば、眉山の位置を顔の中心寄
り、または外側寄りに調整可能となり、更にまた、上側
標示部の眉尻角度目安線に沿って、上側の不要部分を鋏
やカッターで切除し、あるいは眉尻角度目安線に沿って
形成されたミシン目や切欠き等を利用して折り曲げ,切
断して使用することも可能であり、眉の下縁を描く場合
にも、好みの眉の厚さに応じて、取着部のスライド構造
を利用したり、取着部を眉描用筆具に沿って移動、調節
し、眉の下縁輪郭を自由にアレンジしながら描くことが
できる。以下では、図面に示すこの発明を代表する実施
例と共に、その構造について詳述することとする。
間隔の約1/2となる位置の上瞼縁上の一点まで該眉高
目安印を移動させる際に、顔の中心寄り、または外側寄
りに目標点を移動させれば、眉山の位置を顔の中心寄
り、または外側寄りに調整可能となり、更にまた、上側
標示部の眉尻角度目安線に沿って、上側の不要部分を鋏
やカッターで切除し、あるいは眉尻角度目安線に沿って
形成されたミシン目や切欠き等を利用して折り曲げ,切
断して使用することも可能であり、眉の下縁を描く場合
にも、好みの眉の厚さに応じて、取着部のスライド構造
を利用したり、取着部を眉描用筆具に沿って移動、調節
し、眉の下縁輪郭を自由にアレンジしながら描くことが
できる。以下では、図面に示すこの発明を代表する実施
例と共に、その構造について詳述することとする。
【0024】
【実施例1】図1の分解した眉描用化粧具の斜視図、お
よび図2の眉描用化粧具の正面図に示される事例は、眉
描用筆具に脱着自在且つスライド自在に形成した眉描用
定規で、この発明に包含される最も代表的な実施例の一
つを示すものであり、眉描用定規は、下側標示部2およ
び上側標示部4を、図2中に示すように、全長(a)約
25mm程度の透明な合成樹脂製の一枚の薄板状に形成
し、鋏やカッター等で切断可能な肉厚に設定されてなる
眉描基準標示部2と、該眉描基準標示部2を眉描用筆具
であるアイブローペンシル7に脱着自在、且つ同眉描用
筆具7の軸芯に沿ってスライド自在に装着する取着部5
とから形成されたものとなっており、該眉描基準標示部
2の下側標示部3は、眉描用筆具7の太さに略一致する
幅寸法に設定され、その両側縁の夫々には、5mm程度
の間隔を隔てて上下二段に配置された、黒塗三角状の眉
高目安印31,31,……が、上下左右の合計4箇所
に、先端を両側外側に向けるよう印刷、標示したものと
なっている。
よび図2の眉描用化粧具の正面図に示される事例は、眉
描用筆具に脱着自在且つスライド自在に形成した眉描用
定規で、この発明に包含される最も代表的な実施例の一
つを示すものであり、眉描用定規は、下側標示部2およ
び上側標示部4を、図2中に示すように、全長(a)約
25mm程度の透明な合成樹脂製の一枚の薄板状に形成
し、鋏やカッター等で切断可能な肉厚に設定されてなる
眉描基準標示部2と、該眉描基準標示部2を眉描用筆具
であるアイブローペンシル7に脱着自在、且つ同眉描用
筆具7の軸芯に沿ってスライド自在に装着する取着部5
とから形成されたものとなっており、該眉描基準標示部
2の下側標示部3は、眉描用筆具7の太さに略一致する
幅寸法に設定され、その両側縁の夫々には、5mm程度
の間隔を隔てて上下二段に配置された、黒塗三角状の眉
高目安印31,31,……が、上下左右の合計4箇所
に、先端を両側外側に向けるよう印刷、標示したものと
なっている。
【0025】上側標示部4は、下側標示部4の上側に一
体に形成され、左右側縁から夫々外側に向けて約1cm
前後(b)迫り出し状となるように形成され、全体輪郭
形を略T字形とするよう形成したものであって、上端縁
左右巾中央の、後述する眉描用筆具の軸芯に一致させる
位置から左右外側に向け、鉛直状に立てた眉描用筆具7
の軸芯に略直交する水平線に対して、130゜ないし1
70゜の10゜間隔毎に実線と破線とを交互に配するよ
うにして複数の眉尻角度目安線41,41,……を印
刷、標示したものとなっており、同図中に(c)で示す
角度140゜および(d)で示す角度160゜を破線で
標示したものとしている。
体に形成され、左右側縁から夫々外側に向けて約1cm
前後(b)迫り出し状となるように形成され、全体輪郭
形を略T字形とするよう形成したものであって、上端縁
左右巾中央の、後述する眉描用筆具の軸芯に一致させる
位置から左右外側に向け、鉛直状に立てた眉描用筆具7
の軸芯に略直交する水平線に対して、130゜ないし1
70゜の10゜間隔毎に実線と破線とを交互に配するよ
うにして複数の眉尻角度目安線41,41,……を印
刷、標示したものとなっており、同図中に(c)で示す
角度140゜および(d)で示す角度160゜を破線で
標示したものとしている。
【0026】取着部5は、眉描用筆具7の外径寸法より
も僅かに小さな内径となるよう設定され、C字形の断面
となるよう一部が切開された筒状をなし、眉描基準標示
部2の裏面中央に対して、眉描用筆具7の軸芯が、眉描
基準標示部2左右巾の中心を通るように配置され、眉描
基準標示部2の上方程、眉描用筆具7から離間されるよ
うに、僅かに傾斜された状態で一体化した構造となって
おり、当該眉描用定規1を図1および図2中に示すよう
に、眉描用筆具7に装着すれば、眉描用化粧具8が構成
される。
も僅かに小さな内径となるよう設定され、C字形の断面
となるよう一部が切開された筒状をなし、眉描基準標示
部2の裏面中央に対して、眉描用筆具7の軸芯が、眉描
基準標示部2左右巾の中心を通るように配置され、眉描
基準標示部2の上方程、眉描用筆具7から離間されるよ
うに、僅かに傾斜された状態で一体化した構造となって
おり、当該眉描用定規1を図1および図2中に示すよう
に、眉描用筆具7に装着すれば、眉描用化粧具8が構成
される。
【0027】
【実施例2】図3の眉描用化粧具の分解状態の斜視図に
示される事例は、この発明の眉描用定規に包含される他
の実施例を示すものであり、眉描用化粧具に固着した取
着部と、これに装着する眉描基準標示部との間にスライ
ド構造を設け、取着部に対して眉描基準標示部をスライ
ド自在とするよう構成したものの代表的な実施例であ
る。
示される事例は、この発明の眉描用定規に包含される他
の実施例を示すものであり、眉描用化粧具に固着した取
着部と、これに装着する眉描基準標示部との間にスライ
ド構造を設け、取着部に対して眉描基準標示部をスライ
ド自在とするよう構成したものの代表的な実施例であ
る。
【0028】当該眉描用定規1は、取着部5が、眉描用
筆具7に固着状に装着される筒状に形成され、周壁面の
一側に、眉描用筆具7の軸芯に平行な案内用凸条部61
が形成されており、眉描基準標示部2の裏面中央には、
眉描用筆具7の軸芯に平行であって、該案内用凸条部6
1にスライド自在に嵌着可能な嵌着用装着部62が一体
に形成されており、該取着部5に一体の案内用凸条部6
1、および眉描基準標示部2に一体の嵌着用装着部62
を嵌合状に組み合わせることにより、眉描基準標示部2
を眉描用筆具7の軸芯方向に移動可能とするスライド構
造6が形成されたものとなっている。
筆具7に固着状に装着される筒状に形成され、周壁面の
一側に、眉描用筆具7の軸芯に平行な案内用凸条部61
が形成されており、眉描基準標示部2の裏面中央には、
眉描用筆具7の軸芯に平行であって、該案内用凸条部6
1にスライド自在に嵌着可能な嵌着用装着部62が一体
に形成されており、該取着部5に一体の案内用凸条部6
1、および眉描基準標示部2に一体の嵌着用装着部62
を嵌合状に組み合わせることにより、眉描基準標示部2
を眉描用筆具7の軸芯方向に移動可能とするスライド構
造6が形成されたものとなっている。
【0029】
【作用】以上のとおりの構成からなるこの発明の眉描用
定規1は、その取着部5を、図1中に示すように、眉描
用筆具7先端側近傍の中途部に装着したものとすること
により、図2中に示すような眉描用化粧具8を形成す
る。このように構成された眉描用定規1または眉描用化
粧具8を使用すれば、以下に順次示していくような多様
な眉描方法が実施可能となる。
定規1は、その取着部5を、図1中に示すように、眉描
用筆具7先端側近傍の中途部に装着したものとすること
により、図2中に示すような眉描用化粧具8を形成す
る。このように構成された眉描用定規1または眉描用化
粧具8を使用すれば、以下に順次示していくような多様
な眉描方法が実施可能となる。
【0030】一般に、好ましい眉の化粧方法としては、
図4の眉描きの条件を説明する眉の正面図に示されてい
るように、垂直状の破線e,fで仕切られた眉頭gが最
も太くなるように、破線f,hの眉頭gから眉山mにか
けての中間範囲jを、徐々に細くするように、そして破
線h,k間の眉山mを一番高くし、破線k,n間の眉尻
pは、端部が眉頭gよりも僅かに高い位置となるよう
に、且つ眉山mから眉尻pにかけて次第に細くなるよう
に書き込むのが望ましく、高さ方向矢印rで示すよう
に、眉山mが最も高く、眉尻pが低く、眉頭gを最も低
い位置とするように描くとバランスのとれた眉となり、
また、眉頭gの下縁部を約45゜の角度sで描き、好み
の太さとした後、眉頭gから眉山m、眉尻pへと、眉の
下縁を緩やかなラインで繋ぐよう適宜アレンジして描く
のが良いとされている。
図4の眉描きの条件を説明する眉の正面図に示されてい
るように、垂直状の破線e,fで仕切られた眉頭gが最
も太くなるように、破線f,hの眉頭gから眉山mにか
けての中間範囲jを、徐々に細くするように、そして破
線h,k間の眉山mを一番高くし、破線k,n間の眉尻
pは、端部が眉頭gよりも僅かに高い位置となるよう
に、且つ眉山mから眉尻pにかけて次第に細くなるよう
に書き込むのが望ましく、高さ方向矢印rで示すよう
に、眉山mが最も高く、眉尻pが低く、眉頭gを最も低
い位置とするように描くとバランスのとれた眉となり、
また、眉頭gの下縁部を約45゜の角度sで描き、好み
の太さとした後、眉頭gから眉山m、眉尻pへと、眉の
下縁を緩やかなラインで繋ぐよう適宜アレンジして描く
のが良いとされている。
【0031】図5の最適な配置の眉山の正面図に示すよ
うに、眉描用筆具7に眉描用定規1を装着して形成した
眉描用化粧具8を鼻と目との間に鉛直状に配置し、眉描
用筆具7の芯先(筆先)を眉頭gの端部上縁に当て、そ
のままの状態で眉描用定規1を上下移動させることによ
り、下側標示部3の目側縁部に標示された眉高目安印3
1,31の適宜選択した一つを目頭tに一致させ、図6
の眉頭を描き込む状態の正面図に示すように、正面を向
けた瞳の外郭縁と目尻との間隔の約1/2となる位置の
上瞼縁上の一点uまで、図7の眉頭から眉山までを描き
込む状態の正面図のとおり、眉高目安印31が移動して
いくような動きで眉描用化粧具8を移動させる。このと
き、眉高目安印31は、下側標示部3の鼻側縁部に標示
されたものを目安に眉描きを行うと、眉山mを好ましい
位置に描くことができる。
うに、眉描用筆具7に眉描用定規1を装着して形成した
眉描用化粧具8を鼻と目との間に鉛直状に配置し、眉描
用筆具7の芯先(筆先)を眉頭gの端部上縁に当て、そ
のままの状態で眉描用定規1を上下移動させることによ
り、下側標示部3の目側縁部に標示された眉高目安印3
1,31の適宜選択した一つを目頭tに一致させ、図6
の眉頭を描き込む状態の正面図に示すように、正面を向
けた瞳の外郭縁と目尻との間隔の約1/2となる位置の
上瞼縁上の一点uまで、図7の眉頭から眉山までを描き
込む状態の正面図のとおり、眉高目安印31が移動して
いくような動きで眉描用化粧具8を移動させる。このと
き、眉高目安印31は、下側標示部3の鼻側縁部に標示
されたものを目安に眉描きを行うと、眉山mを好ましい
位置に描くことができる。
【0032】図8の眉山から眉尻までを描き込む状態の
正面図に示されるように、眉描用筆具7を鉛直状に立
て、芯先(筆先)を眉山mの上縁に当てた状態で、上側
標示部4に標示された複数の眉尻角度目安線41,4
1,……の中から、好みの角度を一つ選択し、その眉尻
角度目安線41に平行となるように、芯先(筆先)を斜
め下方に向けて移動させた上、図6および図8中に示し
てあるとおり、目尻を通る下瞼の延長線に交叉する位置
vまで、眉尻pの上縁部を描き込む。
正面図に示されるように、眉描用筆具7を鉛直状に立
て、芯先(筆先)を眉山mの上縁に当てた状態で、上側
標示部4に標示された複数の眉尻角度目安線41,4
1,……の中から、好みの角度を一つ選択し、その眉尻
角度目安線41に平行となるように、芯先(筆先)を斜
め下方に向けて移動させた上、図6および図8中に示し
てあるとおり、目尻を通る下瞼の延長線に交叉する位置
vまで、眉尻pの上縁部を描き込む。
【0033】眉の下縁部に関しては、図4中の眉頭gの
先端側下縁部を、約45゜の角度sで、好みの太さに描
き込み、眉頭gから眉山mまでの範囲jを徐々に細くな
るように描き、更に眉山mから眉尻pにかけてを緩やか
な曲線で描き、眉尻pの先端において最も細くなるよう
にした描き方で描き込むのが好ましい。
先端側下縁部を、約45゜の角度sで、好みの太さに描
き込み、眉頭gから眉山mまでの範囲jを徐々に細くな
るように描き、更に眉山mから眉尻pにかけてを緩やか
な曲線で描き、眉尻pの先端において最も細くなるよう
にした描き方で描き込むのが好ましい。
【0034】この発明に包含される眉描用定規1または
眉描用化粧具8を使用した眉描方法は、上記した基本的
な方法の外に、図9の「へ」の字型にアレンジした眉お
よび目の概略図に示されるように、図9(a−1)に示
す目のA,B,C点に沿って垂直に立てた眉描用化粧具
8の眉高目安印31を、直線的に移動させながら眉を描
き込めば、図9(a−2)に示すような眉形状となり、
緩やかなカーブで繋ぐ用に描けば、図9(a−3)に示
す眉形状とすることが可能であり、図9(b−1)中に
示す目のA,B,C点に沿って移動させれば、図9(b
−2)または図9(b−3)に示すような眉形状を描く
こと可能である。
眉描用化粧具8を使用した眉描方法は、上記した基本的
な方法の外に、図9の「へ」の字型にアレンジした眉お
よび目の概略図に示されるように、図9(a−1)に示
す目のA,B,C点に沿って垂直に立てた眉描用化粧具
8の眉高目安印31を、直線的に移動させながら眉を描
き込めば、図9(a−2)に示すような眉形状となり、
緩やかなカーブで繋ぐ用に描けば、図9(a−3)に示
す眉形状とすることが可能であり、図9(b−1)中に
示す目のA,B,C点に沿って移動させれば、図9(b
−2)または図9(b−3)に示すような眉形状を描く
こと可能である。
【0035】また、図10のアーチ型にアレンジした眉
および目の概略図に示すように、図10(a−1)中の
A,B,C点に沿って垂直に立てた眉描用化粧具8の眉
高目安印31を移動させながら眉を描き込めば、図10
(a−2)に示すような眉形状となり、B,Cの高さを
増せば図10(a−3)の眉形状とすることができ、図
10(b−1)中のA,B,C点に沿って移動させれ
ば、図10(b−2)または図10(b−3)のような
眉形状とすることが可能である。
および目の概略図に示すように、図10(a−1)中の
A,B,C点に沿って垂直に立てた眉描用化粧具8の眉
高目安印31を移動させながら眉を描き込めば、図10
(a−2)に示すような眉形状となり、B,Cの高さを
増せば図10(a−3)の眉形状とすることができ、図
10(b−1)中のA,B,C点に沿って移動させれ
ば、図10(b−2)または図10(b−3)のような
眉形状とすることが可能である。
【0036】更にまた、図11の一文字型にアレンジし
た眉および目の概略図に示されるように、図11(a−
1)中に示す目のA,B,C点に沿って垂直に立てた眉
描用化粧具8の眉高目安印31を移動させれば、図11
(a−2)に示すような一直線状の眉形状とすることが
可能であり、Bの高さを増せば図11(a−3)に示す
ような眉形状とすることができ、図11(b−1)の目
に示すA,B,C点に沿って移動させれば、図11(b
−2)または図11(b−3)のような眉形状とするこ
とができ、上記した何れの眉形状も眉下縁の描き込みに
工夫を加えることによって、更に多彩な眉型とすること
が可能となる。
た眉および目の概略図に示されるように、図11(a−
1)中に示す目のA,B,C点に沿って垂直に立てた眉
描用化粧具8の眉高目安印31を移動させれば、図11
(a−2)に示すような一直線状の眉形状とすることが
可能であり、Bの高さを増せば図11(a−3)に示す
ような眉形状とすることができ、図11(b−1)の目
に示すA,B,C点に沿って移動させれば、図11(b
−2)または図11(b−3)のような眉形状とするこ
とができ、上記した何れの眉形状も眉下縁の描き込みに
工夫を加えることによって、更に多彩な眉型とすること
が可能となる。
【0037】
【効果】以上のとおり、この発明の眉描用定規によれ
ば、特徴的な眉高目安印および眉尻角度目安線を目印と
し、それら目印を、個々人に夫々特徴的に備わっている
目、鼻の形、および目と鼻とのバランスを基準とした
上、眉描基準標示部を眉描用筆具に対してスライド調節
しながら描いていくことになるため、顔巾や目鼻立ちの
違い等、人夫々の顔立ちに応じた最適な眉形状を、最も
好ましい配置となるよう描くことができ、それらは正確
に左右対称形の眉に描かれることになるという極めて秀
れた特徴を有する上、市販されている眉描用筆具に脱着
自在に装着できる取着部を有するものとしてあり、眉描
用筆具が消耗してしまった後、新規購入した眉描用筆具
にもそのまま付け替えて使用することも可能になって、
長期に渡る使用で十分に慣れ親しみ、使い込むことがで
きるようにするものであり、しかも色の異なる複数の眉
描用筆具に簡単に付け替え、好みの色の眉が自在に描け
ることになる特徴、および使い捨てとしないため、省資
源効果も期待できるという実利的な効果も兼ね備えてい
るという秀れた特徴も有するものとなる。
ば、特徴的な眉高目安印および眉尻角度目安線を目印と
し、それら目印を、個々人に夫々特徴的に備わっている
目、鼻の形、および目と鼻とのバランスを基準とした
上、眉描基準標示部を眉描用筆具に対してスライド調節
しながら描いていくことになるため、顔巾や目鼻立ちの
違い等、人夫々の顔立ちに応じた最適な眉形状を、最も
好ましい配置となるよう描くことができ、それらは正確
に左右対称形の眉に描かれることになるという極めて秀
れた特徴を有する上、市販されている眉描用筆具に脱着
自在に装着できる取着部を有するものとしてあり、眉描
用筆具が消耗してしまった後、新規購入した眉描用筆具
にもそのまま付け替えて使用することも可能になって、
長期に渡る使用で十分に慣れ親しみ、使い込むことがで
きるようにするものであり、しかも色の異なる複数の眉
描用筆具に簡単に付け替え、好みの色の眉が自在に描け
ることになる特徴、および使い捨てとしないため、省資
源効果も期待できるという実利的な効果も兼ね備えてい
るという秀れた特徴も有するものとなる。
【0038】また、この発明の眉描用定規を設けた眉描
用化粧具によれば、眉描用筆具に眉描用定規を一体的に
設けてなる構造にしたことから、上記した眉描用定規の
もつ特徴を発揮し、個性的な眉を、個々人の顔立ちに応
じた形や配置に描き込む上で、手で眉描用化粧具を把持
し易くし、他方の片手で手鏡を把持しての化粧を可能に
するものとなり、従前までのもののように、眉型用定規
と眉描用筆具とを別々に持つ必要から両手がふさがれて
しまう上、定規を押さえる手が邪魔をして、鏡による確
認を難しくしてしまうといった問題が確実に解消され、
左右の眉毛のバランスを十分確認しながら簡単且つ正確
な眉型の描き込みを実施することできるという大きな効
果も得られることになる。
用化粧具によれば、眉描用筆具に眉描用定規を一体的に
設けてなる構造にしたことから、上記した眉描用定規の
もつ特徴を発揮し、個性的な眉を、個々人の顔立ちに応
じた形や配置に描き込む上で、手で眉描用化粧具を把持
し易くし、他方の片手で手鏡を把持しての化粧を可能に
するものとなり、従前までのもののように、眉型用定規
と眉描用筆具とを別々に持つ必要から両手がふさがれて
しまう上、定規を押さえる手が邪魔をして、鏡による確
認を難しくしてしまうといった問題が確実に解消され、
左右の眉毛のバランスを十分確認しながら簡単且つ正確
な眉型の描き込みを実施することできるという大きな効
果も得られることになる。
【0039】更に、この発明の眉描用定規、または化粧
用具の何れかを用いた眉描方法によれば、眉描用定規の
眉高目安印を利用し、一人一人が異なる目頭の位置や、
目尻と正面を向けた瞳の外郭縁との間隔の1/2となる
位置の上瞼縁上の一点を目安として、最も好ましい形状
の眉頭から眉山を最適な位置に描き、また、何れか選択
した好ましい眉尻角度目安線を利用して、目尻を通る下
瞼の延長線に交叉する位置まで眉山から眉尻までを描き
込み、好みの形状の眉尻とすることができる上、左右対
称形の眉を正確な位置に描くことが可能となり、従前ま
でであれば、長時間を要することが多かった眉のメーク
を、短時間の中に正確に行うことができるようになると
いう秀れた特徴が発揮されるものになる。
用具の何れかを用いた眉描方法によれば、眉描用定規の
眉高目安印を利用し、一人一人が異なる目頭の位置や、
目尻と正面を向けた瞳の外郭縁との間隔の1/2となる
位置の上瞼縁上の一点を目安として、最も好ましい形状
の眉頭から眉山を最適な位置に描き、また、何れか選択
した好ましい眉尻角度目安線を利用して、目尻を通る下
瞼の延長線に交叉する位置まで眉山から眉尻までを描き
込み、好みの形状の眉尻とすることができる上、左右対
称形の眉を正確な位置に描くことが可能となり、従前ま
でであれば、長時間を要することが多かった眉のメーク
を、短時間の中に正確に行うことができるようになると
いう秀れた特徴が発揮されるものになる。
【0040】特に、実施例に説明した眉描用定規1は、
上記した特徴に加え、薄い透明な合成樹脂板製の眉描基
準標示部2が、従前までの眉描用の定規に比較して小
型、軽量なものとすることが可能であり、メーク中に顔
全体を見渡すことができ、化粧の邪魔をすることが無
く、上側標示部4の何れか選択した好ましい眉尻角度目
安線41から、上側部分を切除することによって更に小
型化することが可能である上、眉尻角度目安線41の誤
認による描き損じを防止することができ、眉描基準標示
部2の上方程、眉描用筆具7から離間されるように、僅
かに傾斜された状態で一体化した構造とすることによ
り、手鏡やコンパクト、卓状鏡等を用いて斜め下方の鏡
に映してメークする場合にも、正確な眉尻角度で描くこ
とができ、眉描用筆具7に脱着自在な取着部5を設けた
ものとすることにより、脱着使用して継続利用を可能と
するものになり、また、スライド構造6を設けたものと
すれば、より正確な眉高調節が可能となる外、眉描用筆
具7に対する移動量を示す目盛り標示部と、該目盛り標
示部の一点を指し示す指針標示部とを設けるようにすれ
ば、より緻密な眉のメークを実現可能とするものになる
という、極めて実用的な効果を期待することができるこ
とになる。
上記した特徴に加え、薄い透明な合成樹脂板製の眉描基
準標示部2が、従前までの眉描用の定規に比較して小
型、軽量なものとすることが可能であり、メーク中に顔
全体を見渡すことができ、化粧の邪魔をすることが無
く、上側標示部4の何れか選択した好ましい眉尻角度目
安線41から、上側部分を切除することによって更に小
型化することが可能である上、眉尻角度目安線41の誤
認による描き損じを防止することができ、眉描基準標示
部2の上方程、眉描用筆具7から離間されるように、僅
かに傾斜された状態で一体化した構造とすることによ
り、手鏡やコンパクト、卓状鏡等を用いて斜め下方の鏡
に映してメークする場合にも、正確な眉尻角度で描くこ
とができ、眉描用筆具7に脱着自在な取着部5を設けた
ものとすることにより、脱着使用して継続利用を可能と
するものになり、また、スライド構造6を設けたものと
すれば、より正確な眉高調節が可能となる外、眉描用筆
具7に対する移動量を示す目盛り標示部と、該目盛り標
示部の一点を指し示す指針標示部とを設けるようにすれ
ば、より緻密な眉のメークを実現可能とするものになる
という、極めて実用的な効果を期待することができるこ
とになる。
【0041】叙述の如く、この発明の眉描用定規、およ
びそれを設けた眉描用化粧具、ならびにそれらを用いた
眉描方法は、その新規な構成によって所期の目的を遍く
達成可能とするものであり、しかも製造も容易で、従前
からの眉型用の定規では不可能であった個々人の顔立ち
に応じた最適な眉描きを可能とし、眉形状の微妙なアレ
ンジも容易であり、多彩な眉形への対応も可能である
上、化粧時間を大幅に短縮することができることから、
慌ただしい化粧の際であっても、左右対称で正確、且つ
各人に最も相応しい眉形で描くことができるものとなる
ことから、化粧品業界においては勿論のこと、多くの女
性を始め、メイクアップを必要とする分野の人々からも
高い評価を得て、広範に渡って利用、普及していくもの
になると予想される。
びそれを設けた眉描用化粧具、ならびにそれらを用いた
眉描方法は、その新規な構成によって所期の目的を遍く
達成可能とするものであり、しかも製造も容易で、従前
からの眉型用の定規では不可能であった個々人の顔立ち
に応じた最適な眉描きを可能とし、眉形状の微妙なアレ
ンジも容易であり、多彩な眉形への対応も可能である
上、化粧時間を大幅に短縮することができることから、
慌ただしい化粧の際であっても、左右対称で正確、且つ
各人に最も相応しい眉形で描くことができるものとなる
ことから、化粧品業界においては勿論のこと、多くの女
性を始め、メイクアップを必要とする分野の人々からも
高い評価を得て、広範に渡って利用、普及していくもの
になると予想される。
図面は、この発明の眉描用定規、およびそれを設けた眉
描用化粧具、ならびにそれらを用いた眉描方法の技術的
思想を具現化した代表的な実施例を示すものである。
描用化粧具、ならびにそれらを用いた眉描方法の技術的
思想を具現化した代表的な実施例を示すものである。
【図1】眉描用化粧具の組み立て構造を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】眉描用定規の形状を示す正面図である。
【図3】眉描用定規の他の実施例を示す斜視図である。
【図4】眉の形状を示す正面図である。
【図5】眉頭を描く状態を示す眉描用化粧具の正面図で
ある。
ある。
【図6】目の形から最適な眉山の位置を割り出す状態を
示す概略図である。
示す概略図である。
【図7】眉頭から眉山までを描く作業状態を示す概略図
である。
である。
【図8】眉山から眉尻までを描く状態を示す概略図であ
る。
る。
【図9】「へ」の字型にアレンジした眉毛と目標点とを
示す概略図である。
示す概略図である。
【図10】アーチ型の眉毛にアレンジした眉毛と目標点
とを示す概略図である。
とを示す概略図である。
【図11】一文字型にアレンジした眉と目標点とを示す
概略図である。
概略図である。
1 眉描用定規 2 眉描基準標示部 3 下側標示部 31 同 眉高目安印 4 上側標示部 41 同 眉尻角度目安線 5 取着部 6 スライド構造 61 同 案内用凸条部 62 同 嵌着用装着部 7 眉描用筆具 8 眉描用化粧具
Claims (12)
- 【請求項1】 下側標示部と、該下側標示部の上方に連
続し、且つ同下側標示部左右側縁から夫々外側に向けて
迫り出し状となるようにした上側標示部とから全体輪郭
形を略T字形としてなる眉描基準標示部を有すると共
に、該眉描基準標示部左右巾の中心位置が眉描用筆具の
軸芯に合致する如くして適宜眉描用筆具等へ装着を可能
とする取着部を有し、当該眉描基準標示部の下側標示部
両側縁には、眉高目安印を付す一方、同上側標示部に
は、所定角度で傾斜するようにした直線状の眉尻角度目
安線を付してなるものとしたことを特徴とする眉描用定
規。 - 【請求項2】 眉描用筆具の太さに略一致するか、僅か
に両側に張り出し状となる巾の下側標示部と、該下側標
示部の上方に連続し、且つ同下側標示部左右側縁から夫
々外側に向けて迫り出し状となるようにした上側標示部
とから全体輪郭形を略T字形となし、薄板体製のものと
してなる眉描基準標示部を有すると共に、該眉描基準標
示部左右巾の中心位置が眉描用筆具の軸芯に合致する如
くして、同眉描基準標示部を眉描用筆具に着脱自在に装
着可能とする取着部を有し、当該眉描基準標示部の下側
標示部両側縁には眉高目安印を付す一方、同上側標示部
には、その上端縁左右巾中央で、眉描用筆具の軸芯に一
致させる位置から左右外側に向かい、所定角度で傾斜す
るようにした直線状の眉尻角度目安線を付してなるもの
としたことを特徴とする眉描用定規。 - 【請求項3】 眉描用筆具の太さに略一致するか、僅か
に両側に張り出し状となる巾の下側標示部と、該下側標
示部の上方に連続し、且つ同下側標示部左右側縁から夫
々外側に向けて迫り出し状となるようにした上側標示部
とから全体輪郭形を略T字形となし、薄板体製のものと
してなる眉描基準標示部を有すると共に、該眉描基準標
示部左右巾の中心位置が眉描用筆具の軸芯に合致する如
くして、同眉描基準標示部を眉描用筆具に着脱自在に装
着可能とする取着部を有し、当該眉描基準標示部の下側
標示部両側縁には眉高目安印を付す一方、同上側標示部
には、その上端縁左右巾中央で、眉描用筆具の軸芯に一
致させる位置から左右外側に向かい、鉛直状に立てた眉
描用筆具の軸芯に略直交する水平線に対して110゜な
いし170゜前後の角度範囲内で傾斜するようにした複
数本の直線状の眉尻角度目安線を付してなるものとした
ことを特徴とする眉描用定規。 - 【請求項4】 眉描用筆具の太さに略一致するか、僅か
に両側に張り出し状となる巾の下側標示部と、該下側標
示部の上方に連続し、且つ同下側標示部左右側縁から夫
々外側に向けて迫り出し状となるようにした上側標示部
とから全体輪郭形を略T字形となし、薄板体製のものと
してなる眉描基準標示部を有すると共に、該眉描基準標
示部左右巾の中心位置が眉描用筆具の軸芯に合致する如
くして、同眉描基準標示部を眉描用筆具に着脱自在であ
って、該眉描用筆具の軸芯に沿って平行状にスライド移
動自在に装着可能とする取着部を有し、当該眉描基準標
示部の下側標示部両側縁には眉高目安印を付す一方、同
上側標示部には、その上端縁左右巾中央で、眉描用筆具
の軸芯に一致させる位置から左右外側に向かい、所定角
度で傾斜するようにした直線状の眉尻角度目安線を付し
てなるものとしたことを特徴とする眉描用定規。 - 【請求項5】 眉描用筆具の太さに略一致するか、僅か
に両側に張り出し状となる巾の下側標示部と、該下側標
示部の上方に連続し、且つ同下側標示部左右側縁から夫
々外側に向けて迫り出し状となるようにした上側標示部
とから全体輪郭形を略T字形となし、薄板体製のものと
してなる眉描基準標示部を有すると共に、該眉描基準標
示部左右巾の中心位置が眉描用筆具の軸芯に合致する如
くして、同眉描基準標示部を眉描用筆具に着脱自在に仮
着状に固定する取着部を設けた上、該眉描基準標示部が
取着部に対して、眉描用筆具の軸芯に平行状に移動可能
であって、眉描基準標示部の高さ位置を調節自在とする
スライド構造を介して組み合わせてなるものとし、当該
眉描基準標示部の下側標示部両側縁には眉高目安印を付
す一方、同上側標示部には、その上端縁左右巾中央で、
眉描用筆具の軸芯に一致させる位置から左右外側に向か
い、所定角度で傾斜するようにした直線状の眉尻角度目
安線を付してなるものとしたことを特徴とする眉描用定
規。 - 【請求項6】 眉描基準標示部が、一枚の透明な合成樹
脂板からなり、鋏やカッター等により、適宜切断可能な
程度の薄板状に形成されてなる構成とした、請求項1な
いし5何れか記載の眉描用定規。 - 【請求項7】 眉描基準標示部が、透明な合成樹脂から
なる一枚の薄板状に形成され、取着部を挟んで、眉描用
筆具から僅かに離れた位置に配置し、上側程その離間距
離が大きくなるよう傾斜状に装着されるよう構成してな
る、請求項1ないし6何れか記載の眉描用定規。 - 【請求項8】 下側基準標示部には、左右縁部の異なる
高さ位置の夫々に上下複数の眉高目安印を標示してなる
構成とした、請求項1ないし7何れか記載の眉描用定
規。 - 【請求項9】 スライド構造が設けられた取着部には、
眉描基準標示部の眉描用筆具に対する移動量を示す目盛
り標示部と、該目盛り標示部の一点を指し示す指針標示
部とが設けられてなる、請求項1ないし8何れか記載の
眉描用定規。 - 【請求項10】 眉描用筆具の軸芯に沿って移動自在な
取着部を有し、同取着部には、眉描用筆具の太さに略一
致するか、僅かに両側に張り出し状となる巾の下側標示
部と、該下側標示部の上方に連続し、且つ同下側標示部
左右側縁から夫々外側に向けて迫り出し状となるように
した上側標示部とから全体輪郭形を略T字形となし、薄
板体製のものとしてなる眉描基準標示部を有すると共
に、該眉描基準標示部左右巾の中心位穹が眉描用筆具の
軸芯に合致する如くして、同眉描基準標示部を眉描用筆
具に着脱自在に装着可能とする取着部を有し、当該眉描
基準標示部の下側標示部両側縁には眉高目安印を付す一
方、同上側標示部には、その上端縁左右巾中央で、眉描
用筆具の軸芯に一致させる位置から左右外側に向かい、
所定角度で傾斜するようにした直線状の眉尻角度目安線
を付してなる眉描用定規を、眉描用筆具の先端側中途部
に対して脱着自在に装着してなる構成としたことを特徴
とする請求項1ないし9何れか記載の眉描用定規を設け
た眉描用化粧具。 - 【請求項11】 眉描用筆具を鼻寄りの配置で鉛直状に
立て、目側に対応する眉高目安印を目頭に一致させ、取
着部自体もしくはスライド構造を操作して眉描用筆具の
筆先または芯先を眉頭上縁に配置するよう調節し、目尻
と正面を向けた瞳の外郭縁との間隔の約1/2となる位
置の上瞼縁上の一点まで該眉高目安印を移動させ、眉頭
から眉山頂点までの上縁を描き、その後、好みの角度の
眉尻角度目安線を選択し、同眉尻角度目安線に平行する
方向であって、目尻を通る下瞼の延長線に交叉する位置
まで眉描用筆具を移動させ、眉山から眉尻にかける上縁
を描くという構成とした、請求項1ないし9何れか記載
の眉描用定規、または、請求項10記載の眉描用化粧
具、の中の何れかを用いた眉描方法。 - 【請求項12】 眉描用筆具を鼻寄りの配置で鉛直状に
立て、目側に対応する眉高目安印を目頭に一致させ、取
着部自体もしくはスライド構造を操作して眉描用筆具の
筆先または芯先を眉頭上縁に配置するよう調節し、目尻
と正面を向けた瞳の外郭縁との間隔の約1/2となる位
置の上瞼縁上の一点まで該眉高目安印を移動させ、眉頭
から眉山頂点までの上縁を描き、その後、好みの角度の
眉尻角度目安線を選択し、必要であれば選択した好みの
角度の眉尻角度目安線に沿って、上側基準標示部の上側
不要部分を切除し、該選択した眉尻角度目安線に平行す
る方向であって、目尻を通る下瞼の延長線に交叉する位
置まで眉描用筆具を移動させ、眉山から眉尻にかける上
縁を描くという構成とした、請求項1ないし9何れか記
載の眉描用定規、または、請求項10記載の眉描用化粧
具、の中の何れかを用いた眉描方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000263171A JP2002065357A (ja) | 2000-08-31 | 2000-08-31 | 眉描用定規、およびそれを設けた眉描用化粧具、ならびにそれらを用いた眉描方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000263171A JP2002065357A (ja) | 2000-08-31 | 2000-08-31 | 眉描用定規、およびそれを設けた眉描用化粧具、ならびにそれらを用いた眉描方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002065357A true JP2002065357A (ja) | 2002-03-05 |
Family
ID=18750756
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000263171A Pending JP2002065357A (ja) | 2000-08-31 | 2000-08-31 | 眉描用定規、およびそれを設けた眉描用化粧具、ならびにそれらを用いた眉描方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002065357A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017136177A (ja) * | 2016-02-02 | 2017-08-10 | 花王株式会社 | 眉描具 |
-
2000
- 2000-08-31 JP JP2000263171A patent/JP2002065357A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017136177A (ja) * | 2016-02-02 | 2017-08-10 | 花王株式会社 | 眉描具 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20150114420A1 (en) | Eyebrow sculpting template and method | |
US10646016B2 (en) | Hair grid measuring device and method | |
US9232847B2 (en) | Eyebrow stencil holder | |
US8939159B2 (en) | Eyeliner application aid | |
US5186190A (en) | Eyebrow stencil kit with alignment members | |
ES2388365T3 (es) | Navaja de desfilado de cabello universal y método de desfilado de cabello universal | |
US9204702B2 (en) | Golden ratio eyebrow shaping method | |
US10398212B2 (en) | Tools, kits, and methods for adjusting artificial eyelashes | |
JP4038212B2 (ja) | ヘアカット用補助具及びこれを用いたヘアカット方法並びにヘアスタイルのデータ化方法 | |
US20040168702A1 (en) | Lip contour kit for applying lip liner or lipstick | |
US20120017928A1 (en) | Apparatus and method for cutting hair | |
JP2002065357A (ja) | 眉描用定規、およびそれを設けた眉描用化粧具、ならびにそれらを用いた眉描方法 | |
US11337502B2 (en) | Edge angel eyebrow guide and haircutting template stencil device | |
JPH0889341A (ja) | 眉毛形どりシート | |
RU2273564C2 (ru) | Пишущий инструмент | |
JP2009028134A (ja) | 眉メイク補助具及び眉メイク方法 | |
US11957231B2 (en) | Cosmetic applicator and method of using same | |
KR20180003851A (ko) | 눈썹 화장용 키트 | |
CN201405363Y (zh) | 可调整指孔的剪刀刀柄 | |
JP2020034587A (ja) | 頭髪模型支持具及びヘアカット技術教示用装置 | |
KR102251371B1 (ko) | 눈썹결 스탬프 | |
WO2018127707A1 (en) | Cosmetic applicator | |
JP5014638B2 (ja) | 眉スケール及びこれを使用する眉の描写方法 | |
JP2012115698A (ja) | 眉の描写方法及び眉を描写するための化粧情報提供システム | |
JP3227577U (ja) | 眉描補助具 |